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{
"305000111_0": "思い思いの夏",
"305000111_1": "「夏――」",
"305000111_2": "「そう。それは暑く、熱い季節……ッ!」",
"305000111_3": "「夏――それは海、そしてプールが解放される季節だ……。\\n はあ……」",
"305000111_4": "「夏――それはかき氷、\\n そしてアイスがおいしい季節デス……ッ」",
"305000111_5": "「夏――それは暖房がいらない、\\n そして夏野菜が安くなる季節……ッ」",
"305000111_6": "「冷房はいるんじゃ……? まぁ、いっかッ! とにかく」",
"305000111_7": "「やっと、やっとこの時が来たッ! 夏だーッ!」",
"305000111_8": "「息抜き、大切」",
"305000111_9": "「息抜きじゃないのデス、調。\\n むしろ楽しむ事こそ、アタシたちの本分なはずデスッ」",
"305000111_10": "「そうかも」",
"305000111_11": "「とにかくッ! みんなッ!\\n この夏はいーっぱいいろんな事をして、全力で楽しもうッ」",
"305000111_12": "「ま、まぁ? その気だってんなら、あたしも先輩として\\n 付き合ってやらなくもねーけどッ」",
"305000111_13": "「そう言えば、翼さんやマリアさんは今頃どうしているのかな?」",
"305000111_14": "「そりゃ……あいつらなりに、夏を楽しんでるんじゃねーか?」",
"305000111_15": "「うん、きっとそう」",
"305000111_16": "「違いないデス。夏はみんなに、平等に訪れるのデスッ!」",
"305000111_17": "「夏――」",
"305000111_18": "「そう。それは暑く、熱い季節……ッ!」",
"305000111_19": "「夏――それは鮮やかな青空、そして真っ白な雲の季節……ッ!」",
"305000111_20": "「夏――それは開放感、\\n そしてどこか心地良い気だるさの季節……ッ」",
"305000111_21": "「夏――それは暖房がいらない、\\n そして夏野菜が安くなる季節……ッ」",
"305000111_22": "「なのに――どうしてッ!?」",
"305000111_23": "「冷房はいらないのか。\\n 心頭滅却すれば火もまた涼しという言葉もあるが」",
"305000111_24": "「エアコンなんて、今は些細な事ッ!」",
"305000111_25": "「この夏には、ただひたすらにアーティスト活動の\\n スケジュールが詰まっている――」",
"305000111_26": "「そして僅かな休みさえ、S.O.N.G.の任務が埋めて\\n しまっている――夏そのものを否定するかのようにッ」",
"305000111_27": "「何故? どうして? わたしには夏を楽しむという\\n 最低限の権利すら与えられないというのッ」",
"305000111_28": "「まあいいじゃないか。アーティストとしての活動が\\n 忙しいのはいい事だ」",
"305000111_29": "「同時にわたしたちはS.O.N.G.の装者でもあるのだから、\\n 任務が大切である事など言わずもがな――」",
"305000111_30": "「いや、マリアの場合、アーティスト活動も任務なのだから、\\n 結果、全てS.O.N.G.の任務になるのか……」",
"305000111_31": "「そんな事は分かっているわッ! それでも……夏はすぐそこに\\n あるのよッ わりきれないじゃないッ」",
"305000111_32": "「そこまで言うなら、あまり関心はしないが、\\n 仕事を断ってオフを作ればいいんじゃないか」",
"305000111_33": "「嫌よ。それで仕事が減ったらどうするのッ!?」",
"305000111_34": "「……。\\n そ、それなら全ての任務をこなすしか――」",
"305000111_35": "「翼ッ! あなたは真面目すぎるのッ!」",
"305000111_36": "「待てマリア。それの何がいけないんだ……?」",
"305000111_37": "「いえ、僕もマリアさんと同意見です。\\n 翼さんはもっと休みをとってもいいと思いますよ」",
"305000111_38": "「緒川さんまで……ッ!?」",
"305000111_39": "「マリア、元気ないね」",
"305000111_40": "「どうしたデス? 夏バテでもしたデスか?」",
"305000111_41": "「いいえ、違うわ。せっかくの夏なのに、\\n 休みがほとんど無いのよ……どうしてッ」",
"305000111_42": "「せっかく日本へ戻って来れたと思ったら、\\n やっぱり任務と訓練……」",
"305000111_43": "「夏は誰にでも平等に来るはずなのに。\\n マリア……かわいそうデスッ」",
"305000111_44": "「わたしたちに代われる事があったら、言って欲しい……」",
"305000111_45": "「2人とも……ありがとう。わかってくれて嬉しいわ……」",
"305000111_46": "「わたしの感覚がおかしいのだろうか……?\\n ただ、わがままを言っているようにしか聞こえないのだが……」",
"305000111_47": "「うーん、どうですかね~。でも、夏ですからッ!\\n ねぇ、クリスちゃん」",
"305000111_48": "「そ、そうだな……夏だから仕方ねーな」",
"305000111_49": "「なッ……雪音までだと……ッ!?」",
"305000111_50": "「翼さんは休みが無くても平気なんですか?」",
"305000111_51": "「休みか……必要だと思った事は無いな」",
"305000111_52": "「でも、休みの時は息抜きとかしてますよね?」",
"305000111_53": "「そうだな、オフの日には鍛錬をしている。\\n いつでもこの身を剣として研ぎ澄まさねばならないからな」",
"305000111_54": "「え……?」",
"305000111_55": "「そりゃ息抜きって言わねーだろ……」",
"305000111_56": "「剣を振っていると無心になれる……いいものだぞ?」",
"305000111_57": "「はぁ、やっぱりあなたは真面目すぎなのよ……」",
"305000111_58": "「危急の際に失態を演じれば生死に関わる。\\n 訓練を休むわけにはいかないだろう」",
"305000111_59": "「そうだな。で、さっさと訓練始めねーか?\\n 少しでも夏を楽しむためによ」",
"305000111_60": "「……そうね、ここでため息を繰り返しても世界は\\n 何も変わらない。始めましょうッ」",
"305000111_61": "「はいッ!\\n それじゃあシミュレーション開始、お願いしますッ」"
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"305000111_0": "思い思いの夏",
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"305000111_35": "「翼ッ! あなたは真面目すぎるのッ!」",
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}

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@ -1,17 +1,17 @@
{
"305000112_0": "「ふー、終わった終わった。ま、こんなもんだな」",
"305000112_1": "「やはり全員での訓練は身が入るな」",
"305000112_2": "「そうね、悪くは無いけど……はぁ」",
"305000112_3": "「マリア、元気出すデス。アタシたちが付いてるデスよッ!」",
"305000112_4": "「うん、わたしと切ちゃんが一緒にいるから」",
"305000112_5": "「それじゃ、みんなで師匠の所に報告に行きましょうッ!」",
"305000112_6": "「師匠、今日の訓練終わりましたッ!」",
"305000112_7": "「ご苦労だったな。すまない、お前たちにはせっかくの\\n 夏だというのに、訓練や任務で苦労を掛ける」",
"305000112_8": "「しかし、これもいつ訪れるかわからない次なる緊急事態の――」",
"305000112_9": "「司令ッ S.O.N.G.聖遺物保管区画から高エネルギー反応ッ!」",
"305000112_10": "「この波形パターンは……ッ!」",
"305000112_11": "「……ギャラルホルン、だとッ!?」",
"305000112_12": "「ギャラルホルン……まさかッ!」",
"305000112_13": "「いえ、この前の世界ではなく、どうやら違う並行世界と\\n 繋がったと思われます……」",
"305000112_14": "「今度は一体何が起きたというの……?」"
{
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{
"305000211_0": "南国の島",
"305000211_1": "「ギャラルホルンが新たな並行世界と繋がった。\\n という事は――」",
"305000211_2": "「はい。並行世界の危機、そしてこちらの世界への影響も\\n 推測されます」",
"305000211_3": "「そうだ。ついては前回同様、調査に行く班と残ってこちらに\\n 現れるであろうイズに対処する班に分かれてもらいたい」",
"305000211_4": "「誰が行く……?」",
"305000211_5": "「デス……?」",
"305000211_6": "「司令。わたしが」",
"305000211_7": "「行ってくれるか、翼。\\n 向こうにはどんな危険があるか、分からないぞ……」",
"305000211_8": "「なればこそです」",
"305000211_9": "「すまんな……だが、くれぐれも気を付けてくれ」",
"305000211_10": "「わたしも行くわ。これで2人ね」",
"305000211_11": "「よろしく頼む、マリア」",
"305000211_12": "「なら、最後の1人はあたしだなッ!」",
"305000211_13": "「前回は留守番だったしな。それに、あとのやつらは――」",
"305000211_14": "「ん?」",
"305000211_15": "「デス?」",
"305000211_16": "「何ですか?」",
"305000211_17": "「――どうせ、夏休みの課題も残ってんだろ、お前ら」",
"305000211_18": "「ぎくぅ――ッ!」",
"305000211_19": "「……な、なななッ、なんの事デスか……?」",
"305000211_20": "「……切ちゃん、バレてる。観念しよう……」",
"305000211_21": "「学業を疎かにするのは感心しないわね」",
"305000211_22": "「そうだな。わたしも同じ意見だ」",
"305000211_23": "「よし。では翼、マリアくん、クリスくんの3人に調査を頼む」",
"305000211_24": "「わたしも行きたかったのにぃ……」",
"305000211_25": "「アタシもデス。また待機デスよ」",
"305000211_26": "「むー」",
"305000211_27": "「装者3名、バイタル正常」",
"305000211_28": "「ギャラルホルンのゲート安定を確認。\\n 問題なく並行世界へと移動可能と判断されます」",
"305000211_29": "「それでは、これより現地へ調査に向かいます」",
"305000211_30": "「向こうはどうなっているのかしらね。\\n あまりおかしな場所じゃないといいんだけれど」",
"305000211_31": "「どんな場所でもいいだろ。\\n 困ったらコイツで解決すりゃいいだけだってのッ」",
"305000211_32": "「翼さん、マリアさん、クリスちゃん。気をつけてッ!」",
"305000211_33": "「並行世界の可能性をこちらから分析する手段はまだありません。\\n 安全を優先して、くれぐれも、慎重にお願いします……」",
"305000211_34": "「無理は禁物だ。エルフナインくんの言うように\\n 己の身の安全を優先してくれ」",
"305000211_35": "「わーってるって。耳タコだっての」",
"305000211_36": "「では、行くぞ。2人とも」",
"305000211_37": "「そうね」",
"305000211_38": "「ああ」",
"305000211_39": "「お土産期待してるデスッ!」",
"305000211_40": "「気をつけて」",
"305000211_41": "「んッ、まぶし――ッ!」",
"305000211_42": "「な――ッ!? ここは……ッ!?」",
"305000211_43": "「海……だな。それに砂浜」",
"305000211_44": "「ほとんど人の手が入っていないように見える。\\n 無人島だろうか」",
"305000211_45": "(無人島……そうね。\\n こんな綺麗な島で夏のバカンスを楽しめたら――",
"305000211_46": "「……マリア? どうかしたのか?」",
"305000211_47": "「……何でもないわ」",
"305000211_48": "(――水着……持って来ていればッ!)",
"305000211_49": "「それにしても、ここはどこなんだ?\\n 知ってる場所じゃねーよな……」",
"305000211_50": "「少なくともわたしの記憶には無いな」",
"305000211_51": "「わたしもよ。……こんなバカンスに良さそうな場所、\\n 知ってたら忘れないわよ」",
"305000211_52": "「あん? バカンス?」",
"305000211_53": "「何でもないわ。それより、早く調査を始め――」",
"305000211_54": "「なんの音ッ!?」",
"305000211_55": "「海の方向だッ、来るぞッ!」",
"305000211_56": "「ノイズッ! それもこんなに群れて。ふッ……わたしたちの\\n ために、歓迎パーティーでもしてくれるのかしら」",
"305000211_57": "「そのようだな。なら、盛大に応えなくてはなッ!」",
"305000211_58": "「面白れぇ……何もねぇよりよっぽどマシだッ!」"
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"305000211_29": "「それでは、これより現地へ調査に向かいます」",
"305000211_30": "「向こうはどうなっているのかしらね。\\n あまりおかしな場所じゃないといいんだけれど」",
"305000211_31": "「どんな場所でもいいだろ。\\n 困ったらコイツで解決すりゃいいだけだってのッ」",
"305000211_32": "「翼さん、マリアさん、クリスちゃん。気をつけてッ!」",
"305000211_33": "「並行世界の可能性をこちらから分析する手段はまだありません。\\n 安全を優先して、くれぐれも、慎重にお願いします……」",
"305000211_34": "「無理は禁物だ。エルフナインくんの言うように\\n 己の身の安全を優先してくれ」",
"305000211_35": "「わーってるって。耳タコだっての」",
"305000211_36": "「では、行くぞ。2人とも」",
"305000211_37": "「そうね」",
"305000211_38": "「ああ」",
"305000211_39": "「お土産期待してるデスッ!」",
"305000211_40": "「気をつけて」",
"305000211_41": "「んッ、まぶし――ッ!」",
"305000211_42": "「な――ッ!? ここは……ッ!?」",
"305000211_43": "「海……だな。それに砂浜」",
"305000211_44": "「ほとんど人の手が入っていないように見える。\\n 無人島だろうか」",
"305000211_45": "(無人島……そうね。\\n こんな綺麗な島で夏のバカンスを楽しめたら――",
"305000211_46": "「……マリア? どうかしたのか?」",
"305000211_47": "「……何でもないわ」",
"305000211_48": "(――水着……持って来ていればッ!)",
"305000211_49": "「それにしても、ここはどこなんだ?\\n 知ってる場所じゃねーよな……」",
"305000211_50": "「少なくともわたしの記憶には無いな」",
"305000211_51": "「わたしもよ。……こんなバカンスに良さそうな場所、\\n 知ってたら忘れないわよ」",
"305000211_52": "「あん? バカンス?」",
"305000211_53": "「何でもないわ。それより、早く調査を始め――」",
"305000211_54": "「なんの音ッ!?」",
"305000211_55": "「海の方向だッ、来るぞッ!」",
"305000211_56": "「ノイズッ! それもこんなに群れて。ふッ……わたしたちの\\n ために、歓迎パーティーでもしてくれるのかしら」",
"305000211_57": "「そのようだな。なら、盛大に応えなくてはなッ!」",
"305000211_58": "「面白れぇ……何もねぇよりよっぽどマシだッ!」"
}

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@ -1,24 +1,24 @@
{
"305000212_0": "「しかし……戦いにくい状況だったな」",
"305000212_1": "「砂浜の足場の悪さが予想外に枷になるわね。\\n それにこの、強い日差し――」",
"305000212_2": "「眩しいやら暑いやらで。ちッ、めんどくせぇ場所だな」",
"305000212_3": "「おそらく小さな島のようだが……調査に入るにあたって、\\n 気になるのは先ほどの奇妙な音だな」",
"305000212_4": "「ええ。どこからか正確な場所は分からなかったけれど、\\n 何かの鳴き声、もしくは唸り声のような音だったわね」",
"305000212_5": "「あーだこーだ話してても分かるわけねーだろ。\\n とにかく、見て回ってみねーか」",
"305000212_6": "「ああ、そうしよう」",
"305000212_7": "「ひとまず、完全な無人島では無かったようだな……」",
"305000212_8": "「道路もあったし灯台だって見えたからな。\\n ただいつまで使われてたのかはわかんねーけど」",
"305000212_9": "「何らかの理由で放棄された島か、\\n かなり少数の人が暮らしているのか……」",
"305000212_10": "「もう少し、歩いてみよう」",
"305000212_11": "「はぁ、はぁ……」",
"305000212_12": "「疲れたのか、雪音?」",
"305000212_13": "「疲れねー方がどうかしてるだろッ!\\n なんだよこの森はッ」",
"305000212_14": "「手つかずの大自然、といったところかしら……」",
"305000212_15": "「歩きにくいんだよッ! 道はねーのか、道はッ!」",
"305000212_16": "「……こういう場所は、奏が好きだったな」",
"305000212_17": "「そういえばあなた、最近は会いに行ってないの?」",
"305000212_18": "「か、軽々しく並行世界に行けるわけが無いだろうッ!」",
"305000212_19": "「照れんなよ。会いたいなら行きゃいいんじゃねーか?」",
"305000212_20": "「何を言う。個人的な目的で聖遺物を使用するなど――ッ!」",
"305000212_21": "「はいはい。調査を続けるわよ」"
{
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"305000212_2": "「眩しいやら暑いやらで。ちッ、めんどくせぇ場所だな」",
"305000212_3": "「おそらく小さな島のようだが……調査に入るにあたって、\\n 気になるのは先ほどの奇妙な音だな」",
"305000212_4": "「ええ。どこからか正確な場所は分からなかったけれど、\\n 何かの鳴き声、もしくは唸り声のような音だったわね」",
"305000212_5": "「あーだこーだ話してても分かるわけねーだろ。\\n とにかく、見て回ってみねーか」",
"305000212_6": "「ああ、そうしよう」",
"305000212_7": "「ひとまず、完全な無人島では無かったようだな……」",
"305000212_8": "「道路もあったし灯台だって見えたからな。\\n ただいつまで使われてたのかはわかんねーけど」",
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"305000212_14": "「手つかずの大自然、といったところかしら……」",
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}

