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{
"303000111_0": "いざ出陣",
"303000111_1": "「……思い出せ、あの特訓を――」",
"303000111_2": "「一睡もせずにただひたすらに続けたあの時間……」",
"303000111_3": "「それがあるから……アタシたちならやれるはずデスッ!」",
"303000111_4": "(そうだ、\\n 今、あたしの心の中は――",
"303000111_5": "「Killiter Ichaival tron」",
"303000111_6": "「――待たせたなッ!\\n これがあたしたちの新しい力だッ」",
"303000111_7": "「見た目だけじゃないデスッ!\\n 心も身体も全てがヤマトナデシコなのデスッ」",
"303000111_8": "「ちょっと違うと思う……。\\n だけど、この感じ、すごくしっくりきてる」",
"303000111_9": "「ったり前だッ! 何のためにおっさん秘蔵の\\n 時代劇アクション映画を見続けたと思ってるんだッ」",
"303000111_10": "「面白かったデスが、あれは辛い時間でした……」",
"303000111_11": "「うん……2日間耐久でずっと見せられてたもんね……」",
"303000111_12": "「そのあとの、\\n 翼さんの『防人講座』もなかなかハードだったデス……」",
"303000111_13": "「うん……。\\n 開いちゃいけない扉を開いてしまったような……」",
"303000111_14": "「つっても限度があるだろう……。\\n けど、これでコイツをぶっ倒せるってもんだッ」",
"303000111_15": "「覚悟しやがれ武者ノイズッ!\\n あたしが蜂の巣にしてやるッ」"
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{
"303000112_0": "「ハッ、お呼びじゃねーんだよッ!」",
"303000112_1": "「デースッ! ヤマトナデシコは最強デスッ!」",
"303000112_2": "「ヤマトナデシコは清楚な美しさを称して言う言葉だから、\\n 戦闘能力は関係ないと思うよ……」",
"303000112_3": "「ま、いいじゃねーか。\\n にしても、見事に違う感じになったな……」",
"303000112_4": "「訓練の時はあんまりマジマジ見る時間なかったデスけど……」",
"303000112_5": "「クリス先輩とアタシは着物っぽいけど、\\n 色々違いはあるし……調はニンジャデスね」",
"303000112_6": "「くの一……似合ってる?」",
"303000112_7": "「似合わないわけないデスッ!\\n 調ならなんだって可愛いデスッ」",
"303000112_8": "「切ちゃんも凄く似合ってる。\\n それに大人っぽく見えるよ この辺とか……」",
"303000112_9": "「お、おおおッ!?\\n そこは、だめデスよー……」",
"303000112_10": "「お前らッ、そう言う事は家でやれッ!」",
"303000112_11": "「分かったデスッ!\\n それじゃ家でクリス先輩も一緒に見せ合いっこするデスッ」",
"303000112_12": "「それは楽しみ」",
"303000112_13": "「は、はぁッ!?\\n あ、あたしまで混ぜるなッ」",
"303000112_14": "「ククク、素晴らしい……これこそ、天が僕に与えてくれた、\\n 最高のチャンス……」",
"303000112_15": "「そうッ! この僕、ドクター・ウェルの野望は、\\n 今この瞬間から始まるんだあぁぁぁッ」"
{
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{
"303000211_0": "装者不在の世界",
"303000211_1": "――数日前。",
"303000211_2": "「着いたな、ここが今度の世界か……」",
"303000211_3": "「あんまり違いは無いデスね」",
"303000211_4": "「うん、本当に並行世界に来たのかな?」",
"303000211_5": "「結構そんなもんなんだよ。\\n まあ、見てりゃ色々と違いは出てくるけどな」",
"303000211_6": "(しかし、今回はあたしたち3人で調査か――)",
"303000211_7": "「今朝方、ギャラルホルンのアラートが発生した……。\\n すまないが調査に――」",
"303000211_8": "「はいデスッ! アタシたちに行かせて欲しいデスッ!」",
"303000211_9": "「わたしたちに行かせてください」",
"303000211_10": "「調くん、切歌くん……やる気は買うが――」",
"303000211_11": "「2人とも……」",
"303000211_12": "「……アタシたちも、みんなの役に立ちたいんデス」",
"303000211_13": "「装者として、仲間として……出来る事をやりたい」",
"303000211_14": "「……そうか。だが、君たちは並行世界の経験が浅い、\\n せめてあと人は必要だろう」",
"303000211_15": "「ボクもそう思います。\\n 並行世界の調査は不確定要素が多く、苦戦が予想されます」",
"303000211_16": "「今までもカルマノイズを始めとした、強力なノイズの出現も\\n ありましたし、戦力的に名は必要だと思われます」",
"303000211_17": "「それなら、わたしが――」",
"303000211_18": "「クリス先輩ッ!\\n 一緒に来て欲しいデスッ」",
"303000211_19": "「お、おう……」",
"303000211_20": "「クリス先輩、お願いします」",
"303000211_21": "「デスデスッ!\\n 先輩に来て欲しいデスッ」",
"303000211_22": "「ま、まあ……後輩にそこまで頼まれたら……」",
"303000211_23": "「調……切歌……?」",
"303000211_24": "「わかった。\\n では今回の調査はクリスくん、調くん、切歌くんの人で行ってくれ」",
"303000211_25": "「了解です」",
"303000211_26": "「了解デース」",
"303000211_27": "「わかった」",
"303000211_28": "「それにしても、何であたしなんだ?\\n あいつ、ちょっと泣きそうに見えたぞ……」",
"303000211_29": "「マリアには、少し休んで欲しいんデス。\\n ずっと任務任務でゆっくりも出来なくて……」",
"303000211_30": "「それに、マリアはわたしたちに優しすぎるから……」",
"303000211_31": "「デス。ついマリアに甘えてしまうデス……。\\n もっと強くなって、アタシたちもマリアを支えたいんデス」",
"303000211_32": "「なるほどな、それで先輩として一番頼りになる\\n あたしを選んだってわけか」",
"303000211_33": "「マリアは翼さんと仲が良いし、響さんには未来さんが……」",
"303000211_34": "「クリス先輩、1人で寂しいんじゃないかと思ったデスよ」",
"303000211_35": "「1人で悪かったなッ!」",
"303000211_36": "「おい、これは……ノイズかッ!」",
"303000211_37": "「急いで向かうデスッ!」",
"303000211_38": "「やっぱり、ノイズがッ!」",
"303000211_39": "「こっちの装者はまだ着いてないデスかッ!」",
"303000211_40": "「だったら、あたしらが相手するしかねーなッ!」",
"303000211_41": "「デスッ!」",
"303000211_42": "「待って、あそこに――誰か人がッ!」",
"303000211_43": "「自衛隊に護られてるな……」",
"303000211_44": "「誰かこっちの要人デスかね……?\\n 白衣みたいなのを着ているように見え――」",
"303000211_45": "「うひぃッ!?\\n な、なんデスかこの悪寒は……」",
"303000211_46": "「切ちゃんも?\\n わたしも、さっきから鳥肌が……」",
"303000211_47": "「あたしは何も感じねーけど……。\\n ――とにかく助けに入るぞッ」"
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{
"303000212_0": "「ノイズが、倒されていく……?」",
"303000212_1": "「そんな、彼女たちは一体何者なんだ……」",
"303000212_2": "「この辺りにノイズはもういないみたい」",
"303000212_3": "「アタシたちにかかればお茶の子さいさいデースッ!」",
"303000212_4": "「まあ、この程度のノイズなら楽勝だな」",
"303000212_5": "「で、あんたらは?」",
"303000212_6": "「あ、ああ……我々は自衛隊員だ。\\n 危ない所を助けてもらって、感謝する。しかし、君たちは――」",
"303000212_7": "「あたしたちは――」",
"303000212_8": "「……なあ、なんて言えばいいんだろうな?」",
"303000212_9": "「デデデッ!?\\n アタシに聞かれても困るデスよッ」",
"303000212_10": "「えっと、わたしたちはS.O.N.G.――じゃなくて、\\n 特異災害対策機動部の――」",
"303000212_11": "「特異――なんだって?\\n 一体どこの民間団体だ……」",
"303000212_12": "「なッ!?\\n お、おいッ どういうことだよッ」",
"303000212_13": "「二課が無いデスかッ!?」",
"303000212_14": "「な、なにをわけのわからない事を言ってるんだッ!?」",
"303000212_15": "「……こいつら、怪しくないか? 拘束した方が――」",
"303000212_16": "「ちょっと待てッ! あたしらは怪しいもんじゃねーッ!」",
"303000212_17": "「怪しいやつはみんなそう言う。\\n さあ、おとなしく我々に拘束されてもらおうか――」",
"303000212_18": "「そこまでですッ!」",
"303000212_19": "「にゃにゃッ!? ぶるるるるッ!」",
"303000212_20": "「かつてない程の鳥肌が……この声は――」",
"303000212_21": "「彼女たちは我々の恩人ッ!\\n そう、この場を救った英雄なのですよッ」",
"303000212_22": "「このドクター・ウェルの顔に免じて、\\n この場は抑えてください」",
"303000212_23": "「ドクターッ!?」",
"303000212_24": "「ト、トンデモデースッ!?」"
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@ -1,43 +1,43 @@
{
"303000221_0": "「楽にしてください。\\n いやぁ、それにしてもさっきの戦いは素晴らしかった」",
"303000221_1": "「あ、ああ……」",
"303000221_2": "「……おや? どうしました?\\n そんなに端に寄って……」",
"303000221_3": "「寄るなデスッ!」",
"303000221_4": "「何か嫌われるような事でもしましたか?\\n そう邪険にされると悲しいのですが」",
"303000221_5": "「ごめんなさい。\\n でも、もう少し……心の準備が出来るまで待ってください」",
"303000221_6": "「はあ……? まあ構いませんが」",
"303000221_7": "「ともあれまずは自己紹介をさせていただきましょう。\\n 僕こそ、聖遺物研究の第一人者。ドクター・ウェルですッ」",
"303000221_8": "「あなたたちがさっき纏っていた物、\\n それこそまさに聖遺物ですねッ」",
"303000221_9": "「……ああ、そうだけどよ」",
"303000221_10": "「やはりッ! この僕の目に狂いは無かったッ!\\n 聖遺物を起動させ、纏う技術――これは興味深いッ」",
"303000221_11": "「そして何よりあの戦う時の歌……あの歌の力について\\n 聞かせていただきたいッ さあッ、さあッ」",
"303000221_12": "「お、落ち着けッ! それに寄るなッ!\\n あたしに近づくんじゃねーッ」",
"303000221_13": "「……こっちにアタシたちはいないんデスかね」",
"303000221_14": "「それどころかシンフォギア自体が無いのかも。\\n 二課が無いくらいだし」",
"303000221_15": "「でもこのグイグイくる強引さ……。\\n わたしたちの知ってるドクターと本当にそっくり」",
"303000221_16": "「素晴らしい……素晴らしいですよッ! もっともっと見せて\\n 下さいッ そして聞かせてくださいッ さあッ」",
"303000221_17": "「ああもうッ!\\n 説明するから、一旦落ちつけッ」",
"303000221_18": "「並行世界……まさかそんな世界があるとは。\\n そしてシンフォギアシステムに櫻井理論……」",
"303000221_19": "「どうやらあなたたちの世界は、僕たちの世界と比べ、\\n 聖遺物研究が著しく発展した世界のようですね」",
"303000221_20": "「……こっちに装者はいないのか?」",
"303000221_21": "「いません。こちらの聖遺物研究の第一人者である、\\n 僕が知らない以上、いるはずがありません」",
"303000221_22": "「それにしても、まさか聖遺物が歌と反応する性質を持って\\n いたとは……素晴らしいッ これこそロマンですよッ」",
"303000221_23": "「それより、装者も二課も無いならさっきみたいに \\n イズが出たらどうするんデスか」",
"303000221_24": "「どうもこうもさっきの通りですよ。\\n 米国政府と日本政府の自衛隊がそれぞれ事に当たっています」",
"303000221_25": "「いかにノイズが強力でも、全く対処できないわけでは\\n ありませんから。もちろん、効率的とは言えませんがね」",
"303000221_26": "「……ただ、先日のとある事件以来、異変が起きていまして」",
"303000221_27": "「異変……?」",
"303000221_28": "「一体何が起きたんだ? その事件って――」",
"303000221_29": "「な、なんのアラームデスかッ!?\\n カップラーメンのタイマーとかデスかッ」",
"303000221_30": "「……いえ、ノイズが出現したようです。\\n こんな短期間にまた出現するとは……」",
"303000221_31": "「ノイズッ!」",
"303000221_32": "「――場所はどこだッ!?」",
"303000221_33": "「……いいのですか?」",
"303000221_34": "「あたりまえデスッ!」",
"303000221_35": "「皆さん……やはり僕の目に狂いは無かったッ!\\n あなたたちこそが、僕の求める最高の――ッ」",
"303000221_36": "「あああッ、何でもいいから場所をさっさと教えやがれッ!」",
"303000221_37": "「わ、わかりましたよ……。\\n それではこの僕が直接案内しましょうッ」",
"303000221_38": "「ドクターがどうして?」",
"303000221_39": "「危険デス」",
"303000221_40": "「あふれ出るこの探究心はだれにもとめられませんッ!\\n 一番近くであなたたちの戦いを見せてもらいますよッ」"
{
"303000221_0": "「楽にしてください。\\n いやぁ、それにしてもさっきの戦いは素晴らしかった」",
"303000221_1": "「あ、ああ……」",
"303000221_2": "「……おや? どうしました?\\n そんなに端に寄って……」",
"303000221_3": "「寄るなデスッ!」",
"303000221_4": "「何か嫌われるような事でもしましたか?\\n そう邪険にされると悲しいのですが」",
"303000221_5": "「ごめんなさい。\\n でも、もう少し……心の準備が出来るまで待ってください」",
"303000221_6": "「はあ……? まあ構いませんが」",
"303000221_7": "「ともあれまずは自己紹介をさせていただきましょう。\\n 僕こそ、聖遺物研究の第一人者。ドクター・ウェルですッ」",
"303000221_8": "「あなたたちがさっき纏っていた物、\\n それこそまさに聖遺物ですねッ」",
"303000221_9": "「……ああ、そうだけどよ」",
"303000221_10": "「やはりッ! この僕の目に狂いは無かったッ!\\n 聖遺物を起動させ、纏う技術――これは興味深いッ」",
"303000221_11": "「そして何よりあの戦う時の歌……あの歌の力について\\n 聞かせていただきたいッ さあッ、さあッ」",
"303000221_12": "「お、落ち着けッ! それに寄るなッ!\\n あたしに近づくんじゃねーッ」",
"303000221_13": "「……こっちにアタシたちはいないんデスかね」",
"303000221_14": "「それどころかシンフォギア自体が無いのかも。\\n 二課が無いくらいだし」",
"303000221_15": "「でもこのグイグイくる強引さ……。\\n わたしたちの知ってるドクターと本当にそっくり」",
"303000221_16": "「素晴らしい……素晴らしいですよッ! もっともっと見せて\\n 下さいッ そして聞かせてくださいッ さあッ」",
"303000221_17": "「ああもうッ!\\n 説明するから、一旦落ちつけッ」",
"303000221_18": "「並行世界……まさかそんな世界があるとは。\\n そしてシンフォギアシステムに櫻井理論……」",
"303000221_19": "「どうやらあなたたちの世界は、僕たちの世界と比べ、\\n 聖遺物研究が著しく発展した世界のようですね」",
"303000221_20": "「……こっちに装者はいないのか?」",
"303000221_21": "「いません。こちらの聖遺物研究の第一人者である、\\n 僕が知らない以上、いるはずがありません」",
"303000221_22": "「それにしても、まさか聖遺物が歌と反応する性質を持って\\n いたとは……素晴らしいッ これこそロマンですよッ」",
"303000221_23": "「それより、装者も二課も無いならさっきみたいに \\n イズが出たらどうするんデスか」",
"303000221_24": "「どうもこうもさっきの通りですよ。\\n 米国政府と日本政府の自衛隊がそれぞれ事に当たっています」",
"303000221_25": "「いかにノイズが強力でも、全く対処できないわけでは\\n ありませんから。もちろん、効率的とは言えませんがね」",
"303000221_26": "「……ただ、先日のとある事件以来、異変が起きていまして」",
"303000221_27": "「異変……?」",
"303000221_28": "「一体何が起きたんだ? その事件って――」",
"303000221_29": "「な、なんのアラームデスかッ!?\\n カップラーメンのタイマーとかデスかッ」",
"303000221_30": "「……いえ、ノイズが出現したようです。\\n こんな短期間にまた出現するとは……」",
"303000221_31": "「ノイズッ!」",
"303000221_32": "「――場所はどこだッ!?」",
"303000221_33": "「……いいのですか?」",
"303000221_34": "「あたりまえデスッ!」",
"303000221_35": "「皆さん……やはり僕の目に狂いは無かったッ!\\n あなたたちこそが、僕の求める最高の――ッ」",
"303000221_36": "「あああッ、何でもいいから場所をさっさと教えやがれッ!」",
"303000221_37": "「わ、わかりましたよ……。\\n それではこの僕が直接案内しましょうッ」",
"303000221_38": "「ドクターがどうして?」",
"303000221_39": "「危険デス」",
"303000221_40": "「あふれ出るこの探究心はだれにもとめられませんッ!\\n 一番近くであなたたちの戦いを見せてもらいますよッ」"
}

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@ -1,46 +1,46 @@
{
"303000231_0": "「素晴らしい……やはり素晴らしいですよッ!\\n 皆さんは最高ですッ」",
"303000231_1": "「あたしたちのギアの力があれば、ざっとこんなもんだな」",
"303000231_2": "「シンフォギアはノイズを倒すための力だから」",
"303000231_3": "「この程度なら、楽勝デスッ!」",
"303000231_4": "「フフ……本当に、本当に素晴らしい……」",
"303000231_5": "「……う、やっぱり気持ち悪いデス……」",
"303000231_6": "「切ちゃん、姿形は同じだけど違う人なんだから……」",
"303000231_7": "「わかってるデスけど……ううッ」",
"303000231_8": "「なあ、さっき言ってた異変ってのはなんなんだ?」",
"303000231_9": "「それはノイズの中に、\\n 他のイズとは明らかに違う特質な――」",
"303000231_10": "「黒猫がすごい勢いで横切って行った……」",
"303000231_11": "「今は猫なんてどーでもいいだろ、\\n そのおかしなイズってのは、どんな――」",
"303000231_12": "「ん? またノイズデスか……?」",
"303000231_13": "「まさか――あ、あの個体はッ!」",
"303000231_14": "「ハッ、たかがノイズッ!\\n こいつで――終わりだッ」",
"303000231_15": "「な――ッ! あたしの攻撃がッ!?」",
"303000231_16": "「じゅ、銃弾が全部真っ二つにされたデスよッ!?」",
"303000231_17": "「信じられない……」",
"303000231_18": "「ちっくしょうッ!\\n なら、コイツでどうだッ」",
"303000231_19": "「おい……冗談だろ……。\\n これも斬られるなんて――」",
"303000231_20": "「デェーーースッ!」",
"303000231_21": "「同時ならッ!」",
"303000231_22": "「きゃッ!」",
"303000231_23": "「のわああッ!」",
"303000231_24": "「お前ら、何もないところで転ぶなッ!」",
"303000231_25": "「ちょっと、油断しただけデスッ!\\n 行くデスッ 調ッ」",
"303000231_26": "「うんッ!」",
"303000231_27": "(……何もないところで転ぶ?\\n なにか、おかしい……",
"303000231_28": "「これでもダメデスかッ!?」",
"303000231_29": "「攻撃が全部見切られてる?」",
"303000231_30": "「……生意気なことしやがってッ!\\n ふざけんなッ」",
"303000231_31": "「1人で出ると危ないデスよッ!」",
"303000231_32": "「切ちゃんまでッ!\\n 人とも、落ち着いて――ッ」",
"303000231_33": "「――くッ!? 危なッ!」",
"303000231_34": "「うわッ!? ぶつかるデスッ!」",
"303000231_35": "「あたしの避ける先にいるんじゃねーッ!」",
"303000231_36": "「無茶言わないでほしいデスッ!」",
"303000231_37": "「2人ともッ! あのノイズが――ッ!」",
"303000231_38": "「うおおおおッ!? ちょッ!? ま、待てってのッ!」",
"303000231_39": "「デースッ!?\\n あっけなく切り払われたデスッ」",
"303000231_40": "「――下がってッ!」",
"303000231_41": "「ちッ、ただのノイズじゃねーってことはわかった。\\n 気を引き締めてかかるぞッ」",
"303000231_42": "「了解デスッ!」",
"303000231_43": "「了解ッ」"
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"303000231_8": "「なあ、さっき言ってた異変ってのはなんなんだ?」",
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"303000231_28": "「これでもダメデスかッ!?」",
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"303000231_33": "「――くッ!? 危なッ!」",
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@ -1,96 +1,96 @@
{
"303000232_0": "「なんなんだよ、こいつはッ!?」",
"303000232_1": "「攻撃が全て切り払われるデス……」",
"303000232_2": "「それだけじゃないよ。\\n 普通のイズと違って、こっちの出方を見てるみたい」",
"303000232_3": "「だけど、あいつの動きどこかで見たような気もするな……」",
"303000232_4": "「あ、わたしも感じました」",
"303000232_5": "「アタシにはそんな友達いないデスよッ!」",
"303000232_6": "「仕方ねーな、こうなりゃ総攻撃で一気に仕留めるぞッ!」",
"303000232_7": "「ノイズ1体に全力……。\\n カルマイズでもないのに……」",
"303000232_8": "「全力でジェノサイドデースッ!」",
"303000232_9": "「――手をとめるなッ! このまま押し切るッ!」",
"303000232_10": "「よっしゃッ!」",
"303000232_11": "「何とか倒せたデスけど……」",
"303000232_12": "「疲れた……」",
"303000232_13": "「ん? これ……何デスか?」",
"303000232_14": "「……なんだソレ。\\n イズの破片……ってわけでもなさそうだな」",
"303000232_15": "「でも、あのノイズが消えた所から出てきたし、\\n 無関係とは思えないです……」",
"303000232_16": "「いやあ、素晴らしいものを見せてもらいました、皆さん。\\n 全て見ていましたよ、余すところなく全てをねッ」",
"303000232_17": "「……うぅ。何だかすごく気持ち悪いデス……」",
"303000232_18": "「切ちゃん、しっかり」",
"303000232_19": "「おや? 自衛隊と米軍も到着したようですね。\\n 全く、役に立たない連中だ……」",
"303000232_20": "「博士ッ! この場に現れたノイズはッ!?」",
"303000232_21": "「そんなもの、彼女たちが全て片付けてくれましたよッ!\\n そう、綺麗さっぱり跡形もなくねッ」",
"303000232_22": "「……は? このおかしな格好の少女たちが……?」",
"303000232_23": "「失礼なッ! この素晴らしさが分からないのですかッ!\\n 全く、これだから教養のない連中はッ」",
"303000232_24": "「す、すみませんッ!」",
"303000232_25": "「ああ、もういいから。さっさと部隊に事情を説明して\\n 帰投してください。もう用済みです」",
"303000232_26": "「は、はぁ……」",
"303000232_27": "「……うう、あっちからイヤな視線を感じるデス」",
"303000232_28": "「わたしたちがノイズを倒したって、信じてない顔してる」",
"303000232_29": "「気にすんな。\\n 信じるも信じないもあいつらの自由だ」",
"303000232_30": "「クリス先輩が言い返さないなんて……」",
"303000232_31": "「槍でも降るデスかッ!?」",
"303000232_32": "「……そうかそうか。\\n お前ら、あたしのことをそういう目で見ていたんだな」",
"303000232_33": "「い、いえいえ。今のは言葉のアヤというか、\\n 冗談みたいなものデスから……」",
"303000232_34": "「フフ、君たち3人は素晴らしい関係なのですね。\\n 先輩と後輩、理想の姿を見ているようです」",
"303000232_35": "「な、なんだよ藪から棒に。まあ、あたしは実際先輩だからな。\\n 先輩オーラが滲み出ちまってるのかもなッ」",
"303000232_36": "「調子に乗ってるね、切ちゃん……」",
"303000232_37": "「調子に乗ってるデスね、調……」",
"303000232_38": "「まあ、彼らは直に皆さんの活躍を見てはいないのです。\\n 無理も無い事でしょう」",
"303000232_39": "「ところで、異変ってのはさっきのノイズなんだろ?\\n それじゃこれで終わりって事か」",
"303000232_40": "「いえ、そうもいかないのですよ。\\n 先ほどのイズですが、体ではないのです」",
"303000232_41": "「他にもいるってこと?」",
"303000232_42": "「ええ、そうなります」",
"303000232_43": "「3人がかりでやっと1体倒したのに……。\\n あと何体いるんデスか」",
"303000232_44": "「そうですね……恐らくですが、数十はいるでしょうか」",
"303000232_45": "「はぁッ!? あんなのが数十もだとッ!?」",
"303000232_46": "「そんな……」",
"303000232_47": "「じょ、冗談じゃないデスッ!\\n どうしてそんなのがッ」",
"303000232_48": "「あのノイズはとある聖遺物の破片を取り込んだノイズなの\\n ですよ。その欠片の数が恐らくそのくらいの数に……」",
"303000232_49": "「欠片……? おい、さっきのッ!」",
"303000232_50": "「こ、これのことデスか?」",
"303000232_51": "「それは……。……やはり、そうです」",
"303000232_52": "「これは『ムラマサ』の欠片です」",
"303000232_53": "「ムラマサ……?」",
"303000232_54": "「わざわざ移動してもらい、すみません。\\n 説明するためにも、現場を見てもらうのが早いと思いまして」",
"303000232_55": "「現場? どういうことだ?」",
"303000232_56": "「この社こそ、その『ムラマサ』が納められていた\\n 場所なのです」",
"303000232_57": "「ムラマサ、村正でもいいですが、これは刀工村正によって\\n 打たれたとされる、妖刀の事です」",
"303000232_58": "「よ、妖刀デスか……?」",
"303000232_59": "「ええ。そうです。歴史こそ他の聖遺物に比べて浅くはありますが、\\n かの徳川家を呪ったとされる曰く付きのものです」",
"303000232_60": "「有名な刀だから聞いたことはあるけど……。\\n 妖刀、呪われた刀……」",
"303000232_61": "「はい、とにかくムラマサは強い呪いを有した刀です。\\n しかもここにあったものはその最初の一振り」",
"303000232_62": "「どれだけ多くの命を奪ったかも分からない、\\n 正真正銘の呪いの刀です」",
"303000232_63": "「そして、周囲にも不幸をもたらす、不吉な刀でもあります」",
"303000232_64": "「不幸……、もしかして、\\n 戦いの最中に調子が良くなかったのも、刀の影響」",
"303000232_65": "「はい、間違いないと思います。\\n 実際、あれに接触した者たちは何らかの不幸に見舞われています」",
"303000232_66": "「うう……、なんだか本当に恐ろしい刀デス……」",
"303000232_67": "「ビ、ビビってんじゃねーよ、\\n そんな、の、呪いくらいで……」",
"303000232_68": "「そのムラマサがどうしてノイズに影響を……」",
"303000232_69": "「……わかりません。ただ、起動実験に失敗した直後から、\\n あの特殊なイズも現れるようになりました」",
"303000232_70": "「失敗って……何やってるデスかッ!」",
"303000232_71": "「僕は反対したのですッ! しかし、野蛮で愚鈍な政府の連中が\\n 欲に目がくらんで無理矢理起動させようとするからッ」",
"303000232_72": "「それで、失敗してムラマサが砕けた?」",
"303000232_73": "「ええ。結果としてムラマサが暴走、\\n 次の瞬間には砕け散ってしまいました」",
"303000232_74": "「砕けた欠片は、かなりの広範囲に四散……。\\n 実験をこの僕に任せていれば――ッ」",
"303000232_75": "「コホン、話が反れましたね。ムラマサの影響を受けたノイズ、\\n つまりムラマサの欠片を持ったイズ――」",
"303000232_76": "「あれを我々は『武者ノイズ』と呼称しています」",
"303000232_77": "「あのノイズについては対処の方法が皆無で、離脱するか\\n 犠牲による炭化を待つしかなかったのですが――」",
"303000232_78": "「――あなたたちのおかげで光明が見えましたッ!\\n あなたたちこそ、真の――」",
"303000232_79": "「真の――なんなんデス?」",
"303000232_80": "「……いえ。まだ時期尚早ですね。\\n とにかく、こちらの経緯はそんなところです」",
"303000232_81": "「それにしても武者ノイズって名前……」",
"303000232_82": "「わかるデスけど、なんというか……安直デスよね」",
"303000232_83": "「名前は、上層部の人間が勝手につけた名前なので……。\\n 上の顔を立てるという意味でしょうがなくそう呼んでいます」",
"303000232_84": "「あー、つまり武者ノイズっつーのは、ムラマサの影響を受けて\\n いて、それが原因であんなに強くなってるってことだな」",
"303000232_85": "「はい、他に考えられる要因はありませんので」",
"303000232_86": "「……なあ、これが今回の異変ってやつじゃないか?」",
"303000232_87": "「きっとそうに違いないデスッ!」",
"303000232_88": "「わたしもそう思います……」",
"303000232_89": "「並行世界からの来訪者だということは重々承知の上で、\\n 恥を忍んでお願いします。僕らに力を貸してくれませんか」",
"303000232_90": "「……ああ。\\n 元々あたしたちはそのつもりでこっちに来てんだ」",
"303000232_91": "「そうデスッ!\\n その異変とやらを片付けるのがアタシたちの任務デスッ」",
"303000232_92": "「これはわたしたちの問題でもあるから……」",
"303000232_93": "「ありがとうございますッ! やはりあなたたちは、僕が見込んだ\\n 通りの人物ですッ フフ……」"
{
"303000232_0": "「なんなんだよ、こいつはッ!?」",
"303000232_1": "「攻撃が全て切り払われるデス……」",
"303000232_2": "「それだけじゃないよ。\\n 普通のイズと違って、こっちの出方を見てるみたい」",
"303000232_3": "「だけど、あいつの動きどこかで見たような気もするな……」",
"303000232_4": "「あ、わたしも感じました」",
"303000232_5": "「アタシにはそんな友達いないデスよッ!」",
"303000232_6": "「仕方ねーな、こうなりゃ総攻撃で一気に仕留めるぞッ!」",
"303000232_7": "「ノイズ1体に全力……。\\n カルマイズでもないのに……」",
"303000232_8": "「全力でジェノサイドデースッ!」",
"303000232_9": "「――手をとめるなッ! このまま押し切るッ!」",
"303000232_10": "「よっしゃッ!」",
"303000232_11": "「何とか倒せたデスけど……」",
"303000232_12": "「疲れた……」",
"303000232_13": "「ん? これ……何デスか?」",
"303000232_14": "「……なんだソレ。\\n イズの破片……ってわけでもなさそうだな」",
"303000232_15": "「でも、あのノイズが消えた所から出てきたし、\\n 無関係とは思えないです……」",
"303000232_16": "「いやあ、素晴らしいものを見せてもらいました、皆さん。\\n 全て見ていましたよ、余すところなく全てをねッ」",
"303000232_17": "「……うぅ。何だかすごく気持ち悪いデス……」",
"303000232_18": "「切ちゃん、しっかり」",
"303000232_19": "「おや? 自衛隊と米軍も到着したようですね。\\n 全く、役に立たない連中だ……」",
"303000232_20": "「博士ッ! この場に現れたノイズはッ!?」",
"303000232_21": "「そんなもの、彼女たちが全て片付けてくれましたよッ!\\n そう、綺麗さっぱり跡形もなくねッ」",
"303000232_22": "「……は? このおかしな格好の少女たちが……?」",
"303000232_23": "「失礼なッ! この素晴らしさが分からないのですかッ!\\n 全く、これだから教養のない連中はッ」",
"303000232_24": "「す、すみませんッ!」",
"303000232_25": "「ああ、もういいから。さっさと部隊に事情を説明して\\n 帰投してください。もう用済みです」",
"303000232_26": "「は、はぁ……」",
"303000232_27": "「……うう、あっちからイヤな視線を感じるデス」",
"303000232_28": "「わたしたちがノイズを倒したって、信じてない顔してる」",
"303000232_29": "「気にすんな。\\n 信じるも信じないもあいつらの自由だ」",
"303000232_30": "「クリス先輩が言い返さないなんて……」",
"303000232_31": "「槍でも降るデスかッ!?」",
"303000232_32": "「……そうかそうか。\\n お前ら、あたしのことをそういう目で見ていたんだな」",
"303000232_33": "「い、いえいえ。今のは言葉のアヤというか、\\n 冗談みたいなものデスから……」",
"303000232_34": "「フフ、君たち3人は素晴らしい関係なのですね。\\n 先輩と後輩、理想の姿を見ているようです」",
"303000232_35": "「な、なんだよ藪から棒に。まあ、あたしは実際先輩だからな。\\n 先輩オーラが滲み出ちまってるのかもなッ」",
"303000232_36": "「調子に乗ってるね、切ちゃん……」",
"303000232_37": "「調子に乗ってるデスね、調……」",
"303000232_38": "「まあ、彼らは直に皆さんの活躍を見てはいないのです。\\n 無理も無い事でしょう」",
"303000232_39": "「ところで、異変ってのはさっきのノイズなんだろ?\\n それじゃこれで終わりって事か」",
"303000232_40": "「いえ、そうもいかないのですよ。\\n 先ほどのイズですが、体ではないのです」",
"303000232_41": "「他にもいるってこと?」",
"303000232_42": "「ええ、そうなります」",
"303000232_43": "「3人がかりでやっと1体倒したのに……。\\n あと何体いるんデスか」",
"303000232_44": "「そうですね……恐らくですが、数十はいるでしょうか」",
"303000232_45": "「はぁッ!? あんなのが数十もだとッ!?」",
"303000232_46": "「そんな……」",
"303000232_47": "「じょ、冗談じゃないデスッ!\\n どうしてそんなのがッ」",
"303000232_48": "「あのノイズはとある聖遺物の破片を取り込んだノイズなの\\n ですよ。その欠片の数が恐らくそのくらいの数に……」",
"303000232_49": "「欠片……? おい、さっきのッ!」",
"303000232_50": "「こ、これのことデスか?」",
"303000232_51": "「それは……。……やはり、そうです」",
"303000232_52": "「これは『ムラマサ』の欠片です」",
"303000232_53": "「ムラマサ……?」",
"303000232_54": "「わざわざ移動してもらい、すみません。\\n 説明するためにも、現場を見てもらうのが早いと思いまして」",
"303000232_55": "「現場? どういうことだ?」",
"303000232_56": "「この社こそ、その『ムラマサ』が納められていた\\n 場所なのです」",
"303000232_57": "「ムラマサ、村正でもいいですが、これは刀工村正によって\\n 打たれたとされる、妖刀の事です」",
"303000232_58": "「よ、妖刀デスか……?」",
"303000232_59": "「ええ。そうです。歴史こそ他の聖遺物に比べて浅くはありますが、\\n かの徳川家を呪ったとされる曰く付きのものです」",
"303000232_60": "「有名な刀だから聞いたことはあるけど……。\\n 妖刀、呪われた刀……」",
"303000232_61": "「はい、とにかくムラマサは強い呪いを有した刀です。\\n しかもここにあったものはその最初の一振り」",
"303000232_62": "「どれだけ多くの命を奪ったかも分からない、\\n 正真正銘の呪いの刀です」",
"303000232_63": "「そして、周囲にも不幸をもたらす、不吉な刀でもあります」",
"303000232_64": "「不幸……、もしかして、\\n 戦いの最中に調子が良くなかったのも、刀の影響」",
"303000232_65": "「はい、間違いないと思います。\\n 実際、あれに接触した者たちは何らかの不幸に見舞われています」",
"303000232_66": "「うう……、なんだか本当に恐ろしい刀デス……」",
"303000232_67": "「ビ、ビビってんじゃねーよ、\\n そんな、の、呪いくらいで……」",
"303000232_68": "「そのムラマサがどうしてノイズに影響を……」",
"303000232_69": "「……わかりません。ただ、起動実験に失敗した直後から、\\n あの特殊なイズも現れるようになりました」",
"303000232_70": "「失敗って……何やってるデスかッ!」",
"303000232_71": "「僕は反対したのですッ! しかし、野蛮で愚鈍な政府の連中が\\n 欲に目がくらんで無理矢理起動させようとするからッ」",
"303000232_72": "「それで、失敗してムラマサが砕けた?」",
"303000232_73": "「ええ。結果としてムラマサが暴走、\\n 次の瞬間には砕け散ってしまいました」",
"303000232_74": "「砕けた欠片は、かなりの広範囲に四散……。\\n 実験をこの僕に任せていれば――ッ」",
"303000232_75": "「コホン、話が反れましたね。ムラマサの影響を受けたノイズ、\\n つまりムラマサの欠片を持ったイズ――」",
"303000232_76": "「あれを我々は『武者ノイズ』と呼称しています」",
"303000232_77": "「あのノイズについては対処の方法が皆無で、離脱するか\\n 犠牲による炭化を待つしかなかったのですが――」",
"303000232_78": "「――あなたたちのおかげで光明が見えましたッ!\\n あなたたちこそ、真の――」",
"303000232_79": "「真の――なんなんデス?」",
"303000232_80": "「……いえ。まだ時期尚早ですね。\\n とにかく、こちらの経緯はそんなところです」",
"303000232_81": "「それにしても武者ノイズって名前……」",
"303000232_82": "「わかるデスけど、なんというか……安直デスよね」",
"303000232_83": "「名前は、上層部の人間が勝手につけた名前なので……。\\n 上の顔を立てるという意味でしょうがなくそう呼んでいます」",
"303000232_84": "「あー、つまり武者ノイズっつーのは、ムラマサの影響を受けて\\n いて、それが原因であんなに強くなってるってことだな」",
"303000232_85": "「はい、他に考えられる要因はありませんので」",
"303000232_86": "「……なあ、これが今回の異変ってやつじゃないか?」",
"303000232_87": "「きっとそうに違いないデスッ!」",
"303000232_88": "「わたしもそう思います……」",
"303000232_89": "「並行世界からの来訪者だということは重々承知の上で、\\n 恥を忍んでお願いします。僕らに力を貸してくれませんか」",
"303000232_90": "「……ああ。\\n 元々あたしたちはそのつもりでこっちに来てんだ」",
"303000232_91": "「そうデスッ!\\n その異変とやらを片付けるのがアタシたちの任務デスッ」",
"303000232_92": "「これはわたしたちの問題でもあるから……」",
"303000232_93": "「ありがとうございますッ! やはりあなたたちは、僕が見込んだ\\n 通りの人物ですッ フフ……」"
}

