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{
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||||
"322000111_0": "冒険の始まり",
|
||||
"322000111_1": "「しかし、随分と薄暗い所だな……」",
|
||||
"322000111_2": "「そうね。何もこんな住み心地の悪そうな場所にアジトを\\n 作らなくてもいいのに」",
|
||||
"322000111_3": "「まったくだ。それゆえ何があるかわからない。\\n 目が慣れるまでは四方に注意しながら進もう」",
|
||||
"322000111_4": "「何を考えてるかわからないから、\\n 何をしてくるかもわからないってことね」",
|
||||
"322000111_5": "「ああ。距離を見通すことができない場所は、敵にとって\\n 絶好の場所。警戒しすぎるということはないだろう」",
|
||||
"322000111_6": "「侵入者に対してどれだけ想定しているかにもよるけれど、\\n 罠には注意したほうがいいかもしれないわ」",
|
||||
"322000111_7": "「そうだな。罠の混乱に乗じて一気に討つ、戦の定石だ」",
|
||||
"322000111_8": "「戦とは違う気がするけど、\\n どちらにしても、注意して進みましょう」",
|
||||
"322000111_9": "「ああ」",
|
||||
"322000111_10": "「やたらめったら暗いデスね」",
|
||||
"322000111_11": "「そうだね」",
|
||||
"322000111_12": "「痛ッ!?」",
|
||||
"322000111_13": "「クリス先輩、そっちは壁デス」",
|
||||
"322000111_14": "「おいおい、これじゃ何も見えないだろ。\\n なんか明るくするアイテムとか無いのか?」",
|
||||
"322000111_15": "「ん~、無くはないデスけど。\\n まだ使うのはもったいないデス」",
|
||||
"322000111_16": "「今は敵がいるわけでもないですからね」",
|
||||
"322000111_17": "「そんなこと言って、\\n ごっそり温存したまま終わるパターンじゃないか」",
|
||||
"322000111_18": "「それならそれでいいと思います。\\n とにかく進みましょう」",
|
||||
"322000111_19": "「そうデスよ。\\n 終わりよければすべてよしデス」",
|
||||
"322000111_20": "「ちッ、しょうがないな……わかったわかった。\\n このまま行くかッ!」",
|
||||
"322000111_21": "「でも突っ走ったらダメデスよ?」",
|
||||
"322000111_22": "「何も無い道がひたすら続くなんて考えられない」",
|
||||
"322000111_23": "「わかってるって。もうすぐなんかありそうだから、\\n お前らこそ警戒しとけよ」",
|
||||
"322000111_24": "「…………」",
|
||||
"322000111_25": "「…………」",
|
||||
"322000111_26": "「……静かだな」",
|
||||
"322000111_27": "「ええ。だけど、間違いなくこの奥にいるはずよ」",
|
||||
"322000111_28": "「わたしたちを待ち構えているということか……。\\n ――むッ、殺気ッ!」",
|
||||
"322000111_29": "「くッ!? 気づかれたかッ!\\n しかし、なぜ?」",
|
||||
"322000111_30": "「それよッ! 足元に赤外線が張ってあるわッ!」",
|
||||
"322000111_31": "「気配まで感じ取りながら対応できないとは……不覚ッ!」",
|
||||
"322000111_32": "「反省するのは後回し、行くわよッ!」"
|
||||
{
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||||
"322000111_0": "冒険の始まり",
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"322000111_1": "「しかし、随分と薄暗い所だな……」",
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"322000111_2": "「そうね。何もこんな住み心地の悪そうな場所にアジトを\\n 作らなくてもいいのに」",
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"322000111_3": "「まったくだ。それゆえ何があるかわからない。\\n 目が慣れるまでは四方に注意しながら進もう」",
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||||
"322000111_4": "「何を考えてるかわからないから、\\n 何をしてくるかもわからないってことね」",
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"322000111_5": "「ああ。距離を見通すことができない場所は、敵にとって\\n 絶好の場所。警戒しすぎるということはないだろう」",
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"322000111_6": "「侵入者に対してどれだけ想定しているかにもよるけれど、\\n 罠には注意したほうがいいかもしれないわ」",
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"322000111_7": "「そうだな。罠の混乱に乗じて一気に討つ、戦の定石だ」",
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"322000111_8": "「戦とは違う気がするけど、\\n どちらにしても、注意して進みましょう」",
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"322000111_9": "「ああ」",
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"322000111_10": "「やたらめったら暗いデスね」",
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"322000111_11": "「そうだね」",
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"322000111_12": "「痛ッ!?」",
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"322000111_13": "「クリス先輩、そっちは壁デス」",
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"322000111_14": "「おいおい、これじゃ何も見えないだろ。\\n なんか明るくするアイテムとか無いのか?」",
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"322000111_15": "「ん~、無くはないデスけど。\\n まだ使うのはもったいないデス」",
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"322000111_16": "「今は敵がいるわけでもないですからね」",
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"322000111_17": "「そんなこと言って、\\n ごっそり温存したまま終わるパターンじゃないか」",
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"322000111_18": "「それならそれでいいと思います。\\n とにかく進みましょう」",
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"322000111_19": "「そうデスよ。\\n 終わりよければすべてよしデス」",
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"322000111_20": "「ちッ、しょうがないな……わかったわかった。\\n このまま行くかッ!」",
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"322000111_21": "「でも突っ走ったらダメデスよ?」",
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"322000111_22": "「何も無い道がひたすら続くなんて考えられない」",
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"322000111_23": "「わかってるって。もうすぐなんかありそうだから、\\n お前らこそ警戒しとけよ」",
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"322000111_24": "「…………」",
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"322000111_25": "「…………」",
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"322000111_26": "「……静かだな」",
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"322000111_27": "「ええ。だけど、間違いなくこの奥にいるはずよ」",
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"322000111_28": "「わたしたちを待ち構えているということか……。\\n ――むッ、殺気ッ!」",
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"322000111_29": "「くッ!? 気づかれたかッ!\\n しかし、なぜ?」",
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"322000111_30": "「それよッ! 足元に赤外線が張ってあるわッ!」",
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"322000111_31": "「気配まで感じ取りながら対応できないとは……不覚ッ!」",
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"322000111_32": "「反省するのは後回し、行くわよッ!」"
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}
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{
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||||
"322000112_0": "「……こちらは行き止まりか」",
|
||||
"322000112_1": "「もう、面倒ね」",
|
||||
"322000112_2": "「岩盤に幾ばくかの隙間があるが……、\\n 見ろ、覗けば道が続いているのが見える」",
|
||||
"322000112_3": "「だけど、すり抜けるには狭すぎるわ」",
|
||||
"322000112_4": "「ギアの力で破壊して通る手もあるけれど、\\n わたしたちのギアには少し不向きかしら」",
|
||||
"322000112_5": "「斬って斬れないこともないが、\\n 派手に壊せば落盤の危険もある」",
|
||||
"322000112_6": "「そうね。……考える前に壊すあの子がいなかったことを\\n 幸いに思いましょうか」",
|
||||
"322000112_7": "「立花か。確かに、あまり考えずに拳で粉砕しそうだな。\\n それが吉と出る場合もあるが……」",
|
||||
"322000112_8": "「今回は慎重に行ったほうがいいだろうな」",
|
||||
"322000112_9": "「手頃な小型爆弾でも用意できればいいのに」",
|
||||
"322000112_10": "「……爆弾とは随分、物騒じゃないか?」",
|
||||
"322000112_11": "「少しこの暗闇にうんざりしていただけよ」"
|
||||
{
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||||
"322000112_0": "「……こちらは行き止まりか」",
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||||
"322000112_1": "「もう、面倒ね」",
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"322000112_2": "「岩盤に幾ばくかの隙間があるが……、\\n 見ろ、覗けば道が続いているのが見える」",
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"322000112_3": "「だけど、すり抜けるには狭すぎるわ」",
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"322000112_4": "「ギアの力で破壊して通る手もあるけれど、\\n わたしたちのギアには少し不向きかしら」",
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"322000112_5": "「斬って斬れないこともないが、\\n 派手に壊せば落盤の危険もある」",
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"322000112_6": "「そうね。……考える前に壊すあの子がいなかったことを\\n 幸いに思いましょうか」",
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"322000112_7": "「立花か。確かに、あまり考えずに拳で粉砕しそうだな。\\n それが吉と出る場合もあるが……」",
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"322000112_8": "「今回は慎重に行ったほうがいいだろうな」",
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"322000112_9": "「手頃な小型爆弾でも用意できればいいのに」",
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"322000112_10": "「……爆弾とは随分、物騒じゃないか?」",
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"322000112_11": "「少しこの暗闇にうんざりしていただけよ」"
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}
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|||
{
|
||||
"322000121_0": "「おい、やっぱ、こっちは行き止まりだぞ」",
|
||||
"322000121_1": "「ちょっと下がるデスよ。\\n そこはこうして……爆破するデスッ!」",
|
||||
"322000121_2": "「この通り、壁なんて爆弾で一発デスッ!」",
|
||||
"322000121_3": "「ちょっと待てッ!? 燃えてるぞッ!\\n あたしのライフが――ッ!」",
|
||||
"322000121_4": "「大丈夫です、落ち着いてください」",
|
||||
"322000121_5": "「炎は氷の魔法を唱えて消すデスよ」",
|
||||
"322000121_6": "「氷ッ!? 火なら水だろッ!?」",
|
||||
"322000121_7": "「水の魔法はありません」",
|
||||
"322000121_8": "「氷……氷……ッ! これかッ!?」",
|
||||
"322000121_9": "「ああッ、それは雷の魔法デスよッ!?」",
|
||||
"322000121_10": "「なッ!?\\n ……ライフが無くなったッ!?」",
|
||||
"322000121_11": "「ちくしょう、またコンティニューかよ……ッ!」",
|
||||
"322000121_12": "「もうコンティニューも使えないデス」",
|
||||
"322000121_13": "「クレジット切れですね」",
|
||||
"322000121_14": "「はあ? ったく、なんなんだよコレは……ッ!」",
|
||||
"322000121_15": "「対応できる属性は決まってるので、\\n ちゃんと覚えて状況に応じて対処することが必要なんです」",
|
||||
"322000121_16": "「クリス先輩のキャラは氷と雷の魔法が使える杖を\\n 持ってるから、うまく装備を変えながら使うんデスよ」",
|
||||
"322000121_17": "「いちいち持ち替えるなんて面倒だろう、\\n 全部同じ杖で使えないのか?」",
|
||||
"322000121_18": "「それがゲームってもんデス」",
|
||||
"322000121_19": "「くそッ、実際ならその場の直感で大抵のことは\\n 対処できるってのに……ッ!」",
|
||||
"322000121_20": "「確かにクリス先輩は戦闘での対応力は高いですけど。\\n これはゲームですから……」",
|
||||
"322000121_21": "「そりゃわかってるけど……」",
|
||||
"322000121_22": "「やっぱりもう1人プレイヤーが欲しいデスね。\\n このゲーム、4人まで参加できるデスよ……」",
|
||||
"322000121_23": "「うん、\\n セレナがいてくれたらもっと楽になると思うけど……」",
|
||||
"322000121_24": "「なんでだ? あいつゲームとかやるタイプか?」",
|
||||
"322000121_25": "「前にこちらの世界へ来たときに一緒にプレイしたんです。\\n 初心者なのに、すごくいい感じのサポートをしてくれて……」",
|
||||
"322000121_26": "「初めてでか。……まぁ、サポートがうまいってのは\\n らしいっちゃらしいが」",
|
||||
"322000121_27": "「でも、流石にゲームのためだけに並行世界から呼ぶわけには\\n いかないデスよね……」",
|
||||
"322000121_28": "「なんだよ、あたしじゃ頼りないってのか?」",
|
||||
"322000121_29": "「いえ、フルメンバーのほうが有利というだけで……」",
|
||||
"322000121_30": "「ちッ……ほら、もう1回やるぞッ!\\n 気合いがありゃなんとかなるッ!」",
|
||||
"322000121_31": "「そうデス、気合いデース。\\n 次こそやったるデスッ!」",
|
||||
"322000121_32": "「うん、今度はもっと進めるように頑張ろう」"
|
||||
{
|
||||
"322000121_0": "「おい、やっぱ、こっちは行き止まりだぞ」",
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||||
"322000121_1": "「ちょっと下がるデスよ。\\n そこはこうして……爆破するデスッ!」",
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||||
"322000121_2": "「この通り、壁なんて爆弾で一発デスッ!」",
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||||
"322000121_3": "「ちょっと待てッ!? 燃えてるぞッ!\\n あたしのライフが――ッ!」",
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"322000121_4": "「大丈夫です、落ち着いてください」",
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||||
"322000121_5": "「炎は氷の魔法を唱えて消すデスよ」",
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||||
"322000121_6": "「氷ッ!? 火なら水だろッ!?」",
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||||
"322000121_7": "「水の魔法はありません」",
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||||
"322000121_8": "「氷……氷……ッ! これかッ!?」",
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"322000121_9": "「ああッ、それは雷の魔法デスよッ!?」",
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"322000121_10": "「なッ!?\\n ……ライフが無くなったッ!?」",
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"322000121_11": "「ちくしょう、またコンティニューかよ……ッ!」",
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||||
"322000121_12": "「もうコンティニューも使えないデス」",
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||||
"322000121_13": "「クレジット切れですね」",
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||||
"322000121_14": "「はあ? ったく、なんなんだよコレは……ッ!」",
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||||
"322000121_15": "「対応できる属性は決まってるので、\\n ちゃんと覚えて状況に応じて対処することが必要なんです」",
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"322000121_16": "「クリス先輩のキャラは氷と雷の魔法が使える杖を\\n 持ってるから、うまく装備を変えながら使うんデスよ」",
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"322000121_17": "「いちいち持ち替えるなんて面倒だろう、\\n 全部同じ杖で使えないのか?」",
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"322000121_18": "「それがゲームってもんデス」",
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"322000121_19": "「くそッ、実際ならその場の直感で大抵のことは\\n 対処できるってのに……ッ!」",
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"322000121_20": "「確かにクリス先輩は戦闘での対応力は高いですけど。\\n これはゲームですから……」",
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"322000121_21": "「そりゃわかってるけど……」",
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"322000121_22": "「やっぱりもう1人プレイヤーが欲しいデスね。\\n このゲーム、4人まで参加できるデスよ……」",
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"322000121_23": "「うん、\\n セレナがいてくれたらもっと楽になると思うけど……」",
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||||
"322000121_24": "「なんでだ? あいつゲームとかやるタイプか?」",
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"322000121_25": "「前にこちらの世界へ来たときに一緒にプレイしたんです。\\n 初心者なのに、すごくいい感じのサポートをしてくれて……」",
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||||
"322000121_26": "「初めてでか。……まぁ、サポートがうまいってのは\\n らしいっちゃらしいが」",
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||||
"322000121_27": "「でも、流石にゲームのためだけに並行世界から呼ぶわけには\\n いかないデスよね……」",
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||||
"322000121_28": "「なんだよ、あたしじゃ頼りないってのか?」",
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||||
"322000121_29": "「いえ、フルメンバーのほうが有利というだけで……」",
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"322000121_30": "「ちッ……ほら、もう1回やるぞッ!\\n 気合いがありゃなんとかなるッ!」",
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||||
"322000121_31": "「そうデス、気合いデース。\\n 次こそやったるデスッ!」",
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||||
"322000121_32": "「うん、今度はもっと進めるように頑張ろう」"
|
||||
}
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@ -1,54 +1,54 @@
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|||
{
|
||||
"322000122_0": "「とうとう追い詰めたぞッ! 年貢の収め時だッ!」",
|
||||
"322000122_1": "「後ろは洞窟の最奥、あとはわたしたちに挑むか、\\n それとも降伏するかしかないッ!」",
|
||||
"322000122_2": "「くッ――、まさかこんなに早く……ッ!」",
|
||||
"322000122_3": "「観念しなさい。\\n 武装解除し、投降するのが身のためよ」",
|
||||
"322000122_4": "「こうなったら――ッ!」",
|
||||
"322000122_5": "「窮鼠となってもなお挑むかッ!」",
|
||||
"322000122_6": "「また、アルカ・ノイズを出すつもりかしら?」",
|
||||
"322000122_7": "「フフ……我ら錬金術師は周到でね」",
|
||||
"322000122_8": "「なに、そのボタンは――」",
|
||||
"322000122_9": "「く――ッ! 落とし穴かッ!?」",
|
||||
"322000122_10": "「ここに来てこんな大掛かりな――ッ!」",
|
||||
"322000122_11": "「ハハハハ……我らの理想を貴様らごときに\\n 阻まれてなるものか」",
|
||||
"322000122_12": "「――だが、岩壁に剣を突き立てればッ!\\n 掴まれッ、マリアッ!」",
|
||||
"322000122_13": "「ダメよ、岩の強度が……崩れるわッ!」",
|
||||
"322000122_14": "「なに――ッ!」",
|
||||
"322000122_15": "「まさか、こんな――」",
|
||||
"322000122_16": "「く――ッ!」",
|
||||
"322000122_17": "「ハーッハッハッ!\\n 奈落をたっぷりと楽しむがいい。では、さらばだッ!」",
|
||||
"322000122_18": "「くそッ……また落とし穴かよ……ッ!」",
|
||||
"322000122_19": "「ずんずん進みすぎデスよ。\\n もうさっきから6回も落ちてるデス」",
|
||||
"322000122_20": "「くッ!\\n こんなのどうやったらわかるってんだッ!」",
|
||||
"322000122_21": "「地面をよく見てください。\\n 開く所は地面の色が違いますから」",
|
||||
"322000122_22": "「はあッ!? それを先に言えッ!」",
|
||||
"322000122_23": "「このフロアに来てすぐの所に、ヒントのプレートが\\n あったじゃないデスか……」",
|
||||
"322000122_24": "「一緒に読みました」",
|
||||
"322000122_25": "「……あれがそうだったのか?」",
|
||||
"322000122_26": "「っていうか、罠に掛ける気があるのに、\\n なんでヒントなんか置いてあるんだ?」",
|
||||
"322000122_27": "「それがゲームってもんデス」",
|
||||
"322000122_28": "「あ、天井から酸の雫が」",
|
||||
"322000122_29": "「ああッ!?」",
|
||||
"322000122_30": "「ああもうッ! こんなのやってられるかッ!」",
|
||||
"322000122_31": "「コントローラーは投げたらダメです……」",
|
||||
"322000122_32": "「それじゃ、次は何をやるデスか?」",
|
||||
"322000122_33": "「休憩だ休憩ッ!\\n ったく、なんで今日はこんなゲームばっかなんだよ?」",
|
||||
"322000122_34": "「たぶん、この前インドア・ショーンシリーズを\\n 一気見したからかも」",
|
||||
"322000122_35": "「なんだそりゃ、また映画か」",
|
||||
"322000122_36": "「ショーン教授はすごいデスよッ! 大学教授なのに、どんな罠も\\n 障害も乗り越えて、必ずお宝まで辿り着くデスッ!」",
|
||||
"322000122_37": "「インドアなのかアウトドアなのかどっちなんだよ、\\n そいつは……」",
|
||||
"322000122_38": "「あ、今度第4作目の映画が公開されるんデスよッ!\\n クリス先輩も是非一緒に行くデースッ!」",
|
||||
"322000122_39": "「わかった、わかった」",
|
||||
"322000122_40": "「しっかし、ゲームの世界ってなんでこんな不便で面倒なんだ?」",
|
||||
"322000122_41": "「クリス先輩は、この『シャドウテリトリー』みたいな\\n 探索ゲームは苦手ですか?」",
|
||||
"322000122_42": "「元々ゲーム自体そんなにやらないけど、苦手以前に\\n どうも属性がどうとか色々納得いかないんだよな……」",
|
||||
"322000122_43": "「大体、燃えてるとこに製氷機の氷を投げつけて消えるか?」",
|
||||
"322000122_44": "「マニュアルには、相反する精霊同士がどうとか」",
|
||||
"322000122_45": "「いちいち持ち替えなきゃ武器が使えないとかも……」",
|
||||
"322000122_46": "「杖なんだろ? \\n 2本まとめてガムテープかなんかで巻いちゃダメなのか?」",
|
||||
"322000122_47": "「この世界にガムテープは無いデスよ」",
|
||||
"322000122_48": "「布ならあるだろ? そのくせ薬は99個も持ち歩けるって、\\n 錠剤とかなのか!?」",
|
||||
"322000122_49": "「その不便で面倒なのを楽しむのもゲームの醍醐味デスよ」",
|
||||
"322000122_50": "「あんまり難しく考えないほうがいいと思います。\\n リアルにしても面白くなるとは限らないですし」",
|
||||
"322000122_51": "「そういうもんか……」"
|
||||
{
|
||||
"322000122_0": "「とうとう追い詰めたぞッ! 年貢の収め時だッ!」",
|
||||
"322000122_1": "「後ろは洞窟の最奥、あとはわたしたちに挑むか、\\n それとも降伏するかしかないッ!」",
|
||||
"322000122_2": "「くッ――、まさかこんなに早く……ッ!」",
|
||||
"322000122_3": "「観念しなさい。\\n 武装解除し、投降するのが身のためよ」",
|
||||
"322000122_4": "「こうなったら――ッ!」",
|
||||
"322000122_5": "「窮鼠となってもなお挑むかッ!」",
|
||||
"322000122_6": "「また、アルカ・ノイズを出すつもりかしら?」",
|
||||
"322000122_7": "「フフ……我ら錬金術師は周到でね」",
|
||||
"322000122_8": "「なに、そのボタンは――」",
|
||||
"322000122_9": "「く――ッ! 落とし穴かッ!?」",
|
||||
"322000122_10": "「ここに来てこんな大掛かりな――ッ!」",
|
||||
"322000122_11": "「ハハハハ……我らの理想を貴様らごときに\\n 阻まれてなるものか」",
|
||||
"322000122_12": "「――だが、岩壁に剣を突き立てればッ!\\n 掴まれッ、マリアッ!」",
|
||||
"322000122_13": "「ダメよ、岩の強度が……崩れるわッ!」",
|
||||
"322000122_14": "「なに――ッ!」",
|
||||
"322000122_15": "「まさか、こんな――」",
|
||||
"322000122_16": "「く――ッ!」",
|
||||
"322000122_17": "「ハーッハッハッ!\\n 奈落をたっぷりと楽しむがいい。では、さらばだッ!」",
|
||||
"322000122_18": "「くそッ……また落とし穴かよ……ッ!」",
|
||||
"322000122_19": "「ずんずん進みすぎデスよ。\\n もうさっきから6回も落ちてるデス」",
|
||||
"322000122_20": "「くッ!\\n こんなのどうやったらわかるってんだッ!」",
|
||||
"322000122_21": "「地面をよく見てください。\\n 開く所は地面の色が違いますから」",
|
||||
"322000122_22": "「はあッ!? それを先に言えッ!」",
|
||||
"322000122_23": "「このフロアに来てすぐの所に、ヒントのプレートが\\n あったじゃないデスか……」",
|
||||
"322000122_24": "「一緒に読みました」",
|
||||
"322000122_25": "「……あれがそうだったのか?」",
|
||||
"322000122_26": "「っていうか、罠に掛ける気があるのに、\\n なんでヒントなんか置いてあるんだ?」",
|
||||
"322000122_27": "「それがゲームってもんデス」",
|
||||
"322000122_28": "「あ、天井から酸の雫が」",
|
||||
"322000122_29": "「ああッ!?」",
|
||||
"322000122_30": "「ああもうッ! こんなのやってられるかッ!」",
|
||||
"322000122_31": "「コントローラーは投げたらダメです……」",
|
||||
"322000122_32": "「それじゃ、次は何をやるデスか?」",
|
||||
"322000122_33": "「休憩だ休憩ッ!\\n ったく、なんで今日はこんなゲームばっかなんだよ?」",
|
||||
"322000122_34": "「たぶん、この前インドア・ショーンシリーズを\\n 一気見したからかも」",
|
||||
"322000122_35": "「なんだそりゃ、また映画か」",
|
||||
"322000122_36": "「ショーン教授はすごいデスよッ! 大学教授なのに、どんな罠も\\n 障害も乗り越えて、必ずお宝まで辿り着くデスッ!」",
|
||||
"322000122_37": "「インドアなのかアウトドアなのかどっちなんだよ、\\n そいつは……」",
|
||||
"322000122_38": "「あ、今度第4作目の映画が公開されるんデスよッ!\\n クリス先輩も是非一緒に行くデースッ!」",
|
||||
"322000122_39": "「わかった、わかった」",
|
||||
"322000122_40": "「しっかし、ゲームの世界ってなんでこんな不便で面倒なんだ?」",
|
||||
"322000122_41": "「クリス先輩は、この『シャドウテリトリー』みたいな\\n 探索ゲームは苦手ですか?」",
|
||||
"322000122_42": "「元々ゲーム自体そんなにやらないけど、苦手以前に\\n どうも属性がどうとか色々納得いかないんだよな……」",
|
||||
"322000122_43": "「大体、燃えてるとこに製氷機の氷を投げつけて消えるか?」",
|
||||
"322000122_44": "「マニュアルには、相反する精霊同士がどうとか」",
|
||||
"322000122_45": "「いちいち持ち替えなきゃ武器が使えないとかも……」",
|
||||
"322000122_46": "「杖なんだろ? \\n 2本まとめてガムテープかなんかで巻いちゃダメなのか?」",
|
||||
"322000122_47": "「この世界にガムテープは無いデスよ」",
|
||||
"322000122_48": "「布ならあるだろ? そのくせ薬は99個も持ち歩けるって、\\n 錠剤とかなのか!?」",
|
||||
"322000122_49": "「その不便で面倒なのを楽しむのもゲームの醍醐味デスよ」",
|
||||
"322000122_50": "「あんまり難しく考えないほうがいいと思います。\\n リアルにしても面白くなるとは限らないですし」",
|
||||
"322000122_51": "「そういうもんか……」"
|
||||
}
|
|
@ -1,32 +1,32 @@
|
|||
{
|
||||
"322000131_0": "「本国のF.I.S.本部からの依頼ですか」",
|
||||
"322000131_1": "「向こうから直々にとは。\\n また厄介な面倒ごとでなければよいのですが」",
|
||||
"322000131_2": "「……これは……」",
|
||||
"322000131_3": "(……困ったことになりましたね。本部は装者を\\n 利便性の高い道具程度にしか考えていない……)",
|
||||
"322000131_4": "(なんとか作戦の中止、\\n せめて延期がなされるよう手を回さなくては……)",
|
||||
"322000131_5": "「マム、ため息なんてついてどうしたんですか?」",
|
||||
"322000131_6": "「……セレナ」",
|
||||
"322000131_7": "「本部からの依頼です。\\n いえ……依頼という体ですが、実態は命令ですね」",
|
||||
"322000131_8": "「わたしに、ですか?\\n 内容を教えてください」",
|
||||
"322000131_9": "「いえ、この問題は私がどうにか――」",
|
||||
"322000131_10": "「そんなに難しい任務なんですか……?」",
|
||||
"322000131_11": "「結論から言えば、これは危険な任務と言えるでしょう。\\n まずは詳細を説明します」",
|
||||
"322000131_12": "「はい」",
|
||||
"322000131_13": "「数ヶ月前に発見された遺跡の探索が本任務です」",
|
||||
"322000131_14": "「現在先遣隊が調査を開始しており、\\n 多種多様な罠が確認されています」",
|
||||
"322000131_15": "「さらにそれだけでなく、\\n アルカ・ノイズの目撃報告に加え――」",
|
||||
"322000131_16": "「遺跡を護るガーディアンのような存在も報告されています」",
|
||||
"322000131_17": "「アルカ・ノイズに、ガーディアン……」",
|
||||
"322000131_18": "「F.I.S.本部の先遣隊では、これ以上調査を進められず、\\n こちらに命令を寄越したのです」",
|
||||
"322000131_19": "「政治的な理由もあり大規模な部隊は動かせません。\\n そのため、遺跡調査に装者の派遣要請が来たのです」",
|
||||
"322000131_20": "「遺跡探索……ッ!」",
|
||||
"322000131_21": "「F.I.S.は装者の希少性、重要性をわかっているのか……。\\n 何より装者も同じ人間であることが意識になさ過ぎます」",
|
||||
"322000131_22": "「たくさんの罠……」",
|
||||
"322000131_23": "「あなたに危険が及んでは元も子もありません。簡単に\\n 断るのは難しいですが、どうにか交渉材料を用意して――」",
|
||||
"322000131_24": "(……この前テレビで見た映画や、\\n 暁さんたちと一緒に遊んだゲームみたいッ!)",
|
||||
"322000131_25": "(これはもしかして、素敵な冒険の始まりなんじゃ……)",
|
||||
"322000131_26": "「ともかく、こちらでなんとか対処を――」",
|
||||
"322000131_27": "「マム、わたしやりますッ!」",
|
||||
"322000131_28": "「なッ!?」",
|
||||
"322000131_29": "「セレナ、どこに行くのですかッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000131_0": "「本国のF.I.S.本部からの依頼ですか」",
|
||||
"322000131_1": "「向こうから直々にとは。\\n また厄介な面倒ごとでなければよいのですが」",
|
||||
"322000131_2": "「……これは……」",
|
||||
"322000131_3": "(……困ったことになりましたね。本部は装者を\\n 利便性の高い道具程度にしか考えていない……)",
|
||||
"322000131_4": "(なんとか作戦の中止、\\n せめて延期がなされるよう手を回さなくては……)",
|
||||
"322000131_5": "「マム、ため息なんてついてどうしたんですか?」",
|
||||
"322000131_6": "「……セレナ」",
|
||||
"322000131_7": "「本部からの依頼です。\\n いえ……依頼という体ですが、実態は命令ですね」",
|
||||
"322000131_8": "「わたしに、ですか?\\n 内容を教えてください」",
|
||||
"322000131_9": "「いえ、この問題は私がどうにか――」",
|
||||
"322000131_10": "「そんなに難しい任務なんですか……?」",
|
||||
"322000131_11": "「結論から言えば、これは危険な任務と言えるでしょう。\\n まずは詳細を説明します」",
|
||||
"322000131_12": "「はい」",
|
||||
"322000131_13": "「数ヶ月前に発見された遺跡の探索が本任務です」",
|
||||
"322000131_14": "「現在先遣隊が調査を開始しており、\\n 多種多様な罠が確認されています」",
|
||||
"322000131_15": "「さらにそれだけでなく、\\n アルカ・ノイズの目撃報告に加え――」",
|
||||
"322000131_16": "「遺跡を護るガーディアンのような存在も報告されています」",
|
||||
"322000131_17": "「アルカ・ノイズに、ガーディアン……」",
|
||||
"322000131_18": "「F.I.S.本部の先遣隊では、これ以上調査を進められず、\\n こちらに命令を寄越したのです」",
|
||||
"322000131_19": "「政治的な理由もあり大規模な部隊は動かせません。\\n そのため、遺跡調査に装者の派遣要請が来たのです」",
|
||||
"322000131_20": "「遺跡探索……ッ!」",
|
||||
"322000131_21": "「F.I.S.は装者の希少性、重要性をわかっているのか……。\\n 何より装者も同じ人間であることが意識になさ過ぎます」",
|
||||
"322000131_22": "「たくさんの罠……」",
|
||||
"322000131_23": "「あなたに危険が及んでは元も子もありません。簡単に\\n 断るのは難しいですが、どうにか交渉材料を用意して――」",
|
||||
"322000131_24": "(……この前テレビで見た映画や、\\n 暁さんたちと一緒に遊んだゲームみたいッ!)",
|
||||
"322000131_25": "(これはもしかして、素敵な冒険の始まりなんじゃ……)",
|
||||
"322000131_26": "「ともかく、こちらでなんとか対処を――」",
|
||||
"322000131_27": "「マム、わたしやりますッ!」",
|
||||
"322000131_28": "「なッ!?」",
|
||||
"322000131_29": "「セレナ、どこに行くのですかッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,53 +1,53 @@
|
|||
{
|
||||
"322000211_0": "いざ、古代遺跡へ",
|
||||
"322000211_1": "「只今帰投しました」",
|
||||
"322000211_2": "「2人とも、おかえりなさいッ!」",
|
||||
"322000211_3": "「海外遠征ご苦労さまです」",
|
||||
"322000211_4": "「ご苦労だった。報告には既に目を通している」",
|
||||
"322000211_5": "「ええ……王手を掛けながらも、取り逃がしてしまったわ」",
|
||||
"322000211_6": "「あと一歩の所まで追い詰めながら、敵錬金術師による罠に\\n 掛かってしまい……不覚極まりない失態です」",
|
||||
"322000211_7": "「そう気に病むな。今回は敵が一枚上手だったということだろう。\\n アジトは放棄させたのだから痛み分けさ」",
|
||||
"322000211_8": "「多くは既に処分されていたそうですが、活動拠点跡からは\\n 幾つかの証拠品も見つかっています」",
|
||||
"322000211_9": "「だったら敵の逃げた先もわかるかもしれませんね」",
|
||||
"322000211_10": "「弦十郎さんもああ言ってますし、\\n おふたりも気を落とさないでください」",
|
||||
"322000211_11": "「いいえ、次こそは必ず――捕らえてみせるッ!」",
|
||||
"322000211_12": "「ああ。錬金術師などに後れを取ったままでいられるものか」",
|
||||
"322000211_13": "「2人とも盗賊スキルが足りなかったデスね」",
|
||||
"322000211_14": "「と、盗賊ッ!? どういうことだ?」",
|
||||
"322000211_15": "「もう、現実はゲームのようにはいかないのよ」",
|
||||
"322000211_16": "「なんだ、ゲームの話だったか」",
|
||||
"322000211_17": "「コイツらここんとこ、\\n ダンジョン探索もののゲームばっかやってたからな」",
|
||||
"322000211_18": "「はい、クリス先輩と一緒に」",
|
||||
"322000211_19": "「フフ、2人が楽しく過ごせているのは、\\n あなたのおかげね」",
|
||||
"322000211_20": "「ま、まぁ? 先輩としてトーゼンの務めってヤツだな」",
|
||||
"322000211_21": "「クリスちゃんはほんとに\\n 2人と仲がいいよねッ!」",
|
||||
"322000211_22": "「とにかく、今回逃走した錬金術師については\\n 調査部の方でも新たな潜伏場所を探っている」",
|
||||
"322000211_23": "「はい。しかし恐らくは相手も警戒し、当分は地下に潜ると\\n 推測されます。早期の発見は難しいでしょう」",
|
||||
"322000211_24": "「くッ……やはりあの時捕らえていれば――」",
|
||||
"322000211_25": "「我慢のしどころだな。\\n 焦らず機会を待つのも大事だぞ」",
|
||||
"322000211_26": "「……わかりました」",
|
||||
