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"201000111_0": "雨の日の帰り道",
|
||||
"201000111_1": "「学院生活にも大分慣れてきたけど、勉強に追いつくのは大変だ\\n ね……切ちゃん<speed=1>。</speed>……切ちゃん、聞いてる?」",
|
||||
"201000111_2": "「う~ん、今日もまたいい天気デス……」",
|
||||
"201000111_3": "「もう、新しい傘を使いたいからって、こんな晴れの日まで\\n 持ち歩かなくてもいいのに」",
|
||||
"201000111_4": "「降ったら2人で使おうって約束したから、準備を怠るわけには\\n いかないのデスッ! 備え在れば憂い無しデスッ!」",
|
||||
"201000111_5": "「もう、仕方ないなぁ、切ちゃんは」",
|
||||
"201000111_6": "「だって今ここでいきなり雨が降ったとするデスよ<speed=0.5>?</speed>\\n すると、一旦、家まで走って帰るか、それとも――」",
|
||||
"201000111_7": "「切ちゃん、アルカ・ノイズが」",
|
||||
"201000111_8": "「うぬぬぬ<speed=0.5>、</speed>一時間目に間に合わせるデスッ!」",
|
||||
"201000111_9": "「うん。これ以上、勉強遅れたら大変だもんね」",
|
||||
"201000111_10": "「デェスッ!」"
|
||||
{
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"201000111_0": "雨の日の帰り道",
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"201000111_1": "「学院生活にも大分慣れてきたけど、勉強に追いつくのは大変だ\\n ね……切ちゃん<speed=1>。</speed>……切ちゃん、聞いてる?」",
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"201000111_2": "「う~ん、今日もまたいい天気デス……」",
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"201000111_3": "「もう、新しい傘を使いたいからって、こんな晴れの日まで\\n 持ち歩かなくてもいいのに」",
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"201000111_4": "「降ったら2人で使おうって約束したから、準備を怠るわけには\\n いかないのデスッ! 備え在れば憂い無しデスッ!」",
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"201000111_5": "「もう、仕方ないなぁ、切ちゃんは」",
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"201000111_6": "「だって今ここでいきなり雨が降ったとするデスよ<speed=0.5>?</speed>\\n すると、一旦、家まで走って帰るか、それとも――」",
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"201000111_7": "「切ちゃん、アルカ・ノイズが」",
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"201000111_8": "「うぬぬぬ<speed=0.5>、</speed>一時間目に間に合わせるデスッ!」",
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"201000111_9": "「うん。これ以上、勉強遅れたら大変だもんね」",
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"201000111_10": "「デェスッ!」"
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}
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{
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||||
"201000121_0": "「はああ……なんだかおなか空いちゃったなあ」",
|
||||
"201000121_1": "「もう? お昼ちゃんと食べたでしょ」",
|
||||
"201000121_2": "「それでも、健全な女子のおなかは刻一刻と減っていくんだよッ!」",
|
||||
"201000121_3": "「しょうがないなあ、キャンディでいいなら、食べる?」",
|
||||
"201000121_4": "「おおお、さすがは未来ッ!」",
|
||||
"201000121_5": "「はい、あーんして?」",
|
||||
"201000121_6": "「あーん…<speed=0.5>…</speed>んんん~ッ、\\n この優しいミルクの甘みがおなかに染み渡るよ~」",
|
||||
"201000121_7": "「大げさなんだから。響は」",
|
||||
"201000121_8": "「ねえ、未来。帰りにふらわーのお好み焼き食べに行かない?」",
|
||||
"201000121_9": "「本格的に食べるつもりなのね……。\\n わたしも行きたいけど、今日は放課後、学校の用事があって……」",
|
||||
"201000121_10": "「そっかー。んー、残念ッ!」",
|
||||
"201000121_11": "「ごめんね」",
|
||||
"201000121_12": "「うーん、なんとか晩ごはんまで耐えるか、\\n 他の誰かを誘うか……」",
|
||||
"201000121_13": "「うーん、なんとか雨を降らせる方法は無いものデスか……」",
|
||||
"201000121_14": "「あ、切歌ちゃん。\\n 今日は調ちゃんと一緒じゃないの? 珍しいね」",
|
||||
"201000121_15": "「調はS.O.N.G.で検査があるので、先に帰ったのデス」",
|
||||
"201000121_16": "「それより響さん、雨を降らす方法を知らないデスか?\\n 新しい傘をデスね……」",
|
||||
"201000121_17": "(ぐう~)",
|
||||
"201000121_18": "「……あ」",
|
||||
"201000121_19": "「切歌ちゃん、おなかすいてるの?」",
|
||||
"201000121_20": "「あはは……お恥ずかしいデス<speed=0.5>。</speed>実は、朝から戦ったせいで\\n おなかが減りんこファイヤーなのデスよ……」",
|
||||
"201000121_21": "「そっか、それなら雨の降らし方は分からないけど、お好み焼き、\\n 食べに行かない? わたしもちょうどおなか減ってるんだ~」",
|
||||
"201000121_22": "「ふらわーのおばちゃんのお好み焼きすっごくおいしいんだよッ!\\n 戦ってくれた2人に労いの意味も込めて、わたしが奢るからさ」",
|
||||
"201000121_23": "「そ、それは魅力的な提案なのデスッ<speed=0.5>!</speed>\\n しかし、調のいない時に自分だけというのは……」",
|
||||
"201000121_24": "(ぐう~)",
|
||||
"201000121_25": "「……あう。またしても堪え性の無いおなかの虫デスね……」",
|
||||
"201000121_26": "「それなら何枚か包んでもらって、\\n お土産で持って帰ったらどうかな?」",
|
||||
"201000121_27": "「そ、そういう事であればッ! 先輩の好意を断るのも\\n 忍びないデスし、調も納得に違いないデスッ!」",
|
||||
"201000121_28": "「よーし、それじゃさっそく――」",
|
||||
"201000121_29": "「この警報……まさかッ!?」",
|
||||
"201000121_30": "「またアルカ・ノイズデスかッ!\\n 調のお土産のためにも、さっさと始末しに行くのデスッ!」",
|
||||
"201000121_31": "「うん、急ごうッ! 被害が大きくなる前に」",
|
||||
"201000121_32": "「はいデスッ!」"
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{
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"201000121_0": "「はああ……なんだかおなか空いちゃったなあ」",
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"201000121_1": "「もう? お昼ちゃんと食べたでしょ」",
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"201000121_2": "「それでも、健全な女子のおなかは刻一刻と減っていくんだよッ!」",
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"201000121_3": "「しょうがないなあ、キャンディでいいなら、食べる?」",
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"201000121_4": "「おおお、さすがは未来ッ!」",
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"201000121_5": "「はい、あーんして?」",
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"201000121_6": "「あーん…<speed=0.5>…</speed>んんん~ッ、\\n この優しいミルクの甘みがおなかに染み渡るよ~」",
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"201000121_7": "「大げさなんだから。響は」",
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"201000121_8": "「ねえ、未来。帰りにふらわーのお好み焼き食べに行かない?」",
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"201000121_9": "「本格的に食べるつもりなのね……。\\n わたしも行きたいけど、今日は放課後、学校の用事があって……」",
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"201000121_10": "「そっかー。んー、残念ッ!」",
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"201000121_11": "「ごめんね」",
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"201000121_12": "「うーん、なんとか晩ごはんまで耐えるか、\\n 他の誰かを誘うか……」",
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"201000121_13": "「うーん、なんとか雨を降らせる方法は無いものデスか……」",
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"201000121_14": "「あ、切歌ちゃん。\\n 今日は調ちゃんと一緒じゃないの? 珍しいね」",
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"201000121_15": "「調はS.O.N.G.で検査があるので、先に帰ったのデス」",
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"201000121_16": "「それより響さん、雨を降らす方法を知らないデスか?\\n 新しい傘をデスね……」",
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"201000121_17": "(ぐう~)",
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"201000121_18": "「……あ」",
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"201000121_19": "「切歌ちゃん、おなかすいてるの?」",
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"201000121_20": "「あはは……お恥ずかしいデス<speed=0.5>。</speed>実は、朝から戦ったせいで\\n おなかが減りんこファイヤーなのデスよ……」",
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"201000121_21": "「そっか、それなら雨の降らし方は分からないけど、お好み焼き、\\n 食べに行かない? わたしもちょうどおなか減ってるんだ~」",
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"201000121_22": "「ふらわーのおばちゃんのお好み焼きすっごくおいしいんだよッ!\\n 戦ってくれた2人に労いの意味も込めて、わたしが奢るからさ」",
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"201000121_23": "「そ、それは魅力的な提案なのデスッ<speed=0.5>!</speed>\\n しかし、調のいない時に自分だけというのは……」",
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"201000121_24": "(ぐう~)",
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"201000121_25": "「……あう。またしても堪え性の無いおなかの虫デスね……」",
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"201000121_26": "「それなら何枚か包んでもらって、\\n お土産で持って帰ったらどうかな?」",
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"201000121_27": "「そ、そういう事であればッ! 先輩の好意を断るのも\\n 忍びないデスし、調も納得に違いないデスッ!」",
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||||
"201000121_28": "「よーし、それじゃさっそく――」",
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"201000121_29": "「この警報……まさかッ!?」",
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"201000121_30": "「またアルカ・ノイズデスかッ!\\n 調のお土産のためにも、さっさと始末しに行くのデスッ!」",
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||||
"201000121_31": "「うん、急ごうッ! 被害が大きくなる前に」",
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||||
"201000121_32": "「はいデスッ!」"
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}
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|||
{
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||||
"201000122_0": "「ふー……片付いたけど」",
|
||||
"201000122_1": "「もう、おなかが空き過ぎてフラフラデスよ……」",
|
||||
"201000122_2": "「あ、雨……」",
|
||||
"201000122_3": "「うわ、結構激しいよ」",
|
||||
"201000122_4": "「そういえば傘――調がいないこんな時に\\n 降らなくてもいいのに……」",
|
||||
"201000122_5": "「予報で雨って言ってたっけ?\\n わたし、傘持ってきてないよー」",
|
||||
"201000122_6": "「残念だけど、これじゃ行けないね…<speed=0.5>…</speed>\\n ごめんッ! 切歌ちゃん」",
|
||||
"201000122_7": "「傘、傘は……んーッ<speed=0.5>!</speed>\\n 2人で使おうって約束した傘デスが……」",
|
||||
"201000122_8": "「いやいやッ! 調なら……。\\n 調なら響さんが困ってるのに見過ごしたりしないはずデスッ!」",
|
||||
"201000122_9": "「切歌ちゃん?」",
|
||||
"201000122_10": "「実は<speed=0.5>……</speed>じゃじゃーん、傘ならここにあるのデスッ!」",
|
||||
"201000122_11": "「折り畳み傘ッ!」",
|
||||
"201000122_12": "「……いやー、切歌ちゃんが傘持ってて助かったよ」",
|
||||
"201000122_13": "「備え在れば憂い無しとはこの事なのデス。\\n でも、この傘ちょっと小さかったデスね」",
|
||||
"201000122_14": "「少し肩は濡れるけど、平気だよ。\\n あ、そんなこっちに傾けなくていいのに」",
|
||||
"201000122_15": "「調の分まで奢ってくれるのに、濡らすわけにはいかないのデス」",
|
||||
"201000122_16": "「それなら……」",
|
||||
"201000122_17": "「こうすれば濡れないよー」",
|
||||
"201000122_18": "「わッ!<speed=0.5>?</speed> ち、ちちち近いデスよッ!?」",
|
||||
"201000122_19": "「こうすれば2人とも傘の下に収まるでしょ」",
|
||||
"201000122_20": "「それにしたって近すぎデスッ!」",
|
||||
"201000122_21": "「大丈夫、大丈夫」",
|
||||
"201000122_22": "「大丈夫じゃないデスよッ!?」",
|
||||
"201000122_23": "「お好み焼きは逃げないけど、おなかは待ってくれないよ。\\n さあ、ふらわーに向けてしゅっぱーつッ!」",
|
||||
"201000122_24": "「んむむ……しょうがないのデス」"
|
||||
{
|
||||
"201000122_0": "「ふー……片付いたけど」",
|
||||
"201000122_1": "「もう、おなかが空き過ぎてフラフラデスよ……」",
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"201000122_2": "「あ、雨……」",
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||||
"201000122_3": "「うわ、結構激しいよ」",
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"201000122_5": "「予報で雨って言ってたっけ?\\n わたし、傘持ってきてないよー」",
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||||
"201000122_6": "「残念だけど、これじゃ行けないね…<speed=0.5>…</speed>\\n ごめんッ! 切歌ちゃん」",
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"201000122_7": "「傘、傘は……んーッ<speed=0.5>!</speed>\\n 2人で使おうって約束した傘デスが……」",
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"201000122_8": "「いやいやッ! 調なら……。\\n 調なら響さんが困ってるのに見過ごしたりしないはずデスッ!」",
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"201000122_9": "「切歌ちゃん?」",
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"201000122_10": "「実は<speed=0.5>……</speed>じゃじゃーん、傘ならここにあるのデスッ!」",
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"201000122_11": "「折り畳み傘ッ!」",
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"201000122_12": "「……いやー、切歌ちゃんが傘持ってて助かったよ」",
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"201000122_13": "「備え在れば憂い無しとはこの事なのデス。\\n でも、この傘ちょっと小さかったデスね」",
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"201000122_15": "「調の分まで奢ってくれるのに、濡らすわけにはいかないのデス」",
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"201000122_17": "「こうすれば濡れないよー」",
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"201000122_19": "「こうすれば2人とも傘の下に収まるでしょ」",
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"201000122_20": "「それにしたって近すぎデスッ!」",
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"201000122_21": "「大丈夫、大丈夫」",
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"201000122_22": "「大丈夫じゃないデスよッ!?」",
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"201000122_23": "「お好み焼きは逃げないけど、おなかは待ってくれないよ。\\n さあ、ふらわーに向けてしゅっぱーつッ!」",
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"201000122_24": "「んむむ……しょうがないのデス」"
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{
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"201000211_0": "手料理の味は?"
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{
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"201000211_0": "手料理の味は?"
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||||
}
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@ -1,12 +1,12 @@
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|||
{
|
||||
"201000212_0": "「ん? 何してんだ、あいつ……」",
|
||||
"201000212_1": "「うう、意外とむずかしいな……」",
|
||||
"201000212_2": "「なんだよ、しょぼくれたツラして」",
|
||||
"201000212_3": "「あ、クリス……。実はさっきまで家庭科室で\\n お料理してたんだけど、うまくできなくて……」",
|
||||
"201000212_4": "「料理?」",
|
||||
"201000212_5": "「もう少し練習したかったんだけど、料理部の人たちの活動が\\n あるからこれ以上は使えなくって……」",
|
||||
"201000212_6": "「お前、小器用そうな顔してんのに、意外とぶきっちょなのか?」",
|
||||
"201000212_7": "「……そんなこと言わなくても」",
|
||||
"201000212_8": "「ま、そう落ち込むなよ。練習の場所なら、あたしの家の\\n キッチンを貸してやるから」",
|
||||
"201000212_9": "「え、ほんとにッ!?」"
|
||||
{
|
||||
"201000212_0": "「ん? 何してんだ、あいつ……」",
|
||||
"201000212_1": "「うう、意外とむずかしいな……」",
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|
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|
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}
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|||
{
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||||
"201000221_0": "「材料はこれでよし。それじゃあ……ッ!」",
|
||||
"201000221_1": "「おうッ! あたしも何かやるか?」",
|
||||
"201000221_2": "「クリスってお料理とかできるの……?」",
|
||||
"201000221_3": "「お前といい、あの後輩どもといい、もしかしてあたしを\\n なめてんじゃねぇだろうなッ!?」",
|
||||
"201000221_4": "「ぜ<speed=0.5>、</speed>ぜんぜんそんなことないよッ!<speed=0.5>?</speed>\\n ……ただ、響から聞く印象だと……」",
|
||||
"201000221_5": "「あいつのせいか……ッ<speed=0.5>!</speed> あたしはレシピ通りに\\n 作るぐらいなら一通りできるっつうの」",
|
||||
"201000221_6": "「意外すぎる……」",
|
||||
"201000221_7": "「ま、面倒だからあんまりやらねーけどな。で?」",
|
||||
"201000221_8": "「うん。クリスは味見役をお願い。\\n これはわたしの練習だから――」",
|
||||
"201000221_9": "「そういう事なら、あたしが見届けてやるよッ!」",
|
||||
"201000221_10": "「うん、お願いッ<speed=0.5>!</speed> 今日は、本格パエリアに挑戦するんだッ!」",
|
||||
"201000221_11": "「なんでスペイン料理……」",
|
||||
"201000221_12": "「この間、テレビやってて、響が食べたいって言ってたから、\\n 作って驚かせてあげようって思ったの」",
|
||||
"201000221_13": "「あのバカのためにねー……」",
|
||||
"201000221_14": "「で、作ったことは……あんのか?」",
|
||||
"201000221_15": "「ないよ、だから挑戦なのッ!\\n でも、ちゃんと調べてきたから大丈夫」",
|
||||
"201000221_16": "「そっか、まあ、頑張れよ」",
|
||||
"201000221_17": "「うん、任せてッ!」",
|
||||
"201000221_18": "「えーと、まずはあさりの砂抜きをして――、\\n お米と、サフランを――」",
|
||||
"201000221_19": "「…………」",
|
||||
"201000221_20": "「ね、ねえ……クリス。\\n そんなにじっと見られてると料理し辛いんだけど……」",
|
||||
"201000221_21": "「ああ、わりー、なんか気になっちまって」",
|
||||
"201000221_22": "「できたら呼ぶから、クリスはリビングで待ってて」",
|
||||
"201000221_23": "「本当に、あたしは何もしなくていいのか?」",
|
||||
"201000221_24": "「うん、台所を貸してもらえただけで十分だよ」",
|
||||
"201000221_25": "「それじゃあ、あたしは待ってるとするか」",
|
||||
"201000221_26": "「ねえクリス、ちょっと味見してくれないかな?」",
|
||||
"201000221_27": "「お、もうできたのか?」",
|
||||
"201000221_28": "「まだ途中なんだけど、\\n ここまでうまく出来ているか見て欲しいの」",
|
||||
"201000221_29": "「どれどれ……んッ<speed=0.5>!</speed>\\n おおッ<speed=0.5>!</speed> 良い感じじゃねーかッ!」",
|
||||
"201000221_30": "「本当ッ!?」",
|
||||
"201000221_31": "「ああ、お米の硬さといい、味もちょうどいい」",
|
||||
"201000221_32": "「よかったー、それじゃ仕上げちゃうね」",
|
||||
"201000221_33": "「……アルカ・ノイズか。ん、おっさんから通信だな」",
|
||||
"201000221_34": "「クリス……大丈夫?」",
|
||||
"201000221_35": "「余裕に決まってんだろッ! 鍵持ってたよな。お前は好きなだけ\\n キッチンつかっていいから。遠慮するなよ」",
|
||||
"201000221_36": "「わかった。がんばって、クリス。わたしもがんばるから」",
|
||||
"201000221_37": "「おうッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201000221_0": "「材料はこれでよし。それじゃあ……ッ!」",
|
||||
"201000221_1": "「おうッ! あたしも何かやるか?」",
|
||||
"201000221_2": "「クリスってお料理とかできるの……?」",
|
||||
"201000221_3": "「お前といい、あの後輩どもといい、もしかしてあたしを\\n なめてんじゃねぇだろうなッ!?」",
|
||||
"201000221_4": "「ぜ<speed=0.5>、</speed>ぜんぜんそんなことないよッ!<speed=0.5>?</speed>\\n ……ただ、響から聞く印象だと……」",
|
||||
"201000221_5": "「あいつのせいか……ッ<speed=0.5>!</speed> あたしはレシピ通りに\\n 作るぐらいなら一通りできるっつうの」",
|
||||
"201000221_6": "「意外すぎる……」",
|
||||
"201000221_7": "「ま、面倒だからあんまりやらねーけどな。で?」",
|
||||
"201000221_8": "「うん。クリスは味見役をお願い。\\n これはわたしの練習だから――」",
|
||||
"201000221_9": "「そういう事なら、あたしが見届けてやるよッ!」",
|
||||
"201000221_10": "「うん、お願いッ<speed=0.5>!</speed> 今日は、本格パエリアに挑戦するんだッ!」",
|
||||
"201000221_11": "「なんでスペイン料理……」",
|
||||
"201000221_12": "「この間、テレビやってて、響が食べたいって言ってたから、\\n 作って驚かせてあげようって思ったの」",
|
||||
"201000221_13": "「あのバカのためにねー……」",
|
||||
"201000221_14": "「で、作ったことは……あんのか?」",
|
||||
"201000221_15": "「ないよ、だから挑戦なのッ!\\n でも、ちゃんと調べてきたから大丈夫」",
|
||||
"201000221_16": "「そっか、まあ、頑張れよ」",
|
||||
"201000221_17": "「うん、任せてッ!」",
|
||||
"201000221_18": "「えーと、まずはあさりの砂抜きをして――、\\n お米と、サフランを――」",
|
||||
"201000221_19": "「…………」",
|
||||
"201000221_20": "「ね、ねえ……クリス。\\n そんなにじっと見られてると料理し辛いんだけど……」",
|
||||
"201000221_21": "「ああ、わりー、なんか気になっちまって」",
|
||||
"201000221_22": "「できたら呼ぶから、クリスはリビングで待ってて」",
|
||||
"201000221_23": "「本当に、あたしは何もしなくていいのか?」",
|
||||
"201000221_24": "「うん、台所を貸してもらえただけで十分だよ」",
|
||||
"201000221_25": "「それじゃあ、あたしは待ってるとするか」",
|
||||
"201000221_26": "「ねえクリス、ちょっと味見してくれないかな?」",
|
||||
"201000221_27": "「お、もうできたのか?」",
|
||||
"201000221_28": "「まだ途中なんだけど、\\n ここまでうまく出来ているか見て欲しいの」",
|
||||
"201000221_29": "「どれどれ……んッ<speed=0.5>!</speed>\\n おおッ<speed=0.5>!</speed> 良い感じじゃねーかッ!」",
|
||||
"201000221_30": "「本当ッ!?」",
|
||||
"201000221_31": "「ああ、お米の硬さといい、味もちょうどいい」",
|
||||
"201000221_32": "「よかったー、それじゃ仕上げちゃうね」",
|
||||
"201000221_33": "「……アルカ・ノイズか。ん、おっさんから通信だな」",
|
||||
"201000221_34": "「クリス……大丈夫?」",
|
||||
"201000221_35": "「余裕に決まってんだろッ! 鍵持ってたよな。お前は好きなだけ\\n キッチンつかっていいから。遠慮するなよ」",
|
||||
"201000221_36": "「わかった。がんばって、クリス。わたしもがんばるから」",
|
||||
"201000221_37": "「おうッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,44 +1,44 @@
|
|||
{
|
||||
"201000222_0": "「…………」",
|
||||
"201000222_1": "「クリスお帰りー」",
|
||||
"201000222_2": "「…………」",
|
||||
"201000222_3": "「ん? どうしたの?」",
|
||||
"201000222_4": "「あ、いやッ<speed=0.5>!</speed> 明かりの着いた家に帰るのって、\\n なんかいいなーって思ってよ」",
|
||||
"201000222_5": "(……ちょっとだけ、あのバカが羨ましく感じるな)",
|
||||
"201000222_6": "「んなことより、料理の方はできたのか?」",
|
||||
"201000222_7": "「う、うん、できたよ」",
|
||||
"201000222_8": "「はい、シーフードカレー」",
|
||||
"201000222_9": "「……はあッ!<speed=0.5>?</speed> パエリアはどうしたんだ?」",
|
||||
"201000222_10": "「……あのね、クリスが帰って来る前に、\\n 響から電話があって……」",
|
||||
"201000222_11": "「シーフードカレーが食べたいって、言ってたの……」",
|
||||
"201000222_12": "「それで、途中で路線変更したってことか<speed=0.5>?</speed>\\n アレンジャーが過ぎんだろッ!」",
|
||||
"201000222_13": "「おなじ魚介だし、もしかしたらいけるんじゃないかなーって」",
|
||||
"201000222_14": "「あのバカ、パエリアが食べたいんじゃなくて、\\n 魚介類が食べたかっただけなんじゃねーか?」",
|
||||
"201000222_15": "「まあ、せっかくだし食べてみるか」",
|
||||
"201000222_16": "「ど、どうぞ……」",
|
||||
"201000222_17": "「……味が濃いな、お米に味がついてて、\\n さらにはカレーだもんな」",
|
||||
"201000222_18": "「そう<speed=0.5>、</speed>だよね……」",
|
||||
"201000222_19": "「こんな難しいことしなくても、\\n お前が作った料理なら何でも喜ぶと思うぞ」",
|
||||
"201000222_20": "「そうだといいんだけど……」",
|
||||
"201000222_21": "「絶対そうだって、あたしが保証してやる」",
|
||||
"201000222_22": "「……そうだね。うん、ありがとう、クリス」",
|
||||
"201000222_23": "「いいって」",
|
||||
"201000222_24": "「さーて、あたしも腹減っちまったし、飯でも作るか」",
|
||||
"201000222_25": "「あ、それなら……、ねえ、クリス」",
|
||||
"201000222_26": "「なんだ? ……って」",
|
||||
"201000222_27": "「むぐッ!?」",
|
||||
"201000222_28": "「……これは、サンドイッチ<speed=0.5>?</speed>\\n どうしたんだ、これ?」",
|
||||
"201000222_29": "「クリスも戦いの後でおなか空かせてるだろうと思って、\\n 作っておいたの」",
|
||||
"201000222_30": "「材料が少なくてあまり大したものはできなかったんだけど……」",
|
||||
"201000222_31": "「でも、これなら味は保証できるから、はい<speed=0.5>、</speed>あーん」",
|
||||
"201000222_32": "「1人で食えるってッ!」",
|
||||
"201000222_33": "「たまにはいいでしょ。ほら、口を空けて<speed=0.5>?</speed> あ~ん」",
|
||||
"201000222_34": "「あ<speed=0.5>、</speed>あ~ん……」",
|
||||
"201000222_35": "「どうかな?」",
|
||||
"201000222_36": "「むぐ、んむ……ま、まあまあじゃねーか?」",
|
||||
"201000222_37": "「今日は失敗しちゃったけど、\\n 今度はもっとおいしい料理を作りに来るからね」",
|
||||
"201000222_38": "「また来るのか?」",
|
||||
"201000222_39": "「うん、クリスが良かったらだけど」",
|
||||
"201000222_40": "「……別にかまわねーけど」",
|
||||
"201000222_41": "「よかった。それじゃ、\\n また、部屋の明かり点けて待ってるねッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201000222_0": "「…………」",
|
||||
"201000222_1": "「クリスお帰りー」",
|
||||
"201000222_2": "「…………」",
|
||||
"201000222_3": "「ん? どうしたの?」",
|
||||
"201000222_4": "「あ、いやッ<speed=0.5>!</speed> 明かりの着いた家に帰るのって、\\n なんかいいなーって思ってよ」",
|
||||
"201000222_5": "(……ちょっとだけ、あのバカが羨ましく感じるな)",
|
||||
"201000222_6": "「んなことより、料理の方はできたのか?」",
|
||||
"201000222_7": "「う、うん、できたよ」",
|
||||
"201000222_8": "「はい、シーフードカレー」",
|
||||
"201000222_9": "「……はあッ!<speed=0.5>?</speed> パエリアはどうしたんだ?」",
|
||||
"201000222_10": "「……あのね、クリスが帰って来る前に、\\n 響から電話があって……」",
|
||||
"201000222_11": "「シーフードカレーが食べたいって、言ってたの……」",
|
||||
"201000222_12": "「それで、途中で路線変更したってことか<speed=0.5>?</speed>\\n アレンジャーが過ぎんだろッ!」",
|
||||
"201000222_13": "「おなじ魚介だし、もしかしたらいけるんじゃないかなーって」",
|
||||
"201000222_14": "「あのバカ、パエリアが食べたいんじゃなくて、\\n 魚介類が食べたかっただけなんじゃねーか?」",
|
||||
"201000222_15": "「まあ、せっかくだし食べてみるか」",
|
||||
"201000222_16": "「ど、どうぞ……」",
|
||||
"201000222_17": "「……味が濃いな、お米に味がついてて、\\n さらにはカレーだもんな」",
|
||||
"201000222_18": "「そう<speed=0.5>、</speed>だよね……」",
|
||||
"201000222_19": "「こんな難しいことしなくても、\\n お前が作った料理なら何でも喜ぶと思うぞ」",
|
||||
"201000222_20": "「そうだといいんだけど……」",
|
||||
"201000222_21": "「絶対そうだって、あたしが保証してやる」",
|
||||
"201000222_22": "「……そうだね。うん、ありがとう、クリス」",
|
||||
"201000222_23": "「いいって」",
|
||||
"201000222_24": "「さーて、あたしも腹減っちまったし、飯でも作るか」",
|
||||
"201000222_25": "「あ、それなら……、ねえ、クリス」",
|
||||
"201000222_26": "「なんだ? ……って」",
|
||||
"201000222_27": "「むぐッ!?」",
|
||||
"201000222_28": "「……これは、サンドイッチ<speed=0.5>?</speed>\\n どうしたんだ、これ?」",
|
||||
"201000222_29": "「クリスも戦いの後でおなか空かせてるだろうと思って、\\n 作っておいたの」",
|
||||
"201000222_30": "「材料が少なくてあまり大したものはできなかったんだけど……」",
|
||||
"201000222_31": "「でも、これなら味は保証できるから、はい<speed=0.5>、</speed>あーん」",
|
||||
"201000222_32": "「1人で食えるってッ!」",
|
||||
"201000222_33": "「たまにはいいでしょ。ほら、口を空けて<speed=0.5>?</speed> あ~ん」",
|
||||
"201000222_34": "「あ<speed=0.5>、</speed>あ~ん……」",
|
||||
"201000222_35": "「どうかな?」",
|
||||
"201000222_36": "「むぐ、んむ……ま、まあまあじゃねーか?」",
|
||||
"201000222_37": "「今日は失敗しちゃったけど、\\n 今度はもっとおいしい料理を作りに来るからね」",
|
||||
"201000222_38": "「また来るのか?」",
|
||||
"201000222_39": "「うん、クリスが良かったらだけど」",
|
||||
"201000222_40": "「……別にかまわねーけど」",
|
||||
"201000222_41": "「よかった。それじゃ、\\n また、部屋の明かり点けて待ってるねッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,19 +1,19 @@
|
|||
{
|
||||
"201000311_0": "翼を休める場所",
|
||||
"201000311_1": "「いよいよ明日だな、翼」",
|
||||
"201000311_2": "「うん」",
|
||||
"201000311_3": "「見ろよ、翼。この大きなステージ」",
|
||||
"201000311_4": "「明日はここを満員にして、あたしたち2人で最高の歌を\\n 届けるんだ」",
|
||||
"201000311_5": "「そうだね。……このステージを、わたしたち2人で……」",
|
||||
"201000311_6": "「なんだ、緊張してるのかい? らしくもない」",
|
||||
"201000311_7": "「――いや、よく分からないんだけど、何か漠然とした不安を\\n 感じて……」",
|
||||
"201000311_8": "「はははッ! それを緊張してるって言うんだよッ!」",
|
||||
"201000311_9": "「ううん、違うの。そうじゃなくて……」",
|
||||
"201000311_10": "「そんなに不安なら、一緒に寝てやろうか?」",
|
||||
"201000311_11": "「なッ<speed=0.5>!</speed> わたしはそんな子供じゃないッ!」",
|
||||
"201000311_12": "「はは、どうだかな~。翼だもんな~」",
|
||||
"201000311_13": "「ノイズだッ<speed=0.5>!</speed> 避難誘導は順調だが、市街地だ。\\n 2人とも、至急頼むッ!」",
|
||||
"201000311_14": "「了解。いい肩慣らしになるよ、弦十郎のダンナ。\\n 一匹残らず退治してやるッ!」",
|
||||
"201000311_15": "「明日があるんだから、あまり無理はしないで……」",
|
||||
"201000311_16": "「あたしは、全力を出さずに後悔はしたくないんだッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201000311_0": "翼を休める場所",
|
||||
"201000311_1": "「いよいよ明日だな、翼」",
|
||||
"201000311_2": "「うん」",
|
||||
"201000311_3": "「見ろよ、翼。この大きなステージ」",
|
||||
"201000311_4": "「明日はここを満員にして、あたしたち2人で最高の歌を\\n 届けるんだ」",
|
||||
"201000311_5": "「そうだね。……このステージを、わたしたち2人で……」",
|
||||
"201000311_6": "「なんだ、緊張してるのかい? らしくもない」",
|
||||
"201000311_7": "「――いや、よく分からないんだけど、何か漠然とした不安を\\n 感じて……」",
|
||||
"201000311_8": "「はははッ! それを緊張してるって言うんだよッ!」",
|
||||
"201000311_9": "「ううん、違うの。そうじゃなくて……」",
|
||||
"201000311_10": "「そんなに不安なら、一緒に寝てやろうか?」",
|
||||
"201000311_11": "「なッ<speed=0.5>!</speed> わたしはそんな子供じゃないッ!」",
|
||||
"201000311_12": "「はは、どうだかな~。翼だもんな~」",
|
||||
"201000311_13": "「ノイズだッ<speed=0.5>!</speed> 避難誘導は順調だが、市街地だ。\\n 2人とも、至急頼むッ!」",
|
||||
"201000311_14": "「了解。いい肩慣らしになるよ、弦十郎のダンナ。\\n 一匹残らず退治してやるッ!」",
|
||||
"201000311_15": "「明日があるんだから、あまり無理はしないで……」",
|
||||
"201000311_16": "「あたしは、全力を出さずに後悔はしたくないんだッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,11 +1,11 @@
|
|||
{
|
||||
"201000321_0": "「だいぶ片付いてきたな。どうだ、翼?\\n 緊張はほぐれたかい?」",
|
||||
"201000321_1": "「だから緊張なんかじゃないと……ッ!」",
|
||||
"201000321_2": "「追加、来るぞッ!」",
|
||||
"201000321_3": "「……ぶっ飛びなッ!」",
|
||||
"201000321_4": "「はッ<speed=0.5>!</speed> 相手にならないなッ<speed=0.5>!</speed>\\n さあ、いくらでもかかってこいッ!」",
|
||||
"201000321_5": "(この言い知れない不安は、一体なんだ<speed=0.5>……</speed>だがッ!)",
|
||||
"201000321_6": "「残りも片付けるぞ、翼ッ!」",
|
||||
"201000321_7": "(だが、奏はこんなにも強い。だから、大丈夫だ……。\\n わたしの不安など、単なる杞憂に過ぎない――)",
|
||||
"201000321_8": "「うん、奏ッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201000321_0": "「だいぶ片付いてきたな。どうだ、翼?\\n 緊張はほぐれたかい?」",
|
||||
"201000321_1": "「だから緊張なんかじゃないと……ッ!」",
|
||||
"201000321_2": "「追加、来るぞッ!」",
|
||||
"201000321_3": "「……ぶっ飛びなッ!」",
|
||||
"201000321_4": "「はッ<speed=0.5>!</speed> 相手にならないなッ<speed=0.5>!</speed>\\n さあ、いくらでもかかってこいッ!」",
|
||||
"201000321_5": "(この言い知れない不安は、一体なんだ<speed=0.5>……</speed>だがッ!)",
|
||||
"201000321_6": "「残りも片付けるぞ、翼ッ!」",
|
||||
"201000321_7": "(だが、奏はこんなにも強い。だから、大丈夫だ……。\\n わたしの不安など、単なる杞憂に過ぎない――)",
|
||||
"201000321_8": "「うん、奏ッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,24 +1,24 @@
|
|||
{
|
||||
"201000322_0": "「いつも通り、楽勝だったな。翼」",
|
||||
"201000322_1": "「…………」",
|
||||
"201000322_2": "「翼?」",
|
||||
"201000322_3": "「あ、いや、別に――」",
|
||||
"201000322_4": "「それじゃ、汗も流したいし、一緒に風呂でも入ろう」",
|
||||
"201000322_5": "「ふー……、染みるねえ」",
|
||||
"201000322_6": "「そう……だね」",
|
||||
"201000322_7": "「なあ、翼。何をそんなに怖がっているんだ?」",
|
||||
"201000322_8": "「…………」",
|
||||
"201000322_9": "「か<speed=0.5>、</speed>奏、いきなり何を――ッ!?」",
|
||||
"201000322_10": "「これでもまだ怖いか?」",
|
||||
"201000322_11": "「……ううん、怖くない。\\n でも、どうしてだか震えが止まらないの」",
|
||||
"201000322_12": "「翼は1人じゃない。翼の隣にはあたしがいるんだから、\\n 何も心配無いさ」",
|
||||
"201000322_13": "「……奏……」",
|
||||
"201000322_14": "「前にも言ったろ? あたしと翼。\\n 両翼揃ったツヴァイウィングはどこまでだって飛べるんだって」",
|
||||
"201000322_15": "「うん……そうだね、奏……」",
|
||||
"201000322_16": "「まったく、今日の翼は甘えん坊だなー」",
|
||||
"201000322_17": "「しょうがない、翼の震えが止まるまで、\\n ずっとこうしててやるよ」",
|
||||
"201000322_18": "「うん」",
|
||||
"201000322_19": "(……大丈夫、奏の言うとおり、何も心配なんて無い)",
|
||||
"201000322_20": "(明日のライブも、きっとうまくいく)",
|
||||
"201000322_21": "(奏と一緒なら、どこまでだって……)"
|
||||
{
|
||||
"201000322_0": "「いつも通り、楽勝だったな。翼」",
|
||||
"201000322_1": "「…………」",
|
||||
"201000322_2": "「翼?」",
|
||||
"201000322_3": "「あ、いや、別に――」",
|
||||
"201000322_4": "「それじゃ、汗も流したいし、一緒に風呂でも入ろう」",
|
||||
"201000322_5": "「ふー……、染みるねえ」",
|
||||
"201000322_6": "「そう……だね」",
|
||||
"201000322_7": "「なあ、翼。何をそんなに怖がっているんだ?」",
|
||||
"201000322_8": "「…………」",
|
||||
"201000322_9": "「か<speed=0.5>、</speed>奏、いきなり何を――ッ!?」",
|
||||
"201000322_10": "「これでもまだ怖いか?」",
|
||||
"201000322_11": "「……ううん、怖くない。\\n でも、どうしてだか震えが止まらないの」",
|
||||
"201000322_12": "「翼は1人じゃない。翼の隣にはあたしがいるんだから、\\n 何も心配無いさ」",
|
||||
"201000322_13": "「……奏……」",
|
||||
"201000322_14": "「前にも言ったろ? あたしと翼。\\n 両翼揃ったツヴァイウィングはどこまでだって飛べるんだって」",
|
||||
"201000322_15": "「うん……そうだね、奏……」",
|
||||
"201000322_16": "「まったく、今日の翼は甘えん坊だなー」",
|
||||