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@ -1,17 +1,17 @@
{
"305000221_0": "「しっかしあいつの事になると\\n ほんとにカタ無しだよな」",
"305000221_1": "「誰の心にだって大切な人はいるわ。\\n 恥じる必要など無いじゃない」",
"305000221_2": "「……翼のそういう所、わたしは可愛いと思うけれど」",
"305000221_3": "「こほん……ッ! 森には何も異常は見当たらなかったが、\\n この周辺にイズが出現することは事実だ。探索を続けよう」",
"305000221_4": "「また暑っちぃ砂浜かよ。\\n ああ、もう汗が噴き出して来やがった……」",
"305000221_5": "「肌が焼けてしまうわね。並行世界で日焼け止めが\\n 欲しくなるなんて思いもしなかったわ」",
"305000221_6": "(それに、水着があれば海にも入れるのに……)",
"305000221_7": "「この音、また――ッ」",
"305000221_8": "「この音はまさか、ノイズと関係があるのかッ!?」",
"305000221_9": "「かもしれないわね。1つ手掛かりが得られて良かったじゃない」",
"305000221_10": "「にしてもぞろぞろと……ったく、この島にはノイズの\\n 別荘でもあんのかよッ」",
"305000221_11": "(別荘……そうね、こんな島に別荘があったら……\\n これがS.O.N.G.の任務じゃなかったら――)",
"305000221_12": "「マリアッ! 来るぞッ!」",
"305000221_13": "「Seilien coffin airget-lamh tron」",
"305000221_14": "「……大丈夫。さあ、戦いましょう」"
{
"305000221_0": "「しっかしあいつの事になると\\n ほんとにカタ無しだよな」",
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@ -1,58 +1,58 @@
{
"305000222_0": "「こいつは――ただのノイズではないッ!?」",
"305000222_1": "「それに攻撃も……重いッ!」",
"305000222_2": "「ちょこまかと……くそッ、当たらねぇッ!\\n なんなんだよこの速さはッ」",
"305000222_3": "「バラバラに攻めていたのでは埒が明かない、\\n 人で合わせて行くぞッ」",
"305000222_4": "「ええッ!」",
"305000222_5": "「あたしが弾幕で追い込むッ! やってやれええッ!」",
"305000222_6": "「は――ッ!」",
"305000222_7": "「はあああッ!」",
"305000222_8": "「やったかッ!」",
"305000222_9": "「ふぅ、ふぅ……どうやら、仕留められたな」",
"305000222_10": "「はぁ、はぁ……それは?」",
"305000222_11": "「なんだ、この奇妙な欠片は……先ほどのノイズが\\n 落としたのか」",
"305000222_12": "「それ、なんだか不思議な感じがするな。\\n あからさまに怪しいじゃねーか」",
"305000222_13": "「今のノイズの異様な強さもそうだけれど、\\n 今回の異変と関係があるかもしれないわ」",
"305000222_14": "「回収して持ち帰ろう。そろそろ陽も落ちる。一度、戻るか」",
"305000222_15": "「そうね、今回はいろいろと準備も足りていないし。\\n 戻って欠片を分析に回しましょう」",
"305000222_16": "「泊まれそうなとこもねーしな」",
"305000222_17": "「決定だ。正体不明の欠片を回収、帰投しよう」",
"305000222_18": "「――という状況です」",
"305000222_19": "「奇妙な音か……それも気になるが、欠片というのは?」",
"305000222_20": "「回収した欠片は、ここに」",
"305000222_21": "「これはいったい……」",
"305000222_22": "「ちょっと見せて頂いても良いですか?\\n これは……ッ」",
"305000222_23": "「何かわかる?」",
"305000222_24": "「恐らくですが、これはなんらかの聖遺物の欠片だと思われます」",
"305000222_25": "「なんだとッ!?」",
"305000222_26": "「そんなもんがなんでノイズに……?」",
"305000222_27": "「わかりません。\\n けれど、この聖遺物の特性と関係があるものだと推測されます」",
"305000222_28": "「今回の異変にも関係するものかもしれません。\\n もう少し、ボクに調べさせて貰えますか」",
"305000222_29": "「ええ、お願い」",
"305000222_30": "「ただいま。調、切歌」",
"305000222_31": "「もう戻ってきたデスかッ!?」",
"305000222_32": "「何も無かったんだ?」",
"305000222_33": "「あったわ。色々とね。準備を整えて、また調査に向かう予定よ」",
"305000222_34": "「そうデスか。でも、せっかく戻ってきたんだから、\\n その辺の話は一緒にごはんを食べながら聞きたいデス」",
"305000222_35": "「それがいいね、切ちゃん。\\n マリアの分も支度するから、少し待ってて」",
"305000222_36": "「ありがとう、2人とも」",
"305000222_37": "「それにしても本当に良かったのかしら?\\n 学生でもないわたしが、この部屋に泊まって……」",
"305000222_38": "「ちゃんと許可を貰ってるから、問題ないデスよ」",
"305000222_39": "「うん」",
"305000222_40": "「デ、デスッ!?\\n 海の中に何かいるのデスッ」",
"305000222_41": "「じー……」",
"305000222_42": "(こうして3人でゆっくり映画を見る時間が持てるのは\\n 良いものね……",
"305000222_43": "「舵がまるで効かねぇッ! ど、どうすりゃいいんだよッ!」",
"305000222_44": "「ボートで脱出だッ! このままお陀仏よりはマシだろッ!」",
"305000222_45": "「海は、海は危ないのデス――ッ!」",
"305000222_46": "「じー……」",
"305000222_47": "「ラ……ラ……ラ……ッ!」",
"305000222_48": "「デデデデースッ!?\\n でたデスッ セイレーンデスよッ」",
"305000222_49": "「じー……」",
"305000222_50": "(歌声で船人を惑わす魔物、セイレーンか……。\\n 随分と古典的な映画ね",
"305000222_51": "(……向こうの世界であった、あの唸り声のような音。\\n あれがイズを呼び寄せ、人に害をなすものだとしたら――",
"305000222_52": "(――まるでセイレーンの歌声みたいね)",
"305000222_53": "「ボ、ボートまで引き寄せられて……ッ!\\n 何なんだよこの声はッ あ、ああ……うわああああああッ」",
"305000222_54": "「デースッ! も、もうダメデスーッ!」",
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"305000222_13": "「今のノイズの異様な強さもそうだけれど、\\n 今回の異変と関係があるかもしれないわ」",
"305000222_14": "「回収して持ち帰ろう。そろそろ陽も落ちる。一度、戻るか」",
"305000222_15": "「そうね、今回はいろいろと準備も足りていないし。\\n 戻って欠片を分析に回しましょう」",
"305000222_16": "「泊まれそうなとこもねーしな」",
"305000222_17": "「決定だ。正体不明の欠片を回収、帰投しよう」",
"305000222_18": "「――という状況です」",
"305000222_19": "「奇妙な音か……それも気になるが、欠片というのは?」",
"305000222_20": "「回収した欠片は、ここに」",
"305000222_21": "「これはいったい……」",
"305000222_22": "「ちょっと見せて頂いても良いですか?\\n これは……ッ」",
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"305000222_24": "「恐らくですが、これはなんらかの聖遺物の欠片だと思われます」",
"305000222_25": "「なんだとッ!?」",
"305000222_26": "「そんなもんがなんでノイズに……?」",
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"305000222_39": "「うん」",
"305000222_40": "「デ、デスッ!?\\n 海の中に何かいるのデスッ」",
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"305000222_42": "(こうして3人でゆっくり映画を見る時間が持てるのは\\n 良いものね……",
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"305000231_0": "「それでは、並行世界の調査を続行して欲しい。\\n 奇妙な音と聖遺物の欠片、そしてイズの関係を探ってくれ」",
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"305000231_2": "「立花たちにはその間、こちらでのノイズの対処を頼む」",
"305000231_3": "「はいッ! こっちの事は心配しないで下さいッ!」",
"305000231_4": "「アタシたちにどーんと任せておくのデスッ!」",
"305000231_5": "「うん」",
"305000231_6": "「ノイズとの戦いを、課題をやらない言い訳にすんじゃねーぞ」",
"305000231_7": "「これを持って行って下さい」",
"305000231_8": "「これは?」",
"305000231_9": "「前回は準備が足りなかったとの事なので、\\n 現地に対応できるようこちらで用意したものです」",
"305000231_10": "「どうもありがとうございます」",
"305000231_11": "「あの、この前受け取った聖遺物の欠片についてなのですが……」",
"305000231_12": "「何かわかったの?」",
"305000231_13": "「はい。少なくともこちらの世界では見つかっていない\\n 未知の聖遺物でした」",
"305000231_14": "「未知の聖遺物……?」",
"305000231_15": "「ノイズが落としたという事からも、何らかの特性を\\n 持ったものだとは思うのですが……」",
"305000231_16": "「詳しい事を解明するには、もう少し時間とサンプルが必要です。\\n ですから――」",
"305000231_17": "「わかってるっての。あたしらに任しとけッ!」",
"305000231_18": "「よろしくお願いします」",
"305000231_19": "「頼むぞ、3人ともッ!」",
"305000231_20": "「ひぃ~……相変わらず暑っちぃな。\\n その預かってきた荷物には何が入ってんだ」",
"305000231_21": "「これは……」",
"305000231_22": "「……水着?」",
"305000231_23": "「後はキャンプセットか?\\n 遊びに来たのかっつーの。野宿はしないですみそうだが……」",
"305000231_24": "「夏らしくていいじゃない。\\n それにこの暑さなら、水着で動いたほうがいいかも」",
"305000231_25": "(南の島で水着……いいわね。\\n これはわたしへのささやかなご褒美かしら♪",
"305000231_26": "「確かに汗はうざってぇけどよ、水着で調査ってアリなのか?」",
"305000231_27": "「どの道、戦闘時にはギアを装着する。\\n ここは心遣いに感謝して、着替えるとしよう」",
"305000231_28": "「ったく、真面目なんだか天然なんだか……」",
"305000231_29": "「んーッ、動きやすい。こりゃ確かに涼しくて悪くねぇかもな」",
"305000231_30": "「S.O.N.G.も粋な配慮をしてくれるじゃない。これで任務を\\n こなしながら、バカンス気分も少しは味わえるというものね」",
"305000231_31": "「バカンスか……確かにそんな気分だな」",
"305000231_32": "「フフ、そうでしょう?\\n ねえ、せっかくだし、少し海にでも――」",
"305000231_33": "「いや待てッ! ……どうやら敵のようだな」",
"305000231_34": "「またかよッ!\\n はッ、しつけーのは元々イズの専売特許だったなッ」",
"305000231_35": "(わたしの――バカンスが……)",
"305000231_36": "「マリアッ!? どうしたッ!?」",
"305000231_37": "「……やっぱりわたしには夏を楽しむ権利もないというのッ!?\\n 少しだけでも、その気分を味わえたらと――思ったのにッ」",
"305000231_38": "「おいッ! なんかキレてねーかッ!?」",
"305000231_39": "「い、いや、わたしもよくわからないが……」",
"305000231_40": "「いいわ、あなたたちがわたしの夏を邪魔するというのなら――\\n 全て倒して押し通るッ」",
"305000231_41": "「Seilien coffin airget-lamh tron」",
"305000231_42": "「覚悟しなさい……この銀の輝きで殲滅してあげるわッ!」",
"305000231_43": "「ま、マリア、その姿はッ!?」",
"305000231_44": "「な、何だそりゃ……? おいッ!\\n 水着……」",
"305000231_45": "「水着……? へ? な、なによこれッ!?」",
"305000231_46": "(でも、暑くない……それに――ッ!)",
"305000231_47": "「――考えるのはあと、\\n イズを片付けるわよッ」"
{
"305000231_0": "「それでは、並行世界の調査を続行して欲しい。\\n 奇妙な音と聖遺物の欠片、そしてイズの関係を探ってくれ」",
"305000231_1": "「わかりました」",
"305000231_2": "「立花たちにはその間、こちらでのノイズの対処を頼む」",
"305000231_3": "「はいッ! こっちの事は心配しないで下さいッ!」",
"305000231_4": "「アタシたちにどーんと任せておくのデスッ!」",
"305000231_5": "「うん」",
"305000231_6": "「ノイズとの戦いを、課題をやらない言い訳にすんじゃねーぞ」",
"305000231_7": "「これを持って行って下さい」",
"305000231_8": "「これは?」",
"305000231_9": "「前回は準備が足りなかったとの事なので、\\n 現地に対応できるようこちらで用意したものです」",
"305000231_10": "「どうもありがとうございます」",
"305000231_11": "「あの、この前受け取った聖遺物の欠片についてなのですが……」",
"305000231_12": "「何かわかったの?」",
"305000231_13": "「はい。少なくともこちらの世界では見つかっていない\\n 未知の聖遺物でした」",
"305000231_14": "「未知の聖遺物……?」",
"305000231_15": "「ノイズが落としたという事からも、何らかの特性を\\n 持ったものだとは思うのですが……」",
"305000231_16": "「詳しい事を解明するには、もう少し時間とサンプルが必要です。\\n ですから――」",
"305000231_17": "「わかってるっての。あたしらに任しとけッ!」",
"305000231_18": "「よろしくお願いします」",
"305000231_19": "「頼むぞ、3人ともッ!」",
"305000231_20": "「ひぃ~……相変わらず暑っちぃな。\\n その預かってきた荷物には何が入ってんだ」",
"305000231_21": "「これは……」",
"305000231_22": "「……水着?」",
"305000231_23": "「後はキャンプセットか?\\n 遊びに来たのかっつーの。野宿はしないですみそうだが……」",
"305000231_24": "「夏らしくていいじゃない。\\n それにこの暑さなら、水着で動いたほうがいいかも」",
"305000231_25": "(南の島で水着……いいわね。\\n これはわたしへのささやかなご褒美かしら♪",
"305000231_26": "「確かに汗はうざってぇけどよ、水着で調査ってアリなのか?」",
"305000231_27": "「どの道、戦闘時にはギアを装着する。\\n ここは心遣いに感謝して、着替えるとしよう」",
"305000231_28": "「ったく、真面目なんだか天然なんだか……」",
"305000231_29": "「んーッ、動きやすい。こりゃ確かに涼しくて悪くねぇかもな」",
"305000231_30": "「S.O.N.G.も粋な配慮をしてくれるじゃない。これで任務を\\n こなしながら、バカンス気分も少しは味わえるというものね」",
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"305000231_33": "「いや待てッ! ……どうやら敵のようだな」",
"305000231_34": "「またかよッ!\\n はッ、しつけーのは元々イズの専売特許だったなッ」",
"305000231_35": "(わたしの――バカンスが……)",
"305000231_36": "「マリアッ!? どうしたッ!?」",
"305000231_37": "「……やっぱりわたしには夏を楽しむ権利もないというのッ!?\\n 少しだけでも、その気分を味わえたらと――思ったのにッ」",
"305000231_38": "「おいッ! なんかキレてねーかッ!?」",
"305000231_39": "「い、いや、わたしもよくわからないが……」",
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"305000231_43": "「ま、マリア、その姿はッ!?」",
"305000231_44": "「な、何だそりゃ……? おいッ!\\n 水着……」",
"305000231_45": "「水着……? へ? な、なによこれッ!?」",
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@ -1,26 +1,26 @@
{
"305000232_0": "「くッ、やはりここの状況は足場が悪くてこちらに\\n 不利だな……だがッ」",
"305000232_1": "「足場だけじゃねぇ、太陽を避けても海の反射光が目をくらまし\\n やがるッ おっと一匹討ち漏らしてるぞ、らしくねぇなッ」",
"305000232_2": "「すまない、雪音。わたしとした事が……ッ」",
"305000232_3": "「苦労してるあたしらに比べて、あっちは随分楽勝みてーだが」",
"305000232_4": "「はああッ!」",
"305000232_5": "「体が――軽いッ!」",
"305000232_6": "「暑さに対しての抵抗力、砂浜をものともしない機動力、まるで\\n この場所の為にあつらえたかのようなギアね――ッ」",
"305000232_7": "「このまま一気に片付けてあげるッ! 」",
"305000232_8": "「全て片付いたわね……」",
"305000232_9": "「ああ、それよりさっきのギアは……?」",
"305000232_10": "「わたしにも、わからないわ……。\\n 一体何が起きたって言うの……」",
"305000232_11": "「マリアのアガートラームに何らかの変化が起きたという事か?」",
"305000232_12": "「どうして今、それが起きるのよ」",
"305000232_13": "「まあ、考えてもしょうがねーだろ。\\n で、実際どうなんだよ、さっきのギア」",
"305000232_14": "「……戦いやすかったわね。\\n この地形に適しているというか……」",
"305000232_15": "「だろうな。実際そう見えたしよ」",
"305000232_16": "「どうして水着型になったのかは分からないけれど、\\n これはこっちでの戦いの重要な力になるかも知れないわね」",
"305000232_17": "「っと、この音ッ! まさかまたッ!?」",
"305000232_18": "「一体、この音は何なんだ……ノイズが出しているのか?」",
"305000232_19": "「破滅を呼ぶ声……まるでセイレーンね」",
"305000232_20": "「セイレーン……はッ、上等じゃねーかッ!\\n あたしたちに歌で勝てると思うなよッ」",
"305000232_21": "「そうね――」",
"305000232_22": "「Seilien coffin airget-lamh tron」",
"305000232_23": "「――どれだけ来たって、歌でわたしたちが\\n 負けるわけないわッ」"
{
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@ -1,11 +1,11 @@
{
"305000311_0": "適応するギア",
"305000311_1": "「なんて動きやすいの……ッ!」",
"305000311_2": "「凄まじい戦いぶりだな、マリア。水着型というのは\\n そんなに動きが変わるものなのか……ッ」",
"305000311_3": "「はッ、おかげでこっちは楽できそうじゃねーか」",
"305000311_4": "「それにしても、どうしてマリアのギアだけが……」",
"305000311_5": "「……わたしにもわからないわ。\\n けれど――」",
"305000311_6": "「――この力があれば、負ける気はしないわッ!」",
"305000311_7": "「ふ、頼もしい限りだなッ!」",
"305000311_8": "「さあ、残りも一気に片付けるわよッ!」"
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}

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@ -1,17 +1,17 @@
{
"305000312_0": "「ふぅ、どうにか片付いたが、この地形への対処法を\\n 考えねばな……」",
"305000312_1": "「……水着っぽいギアの方は楽勝みたいだけどな」",
"305000312_2": "「そうね、誇張抜きに素晴らしいわ。このギアは」",
"305000312_3": "「見た目はそんな強そうには見えねーが」",
"305000312_4": "「実際の所、どれほど違うんだ?」",
"305000312_5": "「動きやすさは勿論のこと、暑さへの耐性もあって、砂浜という\\n 地形での接地時のグリップ力までも格段に増しているわ」",
"305000312_6": "「それほどまでに戦い易くなるのか……ッ!\\n ……わたしの天羽々斬も水着型にならないだろうか」",
"305000312_7": "「さあ……どうなのかしらね」",
"305000312_8": "「あ、あたしは羨ましくなんかないし……」",
"305000312_9": "「でも、ホントにそんなんで暑くなくなんのか?\\n 着心地はどうなんだ」",
"305000312_10": "「特に普段のギアと大きな違いは無いわね。\\n ただ、このギアを纏う前に感じていた暑さは感じないわ」",
"305000312_11": "「見た目はただの水着モドキだけどな」",
"305000312_12": "「そのギアについては、帰還した後にS.O.N.G.で\\n 調べてもらうとして、今は探索を続けよう」",
"305000312_13": "「そうだな。そうするか」",
"305000312_14": "「さあ、調査を開始しましょう」"
{
"305000312_0": "「ふぅ、どうにか片付いたが、この地形への対処法を\\n 考えねばな……」",
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@ -1,27 +1,27 @@
{
"305000411_0": "セイレーンの歌",
"305000411_1": "「むやみに歩き回っても仕方ないわ。\\n まずはここの地形を把握しましょう」",
"305000411_2": "「まだ島と確定したわけでもない。\\n たった人で全域を虱潰しにするのは困難だからな」",
"305000411_3": "「見るからに怪しいとこでも見つかってくれればな」",
"305000411_4": "「この前の海ん時も思ったけど、\\n 貰いもんなのにこの水着ぴったりだな」",
"305000411_5": "「S.O.N.G.はわたしたちの身体に関する詳細なデータを持って\\n いる。水着のサイズが合っている事に何も不思議は無い」",
"305000411_6": "「デザインの好みまでは把握してないでしょう? このチョイスは\\n 彼女によるものなのかしらね。悪くないわ」",
"305000411_7": "「それにしても先程の水着型のギアは……驚いたな」",
"305000411_8": "「そうね。実際に纏ったわたしが一番驚いたけど。\\n ギアにはまだまだ未知の部分があるのね……」",
"305000411_9": "「……あたしのイチイバルも変わらねーかな」",
"305000411_10": "「なんだ、雪音もやはり羨ましいのか?」",
"305000411_11": "「そ、そんなんじゃねーよッ!\\n 暑いのが嫌なだけだッ」",
"305000411_12": "「フフ……」",
"305000411_13": "「あの謎の唸り声とノイズの出現とが連動している事は\\n もはや疑いは無いが、正体をどう見る」",
"305000411_14": "「誰かがあの音でノイズを操ってるとかか?\\n あんまり考えたくねーけど」",
"305000411_15": "「ノイズを操るなど、ソロモンの杖でもない限りは無理だろう?」",
"305000411_16": "「仮に操ってたとしても、襲撃が散発的なのが腑に落ちない……。\\n 現段階ではまだ判断できないわね」",
"305000411_17": "「あの唸り声のような音についてなのだけれど……便宜上、\\n 『セイレーンの歌』と呼称するのはどうかしら」",
"305000411_18": "「セイレーン……船人を破滅へと導く歌の魔物か。\\n ピッタリだな」",
"305000411_19": "「ま、いちいち唸り声だのなんだのよりは、言いやすいかもな」",
"305000411_20": "「では、わたしも今後はあの音をそう呼称しよう。さしあたっての\\n 目標は、あのセイレーンの歌の発生源を特定することだな」",
"305000411_21": "「――さっそく来たわね」",
"305000411_22": "「やっぱりノイズ付きか。何回出てきても蹴散らしてやるッ!」",
"305000411_23": "「2人とも、戦いながら歌の聴こえる方向にも\\n 気を配ってみてくれッ」",
"305000411_24": "「ええ、わかってるッ!」"
{
"305000411_0": "セイレーンの歌",
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@ -1,12 +1,12 @@
{
"305000421_0": "「どうやらセイレーンの歌の発生源は――」",
"305000421_1": "「――海側からみたいだな」",
"305000421_2": "「となれば、探索を海側へと集中するのみッ!」",
"305000421_3": "「この方向で間違いない。だが一体、何があの歌を……」",
"305000421_4": "「また聴こえるぞ。沖のほうだッ!」",
"305000421_5": "「けれど、沖合いには別の島などは見えない」",
"305000421_6": "「では、海に……?」",
"305000421_7": "「ボートにでも乗ってんのか? だが、どうするか決めんのは、\\n こいつらを片付けてからだッ」",
"305000421_8": "「それがいい。\\n まずは目の前のイズを撃破する事を優先だッ」",
"305000421_9": "「今のわたしにはノイズ如き、\\n いくら群れても物の数にも入らないッ」"
{
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@ -1,19 +1,19 @@
{
"305000422_0": "「ノイズは撃破したが。どうする?\\n 泳いで海中を探るのはあまりに危険だ」",
"305000422_1": "「水中で交戦に入るのは避けてぇ所だな。\\n なら、もう少し回ってみるか」",
"305000422_2": "「そうしましょう。\\n 別の手掛かりが見つかるかもしれないわ」",
"305000422_3": "「あそこに積んである石、あたしが置いた目印だ。\\n 周したみたいだな」",
"305000422_4": "「ここが島であることは分かったわね。\\n 全方位を海で囲まれた、そう広くは無い島」",
"305000422_5": "「わたしたちが最初に到達したのは島の南側。\\n こちらは砂浜が広がっている」",
"305000422_6": "「そして、逆側にはどうやら今は使われていない港があった」",
"305000422_7": "「北側の沖には陸地も見えたな。恐らく島民は連絡船で\\n 行き来していたのだろう」",
"305000422_8": "「今、人の姿が見えないのは、ノイズにやられたか、\\n それとも既にこの島が放棄されているか……」",
"305000422_9": "「放棄されたにしても、最近の事じゃないのか?\\n 建物とか道路とか荒れてない」",
"305000422_10": "「その可能性は高いな」",
"305000422_11": "「……改めて見ると、海、すごく綺麗だな。\\n 魚もウヨウヨいやがる」",
"305000422_12": "「こちらに来て早々にノイズの襲撃を受けて、\\n 海など見ている暇も無かったという事だな」",
"305000422_13": "「……ただのレジャーなら最高なのにね」",
"305000422_14": "「そうだな。しかし、これは重要な任務だ」",
"305000422_15": "「ええ。セイレーンの歌と、それに連動して現れるノイズ。\\n そしてあの不思議な聖遺物の欠片……」",
"305000422_16": "「この小さな島では、今、確実に何かが起こっている――ッ!」"
{
"305000422_0": "「ノイズは撃破したが。どうする?\\n 泳いで海中を探るのはあまりに危険だ」",
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"305000422_2": "「そうしましょう。\\n 別の手掛かりが見つかるかもしれないわ」",
"305000422_3": "「あそこに積んである石、あたしが置いた目印だ。\\n 周したみたいだな」",
"305000422_4": "「ここが島であることは分かったわね。\\n 全方位を海で囲まれた、そう広くは無い島」",
"305000422_5": "「わたしたちが最初に到達したのは島の南側。\\n こちらは砂浜が広がっている」",
"305000422_6": "「そして、逆側にはどうやら今は使われていない港があった」",
"305000422_7": "「北側の沖には陸地も見えたな。恐らく島民は連絡船で\\n 行き来していたのだろう」",
"305000422_8": "「今、人の姿が見えないのは、ノイズにやられたか、\\n それとも既にこの島が放棄されているか……」",
"305000422_9": "「放棄されたにしても、最近の事じゃないのか?\\n 建物とか道路とか荒れてない」",
"305000422_10": "「その可能性は高いな」",
"305000422_11": "「……改めて見ると、海、すごく綺麗だな。\\n 魚もウヨウヨいやがる」",
"305000422_12": "「こちらに来て早々にノイズの襲撃を受けて、\\n 海など見ている暇も無かったという事だな」",
"305000422_13": "「……ただのレジャーなら最高なのにね」",
"305000422_14": "「そうだな。しかし、これは重要な任務だ」",
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}