"322000211_27": "「……今はいたずらに動いてもしょうがないわね」",
|
||||
"322000211_28": "「……ふう。もう1本行くか」",
|
||||
"322000211_29": "「ええ、ようやく体が温まってきたところよッ!」",
|
||||
"322000211_30": "「ならば――ッ!」",
|
||||
"322000211_31": "「訓練もいいデスけど、今回の任務のことを教えてほしいデス。\\n どんな罠があったデスか?」",
|
||||
"322000211_32": "「洞窟探検とかすごいよね。\\n あー、わたしも聞きたいッ!」",
|
||||
"322000211_33": "「そうね。情報の共有も大事だわ」",
|
||||
"322000211_34": "「……楽しみ」",
|
||||
"322000211_35": "「――と、警報やアルカ・ノイズの奇襲があって、\\n 最後の最後で落とし穴なんて単純な罠で逃げられたのよ……」",
|
||||
"322000211_36": "「惜しかったんですねッ!\\n でも、岩が脆かったなら仕方ないんじゃ?」",
|
||||
"322000211_37": "「あの時、切歌のギアみたいにアンカーを打ち出せる\\n 装備でもあれば、落ちずに済んだかもしれないわ……」",
|
||||
"322000211_38": "「おお、アタシのイガリマにはそんな使い方もあったデスか」",
|
||||
"322000211_39": "「洞窟探検だし、もっと準備が必要だった……っていう\\n ことですね」",
|
||||
"322000211_40": "「ああ、今回の件ではいついかなる事態にも備えられるよう、\\n 準備こそ肝要だと学ばされたな」",
|
||||
"322000211_41": "「だけどいちいちランタンとかロープとか\\n 用意しようにも持ち運べる量には限りもあんだろ」",
|
||||
"322000211_42": "「ああ、荷物が多ければ動きも鈍る。\\n だが、準備が足りなければ、今回のような結果となる」",
|
||||
"322000211_43": "「バランスってのが大事だよなぁ。ったく、武器ばっか\\n 持ってても仕方ないけど、属性も考えなきゃならないし……」",
|
||||
"322000211_44": "「属性……?\\n まあ、何を携えるかの選択は難しいものだな」",
|
||||
"322000211_45": "「さあ、話はこれくらいにして。訓練を再開しましょう」",
|
||||
"322000211_46": "「鍛錬も準備のうち。\\n 基礎なくしては装備も役には立たないからな」",
|
||||
"322000211_47": "「はいッ!\\n 続きもがんばりましょうッ!」",
|
||||
"322000211_48": "「つまりレベル上げデスね。うんうん」",
|
||||
"322000211_49": "「そうだね、切ちゃん」",
|
||||
"322000211_50": "「とにかく……再開するわよッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000211_0": "いざ、古代遺跡へ",
|
||||
"322000211_1": "「只今帰投しました」",
|
||||
"322000211_2": "「2人とも、おかえりなさいッ!」",
|
||||
"322000211_3": "「海外遠征ご苦労さまです」",
|
||||
"322000211_4": "「ご苦労だった。報告には既に目を通している」",
|
||||
"322000211_5": "「ええ……王手を掛けながらも、取り逃がしてしまったわ」",
|
||||
"322000211_6": "「あと一歩の所まで追い詰めながら、敵錬金術師による罠に\\n 掛かってしまい……不覚極まりない失態です」",
|
||||
"322000211_7": "「そう気に病むな。今回は敵が一枚上手だったということだろう。\\n アジトは放棄させたのだから痛み分けさ」",
|
||||
"322000211_8": "「多くは既に処分されていたそうですが、活動拠点跡からは\\n 幾つかの証拠品も見つかっています」",
|
||||
"322000211_9": "「だったら敵の逃げた先もわかるかもしれませんね」",
|
||||
"322000211_10": "「弦十郎さんもああ言ってますし、\\n おふたりも気を落とさないでください」",
|
||||
"322000211_11": "「いいえ、次こそは必ず――捕らえてみせるッ!」",
|
||||
"322000211_12": "「ああ。錬金術師などに後れを取ったままでいられるものか」",
|
||||
"322000211_13": "「2人とも盗賊スキルが足りなかったデスね」",
|
||||
"322000211_14": "「と、盗賊ッ!? どういうことだ?」",
|
||||
"322000211_15": "「もう、現実はゲームのようにはいかないのよ」",
|
||||
"322000211_16": "「なんだ、ゲームの話だったか」",
|
||||
"322000211_17": "「コイツらここんとこ、\\n ダンジョン探索もののゲームばっかやってたからな」",
|
||||
"322000211_18": "「はい、クリス先輩と一緒に」",
|
||||
"322000211_19": "「フフ、2人が楽しく過ごせているのは、\\n あなたのおかげね」",
|
||||
"322000211_20": "「ま、まぁ? 先輩としてトーゼンの務めってヤツだな」",
|
||||
"322000211_21": "「クリスちゃんはほんとに\\n 2人と仲がいいよねッ!」",
|
||||
"322000211_22": "「とにかく、今回逃走した錬金術師については\\n 調査部の方でも新たな潜伏場所を探っている」",
|
||||
"322000211_23": "「はい。しかし恐らくは相手も警戒し、当分は地下に潜ると\\n 推測されます。早期の発見は難しいでしょう」",
|
||||
"322000211_24": "「くッ……やはりあの時捕らえていれば――」",
|
||||
"322000211_25": "「我慢のしどころだな。\\n 焦らず機会を待つのも大事だぞ」",
|
||||
"322000211_26": "「……わかりました」",
|
||||
"322000211_27": "「……今はいたずらに動いてもしょうがないわね」",
|
||||
"322000211_28": "「……ふう。もう1本行くか」",
|
||||
"322000211_29": "「ええ、ようやく体が温まってきたところよッ!」",
|
||||
"322000211_30": "「ならば――ッ!」",
|
||||
"322000211_31": "「訓練もいいデスけど、今回の任務のことを教えてほしいデス。\\n どんな罠があったデスか?」",
|
||||
"322000211_32": "「洞窟探検とかすごいよね。\\n あー、わたしも聞きたいッ!」",
|
||||
"322000211_33": "「そうね。情報の共有も大事だわ」",
|
||||
"322000211_34": "「……楽しみ」",
|
||||
"322000211_35": "「――と、警報やアルカ・ノイズの奇襲があって、\\n 最後の最後で落とし穴なんて単純な罠で逃げられたのよ……」",
|
||||
"322000211_36": "「惜しかったんですねッ!\\n でも、岩が脆かったなら仕方ないんじゃ?」",
|
||||
"322000211_37": "「あの時、切歌のギアみたいにアンカーを打ち出せる\\n 装備でもあれば、落ちずに済んだかもしれないわ……」",
|
||||
"322000211_38": "「おお、アタシのイガリマにはそんな使い方もあったデスか」",
|
||||
"322000211_39": "「洞窟探検だし、もっと準備が必要だった……っていう\\n ことですね」",
|
||||
"322000211_40": "「ああ、今回の件ではいついかなる事態にも備えられるよう、\\n 準備こそ肝要だと学ばされたな」",
|
||||
"322000211_41": "「だけどいちいちランタンとかロープとか\\n 用意しようにも持ち運べる量には限りもあんだろ」",
|
||||
"322000211_42": "「ああ、荷物が多ければ動きも鈍る。\\n だが、準備が足りなければ、今回のような結果となる」",
|
||||
"322000211_43": "「バランスってのが大事だよなぁ。ったく、武器ばっか\\n 持ってても仕方ないけど、属性も考えなきゃならないし……」",
|
||||
"322000211_44": "「属性……?\\n まあ、何を携えるかの選択は難しいものだな」",
|
||||
"322000211_45": "「さあ、話はこれくらいにして。訓練を再開しましょう」",
|
||||
"322000211_46": "「鍛錬も準備のうち。\\n 基礎なくしては装備も役には立たないからな」",
|
||||
"322000211_47": "「はいッ!\\n 続きもがんばりましょうッ!」",
|
||||
"322000211_48": "「つまりレベル上げデスね。うんうん」",
|
||||
"322000211_49": "「そうだね、切ちゃん」",
|
||||
"322000211_50": "「とにかく……再開するわよッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,75 +1,75 @@
|
|||
{
|
||||
"322000212_0": "「ふう……今日の訓練はこんなところかしら」",
|
||||
"322000212_1": "「レベルもだいぶ上がったデスかね」",
|
||||
"322000212_2": "「3くらい上がったと思う」",
|
||||
"322000212_3": "「あッ、セレナちゃん」",
|
||||
"322000212_4": "「あの、マリア姉さんいますか?」",
|
||||
"322000212_5": "「あらセレナ。\\n 遊びに来た……わけではないようね。どうしたの」",
|
||||
"322000212_6": "「あ、姉さん。\\n あのね、ちょっと相談があって……」",
|
||||
"322000212_7": "「相談? 何かしら」",
|
||||
"322000212_8": "「うん」",
|
||||
"322000212_9": "「実は……マムがF.I.S.本部から命令を受けて、\\n それについてちょっと悩んでるみたいなの」",
|
||||
"322000212_10": "「それは一体どんな命令なの?」",
|
||||
"322000212_11": "「それが、新しく発見された遺跡を探索して\\n 調査するっていう任務なの」",
|
||||
"322000212_12": "「遺跡――」",
|
||||
"322000212_13": "「探索――」",
|
||||
"322000212_14": "「<size=40>だぁッ!?</size>」",
|
||||
"322000212_15": "「――という話なの」",
|
||||
"322000212_16": "「ふむ、ナスターシャ教授がそんなことを。\\n なるほど遺跡探索か……」",
|
||||
"322000212_17": "「どんな危険が待っているかわからないからな。\\n 君を1人で行かせることを躊躇しているのだろうな」",
|
||||
"322000212_18": "「マムもそう言ってました」",
|
||||
"322000212_19": "「当然よ。セレナにそんな危険なことをさせられないわ。\\n なんとか任務を断ることはできないの?」",
|
||||
"322000212_20": "「えッ!? えーと……」",
|
||||
"322000212_21": "「な……悩んでるマムを見た感じだと、難しいかなって……」",
|
||||
"322000212_22": "「そう……」",
|
||||
"322000212_23": "「でも、マリア姉さん。わたしだって装者なんだよ。\\n 危険だからって理由で断るのは違うと思う」",
|
||||
"322000212_24": "「セレナ……。マムの力になりたい気持ちはわかるわ。\\n でも、何が待っているかもわからない遺跡なんて危険すぎる」",
|
||||
"322000212_25": "「遺跡には、危険がつきものなんだよッ!」",
|
||||
"322000212_26": "「でも……、だからこそ、新しい発見をした時の喜びは、\\n きっと何ものにも代えられない、素敵な――」",
|
||||
"322000212_27": "「……ねえ、セレナ?」",
|
||||
"322000212_28": "「それに、遺跡を探索する目的は、宝を探すのではなく、\\n 真実を探すためだって、ショーン教授が――」",
|
||||
"322000212_29": "「――はッ!\\n あ、あの……えーと」",
|
||||
"322000212_30": "「……セレナ、もしかして行きたいの?」",
|
||||
"322000212_31": "「…………ちょっとだけ」",
|
||||
"322000212_32": "「どうしてそんな危険な任務に?」",
|
||||
"322000212_33": "「前にこっちに来たときに、暁さん月読さんと一緒に見た映画と、\\n ゲームで……ちょっとそういう冒険に……憧れてて」",
|
||||
"322000212_34": "「インドアとかいう映画とあのゲームの影響かよッ!?」",
|
||||
"322000212_35": "「ごめんなさいッ!\\n でも、マムも困ってますし……」",
|
||||
"322000212_36": "「そりゃわかるけど」",
|
||||
"322000212_37": "「アタシもわかるデスッ! 冒険はロマンデスよッ!」",
|
||||
"322000212_38": "「そっちじゃねーッ!」",
|
||||
"322000212_39": "「セレナのやる気は置いといても、\\n F.I.S.本部の命令を断るのは難しいようね」",
|
||||
"322000212_40": "「……風鳴司令。\\n セレナの探索に同行するのを許可してもらえないかしら?」",
|
||||
"322000212_41": "「未知の遺跡に謎のガーディアン、\\n さらにはアルカ・ノイズときたか……」",
|
||||
"322000212_42": "「確かに装者1人では危険すぎるな。\\n ……わかった。今回は特別に同行を許可しよう」",
|
||||
"322000212_43": "「ありがとう」",
|
||||
"322000212_44": "「逃亡中の錬金術師についての情報はまだ何も入っていない、\\n しばらくは時間が掛かるだろうしな」",
|
||||
"322000212_45": "「だが、あまり長居はしないようにな」",
|
||||
"322000212_46": "「ええ、わかっているわ」",
|
||||
"322000212_47": "「ならば、わたしにも同行させてください」",
|
||||
"322000212_48": "「前回の任務で自分の未熟さを思い知らされました。\\n それを克服するためにも許可を」",
|
||||
"322000212_49": "「いいだろう。\\n 来るべき錬金術師の追撃には万全の精神状態で臨むべきだ」",
|
||||
"322000212_50": "「ありがとうございますッ!」",
|
||||
"322000212_51": "「アタシも行きたいデスッ!\\n ショーン教授みたいにカッコよく財宝をゲットするデス」",
|
||||
"322000212_52": "「切ちゃん、でも来週って確か補習が……」",
|
||||
"322000212_53": "「デデデッ!? そうだったデス……」",
|
||||
"322000212_54": "「家族同然のセレナくんを助けたいという気持ちは結構。\\n だが学業をおろそかにするのは感心しないな」",
|
||||
"322000212_55": "<size=40>「わた――」</size>",
|
||||
"322000212_56": "「響も補習でしょ」",
|
||||
"322000212_57": "<size=20>「……はい。おっしゃる通りです……」</size>",
|
||||
"322000212_58": "「もう……」",
|
||||
"322000212_59": "「なら、あたしが行く。\\n あたしなら補習もないしな」",
|
||||
"322000212_60": "「ふむ、しかし……」",
|
||||
"322000212_61": "「いいのか?」",
|
||||
"322000212_62": "「ああ。少しでも戦力は欲しいとこだろ?」",
|
||||
"322000212_63": "「わかった。ならばお前たち3人に任せよう」",
|
||||
"322000212_64": "「これで4人ね」",
|
||||
"322000212_65": "「ゲームとおんなじ4人ってわけだ」",
|
||||
"322000212_66": "「あのゲーム知ってるんですねッ!\\n シャドウテリトリーッ!」",
|
||||
"322000212_67": "「ま、まぁちょっとだけな」",
|
||||
"322000212_68": "「向こうに渡ったら、ナスターシャ教授の指示に従うようにな」",
|
||||
"322000212_69": "「姉さん、それにみなさんありがとうございます」",
|
||||
"322000212_70": "「遺跡探索のお土産話期待してるデス」",
|
||||
"322000212_71": "「がんばって、セレナ」",
|
||||
"322000212_72": "「任せてくださいッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000212_0": "「ふう……今日の訓練はこんなところかしら」",
|
||||
"322000212_1": "「レベルもだいぶ上がったデスかね」",
|
||||
"322000212_2": "「3くらい上がったと思う」",
|
||||
"322000212_3": "「あッ、セレナちゃん」",
|
||||
"322000212_4": "「あの、マリア姉さんいますか?」",
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||||
"322000212_5": "「あらセレナ。\\n 遊びに来た……わけではないようね。どうしたの」",
|
||||
"322000212_6": "「あ、姉さん。\\n あのね、ちょっと相談があって……」",
|
||||
"322000212_7": "「相談? 何かしら」",
|
||||
"322000212_8": "「うん」",
|
||||
"322000212_9": "「実は……マムがF.I.S.本部から命令を受けて、\\n それについてちょっと悩んでるみたいなの」",
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||||
"322000212_10": "「それは一体どんな命令なの?」",
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||||
"322000212_11": "「それが、新しく発見された遺跡を探索して\\n 調査するっていう任務なの」",
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||||
"322000212_12": "「遺跡――」",
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||||
"322000212_13": "「探索――」",
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||||
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||||
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||||
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||||
"322000212_17": "「どんな危険が待っているかわからないからな。\\n 君を1人で行かせることを躊躇しているのだろうな」",
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"322000212_18": "「マムもそう言ってました」",
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"322000212_20": "「えッ!? えーと……」",
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||||
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||||
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"322000212_35": "「ごめんなさいッ!\\n でも、マムも困ってますし……」",
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||||
"322000212_36": "「そりゃわかるけど」",
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||||
"322000212_37": "「アタシもわかるデスッ! 冒険はロマンデスよッ!」",
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"322000212_38": "「そっちじゃねーッ!」",
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"322000212_39": "「セレナのやる気は置いといても、\\n F.I.S.本部の命令を断るのは難しいようね」",
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"322000212_40": "「……風鳴司令。\\n セレナの探索に同行するのを許可してもらえないかしら?」",
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"322000212_43": "「ありがとう」",
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"322000212_44": "「逃亡中の錬金術師についての情報はまだ何も入っていない、\\n しばらくは時間が掛かるだろうしな」",
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"322000212_45": "「だが、あまり長居はしないようにな」",
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"322000212_46": "「ええ、わかっているわ」",
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"322000212_47": "「ならば、わたしにも同行させてください」",
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"322000212_48": "「前回の任務で自分の未熟さを思い知らされました。\\n それを克服するためにも許可を」",
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"322000212_49": "「いいだろう。\\n 来るべき錬金術師の追撃には万全の精神状態で臨むべきだ」",
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"322000212_50": "「ありがとうございますッ!」",
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"322000212_53": "「デデデッ!? そうだったデス……」",
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"322000212_54": "「家族同然のセレナくんを助けたいという気持ちは結構。\\n だが学業をおろそかにするのは感心しないな」",
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||||
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"322000212_56": "「響も補習でしょ」",
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"322000212_57": "<size=20>「……はい。おっしゃる通りです……」</size>",
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"322000212_66": "「あのゲーム知ってるんですねッ!\\n シャドウテリトリーッ!」",
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||||
"322000212_67": "「ま、まぁちょっとだけな」",
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||||
"322000212_68": "「向こうに渡ったら、ナスターシャ教授の指示に従うようにな」",
|
||||
"322000212_69": "「姉さん、それにみなさんありがとうございます」",
|
||||
"322000212_70": "「遺跡探索のお土産話期待してるデス」",
|
||||
"322000212_71": "「がんばって、セレナ」",
|
||||
"322000212_72": "「任せてくださいッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,54 +1,54 @@
|
|||
{
|
||||
"322000221_0": "「マム。セレナが遺跡探索の任務を命じられてると聞いたわ」",
|
||||
"322000221_1": "「なぜその話を……ッ!」",
|
||||
"322000221_2": "「……また、勝手にあちらに行ったのですね。\\n セレナ、あなたという子は……」",
|
||||
"322000221_3": "「ごめんなさい。でも、こんな時マリア姉さんなら\\n 必ず助けてくれると思ったから」",
|
||||
"322000221_4": "「マム。わたしたちに手伝わせてくれないかしら」",
|
||||
"322000221_5": "「……あなたたちの助力については感謝します。\\n こちらもどう手を回すか考えあぐねていたところですから」",
|
||||
"322000221_6": "「いえ。任務の詳細を伺わせてもらえますか」",
|
||||
"322000221_7": "「わかりました。それでは――――」",
|
||||
"322000221_8": "「F.I.S.から届いた命令書によれば、とある海外の密林奥地で、\\n 手つかずの先史文明期の遺跡が発見された、とのこと――」",
|
||||
"322000221_9": "「先史文明、ひいては聖遺物に関係する遺跡ということもあり、\\n 早速調査チームの派遣を行いました」",
|
||||
"322000221_10": "「しかし、調査チームは遺跡内部に張り巡らされた多種多様な\\n トラップに阻まれ、遅々としてその調査は進まず――」",
|
||||
"322000221_11": "「さらにはどこから遺跡の存在を知ったのか、盗掘者たちまで\\n 現れ始め、調査の妨害をしてきている状況です」",
|
||||
"322000221_12": "「おいおい、いくら調査のためのチームだからって、相手は\\n ただの盗賊だろ? 護衛とか連れてたんじゃないのか?」",
|
||||
"322000221_13": "「それが……その盗掘者たちはアルカ・ノイズを\\n 使役してくるのです」",
|
||||
"322000221_14": "「アルカ・ノイズ……そういうこと。それじゃ護衛も\\n 何もないわね。でも、一体どこから入手したのかしら」",
|
||||
"322000221_15": "「わかりません。しかしF.I.S.本部は敵にアルカ・ノイズがいるため、\\n 装者……つまりセレナの派遣を再三要求してきています」",
|
||||
"322000221_16": "「とはいえ状況的にセレナ1人では危険が大きすぎる。\\n ゆえにこちらは要請を断り続けていたのです」",
|
||||
"322000221_17": "「なら、もう問題ないな。\\n 頭数は揃ったわけだし」",
|
||||
"322000221_18": "「ああ、その通りだ」",
|
||||
"322000221_19": "「わたしたちに任せてちょうだい」",
|
||||
"322000221_20": "「マム、姉さんたちが同行してくれるなら安心だよね」",
|
||||
"322000221_21": "「心強い限りです。ありがとうございます。それでは、こちらで\\n 調査任務を請け負うと連絡を入れておきましょう」",
|
||||
"322000221_22": "「ええ」",
|
||||
"322000221_23": "「F.I.S.の要請内容は、\\n 未開遺跡の調査と遺跡に眠る聖遺物の入手」",
|
||||
"322000221_24": "「盗掘者の手に聖遺物が渡れば、どんな事態に発展するか\\n 知れません。それだけは防いでほしいのです」",
|
||||
"322000221_25": "「盗掘者がアルカ・ノイズを持ってるってんなら、\\n 錬金術師と繋がりがあるかもしれないな」",
|
||||
"322000221_26": "「その通りです」",
|
||||
"322000221_27": "「マム、わたしたちのことだけど――」",
|
||||
"322000221_28": "「わかっています。あなたたち並行世界の装者については\\n もちろん公にするわけにはいきません」",
|
||||
"322000221_29": "「ですので、あなたたちはセレナのサポートスタッフ\\n ということにさせてもらいます」",
|
||||
"322000221_30": "「はい、それで構いません」",
|
||||
"322000221_31": "「出発は明日。ヘリの手配をしておきましょう」",
|
||||
"322000221_32": "「じゃあ、さっそく出発の準備だね」",
|
||||
"322000221_33": "「遺跡の前にジャングルを踏破するはめになるとはね」",
|
||||
"322000221_34": "「仕方あるまい。\\n 軍の監視を掻い潜るには徒歩にて向かうのが一番だ」",
|
||||
"322000221_35": "「それはそうかもしれないけれど」",
|
||||
"322000221_36": "「一体どんな遺跡なんだろう。楽しみだね」",
|
||||
"322000221_37": "「もう、遊びに来てるわけじゃないのよ?」",
|
||||
"322000221_38": "「だって、こんな遠くに来るのなんて初めてで、\\n それに姉さんたちと一緒に探検ができるなんて嬉しくて……」",
|
||||
"322000221_39": "「仕方ないわね……。\\n 完全にピクニック気分なんだから」",
|
||||
"322000221_40": "「ま、最初からそう気を張ってもしょうがないだろ」",
|
||||
"322000221_41": "「ああ。いざというときに対応できる心構えは必要だが、\\n 緊張感というものは長時間の持続は難しい」",
|
||||
"322000221_42": "「だから、今は少しくらい肩の力を抜いていてもいいんじゃないか?」",
|
||||
"322000221_43": "「仕方ないわね。\\n それじゃ――みんなで遺跡探索に出かけましょうかッ!」",
|
||||
"322000221_44": "「うんッ!」",
|
||||
"322000221_45": "「マム、遺跡のあるポイントはもうすぐですよね」",
|
||||
"322000221_46": "「はい。――待ってください、付近にアルカ・ノイズの反応が\\n 検知されました」",
|
||||
"322000221_47": "「盗掘者たちかッ!」",
|
||||
"322000221_48": "「先立って調査に当たっていたF.I.S.の現地スタッフが\\n 襲撃を受けているようです、急いで向かってもらえますか?」",
|
||||
"322000221_49": "「うん、その人たちを助けないとッ!」",
|
||||
"322000221_50": "「ええ、急ぎましょうッ!」",
|
||||
"322000221_51": "「遺跡の前の肩慣らしには、ちょうどいいなッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000221_0": "「マム。セレナが遺跡探索の任務を命じられてると聞いたわ」",
|
||||
"322000221_1": "「なぜその話を……ッ!」",
|
||||
"322000221_2": "「……また、勝手にあちらに行ったのですね。\\n セレナ、あなたという子は……」",
|
||||
"322000221_3": "「ごめんなさい。でも、こんな時マリア姉さんなら\\n 必ず助けてくれると思ったから」",
|
||||
"322000221_4": "「マム。わたしたちに手伝わせてくれないかしら」",
|
||||
"322000221_5": "「……あなたたちの助力については感謝します。\\n こちらもどう手を回すか考えあぐねていたところですから」",
|
||||
"322000221_6": "「いえ。任務の詳細を伺わせてもらえますか」",
|
||||
"322000221_7": "「わかりました。それでは――――」",
|
||||
"322000221_8": "「F.I.S.から届いた命令書によれば、とある海外の密林奥地で、\\n 手つかずの先史文明期の遺跡が発見された、とのこと――」",
|
||||
"322000221_9": "「先史文明、ひいては聖遺物に関係する遺跡ということもあり、\\n 早速調査チームの派遣を行いました」",
|
||||
"322000221_10": "「しかし、調査チームは遺跡内部に張り巡らされた多種多様な\\n トラップに阻まれ、遅々としてその調査は進まず――」",
|
||||
"322000221_11": "「さらにはどこから遺跡の存在を知ったのか、盗掘者たちまで\\n 現れ始め、調査の妨害をしてきている状況です」",
|
||||
"322000221_12": "「おいおい、いくら調査のためのチームだからって、相手は\\n ただの盗賊だろ? 護衛とか連れてたんじゃないのか?」",
|
||||
"322000221_13": "「それが……その盗掘者たちはアルカ・ノイズを\\n 使役してくるのです」",
|
||||
"322000221_14": "「アルカ・ノイズ……そういうこと。それじゃ護衛も\\n 何もないわね。でも、一体どこから入手したのかしら」",
|
||||
"322000221_15": "「わかりません。しかしF.I.S.本部は敵にアルカ・ノイズがいるため、\\n 装者……つまりセレナの派遣を再三要求してきています」",
|
||||
"322000221_16": "「とはいえ状況的にセレナ1人では危険が大きすぎる。\\n ゆえにこちらは要請を断り続けていたのです」",
|
||||
"322000221_17": "「なら、もう問題ないな。\\n 頭数は揃ったわけだし」",
|
||||
"322000221_18": "「ああ、その通りだ」",
|
||||
"322000221_19": "「わたしたちに任せてちょうだい」",
|
||||
"322000221_20": "「マム、姉さんたちが同行してくれるなら安心だよね」",
|
||||
"322000221_21": "「心強い限りです。ありがとうございます。それでは、こちらで\\n 調査任務を請け負うと連絡を入れておきましょう」",
|
||||
"322000221_22": "「ええ」",
|
||||
"322000221_23": "「F.I.S.の要請内容は、\\n 未開遺跡の調査と遺跡に眠る聖遺物の入手」",
|
||||
"322000221_24": "「盗掘者の手に聖遺物が渡れば、どんな事態に発展するか\\n 知れません。それだけは防いでほしいのです」",
|
||||
"322000221_25": "「盗掘者がアルカ・ノイズを持ってるってんなら、\\n 錬金術師と繋がりがあるかもしれないな」",
|
||||
"322000221_26": "「その通りです」",
|
||||
"322000221_27": "「マム、わたしたちのことだけど――」",
|
||||
"322000221_28": "「わかっています。あなたたち並行世界の装者については\\n もちろん公にするわけにはいきません」",
|
||||
"322000221_29": "「ですので、あなたたちはセレナのサポートスタッフ\\n ということにさせてもらいます」",
|
||||
"322000221_30": "「はい、それで構いません」",
|
||||
"322000221_31": "「出発は明日。ヘリの手配をしておきましょう」",
|
||||
"322000221_32": "「じゃあ、さっそく出発の準備だね」",
|
||||
"322000221_33": "「遺跡の前にジャングルを踏破するはめになるとはね」",
|
||||
"322000221_34": "「仕方あるまい。\\n 軍の監視を掻い潜るには徒歩にて向かうのが一番だ」",
|
||||
"322000221_35": "「それはそうかもしれないけれど」",
|
||||
"322000221_36": "「一体どんな遺跡なんだろう。楽しみだね」",
|
||||
"322000221_37": "「もう、遊びに来てるわけじゃないのよ?」",
|
||||
"322000221_38": "「だって、こんな遠くに来るのなんて初めてで、\\n それに姉さんたちと一緒に探検ができるなんて嬉しくて……」",
|
||||
"322000221_39": "「仕方ないわね……。\\n 完全にピクニック気分なんだから」",
|
||||
"322000221_40": "「ま、最初からそう気を張ってもしょうがないだろ」",
|
||||
"322000221_41": "「ああ。いざというときに対応できる心構えは必要だが、\\n 緊張感というものは長時間の持続は難しい」",
|
||||
"322000221_42": "「だから、今は少しくらい肩の力を抜いていてもいいんじゃないか?」",
|
||||
"322000221_43": "「仕方ないわね。\\n それじゃ――みんなで遺跡探索に出かけましょうかッ!」",
|
||||
"322000221_44": "「うんッ!」",
|
||||
"322000221_45": "「マム、遺跡のあるポイントはもうすぐですよね」",
|
||||
"322000221_46": "「はい。――待ってください、付近にアルカ・ノイズの反応が\\n 検知されました」",
|
||||
"322000221_47": "「盗掘者たちかッ!」",
|
||||
"322000221_48": "「先立って調査に当たっていたF.I.S.の現地スタッフが\\n 襲撃を受けているようです、急いで向かってもらえますか?」",
|
||||
"322000221_49": "「うん、その人たちを助けないとッ!」",
|
||||
"322000221_50": "「ええ、急ぎましょうッ!」",
|
||||
"322000221_51": "「遺跡の前の肩慣らしには、ちょうどいいなッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,35 +1,35 @@
|
|||
{
|
||||
"322000222_0": "「風鳴る刃、とくと見よッ!\\n は――ッ!」",
|
||||
"322000222_1": "「わたしたちに鉢合わせとは、運がなかったわねッ!」",
|
||||
"322000222_2": "「スタッフさんたちには手を出させませんッ!」",
|
||||
"322000222_3": "「まとめてくれてやるッ!」",
|
||||
"322000222_4": "「さあ――もうあなたたちの玩具は片付けたわよ?」",
|
||||
"322000222_5": "「バ、バカなッ!\\n アルカ・ノイズがやられるなんて……ッ!?」",
|
||||
"322000222_6": "「こんなの俺たちゃ聞いてねえッ!」",
|
||||
"322000222_7": "「俺だって聞いてねえよッ!\\n 逃げるぞッ!!」",
|
||||
"322000222_8": "「お、お、置いてかないでくれよお~ッ!」",
|
||||
"322000222_9": "「泡を食って逃げたか」",
|
||||
"322000222_10": "「F.I.S.のテントは向こうね。\\n それじゃあ挨拶に行きましょうか」",
|
||||
"322000222_11": "「助かりました。\\n あなたたちが日本支部のスタッフですね?」",
|
||||
"322000222_12": "「はい、よろしくお願いします」",
|
||||
"322000222_13": "「マム、現地に到着したわ。\\n アルカ・ノイズも撃退済みよ」",
|
||||
"322000222_14": "「ご苦労さまです。調査開始の前に、遺跡について十分に\\n 情報を得ておいてください」",
|
||||
"322000222_15": "「遺跡内部では通信が機能しない可能性もありますからね」",
|
||||
"322000222_16": "「ええ、もちろん」",
|
||||
"322000222_17": "「遺跡について\\n 調査の現状を教えていただけますか?」",
|
||||
"322000222_18": "「はい。我々がこれまでの調査で確認できたのは、\\n 遺跡の入り口からわずかの距離でしかありません」",
|
||||
"322000222_19": "「盗掘者たちも複数回のアタックを行っているようですが、\\n 恐らく到達点はこちらとさほど変わらないでしょう」",
|
||||
"322000222_20": "「罠があるって話だな?」",
|
||||
"322000222_21": "「はい、遺跡内では多くの罠が確認されています。\\n ただ、これがおかしいんです」",
|
||||
"322000222_22": "「1つ1つ解除しても、いつの間にか新たな罠が設置されて\\n いたり、解除したはずの罠が復活したりなどもしているのです」",
|
||||
"322000222_23": "「罠が勝手に……?」",
|
||||
"322000222_24": "「それは遺跡を護る何者かがいる、ということですか?」",
|
||||
"322000222_25": "「そういえば、遺跡を護るガーディアンがいるって、\\n 報告がありました」",
|
||||
"322000222_26": "「はい、人ではない何かがこの遺跡を護っているようなのです」",
|
||||
"322000222_27": "「聖遺物と関わる遺跡なら、十分にありうる話だわ」",
|
||||
"322000222_28": "「そして遅々として進まない調査計画を練り直していたところに、\\n あのアルカ・ノイズを連れた盗掘者が襲撃してきたのです」",
|
||||
"322000222_29": "「危ないところでしたね。わかりました。\\n あとはわたしたちに任せてくださいッ!」",
|
||||
"322000222_30": "「来た……遺跡へと至る道ッ!」",
|
||||
"322000222_31": "「それじゃ、遺跡探索にしゅっぱーつッ!」",
|
||||
"322000222_32": "「ちょっとセレナッ! どんな罠があるかもわからないんだから、\\n わたしから離れないでッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000222_0": "「風鳴る刃、とくと見よッ!\\n は――ッ!」",
|
||||
"322000222_1": "「わたしたちに鉢合わせとは、運がなかったわねッ!」",
|
||||
"322000222_2": "「スタッフさんたちには手を出させませんッ!」",
|
||||
"322000222_3": "「まとめてくれてやるッ!」",
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||||
"322000222_4": "「さあ――もうあなたたちの玩具は片付けたわよ?」",
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||||
"322000222_5": "「バ、バカなッ!\\n アルカ・ノイズがやられるなんて……ッ!?」",
|
||||
"322000222_6": "「こんなの俺たちゃ聞いてねえッ!」",
|
||||
"322000222_7": "「俺だって聞いてねえよッ!\\n 逃げるぞッ!!」",
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||||
"322000222_8": "「お、お、置いてかないでくれよお~ッ!」",
|
||||
"322000222_9": "「泡を食って逃げたか」",
|
||||
"322000222_10": "「F.I.S.のテントは向こうね。\\n それじゃあ挨拶に行きましょうか」",
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||||
"322000222_11": "「助かりました。\\n あなたたちが日本支部のスタッフですね?」",
|
||||
"322000222_12": "「はい、よろしくお願いします」",
|
||||
"322000222_13": "「マム、現地に到着したわ。\\n アルカ・ノイズも撃退済みよ」",
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||||
"322000222_14": "「ご苦労さまです。調査開始の前に、遺跡について十分に\\n 情報を得ておいてください」",
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||||
"322000222_15": "「遺跡内部では通信が機能しない可能性もありますからね」",
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||||
"322000222_16": "「ええ、もちろん」",
|
||||
"322000222_17": "「遺跡について\\n 調査の現状を教えていただけますか?」",
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||||
"322000222_18": "「はい。我々がこれまでの調査で確認できたのは、\\n 遺跡の入り口からわずかの距離でしかありません」",
|
||||
"322000222_19": "「盗掘者たちも複数回のアタックを行っているようですが、\\n 恐らく到達点はこちらとさほど変わらないでしょう」",
|
||||
"322000222_20": "「罠があるって話だな?」",
|
||||
"322000222_21": "「はい、遺跡内では多くの罠が確認されています。\\n ただ、これがおかしいんです」",
|
||||
"322000222_22": "「1つ1つ解除しても、いつの間にか新たな罠が設置されて\\n いたり、解除したはずの罠が復活したりなどもしているのです」",
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||||
"322000222_23": "「罠が勝手に……?」",
|
||||
"322000222_24": "「それは遺跡を護る何者かがいる、ということですか?」",
|
||||
"322000222_25": "「そういえば、遺跡を護るガーディアンがいるって、\\n 報告がありました」",
|
||||
"322000222_26": "「はい、人ではない何かがこの遺跡を護っているようなのです」",
|
||||
"322000222_27": "「聖遺物と関わる遺跡なら、十分にありうる話だわ」",
|
||||
"322000222_28": "「そして遅々として進まない調査計画を練り直していたところに、\\n あのアルカ・ノイズを連れた盗掘者が襲撃してきたのです」",
|
||||
"322000222_29": "「危ないところでしたね。わかりました。\\n あとはわたしたちに任せてくださいッ!」",
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||||
"322000222_30": "「来た……遺跡へと至る道ッ!」",
|
||||
"322000222_31": "「それじゃ、遺跡探索にしゅっぱーつッ!」",
|
||||
"322000222_32": "「ちょっとセレナッ! どんな罠があるかもわからないんだから、\\n わたしから離れないでッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,36 +1,36 @@
|
|||
{
|
||||
"322000311_0": "古代遺跡の洗礼",
|
||||
"322000311_1": "「これは文字? それとも模様?\\n ……流石、古代遺跡という雰囲気ね」",
|
||||
"322000311_2": "「見たことがあるようなないような紋様だな。\\n ナスターシャ教授なら判別できるかもしれないが……」",
|
||||
"322000311_3": "「このメンツだけじゃどうにもならないだろう」",
|
||||
"322000311_4": "「この先、探検隊に一体どんなものが待ち受けているのか、\\n 今のわたしたちには知る由も無かったのです……」",
|
||||