View file

@ -1,65 +1,65 @@
{
"303000311_0": "哲学兵装ムラマサ",
"303000311_1": "「戻ったか。それで、向こうはどうだった?」",
"303000311_2": "「ああ、異変らしきものは確認してきた」",
"303000311_3": "「もう特定できたのか?」",
"303000311_4": "「ばっちりデスッ!」",
"303000311_5": "「ならば報告を聞こう。頼む」",
"303000311_6": "「ああ、向こうであったことだけど――」",
"303000311_7": "「……なるほど。ムラマサ、そしてそれと同化した\\n 武者イズ。そしてまさかのウェル博士とはな……」",
"303000311_8": "「多分、その武者ノイズを全部倒せば、今回の異変は\\n 収まるんじゃねーか」",
"303000311_9": "「そういや、前の時も聖遺物の欠片とノイズが同化してたよな?」",
"303000311_10": "「クジラ型デスね」",
"303000311_11": "「ポセイドン型とイカ型も」",
"303000311_12": "「そうそう。ノイズが聖遺物と同化するってよくあるのか?」",
"303000311_13": "「いえ、普通は起こりえる事ではないのですが……\\n 前の場合も今回も、聖遺物の性質によるものかと思います」",
"303000311_14": "「聖遺物の性質?」",
"303000311_15": "「はい。あれから細かく調べたのですが、以前にクジラ型と\\n 同化していた聖遺物は『トリアイナ』と呼ばれる物でした」",
"303000311_16": "「『トリアイナ』はギリシャ神話ではポセイドンの持つ武器。\\n そしてポセイドンは海と地震の神とされています」",
"303000311_17": "「そして今回のはムラマサ……。\\n ムラマサは『人を殺すために作られた刀』です」",
"303000311_18": "「このふたつの聖遺物の共通点は、\\n 『多くの命を奪った武器』であると言う事」",
"303000311_19": "「これが『人を殺すために作られたノイズ』と親和性を持ち、\\n イズと同化してしまったのだと思います」",
"303000311_20": "「以前もお話ししましたが、\\n イズに聖遺物を取り込むような性質はありません」",
"303000311_21": "「ですので今回も、前回の島で起きた事象と同じく、\\n 聖遺物側の影響によるものと見て間違いありません」",
"303000311_22": "「ったく、厄介な話だな……」",
"303000311_23": "「ムラマサがノイズと同化したのは分かったデスけど、\\n 一番の問題は……」",
"303000311_24": "「武者ノイズのあの強さ……」",
"303000311_25": "「かなり苦戦したデス……」",
"303000311_26": "「なあに、いざとなりゃイグナイトで\\n 戦えばなんとかなるだろう」",
"303000311_27": "「それで解決できれば良いのですが……」",
"303000311_28": "「ん? 何か問題でもあるのか?」",
"303000311_29": "「いえ……、これまで行った並行世界では、\\n 必ずカルマイズが出現していましたよね」",
"303000311_30": "「デースッ!\\n カルマイズが出たらイグナイトは使えないデスよ」",
"303000311_31": "「はい。ただ、今回も必ずそうなるという確証はありませんが……」",
"303000311_32": "「でも、可能性は十分にある」",
"303000311_33": "「イグナイトだよりは危険ってことか……」",
"303000311_34": "「……そのムラマサの欠片ですが、今ありますか?」",
"303000311_35": "「あるデスよ。これデス」",
"303000311_36": "「これがそうなんですね。少し時間をください。\\n ボクの方で調べてみます」",
"303000311_37": "「もしかしたら、対策のヒントになる何かが\\n 得られるかもしれません」",
"303000311_38": "「お願い。……あとこれはドクターから。\\n 向こうで持っていたムラマサの資料だって」",
"303000311_39": "「ありがとうございます。必ず成果を出して見せます」",
"303000311_40": "「あんまり気負いすぎるなよ」",
"303000311_41": "「向こうの世界はこっちとほとんど変わらなくてさ。\\n あんまり別世界って感じがしなかったな」",
"303000311_42": "「でも、聖遺物研究が遅れているせいでシンフォギアがなくて、\\n 装者もいないって言うのには驚いた」",
"303000311_43": "「それなのに、ドクターはいたから驚きデス……」",
"303000311_44": "「ドクター・ウェル……ね。\\n ……大丈夫なの」",
"303000311_45": "「……もやもやした気分はあるけれど、\\n 今のところは協力的だし、悪いことは考えてないみたい」",
"303000311_46": "「でもやっぱり気持ち悪いデスッ!」",
"303000311_47": "「しかし、あのウェル博士だからな。\\n 本当に信じてしまって良いものかどうか……」",
"303000311_48": "「ま、そうだよな。よりによってあいつだもんな……」",
"303000311_49": "「アタシは、信用はできないと思うデス」",
"303000311_50": "「うん。だけど、こっちの世界のドクターと、\\n あっちの世界のドクターは別人だし……」",
"303000311_51": "「それでも、協力してくれるって言うなら、\\n わたしは信じたいって思いますッ」",
"303000311_52": "「もう、響ったら……」",
"303000311_53": "「フ、立花らしい考え方だな。\\n だが言うとおり、最初から疑ってかかることもないだろう」",
"303000311_54": "「そうね。でも、あの性格だから、考えが読めないところは\\n あると思うわ。警戒だけは怠らないようにしておきなさい」",
"303000311_55": "「うん」",
"303000311_56": "「わかったデースッ!」",
"303000311_57": "「――ッ! ノイズッ!」",
"303000311_58": "「ゆっくり食事をすることもままならないなッ!」",
"303000311_59": "「迎撃に出るわよッ!」",
"303000311_60": "「未来は周辺の人の避難をッ!」",
"303000311_61": "「わかった。でも響、あんまり無理は――」",
"303000311_62": "「大丈夫ッ! みんないるから安心してッ!」"
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"303000311_17": "「そして今回のはムラマサ……。\\n ムラマサは『人を殺すために作られた刀』です」",
"303000311_18": "「このふたつの聖遺物の共通点は、\\n 『多くの命を奪った武器』であると言う事」",
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"303000311_20": "「以前もお話ししましたが、\\n イズに聖遺物を取り込むような性質はありません」",
"303000311_21": "「ですので今回も、前回の島で起きた事象と同じく、\\n 聖遺物側の影響によるものと見て間違いありません」",
"303000311_22": "「ったく、厄介な話だな……」",
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"303000311_28": "「ん? 何か問題でもあるのか?」",
"303000311_29": "「いえ……、これまで行った並行世界では、\\n 必ずカルマイズが出現していましたよね」",
"303000311_30": "「デースッ!\\n カルマイズが出たらイグナイトは使えないデスよ」",
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"303000311_35": "「あるデスよ。これデス」",
"303000311_36": "「これがそうなんですね。少し時間をください。\\n ボクの方で調べてみます」",
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"303000311_38": "「お願い。……あとこれはドクターから。\\n 向こうで持っていたムラマサの資料だって」",
"303000311_39": "「ありがとうございます。必ず成果を出して見せます」",
"303000311_40": "「あんまり気負いすぎるなよ」",
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"303000312_0": "「周辺からノイズの反応はなくなったみたいね」",
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"303000312_3": "「こっちの世界にも?\\n ……そうか、あれがお前たちの言っていた――」",
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"303000312_5": "「並行世界の繋がり、ね……。全く、厄介な物だわ」",
"303000312_6": "「両手に大刀……なるほどな、まさしく武者ノイズ。\\n なかなか良いネーミングセンスだな」",
"303000312_7": "「…………」",
"303000312_8": "「行きますッ! はああああああぃッ!」",
"303000312_9": "「だめッ! 普通に攻撃を仕掛けても――」",
"303000312_10": "「へ? わッ!? 避けられたッ!?」",
"303000312_11": "「ちッ! バカッ!」",
"303000312_12": "「ぐッ!? ふぅ……た、助かったぁ……。\\n ありがと、クリスちゃ――」",
"303000312_13": "「あああッ!」",
"303000312_14": "「な、なんだ、どうしたッ!」",
"303000312_15": "「こ、このお店、いつも学校帰りに寄ってたお店……。\\n 今の衝撃で、壊れちゃった……」",
"303000312_16": "「な、なんだよ、驚かすなよ。\\n ……もうみんな避難してるから大丈夫だろう」",
"303000312_17": "「ううう……、明日も行く予定だったのに……」",
"303000312_18": "(これも不幸をまき散らすムラマサの影響……)",
"303000312_19": "「2人とも下がってッ!」",
"303000312_20": "「だ、ダメデスッ!\\n いくらマリアでも――」",
"303000312_21": "「はぁッ!」",
"303000312_22": "「なッ!?」",
"303000312_23": "「引けマリアッ!\\n はあああああッ」",
"303000312_24": "「むッ!\\n ……この感じは」",
"303000312_25": "「やっぱ、前みたいに全員で一気にたたみかけるしかないな」",
"303000312_26": "「まて、雪音。ここはわたしが行く」",
"303000312_27": "「いや、無茶だろッ! さっきまでの見てなかったのか?」",
"303000312_28": "「わたしが切り崩す。雪音はその隙をついてくれ」",
"303000312_29": "「はあッ!? ちょっと、待てって――」",
"303000312_30": "「ゆくぞッ!\\n はああああッ」",
"303000312_31": "「あまいッ!」",
"303000312_32": "「今だッ! 雪音ッ!」",
"303000312_33": "「くそッ! やってやらああああッ!」",
"303000312_34": "「やったのか……?」",
"303000312_35": "「すっごいよッ! クリスちゃんッ!」",
"303000312_36": "「さっすが先輩デースッ!」",
"303000312_37": "「い、いや……あたしは別に……。\\n どうなってやがんだ」",
"303000312_38": "「…………」",
"303000312_39": "「皆さん、お疲れ様でした……」",
"303000312_40": "「何かわかったの?」",
"303000312_41": "「はい、それを今から説明します」",
"303000312_42": "「ムラマサについてですが、これは聖遺物ではなく、\\n 哲学兵装になります」",
"303000312_43": "「哲学兵装…………」",
"303000312_44": "「あのー……、ちょっと教えて欲しいんだけど……」",
"303000312_45": "「はい、何でしょうか?」",
"303000312_46": "「聖遺物と哲学兵装って、何が違うの?」",
"303000312_47": "「聖遺物とは、現代科学では再現できない技術。\\n いわゆる異端技術によって造られた物をさします」",
"303000312_48": "「一方、哲学兵装とは『呪いの一種』です」",
"303000312_49": "「普通の『物』に、何らかの形で呪いがかけられ、\\n 特殊な力を持ってしまった物をさします」",
"303000312_50": "「なるほど……、\\n よくわかった。ありがとう」",
"303000312_51": "「ではまず、ムラマサに込められた呪いについてですが……。\\n これは、今までにこの力で命を奪われた人たちの呪いだと思われます」",
"303000312_52": "「そして、命を奪われた者、その人たちの多くは、\\n 使用者も含めて『侍』です」",
"303000312_53": "「このムラマサには、\\n その侍たちの強い念が込められているようなんです」",
"303000312_54": "「お侍さんたちの怨念?」",
"303000312_55": "「なるほどデス。つまり、あの武者ノイズは、\\n お侍さんたちの強い念により強くなっているんデスね」",
"303000312_56": "「はい、さらにそれだけではありません」",
"303000312_57": "「『不幸をもたらす刀』という逸話の流布により、\\n さらに呪いの力は高まってしまっています」",
"303000312_58": "「と言うことは、あのノイズは、\\n 強いうえに不幸までまき散らすってこと」",
"303000312_59": "「哲学兵装の影響を受けたノイズ……。\\n そんなのが増えたらたまったもんじゃないわね」",
"303000312_60": "「なあ、それだけじゃあ、強いってのを、\\n ただ再確認しただけじゃないのか」",
"303000312_61": "「いや、十分対策はできる」",
"303000312_62": "「翼?」",
"303000312_63": "「奴の太刀筋、間合いの詰め方……」",
"303000312_64": "「はい、モニタで武者ノイズを確認したところ、\\n 戦闘スタイルが翼さんに近いと言うことがわかりました」",
"303000312_65": "「フッ、そういうことだ。どうやら今回の件は、\\n わたしが適任のようだな、次はわたしが並行世界へ――」",
"303000312_66": "「ちょっと待って欲しいデスッ!\\n 今回はアタシたちが受けた任務デスッ」",
"303000312_67": "「うん、途中で放り出すのはしたくない」",
"303000312_68": "「お前ら……」",
"303000312_69": "「2人とも……」",
"303000312_70": "「へッ、そういうこった。先輩には悪いが、\\n 今回は最後まで、あたしたちにやらせてくれ」",
"303000312_71": "「しかし、武者ノイズ対策はどうする?」",
"303000312_72": "「戦い方の指導はできるが、一朝一夕でコツを掴めるものでは\\n ないぞ、せめて同行はさせて――」",
"303000312_73": "「翼、今回は3人に任せましょう」",
"303000312_74": "「マリアまで? だが……」",
"303000312_75": "「1つ、あの武者ノイズに対抗する方法があります。\\n もちろん容易ではありませんが……」",
"303000312_76": "「本当かッ!?」",
"303000312_77": "「一体なんデスかッ!? その方法はッ!?」",
"303000312_78": "「それは、ギアを相手に合わせて適応させる方法です」",
"303000312_79": "「適応……。\\n そうか、以前マリアたちが纏った水着ギアのように」",
"303000312_80": "「なーるほどッ!\\n お侍相手には、こっちもお侍になればいいッ」",
"303000312_81": "「心象によりギアが適応できれば、それは強力な力になります」",
"303000312_82": "「うまくいけば、ムラマサの『不幸をまき散らす』点にも\\n 適応できるかもしれません」",
"303000312_83": "「だけど、エルフナインが言うように、\\n 容易に出来るものではないわ。一体どうやって」",
"303000312_84": "「そ、それは……、ひたすら翼さんと戦って\\n 『サキモリ』の戦い方を心にすり込むとかデスかね」",
"303000312_85": "「そんな時間あるかな……」",
"303000312_86": "「……それなら、俺にいい考えがある」",
"303000312_87": "「本当ですかッ!?」\\n「本当デスかッ」"
{
"303000312_0": "「周辺からノイズの反応はなくなったみたいね」",
"303000312_1": "「……いや、待てッ!\\n この気配は――」",
"303000312_2": "「な、なんでアイツがコッチの世界にもいるデスッ!?」",
"303000312_3": "「こっちの世界にも?\\n ……そうか、あれがお前たちの言っていた――」",
"303000312_4": "「はい。わたしたちが向こうの世界で戦った、\\n 武者イズです」",
"303000312_5": "「並行世界の繋がり、ね……。全く、厄介な物だわ」",
"303000312_6": "「両手に大刀……なるほどな、まさしく武者ノイズ。\\n なかなか良いネーミングセンスだな」",
"303000312_7": "「…………」",
"303000312_8": "「行きますッ! はああああああぃッ!」",
"303000312_9": "「だめッ! 普通に攻撃を仕掛けても――」",
"303000312_10": "「へ? わッ!? 避けられたッ!?」",
"303000312_11": "「ちッ! バカッ!」",
"303000312_12": "「ぐッ!? ふぅ……た、助かったぁ……。\\n ありがと、クリスちゃ――」",
"303000312_13": "「あああッ!」",
"303000312_14": "「な、なんだ、どうしたッ!」",
"303000312_15": "「こ、このお店、いつも学校帰りに寄ってたお店……。\\n 今の衝撃で、壊れちゃった……」",
"303000312_16": "「な、なんだよ、驚かすなよ。\\n ……もうみんな避難してるから大丈夫だろう」",
"303000312_17": "「ううう……、明日も行く予定だったのに……」",
"303000312_18": "(これも不幸をまき散らすムラマサの影響……)",
"303000312_19": "「2人とも下がってッ!」",
"303000312_20": "「だ、ダメデスッ!\\n いくらマリアでも――」",
"303000312_21": "「はぁッ!」",
"303000312_22": "「なッ!?」",
"303000312_23": "「引けマリアッ!\\n はあああああッ」",
"303000312_24": "「むッ!\\n ……この感じは」",
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{
"303000321_0": "数日後――。",
"303000321_1": "「あ~、疲れた~」",
"303000321_2": "「どうやら今のが最後だったみたいね」",
"303000321_3": "「うむ、ノイズとは言え、\\n これだけ数がいると流石に骨が折れるな」",
"303000321_4": "「それじゃ報告しに――」",
"303000321_5": "「ッ!? あ、あれってもしかしてこの間の……」",
"303000321_6": "「武者ノイズッ!? なんてタイミングだ」",
"303000321_7": "(まずいわね。流石にみんな疲弊しきってる。\\n ただのイズならともかく、よりによって……",
"303000321_8": "「わたしが隙を作る、2人は下がって合図を待て」",
"303000321_9": "「翼ッ! 今の状態では無茶よ。ここは一旦引いて――」",
"303000321_10": "「防人が敵を前に背中を向けるなどあってなるものか」",
"303000321_11": "「まったく、相変わらず強情なんだから」",
"303000321_12": "「わたしもやりますッ!\\n あれを放っておいたらきっと大変なことになっちゃいます」",
"303000321_13": "「2人共……、分かったわ。 やりましょう」",
"303000321_14": "「では、いざ――」",
"303000321_15": "「ちょーっと待ったーッ!」",
"303000321_16": "「ッ!?」",
"303000321_17": "「ここから先は――」",
"303000321_18": "「某たちに任せるのでござるデス」",
"303000321_19": "「ヒーロー参上だッ!」",
"303000321_20": "「クリスちゃんッ!」",
"303000321_21": "「調、切歌ッ!」",
"303000321_22": "「行くぞッ! 後輩どもッ!」",
"303000321_23": "「はいッ!」\\n「はいデスッ」",
"303000321_24": "「Killiter Ichaival tron」",
"303000321_25": "「よっしゃあッ! 成功だッ!」",
"303000321_26": "「ひたすら時代劇アクション映画を見続けたかいが\\n あったデスッ」",
"303000321_27": "「うん、これなら戦える」",
"303000321_28": "「うわ~、すごいよッ! 3人共ッ!」",
"303000321_29": "「まさか本当に成功するなんて……」",
"303000321_30": "「だが、喜ぶのはアレを倒してからだ」",
"303000321_31": "「へッ、かかってきやがれッ!\\n 今なら誰にも負ける気はしねーッ」",
"303000321_32": "「あたしの番だ、撃ち抜けぇぇぇッ!」",
"303000321_33": "「なッ!?」",
"303000321_34": "「調ッ! アタシたちも行くデスッ!」",
"303000321_35": "「うんッ」",
"303000321_36": "「なんデスとッ!?」",
"303000321_37": "「切ちゃん、危ないッ!」",
"303000321_38": "「くッ、きゃあッ!」",
"303000321_39": "「し、調ッ!?」",
"303000321_40": "「なんだッ!? 全然ダメじゃねーか」",
"303000321_41": "「なんか、すごい苦戦しているように見えるんですけど……」",
"303000321_42": "「事実、苦戦してるわね」",
"303000321_43": "「…………」",
"303000321_44": "「ふざけんじゃねーッ!」",
"303000321_45": "「はあッ!」",
"303000321_46": "「吹き飛ぶデスッ!」",
"303000321_47": "「どーなってやがる……?\\n これじゃあ、馴れてる分、普通のギアの方がマシじゃねーか」",
"303000321_48": "「逆に動きにくくなってる」",
"303000321_49": "「こ、こっちに来るデスよッ!\\n どうするデスかッ」",
"303000321_50": "「一旦逃げたほうが良いと思う」",
"303000321_51": "「癪だが、そうするしかないのか……?」",
"303000321_52": "「はああッ!」",
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"303000321_54": "「3人共、構えろッ!\\n わたしが合図したら一斉に攻撃するんだ」",
"303000321_55": "「わ、わかりました」",
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"303000321_57": "「結局、またそのパターンかよッ!」"
}