"201000322_17": "「しょうがない、翼の震えが止まるまで、\\n ずっとこうしててやるよ」",
|
||||
"201000322_18": "「うん」",
|
||||
"201000322_19": "(……大丈夫、奏の言うとおり、何も心配なんて無い)",
|
||||
"201000322_20": "(明日のライブも、きっとうまくいく)",
|
||||
"201000322_21": "(奏と一緒なら、どこまでだって……)"
|
||||
}
|
|
@ -1,3 +1,3 @@
|
|||
{
|
||||
"201000411_0": "ヨガ初体験"
|
||||
{
|
||||
"201000411_0": "ヨガ初体験"
|
||||
}
|
|
@ -1,33 +1,33 @@
|
|||
{
|
||||
"201000412_0": "「はぁ<speed=0.5>、</speed>はぁ……やっと片付きやがったか」",
|
||||
"201000412_1": "「クリスちゃん、体が重そうだけど、体調不良?」",
|
||||
"201000412_2": "「か<speed=0.5>、</speed>体が重そう……<speed=0.5>。</speed>そ<speed=0.5>、</speed>そんなことねーよッ!」",
|
||||
"201000412_3": "「そう? 何だか動きがいつもより鈍かったような……」",
|
||||
"201000412_4": "「き<speed=0.5>、</speed>気のせいだろッ!」",
|
||||
"201000412_5": "「いや、わたしから見ても雪音はいつもより少し反応の遅れが\\n 見えたが――武装の変化でもあったのか?」",
|
||||
"201000412_6": "「う……そ<speed=0.5>、</speed>そうなんだよッ!\\n 実は、ちょっと新しいミサイルを組み込んだり……とか……」",
|
||||
"201000412_7": "「え? どんなものデスか? 見てみたいデスッ!」",
|
||||
"201000412_8": "「上手く連携する為にも、確認は必要」",
|
||||
"201000412_9": "「い<speed=0.5>、</speed>いやッ! その……あんまり良くなかったかなーってなッ!\\n だから、気にするなッ!」",
|
||||
"201000412_10": "「そうか。火力の充実も良いが、重量オーバーで動きの速さまで\\n 損なわれないようにな」",
|
||||
"201000412_11": "「じゅ、重量オーバー……<speed=0.5>。</speed>お<speed=0.5>、</speed>おうッ<speed=0.5>!</speed> もちろんだッ!」",
|
||||
"201000412_12": "「……」",
|
||||
"201000412_13": "「……はぁ。やっぱり、そうだったのか……」",
|
||||
"201000412_14": "「……油断しすぎた。さすがにこのままじゃダメだよな」",
|
||||
"201000412_15": "「腹減ったなぁ……いや、ダメだッ!\\n 今日からはあたしは――」",
|
||||
"201000412_16": "「……ちょっといいかしら?」",
|
||||
"201000412_17": "「なッ!<speed=0.5>?</speed> 帰ったはずじゃッ!」",
|
||||
"201000412_18": "「あなたと話しをしたくて、ね」",
|
||||
"201000412_19": "「何の用だ……?」",
|
||||
"201000412_20": "「ねえ、あなた」",
|
||||
"201000412_21": "「……ごくッ」",
|
||||
"201000412_22": "「あなた……太ったんじゃない?」",
|
||||
"201000412_23": "「な――ッ!<speed=0.5>?</speed> そ、そんな事……ッ!」",
|
||||
"201000412_24": "「隠さなくていいの。実は、わたしも……」",
|
||||
"201000412_25": "「え……お前も、そうなのか……?」",
|
||||
"201000412_26": "「ええ、完全に油断してたわ……」",
|
||||
"201000412_27": "「ちくしょう、残酷な世界がおなかをダブつかせちまう……ッ!」",
|
||||
"201000412_28": "「それでもわたしたちは、\\n わたしたちのウエストとよろしくやっていくしかない――ッ!」",
|
||||
"201000412_29": "「……どう? 一緒にやってくれるかしら」",
|
||||
"201000412_30": "「もちろんだ、やってやらぁッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201000412_0": "「はぁ<speed=0.5>、</speed>はぁ……やっと片付きやがったか」",
|
||||
"201000412_1": "「クリスちゃん、体が重そうだけど、体調不良?」",
|
||||
"201000412_2": "「か<speed=0.5>、</speed>体が重そう……<speed=0.5>。</speed>そ<speed=0.5>、</speed>そんなことねーよッ!」",
|
||||
"201000412_3": "「そう? 何だか動きがいつもより鈍かったような……」",
|
||||
"201000412_4": "「き<speed=0.5>、</speed>気のせいだろッ!」",
|
||||
"201000412_5": "「いや、わたしから見ても雪音はいつもより少し反応の遅れが\\n 見えたが――武装の変化でもあったのか?」",
|
||||
"201000412_6": "「う……そ<speed=0.5>、</speed>そうなんだよッ!\\n 実は、ちょっと新しいミサイルを組み込んだり……とか……」",
|
||||
"201000412_7": "「え? どんなものデスか? 見てみたいデスッ!」",
|
||||
"201000412_8": "「上手く連携する為にも、確認は必要」",
|
||||
"201000412_9": "「い<speed=0.5>、</speed>いやッ! その……あんまり良くなかったかなーってなッ!\\n だから、気にするなッ!」",
|
||||
"201000412_10": "「そうか。火力の充実も良いが、重量オーバーで動きの速さまで\\n 損なわれないようにな」",
|
||||
"201000412_11": "「じゅ、重量オーバー……<speed=0.5>。</speed>お<speed=0.5>、</speed>おうッ<speed=0.5>!</speed> もちろんだッ!」",
|
||||
"201000412_12": "「……」",
|
||||
"201000412_13": "「……はぁ。やっぱり、そうだったのか……」",
|
||||
"201000412_14": "「……油断しすぎた。さすがにこのままじゃダメだよな」",
|
||||
"201000412_15": "「腹減ったなぁ……いや、ダメだッ!\\n 今日からはあたしは――」",
|
||||
"201000412_16": "「……ちょっといいかしら?」",
|
||||
"201000412_17": "「なッ!<speed=0.5>?</speed> 帰ったはずじゃッ!」",
|
||||
"201000412_18": "「あなたと話しをしたくて、ね」",
|
||||
"201000412_19": "「何の用だ……?」",
|
||||
"201000412_20": "「ねえ、あなた」",
|
||||
"201000412_21": "「……ごくッ」",
|
||||
"201000412_22": "「あなた……太ったんじゃない?」",
|
||||
"201000412_23": "「な――ッ!<speed=0.5>?</speed> そ、そんな事……ッ!」",
|
||||
"201000412_24": "「隠さなくていいの。実は、わたしも……」",
|
||||
"201000412_25": "「え……お前も、そうなのか……?」",
|
||||
"201000412_26": "「ええ、完全に油断してたわ……」",
|
||||
"201000412_27": "「ちくしょう、残酷な世界がおなかをダブつかせちまう……ッ!」",
|
||||
"201000412_28": "「それでもわたしたちは、\\n わたしたちのウエストとよろしくやっていくしかない――ッ!」",
|
||||
"201000412_29": "「……どう? 一緒にやってくれるかしら」",
|
||||
"201000412_30": "「もちろんだ、やってやらぁッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,10 +1,10 @@
|
|||
{
|
||||
"201000421_0": "「翼さんたちとアルカ・ノイズ出現ポイントに向かってますッ!\\n もうすぐ――」",
|
||||
"201000421_1": "「先に行くわッ!」",
|
||||
"201000421_2": "「あたしもだッ!」",
|
||||
"201000421_3": "「なんだか2人ともすごくやる気だねッ!」",
|
||||
"201000421_4": "「うむ。防人として負けていられないな」",
|
||||
"201000421_5": "「クリス先輩はともかく、マリアはどうしたんデスか?」",
|
||||
"201000421_6": "「さあ……?」",
|
||||
"201000421_7": "「呆けている場合か。わたしたちも行くぞッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201000421_0": "「翼さんたちとアルカ・ノイズ出現ポイントに向かってますッ!\\n もうすぐ――」",
|
||||
"201000421_1": "「先に行くわッ!」",
|
||||
"201000421_2": "「あたしもだッ!」",
|
||||
"201000421_3": "「なんだか2人ともすごくやる気だねッ!」",
|
||||
"201000421_4": "「うむ。防人として負けていられないな」",
|
||||
"201000421_5": "「クリス先輩はともかく、マリアはどうしたんデスか?」",
|
||||
"201000421_6": "「さあ……?」",
|
||||
"201000421_7": "「呆けている場合か。わたしたちも行くぞッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,34 +1,34 @@
|
|||
{
|
||||
"201000422_0": "「この程度? 意外に少ないわね……」",
|
||||
"201000422_1": "「もっと出て来いとは言えねえが、暴れたりねーな」",
|
||||
"201000422_2": "「マリアさんもクリスちゃんも、なんだか凄かったねー」",
|
||||
"201000422_3": "「ほとんど2人でやっつけちゃったデス」",
|
||||
"201000422_4": "「鬼気迫る戦い方だった」",
|
||||
"201000422_5": "「戦場に立つ防人としての覚悟が整ったという事だろう。\\n さあ、帰投して報告だ」",
|
||||
"201000422_6": "「はいッ! あ、報告が終わったら、みんなでご飯に\\n 行きませんか?」",
|
||||
"201000422_7": "「焼きたてのお好み焼きが食べたい……」",
|
||||
"201000422_8": "「デスデスッ!」",
|
||||
"201000422_9": "「そうだな。腹が減っては戦は出来ぬ。常に気力を充実させて\\n おく事もまた、常在戦場の心構えという――」",
|
||||
"201000422_10": "「わたしとこの子はこの後用事があるからッ!\\n 報告は任せるわ」",
|
||||
"201000422_11": "「そういうこった。またなッ!」",
|
||||
"201000422_12": "「さっきあんな大立ち回りをした直後なのに、また走って……」",
|
||||
"201000422_13": "「2人とも一緒にご飯食べたかったのに……。それにしても、\\n マリアさんとクリスちゃん、最近すごく仲いいなぁ~」",
|
||||
"201000422_14": "「……ふむ」",
|
||||
"201000422_15": "「く……これ、ほんとに効くのかよ?」",
|
||||
"201000422_16": "「間違いなく効くわッ!」",
|
||||
"201000422_17": "「体幹に働きかけ、基礎代謝をアップさせるのに最適ッ!\\n だから、しっかりやれば必ず痩せやすくなるわッ!」",
|
||||
"201000422_18": "「それが……マムも若い頃に嗜んでいたという、\\n このヨガなのよッ!」",
|
||||
"201000422_19": "「お、おう……。よし、ならやろうッ<speed=0.5>!</speed>\\n でも、あいつの飯の誘い断っちまって悪かったかな……」",
|
||||
"201000422_20": "「気持ちは分かるわ……でも、今のわたしたちにとって、\\n 高カロリーの食事は大敵」",
|
||||
"201000422_21": "「くッ……あたしらはいつまでこんなことを続ければ\\n いいんだよッ!」",
|
||||
"201000422_22": "「それでも、1人じゃないから頑張れる……そうでしょ?」",
|
||||
"201000422_23": "「……ああ、それはそうだ。あたしたちは1人じゃない……」",
|
||||
"201000422_24": "「そうよ。2人で成し遂げましょうッ!」",
|
||||
"201000422_25": "「そうだな……よし、全力で頼むッ!」",
|
||||
"201000422_26": "「ええ、行くわよ――ッ!」",
|
||||
"201000422_27": "「痛ッ<speed=0.5>、</speed><speed=0.01>あいたたた……ッ!</speed> ま、待ったッ<speed=0.5>!</speed>\\n ちょっと強すぎ、強すぎだッ!?」",
|
||||
"201000422_28": "「あなたの覚悟はそんなもの? フフ、我慢しなさいッ!」",
|
||||
"201000422_29": "「お前ッ!? ちょっと楽しんでるだろッ!?\\n あいたたたッ!?」",
|
||||
"201000422_30": "「そんなことないわよ?\\n ほら、もっとしっかり上体を倒しなさい?」",
|
||||
"201000422_31": "「くッ……交代したら覚えてろよッ!? いたたたッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201000422_0": "「この程度? 意外に少ないわね……」",
|
||||
"201000422_1": "「もっと出て来いとは言えねえが、暴れたりねーな」",
|
||||
"201000422_2": "「マリアさんもクリスちゃんも、なんだか凄かったねー」",
|
||||
"201000422_3": "「ほとんど2人でやっつけちゃったデス」",
|
||||
"201000422_4": "「鬼気迫る戦い方だった」",
|
||||
"201000422_5": "「戦場に立つ防人としての覚悟が整ったという事だろう。\\n さあ、帰投して報告だ」",
|
||||
"201000422_6": "「はいッ! あ、報告が終わったら、みんなでご飯に\\n 行きませんか?」",
|
||||
"201000422_7": "「焼きたてのお好み焼きが食べたい……」",
|
||||
"201000422_8": "「デスデスッ!」",
|
||||
"201000422_9": "「そうだな。腹が減っては戦は出来ぬ。常に気力を充実させて\\n おく事もまた、常在戦場の心構えという――」",
|
||||
"201000422_10": "「わたしとこの子はこの後用事があるからッ!\\n 報告は任せるわ」",
|
||||
"201000422_11": "「そういうこった。またなッ!」",
|
||||
"201000422_12": "「さっきあんな大立ち回りをした直後なのに、また走って……」",
|
||||
"201000422_13": "「2人とも一緒にご飯食べたかったのに……。それにしても、\\n マリアさんとクリスちゃん、最近すごく仲いいなぁ~」",
|
||||
"201000422_14": "「……ふむ」",
|
||||
"201000422_15": "「く……これ、ほんとに効くのかよ?」",
|
||||
"201000422_16": "「間違いなく効くわッ!」",
|
||||
"201000422_17": "「体幹に働きかけ、基礎代謝をアップさせるのに最適ッ!\\n だから、しっかりやれば必ず痩せやすくなるわッ!」",
|
||||
"201000422_18": "「それが……マムも若い頃に嗜んでいたという、\\n このヨガなのよッ!」",
|
||||
"201000422_19": "「お、おう……。よし、ならやろうッ<speed=0.5>!</speed>\\n でも、あいつの飯の誘い断っちまって悪かったかな……」",
|
||||
"201000422_20": "「気持ちは分かるわ……でも、今のわたしたちにとって、\\n 高カロリーの食事は大敵」",
|
||||
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|
||||
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|
||||
"201000422_23": "「……ああ、それはそうだ。あたしたちは1人じゃない……」",
|
||||
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|
||||
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|
||||
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|
||||
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|
||||
"201000422_28": "「あなたの覚悟はそんなもの? フフ、我慢しなさいッ!」",
|
||||
"201000422_29": "「お前ッ!? ちょっと楽しんでるだろッ!?\\n あいたたたッ!?」",
|
||||
"201000422_30": "「そんなことないわよ?\\n ほら、もっとしっかり上体を倒しなさい?」",
|
||||
"201000422_31": "「くッ……交代したら覚えてろよッ!? いたたたッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,3 +1,3 @@
|
|||
{
|
||||
"201000511_0": "可愛い寝顔"
|
||||
{
|
||||
"201000511_0": "可愛い寝顔"
|
||||
}
|
|
@ -1,112 +1,112 @@
|
|||
{
|
||||
"201000522_0": "「ん、あいつら帰ったんじゃ……何やってんだ?」",
|
||||
"201000522_1": "「何やら困惑しているようだが」",
|
||||
"201000522_2": "「困ったね、切ちゃん……」",
|
||||
"201000522_3": "「まさか、またもや路頭に迷う事になるとは\\n 思って無かったデス……」",
|
||||
"201000522_4": "「おい、どうした2人とも。何かあったのか?」",
|
||||
"201000522_5": "「翼さん、クリス先輩ッ<speed=0.5>!</speed> 実はデスね……」",
|
||||
"201000522_6": "「あれ……」",
|
||||
"201000522_7": "「なんだ? 貯水タンクがブッ壊れてるじゃねえか」",
|
||||
"201000522_8": "「先程の戦闘の余波で巻き添えを食ったか」",
|
||||
"201000522_9": "「あれで、わたしたちの部屋が水浸しに」",
|
||||
"201000522_10": "「天井からの大洪水で、寝る所も無いのデス……」",
|
||||
"201000522_11": "「それなら、わたしのマンションに来るといい。\\n 部屋が整うまでの宿くらいは貸してやれる」",
|
||||
"201000522_12": "「おおお、さっすが翼さんデスッ<speed=0.5>!</speed> 頼りになるデスッ!」",
|
||||
"201000522_13": "「ありがとうございます」",
|
||||
"201000522_14": "「気にするな、人生の先達として当然のことだ」",
|
||||
"201000522_15": "「ちょっと待てッ!」",
|
||||
"201000522_16": "「どうした、雪音」",
|
||||
"201000522_17": "「先輩として黙ってられねえ<speed=0.5>、</speed>\\n ウチだって泊まるスペースくらいあるッ! ウチに来いッ!」",
|
||||
"201000522_18": "「何を言う。2人はわたしの家に来ると言っているのに別に……」",
|
||||
"201000522_19": "「――ウチならお菓子食べ放題だぞ<speed=0.5>。</speed> どうだッ!?」",
|
||||
"201000522_20": "「お菓子……食べ放題デスかッ!?」",
|
||||
"201000522_21": "「これは魅力的な提案……」",
|
||||
"201000522_22": "「そこまですることか。\\n 何より、物で釣るのは卑怯ではないのか?」",
|
||||
"201000522_23": "「いいや、関係ない。勝てば官軍ってヤツだ。\\n つーわけで、2人は貰ってくからなッ!」",
|
||||
"201000522_24": "「ふん。菓子は――太るぞ」",
|
||||
"201000522_25": "「はッ!」",
|
||||
"201000522_26": "「そういえばマリアも最近やけに体重計を睨んで……」",
|
||||
"201000522_27": "「わたしの所ならばそのような心配はない。\\n 体調管理から栄養管理まで完璧に持て成そう」",
|
||||
"201000522_28": "「くッ、物で釣るどころか脅迫かよ……ッ!」",
|
||||
"201000522_29": "「それから、ああ……そう言えば今日の夕餉は寿司でも\\n 取ろうかと思っていたのだが――」",
|
||||
"201000522_30": "「す、寿司デスかッ!<speed=0.5>?</speed>\\n あの、こんな小っちゃいのに2つで100円もするというッ!」",
|
||||
"201000522_31": "「ぜ、贅沢すぎる……ッ!」",
|
||||
"201000522_32": "「いや、懇意の寿司屋の出前だが……まあ、味は保証する」",
|
||||
"201000522_33": "「トップアーティストの懇意の寿司屋って、\\n なんだかとんでもない予感がするデス」",
|
||||
"201000522_34": "「うん、美味しさ爆発で死んじゃうかもね、わたしたち……」",
|
||||
"201000522_35": "「お前の方がよっぽど卑怯じゃねーかッ!」",
|
||||
"201000522_36": "「そんな事は無い、ただの客人に対する持て成しだ」",
|
||||
"201000522_37": "「それならあたしは、ちょ、超高級スパゲッティを……」",
|
||||
"201000522_38": "「松葉蟹を付けよう」",
|
||||
"201000522_39": "<size=40>「くそッ<speed=0.5>!</speed> とにかく来いッ!」</size>",
|
||||
"201000522_40": "<size=40>「ああッ!?」</size>",
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||||
"201000522_41": "<size=40>「わたしの所に来いッ!」</size>",
|
||||
"201000522_42": "「ああッ!?」",
|
||||
"201000522_43": "「あたしがたっぷりもてなしってヤツを\\n 食らわせてやるからなッ!」",
|
||||
"201000522_44": "「わたしが礼を尽くすという事の意味を教えてやろう、月読ッ!」",
|
||||
"201000522_45": "<size=40>「調ーッ!」</size>",
|
||||
"201000522_46": "<size=40>「切ちゃん……ッ!」</size>",
|
||||
"201000522_47": "「さあ、何も無いが、くつろいでくれ」",
|
||||
"201000522_48": "「あれ、意外と……」",
|
||||
"201000522_49": "「どうした? 遠慮はいらないぞ」",
|
||||
"201000522_50": "「いえ、翼さんは片付けが苦手で、\\n いつも部屋は散らかりっぱなしだと聞いていたもので」",
|
||||
"201000522_51": "「そんな事は無い。剣の精神とは明鏡止水。\\n いささかの乱れもない心を持つには、常に居室も」",
|
||||
"201000522_52": "「……片付けて置きました、緒川。\\n って書き置きがありますけど……」",
|
||||
"201000522_53": "「くッ――不覚ッ!」",
|
||||
"201000522_54": "「まあいい。約束通り寿司を取ろう」",
|
||||
"201000522_55": "「待って下さいッ! 贅沢をするなら、\\n 切ちゃんと一緒じゃないと……ごめんなさい」",
|
||||
"201000522_56": "「……そうか。わかった」",
|
||||
"201000522_57": "「なら、今度また改めて、2人を招いた時に頼むとしよう。\\n 約束する」",
|
||||
"201000522_58": "「わがまま言ってごめんなさい。ありがとうございます」",
|
||||
"201000522_59": "「いや。わたしこそ大人げが無かった。すまない」",
|
||||
"201000522_60": "「しかし、それなら今宵の夕餉はどうする」",
|
||||
"201000522_61": "「泊めて貰うお礼の代わりに、\\n わたしに夕ごはんを作らせてください」",
|
||||
"201000522_62": "「礼など必要ないものを……<speed=0.5>。</speed>\\n だが、それで月読の気が済むのなら、お願いしよう」",
|
||||
"201000522_63": "「はい」",
|
||||
"201000522_64": "「お待たせしました。有りもので作ったので、簡単ですけど」",
|
||||
"201000522_65": "「こ、これは……ッ<speed=0.5>!</speed> おお、冷蔵庫の残り物だけでこれだけの\\n ものを作り上げて見せるとは……ッ!」",
|
||||
"201000522_66": "「マムのもとにいた時は、交代でおさんどんをしてたので」",
|
||||
"201000522_67": "「剣を研ぐ事にばかり掛かりきりで、ほとんど家事の類いが\\n こなせぬわたしと比べて恥じ入るばかり……ッ!」",
|
||||
"201000522_68": "「ま<speed=0.5>、</speed>まあ、気を落とさないで下さい……」",
|
||||
"201000522_69": "「無念……ッ!」",
|
||||
"201000522_70": "「本当に布団で構わないのか?」",
|
||||
"201000522_71": "「十分です。気にせず、ベッドを使ってください」",
|
||||
"201000522_72": "「そうか。では、遠慮なく使うとしよう」",
|
||||
"201000522_73": "「はい。今日はいろいろ、ありがとうございました」",
|
||||
"201000522_74": "「これくらい容易いことだ。それでは、明かりを消すぞ?」",
|
||||
"201000522_75": "「はい、おやすみなさい」",
|
||||
"201000522_76": "「ああ、おやすみ」",
|
||||
"201000522_77": "(…………)",
|
||||
"201000522_78": "(よもや、このような時に自分の無力さを痛感するとはな……)",
|
||||
"201000522_79": "(…………)",
|
||||
"201000522_80": "「むむむ……何か、苦し――」",
|
||||
"201000522_81": "「月読ッ!? なぜベッドにッ!」",
|
||||
"201000522_82": "「んん……むにゃ……」",
|
||||
"201000522_83": "「寝ぼけているのか……? 」",
|
||||
"201000522_84": "「んむ、ん……マリア、切ちゃん……マムにもお寿司、\\n 食べさせてあげたかったね……」",
|
||||
"201000522_85": "「――寝言か。しかし、こんなに強く抱きつかれては、\\n 寝苦しくて仕方ないな」",
|
||||
"201000522_86": "「ダメ……置いていかないで……、1人は、寂しい……」",
|
||||
"201000522_87": "「…………」",
|
||||
"201000522_88": "「起こすのはしのびないな。\\n ふ、こういうのも、偶には良いものだ」",
|
||||
"201000522_89": "「切ちゃん……」",
|
||||
"201000522_90": "「そんなにわたしの胸に顔を埋めて……可愛いものだな」",
|
||||
"201000522_91": "「んん、なんだかクッションがたりない……」",
|
||||
"201000522_92": "「ッ<speed=0.5>!</speed> どうして月読は、わたしに地味にショックを\\n 与えてくるのか……ッ!」",
|
||||
"201000522_93": "「調ーッ<speed=0.5>!</speed> やっと、やっと……再会できたのデス……ッ!」",
|
||||
"201000522_94": "「切ちゃん……ッ!」",
|
||||
"201000522_95": "「たった一夜の別れで、これほどとは」",
|
||||
"201000522_96": "「なんか、昨日は悪かったな。意地になっちまって……」",
|
||||
"201000522_97": "「2人に目を覚まされた思いだ。わたしこそ、どうかしていた」",
|
||||
"201000522_98": "「ああ、まったくだ」",
|
||||
"201000522_99": "「また今度こういうことがあった時は、交代で泊めてやるか、\\n どちらかの部屋にみんなで泊まることとしよう」",
|
||||
"201000522_100": "「あ、あんたも来る気かよッ!? なんでだッ!」",
|
||||
"201000522_101": "「なんだ、迷惑か」",
|
||||
"201000522_102": "「いや別にッ――迷惑ってわけじゃ……ねーけどよ」",
|
||||
"201000522_103": "(そういえば昨夜、月読はクッションが……などと言っていたが)",
|
||||
"201000522_104": "「ん? なんデス?」",
|
||||
"201000522_105": "「……く――ッ!」",
|
||||
"201000522_106": "「な<speed=0.5>、</speed>何なんデスかッ!?」",
|
||||
"201000522_107": "「その発達ぶり――雪音も……ッ!」",
|
||||
"201000522_108": "「どうかしたのか?」",
|
||||
"201000522_109": "「……これだけは、雪音には分からない悩みだ……ッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201000522_0": "「ん、あいつら帰ったんじゃ……何やってんだ?」",
|
||||
"201000522_1": "「何やら困惑しているようだが」",
|
||||
"201000522_2": "「困ったね、切ちゃん……」",
|
||||
"201000522_3": "「まさか、またもや路頭に迷う事になるとは\\n 思って無かったデス……」",
|
||||
"201000522_4": "「おい、どうした2人とも。何かあったのか?」",
|
||||
"201000522_5": "「翼さん、クリス先輩ッ<speed=0.5>!</speed> 実はデスね……」",
|
||||
"201000522_6": "「あれ……」",
|
||||
"201000522_7": "「なんだ? 貯水タンクがブッ壊れてるじゃねえか」",
|
||||
"201000522_8": "「先程の戦闘の余波で巻き添えを食ったか」",
|
||||
"201000522_9": "「あれで、わたしたちの部屋が水浸しに」",
|
||||
"201000522_10": "「天井からの大洪水で、寝る所も無いのデス……」",
|
||||
"201000522_11": "「それなら、わたしのマンションに来るといい。\\n 部屋が整うまでの宿くらいは貸してやれる」",
|
||||
"201000522_12": "「おおお、さっすが翼さんデスッ<speed=0.5>!</speed> 頼りになるデスッ!」",
|
||||
"201000522_13": "「ありがとうございます」",
|
||||
"201000522_14": "「気にするな、人生の先達として当然のことだ」",
|
||||
"201000522_15": "「ちょっと待てッ!」",
|
||||
"201000522_16": "「どうした、雪音」",
|
||||
"201000522_17": "「先輩として黙ってられねえ<speed=0.5>、</speed>\\n ウチだって泊まるスペースくらいあるッ! ウチに来いッ!」",
|
||||
"201000522_18": "「何を言う。2人はわたしの家に来ると言っているのに別に……」",
|
||||
"201000522_19": "「――ウチならお菓子食べ放題だぞ<speed=0.5>。</speed> どうだッ!?」",
|
||||
"201000522_20": "「お菓子……食べ放題デスかッ!?」",
|
||||
"201000522_21": "「これは魅力的な提案……」",
|
||||
"201000522_22": "「そこまですることか。\\n 何より、物で釣るのは卑怯ではないのか?」",
|
||||
"201000522_23": "「いいや、関係ない。勝てば官軍ってヤツだ。\\n つーわけで、2人は貰ってくからなッ!」",
|
||||
"201000522_24": "「ふん。菓子は――太るぞ」",
|
||||
"201000522_25": "「はッ!」",
|
||||
"201000522_26": "「そういえばマリアも最近やけに体重計を睨んで……」",
|
||||
"201000522_27": "「わたしの所ならばそのような心配はない。\\n 体調管理から栄養管理まで完璧に持て成そう」",
|
||||
"201000522_28": "「くッ、物で釣るどころか脅迫かよ……ッ!」",
|
||||
"201000522_29": "「それから、ああ……そう言えば今日の夕餉は寿司でも\\n 取ろうかと思っていたのだが――」",
|
||||
"201000522_30": "「す、寿司デスかッ!<speed=0.5>?</speed>\\n あの、こんな小っちゃいのに2つで100円もするというッ!」",
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||||
"201000522_31": "「ぜ、贅沢すぎる……ッ!」",
|
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"201000522_32": "「いや、懇意の寿司屋の出前だが……まあ、味は保証する」",
|
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"201000522_34": "「うん、美味しさ爆発で死んじゃうかもね、わたしたち……」",
|
||||
"201000522_35": "「お前の方がよっぽど卑怯じゃねーかッ!」",
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"201000522_36": "「そんな事は無い、ただの客人に対する持て成しだ」",
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"201000522_37": "「それならあたしは、ちょ、超高級スパゲッティを……」",
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"201000522_95": "「たった一夜の別れで、これほどとは」",
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"201000522_96": "「なんか、昨日は悪かったな。意地になっちまって……」",
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@ -1,19 +1,19 @@
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"201000611_0": "息抜きデート",
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||||
"201000611_11": "「だ、大丈夫です……今ので少し目が覚めました……。\\n それよりも何か御用があったんじゃ」",
|
||||
"201000611_12": "「そうデスッ!」",
|
||||
"201000611_13": "「シミュレーターを使って訓練がしたいんだけど」",
|
||||
"201000611_14": "「そういうことでしたか。待っていてください。\\n 今準備しますので」",
|
||||
"201000611_15": "「……本当に大丈夫かな」",
|
||||
"201000611_16": "「全然大丈夫には見えないデスよね……」"
|
||||
{
|
||||
"201000611_0": "息抜きデート",
|
||||
"201000611_1": "「じー……」",
|
||||
"201000611_2": "「はふ……<speed=0.5>あ</speed>……何ですか、調さん……」",
|
||||
"201000611_3": "「エルフナイン、眠そう……」",
|
||||
"201000611_4": "「はい……あの、えっと、昨日から本部に詰めていたので……」",
|
||||
"201000611_5": "「昨日から……? それって、徹夜って事デスかッ!?」",
|
||||
"201000611_6": "「か、仮眠なら少しとりました……」",
|
||||
"201000611_7": "「……大丈夫?」",
|
||||
"201000611_8": "「だいじょうぶれす<speed=0.5>……。</speed>――<speed=0.01>はうッ!?」</speed>",
|
||||
"201000611_9": "「い、痛そうデス……壁に頭突きしてたデス……」",
|
||||
"201000611_10": "「……本当に大丈夫?」",
|
||||
"201000611_11": "「だ、大丈夫です……今ので少し目が覚めました……。\\n それよりも何か御用があったんじゃ」",
|
||||
"201000611_12": "「そうデスッ!」",
|
||||
"201000611_13": "「シミュレーターを使って訓練がしたいんだけど」",
|
||||
"201000611_14": "「そういうことでしたか。待っていてください。\\n 今準備しますので」",
|
||||
"201000611_15": "「……本当に大丈夫かな」",
|
||||
"201000611_16": "「全然大丈夫には見えないデスよね……」"
|
||||
}
|
|
@ -1,20 +1,20 @@
|
|||
{
|
||||
"201000612_0": "「切ちゃん、朝からあんなにがっつくから……」",
|
||||
"201000612_1": "「はふ……あッ」",
|
||||
"201000612_2": "「ご<speed=0.5>、</speed>ごめんなさい……少しぼうっとしていて……」",
|
||||
"201000612_3": "「壁に謝ってる」",
|
||||
"201000612_4": "「えッ<speed=0.5>、</speed>あ……調さん、ごめんなさい……」",
|
||||
"201000612_5": "「あなたがぶつかったのは壁。わたしじゃないよ」",
|
||||
"201000612_6": "「そうだったんですか……切歌さんは……?」",
|
||||
"201000612_7": "「切ちゃんは数値が少し良く無かったから、\\n 居残りでチェックだって」",
|
||||
"201000612_8": "「そうですか……では、ボクはこれで……」",
|
||||
"201000612_9": "「いくらなんでも根を詰め過ぎだと思う。少し、休まないと」",
|
||||
"201000612_10": "「しかし、みなさんも頑張っているのに、\\n ボクだけ休むなんてできません……ッ!」",
|
||||
"201000612_11": "「……しょうがない」",
|
||||
"201000612_12": "「あ、調ちゃん。切歌ちゃんの調整、もう少しだけ掛かるって」",
|
||||
"201000612_13": "「そうですか。じゃあ、切ちゃんに伝言お願いします。\\n 少し公園に行ってくるって伝えてください」",
|
||||
"201000612_14": "「ええ、わかったわ」",
|
||||
"201000612_15": "「少し気分転換に、外の空気を吸おう」",
|
||||
"201000612_16": "「で、でもボクは……」",
|
||||
"201000612_17": "「いいから」"
|
||||
{
|
||||
"201000612_0": "「切ちゃん、朝からあんなにがっつくから……」",
|
||||
"201000612_1": "「はふ……あッ」",
|
||||
"201000612_2": "「ご<speed=0.5>、</speed>ごめんなさい……少しぼうっとしていて……」",
|
||||
"201000612_3": "「壁に謝ってる」",
|
||||
"201000612_4": "「えッ<speed=0.5>、</speed>あ……調さん、ごめんなさい……」",
|
||||
"201000612_5": "「あなたがぶつかったのは壁。わたしじゃないよ」",
|
||||
"201000612_6": "「そうだったんですか……切歌さんは……?」",
|
||||
"201000612_7": "「切ちゃんは数値が少し良く無かったから、\\n 居残りでチェックだって」",
|
||||
"201000612_8": "「そうですか……では、ボクはこれで……」",
|
||||
"201000612_9": "「いくらなんでも根を詰め過ぎだと思う。少し、休まないと」",
|
||||
"201000612_10": "「しかし、みなさんも頑張っているのに、\\n ボクだけ休むなんてできません……ッ!」",
|
||||
"201000612_11": "「……しょうがない」",
|
||||
"201000612_12": "「あ、調ちゃん。切歌ちゃんの調整、もう少しだけ掛かるって」",
|
||||
"201000612_13": "「そうですか。じゃあ、切ちゃんに伝言お願いします。\\n 少し公園に行ってくるって伝えてください」",
|
||||
"201000612_14": "「ええ、わかったわ」",
|
||||
"201000612_15": "「少し気分転換に、外の空気を吸おう」",
|
||||
"201000612_16": "「で、でもボクは……」",
|
||||
"201000612_17": "「いいから」"
|
||||
}
|
|
@ -1,25 +1,25 @@
|
|||
{
|
||||
"201000621_0": "「あ、痛……ッ!」",
|
||||
"201000621_1": "「こんな何も無い所で転んで……ほら、足もと気をつけて」",
|
||||
"201000621_2": "「はい、ごめんなさい」",
|
||||
"201000621_3": "「あ、痛……ッ!」",
|
||||
"201000621_4": "「今度は電柱に激突……」",
|
||||
"201000621_5": "「ごめんなさい、ごめんなさい」",
|
||||
"201000621_6": "「電柱に謝らなくても。\\n 調子悪いの抜きにしても、結構ドジな所あるんだね」",
|
||||
"201000621_7": "「ボク、錬金術のこと以外はほとんど知識が無いので……」",
|
||||
"201000621_8": "「知識の問題かな……?」",
|
||||
"201000621_9": "「手、出して」",
|
||||
"201000621_10": "「手、ですか?」",
|
||||
"201000621_11": "「ん、なんだか心配だから、手を繋いでおこう?」",
|
||||
"201000621_12": "「はい……ありがとう、ございます」",
|
||||
"201000621_13": "「休んでなんていられないって気持ちはわかるから、\\n せめてこうやって外の空気を吸って……」",
|
||||
"201000621_14": "「はい、ありがとうございま……」",
|
||||
"201000621_15": "「すう、すう……」",
|
||||
"201000621_16": "「……寝ちゃった。うん、少し休むといいと思う。少しだけ」",
|
||||
"201000621_17": "「……はい、ごめんなさい……」",
|
||||
"201000621_18": "「切ちゃんも、フロンティア事変の直後はよく寝言で謝ってたっけ……」",
|
||||
"201000621_19": "「でも、気持ち良さそうな寝顔」",
|
||||
"201000621_20": "「ふふ。切ちゃん、まだかな」",
|
||||
"201000621_21": "「うう、1人で残ってまた訓練デスか……」",
|
||||
"201000621_22": "「でも、これで最後デスッ!\\n 待ってくれてる調の為にも、急いで終わらせるのデスッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201000621_0": "「あ、痛……ッ!」",
|
||||
"201000621_1": "「こんな何も無い所で転んで……ほら、足もと気をつけて」",
|
||||
"201000621_2": "「はい、ごめんなさい」",
|
||||
"201000621_3": "「あ、痛……ッ!」",
|
||||
"201000621_4": "「今度は電柱に激突……」",
|
||||
"201000621_5": "「ごめんなさい、ごめんなさい」",
|
||||
"201000621_6": "「電柱に謝らなくても。\\n 調子悪いの抜きにしても、結構ドジな所あるんだね」",
|
||||
"201000621_7": "「ボク、錬金術のこと以外はほとんど知識が無いので……」",
|
||||
"201000621_8": "「知識の問題かな……?」",
|
||||
"201000621_9": "「手、出して」",
|
||||
"201000621_10": "「手、ですか?」",
|
||||
"201000621_11": "「ん、なんだか心配だから、手を繋いでおこう?」",
|
||||
"201000621_12": "「はい……ありがとう、ございます」",
|
||||
"201000621_13": "「休んでなんていられないって気持ちはわかるから、\\n せめてこうやって外の空気を吸って……」",
|
||||
"201000621_14": "「はい、ありがとうございま……」",
|
||||
"201000621_15": "「すう、すう……」",
|
||||
"201000621_16": "「……寝ちゃった。うん、少し休むといいと思う。少しだけ」",
|
||||
"201000621_17": "「……はい、ごめんなさい……」",
|
||||
"201000621_18": "「切ちゃんも、フロンティア事変の直後はよく寝言で謝ってたっけ……」",
|
||||
"201000621_19": "「でも、気持ち良さそうな寝顔」",
|
||||
"201000621_20": "「ふふ。切ちゃん、まだかな」",
|
||||
"201000621_21": "「うう、1人で残ってまた訓練デスか……」",
|
||||
"201000621_22": "「でも、これで最後デスッ!\\n 待ってくれてる調の為にも、急いで終わらせるのデスッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,39 +1,39 @@
|
|||
{
|
||||
"201000622_0": "「ギアの調整、完了デースッ!」",
|
||||
"201000622_1": "「それじゃ、調の元へ急ぐデスよ」",
|
||||
"201000622_2": "「は……ッ!」",
|
||||
"201000622_3": "「目が覚めた?」",
|
||||
"201000622_4": "「……ボク、いつのまに眠って……。\\n あ、ああ、肩を枕にしてしまって、ごめんなさい」",
|
||||
"201000622_5": "「そんなこと」",
|
||||
"201000622_6": "「何か、お礼を……あ、あの車は何ですか?」",
|
||||
"201000622_7": "「アイスの移動販売かな」",
|
||||
"201000622_8": "「お礼代わりに買ってきますッ!」",
|
||||
"201000622_9": "「そんなの別にッ! ああ……行っちゃった」",
|
||||
"201000622_10": "「買って来ました。どうぞ、食べてください」",
|
||||
"201000622_11": "「1つだけ? 自分の分は?」",
|
||||
"201000622_12": "「お金が足りませんでした……」",
|
||||
"201000622_13": "「それなら、2人で一緒に食べよう」",
|
||||
"201000622_14": "「いいんですか?」",
|
||||
"201000622_15": "「ん。1人で食べるより、2人で食べたほうがおいしいと思うから」",
|
||||
"201000622_16": "「調さんは優しいんですね」",
|
||||
"201000622_17": "「わたしはそんなに――」",
|
||||
"201000622_18": "「あ、調さん、ほっぺにアイスついてます」",
|
||||
"201000622_19": "「ひゃッ!<speed=0.5>?</speed> 何をッ!?」",
|
||||
"201000622_20": "「動かないでください。今取りますから」",
|
||||
"201000622_21": "「く、くすぐったいよ。エルフナイン」",
|
||||
"201000622_22": "「デ……デ……ッ!」",
|
||||
"201000622_23": "「切ちゃん」",
|
||||
"201000622_24": "「デデデデースッ!?」",
|
||||
"201000622_25": "「調とエルフナインがそんな関係に\\n なっていたなんて……ッ!」",
|
||||
"201000622_26": "「ちょ<speed=0.5>、</speed>ちょっと切ちゃんッ!?」",
|
||||
"201000622_27": "「ア、アタシは……友情のために身を引くのデス……ッ!\\n 調、お幸せにデスよッ!」",
|
||||
"201000622_28": "「……走っていってしまいましたけど、いいんですか?」",
|
||||
"201000622_29": "「良くはないけど、大丈夫」",
|
||||
"201000622_30": "「もう、切ちゃんは……」",
|
||||
"201000622_31": "「なんだか……ごめんなさい。\\n 何かボクがおかしな事をしたんでしょうか?」",
|
||||
"201000622_32": "「少しだけ<speed=0.5>。</speed>\\n さっきみたいなことは凄く仲良しの人にしかやっちゃダメだよ」",
|
||||
"201000622_33": "「なるほど……。調さんにするのはダメでしたか……」",
|
||||
"201000622_34": "「ん……ダメじゃないけど、それなら切ちゃんにもね」",
|
||||
"201000622_35": "「わかりました。\\n 今度、切歌さんにも同じことしますね」",
|
||||
"201000622_36": "「うーん……まあいいか」"
|
||||
{
|
||||
"201000622_0": "「ギアの調整、完了デースッ!」",
|
||||
"201000622_1": "「それじゃ、調の元へ急ぐデスよ」",
|
||||
"201000622_2": "「は……ッ!」",
|
||||
"201000622_3": "「目が覚めた?」",
|
||||
"201000622_4": "「……ボク、いつのまに眠って……。\\n あ、ああ、肩を枕にしてしまって、ごめんなさい」",
|
||||
"201000622_5": "「そんなこと」",
|
||||
"201000622_6": "「何か、お礼を……あ、あの車は何ですか?」",
|
||||
"201000622_7": "「アイスの移動販売かな」",
|
||||
"201000622_8": "「お礼代わりに買ってきますッ!」",
|
||||
"201000622_9": "「そんなの別にッ! ああ……行っちゃった」",
|
||||
"201000622_10": "「買って来ました。どうぞ、食べてください」",
|
||||
"201000622_11": "「1つだけ? 自分の分は?」",
|
||||
"201000622_12": "「お金が足りませんでした……」",
|
||||
"201000622_13": "「それなら、2人で一緒に食べよう」",
|
||||
"201000622_14": "「いいんですか?」",
|
||||
"201000622_15": "「ん。1人で食べるより、2人で食べたほうがおいしいと思うから」",
|
||||
"201000622_16": "「調さんは優しいんですね」",
|
||||
"201000622_17": "「わたしはそんなに――」",
|
||||
"201000622_18": "「あ、調さん、ほっぺにアイスついてます」",
|
||||
"201000622_19": "「ひゃッ!<speed=0.5>?</speed> 何をッ!?」",
|
||||
"201000622_20": "「動かないでください。今取りますから」",
|
||||
"201000622_21": "「く、くすぐったいよ。エルフナイン」",
|
||||
"201000622_22": "「デ……デ……ッ!」",
|
||||
"201000622_23": "「切ちゃん」",
|
||||
"201000622_24": "「デデデデースッ!?」",
|
||||
"201000622_25": "「調とエルフナインがそんな関係に\\n なっていたなんて……ッ!」",
|
||||
"201000622_26": "「ちょ<speed=0.5>、</speed>ちょっと切ちゃんッ!?」",
|
||||
"201000622_27": "「ア、アタシは……友情のために身を引くのデス……ッ!\\n 調、お幸せにデスよッ!」",
|
||||
"201000622_28": "「……走っていってしまいましたけど、いいんですか?」",