View file

@ -1,66 +1,66 @@
{
"305000431_0": "「かなり歩いたな。\\n そろそろ腹の虫がうるさくなってくる頃合いだ」",
"305000431_1": "「ああ。キャンプセットの中に携帯食料があった。\\n 加熱するための火を起こして――」",
"305000431_2": "「まってッ! ここは現地調達するべきじゃないかしら?」",
"305000431_3": "「現地調達……?」",
"305000431_4": "「ええ。わたしたちが特異な環境の対応力に欠けている事は\\n すでに知った通り」",
"305000431_5": "「だったら、今後のためにサバイバル技術を習得しておくのも\\n 悪くはないでしょう」",
"305000431_6": "(なによりも、こんな綺麗な島でのサバイバル――。\\n なかなか楽しそうなイベントじゃない",
"305000431_7": "「対応力うんぬんはともかく、面白そうじゃねーかッ!\\n そういやさっき魚もウヨウヨいたしな」",
"305000431_8": "「釣りよ……ッ! ここは釣りしかないわッ!」",
"305000431_9": "「わたしがマムと一緒に暮らしていた頃、食料調達のために\\n 常々挑戦したいと考えていた……」",
"305000431_10": "「それが釣り――ッ!\\n わたしが調べた所では、釣りは哲学にさえ通じると言うわ」",
"305000431_11": "「ほんとかよ。ま、こんだけいれば素人でも釣れそうだけどな。\\n いっちょ、やってみるか」",
"305000431_12": "「釣りならば、わたしも奏に多少教わった事がある。\\n 森でエサを調達してこよう」",
"305000431_13": "「って事は、今晩は焼き魚だなッ!」",
"305000431_14": "「…………」",
"305000431_15": "「…………」",
"305000431_16": "「…………釣れねぇじゃねーかッ!ただの1匹さえもッ!」",
"305000431_17": "「釣れない時は、魚が考える時間を与えてくれたと\\n 思えばいい――ヘミングウェイの言葉よ」",
"305000431_18": "「今いるのは考える時間じゃなくて、メシなんだよッ!」",
"305000431_19": "「魚は音に反応する――静かにするんだ、雪音」",
"305000431_20": "「お前もッ!\\n 教わった事があるんじゃ無かったのかよッ」",
"305000431_21": "「そうは言っても、聞くのとやるのとは勝手が違ってな……\\n かくなる上は、この剣をもって直接魚を串刺しに――ッ」",
"305000431_22": "「クリス、またあなたエサを取られてるじゃない。\\n 早く次のエサを付けて糸を垂れなさい」",
"305000431_23": "「ちッ、こいつら……」",
"305000431_24": "「あー、あの、なんだ? エサを付けてくれねーか?\\n あいつは魚刺そうとしてるし」",
"305000431_25": "「あなた……まさかエサを触るのが怖いのかしら?」",
"305000431_26": "「ひゃッ!?\\n てめぇ、そのウネウネをあたしに近づけんじゃねええええッ」",
"305000431_27": "「よかった、多少は釣る事が出来たな……」",
"305000431_28": "「ええ、釣りは根気って聞いたけど、まさにそうね」",
"305000431_29": "「で……なんであたしの竿にはかからねーんだッ!」",
"305000431_30": "「いや、その理由は分からないが……」",
"305000431_31": "「そうね」",
"305000431_32": "「ちくしょうッ! 絶対に大物を釣り上げて――ッ!?」",
"305000431_33": "「雪音ッ! かかっているぞッ!」",
"305000431_34": "「来たああああッ! あたしの晩飯ッ!\\n 観念しろ――ッ、って、え……あわ、あわわわわッ」",
"305000431_35": "「竿を放しなさいッ! 海に落ちるわよッ!」",
"305000431_36": "「ぐ――ッ!? うわあああああッ!?」",
"305000431_37": "「雪音ッ! 大丈夫かッ!」",
"305000431_38": "「どうしたのかしら。浮かんでこないわッ!」",
"305000431_39": "「なんだとッ! 今助け――ッ!?」",
"305000431_40": "「ノイズッ!? こんな時に――ッ!」",
"305000431_41": "「く――ッ!?」",
"305000431_42": "(ちっくしょう……ひきずり込まれた……)",
"305000431_43": "(息が出来ねー……なんとかしねーと)",
"305000431_44": "(くそッ……水の中を自由に動けりゃいいのに……)",
"305000431_45": "「雪音ッ! 雪音ぇぇぇ――ッ!」",
"305000431_46": "「翼ッ! ノイズはわたしが抑えるわッ!\\n だから――ッ」",
"305000431_47": "「――ッ、わかった!\\n 雪音はわたしが助けるッ」",
"305000431_48": "(雪音――ッ! くッ、どこだッ!)",
"305000431_49": "(早く見つけないと――)",
"305000431_50": "(くッ……潮の流れが速いッ!\\n このままでは――ッ",
"305000431_51": "「はあ、はあ、はあ……」",
"305000431_52": "「くッ! 待ってろ雪音ッ! 今すぐ……」",
"305000431_53": "(――わたしは、もう誰も失うものかと決めたのだッ!)",
"305000431_54": "「Imyuteus amenohabakiri tron」",
"305000431_55": "(ん? なんだこれはッ! 水の中で思うように動ける……)",
"305000431_56": "(――雪音ッ! とらえたッ!)",
"305000431_57": "「ぶはッ! はぁ、はぁ……」",
"305000431_58": "「しっかりつかまれ、雪音ッ!」",
"305000431_59": "「2人とも気を付けて、そっちにノイズが行ったわッ!」",
"305000431_60": "「くッ! 一難去ってまた一難とは……」",
"305000431_61": "(こんなとこじゃまともに動けねーじゃねーかッ!\\n ……けど、弱音吐いてる場合じゃねー",
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@ -1,18 +1,18 @@
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"305000432_0": "「……まさかあたしたちのギアまで水着型に変わるなんてな」",
"305000432_1": "「ああ、一体どうなっているのか……」",
"305000432_2": "「でも、怪我の功名じゃないかしら?\\n どう 水着型の感想は」",
"305000432_3": "「こんなに変わるなんて思わなかった。\\n すごいな、ホント……」",
"305000432_4": "「ああ、予想以上の動きやすさだ……」",
"305000432_5": "「フフ、でしょう?」",
"305000432_6": "「これなら、ノイズがどれだけ来ても楽勝だなッ!」",
"305000432_7": "「ああ、大きな戦力になるだろう」",
"305000432_8": "「……そういや魚ッ! 晩飯はッ!?」",
"305000432_9": "「……駄目ね、戦闘の余波で吹き飛んでるわ」",
"305000432_10": "「仕方ない、魚のことは潔く諦めて、携帯食料を――」",
"305000432_11": "「おいッ! ちょっと待てッ!\\n これ――」",
"305000432_12": "「それは……新たな聖遺物の欠片ッ!?」",
"305000432_13": "「もしかして、さっきのノイズの群れの中に?」",
"305000432_14": "「だとすると、\\n 聖遺物の影響を受けたイズがいたと考えられるわね」",
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@ -1,21 +1,21 @@
{
"305000511_0": "心象変化",
"305000511_1": "「あ~……ッ!」",
"305000511_2": "「響、変な声出しても課題は終わらないよ」",
"305000511_3": "「どうしてこんなにたくさん課題がでるんだろう……。\\n 夏なのに――ッ」",
"305000511_4": "「授業を抜けたり、休んだりする事が多いからでしょ」",
"305000511_5": "「だってS.O.N.G.の任務はしょうがないのにぃ……」",
"305000511_6": "「それ以外も多いんだから、自業自得」",
"305000511_7": "「わたしも手伝ってあげるから、とりあえず課題頑張ろう?」",
"305000511_8": "「そうは言っても山のような課題を前にすると、\\n みるみる意欲が失せていくんだよ……」",
"305000511_9": "「あ、そういえば前に響と行った水族館に、この夏、\\n 超大型の水槽が新しく出来たらしいよ」",
"305000511_10": "「なにそれ、見たいッ!」",
"305000511_11": "「……それじゃ今やってる課題が終わったら、\\n 一緒に行こう」",
"305000511_12": "「うんッ! 未来との水族館デートの為に頑張るッ!\\n うおおお……気合が入ってきた」",
"305000511_13": "「もう、響ったら……」",
"305000511_14": "「――はい、師匠ッ! 立花響、行けますッ!」",
"305000511_15": "「……またなの?」",
"305000511_16": "「うん。 未来、わたし行ってくるよッ!」",
"305000511_17": "「気をつけてね。帰ってきたら、一緒に課題の続きしよう?」",
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@ -1,43 +1,43 @@
{
"305000512_0": "「よ~しッ! やっつけたッ!」",
"305000512_1": "「調ちゃん、切歌ちゃん。わたし、急いでるから本部への\\n 報告お願いしていいッ」",
"305000512_2": "「構わないデスけど。何をそんなに……?」",
"305000512_3": "「ダッシュで戻って課題をやるんだッ!\\n それじゃ、後よろしくーッ」",
"305000512_4": "「……もう見えなくなった」",
"305000512_5": "「響さんが課題をやるだなんて……」",
"305000512_6": "「明日はきっと雨だね。切ちゃん」",
"305000512_7": "「雨どころか槍が降るかも……。\\n 特別頑丈な傘の用意が必要デス……ッ」",
"305000512_8": "「新たな聖遺物の欠片を発見したんですねッ!」",
"305000512_9": "「混乱した状況での発見だったため、前回同様ノイズが\\n 落したものかは確証が無いが、見てくれるか」",
"305000512_10": "「混乱した状況、ね……」",
"305000512_11": "「……これは前に発見された欠片と、同一の聖遺物の一部分に\\n 間違いないみたいです」",
"305000512_12": "「となると、他にもまだ欠片を持ったノイズが?」",
"305000512_13": "「どう思う、エルフナインくん」",
"305000512_14": "「はい、その可能性は高いです」",
"305000512_15": "「ただ、ノイズが聖遺物を取り込むような事はありませんので、\\n あくまでも聖遺物の影響によるものだと考えられます」",
"305000512_16": "「聖遺物の影響? だけど、完全聖遺物でもないのに、\\n 聖遺物が他に影響を与えるなんて事、あるのかしら」",
"305000512_17": "「頂いていた聖遺物の欠片を調べてみたところ、\\n 微弱ながらエネルギーのようなものを纏っていたんです」",
"305000512_18": "「それは……この聖遺物は起動していると言う事か?」",
"305000512_19": "「本来はありえない事なんですが、この聖遺物は、\\n 欠片の状態でも起動を維持できるのかもしれません」",
"305000512_20": "「装者の皆さんが持つ聖遺物の欠片から作られた\\n マイクユニットは、歌の力で活性化しますが……」",
"305000512_21": "「この欠片も、何らかの条件下で活性化し、起動すると考えられます」",
"305000512_22": "「欠片の状態でも起動する聖遺物なんて、\\n 放置しておくには危険すぎるわね……」",
"305000512_23": "「はい、並行世界の危機と、この砕けた未知の聖遺物……。\\n 無関係という事はないと思います」",
"305000512_24": "「だろうな。ギャラルホルンのアラートにも関係していると\\n 考えた方が自然だろう」",
"305000512_25": "「…………」",
"305000512_26": "「あの……もうひとつ報告したい事があるんだけど」",
"305000512_27": "「はい、なんでしょうか?」",
"305000512_28": "「なるほど、水着型のギア……」",
"305000512_29": "「……ギアには装者の心象が反映されます。恐らくですが、\\n その時の心象が関係している物かと」",
"305000512_30": "「心象が反映される……」",
"305000512_31": "「わたしは――あの時雪音を救うために、水の中を速く動ければ\\n と思っていたな……」",
"305000512_32": "「あたしも似たようなもんだな。\\n 水の中でなんとかしようと必死になってもがいたら――」",
"305000512_33": "「その強い想いにギアが反応し、\\n シンフォギアのロックが一部解除されたんでしょう」",
"305000512_34": "「ん? 待て、マリアはどうだったんだ?」",
"305000512_35": "「わ、わたしッ!?\\n わたしも似たようなものよ、ええ、本当に――ッ」",
"305000512_36": "(言えない……水着でのバカンスをノイズに邪魔された怒りで\\n 変化したかもしれない、だなんて――ッ",
"305000512_37": "「何にしても、水着型が手に入ったおかげで戦いやすくは\\n なったけどよ、もとに戻るんだよな」",
"305000512_38": "「心象による変化であれば、\\n 想いの力によって戻す事も可能だと思います」",
"305000512_39": "「そっか」",
"305000512_40": "「とにかく、ご苦労だった。\\n また調査に行って貰うが、今日はゆっくり休んでくれ」"
{
"305000512_0": "「よ~しッ! やっつけたッ!」",
"305000512_1": "「調ちゃん、切歌ちゃん。わたし、急いでるから本部への\\n 報告お願いしていいッ」",
"305000512_2": "「構わないデスけど。何をそんなに……?」",
"305000512_3": "「ダッシュで戻って課題をやるんだッ!\\n それじゃ、後よろしくーッ」",
"305000512_4": "「……もう見えなくなった」",
"305000512_5": "「響さんが課題をやるだなんて……」",
"305000512_6": "「明日はきっと雨だね。切ちゃん」",
"305000512_7": "「雨どころか槍が降るかも……。\\n 特別頑丈な傘の用意が必要デス……ッ」",
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"305000512_11": "「……これは前に発見された欠片と、同一の聖遺物の一部分に\\n 間違いないみたいです」",
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@ -1,16 +1,16 @@
{
"305000521_0": "「集まってもらってすみません。\\n 水着型のギアについてデータが欲しくて」",
"305000521_1": "「構わない。わたしたちもいきなりで手探りだからな。\\n 分かった事があれば教えて欲しい」",
"305000521_2": "「はい。ありがとうございます」",
"305000521_3": "「……で、どうしてこいつらが付いて来てるんだよ?」",
"305000521_4": "「そんなの、見たいからに決まってるよッ!\\n クリスちゃんたちの水着ッ」",
"305000521_5": "「水着じゃなくて水着型のギアだッ!」",
"305000521_6": "「……あなたたちも?」",
"305000521_7": "「どんなギアなのか興味があって」",
"305000521_8": "「水着型なんて面白そうなもの、\\n 見逃す手は無いのデスッ」",
"305000521_9": "「……仕方ないわね。\\n それならせめて訓練の相手役でも務めてもらいましょうか」",
"305000521_10": "「望むところなのデスッ!」",
"305000521_11": "「うん」",
"305000521_12": "「お前もちゃんと相手しろよな?」",
"305000521_13": "「じゃないとテストにならないもんねッ!」"
{
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@ -1,29 +1,29 @@
{
"305000522_0": "「数値的な出力は変わりませんが、砂地や水辺への対応力が\\n 増していますね……局地対応型のギアと言えます」",
"305000522_1": "「確かに、足場が不確かでも落ちる事のない機動力は\\n 素晴らしいな」",
"305000522_2": "「ええ、それに暑さの遮断もね。\\n 地味だけど体力を削られないというのは大きいわ」",
"305000522_3": "「向こうにはピッタリのギアだよな」",
"305000522_4": "「ああ。この機能性こそ、このギアの最大の利点だな」",
"305000522_5": "「ふっふっふ……違いますよ、翼さんッ!\\n そのギアの本当の力、本当の魅力はそんな事じゃないですッ」",
"305000522_6": "「本当の力……?」",
"305000522_7": "「他にも何かあるってのか?\\n 気づいたんなら言ってみろよ」",
"305000522_8": "「……興味あるわね」",
"305000522_9": "「そのギアの本当の力は<speed=0.5>…………</speed>可愛いって事ですッ!」",
"305000522_10": "「か、可愛い……?」",
"305000522_11": "「た、確かにそうデスッ!」",
"305000522_12": "「意外な盲点……ッ」",
"305000522_13": "「可愛いは正義ッ! 水着っぽいギアだなんて、みんなの\\n 魅力増しですッ」",
"305000522_14": "「――バカかッ!」",
"305000522_15": "「あいたッ!?」",
"305000522_16": "「雪音、まあ殴らなくても……褒めてくれてるのだし」",
"305000522_17": "「ったく、何かと思えば……ッ」",
"305000522_18": "「でも可愛いは大事デスよッ!」",
"305000522_19": "「強くて可愛い。これ以上はない」",
"305000522_20": "「お、お前らまで……な、なに言ってやがる……」",
"305000522_21": "「あら、照れてるの?」",
"305000522_22": "「んなわけあるかッ! どいつもこいつも……」",
"305000522_23": "「クリスちゃん、わたしにだけ厳しい……」",
"305000522_24": "「お前が言いだしっぺだろうがッ!」",
"305000522_25": "「何にしても、無骨であるよりはいいんじゃない?」",
"305000522_26": "「そうだな」"
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@ -1,23 +1,23 @@
{
"305000531_0": "「……確かに、いいですね。新型ギア」",
"305000531_1": "「……ふーん、どこを見ていいと言っているのかしらね?」",
"305000531_2": "「まったく……」",
"305000531_3": "「ちょッ!? ち、違いますよッ!\\n 俺はただ素直に性能の評価を――」",
"305000531_4": "「確かに、性能は素晴らしいです」",
"305000531_5": "「エルフナインちゃん、あれは嘘だから。\\n 見た目にしか反応してないわよ、絶対」",
"305000531_6": "「見た目……?\\n 機動力に優れる反面、防御力には不安がありますよね」",
"305000531_7": "「ははは……。みなさん気に入っているようですし、\\n きっと外見の評価でも喜んでくれますよ」",
"305000531_8": "「そ、そうじゃなくて――ッ!?」",
"305000531_9": "「高質量のエネルギー反応ッ! ノイズだと思われますッ!」",
"305000531_10": "「ポイント特定中ッ!」",
"305000531_11": "「ノイズッ!」",
"305000531_12": "「司令ッ! 位置の特定はまだですかッ!? 至急、出ますッ!」",
"305000531_13": "「待ってください、翼さんッ! ここは――」",
"305000531_14": "「わたしたちが」",
"305000531_15": "「デスッ!」",
"305000531_16": "「翼さんたちは並行世界の調査がありますし、\\n こっちの事はわたしたちに任せて下さいッ」",
"305000531_17": "「……わかったわ。頼むわね、3人とも」",
"305000531_18": "「任せるデスッ!」",
"305000531_19": "「うん」",
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@ -1,11 +1,11 @@
{
"305000541_0": "「みんなの為にも、わたしたちはいち早くこの島での問題を\\n 片付けないといけないわね」",
"305000541_1": "「余裕だろ、こっちにゃ水着型があるからなッ!」",
"305000541_2": "「――さっそく出迎えとは。\\n この島のイズの異常発生が異変の元凶なのかも知れないな」",
"305000541_3": "「何にしても、ホスピタリティを忘れないノイズだこと」",
"305000541_4": "「ったく、歓迎するにしてもワンパターンなんだよッ!」",
"305000541_5": "「Killter Ichaival tron」",
"305000541_6": "「Seilien coffin airget-lamh tron」",
"305000541_7": "「Imyuteus amenohabakiri tron」",
"305000541_8": "「よし、行くぞッ!」"
{
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@ -1,10 +1,10 @@
{
"305000542_0": "「これは思った以上に快適だな。不利な状況に煩わされる事\\n なく、思うさまに剣をふるう事ができるッ」",
"305000542_1": "「ああ、悪くねーなッ!」",
"305000542_2": "「最後の一体ッ! はああッ!」",
"305000542_3": "「ノイズ殲滅を確認。今回は妙に数が少なかった事が気掛かり\\n だが……待て、人の声が聞こえる」",
"305000542_4": "「――――だ、誰かぁッ! 助けてくれぇッ!」",
"305000542_5": "「今の声ッ! 誰か襲われてんぞッ!」",
"305000542_6": "「こちらが本隊では無かったという事ッ!?」",
"305000542_7": "「しまった、陽動に引っ掛かったのかッ!? 走るぞッ!」"
{
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@ -1,10 +1,10 @@
{
"305000611_0": "砕けた聖遺物",
"305000611_1": "「あそこッ! 人が襲われてるわッ!」",
"305000611_2": "「あれは……この島の島民かッ!\\n くッ、遠い……こちらに引き付けて逃がすしかないッ」",
"305000611_3": "「あたしがここからブッ放してやりゃ、\\n イヤでもこっちの相手するしかねぇだろうよッ」",
"305000611_4": "「こちらに標的を変えたようねッ!\\n はッ、相手をしてあげるわッ」",
"305000611_5": "「可能な限り離れてくださいッ!\\n ここは、わたしたちがッ」",
"305000611_6": "「き、君たち……ッ!」",
"305000611_7": "「心配すんなッ!\\n こちとら慣れっこなんだよッ」"
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"305000611_4": "「こちらに標的を変えたようねッ!\\n はッ、相手をしてあげるわッ」",
"305000611_5": "「可能な限り離れてくださいッ!\\n ここは、わたしたちがッ」",
"305000611_6": "「き、君たち……ッ!」",
"305000611_7": "「心配すんなッ!\\n こちとら慣れっこなんだよッ」"
}