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@ -1,44 +1,44 @@
{
"303000322_0": "「なんとか倒せたみたいね」",
"303000322_1": "「はい、……でも」",
"303000322_2": "「一体どういうことだッ!?」",
"303000322_3": "「うまくギアを変化できたのに……」",
"303000322_4": "「全然弱っちかったデス……」",
"303000322_5": "「武者ノイズとの戦闘データからは、受けるダメージや\\n 呪いの防御には、効果が出ているように見受けられました」",
"303000322_6": "「であるなら、一概に失敗とは言い切れんか……」",
"303000322_7": "「結果、戦えてねーんだから失敗だろ?」",
"303000322_8": "「…………」",
"303000322_9": "「何か言いたそうね?」",
"303000322_10": "「……わたしが思うに、\\n 雪音たちのギアの変化は成功しているように思える」",
"303000322_11": "「だけど……あの武者ノイズには全く効果がありませんでした」",
"303000322_12": "「ひとつ聞くが、先ほどの戦い、\\n あの武者イズに追い込まれたとき、なにをしようとした」",
"303000322_13": "「相手が強すぎて、一旦逃げようとしたデス……」",
"303000322_14": "「防人は、人類守護の砦。\\n 決して敵に背を向けてはいけない」",
"303000322_15": "「……まさか、それじゃあ」",
"303000322_16": "「そうだ、確かに、ギアを変化させることには成功した。\\n だが、ただそれだけだ」",
"303000322_17": "「見た目が変わっただけ。防人……いや、武士の心構えも、\\n ただ、見ただけで、全てを心に刻めたと勘違いをしている」",
"303000322_18": "「あたしたちがやったのは……。\\n うわべだけの変化ってことかよ……」",
"303000322_19": "「結果は明らかだ。\\n やはり、ここはわたしが……」",
"303000322_20": "(今回はアタシたちでやるって決めたデス……。\\n なのに……結局、アタシたちだけじゃ……",
"303000322_21": "(また、マリアや翼さんにも迷惑をかけて……)",
"303000322_22": "「お前たちに防人の心構えを、その身体に叩き込んでやろう」",
"303000322_23": "「えッ!?」",
"303000322_24": "「嫌とは言わせないぞ、\\n このままでは命を捨てに行くようなものだからな」",
"303000322_25": "「あ、いや……てっきり、わたしが行くって言うのかと……」",
"303000322_26": "「……月読、暁、そして雪音。\\n 今回は人でやると決めたのだろう」",
"303000322_27": "「それすら、途中で投げ出すようでは、\\n いつまで経ってもあの武者イズには勝てないぞ」",
"303000322_28": "「…………」",
"303000322_29": "「教えてくださいッ! 翼さんの防人としての戦い方を」",
"303000322_30": "「アタシからもお願いするデスッ!\\n 今回は、絶対にアタシたちで解決してみせるデスッ」",
"303000322_31": "「そう言うこった。頼む」",
"303000322_32": "「ああ、時間がない。早速始めるぞッ!」",
"303000322_33": "「だ、大丈夫かしら……」",
"303000322_34": "「きっと大丈夫ですよッ!\\n 翼さんすごい自信だったじゃないですか」",
"303000322_35": "「それが逆に心配なんだけど……」",
"303000322_36": "「え? どういうことですか?」",
"303000322_37": "「……まあ、\\n マリアくんの言わんとしていることもわかるが……」",
"303000322_38": "(翼には悪いが、防人の話に興味を持つ同世代の子なんて\\n まずいないだろう。それが今回思う存分語れる",
"303000322_39": "(張り切るなと言うのは無理な気もするが……)",
"303000322_40": "「それにしても翼さん、すごい良い笑顔でしたねッ!\\n あれなら何も心配いりませんよッ」",
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{
"303000411_0": "国を守る者たち",
"303000411_1": "「到着したな」",
"303000411_2": "「――ここに推参、デス」",
"303000411_3": "「今ひとたびの並行世界にわたし参上……ニンニン」",
"303000411_4": "「……おい、映画の口調がうつってるぞ」",
"303000411_5": "「……いけない。しっかりしないと。\\n 切ちゃんも」",
"303000411_6": "「かたじけないデス」",
"303000411_7": "「それにしても、すさまじい特訓だったな……」",
"303000411_8": "「2日間耐久、時代劇アクション映画鑑賞……」",
"303000411_9": "「おかげで江戸時代には凄く詳しくなったデス」",
"303000411_10": "「うん、そうだね……」",
"303000411_11": "「次の歴史の試験が楽しみデス」",
"303000411_12": "「……試験の範囲は近代史だよ、切ちゃん」",
"303000411_13": "「江戸じゃないデスかッ!?」",
"303000411_14": "「あたしとしては、\\n あの『防人講座』の方が色々ヤバかったけどな」",
"303000411_15": "「せっかく翼さんが教えてくれてるのに……。\\n クリス先輩も切ちゃんも、途中で意識失ってたよね」",
"303000411_16": "「ノイズの警報デスッ! 場所は――」",
"303000411_17": "「目の前だったね……」",
"303000411_18": "「はッ……目の前に現れるなんてちょうどいいッ!」",
"303000411_19": "「やってやろうじゃねーかッ!」",
"303000411_20": "「はぁ……はぁ……ッ」",
"303000411_21": "(ノイズが現れた、もしかしたら――)",
"303000411_22": "「いたッ!\\n ――いや、しかしあの姿は前とは違うッ」",
"303000411_23": "「覚悟しやがれ武者ノイズッ!\\n あたしが蜂の巣にしてやるッ」"
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"303000412_0": "「まさかあんな隠し玉まであるとは――。\\n これは、間違いない……」",
"303000412_1": "「ククク、素晴らしい……これこそ、天が僕に与えてくれた、\\n 最高のチャンス……」",
"303000412_2": "「そうッ! この僕、ドクター・ウェルの野望は、\\n 今この瞬間から始まるんだあぁぁぁッ」",
"303000412_3": "「うわッ……誰かと思えばトンデモデスッ!」",
"303000412_4": "「ドクター」",
"303000412_5": "「1人でうろうろするんじゃねー」",
"303000412_6": "「皆さんお帰りなさい。ついつい待ちきれずに、\\n ここまで来てしまいました」",
"303000412_7": "「それにしても驚きましたよ。\\n その格好、更にその勇姿にはねッ」",
"303000412_8": "「ああ、これならもう武者ノイズだって敵じゃねーよ」",
"303000412_9": "「片っ端から倒してやるデスッ!」",
"303000412_10": "「……ニンニン」",
"303000412_11": "「博士、無事ですかッ!」",
"303000412_12": "「無事に決まってるじゃないですか。\\n ここには彼女らがいるのですからッ」",
"303000412_13": "「……この少女たちは?」",
"303000412_14": "「見てなかったのですか?\\n 彼女たちが、今この場で武者イズを屠ったのをッ」",
"303000412_15": "「……まさか、こんな子供にそんなことが出来るわけがない」",
"303000412_16": "「実際倒したんだけどな……。\\n まあ、信じれないってのもわかるけどよ」",
"303000412_17": "「我々はこの任務の難解さを知っている。\\n そしてイズの恐ろしさもだ」",
"303000412_18": "「だからはっきりといえる。\\n 君たちのような少女に出来る事など――」",
"303000412_19": "「見くびらないで欲しいデスッ!」",
"303000412_20": "「わたしたちは精一杯戦った」",
"303000412_21": "「信じなくても別に構わねーけど。\\n だったら、ここに現れたイズはどこへ行ったと思うんだ」",
"303000412_22": "「それは……」",
"303000412_23": "「……隊長、抑えましょう」",
"303000412_24": "「……くッ! もういいッ!\\n さあ、さっさと次の現場に行くぞッ」",
"303000412_25": "「了解ッ!」",
"303000412_26": "「はあ……、やりづれーなー」",
"303000412_27": "「今度あったらギャフンと言わせてやるデスッ!」"
{
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@ -1,30 +1,30 @@
{
"303000421_0": "「それで、皆さんの待遇についてですが、\\n 政府は国賓に近い待遇で迎えたいと言っています」",
"303000421_1": "「ちょ、ちょっと待てってッ!\\n 国賓って、いくらなんでもやりすぎだろッ」",
"303000421_2": "「実際には国賓というほど、もてなせるわけではありません。\\n 応対も全て僕に一任するといったような状態ですので」",
"303000421_3": "「ただ、自由にノイズと戦い、そのための情報を収集する\\n 権利は認める、といったものです」",
"303000421_4": "「だから、超法規的立場なんだ。\\n でもそれって、わたしたちの力を利用したいだけってこと」",
"303000421_5": "「歯に衣を着せない言い方をすると、その通りです。\\n 現在、イズに対抗できる唯一の戦士が皆さんですから」",
"303000421_6": "「ノイズと戦うために戻ってきたけど、\\n そう言われると、複雑デスね……」",
"303000421_7": "「要は頼れるのがあたしたちだけってことだろ?\\n ならいいんじゃねーか」",
"303000421_8": "「うん、わたしもそれでいいと思う」",
"303000421_9": "「言われてみればそうデスね」",
"303000421_10": "「皆さんなら、そう言ってくれると思ってましたよ」",
"303000421_11": "「このアラートッ!\\n また、イズが出たの」",
"303000421_12": "「はい。……しかも、例の武者ノイズが出たようです」",
"303000421_13": "「すぐに出るデスッ!」",
"303000421_14": "「いたッ! ノイズ、それに――」",
"303000421_15": "「自衛隊の人たち……」",
"303000421_16": "「おいッ!\\n ここはあたしらに――」",
"303000421_17": "「構えッ! 撃て――ッ!」",
"303000421_18": "「聞いてんのかッ! おいッ!」",
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"303000421_22": "「う、うわああああああ――ッ!」",
"303000421_23": "「く――ッ! 撃てッ! 撃ち続けるんだッ!」",
"303000421_24": "「何やってんだッ!」",
"303000421_25": "「どうしてわたしたちの話を聞いてくれないの……」",
"303000421_26": "「うるさいッ! 得体の知れない子供の言う事を聞いて\\n 戦場から退くなどできるものかッ」",
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"303000431_2": "「ちっくしょうッ! 何の犠牲なんだよッ!\\n これじゃあ、無駄死にじゃねーか……」",
"303000431_3": "「……無駄死にだとッ!?」",
"303000431_4": "「――彼女らの邪魔をしないでくださいッ!」",
"303000431_5": "「博士まで……しかし――ッ!」",
"303000431_6": "「お望みとあれば、米国政府側より正式に抗議を\\n 入れますよ」",
"303000431_7": "「……くッ、総員、撤退だッ!」",
"303000431_8": "「サンキュー、これでちっとはやりやすくなる」",
"303000431_9": "「それは良かった。僕も少し離れたところから、あなたたちの\\n 勇姿を見させてもらいます」",
"303000431_10": "「ちょうど、本命も来たみたいだな」",
"303000431_11": "「武者ノイズ……しかも団体デスよ」",
"303000431_12": "「でも、この和装ギアがあれば――」",
"303000431_13": "「ああ、あたしたちの敵じゃねーッ!」"
{
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@ -1,21 +1,21 @@
{
"303000432_0": "「残り、3体ッ!」",
"303000432_1": "「逃がすなよッ! 全部ここで叩きつぶすぞッ!」",
"303000432_2": "「はいデスッ!」",
"303000432_3": "「素晴らしい……ッ!\\n いやはや、文句のつけようがないッ」",
"303000432_4": "「ノイズをあんなに簡単に……あの子たち、本当にすげぇ……」",
"303000432_5": "「……おいッ! 国防を預かる者としてその発言は何だッ!」",
"303000432_6": "「……す、すみませんッ!」",
"303000432_7": "(しかし、どうしてあんな子供なんかに……。\\n 我々には何故イズに有効な装備が無いのだ……ッ",
"303000432_8": "「……やれやれ、沽券があるとはいえ、\\n もう少し素直になれないものですかね」",
"303000432_9": "「……おっと、そんなものよりこちらを見なくては――」",
"303000432_10": "「こいつで、フィニッシュデースッ!」",
"303000432_11": "「切ちゃんッ!」",
"303000432_12": "「調ッ!」",
"303000432_13": "「ラストはあたしだッ!\\n 蜂の巣になりやがれッ」",
"303000432_14": "「やったデスッ! 調ッ!」",
"303000432_15": "「うん、このギアなら戦えるね、切ちゃん」",
"303000432_16": "「ま、あたしらなら当然だな」",
"303000432_17": "「……フフ、さすがという他ありませんね。\\n 何度目にしてもすばらしいとしか言いようがない――」",
"303000432_18": "「やはり、僕の目に狂いはなかったようです。\\n 彼女たちさえいれば、僕の野望が――フフ、ハハハッ」"
{
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"303000511_0": "世界の救世主",
"303000511_1": "「クリスちゃんたち、大丈夫ですかね?」",
"303000511_2": "「心配いらないだろう。何かあればすぐに戻るはずだ」",
"303000511_3": "「上手くギアを使いこなせているでしょうか……」",
"303000511_4": "「ええ、あんな力業に力業を重ねた状態で、\\n 本当に効果があるのか……」",
"303000511_5": "「大丈夫だ。何せあいつらには、俺の秘蔵の時代劇アクション\\n 映画を、これでもかというくらい見せてやったからな……」",
"303000511_6": "「それに江戸を舞台としたホラー映画も何本か\\n 加えておいたから、呪い対策もばっちりだッ」",
"303000511_7": "「クリスちゃんが涙目になってたのが気になりますけど……」",
"303000511_8": "「わたしも、全てとは言わないが、\\n 伝えたいことは伝えられた」",
"303000511_9": "「その手段こそが逆に不安なのよね……」",
"303000511_10": "「あはは……そうですね。わたしも同感です」",
"303000511_11": "「何にしても、こちらから確認するすべは無い以上、\\n 留守を守り、彼女らを信じてやるのが俺たちの役割だ」",
"303000511_12": "「はい……」",
"303000511_13": "「はぁ……落ち着かないわね。\\n 訓練でも行きましょうか」",
"303000511_14": "「それなら、わたしも付き合おう。\\n 立花たちはどうする」",
"303000511_15": "「もちろん、一緒にやりますッ!」",
"303000511_16": "「わたしも見学させてください」",
"303000511_17": "「ああ、それではトレーニングルームに向かうとしよう」"
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@ -1,14 +1,14 @@
{
"303000522_0": "「よし、このくらいにしておこう」",
"303000522_1": "「はーい。ふぅ、つっかれた~」",
"303000522_2": "「はい響。タオル」",
"303000522_3": "「ありがと~。それにしても、クリスちゃんたちの和装ギア、\\n かっこよかったな」",
"303000522_4": "「ああ、そうだな」",
"303000522_5": "「あら? 翼も気に入ったの?\\n まあ、和装なんてあなたにこそ似合いそうだし」",
"303000522_6": "「ああ~わかりますッ!\\n 確かにすっごく似合いそうッ」",
"303000522_7": "「そ、そうだろうか?」",
"303000522_8": "「はい、そう思いますよ」",
"303000522_9": "「だとしても、浮ついた気持ちで羨ましいなどと\\n 思っては失礼だろう。雪音たちは必死なはずだ」",
"303000522_10": "「今も向こうで武者ノイズを相手に、死闘を繰り広げて\\n いるに違いない……」",
"303000522_11": "「ええ、そうね」"
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@ -1,41 +1,41 @@
{
"303000531_0": "「はあ~、面白い番組やってないデスね~」",
"303000531_1": "「切ちゃん、ジュース飲む?」",
"303000531_2": "「もらうデースッ!」",
"303000531_3": "「おう、立ったなら、ついでにポテチも一袋頼む」",
"303000531_4": "「うすしお? それともコンソメですか?」",
"303000531_5": "「ん~、うすしおで~」",
"303000531_6": "「お待たせしましたッ!\\n デパ地下で買ってきた話題のスイーツですよッ」",
"303000531_7": "「おおッ! アタシこの赤いのがいいデスッ!」",
"303000531_8": "「それじゃあ、わたしはこっちの緑のにするね。\\n 切ちゃん、半分こしよう」",
"303000531_9": "「デースッ!」",
"303000531_10": "「悪いな、いつもいつも。こんないい部屋どころか、\\n 何でも用意してくれるし。至れり尽くせりでよ」",
"303000531_11": "「当然ですよ、ノイズが出現してもすぐに対処してもらえる。\\n それだけでどれだけ僕たちが助かっていることかッ」",
"303000531_12": "「本来かかるコストに比べたら、この程度の待遇では\\n むしろこちらが心苦しく思うようなところッ」",
"303000531_13": "「皆さんはこの世界にとっての救世主なのですッ!\\n 援助を惜しむつもりはありませんッ」",
"303000531_14": "「ここは本当にパラダイスのようデス……ッ!」",
"303000531_15": "「僕はこれで失礼します。何かあればいつでも呼んでください」",
"303000531_16": "「……ふわあ。色々食ったら眠くなってきたな。\\n 少し、昼寝でもするか……」",
"303000531_17": "「…………う~ん、すやぁ……」",
"303000531_18": "「常在戦場……」",
"303000531_19": "「――うわあッ!?」",
"303000531_20": "「ど、どうしたデスかッ!?」",
"303000531_21": "「悪い夢でも見たんですか?」",
"303000531_22": "「悪い夢……? ……いやいや、\\n 今のあたしたちの方が悪い夢みたいなもんだろッ」",
"303000531_23": "「くそ、何やってんだあたしらは……ッ!」",
"303000531_24": "「……ノイズか。今回ばかりは、このタイミングで\\n 出てきてくれたことを感謝したい気分だってのッ」",
"303000531_25": "「おい、2人ともいつまでもダラけてるんじゃないッ!\\n イズが出たんだ、急行するぞッ」",
"303000531_26": "「はッ! これは、まずい……」",
"303000531_27": "「どうしたの?」",
"303000531_28": "「ノイズの出現位置、この場所は社ですッ!」",
"303000531_29": "「……反省」",
"303000531_30": "「アタシも反省デス……」",
"303000531_31": "「あたしも人のことを言えたもんじゃねーけど、\\n このまま同じ生活をしていたらダメになっちまう」",
"303000531_32": "「確かにそうデスね……まさか国賓待遇がここまで\\n 人を堕落させるものだったとは……」",
"303000531_33": "「うん……贅沢し放題だもんね……」",
"303000531_34": "「ノイズが出るまでは待つしかないとはいえ、\\n ちょっとだらけ過ぎてたよな……」",
"303000531_35": "「早く、こっちの世界の問題を解決して、\\n あたしらの世界に戻るぞッ」",
"303000531_36": "「そうですね。\\n ……こっちにいすぎるとダメになりそう」",
"303000531_37": "「あ……ノイズが見えてきたデスよッ!\\n あれは、武者イズデスッ」",
"303000531_38": "「丁度いい相手だ。\\n あいつと戦って、なまってた気分を叩き直すぞッ」"
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@ -1,12 +1,12 @@
{
"303000541_0": "「倒した……けど」",
"303000541_1": "「こいつで終わり……ってわけじゃなさそうだな」",
"303000541_2": "「デスデス」",
"303000541_3": "「やっぱり……」",
"303000541_4": "「今日は団体さんでお越しなのデス……」",
"303000541_5": "「1体じゃ勝てねぇからって、複数か。\\n こちとら、手間が省けていいってのッ」",
"303000541_6": "「――全部まとめて地獄ツアーに招待してやるッ!」",
"303000541_7": "「あッ! 1人で先行したら――」",
"303000541_8": "「あたしがこんな雑魚にやられるかってのッ!」",
"303000541_9": "「そうデスッ!\\n このギアなら、あんなのには負けないデスッ」"
{
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@ -1,20 +1,20 @@
{
"303000542_0": "「良かった……本当に」",
"303000542_1": "「そういえば社に武者ノイズが出たって驚いてたけど、\\n どうしてなんだ」",
"303000542_2": "「はい、それはここに今まで倒した武者ノイズの\\n 持っていたムラマサの欠片があるからです」",
"303000542_3": "「今までって――アタシたちが倒したやつデスかッ!?」",
"303000542_4": "「知らなかった……」",
"303000542_5": "「言ってませんでしたからね。砕ける前のムラマサがこの社に\\n あったというのは、以前話したかと思います」",
"303000542_6": "「それはこの場所こそがムラマサの封印に\\n 最適な場所だからなのです」",
"303000542_7": "「最適って……他の場所じゃどうしてダメなんデス?」",
"303000542_8": "「ムラマサの持つ不幸を振りまく呪いの為です。\\n この場所はそれが抑えられる唯一の場所なので……」",
"303000542_9": "「そんな特別な場所だったんだ……」",
"303000542_10": "「なんだかややこしい事になってんだな……」",
"303000542_11": "「ところで、ムラマサってどれくらいの大きさなんだ?\\n 破片は数十あるとか言ってたよな」",
"303000542_12": "「……そうですね。\\n 元々ここにあったムラマサは二尺二寸八分でして」",
"303000542_13": "「にしゃく……? それって何の単位デスか?」",
"303000542_14": "「ああ。メートル法に直せばおよそ69cm弱ですね」",
"303000542_15": "「欠片がひとつ1cmくらいで、今まで集めた欠片の数が\\n えっと――」",
"303000542_16": "「……おいおい、まだあと60個以上集めなきゃならないって\\n ことかよッ」",
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{
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"303000542_6": "「それはこの場所こそがムラマサの封印に\\n 最適な場所だからなのです」",
"303000542_7": "「最適って……他の場所じゃどうしてダメなんデス?」",
"303000542_8": "「ムラマサの持つ不幸を振りまく呪いの為です。\\n この場所はそれが抑えられる唯一の場所なので……」",
"303000542_9": "「そんな特別な場所だったんだ……」",
"303000542_10": "「なんだかややこしい事になってんだな……」",
"303000542_11": "「ところで、ムラマサってどれくらいの大きさなんだ?\\n 破片は数十あるとか言ってたよな」",
"303000542_12": "「……そうですね。\\n 元々ここにあったムラマサは二尺二寸八分でして」",
"303000542_13": "「にしゃく……? それって何の単位デスか?」",
"303000542_14": "「ああ。メートル法に直せばおよそ69cm弱ですね」",
"303000542_15": "「欠片がひとつ1cmくらいで、今まで集めた欠片の数が\\n えっと――」",
"303000542_16": "「……おいおい、まだあと60個以上集めなきゃならないって\\n ことかよッ」",
"303000542_17": "「先は、ものすごく長そうデスね……」"
}

View file

@ -1,35 +1,35 @@
{
"303000611_0": "並行世界での生活",
"303000611_1": "「……なんであたしたちが\\n こんなことしなくちゃなんねーんだッ」",
"303000611_2": "「これも大事な事デスよ」",
"303000611_3": "「自衛隊の人たちに戦い方をレクチャーすれば、\\n イズの被害に遭う人たちが減ると思えば」",
"303000611_4": "「そりゃわかってるけど……」",
"303000611_5": "「教えたところで、ギアが無いんじゃ、\\n どうしようもないじゃねーか……」",
"303000611_6": "「それは……そうかもデス……」",
"303000611_7": "「それなら、逃げ方だけでも教えるとか……?」",
"303000611_8": "「避難訓練なら他に適任がいるだろッ!」",
"303000611_9": "「お、落ち着いてくださいデスよ……」",
"303000611_10": "「いや~、遠路はるばるご苦労様です。\\n 皆さんの事を心からお待ちしてましたよッ」",
"303000611_11": "「ドクターだけ……デスか?」",
"303000611_12": "「おい、どういうことだ。\\n 他のやつらはどこにいるんだよ」",
"303000611_13": "「まあまあ、とにかくこちらへ」",
"303000611_14": "「どういうこと……?\\n 直接自衛隊さんたちに教えるって話じゃ」",
"303000611_15": "「……何をたくらんでるデスか?」",
"303000611_16": "「フフ、来ていただければ分かりますよ……」",
"303000611_17": "「……怪しいね」",
"303000611_18": "「あ、怪しいデス……」",
"303000611_19": "「まあ、ここまで来た以上は最後までつき合ってやる」",
"303000611_20": "「ええ、もちろん……フフ」",
"303000611_21": "「これって、シミュレータ……ルーム?」",
"303000611_22": "「以前に聞いたそちらの世界の訓練方法から、この僕が設計し、\\n 急ピッチで作らせたものですッ」",
"303000611_23": "「どうですかこの出来はッ! 素晴らしいでしょうッ!」",
"303000611_24": "「それで、どうするデスか?」",
"303000611_25": "「僕としては皆さんの為に作った物なので、ボンクラの自衛隊\\n 風情に使わせるのは非常に不本意なのですが――」",
"303000611_26": "「せっかくのシミュレータですから、これからの訓練にも使う\\n 予定になっていましてね」",
"303000611_27": "「つきましては皆さんにそのお手本と、このシミュレータが本当に\\n イズ戦に役立つか確かめて欲しい、と言う事です」",
"303000611_28": "「……そういうことなら、隠してないで先に言えってんだ。\\n 要は普通にシミュレータで戦えばいいんだろ 楽勝だっての」",
"303000611_29": "「デスッ! 作文は一見さんお断りデスッ!」",
"303000611_30": "「百聞は一見にしかず、だよ切ちゃん」",
"303000611_31": "「おおう……そうだったデス」",
"303000611_32": "「では、早速ですがよろしくお願いします」"
{
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"303000611_3": "「自衛隊の人たちに戦い方をレクチャーすれば、\\n イズの被害に遭う人たちが減ると思えば」",
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"303000611_9": "「お、落ち着いてくださいデスよ……」",
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"303000611_11": "「ドクターだけ……デスか?」",
"303000611_12": "「おい、どういうことだ。\\n 他のやつらはどこにいるんだよ」",
"303000611_13": "「まあまあ、とにかくこちらへ」",
"303000611_14": "「どういうこと……?\\n 直接自衛隊さんたちに教えるって話じゃ」",
"303000611_15": "「……何をたくらんでるデスか?」",
"303000611_16": "「フフ、来ていただければ分かりますよ……」",
"303000611_17": "「……怪しいね」",
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"303000611_19": "「まあ、ここまで来た以上は最後までつき合ってやる」",
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"303000611_21": "「これって、シミュレータ……ルーム?」",
"303000611_22": "「以前に聞いたそちらの世界の訓練方法から、この僕が設計し、\\n 急ピッチで作らせたものですッ」",
"303000611_23": "「どうですかこの出来はッ! 素晴らしいでしょうッ!」",
"303000611_24": "「それで、どうするデスか?」",
"303000611_25": "「僕としては皆さんの為に作った物なので、ボンクラの自衛隊\\n 風情に使わせるのは非常に不本意なのですが――」",
"303000611_26": "「せっかくのシミュレータですから、これからの訓練にも使う\\n 予定になっていましてね」",
"303000611_27": "「つきましては皆さんにそのお手本と、このシミュレータが本当に\\n イズ戦に役立つか確かめて欲しい、と言う事です」",
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}

