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{
"104000111_0": "バルベルデ地獄変",
"104000111_1": "「夏休みの登校日って……もっとこう適当だったはずだよね?」",
"104000111_2": "「なのにこの疲労感……お説教の満漢全席とは思わなかったよ」",
"104000111_3": "「まったく……今日が期限の課題が終わってないんだから、\\n 当たり前でしょ」",
"104000111_4": "「なんとか提出日を始業式まで延ばしてもらったけど……」",
"104000111_5": "「お願い未来、手伝ってッ!\\n でないと終わらないッ 間に合わないッ」",
"104000111_6": "「確かにこのままだと、始業式も通り越して、響の誕生日まで\\n もつれ込みそうだもんね……」",
"104000111_7": "「仕方ない。いいよ、手伝うよ」",
"104000111_8": "「ホントッ!? やっぱ、未来ってば心のアミーゴだよッ!」",
"104000111_9": "「――ッ!?」",
"104000111_10": "「続きは家でやれッ!」",
"104000111_11": "「本部から緊急招集ッ!」",
"104000111_12": "「ええッ!? なんて言ってるの?」",
"104000111_13": "「デスデスデースッ!」",
"104000111_14": "「言ってること、全然分からないよッ!」",
"104000111_15": "「――ぐわッ!?」",
"104000111_16": "「く、クリスの靴ッ!?\\n ――響、大丈夫ッ」",
"104000111_17": "「未来、ちょっと行ってくるけど、心配しないで。\\n 課題も任務も、どっちも頑張るッ」",
"104000111_18": "「うん、分かってる」",
"104000111_19": "「高速で接近する車両を確認ッ!」",
"104000111_20": "「対空砲を避けるために陸路を強行してきた?\\n だが浅薄だ。通常兵装で我々に太刀打ちできるものかッ」",
"104000111_21": "「接近車両をモニターで捕捉ッ!」",
"104000111_22": "「――こいつは……ッ!?」",
"104000111_23": "「敵はシンフォギアですッ!」",
"104000111_24": "「対空砲には近づけるなッ!」",
"104000111_25": "「――緒川さんッ!」",
"104000111_26": "「アルカ・ノイズを軍事利用するだなんて――」",
"104000111_27": "「ああ、こんなの許しちゃおけないだろッ!」",
"104000111_28": "「おふたりとも、行きますよッ!」",
"104000111_29": "「はいッ!」",
"104000111_30": "「ああッ!」",
"104000111_31": "「はああああああッ!」",
"104000111_32": "「てええええええいッ!」",
"104000111_33": "「ほ、砲撃を拳で弾くなんて――ッ!?」",
"104000111_34": "「に、逃げろッ! うわ……わああああ――ッ!」",
"104000111_35": "「せい――ッ!」",
"104000111_36": "「一斉射撃――ッ!」",
"104000111_37": "「ち……ッ!」",
"104000111_38": "「……ようしッ!」",
"104000111_39": "「ふん。……ぺッ! マズい弾撃ちやがって」",
"104000111_40": "「じゅ、銃弾を口で止めただとッ!?」",
"104000111_41": "「お返しだ――ッ!」",
"104000111_42": "「わああああああ――ッ!?」",
"104000111_43": "「はああああああ――ッ!\\n 戦車なんてええええええええッ」",
"104000111_44": "「あ、あんまりだッ! ひいい――ッ!」",
"104000111_45": "「立花ッ、雪音ッ!\\n ――このまま一気に制圧するぞッ」"
{
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{
"104000121_0": "「敵戦力の損耗率34%ッ!」",
"104000121_1": "「昨晩、対戦車用に視聴した映画の効果がテキメンですッ!」",
"104000121_2": "「国連軍の上陸は15分後ッ!\\n それまでに迎撃施設を無力化するんだッ」",
"104000121_3": "「おおおおおお――ッ!」",
"104000121_4": "「――うわッ!?」",
"104000121_5": "「どおおおおおおお――ッ!」",
"104000121_6": "「無茶してくれるッ!」",
"104000121_7": "「防衛ラインが瓦解しますッ!\\n このままでは――隊長ッ どちらへッ」",
"104000121_8": "「…………」",
"104000121_9": "「なんだッ!?」",
"104000121_10": "「――ッ!?」",
"104000121_11": "「空に――あんなのがッ!?」",
"104000121_12": "「本丸のおでましかッ!」",
"104000121_13": "「油断するなッ!\\n アルカ・イズの増援もあるぞッ」",
"104000121_14": "「――捕捉していますッ! 雪音ッ!」",
"104000121_15": "「ああ、雑魚が何体来たところで――」",
"104000121_16": "「あたしらの敵じゃないんだよッ!」",
"104000121_17": "「立花ッ! 2人で残りを叩くぞッ!」",
"104000121_18": "「はい、翼さんッ!」"
{
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@ -1,84 +1,84 @@
{
"104000122_0": "「はあああああああッ!」",
"104000122_1": "「せい――ッ!」",
"104000122_2": "「これで残るは――」",
"104000122_3": "「あのデカブツのみだッ!」",
"104000122_4": "「で、でもッ、どうやってあの高さに――」",
"104000122_5": "「大丈夫だ。\\n こんな時、わたしたちには心強い仲間がいるだろう」",
"104000122_6": "「あなたたちッ!\\n ぐずぐずしないでッ 追うわよッ」",
"104000122_7": "「フ、ヘリか……ならば直上からの攻撃を凌げまい」",
"104000122_8": "「<size=40>やったぜ狂い咲きッ<speed=1.5></speed>\\n</size> ――あンッ!?」",
"104000122_9": "「全機無事だとッ!? シンフォギアで迎え撃ったかッ!\\n なら、非常識には非常識だッ」",
"104000122_10": "「来ましたッ、ミサイルですッ!」",
"104000122_11": "「立花ッ! 殿は雪音に任せるんだッ!\\n あれを足場に――一気に距離を詰めるッ」",
"104000122_12": "「うええッ!? わ、分かりましたッ!」",
"104000122_13": "「こっちで抑えてるうちに、\\n 他の機はさっさと戦域を離脱してくれッ」",
"104000122_14": "「だああああああ――ッ!」",
"104000122_15": "「ミサイルが――ッ!」",
"104000122_16": "「こっちに来るデスかッ!?」",
"104000122_17": "「ダメだ――間に合わないッ!」",
"104000122_18": "「行くよッ! 切ちゃんッ!」",
"104000122_19": "「がってんデースッ!」",
"104000122_20": "「やればできるッ!」",
"104000122_21": "「アタシたちデスッ!」",
"104000122_22": "「初手より奥義にて仕るッ!」",
"104000122_23": "「はあああ――ッ!」",
"104000122_24": "「――ッ!?」",
"104000122_25": "「おおおおおおおおッ!」",
"104000122_26": "「――こいつで丸ごと吹き飛ばしてやるッ!」",
"104000122_27": "「――ふうッ……」",
"104000122_28": "「立花ッ! ケガは無いかッ!?」",
"104000122_29": "「はいッ! この人も無事です。気絶してますけど。\\n ひとまず任務は完了ですね」",
"104000122_30": "「ああ、あとは彼らに任せよう」",
"104000122_31": "「なんとか、国連からの支援物資も届いたな……」",
"104000122_32": "「よかった……国連軍の対応が早くて……」",
"104000122_33": "「そうだな」",
"104000122_34": "「……クリスちゃん? どうしたの?」",
"104000122_35": "「ッ!? いや、なんでもねーよ……」",
"104000122_36": "「市街の巡回、完了デスッ!」",
"104000122_37": "「乗って。本部に戻るわよ」",
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"104000122_39": "「……パヴァリア光明結社……」",
"104000122_40": "「遅くなりましたッ!」",
"104000122_41": "「揃ったな。さっそくブリーフィングを始めるぞ」",
"104000122_42": "「先輩ッ!」",
"104000122_43": "「マリア……そっちで何かあったの?」",
"104000122_44": "「翼のパパさんからの特命でね、S.O.N.G.のエージェントとして\\n 魔法少女事変のバックグラウンドを探っていたの」",
"104000122_45": "「わたしも知らされていなかったので、てっきり寂しくなった\\n マリアが勝手に英国までついて来たとばかり――」",
"104000122_46": "「だから、そんなわけないでしょッ!」",
"104000122_47": "「マリアさんの捜査で、ひとつの組織の名が浮上してきました。\\n それが、パヴァリア光明結社です」",
"104000122_48": "「チフォージュ・シャトーの建造にあたり、\\n キャロルに支援していた組織だったようです」",
"104000122_49": "「裏歴史に暗躍し、一部に今の欧州を暗黒大陸とまで\\n 言わしめる要因とも囁かれています」",
"104000122_50": "「あのマーク、見たことあるデスよッ!」",
"104000122_51": "「確か、あれって――」",
"104000122_52": "「そうね」",
"104000122_53": "「マムやドクターと通じ、F.I.S.を武装蜂起させた謎の組織……」",
"104000122_54": "「わたしたちにとっても、向き合い続けなければならない\\n 闇の奥底だわ」",
"104000122_55": "「そ、それだけじゃないですッ!\\n あれ、王様の時にも――」",
"104000122_56": "「ああ、間違いないな……。\\n あの船でやり合った時に見たマークだ」",
"104000122_57": "「あの船……アレキサンドリア号事件ね。\\n そう、あなたたちも遭遇していたの……」",
"104000122_58": "「つまり我々S.O.N.G.にとっても因縁浅からぬ相手、\\n ということか……」",
"104000122_59": "「フロンティア事変と魔法少女事変の双方に関わっていた組織、\\n パヴァリア光明結社……」",
"104000122_60": "「これを機会に知られざる結社の実体へと至ることが\\n できるかもしれません」",
"104000122_61": "「存在をうかがわせつつも、なかなか尻尾を掴ませて\\n もらえなかったのですが――」",
"104000122_62": "「マリアさんからの情報を元に調査部でも動いてみたところ……」",
"104000122_63": "「……アルカ・ノイズッ!」",
"104000122_64": "「撮影されたのは、政情不安な南米の軍事政権国家――」",
"104000122_65": "「バルベルデかよッ!」",
"104000122_66": "「装者たちは現地合流後、作戦行動に移ってもらうッ!\\n 忙しくなるぞッ」",
"104000122_67": "「S.O.N.G.が国連直轄の組織だとしても、本来であれば武力での\\n 干渉は許されない」",
"104000122_68": "「だが、異端技術を行使する相手であれば、\\n 見過ごすわけにはいかないからな」",
"104000122_69": "「……アルカ・ノイズの軍事利用……」",
"104000122_70": "「LiNKERの数さえ充分にあれば、わたしたちだって、\\n もっと……」",
"104000122_71": "「ラスト1発の虎の子デス。\\n そう簡単に使うわけには――」",
"104000122_72": "「――デデデッ!?」",
"104000122_73": "「大丈夫だよッ!\\n 何かをするのに、LiNKERやギアが不可欠なわけじゃないんだよ」",
"104000122_74": "「さっきだって、ヘリを護ってくれた。ありがとう」",
"104000122_75": "「なんだか照れくさいデスよ……」",
"104000122_76": "「じー……」",
"104000122_77": "「め……目のやり場に困るくらいデスッ!」",
"104000122_78": "「パパッ! ママッ!」",
"104000122_79": "「離してッ! ソーニャッ!」",
"104000122_80": "「ダメよッ! あぶないわッ!」",
"104000122_81": "「……クソったれな想い出ばかりが領空侵犯してきやがる……」"
{
"104000122_0": "「はあああああああッ!」",
"104000122_1": "「せい――ッ!」",
"104000122_2": "「これで残るは――」",
"104000122_3": "「あのデカブツのみだッ!」",
"104000122_4": "「で、でもッ、どうやってあの高さに――」",
"104000122_5": "「大丈夫だ。\\n こんな時、わたしたちには心強い仲間がいるだろう」",
"104000122_6": "「あなたたちッ!\\n ぐずぐずしないでッ 追うわよッ」",
"104000122_7": "「フ、ヘリか……ならば直上からの攻撃を凌げまい」",
"104000122_8": "「<size=40>やったぜ狂い咲きッ<speed=1.5></speed>\\n</size> ――あンッ!?」",
"104000122_9": "「全機無事だとッ!? シンフォギアで迎え撃ったかッ!\\n なら、非常識には非常識だッ」",
"104000122_10": "「来ましたッ、ミサイルですッ!」",
"104000122_11": "「立花ッ! 殿は雪音に任せるんだッ!\\n あれを足場に――一気に距離を詰めるッ」",
"104000122_12": "「うええッ!? わ、分かりましたッ!」",
"104000122_13": "「こっちで抑えてるうちに、\\n 他の機はさっさと戦域を離脱してくれッ」",
"104000122_14": "「だああああああ――ッ!」",
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"104000122_16": "「こっちに来るデスかッ!?」",
"104000122_17": "「ダメだ――間に合わないッ!」",
"104000122_18": "「行くよッ! 切ちゃんッ!」",
"104000122_19": "「がってんデースッ!」",
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"104000122_23": "「はあああ――ッ!」",
"104000122_24": "「――ッ!?」",
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"104000122_44": "「翼のパパさんからの特命でね、S.O.N.G.のエージェントとして\\n 魔法少女事変のバックグラウンドを探っていたの」",
"104000122_45": "「わたしも知らされていなかったので、てっきり寂しくなった\\n マリアが勝手に英国までついて来たとばかり――」",
"104000122_46": "「だから、そんなわけないでしょッ!」",
"104000122_47": "「マリアさんの捜査で、ひとつの組織の名が浮上してきました。\\n それが、パヴァリア光明結社です」",
"104000122_48": "「チフォージュ・シャトーの建造にあたり、\\n キャロルに支援していた組織だったようです」",
"104000122_49": "「裏歴史に暗躍し、一部に今の欧州を暗黒大陸とまで\\n 言わしめる要因とも囁かれています」",
"104000122_50": "「あのマーク、見たことあるデスよッ!」",
"104000122_51": "「確か、あれって――」",
"104000122_52": "「そうね」",
"104000122_53": "「マムやドクターと通じ、F.I.S.を武装蜂起させた謎の組織……」",
"104000122_54": "「わたしたちにとっても、向き合い続けなければならない\\n 闇の奥底だわ」",
"104000122_55": "「そ、それだけじゃないですッ!\\n あれ、王様の時にも――」",
"104000122_56": "「ああ、間違いないな……。\\n あの船でやり合った時に見たマークだ」",
"104000122_57": "「あの船……アレキサンドリア号事件ね。\\n そう、あなたたちも遭遇していたの……」",
"104000122_58": "「つまり我々S.O.N.G.にとっても因縁浅からぬ相手、\\n ということか……」",
"104000122_59": "「フロンティア事変と魔法少女事変の双方に関わっていた組織、\\n パヴァリア光明結社……」",
"104000122_60": "「これを機会に知られざる結社の実体へと至ることが\\n できるかもしれません」",
"104000122_61": "「存在をうかがわせつつも、なかなか尻尾を掴ませて\\n もらえなかったのですが――」",
"104000122_62": "「マリアさんからの情報を元に調査部でも動いてみたところ……」",
"104000122_63": "「……アルカ・ノイズッ!」",
"104000122_64": "「撮影されたのは、政情不安な南米の軍事政権国家――」",
"104000122_65": "「バルベルデかよッ!」",
"104000122_66": "「装者たちは現地合流後、作戦行動に移ってもらうッ!\\n 忙しくなるぞッ」",
"104000122_67": "「S.O.N.G.が国連直轄の組織だとしても、本来であれば武力での\\n 干渉は許されない」",
"104000122_68": "「だが、異端技術を行使する相手であれば、\\n 見過ごすわけにはいかないからな」",
"104000122_69": "「……アルカ・ノイズの軍事利用……」",
"104000122_70": "「LiNKERの数さえ充分にあれば、わたしたちだって、\\n もっと……」",
"104000122_71": "「ラスト1発の虎の子デス。\\n そう簡単に使うわけには――」",
"104000122_72": "「――デデデッ!?」",
"104000122_73": "「大丈夫だよッ!\\n 何かをするのに、LiNKERやギアが不可欠なわけじゃないんだよ」",
"104000122_74": "「さっきだって、ヘリを護ってくれた。ありがとう」",
"104000122_75": "「なんだか照れくさいデスよ……」",
"104000122_76": "「じー……」",
"104000122_77": "「め……目のやり場に困るくらいデスッ!」",
"104000122_78": "「パパッ! ママッ!」",
"104000122_79": "「離してッ! ソーニャッ!」",
"104000122_80": "「ダメよッ! あぶないわッ!」",
"104000122_81": "「……クソったれな想い出ばかりが領空侵犯してきやがる……」"
}

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@ -1,18 +1,18 @@
{
"104000131_0": "「新たな軍事拠点が判明した。次の任務を通達するぞッ!」",
"104000131_1": "「目標は、化学兵器を製造するプラントッ!」",
"104000131_2": "「川を遡上して、上流の軍事施設に侵攻するッ!\\n 周辺への被害拡大を抑えつつ、制圧を行うんだッ」",
"104000131_3": "「了解ッ!」",
"104000131_4": "「パパッ! ママッ!」",
"104000131_5": "「離してッ! ソーニャッ!」",
"104000131_6": "「ダメよッ! あぶないわッ!」",
"104000131_7": "「ソーニャのせいだッ!」",
"104000131_8": "「――ッ……」",
"104000131_9": "「……昔のことか?」",
"104000131_10": "「ああ、昔のことだ。だから気にすんな」",
"104000131_11": "「詮索はしない。だが今は前だけを見ろ。でないと――」",
"104000131_12": "「――ッ!? 見つかったッ!?」",
"104000131_13": "「状況、開始ッ!」",
"104000131_14": "「一番槍、<ruby=とっかん>吶喊</ruby>しますッ!」",
"104000131_15": "「Balwisyall Nescell gungnir tron」"
{
"104000131_0": "「新たな軍事拠点が判明した。次の任務を通達するぞッ!」",
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@ -1,11 +1,11 @@
{
"104000141_0": "「我が軍が圧されるのか?\\n こうなったら諸共に吹き飛ばしてくれるッ」",
"104000141_1": "「デカブツまで出すなんてッ!」",
"104000141_2": "「みんなガンバレは作戦じゃないッ!」",
"104000141_3": "「ぎゃあああああ――ッ!」",
"104000141_4": "「うわああああああッ!」",
"104000141_5": "「手当たり次第に……?」",
"104000141_6": "「――誰でもいいのかよッ!」",
"104000141_7": "「雪音ッ! わたしたちで対処するぞッ!」",
"104000141_8": "「分かってるッ! 出てきたことを後悔させてやるッ!」"
{
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@ -1,18 +1,18 @@
{
"104000142_0": "「的がデカくてやりやすいッ!\\n 食らっとけええええええッ」",
"104000142_1": "「――トドメは請け負ったッ!\\n はああああああッ」",
"104000142_2": "「おい、あれッ! ま、まさかあんなのまで――」",
"104000142_3": "「プラントに突っ込まれたら、あたり一面、汚染されちまうぞッ!」",
"104000142_4": "「なんとかしないとッ!」",
"104000142_5": "「はああああああッ!」",
"104000142_6": "「あとは――」",
"104000142_7": "「お、落ちてくるッ! もうだめだ――ッ!」",
"104000142_8": "(やらせないッ! わたしが……止めるんだッ!)",
"104000142_9": "「ぶっ飛べえええええええッ!」",
"104000142_10": "「どうやら指揮官には、逐電されてしまったようだな……」",
"104000142_11": "「翼さんッ! この子が――」",
"104000142_12": "「オレ、見たんだッ! 工場長が車で逃げていくのを。\\n もしかしたら、この先の村に身を潜めたのかも……」",
"104000142_13": "「君は……?」",
"104000142_14": "「オレはステファン……オレたちは無理矢理、\\n 村からこのプラントに連れて来られたんだ」",
"104000142_15": "「七面倒なことになる前に取っ捕まえなきゃな……」"
{
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"104000142_3": "「プラントに突っ込まれたら、あたり一面、汚染されちまうぞッ!」",
"104000142_4": "「なんとかしないとッ!」",
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"104000142_11": "「翼さんッ! この子が――」",
"104000142_12": "「オレ、見たんだッ! 工場長が車で逃げていくのを。\\n もしかしたら、この先の村に身を潜めたのかも……」",
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@ -1,66 +1,66 @@
{
"104000211_0": "ラストリゾート・前編",
"104000211_1": "「閣下、念の為、エスカロン空港にダミーの特別機を\\n 手配しておきました」",
"104000211_2": "「無用だ。亡命将校の遺産『ディー・シュピネの結界』が\\n 機能している以上、この地こそが一番安全なのだ」",
"104000211_3": "「つまり、本当に護るべきモノはここに隠されている……」",
"104000211_4": "「何者だッ!?」",
"104000211_5": "「主だった軍事施設を探っても見つけられなかったけど……」",
"104000211_6": "「S.O.N.G.を誘導して、秘密の花園を暴く作戦は\\n うまくいったワケダ」",
"104000211_7": "「慌てふためいて、自分たちで案内してくれるなんて、\\n 可愛い大統領」",
"104000211_8": "「サンジェルマン、プレラーティ、カリオストロッ!」",
"104000211_9": "「せっかくだから、最後にもう一仕事してもらうワケダね」",
"104000211_10": "「……あの者たちは?」",
"104000211_11": "「パヴァリア光明結社が遣わせた錬金術師……」",
"104000211_12": "「あれが異端技術の提供者たち……」",
"104000211_13": "「同盟の証がある者には手を貸す約定となっているッ!」",
"104000211_14": "「国連軍がすぐそこにまで迫ってるのだッ!\\n 奴らを撃退してくれッ」",
"104000211_15": "「おお……くッ、う、あああああああ――ッ!」",
"104000211_16": "「痒いッ! 痒いッ!\\n <size=40>でもちょっと気持ちいいイィィィッ!</size>」",
"104000211_17": "「73788……」",
"104000211_18": "(調査部からの報告通り、このオペラハウスを中心に\\n 衛星からの捕捉が不可能だ",
"104000211_19": "(この結界のようなものは……指向性の信号波形を\\n 妨害しているのか……",
"104000211_20": "(プラント制圧を陽動に乗り込んでみたら、\\n とんだ拠点のようだ……",
"104000211_21": "「……錬金術師たちが動いたわ。行きましょう」",
"104000211_22": "「ちょ、ちょっと……」",
"104000211_23": "「……あったわ。やはりここだったのね」",
"104000211_24": "「う~ん、他にもなかなか面白そうなものが転がってるわね~」",
"104000211_25": "「大当たりなワケダ」",
"104000211_26": "(あれは……人形? まさかッ、オートスコアラーッ!?)",
"104000211_27": "(こんな場所にあんなものが……)",
"104000211_28": "「――ッ!?」",
"104000211_29": "「撤収準備ッ!」",
"104000211_30": "「どうやらネズミが入り込んでいたワケダ」",
"104000211_31": "「会ってすぐとはせっかちね。それなら、こちらもそれなりの\\n お礼をしちゃおうかしら」",
"104000211_32": "「待て、カリオストロ」",
"104000211_33": "「実験にはちょうどいい。\\n ついでに大統領閣下の願いも叶えましょう」",
"104000211_34": "「生贄より抽出されたエネルギーに、\\n 荒魂の概念を付与させる……」",
"104000211_35": "「――なんなの、あれッ!?」",
"104000211_36": "「本部ッ! 応答してくださいッ! 本部ッ!」",
"104000211_37": "「友里さんッ! 藤尭さんッ!」",
"104000211_38": "「装者は作戦行動中だ。死んでも振り切れッ!」",
"104000211_39": "「死んだら振り切れませんッ!」",
"104000211_40": "「――来るわッ!」",
"104000211_41": "「えええええッ!?\\n 軌道計算ッ 暗算でええぇぇッ」",
"104000211_42": "「やり過ごせた――ッ!?」",
"104000211_43": "「し、下から――ッ!?」",
"104000211_44": "「貴方たちで73794。\\n その命、世界革命の礎と使わせていただきます」",
"104000211_45": "「革命……?」",
"104000211_46": "「Seilien coffin airget-lamh tron」",
"104000211_47": "「――歌?」",
"104000211_48": "「どこから?」",
"104000211_49": "「はあああああああッ!」",
"104000211_50": "「なんとか間に合ったわね……2人とも大丈夫?」",
"104000211_51": "「ええ」",
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"104000211_5": "「主だった軍事施設を探っても見つけられなかったけど……」",
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@ -1,18 +1,18 @@
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"104000212_0": "「聞こえるかッ! 状況を報告しろッ!」",
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"104000212_2": "「……こちらはマズいことになった。\\n 現在マリアくんたちが戦場に出ている」",
"104000212_3": "「えッ!? マリアたちがッ!?」",
"104000212_4": "「藤尭、友里の救助に際し、錬金術師とエンゲージッ!\\n 緊急の事態に最後のmodel_Kを使っているッ」",
"104000212_5": "「LiNKER……ですが、その効果時間は、本人にあわせて\\n 調整されていない以上、あまり長くはもたないはず……」",
"104000212_6": "「急いで戻らなきゃッ!」",
"104000212_7": "「バカッ! こっちも任務のど真ん中ッ!」",
"104000212_8": "「仲間を信じるんだッ!」",
"104000212_9": "「ウェル博士のチップに記録された、LiNKER製造のレシピ……」",
"104000212_10": "「その解析はボクの役目なのに、\\n いつまでもグズグズしてたから……」",
"104000212_11": "「仲間を信じるのは俺たちも同じだ」",
"104000212_12": "「仲間を……信じる……」",
"104000212_13": "「そうだ。だからマリアくんたちは、最後のLiNKERでも\\n ためらいなく使い、こうして戦っている……」",
"104000212_14": "「でも……ボクは……」",
"104000212_15": "「この体もキャロルがくれたもの……。\\n いつだってボクは無力で足手まといだ……」"
{
"104000212_0": "「聞こえるかッ! 状況を報告しろッ!」",
"104000212_1": "「化学兵器プラントは緒川さんにお任せして、\\n こちらは逃亡した管理者を追跡中です」",
"104000212_2": "「……こちらはマズいことになった。\\n 現在マリアくんたちが戦場に出ている」",
"104000212_3": "「えッ!? マリアたちがッ!?」",
"104000212_4": "「藤尭、友里の救助に際し、錬金術師とエンゲージッ!\\n 緊急の事態に最後のmodel_Kを使っているッ」",
"104000212_5": "「LiNKER……ですが、その効果時間は、本人にあわせて\\n 調整されていない以上、あまり長くはもたないはず……」",
"104000212_6": "「急いで戻らなきゃッ!」",
"104000212_7": "「バカッ! こっちも任務のど真ん中ッ!」",
"104000212_8": "「仲間を信じるんだッ!」",
"104000212_9": "「ウェル博士のチップに記録された、LiNKER製造のレシピ……」",
"104000212_10": "「その解析はボクの役目なのに、\\n いつまでもグズグズしてたから……」",
"104000212_11": "「仲間を信じるのは俺たちも同じだ」",
"104000212_12": "「仲間を……信じる……」",
"104000212_13": "「そうだ。だからマリアくんたちは、最後のLiNKERでも\\n ためらいなく使い、こうして戦っている……」",
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}

View file

@ -1,16 +1,16 @@
{
"104000221_0": "「アルカ・ノイズは打ち止めかしら?\\n なら、あとはその竜を倒せば――ッ」",
"104000221_1": "「フフッ、そう簡単にいくかしら?」",
"104000221_2": "(あの余裕……それにさっき防がれた攻撃……。\\n ――だけど、やるしかないッ",
"104000221_3": "「はあああああッ!」",
"104000221_4": "「く――ッ!」",
"104000221_5": "「マリアッ!」",
"104000221_6": "「はあああッ!」",
"104000221_7": "「決まったッ!」",
"104000221_8": "「どんなもんデスッ!」",
"104000221_9": "「などと思っているワケダ」",
"104000221_10": "「効いてないッ!?」",
"104000221_11": "「ノイズと同じ位相差なんとかデスか?」",
"104000221_12": "「だとしたら、シンフォギアの攻撃で調律できてないのは\\n おかしいッ」",
"104000221_13": "「――落ち着きなさいッ!\\n それなら術者ごと倒すだけよッ」"
{
"104000221_0": "「アルカ・ノイズは打ち止めかしら?\\n なら、あとはその竜を倒せば――ッ」",
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@ -1,40 +1,40 @@
{
"104000232_0": "「ダメージを減衰させているのなら、それを上回る一撃でッ!」",
"104000232_1": "「再生ッ!?」",
"104000232_2": "「違う、これは――」",
"104000232_3": "「無かったことになるダメージ」",
"104000232_4": "「実験は成功したワケダ」",
"104000232_5": "「不可逆であるはずの摂理を覆す、<ruby=らちがい>埒外</ruby>の現象……。\\n ついに錬金術は人知の到達点、神の力を完成させたわ」",
"104000232_6": "「三十六計が通じない相手にはッ!」",
"104000232_7": "「――この隙にッ! 退くわよッ!」",
"104000232_8": "「逃がさないんだから」",
"104000232_9": "「あッ!? 痛~~~いッ!\\n 顔に傷ッ やだもう」",
"104000232_10": "「現場より逃走中ッ! 依然追われていますッ!」",
"104000232_11": "「振り切れるかッ!」",
"104000232_12": "「そんなの分かりませ―<speed=0.5>―</speed>うわあああッ!?」",
"104000232_13": "「大丈夫かッ!」",
"104000232_14": "「こ、こんなのいくつ命があっても足りませんよッ!?」",
"104000232_15": "「エルフナインくんッ! 逃走経路をッ!」",
"104000232_16": "「――はいッ!」",
"104000232_17": "「……こちらで割り出した逃走経路は以上だッ!\\n やれるな」",
"104000232_18": "「やってみせますッ!」",
"104000232_19": "「無茶だってッ!」",
"104000232_20": "「ここからって……一体何メートルあるんだッ!?」",
"104000232_21": "「――来たわッ!」",
"104000232_22": "「ヘビのようにしつこい」",
"104000232_23": "「実際、とてつもないヘビ野郎デスッ!」",
"104000232_24": "「タイミングッ! 来ましたッ!」",
"104000232_25": "「うむ。飛べえええええええッ!」",
"104000232_26": "「うわあああああああああああッ!」",
"104000232_27": "「はああああああッ!」",
"104000232_28": "「くはぁッ!」",
"104000232_29": "「マリアッ!」",
"104000232_30": "「大丈夫ッ! それより着地を――ッ!」",
"104000232_31": "「上手くいったッ! だけど――」",
"104000232_32": "「ねばっこいデスッ!」",
"104000232_33": "「消えた?」",
"104000232_34": "「なあに~?\\n ヨナルデパズトーリをけしかけちゃわないの」",
"104000232_35": "「神の力の完成は確認できたわ。まずはそれで充分よ」",
"104000232_36": "「追跡は無用というワケダ」",
"104000232_37": "「それよりも、ティキの回収を急ぎましょう」"
{
"104000232_0": "「ダメージを減衰させているのなら、それを上回る一撃でッ!」",
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"104000232_2": "「違う、これは――」",
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"104000232_4": "「実験は成功したワケダ」",
"104000232_5": "「不可逆であるはずの摂理を覆す、<ruby=らちがい>埒外</ruby>の現象……。\\n ついに錬金術は人知の到達点、神の力を完成させたわ」",
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View file

@ -1,18 +1,18 @@
{
"104000241_0": "「この先がオレの村です。\\n 軍人たちが逃げ込むとしたら、きっとッ ――あッ」",
"104000241_1": "「……アルカ・ノイズッ!」",
"104000241_2": "「フン、分かってるだろうな? おかしな真似をしてくれたら、\\n こいつら全員、アルカ・イズで分解してやる」",
"104000241_3": "「あンにゃろう……」",
"104000241_4": "「要求は簡単だ。俺を見逃せ。\\n さもないと、出なくていい犠牲者が出るぞ」",
"104000241_5": "「卑劣な……」",
"104000241_6": "「お前らも余計な手出しをしたら――」",
"104000241_7": "「――がッ……」",
"104000241_8": "「やったッ!」",
"104000241_9": "「ステファンッ!」",
"104000241_10": "「――ッ!?」",
"104000241_11": "「行くよッ!」",
"104000241_12": "「う、うんッ!」",
"104000241_13": "「続くぞ、立花ッ!」",
"104000241_14": "「はいッ!」",
"104000241_15": "「Balwisyall Nescell gungnir tron」"
{
"104000241_0": "「この先がオレの村です。\\n 軍人たちが逃げ込むとしたら、きっとッ ――あッ」",
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"104000241_2": "「フン、分かってるだろうな? おかしな真似をしてくれたら、\\n こいつら全員、アルカ・イズで分解してやる」",
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"104000241_5": "「卑劣な……」",
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@ -1,17 +1,17 @@
{
"104000242_0": "「くそう……あのガキ――ッ!」",
"104000242_1": "「く――ッ!」",
"104000242_2": "「――きゃあッ!」",
"104000242_3": "「――しまったッ!」",
"104000242_4": "「キミは逃げて――ッ!」",
"104000242_5": "「ステファンッ!」",
"104000242_6": "「うわああああああああッ!」",
"104000242_7": "「くそったれがああああッ!」",
"104000242_8": "「うわああああああああ――ッ!」",
"104000242_9": "「プラントの管理者を確保。\\n ですが……民間人に負傷者を出してしまいました」",
"104000242_10": "「ステファンッ! ステファンッ!\\n どうしてこんな……ッ」",
"104000242_11": "「ソーニャ……」",
"104000242_12": "「クリス……あなたが弟を――」",
"104000242_13": "「あなたがステファンの脚をッ!」",
"104000242_14": "「ああ<speed=1>、</speed>撃ったのはこのあたしだ」"
{
"104000242_0": "「くそう……あのガキ――ッ!」",
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View file