|
||||
"201000622_29": "「良くはないけど、大丈夫」",
|
||||
"201000622_30": "「もう、切ちゃんは……」",
|
||||
"201000622_31": "「なんだか……ごめんなさい。\\n 何かボクがおかしな事をしたんでしょうか?」",
|
||||
"201000622_32": "「少しだけ<speed=0.5>。</speed>\\n さっきみたいなことは凄く仲良しの人にしかやっちゃダメだよ」",
|
||||
"201000622_33": "「なるほど……。調さんにするのはダメでしたか……」",
|
||||
"201000622_34": "「ん……ダメじゃないけど、それなら切ちゃんにもね」",
|
||||
"201000622_35": "「わかりました。\\n 今度、切歌さんにも同じことしますね」",
|
||||
"201000622_36": "「うーん……まあいいか」"
|
||||
}
|
|
@ -1,53 +1,53 @@
|
|||
{
|
||||
"201000711_0": "初めてのカラオケ",
|
||||
"201000711_1": "「ようやくこの国に拠点を遷したものの、いまだ目覚めた\\n <ruby=オートスコアラー>自動人形</ruby>はお前だけ……」",
|
||||
"201000711_2": "「なんです? 暇なんですかぁ? マスター」",
|
||||
"201000711_3": "「想い出の収集具合はどうだ」",
|
||||
"201000711_4": "「ん~、そうですねえ。ミカちゃんの分を考えると、\\n まだまだかかりますよ」",
|
||||
"201000711_5": "「ふん、そうか。しばらくは手持ち無沙汰だな」",
|
||||
"201000711_6": "「やーっぱり暇なんじゃないですかぁ。\\n それなら、敵情視察にでも行って来たらどうです?」",
|
||||
"201000711_7": "「お前の助言を聞くのは癪だが、それも良いかもしれないな」",
|
||||
"201000711_8": "「じゃ、マスター。ガリィは想い出集めに出かけてきますね~」",
|
||||
"201000711_9": "「わぁ……キャロル、すごいよッ! この装置、こんなに小さいのに\\n すごく沢山の機能が集約されてるッ!」",
|
||||
"201000711_10": "「ふん、くだらんな。こんな物、ただの子供だましだ」",
|
||||
"201000711_11": "「そうは言っても、キャロルがカラオケに行こうって\\n 行ったんだよ?」",
|
||||
"201000711_12": "「シンフォギア装者の力の源は歌。フォニックゲインの調査の\\n ためには、この歌を唄う施設が最も適しているからな……」",
|
||||
"201000711_13": "「器物から曲が流れて、人が歌を唄う……シンフォギアの機能に\\n これが最も近いものだと思う」",
|
||||
"201000711_14": "「だからこそ、オレが自らお前を伴ってやって来たのだ。\\n ……しかしこの天井の反射多面体の構造、精巧だな……ッ!」",
|
||||
"201000711_15": "「ミラーボールって言うみたいだよッ! それにこの拡声器……\\n 本体のつまみで音量と残響を操作できるみたい」",
|
||||
"201000711_16": "「待て、こちらの小型端末からも遠隔操作ができるぞ……ッ!」",
|
||||
"201000711_17": "「でも、どうやって曲を再生するんだろう……?」",
|
||||
"201000711_18": "「これしきの物、このオレに解析できないはずはない。\\n そう、おそらくこの端末から検索を行って……できたぞッ!」",
|
||||
"201000711_19": "「すごいッ! さすがキャロル、曲名が出てきたよ。\\n わ、モニタに歌詞が、それに演奏が……ど、どうしようッ!?」",
|
||||
"201000711_20": "「慌てるな、落ち着け。\\n よし、唄うぞ――エルフナインッ!」",
|
||||
"201000711_21": "「う、うんッ!」",
|
||||
"201000711_22": "「キャロル、歌唱の終わったあとに出るあの数値、何だと思う?」",
|
||||
"201000711_23": "「その時によって変動しているな……よもや、フォニックゲイン\\n を計測するものではないかッ!?」",
|
||||
"201000711_24": "「現代文明では、そこまで技術の解析が進んでるのッ!?」",
|
||||
"201000711_25": "「ちょうどいい、オレの力を見せてやる……ッ!」",
|
||||
"201000711_26": "「86点……ッ<speed=0.5>!</speed> 不慣れな環境でこれほどの数値を出すなんて」",
|
||||
"201000711_27": "「ふッ、まあオレなら当然だ」",
|
||||
"201000711_28": "「次はボクにもやらせて」",
|
||||
"201000711_29": "「好きにしろ」",
|
||||
"201000711_30": "「じゃあ、唄うね……ッ!」",
|
||||
"201000711_31": "「やったッ<speed=0.5>!</speed> 見て、90点ちょうどだよッ!」",
|
||||
"201000711_32": "「なッ……エルフナインの方が上だとッ!<speed=0.5>?</speed>\\n どうなっているッ!?」",
|
||||
"201000711_33": "「オレの番だ、貸せッ!」",
|
||||
"201000711_34": "「う、うん」",
|
||||
"201000711_35": "「ふッ、91点だ。やはりオレのフォニックゲインの方が遥かに\\n 勝るということだな」",
|
||||
"201000711_36": "「5回も連続でやって……」",
|
||||
"201000711_37": "「何か言ったかッ!?」",
|
||||
"201000711_38": "「う<speed=0.5>、</speed><speed=0.01>ううん、何もッ!</speed> あ、キャロル、この歌デュエットって\\n 書いてあるよッ! 2人で唄う歌って意味の表記だよね」",
|
||||
"201000711_39": "「これまでの調査から、そう推測できるな――」",
|
||||
"201000711_40": "「せっかくだから、試してみようよ」",
|
||||
"201000711_41": "「いいだろう……オレの足を引っ張るなよ?」",
|
||||
"201000711_42": "「ったく……。想い出集めも疲れるよ、全く……」",
|
||||
"201000711_43": "「たんまり集めてきましたよ。マスター、マスタぁー?」",
|
||||
"201000711_44": "「不在なんて珍しい。どこで何やってるんだか……。\\n もしかして、本当に偵察にでも行ったとか? まさか」",
|
||||
"201000711_45": "「ガリィ、戻っているか」",
|
||||
"201000711_46": "「戻ってますよー、何やってるんですかマスター?」",
|
||||
"201000711_47": "「カラオケという施設に調査に来ている。\\n 時間を延長した。お前も来い」",
|
||||
"201000711_48": "「はーい、了解です、マスター♪」",
|
||||
"201000711_49": "「よし、これでオレの点数が一番下と言う事は\\n 無くなるはずだ……じゃあな、急げよ。ガリィ」",
|
||||
"201000711_50": "「……本当に何やってんだか」"
|
||||
{
|
||||
"201000711_0": "初めてのカラオケ",
|
||||
"201000711_1": "「ようやくこの国に拠点を遷したものの、いまだ目覚めた\\n <ruby=オートスコアラー>自動人形</ruby>はお前だけ……」",
|
||||
"201000711_2": "「なんです? 暇なんですかぁ? マスター」",
|
||||
"201000711_3": "「想い出の収集具合はどうだ」",
|
||||
"201000711_4": "「ん~、そうですねえ。ミカちゃんの分を考えると、\\n まだまだかかりますよ」",
|
||||
"201000711_5": "「ふん、そうか。しばらくは手持ち無沙汰だな」",
|
||||
"201000711_6": "「やーっぱり暇なんじゃないですかぁ。\\n それなら、敵情視察にでも行って来たらどうです?」",
|
||||
"201000711_7": "「お前の助言を聞くのは癪だが、それも良いかもしれないな」",
|
||||
"201000711_8": "「じゃ、マスター。ガリィは想い出集めに出かけてきますね~」",
|
||||
"201000711_9": "「わぁ……キャロル、すごいよッ! この装置、こんなに小さいのに\\n すごく沢山の機能が集約されてるッ!」",
|
||||
"201000711_10": "「ふん、くだらんな。こんな物、ただの子供だましだ」",
|
||||
"201000711_11": "「そうは言っても、キャロルがカラオケに行こうって\\n 行ったんだよ?」",
|
||||
"201000711_12": "「シンフォギア装者の力の源は歌。フォニックゲインの調査の\\n ためには、この歌を唄う施設が最も適しているからな……」",
|
||||
"201000711_13": "「器物から曲が流れて、人が歌を唄う……シンフォギアの機能に\\n これが最も近いものだと思う」",
|
||||
"201000711_14": "「だからこそ、オレが自らお前を伴ってやって来たのだ。\\n ……しかしこの天井の反射多面体の構造、精巧だな……ッ!」",
|
||||
"201000711_15": "「ミラーボールって言うみたいだよッ! それにこの拡声器……\\n 本体のつまみで音量と残響を操作できるみたい」",
|
||||
"201000711_16": "「待て、こちらの小型端末からも遠隔操作ができるぞ……ッ!」",
|
||||
"201000711_17": "「でも、どうやって曲を再生するんだろう……?」",
|
||||
"201000711_18": "「これしきの物、このオレに解析できないはずはない。\\n そう、おそらくこの端末から検索を行って……できたぞッ!」",
|
||||
"201000711_19": "「すごいッ! さすがキャロル、曲名が出てきたよ。\\n わ、モニタに歌詞が、それに演奏が……ど、どうしようッ!?」",
|
||||
"201000711_20": "「慌てるな、落ち着け。\\n よし、唄うぞ――エルフナインッ!」",
|
||||
"201000711_21": "「う、うんッ!」",
|
||||
"201000711_22": "「キャロル、歌唱の終わったあとに出るあの数値、何だと思う?」",
|
||||
"201000711_23": "「その時によって変動しているな……よもや、フォニックゲイン\\n を計測するものではないかッ!?」",
|
||||
"201000711_24": "「現代文明では、そこまで技術の解析が進んでるのッ!?」",
|
||||
"201000711_25": "「ちょうどいい、オレの力を見せてやる……ッ!」",
|
||||
"201000711_26": "「86点……ッ<speed=0.5>!</speed> 不慣れな環境でこれほどの数値を出すなんて」",
|
||||
"201000711_27": "「ふッ、まあオレなら当然だ」",
|
||||
"201000711_28": "「次はボクにもやらせて」",
|
||||
"201000711_29": "「好きにしろ」",
|
||||
"201000711_30": "「じゃあ、唄うね……ッ!」",
|
||||
"201000711_31": "「やったッ<speed=0.5>!</speed> 見て、90点ちょうどだよッ!」",
|
||||
"201000711_32": "「なッ……エルフナインの方が上だとッ!<speed=0.5>?</speed>\\n どうなっているッ!?」",
|
||||
"201000711_33": "「オレの番だ、貸せッ!」",
|
||||
"201000711_34": "「う、うん」",
|
||||
"201000711_35": "「ふッ、91点だ。やはりオレのフォニックゲインの方が遥かに\\n 勝るということだな」",
|
||||
"201000711_36": "「5回も連続でやって……」",
|
||||
"201000711_37": "「何か言ったかッ!?」",
|
||||
"201000711_38": "「う<speed=0.5>、</speed><speed=0.01>ううん、何もッ!</speed> あ、キャロル、この歌デュエットって\\n 書いてあるよッ! 2人で唄う歌って意味の表記だよね」",
|
||||
"201000711_39": "「これまでの調査から、そう推測できるな――」",
|
||||
"201000711_40": "「せっかくだから、試してみようよ」",
|
||||
"201000711_41": "「いいだろう……オレの足を引っ張るなよ?」",
|
||||
"201000711_42": "「ったく……。想い出集めも疲れるよ、全く……」",
|
||||
"201000711_43": "「たんまり集めてきましたよ。マスター、マスタぁー?」",
|
||||
"201000711_44": "「不在なんて珍しい。どこで何やってるんだか……。\\n もしかして、本当に偵察にでも行ったとか? まさか」",
|
||||
"201000711_45": "「ガリィ、戻っているか」",
|
||||
"201000711_46": "「戻ってますよー、何やってるんですかマスター?」",
|
||||
"201000711_47": "「カラオケという施設に調査に来ている。\\n 時間を延長した。お前も来い」",
|
||||
"201000711_48": "「はーい、了解です、マスター♪」",
|
||||
"201000711_49": "「よし、これでオレの点数が一番下と言う事は\\n 無くなるはずだ……じゃあな、急げよ。ガリィ」",
|
||||
"201000711_50": "「……本当に何やってんだか」"
|
||||
}
|
|
@ -1,28 +1,28 @@
|
|||
{
|
||||
"201000811_0": "戦闘機能特化型の実力",
|
||||
"201000811_1": "「チューしてくれよ~。ガリィ~、チュー」",
|
||||
"201000811_2": "「しつこいッ! 今日の分はもうやっただろッ!」",
|
||||
"201000811_3": "「でも、あたしは自分じゃ想い出集められないんだゾ」",
|
||||
"201000811_4": "「生憎とあたしはいつだって自分が一番なんだよ。\\n だいたい、お前に満腹まで想い出分けたら疲れるだろ」",
|
||||
"201000811_5": "「うう、ガリィが冷たいんだゾ……ッ!」",
|
||||
"201000811_6": "「ああ、今日もお腹減ったんだゾ……」",
|
||||
"201000811_7": "「ふふーん♪ それなら、チューしてやるよ」",
|
||||
"201000811_8": "「本当かッ! 嬉しいんだゾッ!」",
|
||||
"201000811_9": "「くっくっく……」",
|
||||
"201000811_10": "(拾った人間の雑誌で学んだディープなやつ……\\n これをかましてへろへろにしてやるッ!)",
|
||||
"201000811_11": "「ん……」",
|
||||
"201000811_12": "「んん……ッ!」",
|
||||
"201000811_13": "「んちゅ、ちゅる……ッ!」",
|
||||
"201000811_14": "(くっくっく<speed=0.5>、</speed>これでミカちゃんも雑誌の女のように\\n へろへろに……)",
|
||||
"201000811_15": "(――何ッ!?)",
|
||||
"201000811_16": "「んむむ……じゅるじゅるじゅる」",
|
||||
"201000811_17": "「ちゅむ……<speed=0.01>んむむッ!?」</speed>",
|
||||
"201000811_18": "「まだまだイケるゾ……じゅるじゅる、\\n ちゅるちゅるじゅるじゅる……ッ!」",
|
||||
"201000811_19": "「んーッ<speed=0.5>!</speed> <speed=0.01>んんーッ!?」</speed>",
|
||||
"201000811_20": "<speed=0.01>「べろじゅるちゅるちゅるじゅぷちゅるじゅるじゅるべろべろ\\n じゅるじゅるじゅるじゅるッ!」</speed>",
|
||||
"201000811_21": "「んぐぐ……<speed=0.01>んんんんーッ!!」</speed>",
|
||||
"201000811_22": "「ちゅぱ……。んッ<speed=0.5>!</speed> 美味しかったゾッ!」",
|
||||
"201000811_23": "「は……はぁ、はぁ、はぁ……ッ<speed=0.5>!</speed> くそ……戦闘特化型に\\n 攻撃を仕掛けたのは……無謀だった……ッ!」",
|
||||
"201000811_24": "「おなかいっぱいだゾッ<speed=0.5>!</speed>\\n ガリィ、また今日みたいにご馳走して欲しいゾ」",
|
||||
"201000811_25": "「に……二度とするかッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201000811_0": "戦闘機能特化型の実力",
|
||||
"201000811_1": "「チューしてくれよ~。ガリィ~、チュー」",
|
||||
"201000811_2": "「しつこいッ! 今日の分はもうやっただろッ!」",
|
||||
"201000811_3": "「でも、あたしは自分じゃ想い出集められないんだゾ」",
|
||||
"201000811_4": "「生憎とあたしはいつだって自分が一番なんだよ。\\n だいたい、お前に満腹まで想い出分けたら疲れるだろ」",
|
||||
"201000811_5": "「うう、ガリィが冷たいんだゾ……ッ!」",
|
||||
"201000811_6": "「ああ、今日もお腹減ったんだゾ……」",
|
||||
"201000811_7": "「ふふーん♪ それなら、チューしてやるよ」",
|
||||
"201000811_8": "「本当かッ! 嬉しいんだゾッ!」",
|
||||
"201000811_9": "「くっくっく……」",
|
||||
"201000811_10": "(拾った人間の雑誌で学んだディープなやつ……\\n これをかましてへろへろにしてやるッ!)",
|
||||
"201000811_11": "「ん……」",
|
||||
"201000811_12": "「んん……ッ!」",
|
||||
"201000811_13": "「んちゅ、ちゅる……ッ!」",
|
||||
"201000811_14": "(くっくっく<speed=0.5>、</speed>これでミカちゃんも雑誌の女のように\\n へろへろに……)",
|
||||
"201000811_15": "(――何ッ!?)",
|
||||
"201000811_16": "「んむむ……じゅるじゅるじゅる」",
|
||||
"201000811_17": "「ちゅむ……<speed=0.01>んむむッ!?」</speed>",
|
||||
"201000811_18": "「まだまだイケるゾ……じゅるじゅる、\\n ちゅるちゅるじゅるじゅる……ッ!」",
|
||||
"201000811_19": "「んーッ<speed=0.5>!</speed> <speed=0.01>んんーッ!?」</speed>",
|
||||
"201000811_20": "<speed=0.01>「べろじゅるちゅるちゅるじゅぷちゅるじゅるじゅるべろべろ\\n じゅるじゅるじゅるじゅるッ!」</speed>",
|
||||
"201000811_21": "「んぐぐ……<speed=0.01>んんんんーッ!!」</speed>",
|
||||
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|
||||
"201000811_23": "「は……はぁ、はぁ、はぁ……ッ<speed=0.5>!</speed> くそ……戦闘特化型に\\n 攻撃を仕掛けたのは……無謀だった……ッ!」",
|
||||
"201000811_24": "「おなかいっぱいだゾッ<speed=0.5>!</speed>\\n ガリィ、また今日みたいにご馳走して欲しいゾ」",
|
||||
"201000811_25": "「に……二度とするかッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,13 +1,13 @@
|
|||
{
|
||||
"201000911_0": "戦士の休息",
|
||||
"201000911_1": "「しょうこりもなくワンサカ出てきやがってッ!\\n あたしが根こそぎぶっ潰してやるッ!」",
|
||||
"201000911_2": "「待ちなさい、1人で先行しすぎよッ!\\n 一旦下がって連携を――」",
|
||||
"201000911_3": "「大丈夫さ、あたしならやれるッ!」",
|
||||
"201000911_4": "「あたしは先輩だからな……。\\n 後輩の分まで、体を張るのが当たり前だろうッ!」",
|
||||
"201000911_5": "「……そう、調や切歌のことを思って……」",
|
||||
"201000911_6": "「……ありがとう。\\n 分かったわ。でも、そういうことなら――」",
|
||||
"201000911_7": "「――わたしにも、体を張らせてもらいたいものねッ!」",
|
||||
"201000911_8": "「なんだ、お前まで来たのか。\\n ま、あたしは構わねーけどな」",
|
||||
"201000911_9": "「あなたが調と切歌の先輩だと言うのなら、わたしはあなたの\\n 先輩でもあるのよ。1人でなんて戦わせないわ」",
|
||||
"201000911_10": "「S.O.N.G.の装者としてなら、あたしの方が先輩だけどな。\\n ――遅れを取るんじゃねぇぞッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201000911_0": "戦士の休息",
|
||||
"201000911_1": "「しょうこりもなくワンサカ出てきやがってッ!\\n あたしが根こそぎぶっ潰してやるッ!」",
|
||||
"201000911_2": "「待ちなさい、1人で先行しすぎよッ!\\n 一旦下がって連携を――」",
|
||||
"201000911_3": "「大丈夫さ、あたしならやれるッ!」",
|
||||
"201000911_4": "「あたしは先輩だからな……。\\n 後輩の分まで、体を張るのが当たり前だろうッ!」",
|
||||
"201000911_5": "「……そう、調や切歌のことを思って……」",
|
||||
"201000911_6": "「……ありがとう。\\n 分かったわ。でも、そういうことなら――」",
|
||||
"201000911_7": "「――わたしにも、体を張らせてもらいたいものねッ!」",
|
||||
"201000911_8": "「なんだ、お前まで来たのか。\\n ま、あたしは構わねーけどな」",
|
||||
"201000911_9": "「あなたが調と切歌の先輩だと言うのなら、わたしはあなたの\\n 先輩でもあるのよ。1人でなんて戦わせないわ」",
|
||||
"201000911_10": "「S.O.N.G.の装者としてなら、あたしの方が先輩だけどな。\\n ――遅れを取るんじゃねぇぞッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,18 +1,18 @@
|
|||
{
|
||||
"201000921_0": "「ちッ、どっからわき出てきやがるんだッ!\\n 後から後からキリがないッ!」",
|
||||
"201000921_1": "「予測よりも数が多いッ!\\n 囲まれる前に一旦距離を――」",
|
||||
"201000921_2": "「マリアッ!」",
|
||||
"201000921_3": "「この技は……ッ!?」",
|
||||
"201000921_4": "「クリス先輩もマリアも、\\n アタシたちを置いていくなんて水くさいデスッ!」",
|
||||
"201000921_5": "「わたしたちだって、仲間なんだからッ!」",
|
||||
"201000921_6": "「ったく、お前ら後輩の力なんざ必要ねーってのに」 ",
|
||||
"201000921_7": "「フフッ、本当に素直じゃないわね。そんな嬉しそうな顔して」",
|
||||
"201000921_8": "「なッ<speed=0.5>!</speed> こっち見んじゃねーッ!」",
|
||||
"201000921_9": "「――お待たせデースッ!」 ",
|
||||
"201000921_10": "「おいおい、おっせーぞッ<speed=0.5>!</speed>\\n ふたりで倒しきるところだったじゃねーかッ!」",
|
||||
"201000921_11": "「でも、それはクリス先輩が――」",
|
||||
"201000921_12": "「おしゃべりは後になさい、敵が立て直しているわッ!\\n こちらもフォーメーションを組み直すわよッ!」",
|
||||
"201000921_13": "「おうッ<speed=0.5>!</speed> こっちは暖気がすんでるんだッ<speed=0.5>!</speed>\\n 遅れたら承知しねーからなッ!」",
|
||||
"201000921_14": "「分かってます……ッ!」",
|
||||
"201000921_15": "「絶対、ついていくデスッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201000921_0": "「ちッ、どっからわき出てきやがるんだッ!\\n 後から後からキリがないッ!」",
|
||||
"201000921_1": "「予測よりも数が多いッ!\\n 囲まれる前に一旦距離を――」",
|
||||
"201000921_2": "「マリアッ!」",
|
||||
"201000921_3": "「この技は……ッ!?」",
|
||||
"201000921_4": "「クリス先輩もマリアも、\\n アタシたちを置いていくなんて水くさいデスッ!」",
|
||||
"201000921_5": "「わたしたちだって、仲間なんだからッ!」",
|
||||
"201000921_6": "「ったく、お前ら後輩の力なんざ必要ねーってのに」 ",
|
||||
"201000921_7": "「フフッ、本当に素直じゃないわね。そんな嬉しそうな顔して」",
|
||||
"201000921_8": "「なッ<speed=0.5>!</speed> こっち見んじゃねーッ!」",
|
||||
"201000921_9": "「――お待たせデースッ!」 ",
|
||||
"201000921_10": "「おいおい、おっせーぞッ<speed=0.5>!</speed>\\n ふたりで倒しきるところだったじゃねーかッ!」",
|
||||
"201000921_11": "「でも、それはクリス先輩が――」",
|
||||
"201000921_12": "「おしゃべりは後になさい、敵が立て直しているわッ!\\n こちらもフォーメーションを組み直すわよッ!」",
|
||||
"201000921_13": "「おうッ<speed=0.5>!</speed> こっちは暖気がすんでるんだッ<speed=0.5>!</speed>\\n 遅れたら承知しねーからなッ!」",
|
||||
"201000921_14": "「分かってます……ッ!」",
|
||||
"201000921_15": "「絶対、ついていくデスッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,42 +1,42 @@
|
|||
{
|
||||
"201000922_0": "「残りは……ッ!」",
|
||||
"201000922_1": "「そいつで……ッ!」",
|
||||
"201000922_2": "「クリス先輩、ラスト1ッ!」",
|
||||
"201000922_3": "「へッ、生意気にお膳立てしてくれやがって」",
|
||||
"201000922_4": "「――これで、終いだぁッ!」",
|
||||
"201000922_5": "「やったッ!」",
|
||||
"201000922_6": "「ナイスコンビネーションデスッ!」",
|
||||
"201000922_7": "「ふう、なんとか無事に終わって良かったわ。\\n あなたも、お疲れ様」",
|
||||
"201000922_8": "「……ん<speed=0.5>?</speed> あ、ああ……おつか……<speed=0.5>れ</speed>…………」</speed>",
|
||||
"201000922_9": "「クリスッ!?」",
|
||||
"201000922_10": "「クリス先輩ッ!?」",
|
||||
"201000922_11": "「クリス先輩ッ!?」",
|
||||
"201000922_12": "「……くぅ、すう……」",
|
||||
"201000922_13": "「寝息……? はッ、息を止めなさいッ!\\n 最後の敵が睡眠ガスを撒いたのかもしれないわッ!」",
|
||||
"201000922_14": "「ねえ、切ちゃん……」",
|
||||
"201000922_15": "「……きっとそうデスね」",
|
||||
"201000922_16": "「2人とも……何か心当たりがあるの?」",
|
||||
"201000922_17": "「えっと、デスね。この間のテストでアタシたち、\\n ちょ~っとばかり悪い点を取ってしまったデスよ」",
|
||||
"201000922_18": "「それで、補習の課題がたくさん出ちゃって、\\n 気にしたクリス先輩が朝まで教えてくれてたの……」",
|
||||
"201000922_19": "「クリス先輩だって疲れてるデス。\\n なのに、アタシたちだけ寝かせて、ひとりで出撃を……」",
|
||||
"201000922_20": "「そうだったの。\\n 妙に張り切っていると思ったら」",
|
||||
"201000922_21": "「分かったわ。クリスはわたしが連れて行くから、\\n あなたたちは先に帰りなさい」",
|
||||
"201000922_22": "「そして温かいシャワーを浴びて、ゆっくり休むこと。\\n それと……勉強もしっかりするように」",
|
||||
"201000922_23": "「はいッ!」",
|
||||
"201000922_24": "「はいデスッ!」",
|
||||
"201000922_25": "「すぅ、すぅ…………」",
|
||||
"201000922_26": "「……まったく、あなたも意地っ張りなんだから」",
|
||||
"201000922_27": "(……なんだろう)",
|
||||
"201000922_28": "(あたたかくて、いい匂いがする……。\\n それに、とても懐かしい……)",
|
||||
"201000922_29": "「~……♪」",
|
||||
"201000922_30": "(歌……<speed=0.5>?</speed> ……知らない歌……<speed=0.5>。</speed>\\n でも……きっとこの歌は……子守……歌……だ…………)",
|
||||
"201000922_31": "「~……♪」",
|
||||
"201000922_32": "「くぅ……すぅ…………」",
|
||||
"201000922_33": "(久しぶりに子守歌を唄ってみたけれど、\\n 良かった、よく眠っているわ……)",
|
||||
"201000922_34": "(……わたしがいない時も、あなたが先輩として、\\n 調と切歌をずっと支えてくれているのよね)",
|
||||
"201000922_35": "(あなただって、頼りたい人はいるはずなのに。\\n 先輩として、いつも意地を貫き通してくれている)",
|
||||
"201000922_36": "(こんなに小さな体を、泥だらけにして、傷だらけにして、\\n それでも……)",
|
||||
"201000922_37": "(明日から、いいえ、\\n すぐにでもまた戦いが起きるかもしれない)",
|
||||
"201000922_38": "(だからせめて今くらいは、ゆっくり休んでちょうだい)",
|
||||
"201000922_39": "「……ありがとう、クリス」"
|
||||
{
|
||||
"201000922_0": "「残りは……ッ!」",
|
||||
"201000922_1": "「そいつで……ッ!」",
|
||||
"201000922_2": "「クリス先輩、ラスト1ッ!」",
|
||||
"201000922_3": "「へッ、生意気にお膳立てしてくれやがって」",
|
||||
"201000922_4": "「――これで、終いだぁッ!」",
|
||||
"201000922_5": "「やったッ!」",
|
||||
"201000922_6": "「ナイスコンビネーションデスッ!」",
|
||||
"201000922_7": "「ふう、なんとか無事に終わって良かったわ。\\n あなたも、お疲れ様」",
|
||||
"201000922_8": "「……ん<speed=0.5>?</speed> あ、ああ……おつか……<speed=0.5>れ</speed>…………」</speed>",
|
||||
"201000922_9": "「クリスッ!?」",
|
||||
"201000922_10": "「クリス先輩ッ!?」",
|
||||
"201000922_11": "「クリス先輩ッ!?」",
|
||||
"201000922_12": "「……くぅ、すう……」",
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||||
"201000922_13": "「寝息……? はッ、息を止めなさいッ!\\n 最後の敵が睡眠ガスを撒いたのかもしれないわッ!」",
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"201000922_14": "「ねえ、切ちゃん……」",
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"201000922_15": "「……きっとそうデスね」",
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"201000922_16": "「2人とも……何か心当たりがあるの?」",
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"201000922_17": "「えっと、デスね。この間のテストでアタシたち、\\n ちょ~っとばかり悪い点を取ってしまったデスよ」",
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"201000922_18": "「それで、補習の課題がたくさん出ちゃって、\\n 気にしたクリス先輩が朝まで教えてくれてたの……」",
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"201000922_19": "「クリス先輩だって疲れてるデス。\\n なのに、アタシたちだけ寝かせて、ひとりで出撃を……」",
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"201000922_20": "「そうだったの。\\n 妙に張り切っていると思ったら」",
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"201000922_21": "「分かったわ。クリスはわたしが連れて行くから、\\n あなたたちは先に帰りなさい」",
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"201000922_22": "「そして温かいシャワーを浴びて、ゆっくり休むこと。\\n それと……勉強もしっかりするように」",
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"201000922_23": "「はいッ!」",
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"201000922_24": "「はいデスッ!」",
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"201000922_25": "「すぅ、すぅ…………」",
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"201000922_26": "「……まったく、あなたも意地っ張りなんだから」",
|
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"201000922_27": "(……なんだろう)",
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"201000922_28": "(あたたかくて、いい匂いがする……。\\n それに、とても懐かしい……)",
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"201000922_29": "「~……♪」",
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"201000922_30": "(歌……<speed=0.5>?</speed> ……知らない歌……<speed=0.5>。</speed>\\n でも……きっとこの歌は……子守……歌……だ…………)",
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"201000922_34": "(……わたしがいない時も、あなたが先輩として、\\n 調と切歌をずっと支えてくれているのよね)",
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"201000922_35": "(あなただって、頼りたい人はいるはずなのに。\\n 先輩として、いつも意地を貫き通してくれている)",
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"201000922_36": "(こんなに小さな体を、泥だらけにして、傷だらけにして、\\n それでも……)",
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"201000922_37": "(明日から、いいえ、\\n すぐにでもまた戦いが起きるかもしれない)",
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||||
"201000922_38": "(だからせめて今くらいは、ゆっくり休んでちょうだい)",
|
||||
"201000922_39": "「……ありがとう、クリス」"
|
||||
}
|
|
@ -1,58 +1,58 @@
|
|||
{
|
||||
"201001011_0": "淑女の休息",
|
||||
"201001011_1": "「ふむ、ここがこの地で最も有名な温泉宿か」",
|
||||
"201001011_2": "「目玉の泉質は硫黄泉に塩化物泉、\\n 事前に調べていた通りで間違いはないな」",
|
||||
"201001011_3": "「硫黄や塩は、近代錬金術における3原理論の2柱。\\n 魔力を癒し英気を養うにはこれ以上の場所はないッ!」",
|
||||
"201001011_4": "「さあ、存分に癒してもらおうかッ!」",
|
||||
"201001011_5": "「あら~、かわいいお客様。でもね、お嬢ちゃんひとりじゃ\\n 泊まることはできないの~。今度は親御さんと来てね~」",
|
||||
"201001011_6": "「な――ッ!<speed=0.5>?</speed>\\n くッ、外見を理由に客を選ぶなど愚かしいッ!」",
|
||||
"201001011_7": "「……いいだろう<speed=0.5>。</speed>\\n ならば、ダウルダヴラのファウストローブッ!」",
|
||||
"201001011_8": "「これくらいやれば不足はなかろう」",
|
||||
"201001011_9": "「――さあ、俺をもてなすがいいッ!」",
|
||||
"201001011_10": "「あら~、セクシーなお客様~。でもね申し訳ないんだけど、\\n 本日満席なんですよ~。またお越しをお待ちしております~」",
|
||||
"201001011_11": "「なッ――ならば何故最初にそう言わなかったッ<speed=0.5>!</speed>\\n 私を欺き、弄んだのか――ッ!」 ",
|
||||
"201001011_12": "「……許さぬ、否、サービス業の名にあるまじき対応をする\\n 仲居がいる宿など、断じて許しておいてはならぬッ!」",
|
||||
"201001011_13": "「ダウルダヴラの力を持って、原子すらも切り刻み、\\n 廃業という末路に導いてやるわッ!」",
|
||||
"201001011_14": "「ストーップ<speed=0.5>。</speed>この平和で長閑な温泉宿で、\\n なーに物騒なことをやろうとしているのかしら?」",
|
||||
"201001011_15": "「なんだ貴様は……。\\n 邪魔をするというなら、貴様もまとめて――ッ!」",
|
||||
"201001011_16": "「そう慌てるものじゃないわ。\\n いいから、ちょっと待ってなさい」",
|
||||
"201001011_17": "「……何をする気だ?」",
|
||||
"201001011_18": "「すみませ~ん、予約しておいた櫻井ですけど~」",
|
||||
"201001011_19": "「はいはい、櫻井様。\\n お待ちしておりましたよ~」",
|
||||
"201001011_20": "「あの~、急な話で申し訳ないんだけど~。\\n 連れがいるの。相部屋にしてもらえないかしら?」",
|
||||
"201001011_21": "「はい、もちろん大丈夫ですよ。\\n ただ、料理は同じものとはいきませんけども~」",
|
||||
"201001011_22": "「ありがとう、そのくらいは問題ないわ。\\n さ、これでいいでしょう? 一緒に入りましょうか」",
|
||||
"201001011_23": "「ちょっと待て、この俺が相部屋だと……ッ!\\n どこまで甘く見るつもり――なッ!?」",
|
||||
"201001011_24": "(ファウストローブを纏った俺が、動けないだと……ッ!<speed=0.5>?</speed>\\n この女……いったい何者ッ!?)",
|
||||
"201001011_25": "「……あなたも温泉、入りたいのでしょう?\\n 個室風呂もついている豪華な部屋だし、どう?」",
|
||||
"201001011_26": "「……面白い。いいだろうッ<speed=0.5>!</speed>\\n お前のような女と相部屋で一晩を共にするのもまた一興ッ!」",
|
||||
"201001011_27": "「よろしい。そうと決まったら部屋に案内してもらいましょう。\\n あ、荷物お願いしま~す」",
|
||||
"201001011_28": "「ほらほら~、もっと飲みなさいよ~」",
|
||||
"201001011_29": "「ぐ、いい加減にしろッ<speed=0.5>!</speed> ひっつくなッ! 熱いッ!」",
|
||||
"201001011_30": "「ど~うして~?\\n 相部屋にしてあげたんだし、つきあいなさいよ~」",
|
||||
"201001011_31": "(ぬかった……これが目的だったか……ッ!\\n 絡み酒に気づけぬとは、不覚……ッ!)",
|
||||
"201001011_32": "「温泉だって気持ちよかったでしょう?」",
|
||||
"201001011_33": "「ああ、温泉は素晴らしかった。ゆったりとした浴槽、\\n 源泉掛け流しの湯は体に染み渡り、思わず声が漏れた」",
|
||||
"201001011_34": "「注文してあげた料理だって、美味しかったでしょう?」",
|
||||
"201001011_35": "「確かに、新鮮な海の幸で作られたサシミや、\\n A5クラスの牛肉の鍋には舌鼓を鳴らした……」",
|
||||
"201001011_36": "「だったら後はお酒しかないじゃないの~♪\\n ひとりで飲むのは寂しいんだから、ほらお猪口を持って~」",
|
||||
"201001011_37": "「……ああ、温泉宿の選択は正しかったが、\\n 貴様との相部屋だけは過ちだッ!」",
|
||||
"201001011_38": "「そんなこと言わないの。\\n めくるめく大人の世界はこれからなんだから」",
|
||||
"201001011_39": "「……それとも、お酒も窘めないお子ちゃまなのかしら?」",
|
||||
"201001011_40": "「何を……ッ! 俺はお子様ではないッ!」",
|
||||
"201001011_41": "「それなら遠慮しないでもう一献。\\n 甘口で飲みやすいから、怖がっていないで、くいっと♪」",
|
||||
"201001011_42": "「んん……ッ<speed=0.5>!</speed> ぷはぁッ<speed=0.5>!</speed>\\n どうらぁ、のんれやったぞッ! うぃっくッ!」",
|
||||
"201001011_43": "「いい飲みっぷり♪ そしたら次は辛口にいっちゃう?\\n それともワインが良いかしら?」",
|
||||
"201001011_44": "「もう、なんれもいいからもっれこ~いッ!」",
|
||||
"201001011_45": "「あははははッ! なんだかすっごく楽しくなってきたわッ!\\n もう、全部開けちゃいましょうッ!",
|
||||
"201001011_46": "「開けれしまえ開けれしまえッ!\\n 端から端まで飲み尽くしれやるッ!」",
|
||||
"201001011_47": "「うぐお……お、おおお……」",
|
||||
"201001011_48": "「あらあら、マスター。頭抑えてどうされたんです?\\n 温泉に行ってリフレッシュされたのでは?」",
|
||||
"201001011_49": "「……魔女だ」",
|
||||
"201001011_50": "「は?」",
|
||||
"201001011_51": "「サバトに巻き込まれた……。\\n く……ご覧の有様だ……」",
|
||||
"201001011_52": "「……要するに二日酔いですね。ま~ったく、英気を養いに\\n 行った先で、余計に疲弊してきてどうするんですか?」",
|
||||
"201001011_53": "「うるさいッ<speed=0.5>!</speed> ……うッ、うう、黙っていてくれ。\\n 頭に響く……ううぅ……全部、あの魔女のせいだ……」",
|
||||
"201001011_54": "「お水、いります?」",
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||||
"201001011_55": "「……頼む」"
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{
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||||
"201001011_0": "淑女の休息",
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"201001011_1": "「ふむ、ここがこの地で最も有名な温泉宿か」",
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"201001011_2": "「目玉の泉質は硫黄泉に塩化物泉、\\n 事前に調べていた通りで間違いはないな」",
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"201001011_3": "「硫黄や塩は、近代錬金術における3原理論の2柱。\\n 魔力を癒し英気を養うにはこれ以上の場所はないッ!」",
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"201001011_4": "「さあ、存分に癒してもらおうかッ!」",
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"201001011_5": "「あら~、かわいいお客様。でもね、お嬢ちゃんひとりじゃ\\n 泊まることはできないの~。今度は親御さんと来てね~」",
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"201001011_6": "「な――ッ!<speed=0.5>?</speed>\\n くッ、外見を理由に客を選ぶなど愚かしいッ!」",
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"201001011_7": "「……いいだろう<speed=0.5>。</speed>\\n ならば、ダウルダヴラのファウストローブッ!」",
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"201001011_8": "「これくらいやれば不足はなかろう」",
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"201001011_9": "「――さあ、俺をもてなすがいいッ!」",
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"201001011_10": "「あら~、セクシーなお客様~。でもね申し訳ないんだけど、\\n 本日満席なんですよ~。またお越しをお待ちしております~」",
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"201001011_11": "「なッ――ならば何故最初にそう言わなかったッ<speed=0.5>!</speed>\\n 私を欺き、弄んだのか――ッ!」 ",
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"201001011_12": "「……許さぬ、否、サービス業の名にあるまじき対応をする\\n 仲居がいる宿など、断じて許しておいてはならぬッ!」",
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"201001011_13": "「ダウルダヴラの力を持って、原子すらも切り刻み、\\n 廃業という末路に導いてやるわッ!」",
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"201001011_14": "「ストーップ<speed=0.5>。</speed>この平和で長閑な温泉宿で、\\n なーに物騒なことをやろうとしているのかしら?」",
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"201001011_15": "「なんだ貴様は……。\\n 邪魔をするというなら、貴様もまとめて――ッ!」",
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"201001011_16": "「そう慌てるものじゃないわ。\\n いいから、ちょっと待ってなさい」",
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"201001011_17": "「……何をする気だ?」",
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"201001011_18": "「すみませ~ん、予約しておいた櫻井ですけど~」",
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"201001011_19": "「はいはい、櫻井様。\\n お待ちしておりましたよ~」",
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"201001011_20": "「あの~、急な話で申し訳ないんだけど~。\\n 連れがいるの。相部屋にしてもらえないかしら?」",
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"201001011_22": "「ありがとう、そのくらいは問題ないわ。\\n さ、これでいいでしょう? 一緒に入りましょうか」",
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"201001011_23": "「ちょっと待て、この俺が相部屋だと……ッ!\\n どこまで甘く見るつもり――なッ!?」",
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"201001011_26": "「……面白い。いいだろうッ<speed=0.5>!</speed>\\n お前のような女と相部屋で一晩を共にするのもまた一興ッ!」",
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"201001011_27": "「よろしい。そうと決まったら部屋に案内してもらいましょう。\\n あ、荷物お願いしま~す」",
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"201001011_28": "「ほらほら~、もっと飲みなさいよ~」",
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"201001011_29": "「ぐ、いい加減にしろッ<speed=0.5>!</speed> ひっつくなッ! 熱いッ!」",
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"201001011_30": "「ど~うして~?\\n 相部屋にしてあげたんだし、つきあいなさいよ~」",
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"201001011_31": "(ぬかった……これが目的だったか……ッ!\\n 絡み酒に気づけぬとは、不覚……ッ!)",
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"201001011_32": "「温泉だって気持ちよかったでしょう?」",
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"201001011_33": "「ああ、温泉は素晴らしかった。ゆったりとした浴槽、\\n 源泉掛け流しの湯は体に染み渡り、思わず声が漏れた」",
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"201001011_34": "「注文してあげた料理だって、美味しかったでしょう?」",
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"201001011_35": "「確かに、新鮮な海の幸で作られたサシミや、\\n A5クラスの牛肉の鍋には舌鼓を鳴らした……」",
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"201001011_36": "「だったら後はお酒しかないじゃないの~♪\\n ひとりで飲むのは寂しいんだから、ほらお猪口を持って~」",