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@ -1,13 +1,13 @@
{
"303000621_0": "「いやあ、いつ見ても惚れ惚れしてしまう戦いぶりです。\\n それで、シミュレータの感じはいかがでしたか」",
"303000621_1": "「特に問題は見当たらなかったと思う。\\n わたしたちの世界のものと、遜色ない」",
"303000621_2": "「アタシもそう思ったデス。\\n いつも使っているシミュレータとそっくりデス」",
"303000621_3": "「ああ、これならノイズ戦のシミュレータとしては\\n 申し分ないと思うけどな」",
"303000621_4": "「そうでしょう……そうでしょうッ!\\n やはりこの僕が設計しただけの事はあるッ」",
"303000621_5": "「……この自画自賛っぷり、やっぱりあっちの\\n トンデモと一緒デスね……」",
"303000621_6": "「さあ、どんどん行きましょうッ!\\n 皆さんには続いて別のフォームで戦ってもらえますかッ」",
"303000621_7": "「別のフォーム?」",
"303000621_8": "「ああ、その和装型といった物ではなく、\\n 色々なデータが欲しいので最初に会った時のタイプでお願いします」",
"303000621_9": "「……まあ、いいけどよ」",
"303000621_10": "「それではもう一戦、お願いしますッ!」"
{
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{
"303000622_0": "「こんなもんで良かったか?」",
"303000622_1": "「ええ、十分ですッ!\\n ありがとうございますッ」",
"303000622_2": "「いつもと同じように戦っただけだけど、\\n ちゃんと役に立つのかな」",
"303000622_3": "「もちろんですよ。今回記録させていただいたデータは、\\n 今後のイズ対策において大いに役立つことでしょうッ」",
"303000622_4": "「そう言ってもらえると嬉しいデスけど、\\n ちょっと大げさすぎないデスかね……」",
"303000622_5": "「データくらい、これまでだって取ってたしな」",
"303000622_6": "「大げさにしたつもりはないんですけどねー?\\n ともあれ、これで終了です。お疲れ様でした」",
"303000622_7": "「くく……くくくくく……ッ! ふはーッ! はははッ!」",
"303000622_8": "「いい、素晴らしいぞッ!」",
"303000622_9": "「くくく……ッ! 良いデータがたくさん取れたッ!\\n これこそ、僕の真なる願いに至る道――ッ」",
"303000622_10": "「この野望、必ずややり遂げてみせるッ!」"
{
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@ -1,71 +1,71 @@
{
"303000631_0": "「……さってと。\\n 戻ってきたはいいが、中途半端な時間だな」",
"303000631_1": "「はいはいはいッ! 提案があるデスッ!」",
"303000631_2": "「提案?」",
"303000631_3": "「街を探検してみたいデスッ!」",
"303000631_4": "「切ちゃん、ナイス提案。こっちの世界に来てから、\\n ゆっくり見て回ったりしてなかったし……」",
"303000631_5": "「そうだな。よし、それじゃあ街を探索してみるかッ!」",
"303000631_6": "「年長者のあたしが先導役になってやるから、\\n 人ともちゃんとついてくるんだぞッ」",
"303000631_7": "「調ッ、調ッ、こっち見てみるデスッ!\\n 可愛いペットがいっぱいデスッ」",
"303000631_8": "「あのお洋服……マリアに似合いそう」",
"303000631_9": "「お、おい、こら、お前らッ!\\n ……いい加減にしろッ 勝手に歩き回るなーッ」",
"303000631_10": "「あ……\\n こんな風に街を歩き回るの久しぶりだったものデスから」",
"303000631_11": "「それに、わたしたちの世界にあるお店と、\\n ほとんど同じだから歩きやすくて」",
"303000631_12": "「そういや、そうだよな。\\n 言われないと並行世界なんて気づかないな」",
"303000631_13": "「寝ている間に連れてこられたりしたら、\\n きっと勘違いしたまま過ごしちゃうデスッ」",
"303000631_14": "「……あ、CD屋さんにチャートが張ってある」",
"303000631_15": "「もしかして、マリアとか翼さんが入ってるデスか?\\n 見てみるデスッ」",
"303000631_16": "「どれどれ……。\\n ……あー、どこにもないな」",
"303000631_17": "「こっちの世界じゃ、人気がないデスかね……」",
"303000631_18": "「違うと思う。過去のチャートも見てみたけど、\\n やっぱりふたりの名前は見当たらないし……」",
"303000631_19": "「そもそも、こっちの世界には装者がいないしな。\\n ……あいつら、デビューすらしてないんじゃないか」",
"303000631_20": "「この世界の人は、マリアや翼さんの歌を知らないんデスね。\\n なんだか残念デス……」",
"303000631_21": "「……さて。\\n そろそろ良い時間だし、帰るとするか」",
"303000631_22": "「そうですね。……あ、その前に今日のお夕飯」",
"303000631_23": "「トンデモに何か頼むデスか? それとも出前?」",
"303000631_24": "「いや、それじゃあこれまで甘やかされてきたのと同じだ。\\n だから――」",
"303000631_25": "「――今日からは自炊をすることにするッ!」",
"303000631_26": "「よし、材料の買い出しは終わったな。それじゃ早速――」",
"303000631_27": "「…………」",
"303000631_28": "「ん? おい、どうした?」",
"303000631_29": "「……この買ってきたお魚。\\n わたしたちの世界のスーパーよりもかなり安い」",
"303000631_30": "「かわりにお肉系がちょっと高い感じだったデスね」",
"303000631_31": "「うん、だから、今度からお魚を買うときは、\\n こっちの世界へ来れば……」",
"303000631_32": "「おおッ! さすが調デースッ!\\n 調のおさんどんが、世界を翔けるデースッ」",
"303000631_33": "「アホかッ! 完全に聖遺物の私的使用じゃねーかッ!」",
"303000631_34": "「ったく、とっとと料理始めるぞ」",
"303000631_35": "「うん」",
"303000631_36": "「はいデースッ!」",
"303000631_37": "「炊きたてご飯に、サンマに大根おろし。わかめのお味噌汁に、\\n ほうれん草のおひたしと、粉ふきいも」",
"303000631_38": "「純和食デースッ!」",
"303000631_39": "「ま、こんなもんか。\\n それじゃ、冷めないうちに食べるとするか」",
"303000631_40": "「いただきますッ!」\\n「いただきますデスッ」",
"303000631_41": "「は~、お出汁がきいていて、お味噌汁美味しい……」",
"303000631_42": "「サンマも大根おろしと一緒に食べるとたまらないデースッ!」",
"303000631_43": "「やっぱり手作りのご飯っていいよな~。\\n おい、野菜避けるな。ちゃんとバランスよく食え」",
"303000631_44": "「で、デース……。………………。………………」",
"303000631_45": "「………………」",
"303000631_46": "「……ん? どうした、急にだまりこくって」",
"303000631_47": "「こうしてご飯を食べていたら、\\n なんだか、マムたちとご飯を食べていたこと思い出しちゃって」",
"303000631_48": "「マムはお肉ばかり食べてたデース……。\\n 醤油はマムの好きだった日本の味デース……」",
"303000631_49": "「お前ら……あ~、辛気くさい顔すんなッ!」",
"303000631_50": "「……そうデスね。悲しい顔でご飯を食べてたら、\\n きっとマムも悲しむデスッ」",
"303000631_51": "「せっかく皆で作ったご飯を食べているんだもん。\\n 楽しくご飯を食べようッ」",
"303000631_52": "「へへ、それでいいんだよ」",
"303000631_53": "「それと、疲れがたまってるだろうから、\\n 今日は早めに寝ろよ」",
"303000631_54": "「はいデス」",
"303000631_55": "「はい」",
"303000631_56": "「おはようございますデースッ!」",
"303000631_57": "「おはよう、切ちゃん」",
"303000631_58": "「元気いっぱいなのはいいが、お前が最後だからな」",
"303000631_59": "「デデデデースッ!?\\n そんなッ、早起きしたつもりデスのにッ」",
"303000631_60": "「切ちゃん、目玉焼きは片面でいい?」",
"303000631_61": "「はいデスッ! トーストと一緒に食べるデスッ!」",
"303000631_62": "「……なんだ朝っぱらから通信って。\\n ……なんかあったのか」",
"303000631_63": "「朝早くからすみません、ノイズが出現しました。\\n 出動をお願いします」",
"303000631_64": "「時間を選ばないのはアッチもコッチも同じだな。\\n おい、イズだッ」",
"303000631_65": "「デースッ!? ちょっと待ってほしいデスッ!\\n すぐに食べちゃうデスからッ ――んぐっ、ぐぐッ」",
"303000631_66": "「切ちゃんッ、お水お水ッ!」",
"303000631_67": "「ぷはーッ! 死ぬかと思ったデース……」",
"303000631_68": "「それじゃ行くぞッ!」"
{
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"303000631_46": "「……ん? どうした、急にだまりこくって」",
"303000631_47": "「こうしてご飯を食べていたら、\\n なんだか、マムたちとご飯を食べていたこと思い出しちゃって」",
"303000631_48": "「マムはお肉ばかり食べてたデース……。\\n 醤油はマムの好きだった日本の味デース……」",
"303000631_49": "「お前ら……あ~、辛気くさい顔すんなッ!」",
"303000631_50": "「……そうデスね。悲しい顔でご飯を食べてたら、\\n きっとマムも悲しむデスッ」",
"303000631_51": "「せっかく皆で作ったご飯を食べているんだもん。\\n 楽しくご飯を食べようッ」",
"303000631_52": "「へへ、それでいいんだよ」",
"303000631_53": "「それと、疲れがたまってるだろうから、\\n 今日は早めに寝ろよ」",
"303000631_54": "「はいデス」",
"303000631_55": "「はい」",
"303000631_56": "「おはようございますデースッ!」",
"303000631_57": "「おはよう、切ちゃん」",
"303000631_58": "「元気いっぱいなのはいいが、お前が最後だからな」",
"303000631_59": "「デデデデースッ!?\\n そんなッ、早起きしたつもりデスのにッ」",
"303000631_60": "「切ちゃん、目玉焼きは片面でいい?」",
"303000631_61": "「はいデスッ! トーストと一緒に食べるデスッ!」",
"303000631_62": "「……なんだ朝っぱらから通信って。\\n ……なんかあったのか」",
"303000631_63": "「朝早くからすみません、ノイズが出現しました。\\n 出動をお願いします」",
"303000631_64": "「時間を選ばないのはアッチもコッチも同じだな。\\n おい、イズだッ」",
"303000631_65": "「デースッ!? ちょっと待ってほしいデスッ!\\n すぐに食べちゃうデスからッ ――んぐっ、ぐぐッ」",
"303000631_66": "「切ちゃんッ、お水お水ッ!」",
"303000631_67": "「ぷはーッ! 死ぬかと思ったデース……」",
"303000631_68": "「それじゃ行くぞッ!」"
}

View file

@ -1,20 +1,20 @@
{
"303000641_0": "「だいぶ数が減ってきたね」",
"303000641_1": "「……けど、普通のノイズしかいないデス」",
"303000641_2": "「おいおい、そう言うことばっかり言ってると――」",
"303000641_3": "「やっぱりな。ったく、お前が余計な事言うから――ッ!」",
"303000641_4": "「ご、ごめんなさいデス……」",
"303000641_5": "「ううん、謝る事じゃないよ。\\n わたしたちの目的からしたら、出てきた方がいいんだし」",
"303000641_6": "「……考えてみればそうだな」",
"303000641_7": "「デスッ!? 怒られ損デスかッ!?\\n 酷いデスッ」",
"303000641_8": "「まあ怒るな。後で何か奢ってやるから」",
"303000641_9": "「それならいいデス」",
"303000641_10": "「それでいいんだ……」",
"303000641_11": "「皆さん、更に新手ですッ! 気を付けてください」",
"303000641_12": "「っと、気合を入れ直さないとな」",
"303000641_13": "「はいデス」",
"303000641_14": "「油断大敵……」",
"303000641_15": "「武者ノイズでも何でもぶっ倒してやるから、覚悟しやがれッ!」",
"303000641_16": "「あいつを倒して欠片を集めていけば、\\n きっとこの異変も収まるはずッ」",
"303000641_17": "「千里の道も一歩からデースッ!」"
{
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@ -1,28 +1,28 @@
{
"303000642_0": "「敵ノイズ、残り1ッ!」",
"303000642_1": "「任せるデスッ!」\\n「任せとけッ」",
"303000642_2": "「お、おいッ!? 射線に入ったら――」",
"303000642_3": "「――ッ!? 切ちゃん、避けてッ!」",
"303000642_4": "「え――」",
"303000642_5": "「――デェェェェェッスッ!?」",
"303000642_6": "「デ……デデデデ……デェェェェェス………………」",
"303000642_7": "「切ちゃん、大丈夫ッ!?」",
"303000642_8": "「顔の横……こう、ギュオンって感じで、\\n 通り過ぎていったデース……」",
"303000642_9": "「わ、わりぃ、まさか飛び出してくるとは思わなかった。\\n 大丈夫か」",
"303000642_10": "「は、はいデス……。さすがに怖かったデス……」",
"303000642_11": "「怪我がなかったから良かったけれど、切ちゃんもクリス先輩も、\\n もっとちゃんと周りを見ないと……」",
"303000642_12": "「ああ、気を付ける。で、倒した奴の欠片は……」",
"303000642_13": "「……あッ! 見つけたデースッ!」",
"303000642_14": "「よしッ! これで欠片は回収したし、\\n 社に行くぞッ」",
"303000642_15": "「……これで良し、と」",
"303000642_16": "「おつかれさまデースッ!」",
"303000642_17": "「………………」",
"303000642_18": "「ん、クリス先輩、どうかしたデスか?」",
"303000642_19": "「ああ、いや。この世界って、装者がいないだろ?\\n あたしらが来なかったら、どうなってたのかなって」",
"303000642_20": "「……多分、自衛隊の人たちがノイズと戦って、みんなを\\n 護るんだと思う。ここはそれが当たり前の世界」",
"303000642_21": "「ギアも無しにあの武者ノイズと戦うなんて無茶デスよッ!」",
"303000642_22": "「うん、それは戦ってみたわたしたちが一番よく知ってる」",
"303000642_23": "「それでも、戦わなきゃなんねーんだよな……」",
"303000642_24": "「このまま欠片を集め終えて、アタシたちが帰ったら、\\n こっちはどうなるんデスかね……」",
"303000642_25": "「ちッ、厄介だな……」"
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@ -1,37 +1,37 @@
{
"303000711_0": "和装ギアの実力",
"303000711_1": "「で、実際、こっちの世界じゃムラマサの事故前に、\\n どれくらいの頻度でイズは出現してたんだ」",
"303000711_2": "「全く出現しないとは言えませんが、\\n 報告はかなり少なかったですね」",
"303000711_3": "「それが、偶然なのか……、\\n 今回の異変を期に出現頻度が上がってしまったようです」",
"303000711_4": "「これまでは、ギアもないのに、\\n どうやってイズを倒していたの」",
"303000711_5": "「恥ずかしい話ですが、単純な物量作戦ですよ」",
"303000711_6": "「基本的にノイズに通常攻撃は効果ありませんが、それを覆す\\n 手段がひとつだけあることは、我々も理解していましたので」",
"303000711_7": "「それってつまり、バカスカ撃って無理矢理倒すやり方デスか?」",
"303000711_8": "「ええ。自衛隊らの大量火器を使った一斉攻撃によって、ノイズを\\n 強引にこちらの世界に定着させ、ダメージを与えるやり方です」",
"303000711_9": "「……ノイズ1体に対して、山ほどの兵器が必要になる、\\n 非効率極まりないものでしたけれどね」",
"303000711_10": "「しかし、それでも倒すことは出来ました。\\n それが今回、あの武者イズの出現で一変したんです」",
"303000711_11": "「――だからこそ、皆さんの参戦は、僕たちにとっては\\n 福音だったわけですよッ」",
"303000711_12": "「たとえどんなノイズが現れようとも、\\n あなたたちが倒してくれるのですからッ ",
"303000711_13": "「だけど、あたしたちだって\\n 永遠にこっちにいられるわけじゃない」",
"303000711_14": "「……はい、それも理解しているつもりです」",
"303000711_15": "「わたしたちが帰った後は、どうするつもりなの?」",
"303000711_16": "「それは……。事故以前のように……」",
"303000711_17": "「当然ノイズも脅威ですが、\\n 今は武者イズと言うそれ以上の脅威がいる」",
"303000711_18": "「あの武者ノイズを野放しした場合の被害は、\\n イズの比ではありませんから」",
"303000711_19": "「ですので、まずはムラマサの回収が最優先事項です。」",
"303000711_20": "「そうすりゃ少なくともあの武者ノイズは出現しなくなるってことだな」",
"303000711_21": "「はい、政府の連中も今回のことに懲りて、\\n 聖遺物の実験はより慎重なものとなるでしょう」",
"303000711_22": "「それにこの異変を収めれば、\\n イズの出現頻度も異変前の状態に戻るかもしれません」",
"303000711_23": "「それじゃあ、わたしたちのすべきことは……」",
"303000711_24": "「急いで欠片を全部回収して、武者ノイズを根絶することデス」",
"303000711_25": "「ああ、\\n 少なくとも武者イズだけは全てぶっ潰してやらないと」",
"303000711_26": "「聖遺物の欠片の回収、よろしくお願いいたします」",
"303000711_27": "「回収するのは、聖遺物ではなく、哲学兵装」",
"303000711_28": "「え?」",
"303000711_29": "「聖遺物に哲学兵装……。\\n なるほど実に興味深いですね」",
"303000711_30": "「こちらの世界では、\\n 特にそう言ったカテゴライズはされておりませんから」",
"303000711_31": "「それと、ノイズと欠片の同化……。確かにノイズには、\\n 物を取り込むような性質はありませんからね」",
"303000711_32": "「貴重な情報、感謝いたしますよ」",
"303000711_33": "「――ッ!? ノイズがまた――」",
"303000711_34": "「いいところでやってきてくれるじゃねーかッ!\\n 欠片の回収に向かうぞッ」"
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@ -1,17 +1,17 @@
{
"303000721_0": "「ちッ、普通のノイズしかいねーッ!」",
"303000721_1": "「これじゃ欠片が集まらないデス……」",
"303000721_2": "「でも、ノイズを倒していれば、出てくるかもしれない」",
"303000721_3": "「……そうだな。どちらにしたって、ノイズを放っておく\\n わけには行かねーし、気合入れて行くかッ」",
"303000721_4": "「はいデス」",
"303000721_5": "「はい」",
"303000721_6": "「デェェェースッ!」",
"303000721_7": "「雑魚は蹴散らしたデスッ!」",
"303000721_8": "「――うん、ちょうど来たみたい」",
"303000721_9": "「ずいぶんと遅い登場だったなー、おいッ!」",
"303000721_10": "「てめえの持つムラマサの欠片、あたしがぶんどってやるッ!」",
"303000721_11": "「お命、頂戴デースッ!」",
"303000721_12": "「なんだかわたしたちの方が悪役みたい……」",
"303000721_13": "「……でも、この世界のためにも、回収させてもらうッ!」",
"303000721_14": "「さあ、覚悟しやがれッ!」"
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@ -1,24 +1,24 @@
{
"303000731_0": "「なッ……再生ッ!?」",
"303000731_1": "「――ッ!? ど、どういうことッ!?」",
"303000731_2": "「攻撃が、あんまり効いてないデスッ!\\n それに――」",
"303000731_3": "「……動きが、速いッ!?」",
"303000731_4": "「こいつ、ただの武者ノイズじゃないのかッ!?」",
"303000731_5": "「和装型、ちゃんと使ってるのに……」",
"303000731_6": "「……適合係数だって下がってる感じはしねぇし、\\n あたしたちの不調ってわけじゃなさそうなのに……ちッ」",
"303000731_7": "「くそッ、避けんじゃねぇぇぇッ!\\n おらあああああああッ」",
"303000731_8": "「やみくもに攻撃しても逆効果デスよッ!」",
"303000731_9": "「他にどうしろってんだッ!\\n いいからあたしに合わせろッ」",
"303000731_10": "「そんな無茶な……」",
"303000731_11": "「合わせろって言っても、どう動けばいいんデスかッ!\\n ちゃんと言ってくれなきゃわからないデスよッ」",
"303000731_12": "「戦場でそんなまどろっこしい事してられるかッ!」",
"303000731_13": "「……仕方ない、切ちゃんッ!」",
"303000731_14": "「……デスッ」",
"303000731_15": "「そこだああああッ!」",
"303000731_16": "「え――ッ!?」",
"303000731_17": "「――デスッ!?」",
"303000731_18": "「おいッ! あたしの銃撃の邪魔をするなッ!\\n 射線を遮ったらあたしの攻撃が届かないだろッ」",
"303000731_19": "「そ、それはアタシたちの台詞デスよッ!」",
"303000731_20": "「クリス先輩の銃撃でわたしたちの攻撃が逸れちゃった……」",
"303000731_21": "「……仕方ねえッ、近づいて仕留めるぞッ!」"
{
"303000731_0": "「なッ……再生ッ!?」",
"303000731_1": "「――ッ!? ど、どういうことッ!?」",
"303000731_2": "「攻撃が、あんまり効いてないデスッ!\\n それに――」",
"303000731_3": "「……動きが、速いッ!?」",
"303000731_4": "「こいつ、ただの武者ノイズじゃないのかッ!?」",
"303000731_5": "「和装型、ちゃんと使ってるのに……」",
"303000731_6": "「……適合係数だって下がってる感じはしねぇし、\\n あたしたちの不調ってわけじゃなさそうなのに……ちッ」",
"303000731_7": "「くそッ、避けんじゃねぇぇぇッ!\\n おらあああああああッ」",
"303000731_8": "「やみくもに攻撃しても逆効果デスよッ!」",
"303000731_9": "「他にどうしろってんだッ!\\n いいからあたしに合わせろッ」",
"303000731_10": "「そんな無茶な……」",
"303000731_11": "「合わせろって言っても、どう動けばいいんデスかッ!\\n ちゃんと言ってくれなきゃわからないデスよッ」",
"303000731_12": "「戦場でそんなまどろっこしい事してられるかッ!」",
"303000731_13": "「……仕方ない、切ちゃんッ!」",
"303000731_14": "「……デスッ」",
"303000731_15": "「そこだああああッ!」",
"303000731_16": "「え――ッ!?」",
"303000731_17": "「――デスッ!?」",
"303000731_18": "「おいッ! あたしの銃撃の邪魔をするなッ!\\n 射線を遮ったらあたしの攻撃が届かないだろッ」",
"303000731_19": "「そ、それはアタシたちの台詞デスよッ!」",
"303000731_20": "「クリス先輩の銃撃でわたしたちの攻撃が逸れちゃった……」",
"303000731_21": "「……仕方ねえッ、近づいて仕留めるぞッ!」"
}