@ -1,54 +1,54 @@
{
"104000311_0": "ラストリゾート・後編",
"104000311_1": "(ソーニャ・ヴィレーナ……歌で世界を平和にしたいと\\n 考えていた、パパとママの賛同者……",
"104000311_2": "(小さなあたしにも優しくて、\\n 大好きだったソーニャお姉ちゃん……",
"104000311_3": "(だけどあの日、キャンプに持ち込まれた爆弾で……\\n パパとママはソーニャの不注意で……",
"104000311_4": "「あなたが私を許せないようにッ!\\n 私もあなたが許せないッ」",
"104000311_5": "「――ッ! さっきはああするしか――アルカ・ノイズの分解から\\n 救うには脚を吹っ飛ばすしかなかった。仕方なかったんだ……」",
"104000311_6": "「あなたの選択は、正しいのかもしれないッ!\\n だけどッ」",
"104000311_7": "(なんでこんなにモヤるんだッ!\\n あたしの選択ってばどうしていつもいつも……",
"104000311_8": "「……クリスちゃん……」",
"104000311_9": "「クリスとは、あの混乱に話も出来ずにはぐれてしまった……。\\n だから、こんな形で再会したくなかった……」",
"104000311_10": "「遥か昔……フィーネが残した異端技術の断片を<ruby=しゅうれん>収斂</ruby>させ、独自に\\n 錬金術を編み出してきた私たち、パヴァリア光明結社……」",
"104000311_11": "「だからこそ、異端技術を独占し、\\n 優位を保とうとするフィーネとの激突は避けられず――」",
"104000311_12": "「統制局長アダムは、\\n 神の力を形とする計画を進めていたのだけど……」",
"104000311_13": "「要たるティキを失った光明結社は、\\n 歴史の裏側からも追い立てられてしまう」",
"104000311_14": "「四百年の時を経て、フィーネは消滅した。そして米国政府を\\n 失墜させた私たちは……ついに回天の機会を手繰り寄せた」",
"104000311_15": "「あとはこのお人形をお持ち帰りすれば目的達成っていうワケダ」",
"104000311_16": "「それはそれで面白くないわ」",
"104000311_17": "「天体運行観測機であるティキの奪還は、結社の計画遂行に\\n 不可欠。何より――」",
"104000311_18": "「この星に、正しく人の歴史を紡ぐために必要なワケダ。\\n そうだよね サンジェルマン」",
"104000311_19": "「人は誰も支配されるべきではないわ」",
"104000311_20": "「じゃあ、ティキの回収はサンジェルマンにお任せして、\\n あーしはほっぺたのお礼参りにでもしゃれこもうかしら」",
"104000311_21": "「ラピスの完成を前にして、シンフォギア装者との決着を\\n 求めるつもり」",
"104000311_22": "「勝手な行動をするワケダ」",
"104000311_23": "「ヨナルデパズトーリがあれば、造作もないことでしょ」",
"104000311_24": "「今までさんざっぱら嘘をついてきたからね。\\n せめてこれからは、自分の心には嘘をつきたくないの」",
"104000311_25": "「観測任務より帰還しました」",
"104000311_26": "「ご苦労だった」",
"104000311_27": "「やっぱり本部が一番だ。安心できる」",
"104000311_28": "「だが今夜はまだ、眠れそうにないぞ」",
"104000311_29": "「ええ。死ぬ思いをして手に入れたデータサンプルも\\n ありますしね。そのつもりです」",
"104000311_30": "「それにつけても、無敵の怪物の出現か……パヴァリア光明結社を\\n 表舞台に引きずり出せたものの、一筋縄ではいかないようだ」",
"104000311_31": "「心配ない」",
"104000311_32": "「そうデス。次があれば、必ず――」",
"104000311_33": "「――ッ……」",
"104000311_34": "「ごめんなさい……LiNKERが充分に揃っていれば\\n 次の機会なんていくらでも作れるのに……」",
"104000311_35": "「いや、そういうつもりじゃなくてデスね……」",
"104000311_36": "「やっぱり……ボクにレシピの解析は――」",
"104000311_37": "「むに」",
"104000311_38": "「な、何をするんですか?」",
"104000311_39": "「何って、なんでも無理に背負い込んで、落ち込んじゃう誰かさんの\\n 頬を引っ張ってるのよ」",
"104000311_40": "「や、やめてください――」",
"104000311_41": "「ボロボロで帰還しても、まだ負けたとは思ってない」",
"104000311_42": "「誰も悪くないんだから、エルフナインが謝る必要はないわ」",
"104000311_43": "「そうね。わたしたちはまだ諦めてないもの」",
"104000311_44": "「ごめんなさいよりも、応援が欲しい年頃なのデスッ!」",
"104000311_45": "「ごめんなさいより欲しい……?」",
"104000311_46": "「そう」",
"104000311_47": "「これは――ッ!」",
"104000311_48": "「翼です」",
"104000311_49": "「エスカロン空港にてアルカ・ノイズの反応を検知したッ!\\n 現場にはマリアくんたちを向かわせているッ」",
"104000311_50": "「マリアさんたちは、LiNKERの効果時間内で\\n 決着させるつもりです」",
"104000311_51": "「了解です。都市部の病院に負傷者を搬送後、\\n わたしたちも救援に向かいます」"
{
"104000311_0": "ラストリゾート・後編",
"104000311_1": "(ソーニャ・ヴィレーナ……歌で世界を平和にしたいと\\n 考えていた、パパとママの賛同者……",
"104000311_2": "(小さなあたしにも優しくて、\\n 大好きだったソーニャお姉ちゃん……",
"104000311_3": "(だけどあの日、キャンプに持ち込まれた爆弾で……\\n パパとママはソーニャの不注意で……",
"104000311_4": "「あなたが私を許せないようにッ!\\n 私もあなたが許せないッ」",
"104000311_5": "「――ッ! さっきはああするしか――アルカ・ノイズの分解から\\n 救うには脚を吹っ飛ばすしかなかった。仕方なかったんだ……」",
"104000311_6": "「あなたの選択は、正しいのかもしれないッ!\\n だけどッ」",
"104000311_7": "(なんでこんなにモヤるんだッ!\\n あたしの選択ってばどうしていつもいつも……",
"104000311_8": "「……クリスちゃん……」",
"104000311_9": "「クリスとは、あの混乱に話も出来ずにはぐれてしまった……。\\n だから、こんな形で再会したくなかった……」",
"104000311_10": "「遥か昔……フィーネが残した異端技術の断片を<ruby=しゅうれん>収斂</ruby>させ、独自に\\n 錬金術を編み出してきた私たち、パヴァリア光明結社……」",
"104000311_11": "「だからこそ、異端技術を独占し、\\n 優位を保とうとするフィーネとの激突は避けられず――」",
"104000311_12": "「統制局長アダムは、\\n 神の力を形とする計画を進めていたのだけど……」",
"104000311_13": "「要たるティキを失った光明結社は、\\n 歴史の裏側からも追い立てられてしまう」",
"104000311_14": "「四百年の時を経て、フィーネは消滅した。そして米国政府を\\n 失墜させた私たちは……ついに回天の機会を手繰り寄せた」",
"104000311_15": "「あとはこのお人形をお持ち帰りすれば目的達成っていうワケダ」",
"104000311_16": "「それはそれで面白くないわ」",
"104000311_17": "「天体運行観測機であるティキの奪還は、結社の計画遂行に\\n 不可欠。何より――」",
"104000311_18": "「この星に、正しく人の歴史を紡ぐために必要なワケダ。\\n そうだよね サンジェルマン」",
"104000311_19": "「人は誰も支配されるべきではないわ」",
"104000311_20": "「じゃあ、ティキの回収はサンジェルマンにお任せして、\\n あーしはほっぺたのお礼参りにでもしゃれこもうかしら」",
"104000311_21": "「ラピスの完成を前にして、シンフォギア装者との決着を\\n 求めるつもり」",
"104000311_22": "「勝手な行動をするワケダ」",
"104000311_23": "「ヨナルデパズトーリがあれば、造作もないことでしょ」",
"104000311_24": "「今までさんざっぱら嘘をついてきたからね。\\n せめてこれからは、自分の心には嘘をつきたくないの」",
"104000311_25": "「観測任務より帰還しました」",
"104000311_26": "「ご苦労だった」",
"104000311_27": "「やっぱり本部が一番だ。安心できる」",
"104000311_28": "「だが今夜はまだ、眠れそうにないぞ」",
"104000311_29": "「ええ。死ぬ思いをして手に入れたデータサンプルも\\n ありますしね。そのつもりです」",
"104000311_30": "「それにつけても、無敵の怪物の出現か……パヴァリア光明結社を\\n 表舞台に引きずり出せたものの、一筋縄ではいかないようだ」",
"104000311_31": "「心配ない」",
"104000311_32": "「そうデス。次があれば、必ず――」",
"104000311_33": "「――ッ……」",
"104000311_34": "「ごめんなさい……LiNKERが充分に揃っていれば\\n 次の機会なんていくらでも作れるのに……」",
"104000311_35": "「いや、そういうつもりじゃなくてデスね……」",
"104000311_36": "「やっぱり……ボクにレシピの解析は――」",
"104000311_37": "「むに」",
"104000311_38": "「な、何をするんですか?」",
"104000311_39": "「何って、なんでも無理に背負い込んで、落ち込んじゃう誰かさんの\\n 頬を引っ張ってるのよ」",
"104000311_40": "「や、やめてください――」",
"104000311_41": "「ボロボロで帰還しても、まだ負けたとは思ってない」",
"104000311_42": "「誰も悪くないんだから、エルフナインが謝る必要はないわ」",
"104000311_43": "「そうね。わたしたちはまだ諦めてないもの」",
"104000311_44": "「ごめんなさいよりも、応援が欲しい年頃なのデスッ!」",
"104000311_45": "「ごめんなさいより欲しい……?」",
"104000311_46": "「そう」",
"104000311_47": "「これは――ッ!」",
"104000311_48": "「翼です」",
"104000311_49": "「エスカロン空港にてアルカ・ノイズの反応を検知したッ!\\n 現場にはマリアくんたちを向かわせているッ」",
"104000311_50": "「マリアさんたちは、LiNKERの効果時間内で\\n 決着させるつもりです」",
"104000311_51": "「了解です。都市部の病院に負傷者を搬送後、\\n わたしたちも救援に向かいます」"
}

View file

@ -1,23 +1,23 @@
{
"104000321_0": "「こいつら味方じゃなかったのかッ!?」",
"104000321_1": "「そんな見た目じゃな――うわああああああッ!」",
"104000321_2": "「ぐおおおお――ッ!」",
"104000321_3": "「派手に暴れて、装者たちを引き摺り出すワケダ」",
"104000321_4": "「あら、手伝ってくれるの?」",
"104000321_5": "「わたしは楽しいこと優先。ティキの回収はサンジェルマンに\\n 押し付けたワケダ」",
"104000321_6": "「待ち人来たりッ!」",
"104000321_7": "「Seilien coffin airget-lamh tron」",
"104000321_8": "「時間が無いわッ! 一気に片付けましょう」",
"104000321_9": "「デスッ!」",
"104000321_10": "「LiNKERの効果が残っているうちに――ッ」",
"104000321_11": "「のっけからおっぴろげなワケダ。ならば早速――」",
"104000321_12": "「早速捕まえたデスッ!」",
"104000321_13": "「もう~、何やってるのよッ!?」",
"104000321_14": "「アガートラーム、シュルシャガナ、イガリマ、敵と交戦ッ!」",
"104000321_15": "「適合係数、安定しています」",
"104000321_16": "「みなさん……」",
"104000321_17": "「今度はこっちで、無敵のヨナルデパズトーリを――」",
"104000321_18": "「はああああああ――ッ!」",
"104000321_19": "「攻撃の無効化……鉄壁の防御。\\n だけどあなたは、無敵じゃない」",
"104000321_20": "「繰り出す手数であの怪物の召喚さえ抑えてしまえば――ッ!」"
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"104000321_0": "「こいつら味方じゃなかったのかッ!?」",
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@ -1,14 +1,14 @@
{
"104000341_0": "「適合係数急激に低下ッ!\\n まもなくLiNKERの有効時間を超過しますッ」",
"104000341_1": "「司令ッ!」",
"104000341_2": "「シュルシャガナとイガリマの交戦地点に、滑走中の――」",
"104000341_3": "「航空機だとッ!?」",
"104000341_4": "「人がッ!? わりと可愛い子たちがッ!」",
"104000341_5": "「構うなッ! 止まったら、こっちが死ぬんだぞッ!」",
"104000341_6": "「調ッ!」",
"104000341_7": "「切ちゃんの、思う所は、お見通しッ!」",
"104000341_8": "「行きなさいッ! 後はわたしに任せてッ!」",
"104000341_9": "「了解デスッ!」",
"104000341_10": "「あの2人でどうにかなると思ってるワケダ」",
"104000341_11": "「でもこの2人をどうにかできるかしら?」"
{
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@ -1,49 +1,49 @@
{
"104000352_0": "「諦めない心……」",
"104000352_1": "「――ッ!? あれは――ッ!」",
"104000352_2": "(今マリアさんのアガートラームに見えた青い光――\\n もしかしたら――",
"104000352_3": "「みなさんッ!」",
"104000352_4": "「もう一瞬だけ踏み止まってくださいッ!\\n その一瞬は、ボクがきっと永遠にしてみせますッ」",
"104000352_5": "「ボクもまだ、LiNKERのレシピ解析を諦めていませんッ\\n だからッ」",
"104000352_6": "「――諦めないでッ!」",
"104000352_7": "「くううううううう――ッ!」",
"104000352_8": "「あと少し――デスッ!」",
"104000352_9": "「2人なら、絶対――ッ!」",
"104000352_10": "「いっけええええええええ――ッ!」",
"104000352_11": "「はあ、はあ……調、やったデスッ!」",
"104000352_12": "「うん、切ちゃんッ!」",
"104000352_13": "(よくやったわ、調、切歌……\\n わたしも負けられないわねッ",
"104000352_14": "「ああああああああ――ッ!」",
"104000352_15": "「なッ!? 何よそれ~ッ!」",
"104000352_16": "「大技でくるワケダッ!」",
"104000352_17": "「……さすがです、みなさん……」",
"104000352_18": "「はあ、はあ、はあ……」",
"104000352_19": "「チッチッチ……」",
"104000352_20": "「まだ、戦えるのデスかッ!?」",
"104000352_21": "「だけど、こっちはもう……」",
"104000352_22": "「おいでませッ! 無敵のヨナルデパズトーリッ!」",
"104000352_23": "「時限式では、ここまでなの……?」",
"104000352_24": "「おおおおおおおおおおおッ!」",
"104000352_25": "「フ……効かないワケダ」",
"104000352_26": "「にょほ?」",
"104000352_27": "「それでも無理を貫けばッ!」",
"104000352_28": "「道理なんてぶち抜けるデスッ!」",
"104000352_29": "「はああああああああッ!」",
"104000352_30": "「どういうワケダッ!?」",
"104000352_31": "「もう~、無敵はどこにいったのよッ!」",
"104000352_32": "「だけど、わたしはここにいるッ!」",
"104000352_33": "「そこまでだッ! パヴァリア光明結社ッ!」",
"104000352_34": "「こちとら虫の居所が悪くてねッ!\\n 抵抗するなら容赦はできないからなッ」",
"104000352_35": "「生意気に~、踏んづけてやるわ」",
"104000352_36": "「サンジェルマンッ!?」",
"104000352_37": "「派手にやっていたようね。カリオストロ、プレラーティ。\\n そして――」",
"104000352_38": "「フィーネの残滓……シンフォギアッ! \\n だけどその力では、人類を未来に解き放つことはできないッ」",
"104000352_39": "「フィーネを知っている?\\n それに人類を解き放つって……」",
"104000352_40": "「まるで、了子さんと同じ……。\\n バラルの呪詛から解放するってことッ」",
"104000352_41": "「まさか、それがお前たちの目的なのかッ!?」",
"104000352_42": "「カリオストロ、プレラーティ……ここは退くわよ」",
"104000352_43": "「ヨナルデパズトーリがやられたものね……」",
"104000352_44": "「態勢を立て直すワケダ」",
"104000352_45": "「未来を、人の手に取り戻す為、私たちは時間も命も\\n 費やしてきた。この歩みは誰にも止めさせやしない」",
"104000352_46": "「未来を人の手に――って待ってッ!」"
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@ -1,57 +1,57 @@
{
"104000411_0": "歯車が描くホロスコープ",
"104000411_1": "「はい、それでは夏休みの課題を回収します。\\n みなさん、後ろから集めてください」",
"104000411_2": "「え、えっと……先生、あのー」",
"104000411_3": "「なんですか立花さん? まさか、課題をやってこなかった、\\n なんてことはないでしょうね」",
"104000411_4": "「そ、そのまさかです……」",
"104000411_5": "「――立花さんッ!\\n あなたという人はいつもいつも――ッ」",
"104000411_6": "「すみませんごめんなさいッ!\\n も、もう少しだけ、お願いしますッ」",
"104000411_7": "「はあ……響ったら……」",
"104000411_8": "「二学期になってもビッキーはビッキーだね」",
"104000411_9": "「なんだか安心しました」",
"104000411_10": "「さすが、期待を裏切らないわよねー」",
"104000411_11": "「……今回は、ちょっと可哀想なんだけどね」",
"104000411_12": "S.O.N.G.の任務で忙しかったみたいだし……)",
"104000411_13": "「大変だったのね……急に飛び出していったと思ったら……。\\n 地球の反対側で、そんなことが……」",
"104000411_14": "「うん……そこでまた、錬金術師に出会ったんだ……。\\n それで――」",
"104000411_15": "「……そうなんだ。目的が了子さんと同じだとしたら……」",
"104000411_16": "「そうしなければならない理由があるのかもしれない……」",
"104000411_17": "「だけど、そのためにたくさんの人を傷つけていいなんてことには\\n ならないよ……」",
"104000411_18": "(それに、クリスちゃん……大丈夫なのかな。\\n あんなこともあって……",
"104000411_19": "「はあ……」",
"104000411_20": "「……響。他にも何か心配事があるんじゃない?」",
"104000411_21": "「えッ!? あ、うん。つ、翼さんとマリアさんが現地に残って、\\n 調査を続けることになったんだ」",
"104000411_22": "「リディアンの始業式には戻るとも言ってたから、\\n もう帰ってくるはずなんだけど……」",
"104000411_23": "「――ねぇ未来。ちょっと聞いてくれるかな」",
"104000411_24": "「ティキは……惑星の運行を星図と記録するために造られた\\n オートスコアラー……」",
"104000411_25": "「機密保護のために休眠状態となっていても、アンティキティラの\\n 歯車により再起動し、ここに目覚めるッ」",
"104000411_26": "「……あ、ああッ……」",
"104000411_27": "「……ふぅ」",
"104000411_28": "「久しぶりね、ティキ…」",
"104000411_29": "「……サンジェルマン? ああ……四百年近く経過しても、\\n サンジェルマンはサンジェルマンのままなのね」",
"104000411_30": "「そうよ。時は移ろうとも何も変わってないわ」",
"104000411_31": "「つまり、今もまだ人類を支配の軛から解き放つためとか\\n ナントカ、辛気臭いことを繰り返しているのねッ」",
"104000411_32": "「よかった、元気そうでッ!」",
"104000411_33": "「……お前も変わらないのね、ティキ……」",
"104000411_34": "「ん? ううん? ところでアダムは?\\n 大好きなアダムがいないと、あたしはあたしでいられないッ」",
"104000411_35": "「局長……」",
"104000411_36": "「えッ!? それ何ッ!?\\n もしかしてアダムと繋がってるのッ」",
"104000411_37": "「アダム……いるの?」",
"104000411_38": "「久しぶりに聞いたよ、その声を」",
"104000411_39": "「やっぱりアダムだッ! あたしだよッ!\\n アダムのためならなんでもできるティキだよッ」",
"104000411_40": "「かしましいな……相変わらず。\\n だけど、あとにしようか、積もる話は」",
"104000411_41": "「アダムのいけずッ! つれないんだからッ!\\n そんなところも好きだけどねッ んッ」",
"104000411_42": "「申し訳ありません局長……神の力の構成実験には\\n 成功しましたが、維持にかなわず喪失してしまいました」",
"104000411_43": "「やはり忌々しいものだな……フィーネの忘れ形見、\\n シンフォギア……」",
"104000411_44": "「疑似神とも言わしめる、不可逆の無敵性を覆す一撃、\\n そのメカニズムの解明に時間を割く必要がありますが……」",
"104000411_45": "「無用だよ。理由の解明は。シンプルに壊せば解決だ。\\n シンフォギアをね」",
"104000411_46": "「……了解です。カリオストロとプレラーティが先行して\\n 討伐作戦を進めています。私も急ぎ合流します」",
"104000411_47": "「当機はまもなく着陸態勢に入ります。\\n 安全のためシートベルトの着用をお願い――」",
"104000411_48": "「――何ッ!?」",
"104000411_49": "「アルカ・ノイズッ!」",
"104000411_50": "「着陸直前の無防備な瞬間を狙われるなんて」",
"104000411_51": "「日本まで追って来たということか……」",
"104000411_52": "「ケースがッ!?」",
"104000411_53": "「おおおおおおおおおおッ!」",
"104000411_54": "「Imyuteus amenohabakiri tron」"
{
"104000411_0": "歯車が描くホロスコープ",
"104000411_1": "「はい、それでは夏休みの課題を回収します。\\n みなさん、後ろから集めてください」",
"104000411_2": "「え、えっと……先生、あのー」",
"104000411_3": "「なんですか立花さん? まさか、課題をやってこなかった、\\n なんてことはないでしょうね」",
"104000411_4": "「そ、そのまさかです……」",
"104000411_5": "「――立花さんッ!\\n あなたという人はいつもいつも――ッ」",
"104000411_6": "「すみませんごめんなさいッ!\\n も、もう少しだけ、お願いしますッ」",
"104000411_7": "「はあ……響ったら……」",
"104000411_8": "「二学期になってもビッキーはビッキーだね」",
"104000411_9": "「なんだか安心しました」",
"104000411_10": "「さすが、期待を裏切らないわよねー」",
"104000411_11": "「……今回は、ちょっと可哀想なんだけどね」",
"104000411_12": "S.O.N.G.の任務で忙しかったみたいだし……)",
"104000411_13": "「大変だったのね……急に飛び出していったと思ったら……。\\n 地球の反対側で、そんなことが……」",
"104000411_14": "「うん……そこでまた、錬金術師に出会ったんだ……。\\n それで――」",
"104000411_15": "「……そうなんだ。目的が了子さんと同じだとしたら……」",
"104000411_16": "「そうしなければならない理由があるのかもしれない……」",
"104000411_17": "「だけど、そのためにたくさんの人を傷つけていいなんてことには\\n ならないよ……」",
"104000411_18": "(それに、クリスちゃん……大丈夫なのかな。\\n あんなこともあって……",
"104000411_19": "「はあ……」",
"104000411_20": "「……響。他にも何か心配事があるんじゃない?」",
"104000411_21": "「えッ!? あ、うん。つ、翼さんとマリアさんが現地に残って、\\n 調査を続けることになったんだ」",
"104000411_22": "「リディアンの始業式には戻るとも言ってたから、\\n もう帰ってくるはずなんだけど……」",
"104000411_23": "「――ねぇ未来。ちょっと聞いてくれるかな」",
"104000411_24": "「ティキは……惑星の運行を星図と記録するために造られた\\n オートスコアラー……」",
"104000411_25": "「機密保護のために休眠状態となっていても、アンティキティラの\\n 歯車により再起動し、ここに目覚めるッ」",
"104000411_26": "「……あ、ああッ……」",
"104000411_27": "「……ふぅ」",
"104000411_28": "「久しぶりね、ティキ…」",
"104000411_29": "「……サンジェルマン? ああ……四百年近く経過しても、\\n サンジェルマンはサンジェルマンのままなのね」",
"104000411_30": "「そうよ。時は移ろうとも何も変わってないわ」",
"104000411_31": "「つまり、今もまだ人類を支配の軛から解き放つためとか\\n ナントカ、辛気臭いことを繰り返しているのねッ」",
"104000411_32": "「よかった、元気そうでッ!」",
"104000411_33": "「……お前も変わらないのね、ティキ……」",
"104000411_34": "「ん? ううん? ところでアダムは?\\n 大好きなアダムがいないと、あたしはあたしでいられないッ」",
"104000411_35": "「局長……」",
"104000411_36": "「えッ!? それ何ッ!?\\n もしかしてアダムと繋がってるのッ」",
"104000411_37": "「アダム……いるの?」",
"104000411_38": "「久しぶりに聞いたよ、その声を」",
"104000411_39": "「やっぱりアダムだッ! あたしだよッ!\\n アダムのためならなんでもできるティキだよッ」",
"104000411_40": "「かしましいな……相変わらず。\\n だけど、あとにしようか、積もる話は」",
"104000411_41": "「アダムのいけずッ! つれないんだからッ!\\n そんなところも好きだけどねッ んッ」",
"104000411_42": "「申し訳ありません局長……神の力の構成実験には\\n 成功しましたが、維持にかなわず喪失してしまいました」",
"104000411_43": "「やはり忌々しいものだな……フィーネの忘れ形見、\\n シンフォギア……」",
"104000411_44": "「疑似神とも言わしめる、不可逆の無敵性を覆す一撃、\\n そのメカニズムの解明に時間を割く必要がありますが……」",
"104000411_45": "「無用だよ。理由の解明は。シンプルに壊せば解決だ。\\n シンフォギアをね」",
"104000411_46": "「……了解です。カリオストロとプレラーティが先行して\\n 討伐作戦を進めています。私も急ぎ合流します」",
"104000411_47": "「当機はまもなく着陸態勢に入ります。\\n 安全のためシートベルトの着用をお願い――」",
"104000411_48": "「――何ッ!?」",
"104000411_49": "「アルカ・ノイズッ!」",
"104000411_50": "「着陸直前の無防備な瞬間を狙われるなんて」",
"104000411_51": "「日本まで追って来たということか……」",
"104000411_52": "「ケースがッ!?」",
"104000411_53": "「おおおおおおおおおおッ!」",
"104000411_54": "「Imyuteus amenohabakiri tron」"
}

View file

@ -1,24 +1,24 @@
{
"104000412_0": "「うふふ、命中命中ッ!\\n さて、攻撃の第二弾三弾といきましょうかッ」",
"104000412_1": "「出迎えの花火は派手で大きいほど喜ばれるワケダねッ!」",
"104000412_2": "「特別機206便、反応途絶ッ!」",
"104000412_3": "「翼さん、マリアさんの脱出を確認ッ!\\n ですが――」",
"104000412_4": "「このままでは海面に叩きつけられてしまいますッ!」",
"104000412_5": "「翼ッ!\\n マリアくんをキャッチし、着水時の衝撃に備えるんだッ」",
"104000412_6": "「そうはさせないワケダッ!」",
"104000412_7": "「畳み掛けちゃうんだからッ!」",
"104000412_8": "「――翼ッ!」",
"104000412_9": "(くッ――アルカ・ノイズがこっちにッ!)",
"104000412_10": "「マリアさんッ!」",
"104000412_11": "「加速してやりすごすんだッ!」",
"104000412_12": "「――ッ!」",
"104000412_13": "(翼――まだなのッ!)",
"104000412_14": "「――マリアッ!」",
"104000412_15": "「翼ッ!」",
"104000412_16": "「間一髪だったな……」",
"104000412_17": "「ええ。助かったわ」",
"104000412_18": "「手厚い歓迎を受けてしまったわね」",
"104000412_19": "「果たして、連中の狙いはわたしたち装者か?\\n それとも……」",
"104000412_20": "「さすがにしぶといワケダ」",
"104000412_21": "「癪だけど、続きはサンジェルマンが合流してからね」"
{
"104000412_0": "「うふふ、命中命中ッ!\\n さて、攻撃の第二弾三弾といきましょうかッ」",
"104000412_1": "「出迎えの花火は派手で大きいほど喜ばれるワケダねッ!」",
"104000412_2": "「特別機206便、反応途絶ッ!」",
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"104000412_4": "「このままでは海面に叩きつけられてしまいますッ!」",
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@ -1,53 +1,53 @@
{
"104000421_0": "「先輩ッ!」",
"104000421_1": "「翼さんッ!」",
"104000421_2": "「マリアッ!」",
"104000421_3": "「デス、デス、デースッ!」",
"104000421_4": "「大騒ぎしなくても大丈夫。バルベルデ政府が保有していた\\n 資料はこの通りピンシャンしてるわよ」",
"104000421_5": "「そうじゃなくてッ! 敵に襲われたんですよね?\\n 本当に無事で良かった」",
"104000421_6": "「帰国早々、心配かけてすまない。\\n 気遣ってくれてありがとう」",
"104000421_7": "「だが、安心してばかりじゃいられないのが現状だ。\\n これを見てほしい」",
"104000421_8": "「これは……?」",
"104000421_9": "「私たちがバルベルデ政府の秘密施設に潜入した際に\\n 記録した、人形の映像よ」",
"104000421_10": "「もしか……オートスコアラー?」",
"104000421_11": "「前大戦時、ドイツは化石燃料に代替するエネルギーとして\\n 多くの聖遺物を蒐集したという」",
"104000421_12": "「その幾つかは、研究目的で当時の同盟国である日本にも\\n 持ち込まれたのだが……」",
"104000421_13": "「わたしの纏うガングニール……」",
"104000421_14": "「それに、ネフシュタンの鎧や雪音のイチイバルも、\\n そうであったと――」",
"104000421_15": "「戦後に亡命したドイツ高官の手により、\\n 南米にも多くの聖遺物が渡ったとされています」",
"104000421_16": "「おそらくはこの人形も、そうした経緯でバルベルデに\\n 辿り着いたものだと推察されます」",
"104000421_17": "「全てを明らかにするには、このバルベルデ政府が保有していた\\n 機密資料を解析するしかありません」",
"104000421_18": "「翼とマリアくんが襲われたことから、パヴァリア光明結社の\\n 錬金術師が日本に潜入していることは明らかだ」",
"104000421_19": "「くれぐれも注意を怠らないでほしい」",
"104000421_20": "「未来ーッ! お待たせッ!」",
"104000421_21": "「翼さんたち、大丈夫だった?」",
"104000421_22": "「うんッ! 2人とも元気で安心したよ」",
"104000421_23": "「それなら良かった。あ、響。少し寄り道していかない?\\n 今朝の話の続きも聞きたいし……」",
"104000421_24": "「うん、そうしようか」",
"104000421_25": "「それで、話の続きを聞かせて?」",
"104000421_26": "「うん。バルベルデでのこと話したでしょ?」",
"104000421_27": "「クリスが……その、民間人の男の子を助けるために\\n 撃ったって話だよね……」",
"104000421_28": "「うん……それが、昔の知り合いの人の弟だったみたいで……」",
"104000421_29": "「その人と最悪なタイミングの再会になっちゃって、\\n クリスちゃんあれからずっと落ち込んでるみたいなんだ」",
"104000421_30": "「だから、なんとか元気づけてあげたいんだけど――」",
"104000421_31": "「大きなお世話だ」",
"104000421_32": "「うええッ!?」",
"104000421_33": "「その言い草はないだろう、雪音。2人はお前を案じているんだ」",
"104000421_34": "「ええッ!? 翼さんもいるッ!?」",
"104000421_35": "「わたしたちだけでなく、皆、雪音のことを心配している」",
"104000421_36": "「分かってるッ! けどほっといてくれ。あたしなら大丈夫だ」",
"104000421_37": "「ステファンのことはああするしかなかったし、\\n 同じ状況になればあたしは何度でも同じ選択をする」",
"104000421_38": "「……それが雪音にとっての『正義の選択』というわけか」",
"104000421_39": "「ああ……」",
"104000421_40": "「正義の、選択……?」",
"104000421_41": "「……そういや、お前。\\n まだ夏休みの宿題を提出してないらしいな」",
"104000421_42": "「ぎょッ!?」",
"104000421_43": "「そうだった。どうしよう、未来ー」",
"104000421_44": "「頑張るしかないわね。誕生日までに終わらせないと」",
"104000421_45": "「立花の誕生日は近いのか?」",
"104000421_46": "「はい、13日です」",
"104000421_47": "「へー。あと2週間もないじゃねぇか。\\n このままだと誕生日も宿題に追われる――」",
"104000421_48": "「――はい、響です」",
"104000421_49": "「アルカ・ノイズが現れたッ! 位置は第19区域、北西Aポイント。\\n そこから近いはずだ。急行してくれッ」",
"104000421_50": "「Balwisyall Nescell gungnir tron」"
{
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"104000421_18": "「翼とマリアくんが襲われたことから、パヴァリア光明結社の\\n 錬金術師が日本に潜入していることは明らかだ」",
"104000421_19": "「くれぐれも注意を怠らないでほしい」",
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"104000421_21": "「翼さんたち、大丈夫だった?」",
"104000421_22": "「うんッ! 2人とも元気で安心したよ」",
"104000421_23": "「それなら良かった。あ、響。少し寄り道していかない?\\n 今朝の話の続きも聞きたいし……」",
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"104000421_27": "「クリスが……その、民間人の男の子を助けるために\\n 撃ったって話だよね……」",
"104000421_28": "「うん……それが、昔の知り合いの人の弟だったみたいで……」",
"104000421_29": "「その人と最悪なタイミングの再会になっちゃって、\\n クリスちゃんあれからずっと落ち込んでるみたいなんだ」",
"104000421_30": "「だから、なんとか元気づけてあげたいんだけど――」",
"104000421_31": "「大きなお世話だ」",
"104000421_32": "「うええッ!?」",
"104000421_33": "「その言い草はないだろう、雪音。2人はお前を案じているんだ」",
"104000421_34": "「ええッ!? 翼さんもいるッ!?」",
"104000421_35": "「わたしたちだけでなく、皆、雪音のことを心配している」",
"104000421_36": "「分かってるッ! けどほっといてくれ。あたしなら大丈夫だ」",
"104000421_37": "「ステファンのことはああするしかなかったし、\\n 同じ状況になればあたしは何度でも同じ選択をする」",
"104000421_38": "「……それが雪音にとっての『正義の選択』というわけか」",
"104000421_39": "「ああ……」",
"104000421_40": "「正義の、選択……?」",
"104000421_41": "「……そういや、お前。\\n まだ夏休みの宿題を提出してないらしいな」",
"104000421_42": "「ぎょッ!?」",
"104000421_43": "「そうだった。どうしよう、未来ー」",
"104000421_44": "「頑張るしかないわね。誕生日までに終わらせないと」",
"104000421_45": "「立花の誕生日は近いのか?」",
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}

View file

@ -1,15 +1,15 @@
{
"104000422_0": "「ようやく到着というワケダ」",
"104000422_1": "「首尾は?」",
"104000422_2": "「まだ誘い出したところよ」",
"104000422_3": "「試作に終わった、機能特化型の使い時――」",
"104000422_4": "「その力、見せてもらいましょう」",
"104000422_5": "「あれは、アルカ・ノイズか?」",
"104000422_6": "「新手のおでましみたいだなッ!」",
"104000422_7": "「――ッ!?」",
"104000422_8": "「大型のアルカ・ノイズを確認」",
"104000422_9": "「消えただとぉッ!?」",
"104000422_10": "「装者たちの映像を捉えられませんッ!」",
"104000422_11": "「ギア搭載の集音器より、かろうじて音声を拾えますッ!」",
"104000422_12": "「空間を閉じてしまう、アルカ・ノイズ……」"
{
"104000422_0": "「ようやく到着というワケダ」",
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}

View file

@ -1,22 +1,22 @@
{
"104000431_0": "「さっきまで街中だったのに……」",
"104000431_1": "「――はッ!」",
"104000431_2": "「馬鹿なッ!」",
"104000431_3": "「攻撃がッ!」",
"104000431_4": "「全部通らねーのかッ!?」",
"104000431_5": "「まさかAnti_LiNKER\\n でも、いったい誰が――」",
"104000431_6": "「いえ、各装者の適合係数に低減は見られませんッ!」",
"104000431_7": "「つまり、こちらの攻撃力を下げることなく、\\n 守りを固めているのだな」",
"104000431_8": "「3人とも、聞こえるかッ!?」",
"104000431_9": "「おっさんッ! どうなってやがるッ!」",
"104000431_10": "「そこはアルカ・ノイズが作りだした、\\n 亜空間の檻の中とみて間違いないッ」",
"104000431_11": "「亜空間の檻……ですか?」",
"104000431_12": "「そこでは、アルカ・ノイズの位相差障壁がフラクタルに変化し、\\n インパクトによる調律が阻害されています」",
"104000431_13": "「ギアの出力が下がったように思えるのはその為ですッ!」",
"104000431_14": "「だったら。ドカンとパワーを底上げてぶち抜けばッ!」",
"104000431_15": "「呪いの剣……抜きどころだッ!」",
"104000431_16": "「イグナイトモジュール、抜剣ッ!」",
"104000431_17": "「はあああああ――ッ!」",
"104000431_18": "「イグナイトの力でなら、守りを抉じ開けられるッ!\\n だが――」",
"104000431_19": "「こいつらに限りはあんのかッ!?」"
{
"104000431_0": "「さっきまで街中だったのに……」",
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"104000431_6": "「いえ、各装者の適合係数に低減は見られませんッ!」",
"104000431_7": "「つまり、こちらの攻撃力を下げることなく、\\n 守りを固めているのだな」",
"104000431_8": "「3人とも、聞こえるかッ!?」",
"104000431_9": "「おっさんッ! どうなってやがるッ!」",
"104000431_10": "「そこはアルカ・ノイズが作りだした、\\n 亜空間の檻の中とみて間違いないッ」",
"104000431_11": "「亜空間の檻……ですか?」",
"104000431_12": "「そこでは、アルカ・ノイズの位相差障壁がフラクタルに変化し、\\n インパクトによる調律が阻害されています」",
"104000431_13": "「ギアの出力が下がったように思えるのはその為ですッ!」",
"104000431_14": "「だったら。ドカンとパワーを底上げてぶち抜けばッ!」",
"104000431_15": "「呪いの剣……抜きどころだッ!」",
"104000431_16": "「イグナイトモジュール、抜剣ッ!」",
"104000431_17": "「はあああああ――ッ!」",
"104000431_18": "「イグナイトの力でなら、守りを抉じ開けられるッ!\\n だが――」",
"104000431_19": "「こいつらに限りはあんのかッ!?」"
}