View file

@ -1,11 +1,11 @@
{
"305000621_0": "「どうだッ! おい、片付けたぞッ! 生きてるかッ!?」",
"305000621_1": "「ありがとうございます、危ないところを……ッ!\\n あんたたちは、一体」",
"305000621_2": "「一言での説明は難しいわね」",
"305000621_3": "「と、とにかく船を降りてちゃんとお礼を」",
"305000621_4": "「待ってくださいッ! まだ岸には近づかないでッ!」",
"305000621_5": "「まただッ! またノイズが来る――ッ!\\n もう、ダメだ……ッ」",
"305000621_6": "「諦めないでッ! あなたたちは、ただ生き残るための\\n 努力を全力ですればいいッ」",
"305000621_7": "「命を護る――それがこのわたしの剣としての使命ッ!\\n 一般人には指本触れさせんッ」",
"305000621_8": "「どんだけ来ても一緒だッ!\\n てめぇらなんざ、ワケねえんだよッ」"
{
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@ -1,66 +1,66 @@
{
"305000622_0": "「ノイズたちは全滅させました。もう大丈夫です」",
"305000622_1": "「助かったよ」",
"305000622_2": "「任せとけっつったろ」",
"305000622_3": "「礼は必要ありません。危難を討ち、人を護る事が\\n わたしたちの使命ですから」",
"305000622_4": "「使命って……。ノイズとの戦いに慣れてるようだったけど、\\n 一体、何者なんです……」",
"305000622_5": "「そうね。政府の秘密部隊……のようなものかしら」",
"305000622_6": "「なるほど、どおりで……」",
"305000622_7": "「それより、この島の事を聞かせて頂きたい。\\n イズはよく現れるのですか」",
"305000622_8": "「あたしたちはこっちは不案内だからよ」",
"305000622_9": "「この島は一部の漁師とその家族が住んでた小さな漁師町だ。\\n イズが増えたのはここ最近だな」",
"305000622_10": "「ノイズが増えた事で、一緒に住んでいた漁師たちは\\n みんな、逃げるように島外へと移っていきました」",
"305000622_11": "「どうしてあなた方はまだここに?」",
"305000622_12": "「俺たちはこの島が好きなんだよ。\\n それをイズなんかに奪われちまうのが許せないんだ」",
"305000622_13": "「確かに、すげぇ綺麗な島だよな。魚も沢山いるし……」",
"305000622_14": "「前までは、ノイズの目撃なんて稀で、\\n 例え見かけても島の外でだったんだ」",
"305000622_15": "「それが、最近じゃ普通に島の中にも現れやがる」",
"305000622_16": "「……急にノイズが増えたって言うのが気になるわね」",
"305000622_17": "「それなんですが、沖でおかしな黒い影が現れてからなんです。\\n イズの数が急に増えだしたのは――」",
"305000622_18": "「おかしな黒い影?」",
"305000622_19": "「船で沖に出た時に見たんだが、黒くバカでっかい影が\\n あって、そこからイズが大量に……こりゃ一大事だと」",
"305000622_20": "「ええ、何とかできないかとご神体の銛を使ったんですが、\\n 砕けてしまって――」",
"305000622_21": "「……ご神体? なんだかわかんねぇけど、\\n いくらなんでもイズ相手に立ち向かうなんて無茶だろッ」",
"305000622_22": "「そうだったのね……ところでその黒い影と、ご神体について\\n 詳しい事を聞かせてくれない」",
"305000622_23": "「黒い影についてはよく分からんが……。水面下にいて、\\n 漁船よりさらに大きい影だったってことくらいしか……」",
"305000622_24": "「船よりって……そりゃ相当なサイズじゃねーか」",
"305000622_25": "「ええ。なんでご神体を使うしかと……ご神体はこの島で\\n まつられている銛でして」",
"305000622_26": "「元々島の地下にある神殿にまつられていたんだが、ちょうど\\n 祭りの為に地上に運んであったんだ」",
"305000622_27": "「でも、黒い影には通じず、あまつさえ砕けた欠片を取り\\n こまれてしまって……」",
"305000622_28": "「思えばノイズが島の中に現れるようになったのは、\\n ご神体が砕けてからかもしれません」",
"305000622_29": "「欠片……それはもしかして、このくらいの大きさの――」",
"305000622_30": "「そ、そうです。そのくらいの大きさです」",
"305000622_31": "「わたしたちが見つけた不思議な聖遺物の欠片……おそらく\\n それがそのご神体ってわけね」",
"305000622_32": "「その欠片ってどんくらいあるんだ?」",
"305000622_33": "「砕けた時の大きさ的に多分5つくらいかと」",
"305000622_34": "「化け物の現れる前に聞こえるあの唸り音に心当たりは?」",
"305000622_35": "「あの音……薄気味悪い唸り声の事か?\\n ありゃ、悪魔の歌声だと地元では呼んでる」",
"305000622_36": "「ノイズが大量に現れるようになってから、聞こえるように\\n なったんです。だから悪魔の歌声と……」",
"305000622_37": "「……やはりあの声とノイズには関係があるようね」",
"305000622_38": "「この件は政府のエージェントとして預かります。\\n ここは危険なので、当分は近づかない様にしてください」",
"305000622_39": "「あたしらがノイズを全部かたづけてやるよ」",
"305000622_40": "「ほ、本当か? ノイズを倒してくれるのか?」",
"305000622_41": "「是非、お願いしますッ!」",
"305000622_42": "「任せて下さい。必ずこの事態を収拾してみせましょう」",
"305000622_43": "「さっきの話。聖遺物の事とノイズの関係性……。\\n どう思う」",
"305000622_44": "「ノイズが島には近づかないって話か?」",
"305000622_45": "「ええ。この島には神殿があって、\\n そこに聖遺物が祭られていた――」",
"305000622_46": "「――その聖遺物が砕けてから、ノイズが島に押し寄せるように\\n なった。関係あると思わない」",
"305000622_47": "「関係あるだろうな。その聖遺物がノイズを遠ざけていたと\\n 考えた方が自然だ」",
"305000622_48": "「そしてそのきっかけとなった巨大な黒い影……。\\n これほど分かりやすい異変もないわね」",
"305000622_49": "「つまり、そいつを倒せばこの異変は治まるって事か?」",
"305000622_50": "「その可能性は高いわね。\\n それと、砕けた聖遺物の欠片も集めないと……」",
"305000622_51": "「目的は黒い影の調査及び撃退と、聖遺物の欠片の回収\\n というわけだな」",
"305000622_52": "「ええ」",
"305000622_53": "「……なあ、黒い影というのは、カルマ化したノイズでは\\n ないだろうか」",
"305000622_54": "「カルマノイズって前にもあったあれか?」",
"305000622_55": "「ああ。確証はないが、前回同様、異変の核として\\n ギャラルホルンが感知した可能性はあると思う」",
"305000622_56": "「しかし、仮にカルマノイズだったとして、\\n このような人の少ない場所に現れるものだろうか……」",
"305000622_57": "「カルマノイズについては、まだまだ不確定要素の塊よ。\\n 何が起きても不思議じゃないわ」",
"305000622_58": "「おい、でもそうなると――」",
"305000622_59": "「ああ、イグナイトは使えない」",
"305000622_60": "「……厄介ね」",
"305000622_61": "「だとしても、あたしらには水着型があんだろッ!\\n こいつでブッ倒してやりゃいいッ」",
"305000622_62": "「……そうだな。前のようにはいかない」",
"305000622_63": "「そうね、頑張りましょう」"
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@ -1,40 +1,40 @@
{
"305000631_0": "「いやー、リニューアル直後だけあって盛況だね~。ね、未来」",
"305000631_1": "「うん。それにしても、よくがんばったね。響。\\n 一気に課題を進めちゃうなんて……」",
"305000631_2": "「それもこれも未来のおかげだよ~。\\n あ、これが目玉の超巨大水槽だねッ」",
"305000631_3": "「サイズは宣伝で聞いてたけど、\\n 目の前で見るとおっきいね……すごい」",
"305000631_4": "「ほんとッ! これ、上の階にも続いてるんだよね。\\n 中で泳いだら気持ち良さそー」",
"305000631_5": "「魚たちがびっくりするって。\\n ……あれ、響。あそこにいるのって」",
"305000631_6": "「調ちゃんと切歌ちゃんだ。2人もデートかな?\\n いッ」",
"305000631_7": "「あ、おふたりも来てたデスかッ!」",
"305000631_8": "「うんッ! そのために課題を進めてきたからね~」",
"305000631_9": "「なるほど。だからやる気だったんですね」",
"305000631_10": "「この前の謎がとけたのデス」",
"305000631_11": "「わたしたちもこの水槽の記事を雑誌で見て、来てみたんです」",
"305000631_12": "「すごく大きい水槽だよね。何がいるのかな?」",
"305000631_13": "「なんとッ! クジラ用水槽ってあるデスよッ!」",
"305000631_14": "「クジラッ!? ほんとだッ!」",
"305000631_15": "「2頭もいるんだね。仲良さそうに泳いでる……」",
"305000631_16": "「圧倒……」",
"305000631_17": "「わぁ……クジラのおなか側ってこうなってるんだ……ッ!」",
"305000631_18": "「でっかい事はすごい事デス……ッ!\\n あ、鳴いてるデスッ」",
"305000631_19": "「もう1頭も応えてるッ!\\n クジラってこんな風に鳴くんだね……ッ」",
"305000631_20": "「あの声でコミュニケーションしてるのかな。初めて聞いた」",
"305000631_21": "「とっても仲良さそうだね。わたしと未来みたい」",
"305000631_22": "「うん。わたしと切ちゃんみたい」",
"305000631_23": "「2頭のクジラたちは、恋人同士なんですよ」",
"305000631_24": "「そうなんですか。……なんだか、いいなぁ」",
"305000631_25": "「デスね……」",
"305000631_26": "「いや~、楽しかったデスね~」",
"305000631_27": "「他の水槽も凄かったけど、やっぱりクジラの\\n 超巨大水槽が凄かったねッ」",
"305000631_28": "「リニューアルの目玉だけはあったよね。\\n ……あれ、みんなの携帯鳴ってない」",
"305000631_29": "「緊急連絡。切ちゃん、ノイズだよッ!」",
"305000631_30": "「今、響さんも一緒にいるデスッ!\\n 場所はどこデスかッ」",
"305000631_31": "「ノ、ノイズだッ! 来るな……来るな……うわああッ!」",
"305000631_32": "「だ、誰か助けてッ! ヒールが折れて……ッ! ああッ!」",
"305000631_33": "「まさかここに出るなんて……\\n ――未来、行って来るッ」",
"305000631_34": "「わたしは避難を手伝うよッ!\\n みんな、気をつけてねッ」",
"305000631_35": "「未来も気をつけてッ!」",
"305000631_36": "「せっかく新しくなった水族館護ってみせるデスッ!」",
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"305000641_6": "「水族館の方にッ!」",
"305000641_7": "「クジラたちが……ダメッ! 行かせないッ!」",
"305000641_8": "「はあああああッ!」",
"305000641_9": "「うえ、奥からまだわらわら来るデスよッ!\\n ここで食いとめないと……」",
"305000641_10": "「うん、護ろう」",
"305000641_11": "「ノイズッ! ここから先はッ!\\n 一歩も……行かせないッ」",
"305000641_12": "「切ちゃん、響さんをフォローしようッ!」",
"305000641_13": "「水族館仲間のコンビネーションを見せてやるデスッ!」"
{
"305000641_0": "「たああッ!」",
"305000641_1": "「こっちは片付けたよッ! そっちはッ!?」",
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@ -1,11 +1,11 @@
{
"305000642_0": "「これで最後……ッ! はッ!」",
"305000642_1": "「やったッ! 水族館はッ!?」",
"305000642_2": "「無事デスッ! きっとクジラたち安心してるデスよッ!」",
"305000642_3": "「護れて、良かった……。一安心だね」",
"305000642_4": "「あ、なんか今、クジラの声が聞こえたような……」",
"305000642_5": "「お礼を言ってくれてるのかな?\\n フフ、どういたしまして。これからも頭仲良くねッ」",
"305000642_6": "「護りきれて良かったデス、また来るデスッ!」",
"305000642_7": "「がんばった甲斐があったね。きっとまた来よう」",
"305000642_8": "「よし、戻ろう。未来も安心させてあげないとッ!」"
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@ -1,59 +1,59 @@
{
"305000711_0": "サバイバルライフ",
"305000711_1": "「あ~……」",
"305000711_2": "「なに扇風機で遊んでるの。まだ課題残ってるでしょ」",
"305000711_3": "「でも、もうほとんど終わったんだよ?\\n まだたくさん日付あるし」",
"305000711_4": "「ほとんどって、まだ、半分ぐらい残ってるよ」",
"305000711_5": "「今日の時点で、半分終わってるんだからよゆーだよ」",
"305000711_6": "「特にする事ないなら、先に終わらせたらいいじゃない」",
"305000711_7": "「夏休みは、休むから夏休みなんだよ~。\\n そうだ、翼さんとマリアさんの新曲聴こうっと」",
"305000711_8": "「なにそれ。もう……本当に大丈夫なの?\\n わたしが見て無くても、ちゃんとやらなきゃだめだよ」",
"305000711_9": "「あ、そうか、今日からだっけ。帰省」",
"305000711_10": "「うん、早めに帰ってくるつもりだけど……」",
"305000711_11": "「大丈夫。立花響は心配ありませんッ! 未来もゆっくり\\n してきて。夏休みは、休むから夏休みなんだよッ」",
"305000711_12": "「……じゃあ、わたしそろそろ出る支度するね」",
"305000711_13": "「うんッ! 駅まで見送りいくよ」",
"305000711_14": "「ありがとう、響」",
"305000711_15": "「寮に1人って、退屈だなぁ……」",
"305000711_16": "「今日みたいな日に限って、他のみんなも実家に帰ってるか\\n 予定入ってるかばっかりだし」",
"305000711_17": "「ここはひとつ、未来の勧めにしたがって課題でもッ!」",
"305000711_18": "「……と思ったけど、やる気が出ないよ~」",
"305000711_19": "「切歌ちゃんたちのところに電話してみようかなぁ――」",
"305000711_20": "「っととッ! はい、響ですッ!」",
"305000711_21": "「やけに出るのが早いな」",
"305000711_22": "「ちょうど暇で電話しようとしてたので……」",
"305000711_23": "「それならちょうどいい。\\n 作戦会議だ。本部まで来てくれ」",
"305000711_24": "「わかりましたッ!」",
"305000711_25": "「これで揃ったな。エルフナインくん、現状の説明を頼む」",
"305000711_26": "「はい。先日の戦いの後から、ギャラルホルンのアラートが\\n 弱まっており、イズの出現も落ち着いています」",
"305000711_27": "「だから、恐らくはこちらにノイズが出る事は\\n しばらく無いと思います」",
"305000711_28": "「そういうわけだ。\\n なのでお前たちもゆっくりと休んで――」",
"305000711_29": "「――はいはいッ!\\n それならわたしたちも翼さんたちを手伝いたいですッ」",
"305000711_30": "「……それでいいのか?」",
"305000711_31": "「アタシもあっちに行きたいデスッ!\\n みんなで行けば、異変も早く解決するに違いないデスよ」",
"305000711_32": "「うん。それならわたしも行く」",
"305000711_33": "「構わないですよね? 師匠」",
"305000711_34": "「もちろんだ。\\n 翼たちと合流して、並行世界での異変解決を頼むッ」",
"305000711_35": "「はいッ!」",
"305000711_36": "「来たーッ! 南国の島だーッ!」",
"305000711_37": "「まずはマリアたちを探して、合流しないと」",
"305000711_38": "「おおおお……聞いた通りのトロピカル感デスッ!\\n 目の前に広がる真っ白な砂浜ッ」",
"305000711_39": "「そして青い海ッ!」",
"305000711_40": "「ちょっと、2人ともなんでいきなり水着に……」",
"305000711_41": "「これだよ、これッ! わたしが夏に求めていたのは――ッ!\\n 遊ばずにはいられないよねッ」",
"305000711_42": "「そうデスよッ! テンションうなぎ上りデスッ!」",
"305000711_43": "「ビーチボールも内緒で持ってきたッ!」",
"305000711_44": "「浮き輪にシュノーケルも用意済みデースッ!」",
"305000711_45": "「切ちゃん、わたしの分まで……」",
"305000711_46": "「ほらほら、調も着替えるデス」",
"305000711_47": "「もう、仕方ないなぁ」",
"305000711_48": "「――着替えたよ。でもマリアたちを探さなくていいの?」",
"305000711_49": "「闇雲に探したって見つけるのは難しいのデス」",
"305000711_50": "「これは視界良好な浜辺で、目立つように動いて発見してもらう\\n という合理的かつ理論的な作戦なのデスよッ」",
"305000711_51": "「ほんとかなぁ……。でも、帰りのゲートの見えるこの場所なら、\\n 下手に動くより合流しやすいかも」",
"305000711_52": "「よ~し、みんな水着になった事だし、さあ、遊ぼう――」",
"305000711_53": "「えッ!?\\n これって……翼さんたちの言っていたセイレーンの歌ッ」",
"305000711_54": "「海から、来ますッ!」",
"305000711_55": "「多いデスね。てっとり早くやっつけるデスよッ!」",
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@ -1,10 +1,10 @@
{
"305000712_0": "「話には聞いてたけど、思った以上に戦いにくいデス……ッ!」",
"305000712_1": "「砂に足を取られて……それに、暑くて眩しい」",
"305000712_2": "「く――ッ! まだ来るみたいだよッ!\\n 場所を移したいけど、無理に包囲を抜けられない……ッ」",
"305000712_3": "「どうしてこんなに大量のノイズが……」",
"305000712_4": "「とにかく片っ端から斬り刻むのデスッ!\\n アタシたちの夏のためにッ」",
"305000712_5": "「トロピカルでリゾートで――マリンブルーの夏を\\n 護るんだッ この拳でッ」",
"305000712_6": "「デスッ!」",
"305000712_7": "「そんな事言ってる場合じゃないと思うけど……ッ!」"
{
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@ -1,7 +1,7 @@
{
"305000721_0": "「後から後から湧いてでやがってッ!\\n 欠片を持ってねぇハズレは引っ込んでろッ」",
"305000721_1": "「またセイレーンの歌ッ!\\n これだけ無尽蔵に来られては、探索もままならないッ」",
"305000721_2": "「それだけじゃない、浜の方から戦闘音が聞こえる――ッ!\\n 一体誰が戦ってるのッ」",
"305000721_3": "「確かめるには目の前の敵を討ち果たすしかない。\\n 一気に行くぞッ」",
"305000721_4": "「最初からだらだらやるつもりなんてねぇよッ!」"
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@ -1,15 +1,15 @@
{
"305000731_0": "「お、多すぎデスよ……ッ! それに、ギアが重い……デス」",
"305000731_1": "「適合係数が低下してるわけじゃないはずなのに、\\n 砂浜っていうだけでこんなに――ッ」",
"305000731_2": "「砂浜で戦うのは初めてじゃないけど、\\n やっぱり、結構キツイね……ッ」",
"305000731_3": "「――切歌ちゃん、危ないッ!」",
"305000731_4": "「今のはヤバかったデス……ッ!\\n 浜を離れたいのに……ッ」",
"305000731_5": "「完全に、囲まれて……ッ!」",
"305000731_6": "「あなたたちッ!?」",
"305000731_7": "「マリアさんッ!」",
"305000731_8": "「来てたのね……戦闘音が聞こえたから、わたしが先行して\\n やってきたんだけれど……――ッ」",
"305000731_9": "「マリアッ! 後ろ――ッ!」",
"305000731_10": "「――はぁぁぁぁッ!」",
"305000731_11": "「す、すごい速さデス……。\\n さすが水着型のギアデスッ」",
"305000731_12": "「とにかく、まずはこのノイズの群れを片付けましょうッ!」"
{
"305000731_0": "「お、多すぎデスよ……ッ! それに、ギアが重い……デス」",
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@ -1,77 +1,77 @@
{
"305000732_0": "「はぁ、はぁ……ッ! ようやく、片付いた……ッ!」",
"305000732_1": "「ありがとう、マリア。おかげで助かった……」",
"305000732_2": "「普通のギアでは戦いづらかったでしょう。\\n それにしても、どうしてあなたたちがここに」",
"305000732_3": "「それはデスね――」",
"305000732_4": "「立花ッ! それに月読と暁も。\\n ギャラルホルンのゲートを通ってきたのか」",
"305000732_5": "「お前ら……何しに来てんだよ」",
"305000732_6": "「もちろん、こっちの異変解決を手伝いに来たデスッ!」",
"305000732_7": "「エルフナインが、しばらくあっちではノイズが\\n 現れないって言ってたから来たんです」",
"305000732_8": "「決して遊ぶために来たとかじゃありませんッ!」",
"305000732_9": "「ほ~お……。じゃ、アレはなんだ?」",
"305000732_10": "「ビーチボールに浮き輪、シュノーケルに足ヒレ、\\n イルカボートまで――ッ」",
"305000732_11": "「あ、あれは……、調査に必要になるかなーと……。\\n あはは……」",
"305000732_12": "「お前らッ! ぜったい遊ぶ気全開で来ただろッ!」",
"305000732_13": "「ちょっと遊ぼうとしただけだよ~ッ!」",
"305000732_14": "「あれをあなた1人で運べるとは思えない。\\n ……あなたたちも、そのつもりだったんでしょう……ッ」",
"305000732_15": "「いや、あれは合理的かつ論理的な作戦でデスね……」",
"305000732_16": "「だから早く合流しようって言ったのに……」",
"305000732_17": "「調ッ! 自分だけ逃れるのはずるいデスッ!」",
"305000732_18": "「調も、切歌に引きずられているようではダメよ。ほんとに……」",
"305000732_19": "「ご、ごめんなさいデス……」",
"305000732_20": "「ごめんなさい。自制心が足りなかった……」",
"305000732_21": "「来ちまったものは仕方ねーな。\\n イズもバカみたいに出やがるんだから、しっかり手伝えよ」",
"305000732_22": "「もちろんッ! そのつもりで来たんだから」",
"305000732_23": "「いや、遊ぶつもりだったろ……」",
"305000732_24": "「そろそろ陽も落ちる。キャンプを張ろう。\\n 人数も増えた事だし、そろそろ食材を調達するか」",
"305000732_25": "「現地調達デスかッ! 面白そうデスッ!\\n あ、でもちゃんとご飯にありつけるデスかね……」",
"305000732_26": "「フッ、今までのわたしたちではないのよ」",
"305000732_27": "「それは、釣りの道具……ッ!」",
"305000732_28": "「てめぇらの分まで用意してやるよッ!\\n ……ちょっと、針にエサつけてくれ」",
"305000732_29": "「成長したわたしたちには、\\n もはや携帯食料など必要ない――ッ」",
"305000732_30": "「おおおお……ッ! 海の幸が山盛りデス……ッ!」",
"305000732_31": "「鮮度抜群……ッ!」",
"305000732_32": "「翼さん、釣りもうまかったんですねッ!\\n 知らなかったですッ 奏さんに教わったんですか」",
"305000732_33": "「手ほどきだけな」",
"305000732_34": "「それでこんなにうまいなんて。すごいなあ~ッ!」",
"305000732_35": "「最初はぜんっぜん釣れなかったけどなッ!」",
"305000732_36": "「いいじゃない。今はできるようになったんだから。\\n ……それにしても、さすがは調ね。この鍋、いい匂いだわ」",
"305000732_37": "「こんな贅沢な材料でおさんどんするのは初めて。\\n ……上手く出来てたらいいけど」",
"305000732_38": "「ああ……これこそ天国なのデス……。\\n 食べたら文字通り昇天してしまいそうデス……」",
"305000732_39": "「未来にも食べさせてあげたいなぁ……」",
"305000732_40": "「調ッ! あとは何を作るデスかッ!?」",
"305000732_41": "「あとは……おさしみ。\\n ピチピチの魚、生で食べないのはもったいないから」",
"305000732_42": "「お刺身といったら、これデスッ!\\n マムも大好きだった、お醤油ッ」",
"305000732_43": "「醤油も持参したのか。……これは嬉しいなッ!」",
"305000732_44": "「醤油の味はマムの直伝だものね」",
"305000732_45": "「一気に食事が贅沢になったな。\\n ……この前までは塩焼きばっかり食ってたし」",
"305000732_46": "「誰もロクに料理しようとしなかったものね。\\n 疲れもあったし、仕方の無い事だけど」",
"305000732_47": "「しかし、こうおかずが豪勢になると――米が欲しくなるな」",
"305000732_48": "「ふっふっふ……そう来ると思いましたッ!\\n じゃーんッ」",
"305000732_49": "「お前……米まで持って来てたのかよッ!?」",
"305000732_50": "「やっぱりご飯は無いとッ!\\n それで、電気ってあります 炊飯器もあるよッ」",
"305000732_51": "「電気は……無いわね」",
"305000732_52": "「え……えええッ!? そ、それじゃご飯は――ッ!?」",
"305000732_53": "「残念だが、諦めるしかないだろうな……」",
"305000732_54": "「そんなぁ……」",
"305000732_55": "「大丈夫。これがあれば炊ける」",
"305000732_56": "「竹筒……そ、そんなもので炊けるデスかッ!?」",
"305000732_57": "「本当にッ!? ご飯食べられるのッ!?」",
"305000732_58": "「……任せてください」",
"305000732_59": "「たき火を囲んで、獲りたての海の幸で晩ごはん……\\n みんなでキャンプに来てるみたいデス」",
"305000732_60": "「実際やってる事は大差ねぇしな。\\n ……おッ、この魚マジで歯ごたえコリコリだなッ」",
"305000732_61": "「こちらの潮汁も絶品だな……。\\n 新鮮な貝類の出汁がこれほどまでに玄妙な味を作り出すとは」",
"305000732_62": "「ご飯~ご飯~」",
"305000732_63": "「お前、米がありゃなんでもいいんじゃねーか……」",
"305000732_64": "「それにしてもさっすが調デスッ!\\n 竹筒でご飯が炊けるなんてびっくりデスよッ」",
"305000732_65": "「この前、キャンプの番組でやってたから……」",
"305000732_66": "「……はぁ、美味しかった~」",
"305000732_67": "「もう食べられないのデス……」",
"305000732_68": "「お腹、パンパン……」",
"305000732_69": "「ついつい食べ過ぎてしまったな」",
"305000732_70": "「それなら少し海で泳げばいいのよ。ねぇ?」",
"305000732_71": "「う……そ、そうかもなッ!」",
"305000732_72": "「うーん、どうせなら花火も持ってくれば良かったッ!」",
"305000732_73": "「この件が解決したら、改めて皆でやればいいさ」",
"305000732_74": "「はいッ!頑張りましょうッ!」"
{
"305000732_0": "「はぁ、はぁ……ッ! ようやく、片付いた……ッ!」",
"305000732_1": "「ありがとう、マリア。おかげで助かった……」",
"305000732_2": "「普通のギアでは戦いづらかったでしょう。\\n それにしても、どうしてあなたたちがここに」",
"305000732_3": "「それはデスね――」",
"305000732_4": "「立花ッ! それに月読と暁も。\\n ギャラルホルンのゲートを通ってきたのか」",
"305000732_5": "「お前ら……何しに来てんだよ」",
"305000732_6": "「もちろん、こっちの異変解決を手伝いに来たデスッ!」",
"305000732_7": "「エルフナインが、しばらくあっちではノイズが\\n 現れないって言ってたから来たんです」",
"305000732_8": "「決して遊ぶために来たとかじゃありませんッ!」",
"305000732_9": "「ほ~お……。じゃ、アレはなんだ?」",
"305000732_10": "「ビーチボールに浮き輪、シュノーケルに足ヒレ、\\n イルカボートまで――ッ」",
"305000732_11": "「あ、あれは……、調査に必要になるかなーと……。\\n あはは……」",
"305000732_12": "「お前らッ! ぜったい遊ぶ気全開で来ただろッ!」",
"305000732_13": "「ちょっと遊ぼうとしただけだよ~ッ!」",
"305000732_14": "「あれをあなた1人で運べるとは思えない。\\n ……あなたたちも、そのつもりだったんでしょう……ッ」",
"305000732_15": "「いや、あれは合理的かつ論理的な作戦でデスね……」",
"305000732_16": "「だから早く合流しようって言ったのに……」",
"305000732_17": "「調ッ! 自分だけ逃れるのはずるいデスッ!」",
"305000732_18": "「調も、切歌に引きずられているようではダメよ。ほんとに……」",
"305000732_19": "「ご、ごめんなさいデス……」",
"305000732_20": "「ごめんなさい。自制心が足りなかった……」",
"305000732_21": "「来ちまったものは仕方ねーな。\\n イズもバカみたいに出やがるんだから、しっかり手伝えよ」",
"305000732_22": "「もちろんッ! そのつもりで来たんだから」",
"305000732_23": "「いや、遊ぶつもりだったろ……」",
"305000732_24": "「そろそろ陽も落ちる。キャンプを張ろう。\\n 人数も増えた事だし、そろそろ食材を調達するか」",
"305000732_25": "「現地調達デスかッ! 面白そうデスッ!\\n あ、でもちゃんとご飯にありつけるデスかね……」",
"305000732_26": "「フッ、今までのわたしたちではないのよ」",
"305000732_27": "「それは、釣りの道具……ッ!」",
"305000732_28": "「てめぇらの分まで用意してやるよッ!\\n ……ちょっと、針にエサつけてくれ」",
"305000732_29": "「成長したわたしたちには、\\n もはや携帯食料など必要ない――ッ」",
"305000732_30": "「おおおお……ッ! 海の幸が山盛りデス……ッ!」",
"305000732_31": "「鮮度抜群……ッ!」",
"305000732_32": "「翼さん、釣りもうまかったんですねッ!\\n 知らなかったですッ 奏さんに教わったんですか」",
"305000732_33": "「手ほどきだけな」",
"305000732_34": "「それでこんなにうまいなんて。すごいなあ~ッ!」",
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"305000732_38": "「ああ……これこそ天国なのデス……。\\n 食べたら文字通り昇天してしまいそうデス……」",
"305000732_39": "「未来にも食べさせてあげたいなぁ……」",
"305000732_40": "「調ッ! あとは何を作るデスかッ!?」",
"305000732_41": "「あとは……おさしみ。\\n ピチピチの魚、生で食べないのはもったいないから」",
"305000732_42": "「お刺身といったら、これデスッ!\\n マムも大好きだった、お醤油ッ」",
"305000732_43": "「醤油も持参したのか。……これは嬉しいなッ!」",
"305000732_44": "「醤油の味はマムの直伝だものね」",
"305000732_45": "「一気に食事が贅沢になったな。\\n ……この前までは塩焼きばっかり食ってたし」",
"305000732_46": "「誰もロクに料理しようとしなかったものね。\\n 疲れもあったし、仕方の無い事だけど」",
"305000732_47": "「しかし、こうおかずが豪勢になると――米が欲しくなるな」",
"305000732_48": "「ふっふっふ……そう来ると思いましたッ!\\n じゃーんッ」",
"305000732_49": "「お前……米まで持って来てたのかよッ!?」",
"305000732_50": "「やっぱりご飯は無いとッ!\\n それで、電気ってあります 炊飯器もあるよッ」",
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"305000732_63": "「お前、米がありゃなんでもいいんじゃねーか……」",
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@ -1,11 +1,11 @@
{
"305000741_0": "「この音は――まさかッ!?」",
"305000741_1": "「セイレーンの歌ッ! みんな、起きてッ!」",
"305000741_2": "「……朝駆けかよ、ったく」",
"305000741_3": "「ん……朝からいきなり……?」",
"305000741_4": "「ふわぁ……。もう朝デスか……。\\n もう少し寝るのデス……」",
"305000741_5": "「しっかりして、切ちゃん。――多いよッ!」",
"305000741_6": "「……やはり声は海側か。\\n まさか海中から……」",
"305000741_7": "「考えている暇はないわ。\\n まずは襲ってくるイズを叩きましょう」",
"305000741_8": "「人が気持ちよく寝てるところを邪魔しやがって。\\n ――てめぇら、覚悟しやがれッ」"
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@ -1,15 +1,15 @@
{
"305000751_0": "「残らずくたばれってんだッ!」",
"305000751_1": "「まだ第二波が来る……ッ!」",
"305000751_2": "「本当にノイズ出すぎじゃねーかッ!?\\n どうなってんだよッ」",
"305000751_3": "「まだセイレーンの歌が聴こえているわ。\\n ……という事は」",
"305000751_4": "「まだまだ出てくるって事デスかッ!?」",
"305000751_5": "「そういう事だろうな。マリア、雪音ッ!\\n 水着型を持つわたしたちがイズを引きつけるぞッ」",
"305000751_6": "「わーってるよッ!\\n 後輩どもに情けねぇ姿は見せられねーしなッ」",
"305000751_7": "「そうね、調たちはわたしたちの援護をッ!」",
"305000751_8": "「了解」",
"305000751_9": "「了解デスッ!」",
"305000751_10": "「――来るぞッ!」",
"305000751_11": "「わたしたちのギアも水着型になればなぁ……」",
"305000751_12": "「デスね……」"
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@ -1,23 +1,23 @@
{
"305000752_0": "「ふう……ようやく落ち着いた、かな?\\n ずっとこんなにたくさんのイズと戦ってたんですか」",
"305000752_1": "「そういう事だ。水着型無しでは、きついだろう」",
"305000752_2": "「暑くて汗がすごくて、イガリマを持つ手も滑るデスよ……」",
"305000752_3": "「切ちゃん、一番やりにくそう……。\\n わたしもローラーに砂がからんで、きつかったけど」",
"305000752_4": "「どうすれば水着型になれるんですかね……」",
"305000752_5": "「心象による影響って聞いたデスけど……」",
"305000752_6": "「うん、だけど、水着型になりたーい!って\\n ずっと思ってるのに、全然ならないんだよね」",
"305000752_7": "「どうして……」",
"305000752_8": "「詳しい条件はわからないんだけれど、\\n わたしはすぐに変わったし……」",
"305000752_9": "「あたしは海に引きずり込まれたときだ」",
"305000752_10": "「わたしは雪音が海に落ちるのを見たときだったな……」",
"305000752_11": "「みんなバラバラなんデスね……」",
"305000752_12": "「難しい……」",
"305000752_13": "「無い物ねだりをしても仕方ないわ。\\n なるべくわたしたちがフォローするから頑張りましょう」",
"305000752_14": "「そうだな。一休みしたら調査に入ろう」",
"305000752_15": "「ところで、効率の問題もあるしチームを分けるのは\\n どうかしら」",
"305000752_16": "「分かれて探索するんですか?」",
"305000752_17": "「ええ。これだけ装者がいるんだもの。\\n 固まって動くより効率もいいはず」",
"305000752_18": "「いいんじゃねーか」",
"305000752_19": "「わたしも異存ない」",
"305000752_20": "「それじゃチーム分けについて話し合いましょう」"
{
"305000752_0": "「ふう……ようやく落ち着いた、かな?\\n ずっとこんなにたくさんのイズと戦ってたんですか」",
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@ -1,38 +1,38 @@
{
"305000811_0": "アイランドサーチ",
"305000811_1": "「チーム個々の戦力を考えて、水着型持ちと水着型なしの\\n 装者名ずつ、チームで探索するのはどう」",
"305000811_2": "「そうですね。ここから2人ずつ、3方向に分かれて――」",
"305000811_3": "「長期戦になるかもしれないわ。\\n ついでに各自、食料も集めるようにしましょう」",
"305000811_4": "「そうしたら、新しい食材も手に入るデスね」",
"305000811_5": "「一石二鳥」",
"305000811_6": "「決まりだな。チーム分けはどうすんだ?」",
"305000811_7": "「取り立てて悩む必要もない。無作為でいいだろう」",
"305000811_8": "「それじゃ、ぐーちょきぱーで決めようよ」",
"305000811_9": "「充分だ」",
"305000811_10": "「じゃあみんな行くよ~……ぐーちょきぱーッ!」",
"305000811_11": "「1回で決まったわね。\\n  それ――」",
"305000811_12": "「翼さん、また変なチョキ出してるッ!」",
"305000811_13": "「だから変ではないッ!\\n カッコいいチョキだと言っているだろうッ」",
"305000811_14": "「チョキならわたしとですね。\\n よろしくお願いします」",
"305000811_15": "「ああ、よろしく頼む」",
"305000811_16": "「残りはあたしたちだな」",
"305000811_17": "「クリス先輩、お世話になるデスッ!」",
"305000811_18": "「内陸部、特に森を中心に調査する……木陰で暑さは\\n しのげるけど、視界は悪いわ。注意しておいて」",
"305000811_19": "「はい」",
"305000811_20": "「それにしても。\\n 何だかあなたと人というのもあまりないわね」",
"305000811_21": "「そうですか? そう言われてみると……」",
"305000811_22": "「あなたも翼とかと組んだほうがやりやすかったんじゃない?」",
"305000811_23": "「そんな事ないです。\\n わたしはマリアさんと一緒で、嬉しいですよッ」",
"305000811_24": "「そ、そう……?」",
"305000811_25": "「マリアさんの曲、よく聴いてますからッ!\\n 翼さんとのコラボステージもすっごいカッコ良かったですッ」",
"305000811_26": "「あ、ありがとう……。\\n 何だか照れるわね」",
"305000811_27": "「あ、そう言えば食料確保ってどうします?\\n 昨日は海鮮尽くしだったし、森の食べ物もいいですよね」",
"305000811_28": "「そうね、そっちも頑張らなきゃね」",
"305000811_29": "「……堅物の翼が、あなたの前だと表情を和らげるのも\\n 分かる気がするわ」",
"305000811_30": "「あのフルーツ食べられるのかな? さすが南国って\\n 感じですねッ ……あれ、何か言いました」",
"305000811_31": "「フフ、なんでもないわ」",
"305000811_32": "「――この音。現れたわね」",
"305000811_33": "「――ノイズッ!」",
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"305000811_35": "「はいッ!」"
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"305000811_12": "「翼さん、また変なチョキ出してるッ!」",
"305000811_13": "「だから変ではないッ!\\n カッコいいチョキだと言っているだろうッ」",
"305000811_14": "「チョキならわたしとですね。\\n よろしくお願いします」",
"305000811_15": "「ああ、よろしく頼む」",
"305000811_16": "「残りはあたしたちだな」",
"305000811_17": "「クリス先輩、お世話になるデスッ!」",
"305000811_18": "「内陸部、特に森を中心に調査する……木陰で暑さは\\n しのげるけど、視界は悪いわ。注意しておいて」",
"305000811_19": "「はい」",
"305000811_20": "「それにしても。\\n 何だかあなたと人というのもあまりないわね」",
"305000811_21": "「そうですか? そう言われてみると……」",
"305000811_22": "「あなたも翼とかと組んだほうがやりやすかったんじゃない?」",
"305000811_23": "「そんな事ないです。\\n わたしはマリアさんと一緒で、嬉しいですよッ」",
"305000811_24": "「そ、そう……?」",
"305000811_25": "「マリアさんの曲、よく聴いてますからッ!\\n 翼さんとのコラボステージもすっごいカッコ良かったですッ」",
"305000811_26": "「あ、ありがとう……。\\n 何だか照れるわね」",
"305000811_27": "「あ、そう言えば食料確保ってどうします?\\n 昨日は海鮮尽くしだったし、森の食べ物もいいですよね」",
"305000811_28": "「そうね、そっちも頑張らなきゃね」",
"305000811_29": "「……堅物の翼が、あなたの前だと表情を和らげるのも\\n 分かる気がするわ」",
"305000811_30": "「あのフルーツ食べられるのかな? さすが南国って\\n 感じですねッ ……あれ、何か言いました」",
"305000811_31": "「フフ、なんでもないわ」",
"305000811_32": "「――この音。現れたわね」",
"305000811_33": "「――ノイズッ!」",
"305000811_34": "「狭い所だとこちらが不利よ。\\n 少しひらけた場所で迎撃しましょうッ」",
"305000811_35": "「はいッ!」"
}