"322000311_5": "「なんだそのナレーション。\\n 随分とノリノリだな」",
|
||||
"322000311_6": "「はい、雰囲気が出るかなと思って」",
|
||||
"322000311_7": "「いるか? その雰囲気」",
|
||||
"322000311_8": "「それに、後で探検のお土産話をしてほしいって\\n 暁さんに頼まれてるんです」",
|
||||
"322000311_9": "「いいじゃない。逆に緊張感を持てるかもしれないわ。\\n マムへの報告にも使えるだろうし」",
|
||||
"322000311_10": "「ありがとう、姉さん」",
|
||||
"322000311_11": "「なるほど、ずっと口元に構えていたマイクは\\n ボイスレコーダーだったのか」",
|
||||
"322000311_12": "「はい、しっかり記録しておきますね」",
|
||||
"322000311_13": "「ああ、頼んだ」",
|
||||
"322000311_14": "「さ。立ち止まっていても埒が明かないわ。\\n 先に進みましょう」",
|
||||
"322000311_15": "「薄暗い遺跡内部には探検隊の足音だけが不気味に響きます。\\n どんな恐ろしい罠が待ち受けているというのでしょうか……」",
|
||||
"322000311_16": "「罠があるってわかってるんだから、\\n そうそう引っかかってたまるか」",
|
||||
"322000311_17": "「待て、足元にワイヤーがあるな。\\n これも罠か。だが、見えていれば――」",
|
||||
"322000311_18": "「ダメよッ!\\n ワイヤーの上にも――ッ!」",
|
||||
"322000311_19": "「な――ッ! またしてもかッ!?」",
|
||||
"322000311_20": "「来る――ッ!」",
|
||||
"322000311_21": "「大量の矢がッ!」",
|
||||
"322000311_22": "「避けろッ!」",
|
||||
"322000311_23": "「……どうにか躱したようね。ギリギリだったけれど」",
|
||||
"322000311_24": "「ほ……ッ、危なかった」",
|
||||
"322000311_25": "「まったく、次から次へと」",
|
||||
"322000311_26": "「避けて正解でしたね」",
|
||||
"322000311_27": "「すまない。避けられたのはよかったが、\\n わたしの注意が足りなかった」",
|
||||
"322000311_28": "「わざと目立つワイヤーを置き、それを囮にして、\\n 見えにくいワイヤーを張る。まるでマムが仕掛けた罠みたいね」",
|
||||
"322000311_29": "「そうだね、姉さん。\\n でもマムだったら、もっと厳しい罠にしたと思うよ」",
|
||||
"322000311_30": "「……お前らも苦労してるんだな」",
|
||||
"322000311_31": "「……凝り性なのよ、マムは」",
|
||||
"322000311_32": "「ついに遺跡が牙を剥くッ! 最初のそれは狡猾にも\\n ワイヤーのようなものを使った二重トラップでした」",
|
||||
"322000311_33": "「辛くも降り注ぐ矢の雨を回避した探検隊一行は、\\n 冷や汗を流さずにはいられませんでした……」"
|
||||
{
|
||||
"322000311_0": "古代遺跡の洗礼",
|
||||
"322000311_1": "「これは文字? それとも模様?\\n ……流石、古代遺跡という雰囲気ね」",
|
||||
"322000311_2": "「見たことがあるようなないような紋様だな。\\n ナスターシャ教授なら判別できるかもしれないが……」",
|
||||
"322000311_3": "「このメンツだけじゃどうにもならないだろう」",
|
||||
"322000311_4": "「この先、探検隊に一体どんなものが待ち受けているのか、\\n 今のわたしたちには知る由も無かったのです……」",
|
||||
"322000311_5": "「なんだそのナレーション。\\n 随分とノリノリだな」",
|
||||
"322000311_6": "「はい、雰囲気が出るかなと思って」",
|
||||
"322000311_7": "「いるか? その雰囲気」",
|
||||
"322000311_8": "「それに、後で探検のお土産話をしてほしいって\\n 暁さんに頼まれてるんです」",
|
||||
"322000311_9": "「いいじゃない。逆に緊張感を持てるかもしれないわ。\\n マムへの報告にも使えるだろうし」",
|
||||
"322000311_10": "「ありがとう、姉さん」",
|
||||
"322000311_11": "「なるほど、ずっと口元に構えていたマイクは\\n ボイスレコーダーだったのか」",
|
||||
"322000311_12": "「はい、しっかり記録しておきますね」",
|
||||
"322000311_13": "「ああ、頼んだ」",
|
||||
"322000311_14": "「さ。立ち止まっていても埒が明かないわ。\\n 先に進みましょう」",
|
||||
"322000311_15": "「薄暗い遺跡内部には探検隊の足音だけが不気味に響きます。\\n どんな恐ろしい罠が待ち受けているというのでしょうか……」",
|
||||
"322000311_16": "「罠があるってわかってるんだから、\\n そうそう引っかかってたまるか」",
|
||||
"322000311_17": "「待て、足元にワイヤーがあるな。\\n これも罠か。だが、見えていれば――」",
|
||||
"322000311_18": "「ダメよッ!\\n ワイヤーの上にも――ッ!」",
|
||||
"322000311_19": "「な――ッ! またしてもかッ!?」",
|
||||
"322000311_20": "「来る――ッ!」",
|
||||
"322000311_21": "「大量の矢がッ!」",
|
||||
"322000311_22": "「避けろッ!」",
|
||||
"322000311_23": "「……どうにか躱したようね。ギリギリだったけれど」",
|
||||
"322000311_24": "「ほ……ッ、危なかった」",
|
||||
"322000311_25": "「まったく、次から次へと」",
|
||||
"322000311_26": "「避けて正解でしたね」",
|
||||
"322000311_27": "「すまない。避けられたのはよかったが、\\n わたしの注意が足りなかった」",
|
||||
"322000311_28": "「わざと目立つワイヤーを置き、それを囮にして、\\n 見えにくいワイヤーを張る。まるでマムが仕掛けた罠みたいね」",
|
||||
"322000311_29": "「そうだね、姉さん。\\n でもマムだったら、もっと厳しい罠にしたと思うよ」",
|
||||
"322000311_30": "「……お前らも苦労してるんだな」",
|
||||
"322000311_31": "「……凝り性なのよ、マムは」",
|
||||
"322000311_32": "「ついに遺跡が牙を剥くッ! 最初のそれは狡猾にも\\n ワイヤーのようなものを使った二重トラップでした」",
|
||||
"322000311_33": "「辛くも降り注ぐ矢の雨を回避した探検隊一行は、\\n 冷や汗を流さずにはいられませんでした……」"
|
||||
}
|
|
@ -1,53 +1,53 @@
|
|||
{
|
||||
"322000321_0": "「姉さん、分かれ道になってるよ。\\n どっちに行く?」",
|
||||
"322000321_1": "「地図を描いておきましょうか。\\n 迷ったら厄介なことになるもの」",
|
||||
"322000321_2": "「ああ、いいんじゃないか」",
|
||||
"322000321_3": "「ならば、わたしが――」",
|
||||
"322000321_4": "「セ、セレナにお願いするわッ!」",
|
||||
"322000321_5": "「わたし? いいけど、ナレーションが……」",
|
||||
"322000321_6": "「それ、そんなに大事かッ!?」",
|
||||
"322000321_7": "「なら、やはりわたしが――」",
|
||||
"322000321_8": "「いやわかったッ! ナレーションで困ったときは\\n あたしが変わってやるッ! だから、なッ?」",
|
||||
"322000321_9": "「わかりました。\\n それなら地図担当も、がんばりますね」",
|
||||
"322000321_10": "「むう……それでよいなら構わないが」",
|
||||
"322000321_11": "(翼の絵心で地図を描かれたら、\\n 新しい紋様が誕生してしまうわ……ッ!)",
|
||||
"322000321_12": "(アバンギャルドが過ぎる地図じゃ、\\n 無いよりひどいもんな……)",
|
||||
"322000321_13": "「まずは右から進んでみるか」",
|
||||
"322000321_14": "「わかりました。\\n ここから地図を描いていきますね」",
|
||||
"322000321_15": "「――今、かすかだが奥から声が聞こえたぞ」",
|
||||
"322000321_16": "「ただの通行人ってことはなさそうだな。\\n 様子を見るか……」",
|
||||
"322000321_17": "「ええ……」",
|
||||
"322000321_18": "「探検隊の進む先から、人の声らしきものが響いてきます」",
|
||||
"322000321_19": "「これは盗掘に来た犯罪者たちなのか、\\n それとも遺跡に住む未知なる部族なのでしょうか……」",
|
||||
"322000321_20": "「十中八九盗賊だろ……」",
|
||||
"322000321_21": "「しッ! もう少し近づいてみましょう」",
|
||||
"322000321_22": "「そうだな」",
|
||||
"322000321_23": "「罠でひでえ目にはあったが、\\n 今までにないくらい奥まで進んだなッ!」",
|
||||
"322000321_24": "「別の道へ行った仲間は大丈夫か……?」",
|
||||
"322000321_25": "「通信機も利かねえからわかるわけねーだろ」",
|
||||
"322000321_26": "「あちらは分散して行動しているのか。\\n ここにいるのは3人ほどのようだな」",
|
||||
"322000321_27": "「どうする」",
|
||||
"322000321_28": "「向こうが少人数に分かれているのは好都合ね。\\n 縛り上げて、後で回収を頼みましょう」",
|
||||
"322000321_29": "「ただのゴロツキなら、楽勝だな。行くか」",
|
||||
"322000321_30": "「はい、悪い人を捕まえましょう」",
|
||||
"322000321_31": "「降伏しなさい――ッ!\\n あなたたちにこの遺跡は荷が重いわよ」",
|
||||
"322000321_32": "「どうか抵抗しないでください。\\n 傷つけたくないですから……」",
|
||||
"322000321_33": "「な…………はあ? 女子供が何言ってんだ?」",
|
||||
"322000321_34": "「ハハハ、政府の連中はよっぽど人手不足らしいな」",
|
||||
"322000321_35": "「わたしたちを見た目で判断すると、\\n 些か痛い目を見ることになるぞ」",
|
||||
"322000321_36": "「言われてみれば、\\n なんでコイツらがここまで来れたんだ……?」",
|
||||
"322000321_37": "「知るかッ、何者だろうがどんな秘密があろうが……、\\n 俺たちにはこいつがあるッ!」",
|
||||
"322000321_38": "「そ、そうだ、こいつは無敵だ……ッ!」",
|
||||
"322000321_39": "「ヘッヘッヘ、どうだ? 怖いか? 恐ろしいかーッ!?」",
|
||||
"322000321_40": "「俺たちはあのッ、あのッ! アルカ・ノイズを操れんだよ……ッ!\\n 死にたくなけりゃ、俺たちの言うことを聞いて――」",
|
||||
"322000321_41": "「話をしていても時間の無駄のようだな」",
|
||||
"322000321_42": "「ったく、しょうがないな」",
|
||||
"322000321_43": "「仕方ない。セレナ、行くわよ」",
|
||||
"322000321_44": "「うん」",
|
||||
"322000321_45": "「Imyuteus amenohabakiri tron――」",
|
||||
"322000321_46": "「Killter Ichaival tron――」",
|
||||
"322000321_47": "「Seilien coffin airget-lamh tron――」",
|
||||
"322000321_48": "「Seilien coffin airget-lamh tron――」",
|
||||
"322000321_49": "「はあ――ッ!」",
|
||||
"322000321_50": "「すぐに片付けて、後でもう一度降伏勧告してあげるわ」"
|
||||
{
|
||||
"322000321_0": "「姉さん、分かれ道になってるよ。\\n どっちに行く?」",
|
||||
"322000321_1": "「地図を描いておきましょうか。\\n 迷ったら厄介なことになるもの」",
|
||||
"322000321_2": "「ああ、いいんじゃないか」",
|
||||
"322000321_3": "「ならば、わたしが――」",
|
||||
"322000321_4": "「セ、セレナにお願いするわッ!」",
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||||
"322000321_5": "「わたし? いいけど、ナレーションが……」",
|
||||
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|
||||
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||||
"322000321_9": "「わかりました。\\n それなら地図担当も、がんばりますね」",
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||||
"322000321_10": "「むう……それでよいなら構わないが」",
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"322000321_11": "(翼の絵心で地図を描かれたら、\\n 新しい紋様が誕生してしまうわ……ッ!)",
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||||
"322000321_12": "(アバンギャルドが過ぎる地図じゃ、\\n 無いよりひどいもんな……)",
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"322000321_13": "「まずは右から進んでみるか」",
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"322000321_14": "「わかりました。\\n ここから地図を描いていきますね」",
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"322000321_15": "「――今、かすかだが奥から声が聞こえたぞ」",
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"322000321_16": "「ただの通行人ってことはなさそうだな。\\n 様子を見るか……」",
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"322000321_17": "「ええ……」",
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"322000321_18": "「探検隊の進む先から、人の声らしきものが響いてきます」",
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"322000321_19": "「これは盗掘に来た犯罪者たちなのか、\\n それとも遺跡に住む未知なる部族なのでしょうか……」",
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"322000321_20": "「十中八九盗賊だろ……」",
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||||
"322000321_21": "「しッ! もう少し近づいてみましょう」",
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||||
"322000321_22": "「そうだな」",
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"322000321_23": "「罠でひでえ目にはあったが、\\n 今までにないくらい奥まで進んだなッ!」",
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"322000321_24": "「別の道へ行った仲間は大丈夫か……?」",
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"322000321_25": "「通信機も利かねえからわかるわけねーだろ」",
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"322000321_26": "「あちらは分散して行動しているのか。\\n ここにいるのは3人ほどのようだな」",
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"322000321_27": "「どうする」",
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||||
"322000321_28": "「向こうが少人数に分かれているのは好都合ね。\\n 縛り上げて、後で回収を頼みましょう」",
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"322000321_29": "「ただのゴロツキなら、楽勝だな。行くか」",
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||||
"322000321_30": "「はい、悪い人を捕まえましょう」",
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"322000321_31": "「降伏しなさい――ッ!\\n あなたたちにこの遺跡は荷が重いわよ」",
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"322000321_32": "「どうか抵抗しないでください。\\n 傷つけたくないですから……」",
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"322000321_33": "「な…………はあ? 女子供が何言ってんだ?」",
|
||||
"322000321_34": "「ハハハ、政府の連中はよっぽど人手不足らしいな」",
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"322000321_35": "「わたしたちを見た目で判断すると、\\n 些か痛い目を見ることになるぞ」",
|
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"322000321_36": "「言われてみれば、\\n なんでコイツらがここまで来れたんだ……?」",
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"322000321_37": "「知るかッ、何者だろうがどんな秘密があろうが……、\\n 俺たちにはこいつがあるッ!」",
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"322000321_38": "「そ、そうだ、こいつは無敵だ……ッ!」",
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"322000321_40": "「俺たちはあのッ、あのッ! アルカ・ノイズを操れんだよ……ッ!\\n 死にたくなけりゃ、俺たちの言うことを聞いて――」",
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"322000321_41": "「話をしていても時間の無駄のようだな」",
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||||
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|
||||
}
|
|
@ -1,30 +1,30 @@
|
|||
{
|
||||
"322000322_0": "「邪魔よッ!」",
|
||||
"322000322_1": "「えいッ!」",
|
||||
"322000322_2": "「こいつで終わりだ――ッ!」",
|
||||
"322000322_3": "「――さて、片付いたわけだが」",
|
||||
"322000322_4": "「降伏させる必要はもうないみたいね」",
|
||||
"322000322_5": "「な、なんッ、なんッ、なん……なんで無敵の\\n アルカ・ノイズがッ!?」",
|
||||
"322000322_6": "「こんなの俺は聞いてな――」",
|
||||
"322000322_7": "「ハッ、さっさと気絶させりゃいいだろ」",
|
||||
"322000322_8": "「俺だって聞いてな――」",
|
||||
"322000322_9": "「それもそうね」",
|
||||
"322000322_10": "「た、助けてくれ……助けてくださいッ!」",
|
||||
"322000322_11": "「俺はただ割のいい仕事があるって聞いたから\\n 今回初めて加わっただけで、家にはまだ小さい弟や妹――」",
|
||||
"322000322_12": "「いるのか?」",
|
||||
"322000322_13": "「いや……いないけど……」",
|
||||
"322000322_14": "「いないのかよッ!?」",
|
||||
"322000322_15": "「ったく、それじゃ、お前らの目的と他の仲間の人数を言え、\\n 言わないと……わかるな?」",
|
||||
"322000322_16": "「それにアルカ・ノイズをどこから手に入れたかも\\n 話してもらおう」",
|
||||
"322000322_17": "「だ、大体30人と少しぐらいだったと思う。目的は、金だ。\\n 見つけたお宝をブラックマーケットに流して金に……」",
|
||||
"322000322_18": "「聖遺物の流出ルートというわけね。\\n アルカ・ノイズは取引相手からかしら?」",
|
||||
"322000322_19": "「た、たぶん……そうだッ!\\n 怪しげな連中から手に入れてくるって……」",
|
||||
"322000322_20": "「錬金術師だろうな。\\n さて、では大人しく眠ってもらおう」",
|
||||
"322000322_21": "「できれば優しく――、\\n ぐあッ!」",
|
||||
"322000322_22": "「……情報は十分だろう。この者たちは拘束し、先に進もう」",
|
||||
"322000322_23": "「ええ。盗掘団も捕らえないといけないようだしね」",
|
||||
"322000322_24": "「声の主は盗掘者たちでした。彼らはアルカ・ノイズを操り、\\n 探検隊の行く手を阻みます」",
|
||||
"322000322_25": "「しかし、隊員たち全員の活躍もあり、アルカ・ノイズを撃破、\\n 盗賊たちを捕えることに成功したのです……ッ!」",
|
||||
"322000322_26": "「おい、行くぞ?」",
|
||||
"322000322_27": "「はいッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000322_0": "「邪魔よッ!」",
|
||||
"322000322_1": "「えいッ!」",
|
||||
"322000322_2": "「こいつで終わりだ――ッ!」",
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||||
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||||
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|
||||
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||||
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||||
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}
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|
@ -1,19 +1,19 @@
|
|||
{
|
||||
"322000331_0": "「足元に気をつけろよ……」",
|
||||
"322000331_1": "「あ、これ知ってますッ!\\n 色が違う床が落とし穴なんですよねッ!」",
|
||||
"322000331_2": "「もう、ここはゲームじゃないのよ?」",
|
||||
"322000331_3": "「おい、あそこに穴があるぞ」",
|
||||
"322000331_4": "「<size=20>ちくしょう、お前のせいで穴に落ちたんだぞッ!</size>」",
|
||||
"322000331_5": "「<size=20>お前が急げっつったんだろうがッ!</size>」",
|
||||
"322000331_6": "「<size=20>なんだこの壁、滑って上がれねーッ!</size>」",
|
||||
"322000331_7": "「……どうやら先客が罠に掛かったようだな」",
|
||||
"322000331_8": "「こうして体を張って罠を解除してくれると、\\n こっちも楽でいいわね……」",
|
||||
"322000331_9": "「そうだな、ま、こんな奴らでも役に立つってことか」",
|
||||
"322000331_10": "「遺跡の罠は盗掘者にも分け隔てなく牙を剥いていました。\\n 探検隊はその無残な屍を乗り越え、先を目指します……ッ!」",
|
||||
"322000331_11": "「おいッ!\\n てめぇら勝手に俺たちを死んだことにするなッ!」",
|
||||
"322000331_12": "「それより置いてくなよッ!\\n 情けってもんがねーのかッ!」",
|
||||
"322000331_13": "「あいにく、盗人にかける情けは持ち合わせていない」",
|
||||
"322000331_14": "「すみません、わたしたち先を急ぎますから……」",
|
||||
"322000331_15": "「これは放っておいても大丈夫そうね」",
|
||||
"322000331_16": "「罠は解除してくれるわ、勝手に捕まってくれるわ。\\n 至れり尽くせりだな」"
|
||||
{
|
||||
"322000331_0": "「足元に気をつけろよ……」",
|
||||
"322000331_1": "「あ、これ知ってますッ!\\n 色が違う床が落とし穴なんですよねッ!」",
|
||||
"322000331_2": "「もう、ここはゲームじゃないのよ?」",
|
||||
"322000331_3": "「おい、あそこに穴があるぞ」",
|
||||
"322000331_4": "「<size=20>ちくしょう、お前のせいで穴に落ちたんだぞッ!</size>」",
|
||||
"322000331_5": "「<size=20>お前が急げっつったんだろうがッ!</size>」",
|
||||
"322000331_6": "「<size=20>なんだこの壁、滑って上がれねーッ!</size>」",
|
||||
"322000331_7": "「……どうやら先客が罠に掛かったようだな」",
|
||||
"322000331_8": "「こうして体を張って罠を解除してくれると、\\n こっちも楽でいいわね……」",
|
||||
"322000331_9": "「そうだな、ま、こんな奴らでも役に立つってことか」",
|
||||
"322000331_10": "「遺跡の罠は盗掘者にも分け隔てなく牙を剥いていました。\\n 探検隊はその無残な屍を乗り越え、先を目指します……ッ!」",
|
||||
"322000331_11": "「おいッ!\\n てめぇら勝手に俺たちを死んだことにするなッ!」",
|
||||
"322000331_12": "「それより置いてくなよッ!\\n 情けってもんがねーのかッ!」",
|
||||
"322000331_13": "「あいにく、盗人にかける情けは持ち合わせていない」",
|
||||
"322000331_14": "「すみません、わたしたち先を急ぎますから……」",
|
||||
"322000331_15": "「これは放っておいても大丈夫そうね」",
|
||||
"322000331_16": "「罠は解除してくれるわ、勝手に捕まってくれるわ。\\n 至れり尽くせりだな」"
|
||||
}
|
|
@ -1,23 +1,23 @@
|
|||
{
|
||||
"322000332_0": "「姉さん、お願いッ!」",
|
||||
"322000332_1": "「はあ――ッ!」",
|
||||
"322000332_2": "「この剣の露となれ――ッ!」",
|
||||
"322000332_3": "「な、なんッ、なんッ、なん……なんで無敵の\\n アルカ・ノイズ――」",
|
||||
"322000332_4": "「それはもうやったっての」",
|
||||
"322000332_5": "「こんなの俺は聞いて――」",
|
||||
"322000332_6": "「それももうやったわ」",
|
||||
"322000332_7": "「た、助け……」",
|
||||
"322000332_8": "「大人しくしてくれたら、気絶させませんから」",
|
||||
"322000332_9": "「うん、うんッ!」",
|
||||
"322000332_10": "「まったく、聞き出した通りではあるけど、かなりの数ね」",
|
||||
"322000332_11": "「姉さん、ロープがそろそろなくなるよ」",
|
||||
"322000332_12": "「逃がすわけにもいかないし、\\n 拘束しておかないといけないんだけど、どうしようかしら」",
|
||||
"322000332_13": "「正座させて岩でも乗せておくか?」",
|
||||
"322000332_14": "「江戸時代の拷問じゃないんだから……」",
|
||||
"322000332_15": "「しかしそうなると、足の腱を切っておくくらいしか……」",
|
||||
"322000332_16": "「た、助けてくれーッ!」",
|
||||
"322000332_17": "「おい、逃げてんじゃねえッ!」",
|
||||
"322000332_18": "「あ<size=28>あ</size><size=26>―</size><size=24>―</size><size=22>…</size><size=20>…</size><size=19>ッ</size><size=18>!</size><size=17>?</size>」",
|
||||
"322000332_19": "「落とし穴か。ちょうどいいとこに収納があったな」",
|
||||
"322000332_20": "「そうね、素敵な収納スペースだわ」"
|
||||
{
|
||||
"322000332_0": "「姉さん、お願いッ!」",
|
||||
"322000332_1": "「はあ――ッ!」",
|
||||
"322000332_2": "「この剣の露となれ――ッ!」",
|
||||
"322000332_3": "「な、なんッ、なんッ、なん……なんで無敵の\\n アルカ・ノイズ――」",
|
||||
"322000332_4": "「それはもうやったっての」",
|
||||
"322000332_5": "「こんなの俺は聞いて――」",
|
||||
"322000332_6": "「それももうやったわ」",
|
||||
"322000332_7": "「た、助け……」",
|
||||
"322000332_8": "「大人しくしてくれたら、気絶させませんから」",
|
||||
"322000332_9": "「うん、うんッ!」",
|
||||
"322000332_10": "「まったく、聞き出した通りではあるけど、かなりの数ね」",
|
||||
"322000332_11": "「姉さん、ロープがそろそろなくなるよ」",
|
||||
"322000332_12": "「逃がすわけにもいかないし、\\n 拘束しておかないといけないんだけど、どうしようかしら」",
|
||||
"322000332_13": "「正座させて岩でも乗せておくか?」",
|
||||
"322000332_14": "「江戸時代の拷問じゃないんだから……」",
|
||||
"322000332_15": "「しかしそうなると、足の腱を切っておくくらいしか……」",
|
||||
"322000332_16": "「た、助けてくれーッ!」",
|
||||
"322000332_17": "「おい、逃げてんじゃねえッ!」",
|
||||
"322000332_18": "「あ<size=28>あ</size><size=26>―</size><size=24>―</size><size=22>…</size><size=20>…</size><size=19>ッ</size><size=18>!</size><size=17>?</size>」",
|
||||
"322000332_19": "「落とし穴か。ちょうどいいとこに収納があったな」",
|
||||
"322000332_20": "「そうね、素敵な収納スペースだわ」"
|
||||
}
|
|
@ -1,35 +1,35 @@
|
|||
{
|
||||
"322000341_0": "「罠に盗掘団の襲撃、気が抜けないわね」",
|
||||
"322000341_1": "「ここから先は、ギアで進んだほうがいいかもしれないな」",
|
||||
"322000341_2": "「賛成だ。生身で罠に掛かったら危険だからな」",
|
||||
"322000341_3": "「なあ、また分かれ道みたいだぞ」",
|
||||
"322000341_4": "「探検隊の前に姿を現したのは、\\n またまたまたまた、分かれ道でした」",
|
||||
"322000341_5": "「度重なる分岐に方向感覚は失われ、探検隊を、\\n 迷宮の奥深くに飲まれるような不安が襲います……」",
|
||||
"322000341_6": "「構造も随分と複雑ね。こんなに入り組んでるなんて……、\\n なおさら地図は重要だから、よろしくね」",
|
||||
"322000341_7": "「ああ、大船に乗ったつもりでいてくれ」",
|
||||
"322000341_8": "「…………」",
|
||||
"322000341_9": "「…………」",
|
||||
"322000341_10": "「ちょ……ちょっと待て。\\n いつのまにマップ係交代してるんだよッ!?」",
|
||||
"322000341_11": "「セレナがナレーションに忙しいようだったからな。\\n 代わりを申し出たのだ」",
|
||||
"322000341_12": "「はい、お言葉に甘えさせて頂きました」",
|
||||
"322000341_13": "「……い、いつから……ッ!?」",
|
||||
"322000341_14": "「最初の分かれ道の、すぐ次からだよ」",
|
||||
"322000341_15": "「<size=40>ああああ――……ッ!</size>」",
|
||||
"322000341_16": "「迂闊、あまりにも迂闊だわ――ッ!\\n セレナにも知らせておけばッ!」",
|
||||
"322000341_17": "「ああ……せめてチェックしとけばよかったな……」",
|
||||
"322000341_18": "「え? え?」",
|
||||
"322000341_19": "「なぜ肩を落とす?\\n ちゃんと記録は取っている。安心しろ」",
|
||||
"322000341_20": "「ねえ翼……それ、ちょっと見せてくれるかしら……」",
|
||||
"322000341_21": "「ああ。どうだ、この通り――ッ!」",
|
||||
"322000341_22": "「…………なんですか? この……抽象画?」",
|
||||
"322000341_23": "「アバンギャルドが過ぎるッ!」",
|
||||
"322000341_24": "「ふたつ前の分かれ道、正面と右のふたつだったと思うんだけど……、\\n なんでそんなオロチの首みたいに増えてるのよッ!」",
|
||||
"322000341_25": "「ああ。ネズミか何かの小さな通り道もあったからな。\\n 間違いないよう、完璧にそれも記載した」",
|
||||
"322000341_26": "「ダメだ、これは……ッ!」",
|
||||
"322000341_27": "「ちくしょうッ、もうどうにもならねえ……ッ!」",
|
||||
"322000341_28": "「ごめんなさい……」",
|
||||
"322000341_29": "「ん? 一体何を嘆いている」",
|
||||
"322000341_30": "「思いもよらない災いが、探検隊に襲い掛かりました……」",
|
||||
"322000341_31": "「これまでの道のりを記録していた地図は、なんと――、\\n 古代文字よりも難解な壁画のようなモノになっていたのです」",
|
||||
"322000341_32": "「果たしてわたしたちは、\\n 無事にこの遺跡から帰れるのでしょうか?」"
|
||||
{
|
||||
"322000341_0": "「罠に盗掘団の襲撃、気が抜けないわね」",
|
||||
"322000341_1": "「ここから先は、ギアで進んだほうがいいかもしれないな」",
|
||||
"322000341_2": "「賛成だ。生身で罠に掛かったら危険だからな」",
|
||||
"322000341_3": "「なあ、また分かれ道みたいだぞ」",
|
||||
"322000341_4": "「探検隊の前に姿を現したのは、\\n またまたまたまた、分かれ道でした」",
|
||||
"322000341_5": "「度重なる分岐に方向感覚は失われ、探検隊を、\\n 迷宮の奥深くに飲まれるような不安が襲います……」",
|
||||
"322000341_6": "「構造も随分と複雑ね。こんなに入り組んでるなんて……、\\n なおさら地図は重要だから、よろしくね」",
|
||||
"322000341_7": "「ああ、大船に乗ったつもりでいてくれ」",
|
||||
"322000341_8": "「…………」",
|
||||
"322000341_9": "「…………」",
|
||||
"322000341_10": "「ちょ……ちょっと待て。\\n いつのまにマップ係交代してるんだよッ!?」",
|
||||
"322000341_11": "「セレナがナレーションに忙しいようだったからな。\\n 代わりを申し出たのだ」",
|
||||
"322000341_12": "「はい、お言葉に甘えさせて頂きました」",
|
||||
"322000341_13": "「……い、いつから……ッ!?」",
|
||||
"322000341_14": "「最初の分かれ道の、すぐ次からだよ」",
|
||||
"322000341_15": "「<size=40>ああああ――……ッ!</size>」",
|
||||
"322000341_16": "「迂闊、あまりにも迂闊だわ――ッ!\\n セレナにも知らせておけばッ!」",
|
||||
"322000341_17": "「ああ……せめてチェックしとけばよかったな……」",
|
||||
"322000341_18": "「え? え?」",
|
||||
"322000341_19": "「なぜ肩を落とす?\\n ちゃんと記録は取っている。安心しろ」",
|
||||
"322000341_20": "「ねえ翼……それ、ちょっと見せてくれるかしら……」",
|
||||
"322000341_21": "「ああ。どうだ、この通り――ッ!」",
|
||||
"322000341_22": "「…………なんですか? この……抽象画?」",
|
||||
"322000341_23": "「アバンギャルドが過ぎるッ!」",
|
||||
"322000341_24": "「ふたつ前の分かれ道、正面と右のふたつだったと思うんだけど……、\\n なんでそんなオロチの首みたいに増えてるのよッ!」",
|
||||
"322000341_25": "「ああ。ネズミか何かの小さな通り道もあったからな。\\n 間違いないよう、完璧にそれも記載した」",
|
||||
"322000341_26": "「ダメだ、これは……ッ!」",
|
||||
"322000341_27": "「ちくしょうッ、もうどうにもならねえ……ッ!」",
|
||||
"322000341_28": "「ごめんなさい……」",
|
||||
"322000341_29": "「ん? 一体何を嘆いている」",
|
||||
"322000341_30": "「思いもよらない災いが、探検隊に襲い掛かりました……」",
|
||||
"322000341_31": "「これまでの道のりを記録していた地図は、なんと――、\\n 古代文字よりも難解な壁画のようなモノになっていたのです」",
|
||||
"322000341_32": "「果たしてわたしたちは、\\n 無事にこの遺跡から帰れるのでしょうか?」"
|
||||
}
|
|
@ -1,23 +1,23 @@
|
|||
{
|
||||
"322000411_0": "遺跡を護る妖精",
|
||||
"322000411_1": "「帰りはもう一度マップを作りながら\\n 帰るはめになったわね……」",
|
||||
"322000411_2": "「何を言う。地図ならここにこうして」",
|
||||
"322000411_3": "「ツッコミが追いつかねえッ!」",
|
||||
"322000411_4": "「地図を失い遺跡を彷徨うこととなった探検隊、\\n これは遺跡の呪いか、それとも……」",
|
||||
"322000411_5": "「仕方ない、進みましょう」",
|
||||
"322000411_6": "「な、なんだ……ロボットッ!?」",
|
||||
"322000411_7": "「まさか。こいつが、ガーディアンってやつか……?」",
|
||||
"322000411_8": "「探検隊を妨害するように現れたロボットたち。\\n 果たして彼らは何者なのでしょう……」",
|
||||
"322000411_9": "「セレナ、油断しないで。古代遺跡に普通のロボットは\\n おかしいわ、もしかしたらなんらかの異端技術なのかも」",
|
||||
"322000411_10": "「侵入者 退去 要請」",
|
||||
"322000411_11": "「退去、要請って言ってんぞ?」",
|
||||
"322000411_12": "「でも、距離を保ったまま攻撃はしてきませんね」",
|
||||
"322000411_13": "「退けぬと言ったらどうする……ッ!」",
|
||||
"322000411_14": "「退去 勧告」",
|
||||
"322000411_15": "「――排除に掛かるということか」",
|
||||
"322000411_16": "「警告 退去 勧告……」",
|
||||
"322000411_17": "「わたしたちを進ませたくないみたいですね……」",
|
||||
"322000411_18": "「ハッ、通さないってんなら、力づくで通りゃいいんだろッ!」",
|
||||
"322000411_19": "「それしかないみたいねッ!」",
|
||||
"322000411_20": "「降りかかる火の粉は払うのみッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000411_0": "遺跡を護る妖精",
|
||||
"322000411_1": "「帰りはもう一度マップを作りながら\\n 帰るはめになったわね……」",
|
||||
"322000411_2": "「何を言う。地図ならここにこうして」",
|
||||
"322000411_3": "「ツッコミが追いつかねえッ!」",
|
||||
"322000411_4": "「地図を失い遺跡を彷徨うこととなった探検隊、\\n これは遺跡の呪いか、それとも……」",
|
||||
"322000411_5": "「仕方ない、進みましょう」",
|
||||
"322000411_6": "「な、なんだ……ロボットッ!?」",
|
||||
"322000411_7": "「まさか。こいつが、ガーディアンってやつか……?」",
|
||||
"322000411_8": "「探検隊を妨害するように現れたロボットたち。\\n 果たして彼らは何者なのでしょう……」",
|
||||
"322000411_9": "「セレナ、油断しないで。古代遺跡に普通のロボットは\\n おかしいわ、もしかしたらなんらかの異端技術なのかも」",
|
||||
"322000411_10": "「侵入者 退去 要請」",
|
||||
"322000411_11": "「退去、要請って言ってんぞ?」",
|
||||
"322000411_12": "「でも、距離を保ったまま攻撃はしてきませんね」",
|
||||
"322000411_13": "「退けぬと言ったらどうする……ッ!」",
|
||||
"322000411_14": "「退去 勧告」",
|
||||
"322000411_15": "「――排除に掛かるということか」",
|
||||
"322000411_16": "「警告 退去 勧告……」",
|
||||
"322000411_17": "「わたしたちを進ませたくないみたいですね……」",
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"322000411_18": "「ハッ、通さないってんなら、力づくで通りゃいいんだろッ!」",
|
||||
"322000411_19": "「それしかないみたいねッ!」",
|
||||
"322000411_20": "「降りかかる火の粉は払うのみッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,18 +1,18 @@
|
|||
{
|
||||
"322000412_0": "「何者か知らぬが、我が道を阻むならばッ!」",
|
||||
"322000412_1": "「切り払うのみッ!」",
|
||||
"322000412_2": "「ちょせえッ!」",
|
||||
"322000412_3": "「わたしだって――ッ!」",
|
||||
"322000412_4": "「侵入者……強力 排除不能……」",
|
||||
"322000412_5": "「逃げてくぞッ、増援は呼ばせねえッ!」",
|
||||
"322000412_6": "「退避 退避……」",
|
||||
"322000412_7": "「待てッ、一網打尽にしてくれる――――」",
|
||||
"322000412_8": "「き、消えた――ッ!? どうしてッ!」",
|
||||
"322000412_9": "「翼ッ! どこへ――――」",
|
||||
"322000412_10": "「マリア姉さんッ! 待ッ――――」",
|
||||
"322000412_11": "「お……おい。嘘だろ……全員……ッ!」",
|
||||
"322000412_12": "「一体どうなってるんだよッ!」",
|
||||
"322000412_13": "「……………………」",
|
||||
"322000412_14": "「全員、確かあの辺りで……何か仕掛けでもあんのか……?」",
|
||||
"322000412_15": "「ちッ、あたしもか――――」"
|
||||
{
|
||||
"322000412_0": "「何者か知らぬが、我が道を阻むならばッ!」",
|
||||
"322000412_1": "「切り払うのみッ!」",
|
||||
"322000412_2": "「ちょせえッ!」",
|
||||
"322000412_3": "「わたしだって――ッ!」",
|
||||
"322000412_4": "「侵入者……強力 排除不能……」",
|
||||
"322000412_5": "「逃げてくぞッ、増援は呼ばせねえッ!」",
|
||||
"322000412_6": "「退避 退避……」",
|
||||
"322000412_7": "「待てッ、一網打尽にしてくれる――――」",
|
||||
"322000412_8": "「き、消えた――ッ!? どうしてッ!」",
|
||||
"322000412_9": "「翼ッ! どこへ――――」",
|
||||
"322000412_10": "「マリア姉さんッ! 待ッ――――」",
|
||||
"322000412_11": "「お……おい。嘘だろ……全員……ッ!」",
|
||||
"322000412_12": "「一体どうなってるんだよッ!」",
|
||||