View file

@ -1,22 +1,22 @@
{
"104000441_0": "「抜剣した以上、カウントオーバーはギアの機能停止ッ!\\n 立ち止まるなッ」",
"104000441_1": "「何もできないもどかしさ……」",
"104000441_2": "「黙って見るばかりなんて嫌デスよッ!」",
"104000441_3": "「ボクがLiNKERの研究に手間取っているから……。\\n でも――」",
"104000441_4": "(何か……ボクにも何かできるはず……ッ!)",
"104000441_5": "(位相差障壁を亜空間の檻に、そして強固な鎧と使いこなす\\n 新型アルカ・イズ……",
"104000441_6": "(出現した時に観測したフィールドの形状は半球……ハッ!?)",
"104000441_7": "「みなさんッ! そこから空間の中心地点を探れますかッ!?」",
"104000441_8": "「こちらで観測した空間の形状は半球ッ! であれば、\\n 制御器官は中心にある可能性が高いと思われますッ」",
"104000441_9": "「おおおおおおおおおッ!」",
"104000441_10": "「クリスちゃんッ!? 闇雲に撃っても――」",
"104000441_11": "「唄い続けろッ!\\n バラ撒いたのはマイクユニットと連動するスピーカーだッ」",
"104000441_12": "「空間内に反響する歌声をギアで拾うんだッ!」",
"104000441_13": "「そうかッ! ソナーの要領で、わたしたちの位置と\\n 空間内の形状を把握できればッ」",
"104000441_14": "「おおおお――ッ!」",
"104000441_15": "(……違う、中心はこっちじゃない。\\n この聴こえ方であたしらの歌が重なる場所は――",
"104000441_16": "「……そこだッ!」",
"104000441_17": "「見えたッ! でっかいのがいるッ!」",
"104000441_18": "「あれが、この空間を作り出しているアルカ・ノイズッ!」",
"104000441_19": "「それですッ! それを破壊してくださいッ!」"
{
"104000441_0": "「抜剣した以上、カウントオーバーはギアの機能停止ッ!\\n 立ち止まるなッ」",
"104000441_1": "「何もできないもどかしさ……」",
"104000441_2": "「黙って見るばかりなんて嫌デスよッ!」",
"104000441_3": "「ボクがLiNKERの研究に手間取っているから……。\\n でも――」",
"104000441_4": "(何か……ボクにも何かできるはず……ッ!)",
"104000441_5": "(位相差障壁を亜空間の檻に、そして強固な鎧と使いこなす\\n 新型アルカ・イズ……",
"104000441_6": "(出現した時に観測したフィールドの形状は半球……ハッ!?)",
"104000441_7": "「みなさんッ! そこから空間の中心地点を探れますかッ!?」",
"104000441_8": "「こちらで観測した空間の形状は半球ッ! であれば、\\n 制御器官は中心にある可能性が高いと思われますッ」",
"104000441_9": "「おおおおおおおおおッ!」",
"104000441_10": "「クリスちゃんッ!? 闇雲に撃っても――」",
"104000441_11": "「唄い続けろッ!\\n バラ撒いたのはマイクユニットと連動するスピーカーだッ」",
"104000441_12": "「空間内に反響する歌声をギアで拾うんだッ!」",
"104000441_13": "「そうかッ! ソナーの要領で、わたしたちの位置と\\n 空間内の形状を把握できればッ」",
"104000441_14": "「おおおお――ッ!」",
"104000441_15": "(……違う、中心はこっちじゃない。\\n この聴こえ方であたしらの歌が重なる場所は――",
"104000441_16": "「……そこだッ!」",
"104000441_17": "「見えたッ! でっかいのがいるッ!」",
"104000441_18": "「あれが、この空間を作り出しているアルカ・ノイズッ!」",
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}

View file

@ -1,18 +1,18 @@
{
"104000452_0": "「立花、乗れッ!\\n 勝機一瞬ッ この一撃に全てを懸けろッ」",
"104000452_1": "「はいッ!」",
"104000452_2": "「はあああああああ――ッ!」",
"104000452_3": "「戻った、戻れましたッ!」",
"104000452_4": "「ああ、そのようだな……」",
"104000452_5": "「どうやら、上手くいったみたいですね」",
"104000452_6": "「ああ……」",
"104000452_7": "「マリアさんッ!」",
"104000452_8": "「みなさんから貰った諦めない心は、ボクの中にもあります。\\n だからきっと、LiNKERを完成させてみせますッ」",
"104000452_9": "「待っているわ」",
"104000452_10": "「あーあ、あわよくば……と思ったけれど仕方ないわね。\\n でも、目的は果たせたわ」",
"104000452_11": "「ふーん、そんなに呑気でいいの?」",
"104000452_12": "「ティキ……アジトに残るように言ったはずよ」",
"104000452_13": "「だって~、アダムに会えるかと思って。でも怒らないで。\\n いいことが分かっちゃったのッ」",
"104000452_14": "「……何ッ!?」",
"104000452_15": "「なんとッ! ここは、あたしたちが神様にケンカ売るのに、\\n 具合が良さそうなところよ。これ以上ないってくらいにね」"
{
"104000452_0": "「立花、乗れッ!\\n 勝機一瞬ッ この一撃に全てを懸けろッ」",
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"104000452_3": "「戻った、戻れましたッ!」",
"104000452_4": "「ああ、そのようだな……」",
"104000452_5": "「どうやら、上手くいったみたいですね」",
"104000452_6": "「ああ……」",
"104000452_7": "「マリアさんッ!」",
"104000452_8": "「みなさんから貰った諦めない心は、ボクの中にもあります。\\n だからきっと、LiNKERを完成させてみせますッ」",
"104000452_9": "「待っているわ」",
"104000452_10": "「あーあ、あわよくば……と思ったけれど仕方ないわね。\\n でも、目的は果たせたわ」",
"104000452_11": "「ふーん、そんなに呑気でいいの?」",
"104000452_12": "「ティキ……アジトに残るように言ったはずよ」",
"104000452_13": "「だって~、アダムに会えるかと思って。でも怒らないで。\\n いいことが分かっちゃったのッ」",
"104000452_14": "「……何ッ!?」",
"104000452_15": "「なんとッ! ここは、あたしたちが神様にケンカ売るのに、\\n 具合が良さそうなところよ。これ以上ないってくらいにね」"
}

View file

@ -1,78 +1,78 @@
{
"104000511_0": "黄金錬成・前編",
"104000511_1": "「お母さんを助けてくださいッ!\\n ずっと熱が下がらなくて、すごく苦しそうで……」",
"104000511_2": "「お願いですッ!\\n 助けてッ お父さんッ」",
"104000511_3": "「奴隷が私にすり寄るなッ! 粉ふく虫の分際でッ!」",
"104000511_4": "「慰みを与えた女の落とし子だ。つけあがらせるな。\\n 奴隷根性を躾ておけッ」",
"104000511_5": "「……ごめん、お母さん。今日も食べ物を手に入れられなくて……。\\n でも一昨日のパンがまだ残ってるから――」",
"104000511_6": "「お母さん<speed=0.5></speed> お母さんッ<speed=2></speed>\\n ……お母…<speed=1>…</speed>さん?」",
"104000511_7": "「ラピス……。\\n 錬金の技術は、支配に満ちた世の理を正すために……」",
"104000511_8": "「はぁ~、退屈ったら退屈~、いいかげんアダムが来てくれない\\n と、あたし退屈に縊り殺されちゃうかもかもかも」",
"104000511_9": "「ねえ? サンジェルマンは?」",
"104000511_10": "「わたしたちのファウストローブの最終調整中なワケダ」",
"104000511_11": "「踊るキャロルのおかげで、随分と捗らせてもらったワケダ。\\n 後は……、どこに行こうとしているワケダ」",
"104000511_12": "「もしかしてもしかしたら、まさかの抜け駆けッ!?」",
"104000511_13": "「ファウストローブの完成まで待機できないワケダ?」",
"104000511_14": "「ローブ越しってのが、もどかしいのよね。\\n あの子たちは直接触れて組み敷きたいの」",
"104000511_15": "「直接触れたいって……まるで恋のような執心じゃないッ!」",
"104000511_16": "「ああ~ん、あたしもアダムに触れてみたいッ!\\n むしろさんざっぱら触れ倒されたいッ」",
"104000511_17": "「先の大戦末期、旧陸軍が大本営移設のために選んだここ\\n 松代には、特異災害対策機動部の前身となる非公開組織――」",
"104000511_18": "「――風鳴機関の本部も置かれていたのだ」",
"104000511_19": "「……風鳴機関……?」",
"104000511_20": "「資源や物資の乏しい日本の戦局を覆すべく、\\n 早くから聖遺物の研究が行われてきたと聞いている」",
"104000511_21": "「それが天羽々斬と、同盟国ドイツよりもたらされた、\\n ネフシュタンの鎧やイチイバル。そしてガングニール……」",
"104000511_22": "「バルベルデで入手した資料は、かつてドイツ軍が採用した\\n 方式で暗号化されていました」",
"104000511_23": "「そのため、ここに備わっている解読機にかける必要が\\n 出てきたのです」",
"104000511_24": "「暗号解読機の使用にあたり、最高レベルの警備体制を\\n 周辺に敷くのは理解できます」",
"104000511_25": "「ですが……退去命令でこの地に暮らす人々に無理を強いる\\n というのは……」",
"104000511_26": "「護るべきは人ではなく国……」",
"104000511_27": "「人ではなく……?」",
"104000511_28": "「……少なくとも『鎌倉』の意志はそういうことらしい」",
"104000511_29": "「難度の高い複雑な暗号だ。\\n その解析には、それなりの時間を要するだろう――翼ッ」",
"104000511_30": "「ブリーフィング後、雪音、立花を伴って周辺地区に待機。\\n 警戒任務にあたります」",
"104000511_31": "「うむ」",
"104000511_32": "「あの……わたしたちは何をすれば……」",
"104000511_33": "「9時方向異常なし」",
"104000511_34": "「12時方向も異常―<speed=0.5>―</speed>あああああッ!」",
"104000511_35": "「あそこにいるデスッ! 252ッ!\\n れっつらごーデスッ」",
"104000511_36": "「真似してみたいのは分かるけど、切ちゃん、それは――」",
"104000511_37": "「早くここから離れて――って<speed=0.5>、</speed>怖ッ!\\n 人じゃないデスよッ」",
"104000511_38": "「最近の案山子はよくできてるから……」",
"104000511_39": "「LiNKERの補助が無いわたしたちにできる仕事は、\\n このくらい……」",
"104000511_40": "「今は、住民が残っているかを全力で見回るのデスッ!」",
"104000511_41": "「でも、力みすぎて空回りしてるわよ?」",
"104000511_42": "「……正直、何かやってないと、\\n 焦ってワチャワチャするデスよ……」",
"104000511_43": "「うん……」",
"104000511_44": "「にゃッ、にゃッ!\\n よしッ 任務再開するデースッ」",
"104000511_45": "「あッ!?」",
"104000511_46": "「切ちゃん、後ろ……」",
"104000511_47": "「わあッ!?」",
"104000511_48": "「大丈夫ですか?」",
"104000511_49": "「ごめんなさいデスッ!」",
"104000511_50": "「いやいや、こっちこそすまないねぇ」",
"104000511_51": "「政府からの退去指示が出ています。\\n 急いでここを離れてください」",
"104000511_52": "「はいはい。そうじゃね。\\n けどトマトが最後の収穫の時期を迎えていてねぇ」",
"104000511_53": "「わあ……」",
"104000511_54": "「美味しそうデスッ!」",
"104000511_55": "「美味しいよぉ。食べてごらん」",
"104000511_56": "「あーんッ<speed=1></speed> んーッ! 美味しいデスッ!?\\n 調も食べるデスよッ」",
"104000511_57": "「いただきます。あむ……ホントだ。\\n 近所のスーパーのとは違う……」",
"104000511_58": "「そうじゃろう?\\n 丹精込めて育てたトマトじゃからなぁ」",
"104000511_59": "「……あ、あのね、お母さん……」",
"104000511_60": "「きゃは~ん♪ 見ぃつけたッ!」",
"104000511_61": "「あれま『じゃない方』……。\\n いろいろ残念な三色団子ちゃんたちか」",
"104000511_62": "「三ッ!?」",
"104000511_63": "「色ッ!?」",
"104000511_64": "「団子とはどういうことデスかッ!」",
"104000511_65": "「見た感じよ。怒った? でも、ガッカリ団子三姉妹を相手に\\n してもねぇ。それとも、ギアを纏えるのかしら」",
"104000511_66": "「そんなに言うのなら」",
"104000511_67": "「目にモノ見せてやるデスよッ!」",
"104000511_68": "「挑発に乗らないッ!\\n 今日はわたしたちのできることを全力でやるんでしょうッ」",
"104000511_69": "「やっぱりお薬を使い切って戦えないのね。それならそれで――\\n 信号機が点滅する前に片付けてあげちゃうッ」",
"104000511_70": "「アルカ・ノイズの反応を検知ッ!」",
"104000511_71": "「――ッ!」",
"104000511_72": "「出現ポイント、S、数およそ」",
"104000511_73": "「了解ですッ! すぐに向かいますッ!」",
"104000511_74": "「あたしに任せなッ!\\n ――こっちの方が、近いからなッ」",
"104000511_75": "「Killiter Ichaival tron」"
{
"104000511_0": "黄金錬成・前編",
"104000511_1": "「お母さんを助けてくださいッ!\\n ずっと熱が下がらなくて、すごく苦しそうで……」",
"104000511_2": "「お願いですッ!\\n 助けてッ お父さんッ」",
"104000511_3": "「奴隷が私にすり寄るなッ! 粉ふく虫の分際でッ!」",
"104000511_4": "「慰みを与えた女の落とし子だ。つけあがらせるな。\\n 奴隷根性を躾ておけッ」",
"104000511_5": "「……ごめん、お母さん。今日も食べ物を手に入れられなくて……。\\n でも一昨日のパンがまだ残ってるから――」",
"104000511_6": "「お母さん<speed=0.5></speed> お母さんッ<speed=2></speed>\\n ……お母…<speed=1>…</speed>さん?」",
"104000511_7": "「ラピス……。\\n 錬金の技術は、支配に満ちた世の理を正すために……」",
"104000511_8": "「はぁ~、退屈ったら退屈~、いいかげんアダムが来てくれない\\n と、あたし退屈に縊り殺されちゃうかもかもかも」",
"104000511_9": "「ねえ? サンジェルマンは?」",
"104000511_10": "「わたしたちのファウストローブの最終調整中なワケダ」",
"104000511_11": "「踊るキャロルのおかげで、随分と捗らせてもらったワケダ。\\n 後は……、どこに行こうとしているワケダ」",
"104000511_12": "「もしかしてもしかしたら、まさかの抜け駆けッ!?」",
"104000511_13": "「ファウストローブの完成まで待機できないワケダ?」",
"104000511_14": "「ローブ越しってのが、もどかしいのよね。\\n あの子たちは直接触れて組み敷きたいの」",
"104000511_15": "「直接触れたいって……まるで恋のような執心じゃないッ!」",
"104000511_16": "「ああ~ん、あたしもアダムに触れてみたいッ!\\n むしろさんざっぱら触れ倒されたいッ」",
"104000511_17": "「先の大戦末期、旧陸軍が大本営移設のために選んだここ\\n 松代には、特異災害対策機動部の前身となる非公開組織――」",
"104000511_18": "「――風鳴機関の本部も置かれていたのだ」",
"104000511_19": "「……風鳴機関……?」",
"104000511_20": "「資源や物資の乏しい日本の戦局を覆すべく、\\n 早くから聖遺物の研究が行われてきたと聞いている」",
"104000511_21": "「それが天羽々斬と、同盟国ドイツよりもたらされた、\\n ネフシュタンの鎧やイチイバル。そしてガングニール……」",
"104000511_22": "「バルベルデで入手した資料は、かつてドイツ軍が採用した\\n 方式で暗号化されていました」",
"104000511_23": "「そのため、ここに備わっている解読機にかける必要が\\n 出てきたのです」",
"104000511_24": "「暗号解読機の使用にあたり、最高レベルの警備体制を\\n 周辺に敷くのは理解できます」",
"104000511_25": "「ですが……退去命令でこの地に暮らす人々に無理を強いる\\n というのは……」",
"104000511_26": "「護るべきは人ではなく国……」",
"104000511_27": "「人ではなく……?」",
"104000511_28": "「……少なくとも『鎌倉』の意志はそういうことらしい」",
"104000511_29": "「難度の高い複雑な暗号だ。\\n その解析には、それなりの時間を要するだろう――翼ッ」",
"104000511_30": "「ブリーフィング後、雪音、立花を伴って周辺地区に待機。\\n 警戒任務にあたります」",
"104000511_31": "「うむ」",
"104000511_32": "「あの……わたしたちは何をすれば……」",
"104000511_33": "「9時方向異常なし」",
"104000511_34": "「12時方向も異常―<speed=0.5>―</speed>あああああッ!」",
"104000511_35": "「あそこにいるデスッ! 252ッ!\\n れっつらごーデスッ」",
"104000511_36": "「真似してみたいのは分かるけど、切ちゃん、それは――」",
"104000511_37": "「早くここから離れて――って<speed=0.5>、</speed>怖ッ!\\n 人じゃないデスよッ」",
"104000511_38": "「最近の案山子はよくできてるから……」",
"104000511_39": "「LiNKERの補助が無いわたしたちにできる仕事は、\\n このくらい……」",
"104000511_40": "「今は、住民が残っているかを全力で見回るのデスッ!」",
"104000511_41": "「でも、力みすぎて空回りしてるわよ?」",
"104000511_42": "「……正直、何かやってないと、\\n 焦ってワチャワチャするデスよ……」",
"104000511_43": "「うん……」",
"104000511_44": "「にゃッ、にゃッ!\\n よしッ 任務再開するデースッ」",
"104000511_45": "「あッ!?」",
"104000511_46": "「切ちゃん、後ろ……」",
"104000511_47": "「わあッ!?」",
"104000511_48": "「大丈夫ですか?」",
"104000511_49": "「ごめんなさいデスッ!」",
"104000511_50": "「いやいや、こっちこそすまないねぇ」",
"104000511_51": "「政府からの退去指示が出ています。\\n 急いでここを離れてください」",
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"104000511_53": "「わあ……」",
"104000511_54": "「美味しそうデスッ!」",
"104000511_55": "「美味しいよぉ。食べてごらん」",
"104000511_56": "「あーんッ<speed=1></speed> んーッ! 美味しいデスッ!?\\n 調も食べるデスよッ」",
"104000511_57": "「いただきます。あむ……ホントだ。\\n 近所のスーパーのとは違う……」",
"104000511_58": "「そうじゃろう?\\n 丹精込めて育てたトマトじゃからなぁ」",
"104000511_59": "「……あ、あのね、お母さん……」",
"104000511_60": "「きゃは~ん♪ 見ぃつけたッ!」",
"104000511_61": "「あれま『じゃない方』……。\\n いろいろ残念な三色団子ちゃんたちか」",
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"104000511_69": "「やっぱりお薬を使い切って戦えないのね。それならそれで――\\n 信号機が点滅する前に片付けてあげちゃうッ」",
"104000511_70": "「アルカ・ノイズの反応を検知ッ!」",
"104000511_71": "「――ッ!」",
"104000511_72": "「出現ポイント、S、数およそ」",
"104000511_73": "「了解ですッ! すぐに向かいますッ!」",
"104000511_74": "「あたしに任せなッ!\\n ――こっちの方が、近いからなッ」",
"104000511_75": "「Killiter Ichaival tron」"
}

View file

@ -1,13 +1,13 @@
{
"104000531_0": "「マリアッ! もっと急ぐデスッ!」",
"104000531_1": "「くッ!」",
"104000531_2": "「こんな奴らに背中を見せるなんてッ!」",
"104000531_3": "「――おおおおおおおおおッ!」",
"104000531_4": "「助かったデスッ! 憧れるデスッ!」",
"104000531_5": "「あとをお願いッ!\\n 行きましょうッ」",
"104000531_6": "「クリスちゃん、現着ッ!」",
"104000531_7": "「そのまま交戦状態へと移行ッ!」",
"104000531_8": "「錬金術師は破格の脅威だッ!\\n まずは翼たちの到着を待って――」",
"104000531_9": "「そうも――言ってられなさそうだ」",
"104000531_10": "「会いたかったわッ!\\n ああ、もう、巡る女性ホルモンが煮え滾りそうよッ」"
{
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{
"104000532_0": "「やっと近くに来てくれた――ッ!」",
"104000532_1": "「焦って大技。その隙が――命取りなのよねッ!」",
"104000532_2": "「ああ、誘い水に乗って隙だらけだ」",
"104000532_3": "「――ッ!?」",
"104000532_4": "「せあああああああッ!」",
"104000532_5": "「――おぶ……ッ!?」",
"104000532_6": "「内なる三合、外三合より勁を発すッ!\\n これなる拳は六合大槍ッ 映画はなんでも教えてくれるッ」",
"104000532_7": "「くッ――壁ッ!?」",
"104000532_8": "「壁呼ばわりとは不躾な……剣だッ!」",
"104000532_9": "「信号機どもがチカチカと」",
"104000532_10": "「『私の指示を無視して遊ぶのはここまでよ』」",
"104000532_11": "「――ッ!? ……仕方ないか」",
"104000532_12": "「次の舞踏会は、新調したおべべで参加するわ。\\n 楽しみにしてなさい。バァイ」",
"104000532_13": "「ありがとねぇ」",
"104000532_14": "「いえ……」",
"104000532_15": "「お水貰ってくるデスよッ!」",
"104000532_16": "「待って切ちゃんッ! わたしも一緒に」",
"104000532_17": "「フフ、元気じゃのぅ」",
"104000532_18": "「お母さん、お怪我はありませんか?」",
"104000532_19": "「大丈夫じゃよ。むしろあんたらの方が疲れたじゃろうに。\\n わしがぐずぐすしていたせいで、迷惑を掛けてしまったねぇ」",
"104000532_20": "「いえ、わたしたちに護る力があれば、\\n お母さんをこんな目には……」",
"104000532_21": "「そうじゃ。せっかくだから、このトマト、\\n あんたも食べておくれ」",
"104000532_22": "「わ、わたし……トマトはあまり……」",
"104000532_23": "「では、ちょっとだけ頂きます……」",
"104000532_24": "「甘いッ! フルーツみたいッ!?」",
"104000532_25": "「トマトを美味しくするコツは、\\n 厳しい環境においてあげること――」",
"104000532_26": "「ギリギリまで水を与えずにおくと、\\n 自然と甘みを蓄えてくるもんじゃよ」",
"104000532_27": "「厳しさに、枯れたりしないのですか?」",
"104000532_28": "「むしろ甘やかしすぎると駄目になってしまう。\\n 大いなる実りは、厳しさを耐えた先にこそじゃよ」",
"104000532_29": "「厳しさを耐えた先にこそ……」",
"104000532_30": "「トマトも人間も、きっと同じじゃ」",
"104000532_31": "「解析は難航していますね」",
"104000532_32": "「司令。鎌倉からの入電です」",
"104000532_33": "「直接来たか。繋いでくれ」",
"104000532_34": "「……はい、出します」",
"104000532_35": "「無様な。\\n 閉鎖区域への侵入を許すばかりか、仕留め損なうとは」",
"104000532_36": "「いずれもこちらの詰めの甘さ。\\n 申し開きはできません」",
"104000532_37": "「機関本部の使用は、国連へ貸しを作るための特措だ。だが、\\n そのために国土安全保障の要を危険に晒すなどまかりならん」",
"104000532_38": "「無論です」",
"104000532_39": "「これ以上、夷狄に八州を踏み荒らさせるな」",
"104000532_40": "「さすがにお冠だったな」",
"104000532_41": "「それにしても司令……ここ、松代まで追ってきた\\n 敵の狙いはいったい――」",
"104000532_42": "「狙いは、バルベルデドキュメント。\\n または装者との決着。あるいは――」"
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"104000532_8": "「壁呼ばわりとは不躾な……剣だッ!」",
"104000532_9": "「信号機どもがチカチカと」",
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@ -1,32 +1,32 @@
{
"104000611_0": "黄金錬成・後編",
"104000611_1": "「友里さん」",
"104000611_2": "「あったかいもの、どうぞ」",
"104000611_3": "「デース」",
"104000611_4": "「あったかいものどうも。なんだかいつもとあべこべね」",
"104000611_5": "「あなたにも」",
"104000611_6": "「ありがとうございます」",
"104000611_7": "「調べ物、順調かしら?」",
"104000611_8": "「これ、もしかして――」",
"104000611_9": "「はい、少しでも早くLiNKERの完成が求められている今、\\n 必要だと思って……」",
"104000611_10": "「わたしたちの忌まわしい想い出ね……」",
"104000611_11": "「フィーネの器と認定されなかったばかりに、\\n 適合係数の上昇実験にあてがわれた孤児たちの記録……」",
"104000611_12": "「う、ううう……うわああああッ!」",
"104000611_13": "「無理よ、マム……、\\n やっぱりわたしは、セレナみたいになれやしない……」",
"104000611_14": "「マリア。ここで諦めることは許されません」",
"104000611_15": "「悪を背負い、悪を貫くと決めたあなたは、苦しくとも\\n 耐えなければならないのですッ」",
"104000611_16": "「……マム……」",
"104000611_17": "「多数のアルカ・ノイズの反応ッ! 場所は……、\\n 松代第三小学校付近から、風鳴機関本部へ進行中ッ」",
"104000611_18": "「トマトお婆ちゃんを連れていったところデスッ!」",
"104000611_19": "「マリアッ!」",
"104000611_20": "「ええッ!」",
"104000611_21": "「いけませんッ!\\n みなさんにはLiNKERがありませんッ」",
"104000611_22": "「む……どこへ行くッ!」",
"104000611_23": "「敵は翼たちに任せるわ。\\n わたしたちは民間人の避難誘導をッ」",
"104000611_24": "「……分かった。無茶はするなよッ!」",
"104000611_25": "「ええ……」",
"104000611_26": "「これだけの数――」",
"104000611_27": "「先に行かせてたまるかよッ!」",
"104000611_28": "「猶予はないッ! 刹那に薙ぎ払うぞッ!」",
"104000611_29": "「イグナイトモジュール、抜剣ッ!」"
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@ -1,14 +1,14 @@
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"104000631_0": "「はあああああッ!」",
"104000631_1": "「はあ――ッ!」",
"104000631_2": "「おおおおおおおおおッ!」",
"104000631_3": "「はッ! お前らなんてイグナイトの\\n 敵じゃないんだよッ」",
"104000631_4": "「よしッ、このまま掃討するぞッ!」",
"104000631_5": "「はいッ!」",
"104000631_6": "「抜剣……待ってましたッ!」",
"104000631_7": "「流石のイグナイト。すごいワケダ」",
"104000631_8": "「そうね。だからこそこの手には、赤く輝く勝機があるッ!」",
"104000631_9": "「なッ……あれはッ!」",
"104000631_10": "「まさか――ファウストローブッ!?」",
"104000631_11": "「ノイズばっかで飽き飽きしてたところだ、\\n 相手になってやるッ」"
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@ -1,27 +1,27 @@
{
"104000632_0": "(錬金術師たちのファウストローブ――ならば出し惜しみを\\n している場合でもあるまいッ",
"104000632_1": "「推して参るは風鳴る翼ッ!\\n この羽撃きは何人たりとも止められまいッ」",
"104000632_2": "「浅はかなワケダ……」",
"104000632_3": "「――ッ!? ギアがッ!?\\n ああああああッ」",
"104000632_4": "「――翼さんッ!?」",
"104000632_5": "「よくも先輩をおおおおッ!」",
"104000632_6": "「フフ、お返ししちゃうんだからッ!」",
"104000632_7": "「このくらい――うわあああッ!」",
"104000632_8": "「イグ……ナイトが……」",
"104000632_9": "「クリスちゃんッ!」",
"104000632_10": "「……」",
"104000632_11": "「――ぐッ、はッ!?」",
"104000632_12": "「――ああああああッ!?」",
"104000632_13": "「い、イグナイト、強制解除ッ!?」",
"104000632_14": "「なんだとッ!?」",
"104000632_15": "「まだカウントは残っているのに……」",
"104000632_16": "「なぜ、イグナイトが……?」",
"104000632_17": "「ラピス・フィロソフィカスのファウストローブ……\\n 錬金技術の秘奥、賢者の石と、人は言う……」",
"104000632_18": "「その錬成には、チフォージュ・シャトーにて解析した世界構造の\\n データを利用……もとい応用させてもらったワケダ」",
"104000632_19": "「あなたたちがその力で、誰かを苦しめるというのなら、\\n わたしは……」",
"104000632_20": "「誰かを苦しめる? 慮外な。積年の大願は人類の解放。\\n 支配の軛から解き放つことに他ならない」",
"104000632_21": "「人類の解放? だったら、ちゃんと理由を聞かせてよ……」",
"104000632_22": "「それが、誰かのためならば、わたしたちきっと――\\n 手を取り合える……」",
"104000632_23": "「……手を取り合う……?」",
"104000632_24": "「サンジェルマンッ! さっさと――ッ!?\\n あの光ッ」"
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@ -1,18 +1,18 @@
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"104000641_2": "「何を見せてくれるワケダッ!?」",
"104000641_3": "「いやーん、もう、最悪。\\n なんなのよ」",
"104000641_4": "「金を錬成するんだッ! 決まっているだろう?」",
"104000641_5": "「錬金術師だからねッ! 僕たちはッ!」",
"104000641_6": "「2人ともッ!\\n 局長の黄金錬成に巻き込まれる前にッ」",
"104000641_7": "「くッ……」",
"104000641_8": "「もうッ!」",
"104000641_9": "「まさかッ! 錬金術を用いて、常温下での核融合をッ!?」",
"104000641_10": "「新たな敵性体に加え、交戦地点にて、アガートラーム、\\n シュルシャガナ、そしてイガリマの反応を確認ッ」",
"104000641_11": "「マリアさんたちがッ!?」",
"104000641_12": "「LiNKERを介さずの運用ですッ\\n このままでは、負荷に体が引き裂かれますッ」",
"104000641_13": "「仲間の危機に、ただ指をくわえて\\n 見ているなんてできないわッ」",
"104000641_14": "「わが身可愛さに、しり込みなんてしてられないデスッ!」",
"104000641_15": "「今、戦わなければ一生後悔するからッ!」"
{
"104000641_0": "「――ドキドキがやって来るッ!?」",
"104000641_1": "「くッ――統制局長、アダム・ヴァイスハウプトッ!?\\n どうしてここにッ」",
"104000641_2": "「何を見せてくれるワケダッ!?」",
"104000641_3": "「いやーん、もう、最悪。\\n なんなのよ」",
"104000641_4": "「金を錬成するんだッ! 決まっているだろう?」",
"104000641_5": "「錬金術師だからねッ! 僕たちはッ!」",
"104000641_6": "「2人ともッ!\\n 局長の黄金錬成に巻き込まれる前にッ」",
"104000641_7": "「くッ……」",
"104000641_8": "「もうッ!」",
"104000641_9": "「まさかッ! 錬金術を用いて、常温下での核融合をッ!?」",
"104000641_10": "「新たな敵性体に加え、交戦地点にて、アガートラーム、\\n シュルシャガナ、そしてイガリマの反応を確認ッ」",
"104000641_11": "「マリアさんたちがッ!?」",
"104000641_12": "「LiNKERを介さずの運用ですッ\\n このままでは、負荷に体が引き裂かれますッ」",
"104000641_13": "「仲間の危機に、ただ指をくわえて\\n 見ているなんてできないわッ」",
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}