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"201001011_37": "「……ああ、温泉宿の選択は正しかったが、\\n 貴様との相部屋だけは過ちだッ!」",
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"201001011_38": "「そんなこと言わないの。\\n めくるめく大人の世界はこれからなんだから」",
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"201001011_39": "「……それとも、お酒も窘めないお子ちゃまなのかしら?」",
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"201001011_40": "「何を……ッ! 俺はお子様ではないッ!」",
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"201001011_41": "「それなら遠慮しないでもう一献。\\n 甘口で飲みやすいから、怖がっていないで、くいっと♪」",
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"201001011_42": "「んん……ッ<speed=0.5>!</speed> ぷはぁッ<speed=0.5>!</speed>\\n どうらぁ、のんれやったぞッ! うぃっくッ!」",
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"201001011_43": "「いい飲みっぷり♪ そしたら次は辛口にいっちゃう?\\n それともワインが良いかしら?」",
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"201001011_44": "「もう、なんれもいいからもっれこ~いッ!」",
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"201001011_45": "「あははははッ! なんだかすっごく楽しくなってきたわッ!\\n もう、全部開けちゃいましょうッ!",
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"201001011_46": "「開けれしまえ開けれしまえッ!\\n 端から端まで飲み尽くしれやるッ!」",
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"201001011_47": "「うぐお……お、おおお……」",
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"201001011_49": "「……魔女だ」",
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"201001011_50": "「は?」",
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"201001111_0": "最高で最強のステージ",
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"201001111_1": "「……翼」",
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"201001111_2": "「………………………………」",
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"201001111_3": "「……翼ッ!」",
|
||||
"201001111_4": "「えッ<speed=0.5>、</speed>あ……?\\n かな……で……?」",
|
||||
"201001111_5": "「どうしたのさ。\\n 打ち合わせ中に上の空だなんて、らしくないじゃないか」",
|
||||
"201001111_6": "「……ごめん。そっか。\\n そういえばライブの打ち合わせだっけ……」",
|
||||
"201001111_7": "「任務とはいえ、見ず知らずの世界でのライブだからね。\\n これまでとかってが違うから、無理もないさ」",
|
||||
"201001111_8": "「任務……? \\n そうか、任務で並行世界に来てるんだったね」",
|
||||
"201001111_9": "「オーディエンスを交えてのフォニックゲインの測定なんて、\\n あの時のことを思い出すよな……お互い」",
|
||||
"201001111_10": "「どう? 準備はできたかしら?」",
|
||||
"201001111_11": "「マリアッ!<speed=0.5>?</speed> どうして――いや、そうか。\\n わたしが部屋に呼んだのだったな……」",
|
||||
"201001111_12": "「どうしたの翼。慣れない場所で緊張してる?」",
|
||||
"201001111_13": "「おおかた、まーたひとりで色々考えすぎて、\\n 混乱してるんだろ。ま、緊張してるんだろーさ」",
|
||||
"201001111_14": "「……そうなのかも、しれないな。\\n 何せ、わたしたち3人がライブをするんだ」",
|
||||
"201001111_15": "「わたしも、いつか3人で一緒に唄ってみたかったから、\\n S.O.N.G.の任務とは言え、楽しませてもらうわ」",
|
||||
"201001111_16": "「本番では頼むよ。ガチガチに緊張して、\\n トチったりするなよ翼」",
|
||||
"201001111_17": "「そ、それはこちらのセリフッ<speed=0.5>!</speed>\\n 調子に乗って先走られると合わせるのが大変なんだからッ!」",
|
||||
"201001111_18": "「フフ、仲がよろしいこと。でも、わたしを忘れないで。\\n 油断したら主役を食ってしまうから、そのつもりでいなさい」",
|
||||
"201001111_19": "「おいおい、何言ってるんだ。\\n 今度のライブに主役もなにもないだろ?」",
|
||||
"201001111_20": "「この世界では、\\n 飛び入り参加のあたしたちのことなんて誰も知らないんだから」",
|
||||
"201001111_21": "「うん、だけど主役は、わたしたち3人で間違いないッ!」",
|
||||
"201001111_22": "「お、言うねえ~、翼」",
|
||||
"201001111_23": "「そうね。それじゃあ、\\n あなたたちより目立っても文句は言わないでね」",
|
||||
"201001111_24": "「はは、やれるものならやってみな。\\n さらにスゴい歌で張り合ってやる」",
|
||||
"201001111_25": "「……やはり、マリアを呼んで良かった。\\n この3人ならいいライブになりそうだ」",
|
||||
"201001111_26": "「……奏?」",
|
||||
"201001111_27": "「どうした、翼。遠足前日の子供みたいに眠れないなら、\\n 子守歌でも唄ってやろうか?」",
|
||||
"201001111_28": "「眠れないわけじゃない。\\n ただ……夢のようだと思って」",
|
||||
"201001111_29": "「夢……?」",
|
||||
"201001111_30": "「また奏と一緒に唄える日が来るなんて、\\n 思ってもみなかったから」",
|
||||
"201001111_31": "「あたしが翼の知ってる天羽奏じゃないとしてもかい?」",
|
||||
"201001111_32": "「うん、この嬉しい気持ちは嘘なんかじゃない。\\n それに、もう知らない奏じゃないしね」",
|
||||
"201001111_33": "「ははっ、そうだな」",
|
||||
"201001111_34": "「……ねえ、奏はもう、\\n わたしの前からいなくなったりしないよね?」",
|
||||
"201001111_35": "「そんなに不安なら、\\n ほら、おいで、あたしはここにいるだろう?」",
|
||||
"201001111_36": "「……うん、温かい。\\n 夢じゃない、奏の体温だ……」",
|
||||
"201001111_37": "「考えてもみな。互いに互いの死に目に会ったのに今はこうして\\n 一緒にいる。ライブよりそっちの方がよっぽど夢みたいだろ?」",
|
||||
"201001111_38": "「本当、夢みたいだね……。\\n ……でも、現実だ。奏が、わたしの隣にいる」",
|
||||
"201001111_39": "「……なあ、翼。なんて言うか……、翼は強くなったな。\\n あたしがびっくりするくらいにさ」",
|
||||
"201001111_40": "「それでも、わたしは、ずっと奏の傍にいたい、\\n 奏にはわたしの傍にいてほしい」",
|
||||
"201001111_41": "「おいおい、泣き虫なのは直ってないみたいだな」",
|
||||
"201001111_42": "「奏……。もう何処にもいかないで……。\\n ずっと、一緒に……」",
|
||||
"201001111_43": "「……いかないさ」",
|
||||
"201001111_44": "「だってあたしたちは、\\n 2人でツヴァイウィングだろ?」",
|
||||
"201001111_45": "「…うん。そうだね」",
|
||||
"201001111_46": "「任務だろうが関係ないッ!\\n 明日は最高のライブにするぞ、翼ッ!」",
|
||||
"201001111_47": "「うんッ!」",
|
||||
"201001111_48": "「わたしたちの歌の全てを――世界中にくれてあげるッ<speed=0.5>!</speed>\\n 付いて来れる奴だけ付いて来いッ!」",
|
||||
"201001111_49": "「――今日、このマリア・カデンツァヴナ・イヴの名を、\\n あなたたちの胸に刻み込んであげるッ!」",
|
||||
"201001111_50": "「みんな、楽しんでるかーッ!<speed=0.5>?</speed>\\n 大暴れする準備はできているかーッ!?」",
|
||||
"201001111_51": "「今から最高の時間をプレゼントするから、\\n あたしたちと、もっともっと盛り上がっていこうなッ!」",
|
||||
"201001111_52": "「みんな~ッ! 今日は一緒に楽しもう~ッ!」",
|
||||
"201001111_53": "「こんな大きな会場で、思いっきり唄えるッ!\\n こんな幸せなことは無いッ!」",
|
||||
"201001111_54": "「今のわたしの全身全霊、精一杯を歌にこめるから、\\n みんなに聴いて欲しいッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201001111_0": "最高で最強のステージ",
|
||||
"201001111_1": "「……翼」",
|
||||
"201001111_2": "「………………………………」",
|
||||
"201001111_3": "「……翼ッ!」",
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"201001111_4": "「えッ<speed=0.5>、</speed>あ……?\\n かな……で……?」",
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||||
"201001111_5": "「どうしたのさ。\\n 打ち合わせ中に上の空だなんて、らしくないじゃないか」",
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"201001111_6": "「……ごめん。そっか。\\n そういえばライブの打ち合わせだっけ……」",
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||||
"201001111_7": "「任務とはいえ、見ず知らずの世界でのライブだからね。\\n これまでとかってが違うから、無理もないさ」",
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||||
"201001111_8": "「任務……? \\n そうか、任務で並行世界に来てるんだったね」",
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"201001111_9": "「オーディエンスを交えてのフォニックゲインの測定なんて、\\n あの時のことを思い出すよな……お互い」",
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"201001111_10": "「どう? 準備はできたかしら?」",
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"201001111_11": "「マリアッ!<speed=0.5>?</speed> どうして――いや、そうか。\\n わたしが部屋に呼んだのだったな……」",
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"201001111_12": "「どうしたの翼。慣れない場所で緊張してる?」",
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"201001111_13": "「おおかた、まーたひとりで色々考えすぎて、\\n 混乱してるんだろ。ま、緊張してるんだろーさ」",
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"201001111_14": "「……そうなのかも、しれないな。\\n 何せ、わたしたち3人がライブをするんだ」",
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"201001111_15": "「わたしも、いつか3人で一緒に唄ってみたかったから、\\n S.O.N.G.の任務とは言え、楽しませてもらうわ」",
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"201001111_16": "「本番では頼むよ。ガチガチに緊張して、\\n トチったりするなよ翼」",
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"201001111_17": "「そ、それはこちらのセリフッ<speed=0.5>!</speed>\\n 調子に乗って先走られると合わせるのが大変なんだからッ!」",
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"201001111_18": "「フフ、仲がよろしいこと。でも、わたしを忘れないで。\\n 油断したら主役を食ってしまうから、そのつもりでいなさい」",
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"201001111_19": "「おいおい、何言ってるんだ。\\n 今度のライブに主役もなにもないだろ?」",
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"201001111_20": "「この世界では、\\n 飛び入り参加のあたしたちのことなんて誰も知らないんだから」",
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"201001111_21": "「うん、だけど主役は、わたしたち3人で間違いないッ!」",
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"201001111_22": "「お、言うねえ~、翼」",
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"201001111_23": "「そうね。それじゃあ、\\n あなたたちより目立っても文句は言わないでね」",
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"201001111_24": "「はは、やれるものならやってみな。\\n さらにスゴい歌で張り合ってやる」",
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"201001111_25": "「……やはり、マリアを呼んで良かった。\\n この3人ならいいライブになりそうだ」",
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"201001111_26": "「……奏?」",
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"201001111_27": "「どうした、翼。遠足前日の子供みたいに眠れないなら、\\n 子守歌でも唄ってやろうか?」",
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"201001111_28": "「眠れないわけじゃない。\\n ただ……夢のようだと思って」",
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"201001111_29": "「夢……?」",
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"201001111_30": "「また奏と一緒に唄える日が来るなんて、\\n 思ってもみなかったから」",
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"201001111_31": "「あたしが翼の知ってる天羽奏じゃないとしてもかい?」",
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"201001111_32": "「うん、この嬉しい気持ちは嘘なんかじゃない。\\n それに、もう知らない奏じゃないしね」",
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"201001111_33": "「ははっ、そうだな」",
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"201001111_34": "「……ねえ、奏はもう、\\n わたしの前からいなくなったりしないよね?」",
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"201001111_35": "「そんなに不安なら、\\n ほら、おいで、あたしはここにいるだろう?」",
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"201001111_36": "「……うん、温かい。\\n 夢じゃない、奏の体温だ……」",
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"201001111_37": "「考えてもみな。互いに互いの死に目に会ったのに今はこうして\\n 一緒にいる。ライブよりそっちの方がよっぽど夢みたいだろ?」",
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"201001111_38": "「本当、夢みたいだね……。\\n ……でも、現実だ。奏が、わたしの隣にいる」",
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"201001111_39": "「……なあ、翼。なんて言うか……、翼は強くなったな。\\n あたしがびっくりするくらいにさ」",
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"201001111_40": "「それでも、わたしは、ずっと奏の傍にいたい、\\n 奏にはわたしの傍にいてほしい」",
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"201001111_41": "「おいおい、泣き虫なのは直ってないみたいだな」",
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"201001111_42": "「奏……。もう何処にもいかないで……。\\n ずっと、一緒に……」",
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"201001111_43": "「……いかないさ」",
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"201001111_44": "「だってあたしたちは、\\n 2人でツヴァイウィングだろ?」",
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"201001111_45": "「…うん。そうだね」",
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"201001111_46": "「任務だろうが関係ないッ!\\n 明日は最高のライブにするぞ、翼ッ!」",
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||||
"201001111_47": "「うんッ!」",
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||||
"201001111_48": "「わたしたちの歌の全てを――世界中にくれてあげるッ<speed=0.5>!</speed>\\n 付いて来れる奴だけ付いて来いッ!」",
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"201001111_49": "「――今日、このマリア・カデンツァヴナ・イヴの名を、\\n あなたたちの胸に刻み込んであげるッ!」",
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"201001111_50": "「みんな、楽しんでるかーッ!<speed=0.5>?</speed>\\n 大暴れする準備はできているかーッ!?」",
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"201001111_51": "「今から最高の時間をプレゼントするから、\\n あたしたちと、もっともっと盛り上がっていこうなッ!」",
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"201001111_52": "「みんな~ッ! 今日は一緒に楽しもう~ッ!」",
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"201001111_53": "「こんな大きな会場で、思いっきり唄えるッ!\\n こんな幸せなことは無いッ!」",
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"201001111_54": "「今のわたしの全身全霊、精一杯を歌にこめるから、\\n みんなに聴いて欲しいッ!」"
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||||
}
|
|
@ -1,9 +1,9 @@
|
|||
{
|
||||
"201001211_0": "拳で語れ",
|
||||
"201001211_1": "「ったく、同時多発的な襲撃とはしゃらくさいッ!」",
|
||||
"201001211_2": "「意図があるのか、単なる偶然か?\\n どちらにせよ、わたしたちがやるべきはひとつッ!」",
|
||||
"201001211_3": "「だな。にしても、予想よりも敵の数がだいぶ多いな。\\n もしかして、あたしたちアタリを引いちまったか?」",
|
||||
"201001211_4": "「かもしれないわね。\\n だったら、今は無理する必要はない」",
|
||||
"201001211_5": "「いいね、以心伝心って感じッ<speed=0.5>!</speed>\\n 昔と違って、あたしたちふたりだけじゃない」",
|
||||
"201001211_6": "「立花たちが来るまで、ここを食い止めようッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201001211_0": "拳で語れ",
|
||||
"201001211_1": "「ったく、同時多発的な襲撃とはしゃらくさいッ!」",
|
||||
"201001211_2": "「意図があるのか、単なる偶然か?\\n どちらにせよ、わたしたちがやるべきはひとつッ!」",
|
||||
"201001211_3": "「だな。にしても、予想よりも敵の数がだいぶ多いな。\\n もしかして、あたしたちアタリを引いちまったか?」",
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||||
"201001211_4": "「かもしれないわね。\\n だったら、今は無理する必要はない」",
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"201001211_5": "「いいね、以心伝心って感じッ<speed=0.5>!</speed>\\n 昔と違って、あたしたちふたりだけじゃない」",
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||||
"201001211_6": "「立花たちが来るまで、ここを食い止めようッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,26 +1,26 @@
|
|||
{
|
||||
"201001221_0": "「……余力を残して戦うにしても、そろそろ限界かね」",
|
||||
"201001221_1": "「奏が弱音を吐くなんて、めずらしいね」",
|
||||
"201001221_2": "「おいおい、あたしはバケモノか何かかい?\\n 全力を出せないってのはストレスがたまるんだよ……」",
|
||||
"201001221_3": "「くすッ、そういう意味で限界ね」",
|
||||
"201001221_4": "「ああ。だが、それもそろそろ終いにして大丈夫そうだ。\\n 時間は十分に稼げたからねッ!」",
|
||||
"201001221_5": "「てぇえええええいッ!」",
|
||||
"201001221_6": "「ちえッ、パーティ会場はやっぱりこっちだったかッ!」",
|
||||
"201001221_7": "「翼さん、お待たせしましたッ!」",
|
||||
"201001221_8": "「オードブルは食い尽くしてきてやったぜッ<speed=0.5>!</speed>\\n メインディッシュはまだ残ってるよなッ!」",
|
||||
"201001221_9": "「心配しなさんなって。\\n お前たちの分もちゃーんと残しといてやったよ」",
|
||||
"201001221_10": "「とはいえ、まだこの人数じゃ平らげるにゃ骨が折れる」",
|
||||
"201001221_11": "「その点は心配無用だッ!\\n 直にマリアくんたちも駆けつけるッ!」",
|
||||
"201001221_12": "「となりゃあ、 こちらは一転攻勢のための\\n 下準備を始めておくとしますか」",
|
||||
"201001221_13": "「翼、立花、クリスッ!\\n 広がり始めた奴らを真ん中に押し返すぞッ!」",
|
||||
"201001221_14": "「承知したッ! 正面は奏、右はわたし、左は立花ッ!\\n 任せられるなッ!」 ",
|
||||
"201001221_15": "「そんくらい、ピース・オブ・ケーキってヤツだッ!」",
|
||||
"201001221_16": "「はい、やってみせますッ!」",
|
||||
"201001221_17": "「よーし、行くぜッ!」",
|
||||
"201001221_18": "「いい感じに押し返せてきたな。\\n ――そして、良いタイミングだッ!」",
|
||||
"201001221_19": "「みんな、遅れてごめんッ!」",
|
||||
"201001221_20": "「ちょっぴりてこずっちゃったデスッ!」",
|
||||
"201001221_21": "「だけど、さすがね。\\n 4人でこの数を抑えきるなんて」",
|
||||
"201001221_22": "「おべっかを言ったところで出るのはノイズだけだ。\\n 奏、フォーメーションを組み直すッ!」",
|
||||
"201001221_23": "「ああ、一気に叩いてやろうぜッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201001221_0": "「……余力を残して戦うにしても、そろそろ限界かね」",
|
||||
"201001221_1": "「奏が弱音を吐くなんて、めずらしいね」",
|
||||
"201001221_2": "「おいおい、あたしはバケモノか何かかい?\\n 全力を出せないってのはストレスがたまるんだよ……」",
|
||||
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|
||||
"201001221_4": "「ああ。だが、それもそろそろ終いにして大丈夫そうだ。\\n 時間は十分に稼げたからねッ!」",
|
||||
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|
||||
"201001221_6": "「ちえッ、パーティ会場はやっぱりこっちだったかッ!」",
|
||||
"201001221_7": "「翼さん、お待たせしましたッ!」",
|
||||
"201001221_8": "「オードブルは食い尽くしてきてやったぜッ<speed=0.5>!</speed>\\n メインディッシュはまだ残ってるよなッ!」",
|
||||
"201001221_9": "「心配しなさんなって。\\n お前たちの分もちゃーんと残しといてやったよ」",
|
||||
"201001221_10": "「とはいえ、まだこの人数じゃ平らげるにゃ骨が折れる」",
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||||
"201001221_11": "「その点は心配無用だッ!\\n 直にマリアくんたちも駆けつけるッ!」",
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||||
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||||
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"201001221_14": "「承知したッ! 正面は奏、右はわたし、左は立花ッ!\\n 任せられるなッ!」 ",
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"201001221_15": "「そんくらい、ピース・オブ・ケーキってヤツだッ!」",
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||||
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"201001221_18": "「いい感じに押し返せてきたな。\\n ――そして、良いタイミングだッ!」",
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||||
"201001221_19": "「みんな、遅れてごめんッ!」",
|
||||
"201001221_20": "「ちょっぴりてこずっちゃったデスッ!」",
|
||||
"201001221_21": "「だけど、さすがね。\\n 4人でこの数を抑えきるなんて」",
|
||||
"201001221_22": "「おべっかを言ったところで出るのはノイズだけだ。\\n 奏、フォーメーションを組み直すッ!」",
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"201001221_23": "「ああ、一気に叩いてやろうぜッ!」"
|
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}
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@ -1,29 +1,29 @@
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|||
{
|
||||
"201001222_0": "「これで――最後だッ!」",
|
||||
"201001222_1": "「よしッ<speed=0.5>!</speed> 終わったよ、みんな~ッ!」",
|
||||
"201001222_2": "「……待て、立花ッ<speed=0.5>!</speed>\\n そいつはまだ動いているぞッ!」",
|
||||
"201001222_3": "「え――<speed=0.01>うわああああッ!?」</speed>",
|
||||
"201001222_4": "「焦るな、落ち着けッ!」",
|
||||
"201001222_5": "「ふぅ、大丈夫か?」",
|
||||
"201001222_6": "「……あ、ありがとうございます」",
|
||||
"201001222_7": "「立花ッ<speed=0.5>!</speed>\\n ……無事で良かったが、もう少し冷静になれ」",
|
||||
"201001222_8": "「……ごめんなさい」",
|
||||
"201001222_9": "「まあまあ、無事に終わったんだ。\\n みんなも疲れているだろうし、とりあえず解散としよう」",
|
||||
"201001222_10": "「報告はこっちでやっておくから。\\n それじゃ、おつかれさん」",
|
||||
"201001222_11": "「………………」",
|
||||
"201001222_12": "「よッ<speed=0.5>!</speed> はぁッ!」",
|
||||
"201001222_13": "(今日みたいな失敗はッ! もう絶対にやったらダメだッ<speed=0.5>!</speed>\\n わたしだけじゃなく、他のみんなを危なくしちゃうッ!)",
|
||||
"201001222_14": "「だからもっと強くッ! もっと動けるようにッ!」",
|
||||
"201001222_15": "「――てりゃあああ」",
|
||||
"201001222_16": "「――ッ!? 誰ッ!<speed=0.5>?</speed> ……って、奏さんッ!?」",
|
||||
"201001222_17": "「ハハ、良い動きできるじゃないか。しっかり反撃までして、\\n やっぱりあたしの目に狂いはなかったな」",
|
||||
"201001222_18": "「なななどどどどうして奏さんがッ!?」",
|
||||
"201001222_19": "「装者たる者、常に体を鍛えておかないとな。\\n ってことで、あたしもトレーニング中なのさ」",
|
||||
"201001222_20": "「それに、一度お前とは手合わせしてみたかった。\\n 弦十郎のダンナから受け継いだ技、見せてみな」",
|
||||
"201001222_21": "「……はい、よろしくお願いしますッ!」",
|
||||
"201001222_22": "「いい返事だ。\\n ……手加減したら、ぶっ飛ばしちまうからなッ!」",
|
||||
"201001222_23": "「ぐッ、くうう……ッ<speed=0.5>!</speed> さすがは奏さん……ッ<speed=0.5>!</speed>\\n でも、わたしだってぇぇぇッ!」",
|
||||
"201001222_24": "「ふぅッ、あぶねぇあぶねぇ。\\n 喰らったら、一発で意識が飛びそうだ」",
|
||||
"201001222_25": "「手加減はッ、\\n できませんからッ!」",
|
||||
"201001222_26": "「それでいい。\\n 頭空っぽにして、どんどん来いッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201001222_0": "「これで――最後だッ!」",
|
||||
"201001222_1": "「よしッ<speed=0.5>!</speed> 終わったよ、みんな~ッ!」",
|
||||
"201001222_2": "「……待て、立花ッ<speed=0.5>!</speed>\\n そいつはまだ動いているぞッ!」",
|
||||
"201001222_3": "「え――<speed=0.01>うわああああッ!?」</speed>",
|
||||
"201001222_4": "「焦るな、落ち着けッ!」",
|
||||
"201001222_5": "「ふぅ、大丈夫か?」",
|
||||
"201001222_6": "「……あ、ありがとうございます」",
|
||||
"201001222_7": "「立花ッ<speed=0.5>!</speed>\\n ……無事で良かったが、もう少し冷静になれ」",
|
||||
"201001222_8": "「……ごめんなさい」",
|
||||
"201001222_9": "「まあまあ、無事に終わったんだ。\\n みんなも疲れているだろうし、とりあえず解散としよう」",
|
||||
"201001222_10": "「報告はこっちでやっておくから。\\n それじゃ、おつかれさん」",
|
||||
"201001222_11": "「………………」",
|
||||
"201001222_12": "「よッ<speed=0.5>!</speed> はぁッ!」",
|
||||
"201001222_13": "(今日みたいな失敗はッ! もう絶対にやったらダメだッ<speed=0.5>!</speed>\\n わたしだけじゃなく、他のみんなを危なくしちゃうッ!)",
|
||||
"201001222_14": "「だからもっと強くッ! もっと動けるようにッ!」",
|
||||
"201001222_15": "「――てりゃあああ」",
|
||||
"201001222_16": "「――ッ!? 誰ッ!<speed=0.5>?</speed> ……って、奏さんッ!?」",
|
||||
"201001222_17": "「ハハ、良い動きできるじゃないか。しっかり反撃までして、\\n やっぱりあたしの目に狂いはなかったな」",
|
||||
"201001222_18": "「なななどどどどうして奏さんがッ!?」",
|
||||
"201001222_19": "「装者たる者、常に体を鍛えておかないとな。\\n ってことで、あたしもトレーニング中なのさ」",
|
||||
"201001222_20": "「それに、一度お前とは手合わせしてみたかった。\\n 弦十郎のダンナから受け継いだ技、見せてみな」",
|
||||
"201001222_21": "「……はい、よろしくお願いしますッ!」",
|
||||
"201001222_22": "「いい返事だ。\\n ……手加減したら、ぶっ飛ばしちまうからなッ!」",
|
||||
"201001222_23": "「ぐッ、くうう……ッ<speed=0.5>!</speed> さすがは奏さん……ッ<speed=0.5>!</speed>\\n でも、わたしだってぇぇぇッ!」",
|
||||
"201001222_24": "「ふぅッ、あぶねぇあぶねぇ。\\n 喰らったら、一発で意識が飛びそうだ」",
|
||||
"201001222_25": "「手加減はッ、\\n できませんからッ!」",
|
||||
"201001222_26": "「それでいい。\\n 頭空っぽにして、どんどん来いッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,3 +1,3 @@
|
|||
{
|
||||
"201001311_0": "淑女のたしなみ"
|
||||
{
|
||||
"201001311_0": "淑女のたしなみ"
|
||||
}
|
|
@ -1,42 +1,42 @@
|
|||
{
|
||||
"201001322_0": "「――たあッ<speed=0.5>!</speed> はッ<speed=0.5>!</speed> たあああッ!」",
|
||||
"201001322_1": "「ふぅ、これであらかた片づいたようだな」",
|
||||
"201001322_2": "「……さっすが翼さんッ! あんなにいたアルカ・ノイズを\\n あっという間に倒しちゃったッ!」",
|
||||
"201001322_3": "「常に武芸者たらんとする覚悟があってこその太刀筋。\\n 実に見事と言わざるをえないわね」",
|
||||
"201001322_4": "「だな。ロングレンジがメインなあたしでも、\\n 見てて惚れ惚れしちまう」",
|
||||
"201001322_5": "「うう、アタシなんて、見つけた端から\\n 突っ込んでるだけに思えてきたデス」",
|
||||
"201001322_6": "「わたしもだよ、切ちゃん。\\n 翼さんの戦い方からは、学ぶことがいっぱいあるね」",
|
||||
"201001322_7": "「おいおい、あまり持ち上げないでくれ」",
|
||||
"201001322_8": "「だが、アルカ・ノイズを斬り据えることに関していえば、\\n 一日の長があるのも事実。これからも頼ってほしい」",
|
||||
"201001322_9": "「はあ~、やっぱカッコいいなぁ~\\n 憧れちゃうなぁ~ッ!」",
|
||||
"201001322_10": "「これだけ斬るのが得意なら、\\n きっと調みたいに料理も得意に違いないデスッ!」",
|
||||
"201001322_11": "「え? あ、いや、料理はあまり得意では――」",
|
||||
"201001322_12": "「わずかな音も聞き漏らさない耳で、\\n 完璧な火の通り加減とかも聞き分けそう……」",
|
||||
"201001322_13": "「素材の細胞を傷めずに切るとか、\\n そんなのもできそうだな」",
|
||||
"201001322_14": "「……で、翼。\\n 本当のところはどうなの?」",
|
||||
"201001322_15": "「いや、その……<speed=0.5>。</speed>\\n ……ま、まあ、料理の腕前は人並みと言っておこう」",
|
||||
"201001322_16": "「またまた~、謙遜デスか~?」",
|
||||
"201001322_17": "「あの、今度ビーフストロガノフに挑戦したいんですが、\\n 何か隠し味とかあれば教えてください」",
|
||||
"201001322_18": "「ビーフストロ……う、うーむ、そうだな。\\n 強いていえば、基本に忠実であれということかな?」",
|
||||
"201001322_19": "「なるほど……。隠し味などで変にアレンジはせず、むしろ\\n 基本に忠実に作りつつ、高レベルに仕上げると……深い」",
|
||||
"201001322_20": "「……フフ。うまく切り抜けたわね」",
|
||||
"201001322_21": "「な<speed=0.5>、</speed>なんだマリア。\\n わたしは嘘を言ったつもりはない」",
|
||||
"201001322_22": "「そうね。……さて、周囲にアルカ・ノイズの反応は\\n 確認されないそうだから、解散にしましょう。おつかれさま」",
|
||||
"201001322_23": "「む、むぅ……」",
|
||||
"201001322_24": "「……腕前は人並みと言ってしまった手前、\\n 人に振る舞える程度の技術を身につけなくては」",
|
||||
"201001322_25": "「何、今の時代は便利なものだ。\\n 少し調べれば初心者用のレシピ集が簡単に手に入るッ!」",
|
||||
"201001322_26": "「『メッチャ簡単味噌汁の作り方』。フッ、題名に偽りなし。\\n 料理初心者のわたしでもどうにか作れたぞ」",
|
||||
"201001322_27": "「さて、グツグツと煮立っているし、もう大丈夫だろう。\\n そろそろ味見をしてみるか……む……」",
|
||||
"201001322_28": "「油揚げが――全部繋がっているだとッ!<speed=0.5>?</speed>\\n 何故だッ!? わたしはきちんと切ったはず――」 ",
|
||||
"201001322_29": "「……いや、思い出したぞ。油抜き……とやらをした時、\\n 跳ねた熱湯の熱さに気を取られ、きちんと見ていなかった……」",
|
||||
"201001322_30": "「それに包丁で切る時の『猫の手』とやらが良く分からず、\\n おざなりになってしまった事実も疑いようがない……」",
|
||||
"201001322_31": "「……くッ<speed=0.5>!</speed> 影縫いならば目標へと寸分違わず短刀を\\n 突き立てることができると言うのに!」",
|
||||
"201001322_32": "「だが、大根はどうだッ! 桂剥きの腕は落ちていなかったッ<speed=0.5>!</speed>\\n こちらは上手く切れた自信があるぞ――ぐッ!?」",
|
||||
"201001322_33": "「……原型が……ない?」",
|
||||
"201001322_34": "「食べやすい大きさとあったから、小さくしたのだが……、\\n まさか、細かくしすぎてしまったのか……?」",
|
||||
"201001322_35": "「……いいや、落ち込むのは早いぞ、風鳴翼。\\n 問題は味だッ! 味さえ良ければ問題はあるまいッ!」",
|
||||
"201001322_36": "「フッ、高級な味噌をたっぷりと使ったからな。\\n 不味いはずが――」",
|
||||
"201001322_37": "「ずずず……むッ!?」",
|
||||
"201001322_38": "「……何故だ」",
|
||||
"201001322_39": "「わたしの未熟な腕では『メッチャ簡単味噌汁』すら、\\n 満足に作れないというのか……」"
|
||||
{
|
||||
"201001322_0": "「――たあッ<speed=0.5>!</speed> はッ<speed=0.5>!</speed> たあああッ!」",
|
||||
"201001322_1": "「ふぅ、これであらかた片づいたようだな」",
|
||||
"201001322_2": "「……さっすが翼さんッ! あんなにいたアルカ・ノイズを\\n あっという間に倒しちゃったッ!」",
|
||||
"201001322_3": "「常に武芸者たらんとする覚悟があってこその太刀筋。\\n 実に見事と言わざるをえないわね」",
|
||||
"201001322_4": "「だな。ロングレンジがメインなあたしでも、\\n 見てて惚れ惚れしちまう」",
|
||||
"201001322_5": "「うう、アタシなんて、見つけた端から\\n 突っ込んでるだけに思えてきたデス」",
|
||||
"201001322_6": "「わたしもだよ、切ちゃん。\\n 翼さんの戦い方からは、学ぶことがいっぱいあるね」",
|
||||
"201001322_7": "「おいおい、あまり持ち上げないでくれ」",
|
||||
"201001322_8": "「だが、アルカ・ノイズを斬り据えることに関していえば、\\n 一日の長があるのも事実。これからも頼ってほしい」",
|
||||
"201001322_9": "「はあ~、やっぱカッコいいなぁ~\\n 憧れちゃうなぁ~ッ!」",
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"201001322_10": "「これだけ斬るのが得意なら、\\n きっと調みたいに料理も得意に違いないデスッ!」",
|
||||
"201001322_11": "「え? あ、いや、料理はあまり得意では――」",
|
||||
"201001322_12": "「わずかな音も聞き漏らさない耳で、\\n 完璧な火の通り加減とかも聞き分けそう……」",
|
||||
"201001322_13": "「素材の細胞を傷めずに切るとか、\\n そんなのもできそうだな」",
|
||||
"201001322_14": "「……で、翼。\\n 本当のところはどうなの?」",
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||||
"201001322_15": "「いや、その……<speed=0.5>。</speed>\\n ……ま、まあ、料理の腕前は人並みと言っておこう」",
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||||
"201001322_16": "「またまた~、謙遜デスか~?」",
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||||
"201001322_17": "「あの、今度ビーフストロガノフに挑戦したいんですが、\\n 何か隠し味とかあれば教えてください」",
|
||||
"201001322_18": "「ビーフストロ……う、うーむ、そうだな。\\n 強いていえば、基本に忠実であれということかな?」",
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"201001322_19": "「なるほど……。隠し味などで変にアレンジはせず、むしろ\\n 基本に忠実に作りつつ、高レベルに仕上げると……深い」",
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||||
"201001322_20": "「……フフ。うまく切り抜けたわね」",
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"201001322_21": "「な<speed=0.5>、</speed>なんだマリア。\\n わたしは嘘を言ったつもりはない」",
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"201001322_22": "「そうね。……さて、周囲にアルカ・ノイズの反応は\\n 確認されないそうだから、解散にしましょう。おつかれさま」",
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||||
"201001322_23": "「む、むぅ……」",
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"201001322_24": "「……腕前は人並みと言ってしまった手前、\\n 人に振る舞える程度の技術を身につけなくては」",
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"201001322_25": "「何、今の時代は便利なものだ。\\n 少し調べれば初心者用のレシピ集が簡単に手に入るッ!」",
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||||
"201001322_26": "「『メッチャ簡単味噌汁の作り方』。フッ、題名に偽りなし。\\n 料理初心者のわたしでもどうにか作れたぞ」",
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||||
"201001322_27": "「さて、グツグツと煮立っているし、もう大丈夫だろう。\\n そろそろ味見をしてみるか……む……」",
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||||
"201001322_28": "「油揚げが――全部繋がっているだとッ!<speed=0.5>?</speed>\\n 何故だッ!? わたしはきちんと切ったはず――」 ",
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"201001322_29": "「……いや、思い出したぞ。油抜き……とやらをした時、\\n 跳ねた熱湯の熱さに気を取られ、きちんと見ていなかった……」",
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||||
"201001322_30": "「それに包丁で切る時の『猫の手』とやらが良く分からず、\\n おざなりになってしまった事実も疑いようがない……」",
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||||
"201001322_31": "「……くッ<speed=0.5>!</speed> 影縫いならば目標へと寸分違わず短刀を\\n 突き立てることができると言うのに!」",
|
||||
"201001322_32": "「だが、大根はどうだッ! 桂剥きの腕は落ちていなかったッ<speed=0.5>!</speed>\\n こちらは上手く切れた自信があるぞ――ぐッ!?」",
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||||
"201001322_33": "「……原型が……ない?」",
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||||
"201001322_34": "「食べやすい大きさとあったから、小さくしたのだが……、\\n まさか、細かくしすぎてしまったのか……?」",
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"201001322_35": "「……いいや、落ち込むのは早いぞ、風鳴翼。\\n 問題は味だッ! 味さえ良ければ問題はあるまいッ!」",
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||||
"201001322_36": "「フッ、高級な味噌をたっぷりと使ったからな。\\n 不味いはずが――」",
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||||
"201001322_37": "「ずずず……むッ!?」",
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||||
"201001322_38": "「……何故だ」",
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||||
"201001322_39": "「わたしの未熟な腕では『メッチャ簡単味噌汁』すら、\\n 満足に作れないというのか……」"
|
||||
}
|
|
@ -1,3 +1,3 @@
|
|||
{
|
||||
"201001411_0": "バトルプレリュード"
|
||||
{
|
||||
"201001411_0": "バトルプレリュード"
|
||||
}
|
|
@ -1,8 +1,8 @@
|
|||
{
|
||||
"201001412_0": "「……くッ、敵は飛行型が多いのかッ!」",
|
||||
"201001412_1": "「地上の敵を相手しようにも……こうも空中からの一撃離脱を\\n 続けられては――ままならないッ!」",
|
||||
"201001412_2": "「頭上を抑えての、中長距離からの攻撃……。\\n ……まさか、わたしの不得意な戦闘方法が選ばれているのか?」",
|
||||
"201001412_3": "「――ッ<speed=0.5>!</speed> だとすれば、雪音も……ッ!?」",
|
||||
"201001412_4": "「雪音ッ<speed=0.5>!</speed> 司令ッ<speed=0.5>!</speed> \\n ……くッ! こんな時に通信障害とはッ!」",