"322000412_13": "「……………………」",
|
||||
"322000412_14": "「全員、確かあの辺りで……何か仕掛けでもあんのか……?」",
|
||||
"322000412_15": "「ちッ、あたしもか――――」"
|
||||
}
|
|
@ -1,12 +1,12 @@
|
|||
{
|
||||
"322000421_0": "「――急に周囲の風景が変わったッ!?」",
|
||||
"322000421_1": "「どうなっている……ッ!」",
|
||||
"322000421_2": "「く――ッ、マリア、雪音……セレナッ!」",
|
||||
"322000421_3": "「……この場にはわたし1人のようだな。\\n 如何なる手段かわからんが、分断されたか……ッ!」",
|
||||
"322000421_4": "「侵入者 退去 要請」",
|
||||
"322000421_5": "「侵入者 退去 要請」",
|
||||
"322000421_6": "「これもまた罠か――そして各個を多数で迎え撃つ。\\n 定石通り、機械にしてはいい戦術だ」",
|
||||
"322000421_7": "「退去 勧告」",
|
||||
"322000421_8": "「だがッ!」",
|
||||
"322000421_9": "「――この程度、わたし1人でなんら問題はないッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000421_0": "「――急に周囲の風景が変わったッ!?」",
|
||||
"322000421_1": "「どうなっている……ッ!」",
|
||||
"322000421_2": "「く――ッ、マリア、雪音……セレナッ!」",
|
||||
"322000421_3": "「……この場にはわたし1人のようだな。\\n 如何なる手段かわからんが、分断されたか……ッ!」",
|
||||
"322000421_4": "「侵入者 退去 要請」",
|
||||
"322000421_5": "「侵入者 退去 要請」",
|
||||
"322000421_6": "「これもまた罠か――そして各個を多数で迎え撃つ。\\n 定石通り、機械にしてはいい戦術だ」",
|
||||
"322000421_7": "「退去 勧告」",
|
||||
"322000421_8": "「だがッ!」",
|
||||
"322000421_9": "「――この程度、わたし1人でなんら問題はないッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,27 +1,27 @@
|
|||
{
|
||||
"322000422_0": "「はあ――ッ!」",
|
||||
"322000422_1": "「強制排除」",
|
||||
"322000422_2": "「強制排除」",
|
||||
"322000422_3": "「まとめて金屑に変えてくれる――ッ!」",
|
||||
"322000422_4": "「強制 排除……不能……」",
|
||||
"322000422_5": "「どうやら、これで全部のようだな」",
|
||||
"322000422_6": "「……しかし、この状況。\\n なんらかの装置で、転送させられたか」",
|
||||
"322000422_7": "(恐らくは全員同じ状況に……、\\n みな無事だといいが……)",
|
||||
"322000422_8": "(とにかく、戻る手段を探さねばな)",
|
||||
"322000422_9": "「な――ッ!?」",
|
||||
"322000422_10": "「またしても落とし穴、だと――……ッ!」",
|
||||
"322000422_11": "「うッ、ぐぐ……ッ!」",
|
||||
"322000422_12": "「……ふう。ギアの出力で強引に這い登ったものの。\\n 下まで、落ちていたらどうなっていたことか……」",
|
||||
"322000422_13": "「なに――ッ!」",
|
||||
"322000422_14": "「くッ! 落とし穴だらけの道だな。\\n この遺跡を設計した者はよほど底意地が悪いとみえる」",
|
||||
"322000422_15": "「だが……ッ!」",
|
||||
"322000422_16": "「ようやく、穴だらけの通りは抜けたようだな。\\n そして、次はなんだ――?」",
|
||||
"322000422_17": "「これは……天然の地底湖か?\\n それとも意図的に作られた水場か」",
|
||||
"322000422_18": "(目測にて水の深さは測り難い。\\n 点々と続く飛び石を跳んでゆけと言いたいのか)",
|
||||
"322000422_19": "(これ見よがしの足場。嫌な予感はするが……)",
|
||||
"322000422_20": "「立ち止まっているわけにもいかないな」",
|
||||
"322000422_21": "「……何事もないようだな。\\n どうやら警戒しすぎたらしい」",
|
||||
"322000422_22": "「は――ッ!」",
|
||||
"322000422_23": "「……な、なにッ!?」",
|
||||
"322000422_24": "「一瞬で崩れ――が、げほッ、ごぼ――ッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000422_0": "「はあ――ッ!」",
|
||||
"322000422_1": "「強制排除」",
|
||||
"322000422_2": "「強制排除」",
|
||||
"322000422_3": "「まとめて金屑に変えてくれる――ッ!」",
|
||||
"322000422_4": "「強制 排除……不能……」",
|
||||
"322000422_5": "「どうやら、これで全部のようだな」",
|
||||
"322000422_6": "「……しかし、この状況。\\n なんらかの装置で、転送させられたか」",
|
||||
"322000422_7": "(恐らくは全員同じ状況に……、\\n みな無事だといいが……)",
|
||||
"322000422_8": "(とにかく、戻る手段を探さねばな)",
|
||||
"322000422_9": "「な――ッ!?」",
|
||||
"322000422_10": "「またしても落とし穴、だと――……ッ!」",
|
||||
"322000422_11": "「うッ、ぐぐ……ッ!」",
|
||||
"322000422_12": "「……ふう。ギアの出力で強引に這い登ったものの。\\n 下まで、落ちていたらどうなっていたことか……」",
|
||||
"322000422_13": "「なに――ッ!」",
|
||||
"322000422_14": "「くッ! 落とし穴だらけの道だな。\\n この遺跡を設計した者はよほど底意地が悪いとみえる」",
|
||||
"322000422_15": "「だが……ッ!」",
|
||||
"322000422_16": "「ようやく、穴だらけの通りは抜けたようだな。\\n そして、次はなんだ――?」",
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||||
"322000422_17": "「これは……天然の地底湖か?\\n それとも意図的に作られた水場か」",
|
||||
"322000422_18": "(目測にて水の深さは測り難い。\\n 点々と続く飛び石を跳んでゆけと言いたいのか)",
|
||||
"322000422_19": "(これ見よがしの足場。嫌な予感はするが……)",
|
||||
"322000422_20": "「立ち止まっているわけにもいかないな」",
|
||||
"322000422_21": "「……何事もないようだな。\\n どうやら警戒しすぎたらしい」",
|
||||
"322000422_22": "「は――ッ!」",
|
||||
"322000422_23": "「……な、なにッ!?」",
|
||||
"322000422_24": "「一瞬で崩れ――が、げほッ、ごぼ――ッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,11 +1,11 @@
|
|||
{
|
||||
"322000431_0": "「ここは一体、なんなの……ッ!」",
|
||||
"322000431_1": "(目の前でロボットと翼たちが消え、自分自身の状況が一瞬で\\n 変化した……。恐らくは転移させられたんだろうけど――)",
|
||||
"322000431_2": "(一切の視界は利かないし、上下左右どこを触っても石ばかり……、\\n ほとんど身動きもできないこの狭い空間は――)",
|
||||
"322000431_3": "(はッ、まさか――ッ!)",
|
||||
"322000431_4": "「<size=40>石の中に……いるッ!?</size>」",
|
||||
"322000431_5": "「最初からこういう仕掛けだったのか、遺跡の経年劣化で転送先の\\n 状況が変化したのかはわからないけど、この状況は……」",
|
||||
"322000431_6": "「く――ッ! 狭すぎて……アームドギアを\\n 扱うことすらできないじゃないッ!」",
|
||||
"322000431_7": "「通信もできないこの状況下で……セレナの行方も\\n わからないっていうのに、こんな――」",
|
||||
"322000431_8": "「はぁ…………どうやって出ればいいのかしら……」"
|
||||
{
|
||||
"322000431_0": "「ここは一体、なんなの……ッ!」",
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||||
"322000431_1": "(目の前でロボットと翼たちが消え、自分自身の状況が一瞬で\\n 変化した……。恐らくは転移させられたんだろうけど――)",
|
||||
"322000431_2": "(一切の視界は利かないし、上下左右どこを触っても石ばかり……、\\n ほとんど身動きもできないこの狭い空間は――)",
|
||||
"322000431_3": "(はッ、まさか――ッ!)",
|
||||
"322000431_4": "「<size=40>石の中に……いるッ!?</size>」",
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||||
"322000431_5": "「最初からこういう仕掛けだったのか、遺跡の経年劣化で転送先の\\n 状況が変化したのかはわからないけど、この状況は……」",
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||||
"322000431_6": "「く――ッ! 狭すぎて……アームドギアを\\n 扱うことすらできないじゃないッ!」",
|
||||
"322000431_7": "「通信もできないこの状況下で……セレナの行方も\\n わからないっていうのに、こんな――」",
|
||||
"322000431_8": "「はぁ…………どうやって出ればいいのかしら……」"
|
||||
}
|
|
@ -1,26 +1,26 @@
|
|||
{
|
||||
"322000432_0": "「全員消えたと思ったら今度はこの有様……ほんとに\\n この遺跡を作ったヤツは性根がねじまがってやがる……」",
|
||||
"322000432_1": "「侵入者 確認」",
|
||||
"322000432_2": "「退去 勧告」",
|
||||
"322000432_3": "「どこに退去しろっていうんだよ。\\n 勝手にわけわからないとこに飛ばしといて」",
|
||||
"322000432_4": "「強制排除」",
|
||||
"322000432_5": "「強制排除」",
|
||||
"322000432_6": "「やろうってんなら乗ってやるッ!\\n ロボット相手でもな」",
|
||||
"322000432_7": "「ガラクタにしてやるッ!」",
|
||||
"322000432_8": "「なッ!? なんだこのすごい炎は……ッ!」",
|
||||
"322000432_9": "(床から可燃性のガスでも出てるのか?\\n 一面火の海で、これじゃ身動きが取れない……ッ!)",
|
||||
"322000432_10": "「ロボットが破壊されることは織り込み済みってわけか」",
|
||||
"322000432_11": "「あーッ! まどろっこしいッ!」",
|
||||
"322000432_12": "「いっそミサイルの爆風で吹っ飛ばすか?\\n いや、そんなことしたら生き埋めだな……」",
|
||||
"322000432_13": "「くっそッ! どうすりゃいいんだよッ!」",
|
||||
"322000432_14": "「いきなり周りが真っ暗に……ッ!」",
|
||||
"322000432_15": "「そうだ、消えたマリア姉さんや風鳴さんは……、\\n マリア姉さーんッ! 風鳴さーんッ!」",
|
||||
"322000432_16": "「あ、あれ? 雪音さん……?」",
|
||||
"322000432_17": "(雪音さんもいない……。これって、ゲームにあった\\n テレポーターみたいにどこかに飛ばされたのかな?)",
|
||||
"322000432_18": "(声の反響からして、結構広い部屋みたいだけど――)",
|
||||
"322000432_19": "「痛ッ!」",
|
||||
"322000432_20": "「うう……床がデコボコして歩きづらい……。\\n みんな別々に飛ばされちゃったのかな……」",
|
||||
"322000432_21": "「と、とにかく壁際まで行って……、\\n 手をついて……壁は、どこ……?」",
|
||||
"322000432_22": "「痛ッ! こ、これは柱なのかな?\\n 何も見えないし、なんの音もしない……」",
|
||||
"322000432_23": "「真っ暗でどっちを向いてるかもわからない……。\\n どこを目指せばいいんだろう……」"
|
||||
{
|
||||
"322000432_0": "「全員消えたと思ったら今度はこの有様……ほんとに\\n この遺跡を作ったヤツは性根がねじまがってやがる……」",
|
||||
"322000432_1": "「侵入者 確認」",
|
||||
"322000432_2": "「退去 勧告」",
|
||||
"322000432_3": "「どこに退去しろっていうんだよ。\\n 勝手にわけわからないとこに飛ばしといて」",
|
||||
"322000432_4": "「強制排除」",
|
||||
"322000432_5": "「強制排除」",
|
||||
"322000432_6": "「やろうってんなら乗ってやるッ!\\n ロボット相手でもな」",
|
||||
"322000432_7": "「ガラクタにしてやるッ!」",
|
||||
"322000432_8": "「なッ!? なんだこのすごい炎は……ッ!」",
|
||||
"322000432_9": "(床から可燃性のガスでも出てるのか?\\n 一面火の海で、これじゃ身動きが取れない……ッ!)",
|
||||
"322000432_10": "「ロボットが破壊されることは織り込み済みってわけか」",
|
||||
"322000432_11": "「あーッ! まどろっこしいッ!」",
|
||||
"322000432_12": "「いっそミサイルの爆風で吹っ飛ばすか?\\n いや、そんなことしたら生き埋めだな……」",
|
||||
"322000432_13": "「くっそッ! どうすりゃいいんだよッ!」",
|
||||
"322000432_14": "「いきなり周りが真っ暗に……ッ!」",
|
||||
"322000432_15": "「そうだ、消えたマリア姉さんや風鳴さんは……、\\n マリア姉さーんッ! 風鳴さーんッ!」",
|
||||
"322000432_16": "「あ、あれ? 雪音さん……?」",
|
||||
"322000432_17": "(雪音さんもいない……。これって、ゲームにあった\\n テレポーターみたいにどこかに飛ばされたのかな?)",
|
||||
"322000432_18": "(声の反響からして、結構広い部屋みたいだけど――)",
|
||||
"322000432_19": "「痛ッ!」",
|
||||
"322000432_20": "「うう……床がデコボコして歩きづらい……。\\n みんな別々に飛ばされちゃったのかな……」",
|
||||
"322000432_21": "「と、とにかく壁際まで行って……、\\n 手をついて……壁は、どこ……?」",
|
||||
"322000432_22": "「痛ッ! こ、これは柱なのかな?\\n 何も見えないし、なんの音もしない……」",
|
||||
"322000432_23": "「真っ暗でどっちを向いてるかもわからない……。\\n どこを目指せばいいんだろう……」"
|
||||
}
|
|
@ -1,24 +1,24 @@
|
|||
{
|
||||
"322000511_0": "目覚めし、トレジャーハンター魂・前編",
|
||||
"322000511_1": "「……困ったな……」",
|
||||
"322000511_2": "(壁はようやく見つけたけど、\\n どれだけ歩いてもぐるぐる回ってる気がする)",
|
||||
"322000511_3": "(もしかして出口が無いのかな……?)",
|
||||
"322000511_4": "「それなら壁を――ッ!」",
|
||||
"322000511_5": "「えいッ!」",
|
||||
"322000511_6": "「硬い……だけどッ!」",
|
||||
"322000511_7": "「少しずつでも、削って――ッ!」",
|
||||
"322000511_8": "「はぁ、はぁ、はぁ……ダメだ……。\\n 全然びくともしない……なんて頑丈な壁なの」",
|
||||
"322000511_9": "「仕方ない、また手探りで、とにかく進んでみるしか……」",
|
||||
"322000511_10": "「少しは目が慣れてきたけど、\\n でも、まだ全然見えづらい……」",
|
||||
"322000511_11": "「何か明かりになるものがあればいいのに。\\n ランタンとか持ってくればよかったかな……」",
|
||||
"322000511_12": "「――誰ですかッ!?」",
|
||||
"322000511_13": "「侵入者 退去 要請……」",
|
||||
"322000511_14": "「さっきの、攻撃してきたロボット――ッ!?」",
|
||||
"322000511_15": "「退去 勧告」",
|
||||
"322000511_16": "「どこかに行けたら、とっくにそうしてます……」",
|
||||
"322000511_17": "「わ、わ……どんどん集まってきた」",
|
||||
"322000511_18": "「強制排除」",
|
||||
"322000511_19": "「強制排除」",
|
||||
"322000511_20": "「く……ッ!\\n もう、出口に案内してくれたらいいのにッ!」",
|
||||
"322000511_21": "「わからずやのロボットさんたちには、\\n 大人しくなってもらいます」"
|
||||
{
|
||||
"322000511_0": "目覚めし、トレジャーハンター魂・前編",
|
||||
"322000511_1": "「……困ったな……」",
|
||||
"322000511_2": "(壁はようやく見つけたけど、\\n どれだけ歩いてもぐるぐる回ってる気がする)",
|
||||
"322000511_3": "(もしかして出口が無いのかな……?)",
|
||||
"322000511_4": "「それなら壁を――ッ!」",
|
||||
"322000511_5": "「えいッ!」",
|
||||
"322000511_6": "「硬い……だけどッ!」",
|
||||
"322000511_7": "「少しずつでも、削って――ッ!」",
|
||||
"322000511_8": "「はぁ、はぁ、はぁ……ダメだ……。\\n 全然びくともしない……なんて頑丈な壁なの」",
|
||||
"322000511_9": "「仕方ない、また手探りで、とにかく進んでみるしか……」",
|
||||
"322000511_10": "「少しは目が慣れてきたけど、\\n でも、まだ全然見えづらい……」",
|
||||
"322000511_11": "「何か明かりになるものがあればいいのに。\\n ランタンとか持ってくればよかったかな……」",
|
||||
"322000511_12": "「――誰ですかッ!?」",
|
||||
"322000511_13": "「侵入者 退去 要請……」",
|
||||
"322000511_14": "「さっきの、攻撃してきたロボット――ッ!?」",
|
||||
"322000511_15": "「退去 勧告」",
|
||||
"322000511_16": "「どこかに行けたら、とっくにそうしてます……」",
|
||||
"322000511_17": "「わ、わ……どんどん集まってきた」",
|
||||
"322000511_18": "「強制排除」",
|
||||
"322000511_19": "「強制排除」",
|
||||
"322000511_20": "「く……ッ!\\n もう、出口に案内してくれたらいいのにッ!」",
|
||||
"322000511_21": "「わからずやのロボットさんたちには、\\n 大人しくなってもらいます」"
|
||||
}
|
|
@ -1,30 +1,30 @@
|
|||
{
|
||||
"322000521_0": "「やあ――ッ!」",
|
||||
"322000521_1": "「強制排除」",
|
||||
"322000521_2": "「く――ッ! 暗い上に、足場が悪い……ッ!」",
|
||||
"322000521_3": "「1体ずつでもッ!」",
|
||||
"322000521_4": "「はずれた――ッ!?」",
|
||||
"322000521_5": "「強制排除」",
|
||||
"322000521_6": "「強制排除」",
|
||||
"322000521_7": "「うあ――ッ!」",
|
||||
"322000521_8": "(こんなに暗いのに、あっちは正確に狙ってくる――ッ!\\n このままじゃ……ッ!)",
|
||||
"322000521_9": "「強制排除」",
|
||||
"322000521_10": "「引き付けて……これならッ!」",
|
||||
"322000521_11": "「強制排除」",
|
||||
"322000521_12": "「キリがない――ッ! なんとかしないと……ッ!」",
|
||||
"322000521_13": "(こんな時、姉さんならどうするのかな?\\n マリア姉さんなら、こんな状況でもきっと――)",
|
||||
"322000521_14": "「――そうだッ!」",
|
||||
"322000521_15": "「この状況に対処できるような……新たなギアへの心象変化。\\n それしかないッ!」",
|
||||
"322000521_16": "(ギアを変化させるには、心にイメージを――)",
|
||||
"322000521_17": "(焦ったら成功はしない、\\n 敵の攻撃に注意しつつ、落ち着いて……)",
|
||||
"322000521_18": "「きっと、姉さんならこうするはず」",
|
||||
"322000521_19": "(心象変化……この場所に、この状況に、\\n 負けないわたし――)",
|
||||
"322000521_20": "(……そうだ、暁さんたちと見たあのショーン教授の映画。\\n どんな困難も突破して、宝物に辿り着くあの姿――)",
|
||||
"322000521_21": "「強い想いがわたしの力になるのなら――ッ!」",
|
||||
"322000521_22": "(お願い、成功して……ッ!)",
|
||||
"322000521_23": "「や、やった……ッ!」",
|
||||
"322000521_24": "「……侵入者 変化 確認……」",
|
||||
"322000521_25": "「状況 分析」",
|
||||
"322000521_26": "「調べなくても教えてあげます。これは、遺跡での体験、\\n そして窮地を脱したい想い、そして――ッ!」",
|
||||
"322000521_27": "「冒険への期待とワクワクがいっぱい詰まった、\\n わたしの新しいギアですッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000521_0": "「やあ――ッ!」",
|
||||
"322000521_1": "「強制排除」",
|
||||
"322000521_2": "「く――ッ! 暗い上に、足場が悪い……ッ!」",
|
||||
"322000521_3": "「1体ずつでもッ!」",
|
||||
"322000521_4": "「はずれた――ッ!?」",
|
||||
"322000521_5": "「強制排除」",
|
||||
"322000521_6": "「強制排除」",
|
||||
"322000521_7": "「うあ――ッ!」",
|
||||
"322000521_8": "(こんなに暗いのに、あっちは正確に狙ってくる――ッ!\\n このままじゃ……ッ!)",
|
||||
"322000521_9": "「強制排除」",
|
||||
"322000521_10": "「引き付けて……これならッ!」",
|
||||
"322000521_11": "「強制排除」",
|
||||
"322000521_12": "「キリがない――ッ! なんとかしないと……ッ!」",
|
||||
"322000521_13": "(こんな時、姉さんならどうするのかな?\\n マリア姉さんなら、こんな状況でもきっと――)",
|
||||
"322000521_14": "「――そうだッ!」",
|
||||
"322000521_15": "「この状況に対処できるような……新たなギアへの心象変化。\\n それしかないッ!」",
|
||||
"322000521_16": "(ギアを変化させるには、心にイメージを――)",
|
||||
"322000521_17": "(焦ったら成功はしない、\\n 敵の攻撃に注意しつつ、落ち着いて……)",
|
||||
"322000521_18": "「きっと、姉さんならこうするはず」",
|
||||
"322000521_19": "(心象変化……この場所に、この状況に、\\n 負けないわたし――)",
|
||||
"322000521_20": "(……そうだ、暁さんたちと見たあのショーン教授の映画。\\n どんな困難も突破して、宝物に辿り着くあの姿――)",
|
||||
"322000521_21": "「強い想いがわたしの力になるのなら――ッ!」",
|
||||
"322000521_22": "(お願い、成功して……ッ!)",
|
||||
"322000521_23": "「や、やった……ッ!」",
|
||||
"322000521_24": "「……侵入者 変化 確認……」",
|
||||
"322000521_25": "「状況 分析」",
|
||||
"322000521_26": "「調べなくても教えてあげます。これは、遺跡での体験、\\n そして窮地を脱したい想い、そして――ッ!」",
|
||||
"322000521_27": "「冒険への期待とワクワクがいっぱい詰まった、\\n わたしの新しいギアですッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,10 +1,10 @@
|
|||
{
|
||||
"322000522_0": "「新型ギアのライトで視界さえ確保できればッ!」",
|
||||
"322000522_1": "「もはや――敵ではありませんッ!」",
|
||||
"322000522_2": "「ロボットたちも片付いたことだし、\\n もう一度この部屋を見て回ってみようっと」",
|
||||
"322000522_3": "「ここだけ……少し岩盤が薄くなってる?」",
|
||||
"322000522_4": "(新型ギアに備わったつるはしでなら、\\n ここを壊してどこかに脱出できるかも――)",
|
||||
"322000522_5": "「やってみよう。えーいッ!」",
|
||||
"322000522_6": "「――すごい、まるで岩がプリンみたいに」",
|
||||
"322000522_7": "「これならいけるッ!\\n 早く、マリア姉さんたちと合流しないとッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000522_0": "「新型ギアのライトで視界さえ確保できればッ!」",
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||||
"322000522_1": "「もはや――敵ではありませんッ!」",
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||||
"322000522_2": "「ロボットたちも片付いたことだし、\\n もう一度この部屋を見て回ってみようっと」",
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"322000522_3": "「ここだけ……少し岩盤が薄くなってる?」",
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"322000522_4": "(新型ギアに備わったつるはしでなら、\\n ここを壊してどこかに脱出できるかも――)",
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||||
"322000522_5": "「やってみよう。えーいッ!」",
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||||
"322000522_6": "「――すごい、まるで岩がプリンみたいに」",
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"322000522_7": "「これならいけるッ!\\n 早く、マリア姉さんたちと合流しないとッ!」"
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||||
}
|
|
@ -1,53 +1,53 @@
|
|||
{
|
||||
"322000531_0": "「この炎、いくら待っても消えやしないッ!」",
|
||||
"322000531_1": "「場所が場所だから、爆風で吹き飛ばすわけにもいかないし、\\n 突っ切るにも、この勢いじゃダメージがキツい……」",
|
||||
"322000531_2": "(周りが炎に囲まれて、この狭い空間じゃ……どんどん温度が\\n 上がって意識が朦朧としてきた)",
|
||||
"322000531_3": "「くそッ……」",
|
||||
"322000531_4": "「このまま突っ立ってても、倒れるのは時間の問題だ、\\n どうするか……」",
|
||||
"322000531_5": "「生き埋め覚悟で、ぶっ放すか?」",
|
||||
"322000531_6": "「くっそーッ! どこかに大量の氷でもあれば……」",
|
||||
"322000531_7": "「いや、なんで氷なんだ、この場合、水だろう」",
|
||||
"322000531_8": "「ん、水、氷……?」",
|
||||
"322000531_9": "「あ――ッ!」",
|
||||
"322000531_10": "「大丈夫です、落ち着いてください」",
|
||||
"322000531_11": "「炎は氷の魔法を唱えて消すデスよ」",
|
||||
"322000531_12": "(氷……氷の魔法――)",
|
||||
"322000531_13": "「って、魔法なんか使えるかッ!\\n 熱さで頭が回んなくなってんのか……」",
|
||||
"322000531_14": "「……いや、悪くないかも」",
|
||||
"322000531_15": "(魔法なんてのは確かに無理だ。だが、ギアなら……ッ!)",
|
||||
"322000531_16": "(今までだって、無理無茶無謀を通してきただろ。\\n そうだ、ギアの心象変化を……起こせばッ!)",
|
||||
"322000531_17": "(失敗は許されない絶体絶命の状況だが……)",
|
||||
"322000531_18": "(だけど、そんな状況だからこそ、\\n 想いの力は強くなる……ッ!)",
|
||||
"322000531_19": "(あの時のゲームのイメージを……思い浮かべろ……ッ!)",
|
||||
"322000531_20": "「よし……ッ!\\n ここは氷……よしッ、氷結弾を使えばッ!」",
|
||||
"322000531_21": "「ふー……。ギリギリってとこだな。ま、上出来だ」",
|
||||
"322000531_22": "「しっかし、あいつらにさんざん付き合わされたゲームの\\n おかげでピンチを脱出できるなんてな……ハハ――」",
|
||||
"322000531_23": "「ハ――ッ!?」",
|
||||
"322000531_24": "「うおおおッ!?\\n な、なんだあ――ッ!?」",
|
||||
"322000531_25": "「何かがあっちから壁を崩して……ッ!」",
|
||||
"322000531_26": "「あ、よかった。合流できましたねッ!」",
|
||||
"322000531_27": "「お前……、驚かすなよ……」",
|
||||
"322000531_28": "「ん? どーやら遺跡っぽいとこまで戻ってきたみたいだな」",
|
||||
"322000531_29": "「はい、なかなか大変でしたね」",
|
||||
"322000531_30": "「とりあえず、先輩たちを探さないとな。\\n 無事だといいけど」",
|
||||
"322000531_31": "「また真っ暗か」",
|
||||
"322000531_32": "「いえ、大丈夫です。わたしのライトでッ!」",
|
||||
"322000531_33": "「きゃッ、いきなり炎が――ッ!」",
|
||||
"322000531_34": "「そいつはあたしの出番だッ!」",
|
||||
"322000531_35": "「すごい、一発で炎が消えたッ!」",
|
||||
"322000531_36": "「お互い、このギアなら、遺跡の仕掛けも楽勝だな」",
|
||||
"322000531_37": "「はいッ!」",
|
||||
"322000531_38": "「毒ガスなんざ、突風弾で吹き飛ばして――ッ!」",
|
||||
"322000531_39": "「かばんにいろんな道具が収納されてるんです。\\n ここは、フックとロープで降りましょう」",
|
||||
"322000531_40": "「水没した通路だって、凍らせて――ッ!」",
|
||||
"322000531_41": "「つるはしで掘りぬけばッ!」",
|
||||
"322000531_42": "「その後も、探検隊の2名は新たなギアの力を使って\\n さまざまな困難を切り抜けていきました」",
|
||||
"322000531_43": "「もはや探検隊の行く手を阻めるものは、\\n 何も無いかのように――……」",
|
||||
"322000531_44": "「おい、そこは落とし穴みたいだぞ。\\n 足元気をつけて行けよ」",
|
||||
"322000531_45": "「本当だ。ありがとうございます。助かりました」",
|
||||
"322000531_46": "「そんな大したことじゃないだろう。いちいち礼なんていらないって」",
|
||||
"322000531_47": "「いえ、今だけじゃなく、\\n ずっと細かく気を使ってくれてましたよね」",
|
||||
"322000531_48": "「ま、まあ、あたしは先輩だからなッ!」",
|
||||
"322000531_49": "「はい。よろしくお願いしますッ!」",
|
||||
"322000531_50": "「ああッ、とっとと合流するぞッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000531_0": "「この炎、いくら待っても消えやしないッ!」",
|
||||
"322000531_1": "「場所が場所だから、爆風で吹き飛ばすわけにもいかないし、\\n 突っ切るにも、この勢いじゃダメージがキツい……」",
|
||||
"322000531_2": "(周りが炎に囲まれて、この狭い空間じゃ……どんどん温度が\\n 上がって意識が朦朧としてきた)",
|
||||
"322000531_3": "「くそッ……」",
|
||||
"322000531_4": "「このまま突っ立ってても、倒れるのは時間の問題だ、\\n どうするか……」",
|
||||
"322000531_5": "「生き埋め覚悟で、ぶっ放すか?」",
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||||
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|
||||
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||||
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|
||||
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|
||||
"322000531_10": "「大丈夫です、落ち着いてください」",
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||||
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|
||||
"322000531_12": "(氷……氷の魔法――)",
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||||
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|
||||
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|
||||
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||||
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||||
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|
||||
"322000531_18": "(だけど、そんな状況だからこそ、\\n 想いの力は強くなる……ッ!)",
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||||
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|
||||
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|
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|
||||
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|
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||||
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|
||||
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|
||||
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|
||||
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|
||||
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||||
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|
||||
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||||
"322000531_33": "「きゃッ、いきなり炎が――ッ!」",
|
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|
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"322000531_35": "「すごい、一発で炎が消えたッ!」",
|
||||
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||||
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|
||||
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|
||||
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|
||||
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|
||||
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|
||||
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|
||||
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||||
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|
||||
"322000531_47": "「いえ、今だけじゃなく、\\n ずっと細かく気を使ってくれてましたよね」",
|
||||
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|
||||
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|
||||
"322000531_50": "「ああッ、とっとと合流するぞッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,30 +1,30 @@
|
|||
{
|
||||
"322000541_0": "「いくらギアが便利になったとしても油断はできないからな。\\n しっかりあたしの後ろについてこいよ」",
|
||||
"322000541_1": "「はい。ありがとうございます」",
|
||||
"322000541_2": "「ちょ、おい待てってッ!」",
|
||||
"322000541_3": "「なんだか楽しくなってきちゃって」",
|
||||
"322000541_4": "「あのなあ、よくわかんない遺跡で分断されて、\\n 出口もわからない状態なんだぞ?」",
|
||||
"322000541_5": "「だからこそ、早く進んで合流しないと」",
|
||||
"322000541_6": "「2人の隊員は、力を合わせて罠を乗り越えつつ、先を急ぎます。\\n はぐれた2人もきっと行く先で待っていると信じて……」",
|
||||
"322000541_7": "「お前、ほんと元気だな……」",
|
||||
"322000541_8": "「だって遺跡探索ですよ?\\n 映画やゲームよりずっとすごい、本物の遺跡ですッ!」",
|
||||
"322000541_9": "「わかってるよ。はあぁ……いい加減疲れてきた。\\n どんだけデカいんだこの遺跡」",
|
||||
"322000541_10": "「きっともうすぐ、姉さんたちのいるところに着けますよ」",
|
||||
"322000541_11": "「もうすぐって、もう5回は聞いたぞ?」",
|
||||
"322000541_12": "「次こそもうすぐですよ」",
|
||||
"322000541_13": "「お前なあ。あの角でもし何もなかったら、\\n 1回休憩でも挟んで……」",
|
||||
"322000541_14": "「後ろッ!」",
|
||||
"322000541_15": "「あ? 後ろがどうした?」",
|
||||
"322000541_16": "「――ロボットたちの大群がッ!」",
|
||||
"322000541_17": "「なに――ッ!?」",
|
||||
"322000541_18": "「侵入者 退去 勧告」",
|
||||
"322000541_19": "「侵入者 退去 勧告」",
|
||||
"322000541_20": "「侵入者 退去 勧告」",
|
||||
"322000541_21": "「侵入者 退去 勧告」",
|
||||
"322000541_22": "「ロボットがこんなに……ッ!」",
|
||||
"322000541_23": "「面白い。\\n ちょうどこのギアの強さも確かめたかったところだ」",
|
||||
"322000541_24": "「強制排除」",
|
||||
"322000541_25": "「強制排除」",
|
||||
"322000541_26": "「来ますッ!」",
|
||||
"322000541_27": "「さあ、掛かってきやがれッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000541_0": "「いくらギアが便利になったとしても油断はできないからな。\\n しっかりあたしの後ろについてこいよ」",
|
||||
"322000541_1": "「はい。ありがとうございます」",
|
||||
"322000541_2": "「ちょ、おい待てってッ!」",
|
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"322000541_3": "「なんだか楽しくなってきちゃって」",
|
||||
"322000541_4": "「あのなあ、よくわかんない遺跡で分断されて、\\n 出口もわからない状態なんだぞ?」",
|
||||
"322000541_5": "「だからこそ、早く進んで合流しないと」",
|
||||
"322000541_6": "「2人の隊員は、力を合わせて罠を乗り越えつつ、先を急ぎます。\\n はぐれた2人もきっと行く先で待っていると信じて……」",
|
||||
"322000541_7": "「お前、ほんと元気だな……」",
|
||||
"322000541_8": "「だって遺跡探索ですよ?\\n 映画やゲームよりずっとすごい、本物の遺跡ですッ!」",
|
||||
"322000541_9": "「わかってるよ。はあぁ……いい加減疲れてきた。\\n どんだけデカいんだこの遺跡」",
|
||||
"322000541_10": "「きっともうすぐ、姉さんたちのいるところに着けますよ」",
|
||||
"322000541_11": "「もうすぐって、もう5回は聞いたぞ?」",
|
||||
"322000541_12": "「次こそもうすぐですよ」",
|
||||
"322000541_13": "「お前なあ。あの角でもし何もなかったら、\\n 1回休憩でも挟んで……」",
|
||||
"322000541_14": "「後ろッ!」",
|
||||
"322000541_15": "「あ? 後ろがどうした?」",
|
||||
"322000541_16": "「――ロボットたちの大群がッ!」",
|
||||
"322000541_17": "「なに――ッ!?」",
|
||||
"322000541_18": "「侵入者 退去 勧告」",
|
||||
"322000541_19": "「侵入者 退去 勧告」",
|
||||
"322000541_20": "「侵入者 退去 勧告」",
|
||||
"322000541_21": "「侵入者 退去 勧告」",
|
||||
"322000541_22": "「ロボットがこんなに……ッ!」",
|
||||
"322000541_23": "「面白い。\\n ちょうどこのギアの強さも確かめたかったところだ」",
|
||||
"322000541_24": "「強制排除」",
|
||||
"322000541_25": "「強制排除」",
|
||||
"322000541_26": "「来ますッ!」",
|
||||
"322000541_27": "「さあ、掛かってきやがれッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,25 +1,25 @@
|
|||
{
|
||||
"322000542_0": "「ちょせえッ!」",
|
||||
"322000542_1": "「数が多いだけでは、わたしたちは止められませんッ!」",
|
||||
"322000542_2": "「このまま突破するぞッ!」",
|
||||
"322000542_3": "「はいッ!」",
|
||||
"322000542_4": "「侵入者 排除不能」",
|
||||
"322000542_5": "「緊急手段 始動」",
|
||||
"322000542_6": "「えッ、ロボットたちが逃げて――」",
|
||||
"322000542_7": "「逃がすかよッ!」",
|
||||
"322000542_8": "「緊急手段 始動」",
|
||||
"322000542_9": "「なッ――アイツらッ!?」",
|
||||
"322000542_10": "「自分から壁にッ!」",
|
||||
"322000542_11": "「自爆」",
|
||||
"322000542_12": "「自爆」",
|
||||
"322000542_13": "「なんてことしやがる……ッ!\\n 勝てねえと踏んで自爆で落盤を起こしやがったッ!」",