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@ -1,11 +1,11 @@
{
"104000652_0": "「膨張し続けるエネルギーの推定破壊力、10メガトン超ッ!」",
"104000652_1": "「ツングースカ級だとおッ!?」",
"104000652_2": "「――そうらッ!」",
"104000652_3": "「あいつ、撃ったデスッ!」",
"104000652_4": "「くッ……急がないと――」",
"104000652_5": "「全速で離脱するわよッ! ――ッ!?」",
"104000652_6": "(ギアのバックファイアが――ッ、でも、倒れるなら翼たちを\\n 安全なところに運ぶまで……まだ諦めないッ",
"104000652_7": "<size=40>「――たとえこの身が砕けてもおおおッ!」</size>",
"104000652_8": "「ほう……<speed=0.5>。</speed>ははははははッ! ビタイチかッ! 安いもの\\n だなッ 命の価値はッ ふはははッ はははははッ」"
{
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@ -1,36 +1,36 @@
{
"104000711_0": "虚構戦域に命を賭して・前編",
"104000711_1": "「何が……一体、どうなって――」",
"104000711_2": "「風鳴機関本部が……跡形もなく……?」",
"104000711_3": "「マリアさんたちはッ!?」",
"104000711_4": "「ぶはッ!」",
"104000711_5": "「切歌ちゃんッ!」",
"104000711_6": "「しっかりするデスよ、マリアッ!」",
"104000711_7": "「マリア……ッ!」",
"104000711_8": "「生き……てる……?」",
"104000711_9": "「敗北だ。徹底的にして完膚なきまでに」",
"104000711_10": "「ついに現れたパヴァリア光明結社統制局長、\\n アダム・ヴァイスハウプト。そして……」",
"104000711_11": "「錬金術師どものファウストローブッ!」",
"104000711_12": "「打ち合った瞬間にイグナイトの力を\\n 無理矢理引き剥がされたような、あの衝撃は……」",
"104000711_13": "「ラピス・フィロソフィカス……、\\n 賢者の石の力だと思われます」",
"104000711_14": "「賢者の石……確かに言っていた……」",
"104000711_15": "「完全を追い求める、錬金思想の到達点にして、その結晶体」",
"104000711_16": "「病をはじめとする不浄を正し、\\n 焼きつくす作用をもって浄化する特性に――」",
"104000711_17": "「イグナイトモジュールのコアとなるダインスレイフの魔力は、\\n 為す術もありませんでした」",
"104000711_18": "「とどのつまりはイグナイトの天敵……、\\n この身を引き裂かんばかりの衝撃は、強制解除によるもの……」",
"104000711_19": "「決戦仕様であるはずが、\\n こっちの泣き所になっちまうのかッ」",
"104000711_20": "「東京に搬送されたマリアさんたちは、大丈夫でしょうか……?」",
"104000711_21": "「精密検査の結果次第だけど……奇跡的に大きなダメージは\\n 受けていないそうよ」",
"104000711_22": "「きっと……無事です」",
"104000711_23": "「う……うん、そうだね。大丈夫……絶対」",
"104000711_24": "LiNKERを介さないギアの運用。\\n ましてやイグナイトによる身体への負荷――",
"104000711_25": "(絶唱級のバックファイアを受けてもおかしくなかったはず……。\\n なのに……",
"104000711_26": "「……」",
"104000711_27": "「風鳴機関本部は、現時点をもっての破棄が決定した。\\n 各自、撤収準備に入ってくれ」",
"104000711_28": "「バルベルデドキュメントが解析できていれば、状況打開の\\n 手掛かりがあったのかな……」",
"104000711_29": "「――ッ!?\\n 司令。鎌倉より、召致がかかりました」",
"104000711_30": "「絞られるどころじゃ済まなさそうだ」",
"104000711_31": "「Zeios igalima raizen tron――」",
"104000711_32": "「シュルシャガナの刃は全てを伐り拓く無限軌道ッ!\\n 目の前の障害もッ わたしたちの明日もッ」",
"104000711_33": "「絶対鋭利のイガリマはその気になったら幽霊だってッ!\\n 神様だってッ 真っ二つデスッ」"
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"104000711_0": "虚構戦域に命を賭して・前編",
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@ -1,60 +1,60 @@
{
"104000722_0": "「……あの子たち、無茶を重ねてッ!」",
"104000722_1": "「マリアさんッ!」",
"104000722_2": "「もういいのかッ!?\\n そっちだって大変だったんだろッ」",
"104000722_3": "「ぁぁあああぁぁああ――ッ!」",
"104000722_4": "「……ッ!? 切ちゃんッ!」",
"104000722_5": "「調ちゃんッ! 切歌ちゃんッ!」",
"104000722_6": "「LiNKERも無いのに、どうしてッ」",
"104000722_7": "「わたしたちが、LiNKERに頼らなくても戦えていれば、\\n あんな……」",
"104000722_8": "「だからってッ!」",
"104000722_9": "「平気……それより訓練の続行を……」",
"104000722_10": "「LiNKERに頼らなくてもいいように、\\n 適合係数を上昇させなきゃデス……」",
"104000722_11": "「駄目だよこんな無茶ッ!\\n 一歩間違えたら死んじゃうかもしれないんだよッ」",
"104000722_12": "「経緯もよくわからないままに、充分な適合係数をモノにした\\n 響さんにはわからないッ」",
"104000722_13": "「……」",
"104000722_14": "「いつまでもミソッカス扱いは、\\n 死ななくたって、死ぬほど辛くて、死にそうデスッ」",
"104000722_15": "「……やらせてあげて」",
"104000722_16": "「マリアさんッ!?」",
"104000722_17": "「2人がやりすぎないように、\\n わたしも一緒に訓練に付き合うから」",
"104000722_18": "「適合係数じゃなく、\\n この場のバカ率を引き上げてどうするッ」",
"104000722_19": "「いつかきっとLiNKERは完成する。だけど、その『いつか』を\\n 待ち続けるほど、わたしたちの盤面に余裕はないわ」",
"104000722_20": "「方法はあります」",
"104000722_21": "「LiNKERの完成を手繰り寄せる、\\n 最後のピースを埋めるかもしれない方法が」",
"104000722_22": "「最後のピース?」",
"104000722_23": "「本当デスかッ!?」",
"104000722_24": "「ウェル博士に手渡されたLiNKERのレシピで、\\n 唯一解析できていない部分……」",
"104000722_25": "「それは、LiNKERがシンフォギアを、装者の脳のどの領域に\\n 接続し、負荷を抑制しているか、です」",
"104000722_26": "「フィーネやF.I.S.の支援があったとはいえ、\\n からLiNKERを作り上げたウェル博士は――」",
"104000722_27": "「――色々はともかく、本当に素晴らしい生化学者だったと\\n 言えます」",
"104000722_28": "「素晴らしい……ぞっとしない話ね」",
"104000722_29": "「あ、あの……難しい話は早送りにして、最後のピースの\\n とこまで飛ばしてよ」",
"104000722_30": "「鍵は、マリアさんの纏うアガートラームです」",
"104000722_31": "「白銀の……わたしのギアに?」",
"104000722_32": "「アガートラームの特性のひとつにエネルギーベクトルの\\n 制御があります」",
"104000722_33": "「土壇場に度々見られた発光現象……」",
"104000722_34": "「あれは、脳とシンフォギアを行き来する電気信号が、\\n アガートラームの特性によって可視化……」",
"104000722_35": "「そればかりかギアからの負荷をも緩和したのではないかと、\\n ボクは推論します」",
"104000722_36": "「これまでずっと、任務の合間に繰り返してきた訓練によって\\n マリアさんたちの適合係数は少しずつ上昇してきました」",
"104000722_37": "「おそらくはその結果だと思われます」",
"104000722_38": "「マリアの適合係数は、わたしたちの中でも一番高い数値……\\n それが……」",
"104000722_39": "「今までの頑張り、無駄ではなかったわけデスかッ!?」",
"104000722_40": "「ええ。マリアさんの脳内に残された、電気信号の痕跡を\\n 辿っていけば――」",
"104000722_41": "「LiNKERの作用している場所が解明する……\\n だけど、そんなのどうやって」",
"104000722_42": "「それこそウェルの野郎に頭下げない限りは……」",
"104000722_43": "「――ついてきてください」",
"104000722_44": "「これは……?」",
"104000722_45": "「ウェル博士の置き土産……ダイレクトフィードバック\\n システムを、錬金技術を応用し、再現してみました」",
"104000722_46": "「対象の脳内に電気信号化した他者の意識を割り込ませることで、\\n 観測を行います」",
"104000722_47": "「つまりそいつで頭ん中を覗けるってことか?」",
"104000722_48": "「理論上は。\\n ですが、人の脳内は、意識が複雑に入り組んだ迷宮……」",
"104000722_49": "「最悪の場合、観測者ごと被験者の意識は溶け合い、\\n 廃人となるおそれも――」",
"104000722_50": "「やるわ」",
"104000722_51": "「……ッ!」",
"104000722_52": "「ようやくLiNKER完成の目処が立ちそうなのに、\\n 見逃す理由はないでしょ」",
"104000722_53": "「でも……危険すぎる」",
"104000722_54": "「やけっぱちのマリアデスッ!」",
"104000722_55": "「あなたたちがそれを言う?」",
"104000722_56": "「観測者……つまりあなたにもその危険は及ぶのね?」",
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"104000722_11": "「駄目だよこんな無茶ッ!\\n 一歩間違えたら死んじゃうかもしれないんだよッ」",
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"104000722_31": "「白銀の……わたしのギアに?」",
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"104000722_33": "「土壇場に度々見られた発光現象……」",
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"104000722_36": "「これまでずっと、任務の合間に繰り返してきた訓練によって\\n マリアさんたちの適合係数は少しずつ上昇してきました」",
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"104000722_39": "「今までの頑張り、無駄ではなかったわけデスかッ!?」",
"104000722_40": "「ええ。マリアさんの脳内に残された、電気信号の痕跡を\\n 辿っていけば――」",
"104000722_41": "「LiNKERの作用している場所が解明する……\\n だけど、そんなのどうやって」",
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"104000722_46": "「対象の脳内に電気信号化した他者の意識を割り込ませることで、\\n 観測を行います」",
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@ -1,43 +1,43 @@
{
"104000731_0": "「……して、夷狄による蹂躙を許したと?」",
"104000731_1": "「結果、松代の風鳴機関本部は壊滅。\\n 大戦時より所蔵してきた機密の殆どを失うこととなりました」",
"104000731_2": "「外患の誘致、及び撃ち退けること叶わなかったのはこちらの\\n 落ち度に他ならず、まったくもって申し開きは――」",
"104000731_3": "「聞くに堪えん」",
"104000731_4": "「……」",
"104000731_5": "「わかっておろうな」",
"104000731_6": "「国土防衛に関する、例の法案の裁決を急がせます」",
"104000731_7": "「有事に手緩い。即時施行せよ」",
"104000731_8": "「まるで不肖の防人よ。\\n 風鳴の血が流れておきながら嘆かわしい」",
"104000731_9": "「我らを防人たらしめるは血に非ず。\\n その心意気だと信じております」",
"104000731_10": "「ふん……」",
"104000731_11": "「切ちゃん? 心配なのはわかるけど……」",
"104000731_12": "「わかってるデスッ!\\n 全ては、わかった上での決断なのデスッ」",
"104000731_13": "「はぐ……ぐむッ!」",
"104000731_14": "「チョコ明太子味なんて冒険するから……」",
"104000731_15": "「あたしの奢りを残すなよ、常識人」",
"104000731_16": "「これは願掛けなんデス……全部食べられたら、マリアと\\n エルフナインの挑戦は、きっとうまくいくのデス……」",
"104000731_17": "「響……ねえ響……?」",
"104000731_18": "「……あ、なに?」",
"104000731_19": "「……溶けちゃってるけど?」",
"104000731_20": "「うぇ? うわっ……うおッ!」",
"104000731_21": "「話を聞いたり、隣で溶けたアイスを拭うぐらいはしてあげる。\\n ……だから、何かあるときは頼ってよね」",
"104000731_22": "「……ありがと、未来。\\n やっぱり未来は、わたしの陽だまりだ」",
"104000731_23": "「次のニュースです。\\n 内乱の続く祖国で片足を失ったステファン君――」",
"104000731_24": "「どうしても大好きなサッカーをもう一度したいと――」",
"104000731_25": "「最新の義足を取り付ける手術を受けるため、\\n 本日バルベルデ共和国より来日しました」",
"104000731_26": "「良かったね……、\\n あの子、またサッカーできるようになるんだね」",
"104000731_27": "「……だと、いいんだけどな……」",
"104000731_28": "「……」",
"104000731_29": "「悩んで下した決断が、いつも正しいわけじゃない……、\\n それどころか、初めから正解が無いなんてこともザラにある……」",
"104000731_30": "「始めましょうか」",
"104000731_31": "「ええ、あなたがわたしのココに入ってくるわけね?」",
"104000731_32": "「正しくは、仮想空間に複写したマリアさんの脳構造に接続。\\n ボクとマリアさんの意識を共有します」",
"104000731_33": "「了解」",
"104000731_34": "「2人とも、いいわね? いくわよ」",
"104000731_35": "「く……ッ!」",
"104000731_36": "「これが、マリアさんの脳内……記憶が描く心象風景……」",
"104000731_37": "「マリアさん……」",
"104000731_38": "「――痛ッ!」",
"104000731_39": "「今日からあなたたちには戦闘訓練を行ってもらいます」",
"104000731_40": "「フィーネの器となれなかったレセプターチルドレンは、\\n 涙より血を流すことで組織に貢献するのです」"
{
"104000731_0": "「……して、夷狄による蹂躙を許したと?」",
"104000731_1": "「結果、松代の風鳴機関本部は壊滅。\\n 大戦時より所蔵してきた機密の殆どを失うこととなりました」",
"104000731_2": "「外患の誘致、及び撃ち退けること叶わなかったのはこちらの\\n 落ち度に他ならず、まったくもって申し開きは――」",
"104000731_3": "「聞くに堪えん」",
"104000731_4": "「……」",
"104000731_5": "「わかっておろうな」",
"104000731_6": "「国土防衛に関する、例の法案の裁決を急がせます」",
"104000731_7": "「有事に手緩い。即時施行せよ」",
"104000731_8": "「まるで不肖の防人よ。\\n 風鳴の血が流れておきながら嘆かわしい」",
"104000731_9": "「我らを防人たらしめるは血に非ず。\\n その心意気だと信じております」",
"104000731_10": "「ふん……」",
"104000731_11": "「切ちゃん? 心配なのはわかるけど……」",
"104000731_12": "「わかってるデスッ!\\n 全ては、わかった上での決断なのデスッ」",
"104000731_13": "「はぐ……ぐむッ!」",
"104000731_14": "「チョコ明太子味なんて冒険するから……」",
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"104000731_20": "「うぇ? うわっ……うおッ!」",
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"104000731_29": "「悩んで下した決断が、いつも正しいわけじゃない……、\\n それどころか、初めから正解が無いなんてこともザラにある……」",
"104000731_30": "「始めましょうか」",
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@ -1,19 +1,19 @@
{
"104000732_0": "「意識を共有しているからには、記憶と体験はボクにも及ぶ……」",
"104000732_1": "「どこなんだろう……ギアと繋がる脳の領域は……」",
"104000732_2": "「うにゃん、うにゃん、うにゃにゃにゃにゃ~ん♪\\n うにゃん、うにゃーん、うにゃにゃ、うにゃん♪」",
"104000732_3": "「ラピスの輝きはイグナイトの闇を圧倒……、\\n 勝利は約束されていた。それを……」",
"104000732_4": "「下手こいちゃうと、あーしたち、\\n こんがり・サク・ジュワだったわよ」",
"104000732_5": "「しかもその上、仕留めそこなっていたというワケダ」",
"104000732_6": "「みんなッ! 折角アダムが来てくれたんだよッ!\\n ギスギスするより、キラキラしようよッ」",
"104000732_7": "「……」",
"104000732_8": "「み<speed=0.5>・</speed>ん<speed=0.5>・</speed>なーッ!」",
"104000732_9": "「どうどう、ティキ……、\\n だけどもっともだね、サンジェルマンたちの言い分は」",
"104000732_10": "「いいとこ見せようと加勢したつもりだったんだ、\\n 出てきたついでにね」",
"104000732_11": "「……」",
"104000732_12": "「でもやっぱり……君たちに任せるとしよう。\\n シンフォギア共の相手は……」",
"104000732_13": "「統制局長、どちらへ?」",
"104000732_14": "「教えてくれたのさ、星の巡りを読んだティキが……ね」",
"104000732_15": "「うんッ!」",
"104000732_16": "「成功したんだろう? 実験は……、\\n なら次は本格的にいこうじゃないか。神の力の具現化を」"
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@ -1,25 +1,25 @@
{
"104000811_0": "虚構戦域に命を賭して・後編",
"104000811_1": "「早く飲みなさいッ!」",
"104000811_2": "「――ッ!?」",
"104000811_3": "「ぐずぐずしないッ!」",
"104000811_4": "(マリアさんの記憶……。\\n レセプターチルドレンは皆こんな過酷な訓練を……",
"104000811_5": "(でもこの記憶が示す先は一体どこなんだろう……?)",
"104000811_6": "「あれ? ここは……」",
"104000811_7": "「これは……ノイズの、記憶……?」",
"104000811_8": "(逃げないと――)",
"104000811_9": "「ハァ……ハァ……あッ!」",
"104000811_10": "「もしここでボクが死んだら……、\\n おそらく、現実のボクも、目を覚まさずに……」",
"104000811_11": "「ああ……ッ!」",
"104000811_12": "(……だめだ、逃げ切れない。\\n ごめんなさい、マリアさん――",
"104000811_13": "「Seilien coffin airget-lamh tron――」",
"104000811_14": "「マリアさんッ!?」",
"104000811_15": "「いくら相手がエルフナインでも、\\n 思い出を見られるのはちょっと照れくさいわね」",
"104000811_16": "「あの……いつの記憶の、どのマリアさんですか?」",
"104000811_17": "「一緒に戦うって約束したばかりでしょ」",
"104000811_18": "「この場に意識を共有するのなら、\\n いるのはあなただけじゃないッ」",
"104000811_19": "「わたしの中で、わたしが暴れて、何が悪いッ!」",
"104000811_20": "「記憶じゃない……マリアさんの意識がッ!」",
"104000811_21": "「突破するッ!」",
"104000811_22": "「はいッ!」"
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@ -1,30 +1,30 @@
{
"104000812_0": "「ここは……どこ?」",
"104000812_1": "「マリアさん自身も忘れかけている深層意識の\\n イメージでしょうか」",
"104000812_2": "「深層……ッ!?」",
"104000812_3": "「ッ!?」",
"104000812_4": "「じ、地面が沼みたいに――」",
"104000812_5": "「なんなのッ!? 飲み込まれて――」",
"104000812_6": "「ッ!? 何ッ!」",
"104000812_7": "「2人の様子は?」",
"104000812_8": "「バイタル、安定域から大幅に数値を下げています。\\n このままの状態が続けば……」",
"104000812_9": "「やむをえまい……場合によっては、観測の一時中断を――」",
"104000812_10": "「どうしたッ!」",
"104000812_11": "「東京湾にアルカ・ノイズの反応ッ!」",
"104000812_12": "「空間を切り取るタイプに続き、またしても新たな形状……、\\n しかも、かなり巨大なタイプの様ですッ」",
"104000812_13": "「まかり通らせるわけにはッ!\\n ――行きますッ」",
"104000812_14": "「わかりましたッ! ヘリの降下地点に向かいますッ!」",
"104000812_15": "「もたもたは後回しだッ! 行くぞッ!」",
"104000812_16": "「わたしたちは本部にッ!」",
"104000812_17": "「はぐはぐッ! マリアたちの様子が気になるデスッ!」",
"104000812_18": "「未来も、学校のシェルターに避難しててッ!」",
"104000812_19": "「――響ッ!」",
"104000812_20": "「誰だって譲れない想いを抱えてる」",
"104000812_21": "「……」",
"104000812_22": "「だからって……勝てない理由になんてならない」",
"104000812_23": "「勝たなくてもいいよ」",
"104000812_24": "「……え?」",
"104000812_25": "「だけど絶対に――負けないで」",
"104000812_26": "「わたしの胸には、歌がある」",
"104000812_27": "「……うん」"
{
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@ -1,13 +1,13 @@
{
"104000821_0": "「オペラハウスの地下には、ティキ以外にも面白いものが\\n ゴロゴロ眠ってたのよね」",
"104000821_1": "「勿体ぶってなんていられないワケダ」",
"104000821_2": "「そう、我らパヴァリア光明結社は、神の力をもってして\\n 世の理をあるべき形へと修正するッ」",
"104000821_3": "『それが、誰かのためならば、わたしたちきっと――\\n 手を取り合える……』",
"104000821_4": "「大義は――いいえ、正義は我らにこそあるわ。行く道を\\n 振り返るものかッ たとえ人で駆けたとしても――」",
"104000821_5": "「1人じゃない。1人になんてさせないワケダ」",
"104000821_6": "「サンジェルマンのおかげであーしたちはここにいる。\\n どこだって人でよ」",
"104000821_7": "「Balwisyall Nescell gungnir tron――」",
"104000821_8": "「気になるのは錬金術師の出方だ……抜剣を控え、\\n イグナイト抜きで迎え撃つぞッ」",
"104000821_9": "「何のつもりか知らねぇが、\\n たくらんけ相手に遅れは取らねぇッ」",
"104000821_10": "「この身を防人たらしめるのは、血よりも熱き心意気ッ!」"
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@ -1,21 +1,21 @@
{
"104000832_0": "「マリア……マリアッ! しっかりッ!」",
"104000832_1": "「あ、あなたはッ!?」",
"104000832_2": "「そうとも。僕は行きずりの英雄――」",
"104000832_3": "「ドクター・ウェルッ! 死んだはずではッ!?」",
"104000832_4": "「それでもこうして、君の胸に生き続けている……」",
"104000832_5": "「――死んだ人間ってのは、だいたいそうみたいだねぇッ!」",
"104000832_6": "「フッフッフ……これもあれもたぶんきっとアレですよアレ。\\n マリアの中心で叫べるなんて超最高ぉッ」",
"104000832_7": "「あんな言動……わたしの記憶に無いはずよ」",
"104000832_8": "「だとすると、ウェル博士に対する印象や別の記憶を元に\\n 投影されたイメージ……ということになるのでしょうか……」",
"104000832_9": "「……自分の記憶を叱りたい……」",
"104000832_10": "「もしかしたら、マリアさんの深層意識が、シンフォギアと\\n 繋がる脳領域を指し示しているのかもしれません……」",
"104000832_11": "「アガートラームの導き……?\\n だったらセレナとか、もっと適役がいたはずよ」",
"104000832_12": "「示しているのは……ウェル博士から直接想起されるモノ……、\\n だとするならば……」",
"104000832_13": "「生化学者にして英雄ッ!\\n 定食屋のチャレンジメニューもかくやという盛り過ぎ設定ッ」",
"104000832_14": "「そうともッ! いつだって僕はハッキリと伝えてきたッ!\\n はぐらかしなんてするものかッ」",
"104000832_15": "「だったらッ!」",
"104000832_16": "「忘れているのなら手を伸ばし、自分の力で拾い上げなきゃ。\\n 記憶の底の、底の底。そこには確かに転がっている」",
"104000832_17": "「マリアさんッ! ……あッ!」",
"104000832_18": "「離れないでッ! エルフナインッ!」"
{
"104000832_0": "「マリア……マリアッ! しっかりッ!」",
"104000832_1": "「あ、あなたはッ!?」",
"104000832_2": "「そうとも。僕は行きずりの英雄――」",
"104000832_3": "「ドクター・ウェルッ! 死んだはずではッ!?」",
"104000832_4": "「それでもこうして、君の胸に生き続けている……」",
"104000832_5": "「――死んだ人間ってのは、だいたいそうみたいだねぇッ!」",
"104000832_6": "「フッフッフ……これもあれもたぶんきっとアレですよアレ。\\n マリアの中心で叫べるなんて超最高ぉッ」",
"104000832_7": "「あんな言動……わたしの記憶に無いはずよ」",
"104000832_8": "「だとすると、ウェル博士に対する印象や別の記憶を元に\\n 投影されたイメージ……ということになるのでしょうか……」",
"104000832_9": "「……自分の記憶を叱りたい……」",
"104000832_10": "「もしかしたら、マリアさんの深層意識が、シンフォギアと\\n 繋がる脳領域を指し示しているのかもしれません……」",
"104000832_11": "「アガートラームの導き……?\\n だったらセレナとか、もっと適役がいたはずよ」",
"104000832_12": "「示しているのは……ウェル博士から直接想起されるモノ……、\\n だとするならば……」",
"104000832_13": "「生化学者にして英雄ッ!\\n 定食屋のチャレンジメニューもかくやという盛り過ぎ設定ッ」",
"104000832_14": "「そうともッ! いつだって僕はハッキリと伝えてきたッ!\\n はぐらかしなんてするものかッ」",
"104000832_15": "「だったらッ!」",
"104000832_16": "「忘れているのなら手を伸ばし、自分の力で拾い上げなきゃ。\\n 記憶の底の、底の底。そこには確かに転がっている」",
"104000832_17": "「マリアさんッ! ……あッ!」",
"104000832_18": "「離れないでッ! エルフナインッ!」"
}

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@ -1,9 +1,9 @@
{
"104000841_0": "「調ちゃんに切歌ちゃんッ! 戻ってきたのね」",
"104000841_1": "「マリアとエルフナインは、アタシたちが看ているのデスッ!」",
"104000841_2": "「だから発令所へッ! 司令が呼んでいるッ!」",
"104000841_3": "「ありがとう。2人をお願いするわね」",
"104000841_4": "「ドクター…<speed=0.5>…</speed>ウェル…<speed=1>…</speed>死んだはず……」",
"104000841_5": "「なんだかよくわからないけど……」",
"104000841_6": "「どうにも様子がおかしいのデス……」"
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@ -1,20 +1,20 @@
{
"104000842_0": "「アルカ・ノイズ、残存数68%ッ!」",
"104000842_1": "「それでも出てこない錬金術師……」",
"104000842_2": "「……」",
"104000842_3": "「こうも奴らをウジャつかせてるのは、アイツの仕業かッ!?」",
"104000842_4": "「つまりは狙い所ッ!」",
"104000842_5": "「ぶっぱするタイミングはこっちでッ!\\n トリガーは翼さんにッ」",
"104000842_6": "「目にもの見せるッ!\\n はああああああッ」",
"104000842_7": "「そしてあたしは、片付けられる女だッ!」",
"104000842_8": "「分裂したッ!?」",
"104000842_9": "「まさかッ!? 仕損じたのかッ!」",
"104000842_10": "「どうなってやがるッ!?」",
"104000842_11": "「分裂した巨大アルカ・ノイズ、個別に活動を再開しましたッ!\\n 総数」",
"104000842_12": "「それぞれが、別方向に進行……」",
"104000842_13": "「くッ、敵の狙いは装者の分断かッ!?」",
"104000842_14": "「司令ッ! 入間基地より入電ッ!\\n 必要であれば、応援を寄越してくれると――」",
"104000842_15": "「無理だッ! 相手がアルカ・ノイズでは、空自の装備品じゃ\\n 足止めだってままならないッ 下手すれば被害が――」",
"104000842_16": "「いや、入間基地にはコード814を要請してくれッ!」",
"104000842_17": "「ハリアーを、ここにですか?\\n ……了解しましたッ」"
{
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@ -1,7 +1,7 @@
{
"104000851_0": "「人類が、この星の完全なる霊長となる為には、\\n 支配される存在であってはならない」",
"104000851_1": "「完全を希求する錬金の理念ッ!\\n シンフォギアなどに阻まれるわけにはいかないッ」",
"104000851_2": "「狙いがわたしたちの分断だとしても、分裂後のサイズなら\\n それぞれで対応できますッ」",
"104000851_3": "「3人で、3体を仕留めりゃいいんだろッ!」",
"104000851_4": "「確かに、そうかもしれないが……」"
{
"104000851_0": "「人類が、この星の完全なる霊長となる為には、\\n 支配される存在であってはならない」",
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@ -1,34 +1,34 @@
{
"104000852_0": "「これ以上、みんなを巻き込むわけにはッ!」",
"104000852_1": "「だああああああッ!\\n うぉりゃぁああぁっっ……ッ」",
"104000852_2": "「え?」",
"104000852_3": "「うわッ!」",
"104000852_4": "「ッ!?」",
"104000852_5": "「く……ッ!」",
"104000852_6": "「キリが……無いッ!?」",
"104000852_7": "「はぁぁぁああああ――――ッ!」",
"104000852_8": "「くっ……やはり、更なる分裂ッ!」",
"104000852_9": "「おおおおおッ!」",
"104000852_10": "「……かはッ!」",
"104000852_11": "「どこまで頑張らせるつもりだッ!」",
"104000852_12": "「っっ……ぅぅ……」",
"104000852_13": "「頑張って……2人とも……」",
"104000852_14": "「く……う、うぅ……」",
"104000852_15": "「みんなも頑張っているデスよ」",
"104000852_16": "「ここは……?」",
"104000852_17": "「心象が描く風景……ではなさそうです……」",
"104000852_18": "「強く……なりたい……」",
"104000852_19": "「今の声は……わたし?」",
"104000852_20": "「弱い自分は、見せたくない……」",
"104000852_21": "「誰に嘘をついてでも……」",
"104000852_22": "「自分の心を偽ってでも……」",
"104000852_23": "「でも本当は……」",
"104000852_24": "「嘘なんてつきたくない……」",
"104000852_25": "「ここはマリアさんの内的宇宙」",
"104000852_26": "「わたしの心の闇……。受け入れられない弱さに怯えて、\\n 誰かと繋がることすら拒んでいた、あの頃の……」",
"104000852_27": "「マリアさん……?」",
"104000852_28": "「誰かと手を取り合いたければ、\\n 自分の腕を伸ばさなければいけない。だけど――」",
"104000852_29": "「その手がもし、振り払われてしまったら……」",
"104000852_30": "「――ッ!? マリアさん?\\n マリアさん……マリアさんッ」",
"104000852_31": "「マリアさ――」"
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@ -1,15 +1,15 @@
{
"104000911_0": "決死圏からの浮上",
"104000911_1": "「ていッ! やッ! はああああッ!」",
"104000911_2": "「うおおおぉぉぉ――ッ!」",
"104000911_3": "「勝機ッ!」",
"104000911_4": "「はあ、はあ、はあ……、\\n 消耗戦を仕掛けてくると踏んでいたが……」",
"104000911_5": "「なかなかどうして」",
"104000911_6": "「全発全中ッ! もってけ全部だッ!」",
"104000911_7": "「はあ、はあ、はあ……増殖の元を断ちさえすれば……」",
"104000911_8": "「あとは鴨撃つばかりだってぇの……」",
"104000911_9": "「分裂したってッ! 増殖したってッ!」",
"104000911_10": "「はあッ!」",
"104000911_11": "「何度だって叩き潰すッ!」",
"104000911_12": "「何度だって――くッ!」"
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@ -1,32 +1,32 @@
{
"104000912_0": "(わたしは……自分で作った闇に溺れて……\\n 掻き消されてしまうの……",
"104000912_1": "「シンフォギアの適合に奇跡というものは介在しない」",
"104000912_2": "「その力、自分のものとしたいなら、\\n 手を伸ばし続ければいい……」",
"104000912_3": "「ッ!」",
"104000912_4": "「マリアさんッ!」",
"104000912_5": "「ここは……白い孤児院?\\n わたしたちが、連れてこられた、F.I.S.の……」",
"104000912_6": "「うう……わぁーん……」",
"104000912_7": "「……」",
"104000912_8": "「今日からあなたたちには戦闘訓練を行ってもらいます」",
"104000912_9": "「フィーネの器となれなかったレセプターチルドレンは、\\n 涙より血を流すことで組織に貢献するのです」",
"104000912_10": "「……う……」",
"104000912_11": "「本当にそうなのかい?\\n 本当に……君の記憶――」",
"104000912_12": "「――わたしの記憶はマムへの恐れ……だけだったの?」",
"104000912_13": "「そうだ……。恐れと痛みから、記憶に蓋をしていた……。\\n いつだってマムは、わたしを打った後は、悲しそうな顔で……」",
"104000912_14": "「処置をいたします」",
"104000912_15": "「う、ううう……うわああああッ!」",
"104000912_16": "「無理よ、マム……、\\n やっぱりわたしは、セレナみたいになれやしない……」",
"104000912_17": "「マリア。ここで諦めることは許されません」",
"104000912_18": "「悪を背負い、悪を貫くと決めたあなたは、苦しくとも\\n 耐えなければならないのですッ」",
"104000912_19": "「――ッ!」",
"104000912_20": "「最初の――そうだ……わたしたちにどれほど過酷な実験や訓練を\\n 課したとしても、マムはただの人も脱落させなかった……」",
"104000912_21": "「それだけじゃない……わたしたちが決起することで存在が明るみに\\n 出たレセプターチルドレンは、全員保護されている……」",
"104000912_22": "「全ては……わたしたちを生かすために……、\\n いつも自分を殺して……」",
"104000912_23": "「トマトを美味しくするコツは、\\n 厳しい環境においてあげること――」",
"104000912_24": "「ギリギリまで水を与えずにおくと、\\n 自然と甘みを蓄えてくるもんじゃよ」",
"104000912_25": "「大いなる実りは、厳しさを耐えた先にこそ……。\\n 優しさばかりでは、今日まで生きてこられなかった……」",
"104000912_26": "「わたしたちに生きる強さを授けてくれたマムの厳しさ。\\n その裏にあるのは……」",
"104000912_27": "「ナスターシャにも、マリアにも、いつだって伝えてきた……、\\n そう、人とシンフォギアを繋ぐのは――」",
"104000912_28": "「可視化された電気信号が示すここは、ギアと繋がる脳領域……」",
"104000912_29": "「誰かを思いやる、熱くて深い感情を司るここに、\\n LiNKERを作用させることができれば――ッ」"
{
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@ -1,9 +1,9 @@
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@ -1,12 +1,12 @@
{
"104000932_0": "「どおおりああああああッ!」",
"104000932_1": "(分裂したもう1匹は――ッ!?)",
"104000932_2": "「しまった……ッ!」",
"104000932_3": "「今逃げたやつを、追いかけなきゃ……ッ!」",
"104000932_4": "「……あれは、バルベルデで墜とした……」",
"104000932_5": "「くッ!」",
"104000932_6": "「――ッ!?」",
"104000932_7": "「いくらシンフォギアが堅固でも」",
"104000932_8": "「装者の心は容易く折れるワケダ」",
"104000932_9": "「総力戦を仕掛けるッ!」"
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"104000932_0": "「どおおりああああああッ!」",
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"104000932_7": "「いくらシンフォギアが堅固でも」",
"104000932_8": "「装者の心は容易く折れるワケダ」",
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}