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@ -1,24 +1,24 @@
{
"305000812_0": "「カタはついたけれど、欠片は無しね」",
"305000812_1": "「聖遺物の欠片は、ノイズが持ってるんですよね」",
"305000812_2": "「まだ正確には分からないけれど、\\n 何らかの影響で欠片と同化していると推測されるわね」",
"305000812_3": "「そしてその個体は高い戦闘能力を持つ。\\n だから、戦ってみれば、見分けはつくはずだけれど」",
"305000812_4": "「う~ん。あっちから来てくれない事にはどうしようも\\n ないんですね。あ、あの木の実ナッツみたいでおいしそう」",
"305000812_5": "「ここは魚だけではなく、他の食料も豊かみたいね。\\n たしか……あの草は食べられるもののはずよ」",
"305000812_6": "「うえッ、ぺッぺッ!\\n この木の実渋い……おいしそうだったのになぁ」",
"305000812_7": "「食べて確かめるのは、危険だから注意しなさい。\\n って聞いてる」",
"305000812_8": "「あああ~……」",
"305000812_9": "「疲れたのかしら。それなら少し休んでも」",
"305000812_10": "「マリアさんは背が高くて~、プロポーションも良くて~、\\n 歌も上手くていいなぁ」",
"305000812_11": "「ひゃッ!? ちょ、ちょっと何ッ!? ベタベタ触って……」",
"305000812_12": "「大人の~……セクシーッ! って感じですよね~、\\n こんな風になりたいな  なりたいな」",
"305000812_13": "「い、一体どうしたのッ!?\\n 千鳥足になってるわよッ」",
"305000812_14": "「マリアさ~ん。そのアダルトパワーをわたしにも\\n 分けてくださいよ……ッ」",
"305000812_15": "「あなた、その木の実ッ!」",
"305000812_16": "「これですか~? 最ッ高においしい木の実ですよ~。食べると\\n 気持ちよくなるんです、マリアさんも、どうですか」",
"305000812_17": "「捨てなさいッ!」",
"305000812_18": "「あ~、木の実が逃げていった~。代わりにマリアさんの\\n アダルト分けてください……ッ」",
"305000812_19": "「だから注意しなさいって言った――。\\n ちょっとッ だ、抱きついてこないでッ」",
"305000812_20": "「いいじゃないですかあ~、減るもんじゃなし~、\\n へへへへへえ……ッ」",
"305000812_21": "「や、やめ――もう、誰か何とかしてッ!」"
{
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@ -1,25 +1,25 @@
{
"305000821_0": "「わたしたちのルートは海岸線沿いのようだな。ここでの\\n イズは主として海から発生する。気を抜くなよ」",
"305000821_1": "「わかりました」",
"305000821_2": "「…………」",
"305000821_3": "「…………」",
"305000821_4": "「…………」",
"305000821_5": "「…………」",
"305000821_6": "(……何か話しかけたほうがいいのだろうか。目的を遂行するのに\\n 無駄話は必要ないが、居心地を悪くさせているのでは……",
"305000821_7": "(翼さんは装者としての使命に真剣。一言も無駄話をしない……。\\n こういう姿勢はすごく見習いたいって思う……",
"305000821_8": "「……あ、あれはッ! あそこにイルカがいるぞッ」",
"305000821_9": "「――ッ!?\\n 野生のイルカなんて初めて見た……かわいい」",
"305000821_10": "「――フ。そうしていると、月読も年相応に見えるな」",
"305000821_11": "「そう、ですか。\\n わたし、普段はそんなに……なんだか恥ずかしい」",
"305000821_12": "「……あの、翼さん」",
"305000821_13": "「うん、どうした?」",
"305000821_14": "「――わたし、強くなりたいんです」",
"305000821_15": "「……強く、か」",
"305000821_16": "「自分が役に立ててるのか心配で……。\\n どうすれば翼さんの様に強くなれますか」",
"305000821_17": "「わたしもまだ未熟な部分も多いゆえ、\\n 偉そうな事は言えないが、そうだな……」",
"305000821_18": "「強くあろうとする心構えがあれば、いつかはそうなれる。\\n だから焦らない事だ」",
"305000821_19": "「焦らない……事?」",
"305000821_20": "「ああ」",
"305000821_21": "「セイレーンの歌だ。来るぞッ!」",
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@ -1,25 +1,25 @@
{
"305000822_0": "「聖遺物の欠片は無いみたいですね」",
"305000822_1": "「雪音の言い回しを借りれば、ハズレ、という事か」",
"305000822_2": "「切ちゃんたちが欠片持ちを撃退してくれてるといいですね」",
"305000822_3": "「そうだな」",
"305000822_4": "「はい」",
"305000822_5": "「……ところで、食料の調達も必要だったな。\\n このあたりで確保しておくか」",
"305000822_6": "「そうですね。釣りをしましょう。教えてもらえますか?」",
"305000822_7": "「任せておけ。手ほどき程度だが、役に立つはずだ。\\n ちょうどこのあたりは魚が多いようだしな」",
"305000822_8": "「……釣れた」",
"305000822_9": "「な……何故だッ!\\n 何故、月読にばかり次々と魚が掛かるッ」",
"305000822_10": "「昨日はあれほど簡単に釣れていたのに……」",
"305000822_11": "「糸の扱いなら任せて欲しいです」",
"305000822_12": "「く――ッ!\\n な、ならばこの魚、わたしが運ぼうッ」",
"305000822_13": "「その前に」",
"305000822_14": "「なッ!? この場で下ごしらえまで……ッ!」",
"305000822_15": "「魚はなるだけ早く内臓を処理しておくとおいしく\\n 食べられるんです。後は焼くだけにしておきました」",
"305000822_16": "「すでに店頭で見る魚と寸分違わない……ッ!\\n 運びやすいよう、糸で束ねる配慮まで」",
"305000822_17": "「お料理するのは嫌いじゃないです」",
"305000822_18": "(先ほど、月読は自分が役に立てているのか心配だと\\n 言っていたが……",
"305000822_19": "(そもそも、わたしは役に立てているのだろうか……?)",
"305000822_20": "「翼さん? どうかしましたか?」",
"305000822_21": "「教えてくれ月読、\\n わたしは、どうすれば月読の様になれるんだ……ッ」",
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@ -1,20 +1,20 @@
{
"305000831_0": "「こっち方面は荒地ばっかじゃねーか。何にもねぇぞ……」",
"305000831_1": "「無いデスね……」",
"305000831_2": "「こんなとこ、調べる必要あるのかよッ!?」",
"305000831_3": "「わかんないデス……」",
"305000831_4": "「マジで何にもねぇ……。不毛だ……」",
"305000831_5": "「ところで、食料調達はどうするデス?」",
"305000831_6": "「そうだな……」",
"305000831_7": "「って、何にもねーじゃねーかッ!?」",
"305000831_8": "「でもでも、アタシたちも食材を持っていかないと……」",
"305000831_9": "「雑草もほとんど生えてねぇんだぞ。転がってるのは\\n 石っころばっかりだ」",
"305000831_10": "「その石ころの下に隠された魅惑の食材があったりとかは」",
"305000831_11": "「どけてみるか? ――うおッ、でけえムカデッ!」",
"305000831_12": "「お前、こんな虫とか食べたいのか?」",
"305000831_13": "「ぶるぶるぶるぶるッ! デスッ!\\n ごめんこうむりたいデスッ」",
"305000831_14": "「だよなあ……」",
"305000831_15": "「っと、お出ましだ。やっとやる事ができたな」",
"305000831_16": "「ムカデを食べるよりはノイズを相手にするほうが\\n よっぽどマシデスよッ」",
"305000831_17": "「違いねぇッ!」"
{
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@ -1,26 +1,26 @@
{
"305000832_0": "「あったか?」",
"305000832_1": "「無いデスね」",
"305000832_2": "「欠片は無しか……ハズレだな。ここは本当に、芯から不毛だ。\\n せめて何か食材でもありゃいいのに……」",
"305000832_3": "「そうデスッ!」",
"305000832_4": "「なんだ」",
"305000832_5": "「地上に食材が無いなら、飛んでる獲物を狙うデスッ!」",
"305000832_6": "「なるほど、鳥か……よしッ! ならあたしに任せろッ!」",
"305000832_7": "「仕留めるデスッ!」",
"305000832_8": "「てめぇッ! 鎌であたしの射撃全部止まってるじゃねーかッ!\\n 何邪魔してんだッ」",
"305000832_9": "「じゃ、邪魔じゃないデスッ!」",
"305000832_10": "「余計な事しなきゃあの鳥落せてただろッ!」",
"305000832_11": "「鳥を思いついたのはアタシデスッ! 獲って帰って調に\\n 自慢するデスッ 改めて――イガリマアアッ」",
"305000832_12": "「遠距離はあたしの専門だろうがッ!」",
"305000832_13": "「ああーッ!?\\n 今の完全に当たる流れだったのに、撃ち落されたデスッ」",
"305000832_14": "「わりーわりー。でもこれでおあいこだよな?」",
"305000832_15": "「ぬぬぬ……ッ!\\n こうなればどっちが鳥を多く獲るか勝負デスッ」",
"305000832_16": "「やってやろーじゃねぇかッ! 先手必勝ッ!」",
"305000832_17": "「抜け駆けは許さないデスッ!」",
"305000832_18": "「あーッ! チクショウッ!」",
"305000832_19": "「勝負の世界は非情デスよッ!」",
"305000832_20": "「そして鳥はいなくなった……デス」",
"305000832_21": "「残らず逃がして、バカかよ、あたしたちは……」",
"305000832_22": "「食材は諦めて、調査だけやるデスか……」",
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@ -1,25 +1,25 @@
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"305000841_0": "「やっと意識がはっきりしてきた……。みんな合流だね」",
"305000841_1": "「こちらはノイズとの戦闘はあったが、\\n 欠片は発見できなかった。他はどうだ」",
"305000841_2": "「同じね。食料だけは、キノコ、木の実、フルーツと\\n 集められたけれど」",
"305000841_3": "「こっちはいいポイントがあって、魚が沢山釣れたよ」",
"305000841_4": "「開かれた魚が、暑い日差しでいい感じに軽い干物に\\n なってるデスッ」",
"305000841_5": "「晩メシは豪華になりそうだなッ!」",
"305000841_6": "「そういうクリスちゃんチームは?」",
"305000841_7": "「それは……」",
"305000841_8": "「……デス」",
"305000841_9": "「わたしの釣果も褒められた物ではないが」",
"305000841_10": "「収穫、ゼロ?」",
"305000841_11": "「……仕方ないだろッ! なんにもねぇ荒野だったんだよッ!」",
"305000841_12": "「チャンスはあったけど、アタシたちが愚かだったデス……」",
"305000841_13": "「なんとなく想像できる……」",
"305000841_14": "「お昼は食べたし、少し休んだら、また各自違う方向を探索しましょう」",
"305000841_15": "「今度はもっと身のあるとこをあててくれ」",
"305000841_16": "「同じ島の中なのに、そんなに違うの?」",
"305000841_17": "「心がすり減るデス……」",
"305000841_18": "「それなら今度はわたしたちが、あちら側を担当しよう。\\n 月読、構わないか」",
"305000841_19": "「大丈夫です。同じだと思うから」",
"305000841_20": "「一緒じゃねぇんだよ。――ん?」",
"305000841_21": "「また来たデスッ!」",
"305000841_22": "「出発の前に、もう一仕事だねッ!」"
{
"305000841_0": "「やっと意識がはっきりしてきた……。みんな合流だね」",
"305000841_1": "「こちらはノイズとの戦闘はあったが、\\n 欠片は発見できなかった。他はどうだ」",
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@ -1,11 +1,11 @@
{
"305000851_0": "「は――ッ!」",
"305000851_1": "「水着型のギアもないのに、いい動きをする」",
"305000851_2": "「ありがとうございます」",
"305000851_3": "「え、あれは――」",
"305000851_4": "「ボサッとすんなッ! どうしたッ!?」",
"305000851_5": "「さっき沖合いに何か大きな影が見えたような……。\\n すぐ消えちゃったけど」",
"305000851_6": "「まだまだ来るみたいデスよッ!」",
"305000851_7": "「今度の歌は内陸の方から……? どういう事ッ!?」",
"305000851_8": "「これを片付けたら、そっちですねッ!」"
{
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@ -1,10 +1,10 @@
{
"305000852_0": "「立花、戦闘中に何を見た?」",
"305000852_1": "「沖合いの海の中に大きな影が……。あのシルエット、\\n どこかで見たような気がするんですけど」",
"305000852_2": "「でも、内陸からもセイレーンの歌が聴こえたわね」",
"305000852_3": "「神出鬼没……。カルマ化したノイズなのかも」",
"305000852_4": "「歌もそいつが唄ってんのか?\\n 根っこが自分から出てきてくれれば、やりやすいな」",
"305000852_5": "「大きな影っていうのも気になるデスけど」",
"305000852_6": "「元凶に近づきつつあるのかもしれない。相手がカルマノイズ\\n だとしたら厄介だ。次の探索は慎重に行おう」",
"305000852_7": "「はいッ!」"
{
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@ -1,10 +1,10 @@
{
"305000911_0": "黒いクジラ",
"305000911_1": "「今度のルートは浅瀬……。\\n ここなら変な木の実もキコもないし、安心ですね」",
"305000911_2": "「果敢にチャレンジしすぎなければ、どこでも大丈夫よ」",
"305000911_3": "「今回は食材は後回しでいいですしね。慎重にッ!」",
"305000911_4": "「カルマ化したノイズの可能性が見えた以上はね。ここの島民の\\n 人たちがすでに避難しているのは、こちらに有利な要素だわ」",
"305000911_5": "「歌は内陸からだし、影は海にいたし、いったい……」",
"305000911_6": "「来たわね。この歌声こそがカルマノイズかもしれない。\\n 欠片も探している以上、イズの襲撃は好都合ッ」",
"305000911_7": "「迎え撃ちましょうッ!」"
{
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@ -1,22 +1,22 @@
{
"305000912_0": "「ここはわたしが抑えるッ! あなたは海中の影をッ!」",
"305000912_1": "「……はいッ!」",
"305000912_2": "「――あッ! 今、影が見えましたッ!」",
"305000912_3": "「やはり海側ッ!? 捕捉できるかしらッ!」",
"305000912_4": "「――追いますッ!」",
"305000912_5": "「頼んだわッ!」",
"305000912_6": "「こちらは片付いたけど、どうだった?」",
"305000912_7": "「すみません、近づいたら急に消えてしまって……。\\n 深く潜ったのかも……」",
"305000912_8": "「姿は確認したの?」",
"305000912_9": "「いえ、シルエットしか見えなくて……」",
"305000912_10": "「どんなシルエットだったのかしら」",
"305000912_11": "「かなり大きくて、こんな感じの丸いシルエットでした。\\n ……どこかで見た事あるような気がするんですけど」",
"305000912_12": "「大きな丸いシルエット……ね。まあシルエットだけでも\\n 確認できたのだから、よしとしましょう」",
"305000912_13": "「こっちにおびき寄せる手でもあればいいんですけど……。\\n 戦いながら待つしかないんですかね」",
"305000912_14": "「わからないわ。ただ、やはりわたしたちが戦っている相手は、\\n カルマイズかも知れないわね」",
"305000912_15": "「どうしてですか?」",
"305000912_16": "「思い出してみてごらんなさい。神出鬼没で不意に消えたり\\n なんて、普通のイズがそんな行動をとるとは思えないわ」",
"305000912_17": "「確かにそうですね……」",
"305000912_18": "「決まったわけではないけれど、そのつもりで動きましょう」",
"305000912_19": "「はいッ!」"
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@ -1,24 +1,24 @@
{
"305000921_0": "「……森側にもノイズは現れるんですか」",
"305000921_1": "「傾向からすると、数はやや少ないが、\\n 何度か遭遇している」",
"305000921_2": "「……歌が聴こえたのはこっち側が近かったかも」",
"305000921_3": "「移動しているのかもしれないな……」",
"305000921_4": "「とにかく、歩き回ってみよう」",
"305000921_5": "「大丈夫か?」",
"305000921_6": "「はい……何とか」",
"305000921_7": "「この森はあまり人の手が入っていない。歩くだけでも多少は\\n 消耗するはずだ。無理せずにゆっくり進もう」",
"305000921_8": "「すみません……」",
"305000921_9": "「何を謝る?」",
"305000921_10": "「わたしに体力がもっとあったら……」",
"305000921_11": "「それは違う。\\n ……雪音もこの前かなりバテていたしな」",
"305000921_12": "「クリス先輩が?」",
"305000921_13": "「ああ。体力があるに越した事は無いが、それだけを嘆く\\n 必要はない。特に慣れないこういった場所ではな」",
"305000921_14": "「翼さんは……慣れてるんですね」",
"305000921_15": "「ああ、奏がこういう場所を好んでいたからな。\\n 追いかけるうちに、自然と……」",
"305000921_16": "「――ッ!? セイレーンの歌ッ!\\n 集中しろッ」",
"305000921_17": "「はいッ!」",
"305000921_18": "「方向はわかったか?」",
"305000921_19": "「いえ、木に囲まれているせいか反響が……」",
"305000921_20": "「わたしもだ。仕方ない、とにかく今は応戦するぞッ!」",
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@ -1,9 +1,9 @@
{
"305000922_0": "「ノイズは殲滅したが、聖遺物の欠片は無し……」",
"305000922_1": "「翼さんッ! あっちに大きな影がッ!」",
"305000922_2": "「あれが立花の言っていた――ッ!\\n 陸上にも移動が可能なのかッ」",
"305000922_3": "「追いましょうッ!」",
"305000922_4": "「……消えたな」",
"305000922_5": "「じゃあやっぱり、カルマノイズ……」",
"305000922_6": "「その公算は高い。それも、かなり大型のようだな」"
{
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@ -1,9 +1,9 @@
{
"305000931_0": "「今度は砂浜で、不毛じゃないデスね」",
"305000931_1": "「つってももう食料採ってる場合じゃないだろ」",
"305000931_2": "「響さん、沖で影を見たって言ってたデスけど……」",
"305000931_3": "「歌は内陸。相手がカルマノイズだとしたら、\\n こっちは完全に翻弄されてるって事だ」",
"305000931_4": "「セイレーンの歌ッ! 近いデスよッ!」",
"305000931_5": "「来やがったなッ! 欠片が見つかれば上等だッ!」",
"305000931_6": "「戦いながら、海にも気をつけておくデスッ!」"
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@ -1,15 +1,15 @@
{
"305000932_0": "「これで――全滅デスッ!」",
"305000932_1": "「おい、後ろ――ッ!」",
"305000932_2": "「なんデスッ!? あの影はッ!」",
"305000932_3": "「ブチ込めええええッ!」",
"305000932_4": "「捉えたッ! デスッ!?」",
"305000932_5": "「いや、浅いッ! 消えたか……」",
"305000932_6": "「逃げてばっかりで、これじゃ捕まえようがないデスよッ!」",
"305000932_7": "「そうでもないんじゃねぇか……。あれ」",
"305000932_8": "「おおッ! 崩れた岩の下に、洞窟デスとッ!?」",
"305000932_9": "「のぞいてみろ。結構深いみたいだ」",
"305000932_10": "「地底を通って、島の真ん中の方まで……続いてる\\n みたいデスッ」",
"305000932_11": "「これが地下にある神殿ってやつの入り口かもな」",
"305000932_12": "「そうかもしれないデスッ!」"
{
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@ -1,28 +1,28 @@
{
"305000941_0": "「入ってみるデスか?」",
"305000941_1": "「そうだな、触りだけでも見てくるか?」",
"305000941_2": "「バーンとみんなに見せてなんにもなかったらこっぱずかしい\\n デスね」",
"305000941_3": "「こんな物々しいとこ、どう考えてもなんかあると思うけどな」",
"305000941_4": "「――ッ! この歌はッ!」",
"305000941_5": "「で、でかいデスッ!」",
"305000941_6": "「セイレーンの歌に、口から大量のノイズだとッ!?\\n こいつが元凶で間違いねぇッ」",
"305000941_7": "「やっぱりカルマノイズかッ!」",
"305000941_8": "「そうは言ってもこの大きさと見た目、まるでクジラデスよッ!\\n 敵も多すぎデスッ」",
"305000941_9": "「みすみす逃す手があるかよッ!」",
"305000941_10": "「さすがに合流しないと危険デスよッ!」",
"305000941_11": "「ちッ! なら、折衷案でどうだッ!」",
"305000941_12": "「上へッ!? そ、そうか、これで……」",
"305000941_13": "「派手に狼煙上げりゃ集まってくんだろッ!\\n あいつらが来るまで抑えるぞッ」",
"305000941_14": "「どうした雪音ッ! ――こ、これはッ!」",
"305000941_15": "「遅せぇっつうの。持ち堪えるだけで苦労したんだからな」",
"305000941_16": "「この巨体……ッ! あなたが見た影に間違いないかしら」",
"305000941_17": "「……はいッ! どこかで見たシルエットだと思ったら、\\n 水族館で見たクジラとそっくりでしたッ」",
"305000941_18": "「切ちゃん、大丈夫ッ!?」",
"305000941_19": "「どうにかってとこデスよッ! でも、全員揃ったらッ!」",
"305000941_20": "「やっとこっちから仕掛けられるッ!\\n まずは周りのザコからだッ」",
"305000941_21": "「かなりの相手だけど――みんなであのノイズを倒してこの島を取り戻すッ!」",
"305000941_22": "「無論……それこそが防人の務めッ!」",
"305000941_23": "「数を頼み、威容を誇るだけで勝ちを掴めるものではないッ!」",
"305000941_24": "「アタシたちも、行くデスッ!」",
"305000941_25": "「うんッ!」"
{
"305000941_0": "「入ってみるデスか?」",
"305000941_1": "「そうだな、触りだけでも見てくるか?」",
"305000941_2": "「バーンとみんなに見せてなんにもなかったらこっぱずかしい\\n デスね」",
"305000941_3": "「こんな物々しいとこ、どう考えてもなんかあると思うけどな」",
"305000941_4": "「――ッ! この歌はッ!」",
"305000941_5": "「で、でかいデスッ!」",
"305000941_6": "「セイレーンの歌に、口から大量のノイズだとッ!?\\n こいつが元凶で間違いねぇッ」",
"305000941_7": "「やっぱりカルマノイズかッ!」",
"305000941_8": "「そうは言ってもこの大きさと見た目、まるでクジラデスよッ!\\n 敵も多すぎデスッ」",
"305000941_9": "「みすみす逃す手があるかよッ!」",
"305000941_10": "「さすがに合流しないと危険デスよッ!」",
"305000941_11": "「ちッ! なら、折衷案でどうだッ!」",
"305000941_12": "「上へッ!? そ、そうか、これで……」",
"305000941_13": "「派手に狼煙上げりゃ集まってくんだろッ!\\n あいつらが来るまで抑えるぞッ」",
"305000941_14": "「どうした雪音ッ! ――こ、これはッ!」",
"305000941_15": "「遅せぇっつうの。持ち堪えるだけで苦労したんだからな」",
"305000941_16": "「この巨体……ッ! あなたが見た影に間違いないかしら」",
"305000941_17": "「……はいッ! どこかで見たシルエットだと思ったら、\\n 水族館で見たクジラとそっくりでしたッ」",
"305000941_18": "「切ちゃん、大丈夫ッ!?」",
"305000941_19": "「どうにかってとこデスよッ! でも、全員揃ったらッ!」",
"305000941_20": "「やっとこっちから仕掛けられるッ!\\n まずは周りのザコからだッ」",
"305000941_21": "「かなりの相手だけど――みんなであのノイズを倒してこの島を取り戻すッ!」",
"305000941_22": "「無論……それこそが防人の務めッ!」",
"305000941_23": "「数を頼み、威容を誇るだけで勝ちを掴めるものではないッ!」",
"305000941_24": "「アタシたちも、行くデスッ!」",
"305000941_25": "「うんッ!」"
}