|
||||
"201001412_5": "「だが、これで確信に近くなった!\\n 仮にわたしの考え通りと言うのならば……ッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201001412_0": "「……くッ、敵は飛行型が多いのかッ!」",
|
||||
"201001412_1": "「地上の敵を相手しようにも……こうも空中からの一撃離脱を\\n 続けられては――ままならないッ!」",
|
||||
"201001412_2": "「頭上を抑えての、中長距離からの攻撃……。\\n ……まさか、わたしの不得意な戦闘方法が選ばれているのか?」",
|
||||
"201001412_3": "「――ッ<speed=0.5>!</speed> だとすれば、雪音も……ッ!?」",
|
||||
"201001412_4": "「雪音ッ<speed=0.5>!</speed> 司令ッ<speed=0.5>!</speed> \\n ……くッ! こんな時に通信障害とはッ!」",
|
||||
"201001412_5": "「だが、これで確信に近くなった!\\n 仮にわたしの考え通りと言うのならば……ッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,10 +1,10 @@
|
|||
{
|
||||
"201001422_0": "「ちぃ……ッ! 距離を取らせてくれねーのかよッ<speed=0.5>!</speed> \\n あたしは籠の鳥とでも言いたいのかッ!?」",
|
||||
"201001422_1": "「こっちがアウトレンジ中心なのを知ってか知らずか、\\n しつこすぎるってのッ! ストーカーかッ!」",
|
||||
"201001422_2": "「1対1なら接近戦でも何とかなるが、\\n ハジキじゃどう考えたって限界が――あ」",
|
||||
"201001422_3": "「……待てよ。こいつら、あたしの弱点を分かってて……?\\n でないと説明もつきやしねえ……」",
|
||||
"201001422_4": "「――ッ! だとしたら、あっちも……ッ!<speed=0.5>?</speed>\\n おいッ! 誰か応答しやがれッ!」",
|
||||
"201001422_5": "「……マジか、肝心な時に通信機が使いモンにならねぇ。\\n けど、こいつも敵の作戦って言うのなら――」",
|
||||
"201001422_6": "「だったら、やることはひとつッ!」",
|
||||
"201001422_7": "「おい、アルカ・ノイズども、あたしはこっちだッ!\\n しっかりケツに張りついてこいよぉッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201001422_0": "「ちぃ……ッ! 距離を取らせてくれねーのかよッ<speed=0.5>!</speed> \\n あたしは籠の鳥とでも言いたいのかッ!?」",
|
||||
"201001422_1": "「こっちがアウトレンジ中心なのを知ってか知らずか、\\n しつこすぎるってのッ! ストーカーかッ!」",
|
||||
"201001422_2": "「1対1なら接近戦でも何とかなるが、\\n ハジキじゃどう考えたって限界が――あ」",
|
||||
"201001422_3": "「……待てよ。こいつら、あたしの弱点を分かってて……?\\n でないと説明もつきやしねえ……」",
|
||||
"201001422_4": "「――ッ! だとしたら、あっちも……ッ!<speed=0.5>?</speed>\\n おいッ! 誰か応答しやがれッ!」",
|
||||
"201001422_5": "「……マジか、肝心な時に通信機が使いモンにならねぇ。\\n けど、こいつも敵の作戦って言うのなら――」",
|
||||
"201001422_6": "「だったら、やることはひとつッ!」",
|
||||
"201001422_7": "「おい、アルカ・ノイズども、あたしはこっちだッ!\\n しっかりケツに張りついてこいよぉッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,20 +1,20 @@
|
|||
{
|
||||
"201001431_0": "「そうだ、ついてこいッ!」",
|
||||
"201001431_1": "(もし、わたしの考えが正しいのならば、雪音は――)",
|
||||
"201001431_2": "「こっちだッ!」",
|
||||
"201001431_3": "(もし、あたしの読みが当たってるなら<speed=0.5>――</speed>いたッ!)",
|
||||
"201001431_4": "「――雪音ッ!」",
|
||||
"201001431_5": "「――言われなくてもわかってらぁッ!」",
|
||||
"201001431_6": "<size=35>「はあああ――ッ!」\\n「おらあああああぁッ!」</size>",
|
||||
"201001431_7": "「待たせてしまったようだな」",
|
||||
"201001431_8": "「へっ、それはこっちのセリフだッ!」",
|
||||
"201001431_9": "「しっかし、よくもこれだけ大量のアルカ・ノイズを\\n 引き連れてきたもんだな」",
|
||||
"201001431_10": "「雪音を追い回してきたものと合わせれば、\\n 数はほぼ倍……ならば、問題は無いな」",
|
||||
"201001431_11": "「はんッ<speed=0.5>!</speed> 向こうは足し算、こっちは掛け算だ。\\n 格が違うんだよッ!」",
|
||||
"201001431_12": "「ああ。わたしの剣と雪音の銃。互いを知り尽くしたわたしたちの\\n コンビネーションがあれば、アルカ・ノイズなど恐るるに足らずだ」",
|
||||
"201001431_13": "「バッ――し、知り尽くしたとか言うなッ!」",
|
||||
"201001431_14": "「……? わたしは何かおかしいことでも言ったか?」",
|
||||
"201001431_15": "「分かってねえのかよ……ああもう、さっさと片づけるぞッ!\\n 足を引っ張んなよッ!」",
|
||||
"201001431_16": "「言われるまでもない。\\n ――背中は預けたぞ、雪音ッ!」",
|
||||
"201001431_17": "「ああ、任されてやらぁッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201001431_0": "「そうだ、ついてこいッ!」",
|
||||
"201001431_1": "(もし、わたしの考えが正しいのならば、雪音は――)",
|
||||
"201001431_2": "「こっちだッ!」",
|
||||
"201001431_3": "(もし、あたしの読みが当たってるなら<speed=0.5>――</speed>いたッ!)",
|
||||
"201001431_4": "「――雪音ッ!」",
|
||||
"201001431_5": "「――言われなくてもわかってらぁッ!」",
|
||||
"201001431_6": "<size=35>「はあああ――ッ!」\\n「おらあああああぁッ!」</size>",
|
||||
"201001431_7": "「待たせてしまったようだな」",
|
||||
"201001431_8": "「へっ、それはこっちのセリフだッ!」",
|
||||
"201001431_9": "「しっかし、よくもこれだけ大量のアルカ・ノイズを\\n 引き連れてきたもんだな」",
|
||||
"201001431_10": "「雪音を追い回してきたものと合わせれば、\\n 数はほぼ倍……ならば、問題は無いな」",
|
||||
"201001431_11": "「はんッ<speed=0.5>!</speed> 向こうは足し算、こっちは掛け算だ。\\n 格が違うんだよッ!」",
|
||||
"201001431_12": "「ああ。わたしの剣と雪音の銃。互いを知り尽くしたわたしたちの\\n コンビネーションがあれば、アルカ・ノイズなど恐るるに足らずだ」",
|
||||
"201001431_13": "「バッ――し、知り尽くしたとか言うなッ!」",
|
||||
"201001431_14": "「……? わたしは何かおかしいことでも言ったか?」",
|
||||
"201001431_15": "「分かってねえのかよ……ああもう、さっさと片づけるぞッ!\\n 足を引っ張んなよッ!」",
|
||||
"201001431_16": "「言われるまでもない。\\n ――背中は預けたぞ、雪音ッ!」",
|
||||
"201001431_17": "「ああ、任されてやらぁッ!」"
|
||||
}
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|
@ -1,56 +1,56 @@
|
|||
{
|
||||
"201001511_0": "白衣の診察",
|
||||
"201001511_1": "「おっつかれさっまデースッ!\\n メディカルチェックにきたデースッ!」",
|
||||
"201001511_2": "「……あれ? スタッフの人がいないね」",
|
||||
"201001511_3": "「みたいデスね……お<speed=0.5>?</speed> おおおおッ!<speed=0.5>?</speed>\\n 調、調ッ! これを見るデスッ!」",
|
||||
"201001511_4": "「? 何を見つけたの切ちゃん<speed=0.5>?</speed>\\n ……これって、ナース服?」",
|
||||
"201001511_5": "「サイズも……アタシたちにピッタリ合いそうデスッ!\\n どうデス? きっと調になら似合うデスッ!」",
|
||||
"201001511_6": "「……切ちゃんも着てくれるなら」",
|
||||
"201001511_7": "「もちろん着るデスッ!\\n アタシはナースになって、調を診察するデスッ!」",
|
||||
"201001511_8": "「それは変だよ。看護師が看護師を診察するなんて。\\n 診察するなら、やっぱり患者さんがいないと」",
|
||||
"201001511_9": "「ああう……さいデスか……<speed=0.5>。</speed>\\n ……だったらまずは患者を見つけてくるデスッ!」",
|
||||
"201001511_10": "「すみません……体調が悪くて……」",
|
||||
"201001511_11": "「なんとッ! 患者、発見デースッ!」",
|
||||
"201001511_12": "「えッ!?」",
|
||||
"201001511_13": "「フフ、カモネギだね、切ちゃん。\\n それじゃあ早速ナース服に着替えて――」",
|
||||
"201001511_14": "「……あ」",
|
||||
"201001511_15": "「……え?」",
|
||||
"201001511_16": "「な、何見てるデスか――ッ!」",
|
||||
"201001511_17": "「――覗き見、禁止」",
|
||||
"201001511_18": "「――うわあッ!<speed=0.5>?</speed> うーん……」",
|
||||
"201001511_19": "「……むッ、むーッ!?」",
|
||||
"201001511_20": "「フフ、お目覚めみたいデスね。\\n ……そのまま静かにしてるデス」",
|
||||
"201001511_21": "「これでゆっくり診察できるね。\\n それじゃあ、始めようか――」",
|
||||
"201001511_22": "「はーい、お加減はいかがデスか?」",
|
||||
"201001511_23": "「息を吸ってー、吐いてー<speed=0.5>。</speed>\\n ……猿ぐつわのままだと、ちゃんと息吸えてるか分からないね」",
|
||||
"201001511_24": "「……むぐッ、むーッ!?」",
|
||||
"201001511_25": "「うーん、患者も困惑しているみたいデスね。\\n まあいいデス。次はどんな診察をするデスか?」",
|
||||
"201001511_26": "「普通なら、体温測ったり……着替えさせたり?」",
|
||||
"201001511_27": "「だったら、まずは検温デースッ!\\n ええと、体温計はーと……」",
|
||||
"201001511_28": "「んー<speed=0.5>……</speed>ぴたっ」",
|
||||
"201001511_29": "「――ッ!?」",
|
||||
"201001511_30": "「――って<speed=0.5>、</speed><speed=0.01>デデデデースッ!?」</speed>",
|
||||
"201001511_31": "「切ちゃん、静かに。\\n うるさくすると体温が分からない」",
|
||||
"201001511_32": "「じゃじゃじゃなくてッ<speed=0.5>!</speed>\\n しししし調ッ!<speed=0.5>?</speed> 何してるデスかーッ!?」",
|
||||
"201001511_33": "「何って、おでこで体温測ってるんだよ。\\n ……んー、少し熱があるみたい」",
|
||||
"201001511_34": "「調が……調が……破廉恥なことしてるデス……」",
|
||||
"201001511_35": "「……切ちゃん、しっかりして。\\n 看護師のわたしたちが動揺したら患者さんが不安になる」",
|
||||
"201001511_36": "「はッ<speed=0.5>!</speed> そ、そうデス。今のアタシは看護師デス……!\\n もう大丈夫デスッ!」",
|
||||
"201001511_37": "「それじゃあ切ちゃん。\\n この患者さんはどうすれば良いと思う?」",
|
||||
"201001511_38": "「……決まってるデス――手術しかないデスよッ!\\n このまま切り刻んでやるデスッ!」",
|
||||
"201001511_39": "「むぐッ!?」",
|
||||
"201001511_40": "「待って、この患者さんは熱があるんだよ?\\n なのに手術なの?」",
|
||||
"201001511_41": "「当然デスッ! 調のおでこを味わった患者さんは、\\n 手術しかないデスッ! デストロイなのデスッ!」",
|
||||
"201001511_42": "「切ちゃんがそこまで言うなら、そうしようか」",
|
||||
"201001511_43": "「むぐ――ッ!? むーッ、むーッ!?」",
|
||||
"201001511_44": "「フフ、許可は得たデス……覚悟するのデス……」",
|
||||
"201001511_45": "「手術なら、道具を準備しないとね。\\n えっと、メスとか……鉗子とか……」",
|
||||
"201001511_46": "「――むぐッ、むーッ! むぐーッ!」",
|
||||
"201001511_47": "「あっ、逃げようとしてるデスッ!」",
|
||||
"201001511_48": "「逃がさない……ッ!」",
|
||||
"201001511_49": "「むぐッ!<speed=0.5>?</speed> むー……ッ……」",
|
||||
"201001511_50": "「あ……」",
|
||||
"201001511_51": "「……ちょっとやりすぎちゃったデスかね」",
|
||||
"201001511_52": "「うん、そんなに熱は無かったから大丈夫だと思うけど……\\n 切ちゃん、スタッフさん呼びに行こう」",
|
||||
"201001511_53": "「そうデスね」"
|
||||
{
|
||||
"201001511_0": "白衣の診察",
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|
||||
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|
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"201001522_51": "「……ちょっとやりすぎちゃったデスかね」",
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|
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"201001522_6": "「……切ちゃんも着てくれるなら」",
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|
||||
"201001522_12": "「えッ!?」",
|
||||
"201001522_13": "「ふふ、カモネギだね、切ちゃん。\\n それじゃあ早速ナース服に着替えて――」",
|
||||
"201001522_14": "「……あ」",
|
||||
"201001522_15": "「……え?」",
|
||||
"201001522_16": "「な、何見てるデスか――ッ!」",
|
||||
"201001522_17": "「――覗き見、禁止」",
|
||||
"201001522_18": "「――うわあッ!? うーん……」",
|
||||
"201001522_19": "「……むッ、むーッ!?」",
|
||||
"201001522_20": "「ふふふ、お目覚めみたいデスね。\\n ……そのまま静かにしてるデス」",
|
||||
"201001522_21": "「これでゆっくり診察できるね。\\n それじゃあ、始めようか――」",
|
||||
"201001522_22": "「はーい、お加減はいかがデスか?」",
|
||||
"201001522_23": "「息を吸ってー、吐いてー。\\n ……猿ぐつわのままだと、ちゃんと息吸えてるか分からないね」",
|
||||
"201001522_24": "「……むぐッ、むーッ!?」",
|
||||
"201001522_25": "「うーん、患者も困惑しているみたいデスね。\\n まあいいデス。次はどんな診察にするデスかね?」",
|
||||
"201001522_26": "「普通なら、体温測ったり……着替えさせたり?」",
|
||||
"201001522_27": "「だったら、まずは検温デースッ!\\n ええと、体温計はーと……」",
|
||||
"201001522_28": "「んー……ぴたっ」",
|
||||
"201001522_29": "「――ッ!?」",
|
||||
"201001522_30": "「――って、デデデデースッ!?」",
|
||||
"201001522_31": "「切ちゃん、静かに。\\n うるさくすると体温分からない」",
|
||||
"201001522_32": "「じゃじゃじゃなくてッ!\\n しししし調ッ!? 何してるデスかーッ!?」",
|
||||
"201001522_33": "「何って、おでこで体温測ってるんだよ。\\n ……んー、少し熱があるみたい」",
|
||||
"201001522_34": "「調が……調が……破廉恥なことしてるデス……」",
|
||||
"201001522_35": "「……切ちゃん、しっかりして。\\n 看護師のわたしたちが動揺したら患者さんが不安になる」",
|
||||
"201001522_36": "「はッ! そ、そうデス。今のアタシは看護師デス……!\\n 切ちゃん、ありがとう、もう大丈夫デスッ!」",
|
||||
"201001522_37": "「それじゃあ切ちゃん。\\n この患者さんはどうすれば良いと思う?」",
|
||||
"201001522_38": "「……決まってるデス――手術しかないデスよッ!\\n このまま切り刻んでやるデスッ!」",
|
||||
"201001522_39": "「むぐッ!?」",
|
||||
"201001522_40": "「待って、この患者さんは熱があるんだよ?\\n なのに手術なの?」",
|
||||
"201001522_41": "「当然デスッ! 調のおでこを味わった患者さんは、\\n 手術しかないデスッ! デストロイなのデスッ!」",
|
||||
"201001522_42": "「むぐ――ッ!? むーッ、むーッ!?」",
|
||||
"201001522_43": "「切ちゃんがそこまで言うなら、そうしようか」",
|
||||
"201001522_44": "「フフフ、許可は得たのデス……覚悟するのデス……」",
|
||||
"201001522_45": "「手術なら、道具を準備しないとね。\\n えっと、メスとか……鉗子とか……」",
|
||||
"201001522_46": "「――むぐッ、むーッ! むぐーッ!」",
|
||||
"201001522_47": "「あっ、逃げようとしてるデスッ!」",
|
||||
"201001522_48": "「逃がさない……ッ!」",
|
||||
"201001522_49": "「むぐッ!? むー……ッ……」",
|
||||
"201001522_50": "「あ……」",
|
||||
"201001522_51": "「……ちょっとやりすぎちゃったデスかね」",
|
||||
"201001522_52": "「うん、そんなに熱は無かったから大丈夫だと思うけど……\\n 切ちゃん、スタッフさん呼びに行こう」",
|
||||
"201001522_53": "「そうデスね」"
|
||||
}
|
|
@ -1,3 +1,3 @@
|
|||
{
|
||||
"201001611_0": "ツインギター"
|
||||
{
|
||||
"201001611_0": "ツインギター"
|
||||
}
|
|
@ -1,8 +1,8 @@
|
|||
{
|
||||
"201001621_0": "「ふー。調ちゃん、お疲れ様ッ!」",
|
||||
"201001621_1": "「いえ、こちらこそ胸をお借りしました」",
|
||||
"201001621_2": "「色々と組み合わせを変えての訓練というのも、\\n 新たな発見が見つかって興味深いものだな」",
|
||||
"201001621_3": "「意識しないと、自然と慣れた組み合わせになっちゃうものね」",
|
||||
"201001621_4": "「だが、そうも言ってられない時があるかもしれないからな。\\n よし、次はあたしたちだッ! 準備はいいかッ!」",
|
||||
"201001621_5": "「バッチリデスッ! やるデスよッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201001621_0": "「ふー。調ちゃん、お疲れ様ッ!」",
|
||||
"201001621_1": "「いえ、こちらこそ胸をお借りしました」",
|
||||
"201001621_2": "「色々と組み合わせを変えての訓練というのも、\\n 新たな発見が見つかって興味深いものだな」",
|
||||
"201001621_3": "「意識しないと、自然と慣れた組み合わせになっちゃうものね」",
|
||||
"201001621_4": "「だが、そうも言ってられない時があるかもしれないからな。\\n よし、次はあたしたちだッ! 準備はいいかッ!」",
|
||||
"201001621_5": "「バッチリデスッ! やるデスよッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,44 +1,44 @@
|
|||
{
|
||||
"201001622_0": "「ちッ……どうも上手くいかねーなぁ……」",
|
||||
"201001622_1": "「デス……」",
|
||||
"201001622_2": "「動きは悪くないのだけれど、どうも連携が取れていないわね」",
|
||||
"201001622_3": "「互いが互いを気にしすぎていて、\\n 戦いに集中しきれていなかったように見えたな」",
|
||||
"201001622_4": "「2人とも優しいから、\\n どうしても相手をフォローしようと意識しちゃうんですよね」",
|
||||
"201001622_5": "「バ、バカッ<speed=0.5>!</speed> 優しいとかそんなんじゃねーッ<speed=0.5>!</speed>\\n あたしは、先輩として後輩を気にしてただけだッ!」",
|
||||
"201001622_6": "「うう、なんとなく感覚がズレるデス……。\\n 調とならいつでも完璧なのに……」",
|
||||
"201001622_7": "「決して悪いスコアではないんだけれど、\\n もう少しハイスコアを目指せるはず」",
|
||||
"201001622_8": "「だったら、どうすればいいデスか?」",
|
||||
"201001622_9": "「あなたたちは、もっとお互いのことを知ったほうが良いわ」",
|
||||
"201001622_10": "「わたしと立花、それに雪音、お前だって。\\n 互いを知ることで息が合うようになっただろう?」",
|
||||
"201001622_11": "「わたしと切ちゃんのコンビは、互いのことを良く知ってる\\n から。だから、2人もお互いのことを良く知れば……」",
|
||||
"201001622_12": "「相手の事を知るって言ったってな……」",
|
||||
"201001622_13": "「結構一緒にいることは多いから、\\n 知らない仲ではないと思うデス……」",
|
||||
"201001622_14": "「そうだッ! それなら、2人で音楽とかやってみるのは\\n どうかな? 音楽院の学生なんだしッ!」",
|
||||
"201001622_15": "「音楽か……確かに互いを知るには良いかもしれねーな」",
|
||||
"201001622_16": "「アタシも賛成デースッ!\\n どうせならカッコいいのが良いデスね」",
|
||||
"201001622_17": "「よし、帰ったらやってみるかッ!」",
|
||||
"201001622_18": "「了解デースッ!」",
|
||||
"201001622_19": "「く~ッ<speed=0.5>!</speed>\\n やっぱり6弦から迸る感情の響きはたまらねぇ……ッ!」",
|
||||
"201001622_20": "「激しく心をかき乱されるデースッ<speed=0.5>!</speed> ……ところで、\\n 借りてきたは良いデスが……ギター、弾けるデスか?」",
|
||||
"201001622_21": "「あ? お前はどうなんだよ?」",
|
||||
"201001622_22": "「それはもちろん……」",
|
||||
"201001622_23": "「弾けるわけないデスッ!」",
|
||||
"201001622_24": "「だよなぁ。弾けたら自分でギターくらい持ってるよな」",
|
||||
"201001622_25": "「カッコだけじゃないデスか~」",
|
||||
"201001622_26": "「おうッ! カッコだけで結構ッ!」 ",
|
||||
"201001622_27": "「おお、ロックデス……」",
|
||||
"201001622_28": "「……こういうのもロックって言うのか? ま、いいや。\\n それよか、せっかくだから練習するぞッ!」",
|
||||
"201001622_29": "「そうなると思って、\\n 初心者用の教本も貸してもらったデースッ!」",
|
||||
"201001622_30": "「へッ! 分かってるじゃねーかッ! こりゃもう、\\n シミュレータのコンビ練でも十分やれるんじゃないか?」",
|
||||
"201001622_31": "「いいえ、まだまだデス……ッ!\\n ここでふたりのギグを完成させないことには……ッ!」",
|
||||
"201001622_32": "「熱いじゃねーかッ! ロックだなッ! ――よしッ<speed=0.5>!</speed>\\n 何か一曲でも弾けるようになってやろうじゃねぇかッ!」",
|
||||
"201001622_33": "「先ずは基本フォームと握りから……む、意外と難しいな。\\n 指番号……なるほど、弦と対応してるのか」",
|
||||
"201001622_34": "「プロは簡単にやってのけるデスが、\\n この動きを高速でとなると難しそうデス……」",
|
||||
"201001622_35": "「へこたれんなッ<speed=0.5>!</speed>\\n 始めたばかりで上手くいくはずないだろッ!」",
|
||||
"201001622_36": "「そうデスッ! 最初は失敗はつきものデスッ!\\n がんばってコードを覚えるデスッ!」",
|
||||
"201001622_37": "「へへ、その意気だッ<speed=0.5>!</speed>\\n よし、試しに一緒に弾いてみるぞッ!」",
|
||||
"201001622_38": "「いくデスよ……せーのッ!」",
|
||||
"201001622_39": "「おおッ! すごく良い感じだったデスッ!」",
|
||||
"201001622_40": "「この調子で、シークレットギグを成功させるぞッ!」",
|
||||
"201001622_41": "「お供するデースッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201001622_0": "「ちッ……どうも上手くいかねーなぁ……」",
|
||||
"201001622_1": "「デス……」",
|
||||
"201001622_2": "「動きは悪くないのだけれど、どうも連携が取れていないわね」",
|
||||
"201001622_3": "「互いが互いを気にしすぎていて、\\n 戦いに集中しきれていなかったように見えたな」",
|
||||
"201001622_4": "「2人とも優しいから、\\n どうしても相手をフォローしようと意識しちゃうんですよね」",
|
||||
"201001622_5": "「バ、バカッ<speed=0.5>!</speed> 優しいとかそんなんじゃねーッ<speed=0.5>!</speed>\\n あたしは、先輩として後輩を気にしてただけだッ!」",
|
||||
"201001622_6": "「うう、なんとなく感覚がズレるデス……。\\n 調とならいつでも完璧なのに……」",
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"201001622_7": "「決して悪いスコアではないんだけれど、\\n もう少しハイスコアを目指せるはず」",
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||||
"201001622_8": "「だったら、どうすればいいデスか?」",
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||||
"201001622_9": "「あなたたちは、もっとお互いのことを知ったほうが良いわ」",
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||||
"201001622_10": "「わたしと立花、それに雪音、お前だって。\\n 互いを知ることで息が合うようになっただろう?」",
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"201001622_11": "「わたしと切ちゃんのコンビは、互いのことを良く知ってる\\n から。だから、2人もお互いのことを良く知れば……」",
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"201001622_12": "「相手の事を知るって言ったってな……」",
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"201001622_13": "「結構一緒にいることは多いから、\\n 知らない仲ではないと思うデス……」",
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"201001622_14": "「そうだッ! それなら、2人で音楽とかやってみるのは\\n どうかな? 音楽院の学生なんだしッ!」",
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"201001622_15": "「音楽か……確かに互いを知るには良いかもしれねーな」",
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"201001622_16": "「アタシも賛成デースッ!\\n どうせならカッコいいのが良いデスね」",
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||||
"201001622_17": "「よし、帰ったらやってみるかッ!」",
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"201001622_18": "「了解デースッ!」",
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||||
"201001622_19": "「く~ッ<speed=0.5>!</speed>\\n やっぱり6弦から迸る感情の響きはたまらねぇ……ッ!」",
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"201001622_20": "「激しく心をかき乱されるデースッ<speed=0.5>!</speed> ……ところで、\\n 借りてきたは良いデスが……ギター、弾けるデスか?」",
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"201001622_21": "「あ? お前はどうなんだよ?」",
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"201001622_22": "「それはもちろん……」",
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"201001622_23": "「弾けるわけないデスッ!」",
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"201001622_24": "「だよなぁ。弾けたら自分でギターくらい持ってるよな」",
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"201001622_25": "「カッコだけじゃないデスか~」",
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"201001622_26": "「おうッ! カッコだけで結構ッ!」 ",
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"201001622_27": "「おお、ロックデス……」",
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"201001622_28": "「……こういうのもロックって言うのか? ま、いいや。\\n それよか、せっかくだから練習するぞッ!」",
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"201001622_29": "「そうなると思って、\\n 初心者用の教本も貸してもらったデースッ!」",
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"201001622_30": "「へッ! 分かってるじゃねーかッ! こりゃもう、\\n シミュレータのコンビ練でも十分やれるんじゃないか?」",
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"201001622_31": "「いいえ、まだまだデス……ッ!\\n ここでふたりのギグを完成させないことには……ッ!」",
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"201001622_32": "「熱いじゃねーかッ! ロックだなッ! ――よしッ<speed=0.5>!</speed>\\n 何か一曲でも弾けるようになってやろうじゃねぇかッ!」",
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||||
"201001622_33": "「先ずは基本フォームと握りから……む、意外と難しいな。\\n 指番号……なるほど、弦と対応してるのか」",
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||||
"201001622_34": "「プロは簡単にやってのけるデスが、\\n この動きを高速でとなると難しそうデス……」",
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||||
"201001622_35": "「へこたれんなッ<speed=0.5>!</speed>\\n 始めたばかりで上手くいくはずないだろッ!」",
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||||
"201001622_36": "「そうデスッ! 最初は失敗はつきものデスッ!\\n がんばってコードを覚えるデスッ!」",
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||||
"201001622_37": "「へへ、その意気だッ<speed=0.5>!</speed>\\n よし、試しに一緒に弾いてみるぞッ!」",
|
||||
"201001622_38": "「いくデスよ……せーのッ!」",
|
||||
"201001622_39": "「おおッ! すごく良い感じだったデスッ!」",
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||||
"201001622_40": "「この調子で、シークレットギグを成功させるぞッ!」",
|
||||
"201001622_41": "「お供するデースッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,37 +1,37 @@
|
|||
{
|
||||
"201001711_0": "2人だけのパジャマパーティー",
|
||||
"201001711_1": "「たっだいま~ッ!」",
|
||||
"201001711_2": "「おかえりなさい。\\n 今日は早かったね」",
|
||||
"201001711_3": "「うんッ<speed=0.5>!</speed> 訓練を少ししただけだったからねッ<speed=0.5>!</speed>\\n はー、おなかぺっこぺこだよーッ!」",
|
||||
"201001711_4": "「くす、少ししか訓練してないのに?」",
|
||||
"201001711_5": "「少しでも全力だもんッ!」",
|
||||
"201001711_6": "「だったら、何か食べに行こうか」",
|
||||
"201001711_7": "「だったら、ふらわーがいいな。\\n 一緒にお好み焼きを食べよッ!」",
|
||||
"201001711_8": "「ふらわーか。うん、いいね。\\n わたしも久しぶりに食べたくなっていたところ」",
|
||||
"201001711_9": "「へへ、わたしたち通じ合ってる~ッ!」",
|
||||
"201001711_10": "「そしたら、響も準備しないと。\\n ほら、着替え出してあげるから、制服着替えて」",
|
||||
"201001711_11": "「は~いッ<speed=0.5>!</speed>\\n ふふ~ん、未来とふらわーでお好み焼き~♪」",
|
||||
"201001711_12": "「もう、響ったらはしゃぎすぎ。フフ」",
|
||||
"201001711_13": "「は~、ふらわーのお好み焼きは美味しかったし、\\n 未来とのお風呂も楽しかったし、余は満足じゃ~」",
|
||||
"201001711_14": "「響ったら、ゴロゴロして。\\n 牛になっちゃうよ? ほら、この辺りとか……」",
|
||||
"201001711_15": "「わひゃッ!<speed=0.5>?</speed> も、もう、未来ったら~。\\n 急に触ってきたらびっくりするよ~」",
|
||||
"201001711_16": "「明日は学校の用事で早いんじゃないの?\\n まだ寝なくて大丈夫?」",
|
||||
"201001711_17": "「大丈夫。わたしは響みたいに寝坊はしないし、\\n 今日はもう少しこうしていたいの」",
|
||||
"201001711_18": "「未来は甘えん坊さんなところあるよねー。\\n いつもはしっかり者なのに」",
|
||||
"201001711_19": "「誰かさんがおっちょこちょいだから、\\n その分、しっかりしないといけないの<speed=0.5>……</speed>ん? あれ?」",
|
||||
"201001711_20": "「な、なに、未来。人のお腹撫で回したりして……」",
|
||||
"201001711_21": "「……響、いつの間に、この辺のお肉なくしちゃったの?」",
|
||||
"201001711_22": "「なくなってる? ――はッ<speed=0.5>!</speed>\\n 訓練の成果がこんなところにもッ!?」",
|
||||
"201001711_23": "「この辺とかも細くなってるし――えいッ!」",
|
||||
"201001711_24": "「うひゃあッ!<speed=0.5>?</speed> あは、あははははッ! そこダメッ<speed=0.5>!</speed>\\n 未来、やめて~ッ! そこくすぐったいよ~ッ!」",
|
||||
"201001711_25": "「やめません。今日はこのまま、\\n 響の体をすみずみまで調べてやるんだから~ッ!」",
|
||||
"201001711_26": "「むむむ、そっちがその気なら、わたしだって――えーいッ<speed=0.5>!</speed>\\n 未来の体を調べ返しちゃおっとッ!」",
|
||||
"201001711_27": "「きゃッ!<speed=0.5>?</speed> も、もうッ<speed=0.5>!</speed>\\n 変なところ触らないのッ!」",
|
||||
"201001711_28": "「フフ、ここが未来の弱点なんだよね~。――って<speed=0.5>、</speed>\\n <speed=0.01>にょわあああああああッ!?」</speed>",
|
||||
"201001711_29": "「弱点って意味なら、わたしだって響の弱点は\\n ぜーんぶ知ってるんだからね」",
|
||||
"201001711_30": "「だったら、やられる前にやってやる~ッ!」",
|
||||
"201001711_31": "「やれるもんならやってみなさ~いッ!」",
|
||||
"201001711_32": "「――ぷッ<speed=0.5>!</speed> ははは、あはははははッ!」",
|
||||
"201001711_33": "「……いつまでも、ずっと、ずーっとこうしていようね」",
|
||||
"201001711_34": "「……うん。わたしの居場所はずっと未来の隣だよ」"
|
||||
{
|
||||
"201001711_0": "2人だけのパジャマパーティー",
|
||||
"201001711_1": "「たっだいま~ッ!」",
|
||||
"201001711_2": "「おかえりなさい。\\n 今日は早かったね」",
|
||||
"201001711_3": "「うんッ<speed=0.5>!</speed> 訓練を少ししただけだったからねッ<speed=0.5>!</speed>\\n はー、おなかぺっこぺこだよーッ!」",
|
||||
"201001711_4": "「くす、少ししか訓練してないのに?」",
|
||||
"201001711_5": "「少しでも全力だもんッ!」",
|
||||
"201001711_6": "「だったら、何か食べに行こうか」",
|
||||
"201001711_7": "「だったら、ふらわーがいいな。\\n 一緒にお好み焼きを食べよッ!」",
|
||||
"201001711_8": "「ふらわーか。うん、いいね。\\n わたしも久しぶりに食べたくなっていたところ」",
|
||||
"201001711_9": "「へへ、わたしたち通じ合ってる~ッ!」",
|
||||
"201001711_10": "「そしたら、響も準備しないと。\\n ほら、着替え出してあげるから、制服着替えて」",
|
||||
"201001711_11": "「は~いッ<speed=0.5>!</speed>\\n ふふ~ん、未来とふらわーでお好み焼き~♪」",
|
||||
"201001711_12": "「もう、響ったらはしゃぎすぎ。フフ」",
|
||||
"201001711_13": "「は~、ふらわーのお好み焼きは美味しかったし、\\n 未来とのお風呂も楽しかったし、余は満足じゃ~」",
|
||||
"201001711_14": "「響ったら、ゴロゴロして。\\n 牛になっちゃうよ? ほら、この辺りとか……」",
|
||||
"201001711_15": "「わひゃッ!<speed=0.5>?</speed> も、もう、未来ったら~。\\n 急に触ってきたらびっくりするよ~」",
|
||||
"201001711_16": "「明日は学校の用事で早いんじゃないの?\\n まだ寝なくて大丈夫?」",
|
||||
"201001711_17": "「大丈夫。わたしは響みたいに寝坊はしないし、\\n 今日はもう少しこうしていたいの」",
|
||||
"201001711_18": "「未来は甘えん坊さんなところあるよねー。\\n いつもはしっかり者なのに」",
|
||||
"201001711_19": "「誰かさんがおっちょこちょいだから、\\n その分、しっかりしないといけないの<speed=0.5>……</speed>ん? あれ?」",
|
||||
"201001711_20": "「な、なに、未来。人のお腹撫で回したりして……」",
|
||||
"201001711_21": "「……響、いつの間に、この辺のお肉なくしちゃったの?」",
|
||||
"201001711_22": "「なくなってる? ――はッ<speed=0.5>!</speed>\\n 訓練の成果がこんなところにもッ!?」",
|
||||
"201001711_23": "「この辺とかも細くなってるし――えいッ!」",
|
||||
"201001711_24": "「うひゃあッ!<speed=0.5>?</speed> あは、あははははッ! そこダメッ<speed=0.5>!</speed>\\n 未来、やめて~ッ! そこくすぐったいよ~ッ!」",
|
||||
"201001711_25": "「やめません。今日はこのまま、\\n 響の体をすみずみまで調べてやるんだから~ッ!」",
|
||||
"201001711_26": "「むむむ、そっちがその気なら、わたしだって――えーいッ<speed=0.5>!</speed>\\n 未来の体を調べ返しちゃおっとッ!」",
|
||||
"201001711_27": "「きゃッ!<speed=0.5>?</speed> も、もうッ<speed=0.5>!</speed>\\n 変なところ触らないのッ!」",
|
||||
"201001711_28": "「フフ、ここが未来の弱点なんだよね~。――って<speed=0.5>、</speed>\\n <speed=0.01>にょわあああああああッ!?」</speed>",
|
||||
"201001711_29": "「弱点って意味なら、わたしだって響の弱点は\\n ぜーんぶ知ってるんだからね」",
|
||||
"201001711_30": "「だったら、やられる前にやってやる~ッ!」",
|
||||
"201001711_31": "「やれるもんならやってみなさ~いッ!」",
|
||||
"201001711_32": "「――ぷッ<speed=0.5>!</speed> ははは、あはははははッ!」",
|
||||
"201001711_33": "「……いつまでも、ずっと、ずーっとこうしていようね」",
|
||||
"201001711_34": "「……うん。わたしの居場所はずっと未来の隣だよ」"
|
||||
}
|
|
@ -1,37 +1,37 @@
|
|||
{
|
||||
"201001722_0": "2人だけのパジャマパーティー",
|
||||
"201001722_1": "「たっだいま~ッ!」",
|
||||
"201001722_2": "「おかえりなさい。\\n 今日は早かったね」",
|
||||
"201001722_3": "「うんッ! 訓練を少ししただけだったからねッ!\\n はー、おなかぺっこぺこだよーッ!」",
|
||||
"201001722_4": "「くす、少ししか訓練してないのに?」",
|
||||
"201001722_5": "「少しでも全力だからねッ!」",
|
||||
"201001722_6": "「だったら、何か食べに行こうか」",
|
||||
"201001722_7": "「だったら、ふらわーがいいなッ!\\n 一緒にお好み焼きを食べよッ!」",
|
||||
"201001722_8": "「ふらわーか。うん、いいね。\\n わたしも久しぶりに食べたくなってたところ」",
|
||||
"201001722_9": "「へへ、わたしたち通じ合ってる~ッ!」",
|
||||
"201001722_10": "「そしたら、響も準備しないと。\\n ほら、着替え出してあげるから、制服着替えて」",
|
||||
"201001722_11": "「は~いッ!\\n ふふ~ん、未来とふらわーでお好み焼き~♪」",
|
||||
"201001722_12": "「もう、響ったらはしゃぎすぎ。ふふふ」",
|
||||
"201001722_13": "「は~、ふらわーのお好み焼きは美味しかったし、\\n 未来とのお風呂も楽しかったし、余は満足じゃ~」",
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"201001722_14": "「響ったら、ゴロゴロしちゃって。\\n 牛になっちゃうわよ? ほら、この辺りとか……」",
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"201001722_15": "「わひゃッ!? も、もう、未来ったら~。\\n 急に触ってきたらびっくりするよ~」",
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"201001722_16": "「明日は学校の用事で早いんじゃないの?\\n まだ寝なくて大丈夫?」",
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"201001722_18": "「未来は甘えん坊さんなところあるよねー。\\n いつもはしっかり者なのに」",
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"201001722_19": "「誰かさんがおっちょこちょいだから、\\n その分、しっかりしないといけないの……ん? あれ?」",
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"201001722_20": "「な、なに、未来。人のお腹撫で回したりして……」",
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"201001722_21": "「……響、いつの間に、この辺のお肉なくしちゃったの?」",
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"201001722_22": "「なくなってる? ――はッ!\\n 訓練の成果がこんなところにもッ!?」",
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"201001722_23": "「この辺とかも細くなってるし――えいッ!」",
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"201001722_24": "「うひゃあッ!? あは、あははははッ! そこダメッ!\\n 未来、やめて~ッ! そこくすぐったいよ~ッ!」",
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"201001722_26": "「むむむ、そっちがその気なら、わたしだって――えーいッ!\\n 未来の体を調べ返しちゃおっとッ!」",
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"201001722_27": "「きゃッ!? も、もうッ!\\n 変なところ触らないのッ!」",
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"201001722_28": "「ふふふ、ここが未来の弱点なんだよね~。――って、\\n にょわあああああああッ!?」",
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"201001722_29": "「弱点って意味なら、わたしだって響の弱点は\\n ぜーんぶ知ってるんだからね」",
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"201001722_30": "「だったら、やられる前にやってやる~ッ!」",
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"201001722_31": "「やれるもんならやってみなさ~いッ!」",
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"201001722_32": "「――ぷッ! ははは、あはははははッ!」",
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"201001722_33": "「……いつまでも、ずっと、ずーっとこうしていようね」",
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"201001722_34": "「……うん。わたしの居場所はずっと未来の隣だよ」"
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{
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"201001722_0": "2人だけのパジャマパーティー",
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"201001722_1": "「たっだいま~ッ!」",
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"201001722_2": "「おかえりなさい。\\n 今日は早かったね」",
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||||
"201001722_4": "「くす、少ししか訓練してないのに?」",
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"201001722_5": "「少しでも全力だからねッ!」",
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||||
"201001722_6": "「だったら、何か食べに行こうか」",
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"201001722_7": "「だったら、ふらわーがいいなッ!\\n 一緒にお好み焼きを食べよッ!」",
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||||