|
||||
"322000542_14": "「どんどん崩れてきますよッ!?」",
|
||||
"322000542_15": "「こんなところで生き埋めになってたまるかッ!\\n 行くぞッ!」",
|
||||
"322000542_16": "「はいッ! でも残りのロボットが……ッ!」",
|
||||
"322000542_17": "「通してくださいッ!」",
|
||||
"322000542_18": "「そこを退きやがれぇ――ッ!」",
|
||||
"322000542_19": "「くそッ、これじゃキリが……ッ!」",
|
||||
"322000542_20": "「ああッ、大きな落石がッ!」",
|
||||
"322000542_21": "「い……生き埋めはどうにか免れたけど……ッ!」",
|
||||
"322000542_22": "「うぐぐ……この大きな落石を支えてないと、\\n 本当に生き埋めになっちゃいますッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000542_0": "「ちょせえッ!」",
|
||||
"322000542_1": "「数が多いだけでは、わたしたちは止められませんッ!」",
|
||||
"322000542_2": "「このまま突破するぞッ!」",
|
||||
"322000542_3": "「はいッ!」",
|
||||
"322000542_4": "「侵入者 排除不能」",
|
||||
"322000542_5": "「緊急手段 始動」",
|
||||
"322000542_6": "「えッ、ロボットたちが逃げて――」",
|
||||
"322000542_7": "「逃がすかよッ!」",
|
||||
"322000542_8": "「緊急手段 始動」",
|
||||
"322000542_9": "「なッ――アイツらッ!?」",
|
||||
"322000542_10": "「自分から壁にッ!」",
|
||||
"322000542_11": "「自爆」",
|
||||
"322000542_12": "「自爆」",
|
||||
"322000542_13": "「なんてことしやがる……ッ!\\n 勝てねえと踏んで自爆で落盤を起こしやがったッ!」",
|
||||
"322000542_14": "「どんどん崩れてきますよッ!?」",
|
||||
"322000542_15": "「こんなところで生き埋めになってたまるかッ!\\n 行くぞッ!」",
|
||||
"322000542_16": "「はいッ! でも残りのロボットが……ッ!」",
|
||||
"322000542_17": "「通してくださいッ!」",
|
||||
"322000542_18": "「そこを退きやがれぇ――ッ!」",
|
||||
"322000542_19": "「くそッ、これじゃキリが……ッ!」",
|
||||
"322000542_20": "「ああッ、大きな落石がッ!」",
|
||||
"322000542_21": "「い……生き埋めはどうにか免れたけど……ッ!」",
|
||||
"322000542_22": "「うぐぐ……この大きな落石を支えてないと、\\n 本当に生き埋めになっちゃいますッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,27 +1,27 @@
|
|||
{
|
||||
"322000611_0": "目覚めし、トレジャーハンター魂・後編",
|
||||
"322000611_1": "「フッ……何度も水垢離をする羽目にはなったが、\\n どうやら渡りきったようだな――ッ!」",
|
||||
"322000611_2": "「踏むと沈む足場、目の前でせり上がる足場、迎撃して\\n 飛んでくる岩弾……実に趣向を凝らした仕掛けばかりだった」",
|
||||
"322000611_3": "「だが、どうやらこれで突破したようだな」",
|
||||
"322000611_4": "(……とはいえ、他の3人の行方はいまだわからず、\\n まだまだ油断はできない)",
|
||||
"322000611_5": "「さて、次はロボットのお出ましか。\\n どうやら、休ませる気はないらしいな」",
|
||||
"322000611_6": "「こう、狭いとッ!」",
|
||||
"322000611_7": "「力が込められないッ!」",
|
||||
"322000611_8": "「……ふう。アームドギアで、\\n なんとか少しずつ壁を削れてはいるけれど――」",
|
||||
"322000611_9": "「効率が悪すぎるッ!\\n いっそ爆破でもしてやりたいものだわ……」",
|
||||
"322000611_10": "「1人で文句を言っても始まらないわね。\\n 今は、続けるしかないか……」",
|
||||
"322000611_11": "「くッ!」",
|
||||
"322000611_12": "「はッ!」",
|
||||
"322000611_13": "「少しだけ小さな穴が開いたッ! これで……」",
|
||||
"322000611_14": "「は――ッ!」",
|
||||
"322000611_15": "「ん? この声は――」",
|
||||
"322000611_16": "「翼――ッ!」",
|
||||
"322000611_17": "「今のは……マリアかッ!\\n かすかだが確かに聞こえた」",
|
||||
"322000611_18": "「強制排除」",
|
||||
"322000611_19": "「わらわらと――ッ!」",
|
||||
"322000611_20": "「どこだ、マリアッ!? あちらも戦っているのか……、\\n 今行くぞッ!」",
|
||||
"322000611_21": "「はあ――ッ!」",
|
||||
"322000611_22": "「侵入者 強制排除」",
|
||||
"322000611_23": "「強制排除」",
|
||||
"322000611_24": "「今はお前たちの相手をしている場合ではないッ!\\n 一気呵成に斬り捨ててくれるッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000611_0": "目覚めし、トレジャーハンター魂・後編",
|
||||
"322000611_1": "「フッ……何度も水垢離をする羽目にはなったが、\\n どうやら渡りきったようだな――ッ!」",
|
||||
"322000611_2": "「踏むと沈む足場、目の前でせり上がる足場、迎撃して\\n 飛んでくる岩弾……実に趣向を凝らした仕掛けばかりだった」",
|
||||
"322000611_3": "「だが、どうやらこれで突破したようだな」",
|
||||
"322000611_4": "(……とはいえ、他の3人の行方はいまだわからず、\\n まだまだ油断はできない)",
|
||||
"322000611_5": "「さて、次はロボットのお出ましか。\\n どうやら、休ませる気はないらしいな」",
|
||||
"322000611_6": "「こう、狭いとッ!」",
|
||||
"322000611_7": "「力が込められないッ!」",
|
||||
"322000611_8": "「……ふう。アームドギアで、\\n なんとか少しずつ壁を削れてはいるけれど――」",
|
||||
"322000611_9": "「効率が悪すぎるッ!\\n いっそ爆破でもしてやりたいものだわ……」",
|
||||
"322000611_10": "「1人で文句を言っても始まらないわね。\\n 今は、続けるしかないか……」",
|
||||
"322000611_11": "「くッ!」",
|
||||
"322000611_12": "「はッ!」",
|
||||
"322000611_13": "「少しだけ小さな穴が開いたッ! これで……」",
|
||||
"322000611_14": "「は――ッ!」",
|
||||
"322000611_15": "「ん? この声は――」",
|
||||
"322000611_16": "「翼――ッ!」",
|
||||
"322000611_17": "「今のは……マリアかッ!\\n かすかだが確かに聞こえた」",
|
||||
"322000611_18": "「強制排除」",
|
||||
"322000611_19": "「わらわらと――ッ!」",
|
||||
"322000611_20": "「どこだ、マリアッ!? あちらも戦っているのか……、\\n 今行くぞッ!」",
|
||||
"322000611_21": "「はあ――ッ!」",
|
||||
"322000611_22": "「侵入者 強制排除」",
|
||||
"322000611_23": "「強制排除」",
|
||||
"322000611_24": "「今はお前たちの相手をしている場合ではないッ!\\n 一気呵成に斬り捨ててくれるッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,25 +1,25 @@
|
|||
{
|
||||
"322000612_0": "「これで仕上げだ――ッ!」",
|
||||
"322000612_1": "「どこだマリア、返事をしろッ!」",
|
||||
"322000612_2": "「くッ――またかッ!」",
|
||||
"322000612_3": "「侵入者 確認」",
|
||||
"322000612_4": "「強制排除」",
|
||||
"322000612_5": "「これではまるでイタチごっこだな……」",
|
||||
"322000612_6": "「はあ――ッ!」",
|
||||
"322000612_7": "「次から次へと、底はあるのか……?」",
|
||||
"322000612_8": "「マリアッ! もう少し、待っていてくれ――ッ!」",
|
||||
"322000612_9": "「翼……ッ! 外に翼がいるッ、\\n ここから脱出できれば合流できる――ッ!」",
|
||||
"322000612_10": "(けれど、乱戦でこちらの場所には気づいていない。\\n 相手はかなりの数のようだし、急がないと……ッ!)",
|
||||
"322000612_11": "「く――ッ!」",
|
||||
"322000612_12": "「この穴を足がかりにッ!」",
|
||||
"322000612_13": "「ダメだわ、狭い空間じゃ狙いさえうまく定まらない。\\n このまま少しずつ削っていては、脱出までどれだけかかるか」",
|
||||
"322000612_14": "(何か、他にいい手は……ッ!)",
|
||||
"322000612_15": "(今、この場で取れる手段はあまりにも少ない。\\n 何か、見落としているものは――)",
|
||||
"322000612_16": "「……違う。今のわたしに岩壁を破壊できないのならば、\\n 破壊できるわたしに――なればいいッ!」",
|
||||
"322000612_17": "「この場を窮地と言わずして何が窮地ッ!\\n この強い想いなら、心象変化を起こせるはずッ!」",
|
||||
"322000612_18": "(集中するのよ。錬金術師を追った前の任務での経験……、\\n この遺跡探索の経験……石の中に封じられた窮地……)",
|
||||
"322000612_19": "(そして、何より翼を救いたいという願い……ッ!)",
|
||||
"322000612_20": "「今のわたしなら、できるッ!」",
|
||||
"322000612_21": "「――できたッ!\\n これで、こんな壁なんてッ!」",
|
||||
"322000612_22": "「はあああ――ッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000612_0": "「これで仕上げだ――ッ!」",
|
||||
"322000612_1": "「どこだマリア、返事をしろッ!」",
|
||||
"322000612_2": "「くッ――またかッ!」",
|
||||
"322000612_3": "「侵入者 確認」",
|
||||
"322000612_4": "「強制排除」",
|
||||
"322000612_5": "「これではまるでイタチごっこだな……」",
|
||||
"322000612_6": "「はあ――ッ!」",
|
||||
"322000612_7": "「次から次へと、底はあるのか……?」",
|
||||
"322000612_8": "「マリアッ! もう少し、待っていてくれ――ッ!」",
|
||||
"322000612_9": "「翼……ッ! 外に翼がいるッ、\\n ここから脱出できれば合流できる――ッ!」",
|
||||
"322000612_10": "(けれど、乱戦でこちらの場所には気づいていない。\\n 相手はかなりの数のようだし、急がないと……ッ!)",
|
||||
"322000612_11": "「く――ッ!」",
|
||||
"322000612_12": "「この穴を足がかりにッ!」",
|
||||
"322000612_13": "「ダメだわ、狭い空間じゃ狙いさえうまく定まらない。\\n このまま少しずつ削っていては、脱出までどれだけかかるか」",
|
||||
"322000612_14": "(何か、他にいい手は……ッ!)",
|
||||
"322000612_15": "(今、この場で取れる手段はあまりにも少ない。\\n 何か、見落としているものは――)",
|
||||
"322000612_16": "「……違う。今のわたしに岩壁を破壊できないのならば、\\n 破壊できるわたしに――なればいいッ!」",
|
||||
"322000612_17": "「この場を窮地と言わずして何が窮地ッ!\\n この強い想いなら、心象変化を起こせるはずッ!」",
|
||||
"322000612_18": "(集中するのよ。錬金術師を追った前の任務での経験……、\\n この遺跡探索の経験……石の中に封じられた窮地……)",
|
||||
"322000612_19": "(そして、何より翼を救いたいという願い……ッ!)",
|
||||
"322000612_20": "「今のわたしなら、できるッ!」",
|
||||
"322000612_21": "「――できたッ!\\n これで、こんな壁なんてッ!」",
|
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"322000612_22": "「はあああ――ッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,27 +1,27 @@
|
|||
{
|
||||
"322000621_0": "「くッ! 先ほどから聞こえるこの音……、\\n 恐らく警報なのだろうが、一体どこから?」",
|
||||
"322000621_1": "「強制排除」",
|
||||
"322000621_2": "「戦いの音にまぎれてマリアの声が聞こえないッ!\\n 敵は既に100は斬ったが底をつく気配も……」",
|
||||
"322000621_3": "「強制排除」",
|
||||
"322000621_4": "「く――ッ!」",
|
||||
"322000621_5": "(早くマリアの所へ向かわねばならないというのにッ!)",
|
||||
"322000621_6": "「退けッ!」",
|
||||
"322000621_7": "(どうやらこの警報を止めない限り、無尽蔵に沸いて出ると見える)",
|
||||
"322000621_8": "(センサーか何かがあるのだろうが、肝心の場所がわからない)",
|
||||
"322000621_9": "「強制排除」",
|
||||
"322000621_10": "「強制排除」",
|
||||
"322000621_11": "(流石に、目視で発見できる場所にはないか……)",
|
||||
"322000621_12": "(センサーを見得るか、\\n あるいは避ける手立てがあれば……ッ!)",
|
||||
"322000621_13": "「何か――ッ!」",
|
||||
"322000621_14": "「何か手はッ!」",
|
||||
"322000621_15": "(このような仕掛けに翻弄されるとは、\\n わたしもまだまだだな)",
|
||||
"322000621_16": "(とはいえ、急いでなんとかしなければ……。\\n マリアが無事なのかも気になる)",
|
||||
"322000621_17": "(考えろッ!\\n このような窮地、今回が初めてではないだろう)",
|
||||
"322000621_18": "(――ッ!?\\n そうか、確かに前にもあった、このような状況がッ!)",
|
||||
"322000621_19": "「心象変化……、\\n ギアをこの状況に適応させればいい」",
|
||||
"322000621_20": "「躊躇している暇はないッ!」",
|
||||
"322000621_21": "(敵を蹴散らし、間合いを取り――)",
|
||||
"322000621_22": "(心を落ち着かせ、集中――)",
|
||||
"322000621_23": "「これは、成功……したのか?」",
|
||||
"322000621_24": "「試せばわかるか……、\\n 行くぞッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000621_0": "「くッ! 先ほどから聞こえるこの音……、\\n 恐らく警報なのだろうが、一体どこから?」",
|
||||
"322000621_1": "「強制排除」",
|
||||
"322000621_2": "「戦いの音にまぎれてマリアの声が聞こえないッ!\\n 敵は既に100は斬ったが底をつく気配も……」",
|
||||
"322000621_3": "「強制排除」",
|
||||
"322000621_4": "「く――ッ!」",
|
||||
"322000621_5": "(早くマリアの所へ向かわねばならないというのにッ!)",
|
||||
"322000621_6": "「退けッ!」",
|
||||
"322000621_7": "(どうやらこの警報を止めない限り、無尽蔵に沸いて出ると見える)",
|
||||
"322000621_8": "(センサーか何かがあるのだろうが、肝心の場所がわからない)",
|
||||
"322000621_9": "「強制排除」",
|
||||
"322000621_10": "「強制排除」",
|
||||
"322000621_11": "(流石に、目視で発見できる場所にはないか……)",
|
||||
"322000621_12": "(センサーを見得るか、\\n あるいは避ける手立てがあれば……ッ!)",
|
||||
"322000621_13": "「何か――ッ!」",
|
||||
"322000621_14": "「何か手はッ!」",
|
||||
"322000621_15": "(このような仕掛けに翻弄されるとは、\\n わたしもまだまだだな)",
|
||||
"322000621_16": "(とはいえ、急いでなんとかしなければ……。\\n マリアが無事なのかも気になる)",
|
||||
"322000621_17": "(考えろッ!\\n このような窮地、今回が初めてではないだろう)",
|
||||
"322000621_18": "(――ッ!?\\n そうか、確かに前にもあった、このような状況がッ!)",
|
||||
"322000621_19": "「心象変化……、\\n ギアをこの状況に適応させればいい」",
|
||||
"322000621_20": "「躊躇している暇はないッ!」",
|
||||
"322000621_21": "(敵を蹴散らし、間合いを取り――)",
|
||||
"322000621_22": "(心を落ち着かせ、集中――)",
|
||||
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|
||||
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|
||||
}
|
|
@ -1,26 +1,26 @@
|
|||
{
|
||||
"322000622_0": "「これはッ!? 見えるぞ、無数に張り巡らされた\\n センサーの位置がッ!」",
|
||||
"322000622_1": "「このゴーグルの作用かッ!」",
|
||||
"322000622_2": "「はああ――ッ!」",
|
||||
"322000622_3": "「網の目のように配されたセンサーも、\\n ワイヤーを射出し……」",
|
||||
"322000622_4": "「中空の間隙を抜く――ッ!」",
|
||||
"322000622_5": "「ようやくセンサー地帯を抜けたか。\\n マリアッ、どこだッ!? 返事をしろッ!」",
|
||||
"322000622_6": "「……翼」",
|
||||
"322000622_7": "「どこにいるッ!」",
|
||||
"322000622_8": "「なッ――! 無事かッ!?」",
|
||||
"322000622_9": "「返事をしてくれッ!」",
|
||||
"322000622_10": "「……ええ、無事よ。\\n この通りピンシャンしているわ」",
|
||||
"322000622_11": "「マリア……よかった」",
|
||||
"322000622_12": "「あら、翼も心象変化に成功していたのね」",
|
||||
"322000622_13": "「敵に対応するためにな。\\n それより、さっきの爆発は?」",
|
||||
"322000622_14": "「さっきまで、あそこの石の中に閉じ込められていたのよ」",
|
||||
"322000622_15": "「アームドギアで掘り開けた穴にこのギアの力で爆弾を設置して、\\n 壁を吹き飛ばして出てきた……というわけ」",
|
||||
"322000622_16": "「爆弾……ッ!\\n そんなことをしたら、洞窟が崩落するだろうッ!」",
|
||||
"322000622_17": "「心配ないわ。今わたしが纏っているこの新しいギアなら、\\n 爆発の威力を自在にコントロールできるから」",
|
||||
"322000622_18": "「吹っ飛ばしてやりたい部分だけを、\\n 的確に破壊することも可能よ」",
|
||||
"322000622_19": "「そう、なのか?\\n それがマリアの新しいギアの力というわけか」",
|
||||
"322000622_20": "「ええ、だから決して閉じ込められて\\n イライラしていたとかじゃないわ」",
|
||||
"322000622_21": "「……ま、まぁ、息災ならばよしとしよう」",
|
||||
"322000622_22": "「さあ、それじゃ、あの子たちを探しましょうか」",
|
||||
"322000622_23": "「ああ」"
|
||||
{
|
||||
"322000622_0": "「これはッ!? 見えるぞ、無数に張り巡らされた\\n センサーの位置がッ!」",
|
||||
"322000622_1": "「このゴーグルの作用かッ!」",
|
||||
"322000622_2": "「はああ――ッ!」",
|
||||
"322000622_3": "「網の目のように配されたセンサーも、\\n ワイヤーを射出し……」",
|
||||
"322000622_4": "「中空の間隙を抜く――ッ!」",
|
||||
"322000622_5": "「ようやくセンサー地帯を抜けたか。\\n マリアッ、どこだッ!? 返事をしろッ!」",
|
||||
"322000622_6": "「……翼」",
|
||||
"322000622_7": "「どこにいるッ!」",
|
||||
"322000622_8": "「なッ――! 無事かッ!?」",
|
||||
"322000622_9": "「返事をしてくれッ!」",
|
||||
"322000622_10": "「……ええ、無事よ。\\n この通りピンシャンしているわ」",
|
||||
"322000622_11": "「マリア……よかった」",
|
||||
"322000622_12": "「あら、翼も心象変化に成功していたのね」",
|
||||
"322000622_13": "「敵に対応するためにな。\\n それより、さっきの爆発は?」",
|
||||
"322000622_14": "「さっきまで、あそこの石の中に閉じ込められていたのよ」",
|
||||
"322000622_15": "「アームドギアで掘り開けた穴にこのギアの力で爆弾を設置して、\\n 壁を吹き飛ばして出てきた……というわけ」",
|
||||
"322000622_16": "「爆弾……ッ!\\n そんなことをしたら、洞窟が崩落するだろうッ!」",
|
||||
"322000622_17": "「心配ないわ。今わたしが纏っているこの新しいギアなら、\\n 爆発の威力を自在にコントロールできるから」",
|
||||
"322000622_18": "「吹っ飛ばしてやりたい部分だけを、\\n 的確に破壊することも可能よ」",
|
||||
"322000622_19": "「そう、なのか?\\n それがマリアの新しいギアの力というわけか」",
|
||||
"322000622_20": "「ええ、だから決して閉じ込められて\\n イライラしていたとかじゃないわ」",
|
||||
"322000622_21": "「……ま、まぁ、息災ならばよしとしよう」",
|
||||
"322000622_22": "「さあ、それじゃ、あの子たちを探しましょうか」",
|
||||
"322000622_23": "「ああ」"
|
||||
}
|
|
@ -1,52 +1,52 @@
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|||
{
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||||
"322000631_0": "「どうやら洞窟は抜けたみたいだな」",
|
||||
"322000631_1": "「ええ、ようやく遺跡に戻ってこれたわね」",
|
||||
"322000631_2": "「罠に分断されたとはいえ目指す目的は同じ。\\n 遺跡の奥に向かえば2人とも合流できるか」",
|
||||
"322000631_3": "「そう願いたいわ」",
|
||||
"322000631_4": "「しかし、この分では中枢に近づくほど、\\n より危険な罠が待ち構えている可能性が高いな」",
|
||||
"322000631_5": "「ええ、よほど護りたい何かがあるみたいね」",
|
||||
"322000631_6": "「とにかく、急いでセレナたちと合流しましょう」",
|
||||
"322000631_7": "「ああ」",
|
||||
"322000631_8": "「足元が崩れるぞッ、ワイヤーを放つ、掴まれッ!」",
|
||||
"322000631_9": "「ええッ!」",
|
||||
"322000631_10": "「く――ッ! 毒ガスかッ!」",
|
||||
"322000631_11": "「わたしのギアにはガスマスクがあるッ!\\n 一気に踏み込んで……」",
|
||||
"322000631_12": "「ガス噴射機構を壊すッ!」",
|
||||
"322000631_13": "「フッ――お互い対応能力が上がったな」",
|
||||
"322000631_14": "「ええ、これはまさに遺跡探索用のギアだもの」",
|
||||
"322000631_15": "「待て、マリア、気を付けろ。\\n そこにセンサーが張られている」",
|
||||
"322000631_16": "「わかったわ。\\n センサーさえ見えていれば、罠が始動することさえないわね」",
|
||||
"322000631_17": "「今度は通路を塞ぐ岩板か。\\n 先客が既に掛かった罠となると、回避のしようもない」",
|
||||
"322000631_18": "「ここはわたしの出番ね。岩板に爆弾をセットして――」",
|
||||
"322000631_19": "「爆破するッ!」",
|
||||
"322000631_20": "「これで進めるわ」",
|
||||
"322000631_21": "「便利ではあるが、随分と物騒な能力だな……」",
|
||||
"322000631_22": "「時とともに遺跡は埋もれるもの。罠まであれば、なおさら\\n 爆破能力は必要よ。さ、進みましょう」",
|
||||
"322000631_23": "「あ、ああ……」",
|
||||
"322000631_24": "「素晴らしい機能を備えたギアね……。\\n 最初、あれだけ罠に苦労したのが嘘みたいだわ」",
|
||||
"322000631_25": "「まったくだ。\\n 途中からマリアは爆破ばかりしていたような気もするが」",
|
||||
"322000631_26": "「その場その場で有効な手段を取っただけよ」",
|
||||
"322000631_27": "「助かっているのだから構わないが、\\n 遺跡調査で次々爆破というのも……?」",
|
||||
"322000631_28": "「これも調査の範疇よ。ともかく、この前の錬金術師を\\n 追い詰めた時にこれがあればね……」",
|
||||
"322000631_29": "「確かにな。だがあの経験があったからこそ、\\n こうして心象変化を成功させることができたのかもしれない」",
|
||||
"322000631_30": "「ええ、そうね」",
|
||||
"322000631_31": "「さて。もう結構降りてきたと思うのだけど」",
|
||||
"322000631_32": "「ああ。元の遺跡がどれだけ巨大な建造物であっても、\\n そろそろ底だろう」",
|
||||
"322000631_33": "「セレナたちには合流できないままね。相当広いようだから、\\n 完全に別ルートから向かっているのかしら」",
|
||||
"322000631_34": "「盗掘団が先に入り込んでいる以上、\\n 大事を取って一旦撤退……という選択も無いだろうな」",
|
||||
"322000631_35": "「少なくともその理由で撤退はしないわね」",
|
||||
"322000631_36": "「特にセレナの場合、\\n お宝を見つけるまで帰らないって言いださないか心配だわ」",
|
||||
"322000631_37": "「確かに、随分と楽しそうだったからな」",
|
||||
"322000631_38": "「一番奥で合流、という形になるかもしれないわね」",
|
||||
"322000631_39": "「できれば、\\n こちらが先着して、最奥の罠を外しておきたいが……」",
|
||||
"322000631_40": "「それにしても一体、この遺跡はなんの――」",
|
||||
"322000631_41": "「待て、足音だ。噂をすればなんとやらか」",
|
||||
"322000631_42": "「今度は盗掘団ね、\\n よくもまあこんな場所まで入り込んで……」",
|
||||
"322000631_43": "「なんだぁーお前たちはッ!?\\n こんな所に女どもがッ!」",
|
||||
"322000631_44": "「コイツらきっと政府の連中だッ!\\n 始末しちまおうぜッ!」",
|
||||
"322000631_45": "「クックック、ツイてねえなあお前ら。俺たちには無敵の――」",
|
||||
"322000631_46": "「アルカ・ノイズでしょ。さっさと出しなさい」",
|
||||
"322000631_47": "「お、おう。……吠え面かくなよッ!?\\n ちょっとでも触れたらお陀仏だからなッ!」",
|
||||
"322000631_48": "「この流れを何度繰り返せばいいのやら……」",
|
||||
"322000631_49": "「面倒な罠よりはずっと楽でいいけど」"
|
||||
{
|
||||
"322000631_0": "「どうやら洞窟は抜けたみたいだな」",
|
||||
"322000631_1": "「ええ、ようやく遺跡に戻ってこれたわね」",
|
||||
"322000631_2": "「罠に分断されたとはいえ目指す目的は同じ。\\n 遺跡の奥に向かえば2人とも合流できるか」",
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||||
"322000631_3": "「そう願いたいわ」",
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||||
"322000631_4": "「しかし、この分では中枢に近づくほど、\\n より危険な罠が待ち構えている可能性が高いな」",
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||||
"322000631_5": "「ええ、よほど護りたい何かがあるみたいね」",
|
||||
"322000631_6": "「とにかく、急いでセレナたちと合流しましょう」",
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||||
"322000631_7": "「ああ」",
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||||
"322000631_8": "「足元が崩れるぞッ、ワイヤーを放つ、掴まれッ!」",
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||||
"322000631_9": "「ええッ!」",
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"322000631_10": "「く――ッ! 毒ガスかッ!」",
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"322000631_11": "「わたしのギアにはガスマスクがあるッ!\\n 一気に踏み込んで……」",
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"322000631_12": "「ガス噴射機構を壊すッ!」",
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"322000631_13": "「フッ――お互い対応能力が上がったな」",
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"322000631_14": "「ええ、これはまさに遺跡探索用のギアだもの」",
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"322000631_15": "「待て、マリア、気を付けろ。\\n そこにセンサーが張られている」",
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"322000631_16": "「わかったわ。\\n センサーさえ見えていれば、罠が始動することさえないわね」",
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"322000631_17": "「今度は通路を塞ぐ岩板か。\\n 先客が既に掛かった罠となると、回避のしようもない」",
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"322000631_18": "「ここはわたしの出番ね。岩板に爆弾をセットして――」",
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"322000631_19": "「爆破するッ!」",
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"322000631_20": "「これで進めるわ」",
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"322000631_21": "「便利ではあるが、随分と物騒な能力だな……」",
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"322000631_22": "「時とともに遺跡は埋もれるもの。罠まであれば、なおさら\\n 爆破能力は必要よ。さ、進みましょう」",
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"322000631_23": "「あ、ああ……」",
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"322000631_24": "「素晴らしい機能を備えたギアね……。\\n 最初、あれだけ罠に苦労したのが嘘みたいだわ」",
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"322000631_25": "「まったくだ。\\n 途中からマリアは爆破ばかりしていたような気もするが」",
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"322000631_26": "「その場その場で有効な手段を取っただけよ」",
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"322000631_27": "「助かっているのだから構わないが、\\n 遺跡調査で次々爆破というのも……?」",
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"322000631_28": "「これも調査の範疇よ。ともかく、この前の錬金術師を\\n 追い詰めた時にこれがあればね……」",
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"322000631_29": "「確かにな。だがあの経験があったからこそ、\\n こうして心象変化を成功させることができたのかもしれない」",
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"322000631_30": "「ええ、そうね」",
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"322000631_31": "「さて。もう結構降りてきたと思うのだけど」",
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"322000631_32": "「ああ。元の遺跡がどれだけ巨大な建造物であっても、\\n そろそろ底だろう」",
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"322000631_33": "「セレナたちには合流できないままね。相当広いようだから、\\n 完全に別ルートから向かっているのかしら」",
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"322000631_34": "「盗掘団が先に入り込んでいる以上、\\n 大事を取って一旦撤退……という選択も無いだろうな」",
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"322000631_35": "「少なくともその理由で撤退はしないわね」",
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||||
"322000631_36": "「特にセレナの場合、\\n お宝を見つけるまで帰らないって言いださないか心配だわ」",
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||||
"322000631_37": "「確かに、随分と楽しそうだったからな」",
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||||
"322000631_38": "「一番奥で合流、という形になるかもしれないわね」",
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||||
"322000631_39": "「できれば、\\n こちらが先着して、最奥の罠を外しておきたいが……」",
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"322000631_40": "「それにしても一体、この遺跡はなんの――」",
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||||
"322000631_41": "「待て、足音だ。噂をすればなんとやらか」",
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||||
"322000631_42": "「今度は盗掘団ね、\\n よくもまあこんな場所まで入り込んで……」",
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"322000631_43": "「なんだぁーお前たちはッ!?\\n こんな所に女どもがッ!」",
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"322000631_44": "「コイツらきっと政府の連中だッ!\\n 始末しちまおうぜッ!」",
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"322000631_45": "「クックック、ツイてねえなあお前ら。俺たちには無敵の――」",
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"322000631_46": "「アルカ・ノイズでしょ。さっさと出しなさい」",
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"322000631_47": "「お、おう。……吠え面かくなよッ!?\\n ちょっとでも触れたらお陀仏だからなッ!」",
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"322000631_48": "「この流れを何度繰り返せばいいのやら……」",
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"322000631_49": "「面倒な罠よりはずっと楽でいいけど」"
|
||||
}
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|||
{
|
||||
"322000641_0": "「罠が見えるおかげで、\\n 盗掘者を落とし穴に押し込むのも簡便になったな」",
|
||||
"322000641_1": "「ええ、あら。今度はロボット?」",
|
||||
"322000641_2": "「侵入者 退去 勧告」",
|
||||
"322000641_3": "「強制排除」",
|
||||
"322000641_4": "「わたしたちを阻むには……数が少ないわねッ!」",
|
||||
"322000641_5": "「せめて5倍は用意すべきだったなッ!」",
|
||||
"322000641_6": "「……罠に盗掘団にロボットに、\\n 片端から退けて進んできたけれど」",
|
||||
"322000641_7": "「そろそろ最奥にたどり着いてもよさそうなものだな」",
|
||||
"322000641_8": "「かなり深くまで進んできたものね」",
|
||||
"322000641_9": "「ああ、どれくらいになるかわからないが、\\n 遺跡の形状からして地下数十メートルは潜っているだろう」",
|
||||
"322000641_10": "「ほんとに大地下迷宮になってるわね……。\\n 切歌がいたら喜びそうだわ」",
|
||||
"322000641_11": "「フフ、立花でも喜びそうだな」",
|
||||
"322000641_12": "「さて、それじゃ、このまま一番奥まで踏み込んで……」",
|
||||
"322000641_13": "「あら?」",
|
||||
"322000641_14": "「……ごめんなさい、\\n 壁に手をついた拍子にやっちゃったみたい」",
|
||||
"322000641_15": "「なに、このギアがあれば大丈夫だ」",
|
||||
"322000641_16": "「そうね。それに、この遺跡の設計者も、\\n いい加減そろそろネタが尽き――」",
|
||||
"322000641_17": "「……定番中の定番、大岩の罠を忘れていたわね」",
|
||||
"322000641_18": "「でも、ただの岩ならッ!」",
|
||||
"322000641_19": "「ああッ!」",
|
||||
"322000641_20": "「効かない――ッ!?」",
|
||||
"322000641_21": "「バカな、ただの岩ではないのかッ!?」",
|
||||
"322000641_22": "「爆弾ならどうかしらッ!」",
|
||||
"322000641_23": "「嘘ッ!? びくともしない……ッ!」",
|
||||
"322000641_24": "「ダ、ダメだッ!」",
|
||||
"322000641_25": "「えええッ、岩は偽装で中身は金属だとでも言うのッ!?」",
|
||||
"322000641_26": "「とにかく走れッ!」",
|
||||
"322000641_27": "「言われなくてもッ!」",
|
||||
"322000641_28": "「ちょ、ちょっとッ! 追いつかれるわよッ!?」",
|
||||
"322000641_29": "「加速しているだと――ッ!?」",
|
||||
"322000641_30": "「通路がどんどん下り坂になってるのよッ!」",
|
||||
"322000641_31": "「く――ッ! どうすればッ!」",
|
||||
"322000641_32": "「大岩のサイズより天井のほうがいくらか高いッ!\\n タイミングを見て、飛び越えましょうッ!」",
|
||||
"322000641_33": "「名案だッ!」",
|
||||
"322000641_34": "「行くわよ、それじゃせーので同時に跳んで――ッ!?」",
|
||||
"322000641_35": "「――ッ!?」",
|
||||
"322000641_36": "「なにッ!? 岩から無数のトゲが生えただと――ッ!」",
|
||||
"322000641_37": "「何よあれッ!?\\n 天井の隙間も無くなった……ッ!」",
|
||||
"322000641_38": "「このままじゃ、串刺しよッ!?」",
|
||||
"322000641_39": "「急げッ! 追いつかれればただでは済まないぞッ!」",
|
||||
"322000641_40": "「いきなり殺意が高すぎるッ!」",
|
||||
"322000641_41": "「急げ、急ぐんだ、マリア――ッ!」",
|
||||
"322000641_42": "「イヤ―――ッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000641_0": "「罠が見えるおかげで、\\n 盗掘者を落とし穴に押し込むのも簡便になったな」",
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"322000641_1": "「ええ、あら。今度はロボット?」",
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"322000641_2": "「侵入者 退去 勧告」",
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"322000641_3": "「強制排除」",
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"322000641_4": "「わたしたちを阻むには……数が少ないわねッ!」",
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||||
"322000641_5": "「せめて5倍は用意すべきだったなッ!」",
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"322000641_6": "「……罠に盗掘団にロボットに、\\n 片端から退けて進んできたけれど」",
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"322000641_7": "「そろそろ最奥にたどり着いてもよさそうなものだな」",
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||||
"322000641_8": "「かなり深くまで進んできたものね」",
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||||
"322000641_9": "「ああ、どれくらいになるかわからないが、\\n 遺跡の形状からして地下数十メートルは潜っているだろう」",
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"322000641_10": "「ほんとに大地下迷宮になってるわね……。\\n 切歌がいたら喜びそうだわ」",
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"322000641_11": "「フフ、立花でも喜びそうだな」",
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||||
"322000641_12": "「さて、それじゃ、このまま一番奥まで踏み込んで……」",
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"322000641_13": "「あら?」",
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"322000641_14": "「……ごめんなさい、\\n 壁に手をついた拍子にやっちゃったみたい」",