View file

@ -1,51 +1,51 @@
{
"303000732_0": "「はあッ、はあッ、はあッ……。\\n つ、疲れたデス……」",
"303000732_1": "「何とか、倒しきれたみたい……」",
"303000732_2": "「なんだったんだ、コイツは……ッ!」",
"303000732_3": "「……ムラマサの破片。\\n これ、ひとつじゃない……」",
"303000732_4": "「たくさん入ってたデス」",
"303000732_5": "「1体に複数の欠片が同化してることもあるのかよ……。\\n だから強くなってたのか」",
"303000732_6": "「皆さん、お疲れ様でした。どうやらノイズによって\\n 保有する欠片の数が異なるみたいですね」",
"303000732_7": "「ドクター……それって、多くの破片と同化したノイズは、\\n それだけ強くなるってこと」",
"303000732_8": "「そんなところでしょう」",
"303000732_9": "「そうそう、楽はさせてもらえないみたいだな。\\n ったく、面倒くせぇ……」",
"303000732_10": "「あれだけ再生されたら大変デスよ……。\\n まるでカルマイズみたいデス」",
"303000732_11": "「一度戻ってエルフナインに相談した方がいいかも」",
"303000732_12": "「それが良さそうだな」",
"303000732_13": "「それでしたらッ! 次は是非、僕もご一緒させては\\n もらえないでしょうかッ」",
"303000732_14": "「皆さんの世界……興味はつきませんッ!」",
"303000732_15": "「それは無理デス」",
"303000732_16": "「……ギアを装着していないと並行世界は渡れないから」",
"303000732_17": "「なんと……くッ! そんな落とし穴があるとは……ッ!」",
"303000732_18": "「ま、諦めるんだな。それじゃ早速戻るか」",
"303000732_19": "「デス」",
"303000732_20": "「複数の欠片と同化したノイズですか……」",
"303000732_21": "「うん、こちらの攻撃が効きにくかった……」",
"303000732_22": "「動きも速くて手ごわかったデス」",
"303000732_23": "「同化している欠片の量が、戦闘力に影響を与える……」",
"303000732_24": "「何かいい対策があれば教えて欲しい」",
"303000732_25": "「残念ですが、今の段階では何とも……」",
"303000732_26": "「そうデスか……」",
"303000732_27": "「相手が強力なノイズだろうが、結果としてお前たちは勝てた。\\n どうやって倒したんだ」",
"303000732_28": "「3人で協力してデスけど……」",
"303000732_29": "「付け焼き刃ではあるけどな」",
"303000732_30": "「だったら、やることは決まってるだろう?」",
"303000732_31": "「3人での連携……?」",
"303000732_32": "「そうデスよッ! アタシたちが本気で協力すれば\\n あんな奴どうってことないデスッ」",
"303000732_33": "「まあ、指をくわえて見てるわけにも行かねーしな。\\n やってやろうじゃねーかッ」",
"303000732_34": "「ところでだが、向こうの様子はどんな感じなんだ?\\n 今のところ、イズへの対抗手段が乏しいようだが……」",
"303000732_35": "「ノイズに対して、やっぱり決定的な手段はないみたいです」",
"303000732_36": "「こっち以上に、自衛隊や米軍の負担は大きいみたいだな」",
"303000732_37": "「あ、そうデスッ!\\n 向こうに櫻井理論やギアのことを教えてあげたらどうデスか」",
"303000732_38": "「む……。それができれば手っ取り早いのかもしれないが、\\n 俺の意見を言わせてもらえば反対だ」",
"303000732_39": "「なんでデスか?」",
"303000732_40": "「櫻井理論、そしてシンフォギアは世界のパワーバランスを\\n 崩しかねないものだ。安易に伝えるのは危険すぎる」",
"303000732_41": "「ボクも同感です。それを伝えた先の政府が隠匿し、独自に\\n 利用する可能性もあります」",
"303000732_42": "「それに櫻井理論については、ボクも含めてですが、\\n まだ理解できない箇所が数多く存在しています」",
"303000732_43": "「とくにシンフォギア・システムの部分については、\\n そのほとんどがブラックボックス状態です」",
"303000732_44": "「なので、例え櫻井理論を提供しても、\\n 理解することは難しいと思います」",
"303000732_45": "「無理に時計の針を進めれば、必ず歪みが出るだろう。\\n 向こうの世界には、向こうの世界の歩みがある」",
"303000732_46": "「それを我々が無理矢理進めることは、果たして\\n 正しい事だろうか……」",
"303000732_47": "「……だけど、それじゃ向こうでのノイズの犠牲は\\n どうなるんだ」",
"303000732_48": "「それは……難しい問題だな……」"
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@ -1,43 +1,43 @@
{
"303000741_0": "「ほとんど同じ道だけど、こうして歩いていると、\\n やっぱり同じ道じゃないんだよね」",
"303000741_1": "「ときどき、向こうの世界のお店を目で探してるデス」",
"303000741_2": "「って、言ってる傍から。\\n お前らの家はこっちの道じゃないだろ」",
"303000741_3": "「……あ、いつものくせで、向こうの部屋に帰ろうとしてたデス」",
"303000741_4": "「あんまりボケてんじゃねーぞ。\\n それじゃ、あたしはこっちだから。気をつけて帰れよ」",
"303000741_5": "「ありがとうございます、先輩。\\n それじゃ、おやすみなさい」",
"303000741_6": "「おやすみデースッ!」",
"303000741_7": "「おう、おやすみ」",
"303000741_8": "「ったく、危なっかしいな。本当に大丈夫かよ」",
"303000741_9": "「……ま、気にしてても仕方ないし帰るとするか」",
"303000741_10": "「………………」",
"303000741_11": "「……あー、\\n 最近ずっとあいつらと一緒だったから、なんか調子が狂うな」",
"303000741_12": "「いや、久しぶりに家で1人でゆっくりできるんだッ!\\n 存分に羽を伸ばしゃいいよなッ」",
"303000741_13": "「ご飯の準備できたよ」",
"303000741_14": "「待ってたデースッ! ……って、調。\\n なんでお椀がつあるデスか」",
"303000741_15": "「あ……。……でも、そういう切ちゃんだって、\\n マットとお箸、つ用意されているよ」",
"303000741_16": "「デデデェースッ!? ま、全く気づいてなかったデス……」",
"303000741_17": "「仕方ないよ。だって、ずっとクリス先輩と3人だったから」",
"303000741_18": "「そういえば、今日は調と2人きりなんデスよね」",
"303000741_19": "「……やっぱり皆と一緒のあと、\\n 人きりになるとちょっと寂しいね」",
"303000741_20": "「なんて、しんみりしてたらダメデースッ!」",
"303000741_21": "「ごはんは楽しく食べるものデスッ!」",
"303000741_22": "「……そうだった。\\n ありがとう、切ちゃん」",
"303000741_23": "「ってことで、2人で美味しく楽しく、\\n 調のごはんをいただくデースッ」",
"303000741_24": "「よしッ!\\n それじゃあ、早速トレーニングを始めるとするか」",
"303000741_25": "「ああ、なんだってやってやる」",
"303000741_26": "「うん、このギアにももっと慣れないと」",
"303000741_27": "「それに、アタシたちのスペシャルな\\n コンビネーションプレーの練習もしないとデスね」",
"303000741_28": "「あ、クリスちゃんたちッ! 戻ってたんだねッ!」",
"303000741_29": "「どうやらうまくいっているようだな……」",
"303000741_30": "「戦い方にどんな変化が起きたのか、\\n ちょっと気になるわね……」",
"303000741_31": "「丁度いいところに来たな。誰か、クリスくんたちと\\n 模擬戦をしてみてもらえないか」",
"303000741_32": "「模擬戦ですか?」",
"303000741_33": "「教えた立場として、是非やらせて欲しい」",
"303000741_34": "「あら、抜け駆け?」",
"303000741_35": "「ぬ、抜け駆けとは人聞きの悪い……そんなつもりでは」",
"303000741_36": "「まあいいわ。最初は翼に譲ってあげる」",
"303000741_37": "「くッ……と、とにかくッ! \\n 模擬戦はわたしが相手だ。雪音たちもいいなッ」",
"303000741_38": "「こ、これは……強敵デスッ!」",
"303000741_39": "「……ノイズよりかなり強敵」",
"303000741_40": "「いいじゃねーか。\\n それでこそ和装型のテストが出来るってもんだッ」"
{
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@ -1,21 +1,21 @@
{
"303000751_0": "「さすがにわたし1人では無理か……」",
"303000751_1": "「そりゃそうだろ。あたしらをなめすぎだっての」",
"303000751_2": "「肩慣らしはこれくらいでいいでしょ。\\n それじゃわたしも参加させてもらうわ」",
"303000751_3": "「ま、マリアもデスかッ!?」",
"303000751_4": "「強敵」",
"303000751_5": "「あ、だったらわたしもッ! 参加したいですッ!」",
"303000751_6": "「……フ、これで3対3、数の上でも同等になったな」",
"303000751_7": "「おもしれぇじゃねーか。\\n ただ頭数がいりゃあ良いってもんじゃねー」",
"303000751_8": "「向こうで鍛えられた、あたしたちのコンビネーションを\\n 見せてやるッ」",
"303000751_9": "「おおッ! やってやるデスッ!」",
"303000751_10": "「コンビネーションはこれから練習するんじゃ……」",
"303000751_11": "「……大丈夫なの?」",
"303000751_12": "「お前らッ! あたしに続けッ!」",
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"303000751_14": "「……なんだか連携に問題がありそうなような……」",
"303000751_15": "「そ、そんなことねーッ!\\n とにかく、あたしがまとめて蜂の巣にしてやるッ」",
"303000751_16": "「うん、やるからには負けない……」",
"303000751_17": "「頑張るデスッ!」",
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{
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"303000752_0": "「いや~、クリスちゃんたち強かった~」",
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"303000752_2": "「すこぶる快調だッ!」",
"303000752_3": "「……でも、あなたたちのコンビネーションはまだまだね。\\n 拙い連携のままでは、いずれ戦場で敵に遅れをとるわよ」",
"303000752_4": "「ああ。わたしも同じ意見だ。\\n 雪音たちはもう少し互いに気を配った方が良いと思う」",
"303000752_5": "「くッ、……まあ確かに、それは否定できねーけど」",
"303000752_6": "「もっともっと精進するデス」",
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@ -1,26 +1,26 @@
{
"303000811_0": "それぞれの役割",
"303000811_1": "「戻って早々、ノイズが出てくるデスかッ!」",
"303000811_2": "「でも、わたしたちが戻る前だったら、\\n きっと大変なことになってたッ」",
"303000811_3": "「そういうこったッ! この先のはず――」",
"303000811_4": "「な、なんデスか……?」",
"303000811_5": "「ここから先は、作戦区域であるッ!\\n 速やかに撤収されたしッ」",
"303000811_6": "「は……はああぁッ!? お前ら、まだそんなこと……、\\n あたしらの力がなきゃ――」",
"303000811_7": "「……これ以上、関係のない者たちに\\n 好き勝手させるわけには行かないッ」",
"303000811_8": "「……そんな無意味な意地で、人を危険に晒すんですか?」",
"303000811_9": "「――ッ!? それは……。\\n だが我々だって、イズを対処できるんだッ」",
"303000811_10": "「それはできるって言わねえだろッ!\\n いいからあたしたちに任せとけッ」",
"303000811_11": "「そうデスッ! 戦えないのにやめるデスッ!」",
"303000811_12": "「……ノイズとの戦いは、わたしたちに任せてください」",
"303000811_13": "「我々は……、\\n 我々は――役立たずなんかじゃないッ」",
"303000811_14": "「――ッ!? お前ら……」",
"303000811_15": "「向こうがノイズに押されてるデスッ!」",
"303000811_16": "「このままじゃ、あなたたちの同僚が危険にさらされます。\\n ……それでもいいんですか」",
"303000811_17": "「くッ……しかし、任務が――」",
"303000811_18": "「大丈夫です。ノイズはわたしたちが倒します」",
"303000811_19": "「……俺たちは役立たずなのか?\\n こうしてまた何もできないのか……」",
"303000811_20": "「それは――」",
"303000811_21": "「急ぐデスッ!」",
"303000811_22": "「あ、ああ……」",
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"303000821_0": "「これ以上の進行は、民間人に危害が及ぶッ!\\n なんとしてもこの防衛線を死守するんだッ」",
"303000821_1": "「ノ、ノイズ……いつの間にこんな近くに……。\\n う、うわあああああああ――ッ」",
"303000821_2": "「た、隊長――ッ!? くそッ、隊長がノイズに……ッ。\\n ――え」",
"303000821_3": "「そ、そんな……俺の、目の前にも……うわあああああッ!?」",
"303000821_4": "「それ以上……やらせねえッ!\\n ――おらああああああああッ」",
"303000821_5": "「……た、助かった……?」",
"303000821_6": "「頼むからどいてくれッ!」",
"303000821_7": "「どうしてみんな逃げないの……」",
"303000821_8": "「ノイズに生身で挑んでどうするんデスかッ!」",
"303000821_9": "「意地? 面子?\\n くだらねーッ、くだらねーッ、くだらねえんだよッ」",
"303000821_10": "(だけど、そんなあいつらを役立たず扱いしたのは\\n あたしだ……",
"303000821_11": "「――ちくしょうッ!\\n とにかくイズを急いで倒すぞッ」",
"303000821_12": "「1秒でも早く、1体でも多くノイズを倒して、\\n 無駄な犠牲をなくすんだッ」",
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"303000822_0": "「……何で、あたしたちは協力しあえないんだ」",
"303000822_1": "(……あたしが、役立たず扱いしたから)",
"303000822_2": "「どうして、無駄な犠牲を増やしちまうんだよ……」",
"303000822_3": "「クリス先輩……」",
"303000822_4": "「みんなで協力出来たら……こんなに犠牲は出なくても\\n すんだかもしれないデス」",
"303000822_5": "「……うん、そうだね。\\n 戦えないのに、どうして戦おうなんて――」",
"303000822_6": "「あたしの……せいなのか?\\n ううん、あたしのせいだ……」",
"303000822_7": "「クリス先輩?」",
"303000822_8": "「役立たず扱いしたから……」",
"303000822_9": "「少し違いますね」",
"303000822_10": "「ドクターッ!?」",
"303000822_11": "「違うってどういうことだよ?」",
"303000822_12": "「役立たず扱い、というのもありますが、\\n あなた方のような少女たちに護ってもらうのが嫌なんですよ」",
"303000822_13": "「なッ! そんな理由でッ!?」",
"303000822_14": "「ええ、そんな理由です」",
"303000822_15": "「本来護るべき対象である少女たちに護られているんですから」",
"303000822_16": "「…………」",
"303000822_17": "「あなた方は、確かに強い。\\n ですが……無敵ではない」",
"303000822_18": "「あなた方が怪我をしながら戦っているのに、指をくわえて\\n 見ているだけなんて、彼らには耐えられないのでしょう」",
"303000822_19": "「アタシたちは……ただ、みんなを護りたいだけデス……」",
"303000822_20": "「ええ、それは彼らも一緒です。戦っている\\n あなた方のことすらも、彼らは護りたいと思ってますよ」",
"303000822_21": "「ノイズは自分たちが戦って倒せばいいって思ってた、だけど……」",
"303000822_22": "「あいつらのこと何も考えてなかった……」",
"303000822_23": "「これからどうすればいいんデスか……?」",
"303000822_24": "「……あたしたちが、変わるんだ。\\n あいつらだって戦ってる、だから、それを認めなきゃ」",
"303000822_25": "「うん……」",
"303000822_26": "「デス……」",
"303000822_27": "「どうやら、話はまとまったみたいですね」",
"303000822_28": "「……ドクター」",
"303000822_29": "「なんですか?」",
"303000822_30": "「なんか気持ち悪いデス」",
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"303000831_0": "「すみません皆さん……まさかノイズがあんな場所に\\n 現れるとは思いませんでした」",
"303000831_1": "「いいから状況を知らせろッ!」",
"303000831_2": "「……ノイズがライブ会場に出たって本当なの?」",
"303000831_3": "「そんな場所にノイズだなんて、大変なことになるデスよッ!」",
"303000831_4": "「はい、まさかそんな場所に現れるとは……。\\n 会場ではちょうど今日、大きな音楽フェスが開かれています」",
"303000831_5": "「前売券、当日券共にSOLD OUT。\\n つまり会場は満員の観客で埋め尽くされています」",
"303000831_6": "「ちッ、最悪の状況じゃねーか……」",
"303000831_7": "「急がないとたくさんの人がノイズに襲われちゃう……」",
"303000831_8": "「そんなのは絶対にダメデスッ!」",
"303000831_9": "「お願いします、皆さん。しかし、この絶望的な状況こそ、\\n 皆さんが真に輝くためのステージでもあるのですッ」",
"303000831_10": "「なにわけわかんねーこと言ってんだッ!\\n けど、イズはあたしたちの専門だッ 任せとけッ」",
"303000831_11": "「くそッ! 出遅れたかッ!」",
"303000831_12": "「ノイズがたくさんデスッ!」",
"303000831_13": "「観客の人たちは……逃げてる人もいるけど、かなりの人が……」",
"303000831_14": "「――許さないデスッ!」",
"303000831_15": "「皆さん、そのままノイズの対処をお願いします」",
"303000831_16": "「ああ、言われなくてもッ!」",
"303000831_17": "「デスッ!」",
"303000831_18": "「これ以上やらせないッ!」"
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"303000841_0": "「うわあああああッ!?」",
"303000841_1": "「通して、わたしたちを逃がしてよぉッ!」",
"303000841_2": "「な、なんだッ!? 客が戻ってきてる……?」",
"303000841_3": "「いたぞッ! ノイズだッ!\\n 各隊、油断するな、攻撃を開始するッ」",
"303000841_4": "「ッ!? 自衛隊の人たちが雪崩れ込んでくる……」",
"303000841_5": "「避難も終わってないのにデスかッ!?」",
"303000841_6": "「また意地かよ……。そうじゃねー……そうじゃねぇだろッ!\\n ――ちっきしょうッ」",
"303000841_7": "「クリス先輩ッ!?\\n ステージに上がって何を――ッ」",
"303000841_8": "<size=40>「――間違えるなッ!」</size>",
"303000841_9": "「……ッ!?」",
"303000841_10": "「……ッすごい、声デスッ!」",
"303000841_11": "「やるべきことを、間違えないでくれッ!\\n ……人の命を、それを救うために出来ることがあるだろッ」",
"303000841_12": "「あたしたちに出来るのはノイズを倒すことだけだ。\\n でも、お前らは違うッ 目の前の民間人を救えるだろッ」",
"303000841_13": "「だから頼む、力を貸してくれ……。\\n これ以上、イズの犠牲になる人を無くす為にッ」",
"303000841_14": "「クリス先輩……」",
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"303000841_16": "「…………」",
"303000841_17": "「隊長……」",
"303000841_18": "「――我々はノイズをけん制しつつ、\\n 民間人の避難誘導を行うッ 急げッ」",
"303000841_19": "「隊長ッ!」",
"303000841_20": "「……ノイズの撃破は頼んだぞ」",
"303000841_21": "「ああッ! 任せとけッ!\\n そっちはあたしらが引き受けたッ」",
"303000841_22": "「……デスッ!」",
"303000841_23": "「お互いにやれる事をやりましょう」",
"303000841_24": "「……フ、全く生意気なお嬢さんたちだ」",
"303000841_25": "「さて、後はあたしらの仕事だな。\\n イズ共をまとめてぶっ潰してやるッ」",
"303000841_26": "「全部切り刻んであげるからッ!」",
"303000841_27": "「デストロイなのデスッ!」"
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@ -1,17 +1,17 @@
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"303000851_3": "「混乱して逃げ回っている人が多いデス。\\n 落ち着かせるだけでも一苦労デスよ……」",
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"303000851_5": "「……もう少し早く来れてたらッ!」",
"303000851_6": "「……仕方ないです。\\n イズがここに出るなんて誰にも分からなかったんだし」",
"303000851_7": "「でもさっきのクリス先輩の言葉のおかげで、\\n 自衛隊さんたちがかなり頑張ってくれてるデスッ」",
"303000851_8": "「……ああ、そうだな。\\n おかげで少しずつでも避難は進んでる」",
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"303000851_10": "「ああ、それがあたしたちの役目だからな。ま、近づけないなんて\\n いちいち考えなくても、イズを全部ぶっ倒せば――」",
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"303000851_0": "「早く行かせろよッ! こんなところにいたくないんだよッ!」",
"303000851_1": "「落ち着いてください。\\n 決して焦らずに、順番に出口へ進んでください」",
"303000851_2": "「ちッ、まだまだ避難はかかりそうだな……」",
"303000851_3": "「混乱して逃げ回っている人が多いデス。\\n 落ち着かせるだけでも一苦労デスよ……」",
"303000851_4": "「みんな、急に現れて襲って来たノイズが怖いんだ……」",
"303000851_5": "「……もう少し早く来れてたらッ!」",
"303000851_6": "「……仕方ないです。\\n イズがここに出るなんて誰にも分からなかったんだし」",
"303000851_7": "「でもさっきのクリス先輩の言葉のおかげで、\\n 自衛隊さんたちがかなり頑張ってくれてるデスッ」",
"303000851_8": "「……ああ、そうだな。\\n おかげで少しずつでも避難は進んでる」",
"303000851_9": "「うん、だから後はわたしたちがノイズを民間人に\\n 近づけないように戦えばいい」",
"303000851_10": "「ああ、それがあたしたちの役目だからな。ま、近づけないなんて\\n いちいち考えなくても、イズを全部ぶっ倒せば――」",
"303000851_11": "「――それで問題解決、全部終わりだッ!」",
"303000851_12": "「分かりやすくていいデスッ!\\n アタシもがんばるデスよッ」",
"303000851_13": "「うん。みんなでノイズを倒そう」",
"303000851_14": "「ああッ、それじゃ気合入れていくぞッ!」"
}

View file

@ -1,27 +1,27 @@
{
"303000852_0": "「ふぅ、なんとかなったか……」",
"303000852_1": "「観客の人たちの避難も無事に終了したデスッ!」",
"303000852_2": "「………………」",
"303000852_3": "「……あ、自衛隊の隊長の人」",
"303000852_4": "「何の用デスかね……?」",
"303000852_5": "「……な、なんだよ」",
"303000852_6": "「……助かった。君たちのおかげで民間人を護ることが出来た」",
"303000852_7": "「君の言葉に気づかされた。我々は大切なものを見失っていた。\\n ……ありがとう」",
"303000852_8": "「うえッ!? い、いやその……。\\n わ、わかりゃあいいんだよッ」",
"303000852_9": "「これからは優先順位を間違えたりはしない。\\n 何よりも人の命を尊び、戦えない人々の盾として――」",
"303000852_10": "「ノイズとの戦いの先頭に立ち続けるつもりだ」",
"303000852_11": "「うんうん……ん? って、はあああああッ!?\\n まだ戦うつもりなのかよッ」",
"303000852_12": "「当然だ。我々も大人だからな。君たちのようないたいけな\\n 少女たちに、凶悪なイズを任せきるつもりは無い」",
"303000852_13": "「こ、懲りて無いデスッ! この人懲りて無いデスよッ!」",
"303000852_14": "「驚いた……」",
"303000852_15": "「そんなんでまた危険なことを――」",
"303000852_16": "「するだろう。我々には先人たちがそうして戦ってきた志があり、\\n 護るべきものを護るために戦う責務があるからな」",
"303000852_17": "「では、またどこかでな。……君たちの助力に感謝する」",
"303000852_18": "「な、なんだったんだ……」",
"303000852_19": "「すっごい石頭デスッ!」",
"303000852_20": "「……でも、わたしたちの事を認めてくれたみたい」",
"303000852_21": "「……ああ、そうだな。\\n これからはもう少し、協力しあえるのかも知れないな」",
"303000852_22": "「す――ッばらしいッ!\\n やはり僕の目に狂いはなかったッ」",
"303000852_23": "「今回の一件で確信めいたものを僕は感じたッ!\\n これは神が計画を推し進めろと言っているに違いないッ」",
"303000852_24": "「フフ、フハハハハハハハハッ!\\n 理想郷は、もうすぐそこまできている……ッ」"
{
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@ -1,26 +1,26 @@
{
"303000911_0": "結束",
"303000911_1": "「さあ、皆さん。つきましたよッ!」",
"303000911_2": "「合同訓練って言いますけど、\\n シミュレータのことデスよね」",
"303000911_3": "「フフ、それはどうでしょう」",
"303000911_4": "「それってどういう――」",
"303000911_5": "「な、なんだこりゃ……。\\n 歓待されてる……のかッ」",
"303000911_6": "「大歓声デス……」",
"303000911_7": "「マリアがステージに出たときみたい……」",
"303000911_8": "「共に戦って仲間意識に芽生えた者や、皆さんに助けられた者、\\n 理由は様々ですが、少しずつ変わってきているのですよ」",
"303000911_9": "「というわけで、今日は訓練の教官役を\\n しっかりとお願いしますッ」",
"303000911_10": "「だからデスね、ノイズが出てきた時には――」",
"303000911_11": "「ノイズの炭化能力は――」",
"303000911_12": "「はあッ!? 避け方ッ!?\\n そ、それはこうガッと飛んで――」 ",
"303000911_13": "「クリス先輩、そんな感覚的な言葉じゃ伝わらないデスよ……」",
"303000911_14": "「う、うるせぇッ!\\n あたしはこういうの得意じゃねーんだッ」",
"303000911_15": "「なッ!? 今笑いやがったなッ!」",
"303000911_16": "「うんうん、打ち解けていますね。\\n 美しい関係が築かれようとしています」",
"303000911_17": "「フフ……すべてこの僕の思惑通り……。\\n いいですよ、最ッ高にいい……もうすぐ、僕の理想がッ」",
"303000911_18": "「……ノイズ、ですか。全く、興が冷める……」",
"303000911_19": "「ノイズだとッ!?」",
"303000911_20": "「どこに出たんデスかッ!?」",
"303000911_21": "「え、ええ……場所は――」",
"303000911_22": "「……行こう、切ちゃんッ! クリス先輩ッ!」",
"303000911_23": "「ああ、やってやるッ!」"
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@ -1,15 +1,15 @@
{
"303000921_0": "「ノイズが減らない……」",
"303000921_1": "「随分と団体でお出ましなのデスッ!」",
"303000921_2": "「ったく、人気者はつらいな……」",
"303000921_3": "「でも、被害は最小限に抑えられてる」",
"303000921_4": "「そうデスッ! それもこれも――」",
"303000921_5": "「あいつらのおかげだな……ったく、最初から\\n こうしてりゃよかったのによッ」",
"303000921_6": "「自衛隊さんたちが、避難を引き受けてくれてるデスッ!」",
"303000921_7": "「うん、だからわたしたちはノイズに集中できる……」",
"303000921_8": "(……役立たずなんかじゃ、ないよな。\\n 本当、あたしは何見てたんだろうな……",
"303000921_9": "「……クリス先輩?」",
"303000921_10": "「何でもねーよ。\\n あたしたちも恥ずかしい戦いはできねーなッ」",
"303000921_11": "「デスッ! 気張って戦うデスよッ!」",
"303000921_12": "「うん、切ちゃん。頑張ろうッ!」"
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"303000922_0": "「これでノイズは倒し終えたみたいだな」",
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"303000922_2": "「あ、自衛隊さんたちが……」",
"303000922_3": "「や、やめろってのッ!\\n こっぱずかしいじゃねぇかッ」",
"303000922_4": "「そんな事言わずに、歓声に応えるデスよ」",
"303000922_5": "「みんな、こっち見てる」",
"303000922_6": "「ほら、クリス先輩も手を振るデスよ。\\n みんな待ってるデス」",
"303000922_7": "「嫌だってのッ!\\n ああッ、もうさっさと引き上げるぞッ」",
"303000922_8": "「ほら、そこの肉がそろそろ煮えてきたぞ」",
"303000922_9": "「はい。……あつあつ、美味しい」",
"303000922_10": "「ノイズとの戦いでは上手く協力できたし、\\n お鍋は美味しいデスし、今日は良いこと尽くしデスッ」",
"303000922_11": "「うん、お鍋はやっぱりあつあつだよね……」",
"303000922_12": "「そうだな。今日の戦いは激しかったし、たくさん食えよ。\\n あ、ちゃんと肉ばかりじゃなくて野菜も食べろよ」",
"303000922_13": "「クリス先輩、マリアみたいデス」",
"303000922_14": "「あ、マリアみたいといえば――」",
"303000922_15": "「そうデス。この前のライブ会場でのクリス先輩、\\n まるでライブの時のマリアみたいでカッコ良かったデスッ」",
"303000922_16": "「な、なんで今更そんな話ぶり返すんだよッ!?」",
"303000922_17": "「きっと、あれがあったから、\\n 自衛隊さんたちも考え直すきっかけになったんだと思う」",
"303000922_18": "「そ、そうかあ……?\\n ああほら、こっちも煮えてるから、さっさと食えッ」",
"303000922_19": "「……クリス先輩、照れてる?」",
"303000922_20": "「う、うるさいッ! さっさと飯食ったら、風呂入って寝るぞッ!\\n 明日も早いんだからなッ」",
"303000922_21": "「あ、あのー、クリス先輩……」",
"303000922_22": "「ん なんだよ?」",
"303000922_23": "「……夜1人で寝るの心細くないデスか?」",
"303000922_24": "「はあ、なにを今更、そんなのもう慣れっこだ」",
"303000922_25": "「さ、さいデスか……」",
"303000922_26": "「今日、なんだかいつもよりも寒いような気がする」",
"303000922_27": "「だったら、風呂入ってあったかくして寝ろ」",
"303000922_28": "「……はい」",
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{
"303000931_0": "「おはようございます、皆さんッ!\\n 今日は僕からある提案を持ってきましたッ」",
"303000931_1": "「提案……デスか?」",
"303000931_2": "「ええッ! 昨日の訓練、戦いを経験してもらってわかる通り、\\n 今、皆さんは自衛隊の間で大人気なのですよッ」",
"303000931_3": "「そこで、今以上に親睦を深めるためにも、是非とも皆様には\\n 慰問を兼ねたライブをやってもらいたいのですッ」",
"303000931_4": "「慰問ライブ……?」",
"303000931_5": "「それって、あたしたちに唄えって言ってるのか?」",
"303000931_6": "「はい、その通りですッ!」",
"303000931_7": "「ばッ、ばかッ!\\n そんなことできるわけないだろッ」",
"303000931_8": "「え、そうデスか? アタシはやってみたいデス」",
"303000931_9": "「人前で急に唄うなんて恥ずかしい……」",
"303000931_10": "「戦いではいつも唄ってるじゃないデスかッ!\\n たまには調の戦いじゃない歌も聴いてみたいデスッ」",
"303000931_11": "「切ちゃんがそこまで言うのなら……」",
"303000931_12": "「ま、マジかよ。あ、あたしはイヤだぞッ!\\n そんな見世物みたいなのはッ」",
"303000931_13": "「クリス先輩、秋桜祭でも唄ってたじゃないデスか」",
"303000931_14": "「うん、そうだよね」",
"303000931_15": "「あ、あれは違うってのッ!\\n とにかく何と言おうとあたしは唄ったりしないからなッ」",
"303000931_16": "「そうですか……ではとにかく準備しておきますねッ!\\n もしかしたら後で唄いたくなるかもしれませんしねッ」",
"303000931_17": "「ならないってのッ! か、勝手に決めるな――」",
"303000931_18": "「それでは、準備しておきますね――ッ!」",
"303000931_19": "「い、いっちまいやがった……。\\n ……お前ら、本当にやる気なのかよ」",
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"303000931_21": "「マリアも、そういうお仕事をやったことがあるって\\n 前に言ってた」",
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"303000931_19": "「い、いっちまいやがった……。\\n ……お前ら、本当にやる気なのかよ」",
"303000931_20": "「はいデスッ!」",
"303000931_21": "「マリアも、そういうお仕事をやったことがあるって\\n 前に言ってた」",
"303000931_22": "「あいつとあたしらは違うだろうがッ!\\n なんでそう安請け合いしちまうんだよ……」",
"303000931_23": "「安請け合いなんかじゃないデス」",
"303000931_24": "「クリス先輩こそ、素直になればいいのに……」",
"303000931_25": "「あ、あたしは最初から――」",
"303000931_26": "「ちッ、この話は後だッ!\\n とにかくイズを倒しに行くぞッ」"
}