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@ -1,17 +1,17 @@
{
"104000941_0": "「アルカ・ノイズ、第19区域方面へと進行ッ!」",
"104000941_1": "「それって……リディアンの方じゃ……ッ!」",
"104000941_2": "「ボサっとしてねぇで、そっちに向かえッ!」",
"104000941_3": "「クリスちゃんッ!?」",
"104000941_4": "「空のデカブツは……あたしと先輩がなんとかするッ!」",
"104000941_5": "「で……でもッ! それじゃあ……」",
"104000941_6": "「あたしらに抱えられるもんなんてたかが知れているッ!」",
"104000941_7": "「お前はお前の正義を信じて握り締めろッ!\\n せめて自分の最善を選んでくれッ」",
"104000941_8": "「……ありがとう、クリスちゃん。\\n だけど、わたし――」",
"104000941_9": "「待っていたのは、この瞬間ッ!」",
"104000941_10": "「イグナイト・モジュールッ! 抜剣――」",
"104000941_11": "「その無茶は、後に取っとくデスッ!」",
"104000941_12": "「え?」",
"104000941_13": "「わがままなのは響さん1人じゃないからッ!」",
"104000941_14": "「Various shul shagana tron――」"
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{
"104000942_0": "「シュルシャガナとイガリマ、エンゲージッ!」",
"104000942_1": "「協力してもらった入間の方々には、\\n 感謝してもしきれないですね」",
"104000942_2": "「バイタル安定、シンフォギアからのバックファイアは\\n 規定値内に抑えられています」",
"104000942_3": "「こっちもよく間に合わせてくれた。\\n 感謝するぞ、エルフナインくん……」",
"104000942_4": "「……ふぅ」",
"104000942_5": "「LiNKER完成に必要だったのは、\\n ギアと装者を繋ぐ脳領域を突き止めること……」",
"104000942_6": "「その部位が司るのは、自分を殺してでも誰かを護りたい\\n 無償の想い……それを一言で言うならば……」",
"104000942_7": "<size=40>「――愛よッ!」</size>"
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@ -1,6 +1,6 @@
{
"104000952_0": "「これ以上、進ませないッ!」",
"104000952_1": "「はあああああああッ!」",
"104000952_2": "「最高――なんて言わないわ」",
"104000952_3": "「あなたは最低の最低よ、ドクター・ウェル」"
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"104001011_0": "ARCANA No.00・前編",
"104001011_1": "「はあ――ッ!」",
"104001011_2": "「ふ――ッ!」",
"104001011_3": "「でえええええいッ!」",
"104001011_4": "「はあああッ!」",
"104001011_5": "「――ッ!?」",
"104001011_6": "「これ以上、好きにはさせないワケダッ!」",
"104001011_7": "「結局、お薬頼りのクセしてッ!」",
"104001011_8": "「LiNKERを……ただの薬と思わないでほしいデスッ」",
"104001011_9": "「皆の想いが完成させた絆で――ッ!」",
"104001011_10": "「――ッ!」",
"104001011_11": "「きっと勝利を――」",
"104001011_12": "「――毟り取るデースッ!」"
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@ -1,27 +1,27 @@
{
"104001012_0": "「行くデスよ調ッ!」",
"104001012_1": "「うん、切ちゃんッ!」",
"104001012_2": "「――くッ!?」",
"104001012_3": "「はあああああああああ――ッ!」",
"104001012_4": "「あいつらはどこデスかッ!?」",
"104001012_5": "「……ッ!? 切ちゃんッ!」",
"104001012_6": "「その命――革命の礎にッ!」",
"104001012_7": "「――何ッ!?」",
"104001012_8": "「響さんッ!?」",
"104001012_9": "「……間違ってる……」",
"104001012_10": "「……命を礎だなんて、間違ってるよッ!」",
"104001012_11": "「3対3になったからって……」",
"104001012_12": "「気持ちが大きくなってるワケダ」",
"104001012_13": "「いいや。これで6対3だ」",
"104001012_14": "「翼さんッ! クリスちゃんッ!」",
"104001012_15": "「マリアッ!」",
"104001012_16": "「くっ……」",
"104001012_17": "「いい加減に聞かせてもらおうか。\\n パヴァリア光明結社……その目的をッ」",
"104001012_18": "「人を支配から解放すると言ったあなたたちは、\\n 一体何と戦っているのッ」",
"104001012_19": "「あなたたちが何を望んでいるのか教えてッ!」",
"104001012_20": "「本当に、誰かのために戦っているのなら、\\n わたしたちは手を取り合えるッ」",
"104001012_21": "「手を取るだと? 傲慢なッ!」",
"104001012_22": "「我らは神の力をもってして、バラルの呪詛を解き放つッ!」",
"104001012_23": "「神の力で――バラルの呪詛をだと?」",
"104001012_24": "「――月の遺跡を掌握するッ!」"
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@ -1,22 +1,22 @@
{
"104001021_0": "「……月にある、遺跡を……?」",
"104001021_1": "「人が、人を力で蹂躙する不完全な世界秩序は、\\n 魂に刻まれたバラルの呪詛に起因する、不和がもたらす結果だ」",
"104001021_2": "「不完全を改め、完全と正すことこそサンジェルマンの\\n 理想であり、パヴァリア光明結社の掲げる思想なのよ」",
"104001021_3": "「月遺跡の管理権限を上書いて、人の手で制御するには、\\n 神と呼ばれた旧支配者に並ぶ力が必要なワケダ」",
"104001021_4": "「そのために、バルベルデをはじめ、\\n 各地で儀式を行ってきたワケダ」",
"104001021_5": "「だとしても――誰かを犠牲にしていい理由にはならないッ!」",
"104001021_6": "「犠牲ではない。流れた血も失われた命も――革命の礎だッ!」",
"104001021_7": "「――ッ!?」",
"104001021_8": "「これ以上の問答は無用か……、\\n ならば、話はベッドで聞かせてもらうッ」",
"104001021_9": "「くッ! な――ッ!」",
"104001021_10": "「はあああああああッ!」",
"104001021_11": "「――くうッ!」",
"104001021_12": "「はッ!」",
"104001021_13": "「ふッ――はあああああッ!」",
"104001021_14": "「うふッ!」",
"104001021_15": "「これならどうだあッ!」",
"104001021_16": "「いつぞやのお返しなんだからぁッ!」",
"104001021_17": "「――でかッ!?」",
"104001021_18": "「うわああああッ!?」",
"104001021_19": "「お前たちもこのまま革命の礎となれッ!」"
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@ -1,27 +1,27 @@
{
"104001031_0": "「これを食らうワケダッ!」",
"104001031_1": "「きゃああああッ!?」",
"104001031_2": "「調ッ!」",
"104001031_3": "「このままでは……」",
"104001031_4": "「だったらやるデスよ、調ッ!」",
"104001031_5": "「イグナイトモジュール、抜剣(デース)ッ!」",
"104001031_6": "「いけませんッ!\\n ダインスレイフの力は、賢者の石によって――」",
"104001031_7": "「先走るワケダ」",
"104001031_8": "「当たりさえしなければッ!」",
"104001031_9": "「マスト……ダァァ――イッ!」",
"104001031_10": "「――ッ!?」",
"104001031_11": "「ノリの軽さは浅はかさなワケダ」",
"104001031_12": "「っあああああッ!」",
"104001031_13": "「月読ッ! 暁ッ!」",
"104001031_14": "「明日のために、私の銃弾は躊躇わないわ」",
"104001031_15": "「なぜッ、どうしてッ!」",
"104001031_16": "「わかるまい……だがそれこそがバラルの呪詛ッ!\\n 人を支配する軛……」",
"104001031_17": "「だとしてもッ! 人の手は、誰かを傷つけるのではなく、\\n 取り合うために……」",
"104001031_18": "「取り合うだとッ!?」",
"104001031_19": "「謂れなき理由に踏み躙られたことのない者が言うことだッ!」",
"104001031_20": "「言ってること、全然わかりませんッ!」",
"104001031_21": "「――何ッ!?」",
"104001031_22": "「だとしても……。\\n あなたの想い、わたしにもきっと理解できる――」",
"104001031_23": "「今日の誰かを踏み躙るやり方では、\\n 明日の誰も踏み躙らない世界なんて創れませんッ」",
"104001031_24": "「……お前……」"
{
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@ -1,53 +1,53 @@
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"104001042_3": "「あらやだッ!」",
"104001042_4": "「ッ!? こっちッ!」",
"104001042_5": "「ッ!」",
"104001042_6": "「……私たちは共に天を戴けないはずッ!」",
"104001042_7": "「くぅッ……だとしても……です」",
"104001042_8": "「ッ!」",
"104001042_9": "「思い上がるな。\\n 明日を拓く手は、いつだって怒りに握った拳だけだ」",
"104001042_10": "「これ以上は無用な問答。\\n 預けるぞ、シンフォギアッ」",
"104001042_11": "「ここぞで任務放棄って……、\\n どういうワケダ、サンジェルマンッ」",
"104001042_12": "「あーしのせいッ!?\\n だったらメンゴッ オニメンゴッ」",
"104001042_13": "「パヴァリア光明結社の目的は、月遺跡の掌握……」",
"104001042_14": "「その為に必要とされる、通称『神の力』を\\n 生命エネルギーより錬成しようとしていると……」",
"104001042_15": "「仮にそうだとして……響くんの一撃で分解するような\\n 規模ではいくまい。おそらくはもっと巨大で強大な……」",
"104001042_16": "「その規模の生命エネルギー、一体どこからどうやって……」",
"104001042_17": "「まさか、レイラインではッ!?」",
"104001042_18": "「何?」",
"104001042_19": "「キャロルが世界の分解解析に利用したレイライン……巡る\\n 地脈から、星の命をエネルギーと取り出すことができれば……」",
"104001042_20": "「パヴァリア光明結社はチフォージュシャトーの建造に\\n 関わっていた。関連性は大いにありそうですよ」",
"104001042_21": "「取り急ぎ、神社本庁を通じて、各地のレイライン観測所の\\n 協力を仰ぎます」",
"104001042_22": "「うむ……」",
"104001042_23": "「あとは、装者たちの状況だな……。\\n LiNKERは問題無く作用したらしいが……」",
"104001042_24": "「ごめんなさいデス」",
"104001042_25": "「え?」",
"104001042_26": "「エルフナインとマリアが命を懸けてLiNKERを\\n 作ってくれたのに……」",
"104001042_27": "「それはわたしも同じ。戦うことさえできればどうにかなると\\n 思っていた。けど、甘かったわ」",
"104001042_28": "「くそッ! なんなんだよッ!」",
"104001042_29": "「……」",
"104001042_30": "(サンジェルマンさん……)",
"104001042_31": "「賢者の石による抜剣封殺……、\\n その対策を急いで講じなければ……」",
"104001042_32": "「エルフナインくんは?」",
"104001042_33": "「無理は禁物と言っているのですが、\\n ずっとラボに篭りっきりで……」",
"104001042_34": "「確かに言ったはずだよ、僕は。\\n シンフォギアの破壊をね」",
"104001042_35": "「……申し訳ありません」",
"104001042_36": "「……前はいい所で邪魔したくせに」",
"104001042_37": "「いけすかないワケダ」",
"104001042_38": "「聞こえているわよ、三級錬金術師共ッ!\\n アダムの悪口なんて許さないんだからッ」",
"104001042_39": "「アスペクトはついに示された。\\n ティキが描いたホロスコープにね」",
"104001042_40": "「ならば、祭壇設置の儀式を」",
"104001042_41": "「えへへへへッ!」",
"104001042_42": "「この手で掴もうかッ! 神の力をッ!」",
"104001042_43": "「いや~ん、ティキ、飛んでっちゃうッ!」",
"104001042_44": "「完全世界の実現のために」",
"104001042_45": "「嫌味な奴。\\n あんなのが結社を統べる局長ってんだから、やりきれないね」",
"104001042_46": "「そうだね。だけど、わたしたちがついていくのは、\\n あいつでも結社でもないワケダ」",
"104001042_47": "「……2人とも……」",
"104001042_48": "「これ以上、アダムにでかい顔させないためにも、\\n 本気出さなくちゃね」",
"104001042_49": "「しかし、私は祭壇設置の儀式に取り掛からなければならないわ」",
"104001042_50": "「だったらシンフォギアの破壊は、こちらに任せてほしいワケダ」"
{
"104001042_0": "「だあああああッ!」",
"104001042_1": "「むず痒いのよッ!」",
"104001042_2": "「はああああッ!」",
"104001042_3": "「あらやだッ!」",
"104001042_4": "「ッ!? こっちッ!」",
"104001042_5": "「ッ!」",
"104001042_6": "「……私たちは共に天を戴けないはずッ!」",
"104001042_7": "「くぅッ……だとしても……です」",
"104001042_8": "「ッ!」",
"104001042_9": "「思い上がるな。\\n 明日を拓く手は、いつだって怒りに握った拳だけだ」",
"104001042_10": "「これ以上は無用な問答。\\n 預けるぞ、シンフォギアッ」",
"104001042_11": "「ここぞで任務放棄って……、\\n どういうワケダ、サンジェルマンッ」",
"104001042_12": "「あーしのせいッ!?\\n だったらメンゴッ オニメンゴッ」",
"104001042_13": "「パヴァリア光明結社の目的は、月遺跡の掌握……」",
"104001042_14": "「その為に必要とされる、通称『神の力』を\\n 生命エネルギーより錬成しようとしていると……」",
"104001042_15": "「仮にそうだとして……響くんの一撃で分解するような\\n 規模ではいくまい。おそらくはもっと巨大で強大な……」",
"104001042_16": "「その規模の生命エネルギー、一体どこからどうやって……」",
"104001042_17": "「まさか、レイラインではッ!?」",
"104001042_18": "「何?」",
"104001042_19": "「キャロルが世界の分解解析に利用したレイライン……巡る\\n 地脈から、星の命をエネルギーと取り出すことができれば……」",
"104001042_20": "「パヴァリア光明結社はチフォージュシャトーの建造に\\n 関わっていた。関連性は大いにありそうですよ」",
"104001042_21": "「取り急ぎ、神社本庁を通じて、各地のレイライン観測所の\\n 協力を仰ぎます」",
"104001042_22": "「うむ……」",
"104001042_23": "「あとは、装者たちの状況だな……。\\n LiNKERは問題無く作用したらしいが……」",
"104001042_24": "「ごめんなさいデス」",
"104001042_25": "「え?」",
"104001042_26": "「エルフナインとマリアが命を懸けてLiNKERを\\n 作ってくれたのに……」",
"104001042_27": "「それはわたしも同じ。戦うことさえできればどうにかなると\\n 思っていた。けど、甘かったわ」",
"104001042_28": "「くそッ! なんなんだよッ!」",
"104001042_29": "「……」",
"104001042_30": "(サンジェルマンさん……)",
"104001042_31": "「賢者の石による抜剣封殺……、\\n その対策を急いで講じなければ……」",
"104001042_32": "「エルフナインくんは?」",
"104001042_33": "「無理は禁物と言っているのですが、\\n ずっとラボに篭りっきりで……」",
"104001042_34": "「確かに言ったはずだよ、僕は。\\n シンフォギアの破壊をね」",
"104001042_35": "「……申し訳ありません」",
"104001042_36": "「……前はいい所で邪魔したくせに」",
"104001042_37": "「いけすかないワケダ」",
"104001042_38": "「聞こえているわよ、三級錬金術師共ッ!\\n アダムの悪口なんて許さないんだからッ」",
"104001042_39": "「アスペクトはついに示された。\\n ティキが描いたホロスコープにね」",
"104001042_40": "「ならば、祭壇設置の儀式を」",
"104001042_41": "「えへへへへッ!」",
"104001042_42": "「この手で掴もうかッ! 神の力をッ!」",
"104001042_43": "「いや~ん、ティキ、飛んでっちゃうッ!」",
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"104001042_45": "「嫌味な奴。\\n あんなのが結社を統べる局長ってんだから、やりきれないね」",
"104001042_46": "「そうだね。だけど、わたしたちがついていくのは、\\n あいつでも結社でもないワケダ」",
"104001042_47": "「……2人とも……」",
"104001042_48": "「これ以上、アダムにでかい顔させないためにも、\\n 本気出さなくちゃね」",
"104001042_49": "「しかし、私は祭壇設置の儀式に取り掛からなければならないわ」",
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}

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@ -1,78 +1,78 @@
{
"104001111_0": "ARCANA No.00・後編",
"104001111_1": "「大丈夫と信じてたけど、\\n ニュースでは詳しいことが流れないから心配だったんだよ」",
"104001111_2": "「このくらいでいいかなー。\\n じゃあ次は牛乳を入れて……」",
"104001111_3": "「今日はいつかのリベンジ。\\n あれからこっそり作り方を勉強してたんだから」",
"104001111_4": "「……未来」",
"104001111_5": "「ん?」",
"104001111_6": "「何かを手に入れたいと思ったら……、\\n 他の何かを手放さなきゃいけないのかな」",
"104001111_7": "「全部、なんとかしたいって思うのは、わがままなのかな?」",
"104001111_8": "「わたし……響のわがまま、好きだよ」",
"104001111_9": "「え……?」",
"104001111_10": "(中学の頃、短距離走の記録に伸び悩んでたわたしにとって、\\n 周りはみんなライバルで――",
"104001111_11": "(――誰かを思いやることなんて簡単にはできなかった)",
"104001111_12": "「もうちょっと~ッ!」",
"104001111_13": "「ひ、響……?\\n 何してるの、危ないよッ」",
"104001111_14": "「へいきッ! へっちゃらッ!\\n うぇッ あ、わあああああッ ――あいたッ」",
"104001111_15": "「ありがとう、おねえちゃん」",
"104001111_16": "「ありがとう」",
"104001111_17": "「どうもねぇ……」",
"104001111_18": "「……大丈夫?」",
"104001111_19": "「泣いてる子がいたからさ、ちょっと頑張り過ぎちゃったよ」",
"104001111_20": "「本当は、誰よりも泣きたくて、救ってもらいたいはずなのに、\\n それでも誰かの為に無理をする……」",
"104001111_21": "「誰かの背中なんて見たくなかったあの頃。\\n でも、わたしの前を行く優しい背中だけは特別だった」",
"104001111_22": "「誰かの前を走るのではなく、ずっと並んで歩いて行きたいと\\n 思ったあの日」",
"104001111_23": "(そしてわたしは、中学卒業と同時に陸上部を辞めた。\\n わたしの胸の内は、きっと誰にも打ち明けられないだろう",
"104001111_24": "(それでも想いをカタチにしたくて……、\\n いつか、ピアを習いたいと願った……",
"104001111_25": "「ごちそうさまでした」",
"104001111_26": "「おそまつさまでした」",
"104001111_27": "「ねえ、響……」",
"104001111_28": "「ん?」",
"104001111_29": "「響が……響のままやりたいことがわがままなら、\\n わたしは響のわがままを応援する。だから――」",
"104001111_30": "「…………」",
"104001111_31": "「響のわがままはね、\\n きっと、困っている人に差し出された手なんだよ」",
"104001111_32": "「未来……ありがと」",
"104001111_33": "「うん」",
"104001111_34": "「異端技術に関する、資料らしい資料は掻き集めたつもりだ。\\n 他に必要なものがあったら、なんでも言ってほしい」",
"104001111_35": "「はい、ありがと――あッ!?」",
"104001111_36": "「……大丈夫かッ!?」",
"104001111_37": "「……根を詰めすぎちゃいないか?」",
"104001111_38": "「ご、ごめんなさい。でも……」",
"104001111_39": "「キャロルから貰った身体です。\\n 人で人。だから人分頑張らないと……」",
"104001111_40": "「……ッ!」",
"104001111_41": "「どうした?」",
"104001111_42": "「……これは……」",
"104001111_43": "「これは?」",
"104001111_44": "「以前、ガングニールと融合し、いわば生体核融合炉と化していた\\n 響さんより錬成されたガーベッジです」",
"104001111_45": "「あーッ! あの時のかさぶたぁ?」",
"104001111_46": "「……とはいえ、あの物質にさしたる力は無かったと\\n 聞いていたが……」",
"104001111_47": "「世界をひとつの大きな命に見立てて作られた賢者の石に対して、\\n このガーベッジは――」",
"104001111_48": "「――響さんという1人の小さな命より産み出されています。\\n つまりその成り立ちは正反対といえます」",
"104001111_49": "「今回立案するシンフォギア強化計画では――」",
"104001111_50": "「ガーベッジが備える真逆の特性をぶつけることで\\n 賢者の石の力を相殺する狙いがあります」",
"104001111_51": "「つまりは対消滅バリアコーティングッ!」",
"104001111_52": "「そうです。錬金思想の基本であるマクロコスモスと\\n ミクロコスモスの照応によって導き出された解答ですッ」",
"104001111_53": "「誰か、解説してほしいけれど……」",
"104001111_54": "「その解説すらわからない気がするデス」",
"104001111_55": "「その物質、どこぞのバカの中から出たってんだから、\\n さしずめ愚者の石ってところだな」",
"104001111_56": "「愚者とは酷いよクリスちゃん」",
"104001111_57": "「うむ、なるほど。\\n 賢者の石に対抗する、愚者の石……」",
"104001111_58": "「うわ、まさかの師匠までッ!?」",
"104001111_59": "「それで、その石はどこに?」",
"104001111_60": "「一通りの調査を終えた後、無用不要なサンプルとして、\\n 深淵の竜宮に保管されていたのですが……」",
"104001111_61": "「愚者の石の回収は、まさに泥の中から1粒の砂金を\\n さらう作業だ。長丁場になるが、頼んだぞ」",
"104001111_62": "「了解」",
"104001111_63": "「あちゃー……」",
"104001111_64": "「思ってた以上に……」",
"104001111_65": "「ぺちゃんこデスよ……」",
"104001111_66": "(――あの時も)",
"104001111_67": "(――バルベルデの時も)",
"104001111_68": "「今思えば、もう少し冴えたやり方があったのかもな」",
"104001111_69": "「こんなんで本当に見つかるんだろうな……」",
"104001111_70": "「ぎゃあああッ!」",
"104001111_71": "「ッ!」",
"104001111_72": "「アルカ・ノイズの反応を検知ッ!」",
"104001111_73": "「反応座標、絞り込みますッ! 敵は――\\n  我々のほぼ直上ですッ」",
"104001111_74": "「まさか、こちらの動きに合わせて?」",
"104001111_75": "「Zeios igalima raizen tron――」"
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@ -1,23 +1,23 @@
{
"104001121_0": "「はあ――ッ!」",
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"104001121_4": "「誰がお気楽デスとッ!?」",
"104001121_5": "「決まってるでしょぉッ!」",
"104001121_6": "「――ッ!? あ……」",
"104001121_7": "「ぎゃああああああッ!」",
"104001121_8": "「あらら、誰のせいかしら?」",
"104001121_9": "「ッ!」",
"104001121_10": "「はッ!」",
"104001121_11": "「うあッ!?」",
"104001121_12": "「なッ!? うああああッ!?」",
"104001121_13": "「切ちゃんッ! クリスせんぱ――」",
"104001121_14": "「ああッ!」",
"104001121_15": "「ダインスレイフを抜剣できないシンフォギアなんて\\n チョロすぎるワケダ」",
"104001121_16": "「ここでブチ壊されちゃいなさい」",
"104001121_17": "「連中の狙いはシンフォギアの破壊?」",
"104001121_18": "「愚者の石ではないのデスか?」",
"104001121_19": "「だったら派手にやってやらあッ!」",
"104001121_20": "「いっけえええええええッ!」"
{
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@ -1,12 +1,12 @@
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"104001132_0": "「水上施設が襲撃を受けているッ!?」",
"104001132_1": "「なんだとッ!?」",
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"104001132_3": "「そのまま作業を続けてください」",
"104001132_4": "「――えッ!?」",
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"104001132_7": "「でも、賢者の石の力が相手では――」",
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"104001132_9": "「抜剣せずとも、対抗できるッ!」"
{
"104001132_0": "「水上施設が襲撃を受けているッ!?」",
"104001132_1": "「なんだとッ!?」",
"104001132_2": "「すぐ浮上しますッ!」",
"104001132_3": "「そのまま作業を続けてください」",
"104001132_4": "「――えッ!?」",
"104001132_5": "「奴らは、愚者の石のことは知らないようだ」",
"104001132_6": "「回収作業のことが知られれば、邪魔されかねない」",
"104001132_7": "「でも、賢者の石の力が相手では――」",
"104001132_8": "「ユニゾンです……切歌さんと調さんの歌を重ねれば――」",
"104001132_9": "「抜剣せずとも、対抗できるッ!」"
}

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@ -1,19 +1,19 @@
{
"104001141_0": "(ユニゾン――だが今は後輩共は分断されちまってる……)",
"104001141_1": "「――だったら、埒を抉じあけるッ!」",
"104001141_2": "「はああああああああッ!」",
"104001141_3": "(――ここだッ!)",
"104001141_4": "(ベーゼ可能なゼロレンジッ!\\n だけどッ あーしの唇は安くないッ",
"104001141_5": "「いっけええええええッ!」",
"104001141_6": "「ッ!?\\n どっきんハァァ――ットッ」",
"104001141_7": "「さーて、いっちょやらかすデスよッ!」",
"104001141_8": "「切ちゃんッ!」",
"104001141_9": "「くッ!」",
"104001141_10": "「調ちゃんと切歌ちゃんのフォニックゲイン、\\n 飛躍していきますッ」",
"104001141_11": "「この出力でならッ!」",
"104001141_12": "「うだつのあがらない詐欺師まがいだったわたしたちに、\\n 完全な肉体と真の叡智――」",
"104001141_13": "「――そして理想を授けてくれたのはサンジェルマンなワケダ……。\\n だから、彼女のために負けられないワケダッ」",
"104001141_14": "「プレラーティッ!」",
"104001141_15": "「――させるかよッ!」",
"104001141_16": "「――ッ!?\\n もう、邪魔なのよッ」"
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@ -1,23 +1,23 @@
{
"104001152_0": "「楽しいこと気持ちいいことだけでは……、\\n 理想にはたどり着けないワケダッ」",
"104001152_1": "「理想のために――ッ!」",
"104001152_2": "(わたしの隣に、切ちゃんがいれば――)",
"104001152_3": "(アタシの隣に、調がいれば――)",
"104001152_4": "(――絶対負けない(デス)ッ!)",
"104001152_5": "<size=40>「はあああああああ――ッ!」</size>",
"104001152_6": "「ァアアア――ッ!」",
"104001152_7": "「ここまでにしてあげるわ」",
"104001152_8": "「重ね合ったこの手は……」",
"104001152_9": "「絶対に離さないデス」",
"104001152_10": "「……そういうことは家でやれ」",
"104001152_11": "「やってくれましたね」",
"104001152_12": "「ああ、今日のところはな……」",
"104001152_13": "「順調にいっているようだね。祭壇設置の儀式は」",
"104001152_14": "「はい。ですが、中枢制御の大祭壇設置に必要な\\n 生体エネルギーが不足しています……」",
"104001152_15": "「じゃあ……生贄を使えばいいんじゃないかな?」",
"104001152_16": "「――ッ!?」",
"104001152_17": "「あの2人のどちらかを」",
"104001152_18": "「充分に足りるはずさ、祭壇設置の不足分だってね。\\n 完全な肉体より錬成される生体エネルギーならば……」",
"104001152_19": "「局長――あなたは、どこまで人でなしなのか……」",
"104001152_20": "「選択してもらおうか。君の正義を」"
{
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@ -1,46 +1,46 @@
{
"104001211_0": "過去と未来の狭間で・前編",
"104001211_1": "「およ?」",
"104001211_2": "「よし切ちゃん、まずは落ち着こう」",
"104001211_3": "「およ―――ッ!」",
"104001211_4": "「デェェェ――――スッ!」",
"104001211_5": "「はッ!? み、見せてくださいッ!」",
"104001211_6": "「わああああ――わぶッ!?」",
"104001211_7": "「こっちは見てらんないッ!」",
"104001211_8": "「そうですッ! これが賢者の石に抗うボクたちの切り札……、\\n 愚者の石ですッ」",
"104001211_9": "「すっかり……愚者の石で定着しちゃったね」",
"104001211_10": "「か~ッ! 五臓六腑に染み渡るデスッ!」",
"104001211_11": "「さすが、石の発見者は言うことが違う」",
"104001211_12": "「そういえばエルフナインちゃんは?」",
"104001211_13": "「マッパでマッハな烏の行水だ」",
"104001211_14": "「泥に塗れた奇跡を、輝かせるために……」",
"104001211_15": "「対抗手段……対消滅バリア」",
"104001211_16": "「愚者の石の特性で賢者の石を無効化すれば」",
"104001211_17": "「この手に勝機は握られる」",
"104001211_18": "「……」",
"104001211_19": "(だとしても、まず――)",
"104001211_20": "「あ、クリスちゃん宛てに、外務省経由で連絡が来ていたわよ」",
"104001211_21": "「連絡? あたしに?」",
"104001211_22": "「バルベルデのあの姉弟が、\\n 帰国前に面会を求めているんだけど……」",
"104001211_23": "「悪い。それ、なしで頼む」",
"104001211_24": "「でも……」",
"104001211_25": "「バルベルデ……」",
"104001211_26": "「うわああああああああッ!」",
"104001211_27": "「くそったれがああああッ!」",
"104001211_28": "「あなたがステファンの脚をッ!」",
"104001211_29": "「ああ<speed=1>、</speed>撃ったのはこのあたしだ」",
"104001211_30": "「……クリスちゃん……」",
"104001211_31": "「過去は過去。選択の結果は覆らない」",
"104001211_32": "「だからとて、目を背け続けては、\\n 今為すべきことすらおざなりになってしまうぞ」",
"104001211_33": "「ご忠節が痛み入るね」",
"104001211_34": "「雪音、お前には――」",
"104001211_35": "「ふむ、揃ってるようだな」",
"104001211_36": "「師匠……なんです藪から棒に……」",
"104001211_37": "「全員、トレーニングルームに集合だッ!」",
"104001211_38": "「――はあッ!?」",
"104001211_39": "「トレーニングって、おっさんッ!\\n 愚者の石が見つかった今、今更が過ぎんぞッ」",
"104001211_40": "「これが映画だったら、たかだか石ころで、\\n ハッピーエンドになるはずなかろう」",
"104001211_41": "「なんだよ、それ」",
"104001211_42": "「御託はひと暴れしてからだッ!」",
"104001211_43": "「トレーニングプログラム、開始します」"
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"104001241_3": "「はッ!」",
"104001241_4": "「どおりゃあああああッ!」",
"104001241_5": "「デェ――――スッ!」",
"104001241_6": "「わたしと切ちゃん、2人の歌を重ねればッ!」",
"104001241_7": "「ザババの刃は相手を選ばないのデスッ!」",
"104001241_8": "「はああああああッ!」",
"104001241_9": "「――だからって……大人げないッ!」",
"104001241_10": "「なッ……」",
"104001241_11": "「ああッ!」",
"104001241_12": "「今回は特別に、俺が訓練をつけてやるッ!\\n 遠慮はいらんぞッ」",
"104001241_13": "「こちらも遠慮なしで行くッ!」",
"104001241_14": "「師匠が相手ですかッ!?」",
"104001241_15": "「ああ、たまにはこういうのもいいだろう」",
"104001241_16": "(……いやな予感しか)",
"104001241_17": "(しないのデス……)"
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@ -1,61 +1,61 @@
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"104001252_0": "「ふんッ!」",
"104001252_1": "「くッ――ど、どうすればいいのッ!?」",
"104001252_2": "「はああああ――たあッ!」",
"104001252_3": "「きゃああッ!?」",
"104001252_4": "「マリアッ!」",
"104001252_5": "「人間相手の攻撃に躊躇しちゃうけれど……」",
"104001252_6": "「相手が人間かどうかは疑わしいのデスッ!」",
"104001252_7": "「師匠ッ! 対打をお願いしますッ!\\n はああああああ――ッ」",
"104001252_8": "「張り切るな、特訓バカッ!」",
"104001252_9": "「はッ! たッ! てえぃッ!」",
"104001252_10": "「猪突に任せるなッ!」",
"104001252_11": "「司令は手を合わせ、心を合わせることでわたしたちに\\n 何かを伝えようとしている……」",
"104001252_12": "「はッ!\\n うわッ、うわあああああッ」",
"104001252_13": "「ほいよっとッ!」",
"104001252_14": "「だが、その前に――わたしの中の跳ね馬が躍り昂ぶるッ!」",
"104001252_15": "「はあああああッ! はッ! せいッ!」",
"104001252_16": "「たああああ――ッ!」",
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"104001252_18": "「はあッ!」",
"104001252_19": "「く――ッ!」",
"104001252_20": "「ほたえな、おっさんッ!」",
"104001252_21": "「ほッ! はッ! とッ! はッ! とッ!\\n ……おおおおおりゃあッ」",
"104001252_22": "「嘘だろッ!? ……ぐはッ!」",
"104001252_23": "「数をバラ撒いても、重ねなければ積み上がらないッ!\\n 心と意を合わせろッ」",
"104001252_24": "「――爆心ッ!」",
"104001252_25": "「わわっ……」\\n「デスッ」",
"104001252_26": "「うきゅう……」",
"104001252_27": "「忘れるなッ! 愚者の石はあくまでも、賢者の石を\\n 無効化する手段に過ぎんッ」",
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"104001252_29": "「え……じゃあ、今のはッ!?」",
"104001252_30": "「本番は……ここからだッ!」",
"104001252_31": "「……」",
"104001252_32": "「?」",
"104001252_33": "「順調にいっているようだね。祭壇設置の儀式は」",
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"104001252_35": "「じゃあ……生贄を使えばいいんじゃないかな?」",
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"104001252_43": "「順調よ。時間は少しかかるけど」",
"104001252_44": "「同じ未来を夢見た仲間……」",
"104001252_45": "「そうね……仲間を傷つける奴は許さない……。\\n あーしも腹を括ったわ」",
"104001252_46": "「七つの惑星と七つの音階……。\\n 星空は、まるで音楽を奏でる譜面のようね」",
"104001252_47": "「始めようか、開闢の儀式を」",
"104001252_48": "「……ッ!」",
"104001252_49": "「……」",
"104001252_50": "「そろそろ選ばなくてはね。捧げる命はどちらなのか……」",
"104001252_51": "「……はッ!?」",
"104001252_52": "「……」",
"104001252_53": "「さてシンフォギアだよ、気になるのは」",
"104001252_54": "「あーしが出るわ。儀式で動けない人と負傷者には、\\n 任せられないじゃない」",
"104001252_55": "「あるのかな? 何か考えでも」",
"104001252_56": "「……」",
"104001252_57": "「相手はお肌に悪いくらいの強敵」",
"104001252_58": "「もう嘘はつきたくなかったけど……搦め手でいかせてもらうわ」"
{
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"104001252_11": "「司令は手を合わせ、心を合わせることでわたしたちに\\n 何かを伝えようとしている……」",
"104001252_12": "「はッ!\\n うわッ、うわあああああッ」",
"104001252_13": "「ほいよっとッ!」",
"104001252_14": "「だが、その前に――わたしの中の跳ね馬が躍り昂ぶるッ!」",
"104001252_15": "「はあああああッ! はッ! せいッ!」",
"104001252_16": "「たああああ――ッ!」",
"104001252_17": "「……お見事……なッ!?」",
"104001252_18": "「はあッ!」",
"104001252_19": "「く――ッ!」",
"104001252_20": "「ほたえな、おっさんッ!」",
"104001252_21": "「ほッ! はッ! とッ! はッ! とッ!\\n ……おおおおおりゃあッ」",
"104001252_22": "「嘘だろッ!? ……ぐはッ!」",
"104001252_23": "「数をバラ撒いても、重ねなければ積み上がらないッ!\\n 心と意を合わせろッ」",
"104001252_24": "「――爆心ッ!」",
"104001252_25": "「わわっ……」\\n「デスッ」",
"104001252_26": "「うきゅう……」",
"104001252_27": "「忘れるなッ! 愚者の石はあくまでも、賢者の石を\\n 無効化する手段に過ぎんッ」",
"104001252_28": "「さあ、準備運動は終わりだ」",
"104001252_29": "「え……じゃあ、今のはッ!?」",
"104001252_30": "「本番は……ここからだッ!」",
"104001252_31": "「……」",
"104001252_32": "「?」",
"104001252_33": "「順調にいっているようだね。祭壇設置の儀式は」",
"104001252_34": "「はい。ですが、中枢制御の大祭壇設置に必要な\\n 生体エネルギーが不足しています……」",
"104001252_35": "「じゃあ……生贄を使えばいいんじゃないかな?」",
"104001252_36": "「え?」",
"104001252_37": "「あの2人のどちらかを」",
"104001252_38": "「――ッ!?」",
"104001252_39": "「充分に足りるはずさ、祭壇設置の不足分だってね。\\n 完全な肉体より錬成される生体エネルギーならば……」",
"104001252_40": "「局長――あなたは、どこまで人でなしなのか……」",
"104001252_41": "「選択してもらおうか。君の正義を」",
"104001252_42": "「プレラーティの修復は?」",
"104001252_43": "「順調よ。時間は少しかかるけど」",
"104001252_44": "「同じ未来を夢見た仲間……」",
"104001252_45": "「そうね……仲間を傷つける奴は許さない……。\\n あーしも腹を括ったわ」",
"104001252_46": "「七つの惑星と七つの音階……。\\n 星空は、まるで音楽を奏でる譜面のようね」",
"104001252_47": "「始めようか、開闢の儀式を」",
"104001252_48": "「……ッ!」",
"104001252_49": "「……」",
"104001252_50": "「そろそろ選ばなくてはね。捧げる命はどちらなのか……」",
"104001252_51": "「……はッ!?」",
"104001252_52": "「……」",
"104001252_53": "「さてシンフォギアだよ、気になるのは」",
"104001252_54": "「あーしが出るわ。儀式で動けない人と負傷者には、\\n 任せられないじゃない」",
"104001252_55": "「あるのかな? 何か考えでも」",
"104001252_56": "「……」",
"104001252_57": "「相手はお肌に悪いくらいの強敵」",
"104001252_58": "「もう嘘はつきたくなかったけど……搦め手でいかせてもらうわ」"
}