"201001722_8": "「ふらわーか。うん、いいね。\\n わたしも久しぶりに食べたくなってたところ」",
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"201001722_9": "「へへ、わたしたち通じ合ってる~ッ!」",
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||||
"201001722_10": "「そしたら、響も準備しないと。\\n ほら、着替え出してあげるから、制服着替えて」",
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"201001722_11": "「は~いッ!\\n ふふ~ん、未来とふらわーでお好み焼き~♪」",
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"201001722_12": "「もう、響ったらはしゃぎすぎ。ふふふ」",
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"201001722_13": "「は~、ふらわーのお好み焼きは美味しかったし、\\n 未来とのお風呂も楽しかったし、余は満足じゃ~」",
|
||||
"201001722_14": "「響ったら、ゴロゴロしちゃって。\\n 牛になっちゃうわよ? ほら、この辺りとか……」",
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||||
"201001722_15": "「わひゃッ!? も、もう、未来ったら~。\\n 急に触ってきたらびっくりするよ~」",
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"201001722_16": "「明日は学校の用事で早いんじゃないの?\\n まだ寝なくて大丈夫?」",
|
||||
"201001722_17": "「大丈夫。わたしは響みたいに寝坊はしないし、\\n 今日はもう少しこうしていたいの」",
|
||||
"201001722_18": "「未来は甘えん坊さんなところあるよねー。\\n いつもはしっかり者なのに」",
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"201001722_19": "「誰かさんがおっちょこちょいだから、\\n その分、しっかりしないといけないの……ん? あれ?」",
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"201001722_20": "「な、なに、未来。人のお腹撫で回したりして……」",
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"201001722_21": "「……響、いつの間に、この辺のお肉なくしちゃったの?」",
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||||
"201001722_22": "「なくなってる? ――はッ!\\n 訓練の成果がこんなところにもッ!?」",
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"201001722_23": "「この辺とかも細くなってるし――えいッ!」",
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"201001722_24": "「うひゃあッ!? あは、あははははッ! そこダメッ!\\n 未来、やめて~ッ! そこくすぐったいよ~ッ!」",
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"201001722_27": "「きゃッ!? も、もうッ!\\n 変なところ触らないのッ!」",
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"201001722_28": "「ふふふ、ここが未来の弱点なんだよね~。――って、\\n にょわあああああああッ!?」",
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"201001722_29": "「弱点って意味なら、わたしだって響の弱点は\\n ぜーんぶ知ってるんだからね」",
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||||
}
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@ -1,29 +1,29 @@
|
|||
{
|
||||
"201001811_0": "艶やかな2人",
|
||||
"201001811_1": "「今回も、たっぷりとファンレターが届いているね」",
|
||||
"201001811_2": "「おお~ッ! さすがはマリアデスッ!」",
|
||||
"201001811_3": "「悪いわね、今日も仕分けを手伝ってもらっちゃって」",
|
||||
"201001811_4": "「ううん、遠慮しないで」",
|
||||
"201001811_5": "「アタシたちだって、\\n マリアのために何かしたいデスからッ!」",
|
||||
"201001811_6": "「2人とも……ありがとう。\\n それじゃあ、いつもみたいにお願いね」",
|
||||
"201001811_7": "「了解」\\n「了解デースッ!」",
|
||||
"201001811_8": "「……うーん」",
|
||||
"201001811_9": "「マリア、どうかしたの?」",
|
||||
"201001811_10": "「正直、こういう内容はもらっても困るのよね」",
|
||||
"201001811_11": "「どんな内容? ……わ、これは」",
|
||||
"201001811_12": "「デデデデースッ!<speed=0.5>?</speed>\\n イチゴパフェもかくやの甘い言葉のオンパレードデスッ!」",
|
||||
"201001811_13": "「……うん、こういうのって、確かに困るよね」",
|
||||
"201001811_14": "「えッ……まさか調も、\\n こういう手紙をもらったことあるデスかッ!?」",
|
||||
"201001811_15": "「一応」",
|
||||
"201001811_16": "「デデデデースッ!<speed=0.5>?</speed> 衝撃の事実デス……ッ!」",
|
||||
"201001811_17": "「2人とももらっているのに、\\n どうしてアタシだけもらったことがないデスか……ッ!?」",
|
||||
"201001811_18": "「そうね……調はぱっと見、おしとやかに見えるところが、\\n この国の男性の好みに合っているのかもしれないわね」",
|
||||
"201001811_19": "「切ちゃんは元気すぎて落ち着きが足りないから、\\n 子供っぽく見られちゃってるのかも……?」",
|
||||
"201001811_20": "「もう少し女性らしく振る舞えたら、\\n 切歌も誰かの目にとまるかもしれないわね」",
|
||||
"201001811_21": "「女性らしく、デスか……」",
|
||||
"201001811_22": "「でも、知らない誰かに好かれたいの?」",
|
||||
"201001811_23": "「知らない誰かかどうかなんて、どうでもいいんデスッ<speed=0.5>!</speed>\\n でも、アタシだけお子様に見られるのは我慢ならないデスッ!」",
|
||||
"201001811_24": "「そういうところが、お子様に見られちゃうんじゃ……」",
|
||||
"201001811_25": "「これは、アルカ・ノイズの……2人とも、仕分けはここまでッ<speed=0.5>!</speed>\\n 出撃よッ!」",
|
||||
"201001811_26": "「うんッ!」\\n「……やってやるデスッ!」"
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"201001811_0": "艶やかな2人",
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"201001811_1": "「今回も、たっぷりとファンレターが届いているね」",
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"201001811_2": "「おお~ッ! さすがはマリアデスッ!」",
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"201001811_3": "「悪いわね、今日も仕分けを手伝ってもらっちゃって」",
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"201001811_4": "「ううん、遠慮しないで」",
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"201001811_5": "「アタシたちだって、\\n マリアのために何かしたいデスからッ!」",
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"201001811_6": "「2人とも……ありがとう。\\n それじゃあ、いつもみたいにお願いね」",
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"201001811_7": "「了解」\\n「了解デースッ!」",
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"201001811_8": "「……うーん」",
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"201001811_9": "「マリア、どうかしたの?」",
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"201001811_10": "「正直、こういう内容はもらっても困るのよね」",
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"201001811_11": "「どんな内容? ……わ、これは」",
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"201001811_14": "「えッ……まさか調も、\\n こういう手紙をもらったことあるデスかッ!?」",
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"201001811_15": "「一応」",
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"201001811_16": "「デデデデースッ!<speed=0.5>?</speed> 衝撃の事実デス……ッ!」",
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"201001811_17": "「2人とももらっているのに、\\n どうしてアタシだけもらったことがないデスか……ッ!?」",
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|
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"201001811_20": "「もう少し女性らしく振る舞えたら、\\n 切歌も誰かの目にとまるかもしれないわね」",
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||||
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||||
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"201001811_23": "「知らない誰かかどうかなんて、どうでもいいんデスッ<speed=0.5>!</speed>\\n でも、アタシだけお子様に見られるのは我慢ならないデスッ!」",
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"201001811_24": "「そういうところが、お子様に見られちゃうんじゃ……」",
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||||
}
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|
@ -1,36 +1,36 @@
|
|||
{
|
||||
"201001822_0": "「うーん、どうすれば大人っぽく見られるデスかね……」",
|
||||
"201001822_1": "「もう、まだ言ってるの?」",
|
||||
"201001822_2": "「アタシもマリアや調みたいに女性らしく見られたいデスッ!」",
|
||||
"201001822_3": "「わたしからすれば、調も切歌も、\\n 同じくらい可愛い女の子なんだけれど……」",
|
||||
"201001822_4": "「嬉しいデスけど、そういうのではなくて<speed=0.5>――</speed>はッ<speed=0.5>!</speed>\\n あ、あれは――ッ!」",
|
||||
"201001822_5": "「着物の、人……? あの人がどうかしたの?」",
|
||||
"201001822_6": "「これデスッ! これならば勝ったも同然デスッ!」",
|
||||
"201001822_7": "「……?」",
|
||||
"201001822_8": "「よし、掃除洗濯はこんなもんだなッ!\\n それじゃ次は――」",
|
||||
"201001822_9": "「ん? どうしたんだ、こんな朝っぱらから。\\n おう、鍵は開けたぞ、入って来いよ」",
|
||||
"201001822_10": "「たーのもーデースッ!」",
|
||||
"201001822_11": "「ん、今日は相方はどうした?\\n 1人で来るなんて珍しいじゃねーか」",
|
||||
"201001822_12": "「クリス先輩、実は、折り入って相談があるのデス」",
|
||||
"201001822_13": "「……深刻な悩みか? あたしで良いなら何でも言ってみろよ。\\n 先輩として聞いてやる」",
|
||||
"201001822_14": "「実は、デスね……」",
|
||||
"201001822_15": "「お、おう……」",
|
||||
"201001822_16": "「アタシと一緒に、大和撫子になって欲しいのデスッ!」",
|
||||
"201001822_17": "「……は?」",
|
||||
"201001822_18": "「な、なあ……本当にこの衣装でいいのか?\\n 大和撫子とは、方向性が違う気がするんだが……」",
|
||||
"201001822_19": "「間違いないデスッ! この貸衣装屋さんで、\\n 一番色っぽい着物をお願いしたデスッ!」",
|
||||
"201001822_20": "「確かに、色っぽいとは言えるかもしれねーけどよ……」",
|
||||
"201001822_21": "「あ、記念の写真撮影お願いするデースッ!」",
|
||||
"201001822_22": "「待て、本当の本当にこれで間違いないのかッ!?」",
|
||||
"201001822_23": "「あたしの肩、こんなに出ちゃってるんだぞッ!\\n 着物の着方がそもそも違うんじゃねーのかッ!?」",
|
||||
"201001822_24": "「しつこいデスよ、これが正しい大和撫子なのデスッ!\\n これだけ色気がムンムンなら、大丈夫なのデスッ!」",
|
||||
"201001822_25": "「何が大丈夫なのかさっぱり分からんッ!\\n そもそも、大和撫子を辞書で調べたことはあるのかッ!?」",
|
||||
"201001822_26": "「フフ……その辺りは、アタシにぬかりはないのデスよ」",
|
||||
"201001822_27": "「ちゃんと大和撫子がどういうものか、\\n ネットで調べてきたデースッ!」",
|
||||
"201001822_28": "「いや、こいつは、\\n 化粧品会社のプロモーションビデオじゃねーかッ!?」",
|
||||
"201001822_29": "「ばっちり大和撫子とあるデースッ!\\n あ、カメラの準備ができたみたいデスよッ!」",
|
||||
"201001822_30": "「完全に勘違いしてるじゃねーか……」",
|
||||
"201001822_31": "「……ま、楽しそうだからいいけどよ」",
|
||||
"201001822_32": "「さあ、それじゃそろそろ撮ってもらうデスッ!\\n クリス先輩、いくデスよッ!」",
|
||||
"201001822_33": "「お、おう……どんとこいッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201001822_0": "「うーん、どうすれば大人っぽく見られるデスかね……」",
|
||||
"201001822_1": "「もう、まだ言ってるの?」",
|
||||
"201001822_2": "「アタシもマリアや調みたいに女性らしく見られたいデスッ!」",
|
||||
"201001822_3": "「わたしからすれば、調も切歌も、\\n 同じくらい可愛い女の子なんだけれど……」",
|
||||
"201001822_4": "「嬉しいデスけど、そういうのではなくて<speed=0.5>――</speed>はッ<speed=0.5>!</speed>\\n あ、あれは――ッ!」",
|
||||
"201001822_5": "「着物の、人……? あの人がどうかしたの?」",
|
||||
"201001822_6": "「これデスッ! これならば勝ったも同然デスッ!」",
|
||||
"201001822_7": "「……?」",
|
||||
"201001822_8": "「よし、掃除洗濯はこんなもんだなッ!\\n それじゃ次は――」",
|
||||
"201001822_9": "「ん? どうしたんだ、こんな朝っぱらから。\\n おう、鍵は開けたぞ、入って来いよ」",
|
||||
"201001822_10": "「たーのもーデースッ!」",
|
||||
"201001822_11": "「ん、今日は相方はどうした?\\n 1人で来るなんて珍しいじゃねーか」",
|
||||
"201001822_12": "「クリス先輩、実は、折り入って相談があるのデス」",
|
||||
"201001822_13": "「……深刻な悩みか? あたしで良いなら何でも言ってみろよ。\\n 先輩として聞いてやる」",
|
||||
"201001822_14": "「実は、デスね……」",
|
||||
"201001822_15": "「お、おう……」",
|
||||
"201001822_16": "「アタシと一緒に、大和撫子になって欲しいのデスッ!」",
|
||||
"201001822_17": "「……は?」",
|
||||
"201001822_18": "「な、なあ……本当にこの衣装でいいのか?\\n 大和撫子とは、方向性が違う気がするんだが……」",
|
||||
"201001822_19": "「間違いないデスッ! この貸衣装屋さんで、\\n 一番色っぽい着物をお願いしたデスッ!」",
|
||||
"201001822_20": "「確かに、色っぽいとは言えるかもしれねーけどよ……」",
|
||||
"201001822_21": "「あ、記念の写真撮影お願いするデースッ!」",
|
||||
"201001822_22": "「待て、本当の本当にこれで間違いないのかッ!?」",
|
||||
"201001822_23": "「あたしの肩、こんなに出ちゃってるんだぞッ!\\n 着物の着方がそもそも違うんじゃねーのかッ!?」",
|
||||
"201001822_24": "「しつこいデスよ、これが正しい大和撫子なのデスッ!\\n これだけ色気がムンムンなら、大丈夫なのデスッ!」",
|
||||
"201001822_25": "「何が大丈夫なのかさっぱり分からんッ!\\n そもそも、大和撫子を辞書で調べたことはあるのかッ!?」",
|
||||
"201001822_26": "「フフ……その辺りは、アタシにぬかりはないのデスよ」",
|
||||
"201001822_27": "「ちゃんと大和撫子がどういうものか、\\n ネットで調べてきたデースッ!」",
|
||||
"201001822_28": "「いや、こいつは、\\n 化粧品会社のプロモーションビデオじゃねーかッ!?」",
|
||||
"201001822_29": "「ばっちり大和撫子とあるデースッ!\\n あ、カメラの準備ができたみたいデスよッ!」",
|
||||
"201001822_30": "「完全に勘違いしてるじゃねーか……」",
|
||||
"201001822_31": "「……ま、楽しそうだからいいけどよ」",
|
||||
"201001822_32": "「さあ、それじゃそろそろ撮ってもらうデスッ!\\n クリス先輩、いくデスよッ!」",
|
||||
"201001822_33": "「お、おう……どんとこいッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,14 +1,14 @@
|
|||
{
|
||||
"201001911_0": "マリアの意外な特技",
|
||||
"201001911_1": "「――何事だッ!?」",
|
||||
"201001911_2": "「市街地にアルカ・ノイズの反応を検知<speed=0.5>!</speed>\\n こ<speed=0.5>、</speed>これは……ッ!?」",
|
||||
"201001911_3": "「市街地の二地点に、アルカ・ノイズの群体が同時に出現ッ!」",
|
||||
"201001911_4": "「こちらの分散を狙われたみたいですね」",
|
||||
"201001911_5": "「装者たちを二部隊に分けるぞッ!\\n 翼とマリアくん、それぞれリーダーを頼むッ!」",
|
||||
"201001911_6": "「了承しました」",
|
||||
"201001911_7": "「了解したわ」",
|
||||
"201001911_8": "「翼のチームは、響くんとクリスくん。\\n マリアくんのチームは、調くんと切歌くんとするッ!」",
|
||||
"201001911_9": "「現時点で敵の狙いは不明だ。\\n 各自、慎重に対処をしてくれッ!」",
|
||||
"201001911_10": "「はいッ!」",
|
||||
"201001911_11": "「では、出動だッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201001911_0": "マリアの意外な特技",
|
||||
"201001911_1": "「――何事だッ!?」",
|
||||
"201001911_2": "「市街地にアルカ・ノイズの反応を検知<speed=0.5>!</speed>\\n こ<speed=0.5>、</speed>これは……ッ!?」",
|
||||
"201001911_3": "「市街地の二地点に、アルカ・ノイズの群体が同時に出現ッ!」",
|
||||
"201001911_4": "「こちらの分散を狙われたみたいですね」",
|
||||
"201001911_5": "「装者たちを二部隊に分けるぞッ!\\n 翼とマリアくん、それぞれリーダーを頼むッ!」",
|
||||
"201001911_6": "「了承しました」",
|
||||
"201001911_7": "「了解したわ」",
|
||||
"201001911_8": "「翼のチームは、響くんとクリスくん。\\n マリアくんのチームは、調くんと切歌くんとするッ!」",
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||||
"201001911_9": "「現時点で敵の狙いは不明だ。\\n 各自、慎重に対処をしてくれッ!」",
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"201001911_10": "「はいッ!」",
|
||||
"201001911_11": "「では、出動だッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,69 +1,69 @@
|
|||
{
|
||||
"201001922_0": "「ただいま帰還しました」",
|
||||
"201001922_1": "「おかえりなさい」",
|
||||
"201001922_2": "「わわ、マリアさんたち早いですねッ!」",
|
||||
"201001922_3": "「ちえっ。こっちも結構調子良くやれたと思ったんだけどな」",
|
||||
"201001922_4": "「マリアさんたちの連携は見事でしたから」",
|
||||
"201001922_5": "「緒川さんにそこまで言わせるとは……」",
|
||||
"201001922_6": "「ええ。調さんと切歌さんがアルカ・ノイズを追い詰め、\\n マリアさんが的確に倒していく。とても戦術的でしたよ」",
|
||||
"201001922_7": "「わたしたちのは昔取った杵柄みたいなものよ。\\n 訓練もなしに息を合わせられる翼たちだって流石だわ」",
|
||||
"201001922_8": "「だが、敵の攻撃に応じて迎え撃つよりも、\\n マリアたちのように戦術的な攻めに移れれば……」",
|
||||
"201001922_9": "「……こちらが主導権をにぎるためには、\\n 見習うべきところがあるかもしれないな」",
|
||||
"201001922_10": "「とはいえ、戦術的に戦うといっても、\\n さて、どうしたものか……」",
|
||||
"201001922_11": "「ううむ、戦術的な動きか……」",
|
||||
"201001922_12": "「天羽々斬が近接に特化していることや、\\n 1人で戦っていた時期が長かったからな……」",
|
||||
"201001922_13": "「フ……連携など意識できない、猪武者だったということか」",
|
||||
"201001922_14": "「だが、司令からも装者の数が増えたが故に、\\n 戦術的な連携を意識した戦いが必要だと言われもした」",
|
||||
"201001922_15": "「戦術について考えざるを得ないか……。\\n しかし、戦術……戦術を身につけるには……」",
|
||||
"201001922_16": "「……おや、何か悩みごとですか?」",
|
||||
"201001922_17": "「ええ。……つかぬことを伺いますが、\\n 戦術的な戦い方を学ぶのに適したものを知りませんか?」",
|
||||
"201001922_18": "「戦術的な戦い方ですか?\\n でしたら、将棋などはいかがでしょう?」",
|
||||
"201001922_19": "「将棋、ですか……?」",
|
||||
"201001922_20": "「ならば、この手でどうだッ!」",
|
||||
"201001922_21": "「なるほど。起死回生を狙う一手としては悪くありません。\\n ですが、ここに打たれてしまいますと――王手」",
|
||||
"201001922_22": "「あ――」",
|
||||
"201001922_23": "「このように、攻め手ばかりを考えていては、\\n 逆に伏兵に気づかないということもあります」",
|
||||
"201001922_24": "「……参りました。くっ、あそこで歩を進めなければッ!\\n いや、その前の飛車を取られた時から……ッ!」",
|
||||
"201001922_25": "「いえ、覚えたばかりでこれだけ打てれば、\\n 十分だと思いますよ」",
|
||||
"201001922_26": "「あれー? 翼さんたち、何をしてるんですか?\\n 将棋……?」",
|
||||
"201001922_27": "「立花、将棋が分かるなら、一局どうだ?」",
|
||||
"201001922_28": "「わたしでいいなら、よろこんでッ!」",
|
||||
"201001922_29": "「ところで、将棋の経験はどのくらいだ?」",
|
||||
"201001922_30": "「未来と暇つぶしにやってたくらいですねー」",
|
||||
"201001922_31": "「そうか。ならば初心者同士、気負わずやるとしよう」",
|
||||
"201001922_32": "「うおおおおおッ! 王手ーッ!」",
|
||||
"201001922_33": "「な――ぐ、うう……わたしの、負けだ……」",
|
||||
"201001922_34": "「えっへっへ~。まさか勝てるとは思ってませんでしたよ~。\\n それじゃ、未来と約束があるのでこれで失礼しますねッ!」",
|
||||
"201001922_35": "「攻めを意識しては守りが疎かになり、\\n 守りを意識しては攻めが疎かになる……」",
|
||||
"201001922_36": "「まあまあ、初心者なのですから、\\n 最初からそこまで深く考えず」",
|
||||
"201001922_37": "「あら、将棋だなんて珍しいわね」",
|
||||
"201001922_38": "「……マリアか。もしルールが分かるなら、どうだ、一局?」",
|
||||
"201001922_39": "「……そうね、せっかくのお誘いだし手合わせをお願いするわ」",
|
||||
"201001922_40": "(外国の生活が長いマリアになら……あわよくば……)",
|
||||
"201001922_41": "「さあ、始めましょうか」",
|
||||
"201001922_42": "「――見えたッ! ここが勝利への道筋ッ!」",
|
||||
"201001922_43": "「なるほど、ちゃんと盤面は見えているようね。\\n でも……それが罠とまでは気づけなかったみたいね」",
|
||||
"201001922_44": "「なんだと――」",
|
||||
"201001922_45": "「さあ、あなたの番よ」",
|
||||
"201001922_46": "「ぬ、ぬぬぬ……ダメだ、手が見つからない……。\\n 参りました……」",
|
||||
"201001922_47": "「フフ、こんなものかしらね」",
|
||||
"201001922_48": "「どう? もう一局やる?」",
|
||||
"201001922_49": "「ああ、もちろんだッ!\\n 敗着の理由は見極めた、次は今のようにはいかないぞッ!」",
|
||||
"201001922_50": "「それならわたしも、もう少し実力を見せるとしましょうか」",
|
||||
"201001922_51": "「なッ<speed=0.5>!</speed> 今まで手を抜いていたというのか……」",
|
||||
"201001922_52": "「……防人のわたしも甘く見られたものだな。\\n だが、その余裕もいつまで持つか、思い知らせてやるッ!」",
|
||||
"201001922_53": "「こ<speed=0.5>、</speed>これは、どういうことだ……?」",
|
||||
"201001922_54": "「見ての通り、王将を残して翼の兵士は\\n ひとり残らずわたしの軍門に降ったわ」",
|
||||
"201001922_55": "「く、くうう、指揮が的確でなかったばかりに、\\n わたしは兵から見捨てられたということか……ッ!」",
|
||||
"201001922_56": "「さて、あなたの番だけど……どうするの?」",
|
||||
"201001922_57": "「どうするも何も……こうも完全に囲まれてしまっては、\\n 逃げ道も攻める手立ても見つからない……」",
|
||||
"201001922_58": "「それなら、わたしの勝ちね」",
|
||||
"201001922_59": "「まさかここまでの力の差があるなんて……」",
|
||||
"201001922_60": "「翼さん、今回は相手が悪すぎましたね」",
|
||||
"201001922_61": "「それにしても、マリアさんがここまでの\\n 打ち手だったとは驚きです」",
|
||||
"201001922_62": "「フフ、なかなか楽しかったわ。\\n 良ければ、また勝負をしましょう。それじゃあ」",
|
||||
"201001922_63": "「……これほどの悔しさを憶えたのはいつ以来か。\\n 緒川さんッ! 是非とも、わたしに手ほどきをッ!」 ",
|
||||
"201001922_64": "「僕で良ければ喜んで。けれど、今は次の仕事が押しています。\\n 続きはまた今度ということで」",
|
||||
"201001922_65": "「ええ、もちろんですッ!\\n 仕事に穴は開けられませんッ!」",
|
||||
"201001922_66": "「待っていろ、マリアッ<speed=0.5>!</speed>\\n 次の対局では、必ずや雪辱を果たしてみせるッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201001922_0": "「ただいま帰還しました」",
|
||||
"201001922_1": "「おかえりなさい」",
|
||||
"201001922_2": "「わわ、マリアさんたち早いですねッ!」",
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||||
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"201001922_6": "「ええ。調さんと切歌さんがアルカ・ノイズを追い詰め、\\n マリアさんが的確に倒していく。とても戦術的でしたよ」",
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"201001922_7": "「わたしたちのは昔取った杵柄みたいなものよ。\\n 訓練もなしに息を合わせられる翼たちだって流石だわ」",
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"201001922_8": "「だが、敵の攻撃に応じて迎え撃つよりも、\\n マリアたちのように戦術的な攻めに移れれば……」",
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"201001922_9": "「……こちらが主導権をにぎるためには、\\n 見習うべきところがあるかもしれないな」",
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"201001922_10": "「とはいえ、戦術的に戦うといっても、\\n さて、どうしたものか……」",
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"201001922_14": "「だが、司令からも装者の数が増えたが故に、\\n 戦術的な連携を意識した戦いが必要だと言われもした」",
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"201001922_15": "「戦術について考えざるを得ないか……。\\n しかし、戦術……戦術を身につけるには……」",
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"201001922_16": "「……おや、何か悩みごとですか?」",
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"201001922_17": "「ええ。……つかぬことを伺いますが、\\n 戦術的な戦い方を学ぶのに適したものを知りませんか?」",
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"201001922_18": "「戦術的な戦い方ですか?\\n でしたら、将棋などはいかがでしょう?」",
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"201001922_19": "「将棋、ですか……?」",
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"201001922_20": "「ならば、この手でどうだッ!」",
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"201001922_21": "「なるほど。起死回生を狙う一手としては悪くありません。\\n ですが、ここに指されてしまいますと――王手」",
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"201001922_22": "「あ――」",
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"201001922_23": "「このように、攻め手ばかりを考えていては、\\n 逆に伏兵に気づかないということもあります」",
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"201001922_24": "「……参りました。くっ、あそこで歩を進めなければッ!\\n いや、その前の飛車を取られた時から……ッ!」",
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"201001922_25": "「いえ、覚えたばかりでこれだけ指せれば、\\n 十分だと思いますよ」",
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"201001922_26": "「あれー? 翼さんたち、何をしてるんですか?\\n 将棋……?」",
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"201001922_27": "「立花、将棋が分かるなら、一局どうだ?」",
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"201001922_28": "「わたしでいいなら、よろこんでッ!」",
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"201001922_29": "「ところで、将棋の経験はどのくらいだ?」",
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"201001922_30": "「未来と暇つぶしにやってたくらいですねー」",
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"201001922_31": "「そうか。ならば初心者同士、気負わずやるとしよう」",
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"201001922_32": "「うおおおおおッ! 王手ーッ!」",
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"201001922_33": "「な――ぐ、うう……わたしの、負けだ……」",
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"201001922_34": "「えっへっへ~。まさか勝てるとは思ってませんでしたよ~。\\n それじゃ、未来と約束があるのでこれで失礼しますねッ!」",
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"201001922_35": "「攻めを意識しては守りが疎かになり、\\n 守りを意識しては攻めが疎かになる……」",
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"201001922_36": "「まあまあ、初心者なのですから、\\n 最初からそこまで深く考えず」",
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"201001922_38": "「……マリアか。もしルールが分かるなら、どうだ、一局?」",
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"201001922_39": "「……そうね、せっかくのお誘いだし手合わせをお願いするわ」",
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"201001922_40": "(外国の生活が長いマリアになら……あわよくば……)",
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"201001922_42": "「――見えたッ! ここが勝利への道筋ッ!」",
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"201001922_46": "「ぬ、ぬぬぬ……ダメだ、手が見つからない……。\\n 参りました……」",
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"201001922_47": "「フフ、こんなものかしらね」",
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"201001922_48": "「どう? もう一局やる?」",
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"201001922_49": "「ああ、もちろんだッ!\\n 敗着の理由は見極めた、次は今のようにはいかないぞッ!」",
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"201001922_50": "「それならわたしも、もう少し実力を見せるとしましょうか」",
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"201001922_51": "「なッ<speed=0.5>!</speed> 今まで手を抜いていたというのか……」",
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"201001922_53": "「こ<speed=0.5>、</speed>これは、どういうことだ……?」",
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"201001922_55": "「く、くうう、指揮が的確でなかったばかりに、\\n わたしは兵から見捨てられたということか……ッ!」",
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"201001922_56": "「さて、あなたの番だけど……どうするの?」",
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"201001922_57": "「どうするも何も……こうも完全に囲まれてしまっては、\\n 逃げ道も攻める手立ても見つからない……」",
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"201001922_58": "「それなら、わたしの勝ちね」",
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"201001922_59": "「まさかここまでの力の差があるなんて……」",
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"201001922_60": "「翼さん、今回は相手が悪すぎましたね」",
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"201001922_61": "「それにしても、マリアさんがここまでの\\n 指し手だったとは驚きです」",
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"201001922_66": "「待っていろ、マリアッ<speed=0.5>!</speed>\\n 次の対局では、必ずや雪辱を果たしてみせるッ!」"
|
||||
}
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|
@ -1,56 +1,56 @@
|
|||
{
|
||||
"201002011_0": "ドキドキの急接近",
|
||||
"201002011_1": "「今日の約束、忘れちゃダメだよ。絶対だからね~」",
|
||||
"201002011_2": "「わかってるってのッ!」",
|
||||
"201002011_3": "「でも、本当にいいの?」",
|
||||
"201002011_4": "「まあ仕方ねーし、こういう時は先輩が会場を提供するもんだろ」",
|
||||
"201002011_5": "「とっても楽しみデスッ!」",
|
||||
"201002011_6": "「うん」",
|
||||
"201002011_7": "「……期待されて、悪い気はしねーしな」",
|
||||
"201002011_8": "「うんうん、期待してるよッ! クリスちゃんッ!」",
|
||||
"201002011_9": "「それじゃ、一旦帰ってから合流ね」",
|
||||
"201002011_10": "「全速力でとんぼ帰りして来るのデス」",
|
||||
"201002011_11": "「急がなくてもクリス先輩は逃げないよ。夕方から行こう」",
|
||||
"201002011_12": "「おう、逃げも隠れもしねーよ。じゃ、待ってるから後でな」",
|
||||
"201002011_13": "「お邪魔しまーす」",
|
||||
"201002011_14": "「お邪魔するのデスッ!」",
|
||||
"201002011_15": "「ほら響、ちゃんと靴そろえて」",
|
||||
"201002011_16": "「切ちゃんも、靴そろえて」",
|
||||
"201002011_17": "「おう、来たか」",
|
||||
"201002011_18": "「やっぱりキネクリ先輩の家って集まりやすいですよねえ」",
|
||||
"201002011_19": "「なかなかナイスな広さです」",
|
||||
"201002011_20": "「こんなところで1人暮らしだなんて、アニメのキャラみたい」",
|
||||
"201002011_21": "「お前ら、段々遠慮が無くなってきたよな……」",
|
||||
"201002011_22": "「さて、メシも食ったしどうする?」",
|
||||
"201002011_23": "「何かして遊ぼうよ、クリスちゃん」",
|
||||
"201002011_24": "「何かって、何? 用意でもあるの?」",
|
||||
"201002011_25": "「それは無いけど」",
|
||||
"201002011_26": "「それならアタシにいい考えがあるデス。ドラマで見て、\\n 一度やってみたかったゲームがあるデスッ!」",
|
||||
"201002011_27": "「ゲーム?」",
|
||||
"201002011_28": "「それはパーティーゲームの王<speed=0.5>、</speed>\\n まさにキング・オブ・パーティーゲーム――」",
|
||||
"201002011_29": "「――その名も<speed=0.5>……</speed>王様ゲームデスッ!」",
|
||||
"201002011_30": "「切ちゃん、すぐ影響受けるんだから」",
|
||||
"201002011_31": "「はあ? なんだそりゃ」",
|
||||
"201002011_32": "「それは、通常男女の親交を深めるための\\n 余興で……ま、構いませんけど」",
|
||||
"201002011_33": "「王様ゲームかあ、話にはよく聞くけど実際やったことは\\n 無かったな。結構楽しめるかも?」",
|
||||
"201002011_34": "「とにかくやってみようよ。わたし、くじ作るねッ!」",
|
||||
"201002011_35": "「わたしも手伝うよ、響」",
|
||||
"201002011_36": "「なんだかわかんねえけど、やってみるか」",
|
||||
"201002011_37": "「何事も経験なのデス。準備も簡単デス」",
|
||||
"201002011_38": "「うん。もう出来たみたい」",
|
||||
"201002011_39": "「よーし、くじ出来たよ。\\n 王冠の書いてあるやつが王様用だからね~」",
|
||||
"201002011_40": "「ん。みんなで一斉に引こう。 せーのッ」",
|
||||
"201002011_41": "「王様だ~れデスッ!」",
|
||||
"201002011_42": "「……あら、わたしが王様ですね」",
|
||||
"201002011_43": "「よッ、女王様ッ! まず、何番と何番?」",
|
||||
"201002011_44": "「そうですね。では、3番と6番の方が」",
|
||||
"201002011_45": "「命令は?」",
|
||||
"201002011_46": "「ううん、少し悩みますねえ……」",
|
||||
"201002011_47": "「――はい、師匠ッ! アルカ・ノイズが?\\n わかりました。すぐに出ますッ!」",
|
||||
"201002011_48": "「これからなのに……空気の読めないアルカ・ノイズデスねッ!」",
|
||||
"201002011_49": "「しょうがねぇな。\\n すぐ戻ってくるから、ここで待っててくれ」",
|
||||
"201002011_50": "「はーい」",
|
||||
"201002011_51": "「みんな、帰ったら続きだよー」",
|
||||
"201002011_52": "「響、がんばって」",
|
||||
"201002011_53": "「うんッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201002011_0": "ドキドキの急接近",
|
||||
"201002011_1": "「今日の約束、忘れちゃダメだよ。絶対だからね~」",
|
||||
"201002011_2": "「わかってるってのッ!」",
|
||||
"201002011_3": "「でも、本当にいいの?」",
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||||
"201002011_4": "「まあ仕方ねーし、こういう時は先輩が会場を提供するもんだろ」",
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"201002011_5": "「とっても楽しみデスッ!」",
|
||||
"201002011_6": "「うん」",
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"201002011_7": "「……期待されて、悪い気はしねーしな」",
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"201002011_8": "「うんうん、期待してるよッ! クリスちゃんッ!」",
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"201002011_9": "「それじゃ、一旦帰ってから合流ね」",
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"201002011_10": "「全速力でとんぼ帰りして来るのデス」",
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"201002011_11": "「急がなくてもクリス先輩は逃げないよ。夕方から行こう」",
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"201002011_12": "「おう、逃げも隠れもしねーよ。じゃ、待ってるから後でな」",
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"201002011_13": "「お邪魔しまーす」",
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"201002011_14": "「お邪魔するのデスッ!」",
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"201002011_15": "「ほら響、ちゃんと靴そろえて」",
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"201002011_16": "「切ちゃんも、靴そろえて」",
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"201002011_17": "「おう、来たか」",
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"201002011_18": "「やっぱりキネクリ先輩の家って集まりやすいですよねえ」",
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"201002011_19": "「なかなかナイスな広さです」",
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"201002011_20": "「こんなところで1人暮らしだなんて、アニメのキャラみたい」",
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"201002011_21": "「お前ら、段々遠慮が無くなってきたよな……」",
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"201002011_22": "「さて、メシも食ったしどうする?」",
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"201002011_26": "「それならアタシにいい考えがあるデス。ドラマで見て、\\n 一度やってみたかったゲームがあるデスッ!」",
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"201002011_27": "「ゲーム?」",
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"201002011_28": "「それはパーティーゲームの王<speed=0.5>、</speed>\\n まさにキング・オブ・パーティーゲーム――」",
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"201002011_29": "「――その名も<speed=0.5>……</speed>王様ゲームデスッ!」",
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"201002011_30": "「切ちゃん、すぐ影響受けるんだから」",
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"201002011_50": "「はーい」",
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{
|
||||
"201002021_0": "「たあーッ!」",
|
||||
"201002021_1": "「切り刻むデスデスッ!」",
|
||||