View file

@ -1,16 +1,16 @@
{
"305000952_0": "「すごい数のノイズ、ようやく倒しきったけど……ッ!」",
"305000952_1": "「――カルマノイズは、再生して逃げたか……。\\n やはり他のイズとは段違いの強さだな」",
"305000952_2": "「また現れるのを待つのかよッ!\\n いつまで根くらべやるつもりだッ」",
"305000952_3": "「確かにこのままでは埒が明かない。\\n 何とか、追い詰める手段を考えないと……ッ」",
"305000952_4": "「あんなにおっきい体なのに、簡単に出たり消えたりするなんて、\\n にくったらしいデスッ」",
"305000952_5": "「聖遺物の欠片も見つからない」",
"305000952_6": "「戻ってきたッ!? まさかまだ近くにッ!」",
"305000952_7": "「いや……遠いぞ。どこからか反響して響いてきている……ッ!」",
"305000952_8": "「どこから……?」",
"305000952_9": "「きっとさっきの洞窟デスよッ!」",
"305000952_10": "「――当たりだ。かなり奥の方から響いて来やがる」",
"305000952_11": "「てっきり海から来ているものだと思っていたけど、\\n まさか、島の地下から……」",
"305000952_12": "「今度こそ、この奥に……」",
"305000952_13": "「行って見ようッ!」"
{
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@ -1,34 +1,34 @@
{
"305001011_0": "洞窟探検",
"305001011_1": "「この洞窟は、クリス先輩とアタシが発見したデスよッ!」",
"305001011_2": "「切ちゃん、すごい」",
"305001011_3": "「雪音の大雑把な攻撃が役に立ったな」",
"305001011_4": "「素直に褒めとけってのッ、ったく……」",
"305001011_5": "「それにしても、島の地下にこんな深い洞窟が広がっているなんて」",
"305001011_6": "「元々は自然洞だったのかもしれないけれど、\\n ところどころに細かく人の手が入っているわね」",
"305001011_7": "「先はどこに繋がっている……?」",
"305001011_8": "「方向は、島の真ん中のほうデスよね」",
"305001011_9": "「セイレーンの歌は、ずっとかすかに聴こえてる……」",
"305001011_10": "「この場所がなんなのかは分からない。ノイズがいることだけは\\n 間違いない以上、慎重に進みましょう。みんな、離れないで」",
"305001011_11": "「なんにせよ、目指すは歌の発生源だな」",
"305001011_12": "「――わひいッ!?」",
"305001011_13": "「なんだノイズかッ!?」",
"305001011_14": "「えっと、ごめん。天井から冷たい雫が落ちてきて……」",
"305001011_15": "「いきなり横ででけぇ声出すなよなッ!?」",
"305001011_16": "「ねぇ、なんだか奥から黒いモヤみたいなのが来てないかな」",
"305001011_17": "「なんだッ!? 今度こそノイズかッ!?」",
"305001011_18": "「違うみたいだけど……なんだろ。もう少し近づいてみないと」",
"305001011_19": "「あ……わかった」",
"305001011_20": "「コウモリの群れだーッ!?」",
"305001011_21": "「うわああああッ!?」",
"305001011_22": "「血を吸われるデースッ!?」",
"305001011_23": "「ふ、ふう……。狩りに行く時間だったのかな」",
"305001011_24": "「何回もびっくりさせやがって……ッ!」",
"305001011_25": "「あのね、切ちゃん」",
"305001011_26": "「なんデスか?」",
"305001011_27": "「哺乳類の血を吸うコウモリは一種類しかいなくて、\\n ブラジルにしか住んでないんだよ」",
"305001011_28": "「な、なんデスとーッ!?」",
"305001011_29": "「2人とも、そろそろ本命が来たみたいよ」",
"305001011_30": "「洞窟の奥からノイズがッ!」",
"305001011_31": "「敵の拠点が近いという事か――斬り拓くぞッ!」"
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{
"305001021_0": "「たああああッ!」",
"305001021_1": "「倒しても倒しても奥からどんどん出てくる……ッ!」",
"305001021_2": "「変わらずセイレーンの歌は聴こえる。先ほどのカルマノイズが\\n こいつらを送り込んでいるのか……」",
"305001021_3": "「狭い洞窟に山ほどのノイズで、\\n ほとんど道が塞がっていやがるッ」",
"305001021_4": "「途切れそうもないです」",
"305001021_5": "「だったら、途切れるまで倒し続けるだけだよッ!\\n がんばろうッ」",
"305001021_6": "「ここまで来て、引き退がれるものかデスッ!」",
"305001021_7": "「そうね、ただ進むのみッ!」"
{
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@ -1,32 +1,32 @@
{
"305001032_0": "「こいつら、倒しても倒しても……ッ!」",
"305001032_1": "「仕方ないだろう。倒し続けるしか進む手はない」",
"305001032_2": "「あーッ! キリがねええええッ!」",
"305001032_3": "「ちょ、ちょっと、やめなさいッ!\\n こんな場所でそんなの使ったら――」",
"305001032_4": "「まとめて消し飛ばしてやらあああああッ!」",
"305001032_5": "「確かにノイズはまとめて消し飛んだけど……」",
"305001032_6": "「く、く、く、崩れるデースッ!」",
"305001032_7": "「あわわわわ……、わあああああッ!」",
"305001032_8": "「うう、けほッ、けほ……ッ!\\n クリスちゃん、無茶しすぎだよ……」",
"305001032_9": "「あ、あれ? クリスちゃんはッ!?」",
"305001032_10": "「見える範囲にいるのは、わたしと立花と……マリアだけだな」",
"305001032_11": "「まさか落盤の下敷きにッ!?」",
"305001032_12": "「あの子たちがそんなあっけない終わり方をするはずは無いわ。\\n ……ほら、声が聞こえる」",
"305001032_13": "「お~いッ! みんな無事デスか~ッ!? こっちはクリス先輩と\\n 調とアタシがいて、みんな無事デスよ」",
"305001032_14": "「げほッ、げほッ! ちょっと派手にやりすぎた……」",
"305001032_15": "「完全に塞がってる……」",
"305001032_16": "「……ほんとだッ! みんな無事みたいッ! 良かったあ~」",
"305001032_17": "「前衛で戦ってた組と、後衛とに別れた形だな。誰も怪我がない\\n ようだったのは幸いだが……まずいな」",
"305001032_18": "「ギアを使って、落盤に穴を開けられないかな?」",
"305001032_19": "「やめておきましょう。さらなる崩落を招くかもしれない」",
"305001032_20": "「うーん……ッ! そうなるとどうしたらいいか」",
"305001032_21": "「ここでの合流は困難と判断して、別々に進むのがいいわ。\\n 洞窟は一本道ではないようだし」",
"305001032_22": "「聞こえたかしら? 先に進むわよッ!」",
"305001032_23": "「聞こえたデースッ!」",
"305001032_24": "「別々に行動デスよ。どこかでマリアたちと\\n 合流できるんデスかね……」",
"305001032_25": "「あれだけいたノイズは、一応止まってるけど……」",
"305001032_26": "「今度からはやりすぎないように気をつける……。\\n とにかく、行くしかねぇ」",
"305001032_27": "「クリス、2人を頼むわよ」",
"305001032_28": "「行きましょう。セイレーンの歌が招く方へ」",
"305001032_29": "「はいッ!」"
{
"305001032_0": "「こいつら、倒しても倒しても……ッ!」",
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"305001032_3": "「ちょ、ちょっと、やめなさいッ!\\n こんな場所でそんなの使ったら――」",
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@ -1,32 +1,32 @@
{
"305001041_0": "「……だいぶ見通しが悪くなってきたな。\\n 足場も悪いし、慎重に進もう」",
"305001041_1": "「そうですね。それに行き止まりばっかりだし……」",
"305001041_2": "「あ、あれ? また行き止まり……って事は」",
"305001041_3": "「これで進める道は全部試したはず。完全に閉じ込められた、\\n ということね……」",
"305001041_4": "「八方塞がりか。参ったな。並行世界ではS.O.N.G.の\\n バックアップも望めない……どうする」",
"305001041_5": "「そうね……念のため、もう一度分岐を回ってみる\\n ぐらいしか……」",
"305001041_6": "「分岐を見落とすとも思えないが……しかし」",
"305001041_7": "「空気の流れを意識して回りなおせば、あるいは上へ抜ける\\n 開口部が見つかるかも……希望的観測ね。困ったわ……」",
"305001041_8": "「大丈夫ですよッ! 道が無いなら、作ればいいんですッ!」",
"305001041_9": "「Balwisyall Nescell gungnir tron」",
"305001041_10": "「おい……おい、やめろ立花ッ!」",
"305001041_11": "「今度はあなたなのッ!?」",
"305001041_12": "「はあああああああッ!」",
"305001041_13": "「待て、待てーッ!」",
"305001041_14": "「ダメ、ダメよーッ!」",
"305001041_15": "「く、崩れ……ッ!」",
"305001041_16": "「……無いみたいね。ギリギリ……ッ!」",
"305001041_17": "「見てくださいッ!\\n 崩した壁の先に別のルートがありますよッ」",
"305001041_18": "「…………」",
"305001041_19": "「…………」",
"305001041_20": "「助かったから良いが……先ほどのように洞窟が崩れたら\\n どうするつもりだったんだッ」",
"305001041_21": "「力を抑えましたから、大丈夫ですよッ!」",
"305001041_22": "「なにがどう大丈夫なのか全くわからないが……」",
"305001041_23": "「さっきも落盤に気をつけてって言ったでしょう……まあ\\n 結果としては道が見つかったし、良かったのかしら……」",
"305001041_24": "「まったく……ひやひやさせる。すぐに運任せの無謀な行動に\\n 出るのは立花の悪い癖だぞ」",
"305001041_25": "「はーい……」",
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"305001041_26": "「話はそこまで。通路が繋がった事で、\\n イズもわたしたちを見つけたみたいよ」",
"305001041_27": "「――ノイズが来るって事はッ!」",
"305001041_28": "「奥へと至る道があるという事ッ! 押し通るぞッ!」",
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}