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@ -1,39 +1,39 @@
{
"104001311_0": "過去と未来の狭間で・後編",
"104001311_1": "「これが……?」",
"104001311_2": "「はい。急ごしらえですが、対消滅バリアシステムを\\n 組み込みました」",
"104001311_3": "「見た目に変化はないけれど……」",
"104001311_4": "「これで賢者の石には負けないのデス」",
"104001311_5": "「ところで、翼とクリスは?」",
"104001311_6": "「お2人には先に渡しておきました。\\n お知り合いに……会いにいくそうなので」",
"104001311_7": "「……」",
"104001311_8": "「今日の夕方の便で帰るんだ。\\n でも、その前に……このことを伝えたかった」",
"104001311_9": "「あ……ああ……」",
"104001311_10": "「……」",
"104001311_11": "「術後の経過もいいから、すぐにリハビリも始められるって」",
"104001311_12": "「そうか……」",
"104001311_13": "「内戦の無い国ってのをもう少し見てみたかったけど……、\\n 姉ちゃんの帰りを待ってる子たちも多いからさ」",
"104001311_14": "「……?」",
"104001311_15": "「彼女は雪音のご両親の遺志を継ぎ、家や家族を失った子供たちを\\n 支援しているそうだ」",
"104001311_16": "「……え?」",
"104001311_17": "「……」",
"104001311_18": "「パパやママの遺志を継いで……」",
"104001311_19": "「さっき運んだ支援物資の中に――」",
"104001311_20": "「……パパ…<speed=0.5>…</speed>ママ……?」",
"104001311_21": "「パパッ! ママッ!」",
"104001311_22": "「離してッ! ソーニャッ!」",
"104001311_23": "「ダメよッ! あぶないわッ!」",
"104001311_24": "「ソーニャのせいだッ!」",
"104001311_25": "(わかってた……ソーニャお姉ちゃんのせいじゃないって……)",
"104001311_26": "(……だけど、ソーニャの弟のことは、あたしの――)",
"104001311_27": "「……なのに。何が言えるんだよ……」",
"104001311_28": "「取り込み中だぞッ!?」",
"104001311_29": "「アルカ・ノイズ……ッ!」",
"104001311_30": "「第7区域にアルカ・ノイズの反応を検知ッ!\\n 天羽々斬とイチイバルは即時対応をッ」",
"104001311_31": "「響ちゃんたちもそちらに向かっているわッ!」",
"104001311_32": "「避難誘導の要請をお願いします」",
"104001311_33": "「2人は早く避難をッ!」",
"104001311_34": "「わ、わかったわッ!」",
"104001311_35": "「むしゃくしゃのぶつけどころだッ!」",
"104001311_36": "「Killiter Ichaival tron――」"
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"104001321_0": "「すごい……」",
"104001321_1": "「……ッ!」",
"104001321_2": "「のこのこと誘き出されたわねッ!」",
"104001321_3": "「敵、錬金術師とエンゲージッ!\\n ですが……」",
"104001321_4": "「単騎での作戦行動……?」",
"104001321_5": "「陽動……何かの囮でしょうか?」",
"104001321_6": "「むう……」",
"104001321_7": "「雪音ッ! 建物に敵を近付けさせるなッ!\\n 逃げ遅れた人たちがまだ――」",
"104001321_8": "「わぁってるッ!」",
"104001321_9": "「ちょこまかとッ! ――くッ!」",
"104001321_10": "(こいつ、建物とあたしの間にッ!\\n これじゃ撃つわけには――",
"104001321_11": "「口調ほど悪い子じゃないのね」",
"104001321_12": "「がは……ッ!」",
"104001321_13": "「雪音ッ!?\\n ……くッ」",
"104001321_14": "「嫌いじゃないけど殺しちゃおう。\\n ――ッ」",
"104001321_15": "「はあああああッ!」",
"104001321_16": "「大丈夫、クリスちゃん?」",
"104001321_17": "「おせーんだよ、バカ」",
"104001321_18": "「すまない……月読、暁……」",
"104001321_19": "「たまには、わたしたちだってッ!」",
"104001321_20": "「そうデスッ! ここからが逆転劇デスッ!」",
"104001321_21": "「そうね。逆転劇はここからよねッ!」",
"104001321_22": "「これはッ!?」\\n「何ッ」",
"104001321_23": "「翼さ――」\\n「調ッ」",
"104001321_24": "「何を――ッ!?」",
"104001321_25": "「うふッ」",
"104001321_26": "「紅刃シュルシャガナと――」",
"104001321_27": "「碧刃イガリマのユニゾン」",
"104001321_28": "「プレラーティが身をもって教えてくれたの。\\n 気をつけるべきはこの人って」",
"104001321_29": "「そりゃまた随分とッ!」",
"104001321_30": "「わたしたちもなめられたものねッ!」",
"104001321_31": "「――後悔させてやらぁッ!」"
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"104001331_3": "「うん……あの時はクリスちゃんがいたから、\\n マイクユニットをつかって敵の位置が探れたんだけど――」",
"104001331_4": "「――ッ!? お出迎えが来たみたいデスッ!」",
"104001331_5": "「切歌ちゃんッ! 油断しないでッ!\\n 生半可な威力じゃあのアルカ・イズは倒せないッ」",
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"104001341_1": "「ああ、この空間の中心にいるはずの本体を叩けば、\\n 脱出できるはず――」",
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"104001341_3": "「さっきの特訓……」",
"104001341_4": "「……いけるか、月読?」",
"104001341_5": "「……わかりません」",
"104001341_6": "「あまり気負うな。どちらにしてもここで現れるアルカ・ノイズは\\n 脅威だ。無理せず戦いながら敵の本体の位置を探るんだッ」",
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"104001351_0": "「この距離なら、飛び道具は――」",
"104001351_1": "「――ッ!?」",
"104001351_2": "「まさかの武闘派ああああああッ!」",
"104001351_3": "「マリアッ!」",
"104001351_4": "「が――ッ!」",
"104001351_5": "「がっつぽー☆」",
"104001351_6": "「ぐっ……まだ、こんな所にッ!?」",
"104001351_7": "「……ステファンの、車椅子が……」",
"104001351_8": "「ごめんね、巻き込んじゃって」",
"104001351_9": "「……ッ!」",
"104001351_10": "「すぐにまとめて始末してあげるから」",
"104001351_11": "「そうはさせ――ッ!」",
"104001351_12": "「おおおお――ッ!」",
"104001351_13": "「やけのやんぱちッ!?」",
"104001351_14": "「おおおおおおおッ!」",
"104001351_15": "「なんのつもりだッ!?」",
"104001351_16": "「クリスがあの時助けてくれたから、オレも今、クリスを\\n 助けられたッ」",
"104001351_17": "「無くした足は……過去はどうしたって変えられない。\\n だけど、この瞬間は変えられるッ きっと未来だって――」",
"104001351_18": "「……ステファン……」",
"104001351_19": "「姉ちゃんも、クリスも、\\n 変えられない過去に囚われてばかりだッ」",
"104001351_20": "「――ッ!?」",
"104001351_21": "「オレはこの足で踏み出したッ!\\n 姉ちゃんとッ クリスはッ」",
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"104001351_25": "「遅いッ! だけど、いい顔してるから許すッ!」",
"104001351_26": "「さっきのあれ……この本番にぶつけられるか?」",
"104001351_27": "「いいわよ。そういうの嫌いじゃない」",
"104001351_28": "「何をごちゃごちゃとぉぉッ!」",
"104001351_29": "「……そうりゃあああッ!」",
"104001351_30": "「んふふ……ああッ!?」",
"104001351_31": "「イグナイト? ラピス・フィロソフィカスの輝きを受けて、\\n どうしてッ」",
"104001351_32": "「昨日までのシンフォギアと思うなよッ!」",
"104001351_33": "(これって――ユニゾンッ!?\\n ザババの刃だけじゃないのッ",
"104001351_34": "「愚者の石の力による対消滅を確認ッ!\\n イグナイト、解除されませんッ」",
"104001351_35": "「うまくいきましたッ!」",
"104001351_36": "「フォニックゲイン、相乗的に上昇中ッ!\\n ユニゾンの効果だと思われますッ」",
"104001351_37": "「行けるかッ!?」",
"104001351_38": "「調くんと切歌くんのユニゾンは強力ッ!\\n だからこそ、その分断が予想されるッ」",
"104001351_39": "「ギアの特性だけに頼るなッ! いかなる組み合わせであっても、\\n 歌を重ねられるよう心を合わせるんだッ」",
"104001351_40": "「絆のユニゾンッ!」"
{
"104001351_0": "「この距離なら、飛び道具は――」",
"104001351_1": "「――ッ!?」",
"104001351_2": "「まさかの武闘派ああああああッ!」",
"104001351_3": "「マリアッ!」",
"104001351_4": "「が――ッ!」",
"104001351_5": "「がっつぽー☆」",
"104001351_6": "「ぐっ……まだ、こんな所にッ!?」",
"104001351_7": "「……ステファンの、車椅子が……」",
"104001351_8": "「ごめんね、巻き込んじゃって」",
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"104001351_15": "「なんのつもりだッ!?」",
"104001351_16": "「クリスがあの時助けてくれたから、オレも今、クリスを\\n 助けられたッ」",
"104001351_17": "「無くした足は……過去はどうしたって変えられない。\\n だけど、この瞬間は変えられるッ きっと未来だって――」",
"104001351_18": "「……ステファン……」",
"104001351_19": "「姉ちゃんも、クリスも、\\n 変えられない過去に囚われてばかりだッ」",
"104001351_20": "「――ッ!?」",
"104001351_21": "「オレはこの足で踏み出したッ!\\n 姉ちゃんとッ クリスはッ」",
"104001351_22": "「これだけ発破かけられて、いつまでも足を竦ませてる訳には\\n いかねーじゃねえかッ」",
"104001351_23": "「トドメよ――」",
"104001351_24": "「おぶぅッ!」",
"104001351_25": "「遅いッ! だけど、いい顔してるから許すッ!」",
"104001351_26": "「さっきのあれ……この本番にぶつけられるか?」",
"104001351_27": "「いいわよ。そういうの嫌いじゃない」",
"104001351_28": "「何をごちゃごちゃとぉぉッ!」",
"104001351_29": "「……そうりゃあああッ!」",
"104001351_30": "「んふふ……ああッ!?」",
"104001351_31": "「イグナイト? ラピス・フィロソフィカスの輝きを受けて、\\n どうしてッ」",
"104001351_32": "「昨日までのシンフォギアと思うなよッ!」",
"104001351_33": "(これって――ユニゾンッ!?\\n ザババの刃だけじゃないのッ",
"104001351_34": "「愚者の石の力による対消滅を確認ッ!\\n イグナイト、解除されませんッ」",
"104001351_35": "「うまくいきましたッ!」",
"104001351_36": "「フォニックゲイン、相乗的に上昇中ッ!\\n ユニゾンの効果だと思われますッ」",
"104001351_37": "「行けるかッ!?」",
"104001351_38": "「調くんと切歌くんのユニゾンは強力ッ!\\n だからこそ、その分断が予想されるッ」",
"104001351_39": "「ギアの特性だけに頼るなッ! いかなる組み合わせであっても、\\n 歌を重ねられるよう心を合わせるんだッ」",
"104001351_40": "「絆のユニゾンッ!」"
}

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@ -1,28 +1,28 @@
{
"104001352_0": "「ラピスの輝きを封じた上にユニゾンッ!\\n こんなの、サンジェルマンたちにやらせるわけには――」",
"104001352_1": "「やらせるわけにはァァッ!」",
"104001352_2": "「高質量のエネルギーッ! まさか、相打ち覚悟でッ!?」",
"104001352_3": "「あーしの魅力は爆発寸前ッ!」",
"104001352_4": "「ぐううううッ!」",
"104001352_5": "「おおおおおおッ!」",
"104001352_6": "「今を超えるッ!」",
"104001352_7": "「力をおおおッ!」",
"104001352_8": "「あああああああああ――ッ!?」",
"104001352_9": "「っ……やったわね……」",
"104001352_10": "「クリスちゃんッ!」\\n「マリアッ」",
"104001352_11": "「無事だったか、皆ッ!」",
"104001352_12": "「ま、なんとかな……」",
"104001352_13": "「……」",
"104001352_14": "「クリス……また、いつか……」",
"104001352_15": "「また今度、絶対に……」",
"104001352_16": "「やーられたったー消えたったー、\\n カリオストロはお星様になられた模様。ちーん」",
"104001352_17": "「そんな……カリオストロが……」",
"104001352_18": "「省けたね。選択のひと手間が」",
"104001352_19": "「――ッ!」",
"104001352_20": "「贄と捧げるはプレラーティ。\\n ちょうどいいね、怪我もしてるし」",
"104001352_21": "「あなたは、どこまでも――」",
"104001352_22": "「ああ、人でなしさッ! まったくもって正しいねッ!\\n 君の見立てはッ」",
"104001352_23": "「――ああッ!?」",
"104001352_24": "「アダムの人でなしッ! ろくでなしッ!\\n 悪い男はいつだって女の子にモテモテなのよねッ」",
"104001352_25": "「旧支配者に並ぶ力だよ、神の力は。\\n 手に入らないよ、人でなしくらいじゃないと」"
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@ -1,10 +1,10 @@
{
"104001411_0": "碧いうさぎ・前編",
"104001411_1": "「ごめんなさい……、対消滅の際に生じる反動のせいで、\\n ギアのメンテナンスになってしまって……」",
"104001411_2": "「気にしないの。むしろ急ごしらえでよくやってくれたわ。\\n ありがとう」",
"104001411_3": "「おかげで、抱え込まなくていいわだかまりも\\n スッキリできたしな」",
"104001411_4": "「反動汚染の除去を急ぎます」",
"104001411_5": "「頼もしいちびっ子だ」",
"104001411_6": "「クリスさんだって……」",
"104001411_7": "「ん? あたしは大きいぞ?」"
{
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@ -1,22 +1,22 @@
{
"104001431_0": "「呼吸を合わせろッ!\\n 月読――ッ」",
"104001431_1": "「――ッ!? 速い――」",
"104001431_2": "「きゃッ!」",
"104001431_3": "「はぁ……はぁ……」",
"104001431_4": "「大丈夫かッ!?」",
"104001431_5": "「切ちゃんとなら、合わせられるのに……」",
"104001431_6": "(そう、切ちゃんとなら――)",
"104001431_7": "「これ……なんて読むのデスか?」",
"104001431_8": "「つくよみ、しらべ……だって」",
"104001431_9": "「しらべ……、\\n ヤジロベーみたいで、イカすデスッ」",
"104001431_10": "「本当の名前は思い出せなくて……。\\n ここの人たちが持ってた物から付けてくれた」",
"104001431_11": "「アタシの誕生日も、ここに来た日にされたデスッ!\\n 似た者同士、仲良くするデスッ」",
"104001431_12": "「はああああああッ!」",
"104001431_13": "「こんな課題……続けていても……」",
"104001431_14": "「――緒川……さんッ!?」",
"104001431_15": "「微力ながら、お手伝い致しますよ」",
"104001431_16": "「その技前は、飛騨忍軍の流れを汲んでいるッ!\\n 力を合わせねば、影さえ捉えられないぞッ」",
"104001431_17": "「調ッ! 無限軌道で市中引き回しデスよッ!」",
"104001431_18": "「うんッ!」",
"104001431_19": "「できれば。お手柔らかに……」"
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@ -1,73 +1,73 @@
{
"104001442_0": "「隙だらけッ!」",
"104001442_1": "「嘘ッ!?」",
"104001442_2": "「残像です。僕はここに」",
"104001442_3": "「追いかけてばかりでは追いつけませんよ」",
"104001442_4": "「逸るなッ! 月読ッ!」",
"104001442_5": "(切ちゃんは、やれてる……誰と組んでも……。\\n でもわたしは、切ちゃんでなきゃ……ッ",
"104001442_6": "(1人でも、戦えなきゃッ!)",
"104001442_7": "「連携だ、月読ッ! 動きを封じるために――」",
"104001442_8": "「だったら面で制圧ッ! 逃がさないッ!」",
"104001442_9": "「ダメデス調ッ! むしろ逃がさないとッ!」",
"104001442_10": "「――ッ!?」",
"104001442_11": "「どえらい事故デスッ!」",
"104001442_12": "「……あッ!?」",
"104001442_13": "「思わず空蝉を使ってしまいました」",
"104001442_14": "「力はあります。あとはその使い方です」",
"104001442_15": "「調ちゃんッ!」",
"104001442_16": "「調ッ! 大丈夫デスかッ!」",
"104001442_17": "(あれは……、いつかのわたしだ)",
"104001442_18": "「これで、各装者のユニゾンパターンを\\n 全て試した事になりますが……」",
"104001442_19": "「調さんだけが、連携によるフォニックゲインの\\n 引き上げに失敗しています」",
"104001442_20": "「思わぬ落とし穴だったな」",
"104001442_21": "「司令、内閣府からの入電です」",
"104001442_22": "「繋いでくれ」",
"104001442_23": "「八紘兄貴――何かあったのか?」",
"104001442_24": "「ああ……。神社本庁を通じて情報の提供だ」",
"104001442_25": "「神社本庁と言えば――」",
"104001442_26": "「各地のレイライン観測の件かもしれない」",
"104001442_27": "「曰く、神いずる門の伝承」",
"104001442_28": "「――神……、パヴァリア光明結社の求める力……」",
"104001442_29": "「詳細については直接聞いてほしい。\\n 必要な資料は送付しておく」",
"104001442_30": "「……ふう」",
"104001442_31": "「どうしますか、司令?」",
"104001442_32": "「気分転換も、必要かもしれんな」",
"104001442_33": "「埼玉県の……つき神社? そこに何かあるの?」",
"104001442_34": "「多くの神社はレイライン上にあり、その神社も例外では\\n ありません。さらに神いずる門の伝承があるとすれば……」",
"104001442_35": "「つまり、指し手の筋を探る事で、\\n 逆転の一手を打とうとしているわけね」",
"104001442_36": "「あーむ……」",
"104001442_37": "「つーか、特訓直後だってのに元気だな」",
"104001442_38": "「いやデスよ、ホメ殺すつもりデスかッ!」",
"104001442_39": "「どういう理屈でそうなるッ!」",
"104001442_40": "「……」",
"104001442_41": "「調ッ!」",
"104001442_42": "「どうしたデスか、調?」",
"104001442_43": "「ノコギリじゃないから車酔いデスか?」",
"104001442_44": "「……ううん……何でもない……」",
"104001442_45": "「およー?\\n ここ、狛犬じゃなくてうさぎがいるのデスッ」",
"104001442_46": "「……」",
"104001442_47": "「うさぎさんがあちこちに……可愛い」",
"104001442_48": "「話には伺ってましたが――」",
"104001442_49": "「いやあ、みなさん、お若くていらっしゃる」",
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"104001442_54": "「冗談ですとも。単なる小粋な神社ジョーク。\\n 円滑な人付き合いに不可欠な作法です」",
"104001442_55": "「初対面ではありますが、\\n これですっかり打ち解けたのではないかと」",
"104001442_56": "「むしろ不信感が万里の長城を築くってのはどういうこった……」",
"104001442_57": "「では早速、本題に参りましょうか」",
"104001442_58": "「ところでみなさんは、氷川神社群というのをご存知ですかな?」",
"104001442_59": "「これは……オリオン座ッ!?」",
"104001442_60": "「正しくは、ここつき神社を含む、周辺7つの氷川神社により\\n 描かれた、鏡写しのオリオン座とでも言いましょうか……」",
"104001442_61": "「受け継がれる伝承において、鼓星(ツヅミボシ)の\\n 神門カムド――この門より神の力がいずるとされています」",
"104001442_62": "「憶測と推論にすぎないが……、それでも、パヴァリア光明結社の\\n 狙いと合致する部分は多く、無視はできない……」",
"104001442_63": "「……神いずる門……」",
"104001442_64": "「――うあッ!?」",
"104001442_65": "「けたたましいのデス……」",
"104001442_66": "「わ、わたしはいたって真面目なのですが、わたしの中に\\n 獣がいましてですね……」",
"104001442_67": "「では、晩ご飯の支度をしましょうか。\\n 私の焼いたキッシュは絶品ですぞ」",
"104001442_68": "「そこは和食だろッ! 神社らしくッ!」",
"104001442_69": "「ご厚意はありがたいのですが――」",
"104001442_70": "「ここにある古文書……、\\n すべて目を通すには、お腹いっぱいにして元気でないと」"
{
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"104001442_59": "「これは……オリオン座ッ!?」",
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"104001442_61": "「受け継がれる伝承において、鼓星(ツヅミボシ)の\\n 神門カムド――この門より神の力がいずるとされています」",
"104001442_62": "「憶測と推論にすぎないが……、それでも、パヴァリア光明結社の\\n 狙いと合致する部分は多く、無視はできない……」",
"104001442_63": "「……神いずる門……」",
"104001442_64": "「――うあッ!?」",
"104001442_65": "「けたたましいのデス……」",
"104001442_66": "「わ、わたしはいたって真面目なのですが、わたしの中に\\n 獣がいましてですね……」",
"104001442_67": "「では、晩ご飯の支度をしましょうか。\\n 私の焼いたキッシュは絶品ですぞ」",
"104001442_68": "「そこは和食だろッ! 神社らしくッ!」",
"104001442_69": "「ご厚意はありがたいのですが――」",
"104001442_70": "「ここにある古文書……、\\n すべて目を通すには、お腹いっぱいにして元気でないと」"
}

View file

@ -1,68 +1,68 @@
{
"104001511_0": "碧いうさぎ・後編",
"104001511_1": "「門よりいずる神の力か……」",
"104001511_2": "「皆の協力もあって、神社所蔵の古文書より、\\n いくつかの情報が得られました」",
"104001511_3": "「敵がレイラインを利用した計画を進めているとすれば、\\n 対抗手段となるのは、やはり要石かと」",
"104001511_4": "「要石――\\n キャロルとの戦いで幾つかが失われてしまいましたが……」",
"104001511_5": "「それでもレイラインの安全弁として機能するはずです」",
"104001511_6": "「……神の力をパヴァリア光明結社に渡すわけにはいかないッ!\\n なんとしてでも阻止するぞッ」",
"104001511_7": "「無論、そのつもりです」",
"104001511_8": "「……」",
"104001511_9": "「おやおや、こんな夜更けに散歩とは……」",
"104001511_10": "「……」",
"104001511_11": "「何か、悩み事ですかな?」",
"104001511_12": "「1人でなんとかできます」",
"104001511_13": "「それでも口に出すと楽になりますぞ?\\n 誰も人では生きられませんからな」",
"104001511_14": "「そんなのわかってるッ!」",
"104001511_15": "「でも、わたしは――」",
"104001511_16": "「何を隠そうここは神社。\\n 困った時のなんとやらには事欠かないとは思いませんか」",
"104001511_17": "「二礼二拍手一礼……。若い方には、馴染みのない作法ですかな?」",
"104001511_18": "「うん……。なんか、めんどくさい」",
"104001511_19": "「これはこれは」",
"104001511_20": "「しきたりや決まり事……、\\n 誰かや何かに合わせなきゃいけないって、よくわからない」",
"104001511_21": "「うん……?」",
"104001511_22": "「……合ってる?」",
"104001511_23": "「ええ、おおよそは」",
"104001511_24": "「合わせたくっても上手くいかない。\\n 狭い世界での関係性しかわたしにはわからない」",
"104001511_25": "「引け目が築いた心の壁が、大切な人たちを遠ざけている……。\\n いつかきっと親友までも……」",
"104001511_26": "「……あなたはいい人だ」",
"104001511_27": "「いい人? だったらどうして、わたしの中に壁があるの?」",
"104001511_28": "「壁を崩して打ち解けることは大切なことかもしれません」",
"104001511_29": "「ですが壁とは、拒絶のためだけにあるものではない。\\n 私はそう思いますよ」",
"104001511_30": "「あのおたんちん……。元詐欺師が1人で格好つけるから\\n こうなったワケダ……」",
"104001511_31": "「大祭壇の設置に足りない生体エネルギーは、\\n あーしたちから錬成する……」",
"104001511_32": "「仲間に犠牲を強いるアダムのやり方は受け入れられない……」",
"104001511_33": "「きっとあいつは他にも何か隠している……。\\n まあ、女の勘だけどネ……」",
"104001511_34": "「女の勘ね。フッ、生物学的に完全な肉体を得るため、\\n 後から女と成ったくせに一丁前なことを吠えるワケダ」",
"104001511_35": "「だけど……、確かめる価値はあるワケダ」",
"104001511_36": "「ねぇ、あたし人間になりたいッ!」",
"104001511_37": "「藪から棒だね……いつにも増して」",
"104001511_38": "「神の力が手に入ったら、アダムと同じ人間になりたいって\\n 言ってるのッ」",
"104001511_39": "「……」",
"104001511_40": "「人形のままだとアダムのお嫁さんになれないでしょ? 子供を\\n 産んで、ポコポコ産んで、野球チームを作りたいのよッ」",
"104001511_41": "「だーかーらー、さっさと三級錬金術師を生命エネルギーに\\n 替えちゃってさ――」",
"104001511_42": "「その話、詳しく聞きたいワケダ」",
"104001511_43": "「繰り返してきたはずだよ、君たちだって。\\n 言わせないよ、知らないなんて」",
"104001511_44": "「計画遂行の勘定に入っていたのさッ! 最初からッ!\\n 君の命もッ サンジェルマンの命もッ」",
"104001511_45": "「そんなの聞いていないワケダッ!」",
"104001511_46": "「他に何を隠しているッ! 何を目的としているワケダッ!」",
"104001511_47": "「人形の見た夢にこそ……神の力は」",
"104001511_48": "「人形……?」",
"104001511_49": "「逃げたッ! きっとサンジェルマンにチクるつもりだよッ!\\n どうしようッ」",
"104001511_50": "「狩りたてるのは、任せるとしよう……シンフォギアに」",
"104001511_51": "「サンジェルマンッ! サンジェルマンッ!\\n ……くッ、妨害されているワケダ……」",
"104001511_52": "「錬金術師がッ!?」",
"104001511_53": "「新川越バイパスを猛スピードで北上中ッ!」",
"104001511_54": "「付近への被害甚大ッ!\\n このまま、住宅地に差し掛かることがあれば……」",
"104001511_55": "「了解ですッ! 対応しますッ!」",
"104001511_56": "「皆さんッ! どちらへッ!?」",
"104001511_57": "「……え、調ッ!?」",
"104001511_58": "「師匠ッ! いま、調ちゃんが……」",
"104001511_59": "「……ッ! そちらにヘリを向かわせているッ!\\n 先走らず、ヘリの到着を待てッ」",
"104001511_60": "(――シュルシャガナでなら追いつけるッ!)",
"104001511_61": "「高機動を誇るのはお前1人ではないぞ?」",
"104001511_62": "「……」",
"104001511_63": "「ッ!?」",
"104001511_64": "「何を企み、どこに向かうッ!」",
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"104001511_31": "「大祭壇の設置に足りない生体エネルギーは、\\n あーしたちから錬成する……」",
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"104001511_33": "「きっとあいつは他にも何か隠している……。\\n まあ、女の勘だけどネ……」",
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"104001511_43": "「繰り返してきたはずだよ、君たちだって。\\n 言わせないよ、知らないなんて」",
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@ -1,20 +1,20 @@
{
"104001522_0": "「ちッ!」",
"104001522_1": "「お構いなしときたかッ!」",
"104001522_2": "「ユニゾンだ、月読ッ! イグナイトとの\\n ダブルブーストマニューバでまくり上げるぞッ」",
"104001522_3": "「……ッ!」",
"104001522_4": "「ユニゾンは……できません……」",
"104001522_5": "「月読……」",
"104001522_6": "「切ちゃんは、やれてる……誰と組んでも……。\\n でもわたしは、切ちゃんとでなきゃ……ッ」",
"104001522_7": "「人との接し方を知らないわたしは、\\n 人で強くなるしかないんですッ 人でッ」",
"104001522_8": "「心に壁を持っているのだな、月読は」",
"104001522_9": "「――壁……」",
"104001522_10": "「わたしもかつて、亡き友を想い、これ以上、失うものかと\\n 誓った心が壁となり、目を塞いだこともある……」",
"104001522_11": "「……天羽……奏さんとの……?」",
"104001522_12": "「月読の壁も、ただ相手を隔てる壁ではない。\\n 相手を想ってこその距離感だ」",
"104001522_13": "「……想ってこその距離感……?」",
"104001522_14": "「それはきっと、月読の優しさなのだろうな」",
"104001522_15": "「優しさ……」",
"104001522_16": "「優しいのは、わたしじゃなく、周りのみんなです。\\n だからこうして気遣ってくれて……」",
"104001522_17": "「わたしは、みんなの優しさに応えたいッ!」"
{
"104001522_0": "「ちッ!」",
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}

View file

@ -1,16 +1,16 @@
{
"104001531_0": "「ごちゃつくなッ!\\n いい加減付け回すのをやめるワケダァァァァッ」",
"104001531_1": "「ッ!?」",
"104001531_2": "「ぐぅの音も――」",
"104001531_3": "「ワ……ケダッ!?」",
"104001531_4": "「このままいくと――住宅地にッ!」",
"104001531_5": "「いざ、尋常にッ!」",
"104001531_6": "「邪魔立てをッ!」",
"104001531_7": "「動きに合わせてきたワケダッ!」",
"104001531_8": "「神の力ッ! そんなものは作らせないッ!」",
"104001531_9": "「それはこちらも同じなワケダッ!」",
"104001531_10": "「歌女どもには、激流がお似合いなワケダッ!」",
"104001531_11": "「行く道を閉ざすかッ!?」",
"104001531_12": "「そんなのは、切り拓けばいいッ!」",
"104001531_13": "「――ッ!? なんとぉぉぉぉぉッ!」"
{
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@ -1,35 +1,35 @@
{
"104001542_0": "「駆け抜けるぞッ!」",
"104001542_1": "「サンジェルマンに……告げなくてはいけないワケダッ!」",
"104001542_2": "「こんなところでえぇぇッ!」",
"104001542_3": "「アダムは危険だとッ!\\n サンジェルマンに伝えなくてはいけないワケダッ」",
"104001542_4": "「おおおおおお――ッ!」",
"104001542_5": "「サンジェルマン――サンジェルマァァァァンッ!」",
"104001542_6": "「勝てたの……?」",
"104001542_7": "「ああ、2人で掴んだ勝利だ」",
"104001542_8": "「……ッ!」",
"104001542_9": "「……はい」",
"104001542_10": "「プレラーティは、蛙のように轢き殺されたよ?\\n お似合いだよッ」",
"104001542_11": "「……え?」",
"104001542_12": "「生贄にもならないなんて無駄死にだよね?\\n ざまあないよね」",
"104001542_13": "「報告に間違いはない。残念ながら」",
"104001542_14": "「1人で飛び出したの……?」",
"104001542_15": "「急ぎ帰投したまえ。シンフォギアに儀式を気取られる前に」",
"104001542_16": "「カリオストロに続き、プレラーティまでもが……くッ……」",
"104001542_17": "「お世話になりましたッ!」",
"104001542_18": "「いやいや、お役に立ちましたかな?」",
"104001542_19": "「とても参考になったのデースッ!」",
"104001542_20": "「お前は読み始めてすぐ寝ちまっただろうが……」",
"104001542_21": "「では、あの錬金術師の向かった先には……」",
"104001542_22": "「鏡写しのオリオン座を形成する神社……。\\n レイポイントの一角が存在している」",
"104001542_23": "「ますます絵空事とは言えないわけね」",
"104001542_24": "「対策の打ち所かもしれないな」",
"104001542_25": "「良かったら、つき神社にまたいらっしゃい。\\n この老いぼれが生きている間に」",
"104001542_26": "「神社ジョーク……笑えない」",
"104001542_27": "「……これを」",
"104001542_28": "「……?」",
"104001542_29": "「ありがとうございました」",
"104001542_30": "「ん――、やっぱり不思議デス。\\n こんなの『ツキ』なんて絶対読めないデスよ」",
"104001542_31": "「切ちゃん、置いてっちゃうよッ!」",
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{
"104001542_0": "「駆け抜けるぞッ!」",
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"104001542_4": "「おおおおおお――ッ!」",
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"104001542_15": "「急ぎ帰投したまえ。シンフォギアに儀式を気取られる前に」",
"104001542_16": "「カリオストロに続き、プレラーティまでもが……くッ……」",
"104001542_17": "「お世話になりましたッ!」",
"104001542_18": "「いやいや、お役に立ちましたかな?」",
"104001542_19": "「とても参考になったのデースッ!」",
"104001542_20": "「お前は読み始めてすぐ寝ちまっただろうが……」",
"104001542_21": "「では、あの錬金術師の向かった先には……」",
"104001542_22": "「鏡写しのオリオン座を形成する神社……。\\n レイポイントの一角が存在している」",
"104001542_23": "「ますます絵空事とは言えないわけね」",
"104001542_24": "「対策の打ち所かもしれないな」",
"104001542_25": "「良かったら、つき神社にまたいらっしゃい。\\n この老いぼれが生きている間に」",
"104001542_26": "「神社ジョーク……笑えない」",
"104001542_27": "「……これを」",
"104001542_28": "「……?」",
"104001542_29": "「ありがとうございました」",
"104001542_30": "「ん――、やっぱり不思議デス。\\n こんなの『ツキ』なんて絶対読めないデスよ」",
"104001542_31": "「切ちゃん、置いてっちゃうよッ!」",
"104001542_32": "「わ、わかってるデスよッ!」"
}