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"322000641_15": "「なに、このギアがあれば大丈夫だ」",
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"322000641_16": "「そうね。それに、この遺跡の設計者も、\\n いい加減そろそろネタが尽き――」",
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"322000641_17": "「……定番中の定番、大岩の罠を忘れていたわね」",
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"322000641_18": "「でも、ただの岩ならッ!」",
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"322000641_19": "「ああッ!」",
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"322000641_22": "「爆弾ならどうかしらッ!」",
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"322000641_27": "「言われなくてもッ!」",
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"322000641_28": "「ちょ、ちょっとッ! 追いつかれるわよッ!?」",
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"322000641_29": "「加速しているだと――ッ!?」",
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"322000641_30": "「通路がどんどん下り坂になってるのよッ!」",
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"322000641_31": "「く――ッ! どうすればッ!」",
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"322000641_32": "「大岩のサイズより天井のほうがいくらか高いッ!\\n タイミングを見て、飛び越えましょうッ!」",
|
||||
"322000641_33": "「名案だッ!」",
|
||||
"322000641_34": "「行くわよ、それじゃせーので同時に跳んで――ッ!?」",
|
||||
"322000641_35": "「――ッ!?」",
|
||||
"322000641_36": "「なにッ!? 岩から無数のトゲが生えただと――ッ!」",
|
||||
"322000641_37": "「何よあれッ!?\\n 天井の隙間も無くなった……ッ!」",
|
||||
"322000641_38": "「このままじゃ、串刺しよッ!?」",
|
||||
"322000641_39": "「急げッ! 追いつかれればただでは済まないぞッ!」",
|
||||
"322000641_40": "「いきなり殺意が高すぎるッ!」",
|
||||
"322000641_41": "「急げ、急ぐんだ、マリア――ッ!」",
|
||||
"322000641_42": "「イヤ―――ッ!」"
|
||||
}
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@ -1,35 +1,35 @@
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{
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||||
"322000711_0": "続・古代遺跡の洗礼",
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||||
"322000711_1": "「えいッ! えいッ!」",
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||||
"322000711_2": "「ま、まだか……ッ!\\n 流石に1人で支えてんのは限界ってもんがあるぞ……ッ!」",
|
||||
"322000711_3": "「大丈夫ですかッ!?\\n でも、このギアのつるはしならきっと――ッ!」",
|
||||
"322000711_4": "「えーいッ!」",
|
||||
"322000711_5": "「やりましたッ! 脱出しましょうッ!」",
|
||||
"322000711_6": "「ああッ!」",
|
||||
"322000711_7": "「はああぁ……疲れた。\\n こういうのはあたしの役目じゃないだろ……」",
|
||||
"322000711_8": "「くそ、あのバカを連れてきておけばよかった……」",
|
||||
"322000711_9": "「ありがとうございます。でも、どうにか出られましたね」",
|
||||
"322000711_10": "「ああ、お前がいてくれてよかった」",
|
||||
"322000711_11": "「2人いなければ脱出できませんでしたね」",
|
||||
"322000711_12": "「少し休憩したいとこだが、ゆっくりでも進むか」",
|
||||
"322000711_13": "「歩いてるうちに――」",
|
||||
"322000711_14": "「ん?」",
|
||||
"322000711_15": "「ど、どこに行くんですかッ!?」",
|
||||
"322000711_16": "「い、いや、あたしにも、わからね――……ッ!」",
|
||||
"322000711_17": "「……地面に矢印が書いてある。これと何か関係あるのかな?\\n そーッと乗ってみたら……あれッ!?」",
|
||||
"322000711_18": "「進み出しました――……ッ!」",
|
||||
"322000711_19": "「これも遺跡の罠か――……ッ!?」",
|
||||
"322000711_20": "「次は右向きの矢印が――……ッ!」",
|
||||
"322000711_21": "「その次にもまた右のがあんぞ――……ッ!」",
|
||||
"322000711_22": "「こ、これって――……ッ!」",
|
||||
"322000711_23": "「4つの矢印でぐるぐる回らされてるじゃないか――……ッ!」",
|
||||
"322000711_24": "「しかもどんどん速く――……ッ!」",
|
||||
"322000711_25": "「速すぎて――……ッ!」",
|
||||
"322000711_26": "「降りられません――……ッ!」",
|
||||
"322000711_27": "「なんだ……こりゃ、目が回る――……ッ!」",
|
||||
"322000711_28": "「どーうーしーたーら―――……ッ!?」",
|
||||
"322000711_29": "「わからね―――……ッ!」",
|
||||
"322000711_30": "「まだ速くなります――……ッ!」",
|
||||
"322000711_31": "「<size=40>だ、誰か止めてくれ――――……ッ!!</size>」",
|
||||
"322000711_32": "「<size=40>止めて、くださいいいい――――……ッ!!</size>」"
|
||||
{
|
||||
"322000711_0": "続・古代遺跡の洗礼",
|
||||
"322000711_1": "「えいッ! えいッ!」",
|
||||
"322000711_2": "「ま、まだか……ッ!\\n 流石に1人で支えてんのは限界ってもんがあるぞ……ッ!」",
|
||||
"322000711_3": "「大丈夫ですかッ!?\\n でも、このギアのつるはしならきっと――ッ!」",
|
||||
"322000711_4": "「えーいッ!」",
|
||||
"322000711_5": "「やりましたッ! 脱出しましょうッ!」",
|
||||
"322000711_6": "「ああッ!」",
|
||||
"322000711_7": "「はああぁ……疲れた。\\n こういうのはあたしの役目じゃないだろ……」",
|
||||
"322000711_8": "「くそ、あのバカを連れてきておけばよかった……」",
|
||||
"322000711_9": "「ありがとうございます。でも、どうにか出られましたね」",
|
||||
"322000711_10": "「ああ、お前がいてくれてよかった」",
|
||||
"322000711_11": "「2人いなければ脱出できませんでしたね」",
|
||||
"322000711_12": "「少し休憩したいとこだが、ゆっくりでも進むか」",
|
||||
"322000711_13": "「歩いてるうちに――」",
|
||||
"322000711_14": "「ん?」",
|
||||
"322000711_15": "「ど、どこに行くんですかッ!?」",
|
||||
"322000711_16": "「い、いや、あたしにも、わからね――……ッ!」",
|
||||
"322000711_17": "「……地面に矢印が書いてある。これと何か関係あるのかな?\\n そーッと乗ってみたら……あれッ!?」",
|
||||
"322000711_18": "「進み出しました――……ッ!」",
|
||||
"322000711_19": "「これも遺跡の罠か――……ッ!?」",
|
||||
"322000711_20": "「次は右向きの矢印が――……ッ!」",
|
||||
"322000711_21": "「その次にもまた右のがあんぞ――……ッ!」",
|
||||
"322000711_22": "「こ、これって――……ッ!」",
|
||||
"322000711_23": "「4つの矢印でぐるぐる回らされてるじゃないか――……ッ!」",
|
||||
"322000711_24": "「しかもどんどん速く――……ッ!」",
|
||||
"322000711_25": "「速すぎて――……ッ!」",
|
||||
"322000711_26": "「降りられません――……ッ!」",
|
||||
"322000711_27": "「なんだ……こりゃ、目が回る――……ッ!」",
|
||||
"322000711_28": "「どーうーしーたーら―――……ッ!?」",
|
||||
"322000711_29": "「わからね―――……ッ!」",
|
||||
"322000711_30": "「まだ速くなります――……ッ!」",
|
||||
"322000711_31": "「<size=40>だ、誰か止めてくれ――――……ッ!!</size>」",
|
||||
"322000711_32": "「<size=40>止めて、くださいいいい――――……ッ!!</size>」"
|
||||
}
|
|
@ -1,27 +1,27 @@
|
|||
{
|
||||
"322000721_0": "「あれは――曲がり角だッ!\\n 飛び込め――ッ!」",
|
||||
"322000721_1": "「これでえええ――ッ!」",
|
||||
"322000721_2": "「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ――ッ!」",
|
||||
"322000721_3": "「ど……どうにか助かった……ようだな……ッ!」",
|
||||
"322000721_4": "「え、ええ……生きた心地が……しなかったわ……ッ!」",
|
||||
"322000721_5": "「本当に間一髪だったわね……。\\n ギアの性能を過信しすぎていたわ」",
|
||||
"322000721_6": "「ああ、このギアがあるとはいえ、油断は禁物だな……」",
|
||||
"322000721_7": "「気息も整ったことだし、進むか」",
|
||||
"322000721_8": "「そうね。これ以上ないくらい慎重に」",
|
||||
"322000721_9": "「翼、気を付けて、恐らく落とし穴よ」",
|
||||
"322000721_10": "「は――ッ!」",
|
||||
"322000721_11": "「……やっぱり」",
|
||||
"322000721_12": "「落とし穴の底に……槍のようなものがあるな。\\n 今まではただの竪穴だったというのに」",
|
||||
"322000721_13": "「……罠の性質が変わってきている」",
|
||||
"322000721_14": "「ええ、より凶悪になってるわね」",
|
||||
"322000721_15": "「さっきの大岩といい、この落とし穴といい、\\n 罠にかかれば命に関わるものが増えているわ」",
|
||||
"322000721_16": "「それだけゴールに近づいているのかもしれないな」",
|
||||
"322000721_17": "「……お迎えが来たようよ。それも大勢で」",
|
||||
"322000721_18": "「侵入者 確認 迎撃準備」",
|
||||
"322000721_19": "「強制処理」",
|
||||
"322000721_20": "「強制処理」",
|
||||
"322000721_21": "「数ばかりでなく、戦意も高いようだ」",
|
||||
"322000721_22": "「最奥が近いということ、らしいわね」",
|
||||
"322000721_23": "「ならばなおさら……。\\n 足止めなど食ってはいられないなッ!」",
|
||||
"322000721_24": "「ええッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000721_0": "「あれは――曲がり角だッ!\\n 飛び込め――ッ!」",
|
||||
"322000721_1": "「これでえええ――ッ!」",
|
||||
"322000721_2": "「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ――ッ!」",
|
||||
"322000721_3": "「ど……どうにか助かった……ようだな……ッ!」",
|
||||
"322000721_4": "「え、ええ……生きた心地が……しなかったわ……ッ!」",
|
||||
"322000721_5": "「本当に間一髪だったわね……。\\n ギアの性能を過信しすぎていたわ」",
|
||||
"322000721_6": "「ああ、このギアがあるとはいえ、油断は禁物だな……」",
|
||||
"322000721_7": "「気息も整ったことだし、進むか」",
|
||||
"322000721_8": "「そうね。これ以上ないくらい慎重に」",
|
||||
"322000721_9": "「翼、気を付けて、恐らく落とし穴よ」",
|
||||
"322000721_10": "「は――ッ!」",
|
||||
"322000721_11": "「……やっぱり」",
|
||||
"322000721_12": "「落とし穴の底に……槍のようなものがあるな。\\n 今まではただの竪穴だったというのに」",
|
||||
"322000721_13": "「……罠の性質が変わってきている」",
|
||||
"322000721_14": "「ええ、より凶悪になってるわね」",
|
||||
"322000721_15": "「さっきの大岩といい、この落とし穴といい、\\n 罠にかかれば命に関わるものが増えているわ」",
|
||||
"322000721_16": "「それだけゴールに近づいているのかもしれないな」",
|
||||
"322000721_17": "「……お迎えが来たようよ。それも大勢で」",
|
||||
"322000721_18": "「侵入者 確認 迎撃準備」",
|
||||
"322000721_19": "「強制処理」",
|
||||
"322000721_20": "「強制処理」",
|
||||
"322000721_21": "「数ばかりでなく、戦意も高いようだ」",
|
||||
"322000721_22": "「最奥が近いということ、らしいわね」",
|
||||
"322000721_23": "「ならばなおさら……。\\n 足止めなど食ってはいられないなッ!」",
|
||||
"322000721_24": "「ええッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,26 +1,26 @@
|
|||
{
|
||||
"322000722_0": "「どうすれば止まるんだ――……ッ!?」",
|
||||
"322000722_1": "「なんとかしてくださいいいい――……ッ!」",
|
||||
"322000722_2": "「なんとかっつってもよお――……ッ!」",
|
||||
"322000722_3": "「もう、目が回って――……ッ!?」",
|
||||
"322000722_4": "「――そ、そうかッ、\\n 床のパネルを狙って氷結弾を――……ッ!」",
|
||||
"322000722_5": "「前方の床を狙って――」",
|
||||
"322000722_6": "「よッ……とッ! 出られたぞッ!\\n そこから降りろッ!」",
|
||||
"322000722_7": "「わ、わかりました――……ッ!」",
|
||||
"322000722_8": "「は――ッ! ……で、出られましたッ!」",
|
||||
"322000722_9": "「ふうう……あのままバターになっちゃうかと思いました」",
|
||||
"322000722_10": "「ああ……それくらいぐるぐる回されてたな」",
|
||||
"322000722_11": "「にしても、まさかこんなのが本当にあるとは\\n 思わなかったな……ッ!」",
|
||||
"322000722_12": "「さっきの、どこかで見たことがあるんですか?」",
|
||||
"322000722_13": "「ああ、後輩どもとやったゲームでな」",
|
||||
"322000722_14": "「シャドウテリトリーですねッ! わたしの時はそこまで\\n 行けなかったので、今度見せてもらおうっと」",
|
||||
"322000722_15": "「それにしても、誰用の罠なんだ?\\n ただ疲れさせるだけって」",
|
||||
"322000722_16": "「もしかして、昔はこの床を利用して、\\n 物を運んでたんじゃないでしょうか?」",
|
||||
"322000722_17": "「重い荷物を運ぶのには役に立ちそうですし」",
|
||||
"322000722_18": "「なるほどな、今となっては管理する者がいないから、\\n こんなことになってるのかもしれないな」",
|
||||
"322000722_19": "「はい……。\\n それから、ありがとうございました。おかげで助かりました」",
|
||||
"322000722_20": "「気にすんな、お互い様だろ」",
|
||||
"322000722_21": "「まだ矢印はいろんなところにあるみたいですね」",
|
||||
"322000722_22": "「もう二度と踏まないように、慎重に進むぞ」",
|
||||
"322000722_23": "「はいッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000722_0": "「どうすれば止まるんだ――……ッ!?」",
|
||||
"322000722_1": "「なんとかしてくださいいいい――……ッ!」",
|
||||
"322000722_2": "「なんとかっつってもよお――……ッ!」",
|
||||
"322000722_3": "「もう、目が回って――……ッ!?」",
|
||||
"322000722_4": "「――そ、そうかッ、\\n 床のパネルを狙って氷結弾を――……ッ!」",
|
||||
"322000722_5": "「前方の床を狙って――」",
|
||||
"322000722_6": "「よッ……とッ! 出られたぞッ!\\n そこから降りろッ!」",
|
||||
"322000722_7": "「わ、わかりました――……ッ!」",
|
||||
"322000722_8": "「は――ッ! ……で、出られましたッ!」",
|
||||
"322000722_9": "「ふうう……あのままバターになっちゃうかと思いました」",
|
||||
"322000722_10": "「ああ……それくらいぐるぐる回されてたな」",
|
||||
"322000722_11": "「にしても、まさかこんなのが本当にあるとは\\n 思わなかったな……ッ!」",
|
||||
"322000722_12": "「さっきの、どこかで見たことがあるんですか?」",
|
||||
"322000722_13": "「ああ、後輩どもとやったゲームでな」",
|
||||
"322000722_14": "「シャドウテリトリーですねッ! わたしの時はそこまで\\n 行けなかったので、今度見せてもらおうっと」",
|
||||
"322000722_15": "「それにしても、誰用の罠なんだ?\\n ただ疲れさせるだけって」",
|
||||
"322000722_16": "「もしかして、昔はこの床を利用して、\\n 物を運んでたんじゃないでしょうか?」",
|
||||
"322000722_17": "「重い荷物を運ぶのには役に立ちそうですし」",
|
||||
"322000722_18": "「なるほどな、今となっては管理する者がいないから、\\n こんなことになってるのかもしれないな」",
|
||||
"322000722_19": "「はい……。\\n それから、ありがとうございました。おかげで助かりました」",
|
||||
"322000722_20": "「気にすんな、お互い様だろ」",
|
||||
"322000722_21": "「まだ矢印はいろんなところにあるみたいですね」",
|
||||
"322000722_22": "「もう二度と踏まないように、慎重に進むぞ」",
|
||||
"322000722_23": "「はいッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,25 +1,25 @@
|
|||
{
|
||||
"322000731_0": "「これで、矢印地帯は終わりみたいですね」",
|
||||
"322000731_1": "「厄介な罠はこのへんで終わりにしてもらいたいもんだ」",
|
||||
"322000731_2": "「この道、だんだん下ってますね」",
|
||||
"322000731_3": "「ん、そうだな。この分だとそろそろ最下層に――」",
|
||||
"322000731_4": "「はッ!」",
|
||||
"322000731_5": "「遺跡を進むわたしたち別動探検隊は、恐るべき罠を越え\\n 緩やかに下っている道を進みます……」",
|
||||
"322000731_6": "「それ、まだ続けるのか……?」",
|
||||
"322000731_7": "「はい、だって後で暁さんたちに音声だけでも届けるって\\n 約束しましたから」",
|
||||
"322000731_8": "「ま、いいけどよ。\\n 罠にだけは気を付けろよ」",
|
||||
"322000731_9": "「罠はどこに潜んでいるかわからない。探検隊の足取りは\\n 否応もなく慎重になっていきます……」",
|
||||
"322000731_10": "「…………」",
|
||||
"322000731_11": "「お……おいおい。\\n こんな所に迷子の女子供が入り込んでるぜ」",
|
||||
"322000731_12": "「バカ。迷子が罠抜けてここまで来れるかッ!\\n コイツらは政府の連中だッ!」",
|
||||
"322000731_13": "「政府が子供使うかあ?\\n どうなってんだ、この国の労働環境」",
|
||||
"322000731_14": "「知るか。顔を見られたからにはやることは一緒だ」",
|
||||
"322000731_15": "「またコイツらかよ」",
|
||||
"322000731_16": "「泥棒なんて悪いことですよ」",
|
||||
"322000731_17": "「黙れ。てめーらはここで始末して――」",
|
||||
"322000731_18": "「おい。あんま調子に乗るなよ?」",
|
||||
"322000731_19": "「く……ッ! いい気になるなッ!\\n こいつで跡形もなく消し去ってやるッ!」",
|
||||
"322000731_20": "「……コイツら、ロボットも全部アルカ・ノイズで\\n 片付けてきたのか」",
|
||||
"322000731_21": "「とりあえず、まずは降参してもらうために、\\n やっつけちゃいましょう」",
|
||||
"322000731_22": "「そうだな。\\n 一気に片付けるぞッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000731_0": "「これで、矢印地帯は終わりみたいですね」",
|
||||
"322000731_1": "「厄介な罠はこのへんで終わりにしてもらいたいもんだ」",
|
||||
"322000731_2": "「この道、だんだん下ってますね」",
|
||||
"322000731_3": "「ん、そうだな。この分だとそろそろ最下層に――」",
|
||||
"322000731_4": "「はッ!」",
|
||||
"322000731_5": "「遺跡を進むわたしたち別動探検隊は、恐るべき罠を越え\\n 緩やかに下っている道を進みます……」",
|
||||
"322000731_6": "「それ、まだ続けるのか……?」",
|
||||
"322000731_7": "「はい、だって後で暁さんたちに音声だけでも届けるって\\n 約束しましたから」",
|
||||
"322000731_8": "「ま、いいけどよ。\\n 罠にだけは気を付けろよ」",
|
||||
"322000731_9": "「罠はどこに潜んでいるかわからない。探検隊の足取りは\\n 否応もなく慎重になっていきます……」",
|
||||
"322000731_10": "「…………」",
|
||||
"322000731_11": "「お……おいおい。\\n こんな所に迷子の女子供が入り込んでるぜ」",
|
||||
"322000731_12": "「バカ。迷子が罠抜けてここまで来れるかッ!\\n コイツらは政府の連中だッ!」",
|
||||
"322000731_13": "「政府が子供使うかあ?\\n どうなってんだ、この国の労働環境」",
|
||||
"322000731_14": "「知るか。顔を見られたからにはやることは一緒だ」",
|
||||
"322000731_15": "「またコイツらかよ」",
|
||||
"322000731_16": "「泥棒なんて悪いことですよ」",
|
||||
"322000731_17": "「黙れ。てめーらはここで始末して――」",
|
||||
"322000731_18": "「おい。あんま調子に乗るなよ?」",
|
||||
"322000731_19": "「く……ッ! いい気になるなッ!\\n こいつで跡形もなく消し去ってやるッ!」",
|
||||
"322000731_20": "「……コイツら、ロボットも全部アルカ・ノイズで\\n 片付けてきたのか」",
|
||||
"322000731_21": "「とりあえず、まずは降参してもらうために、\\n やっつけちゃいましょう」",
|
||||
"322000731_22": "「そうだな。\\n 一気に片付けるぞッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,26 +1,26 @@
|
|||
{
|
||||
"322000732_0": "「諦めて降参してくださいッ!」",
|
||||
"322000732_1": "「……で? どうする?」",
|
||||
"322000732_2": "「な、なんで、なんで\\n 無敵のアルカ・ノイズが……ッ!?」",
|
||||
"322000732_3": "「何事も過信は禁物ですよ」",
|
||||
"322000732_4": "「た、助けてくれッ! まだなんにも盗んでねえし、\\n なんでも喋るッ、ベラベラ喋るッ! だからッ!」",
|
||||
"322000732_5": "「い、命だけは~ッ!」",
|
||||
"322000732_6": "「はい。では、大人しくお縄を頂戴してくださいね」",
|
||||
"322000732_7": "「とはいえ、いちいち縛るのも結構、時間掛かるしな……あ」",
|
||||
"322000732_8": "「どうしたんですか?」",
|
||||
"322000732_9": "「なあ、さっきのでいいんじゃないか?」",
|
||||
"322000732_10": "「さっきのって……え、あれですか?」",
|
||||
"322000732_11": "「ああ、コイツらにはいい薬になるだろ」",
|
||||
"322000732_12": "「ええっと……?」",
|
||||
"322000732_13": "「まずは、火炎弾で溶かして……ッと」",
|
||||
"322000732_14": "「よし、そんじゃ行ってらっしゃいッ!」",
|
||||
"322000732_15": "「え?」",
|
||||
"322000732_16": "「うわあああ――……ッ!?」",
|
||||
"322000732_17": "「な、なんだこりゃあ――……ッ!?」",
|
||||
"322000732_18": "「止めてくれえええ――……ッ!」",
|
||||
"322000732_19": "「これでよしと」",
|
||||
"322000732_20": "「あのー、本当に大丈夫なんでしょうか?」",
|
||||
"322000732_21": "「死ぬようなトラップじゃないし、\\n 帰り際にでも助けりゃいいだろ」",
|
||||
"322000732_22": "「そうですね。少し可哀そうですけど……」",
|
||||
"322000732_23": "「<size=40>頼むーッ、と、止めてくれええええええ――……ッ!!</size>」"
|
||||
{
|
||||
"322000732_0": "「諦めて降参してくださいッ!」",
|
||||
"322000732_1": "「……で? どうする?」",
|
||||
"322000732_2": "「な、なんで、なんで\\n 無敵のアルカ・ノイズが……ッ!?」",
|
||||
"322000732_3": "「何事も過信は禁物ですよ」",
|
||||
"322000732_4": "「た、助けてくれッ! まだなんにも盗んでねえし、\\n なんでも喋るッ、ベラベラ喋るッ! だからッ!」",
|
||||
"322000732_5": "「い、命だけは~ッ!」",
|
||||
"322000732_6": "「はい。では、大人しくお縄を頂戴してくださいね」",
|
||||
"322000732_7": "「とはいえ、いちいち縛るのも結構、時間掛かるしな……あ」",
|
||||
"322000732_8": "「どうしたんですか?」",
|
||||
"322000732_9": "「なあ、さっきのでいいんじゃないか?」",
|
||||
"322000732_10": "「さっきのって……え、あれですか?」",
|
||||
"322000732_11": "「ああ、コイツらにはいい薬になるだろ」",
|
||||
"322000732_12": "「ええっと……?」",
|
||||
"322000732_13": "「まずは、火炎弾で溶かして……ッと」",
|
||||
"322000732_14": "「よし、そんじゃ行ってらっしゃいッ!」",
|
||||
"322000732_15": "「え?」",
|
||||
"322000732_16": "「うわあああ――……ッ!?」",
|
||||
"322000732_17": "「な、なんだこりゃあ――……ッ!?」",
|
||||
"322000732_18": "「止めてくれえええ――……ッ!」",
|
||||
"322000732_19": "「これでよしと」",
|
||||
"322000732_20": "「あのー、本当に大丈夫なんでしょうか?」",
|
||||
"322000732_21": "「死ぬようなトラップじゃないし、\\n 帰り際にでも助けりゃいいだろ」",
|
||||
"322000732_22": "「そうですね。少し可哀そうですけど……」",
|
||||
"322000732_23": "「<size=40>頼むーッ、と、止めてくれええええええ――……ッ!!</size>」"
|
||||
}
|
|
@ -1,14 +1,14 @@
|
|||
{
|
||||
"322000742_0": "「行くぞッ、マリアッ!」",
|
||||
"322000742_1": "「そっちのタイミングでッ! 合わせるわッ!」",
|
||||
"322000742_2": "「は――ッ!」",
|
||||
"322000742_3": "「やあ――ッ!」",
|
||||
"322000742_4": "「それでも、まだ――」",
|
||||
"322000742_5": "「侵入者 確認」",
|
||||
"322000742_6": "「強制処理」",
|
||||
"322000742_7": "「強制処理」",
|
||||
"322000742_8": "「湧いてくる……まさに波状攻撃ね」",
|
||||
"322000742_9": "「残りをすべて出してくるつもりか。\\n よほどこの先に進ませたくないのだろうな」",
|
||||
"322000742_10": "「それならもう、取るべき道はただひとつ――ッ!」",
|
||||
"322000742_11": "「ああッ! 斬り伏せて突っ切るのみッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000742_0": "「行くぞッ、マリアッ!」",
|
||||
"322000742_1": "「そっちのタイミングでッ! 合わせるわッ!」",
|
||||
"322000742_2": "「は――ッ!」",
|
||||
"322000742_3": "「やあ――ッ!」",
|
||||
"322000742_4": "「それでも、まだ――」",
|
||||
"322000742_5": "「侵入者 確認」",
|
||||
"322000742_6": "「強制処理」",
|
||||
"322000742_7": "「強制処理」",
|
||||
"322000742_8": "「湧いてくる……まさに波状攻撃ね」",
|
||||
"322000742_9": "「残りをすべて出してくるつもりか。\\n よほどこの先に進ませたくないのだろうな」",
|
||||
"322000742_10": "「それならもう、取るべき道はただひとつ――ッ!」",
|
||||
"322000742_11": "「ああッ! 斬り伏せて突っ切るのみッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,14 +1,14 @@
|
|||
{
|
||||
"322000751_0": "「侵入者 確認 迎撃準備」",
|
||||
"322000751_1": "「強制排除」",
|
||||
"322000751_2": "「強制排除」",
|
||||
"322000751_3": "「こりゃまた大量に出てきやがったな」",
|
||||
"322000751_4": "「今までと比べ物にならない数です」",
|
||||
"322000751_5": "「つまり、コイツらの護ってる\\n 何かまであたしたちが近づいてるってことだ」",
|
||||
"322000751_6": "「それってもしかして、遺跡の宝物でしょうか?」",
|
||||
"322000751_7": "「かもしれないな」",
|
||||
"322000751_8": "「探検隊の行く手に立ちふさがるガーディアンの大群。\\n 神秘の遺跡の奥に眠るものの正体とは……」",
|
||||
"322000751_9": "「強制排除」",
|
||||
"322000751_10": "「コイツらを倒して、\\n 拝みに行ってやろうじゃないかッ!」",
|
||||
"322000751_11": "「はいッ、探検隊の探索もゴールが近づいていますッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000751_0": "「侵入者 確認 迎撃準備」",
|
||||
"322000751_1": "「強制排除」",
|
||||
"322000751_2": "「強制排除」",
|
||||
"322000751_3": "「こりゃまた大量に出てきやがったな」",
|
||||
"322000751_4": "「今までと比べ物にならない数です」",
|
||||
"322000751_5": "「つまり、コイツらの護ってる\\n 何かまであたしたちが近づいてるってことだ」",
|
||||
"322000751_6": "「それってもしかして、遺跡の宝物でしょうか?」",
|
||||
"322000751_7": "「かもしれないな」",
|
||||
"322000751_8": "「探検隊の行く手に立ちふさがるガーディアンの大群。\\n 神秘の遺跡の奥に眠るものの正体とは……」",
|
||||
"322000751_9": "「強制排除」",
|
||||
"322000751_10": "「コイツらを倒して、\\n 拝みに行ってやろうじゃないかッ!」",
|
||||
"322000751_11": "「はいッ、探検隊の探索もゴールが近づいていますッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,22 +1,22 @@
|
|||
{
|
||||
"322000752_0": "「こっちもありったけブチ撒けてやるッ!」",
|
||||
"322000752_1": "「1体撃ち漏らした、頼むッ!」",
|
||||
"322000752_2": "「任せてくださいッ、やあ――ッ!」",
|
||||
"322000752_3": "「最後の1体も片付けましたよ。\\n もう次はないみたいなので、進みますか?」",
|
||||
"322000752_4": "「そうだな。いや、なんか妙だな。この部屋……」",
|
||||
"322000752_5": "「妙……ですか?」",
|
||||
"322000752_6": "「ああ、こんだけ広いのに罠が何も無いなんて、\\n 不自然じゃないか?」",
|
||||
"322000752_7": "「そうかも……しれませんね」",
|
||||
"322000752_8": "「今の音、なんだ? まさか罠……」",
|
||||
"322000752_9": "「――上ですッ!」",
|
||||
"322000752_10": "「天井が下がってきてますッ!\\n しかも、通路の方もッ!?」",
|
||||
"322000752_11": "「ちッ――このためかッ! こんな罠までッ!\\n 流石にこの規模じゃ支えるのは無理だッ!」",
|
||||
"322000752_12": "「急ぎましょうッ!」",
|
||||
"322000752_13": "「ま、間に合いませんよッ!?」",
|
||||
"322000752_14": "「くそッ、戦闘に時間を掛けすぎたかッ!」",
|
||||
"322000752_15": "「なら、こいつでどうだッ!」",
|
||||
"322000752_16": "「床を凍らせたッ!\\n 思いっきり加速して飛び乗れッ!」",
|
||||
"322000752_17": "「はいッ!」",
|
||||
"322000752_18": "「下り坂の加速にッ!」",
|
||||
"322000752_19": "「さらに加速を加えてッ、これなら――ッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000752_0": "「こっちもありったけブチ撒けてやるッ!」",
|
||||
"322000752_1": "「1体撃ち漏らした、頼むッ!」",
|
||||
"322000752_2": "「任せてくださいッ、やあ――ッ!」",
|
||||
"322000752_3": "「最後の1体も片付けましたよ。\\n もう次はないみたいなので、進みますか?」",
|
||||
"322000752_4": "「そうだな。いや、なんか妙だな。この部屋……」",
|
||||
"322000752_5": "「妙……ですか?」",
|
||||
"322000752_6": "「ああ、こんだけ広いのに罠が何も無いなんて、\\n 不自然じゃないか?」",
|
||||
"322000752_7": "「そうかも……しれませんね」",
|
||||
"322000752_8": "「今の音、なんだ? まさか罠……」",
|
||||
"322000752_9": "「――上ですッ!」",
|
||||
"322000752_10": "「天井が下がってきてますッ!\\n しかも、通路の方もッ!?」",
|
||||
"322000752_11": "「ちッ――このためかッ! こんな罠までッ!\\n 流石にこの規模じゃ支えるのは無理だッ!」",
|
||||
"322000752_12": "「急ぎましょうッ!」",
|
||||
"322000752_13": "「ま、間に合いませんよッ!?」",
|
||||
"322000752_14": "「くそッ、戦闘に時間を掛けすぎたかッ!」",
|
||||
"322000752_15": "「なら、こいつでどうだッ!」",
|
||||
"322000752_16": "「床を凍らせたッ!\\n 思いっきり加速して飛び乗れッ!」",
|
||||
"322000752_17": "「はいッ!」",
|
||||
"322000752_18": "「下り坂の加速にッ!」",
|
||||
"322000752_19": "「さらに加速を加えてッ、これなら――ッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,87 +1,87 @@
|
|||
{
|
||||
"322000811_0": "地下に眠る都市",
|
||||
"322000811_1": "「なお行く手を阻まんとするかッ!」",
|
||||
"322000811_2": "「何をそんなに護りたいっていうのッ!」",
|
||||
"322000811_3": "「全部を相手するのも無駄だ、駆け抜けるぞッ!」",
|
||||
"322000811_4": "「そうね、そして背後は……爆弾で足止めしつつ」",
|
||||
"322000811_5": "「……爆破してよかったのか?\\n もしも雪音たちが後ろから来たらどうする」",
|
||||
"322000811_6": "「爆弾はあくまでも足止めだから心配は――」",
|
||||
"322000811_7": "「スピードを出しすぎたッ!\\n 氷が途切れても止まらね――ッ!」",
|
||||
"322000811_8": "「広いところに出ますよッ!\\n あ、違うッ、これって落ち――ッ!」",
|
||||
"322000811_9": "「<size=40>うわああああああ――ッ!</size>」",
|
||||
"322000811_10": "「<size=40>きゃああああああ――ッ!</size>」",
|
||||
"322000811_11": "「爆弾はあくまでも足止めだから心配は――」",
|
||||
"322000811_12": "「<size=40>ああああああ――ッ!</size>」",
|
||||
"322000811_13": "「……いらなかったみたいね」",
|
||||
"322000811_14": "「……そのようだな」",
|
||||
"322000811_15": "「いたた……思ったより落ちなくて\\n 助かったな……って、先輩ッ!?」",
|
||||
"322000811_16": "「あいたた……おしりをぶつけてしまいました。\\n あれッ、マリア姉さんッ!?」",
|
||||
"322000811_17": "「ようやく合流できたな。そちらは大事ないか」",
|
||||
"322000811_18": "「なんとかってとこだな。\\n そっちも心象変化してたのか」",
|
||||
"322000811_19": "「考えることは同じということだ」",
|
||||
"322000811_20": "「マリア姉さん、やっと合流できた……よかった」",
|
||||
"322000811_21": "「ええ、わたしもよ。\\n 見たところ怪我もなさそうでよかったわ」",
|
||||
"322000811_22": "「さて……再会を喜ぶのもいいが、まずはこの場所だ」",
|
||||
"322000811_23": "「ものすごく広いですね……」",
|
||||
"322000811_24": "「地下深くにこんなに大きな空間があるなんて」",
|
||||
"322000811_25": "「ここが目的地……でいいんだよな?」",
|
||||
"322000811_26": "「たぶんね……このどこかに聖遺物があるんじゃないかしら」",
|
||||
"322000811_27": "「ここをしらみつぶしに探すのは、随分と骨が折れそうだな」",
|
||||
"322000811_28": "「これは――」",
|
||||
"322000811_29": "「なんということでしょう。数々の冒険を繰り広げ、\\n ようやく辿り着いた遺跡の奥――」",
|
||||
"322000811_30": "「そこには、広大な地下都市が広がっていたのです……」",
|
||||
"322000811_31": "「無人の古代都市……どうやら都市部には罠が無いようね」",
|
||||
"322000811_32": "「警備のロボットも現れないようだな。\\n だが、一応警戒は怠らないほうがいい」",
|
||||
"322000811_33": "「昔はここに人が住んでたのか?\\n ……おい、あっちの建物」",
|
||||
"322000811_34": "「あちらに見えるひときわ豪華な建造物は、\\n 古代の神の神殿なのでしょうか」",
|
||||
"322000811_35": "「我々は恐れることなく調査に向かいます……」",
|
||||
"322000811_36": "「探検隊は、古代神殿、そして神殿の物置……こういう神殿の\\n 物置のことをなんて呼ぶか、いい言葉はありますか?」",
|
||||
"322000811_37": "「ん? 宝殿などどうだ?」",
|
||||
"322000811_38": "「ありがとうございますッ! 探検隊は古代神殿、そして宝殿から\\n いくつかの聖遺物と思しきものを発見しました……」",
|
||||
"322000811_39": "「それらしいものはいくつか見つかったけれど、\\n ここでは詳細はわからないわね」",
|
||||
"322000811_40": "「見た目には起動状態かすらわからないものばかりだな。\\n もしも起動状態にあったなら、下手に動かすのは危険だ」",
|
||||
"322000811_41": "「それならどうするんですか?」",
|
||||
"322000811_42": "「この場所の、聖遺物発見箇所を記したマップを作って\\n 報告すればいいんじゃないかしら」",
|
||||
"322000811_43": "「<size=40>わかった。地図はあたしが描く……ッ!</size>」",
|
||||
"322000811_44": "「<size=40>ええ……ッ! お願いするわッ!</size>」",
|
||||
"322000811_45": "「雪音が雑務に自ら立候補するとは珍しいな。\\n どうやらこの場所を見て、よほど興奮しているらしい」",
|
||||
"322000811_46": "「そういうことにしといてやる……」",
|
||||
"322000811_47": "「とりあえず、もう少し奥へ行ってみるか?」",
|
||||
"322000811_48": "「そうだな」",
|
||||
"322000811_49": "「詳しい年代はわからないけど、\\n 先史文明期に造られた都市の可能性が高いんじゃないかしら」",
|
||||
"322000811_50": "「それにしても、\\n こんな遺跡が手つかずで残ってるなんて」",
|
||||
"322000811_51": "「うん。マムが見たらすごく喜びそう」",
|
||||
"322000811_52": "「これが、フィーネの元の時代の都市かもしれないのか……」",
|
||||
"322000811_53": "「わたしたちの知る文明より、何千年も昔にあった都市とは\\n 到底思えない……これが先史文明の技術なのか」",
|
||||
"322000811_54": "「この見事な彫刻なんて、近代芸術に迫るものがあるわ……」",
|
||||
"322000811_55": "「こんだけ発展してたのに、結局滅びちまうなんてな」",
|
||||
"322000811_56": "「盛者必衰、諸行無常……あるいは、人ならざる者の\\n 手によってか」",
|
||||
"322000811_57": "「この頃は、聖遺物を作ることもできたのかな?」",
|
||||
"322000811_58": "「ええ、これまで発見された異端技術は、\\n こういった場所で作られたのかもしれないわね」",
|
||||
"322000811_59": "「そろそろ街の端だが。時にあの一角、\\n 妙に綺麗に整地されているとは思わないか」",
|
||||
"322000811_60": "「本当ね。とても長い年月放置されていたようには見えないわ」",
|
||||
"322000811_61": "「ここは……もしかして墓、だろうか」",
|
||||
"322000811_62": "「等間隔で石が立ってる。\\n 墓っぽいって言やあ墓っぽいかもな」",
|
||||
"322000811_63": "「なんとなく、雰囲気も墓地みたいですね」",
|
||||
"322000811_64": "「現代のものと様相は違うけれど、どうやらそうらしいわね」",
|
||||
"322000811_65": "「侵入者 確認……」",
|
||||