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@ -1,22 +1,22 @@
{
"303000941_0": "「倒しても倒してもキリがないッ!\\n ここは、右から回り込んでッ」",
"303000941_1": "「きっと先輩は遠くから援護してくれるはずッ!\\n だったらわたしは左からッ」",
"303000941_2": "「敵が多すぎデスッ! こうなったらど真ん中から突っ込んで、\\n 内側から引っかき回してやるデスッ」",
"303000941_3": "「――って、うわああああッ!?」",
"303000941_4": "「きゃああッ!?」",
"303000941_5": "「あぶないデェェェーーーースッ!?」",
"303000941_6": "「正面衝突デス……」",
"303000941_7": "「考えが噛み合ってない……」",
"303000941_8": "「ちくしょう……いつもみたいな調子が出ねぇな……」",
"303000941_9": "「……なあ、お前ら。\\n さっきはなんで唄ってみたいなんて言ったんだよ」",
"303000941_10": "「え? それは……調と唄うのは楽しそうデスし……。\\n それに……」",
"303000941_11": "「……もしかして、あいつみたいになりたいのか?」",
"303000941_12": "「ま、マリアに憧れてるのは確かデス……でも、それだけじゃ\\n ないデスッ」",
"303000941_13": "「うん、わたしたちの歌で誰かを元気づけられるのなら、\\n 唄ってみたい。そう思ったから……」",
"303000941_14": "「アタシたちは救われたことがあるから、\\n 今度は救う側になりたいデス……ッ」",
"303000941_15": "「そうか……」",
"303000941_16": "(……なんだよ。考えなしってわけじゃないなら、\\n 最初からそう言えってんだ",
"303000941_17": "「な、なんデスか……いきなり黙り込んで……?」",
"303000941_18": "「いいやッ! 与太話している場合じゃないって、\\n ちょっくら思い出しただけだッ」",
"303000941_19": "「この話の続きはまた後だッ!\\n まずはこいつらを片づけちまうぞッ」"
{
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{
"303000951_0": "「――これで、最後ッ!」",
"303000951_1": "「はー、ようやく一段落デスッ!」",
"303000951_2": "「1体1体が相手ならどうとでもなるけど、\\n 数がいると面倒でしょうがないな」",
"303000951_3": "「あー、一息ついているところ申し訳ないのですが。\\n 新たな反応を検知しまして」",
"303000951_4": "「またデスか? 次は、どのくらいいるんデスか……?」",
"303000951_5": "「数はその、ひとつなんですけども。\\n ええと、その反応がかなり特殊でして……」",
"303000951_6": "「なんだ? なんかいつもよりデカくないかッ!?」",
"303000951_7": "「確かに。それにいつもよりも強そう……」",
"303000951_8": "「デデデデースッ!?\\n さすがにこれは予想外デスよッ」",
"303000951_9": "「恐らくは、かなりの欠片を有しているのでしょう……」",
"303000951_10": "「そういう問題かよッ! これがッ!」",
"303000951_11": "「――と、とにかく、攻撃してみるデスッ!\\n デェェェースッ」",
"303000951_12": "「デデデデェェェェッスッ!?」",
"303000951_13": "「ほとんどダメージが通ってない……ッ!」",
"303000951_14": "「こんなの反則だろッ!\\n ったく、次から次へと――ッ」",
"303000951_15": "「ど、どどどどうするデスッ!?\\n これキツイってレベルじゃないデスよッ」",
"303000951_16": "「うん、そうだね、切ちゃん……」",
"303000951_17": "「……おいッ、2人ともッ!\\n ステージ……あたしも立ってやるよッ」",
"303000951_18": "「え? どうしたデスかッ!? 急にッ!」",
"303000951_19": "「――この戦いが終わったらなッ!\\n だから、全力全開であの化け物イズをぶっ倒すぞッ」",
"303000951_20": "「そ、それは嬉しいデスけど、ある意味危険な発言デスよッ!?」",
"303000951_21": "「うん、ダメになるパターンだよね……」",
"303000951_22": "「うるせーってのッ! とにかくここが正念場だッ!\\n 全部出し切るつもりでやるぞッ」",
"303000951_23": "「で、デースッ!」",
"303000951_24": "「りょ、了解ッ!」"
{
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@ -1,22 +1,22 @@
{
"303000952_0": "「っしゃあッ! あたしたちの勝ちだッ!」",
"303000952_1": "「な、なんとか倒せたデス……」",
"303000952_2": "「……びっくりした」",
"303000952_3": "「……やっぱりすごい欠片の数だ。冷静に考えたら、\\n とんでもないのを相手にしてたんだな……」",
"303000952_4": "「うう、もうこんな厄介なのがいないことを祈るデス……」",
"303000952_5": "「厳しい戦いだった……」",
"303000952_6": "「フッ……すばらしい、すばらしいですよッ!\\n 僕の予想通り……いや、予想以上ですッ」",
"303000952_7": "「……とにかく倒し終わったことデスし、欠片を納めたら\\n さっそく歌の練習デース」",
"303000952_8": "「……しょうがねぇ。約束しちまったし、\\n まあ、回くらいはやってやる」",
"303000952_9": "「やったッ! 唄うの楽しみだね、切ちゃんッ!」",
"303000952_10": "「ありがとうございますッ!\\n これだけの数の破片が回収できたことは大きいですよッ」",
"303000952_11": "「デス。もうすぐ元の世界に帰れるデスよ」",
"303000952_12": "「……帰る? はッ!? そうだった……」",
"303000952_13": "「……? おい、どうしたんだ?」",
"303000952_14": "「いえッ、何でもありませんよッ!\\n まだ、欠片は残ってますから、この調子でお願いします」",
"303000952_15": "「まっかせるデースッ!」",
"303000952_16": "「でも欠片から刀身の輪郭も見えてきたし、\\n 今回みたいにまとまった欠片が集まれば、すぐだよ」",
"303000952_17": "「そうだな。ま、あたしらにかかれば残りも楽勝だな」",
"303000952_18": "「一気に集めるデスよッ!」",
"303000952_19": "(……まずい、まずいぞ。\\n こちらも早急に計画を進めねば……"
{
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@ -1,29 +1,29 @@
{
"303001011_0": "黒い武者ノイズ",
"303001011_1": "「ったく、なんであいつが企画したライブの準備のために、\\n あたしらが街に繰り出さなきゃならないんだッ」",
"303001011_2": "「そもそも、準備って何をすりゃいいんだ……?」",
"303001011_3": "「それは、お化粧の道具を用意したりとか」",
"303001011_4": "「衣装合わせも大事デースッ!」",
"303001011_5": "「化粧に、衣装ッ!?\\n お、お前ら、こういうの詳しいのか」",
"303001011_6": "「詳しいかはわからないけれど、\\n マリアが色々教えてくれたから……」",
"303001011_7": "「いつの間にか覚えていたデスよ」",
"303001011_8": "「あ……ステージって言えば。\\n 点数って、どうだったのかな あの時の……」",
"303001011_9": "「秋桜祭の結果デス? あの時のアタシたちの点数、\\n クリス先輩は知ってるデスか」",
"303001011_10": "「あー、どうだったんだろうな。\\n あたしも聞いてないからわかんないな」",
"303001011_11": "「本当に……?\\n 実は知ってるのに、知らないフリとか……」",
"303001011_12": "「あ、わかったデスッ! さては、アタシたちに点数で\\n 負けてたから、隠そうとしてるデスねッ」",
"303001011_13": "「んなことあるかッ!\\n 大体、あたしの勝ちに決まってるだろッ」",
"303001011_14": "「そんなことないデースッ!\\n アタシと調が負けるわけないデスッ」",
"303001011_15": "「なんだとッ! 後輩のくせに生意気な――ッ!」",
"303001011_16": "「……2人とも大人げないんだから」",
"303001011_17": "「会場に到着デースッ!」",
"303001011_18": "「ちょっと早すぎたかな?」",
"303001011_19": "「すみません、準備がまだ終わっていないのですよ」",
"303001011_20": "「そっか。じゃあ、どっかで時間を潰してくるか」",
"303001011_21": "「それでしたらシミュレータはどうでしょう?\\n 身体を動かせば、緊張もほぐれると思いますよ」",
"303001011_22": "「それ、ナイスアイディアデースッ!」",
"303001011_23": "「そうだな、じっとしてても落ち着かねーし、\\n 訓練でもしてるか」",
"303001011_24": "「ではではこちらへ、どーぞどーぞ」",
"303001011_25": "「……そう、それでいいのですよ。\\n 今はまだ準備に時間が必要……」",
"303001011_26": "「このチャンスを確実にものにしなくては……全ては\\n 僕の真なる目的のためにッ」"
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@ -1,18 +1,18 @@
{
"303001021_0": "「ふー、いい汗かいて、声の調子もなかなかだなッ!」",
"303001021_1": "「これなら思いっきり唄えそうデスッ!」",
"303001021_2": "「うん、いい感じ」",
"303001021_3": "「さてと、そろそろ準備も終わってるだろ。\\n んじゃ行ってみるか――」",
"303001021_4": "「――ちッ、こんな時にまたかよッ!」",
"303001021_5": "「本当に時と場所を選ばないデスねッ!」",
"303001021_6": "「とりあえずドクターのところに行こう」",
"303001021_7": "「皆さんッ! こんな時にノイズが出るとは……」",
"303001021_8": "「いいから、場所はッ!?」",
"303001021_9": "「森の方のようです。\\n ――せっかく万全の準備を整えていたというのにッ」",
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@ -1,16 +1,16 @@
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"303001031_0": "「ライブ……やりたかったデェェェーーーースッ!」",
"303001031_1": "「いいところに出てきたりするからーーーーーッ!」",
"303001031_2": "「アタシたちの恨み……ッ!」",
"303001031_3": "「思い知って……ッ!」",
"303001031_4": "「お、落ち着けって、お前ら」",
"303001031_5": "「残念だったのは分かるけど、まだノイズは残ってるんだ。\\n 倒しきる前にガス欠になっちゃ意味ないだろ」",
"303001031_6": "「分かってはいるけれど……ッ!」",
"303001031_7": "「怒りの炎で天を焦がしちゃいそうデースッ!」",
"303001031_8": "「――切ちゃんッ!」",
"303001031_9": "「――調ッ!」",
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"303001031_13": "(……あたしも、少しだけ残念かもな)"
{
"303001031_0": "「ライブ……やりたかったデェェェーーーースッ!」",
"303001031_1": "「いいところに出てきたりするからーーーーーッ!」",
"303001031_2": "「アタシたちの恨み……ッ!」",
"303001031_3": "「思い知って……ッ!」",
"303001031_4": "「お、落ち着けって、お前ら」",
"303001031_5": "「残念だったのは分かるけど、まだノイズは残ってるんだ。\\n 倒しきる前にガス欠になっちゃ意味ないだろ」",
"303001031_6": "「分かってはいるけれど……ッ!」",
"303001031_7": "「怒りの炎で天を焦がしちゃいそうデースッ!」",
"303001031_8": "「――切ちゃんッ!」",
"303001031_9": "「――調ッ!」",
"303001031_10": "「この怒り――」",
"303001031_11": "「――全部ノイズにぶつけるデスッ!」",
"303001031_12": "「ったく、あいつらは……」",
"303001031_13": "(……あたしも、少しだけ残念かもな)"
}

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@ -1,26 +1,26 @@
{
"303001032_0": "「見たかデースッ!」",
"303001032_1": "「ライブの恨みは怖い……」",
"303001032_2": "「ったく、完膚なきまでにやっつけちまいやがって。\\n ムラマサの破片は残ってるだろうな……」",
"303001032_3": "「……お、あったあった。\\n 一緒にぶっ壊してなくて良かったよ」",
"303001032_4": "「で、2人とも。スッキリしたか?」",
"303001032_5": "「ちょっとだけ」",
"303001032_6": "「許すつもりはないデスけどッ!」",
"303001032_7": "「ま、ちょっとでも吐き出せたなら良しとしとけ。\\n それじゃ、社に預けにいくぞ」",
"303001032_8": "「これで……あとどのくらいデス?」",
"303001032_9": "「わかんねーけど、間違いなく半分は終わってるだろ。\\n ま、それなりにはいいペースなんじゃないか」",
"303001032_10": "「…………」",
"303001032_11": "「ん? どうしたんだ?」",
"303001032_12": "「ライブできなかったのが残念なんデスよね? 調は」",
"303001032_13": "「そんなに唄いたかったのか?」",
"303001032_14": "「うん……それもあるけど……」",
"303001032_15": "「なんだよ? 歯切れが悪いな」",
"303001032_16": "「調は、クリス先輩の歌が聴きたかったんデスよ」",
"303001032_17": "「……はあッ!? あ、あたしの歌?」",
"303001032_18": "「調は、秋桜祭の時に、先輩が唄ってる姿を見て――むぐっ」",
"303001032_19": "「切ちゃん」",
"303001032_20": "「まあ、調の気持ちもわかるデスよ。\\n あの時のクリス先輩の可愛さは女神も嫉妬するレベルデス」",
"303001032_21": "「なっ、なっ、なんなんだよ急にッ!」",
"303001032_22": "「羞恥心の混じった表情もまたいい」",
"303001032_23": "「……お前ら、先輩をからかって楽しいか?」"
{
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@ -1,21 +1,21 @@
{
"303001041_0": "「また社付近にノイズ……?」",
"303001041_1": "「集まった欠片をとりに来てるんじゃないデスか?」",
"303001041_2": "「……それより、今日は気を引き締めていけよ。\\n いつも以上にだ」",
"303001041_3": "「そんなに脅かさないでほしいデス」",
"303001041_4": "「急にどうしたんですか」",
"303001041_5": "「なんだかわかんねーけど、\\n 変な胸騒ぎがしてるんだ」",
"303001041_6": "「胸騒ぎ……」",
"303001041_7": "「……デスか?」",
"303001041_8": "「ああ、何か見逃してるみたいな嫌な感じだ。\\n あたしの勘が言ってるんだよ、油断すんなって……」",
"303001041_9": "「……考えすぎじゃないんですか?」",
"303001041_10": "「だったら良いんだけどな……」",
"303001041_11": "「そ、そう言われると……なんだかアタシも変な感じデスッ!」",
"303001041_12": "「切ちゃん?」",
"303001041_13": "「うう~、嫌な予感を感じるデスよッ!\\n 確かに何か起きそうデス」",
"303001041_14": "「切ちゃんまで……」",
"303001041_15": "「嵐の前の静けさってこういう感じなんじゃないか?」",
"303001041_16": "「そうかもしれないデスッ!」",
"303001041_17": "「2人とも……」",
"303001041_18": "「……っと、ノイズが来たぞ。\\n ――戦闘開始だッ」"
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"303001041_0": "「また社付近にノイズ……?」",
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@ -1,20 +1,20 @@
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"303001051_0": "「いっちょうあがりデースッ!」",
"303001051_1": "「先輩のイヤな予感、外れちゃいましたね」",
"303001051_2": "「……いや、まだだ。やっぱり変だ。\\n ――警戒しとけッ」",
"303001051_3": "「でも、さっきので最後なんじゃ――」",
"303001051_4": "「デェェェーーーースッ!? まだいたデスかッ!?」",
"303001051_5": "「……ちょっと待って。\\n この欠片持ち……何か違うッ」",
"303001051_6": "「コイツ……まさか前のッ!?」",
"303001051_7": "「か、カルマ化してるデスかッ!?\\n どうなっちゃってるんデスッ」",
"303001051_8": "「カルマ化……? なんですかそれは?」",
"303001051_9": "「コイツは普通のノイズじゃないんだッ!\\n すぐにあたしら以外のやつらを退かせろッ」",
"303001051_10": "「普通じゃないって、一体何が……」",
"303001051_11": "「なッ、何が起きているんですかッ!?\\n 自衛隊が、急に同士討ちをッ」",
"303001051_12": "「く……ッ! 間に合わなかったかッ!」",
"303001051_13": "「クリス先輩ッ! 被害が広がる前にッ!」",
"303001051_14": "「アタシたちで倒すしかないデスッ!」",
"303001051_15": "「ああッ! おい、正気のやつらだけでもすぐに撤退させてくれ、\\n ついでに他のやつはアイツに近づかないように連絡だッ」",
"303001051_16": "「わ、わかりましたッ!」",
"303001051_17": "「くそッ! 犠牲を増やしてたまるかよッ!」"
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@ -1,18 +1,18 @@
{
"303001052_0": "「追い詰めた……ッ!」",
"303001052_1": "「先輩、やっちゃえデスッ!」",
"303001052_2": "「よくやったッ!\\n あとはあたしに任せと――なッ」",
"303001052_3": "「自衛隊さんたちがッ!?」",
"303001052_4": "「――くそッ、間に合えッ!」",
"303001052_5": "「ッ!? 危ないデス、クリス先輩ッ!\\n イズの攻撃が――ッ」",
"303001052_6": "「え――うわあああああッ!?」",
"303001052_7": "「クリス先輩ッ! 今、助けるデスッ!」",
"303001052_8": "「ダメッ、切ちゃんッ!\\n そっちは――」",
"303001052_9": "「あああああああああッ!?\\n ……う、こ、攻撃を受けたデス、か……」",
"303001052_10": "「く……クソ……ッ! 2人とも、大丈夫……か……?」",
"303001052_11": "「だ、大丈夫デス……ッ!」",
"303001052_12": "「けど、このままじゃあのノイズに……。\\n ……あ、あれ」",
"303001052_13": "「いなくなったデス……」",
"303001052_14": "「助かった……のか……」",
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@ -1,37 +1,37 @@
{
"303001111_0": "新たな課題",
"303001111_1": "「やはりカルマ化したノイズが出現したか……」",
"303001111_2": "「なぜ、あのノイズが……」",
"303001111_3": "「考えられない話ではありません」",
"303001111_4": "「どういうこと?」",
"303001111_5": "「ボクたちは問題を見誤っていたんです」",
"303001111_6": "「最初は、ムラマサを有したノイズが異変の原因だと思って\\n いましたが、本来の異変とは、恐らく――」",
"303001111_7": "「……そういうこと。異変は武者ノイズではなく、\\n イズのカルマ化の方だったという事ね」",
"303001111_8": "「……予感的中ってわけだな。\\n マジでイグナイトだよりにしてたらと思うとゾッとする」",
"303001111_9": "「……ギャラルホルンが反応した理由は、\\n 元々そちらだったということか」",
"303001111_10": "「はい。ギャラルホルンが世界の危機を感じるほどの脅威。\\n それは以前と同じく、イズのカルマ化にあったのでしょう」",
"303001111_11": "「そういや、前の時は、カルマノイズが出現したことで、\\n 普通のイズも大量発生してたよな」",
"303001111_12": "「もしかして、ノイズの出現頻度が増えたのも、\\n カルマイズの影響なのか」",
"303001111_13": "「それについてはわかりません。\\n ですが、その可能性は十分にあります」",
"303001111_14": "「……やっと武者ノイズに対抗できるようになったのに」",
"303001111_15": "「……今度はもっと強いカルマノイズデスか」",
"303001111_16": "「なんだ2人とも、これくらいでビビっちまったのか?\\n だったら、あとはあたし人で片付けてくるぞ」",
"303001111_17": "「ビビッてなんかないデスよ。\\n これは武者ぶるいってやつデスッ」",
"303001111_18": "「うん、それにクリス先輩1人じゃ心配」",
"303001111_19": "「そうデスよッ!」",
"303001111_20": "「なんか引っかかる言い方だが……。\\n まあいい、足手まといになったら置いていくからな」",
"303001111_21": "「大丈夫デスッ! 例えクリス先輩が足手まといになっても\\n アタシたちがしっかり助けるデスッ」",
"303001111_22": "「だから、安心して足手まといになって下さい」",
"303001111_23": "「お前ら完全にあたしをバカにしてるだろうッ!?」",
"303001111_24": "「あはは、クリスちゃんたち本当に仲良しだね~」",
"303001111_25": "「フッ、君たちの意思は固いようだな。\\n であれば、引き続き人にお願いしよう」",
"303001111_26": "「ああ、最初からそのつもりだッ!\\n 最後まであたしらでやらせてもらうッ」",
"303001111_27": "「がんばるデスッ!」",
"303001111_28": "「必ず、成し遂げてみせるッ!」",
"303001111_29": "「………………」",
"303001111_30": "(……調や切歌の力になってあげたいのに、\\n 何もできないなんてもどかしいわね",
"303001111_31": "「でも、あの子たちも少したくましくなったかしら。\\n 見違えたわ」",
"303001111_32": "(……わたしでは力になれるかどうかはわからないけど、\\n あの子達がもし困ってたなら、少しでも助けてあげたい",
"303001111_33": "「いざ助けるって時に、体がなまってましたじゃ\\n カッコつかないものね」",
"303001111_34": "「……さあ、訓練を始めるとしましょうか」"
{
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@ -1,20 +1,20 @@
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"303001121_0": "「はあ、はあ、はあ……ッ!」",
"303001121_1": "「……ふぅ、少しは気も晴れたわね。\\n もう少し訓練しておこうかしら」",
"303001121_2": "「マリア……どうしてここに?」",
"303001121_3": "「翼こそ……あなたも訓練?」",
"303001121_4": "「……ああ。雪音たちの力になりたいんだが、なれない自分が\\n もどかしくてな。せめて、体だけは鈍らせないようにと――」",
"303001121_5": "「あなたは充分あの子たちの力になったじゃない」",
"303001121_6": "「それならいいのだが……、\\n ただ、やはりそれでも、じっとしているのはちょっとな」",
"303001121_7": "「な~んだ、考える事はみんな一緒だったんですねッ!」",
"303001121_8": "「立花……」",
"303001121_9": "「あなたまで……」",
"303001121_10": "「わたしも、何かじっとしてられなくて。クリスちゃんたちの\\n 為に出来る事はないかなって考えてたんです」",
"303001121_11": "「結局いい案は浮かばなかったけど、それなら今できることを、\\n 訓練でもしようかなって……」",
"303001121_12": "「……いい心がけだと思うぞ。\\n わたしが言うのもなんだが……」",
"303001121_13": "「フフ、そうね……」",
"303001121_14": "「あの……。\\n せっかくですし、人で訓練しませんか」",
"303001121_15": "「……ああ、もちろんわたしは構わない。\\n マリアはどうだ」",
"303001121_16": "「……ええ、わたしもいいわよ」",
"303001121_17": "「ありがとうございますッ!\\n それじゃみんなで訓練しましょうッ」"
{
"303001121_0": "「はあ、はあ、はあ……ッ!」",
"303001121_1": "「……ふぅ、少しは気も晴れたわね。\\n もう少し訓練しておこうかしら」",
"303001121_2": "「マリア……どうしてここに?」",
"303001121_3": "「翼こそ……あなたも訓練?」",
"303001121_4": "「……ああ。雪音たちの力になりたいんだが、なれない自分が\\n もどかしくてな。せめて、体だけは鈍らせないようにと――」",
"303001121_5": "「あなたは充分あの子たちの力になったじゃない」",
"303001121_6": "「それならいいのだが……、\\n ただ、やはりそれでも、じっとしているのはちょっとな」",
"303001121_7": "「な~んだ、考える事はみんな一緒だったんですねッ!」",
"303001121_8": "「立花……」",
"303001121_9": "「あなたまで……」",
"303001121_10": "「わたしも、何かじっとしてられなくて。クリスちゃんたちの\\n 為に出来る事はないかなって考えてたんです」",
"303001121_11": "「結局いい案は浮かばなかったけど、それなら今できることを、\\n 訓練でもしようかなって……」",
"303001121_12": "「……いい心がけだと思うぞ。\\n わたしが言うのもなんだが……」",
"303001121_13": "「フフ、そうね……」",
"303001121_14": "「あの……。\\n せっかくですし、人で訓練しませんか」",
"303001121_15": "「……ああ、もちろんわたしは構わない。\\n マリアはどうだ」",
"303001121_16": "「……ええ、わたしもいいわよ」",
"303001121_17": "「ありがとうございますッ!\\n それじゃみんなで訓練しましょうッ」"
}

View file

@ -1,56 +1,56 @@
{
"303001131_0": "「でだ。この前の敗因……どう思う?」",
"303001131_1": "「予想外の敵だったのは確かだけど、それだけじゃないですよね」",
"303001131_2": "「まさか、あの刀からまき散らされる『不幸』が\\n 防げてないってことデスか」",
"303001131_3": "「いや、多分だがそれは関係ないと思う」",
"303001131_4": "「わたしもそう思います。\\n 原因はもっと別の……」",
"303001131_5": "「どちらにしろ、どうやって倒すか……。\\n 方法を考えなくちゃな」",
"303001131_6": "「向こうがムラマサの破片でパワーアップするなら、\\n こっちも何かパワーアップとか出来ないデスかね」",
"303001131_7": "「そんな都合のいい方法がありゃいいんだけどな……」",
"303001131_8": "「実際はそう簡単にはいかないよね……」",
"303001131_9": "「難問デスね……\\n あ、飲み物おかわり取ってくるデスよ」",
"303001131_10": "「わたしも行く。クリス先輩、何がいいですか?」",
"303001131_11": "「それじゃ、適当に炭酸系で頼む」",
"303001131_12": "「かしこまりデスッ!」",
"303001131_13": "「はー……なーんも、いいアイデアが出てこないな……」",
"303001131_14": "「あッ! このデザート、季節限定デスよッ!」",
"303001131_15": "「って、何見てるんだよッ!」",
"303001131_16": "「ごごごゴメンナサイデスッ!\\n でも、考えるのにも疲れてきたデスよ……」",
"303001131_17": "「完全に詰まっちゃってるもんね……」",
"303001131_18": "「ったく、みんなして別々のことを考えてたら、\\n 進む話も進まなくなるだろうが」",
"303001131_19": "「あ、あああああああッ! それデスよッ!」",
"303001131_20": "「な、なんだよ藪から棒に大声だしやがってッ!?」",
"303001131_21": "「だから、みんなして別々のことを\\n 考えてるのがいけないんデスッ」",
"303001131_22": "「は? どういうことだ?」",
"303001131_23": "「向こうでの戦闘デスけど、アタシたちって全然上手く連携\\n 出来て無いデスよ」",
"303001131_24": "「……うん。確かに動いてぶつかったり、お互いの\\n 攻撃が重なったり、あんまり上手く連携出来てない……」",
"303001131_25": "「武者ノイズに対抗するためにコンビネーションを磨く、\\n って言ってたのに、忘れてたデスッ」",
"303001131_26": "「そういえば、そんな話してたな……」",
"303001131_27": "「マリアたちと訓練した時にも言われた。\\n もっと連携を磨きなさいって」",
"303001131_28": "「根本的な解決になるかどうかはともかく、アタシたちは連携を\\n 磨くことでもっと強くなれると思うデスッ」",
"303001131_29": "「連携……そうか、そうかもしれないな……」",
"303001131_30": "S2CA・トライバーストだって、あのバカと先輩との連携訓練\\n から生まれた技だ。こいつらとだって何かできるかもしれない",
"303001131_31": "「よし……ならやるかッ!」",
"303001131_32": "「やるデスッ!」",
"303001131_33": "「3人で頑張ろうッ!」",
"303001131_34": "「ノイズが出たのッ!?」",
"303001131_35": "「急いで出動するデスッ!」",
"303001131_36": "「クリスくん、それに調くんと切歌くんも一緒か。\\n ちょうどいい」",
"303001131_37": "「おっさん、ノイズはどこに出たッ!\\n あたしらも出撃するッ」",
"303001131_38": "「駅近くの市街地だが、その必要はない。\\n 既に響くん、翼、マリアくんが先行して現場に向かっている」",
"303001131_39": "「検知したノイズの数も多くは無い。\\n 君たちは、その場で待機していてくれ」",
"303001131_40": "「そう言われて、じっとしていられるかよッ!」",
"303001131_41": "「そうデスッ!\\n 付属の時代が起きたらどうするデスかッ」",
"303001131_42": "「何……?」",
"303001131_43": "「……それを言うなら不測の事態だよ、切ちゃん」",
"303001131_44": "「おおう……失礼したデス。\\n とにかく、油断してはならないデスッ」",
"303001131_45": "「だから、わたしたちも現場に向かいますッ!」",
"303001131_46": "「……わかった。だが君たちは並行世界側の戦いで疲弊している。\\n くれぐれも無理はしないようにしてくれ」",
"303001131_47": "「マリアたち、もう3人で戦ってるデスッ!」",
"303001131_48": "「あ……」",
"303001131_49": "「すごい……。みんな近接攻撃なのに、\\n うまく場所を入れかえて、カバーしながら戦ってる」",
"303001131_50": "「まるでお互いに、考えてることが分かってるみたいデス……」",
"303001131_51": "「……。前にギアの調整で戦った時はあんな\\n 動きなんて見せなかったくせに。手ぇ抜いてやがったな……」",
"303001131_52": "「……クリス先輩ッ! アタシたちも参戦するデスッ!」",
"303001131_53": "「ああ。ついでにあいつらの動きをもっと見て、あたしたちも\\n あいつら以上に連携できるようになってやるッ」"
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"303001131_13": "「はー……なーんも、いいアイデアが出てこないな……」",
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"303001131_24": "「……うん。確かに動いてぶつかったり、お互いの\\n 攻撃が重なったり、あんまり上手く連携出来てない……」",
"303001131_25": "「武者ノイズに対抗するためにコンビネーションを磨く、\\n って言ってたのに、忘れてたデスッ」",
"303001131_26": "「そういえば、そんな話してたな……」",
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"303001131_28": "「根本的な解決になるかどうかはともかく、アタシたちは連携を\\n 磨くことでもっと強くなれると思うデスッ」",
"303001131_29": "「連携……そうか、そうかもしれないな……」",
"303001131_30": "S2CA・トライバーストだって、あのバカと先輩との連携訓練\\n から生まれた技だ。こいつらとだって何かできるかもしれない",
"303001131_31": "「よし……ならやるかッ!」",
"303001131_32": "「やるデスッ!」",
"303001131_33": "「3人で頑張ろうッ!」",
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"303001131_36": "「クリスくん、それに調くんと切歌くんも一緒か。\\n ちょうどいい」",
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"303001131_43": "「……それを言うなら不測の事態だよ、切ちゃん」",
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@ -1,39 +1,39 @@
{
"303001132_0": "「みんな、お疲れ様~」",
"303001132_1": "「ああ、大きな被害にはならなくてよかった」",
"303001132_2": "「初動の早さが効いたわね」",
"303001132_3": "「なあ、ちょっといいか?」",
"303001132_4": "「どうしたんだ、雪音?」",
"303001132_5": "「……あのさ、戦っている時なんだけどよ。\\n 何考えて戦ってるんだ」",
"303001132_6": "「え? うーん……な、なんにも考えてない……かな……」",
"303001132_7": "「おいッ!\\n それじゃ何でお前ら人の動きが合ってるんだよッ」",
"303001132_8": "「そうデスッ! どうしてお互いぶつかったりしないデスか?」",
"303001132_9": "「秘密……教えて?」",
"303001132_10": "「……秘密なんて無いわよ。けど、そうね。\\n 相手のことをよく知ることが大事なんじゃないかしら」",
"303001132_11": "「調のことなら何でも知ってるデスッ!」",
"303001132_12": "「わたしも切ちゃんの事なら、最近体重がkg増えたから、\\n いつものポテチをンフライに変えたことまで知ってる」",
"303001132_13": "「デェェェェスッ!?\\n それはトップシークレットなのデスよッ」",
"303001132_14": "「ノンフライは、味にパンチが足りない……」",
"303001132_15": "「うう、分かったデス、いつものに戻すデス……」",
"303001132_16": "「そ、そう……。まあ、あなたたちはよく知ってるでしょうね。\\n でも、クリスはどうなの」",
"303001132_17": "「あ、あたしは太ったりなんてしてないぞッ!\\n こいつみたいになんてッ」",
"303001132_18": "「デェェェェスッ! これは何の公開処刑デスかッ!」",
"303001132_19": "「切ちゃん、落ち着いて。\\n ……丸々としてる切ちゃんも可愛いと思うよ」",
"303001132_20": "「だとしても嫌デスッ!\\n 第一アタシの体重が増えたのはクリス先輩のせいデスッ」",
"303001132_21": "「なんであたしなんだよッ!」",
"303001132_22": "「向こうでクリス先輩と同じものを食べてたら増えたデスよッ!\\n 分量的に食べ過ぎなんデスッ」",
"303001132_23": "「……それは、確かにそうかも」",
"303001132_24": "「おいッ! お前もかよッ!\\n そう言ったってあたしは太ったりしてねーぞッ」",
"303001132_25": "「全部栄養が胸に行く特異体質なんデスッ!」",
"303001132_26": "「んなわけあるかッ!」",
"303001132_27": "「でもあれだけ食べて太らないのは確かに謎……」",
"303001132_28": "「それこそ秘密があるデスよッ!\\n 素直に教えるデスッ」",
"303001132_29": "「わたしも知りたい……」",
"303001132_30": "「秘密なんてねーよッ!\\n いい加減にしやがれ――ッ」",
"303001132_31": "「……結局、雪音たちは何をどうしたかったんだ?」",
"303001132_32": "「さあ……何なんでしょう?」",
"303001132_33": "「だけど、なんだか3人とも……」",
"303001132_34": "「うむ、ずいぶんと楽しそうな生活を送っているみたいだな」",
"303001132_35": "「そ、そうみたいね……」",
"303001132_36": "(何故だか、少し悔しい感じがするわ……)"
{
"303001132_0": "「みんな、お疲れ様~」",
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@ -1,69 +1,69 @@
{
"303001211_0": "互いを知るための特訓",
"303001211_1": "「――ってなわけで、あたしたちの特訓につきあってくれッ!」",
"303001211_2": "「つまり、3人での連携を身につけたい、そういうことか」",
"303001211_3": "「はい。今のわたしたちに足りないものを見つけたくて……」",
"303001211_4": "「次に向こうに行った時の為にも、もっともっと上手く戦える\\n ようになりたいデスッ」",
"303001211_5": "「そういうことなら喜んで協力させてもらおう」",
"303001211_6": "「わたしもわたしもッ! 協力させてくださいッ!」",
"303001211_7": "「もちろん、わたしも手伝うわよ」",
"303001211_8": "「わたしにも手伝えることがあったら言ってね?」",
"303001211_9": "「へへ……それじゃよろしく頼むなッ!」",
"303001211_10": "「でも、具体的にはどうします?\\n トレーニングルームで特訓とかですか」",
"303001211_11": "「いえ、戦いの前にもっと根本的なところを合わせた方が\\n 良いと思うわ」",
"303001211_12": "「根本的なところデスか?」",
"303001211_13": "「大事なのは相互理解よ。相手の気持ちになって動いてこそ、\\n 完璧な連携が身につくのだから」",
"303001211_14": "「あ、それなら――」",
"303001211_15": "「未来、何か思いついたの?」",
"303001211_16": "「うん。こういうのはどうかな――」",
"303001211_17": "「――それで、お料理は切歌ちゃん」",
"303001211_18": "「りょ、了解デス」",
"303001211_19": "「代わりに調ちゃんがお掃除、お買い物はクリス。\\n こうやって人で生活する時の役割を入れかえてみるの」",
"303001211_20": "「ふむ、これは妙案かも知れないな……」",
"303001211_21": "「ええ、相手が普段やっていることを代わりに行えば、\\n 確かに理解も深まると思うわ」",
"303001211_22": "「さっすが未来ッ! 頼りになる~」",
"303001211_23": "「ありがと、響」",
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"303001211_25": "「アタシは下ごしらえして待ってるデスッ!」",
"303001211_26": "「わたしはお掃除するね」",
"303001211_27": "「…………」",
"303001211_28": "「…………」",
"303001211_29": "「なんというか……どう表現したらいいんだ、これは……」",
"303001211_30": "「……ま、ある意味では予想通りだけど」",
"303001211_31": "「うぅ……面目ないデス……。\\n ずっと調任せで、あまりお料理をしてこなかったデス……」",
"303001211_32": "「ったく、鍋焦がすなんて初歩的なミスして」",
"303001211_33": "「クリス先輩、お買い物だけど……」",
"303001211_34": "「ん、ちゃんと全部買ったろ?\\n 足りないものでもあったか」",
"303001211_35": "「足りてはいるけど……お値段が高すぎ」",
"303001211_36": "「高いって……仕方ねーだろッ! その値段だったんだから」",
"303001211_37": "「特売狙いとスーパーをはしごすれば……この半分で買える……」",
"303001211_38": "「は、半分ッ!? そんな買い方があるのかよッ!?」",
"303001211_39": "「うん」",
"303001211_40": "「結局問題なかったのは、調が担当したお掃除だけね……」",
"303001211_41": "「もちろん。でもお掃除は普段からやってるし……」",
"303001211_42": "「……そうね。とりあえず、他も色々試してみましょうか」",
"303001211_43": "「それがいいだろう。役割はもういいとして、次は何を\\n するべきか……」",
"303001211_44": "「だったら次は、口癖を交換するっていうのはどうです?\\n 喋り方を真似すれば、考え方も分かるかもしれませんッ」",
"303001211_45": "「本当に気がするだけのように思うんデスが……」",
"303001211_46": "「いや、言霊という言葉があるくらいだ。\\n 口調を真似するというのも存外良い案かも知れない」",
"303001211_47": "「だったら、やってみるデス……違った、やってみます……」",
"303001211_48": "「切ちゃん、わたしの真似だ……じゃなくて、\\n あたしの真似だなッ」",
"303001211_49": "「なんか、そこはかとなくバカにされてる気がするんだが……」",
"303001211_50": "「雪音、口調が違うぞ。真似を忘れるな」",
"303001211_51": "「……で、デースッ! アタシ、バカにされてるっぽいデースッ!\\n ……こ、こうか デスデス」",
"303001211_52": "「そんな変な口調じゃないデスッ!」",
"303001211_53": "「ぷふーッ!」",
"303001211_54": "「ひ、響ったら、笑ったらダメよッ!\\n み、みんな真面目なんだから……クスクス」 ",
"303001211_55": "「わ、悪くないと思う……思うぞ……くっ、くく……」",
"303001211_56": "「お前ら……やっぱり遊んでるだけだろッ!」",
"303001211_57": "「お前たち、全員揃ってるな。たった今、ノイズが出現したッ!」",
"303001211_58": "「皆さん、急いで現場に向かってください」",
"303001211_59": "「丁度良い。成果の程も見られる」",
"303001211_60": "「今ので成果なんてあるわけねーだろッ!」",
"303001211_61": "「そう? 意外とあるかも知れないわよ?」",
"303001211_62": "「こんなんで連携が上達したら苦労はしねーっての」",
"303001211_63": "「そうデスよ」",
"303001211_64": "「わたしもそう思う」",
"303001211_65": "「まあまあ、とにかくみんな頑張って」",
"303001211_66": "「それじゃ、未来ッ! いってくるねッ!」"
{
"303001211_0": "互いを知るための特訓",
"303001211_1": "「――ってなわけで、あたしたちの特訓につきあってくれッ!」",
"303001211_2": "「つまり、3人での連携を身につけたい、そういうことか」",
"303001211_3": "「はい。今のわたしたちに足りないものを見つけたくて……」",
"303001211_4": "「次に向こうに行った時の為にも、もっともっと上手く戦える\\n ようになりたいデスッ」",
"303001211_5": "「そういうことなら喜んで協力させてもらおう」",
"303001211_6": "「わたしもわたしもッ! 協力させてくださいッ!」",
"303001211_7": "「もちろん、わたしも手伝うわよ」",
"303001211_8": "「わたしにも手伝えることがあったら言ってね?」",
"303001211_9": "「へへ……それじゃよろしく頼むなッ!」",
"303001211_10": "「でも、具体的にはどうします?\\n トレーニングルームで特訓とかですか」",
"303001211_11": "「いえ、戦いの前にもっと根本的なところを合わせた方が\\n 良いと思うわ」",
"303001211_12": "「根本的なところデスか?」",
"303001211_13": "「大事なのは相互理解よ。相手の気持ちになって動いてこそ、\\n 完璧な連携が身につくのだから」",
"303001211_14": "「あ、それなら――」",
"303001211_15": "「未来、何か思いついたの?」",
"303001211_16": "「うん。こういうのはどうかな――」",
"303001211_17": "「――それで、お料理は切歌ちゃん」",
"303001211_18": "「りょ、了解デス」",
"303001211_19": "「代わりに調ちゃんがお掃除、お買い物はクリス。\\n こうやって人で生活する時の役割を入れかえてみるの」",
"303001211_20": "「ふむ、これは妙案かも知れないな……」",
"303001211_21": "「ええ、相手が普段やっていることを代わりに行えば、\\n 確かに理解も深まると思うわ」",
"303001211_22": "「さっすが未来ッ! 頼りになる~」",
"303001211_23": "「ありがと、響」",
"303001211_24": "「よしッ! それじゃあたしは晩飯の買い物してくるッ!」",
"303001211_25": "「アタシは下ごしらえして待ってるデスッ!」",
"303001211_26": "「わたしはお掃除するね」",
"303001211_27": "「…………」",
"303001211_28": "「…………」",
"303001211_29": "「なんというか……どう表現したらいいんだ、これは……」",
"303001211_30": "「……ま、ある意味では予想通りだけど」",
"303001211_31": "「うぅ……面目ないデス……。\\n ずっと調任せで、あまりお料理をしてこなかったデス……」",
"303001211_32": "「ったく、鍋焦がすなんて初歩的なミスして」",
"303001211_33": "「クリス先輩、お買い物だけど……」",
"303001211_34": "「ん、ちゃんと全部買ったろ?\\n 足りないものでもあったか」",
"303001211_35": "「足りてはいるけど……お値段が高すぎ」",
"303001211_36": "「高いって……仕方ねーだろッ! その値段だったんだから」",
"303001211_37": "「特売狙いとスーパーをはしごすれば……この半分で買える……」",
"303001211_38": "「は、半分ッ!? そんな買い方があるのかよッ!?」",
"303001211_39": "「うん」",
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"303001211_45": "「本当に気がするだけのように思うんデスが……」",
"303001211_46": "「いや、言霊という言葉があるくらいだ。\\n 口調を真似するというのも存外良い案かも知れない」",
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"303001211_49": "「なんか、そこはかとなくバカにされてる気がするんだが……」",
"303001211_50": "「雪音、口調が違うぞ。真似を忘れるな」",
"303001211_51": "「……で、デースッ! アタシ、バカにされてるっぽいデースッ!\\n ……こ、こうか デスデス」",
"303001211_52": "「そんな変な口調じゃないデスッ!」",
"303001211_53": "「ぷふーッ!」",
"303001211_54": "「ひ、響ったら、笑ったらダメよッ!\\n み、みんな真面目なんだから……クスクス」 ",
"303001211_55": "「わ、悪くないと思う……思うぞ……くっ、くく……」",
"303001211_56": "「お前ら……やっぱり遊んでるだけだろッ!」",
"303001211_57": "「お前たち、全員揃ってるな。たった今、ノイズが出現したッ!」",
"303001211_58": "「皆さん、急いで現場に向かってください」",
"303001211_59": "「丁度良い。成果の程も見られる」",
"303001211_60": "「今ので成果なんてあるわけねーだろッ!」",
"303001211_61": "「そう? 意外とあるかも知れないわよ?」",
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}