"201002021_2": "「はあ――ッ!」",
|
||||
"201002021_3": "「おらおらおらッ! 飛び散りやがれッ!」",
|
||||
"201002021_4": "「残り約半分……さっさと片付けるぞッ!」",
|
||||
"201002021_5": "「この戦いが終わったら……みんなで夜更かしして遊ぼうねッ!」",
|
||||
"201002021_6": "「な、何だかそう聞くと危険な匂いがしてくるデス……」",
|
||||
"201002021_7": "「死亡フラグ……」",
|
||||
"201002021_8": "「そ、そんな事無いからッ!」",
|
||||
"201002021_9": "「この程度なら余裕だろ。心配するまでもねぇッ!」",
|
||||
"201002021_10": "「そうデスねッ! さっさと終わらせて夜更かしするデスッ!」",
|
||||
"201002021_11": "「みんなで夜更かしするの、楽しみ……」",
|
||||
"201002021_12": "「おし、残りもパパッと片付けるぞッ!」"
|
||||
{
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||||
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|
||||
}
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|
@ -1,37 +1,37 @@
|
|||
{
|
||||
"201002022_0": "「ただいまー」",
|
||||
"201002022_1": "「あたしの家だっての。にしても、結構早く帰ってこれたな」",
|
||||
"201002022_2": "「おかえり、みんな」",
|
||||
"201002022_3": "「まずはお風呂に入って、サッパリしたいデスね」",
|
||||
"201002022_4": "「家主から順番だね」",
|
||||
"201002022_5": "「さて。着替えて夜更かしモードの準備ができたところで」",
|
||||
"201002022_6": "「女王様、命令をどうぞッ!」",
|
||||
"201002022_7": "「こほん。では改めて。3番と6番の方、このお菓子を使って\\n ……2人でナイスなゲームをお願いしますッ!」",
|
||||
"201002022_8": "「おおおおーッ!」",
|
||||
"201002022_9": "「おお……ッ!」",
|
||||
"201002022_10": "「恥ずかしいけど、やるからには全力だよッ!\\n クリスちゃんッ!」",
|
||||
"201002022_11": "「ちょ、待てッ<speed=0.5>!</speed> 心の準備がッ……お<speed=0.5>、</speed>お前ッ、その……\\n あ……あうう……ッ!」",
|
||||
"201002022_12": "「ゴクリ……、ナイスなチョイスデス……<speed=0.5>。</speed>\\n おお、これは……ッ!」",
|
||||
"201002022_13": "「うん……ッ!」",
|
||||
"201002022_14": "「盛り上がったようで、なによりです」",
|
||||
"201002022_15": "「ん、んぐんぐ……」",
|
||||
"201002022_16": "「ん、くお、おおお……ッ!」",
|
||||
"201002022_17": "「ありがちな際どいハプニング、起これーッ! 起これーッ!」",
|
||||
"201002022_18": "「一体何を期待しているんだ」",
|
||||
"201002022_19": "「ひ、響……ッ!」",
|
||||
"201002022_20": "「クリスちゃん……可愛い」",
|
||||
"201002022_21": "「ば――ッ<speed=0.5>!</speed>\\n か、可愛いとか……言うんじゃねえ……言うなよ……」",
|
||||
"201002022_22": "「クリスちゃん、もっと……ッ!」",
|
||||
"201002022_23": "「やめろバカッ! うお……お、お……ちょ……ッ!」",
|
||||
"201002022_24": "「お、大人の世界が見えるデス……」",
|
||||
"201002022_25": "「じーっ……」",
|
||||
"201002022_26": "「クリスちゃん……」",
|
||||
"201002022_27": "「こ<speed=0.5>、</speed>これ以上は……あ、ううあ……ッ!」",
|
||||
"201002022_28": "「――やっぱりダメーーーッ!」",
|
||||
"201002022_29": "「ぷは、あははは<speed=0.5>。</speed>面白かったね、クリスちゃん」",
|
||||
"201002022_30": "「はぁッ<speed=0.5>、</speed>はぁ……ッ! た<speed=0.5>、</speed>助かった……ッ!」",
|
||||
"201002022_31": "「ちょっとついた? ついた?」",
|
||||
"201002022_32": "<size=40>「ついてないッ!」</size>",
|
||||
"201002022_33": "「落ち着け、なぜヒナが否定する」",
|
||||
"201002022_34": "「本当に、本当に。盛り上がったようで、なによりです」"
|
||||
{
|
||||
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"201002022_5": "「さて。着替えて夜更かしモードの準備ができたところで」",
|
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|
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|
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|
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"201002022_19": "「ひ、響……ッ!」",
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"201002022_21": "「ば――ッ<speed=0.5>!</speed>\\n か、可愛いとか……言うんじゃねえ……言うなよ……」",
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|
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"201002022_26": "「クリスちゃん……」",
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"201002022_33": "「落ち着け、なぜヒナが否定する」",
|
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"201002022_34": "「本当に、本当に。盛り上がったようで、なによりです」"
|
||||
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@ -1,61 +1,61 @@
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"201002111_0": "プリンセスハグ",
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"201002111_1": "「切ちゃん、急がないと遅れるよ」",
|
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"201002111_2": "「待って、調。も、もうちょっとデスから……」",
|
||||
"201002111_3": "「わたしはいくらでも待つけど……」",
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"201002111_4": "「っと言ってるうちに、準備完了デースッ<speed=0.5>!</speed>\\n 早く行くデスよ、調ッ!」",
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"201002111_5": "「調子いいんだから」",
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"201002111_6": "「さあ、出発デースッ!」",
|
||||
"201002111_7": "「お待たせデス」",
|
||||
"201002111_8": "「少し、遅れましたか?」",
|
||||
"201002111_9": "「いいえ。時間通りね」",
|
||||
"201002111_10": "「うむ。さすがだな」",
|
||||
"201002111_11": "「デースッ!」",
|
||||
"201002111_12": "「あれ、響さんは?」",
|
||||
"201002111_13": "「……全く、立花もこういうところは直らないな」",
|
||||
"201002111_14": "「すみませ~んッ! 遅れましたーッ!」",
|
||||
"201002111_15": "「お前のせいであたしまで遅れたじゃねーかッ!」",
|
||||
"201002111_16": "「まあいい。事情は道すがら聞こう」",
|
||||
"201002111_17": "「ええ。早く出かけましょうッ!」",
|
||||
"201002111_18": "「いや~、みんなでショッピングなんて楽しいね~」",
|
||||
"201002111_19": "「響、前見て歩かないと危ないよ」",
|
||||
"201002111_20": "「こうした平穏な日々も……良いものだ」",
|
||||
"201002111_21": "「ええ。こんな何気ない日々の良さを、わたしたちは知らなかった」",
|
||||
"201002111_22": "「あッ、あの服すごく可愛いデスッ!\\n 着てみたいデス……」",
|
||||
"201002111_23": "「うん、切ちゃんに似合うと思う」",
|
||||
"201002111_24": "「うう、でも迷うのデス……。高そうデス……」",
|
||||
"201002111_25": "「あ、その隣のかっこいい服は翼さんに似合いそうッ!」",
|
||||
"201002111_26": "「翼さんがこういう服着ると、王子様みたいだよね」",
|
||||
"201002111_27": "「ううむ……喜ぶべきか、悲しむべきか……」",
|
||||
"201002111_28": "「しかしせっかく似合うと言ってくれたのだ。\\n ひとつ記念に買ってみるか……」",
|
||||
"201002111_29": "「後で着て見せてくださいねッ!\\n もう絶対似合いますからッ!」",
|
||||
"201002111_30": "「……ところでお前はまだ迷ってんのか?こういうのは思い切りだぞ」",
|
||||
"201002111_31": "「そうデスねッ! では、思い切りで~……」",
|
||||
"201002111_32": "「う……まるで、ぜんぜん足りないのデス……」",
|
||||
"201002111_33": "「それならわたしが買ってあげるわ」",
|
||||
"201002111_34": "「そ、それはカードッ!」",
|
||||
"201002111_35": "「社会人の輝き……ッ!」",
|
||||
"201002111_36": "「でも……アタシだけ買って貰うなんて出来ないデス」",
|
||||
"201002111_37": "「いいのよ、\\n たまにはわたしにあなたたちの姉らしいことをさせて頂戴」",
|
||||
"201002111_38": "「良かったね、切ちゃん」",
|
||||
"201002111_39": "「調も、欲しい物があったら言いなさい」",
|
||||
"201002111_40": "「暁にとってマリアは姉も同然だろう。\\n 時には、甘えればいい」",
|
||||
"201002111_41": "「それなら……これがいいデスッ!」",
|
||||
"201002111_42": "「公園で一息ついていこうよ」",
|
||||
"201002111_43": "「あら、いい場所があるのね」",
|
||||
"201002111_44": "「切ちゃん、新しい服来たままで」",
|
||||
"201002111_45": "「おまけに、合わせて買って貰ったヒールまで履いてよ。\\n おい、この階段大丈夫か?」",
|
||||
"201002111_46": "「ふっふーん、今日のアタシは大人なのデスッ<speed=0.5>!</speed>\\n ――っとっとっと……わわッ」",
|
||||
"201002111_47": "「切ちゃんッ!?」",
|
||||
"201002111_48": "「むッ、危ないッ!」",
|
||||
"201002111_49": "「――大事無いか」",
|
||||
"201002111_50": "「た……助かったデス」",
|
||||
"201002111_51": "「初めてのヒールでこの階段は厳しいだろう<speed=0.5>。</speed>\\n ……そうだな、このままわたしが運ぼう」",
|
||||
"201002111_52": "「――翼さん、王子様だ……ッ!」",
|
||||
"201002111_53": "「やるわね……翼」",
|
||||
"201002111_54": "「……どっちかというとお武家様じゃねえのか?」",
|
||||
"201002111_55": "「暁、体を動かすな。運び難い」",
|
||||
"201002111_56": "「で、でもでも……デス……」",
|
||||
"201002111_57": "「切ちゃん、顔赤い……」",
|
||||
"201002111_58": "「デ、デデデデースッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201002111_0": "プリンセスハグ",
|
||||
"201002111_1": "「切ちゃん、急がないと遅れるよ」",
|
||||
"201002111_2": "「待って、調。も、もうちょっとデスから……」",
|
||||
"201002111_3": "「わたしはいくらでも待つけど……」",
|
||||
"201002111_4": "「っと言ってるうちに、準備完了デースッ<speed=0.5>!</speed>\\n 早く行くデスよ、調ッ!」",
|
||||
"201002111_5": "「調子いいんだから」",
|
||||
"201002111_6": "「さあ、出発デースッ!」",
|
||||
"201002111_7": "「お待たせデス」",
|
||||
"201002111_8": "「少し、遅れましたか?」",
|
||||
"201002111_9": "「いいえ。時間通りね」",
|
||||
"201002111_10": "「うむ。さすがだな」",
|
||||
"201002111_11": "「デースッ!」",
|
||||
"201002111_12": "「あれ、響さんは?」",
|
||||
"201002111_13": "「……全く、立花もこういうところは直らないな」",
|
||||
"201002111_14": "「すみませ~んッ! 遅れましたーッ!」",
|
||||
"201002111_15": "「お前のせいであたしまで遅れたじゃねーかッ!」",
|
||||
"201002111_16": "「まあいい。事情は道すがら聞こう」",
|
||||
"201002111_17": "「ええ。早く出かけましょうッ!」",
|
||||
"201002111_18": "「いや~、みんなでショッピングなんて楽しいね~」",
|
||||
"201002111_19": "「響、前見て歩かないと危ないよ」",
|
||||
"201002111_20": "「こうした平穏な日々も……良いものだ」",
|
||||
"201002111_21": "「ええ。こんな何気ない日々の良さを、わたしたちは知らなかった」",
|
||||
"201002111_22": "「あッ、あの服すごく可愛いデスッ!\\n 着てみたいデス……」",
|
||||
"201002111_23": "「うん、切ちゃんに似合うと思う」",
|
||||
"201002111_24": "「うう、でも迷うのデス……。高そうデス……」",
|
||||
"201002111_25": "「あ、その隣のかっこいい服は翼さんに似合いそうッ!」",
|
||||
"201002111_26": "「翼さんがこういう服着ると、王子様みたいだよね」",
|
||||
"201002111_27": "「ううむ……喜ぶべきか、悲しむべきか……」",
|
||||
"201002111_28": "「しかしせっかく似合うと言ってくれたのだ。\\n ひとつ記念に買ってみるか……」",
|
||||
"201002111_29": "「後で着て見せてくださいねッ!\\n もう絶対似合いますからッ!」",
|
||||
"201002111_30": "「……ところでお前はまだ迷ってんのか?こういうのは思い切りだぞ」",
|
||||
"201002111_31": "「そうデスねッ! では、思い切りで~……」",
|
||||
"201002111_32": "「う……まるで、ぜんぜん足りないのデス……」",
|
||||
"201002111_33": "「それならわたしが買ってあげるわ」",
|
||||
"201002111_34": "「そ、それはカードッ!」",
|
||||
"201002111_35": "「社会人の輝き……ッ!」",
|
||||
"201002111_36": "「でも……アタシだけ買って貰うなんて出来ないデス」",
|
||||
"201002111_37": "「いいのよ、\\n たまにはわたしにあなたたちの姉らしいことをさせて頂戴」",
|
||||
"201002111_38": "「良かったね、切ちゃん」",
|
||||
"201002111_39": "「調も、欲しい物があったら言いなさい」",
|
||||
"201002111_40": "「暁にとってマリアは姉も同然だろう。\\n 時には、甘えればいい」",
|
||||
"201002111_41": "「それなら……これがいいデスッ!」",
|
||||
"201002111_42": "「公園で一息ついていこうよ」",
|
||||
"201002111_43": "「あら、いい場所があるのね」",
|
||||
"201002111_44": "「切ちゃん、新しい服来たままで」",
|
||||
"201002111_45": "「おまけに、合わせて買って貰ったヒールまで履いてよ。\\n おい、この階段大丈夫か?」",
|
||||
"201002111_46": "「ふっふーん、今日のアタシは大人なのデスッ<speed=0.5>!</speed>\\n ――っとっとっと……わわッ」",
|
||||
"201002111_47": "「切ちゃんッ!?」",
|
||||
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|
||||
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|
||||
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|
||||
"201002111_51": "「初めてのヒールでこの階段は厳しいだろう<speed=0.5>。</speed>\\n ……そうだな、このままわたしが運ぼう」",
|
||||
"201002111_52": "「――翼さん、王子様だ……ッ!」",
|
||||
"201002111_53": "「やるわね……翼」",
|
||||
"201002111_54": "「……どっちかというとお武家様じゃねえのか?」",
|
||||
"201002111_55": "「暁、体を動かすな。運び難い」",
|
||||
"201002111_56": "「で、でもでも……デス……」",
|
||||
"201002111_57": "「切ちゃん、顔赤い……」",
|
||||
"201002111_58": "「デ、デデデデースッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,20 +1,20 @@
|
|||
{
|
||||
"201002211_0": "初めてのお花見",
|
||||
"201002211_1": "「アルカ・ノイズ出現デスね。\\n では、調と一緒に早速向かうのデス」",
|
||||
"201002211_2": "「場所は……えッ!?」",
|
||||
"201002211_3": "「た、大変なのデスッ!\\n 急行して必ず倒すデスよッ!」",
|
||||
"201002211_4": "「うん。切ちゃん、急ごうッ!」",
|
||||
"201002211_5": "「くう――ッ! 絶対に、やらせないッ!」",
|
||||
"201002211_6": "「持ち堪えろ、立花ッ! はッ!」",
|
||||
"201002211_7": "「守りながらの戦いなんて、いちいちやり辛えなッ!」",
|
||||
"201002211_8": "「よりによって、アルカ・ノイズがこの場所を襲ってくるなんて……」",
|
||||
"201002211_9": "「お待たせなのデスッ!」",
|
||||
"201002211_10": "「遅えぞお前らッ!」",
|
||||
"201002211_11": "「……アレは?」",
|
||||
"201002211_12": "「無事よ。でも、予想より多い――ッ!」",
|
||||
"201002211_13": "「それは……良かったのデス」",
|
||||
"201002211_14": "「ああッ、あっちからも新手のノイズがッ!」",
|
||||
"201002211_15": "「対象区域を中心に陣を展開、防人として――必ず守りきるぞ」",
|
||||
"201002211_16": "「明日のために」",
|
||||
"201002211_17": "「この身に代えても守るのデスッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201002211_0": "初めてのお花見",
|
||||
"201002211_1": "「アルカ・ノイズ出現デスね。\\n では、調と一緒に早速向かうのデス」",
|
||||
"201002211_2": "「場所は……えッ!?」",
|
||||
"201002211_3": "「た、大変なのデスッ!\\n 急行して必ず倒すデスよッ!」",
|
||||
"201002211_4": "「うん。切ちゃん、急ごうッ!」",
|
||||
"201002211_5": "「くう――ッ! 絶対に、やらせないッ!」",
|
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"201002211_6": "「持ち堪えろ、立花ッ! はッ!」",
|
||||
"201002211_7": "「守りながらの戦いなんて、いちいちやり辛えなッ!」",
|
||||
"201002211_8": "「よりによって、アルカ・ノイズがこの場所を襲ってくるなんて……」",
|
||||
"201002211_9": "「お待たせなのデスッ!」",
|
||||
"201002211_10": "「遅えぞお前らッ!」",
|
||||
"201002211_11": "「……アレは?」",
|
||||
"201002211_12": "「無事よ。でも、予想より多い――ッ!」",
|
||||
"201002211_13": "「それは……良かったのデス」",
|
||||
"201002211_14": "「ああッ、あっちからも新手のノイズがッ!」",
|
||||
"201002211_15": "「対象区域を中心に陣を展開、防人として――必ず守りきるぞ」",
|
||||
"201002211_16": "「明日のために」",
|
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"201002211_17": "「この身に代えても守るのデスッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,26 +1,26 @@
|
|||
{
|
||||
"201002222_0": "「片付いた……ようだな」",
|
||||
"201002222_1": "「まったく、あいつらも時と場所を選べっつーんだよ」",
|
||||
"201002222_2": "「そ、それよりアレは無事デスかッ!?」",
|
||||
"201002222_3": "「ん。大丈夫だよ、切ちゃん」",
|
||||
"201002222_4": "「ほッ。よかったデス……」",
|
||||
"201002222_5": "「ちゃんと守りきれてよかったわ」",
|
||||
"201002222_6": "「ふふ、明日が楽しみだなあ~ッ!」",
|
||||
"201002222_7": "「花を見ながら綺麗デス<speed=0.5>……</speed>デースッ!」",
|
||||
"201002222_8": "「綺麗だね。切ちゃん」",
|
||||
"201002222_9": "「2人とも、ほんとに楽しみにしてたもんねッ!」",
|
||||
"201002222_10": "「デス……ッ! アタシたち、守ることが出来たデスね」",
|
||||
"201002222_11": "「うん、良かった……」",
|
||||
"201002222_12": "「ははは。桜の下で酒を酌み交わすと、\\n 日本に生まれて良かったと感じるなッ!」",
|
||||
"201002222_13": "「いい飲みっぷりですね、司令。さ、もう一杯どうぞ」",
|
||||
"201002222_14": "「ありがとうッ!」",
|
||||
"201002222_15": "「お酒っておいしいのかな~?\\n マリアさん以外はお預けだけど」",
|
||||
"201002222_16": "「それよりおっさん、飲みすぎじゃねーのか」",
|
||||
"201002222_17": "「クリスさん。今日は大目に見てあげてください」",
|
||||
"201002222_18": "「そうそう。んッ! このだし巻きもイケるッ!」",
|
||||
"201002222_19": "「――ったく。おい、お前らッ<speed=0.5>!</speed>\\n 早く来ねえと料理無くなるぞッ!」",
|
||||
"201002222_20": "「なんデスとッ! ま、待つデスッ!」",
|
||||
"201002222_21": "「切ちゃん、ひとまず食べるのに集中しよう」",
|
||||
"201002222_22": "「デスッ!」",
|
||||
"201002222_23": "「さまざまの 事おもひ出す 桜哉――と、言った所か……」"
|
||||
{
|
||||
"201002222_0": "「片付いた……ようだな」",
|
||||
"201002222_1": "「まったく、あいつらも時と場所を選べっつーんだよ」",
|
||||
"201002222_2": "「そ、それよりアレは無事デスかッ!?」",
|
||||
"201002222_3": "「ん。大丈夫だよ、切ちゃん」",
|
||||
"201002222_4": "「ほッ。よかったデス……」",
|
||||
"201002222_5": "「ちゃんと守りきれてよかったわ」",
|
||||
"201002222_6": "「ふふ、明日が楽しみだなあ~ッ!」",
|
||||
"201002222_7": "「花を見ながら綺麗デス<speed=0.5>……</speed>デースッ!」",
|
||||
"201002222_8": "「綺麗だね。切ちゃん」",
|
||||
"201002222_9": "「2人とも、ほんとに楽しみにしてたもんねッ!」",
|
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"201002222_10": "「デス……ッ! アタシたち、守ることが出来たデスね」",
|
||||
"201002222_11": "「うん、良かった……」",
|
||||
"201002222_12": "「ははは。桜の下で酒を酌み交わすと、\\n 日本に生まれて良かったと感じるなッ!」",
|
||||
"201002222_13": "「いい飲みっぷりですね、司令。さ、もう一杯どうぞ」",
|
||||
"201002222_14": "「ありがとうッ!」",
|
||||
"201002222_15": "「お酒っておいしいのかな~?\\n マリアさん以外はお預けだけど」",
|
||||
"201002222_16": "「それよりおっさん、飲みすぎじゃねーのか」",
|
||||
"201002222_17": "「クリスさん。今日は大目に見てあげてください」",
|
||||
"201002222_18": "「そうそう。んッ! このだし巻きもイケるッ!」",
|
||||
"201002222_19": "「――ったく。おい、お前らッ<speed=0.5>!</speed>\\n 早く来ねえと料理無くなるぞッ!」",
|
||||
"201002222_20": "「なんデスとッ! ま、待つデスッ!」",
|
||||
"201002222_21": "「切ちゃん、ひとまず食べるのに集中しよう」",
|
||||
"201002222_22": "「デスッ!」",
|
||||
"201002222_23": "「さまざまの 事おもひ出す 桜哉――と、言った所か……」"
|
||||
}
|
|
@ -1,3 +1,3 @@
|
|||
{
|
||||
"201002311_0": "バニーガールズ"
|
||||
{
|
||||
"201002311_0": "バニーガールズ"
|
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}
|
|
@ -1,32 +1,32 @@
|
|||
{
|
||||
"201002322_0": "「司令、戻りました」",
|
||||
"201002322_1": "「うむ……」",
|
||||
"201002322_2": "「どうしたんだ、おっさん? 難しい顔して」",
|
||||
"201002322_3": "「何か問題でも?」",
|
||||
"201002322_4": "「いや……実はS.O.N.G.主催のパーティで予定していた、\\n 余興のメンバーが来れなくなってな」",
|
||||
"201002322_5": "「パーティ?」",
|
||||
"201002322_6": "「余興とは、一体何を」",
|
||||
"201002322_7": "「藤尭、お前が手配担当だったな。\\n どんなのを予定してたんだ?」",
|
||||
"201002322_8": "「ちょっとした衣装を着て、呼ばれたらみんなの前で\\n パーティの主役にプレゼントをする予定だったんですが……」",
|
||||
"201002322_9": "「プレゼンターの人が来れなくなったので、代理を立てる\\n 必要が……」",
|
||||
"201002322_10": "「プレゼントを渡すだけなら、雪音と一緒に手伝いましょうか?」",
|
||||
"201002322_11": "「やってくれるのか」",
|
||||
"201002322_12": "「はい。問題ありません」",
|
||||
"201002322_13": "「なんであたしまでそんな面倒そうなことを……」",
|
||||
"201002322_14": "「司令や藤尭さんが困っているのだ。\\n 恩はこういうときにこそ返すものだろう」",
|
||||
"201002322_15": "「ふうッ。しゃーねーな。わかったよ。あたしも手伝ってやる」",
|
||||
"201002322_16": "「そうですかッ! 2人とも、ありがとうございますッ!」",
|
||||
"201002322_17": "「ちょっとした衣装って……なんでこんな衣装なんだよッ!」",
|
||||
"201002322_18": "「これは……その、何とかならないのですか」",
|
||||
"201002322_19": "「あはは……それが、何でも主役の人のリクエストだそうで、\\n 変えられないんですよ」",
|
||||
"201002322_20": "「くっ――不覚ッ! 図らずも窮地に陥るとは」",
|
||||
"201002322_21": "「だからあたしは嫌だって言ったんだッ!」",
|
||||
"201002322_22": "「それでも致し方ない……引き受けたからにはこれも任務。\\n 防人としての勤めだ」",
|
||||
"201002322_23": "「先輩の言うサキモリの範囲がわからねえよッ!」",
|
||||
"201002322_24": "「防人というのは、時に剣、時に盾となり、\\n 任務のためにこの身を捧げて――」",
|
||||
"201002322_25": "「ああ――ッ<speed=0.5>!</speed>\\n どうしてこんな時に限ってあのバカはいないんだッ!」",
|
||||
"201002322_26": "「いたらあいつも道連れにしてやんのにッ!\\n むしろ後輩ども全員道連れにしてやりてえッ!」",
|
||||
"201002322_27": "「それにしても、雪音、お前……」",
|
||||
"201002322_28": "「……大きいな」",
|
||||
"201002322_29": "「ああーッ<speed=0.5>!</speed>\\n とっとと主役とやらを連れて来やがれーッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201002322_0": "「司令、戻りました」",
|
||||
"201002322_1": "「うむ……」",
|
||||
"201002322_2": "「どうしたんだ、おっさん? 難しい顔して」",
|
||||
"201002322_3": "「何か問題でも?」",
|
||||
"201002322_4": "「いや……実はS.O.N.G.主催のパーティで予定していた、\\n 余興のメンバーが来れなくなってな」",
|
||||
"201002322_5": "「パーティ?」",
|
||||
"201002322_6": "「余興とは、一体何を」",
|
||||
"201002322_7": "「藤尭、お前が手配担当だったな。\\n どんなのを予定してたんだ?」",
|
||||
"201002322_8": "「ちょっとした衣装を着て、呼ばれたらみんなの前で\\n パーティの主役にプレゼントをする予定だったんですが……」",
|
||||
"201002322_9": "「プレゼンターの人が来れなくなったので、代理を立てる\\n 必要が……」",
|
||||
"201002322_10": "「プレゼントを渡すだけなら、雪音と一緒に手伝いましょうか?」",
|
||||
"201002322_11": "「やってくれるのか」",
|
||||
"201002322_12": "「はい。問題ありません」",
|
||||
"201002322_13": "「なんであたしまでそんな面倒そうなことを……」",
|
||||
"201002322_14": "「司令や藤尭さんが困っているのだ。\\n 恩はこういうときにこそ返すものだろう」",
|
||||
"201002322_15": "「ふうッ。しゃーねーな。わかったよ。あたしも手伝ってやる」",
|
||||
"201002322_16": "「そうですかッ! 2人とも、ありがとうございますッ!」",
|
||||
"201002322_17": "「ちょっとした衣装って……なんでこんな衣装なんだよッ!」",
|
||||
"201002322_18": "「これは……その、何とかならないのですか」",
|
||||
"201002322_19": "「あはは……それが、何でも主役の人のリクエストだそうで、\\n 変えられないんですよ」",
|
||||
"201002322_20": "「くっ――不覚ッ! 図らずも窮地に陥るとは」",
|
||||
"201002322_21": "「だからあたしは嫌だって言ったんだッ!」",
|
||||
"201002322_22": "「それでも致し方ない……引き受けたからにはこれも任務。\\n 防人としての勤めだ」",
|
||||
"201002322_23": "「先輩の言うサキモリの範囲がわからねえよッ!」",
|
||||
"201002322_24": "「防人というのは、時に剣、時に盾となり、\\n 任務のためにこの身を捧げて――」",
|
||||
"201002322_25": "「ああ――ッ<speed=0.5>!</speed>\\n どうしてこんな時に限ってあのバカはいないんだッ!」",
|
||||
"201002322_26": "「いたらあいつも道連れにしてやんのにッ!\\n むしろ後輩ども全員道連れにしてやりてえッ!」",
|
||||
"201002322_27": "「それにしても、雪音、お前……」",
|
||||
"201002322_28": "「……大きいな」",
|
||||
"201002322_29": "「ああーッ<speed=0.5>!</speed>\\n とっとと主役とやらを連れて来やがれーッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,24 +1,24 @@
|
|||
{
|
||||
"201002411_0": "1日の始まり",
|
||||
"201002411_1": "「ふあ……。あら、おはよう調」",
|
||||
"201002411_2": "「んー。しゃこしゃこしゃこ……」",
|
||||
"201002411_3": "「あなた、寝る前に切歌とお菓子を食べてたんだし、\\n しっかり磨かなきゃダメよ?」",
|
||||
"201002411_4": "「んー。しゃこしゃこしゃこ……」",
|
||||
"201002411_5": "「……そんな寝ぼけたままで。歯を大切にしないと後々、\\n 痛い目を見ることになる、とマムも言っていたわ」",
|
||||
"201002411_6": "「んー。しゃこしゃこしゃこ……」",
|
||||
"201002411_7": "「もっと奥歯も磨いて……違う、奥歯の表面だけじゃなく、\\n 裏側を見逃さないように……」",
|
||||
"201002411_8": "「ん。んんー。しゃこしゃこしゃこ……」",
|
||||
"201002411_9": "「そうじゃなくて……ああ、もう見ていられないわッ!」",
|
||||
"201002411_10": "「んッ<speed=0.5>、</speed>んん~ッ!?」",
|
||||
"201002411_11": "「もっとこっちを見て。ほら、そうよ。\\n こうしてもっと深く入れて……フフ、綺麗ね、調」",
|
||||
"201002411_12": "「んぐ<speed=0.5>、</speed>まいあ、んんう~……」",
|
||||
"201002411_13": "「隅々まで擦って、そう、裏側も……」",
|
||||
"201002411_14": "「はふ。んふう……んぐ、んん~……ッ!」",
|
||||
"201002411_15": "「いいわ、楽しくなってきた。どう?\\n 奥まで届くかしら……つるつるで、とても愛らしいわ……ッ!」",
|
||||
"201002411_16": "「んんう、ん? ん……んん~」",
|
||||
"201002411_17": "「2人ともお寝坊さんデスね。やっと起きたデスか」",
|
||||
"201002411_18": "「今日もいい朝デス。\\n ……にしても、何か怪しい会話が聞こえるような……」",
|
||||
"201002411_19": "「調……こうやって、人にされると……、\\n とても気持ちいいでしょう……?」",
|
||||
"201002411_20": "「んふ……ん<speed=0.5>、</speed>まいあ……」",
|
||||
"201002411_21": "「デデデデースッ!<speed=0.5>?</speed>\\n いったい、洗面所で何が起きてるデスかッ!?」"
|
||||
{
|
||||
"201002411_0": "1日の始まり",
|
||||
"201002411_1": "「ふあ……。あら、おはよう調」",
|
||||
"201002411_2": "「んー。しゃこしゃこしゃこ……」",
|
||||
"201002411_3": "「あなた、寝る前に切歌とお菓子を食べてたんだし、\\n しっかり磨かなきゃダメよ?」",
|
||||
"201002411_4": "「んー。しゃこしゃこしゃこ……」",
|
||||
"201002411_5": "「……そんな寝ぼけたままで。歯を大切にしないと後々、\\n 痛い目を見ることになる、とマムも言っていたわ」",
|
||||
"201002411_6": "「んー。しゃこしゃこしゃこ……」",
|
||||
"201002411_7": "「もっと奥歯も磨いて……違う、奥歯の表面だけじゃなく、\\n 裏側を見逃さないように……」",
|
||||
"201002411_8": "「ん。んんー。しゃこしゃこしゃこ……」",
|
||||
"201002411_9": "「そうじゃなくて……ああ、もう見ていられないわッ!」",
|
||||
"201002411_10": "「んッ<speed=0.5>、</speed>んん~ッ!?」",
|
||||
"201002411_11": "「もっとこっちを見て。ほら、そうよ。\\n こうしてもっと深く入れて……フフ、綺麗ね、調」",
|
||||
"201002411_12": "「んぐ<speed=0.5>、</speed>まいあ、んんう~……」",
|
||||
"201002411_13": "「隅々まで擦って、そう、裏側も……」",
|
||||
"201002411_14": "「はふ。んふう……んぐ、んん~……ッ!」",
|
||||
"201002411_15": "「いいわ、楽しくなってきた。どう?\\n 奥まで届くかしら……つるつるで、とても愛らしいわ……ッ!」",
|
||||
"201002411_16": "「んんう、ん? ん……んん~」",
|
||||
"201002411_17": "「2人ともお寝坊さんデスね。やっと起きたデスか」",
|
||||
"201002411_18": "「今日もいい朝デス。\\n ……にしても、何か怪しい会話が聞こえるような……」",
|
||||
"201002411_19": "「調……こうやって、人にされると……、\\n とても気持ちいいでしょう……?」",
|
||||
"201002411_20": "「んふ……ん<speed=0.5>、</speed>まいあ……」",
|
||||
"201002411_21": "「デデデデースッ!<speed=0.5>?</speed>\\n いったい、洗面所で何が起きてるデスかッ!?」"
|
||||
}
|
|
@ -1,27 +1,27 @@
|
|||
{
|
||||
"201002511_0": "茶道体験",
|
||||
"201002511_1": "「ずずず<speed=0.5>……</speed>う――ッ!」",
|
||||
"201002511_2": "「……ほら、調。飲んだあとの作法」",
|
||||
"201002511_3": "「け<speed=0.5>、</speed>結構なお手前で……」",
|
||||
"201002511_4": "「フフ、苦かったのでしょう? 無理しなくてもいいのに」",
|
||||
"201002511_5": "「茶道を体験してみたい、なんて。\\n あなたも意外な事に興味を持つものね」",
|
||||
"201002511_6": "「戦いにも似た緊張感がある、この国の女子の嗜みだって\\n 聞いたから」",
|
||||
"201002511_7": "「……そんな事を言ったのは、どうせ翼でしょう。\\n 彼女の伝手で茶室も借りられたから、構わないのだけれど」",
|
||||
"201002511_8": "「それじゃもう一回はじめからやってみましょうか。\\n 手順は覚えてるわね?」",
|
||||
"201002511_9": "「うん、大丈夫」",
|
||||
"201002511_10": "「ずずず<speed=0.5>……</speed>う――ッ! け<speed=0.5>、</speed>結構なお手前で……」",
|
||||
"201002511_11": "「苦いのね。\\n ちょっとわたしの方のを飲んでみなさい」",
|
||||
"201002511_12": "「う……えッ!<speed=0.5>?</speed> に、苦くない……」",
|
||||
"201002511_13": "「……どう? 大丈夫でしょ?」",
|
||||
"201002511_14": "「……どうして? 同じものを使ってるのに……」",
|
||||
"201002511_15": "「お茶は点て方で苦味が変わるのよ。\\n だから、お茶を上手く点てられると苦味は少なくなるの」",
|
||||
"201002511_16": "「……まあ、わたしにそんな腕は無いし、\\n これを入れただけなんだけどね」",
|
||||
"201002511_17": "「それ――お砂糖ッ<speed=0.5>!</speed>\\n でも、お茶にお砂糖を入れるのはマナー違反なんじゃ……」",
|
||||
"201002511_18": "「そうね。確かに翼に言ったら怒られそうだけど、\\n まずは作法に慣れることが大切なんじゃないかしら」",
|
||||
"201002511_19": "「そう、なのかな……?」",
|
||||
"201002511_20": "「フフ、調はちゃんとした茶道を体験したいんだったわね。\\n それじゃあ、このまま、もう一度初めからやってみましょう」",
|
||||
"201002511_21": "「……マリア……あの――」",
|
||||
"201002511_22": "「ん? どうしたの調」",
|
||||
"201002511_23": "「……わたしのお茶にもお砂糖、入れて欲しい」",
|
||||
"201002511_24": "「ええ、わかったわ」"
|
||||
{
|
||||
"201002511_0": "茶道体験",
|
||||
"201002511_1": "「ずずず<speed=0.5>……</speed>う――ッ!」",
|
||||
"201002511_2": "「……ほら、調。飲んだあとの作法」",
|
||||
"201002511_3": "「け<speed=0.5>、</speed>結構なお手前で……」",
|
||||
"201002511_4": "「フフ、苦かったのでしょう? 無理しなくてもいいのに」",
|
||||
"201002511_5": "「茶道を体験してみたい、なんて。\\n あなたも意外な事に興味を持つものね」",
|
||||
"201002511_6": "「戦いにも似た緊張感がある、この国の女子の嗜みだって\\n 聞いたから」",
|
||||
"201002511_7": "「……そんな事を言ったのは、どうせ翼でしょう。\\n 彼女の伝手で茶室も借りられたから、構わないのだけれど」",
|
||||
"201002511_8": "「それじゃもう一回はじめからやってみましょうか。\\n 手順は覚えてるわね?」",
|
||||
"201002511_9": "「うん、大丈夫」",
|
||||
"201002511_10": "「ずずず<speed=0.5>……</speed>う――ッ! け<speed=0.5>、</speed>結構なお手前で……」",
|
||||
"201002511_11": "「苦いのね。\\n ちょっとわたしの方のを飲んでみなさい」",
|
||||
"201002511_12": "「う……えッ!<speed=0.5>?</speed> に、苦くない……」",
|
||||
"201002511_13": "「……どう? 大丈夫でしょ?」",
|
||||
"201002511_14": "「……どうして? 同じものを使ってるのに……」",
|
||||
"201002511_15": "「お茶は点て方で苦味が変わるのよ。\\n だから、お茶を上手く点てられると苦味は少なくなるの」",
|
||||
"201002511_16": "「……まあ、わたしにそんな腕は無いし、\\n これを入れただけなんだけどね」",
|
||||
"201002511_17": "「それ――お砂糖ッ<speed=0.5>!</speed>\\n でも、お茶にお砂糖を入れるのはマナー違反なんじゃ……」",
|
||||
"201002511_18": "「そうね。確かに翼に言ったら怒られそうだけど、\\n まずは作法に慣れることが大切なんじゃないかしら」",
|
||||
"201002511_19": "「そう、なのかな……?」",
|
||||
"201002511_20": "「フフ、調はちゃんとした茶道を体験したいんだったわね。\\n それじゃあ、このまま、もう一度初めからやってみましょう」",
|
||||
"201002511_21": "「……マリア……あの――」",
|
||||
"201002511_22": "「ん? どうしたの調」",
|
||||
"201002511_23": "「……わたしのお茶にもお砂糖、入れて欲しい」",
|
||||
"201002511_24": "「ええ、わかったわ」"
|
||||
}
|
|
@ -1,23 +1,23 @@
|
|||
{
|
||||
"201002611_0": "舞踊演舞",
|
||||
"201002611_1": "「新曲の演出とはいえ……」",
|
||||
"201002611_2": "「日舞を取り込んだ振り付けは、一朝一夕じゃ習得できないね」",
|
||||
"201002611_3": "「はい。2人とも、扇子を持っていない方の手を意識して」",
|
||||
"201002611_4": "「空いてる手の方を? ですか」",
|
||||
"201002611_5": "「武道で前に構えた手より後ろの手を意識するみたいなもんだろ」",
|
||||
"201002611_6": "「……なるほど。もう一度、合わせてみよう」",
|
||||
"201002611_7": "「ああ。ここでこう、扇子を上げながら回って――」",
|
||||
"201002611_8": "「痛ッ<speed=0.5>!</speed> 奏、足……」",
|
||||
"201002611_9": "「おっと。ごめん」",
|
||||
"201002611_10": "「次は、帯の位置が動かないように意識してみて下さい」",
|
||||
"201002611_11": "「んなこと言ったってさ。\\n どうにもこの――ヒラヒラが邪魔っけで踊りにくくてね」",
|
||||
"201002611_12": "「奏はこういうの苦手そうだもんね」",
|
||||
"201002611_13": "「それでも、本番までには仕上げてみせるさ」",
|
||||
"201002611_14": "「わかってる。奏には、それができるってこと」",
|
||||
"201002611_15": "「はは、あんまり信頼でプレッシャーかけないでくれよ」",
|
||||
"201002611_16": "「フフ。緊張感があるほうが好きなくせに」",
|
||||
"201002611_17": "「まあね。先生、ここんところの動きは、手首の角度――」",
|
||||
"201002611_18": "「――っと、別件のお仕事だ。先生、失礼」",
|
||||
"201002611_19": "「いくぞ、翼」",
|
||||
"201002611_20": "「うんッ! 奏」"
|
||||
{
|
||||
"201002611_0": "舞踊演舞",
|
||||
"201002611_1": "「新曲の演出とはいえ……」",
|
||||
"201002611_2": "「日舞を取り込んだ振り付けは、一朝一夕じゃ習得できないね」",
|
||||
"201002611_3": "「はい。2人とも、扇子を持っていない方の手を意識して」",
|
||||
"201002611_4": "「空いてる手の方を? ですか」",
|
||||
"201002611_5": "「武道で前に構えた手より後ろの手を意識するみたいなもんだろ」",
|
||||
"201002611_6": "「……なるほど。もう一度、合わせてみよう」",
|
||||
"201002611_7": "「ああ。ここでこう、扇子を上げながら回って――」",
|
||||
"201002611_8": "「痛ッ<speed=0.5>!</speed> 奏、足……」",
|
||||
"201002611_9": "「おっと。ごめん」",
|
||||
"201002611_10": "「次は、帯の位置が動かないように意識してみて下さい」",
|
||||
"201002611_11": "「んなこと言ったってさ。\\n どうにもこの――ヒラヒラが邪魔っけで踊りにくくてね」",
|
||||
"201002611_12": "「奏はこういうの苦手そうだもんね」",
|
||||
"201002611_13": "「それでも、本番までには仕上げてみせるさ」",
|
||||
"201002611_14": "「わかってる。奏には、それができるってこと」",
|
||||
"201002611_15": "「はは、あんまり信頼でプレッシャーかけないでくれよ」",
|
||||
"201002611_16": "「フフ。緊張感があるほうが好きなくせに」",
|
||||
"201002611_17": "「まあね。先生、ここんところの動きは、手首の角度――」",
|
||||
"201002611_18": "「――っと、別件のお仕事だ。先生、失礼」",
|
||||
"201002611_19": "「いくぞ、翼」",
|
||||
"201002611_20": "「うんッ! 奏」"
|
||||
}
|
|
@ -1,21 +1,21 @@
|
|||
{
|
||||
"201002622_0": "「先生。それでは、レッスンの続きをお願いします」",
|
||||
"201002622_1": "「お疲れ様。先ほどの、扇子を上げて回るところから\\n いきましょう」",
|
||||
"201002622_2": "「……さっき思ったけど、やっぱりあたしは戦闘の方が\\n 性に合ってるな」",
|
||||
"201002622_3": "「着物は嫌い?」",
|
||||
"201002622_4": "「嫌いってわけじゃないけど、動きにくいのはちょっとな」",
|
||||
"201002622_5": "「帯を締めると身が引き締まる思いがして、\\n わたしは良いと思うんだけど」",
|
||||
"201002622_6": "「ああ、たしかに翼はよく似合ってるよな」",
|
||||
"201002622_7": "「ありがとう」",
|
||||
"201002622_8": "「くくッ……まあ、なにせ翼は着物向きの\\n 体型だもんなあー?」",
|
||||
"201002622_9": "「着物向きの<speed=0.5>……</speed>体型――ッ!」",
|
||||
"201002622_10": "「ふふん」",
|
||||
"201002622_11": "(大――ッ! そして……)",
|
||||
"201002622_12": "(小……)",
|
||||
"201002622_13": "「やっぱり奏はわたしに意地悪だ……」",
|
||||
"201002622_14": "「ジョークだよ、ジョーク。さ、もう一回合わせるぞ、翼」",
|
||||
"201002622_15": "「ええ」",
|
||||
"201002622_16": "「いいですよ。2人とも、今度はぴったり、完璧ですね」",
|
||||
"201002622_17": "「翼となら、合わせるのは簡単さ」",
|
||||
"201002622_18": "(奏……。やっぱり奏と私の相性は最高なんだ……ッ!)"