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@ -1,81 +1,81 @@
{
"104001611_0": "アン・ティキ・ティラ",
"104001611_1": "「73800、73801」",
"104001611_2": "「母を亡くしたあの日から、置いて逝かれるのは慣れている」",
"104001611_3": "「それでもすぐにまた会える。\\n 私の命も、そのためにあるのだから」",
"104001611_4": "「ありゃま。死ぬのが怖くないのかな?」",
"104001611_5": "「理想に殉じる覚悟など済ませてある。\\n それに――、誰かを犠牲にするよりずっと……」",
"104001611_6": "「キャハハハッ! 何? それが本心?」",
"104001611_7": "「だから君は数えてきたのかッ! 自分が背負うべき罪の数をッ!\\n おためごかしだな……」",
"104001611_8": "「人でなしにはわかるまい……」",
"104001611_9": "「終わったーッ!」",
"104001611_10": "「……終わるとは思ってなかった……」",
"104001611_11": "「お疲れ様。……ありがとう、響」",
"104001611_12": "「んあ? ありがとうは、課題を手伝ってくれたこっちだよッ!\\n なんで」",
"104001611_13": "「課題も任務も頑張るって約束……守ってくれた」",
"104001611_14": "「わたしはきっと……、楽チンな方に流されてるだけ」",
"104001611_15": "「賢くどちらかを選択するなんてできないから……。\\n 結局、わがままなんだよね」",
"104001611_16": "「うん、響らしいかも」",
"104001611_17": "「らしい?」",
"104001611_18": "「そうなんデスッ!」",
"104001611_19": "「どうやら近いらしいのデスッ!」",
"104001611_20": "「そう、あと2日ッ!」",
"104001611_21": "「あと2日で、響さんの誕生日――」",
"104001611_22": "「――あいたッ!」",
"104001611_23": "「どうしたのみんな?」",
"104001611_24": "「クリスさんから聞いたのデースッ!」",
"104001611_25": "「響の誕生日を?」",
"104001611_26": "「クリスちゃんが、わたしの誕生日を?」",
"104001611_27": "「覚えていてくれたんだッ!」",
"104001611_28": "「たまたまだッ! たまたまッ!」",
"104001611_29": "「それにしても、そわそわしてた」",
"104001611_30": "「そうそう。わかりやすさが爆発してたデスッ!」",
"104001611_31": "「くッ……はしゃぐな2人ともッ!\\n もうすぐ本部にいかないといけない時間だぞッ」",
"104001611_32": "「来たな。では、放課後ブリーフィングをはじめる。\\n 映像を頼む」",
"104001611_33": "「はい」",
"104001611_34": "「調神社所蔵の古文書と伝承、錬金術師との交戦から、\\n 敵の次なる作戦は――」",
"104001611_35": "「大地に描かれた、鏡写しのオリオン座……」",
"104001611_36": "「神いずる門より、神の力を創造する事と推測して\\n 間違いないだろうッ」",
"104001611_37": "「現在、神社本庁と連携し、拠点の警備を強化すると共に、\\n 周辺地域の疎開を急がせています」",
"104001611_38": "「うむ」",
"104001611_39": "「レイラインを使った、さらに大規模な儀式……」",
"104001611_40": "(バルベルデで戦ったあの怪物でさえ、まともに対抗するのは困難\\n だったのに、更にレイラインのエネルギーまで使うなんて……",
"104001611_41": "「……いったいどれだけの怪物を作り上げるつもりなのッ!?」",
"104001611_42": "「門からいずるは、怪物を超えた神……」",
"104001611_43": "「どうにかなる相手なのか?」",
"104001611_44": "「でも、どうにかしないと……」",
"104001611_45": "「……どうにかできるとすれば、それは神殺しの力だな……」",
"104001611_46": "「神殺し……」",
"104001611_47": "「……デスか?」",
"104001611_48": "「神と謳われた存在の死にまつわる伝承は、\\n 世界の各地に残されている」",
"104001611_49": "「前大戦期のドイツでは、優生学の最果てに、神の死に\\n まつわる力を蒐集したと記録にあります」",
"104001611_50": "「だったら――」",
"104001611_51": "「残念ながら、それは――」",
"104001611_52": "「手がかりとなるかもしれないバルベルデドキュメント、\\n および戦時中の資料を保管した旧風鳴機関本部は――」",
"104001611_53": "「統制局長アダム・ヴァイスハウプトによって消失しました……」",
"104001611_54": "「……だが、あまりに周到な一連の動きは――」",
"104001611_55": "「考えようによっては誰にも悟られぬよう、\\n 神殺しの力を隠蔽してきたとも言い換えられないだろうか」",
"104001611_56": "「つまり、切り札の実在を証明しているのかもしれないッ!?」",
"104001611_57": "「うむ」",
"104001611_58": "「神殺しが……」",
"104001611_59": "「存在する……」",
"104001611_60": "「緒川ッ!」",
"104001611_61": "「了解です。調査部のみならず、各国機関とも連携し、\\n 情報収集に務めます」",
"104001611_62": "「頼んだぞッ!」",
"104001611_63": "「神の力に対抗する、神殺しの力……」",
"104001611_64": "「……まさか、ガングニールに……?」",
"104001611_65": "「その可能性は、わたしも考えた……が、ドイツ由来とはいえ、\\n ガングニールに神殺しの逸話は聞いたことがない」",
"104001611_66": "「今のとこ、あたしらに出来るのは待つことだけ……」",
"104001611_67": "「ギアの反動汚染が除去されるまでは――」",
"104001611_68": "「――デースッ!」",
"104001611_69": "「おわッ!?」",
"104001611_70": "「みなさんに提案デスッ!\\n 日後の日、響さんのお誕生日会を開きませんかッ」",
"104001611_71": "「うわああ、今言う? 今言うのッ!?」",
"104001611_72": "「もしかして迷惑だった?」",
"104001611_73": "「せっかくの誕生日デスよ?」",
"104001611_74": "「そうだけど……」",
"104001611_75": "「ちゃんとした誕生日だから、お祝いしないとデスね……」",
"104001611_76": "「ふえ……」",
"104001611_77": "「困らせるな。お気楽が過ぎるぞ」",
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"104001611_33": "「はい」",
"104001611_34": "「調神社所蔵の古文書と伝承、錬金術師との交戦から、\\n 敵の次なる作戦は――」",
"104001611_35": "「大地に描かれた、鏡写しのオリオン座……」",
"104001611_36": "「神いずる門より、神の力を創造する事と推測して\\n 間違いないだろうッ」",
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@ -1,37 +1,37 @@
{
"104001612_0": "「ふう……訓練終了――。今戦えるのはわたしたちだけだし、\\n 一緒に頑張ろうねッ、切歌ちゃんッ」",
"104001612_1": "「……お気楽……」",
"104001612_2": "「切歌ちゃん?」",
"104001612_3": "「大丈夫デスッ! 落ち着いて避難を――」",
"104001612_4": "「大丈夫なんて簡単に言ってくれるじゃないッ!\\n このお気楽系女子ッ」",
"104001612_5": "「誰がお気楽デスとッ!?」",
"104001612_6": "「決まってるでしょぉッ!」",
"104001612_7": "「――ッ!? あ……」",
"104001612_8": "「ぎゃああああああッ!」",
"104001612_9": "「あらら、誰のせいかしら?」",
"104001612_10": "「アタシのお気楽で困らせちゃったデスか?\\n 誕生日のこと……」",
"104001612_11": "「え? いや、そんな事ないよ。ありがとう」",
"104001612_12": "「――ぐあッ!」",
"104001612_13": "「うッ!? ぐあッ!」",
"104001612_14": "「ブルー1、ブルー1ッ! どうしたッ!?\\n ブルー、応答せよッ」",
"104001612_15": "「――ぐあッ!?」",
"104001612_16": "「73808」",
"104001612_17": "「ぐッ!?」",
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"104001612_30": "「ん……響?」",
"104001612_31": "「行かなきゃ」",
"104001612_32": "「あ、待っ――。\\n ……ごめん」",
"104001612_33": "「大丈夫。誕生日だって近いから、すぐに帰ってくる」",
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@ -1,40 +1,40 @@
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"104001621_8": "「こちらの準備はできている。いつでもいけるぞ」",
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"104001621_19": "「レイラインを通じて、観測地点にエネルギーが集束中ッ!」",
"104001621_20": "「このままでは、門を越えて神の力が顕現しますッ!」",
"104001621_21": "「合わせろゲンッ!」",
"104001621_22": "「応とも兄貴ッ!」",
"104001621_23": "「決議――」",
"104001621_24": "「――執行ッ!」",
"104001621_25": "「各地のレイポイント上に配置された要石の一斉起動を確認ッ!」",
"104001621_26": "「レイライン遮断作戦……成功ですッ!」",
"104001621_27": "「手の内を見せすぎたな、錬金術師……。\\n お役所仕事も馬鹿にできまいッ」",
"104001621_28": "「ア、アウ、ナイ、ナイ」",
"104001621_29": "「ティキッ!? ――はッ!?」",
"104001621_30": "「Balwisyall Nescell gungnir tron――」",
"104001621_31": "「そこまでデスッ!」",
"104001621_32": "「シンフォギア……どこまでもおおおおおッ!」",
"104001621_33": "「はあああああああッ!」",
"104001621_34": "「てやああああああッ!」",
"104001621_35": "「やっぱり……戦うしかないんですか?」",
"104001621_36": "「私とお前……。互いが信じた正義を握り締めている以上、\\n 他に道などありはしないッ」",
"104001621_37": "「はあああああッ!」"
{
"104001621_0": "「――くッ、ううう……」",
"104001621_1": "「アダム?」",
"104001621_2": "「順調のようだね……全てが」",
"104001621_3": "「ホント、サンジェルマンのおかげだよねッ!」",
"104001621_4": "「天地のオリオン座が、儀式に定められたアスペクトで向かい合う時、\\n ホロスコープに門が描かれる……」",
"104001621_5": "「その時と位置を割り出すのが、あたしの役目……そして――」",
"104001621_6": "「これは――ッ!?」",
"104001621_7": "「お父様ッ!?」",
"104001621_8": "「こちらの準備はできている。いつでもいけるぞ」",
"104001621_9": "「急がないと……、パヴァリア光明結社の作戦に、\\n ボクの手が追い付いていない」",
"104001621_10": "「カリオストロ……プレラーティ……。\\n 人の犠牲は無駄にしない……」",
"104001621_11": "「……そしてお母さん……。全ての支配を革命するために、\\n 私は……私はああああああッ」",
"104001621_12": "「開いた――神いずる門ッ!」",
"104001621_13": "「レイラインより抽出された星の命に……、従順にして盲目なる\\n 恋乙女の概念を付与させるッ」",
"104001621_14": "「ア、アアアアーッ!\\n バイッデグルゥウウーッ」",
"104001621_15": "「ウウウゥゥ――アアアァァッ!」",
"104001621_16": "「見るデスよ。凄いことになってるデスッ!」",
"104001621_17": "「あ、あれが――」",
"104001621_18": "「鏡写しの、オリオン座デス――ッ!」",
"104001621_19": "「レイラインを通じて、観測地点にエネルギーが集束中ッ!」",
"104001621_20": "「このままでは、門を越えて神の力が顕現しますッ!」",
"104001621_21": "「合わせろゲンッ!」",
"104001621_22": "「応とも兄貴ッ!」",
"104001621_23": "「決議――」",
"104001621_24": "「――執行ッ!」",
"104001621_25": "「各地のレイポイント上に配置された要石の一斉起動を確認ッ!」",
"104001621_26": "「レイライン遮断作戦……成功ですッ!」",
"104001621_27": "「手の内を見せすぎたな、錬金術師……。\\n お役所仕事も馬鹿にできまいッ」",
"104001621_28": "「ア、アウ、ナイ、ナイ」",
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"104001621_31": "「そこまでデスッ!」",
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@ -1,28 +1,28 @@
{
"104001632_0": "「ガングニールとイガリマ、交戦ッ!」",
"104001632_1": "「ユニゾン数値、安定していますッ!」",
"104001632_2": "「切歌ちゃんッ! 合わせてッ!」",
"104001632_3": "「デスッ! 切り刻むデ-スッ!」",
"104001632_4": "「はあああああッ!」",
"104001632_5": "「――ふッ!」",
"104001632_6": "「――きゃあああッ!?」",
"104001632_7": "「信念の重さ無き者に――ッ!」",
"104001632_8": "「神の力をもってして、月遺跡の管理者権限を掌握するッ!」",
"104001632_9": "「これによりバラルの呪詛より人類を解放し、支配の歴史に\\n 終止符を打つッ」",
"104001632_10": "「うわあああああッ!?」",
"104001632_11": "「だとしても――ッ!」",
"104001632_12": "「誰かを犠牲にするやり方は――ッ!」",
"104001632_13": "「そうッ! 32831の生贄と、40977の犠牲――」",
"104001632_14": "「背負った罪と、その重さッ!\\n 心変わりなどもはや許されないわッ」",
"104001632_15": "「はあああああッ!」",
"104001632_16": "「――響さんッ!」",
"104001632_17": "「――ッ!?」",
"104001632_18": "「――なッ!?」",
"104001632_19": "「嘘だろッ!?」",
"104001632_20": "「――くッ! なッ!?」",
"104001632_21": "「はあああああッ!」",
"104001632_22": "「いくデスッ!」",
"104001632_23": "「はああああああああッ!」",
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}

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@ -1,16 +1,16 @@
{
"104001641_0": "「この星の明日のためにッ!\\n 誰の胸にももう二度と――」",
"104001641_1": "「――あのような辱めを刻まないためにッ!\\n 私は支配を、革命するッ」",
"104001641_2": "「――くッ……ううう……」",
"104001641_3": "「わたしもずっと……正義を信じて、握り締めてきた……。\\n だけど、拳ばかりでは変えられないことがあることも知っている」",
"104001641_4": "「――だから……」",
"104001641_5": "「握った拳を開くのを恐れない」",
"104001641_6": "「神様が仕掛けた呪いを解くのに、\\n 神様みたいな力を使うのは間違ってます」",
"104001641_7": "「人は人のまま変わっていかなきゃいけないんです」",
"104001641_8": "「……だとしても……」",
"104001641_9": "「…………?」",
"104001641_10": "「いつだって、何かを変えていく力は『だとしても』という、\\n 不撓不屈の想いなのかもしれない……」",
"104001641_11": "「そこまでにしてもらうよ、茶番は」",
"104001641_12": "「あいつはッ!?」",
"104001641_13": "「始まるよ、すぐに。見るといい、特等席で。\\n ――神の力の再臨をッ」"
{
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@ -1,46 +1,46 @@
{
"104001652_0": "「何が起きているデスかッ!?」",
"104001652_1": "「これは……天を巡るレイラインッ!?」",
"104001652_2": "「アダムはこの星からではなく、天の星々から命を集めるため、\\n オリオン座そのものを神いずる門に見立てて――ッ」",
"104001652_3": "「マクロコスモスとミクロコスモスの照応は、\\n 錬金思想の基礎中の基礎だというのに、ボクは……」",
"104001652_4": "「アダム、アダムガギデグレダァ」",
"104001652_5": "「星の海にて開かれる……」",
"104001652_6": "「もうひとつの、神いずる門……」",
"104001652_7": "「超高レベルのエネルギー、来ますッ!」",
"104001652_8": "「遮断できまいよ、彼方にあってはッ!」",
"104001652_9": "「止めてみせるッ!」",
"104001652_10": "「フンッ!」",
"104001652_11": "「――ぐあッ!」",
"104001652_12": "「教えてください、統制局長……。この力で本当に、人類は\\n 支配の<ruby=くびき>軛</ruby>より解き放たれるのですかッ!?」",
"104001652_13": "「できる……んじゃないかな?\\n ただ、僕にはそうするつもりがないのさ。最初からね」",
"104001652_14": "「――ッ、たばかったのか? カリオストロを、プレラーティを、\\n 革命の礎となった全ての命をッ」",
"104001652_15": "「用済みだな、君はッ!」",
"104001652_16": "「……ああ、この威力ッ!」",
"104001652_17": "「…………――Emustolronzen fine el zizzl」",
"104001652_18": "「確かにアタシはお気楽デス……。だけど、誰か1人くらい\\n 何も背負っていないお気楽者がいないと――」",
"104001652_19": "「もしもの時に重荷を肩代わりができないじゃないデスかッ!」",
"104001652_20": "「……絶唱……?」",
"104001652_21": "「<size=40>ダメェェェェッ!</size>」",
"104001652_22": "「<size=40>くッ……く……ぐあああああッ!</size>」",
"104001652_23": "「切歌ちゃんッ!\\n 絶唱で受け止めるなんて無茶を……」",
"104001652_24": "「響さんはもうすぐお誕生日デス……。\\n 誕生日は、重ねていくことが大事なのデス……」",
"104001652_25": "「こんな時にそんなことはッ!」",
"104001652_26": "「アタシは本当の誕生日を知らないから――」",
"104001652_27": "「ッ!?」",
"104001652_28": "「誰かの誕生日だけは大切にしたいのデス……」",
"104001652_29": "「LiNKERッ」",
"104001652_30": "「過剰投与で絶唱の負荷を最小限に……。\\n だけど身体への薬害がッ」",
"104001652_31": "「切ちゃんッ! 切ちゃんッ!\\n 切ちゃん聞こえるッ 切ちゃんッ」",
"104001652_32": "「ただちに切歌くんを回収するんだッ!\\n 救護班の手配を急げッ 体内洗浄の準備もだッ」",
"104001652_33": "「はいッ!」",
"104001652_34": "「2人には手を出させない」",
"104001652_35": "「ほう……それが答えかな? 君が選択した」",
"104001652_36": "「神の力……その占有を求めるのであれば、貴様こそが\\n 私の前に立ちはだかる支配者だ」",
"104001652_37": "「実に頑なだね、君は……忌々しいのはだからこそッ!」",
"104001652_38": "「しかし間もなく完成する、神の力はッ!\\n そうなると叶わないよ、君に止めることなど」",
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@ -1,30 +1,30 @@
{
"104001711_0": "神威赫奕の極みに達し",
"104001711_1": "「――ッ! 救護班、切歌ちゃんの回収を完了」",
"104001711_2": "「良かった……」",
"104001711_3": "「付近住民の避難は?」",
"104001711_4": "「まもなくです、急がせていますッ!」",
"104001711_5": "「あんなものが、神を冠する力だというのか……」",
"104001711_6": "「間に合わないの……」",
"104001711_7": "「そうだッ! 神殺しッ!\\n こっちにだって対抗策があったはずだろッ」",
"104001711_8": "「緒川の指示で調査部が動いているッ!\\n だが、新たな情報については……」",
"104001711_9": "「神の力は、人類の未来のためにあるべきだッ!\\n ただの人が占有していいものではないッ」",
"104001711_10": "「未来? 人類の? ……くだらないッ!」",
"104001711_11": "「なぜ私を……?」",
"104001711_12": "「わがままだと、親友は言ってくれました」",
"104001711_13": "「……わがまま?」",
"104001711_14": "「群れるなよ、弱い者同士が」",
"104001711_15": "「く……ッ!」",
"104001711_16": "「誰かの力に、潰されそうになってたあの頃……。\\n 支配に抗う人に助けられたら、何かが変わったのかもしれない」",
"104001711_17": "「……そう考えたら、サンジェルマンさんとは戦うのではなく\\n 話し合いたいと、体が勝手に動いてました」",
"104001711_18": "「ッ!?」",
"104001711_19": "「……立花響。お前が狙うはティキ。\\n 神の力へと至ろうとしている、人形だッ」",
"104001711_20": "「ティキ……ティキ、ティキ……ア、ティキ……テラ…………」",
"104001711_21": "「器を砕けば、神の力は完成しない……。\\n この共闘は馴れ合いではない……私のわがままだッ」",
"104001711_22": "「わがままだったら仕方ありませんねッ!」",
"104001711_23": "「誰かのために……、\\n サンジェルマンさんの力を貸してくださいッ」",
"104001711_24": "「思い上がったか……どうにかできると。\\n 人でならッ」",
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{
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"104001711_3": "「付近住民の避難は?」",
"104001711_4": "「まもなくです、急がせていますッ!」",
"104001711_5": "「あんなものが、神を冠する力だというのか……」",
"104001711_6": "「間に合わないの……」",
"104001711_7": "「そうだッ! 神殺しッ!\\n こっちにだって対抗策があったはずだろッ」",
"104001711_8": "「緒川の指示で調査部が動いているッ!\\n だが、新たな情報については……」",
"104001711_9": "「神の力は、人類の未来のためにあるべきだッ!\\n ただの人が占有していいものではないッ」",
"104001711_10": "「未来? 人類の? ……くだらないッ!」",
"104001711_11": "「なぜ私を……?」",
"104001711_12": "「わがままだと、親友は言ってくれました」",
"104001711_13": "「……わがまま?」",
"104001711_14": "「群れるなよ、弱い者同士が」",
"104001711_15": "「く……ッ!」",
"104001711_16": "「誰かの力に、潰されそうになってたあの頃……。\\n 支配に抗う人に助けられたら、何かが変わったのかもしれない」",
"104001711_17": "「……そう考えたら、サンジェルマンさんとは戦うのではなく\\n 話し合いたいと、体が勝手に動いてました」",
"104001711_18": "「ッ!?」",
"104001711_19": "「……立花響。お前が狙うはティキ。\\n 神の力へと至ろうとしている、人形だッ」",
"104001711_20": "「ティキ……ティキ、ティキ……ア、ティキ……テラ…………」",
"104001711_21": "「器を砕けば、神の力は完成しない……。\\n この共闘は馴れ合いではない……私のわがままだッ」",
"104001711_22": "「わがままだったら仕方ありませんねッ!」",
"104001711_23": "「誰かのために……、\\n サンジェルマンさんの力を貸してくださいッ」",
"104001711_24": "「思い上がったか……どうにかできると。\\n 人でならッ」",
"104001711_25": "「……なッ!?」",
"104001711_26": "「ぐあッ!?」",
"104001711_27": "「フ……」"
}

View file

@ -1,35 +1,35 @@
{
"104001712_0": "「鉄火場のど真ん中で、やりあってた相手の手を取るなんて……。\\n どんな戦い方だッ」",
"104001712_1": "「それが存外ガツンと来ることを、知らぬ雪音ではあるまい」",
"104001712_2": "「う……、だ、だからって、簡単に倒せる相手じゃないぞ……」",
"104001712_3": "「そうね。盤面は刻一刻と不利になっているもの……」",
"104001712_4": "(銃弾が足場に――これならッ!)",
"104001712_5": "「させはしない……好きにッ!」",
"104001712_6": "「――うわッ!?」",
"104001712_7": "「僕だけなんだよ、触れていいのは……。\\n ティキのあちこちにッ」",
"104001712_8": "「<size=40>メガミンズッキューンッ!</size>」",
"104001712_9": "(光が強く……、神の力の集まりが速くなってるッ!?)",
"104001712_10": "「このままじゃ……」",
"104001712_11": "「フ……」",
"104001712_12": "「ですが局長……、ご自慢の黄金錬成はいかがいたしましたか?」",
"104001712_13": "「私たちに手心を加える必要もないのに、\\n なぜあのバカ火力を開帳しないのかしら」",
"104001712_14": "「……チッ」",
"104001712_15": "「天のレイラインからのエネルギーチャージは、\\n 局長にとっても予定外だったはず」",
"104001712_16": "「門の解放に消耗し、黄金錬成させるだけの力が無いのが\\n 見て取れるわッ」",
"104001712_17": "「……聞いていたな?」",
"104001712_18": "「はいッ!」",
"104001712_19": "「嫌われるぞ……賢しすぎると」",
"104001712_20": "「おおおおおッ!」",
"104001712_21": "「だとしてもッ!\\n 貫けええええええッ」",
"104001712_22": "「つえええええぃ――ッ!」",
"104001712_23": "「あああああああああッ!!」",
"104001712_24": "「今だッ! 立花響ッ!\\n ティキが神の力へと至る前にッ」",
"104001712_25": "「……ッ!?」",
"104001712_26": "「錬金術師を統べるパヴァリア光明結社の局長が、まさか……」",
"104001712_27": "「人形……?」",
"104001712_28": "「人形だと?」",
"104001712_29": "「<size=40>人形だとぉぉぉォォォッッ!</size>」",
"104001712_30": "「ユルザナイ……アダムヲヨグモ……。\\n <size=40>イタクサセルナンテェェェ――ッ!</size>」",
"104001712_31": "「なっ、何がッ!?」",
"104001712_32": "「光が……生まれるッ!」"
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@ -1,13 +1,13 @@
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"104001721_0": "「あっちはどうなっていやがるッ!」",
"104001721_1": "「――モニター、回復ッ!」",
"104001721_2": "「映像を回します――はッ!?」",
"104001721_3": "「ッ!?」",
"104001721_4": "「なん……だと……ッ!?」",
"104001721_5": "「な……」",
"104001721_6": "「ッ……」",
"104001721_7": "「神力顕現……、持ち帰るだけのつもりだったんだけどね。\\n 今日のところは」",
"104001721_8": "「ゴメンナサイ……アダシ、アダムガヒドイコトサレテタカラ、\\n ツイ……」",
"104001721_9": "「仕方ないよ、済んだことは。\\n ……だけどせっかくだから――」",
"104001721_10": "「知らしめようか、完成した神の力をッ!\\n ディバインウェポンの恐怖をッ」"
{
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@ -1,24 +1,24 @@
{
"104001731_0": "「ッ!」",
"104001731_1": "「うあああッ!」",
"104001731_2": "「う……うう……? ああ……」",
"104001731_3": "「あれだけの破壊力……。\\n シンフォギアで受け止められるのッ」",
"104001731_4": "「人でなし……サンジェルマンはそう呼び続けていたね。\\n 何度も、僕を……」",
"104001731_5": "「……」",
"104001731_6": "「そうとも……人でなしさ、僕は。\\n なにしろ人ですらないのだから」",
"104001731_7": "「アダム・ヴァイスハウプト……貴様は一体……?」",
"104001731_8": "「僕は作られた……彼らの代行者として」",
"104001731_9": "「……彼ら?」",
"104001731_10": "「だけど、廃棄されたのさ。試作体のまま。\\n 完全すぎるという理不尽極まる理由をつけられてッ」",
"104001731_11": "「ありえない……完全が不完全に劣るなど……」",
"104001731_12": "「そんな歪みは正してやる……。\\n 完全が不完全を統べることでねえええええッ」",
"104001731_13": "「――ッ!?」",
"104001731_14": "「何をッ!?」",
"104001731_15": "「さっきみたいのを、撃たせるわけにはッ!」",
"104001731_16": "「はあッ!」",
"104001731_17": "「ティキッ!」",
"104001731_18": "「アゴァアァア……」",
"104001731_19": "「う……ああッ!」",
"104001731_20": "「……ッ、ああッ!\\n こんな力のために、カリオストロは……プレラーティはッ」",
"104001731_21": "「周辺防犯カメラからの映像……途絶」"
{
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@ -1,23 +1,23 @@
{
"104001732_0": "(響……)",
"104001732_1": "「……シエルジェ自治領から通達。放たれた指向性エネルギー\\n 弾は、米国保有の軍事衛星に命中。蒸発させたと……」",
"104001732_2": "「……響くんたちの状況は?」",
"104001732_3": "「周辺のカメラはダウンしたままです。\\n 急ぎ、別視点からの映像を――」",
"104001732_4": "「司令ッ! 各省庁からの問い合わせが殺到しています」",
"104001732_5": "「すべて後回しだッ! 放って――」",
"104001732_6": "「……どうなっている?」",
"104001732_7": "「……ッ!」",
"104001732_8": "「どうなっていると聞いておる」",
"104001732_9": "「は……はい。目下、確認中であり……」",
"104001732_10": "「儚き者が……此度の騒乱は既に各国政府の知るところ。\\n ならば、次の動きは自明であろう」",
"104001732_11": "「共同作戦や治安維持などと題目を掲げ、国連の旗を振りながら\\n 武力介入が行われることが何故分からんッ」",
"104001732_12": "「ですがッ! きっと打つ手はまだありますッ!\\n そのための我々であり――」",
"104001732_13": "「聞くに堪えん……」",
"104001732_14": "「……やはり、この国を守護せしめるは、\\n 真の防人たる我を置いて他に無し……」",
"104001732_15": "「今の、通信って……」",
"104001732_16": "「……この戦いに、風鳴宗家が動くということだ……」",
"104001732_17": "「……」",
"104001732_18": "「モニター、出ます……ッ!」",
"104001732_19": "「――ッ! 響さんッ!」",
"104001732_20": "「あのバカ……地面が好きすぎるだろッ!」"
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@ -1,55 +1,55 @@
{
"104001741_0": "「アアアダムゥゥ……ティギ……ガンバッダ……。\\n ホホホメテテデ……」",
"104001741_1": "「いい子だね……ティキはやっぱり」",
"104001741_2": "「ダッタラ……ハグジデヨ……ダキジメデグレナイト……。\\n ツタワラナイヨ……」",
"104001741_3": "「やまやまだよ、そうしたいのは。\\n だけど出来ないんだ。手に余るそのサイズではね……」",
"104001741_4": "「イゲズ……ソゴモマタ……スギナンダケドネ……」",
"104001741_5": "「全力の銃弾で――ッ!」",
"104001741_6": "「それでもか……」",
"104001741_7": "「――ぐあッ!?」",
"104001741_8": "「さっきのは、ヨナルデパズトーリと同じ……」",
"104001741_9": "「無かったことにされるダメージッ!」",
"104001741_10": "「圧倒的な攻撃と、絶対的な防御……」",
"104001741_11": "「ああ、反動汚染の除去が間に合ったとして……\\n どう立ち回ればいいんだよ……ッ」",
"104001741_12": "「不完全な人類は……支配されてこそ、完全な群体へと完成する。\\n 人を超越した僕によってッ」",
"104001741_13": "「世迷うなよ人形……」",
"104001741_14": "「錬金術師失格だな、君は。支配を受け入れたまえ。\\n 完全を希求するならばッ」",
"104001741_15": "「支配からの解放……。\\n その全てが利用され、無駄に消えてしまった……」",
"104001741_16": "「思想も理想も、生贄と捧げた数多の命までも……ッ!」",
"104001741_17": "「もはやディバインウェポンを振るうまでもないね、\\n この幕引きには」",
"104001741_18": "「手づから僕が始末しよう。君だけは、入念に……」",
"104001741_19": "「――有為に天命を待つばかりかッ!」",
"104001741_20": "「諦めるなッ!\\n ……あの子なら、きっとそう言うのではありませんか」",
"104001741_21": "「発信源……不明。暗号化され、身元も特定できません。\\n ですが……これは……ッ」",
"104001741_22": "「……解析されたバルベルデドキュメントッ!?」",
"104001741_23": "「我々が持ちうる限りの資料です。\\n ここにある神殺しの記述こそが、切り札となり得ます」",
"104001741_24": "「神殺しッ!? なんでまたッ!?」",
"104001741_25": "「調査部で神殺しに関する情報を追いかけていたところ、\\n 彼らと接触、協力を取り付ける事ができました」",
"104001741_26": "「これは――ッ!?」",
"104001741_27": "「かつて、神の子の死を確かめるために、\\n 振るわれたとされる槍……」",
"104001741_28": "「遥か昔より伝わるこの槍には、\\n 凄まじき力こそ秘められていたものの――」",
"104001741_29": "「――本来、神殺しの力は備わっていなかったと、\\n 資料には記されています」",
"104001741_30": "「それなのに……どうしてッ!?」",
"104001741_31": "「二千年以上に渡り、神の死に関わる逸話が本質を歪め、\\n 変質させた結果であると」",
"104001741_32": "「まさか、哲学兵装……先のアレキサンドリア号事件でも\\n 中心にあったという……」",
"104001741_33": "「前大戦時にドイツが探し求めたこの槍こそ――」",
"104001741_34": "「『ガングニール』だとぉッ!?」",
"104001741_35": "「……そう、なんですね」",
"104001741_36": "「立花ッ!」",
"104001741_37": "「まだ、なんとかできる手立てがあって……。それが、わたしの纏う\\n ガングニールだとしたら――」",
"104001741_38": "「……気取られたのか……」",
"104001741_39": "「もうひと踏ん張り……、やってやれないことはないッ!」",
"104001741_40": "「――ティキッ!」",
"104001741_41": "「うおおおおお――ッ!」",
"104001741_42": "「行かせるものか、神殺しッ!」",
"104001741_43": "「――ッ!?」",
"104001741_44": "「なるほど、得心がいったわ。あの無理筋な黄金錬成は\\n シンフォギアに向けた一撃ではなく……」",
"104001741_45": "「局長にとって不都合な真実を葬り去るためだったのね」",
"104001741_46": "「言ったはずなんだけどな……賢しすぎるとッ!」",
"104001741_47": "「バカなッ!」",
"104001741_48": "「潰えて消えろッ! 理想を夢想したままでッ!」",
"104001741_49": "「行け……行け……。\\n ――そのまま行けッ 立花響ッ」",
"104001741_50": "「――ッ!」",
"104001741_51": "「乗りすぎだ……調子にッ!\\n ――ッ」",
"104001741_52": "「私は進む、前に前にッ! ここで怯めば、取り戻せない程に\\n 痕となるッ 屈するわけには――ッ」"
{
"104001741_0": "「アアアダムゥゥ……ティギ……ガンバッダ……。\\n ホホホメテテデ……」",
"104001741_1": "「いい子だね……ティキはやっぱり」",
"104001741_2": "「ダッタラ……ハグジデヨ……ダキジメデグレナイト……。\\n ツタワラナイヨ……」",
"104001741_3": "「やまやまだよ、そうしたいのは。\\n だけど出来ないんだ。手に余るそのサイズではね……」",
"104001741_4": "「イゲズ……ソゴモマタ……スギナンダケドネ……」",
"104001741_5": "「全力の銃弾で――ッ!」",
"104001741_6": "「それでもか……」",
"104001741_7": "「――ぐあッ!?」",
"104001741_8": "「さっきのは、ヨナルデパズトーリと同じ……」",
"104001741_9": "「無かったことにされるダメージッ!」",
"104001741_10": "「圧倒的な攻撃と、絶対的な防御……」",
"104001741_11": "「ああ、反動汚染の除去が間に合ったとして……\\n どう立ち回ればいいんだよ……ッ」",
"104001741_12": "「不完全な人類は……支配されてこそ、完全な群体へと完成する。\\n 人を超越した僕によってッ」",
"104001741_13": "「世迷うなよ人形……」",
"104001741_14": "「錬金術師失格だな、君は。支配を受け入れたまえ。\\n 完全を希求するならばッ」",
"104001741_15": "「支配からの解放……。\\n その全てが利用され、無駄に消えてしまった……」",
"104001741_16": "「思想も理想も、生贄と捧げた数多の命までも……ッ!」",
"104001741_17": "「もはやディバインウェポンを振るうまでもないね、\\n この幕引きには」",
"104001741_18": "「手づから僕が始末しよう。君だけは、入念に……」",
"104001741_19": "「――有為に天命を待つばかりかッ!」",
"104001741_20": "「諦めるなッ!\\n ……あの子なら、きっとそう言うのではありませんか」",
"104001741_21": "「発信源……不明。暗号化され、身元も特定できません。\\n ですが……これは……ッ」",
"104001741_22": "「……解析されたバルベルデドキュメントッ!?」",
"104001741_23": "「我々が持ちうる限りの資料です。\\n ここにある神殺しの記述こそが、切り札となり得ます」",
"104001741_24": "「神殺しッ!? なんでまたッ!?」",
"104001741_25": "「調査部で神殺しに関する情報を追いかけていたところ、\\n 彼らと接触、協力を取り付ける事ができました」",
"104001741_26": "「これは――ッ!?」",
"104001741_27": "「かつて、神の子の死を確かめるために、\\n 振るわれたとされる槍……」",
"104001741_28": "「遥か昔より伝わるこの槍には、\\n 凄まじき力こそ秘められていたものの――」",
"104001741_29": "「――本来、神殺しの力は備わっていなかったと、\\n 資料には記されています」",
"104001741_30": "「それなのに……どうしてッ!?」",
"104001741_31": "「二千年以上に渡り、神の死に関わる逸話が本質を歪め、\\n 変質させた結果であると」",
"104001741_32": "「まさか、哲学兵装……先のアレキサンドリア号事件でも\\n 中心にあったという……」",
"104001741_33": "「前大戦時にドイツが探し求めたこの槍こそ――」",
"104001741_34": "「『ガングニール』だとぉッ!?」",
"104001741_35": "「……そう、なんですね」",
"104001741_36": "「立花ッ!」",
"104001741_37": "「まだ、なんとかできる手立てがあって……。それが、わたしの纏う\\n ガングニールだとしたら――」",
"104001741_38": "「……気取られたのか……」",
"104001741_39": "「もうひと踏ん張り……、やってやれないことはないッ!」",
"104001741_40": "「――ティキッ!」",
"104001741_41": "「うおおおおお――ッ!」",
"104001741_42": "「行かせるものか、神殺しッ!」",
"104001741_43": "「――ッ!?」",
"104001741_44": "「なるほど、得心がいったわ。あの無理筋な黄金錬成は\\n シンフォギアに向けた一撃ではなく……」",
"104001741_45": "「局長にとって不都合な真実を葬り去るためだったのね」",
"104001741_46": "「言ったはずなんだけどな……賢しすぎるとッ!」",
"104001741_47": "「バカなッ!」",
"104001741_48": "「潰えて消えろッ! 理想を夢想したままでッ!」",
"104001741_49": "「行け……行け……。\\n ――そのまま行けッ 立花響ッ」",
"104001741_50": "「――ッ!」",
"104001741_51": "「乗りすぎだ……調子にッ!\\n ――ッ」",
"104001741_52": "「私は進む、前に前にッ! ここで怯めば、取り戻せない程に\\n 痕となるッ 屈するわけには――ッ」"
}