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@ -1,19 +1,19 @@
{
"303001221_0": "「雪音、並行世界ではお前たち以外に装者は存在せず、\\n イズとの戦いを一手に引き受けていると言ったな」",
"303001221_1": "「ああ、そうだけど……それがどうかしたのか?」",
"303001221_2": "「ならばわたしから防人の心構え・其の弐を教えよう」",
"303001221_3": "「……はあッ!?\\n い、いやー、もう充分教わったからッ」",
"303001221_4": "「あれは、基礎中の基礎でしかない」",
"303001221_5": "「いいか? 人を護るのが防人の務め、その心得を\\n かの世界にも伝え、広めて欲しい……頼めるか」",
"303001221_6": "「頼まれるかッ! あたしは先輩の信仰を広めるために\\n あっちの世界へ行ってるわけじゃないっつーのッ」",
"303001221_7": "「なに? やはり基礎だけでは足りなかったと見える。\\n 防人の務めが、どれほど重要か」",
"303001221_8": "「あ、いや、大丈夫だ。大体わかったからッ!\\n それより、あたしが知りたいのは――」",
"303001221_9": "「わかっているようにはとても見えない。だが、安心しろ、\\n 今この場で、防人の心得をお前に伝授してやるッ」",
"303001221_10": "「い、いや、そうじゃなくて、\\n あたしが知りたいのは、連携の――」",
"303001221_11": "「行くぞッ! 雪音ッ!」",
"303001221_12": "「だああッ! もうヤケだッ!」",
"303001221_13": "「ちょっとクリス先輩がかわいそうになってきたデス……」",
"303001221_14": "「そうだね……」",
"303001221_15": "「まあまあ。翼さんの言ってること自体に間違いは無いし」",
"303001221_16": "「そうね。戦場での心得は大事だわ。\\n さて、クリスは翼に任せて、わたしたちも戦うわよ」"
{
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@ -1,54 +1,54 @@
{
"303001222_0": "「――どうだ? 実際に戦ってみて。\\n 連携や防人の心得の効果は感じられたか」",
"303001222_1": "「ぜぇはぁ……意味あったのか、これ……?」",
"303001222_2": "「それはもしかしたら、今ではなく近い将来分かることに\\n なるのかも知れないな……」",
"303001222_3": "「んな曖昧なことやらせてたのかよッ!」",
"303001222_4": "「まあ落ち着け。どんなことにも意味はある。それに、志を同じく\\n する者を見ることで、少しは戦いやすくならなかったか」",
"303001222_5": "「……志を同じくする、ね。\\n ったく、回りくどいんだよ……」",
"303001222_6": "「……相手を見て、自分の考えを合わせる」",
"303001222_7": "「いつもよりも強くなれた気がするデースッ!」",
"303001222_8": "「さ、それじゃ帰って特訓の続きをやりましょうか」",
"303001222_9": "「で、デデデデェェェスッ!?」",
"303001222_10": "「今のそういう流れだったかッ!?」",
"303001222_11": "「何を言っているの。特訓はまだまだあるのよ?\\n ほら、ぐずぐずしてないで帰るわよッ」",
"303001222_12": "「……やっぱりマリアも楽しんでる」",
"303001222_13": "「で、次は一体何をすりゃいいんだ?」",
"303001222_14": "「答え合わせゲームをしましょう」",
"303001222_15": "「ルールは簡単。まず2人1組のペアを作ったら、次にお題を\\n 出すわ。同時に答えて、人の答えが同じならポイントよ」",
"303001222_16": "「む、難しそうデス……」",
"303001222_17": "「そうね、いきなりじゃ難しいと思うから……。\\n まずは、あなたたちでお願いできるかしら」",
"303001222_18": "「まっかせてくださいッ!」",
"303001222_19": "「はいッ!」",
"303001222_20": "「幼少の頃より培った、わたしと未来のコンビネーションなら、\\n 互いに答えを合わせるなんて朝飯前ッ」",
"303001222_21": "「まあ、あまり気負わず気楽にやってみてちょうだい。\\n それじゃ、いくわよ。ひとつめのお題は――」",
"303001222_22": "「10問中、10問正解なんてスゴすぎデスッ!」",
"303001222_23": "「うん……一方的に未来さんが答えを推測して当ててるように\\n 見えたけど」",
"303001222_24": "「ま、まあやり方はどうあれ、互いを良く見て答えを\\n 予測することで、答えを合わせることが出来るのよ」",
"303001222_25": "「それじゃせっかくだし、わたしと翼でもやってみましょうか。\\n 出題は調、お願いね」",
"303001222_26": "「10問中6問ね。まあ、こんなところかしら?」",
"303001222_27": "「歌手活動に関する質問なんかは\\n 強かったデスね」",
"303001222_28": "「戦闘や戦場の心得に関する質問も合ってた。\\n ……怖いくらい」",
"303001222_29": "「ああ。戦闘に挑む時の長口上がピタリとあってたのなんか、\\n 違う意味で鳥肌が立ったな……」",
"303001222_30": "「きっと、よくわからない深い部分で似たような嗜好を\\n 持ってるデスよ」",
"303001222_31": "「も、もうわたしたちのことはいいだろうッ!\\n 次はほら、雪音たち人のはずだ」",
"303001222_32": "「お、おうッ! あたしだってこのくらい、\\n ちょちょいのちょいでクリアしてやるッ」",
"303001222_33": "「……な、なんでだ」",
"303001222_34": "「あちゃー。まさか調ちゃんとも切歌ちゃんとも、\\n 問中問とも合わないなんて……」",
"303001222_35": "「……ボロボロデス」",
"303001222_36": "「うん……なんだか空回りしてる……」",
"303001222_37": "「ったく、何で合わねーんだッ!」",
"303001222_38": "「みんなで合わせようとしたら、みんなが違う答えを\\n 書いていたというか……」",
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"303001222_0": "「――どうだ? 実際に戦ってみて。\\n 連携や防人の心得の効果は感じられたか」",
"303001222_1": "「ぜぇはぁ……意味あったのか、これ……?」",
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"303001222_3": "「んな曖昧なことやらせてたのかよッ!」",
"303001222_4": "「まあ落ち着け。どんなことにも意味はある。それに、志を同じく\\n する者を見ることで、少しは戦いやすくならなかったか」",
"303001222_5": "「……志を同じくする、ね。\\n ったく、回りくどいんだよ……」",
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"303001222_9": "「で、デデデデェェェスッ!?」",
"303001222_10": "「今のそういう流れだったかッ!?」",
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"303001222_12": "「……やっぱりマリアも楽しんでる」",
"303001222_13": "「で、次は一体何をすりゃいいんだ?」",
"303001222_14": "「答え合わせゲームをしましょう」",
"303001222_15": "「ルールは簡単。まず2人1組のペアを作ったら、次にお題を\\n 出すわ。同時に答えて、人の答えが同じならポイントよ」",
"303001222_16": "「む、難しそうデス……」",
"303001222_17": "「そうね、いきなりじゃ難しいと思うから……。\\n まずは、あなたたちでお願いできるかしら」",
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@ -1,18 +1,18 @@
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"303001231_0": "「今日は、わざわざ呼び立ててしまってすまなかったな」",
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"303001231_3": "「ぼちぼちデース」",
"303001231_4": "「まだ実感はあまり……」",
"303001231_5": "「それなら、ギアの調整ついでに試してみるといい。\\n シミュレータでも連携の確認は出来るはずだ」",
"303001231_6": "「そいつはいいッ!\\n 変な特訓させられるより、よっぽどわかりやすいなッ」",
"303001231_7": "「……変な特訓?」",
"303001231_8": "「あわわわ、何でもないデスよッ!」",
"303001231_9": "「……あんまり思い出したくないこともあるので」",
"303001231_10": "「まあいい、今回はノイズだけじゃなく、\\n 装者も交えて戦ってもらう」",
"303001231_11": "「え? 装者って」",
"303001231_12": "「響くんが君たちの力になりたいと言ってきてな。\\n すでに準備ができている」",
"303001231_13": "「あのバカ、変なところで気をまわしやがって……」",
"303001231_14": "「らしいデスよね」",
"303001231_15": "「皆さん、ボクはこちらで訓練の数値を確認しますね」"
{
"303001231_0": "「今日は、わざわざ呼び立ててしまってすまなかったな」",
"303001231_1": "「いや。こっちもしばらくノイズが出てこないから、\\n 暇だったしな」",
"303001231_2": "「そうか。翼から聞いたのだが、連携の訓練はどうだ?\\n 上手くいっているか」",
"303001231_3": "「ぼちぼちデース」",
"303001231_4": "「まだ実感はあまり……」",
"303001231_5": "「それなら、ギアの調整ついでに試してみるといい。\\n シミュレータでも連携の確認は出来るはずだ」",
"303001231_6": "「そいつはいいッ!\\n 変な特訓させられるより、よっぽどわかりやすいなッ」",
"303001231_7": "「……変な特訓?」",
"303001231_8": "「あわわわ、何でもないデスよッ!」",
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"303001231_11": "「え? 装者って」",
"303001231_12": "「響くんが君たちの力になりたいと言ってきてな。\\n すでに準備ができている」",
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@ -1,11 +1,11 @@
{
"303001241_0": "「おう、今の戦いはどんな感じだった?」",
"303001241_1": "「期待通りの十分な数値が出ています」",
"303001241_2": "「良かったデースッ!」",
"303001241_3": "「うん、なんだか戦いやすかった」",
"303001241_4": "「よっしゃ、この調子でどんどん行くぞッ!」",
"303001241_5": "「ねー、こっちはもう準備OKだよッ」",
"303001241_6": "「あのバカ待たせるのも悪いし、\\n ほら、続きやるぞ続きッ」",
"303001241_7": "「はい」",
"303001241_8": "「どんとこいデースッ!」"
{
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@ -1,11 +1,11 @@
{
"303001242_0": "「皆さん、お疲れ様でした」",
"303001242_1": "「なあ、お前たち……気づいているか?」",
"303001242_2": "「ん? 何のことだよ?」",
"303001242_3": "「……いや、気づいていないならいい」",
"303001242_4": "「気持ちわりー、ハッキリ言ってくれッ!」",
"303001242_5": "「デスデス。中途半端は気になるデス」",
"303001242_6": "「言いたいことがあるなら、ちゃんと言って欲しい」",
"303001242_7": "「フ……気にするな。いずれ分かることだ」",
"303001242_8": "(前に見たときより、格段に連携が上達している。\\n 互いへの理解が深まっている証拠だな……"
{
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@ -1,21 +1,21 @@
{
"303001251_0": "「それじゃ、結果を発表するわよ」",
"303001251_1": "「ああ、どんと来やがれッ!」",
"303001251_2": "「どきどきデス……ッ!」",
"303001251_3": "「うん……」",
"303001251_4": "「――3人とも、全員全問正解だッ!」",
"303001251_5": "「見たかッ!」",
"303001251_6": "「うう、やっと……やっと心がひとつになったデスッ!」",
"303001251_7": "「うん……やったね、切ちゃん」",
"303001251_8": "「やれば出来るものなんだね~」",
"303001251_9": "「そうだね、最初は3人ともバラバラだったのに」",
"303001251_10": "「元々、合ってないわけではなかったのよ。\\n ただ、肩肘張って合わせようとしてたから失敗しただけ」",
"303001251_11": "「相性は悪くないんだし、自然体でいればお互いがお互いを\\n 尊重できるのよ」",
"303001251_12": "「さて、それでは仕上げに入るとするか。\\n ――実戦と行こう」",
"303001251_13": "「そうね。わたしたちと戦いましょう」",
"303001251_14": "「今度は3人、全力で相手になるよッ!」",
"303001251_15": "「お願いするデスッ!」",
"303001251_16": "「わたしたちだって、マリアたちに負けないからッ!」",
"303001251_17": "「ったく、勝手に決めやがって。\\n ……ま、実戦形式で試せるのなら御の字か」",
"303001251_18": "「それじゃ、みんなで本部に行きましょうッ!」"
{
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@ -1,20 +1,20 @@
{
"303001252_0": "「やったデースッ! マリアたちに勝ったデスよッ!」",
"303001252_1": "「完全にやられたな。まさかここまでの\\n 連携を見せられるとは思っていなかった」",
"303001252_2": "「どうだッ! これがあたしたちの実力だッ!」",
"303001252_3": "「すごかったーッ! さっすがクリスちゃんッ!」",
"303001252_4": "「調も頑張ったわね」",
"303001252_5": "「うん、ありがとうマリア」",
"303001252_6": "「首尾は上々、といったところか」",
"303001252_7": "「おうッ! もう連携が出来てねぇなんて言わせねーッ!\\n あたしとこいつらのコンビネーションは完璧だからなッ」",
"303001252_8": "「デスデスッ! 先輩後輩の絆は無敵デスッ!」",
"303001252_9": "「わたしたち3人なら、大丈夫」",
"303001252_10": "「特訓の成果が出て良かったねッ!」",
"303001252_11": "「この短期間でよくここまで成長したわね、みんな」",
"303001252_12": "「そうだな。3人とも見事だった」",
"303001252_13": "「ああ、ありがとな」",
"303001252_14": "「お前ら、準備はいいな?\\n 向こうでアイツに目にもの見せてやるッ」",
"303001252_15": "「準備万端デスッ!」",
"303001252_16": "「うんッ!」",
"303001252_17": "「今度こそ向こうの決着をつけに行くぞッ!」"
{
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@ -1,18 +1,18 @@
{
"303001311_0": "ラストスパート",
"303001311_1": "「お帰りなさい、皆さんッ!\\n ……おや」",
"303001311_2": "「ん? 何だ?」",
"303001311_3": "「以前にも増して自信に溢れている。 ……ハッ!\\n これはまさか、向こうの世界で秘密の特訓をッ」",
"303001311_4": "「秘密ってほどではないデスけど、その通りデースッ!」",
"303001311_5": "「今度は絶対に負けないッ!」",
"303001311_6": "「おおおッ! それは心強い……ッ!」",
"303001311_7": "「それで、こっちの状況はどうなんだ?\\n 例のヤツは出てきたりしてんのか」",
"303001311_8": "「はい。何度か出現しています。\\n しかし、心配は無用ですッ」",
"303001311_9": "「皆さんからレクチャーされたこともあって、\\n 自衛隊や米軍の迎撃で被害は最小限に留めていますからッ」",
"303001311_10": "「良かった。わたしたちがいない間に何かあったらどうしようって\\n ずっと気になっていたから」",
"303001311_11": "「でも、アタシたちが戻ってきたからにはもう大丈夫デースッ!」",
"303001311_12": "「……ッ、早速ですが、ノイズが現れたようです。\\n 来て頂いて早々、休む間もありませんが……」",
"303001311_13": "「わかってるって。出てきちまったもんはしょうがねーッ!\\n イズはあたしたちに任せとけッ」",
"303001311_14": "「戻ってきた……戻ってきた、フフ……」",
"303001311_15": "「今度こそ、今度こそ僕の理想、僕の目的を――ッ!」"
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@ -1,20 +1,20 @@
{
"303001321_0": "「あ、自衛隊さんたち……」",
"303001321_1": "「あたしらのいない間も、ああしてノイズの被害を抑えて\\n くれてたんだよな……」",
"303001321_2": "「よっしゃッ! あたしたちも行くぞッ!」",
"303001321_3": "「待ってくれ、ここは我々の部隊が受け持つ」",
"303001321_4": "「なッ!? お前まだそんなこと――」",
"303001321_5": "「話は最後まで聞け。今しがた社の方に大量のノイズが\\n 進行しているとの連絡が入った」",
"303001321_6": "「残念だが、我々の力では対処は難しい……。\\n そちらを、君たちに頼みたい」",
"303001321_7": "「なるほど、そういうことなら、あたしらに任せろッ!」",
"303001321_8": "「やったるデスッ!」",
"303001321_9": "「こっちは大丈夫ですか?」",
"303001321_10": "「民間人の避難は完了している。\\n 合同訓練で得た知見もあるしな」",
"303001321_11": "「つーことらしいから、こっちは自衛隊に任せて、\\n あたしらにしかできないことをやりに行くぞ」",
"303001321_12": "「うん」",
"303001321_13": "「なんだかアタシたち、とても頼りにされてるみたいデス」",
"303001321_14": "「うん、歓迎されてるみたい」",
"303001321_15": "「もしかしてこれが、\\n 先輩の言ってた防人の心得ってやつなのか」",
"303001321_16": "「そ、そうなんデスかね……?」",
"303001321_17": "「よっしゃッ!\\n それじゃあ、その期待に応えてやろうじゃねーかッ」"
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@ -1,19 +1,19 @@
{
"303001331_0": "「フフ、さすがですよ、皆さん……」",
"303001331_1": "(ライブが流れた時はどうしたものかと思いましたが、\\n 結果としては悪くありませんでしたね",
"303001331_2": "「僕の目から見ても完璧です……まるで3人がひとつのユニットの\\n ように連動している……これですよ、これッ」",
"303001331_3": "「足りなかったものが、ここについに揃ったッ!」",
"303001331_4": "「僕の目的、僕の理想……計画を進めるための障害は\\n もはやあとひとつッ」",
"303001331_5": "「ノイズなど物の数ではないッ!\\n そんなものはもはや障害にすらなりえないッ」",
"303001331_6": "「期待していますよ……心からッ!」",
"303001331_7": "「フフ<speed=1>、</speed>フフフフフ<speed=1>、</speed>ハハハハハッ<speed=0.5>、</speed><speed=0>ハーッハッハッハッ!</speed>」",
"303001331_8": "「……デスッ!?」",
"303001331_9": "「どうしたの、切ちゃん?」",
"303001331_10": "「な、なんだかものすごい悪寒がしたデス……」",
"303001331_11": "「大丈夫? 風邪かな?」",
"303001331_12": "「風邪なんかより、もっと恐ろしい何かを感じたデスよ……」",
"303001331_13": "「おい、お前ら。……お客さんのお出ましだ」",
"303001331_14": "「武者ノイズ……」",
"303001331_15": "「わざわざ向こうから来てくれるとは、ありがてぇ」",
"303001331_16": "「倒してムラマサの欠片をいただくデスッ!」"
{
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@ -1,47 +1,47 @@
{
"303001332_0": "「……かなり集まったな」",
"303001332_1": "「……全体の形がほぼ出来てるデス」",
"303001332_2": "「抜けている部分を考えると、あとは――」",
"303001332_3": "「ああ、カルマ化した奴を倒せば、揃いそうだな。\\n この前は負けたが――」",
"303001332_4": "「でも、今のわたしたちなら……ッ!」",
"303001332_5": "「勝ってみせるデスッ!」",
"303001332_6": "「皆さん、お疲れ様でした。\\n おかげでここまで刀身も復元しました」",
"303001332_7": "「それに今日の戦いは過去最高にすごかったッ! まるでひとつの\\n 生き物のように、三位一体に見えましたよッ」",
"303001332_8": "「連携うまくできたデースッ!」",
"303001332_9": "「うん、訓練の成果がちゃんと出せた」",
"303001332_10": "「そうだな。さて、後はあの忌々しい奴だけだ。\\n 次に出てきたときが決戦、気合入れて倒すぞッ」",
"303001332_11": "「……くッ、これは良くない。いやマズいッ! マズすぎるッ!」",
"303001332_12": "「計画完遂はもう目の前なのにここで『ハイ終了』なんてことに\\n なったら、これまでの僕の努力……いや、夢がッ」",
"303001332_13": "「あのカルマ化した武者ノイズを倒せば終わってしまう。\\n 終わっては僕の目的は達成できない……」",
"303001332_14": "「しかし、僕の目的のためにはアレと彼女たちの戦いは\\n 必要なピースでもあります……」",
"303001332_15": "「……仕方ない、ならばこの手しかありませんね……」",
"303001332_16": "「たっだいまデースッ!」",
"303001332_17": "「こっちの世界は居候だってのに、この部屋に戻ると、\\n 帰ってきたって気分になるな」",
"303001332_18": "「あ、それじゃ……」",
"303001332_19": "「おい、部屋の中で走るなって――」",
"303001332_20": "「お帰りなさい、クリス先輩。切ちゃん」",
"303001332_21": "「あッ! それじゃアタシもデスッ!\\n クリス先輩、調、お帰りなさいデスッ」",
"303001332_22": "「お……おう。その、た、ただいま……」",
"303001332_23": "「それだけ……?」",
"303001332_24": "「クリス先輩にも言って欲しいデスッ!」",
"303001332_25": "「……おかえり、2人とも」",
"303001332_26": "「たっだいまデースッ!」",
"303001332_27": "「ただいま」",
"303001332_28": "「明日も早いんだから、夜更かしすんなよ」",
"303001332_29": "「はいデスッ! おやすみなさいデスッ!」",
"303001332_30": "「おやすみなさい、2人とも」",
"303001332_31": "「さて、あたしも寝るか。ふわあぁ……」",
"303001332_32": "「……完了まで、後1体……<speed=0.5>ん</speed>……く<speed=0.5>ぅ</speed>…………」",
"303001332_33": "「……んく<speed=0.5>。</speed>……ん、ん<speed=0.5></speed> なんか、熱い……んん?」",
"303001332_34": "「うおあッ!? お前らなに人のベッドに入ってんだッ!」",
"303001332_35": "「……うるさいデスよ。\\n 寝るときは静かにして欲しいデス」",
"303001332_36": "「あ、ああ、わりぃー……」",
"303001332_37": "「――って、ちげーだろッ!」",
"303001332_38": "「細かいことは気にしない、気にしない」",
"303001332_39": "「な<speed=0.5>・</speed>ん<speed=0.5>・</speed>で<speed=0.5>・</speed>あたしのベッドに入ってんだッ!」",
"303001332_40": "「きっと1人だと心細いんじゃないかと思ってデスね。\\n 可愛い後輩の気遣いデスよ」",
"303001332_41": "「わたしは、先輩が寒そうにしてるんじゃないか心配で……」",
"303001332_42": "「あたしは子供かッ!?\\n ったく……好きにしろッ」",
"303001332_43": "「………………」",
"303001332_44": "「幸せそうな寝顔しやがって。\\n ……こいつらのためにも、絶対に勝たなきゃな」"
{
"303001332_0": "「……かなり集まったな」",
"303001332_1": "「……全体の形がほぼ出来てるデス」",
"303001332_2": "「抜けている部分を考えると、あとは――」",
"303001332_3": "「ああ、カルマ化した奴を倒せば、揃いそうだな。\\n この前は負けたが――」",
"303001332_4": "「でも、今のわたしたちなら……ッ!」",
"303001332_5": "「勝ってみせるデスッ!」",
"303001332_6": "「皆さん、お疲れ様でした。\\n おかげでここまで刀身も復元しました」",
"303001332_7": "「それに今日の戦いは過去最高にすごかったッ! まるでひとつの\\n 生き物のように、三位一体に見えましたよッ」",
"303001332_8": "「連携うまくできたデースッ!」",
"303001332_9": "「うん、訓練の成果がちゃんと出せた」",
"303001332_10": "「そうだな。さて、後はあの忌々しい奴だけだ。\\n 次に出てきたときが決戦、気合入れて倒すぞッ」",
"303001332_11": "「……くッ、これは良くない。いやマズいッ! マズすぎるッ!」",
"303001332_12": "「計画完遂はもう目の前なのにここで『ハイ終了』なんてことに\\n なったら、これまでの僕の努力……いや、夢がッ」",
"303001332_13": "「あのカルマ化した武者ノイズを倒せば終わってしまう。\\n 終わっては僕の目的は達成できない……」",
"303001332_14": "「しかし、僕の目的のためにはアレと彼女たちの戦いは\\n 必要なピースでもあります……」",
"303001332_15": "「……仕方ない、ならばこの手しかありませんね……」",
"303001332_16": "「たっだいまデースッ!」",
"303001332_17": "「こっちの世界は居候だってのに、この部屋に戻ると、\\n 帰ってきたって気分になるな」",
"303001332_18": "「あ、それじゃ……」",
"303001332_19": "「おい、部屋の中で走るなって――」",
"303001332_20": "「お帰りなさい、クリス先輩。切ちゃん」",
"303001332_21": "「あッ! それじゃアタシもデスッ!\\n クリス先輩、調、お帰りなさいデスッ」",
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"303001332_23": "「それだけ……?」",
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"303001332_25": "「……おかえり、2人とも」",
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"303001332_28": "「明日も早いんだから、夜更かしすんなよ」",
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"303001341_0": "「……ん、んん…………ん? んんッ!?」",
"303001341_1": "(なんだこれ……動けねー……ッ!<speed=0.5></speed>\\n ま<speed=0.5>、</speed>まままさか、こいつは金縛りってヤツかッ!?)",
"303001341_2": "「うぅん、これ、美味しい…<speed=0.5>…</speed>むにゃ……」",
"303001341_3": "「大漁デス…<speed=0.5>…</speed>絶対に逃がさないデス……ッ!」",
"303001341_4": "「って、お前らかよ。両腕ガッチリ抱きしめて……これか。\\n それに、ああ、だらしない寝顔しやがって……」",
"303001341_5": "<size=40>「……いい加減、起きろーッ! 朝だぞッ!」</size>",
"303001341_6": "「うう、まだ耳がキンキンしてるデス……」",
"303001341_7": "「耳元であんな大声出さなくても……」",
"303001341_8": "「あたしのベッドに入ったお前らが悪いッ!\\n 洗濯はやっておくから、洗い物すませとけよッ」",
"303001341_9": "「……なんだよ、朝っぱらから。\\n まさか出たのかッ」",
"303001341_10": "「いえ、それよりももっと大きな問題です。\\n ……実は、ムラマサが盗難にあってしまったのですッ」",
"303001341_11": "「盗まれた……って、誰にデスかッ!?\\n そんな……すぐに探すデスよッ」",
"303001341_12": "「――くッ、こんな時にノイズまでッ!」",
"303001341_13": "「捜索に関しましてはこちらでも動いていますので、\\n まずはイズの対処をお願いしますッ」",
"303001341_14": "「ちっきしょうッ!\\n 誰だか知らねーが、あと一歩で終わりってところなのにッ」",
"303001341_15": "「ドクターが探しているって言っていたし、\\n わたしたちはわたしたちがやれることをしようッ」",
"303001341_16": "「もしかしたらあのノイズかもしれないデスッ!\\n 急いで向かうデスよッ」"
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{
"303001351_0": "「ノイズの数が減ってきた……あと少し」",
"303001351_1": "「よし、このまま一気に片付けて――ッ!?」",
"303001351_2": "「出やがったなッ!」",
"303001351_3": "「……当たりデスね」",
"303001351_4": "「……ちッ、本当ならコイツを倒して終わりのはずだったのに」",
"303001351_5": "「でも、ノイズが盗むわけじゃないし、どちらにしても\\n 武者イズとの戦いはこれで最後のはず」",
"303001351_6": "「最後に相応しい、厄介な相手デスけどね」",
"303001351_7": "「前はコイツにあたしらは負けた……」",
"303001351_8": "「だが、前のあたしらじゃねーッ!\\n ここですっぱり借りを返してやらーッ」",
"303001351_9": "「わたしたちも特訓してきたから、もう負けないッ!」",
"303001351_10": "「よし、行くぞッ! 2人ともッ!」"
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@ -1,15 +1,15 @@
{
"303001352_0": "「はあ、はあ……や、やった……ッ!」",
"303001352_1": "「見るデスッ!\\n ムラマサの破片……すっごく大きいデースッ」",
"303001352_2": "「ああ。やっぱり最後の1個だったみたいだな……」",
"303001352_3": "「ムラマサはまだ見つかっていないデスが、\\n とりあえず破片だけでも拾っておくデスッ」",
"303001352_4": "「そうだね」",
"303001352_5": "「さて、それじゃ回収だな――って、え、あれ?」",
"303001352_6": "「破片が飛んでっちゃうッ!\\n な、なんで逃げるのッ」",
"303001352_7": "「実は生きてたデスかッ!?」",
"303001352_8": "「バカ、そんなハズあるかッ! 追うぞッ!」",
"303001352_9": "「はいデ……デ、デェーーーースッ!?」",
"303001352_10": "「うおッ!? なんだ、急に大声出しやがってッ!」",
"303001352_11": "「せ<speed=0.5>、</speed>先輩……あ<speed=0.5>、</speed>あれ……あれ見て……」",
"303001352_12": "「アレ……<speed=0.5></speed> ……な<speed=0.5>、</speed>なんだありゃ。\\n いったい、どうなってんだよ――ッ」"
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@ -1,74 +1,74 @@
{
"303001411_0": "和装乱舞",
"303001411_1": "「ど、どうなってるんだよ?」",
"303001411_2": "「もしかしてあのノイズが、\\n ムラマサを盗んだ犯人じゃないデスかッ」",
"303001411_3": "「そうだとすると……あ、さっきの破片は、\\n あの大きなのに引っ張られたのかも」",
"303001411_4": "「――ちッ! その悪い予想は大当たりだッ!\\n 見ろよ、ムラマサの刀身が透けて見えやがるッ」",
"303001411_5": "「くッ! まさか、こんなことになるとは……」",
"303001411_6": "「これでは、せっかくムラマサの破片を盗んでも\\n 意味ないじゃないですかッ」",
"303001411_7": "「破片を盗んだ?」",
"303001411_8": "「し、しまったッ!」",
"303001411_9": "「どういうことデスかッ!?」",
"303001411_10": "「な、なんでもありませんよ?」",
"303001411_11": "「ひぃッ!?」",
"303001411_12": "「この状況でとぼけるとは、なかなかいい度胸じゃねーか?」",
"303001411_13": "「……し、仕方ありませんね。\\n はい、ムラマサを隠したのは僕です」",
"303001411_14": "「どうしてそんなこと……」",
"303001411_15": "「……ムラマサの修復が終われば、皆さんは帰ってしまうッ!\\n それを食いとめるためにはこうするしかなかったッ」",
"303001411_16": "「君たちに元の世界に帰られては、\\n 僕の壮大な計画が水泡に帰してしまうッ」",
"303001411_17": "「……おまえ、やっぱりなんか企んでいやがったのかッ!?」",
"303001411_18": "「まさか……フロンティアの時みたいに世界征服を――ッ!?」",
"303001411_19": "「やっぱりこのトンデモ、ふざけた計画を――ッ!」",
"303001411_20": "「あなた方が何を言っているのかわかりませんが……」",
"303001411_21": "「もう隠すのは難しそうですね」",
"303001411_22": "「そう、僕の計画とは――」",
"303001411_23": "「僕がアイドルプロデューサーとなり、\\n あなた方人を、アイドルとしてデビューさせることですッ」",
"303001411_24": "「………………は?」",
"303001411_25": "「……え? プロデューサー?」",
"303001411_26": "「……アイドル、デスか?」",
"303001411_27": "「そうですッ! スポットライトを浴びて、世界に勇気と希望と\\n 幸せをお届けするそんなアイドルを僕が育てるッ」",
"303001411_28": "「君たちという最高の原石を磨き上げ、唄って踊れて戦える、\\n 前人未到の理想のアイドルユニットとしてデビューを――」",
"303001411_29": "<size=40>「ば、バカかああああああ――ッ!」</size>",
"303001411_30": "<size=40>「――たべらぁッ!?」</size>",
"303001411_31": "「はあ、はあ……お前ッ!\\n そこで頭冷やしてろッ」",
"303001411_32": "「ああ、こっちのドクターは、そういう嗜好なんだ……」",
"303001411_33": "「どっちにしても、残念な人間デスね……」",
"303001411_34": "「とにかくあのデカいのを片づけりゃ終わりだッ!\\n 終わりなんだよなッ、答えろッ」",
"303001411_35": "<size=20>「は、はいぃ……そうでふぅ……」</size>",
"303001411_36": "「だったらやることは変わらねーッ!\\n デカブツをぶっ潰してこの馬鹿げた茶番を終わらせるぞッ」",
"303001411_37": "「向こうは……社の方」",
"303001411_38": "「急ぐデスッ!」",
"303001411_39": "「さ、桜が咲いてるデスよッ!?」",
"303001411_40": "「綺麗……これも、あの大きなノイズの影響なのかな……?」",
"303001411_41": "「なかなか絵になるステージじゃねーかッ!」",
"303001411_42": "「なんて言ってる場合デスかッ!\\n イズが暴れ回ってるデスよッ」",
"303001411_43": "「わかってるッ!\\n デカブツの前にこまいのを片づけるぞッ」",
"303001411_44": "「でも、こいつで最後かと思うと、ちょっぴり寂しいかもデスね」",
"303001411_45": "「なんだよ急に。\\n ラスボス前にしてメランコリーってか」",
"303001411_46": "「し、仕方ないじゃないデスかッ!\\n 思い浮かんじゃったんデスよッ」",
"303001411_47": "「最初にこっちに来た時は公園だっけ。わたしたちの世界と\\n ほとんど一緒で、逆に拍子抜けしたよね」",
"303001411_48": "「おいおい、お前まで……。でもあのノイズには驚かされたな。\\n あと、ウェルの野郎にも。まさかあんな再会するとはよ」",
"303001411_49": "「しかも残念オチデスよ」",
"303001411_50": "「武者ノイズに対抗するために、和装型のギアになって――」",
"303001411_51": "「時代劇マラソンは大変だったデス……」",
"303001411_52": "「自衛隊や米軍とも色々あったけど。\\n ……助けてももらったよな」",
"303001411_53": "「大切な仲間デスッ!」",
"303001411_54": "「ただ、きっとドクターは、わたしたちの戦う姿を見て、\\n あんなトンでもない野望を持っちゃったんだよね……」",
"303001411_55": "「今思えば、ライブとか言い出したのも、\\n そういう目論見だったんだろうなッ」",
"303001411_56": "「そうは言っても、\\n あのライブはやりたかったデス……」",
"303001411_57": "「準備のために3人で買い物したりして、\\n 楽しかったもんね。中止は残念だった」",
"303001411_58": "「……ま、あたしも少しだけ残念だったよ」",
"303001411_59": "「そうだったんデスか?\\n やっぱり素直じゃないデスね」",
"303001411_60": "「し、仕方ねーだろ、あたしはこんなんなんだよ……」",
"303001411_61": "「なんだかんだで、特訓も楽しかった」",
"303001411_62": "「その特訓のおかげで、前よりもっと仲良くなれたデスッ!」",
"303001411_63": "「……ああ、そうだな。つまりは、こっちの世界も\\n まんざらじゃなかったってことだッ」",
"303001411_64": "「楽しかったッ! だから――」",
"303001411_65": "「あたしたちでこの世界を護るデスッ!」",
"303001411_66": "「ああッ! よーく見とけよ、お前らッ!\\n あたしが先輩として最高の戦いを見せてやるッ」",
"303001411_67": "「それじゃ、アタシたちは、\\n 後輩としての力、見せつけてやるデスッ」",
"303001411_68": "「うん、やってやろう、切ちゃんッ!」",
"303001411_69": "(楽しかった……。あたしはこっちに来れてよかった。\\n だから、この世界はあたしたちが絶対に護りきるんだッ",
"303001411_70": "「和装に桜、これ以上に無いくらい最高のステージだろうッ!」",
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{
"303001411_0": "和装乱舞",
"303001411_1": "「ど、どうなってるんだよ?」",
"303001411_2": "「もしかしてあのノイズが、\\n ムラマサを盗んだ犯人じゃないデスかッ」",
"303001411_3": "「そうだとすると……あ、さっきの破片は、\\n あの大きなのに引っ張られたのかも」",
"303001411_4": "「――ちッ! その悪い予想は大当たりだッ!\\n 見ろよ、ムラマサの刀身が透けて見えやがるッ」",
"303001411_5": "「くッ! まさか、こんなことになるとは……」",
"303001411_6": "「これでは、せっかくムラマサの破片を盗んでも\\n 意味ないじゃないですかッ」",
"303001411_7": "「破片を盗んだ?」",
"303001411_8": "「し、しまったッ!」",
"303001411_9": "「どういうことデスかッ!?」",
"303001411_10": "「な、なんでもありませんよ?」",
"303001411_11": "「ひぃッ!?」",
"303001411_12": "「この状況でとぼけるとは、なかなかいい度胸じゃねーか?」",
"303001411_13": "「……し、仕方ありませんね。\\n はい、ムラマサを隠したのは僕です」",
"303001411_14": "「どうしてそんなこと……」",
"303001411_15": "「……ムラマサの修復が終われば、皆さんは帰ってしまうッ!\\n それを食いとめるためにはこうするしかなかったッ」",
"303001411_16": "「君たちに元の世界に帰られては、\\n 僕の壮大な計画が水泡に帰してしまうッ」",
"303001411_17": "「……おまえ、やっぱりなんか企んでいやがったのかッ!?」",
"303001411_18": "「まさか……フロンティアの時みたいに世界征服を――ッ!?」",
"303001411_19": "「やっぱりこのトンデモ、ふざけた計画を――ッ!」",
"303001411_20": "「あなた方が何を言っているのかわかりませんが……」",
"303001411_21": "「もう隠すのは難しそうですね」",
"303001411_22": "「そう、僕の計画とは――」",
"303001411_23": "「僕がアイドルプロデューサーとなり、\\n あなた方人を、アイドルとしてデビューさせることですッ」",
"303001411_24": "「………………は?」",
"303001411_25": "「……え? プロデューサー?」",
"303001411_26": "「……アイドル、デスか?」",
"303001411_27": "「そうですッ! スポットライトを浴びて、世界に勇気と希望と\\n 幸せをお届けするそんなアイドルを僕が育てるッ」",
"303001411_28": "「君たちという最高の原石を磨き上げ、唄って踊れて戦える、\\n 前人未到の理想のアイドルユニットとしてデビューを――」",
"303001411_29": "<size=40>「ば、バカかああああああ――ッ!」</size>",
"303001411_30": "<size=40>「――たべらぁッ!?」</size>",
"303001411_31": "「はあ、はあ……お前ッ!\\n そこで頭冷やしてろッ」",
"303001411_32": "「ああ、こっちのドクターは、そういう嗜好なんだ……」",
"303001411_33": "「どっちにしても、残念な人間デスね……」",
"303001411_34": "「とにかくあのデカいのを片づけりゃ終わりだッ!\\n 終わりなんだよなッ、答えろッ」",
"303001411_35": "<size=20>「は、はいぃ……そうでふぅ……」</size>",
"303001411_36": "「だったらやることは変わらねーッ!\\n デカブツをぶっ潰してこの馬鹿げた茶番を終わらせるぞッ」",
"303001411_37": "「向こうは……社の方」",
"303001411_38": "「急ぐデスッ!」",
"303001411_39": "「さ、桜が咲いてるデスよッ!?」",
"303001411_40": "「綺麗……これも、あの大きなノイズの影響なのかな……?」",
"303001411_41": "「なかなか絵になるステージじゃねーかッ!」",
"303001411_42": "「なんて言ってる場合デスかッ!\\n イズが暴れ回ってるデスよッ」",
"303001411_43": "「わかってるッ!\\n デカブツの前にこまいのを片づけるぞッ」",
"303001411_44": "「でも、こいつで最後かと思うと、ちょっぴり寂しいかもデスね」",
"303001411_45": "「なんだよ急に。\\n ラスボス前にしてメランコリーってか」",
"303001411_46": "「し、仕方ないじゃないデスかッ!\\n 思い浮かんじゃったんデスよッ」",
"303001411_47": "「最初にこっちに来た時は公園だっけ。わたしたちの世界と\\n ほとんど一緒で、逆に拍子抜けしたよね」",
"303001411_48": "「おいおい、お前まで……。でもあのノイズには驚かされたな。\\n あと、ウェルの野郎にも。まさかあんな再会するとはよ」",
"303001411_49": "「しかも残念オチデスよ」",
"303001411_50": "「武者ノイズに対抗するために、和装型のギアになって――」",
"303001411_51": "「時代劇マラソンは大変だったデス……」",
"303001411_52": "「自衛隊や米軍とも色々あったけど。\\n ……助けてももらったよな」",
"303001411_53": "「大切な仲間デスッ!」",
"303001411_54": "「ただ、きっとドクターは、わたしたちの戦う姿を見て、\\n あんなトンでもない野望を持っちゃったんだよね……」",
"303001411_55": "「今思えば、ライブとか言い出したのも、\\n そういう目論見だったんだろうなッ」",
"303001411_56": "「そうは言っても、\\n あのライブはやりたかったデス……」",
"303001411_57": "「準備のために3人で買い物したりして、\\n 楽しかったもんね。中止は残念だった」",
"303001411_58": "「……ま、あたしも少しだけ残念だったよ」",
"303001411_59": "「そうだったんデスか?\\n やっぱり素直じゃないデスね」",
"303001411_60": "「し、仕方ねーだろ、あたしはこんなんなんだよ……」",
"303001411_61": "「なんだかんだで、特訓も楽しかった」",
"303001411_62": "「その特訓のおかげで、前よりもっと仲良くなれたデスッ!」",
"303001411_63": "「……ああ、そうだな。つまりは、こっちの世界も\\n まんざらじゃなかったってことだッ」",
"303001411_64": "「楽しかったッ! だから――」",
"303001411_65": "「あたしたちでこの世界を護るデスッ!」",
"303001411_66": "「ああッ! よーく見とけよ、お前らッ!\\n あたしが先輩として最高の戦いを見せてやるッ」",
"303001411_67": "「それじゃ、アタシたちは、\\n 後輩としての力、見せつけてやるデスッ」",
"303001411_68": "「うん、やってやろう、切ちゃんッ!」",
"303001411_69": "(楽しかった……。あたしはこっちに来れてよかった。\\n だから、この世界はあたしたちが絶対に護りきるんだッ",
"303001411_70": "「和装に桜、これ以上に無いくらい最高のステージだろうッ!」",
"303001411_71": "「さあ、最終決戦の始まりだッ! 派手に舞うぞッ!」"
}