"322000811_66": "「現れやがったッ!」",
|
||||
"322000811_67": "「たとえ古代人の墓所でも、\\n 攻撃を仕掛けてくるのであれば……ッ!」",
|
||||
"322000811_68": "「…………」",
|
||||
"322000811_69": "「……なぜ、動かない?」",
|
||||
"322000811_70": "「どうしたんでしょう……」",
|
||||
"322000811_71": "「ちょっと待って、あのロボットの手ッ! 花を……ッ!」",
|
||||
"322000811_72": "「もしかして、お墓に花をあげようとしているの……?」",
|
||||
"322000811_73": "「ロボットが献花ッ!?」",
|
||||
"322000811_74": "「待て。迂闊に前に出ては危険だッ!」",
|
||||
"322000811_75": "「……ロボットさん、わたしたちは、敵じゃありません」",
|
||||
"322000811_76": "「…………」",
|
||||
"322000811_77": "「大丈夫です。\\n 攻撃してこなければ、こちらも何もしませんから」",
|
||||
"322000811_78": "「…………」",
|
||||
"322000811_79": "「……墓の手入れを始めやがった……」",
|
||||
"322000811_80": "「無害、なのか」",
|
||||
"322000811_81": "「襲っては来ないみたいですね」",
|
||||
"322000811_82": "「じゃあ、お墓の管理用ロボットってこと……?」",
|
||||
"322000811_83": "「……チガイマス」",
|
||||
"322000811_84": "「えッ、会話ができるのッ!?」"
|
||||
{
|
||||
"322000811_0": "地下に眠る都市",
|
||||
"322000811_1": "「なお行く手を阻まんとするかッ!」",
|
||||
"322000811_2": "「何をそんなに護りたいっていうのッ!」",
|
||||
"322000811_3": "「全部を相手するのも無駄だ、駆け抜けるぞッ!」",
|
||||
"322000811_4": "「そうね、そして背後は……爆弾で足止めしつつ」",
|
||||
"322000811_5": "「……爆破してよかったのか?\\n もしも雪音たちが後ろから来たらどうする」",
|
||||
"322000811_6": "「爆弾はあくまでも足止めだから心配は――」",
|
||||
"322000811_7": "「スピードを出しすぎたッ!\\n 氷が途切れても止まらね――ッ!」",
|
||||
"322000811_8": "「広いところに出ますよッ!\\n あ、違うッ、これって落ち――ッ!」",
|
||||
"322000811_9": "「<size=40>うわああああああ――ッ!</size>」",
|
||||
"322000811_10": "「<size=40>きゃああああああ――ッ!</size>」",
|
||||
"322000811_11": "「爆弾はあくまでも足止めだから心配は――」",
|
||||
"322000811_12": "「<size=40>ああああああ――ッ!</size>」",
|
||||
"322000811_13": "「……いらなかったみたいね」",
|
||||
"322000811_14": "「……そのようだな」",
|
||||
"322000811_15": "「いたた……思ったより落ちなくて\\n 助かったな……って、先輩ッ!?」",
|
||||
"322000811_16": "「あいたた……おしりをぶつけてしまいました。\\n あれッ、マリア姉さんッ!?」",
|
||||
"322000811_17": "「ようやく合流できたな。そちらは大事ないか」",
|
||||
"322000811_18": "「なんとかってとこだな。\\n そっちも心象変化してたのか」",
|
||||
"322000811_19": "「考えることは同じということだ」",
|
||||
"322000811_20": "「マリア姉さん、やっと合流できた……よかった」",
|
||||
"322000811_21": "「ええ、わたしもよ。\\n 見たところ怪我もなさそうでよかったわ」",
|
||||
"322000811_22": "「さて……再会を喜ぶのもいいが、まずはこの場所だ」",
|
||||
"322000811_23": "「ものすごく広いですね……」",
|
||||
"322000811_24": "「地下深くにこんなに大きな空間があるなんて」",
|
||||
"322000811_25": "「ここが目的地……でいいんだよな?」",
|
||||
"322000811_26": "「たぶんね……このどこかに聖遺物があるんじゃないかしら」",
|
||||
"322000811_27": "「ここをしらみつぶしに探すのは、随分と骨が折れそうだな」",
|
||||
"322000811_28": "「これは――」",
|
||||
"322000811_29": "「なんということでしょう。数々の冒険を繰り広げ、\\n ようやく辿り着いた遺跡の奥――」",
|
||||
"322000811_30": "「そこには、広大な地下都市が広がっていたのです……」",
|
||||
"322000811_31": "「無人の古代都市……どうやら都市部には罠が無いようね」",
|
||||
"322000811_32": "「警備のロボットも現れないようだな。\\n だが、一応警戒は怠らないほうがいい」",
|
||||
"322000811_33": "「昔はここに人が住んでたのか?\\n ……おい、あっちの建物」",
|
||||
"322000811_34": "「あちらに見えるひときわ豪華な建造物は、\\n 古代の神の神殿なのでしょうか」",
|
||||
"322000811_35": "「我々は恐れることなく調査に向かいます……」",
|
||||
"322000811_36": "「探検隊は、古代神殿、そして神殿の物置……こういう神殿の\\n 物置のことをなんて呼ぶか、いい言葉はありますか?」",
|
||||
"322000811_37": "「ん? 宝殿などどうだ?」",
|
||||
"322000811_38": "「ありがとうございますッ! 探検隊は古代神殿、そして宝殿から\\n いくつかの聖遺物と思しきものを発見しました……」",
|
||||
"322000811_39": "「それらしいものはいくつか見つかったけれど、\\n ここでは詳細はわからないわね」",
|
||||
"322000811_40": "「見た目には起動状態かすらわからないものばかりだな。\\n もしも起動状態にあったなら、下手に動かすのは危険だ」",
|
||||
"322000811_41": "「それならどうするんですか?」",
|
||||
"322000811_42": "「この場所の、聖遺物発見箇所を記したマップを作って\\n 報告すればいいんじゃないかしら」",
|
||||
"322000811_43": "「<size=40>わかった。地図はあたしが描く……ッ!</size>」",
|
||||
"322000811_44": "「<size=40>ええ……ッ! お願いするわッ!</size>」",
|
||||
"322000811_45": "「雪音が雑務に自ら立候補するとは珍しいな。\\n どうやらこの場所を見て、よほど興奮しているらしい」",
|
||||
"322000811_46": "「そういうことにしといてやる……」",
|
||||
"322000811_47": "「とりあえず、もう少し奥へ行ってみるか?」",
|
||||
"322000811_48": "「そうだな」",
|
||||
"322000811_49": "「詳しい年代はわからないけど、\\n 先史文明期に造られた都市の可能性が高いんじゃないかしら」",
|
||||
"322000811_50": "「それにしても、\\n こんな遺跡が手つかずで残ってるなんて」",
|
||||
"322000811_51": "「うん。マムが見たらすごく喜びそう」",
|
||||
"322000811_52": "「これが、フィーネの元の時代の都市かもしれないのか……」",
|
||||
"322000811_53": "「わたしたちの知る文明より、何千年も昔にあった都市とは\\n 到底思えない……これが先史文明の技術なのか」",
|
||||
"322000811_54": "「この見事な彫刻なんて、近代芸術に迫るものがあるわ……」",
|
||||
"322000811_55": "「こんだけ発展してたのに、結局滅びちまうなんてな」",
|
||||
"322000811_56": "「盛者必衰、諸行無常……あるいは、人ならざる者の\\n 手によってか」",
|
||||
"322000811_57": "「この頃は、聖遺物を作ることもできたのかな?」",
|
||||
"322000811_58": "「ええ、これまで発見された異端技術は、\\n こういった場所で作られたのかもしれないわね」",
|
||||
"322000811_59": "「そろそろ街の端だが。時にあの一角、\\n 妙に綺麗に整地されているとは思わないか」",
|
||||
"322000811_60": "「本当ね。とても長い年月放置されていたようには見えないわ」",
|
||||
"322000811_61": "「ここは……もしかして墓、だろうか」",
|
||||
"322000811_62": "「等間隔で石が立ってる。\\n 墓っぽいって言やあ墓っぽいかもな」",
|
||||
"322000811_63": "「なんとなく、雰囲気も墓地みたいですね」",
|
||||
"322000811_64": "「現代のものと様相は違うけれど、どうやらそうらしいわね」",
|
||||
"322000811_65": "「侵入者 確認……」",
|
||||
"322000811_66": "「現れやがったッ!」",
|
||||
"322000811_67": "「たとえ古代人の墓所でも、\\n 攻撃を仕掛けてくるのであれば……ッ!」",
|
||||
"322000811_68": "「…………」",
|
||||
"322000811_69": "「……なぜ、動かない?」",
|
||||
"322000811_70": "「どうしたんでしょう……」",
|
||||
"322000811_71": "「ちょっと待って、あのロボットの手ッ! 花を……ッ!」",
|
||||
"322000811_72": "「もしかして、お墓に花をあげようとしているの……?」",
|
||||
"322000811_73": "「ロボットが献花ッ!?」",
|
||||
"322000811_74": "「待て。迂闊に前に出ては危険だッ!」",
|
||||
"322000811_75": "「……ロボットさん、わたしたちは、敵じゃありません」",
|
||||
"322000811_76": "「…………」",
|
||||
"322000811_77": "「大丈夫です。\\n 攻撃してこなければ、こちらも何もしませんから」",
|
||||
"322000811_78": "「…………」",
|
||||
"322000811_79": "「……墓の手入れを始めやがった……」",
|
||||
"322000811_80": "「無害、なのか」",
|
||||
"322000811_81": "「襲っては来ないみたいですね」",
|
||||
"322000811_82": "「じゃあ、お墓の管理用ロボットってこと……?」",
|
||||
"322000811_83": "「……チガイマス」",
|
||||
"322000811_84": "「えッ、会話ができるのッ!?」"
|
||||
}
|
|
@ -1,54 +1,54 @@
|
|||
{
|
||||
"322000821_0": "「…………」",
|
||||
"322000821_1": "「ついてこいってことかしら」",
|
||||
"322000821_2": "「かつての主を静かに眠らせてやりたいのだろうか……行こう」",
|
||||
"322000821_3": "「ロボットさん、質問してもいいですか?」",
|
||||
"322000821_4": "「呼称 Spriggan」",
|
||||
"322000821_5": "「スプリガン……?」",
|
||||
"322000821_6": "「コノ場所ヲ護ル自動人形デス」",
|
||||
"322000821_7": "「自動人形ってことは、錬金術で作られたのか?」",
|
||||
"322000821_8": "「ハイ」",
|
||||
"322000821_9": "「どうしてお前だけが会話できるんだ」",
|
||||
"322000821_10": "「スプリガンヲ統率スルタメノ特別機能」",
|
||||
"322000821_11": "「なるほど……お前が今までのロボットを\\n 送り込んできていたのか?」",
|
||||
"322000821_12": "「スミマセン」",
|
||||
"322000821_13": "「コノ都市ヲ護ルタメデス」",
|
||||
"322000821_14": "「わたしたちとて人類守護の盾。お前の気持ちはわかる」",
|
||||
"322000821_15": "「謝るなんて、なんだか憎めねー人間くさいヤツだな。\\n 言葉はカタコトだけど」",
|
||||
"322000821_16": "「古代言語カラノ翻訳ハ困難デス」",
|
||||
"322000821_17": "「それでカタコトに……あなた以外にここには誰かいるの?」",
|
||||
"322000821_18": "「ワタシト、意思ノ持タナイ、スプリガンダケデス」",
|
||||
"322000821_19": "「そうなんだ……」",
|
||||
"322000821_20": "「主ハ先程ノ場所デ眠ッテイマス……」",
|
||||
"322000821_21": "「つまり墓の下ってことか」",
|
||||
"322000821_22": "「ところで、ここにはもう罠も防衛用のヤツもいないんだな」",
|
||||
"322000821_23": "「住居区二罠ハアリマセン」",
|
||||
"322000821_24": "「なら、ひとまずは安心か」",
|
||||
"322000821_25": "「オ願イガアリマス」",
|
||||
"322000821_26": "「お願い……? なんですか?」",
|
||||
"322000821_27": "「欲シイ物ハ差シ上ゲマスノデ、コノ場所ハコノママニ、\\n ココカラ立チ去ッテクダサイ」",
|
||||
"322000821_28": "「ドウカ、主タチ二安ラカナ眠リヲ……」",
|
||||
"322000821_29": "「スプリガンさん……」",
|
||||
"322000821_30": "「亡き主とこの場所を護るために、あなたたちは必死に……」",
|
||||
"322000821_31": "「なんか……宝探し気分で入ったこっちが\\n 申し訳なくなるな……」",
|
||||
"322000821_32": "「何も知らなくて……ごめんなさい」",
|
||||
"322000821_33": "「ここはこの者たちにとって、ただひとつ残された大切な場所。\\n 侵すべからざる墓標なのだな」",
|
||||
"322000821_34": "「ええ……わたしたち現代の人間が興味本位で\\n 足を踏み入れていい場所じゃない」",
|
||||
"322000821_35": "「せめてものお詫びに、ここの人たちが静かに眠れるよう、\\n お祈りして帰りましょうか」",
|
||||
"322000821_36": "「そうだな。なんか……悪かった」",
|
||||
"322000821_37": "「感謝シマス」",
|
||||
"322000821_38": "「線香は無いが、弔う気持ちは伝わるだろう……」",
|
||||
"322000821_39": "「ええ」",
|
||||
"322000821_40": "「いいことを聞かせてもらったぜ。\\n ここには罠も護衛のロボもいないって?」",
|
||||
"322000821_41": "「――貴様らッ! こんな所にまでッ!」",
|
||||
"322000821_42": "「なら、お宝は俺たちが根こそぎ頂くってことで\\n いいんだよなあッ!」",
|
||||
"322000821_43": "「くそッ、ここまで辿り着くなんて」",
|
||||
"322000821_44": "「あんたらのおかげだよ。\\n 罠や変なロボットをほとんど片付けてくれたからな」",
|
||||
"322000821_45": "「そいつらの相手はするなッ!\\n 散って、手当たり次第に宝を奪ってずらかるぞッ!」",
|
||||
"322000821_46": "「高く売れそうなブツが取り放題だぜッ!」",
|
||||
"322000821_47": "「この広い空間ならそうそう崩落の心配もない。\\n 片っ端からぶっ壊して奪えッ!」",
|
||||
"322000821_48": "「コノ場所デ争イハ止メテクダサイッ!」",
|
||||
"322000821_49": "「残念ながら言っても無駄よ。まったく、懲りない連中ね」",
|
||||
"322000821_50": "「こいつの相手でもしてなッ! お前らがアルカ・ノイズを\\n 倒せるのはもう知ってるが……時間稼ぎにはなるだろうぜッ!」",
|
||||
"322000821_51": "「わたしたちが護りますッ!\\n この場所は荒らさせはしませんッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000821_0": "「…………」",
|
||||
"322000821_1": "「ついてこいってことかしら」",
|
||||
"322000821_2": "「かつての主を静かに眠らせてやりたいのだろうか……行こう」",
|
||||
"322000821_3": "「ロボットさん、質問してもいいですか?」",
|
||||
"322000821_4": "「呼称 Spriggan」",
|
||||
"322000821_5": "「スプリガン……?」",
|
||||
"322000821_6": "「コノ場所ヲ護ル自動人形デス」",
|
||||
"322000821_7": "「自動人形ってことは、錬金術で作られたのか?」",
|
||||
"322000821_8": "「ハイ」",
|
||||
"322000821_9": "「どうしてお前だけが会話できるんだ」",
|
||||
"322000821_10": "「スプリガンヲ統率スルタメノ特別機能」",
|
||||
"322000821_11": "「なるほど……お前が今までのロボットを\\n 送り込んできていたのか?」",
|
||||
"322000821_12": "「スミマセン」",
|
||||
"322000821_13": "「コノ都市ヲ護ルタメデス」",
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||||
"322000821_14": "「わたしたちとて人類守護の盾。お前の気持ちはわかる」",
|
||||
"322000821_15": "「謝るなんて、なんだか憎めねー人間くさいヤツだな。\\n 言葉はカタコトだけど」",
|
||||
"322000821_16": "「古代言語カラノ翻訳ハ困難デス」",
|
||||
"322000821_17": "「それでカタコトに……あなた以外にここには誰かいるの?」",
|
||||
"322000821_18": "「ワタシト、意思ノ持タナイ、スプリガンダケデス」",
|
||||
"322000821_19": "「そうなんだ……」",
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||||
"322000821_20": "「主ハ先程ノ場所デ眠ッテイマス……」",
|
||||
"322000821_21": "「つまり墓の下ってことか」",
|
||||
"322000821_22": "「ところで、ここにはもう罠も防衛用のヤツもいないんだな」",
|
||||
"322000821_23": "「住居区二罠ハアリマセン」",
|
||||
"322000821_24": "「なら、ひとまずは安心か」",
|
||||
"322000821_25": "「オ願イガアリマス」",
|
||||
"322000821_26": "「お願い……? なんですか?」",
|
||||
"322000821_27": "「欲シイ物ハ差シ上ゲマスノデ、コノ場所ハコノママニ、\\n ココカラ立チ去ッテクダサイ」",
|
||||
"322000821_28": "「ドウカ、主タチ二安ラカナ眠リヲ……」",
|
||||
"322000821_29": "「スプリガンさん……」",
|
||||
"322000821_30": "「亡き主とこの場所を護るために、あなたたちは必死に……」",
|
||||
"322000821_31": "「なんか……宝探し気分で入ったこっちが\\n 申し訳なくなるな……」",
|
||||
"322000821_32": "「何も知らなくて……ごめんなさい」",
|
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"322000821_33": "「ここはこの者たちにとって、ただひとつ残された大切な場所。\\n 侵すべからざる墓標なのだな」",
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"322000821_34": "「ええ……わたしたち現代の人間が興味本位で\\n 足を踏み入れていい場所じゃない」",
|
||||
"322000821_35": "「せめてものお詫びに、ここの人たちが静かに眠れるよう、\\n お祈りして帰りましょうか」",
|
||||
"322000821_36": "「そうだな。なんか……悪かった」",
|
||||
"322000821_37": "「感謝シマス」",
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"322000821_38": "「線香は無いが、弔う気持ちは伝わるだろう……」",
|
||||
"322000821_39": "「ええ」",
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"322000821_40": "「いいことを聞かせてもらったぜ。\\n ここには罠も護衛のロボもいないって?」",
|
||||
"322000821_41": "「――貴様らッ! こんな所にまでッ!」",
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"322000821_42": "「なら、お宝は俺たちが根こそぎ頂くってことで\\n いいんだよなあッ!」",
|
||||
"322000821_43": "「くそッ、ここまで辿り着くなんて」",
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||||
"322000821_44": "「あんたらのおかげだよ。\\n 罠や変なロボットをほとんど片付けてくれたからな」",
|
||||
"322000821_45": "「そいつらの相手はするなッ!\\n 散って、手当たり次第に宝を奪ってずらかるぞッ!」",
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"322000821_46": "「高く売れそうなブツが取り放題だぜッ!」",
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"322000821_47": "「この広い空間ならそうそう崩落の心配もない。\\n 片っ端からぶっ壊して奪えッ!」",
|
||||
"322000821_48": "「コノ場所デ争イハ止メテクダサイッ!」",
|
||||
"322000821_49": "「残念ながら言っても無駄よ。まったく、懲りない連中ね」",
|
||||
"322000821_50": "「こいつの相手でもしてなッ! お前らがアルカ・ノイズを\\n 倒せるのはもう知ってるが……時間稼ぎにはなるだろうぜッ!」",
|
||||
"322000821_51": "「わたしたちが護りますッ!\\n この場所は荒らさせはしませんッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,15 +1,15 @@
|
|||
{
|
||||
"322000831_0": "「奴らをここにまで招いたのはわたしたちの責任ッ!」",
|
||||
"322000831_1": "「ああ、都市が壊される前に、必ず盗人どもを捕らえるぞッ!」",
|
||||
"322000831_2": "「主ノタメ二……、アリガトウゴザイマス」",
|
||||
"322000831_3": "「礼なんていらねーッ! そもそもあたしらのせいだしな」",
|
||||
"322000831_4": "「それより、お前たちもあの盗人野郎を捕らえてくれッ!」",
|
||||
"322000831_5": "「アルカ・ノイズの相手はわたしたちが務めますからッ!」",
|
||||
"322000831_6": "「ワカリマシタ」",
|
||||
"322000831_7": "「スプリガン強制起動……集結……。\\n 目標、都市ヲ害スル盗掘者」",
|
||||
"322000831_8": "「機械ながら見上げた忠義だなッ!」",
|
||||
"322000831_9": "「ああ……強欲で汚い人間より、よっぽどなッ!」",
|
||||
"322000831_10": "「コイツらを片付けてわたしたちも盗掘者を追うわよッ!」",
|
||||
"322000831_11": "「うんッ、マリア姉さんッ!」",
|
||||
"322000831_12": "「亡き主を想う心……醜い私欲が踏み荒らして\\n いいものではないッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000831_0": "「奴らをここにまで招いたのはわたしたちの責任ッ!」",
|
||||
"322000831_1": "「ああ、都市が壊される前に、必ず盗人どもを捕らえるぞッ!」",
|
||||
"322000831_2": "「主ノタメ二……、アリガトウゴザイマス」",
|
||||
"322000831_3": "「礼なんていらねーッ! そもそもあたしらのせいだしな」",
|
||||
"322000831_4": "「それより、お前たちもあの盗人野郎を捕らえてくれッ!」",
|
||||
"322000831_5": "「アルカ・ノイズの相手はわたしたちが務めますからッ!」",
|
||||
"322000831_6": "「ワカリマシタ」",
|
||||
"322000831_7": "「スプリガン強制起動……集結……。\\n 目標、都市ヲ害スル盗掘者」",
|
||||
"322000831_8": "「機械ながら見上げた忠義だなッ!」",
|
||||
"322000831_9": "「ああ……強欲で汚い人間より、よっぽどなッ!」",
|
||||
"322000831_10": "「コイツらを片付けてわたしたちも盗掘者を追うわよッ!」",
|
||||
"322000831_11": "「うんッ、マリア姉さんッ!」",
|
||||
"322000831_12": "「亡き主を想う心……醜い私欲が踏み荒らして\\n いいものではないッ!」"
|
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}
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|
@ -1,39 +1,39 @@
|
|||
{
|
||||
"322000832_0": "「ちょこまかとッ!」",
|
||||
"322000832_1": "「故人には、安らかに眠る権利があるのよッ!」",
|
||||
"322000832_2": "「鼠賊の邪望ごと斬り捨ててくれるッ!」",
|
||||
"322000832_3": "「わたし……本当に怒ってますからッ!」",
|
||||
"322000832_4": "「――あらかたは片付いたわね。\\n 賊を追うわよッ!」",
|
||||
"322000832_5": "「盗んだものを返して、ごめんなさいするまで許しません」",
|
||||
"322000832_6": "「しかし、奴らは数も多く、散開してるぞッ!」",
|
||||
"322000832_7": "「多少の怪我は覚悟してもらうッ!」",
|
||||
"322000832_8": "「諦めなさいッ!」",
|
||||
"322000832_9": "「こんなに早く……うぐッ!」",
|
||||
"322000832_10": "「止まれッ!」",
|
||||
"322000832_11": "「ひ……ッ!?」",
|
||||
"322000832_12": "「次は当てる。……他の連中もだ」",
|
||||
"322000832_13": "「荒らすのをやめてくださいッ!」",
|
||||
"322000832_14": "「があッ!?」",
|
||||
"322000832_15": "「見た目は結構可愛いのに、なんてヤツらだ……ッ!」",
|
||||
"322000832_16": "「総大将か。安心しろ、賊とは言え人。\\n 斬りはしない……」",
|
||||
"322000832_17": "「は――ッ!」",
|
||||
"322000832_18": "「う……ぐ…………」",
|
||||
"322000832_19": "「……峰打ちだ」",
|
||||
"322000832_20": "「攻撃対象1 沈黙」",
|
||||
"322000832_21": "「攻撃対象2 沈黙」",
|
||||
"322000832_22": "「攻撃対象3、4 沈黙」",
|
||||
"322000832_23": "「あいつらもうまく捕らえてるみたいだな」",
|
||||
"322000832_24": "「こちらの意を汲んでくれているのだろう。\\n だが、賊どもはまだまだ――」",
|
||||
"322000832_25": "「なんの音ですかッ!?」",
|
||||
"322000832_26": "「墓所の霊廟を爆破したんだわッ!」",
|
||||
"322000832_27": "「ちくしょうッ、どうせ宝物庫かなんかと勘違いしたんだろ。\\n もうこれ以上好きにはさせねえ……ッ!」",
|
||||
"322000832_28": "「待てッ!」",
|
||||
"322000832_29": "「へへへ、頭が倒れても関係ねえ」",
|
||||
"322000832_30": "「きっとここにはすごいお宝が……ッ!」",
|
||||
"322000832_31": "「な、なんだ……ッ!?」",
|
||||
"322000832_32": "「最終防衛機構 起動……」",
|
||||
"322000832_33": "「殲滅」",
|
||||
"322000832_34": "「ぎゃ――ッ!」",
|
||||
"322000832_35": "「ぐわああ……ッ!」",
|
||||
"322000832_36": "「ああああ――ッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000832_0": "「ちょこまかとッ!」",
|
||||
"322000832_1": "「故人には、安らかに眠る権利があるのよッ!」",
|
||||
"322000832_2": "「鼠賊の邪望ごと斬り捨ててくれるッ!」",
|
||||
"322000832_3": "「わたし……本当に怒ってますからッ!」",
|
||||
"322000832_4": "「――あらかたは片付いたわね。\\n 賊を追うわよッ!」",
|
||||
"322000832_5": "「盗んだものを返して、ごめんなさいするまで許しません」",
|
||||
"322000832_6": "「しかし、奴らは数も多く、散開してるぞッ!」",
|
||||
"322000832_7": "「多少の怪我は覚悟してもらうッ!」",
|
||||
"322000832_8": "「諦めなさいッ!」",
|
||||
"322000832_9": "「こんなに早く……うぐッ!」",
|
||||
"322000832_10": "「止まれッ!」",
|
||||
"322000832_11": "「ひ……ッ!?」",
|
||||
"322000832_12": "「次は当てる。……他の連中もだ」",
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||||
"322000832_13": "「荒らすのをやめてくださいッ!」",
|
||||
"322000832_14": "「があッ!?」",
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"322000832_15": "「見た目は結構可愛いのに、なんてヤツらだ……ッ!」",
|
||||
"322000832_16": "「総大将か。安心しろ、賊とは言え人。\\n 斬りはしない……」",
|
||||
"322000832_17": "「は――ッ!」",
|
||||
"322000832_18": "「う……ぐ…………」",
|
||||
"322000832_19": "「……峰打ちだ」",
|
||||
"322000832_20": "「攻撃対象1 沈黙」",
|
||||
"322000832_21": "「攻撃対象2 沈黙」",
|
||||
"322000832_22": "「攻撃対象3、4 沈黙」",
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||||
"322000832_23": "「あいつらもうまく捕らえてるみたいだな」",
|
||||
"322000832_24": "「こちらの意を汲んでくれているのだろう。\\n だが、賊どもはまだまだ――」",
|
||||
"322000832_25": "「なんの音ですかッ!?」",
|
||||
"322000832_26": "「墓所の霊廟を爆破したんだわッ!」",
|
||||
"322000832_27": "「ちくしょうッ、どうせ宝物庫かなんかと勘違いしたんだろ。\\n もうこれ以上好きにはさせねえ……ッ!」",
|
||||
"322000832_28": "「待てッ!」",
|
||||
"322000832_29": "「へへへ、頭が倒れても関係ねえ」",
|
||||
"322000832_30": "「きっとここにはすごいお宝が……ッ!」",
|
||||
"322000832_31": "「な、なんだ……ッ!?」",
|
||||
"322000832_32": "「最終防衛機構 起動……」",
|
||||
"322000832_33": "「殲滅」",
|
||||
"322000832_34": "「ぎゃ――ッ!」",
|
||||
"322000832_35": "「ぐわああ……ッ!」",
|
||||
"322000832_36": "「ああああ――ッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,32 +1,32 @@
|
|||
{
|
||||
"322000911_0": "ロストサンクチュアリ",
|
||||
"322000911_1": "「ありゃなんだよ、一体……ッ!」",
|
||||
"322000911_2": "「外敵 殲滅」",
|
||||
"322000911_3": "「外敵 殲滅」",
|
||||
"322000911_4": "「そんな、他の盗掘者さんたちも\\n 建物ごとめちゃくちゃに攻撃してる……ッ!」",
|
||||
"322000911_5": "「どうなってるのッ!?\\n アレはあなたたちの味方でしょッ!」",
|
||||
"322000911_6": "「アレハ、コノ都市ガ重大ナ危機二瀕シタ時起動スル、\\n 強襲用スプリガンデス……」",
|
||||
"322000911_7": "「先程ノ爆発デ起動シテシマッタ……」",
|
||||
"322000911_8": "「あなたには止められないんですかッ!?」",
|
||||
"322000911_9": "「不可能デス。アレハ主カラノ直接命令デ動イテイマス。\\n ソシテ、主ハモウイナイ……」",
|
||||
"322000911_10": "「完全二暴走状態二アリマス……」",
|
||||
"322000911_11": "「何か止める手段は無いのかッ!」",
|
||||
"322000911_12": "「……アルトスレバ、破壊」",
|
||||
"322000911_13": "「バカな……」",
|
||||
"322000911_14": "「ちッ……住人がくたばった後も、\\n こいつらが街を保持してたのが裏目に出るなんてよ……ッ!」",
|
||||
"322000911_15": "「スプリガンさんたちが頑張ってきたこと、\\n 無駄にしたくありません」",
|
||||
"322000911_16": "「そのようなこと、あっていいはずがない――」",
|
||||
"322000911_17": "「アレノ破壊ハ不可能デス。退避ヲ提案シマス」",
|
||||
"322000911_18": "「わたしたちだけ逃げろってッ!?\\n そんなことできるわけないでしょッ!」",
|
||||
"322000911_19": "「もちろんです。わたしたちも残って戦いますッ!」",
|
||||
"322000911_20": "「無論だ」",
|
||||
"322000911_21": "「ここまで来て、逃げ帰って終わりにできるわけないだろ?」",
|
||||
"322000911_22": "「デスガ……」",
|
||||
"322000911_23": "「言ったでしょ。わたしたちの責任だって」",
|
||||
"322000911_24": "「……ワカリマシタ」",
|
||||
"322000911_25": "「全個体、制限解除……攻撃開始ッ!」",
|
||||
"322000911_26": "「スプリガンさん、一緒にこの場所を護りましょうッ!」",
|
||||
"322000911_27": "「行くわよ……必ずアレを止めるッ!」",
|
||||
"322000911_28": "「最後まで片付けて行かないとな。\\n あたしは片付けのできる女だッ!」",
|
||||
"322000911_29": "「アレもこの都市を護りたかったのだろう。\\n せめて、止めてやるのが情けというもの――ッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000911_0": "ロストサンクチュアリ",
|
||||
"322000911_1": "「ありゃなんだよ、一体……ッ!」",
|
||||
"322000911_2": "「外敵 殲滅」",
|
||||
"322000911_3": "「外敵 殲滅」",
|
||||
"322000911_4": "「そんな、他の盗掘者さんたちも\\n 建物ごとめちゃくちゃに攻撃してる……ッ!」",
|
||||
"322000911_5": "「どうなってるのッ!?\\n アレはあなたたちの味方でしょッ!」",
|
||||
"322000911_6": "「アレハ、コノ都市ガ重大ナ危機二瀕シタ時起動スル、\\n 強襲用スプリガンデス……」",
|
||||
"322000911_7": "「先程ノ爆発デ起動シテシマッタ……」",
|
||||
"322000911_8": "「あなたには止められないんですかッ!?」",
|
||||
"322000911_9": "「不可能デス。アレハ主カラノ直接命令デ動イテイマス。\\n ソシテ、主ハモウイナイ……」",
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||||
"322000911_10": "「完全二暴走状態二アリマス……」",
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||||
"322000911_11": "「何か止める手段は無いのかッ!」",
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||||
"322000911_12": "「……アルトスレバ、破壊」",
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||||
"322000911_13": "「バカな……」",
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||||
"322000911_14": "「ちッ……住人がくたばった後も、\\n こいつらが街を保持してたのが裏目に出るなんてよ……ッ!」",
|
||||
"322000911_15": "「スプリガンさんたちが頑張ってきたこと、\\n 無駄にしたくありません」",
|
||||
"322000911_16": "「そのようなこと、あっていいはずがない――」",
|
||||
"322000911_17": "「アレノ破壊ハ不可能デス。退避ヲ提案シマス」",
|
||||
"322000911_18": "「わたしたちだけ逃げろってッ!?\\n そんなことできるわけないでしょッ!」",
|
||||
"322000911_19": "「もちろんです。わたしたちも残って戦いますッ!」",
|
||||
"322000911_20": "「無論だ」",
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||||
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||||
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||||
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|
||||
"322000911_25": "「全個体、制限解除……攻撃開始ッ!」",
|
||||
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||||
"322000911_27": "「行くわよ……必ずアレを止めるッ!」",
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||||
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||||
"322000911_29": "「アレもこの都市を護りたかったのだろう。\\n せめて、止めてやるのが情けというもの――ッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,29 +1,29 @@
|
|||
{
|
||||
"322000912_0": "「しぶといヤツだなッ、こいつでどうだッ!」",
|
||||
"322000912_1": "「殲滅」",
|
||||
"322000912_2": "「攻撃は捌きますッ! 今のうちにッ!」",
|
||||
"322000912_3": "「マリアッ!」",
|
||||
"322000912_4": "「ええッ!」",
|
||||
"322000912_5": "「せい――ッ!」",
|
||||
"322000912_6": "「はあ――ッ!」",
|
||||
"322000912_7": "「もう一度、全員でだッ!」",
|
||||
"322000912_8": "「はいッ! やあ――ッ!」",
|
||||
"322000912_9": "「これならッ!」",
|
||||
"322000912_10": "「一番デカいのだ、受け取りなッ!」",
|
||||
"322000912_11": "「重大脅威 確認……警戒度 上昇」",
|
||||
"322000912_12": "「これでも倒れないというのッ!?」",
|
||||
"322000912_13": "「全員の攻撃を相当な手数叩き込んだというのに……ッ!」",
|
||||
"322000912_14": "「考えてみれば、\\n スプリガンそのものが異端技術の結晶なんだものね……」",
|
||||
"322000912_15": "「聖遺物を護るために作られた守護者であれば、\\n 古代人も相当の技術をつぎ込んだであろうしな」",
|
||||
"322000912_16": "「強いのも当然だったんですね」",
|
||||
"322000912_17": "「ミナサンヲ脅威ト判断シ、警戒レベルガ最大二ナッテイマス」",
|
||||
"322000912_18": "「止メルニハ警戒レベルヲ下ゲル必要ガアリマス」",
|
||||
"322000912_19": "「警戒レベルってどうやったら下がるんですか?」",
|
||||
"322000912_20": "「暴走シテイルトハイエ、主ト都市ヲ護ルスプリガンデス。\\n 主ト都市へノ脅威ヲ減ラセバ」",
|
||||
"322000912_21": "「それってつまり、\\n あの盗掘者さんたちをみんな捕まえればいいってことかな」",
|
||||
"322000912_22": "「奴らがまだ逃げ回っているから、\\n わたしたちも頭数に数えて反応しているのかもしれないわね」",
|
||||
"322000912_23": "「じゃ、こいつの前にゴロツキどもを\\n 全員ふん縛ればいいんだなッ!」",
|
||||
"322000912_24": "「強襲型ハ、スプリガンデ足止メシマス……」",
|
||||
"322000912_25": "「助かりますッ! スプリガンさんたちが頑張ってる間に、\\n 残りも必ず捕まえてみせますッ!」",
|
||||
"322000912_26": "「元より賊どもを逃がす気はない。手順が逆になるだけだッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000912_0": "「しぶといヤツだなッ、こいつでどうだッ!」",
|
||||
"322000912_1": "「殲滅」",
|
||||
"322000912_2": "「攻撃は捌きますッ! 今のうちにッ!」",
|
||||
"322000912_3": "「マリアッ!」",
|
||||
"322000912_4": "「ええッ!」",
|
||||
"322000912_5": "「せい――ッ!」",
|
||||
"322000912_6": "「はあ――ッ!」",
|
||||
"322000912_7": "「もう一度、全員でだッ!」",
|
||||
"322000912_8": "「はいッ! やあ――ッ!」",
|
||||
"322000912_9": "「これならッ!」",
|
||||
"322000912_10": "「一番デカいのだ、受け取りなッ!」",
|
||||
"322000912_11": "「重大脅威 確認……警戒度 上昇」",
|
||||
"322000912_12": "「これでも倒れないというのッ!?」",
|
||||
"322000912_13": "「全員の攻撃を相当な手数叩き込んだというのに……ッ!」",
|
||||
"322000912_14": "「考えてみれば、\\n スプリガンそのものが異端技術の結晶なんだものね……」",
|
||||
"322000912_15": "「聖遺物を護るために作られた守護者であれば、\\n 古代人も相当の技術をつぎ込んだであろうしな」",
|
||||
"322000912_16": "「強いのも当然だったんですね」",
|
||||
"322000912_17": "「ミナサンヲ脅威ト判断シ、警戒レベルガ最大二ナッテイマス」",
|
||||
"322000912_18": "「止メルニハ警戒レベルヲ下ゲル必要ガアリマス」",
|
||||
"322000912_19": "「警戒レベルってどうやったら下がるんですか?」",
|
||||
"322000912_20": "「暴走シテイルトハイエ、主ト都市ヲ護ルスプリガンデス。\\n 主ト都市へノ脅威ヲ減ラセバ」",
|
||||
"322000912_21": "「それってつまり、\\n あの盗掘者さんたちをみんな捕まえればいいってことかな」",
|
||||
"322000912_22": "「奴らがまだ逃げ回っているから、\\n わたしたちも頭数に数えて反応しているのかもしれないわね」",
|
||||
"322000912_23": "「じゃ、こいつの前にゴロツキどもを\\n 全員ふん縛ればいいんだなッ!」",
|
||||
"322000912_24": "「強襲型ハ、スプリガンデ足止メシマス……」",
|
||||
"322000912_25": "「助かりますッ! スプリガンさんたちが頑張ってる間に、\\n 残りも必ず捕まえてみせますッ!」",
|
||||
"322000912_26": "「元より賊どもを逃がす気はない。手順が逆になるだけだッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,41 +1,41 @@
|
|||
{
|
||||
"322000921_0": "「こっちもバラで追っかけるぞッ!」",
|
||||
"322000921_1": "「はいッ!」",
|
||||
"322000921_2": "「逃げられると思うな、残党ッ!」",
|
||||
"322000921_3": "「くそッ、デカブツの相手してたんじゃなかったのかよッ!」",
|
||||
"322000921_4": "「なんでもいいから逃げればこっちの勝ちだッ!」",
|
||||
"322000921_5": "「そうはいかないな――ッ!」",
|
||||
"322000921_6": "「ひ……ッッ!? なんだこれ、体が動かない……ッ!」",
|
||||
"322000921_7": "「あ、あう、あう……ッ!」",
|
||||
"322000921_8": "「影縫いだ。しばらくじっとしていてもらおう」",
|
||||
"322000921_9": "「この……待ちなさいッ!」",
|
||||
"322000921_10": "「あの女、なんて速さだッ!」",
|
||||
"322000921_11": "「しつこく追っかけてきやがるッ!」",
|
||||
"322000921_12": "「既に射程圏内――この鞭から逃げられないッ!」",
|
||||