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@ -1,9 +1,9 @@
{
"305001042_0": "「これでようやく進めるな」",
"305001042_1": "「ノイズの後続が来る前に、一気に奥へ向かいましょうッ!」",
"305001042_2": "「今回はいい考えじゃない。このまま敵本拠まで\\n たどり着けるといいんだけどッ」",
"305001042_3": "「よし、走るぞッ!」",
"305001042_4": "「洞窟の先が、明るい……ッ!」",
"305001042_5": "「どこか別の出口を見つけたのか、それとも」",
"305001042_6": "「確かめるほか無いッ!」"
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{
"305001051_0": "「おい、2人ともッ! あたしにしっかりついて来いよッ!」",
"305001051_1": "「こんな狭い洞窟で、見失う事なんてないデスよ」",
"305001051_2": "「うん」",
"305001051_3": "「分かれ道か……ここは、右だッ! 行くぞッ!」",
"305001051_4": "「ねえ、切ちゃん。ちょっと」",
"305001051_5": "「どうしたデスか」",
"305001051_6": "「クリス先輩、さっき落盤起こした事気にしてるのかな?」",
"305001051_7": "「かもしれないデスね。それとなくフォローデスよ」",
"305001051_8": "「ま、また行き止まり……ッ!\\n 奥に続いてる道はねーのかよッ」",
"305001051_9": "「水たまりにもはまるし。ネズミに足の上走られるし……」",
"305001051_10": "「運が逃げる足音が聞こえるデス……」",
"305001051_11": "「何言ってやがる。これはだな、そう、これは……」",
"305001051_12": "「ええっと、行き止まりにも何かあるかもしれないから、\\n 先にハズレを引くのはいい事デスよッ」",
"305001051_13": "「そ、そうだッ! 見落としがあるといけねーからなッ!\\n 水たまりの中にも何かあるかもしれないだろッ」",
"305001051_14": "「うん。ネズミはわからないけど」",
"305001051_15": "「とにかく任せとけって。大船にのったつもりであたしの\\n 後ろをついてくりゃいいんだよッ」",
"305001051_16": "「なんだかこれってこの前やったゲームみたいデス」",
"305001051_17": "「暗さ的には、この前見た映画の方が近いと思う」",
"305001051_18": "「なんだ? こんな洞窟をうろうろするだけの映画があるのか」",
"305001051_19": "「ずっと昔に閉鎖された炭鉱が舞台で、炭鉱の入り口に惨殺死体が\\n 見つかったことで人の刑事が調査に入るんですけど……」",
"305001051_20": "「洞窟の奥から恐ろしい咆え声が聞こえて、入り組んだ炭鉱の中、\\n 正体不明の怪物に追いかけられながら暗闇を逃げる……」",
"305001051_21": "「…………や、やめろよッ!」",
"305001051_22": "「一瞬、目を離した隙に1人の刑事がいなくなり、ずるずると\\n 何かを引きずる音が聞こえて――」",
"305001051_23": "「角を曲がっところで、全身が焼け爛れた怪物が――ッ!」",
"305001051_24": "「やめろってッ!」",
"305001051_25": "「道の先、ちょうど曲がり角になってるデスよ」",
"305001051_26": "「曲がり角……ッ!\\n だ、大丈夫だッ あたしが見てきてやるッ」",
"305001051_27": "「ただの映画だろッ!? なんにもいるわけねーって――」",
"305001051_28": "「うわああああッ!?」",
"305001051_29": "「って、ただのノイズじゃねーかッ!\\n びっくりさせんなッ ブッ飛ばしてやるッ」",
"305001051_30": "「火力は控えめにデスよ……ッ!」"
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"305001052_0": "「ただのノイズならどうって事ねぇんだよ。ハッ」",
"305001052_1": "「怪物が出ても、たぶんノイズと同じように倒せるデスよ」",
"305001052_2": "「……? よく考えりゃそうかもなッ!\\n よーし、怪物でもなんでも来やがれってんだッ」",
"305001052_3": "「切ちゃん、さすが」",
"305001052_4": "「そうデスかね?\\n クリス先輩が単純なだけな気も……」",
"305001052_5": "「それもあるかもしれないけど」",
"305001052_6": "「おい、見ろよッ! 先が明るくなってるぞ。出口か?」",
"305001052_7": "「かもしれないデスッ!」",
"305001052_8": "「よしッ! 乗り込むぞッ!」"
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"305001111_0": "トラップ×トラップ・前編",
"305001111_1": "「ここは……?」",
"305001111_2": "「遺跡みたいデス……ッ!」",
"305001111_3": "「ここが漁師のおっさんたちの言ってた神殿か?\\n 洞窟と繋がってたのか」",
"305001111_4": "「こんな遺跡が……。古そうだけど、すごく頑丈な感じ」",
"305001111_5": "「ここなら派手にやっても崩れる心配は無さそうデス。\\n 漁師さんとは、アタシたちが来る前に会ったデスか」",
"305001111_6": "「ああ。聞いた話では、\\n もともと聖遺物はここに納められていたらしい……」",
"305001111_7": "「もしかしたら、この近くにカルマノイズも……」",
"305001111_8": "「――でも、その前にまたお出迎えみたいデスッ!」",
"305001111_9": "「ノイズッ!\\n いい所まで来たんだ、水差してんじゃねぇッ」"
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"305001112_0": "「さっさと奥に行くぞ。親玉はもう目と鼻の先だろ」",
"305001112_1": "「いつ頃作られた場所なのかな……」",
"305001112_2": "「なんだか罠とかありそうデス。\\n たとえば、このへんの足元なんかに……」",
"305001112_3": "「あれ、なんか足元が沈んだデスよ?」",
"305001112_4": "「デェエエエエスッ!? 落とし穴あぁぁぁッ!?」",
"305001112_5": "「危ないッ!」",
"305001112_6": "「クリス先輩ッ!? そんな……、\\n 切ちゃんの代わりに落ち――ッ」",
"305001112_7": "「う、うわあぁぁぁ――ってぇッ!? ……あ?」",
"305001112_8": "「…………」",
"305001112_9": "「…………」",
"305001112_10": "「……落ちなかったな。助かったは助かったんだが……」",
"305001112_11": "「そんな……胸が引っ掛かって助かるだなんて……ッ!」",
"305001112_12": "「さ、さすがクリス先輩デス……ッ!」",
"305001112_13": "「うん、さすがだよね……」",
"305001112_14": "「なにが、さすがなんだよッ!?\\n いいからさっさと引き上げろッ」",
"305001112_15": "「大丈夫デスか? 庇ってくれてありがとうデスッ!\\n すごいデスッ」",
"305001112_16": "「切ちゃんを助けてくれて、ありがとうございます。\\n すごかった……」",
"305001112_17": "「顔じゃなくてあたしの胸を見ながら礼言ってんじゃねーッ!」"
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@ -1,34 +1,34 @@
{
"305001121_0": "「おいッ! 頭をさげろッ!」",
"305001121_1": "「わッ!? 矢デスッ!?」",
"305001121_2": "「足元からもッ!」",
"305001121_3": "「うおッ!? 今度は何だよッ!? 槍ぃッ!?」",
"305001121_4": "「て、天井が落ちてくるデスよッ!」",
"305001121_5": "「――わたしに任せてッ!」",
"305001121_6": "「Various shul shagana tron」",
"305001121_7": "「はああああ――ッ!」",
"305001121_8": "「さっすが調デスッ!」",
"305001121_9": "「……お前も大概、力技だな」",
"305001121_10": "「そうでもないです」",
"305001121_11": "「おいッ! ここはどーなってんだよッ!」",
"305001121_12": "「いつのまにか閉じ込められてるデースッ!?」",
"305001121_13": "「そして刻々と部屋に溜まっていく水」",
"305001121_14": "「水責めされてるッ! 出口はないのかッ!?」",
"305001121_15": "「無い……無いデスッ!」",
"305001121_16": "「これはもう」",
"305001121_17": "「……やるしかないな」",
"305001121_18": "「デスッ!」",
"305001121_19": "「Killiter Ichaival tron」",
"305001121_20": "「うらあああああッ! ぶっ飛びやがれぇッ!」",
"305001121_21": "「デスデスデースッ!」",
"305001121_22": "「罠なんて……こうッ!」",
"305001121_23": "「最初からこうしてればよかったな……チマチマした罠なんて、\\n 全部ギアでゴリ押しすれば問題ねぇッ」",
"305001121_24": "「そしてようやく広い場所に出たデスね……」",
"305001121_25": "「――ノイズッ!」",
"305001121_26": "「わざわざ集まってお出迎えかよッ! 上等じゃねーかッ!」",
"305001121_27": "「アタシたちの敵じゃないのデスッ!」",
"305001121_28": "「奥に、カルマノイズっぽい影がッ!」",
"305001121_29": "「ハッ、都合がいいってのッ!\\n ここでまとめてブッ倒してやらぁッ」",
"305001121_30": "「切ちゃん、わたしたちもッ!」",
"305001121_31": "「やってやるデスッ!」"
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@ -1,13 +1,13 @@
{
"305001131_0": "「邪魔なんだよッ! どきやがれッ!」",
"305001131_1": "「ようやっとご対面ってか、カルマノイズッ!」",
"305001131_2": "「あ、あれ? なんか地上で見たのと違うデス?」",
"305001131_3": "「クジラ型じゃなくて……」",
"305001131_4": "「――イカあッ!?」",
"305001131_5": "「どっからどう見てもイカじゃねーかッ!\\n 何でイカなんだよッ ハズレかッ」",
"305001131_6": "「でも、あれもカルマ化してる」",
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@ -1,22 +1,22 @@
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"305001132_5": "「ついに仕留めたデスッ!」",
"305001132_6": "「仕留めたはいいけどよ……かなりやばかったな……」",
"305001132_7": "「こっちのダメージも結構深刻……」",
"305001132_8": "「前ほどではないデスけど……。\\n 相変わらず恐ろしい強さデスね……」",
"305001132_9": "「イカの癖に骨のある戦いしてんじゃねーよ」",
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"305001132_15": "「ゆゆゆ揺れ揺れ揺れ揺れてるデースッ!?」",
"305001132_16": "「遺跡全体が……ッ!」",
"305001132_17": "「な、なんだッ!? この上にまだなにかあるのかッ!?」",
"305001132_18": "「床がまるごと抜け――ッ!」",
"305001132_19": "「ああああああ……ッ!」"
{
"305001132_0": "「はああッ!」",
"305001132_1": "「デェエエエスッ!」",
"305001132_2": "「今デスよ、クリス先輩ッ!」",
"305001132_3": "「おうッ! これで……イカ焼きになりなッ!」",
"305001132_4": "「やったッ!」",
"305001132_5": "「ついに仕留めたデスッ!」",
"305001132_6": "「仕留めたはいいけどよ……かなりやばかったな……」",
"305001132_7": "「こっちのダメージも結構深刻……」",
"305001132_8": "「前ほどではないデスけど……。\\n 相変わらず恐ろしい強さデスね……」",
"305001132_9": "「イカの癖に骨のある戦いしてんじゃねーよ」",
"305001132_10": "「ノイズがいたところに、何か落ちてるデスよ」",
"305001132_11": "「……聖遺物の欠片だッ! 回収だな」",
"305001132_12": "「一応はアタリだったんデスね」",
"305001132_13": "「うん。これで後2つ」",
"305001132_14": "「それなら少し休んで、体力の回復を……」",
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@ -1,14 +1,14 @@
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"305001211_0": "トラップ×トラップ・後編",
"305001211_1": "「すっごい広い……。\\n はぇ、こんなの見た事無い……ッ」",
"305001211_2": "「遺跡……それもかなり古い時代のもののようね」",
"305001211_3": "「まさかこんな場所にこれだけの規模の遺跡があるとは」",
"305001211_4": "「この遺跡こそが、きっと、漁師の人たちに聞いた地下の神殿ね」",
"305001211_5": "「かもしれないな。とにかく、ここでならあのカルマノイズと\\n 戦うにも都合が良さそうだ」",
"305001211_6": "「漁師って、この島の人ですか?」",
"305001211_7": "「ああ。立花たちが来る少し前に、\\n イズに襲われていた所を助けたんだ」",
"305001211_8": "「この島には地下に遺跡があって、そこに納められた聖遺物で\\n イズを退けていたそうよ。あとは知っているわよね」",
"305001211_9": "「5つに砕けて、それをなぜかノイズが……」",
"305001211_10": "「とか言ってたら、出てきましたよッ!」",
"305001211_11": "「やはり首魁はこの奥かッ!」"
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{
"305001212_0": "「奥を調べるぞ。この遺跡でカタを付ける」",
"305001212_1": "「遺跡の奥でクリスちゃんたちとも合流できますかね」",
"305001212_2": "「別のルートを進んでいるんじゃないかしら。\\n だって静かだもの」",
"305001212_3": "「なるほど。確かにクリスちゃんたちなら、\\n もっと、どっかんどっかんやってますよねッ」",
"305001212_4": "「ノイズが遺跡の手入れをするとは思えない……にしては\\n よく保たれた遺跡だ。たとえば、このレリーフなど……」",
"305001212_5": "「ん、なにかレリーフが沈み込んだような――」",
"305001212_6": "「翼ッ!」",
"305001212_7": "「壁から鉄のトゲが飛び出したッ!?」",
"305001212_8": "「翼、無事なのッ!?」",
"305001212_9": "「……ふう。危なかった。間一髪というところだな……ッ!」",
"305001212_10": "「本っ当にギリギリのとこでしたね。胸をかするぐらいの」",
"305001212_11": "「胸……そうね、あと少しで胸に……」",
"305001212_12": "「……マリアさん?」",
"305001212_13": "「どうした、マリア」",
"305001212_14": "「いえ……なんでもないわ」",
"305001212_15": "「それよりも、対侵入者用の罠が仕掛けられているみたいね。\\n 不用意な行動は控えて、慎重に進みましょう」",
"305001212_16": "「ああ、そうしよう」",
"305001212_17": "「はい、わかりましたッ!」"
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{
"305001221_0": "「わああああッ!?」",
"305001221_1": "「またかッ! 今度は鎖で逆さ吊りに……」",
"305001221_2": "「今、鎖を断つわ……はッ!」",
"305001221_3": "「あたたた……」",
"305001221_4": "「まったく……あれほど注意しなさいと言っていたのに」",
"305001221_5": "「だってッ! 宝箱ですよッ!?\\n 開けないわけにはいかないじゃないですかッ」",
"305001221_6": "「だからって、これで5個目でしょッ!\\n どうして何度も引っかかるのよ」",
"305001221_7": "「それは……次こそはッ! って思うじゃないですか……」",
"305001221_8": "「はあああ……」",
"305001221_9": "「注意力散漫だぞ。\\n 常に戦場にあるように神経を尖らせていれば――」",
"305001221_10": "「なッ!?」",
"305001221_11": "「壁が回転して翼さんが向こう側にッ!?」",
"305001221_12": "「はいはい。今壁を壊すから離れて」",
"305001221_13": "「Seilien coffin airget-lamh tron」",
"305001221_14": "「はぁッ!」",
"305001221_15": "「大丈夫?」",
"305001221_16": "「す、すまない。わたしとした事が不覚を……」",
"305001221_17": "「翼さんだって罠に掛かってるじゃないですか~。\\n 不注意に壁に触るから――って、あれ……」",
"305001221_18": "「こ、今度はなに?」",
"305001221_19": "「……今、何か踏んだような」",
"305001221_20": "「た、立花……後ろから大岩がッ!」",
"305001221_21": "「と、とにかくみんな走るわよッ!」",
"305001221_22": "「ひいいいいい~ッ! 映画とかで見たやつだぁ~ッ!」",
"305001221_23": "「つ、疲れた……でも段々あの歌が近づいてますね」",
"305001221_24": "「最初からこうして、ギアの力を活用すべきだったな……」",
"305001221_25": "「これだけ見事に罠に引っかかると、\\n 罠を作った古代の職人も喜んでそうね……」",
"305001221_26": "「ともかく、ですッ! 目的地は近いですよッ!」",
"305001221_27": "「ハッキリとセイレーンの歌が聴こえるわね」",
"305001221_28": "「そして近づくほどに……ノイズも多く現れるというわけだ」",
"305001221_29": "「ノイズッ! 奥にはあのクジラ型のカルマノイズもいますッ!」",
"305001221_30": "「これ以上、逃がす機会を許すわけにはいかないわ。\\n ここで必ずッ」",
"305001221_31": "「仕留めてみせるッ!」",
"305001221_32": "「うおおおおおおッ!」"
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@ -1,10 +1,10 @@
{
"305001231_0": "「あとちょっとッ! たああああッ!」",
"305001231_1": "「目標は首魁のみッ! 退けッ!」",
"305001231_2": "「ただのノイズの相手をしている暇はないのよッ!」",
"305001231_3": "「これでようやく奴に手が届くッ! 突撃を仕掛けるぞッ!」",
"305001231_4": "「この上まだノイズを吐き出してッ! 往生際の悪いッ!」",
"305001231_5": "「距離を詰めて、周りのノイズごと叩き伏せましょうッ!」",
"305001231_6": "「ああ、肉薄して――届かないものを届かせるッ!」",
"305001231_7": "「潔く散りなさい、カルマノイズッ!」"
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@ -1,21 +1,21 @@
{
"305001242_0": "「だあああああッ! 道を、開けろおおおおおッ!」",
"305001242_1": "「今ですッ!」",
"305001242_2": "「とどめの一撃をくれてやるッ!」",
"305001242_3": "「重ねて一撃ッ! これでッ!」",
"305001242_4": "「やっつけたッ!」",
"305001242_5": "「流石はカルマノイズと言ったところか……。\\n かなり危うかったな」",
"305001242_6": "「2人ともすごいですよッ\\n いいなー、やっぱりわたしもその水着ギア着てみたいなー」",
"305001242_7": "「こんな時に、緊張感がない……。\\n でも、確かに今回ばかりは、このギアの性能に助けられたわね」",
"305001242_8": "「ん? 翼、あなたの足元の欠片って――」",
"305001242_9": "「聖遺物の欠片……ッ!\\n これの回収も必要だったな。残りはつか」",
"305001242_10": "「その聖遺物の欠片、クリスちゃんたちも回収してるかもッ!\\n 一度、出口のほうに戻って合流できるルートを探しましょう」",
"305001242_11": "「それがいいだろうな。まだ罠が残っているかもしれない。\\n 注意して戻ろう。……ん この揺れは……」",
"305001242_12": "「遺跡全体が揺れてるみたいですよッ!\\n 翼さん、何か罠のスイッチ触りましたッ」",
"305001242_13": "「立花が触ったんじゃないのかッ!? わたしは何もッ!」",
"305001242_14": "「だったら地震ッ!? かなり規模が大きいッ!」",
"305001242_15": "「亀裂ッ! まずい、床が抜けるぞッ!」",
"305001242_16": "「何かに掴まっ――ッ!」",
"305001242_17": "「間に合わないッ!」",
"305001242_18": "「わあああああ……ッ!」"
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@ -1,20 +1,20 @@
{
"305001251_0": "「く……ッ、ここは……?」",
"305001251_1": "「翼と響はどうやら無事ね……。クリスや調、切歌もッ!」",
"305001251_2": "「大きな怪我はないみたい……不幸中の幸いね。\\n ……みんな、立てる」",
"305001251_3": "「う……ッ! なん、とか……ッ!」",
"305001251_4": "「わたしは、大丈夫だ……ッ!\\n 雪音たちもここに……ッ」",
"305001251_5": "「く……ッ! お前らも上から落っこちてきたのかッ!?\\n おい、起きろッ」",
"305001251_6": "「んん……ッ、切ちゃん。\\n マリアたちとも合流できたみたいだよ」",
"305001251_7": "「乱暴な……合流デスね……ッ!」",
"305001251_8": "「遺跡の床が崩れて……ここに落されたみたいね。\\n 今立っている場所も遺跡の中のようだけれど」",
"305001251_9": "「こっちはカルマノイズ1匹倒したぞ。クジラ型じゃねぇ、\\n イカ型だったけどな。欠片は回収した」",
"305001251_10": "「クジラ型ならこちらで討った。欠片もな」",
"305001251_11": "「カルマノイズは2体いた」",
"305001251_12": "「でもこれで。島に平和が戻った……かな?」",
"305001251_13": "「一件落着デスッ! アタシたちみんな食材を集めただけで\\n 食べてないデスよッ 上へあがったら――」",
"305001251_14": "「待ってッ! まだ気は抜けないわ。\\n 漁師の話だと、もうつ欠片があるはず――」",
"305001251_15": "「なんだッ!?」",
"305001251_16": "「まさか、3体目ッ!」",
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@ -1,10 +1,10 @@
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"305001252_0": "「ほんとに、しつこいのデスッ!」",
"305001252_1": "「まだまだ湧き出てきますよッ!」",
"305001252_2": "「2つのチームがそれぞれ欠片を手に入れた……残るは1つ」",
"305001252_3": "「やっぱり、最後の欠片もカルマノイズが持っていると\\n 考えるのが道理かもしれないわねッ」",
"305001252_4": "「セイレーンの歌と大量のノイズ、残った1体も先ほどの\\n クジラ型と同規模の敵かもしれない」",
"305001252_5": "「大事を取るなら一度戻るという選択もあるが……どうする」",
"305001252_6": "「決まってんだろ」",
"305001252_7": "「そうね、進むだけよッ!」"
{
"305001252_0": "「ほんとに、しつこいのデスッ!」",
"305001252_1": "「まだまだ湧き出てきますよッ!」",
"305001252_2": "「2つのチームがそれぞれ欠片を手に入れた……残るは1つ」",
"305001252_3": "「やっぱり、最後の欠片もカルマノイズが持っていると\\n 考えるのが道理かもしれないわねッ」",
"305001252_4": "「セイレーンの歌と大量のノイズ、残った1体も先ほどの\\n クジラ型と同規模の敵かもしれない」",
"305001252_5": "「大事を取るなら一度戻るという選択もあるが……どうする」",
"305001252_6": "「決まってんだろ」",
"305001252_7": "「そうね、進むだけよッ!」"
}