View file

@ -1,18 +1,18 @@
{
"104001751_0": "「ッ! 寄せ付けるなッ!\\n 蚊トンボを――ッ」",
"104001751_1": "「おおおおおお……はあああああッッ!」",
"104001751_2": "「アダムヲコマラセルナアアアアァァァ――ッ!」",
"104001751_3": "「アアアアァァァッ!」",
"104001751_4": "「ギャアアアアアアァァァ――ッ!」",
"104001751_5": "「ディバインウェポン、復元されずッ!」",
"104001751_6": "「効いてるわ……まさか本当に……」",
"104001751_7": "「神殺しの、哲学兵装……」",
"104001751_8": "「切ちゃんッ!」",
"104001751_9": "「バルベルデから最後に飛び立った輸送機……。\\n その積み荷の中に、大戦時の記録が隠されていたのです……」",
"104001751_10": "「あのときの無茶は、無駄ではなかったのデスね……」",
"104001751_11": "「教えてほしい……、君の国が手に入れた機密情報を、\\n なぜ我々に……」",
"104001751_12": "「歌が……聞こえたって」",
"104001751_13": "「歌……?」",
"104001751_14": "「先輩が教えてくれたんです」",
"104001751_15": "「あの瞬間、燃え尽きそうな空に、歌が聞こえたって。\\n そんなの、私も聞いてみたくなるじゃないですか」"
{
"104001751_0": "「ッ! 寄せ付けるなッ!\\n 蚊トンボを――ッ」",
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"104001751_4": "「ギャアアアアアアァァァ――ッ!」",
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@ -1,29 +1,29 @@
{
"104001752_0": "「ぐあッ……」",
"104001752_1": "「終わりだ、これで……ッ!」",
"104001752_2": "「<size=40>立花響――ッ!</size>」",
"104001752_3": "「――ッ!?」",
"104001752_4": "「<size=40>神殺しッ! 止まれええッ!</size>」",
"104001752_5": "「八方極遠に達するはこの拳ッ!\\n ――如何なる門も、打壊はたやすいッ」",
"104001752_6": "「ッ! ハグだよ、ティキッ!\\n さあ、飛び込んでおいでッ 神の力を手放してッ」",
"104001752_7": "「アダムゥゥゥ、ダイスキィィィ――ッ!」",
"104001752_8": "「おおおおおああああああああッ!」",
"104001752_9": "「<size=40>キャアアアアアァァァ――ッ!?</size>」",
"104001752_10": "「ここ一番でやっぱりッ!」",
"104001752_11": "「バッチリ決めてくれるのデスッ!」",
"104001752_12": "「アダムスキ、ダイスキ……。\\n ダカラダキシメテ、ハナサナイデ。ドキドキシタイ……」",
"104001752_13": "「恋愛脳め。いちいちが癇に障る……。\\n だが間に合ったよ、間一髪」",
"104001752_14": "「人形を……神の力を付与させるための――」",
"104001752_15": "「――ナンデマタッ!?」",
"104001752_16": "「断然役に立つ……こっちの方がッ!」",
"104001752_17": "「付与させるッ! この腕にッ!」",
"104001752_18": "「その時こそ僕は至るッ! アダム・ヴァイスハウプトを経た、\\n アダム・カダモンッ 新世界の雛型へとッ」",
"104001752_19": "「どういうことだ……ッ!?」",
"104001752_20": "「な、に……これ」",
"104001752_21": "「……ッ!」",
"104001752_22": "「どうしたの、えッ……?」",
"104001752_23": "「あ……あ……。\\n ――ウアアアアアアアァァァッ」",
"104001752_24": "「お、おい……何やってんだよ……」",
"104001752_25": "「宿せないはず……。穢れなき魂でなければ、神の力を……ッ!」",
"104001752_26": "「生まれながらに、原罪を背負った人類に宿る事など――」"
{
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"104001752_19": "「どういうことだ……ッ!?」",
"104001752_20": "「な、に……これ」",
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"104001752_22": "「どうしたの、えッ……?」",
"104001752_23": "「あ……あ……。\\n ――ウアアアアアアアァァァッ」",
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@ -1,96 +1,96 @@
{
"104001811_0": "AXZ・前編",
"104001811_1": "「台無しだ……僕の千年計画が……。\\n ――それでも、神の力をこの手にッ」",
"104001811_2": "「立花響……お前は一体……?」",
"104001811_3": "「立花響が、神の力と称されるエネルギーに取り込まれてから、\\n 時間が超過……」",
"104001811_4": "「国連での協議は最終段階……間もなく、日本への武力介入が\\n 決議される見込みだ」",
"104001811_5": "「そうなるとお前たちS.O.N.G.は、国連指示の下、\\n 先陣を切らねばならないだろう……」",
"104001811_6": "「やはりそうなってしまうか……」",
"104001811_7": "「さらに状況が状況であるため、事態の収拾に反応兵器の使用も\\n 考えられる」",
"104001811_8": "「反応兵器ッ!? だが、あの中には響くんが――ッ!」",
"104001811_9": "「無論、そんな暴挙を許すつもりはない。だが、世界規模の\\n 災害に発展しかねない異常事態に、米国政府の鼻息は荒い……」",
"104001811_10": "「――ッ、消し飛ばされた軍事衛星が、\\n 口実を与えてしまったのか……ッ」",
"104001811_11": "「引き続き、局面打開に尽力してほしい。\\n それがこちらの交渉カードになりうるのだ」",
"104001811_12": "「わかった。すまない兄貴」",
"104001811_13": "「国連決議による武力介入……ほんの数週間前のバルベルデと\\n 同じ状況に、今度は我々がなってしまうなんて……」",
"104001811_14": "「あのサナギ状の物体内部に、響さんの生体反応を\\n 確認しています」",
"104001811_15": "「恐らくは、神殺しの力が融合を食い止めていると\\n 思われますが……それもいつまで持つか」",
"104001811_16": "「時間が稼げているうちに対策をッ!」",
"104001811_17": "「ああ、そのための彼女たちだ……」",
"104001811_18": "「彼女……たち?」",
"104001811_19": "「響があの中にいるんですね?\\n 響は無事なんですか……」",
"104001811_20": "「もちろんだ。そのために君を呼んでいる……。\\n マリアくんたちに繋いでくれ」",
"104001811_21": "「はい」",
"104001811_22": "「こちらの準備はできているわ」",
"104001811_23": "「どうやったら、響を助けられるんですか……」",
"104001811_24": "「これを使います」",
"104001811_25": "「LiNKER……違う、あれは……」",
"104001811_26": "「Anti_LiNKERデス」",
"104001811_27": "「LiNKERとAnti_LiNKERは表裏一体。\\n LiNKERを完成させた今、Anti_LiNKERもまた生成可能です」",
"104001811_28": "「でも……、適合係数を引き下げるAnti_LiNKERを使って\\n どうやって……」",
"104001811_29": "「ヨナルデパズトーリとディバインウェポン――。\\n どちらも依り代にエネルギーを纏って固着させたもの……」",
"104001811_30": "「まるで、シンフォギアと同じメカニズムだと思いませんか?」",
"104001811_31": "「ッ!?」",
"104001811_32": "「響くんを取り込んだエネルギーと、ギアを形成する聖遺物の\\n エネルギーの性質が近いものだとするならば――」",
"104001811_33": "「Anti_LiNKERで、ぽんぽんすーにひん剥けるかも\\n しれないんだなッ」",
"104001811_34": "「はい、そのために――」",
"104001811_35": "「コンバータユニット……それではッ!」",
"104001811_36": "「反動汚染の除去は完了。\\n いつでも作戦に導入可能です」",
"104001811_37": "「あの……わたしにもできることがあれば――」",
"104001811_38": "「君はこの作戦のエースインザホール……切り札だッ!」",
"104001811_39": "「わたしが……?」",
"104001811_40": "「危険を承知でお願いします……」",
"104001811_41": "「……わかりました」",
"104001811_42": "「そして、もう1人……」",
"104001811_43": "「…………」",
"104001811_44": "(随分警戒されているようね……)",
"104001811_45": "「協力者に失礼だッ! 銃を下げろッ!」",
"104001811_46": "「ですが、しかし……」",
"104001811_47": "「何かあったとしても、俺が動きづらくなるだけだ」",
"104001811_48": "「情報は、役に立ったのかしら?」",
"104001811_49": "「賢者の石に関する技術無くして、この短期間に汚染の除去は\\n できませんでした。ありがとうございます」",
"104001811_50": "「……何よりだな」",
"104001811_51": "「それで、我々への協力についてだが――」",
"104001811_52": "「それでも、手は取り合えない……」",
"104001811_53": "「……」",
"104001811_54": "「どうしたッ!」",
"104001811_55": "「司令ッ! 鎌倉から直接――」",
"104001811_56": "「護国災害派遣法を適用した」",
"104001811_57": "「……ッ!」",
"104001811_58": "「ごこく……?」",
"104001811_59": "「まさか立花を……、\\n 『第二種特異災害』と認定したのですかッ」",
"104001811_60": "「聖遺物起因の災害に対し、無制限に火器を投入可能だ。\\n 対象を速やかに――殺処分せよッ」",
"104001811_61": "「ですが現在、救助手段を講じており――」",
"104001811_62": "「儚きかな。国連介入を許すつもりかッ!\\n その行使は反応兵器……国が燃えるぞッ」",
"104001811_63": "「待ってくださいッ! 響は特異災害なんかじゃありませんッ!\\n わたしの……友達ですッ」",
"104001811_64": "「国を護るのが風鳴ならば、鬼子のわたしは友を……、\\n 人を防人ますッ」",
"104001811_65": "「翼ッ! その身に流れる血を知らぬかッ!」",
"104001811_66": "「知るものかッ! わたしに流れているのは天羽奏という、\\n 人の少女の生き様だけだッ」",
"104001811_67": "「司令ッ! 響ちゃんの周辺に、攻撃部隊の展開を確認ッ!」",
"104001811_68": "「作戦開始は2時間後……我が選択した正義は覆さぬ」",
"104001811_69": "「あれもまた、支配を強いるもの……」",
"104001811_70": "「次いで第二波、攻撃開始」",
"104001811_71": "「第二波、攻撃開始」",
"104001811_72": "「全弾命中ッ!\\n ……対象の外殻部に亀裂確認ッ 効果ありッ」",
"104001811_73": "「彼らは知らされていないのか……。\\n あの中に人が取り込まれているんだぞッ」",
"104001811_74": "「このままでは……響ちゃんが……」",
"104001811_75": "「次いで第三波、攻撃――」",
"104001811_76": "「待ってください……あれは……ッ!」",
"104001811_77": "「ァァァァァアアアアア」",
"104001811_78": "「アアアアアアアアアア」",
"104001811_79": "「まさか……さっきの砲撃が、\\n 目覚めを早めてしまったのかッ」",
"104001811_80": "「ふッ! ぐうう……うう……ッ!」",
"104001811_81": "「ああ――ッ!」",
"104001811_82": "「大丈夫? マリアッ!」",
"104001811_83": "「あのデタラメな強さは……。\\n なんだかとっても響さんデスよッ」",
"104001811_84": "「この戦場はこちらで預かる。撤退されよッ!」",
"104001811_85": "「国連直轄の先遣隊か。我らは日本政府の指揮下にある。\\n 撤退命令は受けていないッ」",
"104001811_86": "「そ、そんなッ!? 砲塔が切られるなんて――ッ!?」",
"104001811_87": "「理由が必要ならば、くれてあげる」",
"104001811_88": "「力を貸してくれるのか……」",
"104001811_89": "「これは共闘ではない……私の戦いだ」",
"104001811_90": "「特殊車両隊、現着。\\n 司令、いつでも行けますッ」",
"104001811_91": "「ようしッ!\\n 響くんのバースデーパーティを始めるぞッ」",
"104001811_92": "「まずは動きを封じるッ!」",
"104001811_93": "「じゃじゃ馬ならしだッ!」"
{
"104001811_0": "AXZ・前編",
"104001811_1": "「台無しだ……僕の千年計画が……。\\n ――それでも、神の力をこの手にッ」",
"104001811_2": "「立花響……お前は一体……?」",
"104001811_3": "「立花響が、神の力と称されるエネルギーに取り込まれてから、\\n 時間が超過……」",
"104001811_4": "「国連での協議は最終段階……間もなく、日本への武力介入が\\n 決議される見込みだ」",
"104001811_5": "「そうなるとお前たちS.O.N.G.は、国連指示の下、\\n 先陣を切らねばならないだろう……」",
"104001811_6": "「やはりそうなってしまうか……」",
"104001811_7": "「さらに状況が状況であるため、事態の収拾に反応兵器の使用も\\n 考えられる」",
"104001811_8": "「反応兵器ッ!? だが、あの中には響くんが――ッ!」",
"104001811_9": "「無論、そんな暴挙を許すつもりはない。だが、世界規模の\\n 災害に発展しかねない異常事態に、米国政府の鼻息は荒い……」",
"104001811_10": "「――ッ、消し飛ばされた軍事衛星が、\\n 口実を与えてしまったのか……ッ」",
"104001811_11": "「引き続き、局面打開に尽力してほしい。\\n それがこちらの交渉カードになりうるのだ」",
"104001811_12": "「わかった。すまない兄貴」",
"104001811_13": "「国連決議による武力介入……ほんの数週間前のバルベルデと\\n 同じ状況に、今度は我々がなってしまうなんて……」",
"104001811_14": "「あのサナギ状の物体内部に、響さんの生体反応を\\n 確認しています」",
"104001811_15": "「恐らくは、神殺しの力が融合を食い止めていると\\n 思われますが……それもいつまで持つか」",
"104001811_16": "「時間が稼げているうちに対策をッ!」",
"104001811_17": "「ああ、そのための彼女たちだ……」",
"104001811_18": "「彼女……たち?」",
"104001811_19": "「響があの中にいるんですね?\\n 響は無事なんですか……」",
"104001811_20": "「もちろんだ。そのために君を呼んでいる……。\\n マリアくんたちに繋いでくれ」",
"104001811_21": "「はい」",
"104001811_22": "「こちらの準備はできているわ」",
"104001811_23": "「どうやったら、響を助けられるんですか……」",
"104001811_24": "「これを使います」",
"104001811_25": "「LiNKER……違う、あれは……」",
"104001811_26": "「Anti_LiNKERデス」",
"104001811_27": "「LiNKERとAnti_LiNKERは表裏一体。\\n LiNKERを完成させた今、Anti_LiNKERもまた生成可能です」",
"104001811_28": "「でも……、適合係数を引き下げるAnti_LiNKERを使って\\n どうやって……」",
"104001811_29": "「ヨナルデパズトーリとディバインウェポン――。\\n どちらも依り代にエネルギーを纏って固着させたもの……」",
"104001811_30": "「まるで、シンフォギアと同じメカニズムだと思いませんか?」",
"104001811_31": "「ッ!?」",
"104001811_32": "「響くんを取り込んだエネルギーと、ギアを形成する聖遺物の\\n エネルギーの性質が近いものだとするならば――」",
"104001811_33": "「Anti_LiNKERで、ぽんぽんすーにひん剥けるかも\\n しれないんだなッ」",
"104001811_34": "「はい、そのために――」",
"104001811_35": "「コンバータユニット……それではッ!」",
"104001811_36": "「反動汚染の除去は完了。\\n いつでも作戦に導入可能です」",
"104001811_37": "「あの……わたしにもできることがあれば――」",
"104001811_38": "「君はこの作戦のエースインザホール……切り札だッ!」",
"104001811_39": "「わたしが……?」",
"104001811_40": "「危険を承知でお願いします……」",
"104001811_41": "「……わかりました」",
"104001811_42": "「そして、もう1人……」",
"104001811_43": "「…………」",
"104001811_44": "(随分警戒されているようね……)",
"104001811_45": "「協力者に失礼だッ! 銃を下げろッ!」",
"104001811_46": "「ですが、しかし……」",
"104001811_47": "「何かあったとしても、俺が動きづらくなるだけだ」",
"104001811_48": "「情報は、役に立ったのかしら?」",
"104001811_49": "「賢者の石に関する技術無くして、この短期間に汚染の除去は\\n できませんでした。ありがとうございます」",
"104001811_50": "「……何よりだな」",
"104001811_51": "「それで、我々への協力についてだが――」",
"104001811_52": "「それでも、手は取り合えない……」",
"104001811_53": "「……」",
"104001811_54": "「どうしたッ!」",
"104001811_55": "「司令ッ! 鎌倉から直接――」",
"104001811_56": "「護国災害派遣法を適用した」",
"104001811_57": "「……ッ!」",
"104001811_58": "「ごこく……?」",
"104001811_59": "「まさか立花を……、\\n 『第二種特異災害』と認定したのですかッ」",
"104001811_60": "「聖遺物起因の災害に対し、無制限に火器を投入可能だ。\\n 対象を速やかに――殺処分せよッ」",
"104001811_61": "「ですが現在、救助手段を講じており――」",
"104001811_62": "「儚きかな。国連介入を許すつもりかッ!\\n その行使は反応兵器……国が燃えるぞッ」",
"104001811_63": "「待ってくださいッ! 響は特異災害なんかじゃありませんッ!\\n わたしの……友達ですッ」",
"104001811_64": "「国を護るのが風鳴ならば、鬼子のわたしは友を……、\\n 人を防人ますッ」",
"104001811_65": "「翼ッ! その身に流れる血を知らぬかッ!」",
"104001811_66": "「知るものかッ! わたしに流れているのは天羽奏という、\\n 人の少女の生き様だけだッ」",
"104001811_67": "「司令ッ! 響ちゃんの周辺に、攻撃部隊の展開を確認ッ!」",
"104001811_68": "「作戦開始は2時間後……我が選択した正義は覆さぬ」",
"104001811_69": "「あれもまた、支配を強いるもの……」",
"104001811_70": "「次いで第二波、攻撃開始」",
"104001811_71": "「第二波、攻撃開始」",
"104001811_72": "「全弾命中ッ!\\n ……対象の外殻部に亀裂確認ッ 効果ありッ」",
"104001811_73": "「彼らは知らされていないのか……。\\n あの中に人が取り込まれているんだぞッ」",
"104001811_74": "「このままでは……響ちゃんが……」",
"104001811_75": "「次いで第三波、攻撃――」",
"104001811_76": "「待ってください……あれは……ッ!」",
"104001811_77": "「ァァァァァアアアアア」",
"104001811_78": "「アアアアアアアアアア」",
"104001811_79": "「まさか……さっきの砲撃が、\\n 目覚めを早めてしまったのかッ」",
"104001811_80": "「ふッ! ぐうう……うう……ッ!」",
"104001811_81": "「ああ――ッ!」",
"104001811_82": "「大丈夫? マリアッ!」",
"104001811_83": "「あのデタラメな強さは……。\\n なんだかとっても響さんデスよッ」",
"104001811_84": "「この戦場はこちらで預かる。撤退されよッ!」",
"104001811_85": "「国連直轄の先遣隊か。我らは日本政府の指揮下にある。\\n 撤退命令は受けていないッ」",
"104001811_86": "「そ、そんなッ!? 砲塔が切られるなんて――ッ!?」",
"104001811_87": "「理由が必要ならば、くれてあげる」",
"104001811_88": "「力を貸してくれるのか……」",
"104001811_89": "「これは共闘ではない……私の戦いだ」",
"104001811_90": "「特殊車両隊、現着。\\n 司令、いつでも行けますッ」",
"104001811_91": "「ようしッ!\\n 響くんのバースデーパーティを始めるぞッ」",
"104001811_92": "「まずは動きを封じるッ!」",
"104001811_93": "「じゃじゃ馬ならしだッ!」"
}

View file

@ -1,28 +1,28 @@
{
"104001831_0": "「はッ!」",
"104001831_1": "「やはり対人戦技では……効果が望めぬか」",
"104001831_2": "「だけどこの隙を無駄にはしないッ!\\n ――はッ」",
"104001831_3": "「はあああああ――ッ!」",
"104001831_4": "「神殺しを当てにできない以上、このやり方でしかッ!」",
"104001831_5": "「――フッ。止まれえええええええッ!」",
"104001831_6": "「アアアアォォォァァアア」",
"104001831_7": "「くっ……ッ!」",
"104001831_8": "「ォァア……アアア……アアアアア……」",
"104001831_9": "「マリア、わたしたちの力を――」",
"104001831_10": "「――束ねるデスッ!」",
"104001831_11": "「1人ではないッ!」",
"104001831_12": "「みんなであいつを助けるんだッ!」",
"104001831_13": "「アアア……アアアアア――ッ!」",
"104001831_14": "「今ですッ! 緒川さんッ!」",
"104001831_15": "「心得ていますッ!」",
"104001831_16": "「アアア……アアアアア……」",
"104001831_17": "「Anti_LiNKER命中。注入を開始ッ」",
"104001831_18": "「対象より計測される適合係数、急速低下ッ!」",
"104001831_19": "「弦、間もなく国連の協議が終了する。\\n 結果は日本の……立花響の状況次第だ」",
"104001831_20": "「人事は尽くす、尽くしているッ!」",
"104001831_21": "「<ruby=すうせい>趨勢</ruby>は圧倒的に不利。個人を標的に……反応兵器の投下が\\n 承認されてしまいかねない」",
"104001831_22": "「響くん……」",
"104001831_23": "「アアア……アアアアアァァァッ!」",
"104001831_24": "「――ああッ!」",
"104001831_25": "「繋いだ手を振り払うのが、お前のやりたかったことかッ!\\n ――立花響ッ」"
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"104001831_0": "「はッ!」",
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View file

@ -1,39 +1,39 @@
{
"104001842_0": "「ここにきて、低下していた適合係数の上昇を確認ッ!」",
"104001842_1": "「神の力に備わる防御機構……。\\n Anti_LiNKERの理を、リアルタイムに書き換えて――」",
"104001842_2": "「適合係数、数値反転ッ! 急上昇しますッ!」",
"104001842_3": "「ああ、そこまでの予測はついている……だからッ!」",
"104001842_4": "「<size=40>響―――ッ!</size>」",
"104001842_5": "「響ちゃんの活動、止まりましたッ!」",
"104001842_6": "「適合係数の上昇によって、融合深度が増している今ならば――」",
"104001842_7": "「電気信号化された未来さんの声は、\\n 依り代となっている響さんにねじ込まれるはずですッ」",
"104001842_8": "「今日は響の誕生日なんだよ、なのに……」",
"104001842_9": "「なのに、響がいないなんて――おかしいよッ!」",
"104001842_10": "「呼んでいる……この声……」",
"104001842_11": "「響……お誕生日おめでとう。\\n ううん、きっとこの気持ちは――ありがとう、かな」",
"104001842_12": "「響が同じ世界に生まれて来てくれたから……、\\n わたしは、誰かと並んで走れるようになったんだよ」",
"104001842_13": "「未来……」",
"104001842_14": "「誰かとなら、1人では越えられないゴールにだって\\n 届くかもって気づかせてくれた……」",
"104001842_15": "「――ッ!?\\n 未来ッ わたしの陽だまりッ」",
"104001842_16": "「響ッ! わたしのお日様ッ!」",
"104001842_17": "「響……信じてたッ!」",
"104001842_18": "「響ちゃんは無事です、生きてますッ!」",
"104001842_19": "「ああ……」",
"104001842_20": "「こちらでも状況は確認している。\\n 国連による武力介入は、先ほど否決された」",
"104001842_21": "「八紘兄貴……」",
"104001842_22": "「これまでお前たちが築いてきた、\\n S.O.N.G.の功績の大きさに加え――」",
"104001842_23": "「斯波田事務次官が蕎麦にならったコシの強さで、\\n 交渉を続けてくれたおかげだ……」",
"104001842_24": "「人は繋がる、ひとつになれる……」",
"104001842_25": "「そうだ。反応兵器は使われない……」",
"104001842_26": "「太平洋沖より発射された、高速の飛翔体を確認ッ!\\n ――これはッ」",
"104001842_27": "「――撃ったのかッ!?\\n まさか……米国政府が独断でッ」",
"104001842_28": "「――迎撃準備ッ!」",
"104001842_29": "「この距離では間に合いませんッ!\\n 着弾まで、推定秒ッ」",
"104001842_30": "「ぬうううう……ッ!」",
"104001842_31": "「だったらこっちで斬り飛ばすデスッ!」",
"104001842_32": "「ダメッ! 下手に爆発させたら、辺り一面が焦土にッ!\\n 向こう永遠に穢されてしまうッ」",
"104001842_33": "「……くッ!」",
"104001842_34": "「私はこの瞬間の為に、生き長らえてきたのかもしれないな……」",
"104001842_35": "「何を言って……」",
"104001842_36": "「独りでやれるか……。\\n いや――『だとしても』……だったわねッ」"
{
"104001842_0": "「ここにきて、低下していた適合係数の上昇を確認ッ!」",
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"104001842_8": "「今日は響の誕生日なんだよ、なのに……」",
"104001842_9": "「なのに、響がいないなんて――おかしいよッ!」",
"104001842_10": "「呼んでいる……この声……」",
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"104001842_13": "「未来……」",
"104001842_14": "「誰かとなら、1人では越えられないゴールにだって\\n 届くかもって気づかせてくれた……」",
"104001842_15": "「――ッ!?\\n 未来ッ わたしの陽だまりッ」",
"104001842_16": "「響ッ! わたしのお日様ッ!」",
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"104001842_21": "「八紘兄貴……」",
"104001842_22": "「これまでお前たちが築いてきた、\\n S.O.N.G.の功績の大きさに加え――」",
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"104001842_24": "「人は繋がる、ひとつになれる……」",
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@ -1,42 +1,42 @@
{
"104001911_0": "AXZ・後編",
"104001911_1": "(だとしても……。そう、例え、私1人だとしても――。\\n この解放の歌で――明日を描いてみせるッ",
"104001911_2": "「カリオストロッ!?」",
"104001911_3": "「プレラーティ……ッ!」",
"104001911_4": "「1人だなんて」",
"104001911_5": "「さみしい事を言ってくれるワケダ」",
"104001911_6": "「2人とも……」",
"104001911_7": "「……この歌声は……?」",
"104001911_8": "「響ッ!」",
"104001911_9": "「……未来……? 翼さんに、みんな……?\\n それに――」",
"104001911_10": "「女の勘で局長を疑ったあーしは、死んだフリなんて搦め手で、\\n 姿を隠していたの」",
"104001911_11": "「そんなカリオストロに救われたわたしは、一矢報いるための錬成を\\n こっそり進めてきたワケダ」",
"104001911_12": "「反応兵器、起爆ッ!」",
"104001911_13": "「衝撃の到達予測――って、これはッ!?」",
"104001911_14": "「どうしたッ!?」",
"104001911_15": "「しょ、衝撃がありませんッ!?\\n 現時点では全てあの中に抑え込まれていますッ」",
"104001911_16": "「これも、ラピス・フィロソフィカス……」",
"104001911_17": "「現時点で最高純度の輝き――、\\n つまりはわたしの最高傑作なワケダッ」",
"104001911_18": "「呪詛の解除に始まったラピスの研究開発が――、\\n やっと誰かのために……」",
"104001911_19": "「本音言うと、局長にブチ込みたい未練はあるけどね。\\n ……でも驚いた。いつの間にあの子たちと手を取り合ったの」",
"104001911_20": "「取り合ってなどいないわ」",
"104001911_21": "「エネルギー内圧、更に増大ッ!」",
"104001911_22": "「このままでは持ちこたえられませんッ!」",
"104001911_23": "「ぬうう――ッ!」",
"104001911_24": "「完全なる、命の焼却は――ッ!」",
"104001911_25": "「ラピスに通じる輝きなワケダッ!」",
"104001911_26": "「あの子たちと手を取り合ってなどいない……。\\n 取り合えるものか……」",
"104001911_27": "「死を灯すことでしか、明日を描けなかった……。\\n 私には――ッ」",
"104001911_28": "「……」",
"104001911_29": "「付き合わせてしまったわね……」",
"104001911_30": "「いいものが見られたから、気にしていないワケダ」",
"104001911_31": "「……いいもの?」",
"104001911_32": "「サンジェルマン、笑ってる♪」",
"104001911_33": "「ああ……死にたくないと思ったのは、いつ以来だろう……」",
"104001911_34": "「……ねえ、お母さん……」",
"104001911_35": "「錬金術師……理想を追い求める者……」",
"104001911_36": "「あとは、分離した神の力を――ッ!?」",
"104001911_37": "「しなければね。君たちに感謝を……」",
"104001911_38": "「アダム・ヴァイスハウプトッ!?\\n ――またしても神の力をッ」",
"104001911_39": "「僕の手に……今度こそッ!」"
{
"104001911_0": "AXZ・後編",
"104001911_1": "(だとしても……。そう、例え、私1人だとしても――。\\n この解放の歌で――明日を描いてみせるッ",
"104001911_2": "「カリオストロッ!?」",
"104001911_3": "「プレラーティ……ッ!」",
"104001911_4": "「1人だなんて」",
"104001911_5": "「さみしい事を言ってくれるワケダ」",
"104001911_6": "「2人とも……」",
"104001911_7": "「……この歌声は……?」",
"104001911_8": "「響ッ!」",
"104001911_9": "「……未来……? 翼さんに、みんな……?\\n それに――」",
"104001911_10": "「女の勘で局長を疑ったあーしは、死んだフリなんて搦め手で、\\n 姿を隠していたの」",
"104001911_11": "「そんなカリオストロに救われたわたしは、一矢報いるための錬成を\\n こっそり進めてきたワケダ」",
"104001911_12": "「反応兵器、起爆ッ!」",
"104001911_13": "「衝撃の到達予測――って、これはッ!?」",
"104001911_14": "「どうしたッ!?」",
"104001911_15": "「しょ、衝撃がありませんッ!?\\n 現時点では全てあの中に抑え込まれていますッ」",
"104001911_16": "「これも、ラピス・フィロソフィカス……」",
"104001911_17": "「現時点で最高純度の輝き――、\\n つまりはわたしの最高傑作なワケダッ」",
"104001911_18": "「呪詛の解除に始まったラピスの研究開発が――、\\n やっと誰かのために……」",
"104001911_19": "「本音言うと、局長にブチ込みたい未練はあるけどね。\\n ……でも驚いた。いつの間にあの子たちと手を取り合ったの」",
"104001911_20": "「取り合ってなどいないわ」",
"104001911_21": "「エネルギー内圧、更に増大ッ!」",
"104001911_22": "「このままでは持ちこたえられませんッ!」",
"104001911_23": "「ぬうう――ッ!」",
"104001911_24": "「完全なる、命の焼却は――ッ!」",
"104001911_25": "「ラピスに通じる輝きなワケダッ!」",
"104001911_26": "「あの子たちと手を取り合ってなどいない……。\\n 取り合えるものか……」",
"104001911_27": "「死を灯すことでしか、明日を描けなかった……。\\n 私には――ッ」",
"104001911_28": "「……」",
"104001911_29": "「付き合わせてしまったわね……」",
"104001911_30": "「いいものが見られたから、気にしていないワケダ」",
"104001911_31": "「……いいもの?」",
"104001911_32": "「サンジェルマン、笑ってる♪」",
"104001911_33": "「ああ……死にたくないと思ったのは、いつ以来だろう……」",
"104001911_34": "「……ねえ、お母さん……」",
"104001911_35": "「錬金術師……理想を追い求める者……」",
"104001911_36": "「あとは、分離した神の力を――ッ!?」",
"104001911_37": "「しなければね。君たちに感謝を……」",
"104001911_38": "「アダム・ヴァイスハウプトッ!?\\n ――またしても神の力をッ」",
"104001911_39": "「僕の手に……今度こそッ!」"
}

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@ -1,12 +1,12 @@
{
"104001922_0": "「止めるぞッ!」",
"104001922_1": "「もうさせないよ……邪魔立てはッ!」",
"104001922_2": "「く――ッ!?」",
"104001922_3": "「だとしても――ッ!」",
"104001922_4": "「近づけないよ……君だけはッ!」",
"104001922_5": "「アダムノイケズ……ダイテクレナイカラ、\\n アタシガダイチャウ……」",
"104001922_6": "「おおおおおおお――ッ!」",
"104001922_7": "「やめろッ!\\n 都合のいい神殺しなものか、その力はッ」",
"104001922_8": "「二千年の想いが呪いと積層した哲学兵装――使えば背負うッ!\\n 呪いをその身に――ッ」",
"104001922_9": "「わたしは歌で――ぶん殴るッ!」"
{
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@ -1,29 +1,29 @@
{
"104001931_0": "「ああ……あああああ――ッ!」",
"104001931_1": "「サンジェルマンさんの歌は、胸に届いていた。\\n ……だけど、何もできなかったッ」",
"104001931_2": "「わたしはまた……ぶん殴る事しかできなかったッ!\\n ああああああ――ッ」",
"104001931_3": "「フォールアウト、EMP共に確認できません……」",
"104001931_4": "「あらゆる不浄を払う、ラピス・フィロソフィカスの力……」",
"104001931_5": "「ファウストローブだけでなく、命までも賢者の石に見立てて、\\n 反応兵器の被害を……ですが、その代償として……」",
"104001931_6": "「ああ、この国を護ったのは……理想に殉じた錬金術師だ」",
"104001931_7": "「ありがとう、サンジェルマンさん……」",
"104001931_8": "「だけど、望んだのはこんな結末じゃない。\\n もっと話したかった……わかり合いたかったッ」",
"104001931_9": "「わかり合いたかったッ!?」",
"104001931_10": "「あた、しは、抱き、むしろ抱き合いたいの、よ……。\\n アダ、ムルムル……、大好きル――ッ」",
"104001931_11": "「わかり合えるものかッ! バラルの呪詛がある限りッ! 呪詛を\\n 施したカストディアン――アヌンナキを超えられぬ限りッ」",
"104001931_12": "「……だとしても……」",
"104001931_13": "「だが、ひとつになれば話は別だッ! 統率者を得る事で、\\n 無秩序な群体は完全体へとッ」",
"104001931_14": "「だとしてもッ!」",
"104001931_15": "「わかり合うために手を伸ばし続けた事、\\n 無意味ではなかったッ」",
"104001931_16": "「ああ、このバカの言う通りだ」",
"104001931_17": "「お前が語ったように、わたしたちの出来は良くない」",
"104001931_18": "「だから、ナンチャラのひとつ覚えで、\\n 何度だって立ち上がってきたのデス」",
"104001931_19": "「諦めずに……何度でもッ!\\n そう繰り返す事で、一歩ずつ踏み出してきたのだからッ」",
"104001931_20": "「たかだか完全を気取る程度で、わたしたち不完全を、\\n 上から支配できるなどと思うてくれるなッ」",
"104001931_21": "「どうしてそこまで言えるッ!?\\n 大きな事をッ 大きな顔でッ」",
"104001931_22": "「人でなしにはわからないッ!」",
"104001931_23": "「どうしてこんなにも、争いが続くのデスか?」",
"104001931_24": "「いつだって争いは、信念と信念のぶつかり合い……」",
"104001931_25": "「正義の選択が争いの原因とでも言うのかよッ!」",
"104001931_26": "「安易な答えに、歩みを止めたくはない……だがッ!」"
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{
"104001952_0": "「装者6人によるユニゾンで、フォニックゲイン上昇ッ!」",
"104001952_1": "「だけど……、エクスドライブを起動させるには、まだ程遠く――」",
"104001952_2": "「――くッ……」",
"104001952_3": "「それもこれも、相互理解を阻むバラルの呪詛……」",
"104001952_4": "「――だとしてもですッ!」",
"104001952_5": "「はあ――ッ!」",
"104001952_6": "「使わないのかい? エクスドライブをッ!」",
"104001952_7": "「せい――ッ!」",
"104001952_8": "「いいや使えまい。ここにはないからね。\\n 奇跡を纏えるだけのフォニックゲインがッ」",
"104001952_9": "「乗るなよ、調子にッ!」",
"104001952_10": "「力を失っている今ならばッ!」",
"104001952_11": "「――くッ!」",
"104001952_12": "「おおおおおおおおお――ッ!\\n 歌は死なないんだぁぁぁ――ッ」"
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@ -1,19 +1,19 @@
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"104002011_0": "涙を重ねる度、証明される現実は",
"104002011_1": "「――届いたッ! でも……」",
"104002011_2": "「ああ、敵は統制局長――アダム・ヴァイスハウプトだッ!」",
"104002011_3": "「――左腕ッ!?」",
"104002011_4": "「うわあああああ――ッ!」",
"104002011_5": "「そうさ――、力を失っているのさ、僕は……」",
"104002011_6": "「だから、保っていられないのさ……」",
"104002011_7": "「僕は――僕の完成された美形をおおおおッ!」",
"104002011_8": "「質量、内部より増大ッ!」",
"104002011_9": "「この姿……まるで……」",
"104002011_10": "「あれが真のアダムというわけか……」",
"104002011_11": "「知られたくなかった……人形だとッ!\\n 見せたくなかった……こんな姿をッ」",
"104002011_12": "「だけどもう、頭に角を戴くしかないじゃないかッ!\\n 僕も同じさッ 負けられないのはッ」",
"104002011_13": "「人の姿を捨て去ってまで――」",
"104002011_14": "「何をしでかすつもりデスか……」",
"104002011_15": "「伝わるものか、端末と作られたサル風情に」",
"104002011_16": "「わからせてやる。より完全な僕こそ支配者だと。\\n そのために必要だったのさ、彼らと並び立てる神の力は……」"
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@ -1,40 +1,40 @@
{
"104002021_0": "「――うあッ!」",
"104002021_1": "「う、ああ――ッ!?」",
"104002021_2": "「巨体に似合わないスピードでッ!?」",
"104002021_3": "「何でこんなところに電話が――」",
"104002021_4": "「――ッ!?」",
"104002021_5": "「……おまけに、悪辣さはそのままデス……」",
"104002021_6": "「くそったれッ!」",
"104002021_7": "「よくもッ!」",
"104002021_8": "「――ぐッ! きゃあああッ!」",
"104002021_9": "「……くッ! ぐあああああ――ッ!?」",
"104002021_10": "「力負けている……」",
"104002021_11": "「――まだだ、立花響ッ!」",
"104002021_12": "(サンジェルマンさんの声……。\\n 一体どこから――あれだッ",
"104002021_13": "「何をするつもりだったのかな?\\n サンジェルマンのスペルキャスターでええッ」",
"104002021_14": "「ぐうううぅぅぅッ!」",
"104002021_15": "「ファウストローブを形成するエネルギーを使ってッ!?」",
"104002021_16": "「やはり、エクスドライブでないと……」",
"104002021_17": "「Gatrandis babel ziggurat edenal\\n Emustolronzen fine el baral zizzl」",
"104002021_18": "「――この歌はッ!?」",
"104002021_19": "「S2CA――ヘキサコンバージョンを」",
"104002021_20": "「応用するってんならッ!」",
"104002021_21": "「その賭けに――」",
"104002021_22": "「乗ってみる価値はあるのデスッ!」",
"104002021_23": "「無茶だッ!\\n フォニックゲイン由来のエネルギーじゃないんだぞッ」",
"104002021_24": "「このままではギアが耐えられず、爆発しかねませんッ!」",
"104002021_25": "「その負荷は、バイパスを繋いでダインスレイフに肩代わり\\n ――触媒として焼却させますッ」",
"104002021_26": "「でも、可能なのか?」",
"104002021_27": "「可能にするッ! それが銃後の守りよッ!」",
"104002021_28": "「四の五の言う余裕もなさそうだッ!」",
"104002021_29": "「本部バックアップによるコンバートシステムを確立ッ!\\n 響さんッ」",
"104002021_30": "「バリアコーティング……リリースッ!」",
"104002021_31": "「うううう、ああああッ!」",
"104002021_32": "「何をしようと……?」",
"104002021_33": "「<size=40>抜剣――ラストイグニションッ!</size>」",
"104002021_34": "「程があるッ! 悪あがきにもッ!」",
"104002021_35": "「受け入れろッ! 完全を――ッ!」",
"104002021_36": "「補ってきた、錬金術で……。\\n いつか完全に届くために――超える為にッ」",
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@ -1,17 +1,17 @@
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"104002032_14": "「<size=40>響ッ!</size>」"
{
"104002032_0": "「生意気に……、人類ごときがあああああッ!」",
"104002032_1": "「ギアが軋む……悲鳴をあげている……」",
"104002032_2": "「この無理筋は、長くはもたないッ!」",
"104002032_3": "「引き上げたのか? 出力を……」",
"104002032_4": "「つまるところは――」",
"104002032_5": "「シンフォギアのリビルドを、この土壇場でッ!?」",
"104002032_6": "「一気に決めれば問題ないデスッ!」",
"104002032_7": "「エクスドライブじゃなくてもッ!」",
"104002032_8": "「――ッ!?」",
"104002032_9": "「おおおおおおおおおおッ!」",
"104002032_10": "「――あッ……」",
"104002032_11": "「まさかッ! 反動汚染ッ!?」",
"104002032_12": "「このタイミングでッ!?」",
"104002032_13": "「そうだッ、響さんのギアだけ……汚染の除去がまだ――」",
"104002032_14": "「<size=40>響ッ!</size>」"
}

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