"322000921_13": "「あが……ッ!」",
|
||||
"322000921_14": "「ぐは――ッ!」",
|
||||
"322000921_15": "「まだまだいるわね……ッ!」",
|
||||
"322000921_16": "「てめーら、あたしの狙撃から逃げられると思ってんのか?」",
|
||||
"322000921_17": "「狙われてるぞッ! と、とにかく物陰に……ッ!」",
|
||||
"322000921_18": "「生け捕りにするつもりなんだろッ!\\n 盲撃ちはできねーはずだッ!」",
|
||||
"322000921_19": "「やることがバレバレなんだよッ!\\n ――雷撃弾だッ!」",
|
||||
"322000921_20": "「ぎッ、ぐああああ……ッ!?」",
|
||||
"322000921_21": "「があああああ……ッ!」",
|
||||
"322000921_22": "「ここまで雷撃は使い道なかったけど、\\n おしおきにはピッタリだったな。さ、次だッ!」",
|
||||
"322000921_23": "「スプリガンさん、あのテラスの下に追い込んでくださいッ!」",
|
||||
"322000921_24": "「了解……盗掘者 追撃」",
|
||||
"322000921_25": "「ロボットとコンビで追っかけてくるなんてありかよッ!?」",
|
||||
"322000921_26": "「ロボットが先行してる……アイツなら\\n アルカ・ノイズで倒せるはず――」",
|
||||
"322000921_27": "「そこですッ!」",
|
||||
"322000921_28": "「なんで上からタライッ!? ぐえ……ッ!?」",
|
||||
"322000921_29": "「あぐ……ッ!?」",
|
||||
"322000921_30": "「排除対象 二名沈黙」",
|
||||
"322000921_31": "「かばんの中にタライが入っているのも驚きですけど、\\n まさかそれがこんな形で役に立つなんて、もっと驚きです」",
|
||||
"322000921_32": "「追跡 継続」",
|
||||
"322000921_33": "「はいッ、残りもちゃちゃっと捕まえましょうッ!」",
|
||||
"322000921_34": "「首尾はどう?」",
|
||||
"322000921_35": "「たくさん捕まえたよッ!」",
|
||||
"322000921_36": "「盗掘者 残存 少数」",
|
||||
"322000921_37": "「んじゃ、ここらで好き勝手バラ撒きやがった\\n アルカ・ノイズを片付けてから……」",
|
||||
"322000921_38": "「総仕上げと行くかッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000921_0": "「こっちもバラで追っかけるぞッ!」",
|
||||
"322000921_1": "「はいッ!」",
|
||||
"322000921_2": "「逃げられると思うな、残党ッ!」",
|
||||
"322000921_3": "「くそッ、デカブツの相手してたんじゃなかったのかよッ!」",
|
||||
"322000921_4": "「なんでもいいから逃げればこっちの勝ちだッ!」",
|
||||
"322000921_5": "「そうはいかないな――ッ!」",
|
||||
"322000921_6": "「ひ……ッッ!? なんだこれ、体が動かない……ッ!」",
|
||||
"322000921_7": "「あ、あう、あう……ッ!」",
|
||||
"322000921_8": "「影縫いだ。しばらくじっとしていてもらおう」",
|
||||
"322000921_9": "「この……待ちなさいッ!」",
|
||||
"322000921_10": "「あの女、なんて速さだッ!」",
|
||||
"322000921_11": "「しつこく追っかけてきやがるッ!」",
|
||||
"322000921_12": "「既に射程圏内――この鞭から逃げられないッ!」",
|
||||
"322000921_13": "「あが……ッ!」",
|
||||
"322000921_14": "「ぐは――ッ!」",
|
||||
"322000921_15": "「まだまだいるわね……ッ!」",
|
||||
"322000921_16": "「てめーら、あたしの狙撃から逃げられると思ってんのか?」",
|
||||
"322000921_17": "「狙われてるぞッ! と、とにかく物陰に……ッ!」",
|
||||
"322000921_18": "「生け捕りにするつもりなんだろッ!\\n 盲撃ちはできねーはずだッ!」",
|
||||
"322000921_19": "「やることがバレバレなんだよッ!\\n ――雷撃弾だッ!」",
|
||||
"322000921_20": "「ぎッ、ぐああああ……ッ!?」",
|
||||
"322000921_21": "「があああああ……ッ!」",
|
||||
"322000921_22": "「ここまで雷撃は使い道なかったけど、\\n おしおきにはピッタリだったな。さ、次だッ!」",
|
||||
"322000921_23": "「スプリガンさん、あのテラスの下に追い込んでくださいッ!」",
|
||||
"322000921_24": "「了解……盗掘者 追撃」",
|
||||
"322000921_25": "「ロボットとコンビで追っかけてくるなんてありかよッ!?」",
|
||||
"322000921_26": "「ロボットが先行してる……アイツなら\\n アルカ・ノイズで倒せるはず――」",
|
||||
"322000921_27": "「そこですッ!」",
|
||||
"322000921_28": "「なんで上からタライッ!? ぐえ……ッ!?」",
|
||||
"322000921_29": "「あぐ……ッ!?」",
|
||||
"322000921_30": "「排除対象 二名沈黙」",
|
||||
"322000921_31": "「かばんの中にタライが入っているのも驚きですけど、\\n まさかそれがこんな形で役に立つなんて、もっと驚きです」",
|
||||
"322000921_32": "「追跡 継続」",
|
||||
"322000921_33": "「はいッ、残りもちゃちゃっと捕まえましょうッ!」",
|
||||
"322000921_34": "「首尾はどう?」",
|
||||
"322000921_35": "「たくさん捕まえたよッ!」",
|
||||
"322000921_36": "「盗掘者 残存 少数」",
|
||||
"322000921_37": "「んじゃ、ここらで好き勝手バラ撒きやがった\\n アルカ・ノイズを片付けてから……」",
|
||||
"322000921_38": "「総仕上げと行くかッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,16 +1,16 @@
|
|||
{
|
||||
"322000931_0": "「これで、大体のアルカ・ノイズは片付けられたか」",
|
||||
"322000931_1": "「はい、こっちの盗掘者たちも全員捕らえましたッ!」",
|
||||
"322000931_2": "「こちらもだ。すべて捕縛したはずだ」",
|
||||
"322000931_3": "「盗掘者の活動が減れば、強襲型も弱体化するのよね?」",
|
||||
"322000931_4": "「だったな、警戒レベルってのはどうだ?」",
|
||||
"322000931_5": "「計測中……」",
|
||||
"322000931_6": "「強襲型ノ警戒レベル低下ヲ確認」",
|
||||
"322000931_7": "「よかったッ!」",
|
||||
"322000931_8": "「今ナラ活動ヲ止メラレル可能性ガアリマス」",
|
||||
"322000931_9": "「可能性があれば十分だ。再戦と行くぞッ!」",
|
||||
"322000931_10": "「ええ……終わらせてあげるわッ!」",
|
||||
"322000931_11": "「幸運ヲ祈リマス」",
|
||||
"322000931_12": "「はい、ありがとうございますッ!」",
|
||||
"322000931_13": "「安心しろ、必ずあいつを止めてやるッ!」"
|
||||
{
|
||||
"322000931_0": "「これで、大体のアルカ・ノイズは片付けられたか」",
|
||||
"322000931_1": "「はい、こっちの盗掘者たちも全員捕らえましたッ!」",
|
||||
"322000931_2": "「こちらもだ。すべて捕縛したはずだ」",
|
||||
"322000931_3": "「盗掘者の活動が減れば、強襲型も弱体化するのよね?」",
|
||||
"322000931_4": "「だったな、警戒レベルってのはどうだ?」",
|
||||
"322000931_5": "「計測中……」",
|
||||
"322000931_6": "「強襲型ノ警戒レベル低下ヲ確認」",
|
||||
"322000931_7": "「よかったッ!」",
|
||||
"322000931_8": "「今ナラ活動ヲ止メラレル可能性ガアリマス」",
|
||||
"322000931_9": "「可能性があれば十分だ。再戦と行くぞッ!」",
|
||||
"322000931_10": "「ええ……終わらせてあげるわッ!」",
|
||||
"322000931_11": "「幸運ヲ祈リマス」",
|
||||
"322000931_12": "「はい、ありがとうございますッ!」",
|
||||
"322000931_13": "「安心しろ、必ずあいつを止めてやるッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,67 +1,67 @@
|
|||
{
|
||||
"322000932_0": "「殲……殲…………」",
|
||||
"322000932_1": "「外敵 脅威……都市 守護……殲……滅……――」",
|
||||
"322000932_2": "「もういいのよ……あなたは亡き主のために十分に働いたわ。\\n ゆっくりと、眠りなさい」",
|
||||
"322000932_3": "「大きいスプリガンさん、お休みなさい……」",
|
||||
"322000932_4": "(護りたいのに壊すしかできないのは、\\n 昔のあたしを見てるみたいだった……)",
|
||||
"322000932_5": "「……ま、これからはゆっくりしろよな」",
|
||||
"322000932_6": "「お前はこの都市を護る立派な盾だった」",
|
||||
"322000932_7": "「強襲型ノ機能停止ヲ確認シマシタ」",
|
||||
"322000932_8": "「終わったわね」",
|
||||
"322000932_9": "「うん、でも……。\\n 都市が……」",
|
||||
"322000932_10": "「ああ、止められたとはいえ、結構壊れちまったな」",
|
||||
"322000932_11": "「大丈夫デス」",
|
||||
"322000932_12": "「コノ程度ノ被害デアレバ修復ハ可能デス」",
|
||||
"322000932_13": "「本当ですかッ! よかったー」",
|
||||
"322000932_14": "「ああ、それを聞いて安心した」",
|
||||
"322000932_15": "「これで……あッ、あれは」",
|
||||
"322000932_16": "「次こそ次こそお宝を頂きに来てやるッ!\\n まだ俺たちに仲間はいるんだからな……ッ!」",
|
||||
"322000932_17": "「……1人、逃してしまったようね」",
|
||||
"322000932_18": "「場所は知られてしまっているし、\\n もしも次の盗掘団がやってきたら……」",
|
||||
"322000932_19": "「厄介だな。それに、そいつらが来なくても\\n F.I.S.の調査団は来るんじゃないのか」",
|
||||
"322000932_20": "「マムがなんとか……でも、難しそう……」",
|
||||
"322000932_21": "「罠だけで防げるか否か」",
|
||||
"322000932_22": "「…………」",
|
||||
"322000932_23": "「わたしが、時々ここを護りに来ます」",
|
||||
"322000932_24": "「いくらなんでも、それは無茶よ」",
|
||||
"322000932_25": "「でも……」",
|
||||
"322000932_26": "「……仕方アリマセン」",
|
||||
"322000932_27": "「何か考えが?」",
|
||||
"322000932_28": "「……手ヲ貸シテ頂ケマスカ?」",
|
||||
"322000932_29": "「……ここは、一体なんなの?」",
|
||||
"322000932_30": "「真っ白な……お部屋?」",
|
||||
"322000932_31": "「中枢制御室デス。\\n ココデハ生体ノミデシカ操作ガデキマセン」",
|
||||
"322000932_32": "「なるほど。スプリガンの手では動かせぬものを\\n 動かしてくれということか。何をしてほしいんだ?」",
|
||||
"322000932_33": "「鍵」",
|
||||
"322000932_34": "「こいつを挿せばいいのか?」",
|
||||
"322000932_35": "「ハイ、ソレト制御盤二右手ヲ接触サセテクダサイ……」",
|
||||
"322000932_36": "「このパネルに手を置いて?」",
|
||||
"322000932_37": "「空ヲ……、宇宙ヲ描イテクダサイ」",
|
||||
"322000932_38": "「えーと、宇宙を思い描けばいいってこと?」",
|
||||
"322000932_39": "「……ハイ」",
|
||||
"322000932_40": "「なんだッ!?\\n いきなり揺れだしたぞッ!」",
|
||||
"322000932_41": "「地震ですかッ!?」",
|
||||
"322000932_42": "「いや、この遺跡が動いているんだッ!」",
|
||||
"322000932_43": "「ココカラ外ヘ脱出デキマス」",
|
||||
"322000932_44": "「道に光が……」",
|
||||
"322000932_45": "「スプリガンさんはどうするんですかッ!?」",
|
||||
"322000932_46": "「主ト共二、何ニモ干渉サレナイ場所ヘト旅立チマス」",
|
||||
"322000932_47": "「旅立つって……一体どこに?」",
|
||||
"322000932_48": "「みんな、スプリガンに従って脱出したほうがよさそうだぞ」",
|
||||
"322000932_49": "「そうね、行きましょうッ!」",
|
||||
"322000932_50": "「でも……」",
|
||||
"322000932_51": "「セレナ、行くわよッ!」",
|
||||
"322000932_52": "「う、うん」",
|
||||
"322000932_53": "「ミナサン、アリガトウゴザイマシタ……」",
|
||||
"322000932_54": "「な、なんだこりゃーッ!」",
|
||||
"322000932_55": "「すごい……遺跡全体が空に登っていく……ッ!」",
|
||||
"322000932_56": "「先史文明の異端技術……これほどのものとは」",
|
||||
"322000932_57": "「旅立つって、こういうことだったのかッ!?」",
|
||||
"322000932_58": "「流石にこれなら誰も手だしできないわね」",
|
||||
"322000932_59": "「聖遺物の入手はできなくなったけど、\\n きっとマムもわかってくれるわ」",
|
||||
"322000932_60": "「うん。スプリガンさんたち、\\n 空の向こうでゆっくりできるといいなー」",
|
||||
"322000932_61": "「しかし、あの形状……どこかで……」",
|
||||
"322000932_62": "「ちょっと待て、まさかアレって――」",
|
||||
"322000932_63": "「え? どうかしました?」",
|
||||
"322000932_64": "「フロンティア……?」"
|
||||
{
|
||||
"322000932_0": "「殲……殲…………」",
|
||||
"322000932_1": "「外敵 脅威……都市 守護……殲……滅……――」",
|
||||
"322000932_2": "「もういいのよ……あなたは亡き主のために十分に働いたわ。\\n ゆっくりと、眠りなさい」",
|
||||
"322000932_3": "「大きいスプリガンさん、お休みなさい……」",
|
||||
"322000932_4": "(護りたいのに壊すしかできないのは、\\n 昔のあたしを見てるみたいだった……)",
|
||||
"322000932_5": "「……ま、これからはゆっくりしろよな」",
|
||||
"322000932_6": "「お前はこの都市を護る立派な盾だった」",
|
||||
"322000932_7": "「強襲型ノ機能停止ヲ確認シマシタ」",
|
||||
"322000932_8": "「終わったわね」",
|
||||
"322000932_9": "「うん、でも……。\\n 都市が……」",
|
||||
"322000932_10": "「ああ、止められたとはいえ、結構壊れちまったな」",
|
||||
"322000932_11": "「大丈夫デス」",
|
||||
"322000932_12": "「コノ程度ノ被害デアレバ修復ハ可能デス」",
|
||||
"322000932_13": "「本当ですかッ! よかったー」",
|
||||
"322000932_14": "「ああ、それを聞いて安心した」",
|
||||
"322000932_15": "「これで……あッ、あれは」",
|
||||
"322000932_16": "「次こそ次こそお宝を頂きに来てやるッ!\\n まだ俺たちに仲間はいるんだからな……ッ!」",
|
||||
"322000932_17": "「……1人、逃してしまったようね」",
|
||||
"322000932_18": "「場所は知られてしまっているし、\\n もしも次の盗掘団がやってきたら……」",
|
||||
"322000932_19": "「厄介だな。それに、そいつらが来なくても\\n F.I.S.の調査団は来るんじゃないのか」",
|
||||
"322000932_20": "「マムがなんとか……でも、難しそう……」",
|
||||
"322000932_21": "「罠だけで防げるか否か」",
|
||||
"322000932_22": "「…………」",
|
||||
"322000932_23": "「わたしが、時々ここを護りに来ます」",
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"322000932_24": "「いくらなんでも、それは無茶よ」",
|
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"322000932_25": "「でも……」",
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"322000932_26": "「……仕方アリマセン」",
|
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"322000932_27": "「何か考えが?」",
|
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"322000932_28": "「……手ヲ貸シテ頂ケマスカ?」",
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"322000932_29": "「……ここは、一体なんなの?」",
|
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"322000932_30": "「真っ白な……お部屋?」",
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"322000932_31": "「中枢制御室デス。\\n ココデハ生体ノミデシカ操作ガデキマセン」",
|
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"322000932_32": "「なるほど。スプリガンの手では動かせぬものを\\n 動かしてくれということか。何をしてほしいんだ?」",
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"322000932_33": "「鍵」",
|
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"322000932_34": "「こいつを挿せばいいのか?」",
|
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|
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"322000932_36": "「このパネルに手を置いて?」",
|
||||
"322000932_37": "「空ヲ……、宇宙ヲ描イテクダサイ」",
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"322000932_38": "「えーと、宇宙を思い描けばいいってこと?」",
|
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"322000932_39": "「……ハイ」",
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"322000932_59": "「聖遺物の入手はできなくなったけど、\\n きっとマムもわかってくれるわ」",
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|
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"322000932_63": "「え? どうかしました?」",
|
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"322000932_64": "「フロンティア……?」"
|
||||
}
|
|
@ -1,52 +1,52 @@
|
|||
{
|
||||
"322001011_0": "冒険を終えて",
|
||||
"322001011_1": "「マム、今戻りました」",
|
||||
"322001011_2": "「お帰りなさい、セレナ、みなさんも。\\n まずはこの度の調査、ご苦労さまです」",
|
||||
"322001011_3": "「意思疎通可能な古代技術のロボットと\\n 遭遇したと聞き及んでいますが」",
|
||||
"322001011_4": "「ええ、\\n ただ……、ごめんなさいマム」",
|
||||
"322001011_5": "「聖遺物は手に入らなかった上、\\n 遺跡の調査は続行不能になってしまって」",
|
||||
"322001011_6": "「彼らの意思を尊重し、\\n 調査および回収よりも墓所の安寧を優先したのですね」",
|
||||
"322001011_7": "「ごめんなさい、マム」",
|
||||
"322001011_8": "「理由はどうあれ、本来の任務を達成できず、\\n 申し訳ありません」",
|
||||
"322001011_9": "「……こそ泥みたいな真似はできないしな」",
|
||||
"322001011_10": "「謝罪の必要はありません」",
|
||||
"322001011_11": "「盗掘団から遺跡を護り、\\n 無事こうして戻ってこれたのですから」",
|
||||
"322001011_12": "「……マム、ありがとう」",
|
||||
"322001011_13": "「それでは、その後の顛末について、\\n あなた方にもお伝えしましょう」",
|
||||
"322001011_14": "「あの後……盗掘団も遺跡より排出されたのか、\\n 付近の森にて拘束されたままの状態で発見されました」",
|
||||
"322001011_15": "「よかった……」",
|
||||
"322001011_16": "「彼らは残らず地元政府によって逮捕されており、\\n しかるべき機関にて裁きを受ける運びとなっています」",
|
||||
"322001011_17": "「これでちっとは反省してくれりゃいいけどな」",
|
||||
"322001011_18": "「そして、上空へと浮上した遺跡は大気圏を越え、\\n いずこかへ飛び去った模様です」",
|
||||
"322001011_19": "「途中まではF.I.S.で観測していたのですが、宇宙空間において\\n 突如加速し、それ以降の動向は捕捉できていません」",
|
||||
"322001011_20": "「確かに、F.I.S.の希望は聖遺物の回収でしたが、\\n それについては気にしなくて構いません」",
|
||||
"322001011_21": "「いいんですか……?」",
|
||||
"322001011_22": "「ええ、先ほども言いましたが――」",
|
||||
"322001011_23": "「盗掘団を一網打尽にできたこと、危険のある遺跡を\\n 人の手の届かない場所に隔離できたことで十分でしょう」",
|
||||
"322001011_24": "「それなら……」",
|
||||
"322001011_25": "「……一研究者としては、一度この目で古代都市の全容を\\n 見てみたかった、という希望は否めませんが」",
|
||||
"322001011_26": "「意外とその辺、正直なんだな」",
|
||||
"322001011_27": "「わたしもマムに見せてあげたかったわ」",
|
||||
"322001011_28": "「ボイスレコーダーじゃなくて、\\n ビデオカメラを持っていけばよかったかな……」",
|
||||
"322001011_29": "「いずれにせよ、今更言ったところで詮ないことです」",
|
||||
"322001011_30": "「マム、あの遺跡なんだけれど、\\n もしかしたらフロンティアだったのかもしれないの」",
|
||||
"322001011_31": "「フロンティア――」",
|
||||
"322001011_32": "「……以前アドルフ博士の所有物から見つかった、F資料に\\n 書かれた異端技術の集積体である船のことですね」",
|
||||
"322001011_33": "「確信はないけど、\\n あたしらが前に見たものとかなり似ていたからな」",
|
||||
"322001011_34": "「ああ、だが、わたしたちの世界で見たフロンティアとは、\\n 存在していた場所にズレがあるようだが……」",
|
||||
"322001011_35": "「もしかするとフロンティアは、複数あるのか?」",
|
||||
"322001011_36": "「そうかもしれないわね。どちらにしても後のことは、\\n マムたち……この世界の人に任せましょう」",
|
||||
"322001011_37": "「遥か昔にお空の彼方からやってきた人たち。\\n 一体どんな人たちだったのかな……」",
|
||||
"322001011_38": "「マリアたちも、無事に元の世界に帰れて何よりです。\\n あまりこちらが頼ってばかりいるわけにもいきませんからね」",
|
||||
"322001011_39": "「でも、マリア姉さんならいつだって――」",
|
||||
"322001011_40": "「助力を要請するときは、今後必ず私に確認を取るように。\\n いいですね、セレナ」",
|
||||
"322001011_41": "「……はい、ごめんなさい」",
|
||||
"322001011_42": "「今回のことは、私も困っていたのでよしとしましょう」",
|
||||
"322001011_43": "「よかったッ! あ、そうだ」",
|
||||
"322001011_44": "「こうして、わたしたち探検隊は無事それぞれの場所へと\\n 帰ることができたのでした」",
|
||||
"322001011_45": "「古代の墓所に、安らかな眠りが続くことを祈りながら……」",
|
||||
"322001011_46": "「セレナ、それはなんです?」",
|
||||
"322001011_47": "「今回の探検の様子をボイスレコーダーで記録してたんです」",
|
||||
"322001011_48": "「それはなかなか、面白そうですね。\\n 後で私にも聞かせてもらえますか?」",
|
||||
"322001011_49": "「はいッ! すごく楽しい冒険だったから、\\n 是非、マムにも聞いてほしいです」"
|
||||
{
|
||||
"322001011_0": "冒険を終えて",
|
||||
"322001011_1": "「マム、今戻りました」",
|
||||
"322001011_2": "「お帰りなさい、セレナ、みなさんも。\\n まずはこの度の調査、ご苦労さまです」",
|
||||
"322001011_3": "「意思疎通可能な古代技術のロボットと\\n 遭遇したと聞き及んでいますが」",
|
||||
"322001011_4": "「ええ、\\n ただ……、ごめんなさいマム」",
|
||||
"322001011_5": "「聖遺物は手に入らなかった上、\\n 遺跡の調査は続行不能になってしまって」",
|
||||
"322001011_6": "「彼らの意思を尊重し、\\n 調査および回収よりも墓所の安寧を優先したのですね」",
|
||||
"322001011_7": "「ごめんなさい、マム」",
|
||||
"322001011_8": "「理由はどうあれ、本来の任務を達成できず、\\n 申し訳ありません」",
|
||||
"322001011_9": "「……こそ泥みたいな真似はできないしな」",
|
||||
"322001011_10": "「謝罪の必要はありません」",
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||||
"322001011_11": "「盗掘団から遺跡を護り、\\n 無事こうして戻ってこれたのですから」",
|
||||
"322001011_12": "「……マム、ありがとう」",
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||||
"322001011_13": "「それでは、その後の顛末について、\\n あなた方にもお伝えしましょう」",
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"322001011_14": "「あの後……盗掘団も遺跡より排出されたのか、\\n 付近の森にて拘束されたままの状態で発見されました」",
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"322001011_15": "「よかった……」",
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"322001011_16": "「彼らは残らず地元政府によって逮捕されており、\\n しかるべき機関にて裁きを受ける運びとなっています」",
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"322001011_17": "「これでちっとは反省してくれりゃいいけどな」",
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"322001011_18": "「そして、上空へと浮上した遺跡は大気圏を越え、\\n いずこかへ飛び去った模様です」",
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"322001011_19": "「途中まではF.I.S.で観測していたのですが、宇宙空間において\\n 突如加速し、それ以降の動向は捕捉できていません」",
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"322001011_20": "「確かに、F.I.S.の希望は聖遺物の回収でしたが、\\n それについては気にしなくて構いません」",
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"322001011_21": "「いいんですか……?」",
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"322001011_22": "「ええ、先ほども言いましたが――」",
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"322001011_23": "「盗掘団を一網打尽にできたこと、危険のある遺跡を\\n 人の手の届かない場所に隔離できたことで十分でしょう」",
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"322001011_24": "「それなら……」",
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"322001011_25": "「……一研究者としては、一度この目で古代都市の全容を\\n 見てみたかった、という希望は否めませんが」",
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"322001011_26": "「意外とその辺、正直なんだな」",
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"322001011_27": "「わたしもマムに見せてあげたかったわ」",
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"322001011_28": "「ボイスレコーダーじゃなくて、\\n ビデオカメラを持っていけばよかったかな……」",
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"322001011_29": "「いずれにせよ、今更言ったところで詮ないことです」",
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"322001011_31": "「フロンティア――」",
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"322001011_33": "「確信はないけど、\\n あたしらが前に見たものとかなり似ていたからな」",
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"322001011_34": "「ああ、だが、わたしたちの世界で見たフロンティアとは、\\n 存在していた場所にズレがあるようだが……」",
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"322001011_35": "「もしかするとフロンティアは、複数あるのか?」",
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"322001011_36": "「そうかもしれないわね。どちらにしても後のことは、\\n マムたち……この世界の人に任せましょう」",
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"322001011_37": "「遥か昔にお空の彼方からやってきた人たち。\\n 一体どんな人たちだったのかな……」",
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"322001011_38": "「マリアたちも、無事に元の世界に帰れて何よりです。\\n あまりこちらが頼ってばかりいるわけにもいきませんからね」",
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"322001011_39": "「でも、マリア姉さんならいつだって――」",
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"322001011_40": "「助力を要請するときは、今後必ず私に確認を取るように。\\n いいですね、セレナ」",
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"322001011_42": "「今回のことは、私も困っていたのでよしとしましょう」",
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"322001011_43": "「よかったッ! あ、そうだ」",
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"322001011_45": "「古代の墓所に、安らかな眠りが続くことを祈りながら……」",
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"322001011_46": "「セレナ、それはなんです?」",
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"322001011_47": "「今回の探検の様子をボイスレコーダーで記録してたんです」",
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||||
"322001011_48": "「それはなかなか、面白そうですね。\\n 後で私にも聞かせてもらえますか?」",
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||||
"322001011_49": "「はいッ! すごく楽しい冒険だったから、\\n 是非、マムにも聞いてほしいです」"
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||||
}
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|
@ -1,55 +1,55 @@
|
|||
{
|
||||
"322001111_0": "冒険で得たモノ",
|
||||
"322001111_1": "「……まさか、戻ってすぐに任務とはな」",
|
||||
"322001111_2": "「しょうがないじゃない。\\n 錬金術師たちの新たな拠点が見つかったって言うんだから」",
|
||||
"322001111_3": "「フフ、わたしとしてはむしろ好都合だと思っていた。\\n こうして――ッ!」",
|
||||
"322001111_4": "「――錬金術師の罠に再挑戦することができるのだから」",
|
||||
"322001111_5": "「そうね。あの遺跡を突破した――、\\n このギアの力があれば、楽勝だわ」",
|
||||
"322001111_6": "「まったくだ。このようなもの、スプリガンたちの罠に\\n 比べれば児戯にも等しい」",
|
||||
"322001111_7": "「ええ、罠のうちにも入らないわね」",
|
||||
"322001111_8": "「――さて、待たせたな。錬金術師」",
|
||||
"322001111_9": "「バカな……あれだけの罠を、こんなにあっさりと……ッ!」",
|
||||
"322001111_10": "「あなたたちがコソコソと逃げ回ってる間に、\\n 比べ物にならない修羅場を潜ってきたのよ」",
|
||||
"322001111_11": "「だ、だが……こちらには――」",
|
||||
"322001111_12": "「――残念だけど、次はないわ」",
|
||||
"322001111_13": "「な……ッ!?」",
|
||||
"322001111_14": "「そういうことだッ!」",
|
||||
"322001111_15": "「うぐ……そ、んな……――」",
|
||||
"322001111_16": "「同じ失敗はしない。これで任務完了だな」",
|
||||
"322001111_17": "「ええ。早く片付いたから、休みも取れそうだわ」",
|
||||
"322001111_18": "「薄暗い遺跡内部には探検隊の足音だけが不気味に響きます。\\n どんな恐ろしい罠が待ち受けているというのでしょうか……」",
|
||||
"322001111_19": "「なんデスかッ!?\\n このワクワクドキドキの連続はッ!」",
|
||||
"322001111_20": "「すごく臨場感がある」",
|
||||
"322001111_21": "「ああああ~、アタシたちも宝探しに行きたかったデスッ!」",
|
||||
"322001111_22": "「だったらしっかり勉強もしとかないとな」",
|
||||
"322001111_23": "「それはそれ、これはこれデスよ」",
|
||||
"322001111_24": "「とにかくッ、宝探しに行けなかった悔しさを紛らわすため、\\n 一緒にゲームをしてほしいデスッ!」",
|
||||
"322001111_25": "「いざ、冒険へ」",
|
||||
"322001111_26": "「何がどう繋がんのかわかんないけど、まあいいぞ」",
|
||||
"322001111_27": "「あれからまた新しいダンジョン探索ゲームを探したデスよ」",
|
||||
"322001111_28": "「前のシャドウなんとかとは別のやつか」",
|
||||
"322001111_29": "「はい。今度のゲームはもっとハードなやつです」",
|
||||
"322001111_30": "「そいつは面白いッ! やってやろうじゃないか」",
|
||||
"322001111_31": "「なんたってあたしは実際に罠の張り巡らされた洞窟を踏破して\\n きたからな。この前のあたしと同じと思うなよ?」",
|
||||
"322001111_32": "「おおッ、めっぽう頼もしいデスッ!」",
|
||||
"322001111_33": "「期待してます」",
|
||||
"322001111_34": "「じゃあ、さっそく始めるデス――ッ!」",
|
||||
"322001111_35": "「ハッ、どうだ?\\n 今のあたしには落とし穴も吊り天井も見え見えなんだよ」",
|
||||
"322001111_36": "「確かに、同じクリス先輩とは思えないデス」",
|
||||
"322001111_37": "「でも次の火炎を避けながら飛び石を渡るところが……」",
|
||||
"322001111_38": "「うげッ、な、なんだよ……ああッ!\\n また落ちやがったッ!」",
|
||||
"322001111_39": "「待てよッ! こんなの行けるわけないだろッ!?」",
|
||||
"322001111_40": "「そうでもないです。よッ……よッ、ほッ……ほら」",
|
||||
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|
||||
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|
||||
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|
||||
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||||
"322001111_45": "「クリス先輩、タイミングがズレてるデスよ。\\n それじゃ岩に鞭が絡まないデス」",
|
||||
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|
||||
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|
||||
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|
||||
"322001111_49": "「クリス先輩、まだ序盤の序盤の超序盤デス。\\n 本番はもっと先デス」",
|
||||
"322001111_50": "「…………」",
|
||||
"322001111_51": "「……さッ!\\n ……先輩がコントローラー投げる前にクッション設置」",
|
||||
"322001111_52": "「<size=40>ちくしょうッ!\\n もうゲームなんてやってられるかッ!</size>」"
|
||||
{
|
||||
"322001111_0": "冒険で得たモノ",
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||||
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"322001111_18": "「薄暗い遺跡内部には探検隊の足音だけが不気味に響きます。\\n どんな恐ろしい罠が待ち受けているというのでしょうか……」",
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"322001111_19": "「なんデスかッ!?\\n このワクワクドキドキの連続はッ!」",
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"322001111_23": "「それはそれ、これはこれデスよ」",
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"322001111_24": "「とにかくッ、宝探しに行けなかった悔しさを紛らわすため、\\n 一緒にゲームをしてほしいデスッ!」",
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"322001111_25": "「いざ、冒険へ」",
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"322001111_26": "「何がどう繋がんのかわかんないけど、まあいいぞ」",
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"322001111_27": "「あれからまた新しいダンジョン探索ゲームを探したデスよ」",
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"322001111_28": "「前のシャドウなんとかとは別のやつか」",
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"322001111_29": "「はい。今度のゲームはもっとハードなやつです」",
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"322001111_30": "「そいつは面白いッ! やってやろうじゃないか」",
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"322001111_31": "「なんたってあたしは実際に罠の張り巡らされた洞窟を踏破して\\n きたからな。この前のあたしと同じと思うなよ?」",
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"322001111_32": "「おおッ、めっぽう頼もしいデスッ!」",
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"322001111_33": "「期待してます」",
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"322001111_34": "「じゃあ、さっそく始めるデス――ッ!」",
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"322001111_35": "「ハッ、どうだ?\\n 今のあたしには落とし穴も吊り天井も見え見えなんだよ」",
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"322001111_36": "「確かに、同じクリス先輩とは思えないデス」",
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"322001111_37": "「でも次の火炎を避けながら飛び石を渡るところが……」",
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"322001111_38": "「うげッ、な、なんだよ……ああッ!\\n また落ちやがったッ!」",
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"322001111_39": "「待てよッ! こんなの行けるわけないだろッ!?」",
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||||
"322001111_49": "「クリス先輩、まだ序盤の序盤の超序盤デス。\\n 本番はもっと先デス」",
|
||||
"322001111_50": "「…………」",
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||||
"322001111_51": "「……さッ!\\n ……先輩がコントローラー投げる前にクッション設置」",
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"322001111_52": "「<size=40>ちくしょうッ!\\n もうゲームなんてやってられるかッ!</size>」"
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