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@ -1,20 +1,20 @@
{
"305001311_0": "海底遺跡中枢",
"305001311_1": "「わたしが先頭を行く。セイレーンの歌が……近づいているわ」",
"305001311_2": "「いい加減聴き飽きたのデス」",
"305001311_3": "「耳障り」",
"305001311_4": "「遺跡の地下の、さらに奥……床下に隠された\\n この場所こそが、本当の中枢……ッ」",
"305001311_5": "「しんがりはわたしが務めよう。地下部に罠は無いようだが、\\n 気を抜くな」",
"305001311_6": "「それにしても、忘れ去られた太古の神殿か……。\\n 亡霊でも棲みついていそうだな」",
"305001311_7": "「おいッ!? そういう事言うんじゃねーッ!」",
"305001311_8": "「罠もたくさんありましたしね。きっと、宝を目指して\\n 罠にかかった哀れな冒険者の霊が――」",
"305001311_9": "「――あいたッ!? 何で殴るのッ!?」",
"305001311_10": "「お前が変な事言いだすからだろッ!」",
"305001311_11": "「最初に言い出したのは翼さんだよぅ……」",
"305001311_12": "「だからってそれを広げていいとは言ってねぇッ!」",
"305001311_13": "「……ねえ、あなたたち、もう少し緊張感を持たない?」",
"305001311_14": "「すまない、わたしが原因だな……」",
"305001311_15": "「ったく、どっちにしたってわいてくるノイズどもを叩き\\n 潰して進むだけだ。緊張する必要なんてねぇッ」",
"305001311_16": "「デスデスッ! きっとゴールはもうすぐデスッ!」",
"305001311_17": "「がんばろう」"
{
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@ -1,17 +1,17 @@
{
"305001322_0": "「ここへ来てまた分かれ道か」",
"305001322_1": "「道は3つありますね」",
"305001322_2": "「ええ。1つ1つ調べる手もあるけれど――」",
"305001322_3": "「そんなまどろっこしい事、やってられるかってんだッ!」",
"305001322_4": "「ここまで来たら、一気に」",
"305001322_5": "「早い者勝ちデスッ!」",
"305001322_6": "「そうね。だけど、もしカルマノイズを見つけても、\\n 決して、少人数で挑もうなんて考えない事」",
"305001322_7": "「ああ」",
"305001322_8": "「わかってるッ! 最後は全員でケリをつける」",
"305001322_9": "「じゃ、行きましょうか」",
"305001322_10": "「はいッ!」",
"305001322_11": "「隊を分けるのは相手の退路を断つ意味もある。\\n 月読は、わたしと共に」",
"305001322_12": "「はい」",
"305001322_13": "「行くぞ。あたしのやり方はもうわかってるよな?」",
"305001322_14": "「デスッ!」"
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@ -1,22 +1,22 @@
{
"305001331_0": "「うう……お腹空いたデスね……」",
"305001331_1": "「……鳥肉が食いてーな」",
"305001331_2": "「片付いたら、今度こそ鳥を獲るデス」",
"305001331_3": "「ああ、そうするか」",
"305001331_4": "「響さんに聞いたんデスが、クリス先輩って昔は\\n 歌が嫌いだったってほんとデスか」",
"305001331_5": "「なんだ? 急に、\\n ……まぁ、いろいろあったからな」",
"305001331_6": "「装者なのに不思議デス。まぁ、いろいろあるデスよね」",
"305001331_7": "「ああ、生きてりゃいろいろあんだろ。お前も」",
"305001331_8": "「デスね……。\\n でも、今が良くなってればそれで良し、デスッ」",
"305001331_9": "「違いねぇ」",
"305001331_10": "「……おい、でけぇのが来たぞッ!\\n 相手にとって不足は――」",
"305001331_11": "「――ありまくりだろッ!? 何でまたイカなんだよッ!?\\n 前世に因縁か何かでもあんのかよッ」",
"305001331_12": "「クリス先輩、イカに恨まれるような事してないデスかッ!?」",
"305001331_13": "「んな覚えねーよッ!\\n お前こそ何かしたんじゃねーのかッ」",
"305001331_14": "「あるわけないデスよッ!\\n それより、カルマイズじゃないデスよ、あいつッ」",
"305001331_15": "「ったく、何なんだ一体……。\\n こんな雑魚に手間取るわけないだろッ」",
"305001331_16": "「――こんがりイカ焼きにしてやるッ!」",
"305001331_17": "「Killter Ichaival tron」",
"305001331_18": "「食べられないデスけどねッ!」",
"305001331_19": "「Zeios igalima raizen tron」"
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@ -1,23 +1,23 @@
{
"305001341_0": "「薄暗くて先は見えないな。行き止まりでなければいいが」",
"305001341_1": "「そうですね」",
"305001341_2": "「……強くなりたいと言っていたな。それは、暁のためか」",
"305001341_3": "「それだけじゃないですけど……たぶん、はい」",
"305001341_4": "「月読にとって大切な相手なんだな」",
"305001341_5": "「切ちゃんは、いつもわたしの事を心配してくれるから、\\n わたしも、もっと強くなって、切ちゃんの力になりたいです」",
"305001341_6": "「そうか。その気持ちはとても大切なものだ。\\n だが――」",
"305001341_7": "「焦らない事、ですよね」",
"305001341_8": "「そう言う事だ」",
"305001341_9": "「――来たぞ、大型ノイズだ。斬り込むッ!\\n フォローは任せるぞッ」",
"305001341_10": "「Imyuteus amenohabakiri tron」",
"305001341_11": "「Various shul shagana tron」",
"305001341_12": "「はッ!」",
"305001341_13": "「翼さんッ! 影にもう1体ッ!」",
"305001341_14": "「捕縛型かッ!?」",
"305001341_15": "「く――ッ! 体の動きが……ッ!」",
"305001341_16": "「大丈夫ッ!」",
"305001341_17": "「助かった。もう充分に強いんじゃないか」",
"305001341_18": "「今のはフォローですから」",
"305001341_19": "「さて、改めて始めるとしようッ!」",
"305001341_20": "「はいッ!」"
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{
"305001351_0": "「この道の先に、歌の発生源がいるみたいだけれど。\\n 同型かしらね」",
"305001351_1": "「またクジラ型なら強敵ですよねー」",
"305001351_2": "「現れたわね。セイレーンの歌を発し、ノイズを生み出す\\n クジラ型ッ ……こんなのがまだまだいるのかしら」",
"305001351_3": "「でもあれ、ただのノイズですッ!\\n カルマイズじゃないッ」",
"305001351_4": "「そうね。\\n なら、あんなの相手に苦戦している場合じゃないわッ」",
"305001351_5": "「Seilien coffin airget-lamh tron」",
"305001351_6": "「Balwisyall Nescell gungnir tron」"
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@ -1,14 +1,14 @@
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"305001352_0": "「あと一撃ッ! 合わせるわよッ!」",
"305001352_1": "「はいッ!」",
"305001352_2": "「はあああッ!」",
"305001352_3": "「だあああああッ!」",
"305001352_4": "「……先を急ぎましょう」",
"305001352_5": "「はいッ!」",
"305001352_6": "「クジラ型を倒したのに、セイレーンの歌が\\n ますます激しくなってる……ッ」",
"305001352_7": "「セイレーンの歌という仮称を提案したのはわたしだけれど、\\n 失敗だったかしらね」",
"305001352_8": "「……こんな気の滅入る唸り声に歌と名付けるなんて」",
"305001352_9": "「ま、マリアさん……あれッ!」",
"305001352_10": "「あれは……何なのッ!?\\n クジラ型より更に大きい……」",
"305001352_11": "「まさか、あれが最後の欠片の持ち主――」"
{
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@ -1,56 +1,56 @@
{
"305001411_0": "大脱出",
"305001411_1": "「とんでもねぇデカブツだな。面白れぇ」",
"305001411_2": "「これが最終決戦だな」",
"305001411_3": "「お前らの道もここに続いてたのか」",
"305001411_4": "「どうやらすべての道がここで終端のようね」",
"305001411_5": "「でっかいカルマノイズに……クジラ型が2体ッ!」",
"305001411_6": "「人間に近い形……」",
"305001411_7": "「名前をつけるなら……おじさん型デスッ!」",
"305001411_8": "「せめて海神……そうね、ポセイドン型とでもしましょうか」",
"305001411_9": "「おおお、いいネーミングデスッ!」",
"305001411_10": "「クジラ型が今もノイズを生み出し続けている。\\n 長引けば不利になるぞッ」",
"305001411_11": "「だったらッ! 速攻以外ねーなッ!」",
"305001411_12": "「同感だッ! 行くぞッ!」",
"305001411_13": "「わたしも行きますッ!」",
"305001411_14": "「斬って斬って斬りまくるデースッ!」",
"305001411_15": "「うん、わたしもッ!」",
"305001411_16": "「最後の欠片、返してもらうわッ!」",
"305001411_17": "「あんだけ的がでっかいのに、湧いてくるノイズが\\n 邪魔で攻撃が届かないデスッ",
"305001411_18": "「斬っても斬っても……ッ!」",
"305001411_19": "「通らない……ッ!」",
"305001411_20": "「うあッ!」",
"305001411_21": "「うく……ッ!」",
"305001411_22": "「わああッ!」",
"305001411_23": "「ぐうッ! 重い……ッ!」",
"305001411_24": "「ああッ! ち、ちくしょうッ!」",
"305001411_25": "「く……ッ!」",
"305001411_26": "「つ、強い……ッ!」",
"305001411_27": "「……ポセイドン型の巨大カルマノイズ、\\n そして左右のクジラ型、その前に多くのイズ……」",
"305001411_28": "「まるで指揮者気取りかしら……ッ!」",
"305001411_29": "「あいにくと……もうあなたたちの歌は聴き飽きてるのよッ!」",
"305001411_30": "「そろそろ黙らせないと……ッ!」",
"305001411_31": "「しかし奴を討つには……どうする……ッ!」",
"305001411_32": "「攻撃を届かせるには、まず多くの邪魔なノイズを排し、\\n 更にクジラ型のあの歌を止めないと……ッ」",
"305001411_33": "「それなら……ッ!\\n 周りのイズはわたしたちが引き受けますッ」",
"305001411_34": "「……水着ギアの無いわたしたちじゃ、機動力も足りないから」",
"305001411_35": "「適任だと思うデスッ!」",
"305001411_36": "「あなたたち……ッ!」",
"305001411_37": "「ならば左側はわたしが受け持とう」",
"305001411_38": "「右はあたしがやるッ!」",
"305001411_39": "「中央のカルマノイズは――」",
"305001411_40": "「わたしがやるわッ!」",
"305001411_41": "「今回は美味しいところを譲ってやるよ」",
"305001411_42": "「あまり無茶はするなよ。\\n こちらが済んだらわたしもすぐに援護にまわる」",
"305001411_43": "「ありがとう。それじゃ……行きましょうかッ!」",
"305001411_44": "「その前に……景気付けを頼めるか、マリア」",
"305001411_45": "「景気付け……?」",
"305001411_46": "「そうだな、ここいらでドカンッ!と盛り上げてくれれば、\\n あたしたちの戦意も高揚するってもんだ」",
"305001411_47": "「マリアの歌、聴きたいのデスッ!」",
"305001411_48": "「わたしも」",
"305001411_49": "「バーンと派手なのお願いしますッ!」",
"305001411_50": "「……いいわ。任せなさいッ!」",
"305001411_51": "(フフ、なんだかんだ言っても結構楽しめたわね。\\n この島での生活を終わらせるのは、ちょっと寂しいけど……",
"305001411_52": "「夏の大冒険は、一旦ここでお終いにしましょうッ!」",
"305001411_53": "「わたしの歌で最高のフィナーレを飾ってあげるッ!」"
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"305001411_11": "「だったらッ! 速攻以外ねーなッ!」",
"305001411_12": "「同感だッ! 行くぞッ!」",
"305001411_13": "「わたしも行きますッ!」",
"305001411_14": "「斬って斬って斬りまくるデースッ!」",
"305001411_15": "「うん、わたしもッ!」",
"305001411_16": "「最後の欠片、返してもらうわッ!」",
"305001411_17": "「あんだけ的がでっかいのに、湧いてくるノイズが\\n 邪魔で攻撃が届かないデスッ",
"305001411_18": "「斬っても斬っても……ッ!」",
"305001411_19": "「通らない……ッ!」",
"305001411_20": "「うあッ!」",
"305001411_21": "「うく……ッ!」",
"305001411_22": "「わああッ!」",
"305001411_23": "「ぐうッ! 重い……ッ!」",
"305001411_24": "「ああッ! ち、ちくしょうッ!」",
"305001411_25": "「く……ッ!」",
"305001411_26": "「つ、強い……ッ!」",
"305001411_27": "「……ポセイドン型の巨大カルマノイズ、\\n そして左右のクジラ型、その前に多くのイズ……」",
"305001411_28": "「まるで指揮者気取りかしら……ッ!」",
"305001411_29": "「あいにくと……もうあなたたちの歌は聴き飽きてるのよッ!」",
"305001411_30": "「そろそろ黙らせないと……ッ!」",
"305001411_31": "「しかし奴を討つには……どうする……ッ!」",
"305001411_32": "「攻撃を届かせるには、まず多くの邪魔なノイズを排し、\\n 更にクジラ型のあの歌を止めないと……ッ」",
"305001411_33": "「それなら……ッ!\\n 周りのイズはわたしたちが引き受けますッ」",
"305001411_34": "「……水着ギアの無いわたしたちじゃ、機動力も足りないから」",
"305001411_35": "「適任だと思うデスッ!」",
"305001411_36": "「あなたたち……ッ!」",
"305001411_37": "「ならば左側はわたしが受け持とう」",
"305001411_38": "「右はあたしがやるッ!」",
"305001411_39": "「中央のカルマノイズは――」",
"305001411_40": "「わたしがやるわッ!」",
"305001411_41": "「今回は美味しいところを譲ってやるよ」",
"305001411_42": "「あまり無茶はするなよ。\\n こちらが済んだらわたしもすぐに援護にまわる」",
"305001411_43": "「ありがとう。それじゃ……行きましょうかッ!」",
"305001411_44": "「その前に……景気付けを頼めるか、マリア」",
"305001411_45": "「景気付け……?」",
"305001411_46": "「そうだな、ここいらでドカンッ!と盛り上げてくれれば、\\n あたしたちの戦意も高揚するってもんだ」",
"305001411_47": "「マリアの歌、聴きたいのデスッ!」",
"305001411_48": "「わたしも」",
"305001411_49": "「バーンと派手なのお願いしますッ!」",
"305001411_50": "「……いいわ。任せなさいッ!」",
"305001411_51": "(フフ、なんだかんだ言っても結構楽しめたわね。\\n この島での生活を終わらせるのは、ちょっと寂しいけど……",
"305001411_52": "「夏の大冒険は、一旦ここでお終いにしましょうッ!」",
"305001411_53": "「わたしの歌で最高のフィナーレを飾ってあげるッ!」"
}

View file

@ -1,53 +1,53 @@
{
"305001412_0": "「ぶっ飛べえええええッ!」",
"305001412_1": "「斬って斬って斬りまくるデースッ!」",
"305001412_2": "「これで……仕上げッ!」",
"305001412_3": "「ノイズのカバーが晴れたッ!\\n いける……ありったけ、持ってきなッ」",
"305001412_4": "「所詮はただのノイズッ! 間合いさえ詰めればッ!」",
"305001412_5": "「マリアさんの歌が力をくれましたッ!\\n あとは、巨大カルマイズをッ」",
"305001412_6": "「ありがとう、みんな。決めて見せるッ! はッ!」",
"305001412_7": "「討てッ! マリアッ!」",
"305001412_8": "「全力かましてやれえええッ!」",
"305001412_9": "「マリア、がんばってッ!」",
"305001412_10": "「デェエエエスッ!」",
"305001412_11": "「そこだッ! 行っけえええええッ!」",
"305001412_12": "「はあああああああッ!」",
"305001412_13": "「やっとブッ壊れたかッ!」",
"305001412_14": "「ノイズ及びカルマノイズ殲滅を確認ッ!」",
"305001412_15": "「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……ッ! はぁ…………」",
"305001412_16": "「マリアさんッ! 大丈夫ですかッ!?」",
"305001412_17": "「……ええ。少し、疲れただけ……」",
"305001412_18": "「マリア、聖遺物の欠片も回収してる……ッ!」",
"305001412_19": "「さっすがマリアデスよーッ!」",
"305001412_20": "「これでこの並行世界の異変は、すべて解決だろう。\\n 戻って報告するか」",
"305001412_21": "「いや、なんか嫌な感じの音が聞こえねーか……」",
"305001412_22": "「また遺跡が揺れてるッ!」",
"305001412_23": "「デデデデデースッ! 崩れるデスよッ!」",
"305001412_24": "「それだけじゃない、海水が……ッ!」",
"305001412_25": "「マリア、肩に掴まれッ! 脱出するぞッ!」",
"305001412_26": "「え、ええ……ありがとう……。でも、わたしは……」",
"305001412_27": "「反対側はあたしがッ!\\n 相当急がないとまずいッ」",
"305001412_28": "「ノイズの残りと瓦礫はわたしたちがッ! 道を拓きますッ!」",
"305001412_29": "「水の勢いが強くなってるデスよッ! 急ぐデスッ!」",
"305001412_30": "「切ちゃん、あの祭壇の彫刻使って上に登れそうだよッ!」",
"305001412_31": "「…………」",
"305001412_32": "(動けないわたしを、足手まといとして置いていけと言っても……\\n 人聞かないんでしょうね",
"305001412_33": "「月読、立花ッ! 上に登れる道はあったかッ!」",
"305001412_34": "「彫刻は崩れやすくて……使えませんッ!」",
"305001412_35": "「1人でなら登れそうだけど……もっと探してみますッ!」",
"305001412_36": "「とにかくこいつを先に上に運ぶんだッ!\\n お前なんかいいの持ってないのかッ」",
"305001412_37": "「ええっと、ええっと、柱を斬って登りやすくするとか\\n デスッ」",
"305001412_38": "(全員で帰るために、あんなに全力になって……。捨て置いて\\n 行ってもらおうなんて、わたしは弱気が過ぎたわね……",
"305001412_39": "(……この子たちが仲間で、\\n この子たちと一緒にいられて……本当によかった",
"305001412_40": "「おい、大丈夫か?」",
"305001412_41": "「ええ……もう大丈夫。切歌、柱を倒して水を海底洞窟のほうに\\n 誘導して。それでいくらか時間を稼げるはずよ」",
"305001412_42": "「わかったデスッ!」",
"305001412_43": "「あなたは、調を投げ上げて。\\n 調はすぐに下を向いてシュルシャガナを盾として展開」",
"305001412_44": "「クリスが盾目掛けて爆撃を打ち込めば、まずは調を上まで\\n 押し上げられるはずよ」",
"305001412_45": "「わかりましたッ! 調ちゃん、準備はいいッ!?」",
"305001412_46": "「はいッ! しっかり受けるので、撃ち込んで来て下さいッ!」",
"305001412_47": "「おうッ! ここまで来て怪我すんじゃねーぞッ!」",
"305001412_48": "「翼、あなたはあちらの柱を倒して祭壇の上まで橋を架けて。\\n あの位置までなら、調のアームドギアが届くはず……ッ」",
"305001412_49": "「任せておけッ!」",
"305001412_50": "「――さあ、みんなで帰りましょうッ!」"
{
"305001412_0": "「ぶっ飛べえええええッ!」",
"305001412_1": "「斬って斬って斬りまくるデースッ!」",
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"305001412_4": "「所詮はただのノイズッ! 間合いさえ詰めればッ!」",
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@ -1,76 +1,76 @@
{
"305001511_0": "装者たちの夏休み",
"305001511_1": "「回収して頂いた聖遺物ですが、マリアさんからの話の通り、\\n 銛の形をした聖遺物だったようです」",
"305001511_2": "「それと調査を進めた結果、この聖遺物は、\\n 欠片の状態、つまり砕けた事で起動する事が分かりました」",
"305001511_3": "「それじゃ砕ける前は、起動していなかったという事?」",
"305001511_4": "「そういう事だな」",
"305001511_5": "「砕けた事で起動してしまい、\\n たまたまその場に居合わせたイズを取り込んでしまった」",
"305001511_6": "「もしかしたら、持ち主を求めるような性質があったのかもしれません」",
"305001511_7": "「なるほど……」",
"305001511_8": "「カルマノイズといい、今回の聖遺物。\\n 並行世界では、我々の常識は通用しないと見たほうがいい」",
"305001511_9": "「引き続きこの件に関しては調査を進めようと思います」",
"305001511_10": "「ええ、ありがとう」",
"305001511_11": "「事件も解決したし、夏だーッ! と思ったのに」",
"305001511_12": "「あっちもこっちも人だらけで、とても海なんて行けそうに\\n ないデスッ」",
"305001511_13": "「翼さんとマリアがいるから、大騒ぎになっちゃうもんね」",
"305001511_14": "「わたしは別に遠慮しても構わないんだが……」",
"305001511_15": "「だぁーめだッ! 逃げんな。聞いたぞ?\\n 休めって言われてるんだろ」",
"305001511_16": "「だが、緒川さんはわたしが良ければそれで良いと」",
"305001511_17": "「そうねえ……」",
"305001511_18": "「みんなで遊びたかったのに……残念」",
"305001511_19": "「諦めるしかないのかな」",
"305001511_20": "「みんなで海に行きたかったデス」",
"305001511_21": "「とはいえ、仕方ねーか。どっか海以外のとこ探したらどうだ」",
"305001511_22": "「うむ……。事件はあったが、皆で海辺でキャンプに近い事は\\n 出来たし、それで我慢しよう」",
"305001511_23": "「……ねぇ、みんな」",
"305001511_24": "「ちょっとわたしに考えがあるんだけれど――」",
"305001511_25": "「夏――」",
"305001511_26": "「そう。それは暑く、熱い季節……ッ!」",
"305001511_27": "「……わたしの夏はついにやってきた――」",
"305001511_28": "「アタシの必殺断殺スパイク……受けるデスッ!」",
"305001511_29": "「おい、ボール行ったぞッ!」",
"305001511_30": "「どんなボールとて返してみせるッ!」",
"305001511_31": "「あははははッ! 翼さん、どうしてビーチボール打つのに\\n 手刀なんデスかッ」",
"305001511_32": "「お、おかしいかッ!?」",
"305001511_33": "「おかしいに決まってんだろッ!\\n それと、なんでもかんでも回で返してんじゃねーッ」",
"305001511_34": "「相手のコートに返せばいいルールなら、\\n どのような形であれ――ッ」",
"305001511_35": "「その隙に、ネットぎりぎりにぽん……っと」",
"305001511_36": "「ちくしょうッ。また後輩チームに1点かよッ!」",
"305001511_37": "「くッ、ビーチバレーとはいえ、勝負の場ならそこは戦場。\\n 油断をつかれるとは――ッ」",
"305001511_38": "「デスデスデースッ!\\n 調とアタシのコンビネーションは完璧デスよッ」",
"305001511_39": "「ぶい」",
"305001511_40": "「本当にプライベートビーチね。\\n 久しぶりだわ。こんな開放感ッ」",
"305001511_41": "「ギャラルホルンをこのように遊びに使って、本当にいいもの\\n なのか……わたしは今だ少し疑問なんだが」",
"305001511_42": "「島の人間がまだ帰って来てないみたいだし、少しくらいいいだろ?」",
"305001511_43": "「ノイズは倒したし、聖遺物も無事回収したし、\\n 元通りと伝えてもまだ怖いんだと思う」",
"305001511_44": "「それより勝負の続きデスッ! 負けたほうが勝ったほうの\\n アイス代を奢る約束デス……ッ」",
"305001511_45": "「みんな、楽しんでて。\\n わたしは……思いっきり泳いでくるわッ」",
"305001511_46": "「つ、疲れ……」",
"305001511_47": "「だ~め」",
"305001511_48": "「で、でも~、今日は日中気温39度で暑いから、夕方まで……」",
"305001511_49": "「だ~めッ!」",
"305001511_50": "「ひ~ッ! 厳しい~ッ!」",
"305001511_51": "「全部、響の自業自得でしょ。わたしと約束したのに」",
"305001511_52": "「うう、返す言葉もございません……。\\n 昨日までのわたしが、もう少しだけがんばっていれば……」",
"305001511_53": "(あれは昨日の事――)",
"305001511_54": "「並行世界でプライベートビーチッ!\\n ……なんて、役得だなあ」",
"305001511_55": "「ええと、水着は用意したし、ビーチボールも用意したし、\\n あとは着替えとおやつと……楽しみすぎるッ」",
"305001511_56": "「響、ただいま」",
"305001511_57": "「おおお、未来ッ! 会いたかったよ~ッ!\\n 未来だ」",
"305001511_58": "「うんうん。わかったわかった。\\n ……一応聞くけど、課題は進んだ」",
"305001511_59": "「…………」",
"305001511_60": "「それは……えへへ」",
"305001511_61": "「もう、そんな事だろうと思った。\\n それじゃ今日から課題やろうね」",
"305001511_62": "「ええッ、でも海に……」",
"305001511_63": "(しまったッ! ギャラルホルンのゲートを通れるのは\\n 装者だけ、つまり未来は行けないから……",
"305001511_64": "「海がどうしたの?」",
"305001511_65": "「な、何でもないッ! 課題、頑張るからッ!」",
"305001511_66": "「うん。当然だよね」",
"305001511_67": "「手が止まってるよ、響。アイスコーヒー入れるから、\\n ここまでは今日中に必ず終わらせようね」",
"305001511_68": "「う、うん……」",
"305001511_69": "(みんな、楽しんでるかなぁ。\\n なんといってもプライベートビーチだもんね……",
"305001511_70": "「どうしたの? 何かわからないところでもある?」",
"305001511_71": "(……でも、こっちはこっちで楽しいから、いいかな。\\n やる事が勉強でも、未来が一緒だから……",
"305001511_72": "「どうしたの?」",
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"305001511_31": "「あははははッ! 翼さん、どうしてビーチボール打つのに\\n 手刀なんデスかッ」",
"305001511_32": "「お、おかしいかッ!?」",
"305001511_33": "「おかしいに決まってんだろッ!\\n それと、なんでもかんでも回で返してんじゃねーッ」",
"305001511_34": "「相手のコートに返せばいいルールなら、\\n どのような形であれ――ッ」",
"305001511_35": "「その隙に、ネットぎりぎりにぽん……っと」",
"305001511_36": "「ちくしょうッ。また後輩チームに1点かよッ!」",
"305001511_37": "「くッ、ビーチバレーとはいえ、勝負の場ならそこは戦場。\\n 油断をつかれるとは――ッ」",
"305001511_38": "「デスデスデースッ!\\n 調とアタシのコンビネーションは完璧デスよッ」",
"305001511_39": "「ぶい」",
"305001511_40": "「本当にプライベートビーチね。\\n 久しぶりだわ。こんな開放感ッ」",
"305001511_41": "「ギャラルホルンをこのように遊びに使って、本当にいいもの\\n なのか……わたしは今だ少し疑問なんだが」",
"305001511_42": "「島の人間がまだ帰って来てないみたいだし、少しくらいいいだろ?」",
"305001511_43": "「ノイズは倒したし、聖遺物も無事回収したし、\\n 元通りと伝えてもまだ怖いんだと思う」",
"305001511_44": "「それより勝負の続きデスッ! 負けたほうが勝ったほうの\\n アイス代を奢る約束デス……ッ」",
"305001511_45": "「みんな、楽しんでて。\\n わたしは……思いっきり泳いでくるわッ」",
"305001511_46": "「つ、疲れ……」",
"305001511_47": "「だ~め」",
"305001511_48": "「で、でも~、今日は日中気温39度で暑いから、夕方まで……」",
"305001511_49": "「だ~めッ!」",
"305001511_50": "「ひ~ッ! 厳しい~ッ!」",
"305001511_51": "「全部、響の自業自得でしょ。わたしと約束したのに」",
"305001511_52": "「うう、返す言葉もございません……。\\n 昨日までのわたしが、もう少しだけがんばっていれば……」",
"305001511_53": "(あれは昨日の事――)",
"305001511_54": "「並行世界でプライベートビーチッ!\\n ……なんて、役得だなあ」",
"305001511_55": "「ええと、水着は用意したし、ビーチボールも用意したし、\\n あとは着替えとおやつと……楽しみすぎるッ」",
"305001511_56": "「響、ただいま」",
"305001511_57": "「おおお、未来ッ! 会いたかったよ~ッ!\\n 未来だ」",
"305001511_58": "「うんうん。わかったわかった。\\n ……一応聞くけど、課題は進んだ」",
"305001511_59": "「…………」",
"305001511_60": "「それは……えへへ」",
"305001511_61": "「もう、そんな事だろうと思った。\\n それじゃ今日から課題やろうね」",
"305001511_62": "「ええッ、でも海に……」",
"305001511_63": "(しまったッ! ギャラルホルンのゲートを通れるのは\\n 装者だけ、つまり未来は行けないから……",
"305001511_64": "「海がどうしたの?」",
"305001511_65": "「な、何でもないッ! 課題、頑張るからッ!」",
"305001511_66": "「うん。当然だよね」",
"305001511_67": "「手が止まってるよ、響。アイスコーヒー入れるから、\\n ここまでは今日中に必ず終わらせようね」",
"305001511_68": "「う、うん……」",
"305001511_69": "(みんな、楽しんでるかなぁ。\\n なんといってもプライベートビーチだもんね……",
"305001511_70": "「どうしたの? 何かわからないところでもある?」",
"305001511_71": "(……でも、こっちはこっちで楽しいから、いいかな。\\n やる事が勉強でも、未来が一緒だから……",
"305001511_72": "「どうしたの?」",
"305001511_73": "「何でもないッ! 早く課題終わらせるからね、未来ッ!」"
}