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@ -1,48 +1,48 @@
{
"303001412_0": "(聞こえる……歓声が、みんなの声が……)",
"303001412_1": "(本当に……ありがとな、こっちのみんな……)",
"303001412_2": "「倒した……デスか?」",
"303001412_3": "「うん、わたしたちで倒したんだよ、切ちゃんッ!」",
"303001412_4": "「……ああ、あたしらの勝ちだッ!」",
"303001412_5": "「さて、後はムラマサを戻すだけだな」",
"303001412_6": "「早速、納めるデスッ!」",
"303001412_7": "「うん、急ごう」",
"303001412_8": "「さってと、こいつを戻して……と」",
"303001412_9": "「ど、どうなんデスかね?\\n これで大丈夫デスかね」",
"303001412_10": "「あたしに聞かれてもな……」",
"303001412_11": "「なんとなく、空気が綺麗になった気がする」",
"303001412_12": "「デーーースッ! 2人とも、アレを見るデスッ!」",
"303001412_13": "「桜が消えた……?\\n ムラマサが戻ったから」",
"303001412_14": "「ちょっと残念デス」",
"303001412_15": "「……ともあれ、これで一件落着だな」",
"303001412_16": "「デスね」",
"303001412_17": "「うん」",
"303001412_18": "「……残念です。やはり帰ってしまわれるのですね。\\n 皆さんならこの世界で最高のアイドルになれたはずなのに」",
"303001412_19": "「お前、懲りてないのかよ?」",
"303001412_20": "「当たり前じゃないですかッ! 時代が求めているのは癒しッ!\\n それも本物のカリスマ性を持ち人々を導けるアイドルですッ」",
"303001412_21": "「……この人、絶対に翼さんやマリアに会わせられないね」",
"303001412_22": "「……アタシたちでコレデスからね。\\n きっともっとろくでもないことになるデス」",
"303001412_23": "「しかし、本当にありがとうございました。\\n 皆さんのおかげで、この窮地を脱することが出来た」",
"303001412_24": "「うぅッ、素直にお礼を言うとか、気持ち悪いデス……」",
"303001412_25": "「うん、この人ほんとにドクターかな……?」",
"303001412_26": "「今回の事はいい経験になりました。これからの\\n イズ対策はもっと進む事でしょう」",
"303001412_27": "「っても、装者がいないのは厳しいだろ?」",
"303001412_28": "「でしょうね。しかし、それはこちらの世界の問題。\\n 僕たちが解決すべき事です」",
"303001412_29": "「解決って言っても、実際にノイズが出たらどうするデスか?」",
"303001412_30": "「僕たちは、もっとノイズに慣れるべきなんですよ」",
"303001412_31": "「後世に知識を、経験を、記録を残すために、ノイズを\\n 根絶するのではなく必要悪として対処を学んでいく」",
"303001412_32": "「そうしなければ、いつまで経っても君たちに頼り切りに\\n なってしまいますからね」",
"303001412_33": "「ドクターが立派な事を言ってる……」",
"303001412_34": "「……やっぱりなんか気持ち悪いデスッ!」",
"303001412_35": "<size=40>「なぜッ!?」</size>",
"303001412_36": "「……はぁ。ま、それじゃこっちの事は任せたからな」",
"303001412_37": "「ええ。やり遂げてみせますよ」",
"303001412_38": "「……ん? 後世に知識を、経験を、記録を残す……\\n 自分で言っておいてなんですが、まるで英雄のようですね」",
"303001412_39": "「僕が英雄…<speed=0.5>…</speed>英雄かぁ…<speed=1>…</speed>それは――」",
"303001412_40": "「――ッ!<speed=0.5></speed> お<speed=0.5>、</speed>お前……まさかッ!」",
"303001412_41": "「面倒そうですね……。それよりも、早く最高の\\n アイドルの原石を見つけて、プロデュースしたいですよ……」",
"303001412_42": "「本当にこっちのトンデモは残念仕様なんデスね……」",
"303001412_43": "「でもこれなら平和だと思うよ、切ちゃん……」",
"303001412_44": "「ったく、驚かせるんじゃねーよッ! 反省しろッ!」",
"303001412_45": "「なッ……僕が何かしましたかッ!?」"
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@ -1,32 +1,32 @@
{
"303001511_0": "可愛い後輩、可愛い先輩",
"303001511_1": "「ふー、報告も終わったし、ようやく一息つける。\\n 人とも、おつかれ。よくがんばったな」",
"303001511_2": "「お疲れさまです」",
"303001511_3": "「クリス先輩こそ、お疲れさまデスッ!」",
"303001511_4": "「お疲れ様、雪音。大活躍だったみたいだな」",
"303001511_5": "「クーリースーちゃーんッ! おかえりッ!\\n ねえ、あっちの話聞かせてよッ どうだったッ」",
"303001511_6": "「どうもこうもねぇっての。\\n 最後の最後までトンチキに引っかき回されるしよ」",
"303001511_7": "「アイドルにならないかって言われたデス」",
"303001511_8": "「そうだったね」",
"303001511_9": "「えッ!? アイドルッ!?\\n 一体全体どうしてそんな話になるのッ? 詳しく教えてッ!」",
"303001511_10": "「ああもう、うるせーッ!\\n 疲れてるんだから、静かにしろッ」",
"303001511_11": "「……それより、2人ともッ!\\n いつまでクリスにくっついているのかしら」",
"303001511_12": "「なんというかデスね……。\\n 近くにクリス先輩がいないと物足りないというか……」",
"303001511_13": "「うん、その気持ちわかる」",
"303001511_14": "「お、おお……?」",
"303001511_15": "「あなたッ! 2人を返しなさいッ!」",
"303001511_16": "「まあまあ、落ち着けって。大人げないぞ。\\n 後輩の茶目っ気じゃねーか」",
"303001511_17": "「……もう、3人は本当に仲良くなったわね」",
"303001511_18": "「そりゃ……」",
"303001511_19": "「可愛い後輩だからな」\\n「可愛い先輩だからデース」",
"303001511_20": "「そこまで仲がいいと、なんだか嫉妬してしまうわ……」",
"303001511_21": "「――ってッ! 可愛い先輩ってなんだ可愛いってッ!?\\n そこはカッコイイとか頼りになるってつけるとこだろッ」",
"303001511_22": "「あははははッ!\\n でも確かにクリスちゃんなら分かるかもッ」",
"303001511_23": "「フフ、そうだな。雪音にはピッタリだ」",
"303001511_24": "「お前ら、先輩を怒らせた罰として、\\n 今日の夕食の準備と、風呂掃除、分担してやれよな」",
"303001511_25": "「えー……」",
"303001511_26": "「順番から言うと、今日の夕食の当番は、\\n クリス先輩じゃないデスか」",
"303001511_27": "「だから、先輩を怒らせた罰だって言ってるだろッ!」",
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