|
||||
{
|
||||
"201002622_0": "「先生。それでは、レッスンの続きをお願いします」",
|
||||
"201002622_1": "「お疲れ様。先ほどの、扇子を上げて回るところから\\n いきましょう」",
|
||||
"201002622_2": "「……さっき思ったけど、やっぱりあたしは戦闘の方が\\n 性に合ってるな」",
|
||||
"201002622_3": "「着物は嫌い?」",
|
||||
"201002622_4": "「嫌いってわけじゃないけど、動きにくいのはちょっとな」",
|
||||
"201002622_5": "「帯を締めると身が引き締まる思いがして、\\n わたしは良いと思うんだけど」",
|
||||
"201002622_6": "「ああ、たしかに翼はよく似合ってるよな」",
|
||||
"201002622_7": "「ありがとう」",
|
||||
"201002622_8": "「くくッ……まあ、なにせ翼は着物向きの\\n 体型だもんなあー?」",
|
||||
"201002622_9": "「着物向きの<speed=0.5>……</speed>体型――ッ!」",
|
||||
"201002622_10": "「ふふん」",
|
||||
"201002622_11": "(大――ッ! そして……)",
|
||||
"201002622_12": "(小……)",
|
||||
"201002622_13": "「やっぱり奏はわたしに意地悪だ……」",
|
||||
"201002622_14": "「ジョークだよ、ジョーク。さ、もう一回合わせるぞ、翼」",
|
||||
"201002622_15": "「ええ」",
|
||||
"201002622_16": "「いいですよ。2人とも、今度はぴったり、完璧ですね」",
|
||||
"201002622_17": "「翼となら、合わせるのは簡単さ」",
|
||||
"201002622_18": "(奏……。やっぱり奏と私の相性は最高なんだ……ッ!)"
|
||||
}
|
|
@ -1,29 +1,29 @@
|
|||
{
|
||||
"201002711_0": "着付に挑戦",
|
||||
"201002711_1": "「ひ~、遅れた遅れた~ッ!」",
|
||||
"201002711_2": "「もう、響。何してたの。\\n 間に合わなくなっちゃうよ?」",
|
||||
"201002711_3": "「ごめーん、未来。\\n 大荷物のお爺ちゃんを手伝ってたらこんな時間に」",
|
||||
"201002711_4": "「じゃなくて、着物ッ!」",
|
||||
"201002711_5": "「……あッ<speed=0.5>!</speed>\\n あああ~ッ!」",
|
||||
"201002711_6": "「今日は特別講師の先生が来て、学校で茶の湯の授業をするから\\n 着物で、って言ってたのに」",
|
||||
"201002711_7": "「すっかり忘れてたよー……面目ない」",
|
||||
"201002711_8": "「着物は貸してもらったけど、着付け、間に合うかな」",
|
||||
"201002711_9": "「えっと、今何分? わわ、早くしないと~。\\n このままだと授業始まっちゃうッ!」",
|
||||
"201002711_10": "「動かないでッ<speed=0.5>!</speed>\\n ああッ、もう……えっと、ここをこうやって……?」",
|
||||
"201002711_11": "「な、何か色々出てるんだけど~ッ!<speed=0.5>?</speed>\\n これは人にはとても見せられない……」",
|
||||
"201002711_12": "「響が動くからだよ。\\n えっと、あれ? どこまでやったっけ……」",
|
||||
"201002711_13": "「めちゃくちゃはだけてるんだけど……。\\n 未来自身はどうやって着たのッ!?」",
|
||||
"201002711_14": "「わたしはお店で着付けして貰ったし……\\n でも、たしかこういう感じで帯を折って……」",
|
||||
"201002711_15": "「帯はそれっぽいけど、上がぜんぜん――」",
|
||||
"201002711_16": "「ひい~、予鈴鳴っちゃったよ~ッ!\\n 未来、がんばって~ッ!」",
|
||||
"201002711_17": "「んんん~、こ、ここを引っ張って、ここを突っ込めば……\\n ほら、出来たッ! ……たぶん」",
|
||||
"201002711_18": "「なんかすごくおかしな格好なんですけどッ!?\\n もういいや、時間もないしッ!」",
|
||||
"201002711_19": "「うん。急ごう、響ッ!」",
|
||||
"201002711_20": "「結局、おかしな格好で授業に出て、怒られちゃったね」",
|
||||
"201002711_21": "「ううう、わたし、呪われてる……」",
|
||||
"201002711_22": "「ごめんね……響。\\n わたしがもっとうまく着付けられていれば……」",
|
||||
"201002711_23": "「ええッ!? 未来のせいじゃないよッ!\\n そもそも、わたしが忘れてたのが原因なんだし」",
|
||||
"201002711_24": "「……ううん。\\n やっぱり響の着付けくらいできるようにならないとッ!」",
|
||||
"201002711_25": "「部屋に帰ったら早速練習だよ。響も手伝ってッ!」",
|
||||
"201002711_26": "「う、うんッ!\\n ……。未来に変なスイッチ入っちゃったよ」"
|
||||
{
|
||||
"201002711_0": "着付に挑戦",
|
||||
"201002711_1": "「ひ~、遅れた遅れた~ッ!」",
|
||||
"201002711_2": "「もう、響。何してたの。\\n 間に合わなくなっちゃうよ?」",
|
||||
"201002711_3": "「ごめーん、未来。\\n 大荷物のお爺ちゃんを手伝ってたらこんな時間に」",
|
||||
"201002711_4": "「じゃなくて、着物ッ!」",
|
||||
"201002711_5": "「……あッ<speed=0.5>!</speed>\\n あああ~ッ!」",
|
||||
"201002711_6": "「今日は特別講師の先生が来て、学校で茶の湯の授業をするから\\n 着物で、って言ってたのに」",
|
||||
"201002711_7": "「すっかり忘れてたよー……面目ない」",
|
||||
"201002711_8": "「着物は貸してもらったけど、着付け、間に合うかな」",
|
||||
"201002711_9": "「えっと、今何分? わわ、早くしないと~。\\n このままだと授業始まっちゃうッ!」",
|
||||
"201002711_10": "「動かないでッ<speed=0.5>!</speed>\\n ああッ、もう……えっと、ここをこうやって……?」",
|
||||
"201002711_11": "「な、何か色々出てるんだけど~ッ!<speed=0.5>?</speed>\\n これは人にはとても見せられない……」",
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||||
"201002711_12": "「響が動くからだよ。\\n えっと、あれ? どこまでやったっけ……」",
|
||||
"201002711_13": "「めちゃくちゃはだけてるんだけど……。\\n 未来自身はどうやって着たのッ!?」",
|
||||
"201002711_14": "「わたしはお店で着付けして貰ったし……\\n でも、たしかこういう感じで帯を折って……」",
|
||||
"201002711_15": "「帯はそれっぽいけど、上がぜんぜん――」",
|
||||
"201002711_16": "「ひい~、予鈴鳴っちゃったよ~ッ!\\n 未来、がんばって~ッ!」",
|
||||
"201002711_17": "「んんん~、こ、ここを引っ張って、ここを突っ込めば……\\n ほら、出来たッ! ……たぶん」",
|
||||
"201002711_18": "「なんかすごくおかしな格好なんですけどッ!?\\n もういいや、時間もないしッ!」",
|
||||
"201002711_19": "「うん。急ごう、響ッ!」",
|
||||
"201002711_20": "「結局、おかしな格好で授業に出て、怒られちゃったね」",
|
||||
"201002711_21": "「ううう、わたし、呪われてる……」",
|
||||
"201002711_22": "「ごめんね……響。\\n わたしがもっとうまく着付けられていれば……」",
|
||||
"201002711_23": "「ええッ!? 未来のせいじゃないよッ!\\n そもそも、わたしが忘れてたのが原因なんだし」",
|
||||
"201002711_24": "「……ううん。\\n やっぱり響の着付けくらいできるようにならないとッ!」",
|
||||
"201002711_25": "「部屋に帰ったら早速練習だよ。響も手伝ってッ!」",
|
||||
"201002711_26": "「う、うんッ!\\n ……。未来に変なスイッチ入っちゃったよ」"
|
||||
}
|
|
@ -1,29 +1,29 @@
|
|||
{
|
||||
"201002811_0": "ガリィ流の華道",
|
||||
"201002811_1": "「ガリィちゃん、着物バージョン~<speed=0.5>♪</speed>\\n どう? 可愛いでしょ~?」",
|
||||
"201002811_2": "「……」",
|
||||
"201002811_3": "「ノってきてくださいよ。\\n ガリィちゃんがおバカに見えちゃうでしょう?」",
|
||||
"201002811_4": "「そう言われても、可愛いと思えない物に可愛いとは\\n 言えませんし」",
|
||||
"201002811_5": "「はあ……期待したあたしがバカでしたよ」",
|
||||
"201002811_6": "「それよりも。もう少し真面目におこなっては?\\n マスターからの命令なわけですし」",
|
||||
"201002811_7": "「人間の文化を体験して報告せよ、つったって、\\n なんだこのしょっぱいのは……」",
|
||||
"201002811_8": "「生け花、と言うらしいですが。\\n 果たしてどういう意味があるのか」",
|
||||
"201002811_9": "「こんなの適当に……グサッ、グサッて刺したら終わり\\n でしょうが。あ~あ、ガリィちゃん、街に出たいなぁ~」",
|
||||
"201002811_10": "『真面目にやれ、ガリィ。\\n 万象を知る事こそが錬金術の深奥へと至る道だ』",
|
||||
"201002811_11": "「てへ<speed=0.5>☆</speed> わかりました、ガリィ、がんばりま~す♪」",
|
||||
"201002811_12": "「…………」",
|
||||
"201002811_13": "『監視してるからな』",
|
||||
"201002811_14": "「はいはい。お花を針山にグサーッ、グサーッ<speed=0.5>!</speed>\\n ――出来ましたッ! 可愛いでしょ?」",
|
||||
"201002811_15": "「……なんだかものすごく変に見えますが」",
|
||||
"201002811_16": "「この完成された造形美がわからないなんて残念ですね~」",
|
||||
"201002811_17": "『ふむ……興味深いな』",
|
||||
"201002811_18": "「さっすがマスター<speed=0.5>♪</speed>\\n ガリィちゃんの素晴らしいセンスがわかるんですねッ!」",
|
||||
"201002811_19": "「グサーッ、グサーッが、重要なのでしょうか。\\n 私も刺して見せましょうか。剣の要領で」",
|
||||
"201002811_20": "「どうぞ、どうぞ、お好きなだけ~」",
|
||||
"201002811_21": "(ったく、いつまでこんなくそつまんないこと\\n してなくちゃいけないんだっつーのッ!)",
|
||||
"201002811_22": "「では。グサーッ、グサーッと。そして、ここで風を少々」",
|
||||
"201002811_23": "「花が全部散っちゃってますけど……<speed=0.5>。</speed>\\n どう思いますう~? マスター?」",
|
||||
"201002811_24": "『バシリウス・ウァレンティヌスの描いた七惑星の樹に\\n 似ている……やはり生け花は奥深い。続けろ』",
|
||||
"201002811_25": "「はい。マスター。さらに優雅に、滅多刺しにッ!」",
|
||||
"201002811_26": "「本気で言ってんですかマスター<speed=0.5>。</speed>\\n はいはい、それじゃあガリィもそれなりにがんばりま~す」"
|
||||
{
|
||||
"201002811_0": "ガリィ流の華道",
|
||||
"201002811_1": "「ガリィちゃん、着物バージョン~<speed=0.5>♪</speed>\\n どう? 可愛いでしょ~?」",
|
||||
"201002811_2": "「……」",
|
||||
"201002811_3": "「ノってきてくださいよ。\\n ガリィちゃんがおバカに見えちゃうでしょう?」",
|
||||
"201002811_4": "「そう言われても、可愛いと思えない物に可愛いとは\\n 言えませんし」",
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||||
"201002811_5": "「はあ……期待したあたしがバカでしたよ」",
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||||
"201002811_6": "「それよりも。もう少し真面目におこなっては?\\n マスターからの命令なわけですし」",
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||||
"201002811_7": "「人間の文化を体験して報告せよ、つったって、\\n なんだこのしょっぱいのは……」",
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||||
"201002811_8": "「生け花、と言うらしいですが。\\n 果たしてどういう意味があるのか」",
|
||||
"201002811_9": "「こんなの適当に……グサッ、グサッて刺したら終わり\\n でしょうが。あ~あ、ガリィちゃん、街に出たいなぁ~」",
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||||
"201002811_10": "『真面目にやれ、ガリィ。\\n 万象を知る事こそが錬金術の深奥へと至る道だ』",
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||||
"201002811_11": "「てへ<speed=0.5>☆</speed> わかりました、ガリィ、がんばりま~す♪」",
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||||
"201002811_12": "「…………」",
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||||
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"201002811_14": "「はいはい。お花を針山にグサーッ、グサーッ<speed=0.5>!</speed>\\n ――出来ましたッ! 可愛いでしょ?」",
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||||
"201002811_15": "「……なんだかものすごく変に見えますが」",
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||||
"201002811_16": "「この完成された造形美がわからないなんて残念ですね~」",
|
||||
"201002811_17": "『ふむ……興味深いな』",
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||||
"201002811_18": "「さっすがマスター<speed=0.5>♪</speed>\\n ガリィちゃんの素晴らしいセンスがわかるんですねッ!」",
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||||
"201002811_19": "「グサーッ、グサーッが、重要なのでしょうか。\\n 私も刺して見せましょうか。剣の要領で」",
|
||||
"201002811_20": "「どうぞ、どうぞ、お好きなだけ~」",
|
||||
"201002811_21": "(ったく、いつまでこんなくそつまんないこと\\n してなくちゃいけないんだっつーのッ!)",
|
||||
"201002811_22": "「では。グサーッ、グサーッと。そして、ここで風を少々」",
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||||
"201002811_23": "「花が全部散っちゃってますけど……<speed=0.5>。</speed>\\n どう思いますう~? マスター?」",
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||||
"201002811_24": "『バシリウス・ウァレンティヌスの描いた七惑星の樹に\\n 似ている……やはり生け花は奥深い。続けろ』",
|
||||
"201002811_25": "「はい。マスター。さらに優雅に、滅多刺しにッ!」",
|
||||
"201002811_26": "「本気で言ってんですかマスター<speed=0.5>。</speed>\\n はいはい、それじゃあガリィもそれなりにがんばりま~す」"
|
||||
}
|
|
@ -1,3 +1,3 @@
|
|||
{
|
||||
"201002911_0": "忍術修業中"
|
||||
{
|
||||
"201002911_0": "忍術修業中"
|
||||
}
|
|
@ -1,48 +1,48 @@
|
|||
{
|
||||
"201002922_0": "「これで打ち止めか。数は多かったが、片付いたようだな」",
|
||||
"201002922_1": "「なんとも戦いにくかったデス……」",
|
||||
"201002922_2": "「うん、やりにくかったね」",
|
||||
"201002922_3": "「水上の戦いというものは、\\n 地の軛を免れえぬ人間には困難なものだ」",
|
||||
"201002922_4": "「わたしも海上を逃げるノイズを追跡したことがあるが、\\n 司令の機転なくしては追いつけなかった」",
|
||||
"201002922_5": "「そうは言ってもデスよ?\\n なにかこう……ブレイクスルー的なものをデスね」",
|
||||
"201002922_6": "「ピコンッ」",
|
||||
"201002922_7": "「な、なんデス調? その効果音ッ!?」",
|
||||
"201002922_8": "「電球が出た音」",
|
||||
"201002922_9": "「何か、思いついたデスか……ッ!?」",
|
||||
"201002922_10": "「ただいま」",
|
||||
"201002922_11": "「おつかれさまです、調さん。\\n 切歌さんは一緒じゃなかったんですか?」",
|
||||
"201002922_12": "「……じーっ」",
|
||||
"201002922_13": "「な、何ですか?」",
|
||||
"201002922_14": "「忍術……教えてください」",
|
||||
"201002922_15": "「え?」",
|
||||
"201002922_16": "「……それで、僕は何を教えればいいんでしょう」",
|
||||
"201002922_17": "「水面を走りたいんです」",
|
||||
"201002922_18": "「水面走りですか……」",
|
||||
"201002922_19": "「難しいですか?」",
|
||||
"201002922_20": "「難しいと言うか、あれはコツが必要と言いますか……」",
|
||||
"201002922_21": "「わたしでは無理……でしょうか?」",
|
||||
"201002922_22": "「うーん、とにかくやってみましょうか。\\n あそこの池なら浅いので、練習には丁度いいかと思います」",
|
||||
"201002922_23": "「はい」",
|
||||
"201002922_24": "「基本的には、このように――」",
|
||||
"201002922_25": "「――左足が水面に着いた時、反発を受ける一瞬に逆の足を\\n 踏み出す、これを繰り返すだけです」",
|
||||
"201002922_26": "「やってみます」",
|
||||
"201002922_27": "「はい。気をつけて下さいね」",
|
||||
"201002922_28": "「……一歩も進めない」",
|
||||
"201002922_29": "「もっとこう、水面を後ろに蹴るように……」",
|
||||
"201002922_30": "「やってみます」",
|
||||
"201002922_31": "「…………」",
|
||||
"201002922_32": "「あははは……」",
|
||||
"201002922_33": "「こうなったら奥の手を使う」",
|
||||
"201002922_34": "「え?」",
|
||||
"201002922_35": "「病は気から、信じる者は救われる。\\n 何事も形から入るのは大事。忍者なら、忍者らしく……」",
|
||||
"201002922_36": "「えーと、そうなると普段からスーツ姿の\\n 僕の立場というものがなくなってしまうのですが……」",
|
||||
"201002922_37": "「いきますッ!」",
|
||||
"201002922_38": "「……まあ確かに気の持ちようは大事ですから。\\n 頑張ってください」",
|
||||
"201002922_39": "「むーッ……」",
|
||||
"201002922_40": "「形から入る調さんの案も悪くは無いんですが……。\\n まあ、まだ難しいでしょうね……」",
|
||||
"201002922_41": "「どうして……。全然できない」",
|
||||
"201002922_42": "「……時間をかけて訓練すれば、\\n 割と誰でも出来るようになるのですが」",
|
||||
"201002922_43": "「本当ですか?\\n どれくらいやれば……」",
|
||||
"201002922_44": "「そうですね、10年もあれば大丈夫です」",
|
||||
"201002922_45": "「10年……それは無理……」"
|
||||
{
|
||||
"201002922_0": "「これで打ち止めか。数は多かったが、片付いたようだな」",
|
||||
"201002922_1": "「なんとも戦いにくかったデス……」",
|
||||
"201002922_2": "「うん、やりにくかったね」",
|
||||
"201002922_3": "「水上の戦いというものは、\\n 地の軛を免れえぬ人間には困難なものだ」",
|
||||
"201002922_4": "「わたしも海上を逃げるノイズを追跡したことがあるが、\\n 司令の機転なくしては追いつけなかった」",
|
||||
"201002922_5": "「そうは言ってもデスよ?\\n なにかこう……ブレイクスルー的なものをデスね」",
|
||||
"201002922_6": "「ピコンッ」",
|
||||
"201002922_7": "「な、なんデス調? その効果音ッ!?」",
|
||||
"201002922_8": "「電球が出た音」",
|
||||
"201002922_9": "「何か、思いついたデスか……ッ!?」",
|
||||
"201002922_10": "「ただいま」",
|
||||
"201002922_11": "「おつかれさまです、調さん。\\n 切歌さんは一緒じゃなかったんですか?」",
|
||||
"201002922_12": "「……じーっ」",
|
||||
"201002922_13": "「な、何ですか?」",
|
||||
"201002922_14": "「忍術……教えてください」",
|
||||
"201002922_15": "「え?」",
|
||||
"201002922_16": "「……それで、僕は何を教えればいいんでしょう」",
|
||||
"201002922_17": "「水面を走りたいんです」",
|
||||
"201002922_18": "「水面走りですか……」",
|
||||
"201002922_19": "「難しいですか?」",
|
||||
"201002922_20": "「難しいと言うか、あれはコツが必要と言いますか……」",
|
||||
"201002922_21": "「わたしでは無理……でしょうか?」",
|
||||
"201002922_22": "「うーん、とにかくやってみましょうか。\\n あそこの池なら浅いので、練習には丁度いいかと思います」",
|
||||
"201002922_23": "「はい」",
|
||||
"201002922_24": "「基本的には、このように――」",
|
||||
"201002922_25": "「――左足が水面に着いた時、反発を受ける一瞬に逆の足を\\n 踏み出す、これを繰り返すだけです」",
|
||||
"201002922_26": "「やってみます」",
|
||||
"201002922_27": "「はい。気をつけて下さいね」",
|
||||
"201002922_28": "「……一歩も進めない」",
|
||||
"201002922_29": "「もっとこう、水面を後ろに蹴るように……」",
|
||||
"201002922_30": "「やってみます」",
|
||||
"201002922_31": "「…………」",
|
||||
"201002922_32": "「あははは……」",
|
||||
"201002922_33": "「こうなったら奥の手を使う」",
|
||||
"201002922_34": "「え?」",
|
||||
"201002922_35": "「病は気から、信じる者は救われる。\\n 何事も形から入るのは大事。忍者なら、忍者らしく……」",
|
||||
"201002922_36": "「えーと、そうなると普段からスーツ姿の\\n 僕の立場というものがなくなってしまうのですが……」",
|
||||
"201002922_37": "「いきますッ!」",
|
||||
"201002922_38": "「……まあ確かに気の持ちようは大事ですから。\\n 頑張ってください」",
|
||||
"201002922_39": "「むーッ……」",
|
||||
"201002922_40": "「形から入る調さんの案も悪くは無いんですが……。\\n まあ、まだ難しいでしょうね……」",
|
||||
"201002922_41": "「どうして……。全然できない」",
|
||||
"201002922_42": "「……時間をかけて訓練すれば、\\n 割と誰でも出来るようになるのですが」",
|
||||
"201002922_43": "「本当ですか?\\n どれくらいやれば……」",
|
||||
"201002922_44": "「そうですね、10年もあれば大丈夫です」",
|
||||
"201002922_45": "「10年……それは無理……」"
|
||||
}
|
|
@ -1,3 +1,3 @@
|
|||
{
|
||||
"201003011_0": "ミッション遂行中"
|
||||
{
|
||||
"201003011_0": "ミッション遂行中"
|
||||
}
|
|
@ -1,50 +1,50 @@
|
|||
{
|
||||
"201003021_0": "「よーっし、今日も絶好調ッ!」",
|
||||
"201003021_1": "「公園だから人が巻き込まれるんじゃないかって、\\n ヒヤヒヤしたけど……被害がなくて良かった~」",
|
||||
"201003021_2": "「<speed=0.5>……</speed>、…………あの」",
|
||||
"201003021_3": "「ん? 切歌ちゃん、どうかした?」",
|
||||
"201003021_4": "「あのデスね、その……響さんに折り入って\\n 相談したいことがあるデス」",
|
||||
"201003021_5": "「切歌ちゃんがわたしに相談ッ!?」",
|
||||
"201003021_6": "「うわーッ! なになになにッ?」",
|
||||
"201003021_7": "「のわぁぁッ<speed=0.5>!</speed>\\n そ、そんな大声出さないでほしいデスッ!」",
|
||||
"201003021_8": "「ふがもごごご……」",
|
||||
"201003021_9": "「……?」",
|
||||
"201003021_10": "「こ、ここではちょっと話せないデスから、\\n 後で時間をもらえるデスか?」",
|
||||
"201003021_11": "「もがもが(こくこく)」",
|
||||
"201003021_12": "「ありがとうデスッ<speed=0.5>!</speed>\\n ではでは後ほどッ!」",
|
||||
"201003021_13": "「あ、いたいた。切歌ちゃーんッ!」",
|
||||
"201003021_14": "「……さ、さっきはすみませんデス」",
|
||||
"201003021_15": "「ううん、ぜーんぜん<speed=0.5>。</speed>\\n それで? 相談って何かな?」",
|
||||
"201003021_16": "「実は……」",
|
||||
"201003021_17": "「うわー……ちょっとタイミング良すぎて鳥肌かも」",
|
||||
"201003021_18": "「え?」",
|
||||
"201003021_19": "「いやぁ、実はね、わたしもそれ気になってたんだよ」",
|
||||
"201003021_20": "「ほ、ほんとデスか? それじゃあ……」",
|
||||
"201003021_21": "「うん、切歌ちゃんも同じ目的なら一緒にどう?」",
|
||||
"201003021_22": "「そのほうが単独で行動するよりも怪しまれない気がするし」",
|
||||
"201003021_23": "「そうなんデス、そうなんデスッ!」",
|
||||
"201003021_24": "「怪しまれないようにどうすればいいやらって……。\\n 願ったり叶ったりデスッ!」",
|
||||
"201003021_25": "「はぁ~……相談するまで結構悩んだんデスよ~。\\n 誰に話せばいいのかって、そりゃもう悶々と」",
|
||||
"201003021_26": "「あははッ。でもその気持ちわかるな。\\n だって喜んでる顔は見たいし、できれば驚かせたいもんね?」",
|
||||
"201003021_27": "「デスッ!」",
|
||||
"201003021_28": "「あれ……響ってばどこに行っちゃったのかな」",
|
||||
"201003021_29": "(お弁当をあんな勢い良く食べて……。\\n S.O.N.G.の出撃ではないと思うんだけど……)",
|
||||
"201003021_30": "「……あれって響と切歌ちゃん?」",
|
||||
"201003021_31": "「…………なんだか珍しい組み合わせ」",
|
||||
"201003021_32": "「2人で何を話しているの?」",
|
||||
"201003021_33": "「……わ、み、未来ッ?」",
|
||||
"201003021_34": "「ん?」",
|
||||
"201003021_35": "「べ、別になんでもないよ。ね、切歌ちゃん?」",
|
||||
"201003021_36": "「は、はいデスッ! こんにちは、未来さん」",
|
||||
"201003021_37": "「こんにちは、切歌ちゃん」",
|
||||
"201003021_38": "(……いつもなら話の内容を教えてくれるのに、おかしいな?)",
|
||||
"201003021_39": "「あれ、切歌ちゃんが持っているその雑誌……」",
|
||||
"201003021_40": "「へ? はわぁッ!?」",
|
||||
"201003021_41": "「え……」",
|
||||
"201003021_42": "「これはデスね、<speed=0.01>そそそそのッ!」</speed>",
|
||||
"201003021_43": "「えっと……大丈夫?」",
|
||||
"201003021_44": "「グッドタイミン<speed=0.5>……</speed>じゃなくて、た<speed=0.5>、</speed>大変デスッ<speed=0.5>!</speed>\\n 響さん、行きましょうッ!」",
|
||||
"201003021_45": "「じゃ、じゃあちょっと行ってくるね、未来ッ!」",
|
||||
"201003021_46": "「うん……気をつけてね、2人とも」",
|
||||
"201003021_47": "(どうしちゃったんだろ……?)"
|
||||
{
|
||||
"201003021_0": "「よーっし、今日も絶好調ッ!」",
|
||||
"201003021_1": "「公園だから人が巻き込まれるんじゃないかって、\\n ヒヤヒヤしたけど……被害がなくて良かった~」",
|
||||
"201003021_2": "「<speed=0.5>……</speed>、…………あの」",
|
||||
"201003021_3": "「ん? 切歌ちゃん、どうかした?」",
|
||||
"201003021_4": "「あのデスね、その……響さんに折り入って\\n 相談したいことがあるデス」",
|
||||
"201003021_5": "「切歌ちゃんがわたしに相談ッ!?」",
|
||||
"201003021_6": "「うわーッ! なになになにッ?」",
|
||||
"201003021_7": "「のわぁぁッ<speed=0.5>!</speed>\\n そ、そんな大声出さないでほしいデスッ!」",
|
||||
"201003021_8": "「ふがもごごご……」",
|
||||
"201003021_9": "「……?」",
|
||||
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|
||||
"201003021_11": "「もがもが(こくこく)」",
|
||||
"201003021_12": "「ありがとうデスッ<speed=0.5>!</speed>\\n ではでは後ほどッ!」",
|
||||
"201003021_13": "「あ、いたいた。切歌ちゃーんッ!」",
|
||||
"201003021_14": "「……さ、さっきはすみませんデス」",
|
||||
"201003021_15": "「ううん、ぜーんぜん<speed=0.5>。</speed>\\n それで? 相談って何かな?」",
|
||||
"201003021_16": "「実は……」",
|
||||
"201003021_17": "「うわー……ちょっとタイミング良すぎて鳥肌かも」",
|
||||
"201003021_18": "「え?」",
|
||||
"201003021_19": "「いやぁ、実はね、わたしもそれ気になってたんだよ」",
|
||||
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|
||||
"201003021_21": "「うん、切歌ちゃんも同じ目的なら一緒にどう?」",
|
||||
"201003021_22": "「そのほうが単独で行動するよりも怪しまれない気がするし」",
|
||||
"201003021_23": "「そうなんデス、そうなんデスッ!」",
|
||||
"201003021_24": "「怪しまれないようにどうすればいいやらって……。\\n 願ったり叶ったりデスッ!」",
|
||||
"201003021_25": "「はぁ~……相談するまで結構悩んだんデスよ~。\\n 誰に話せばいいのかって、そりゃもう悶々と」",
|
||||
"201003021_26": "「あははッ。でもその気持ちわかるな。\\n だって喜んでる顔は見たいし、できれば驚かせたいもんね?」",
|
||||
"201003021_27": "「デスッ!」",
|
||||
"201003021_28": "「あれ……響ってばどこに行っちゃったのかな」",
|
||||
"201003021_29": "(お弁当をあんな勢い良く食べて……。\\n S.O.N.G.の出撃ではないと思うんだけど……)",
|
||||
"201003021_30": "「……あれって響と切歌ちゃん?」",
|
||||
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|
||||
"201003021_32": "「2人で何を話しているの?」",
|
||||
"201003021_33": "「……わ、み、未来ッ?」",
|
||||
"201003021_34": "「ん?」",
|
||||
"201003021_35": "「べ、別になんでもないよ。ね、切歌ちゃん?」",
|
||||
"201003021_36": "「は、はいデスッ! こんにちは、未来さん」",
|
||||
"201003021_37": "「こんにちは、切歌ちゃん」",
|
||||
"201003021_38": "(……いつもなら話の内容を教えてくれるのに、おかしいな?)",
|
||||
"201003021_39": "「あれ、切歌ちゃんが持っているその雑誌……」",
|
||||
"201003021_40": "「へ? はわぁッ!?」",
|
||||
"201003021_41": "「え……」",
|
||||
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|
||||
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|
||||
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|
||||
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|
||||
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|
||||
"201003021_47": "(どうしちゃったんだろ……?)"
|
||||
}
|
|
@ -1,95 +1,95 @@
|
|||
{
|
||||
"201003022_0": "「…………おかしい」",
|
||||
"201003022_1": "(ここ数日、響の様子を見ていたけど……、\\n 何か隠している気がする)",
|
||||
"201003022_2": "(ちゃんと聞けば響が答えてくれるのは分かっているけど、切歌\\n ちゃんにも関係することだから、聞いていい事なのか……)",
|
||||
"201003022_3": "「うーんでも気になるなぁ……」",
|
||||
"201003022_4": "「…………怪しい」",
|
||||
"201003022_5": "(最近、切ちゃんの態度が明らかに変)",
|
||||
"201003022_6": "(挙動不審だし目が泳いでるし……何か隠してる)",
|
||||
"201003022_7": "(でも響さんといるところを見ると、わたしと切ちゃんだけの\\n 問題じゃないかもしれないし……)",
|
||||
"201003022_8": "「はぁ……」",
|
||||
"201003022_9": "「あ、ごめんなさ……」",
|
||||
"201003022_10": "「すみませ……」",
|
||||
"201003022_11": "「あ、調ちゃん」",
|
||||
"201003022_12": "「こんにちは」",
|
||||
"201003022_13": "(……あ、調ちゃんなら切歌ちゃんのこと――)",
|
||||
"201003022_14": "(……あ、未来さんなら響さんのこと――)",
|
||||
"201003022_15": "「あの」",
|
||||
"201003022_16": "「ご、ごめんね。えっと、調ちゃんからどうぞ」",
|
||||
"201003022_17": "「……いえ<speed=0.5>、</speed>その……」",
|
||||
"201003022_18": "「……そうなんだ」",
|
||||
"201003022_19": "「……はい。それで未来さんに――」",
|
||||
"201003022_20": "「ううん、言わなくても大丈夫。\\n ……わたしも知りたいと思ってたから」",
|
||||
"201003022_21": "「……そうでしたか」",
|
||||
"201003022_22": "「それじゃするべき事は一つだよね」",
|
||||
"201003022_23": "「はい、そうですね。そうなると――」",
|
||||
"201003022_24": "「……これをどうぞ」",
|
||||
"201003022_25": "「……こ<speed=0.5>、</speed>これはッ!?」",
|
||||
"201003022_26": "「あはは~ッ、そんなことがあったんだねー」",
|
||||
"201003022_27": "「笑い事じゃないデスよ~」",
|
||||
"201003022_28": "「……2人とも、なんだか楽しそうだね」",
|
||||
"201003022_29": "「だけど2人で下校するなんて、やっぱりおかしい」",
|
||||
"201003022_30": "「そうだね……でも尾行だなんて少し気が引けちゃうかも」",
|
||||
"201003022_31": "「……ッ」",
|
||||
"201003022_32": "「もちろん、褒められることじゃないってわかっています。\\n だけど……」",
|
||||
"201003022_33": "「あ、調ちゃんを責めているわけじゃないよ。\\n わたしだって気になったからやるって決めたわけだし……」",
|
||||
"201003022_34": "「…………」",
|
||||
"201003022_35": "「……それに、この潜入美人捜査官メガネ、ちょっと格好いい」",
|
||||
"201003022_36": "「ほ、本当ですか?」",
|
||||
"201003022_37": "「うん、何か少し知的になった気がするって言うか……。\\n あ、調ちゃんも似合ってるよ?」",
|
||||
"201003022_38": "「あ、ありがとうございます……」",
|
||||
"201003022_39": "「今度わたしもメガネ屋さんで見てみようかなぁ……」",
|
||||
"201003022_40": "「その時はお供しますね」",
|
||||
"201003022_41": "「ありがとう」",
|
||||
"201003022_42": "「はい」",
|
||||
"201003022_43": "「あ、いけないッ<speed=0.5>!</speed> 2人は――」",
|
||||
"201003022_44": "「――ッ!<speed=0.5>?</speed> あ、向こうの角ッ!」",
|
||||
"201003022_45": "「調ちゃん、行こうッ!」",
|
||||
"201003022_46": "「はいッ!」",
|
||||
"201003022_47": "「結構歩いたけど……どこまでいくんだろう?」",
|
||||
"201003022_48": "「たぶん、もうすぐです」",
|
||||
"201003022_49": "「あれ? 2人の行く先、知ってるの?」",
|
||||
"201003022_50": "「いえ、でも切ちゃんがあんまりキョロキョロしなく\\n なったので。そろそろ到着が近いんじゃないかと」",
|
||||
"201003022_51": "「良く見てるんだね、切歌ちゃんのこと」",
|
||||
"201003022_52": "「……はい。でもどんな場所に行こうとしてるのかまでは\\n わかりませんけど」",
|
||||
"201003022_53": "「それなら多分、食べ物屋さんだと思う」",
|
||||
"201003022_54": "「……え、どうしてですか?」",
|
||||
"201003022_55": "「響、お昼の後から間食控えてたみたいだから。今日は体育も\\n あったから、いつもなら何か買って食べたりするのにって……」",
|
||||
"201003022_56": "「よく知ってるんですね、響さんのこと……」",
|
||||
"201003022_57": "「えへへ……あ、見て……ッ<speed=0.5>!</speed>\\n 響たちが足を止めた……あそこって――」",
|
||||
"201003022_58": "「……雑誌で見た、最近商店街に出来た、持ち帰りの\\n スイーツのお店」",
|
||||
"201003022_59": "「だよね……」",
|
||||
"201003022_60": "(……。 どうして響が、切歌ちゃんと?\\n あのスイーツ、一緒に食べたいねって言ってたのにッ!)",
|
||||
"201003022_61": "(切ちゃん……どうして……一緒に食べたかったのに)",
|
||||
"201003022_62": "「むむむむむー……」",
|
||||
"201003022_63": "「はー、数日頑張った甲斐があったね~ッ!」",
|
||||
"201003022_64": "「このいい匂いだけ嗅いで終わる日々とさよならデスよッ!」",
|
||||
"201003022_65": "「切歌ちゃん、どれにするか決めた?\\n わたし、すっごい悩んじゃってさー」",
|
||||
"201003022_66": "「本当なら全種類制覇したいところデスが、\\n 悲しいことにお小遣いは有限デスからね……」",
|
||||
"201003022_67": "「でもさ、今度また別のを食べるっていうのも、\\n それはそれで楽しみになるよね?」",
|
||||
"201003022_68": "「わかるデスよーッ!」",
|
||||
"201003022_69": "「だよね~ッ<speed=0.5>!</speed> ……ん、あれ?」",
|
||||
"201003022_70": "「ねえ、あそこにいるのって……」",
|
||||
"201003022_71": "「え<speed=0.5>?</speed> ……あッ!?」",
|
||||
"201003022_72": "「未来に……調ちゃんまでッ!」",
|
||||
"201003022_73": "「はぁ~、バレちゃったなら、もうしょうがないデスかね?」",
|
||||
"201003022_74": "「バレてって……2人でスイーツを買おうとしてたこと?」",
|
||||
"201003022_75": "「うん、まあ買おうとしてたのはそうなんだけど――」",
|
||||
"201003022_76": "「実はデスね、あのお店のスイーツを買って、\\n 調と未来さんを驚かせようと思ってたんデス」",
|
||||
"201003022_77": "「わたしは未来が、切歌ちゃんは調ちゃんが、\\n 食べたそうにしていたのを知っていたから……」",
|
||||
"201003022_78": "「だったら一緒に買いに行かないかって話をしたんだ」",
|
||||
"201003022_79": "「響……そうだったんだ……<speed=0.5>。</speed>\\n でもそれなら最初からそう言ってくれれば一緒に……」",
|
||||
"201003022_80": "「いやぁ、でも人気だから毎日売切れててさ~。\\n どうせならゲットして喜ばせたくって、ね?」",
|
||||
"201003022_81": "「数日間のアタックの甲斐あって、今日は買えそうデスよッ!」",
|
||||
"201003022_82": "「……わたし、全然気づかなかった<speed=0.5>。</speed>\\n 切ちゃんが何か隠し事をしているってことだけで……」",
|
||||
"201003022_83": "「わたしもだよ……響たちがわたしたちのために\\n 動いてくれてたのに」",
|
||||
"201003022_84": "「え~? そこ凹んじゃうとこ?\\n わたしも切歌ちゃんも隠れてやってたわけだし」",
|
||||
"201003022_85": "「とにかく、せっかくの機会だしスイーツをばっちり\\n ゲットして一緒に食べようッ!」",
|
||||
"201003022_86": "「そうデスよッ<speed=0.5>!</speed> ほら、並びましょうッ!」",
|
||||
"201003022_87": "「……響、ありがとう。じゃあ帰ったら、\\n とびっきりのお茶を淹れてあげるね」",
|
||||
"201003022_88": "「やったーッ!」",
|
||||
"201003022_89": "「ありがとう、切ちゃん」",
|
||||
"201003022_90": "「えへへー<speed=0.5>、</speed>\\n あ、どうせなら先輩たちの分も買うデスよッ!」",
|
||||
"201003022_91": "「いいねーッ! きっとクリスちゃんとか\\n 後輩からのプレゼントに泣いて喜ぶかもッ!」",
|
||||
"201003022_92": "「もう、響ったら、\\n いくらなんでも、おおげさよ」"
|
||||
{
|
||||
"201003022_0": "「…………おかしい」",
|
||||
"201003022_1": "(ここ数日、響の様子を見ていたけど……、\\n 何か隠している気がする)",
|
||||
"201003022_2": "(ちゃんと聞けば響が答えてくれるのは分かっているけど、切歌\\n ちゃんにも関係することだから、聞いていい事なのか……)",
|
||||
"201003022_3": "「うーんでも気になるなぁ……」",
|
||||
"201003022_4": "「…………怪しい」",
|
||||
"201003022_5": "(最近、切ちゃんの態度が明らかに変)",
|
||||
"201003022_6": "(挙動不審だし目が泳いでるし……何か隠してる)",
|
||||
"201003022_7": "(でも響さんといるところを見ると、わたしと切ちゃんだけの\\n 問題じゃないかもしれないし……)",
|
||||
"201003022_8": "「はぁ……」",
|
||||
"201003022_9": "「あ、ごめんなさ……」",
|
||||
"201003022_10": "「すみませ……」",
|
||||
"201003022_11": "「あ、調ちゃん」",
|
||||
"201003022_12": "「こんにちは」",
|
||||
"201003022_13": "(……あ、調ちゃんなら切歌ちゃんのこと――)",
|
||||
"201003022_14": "(……あ、未来さんなら響さんのこと――)",
|
||||
"201003022_15": "「あの」",
|
||||
"201003022_16": "「ご、ごめんね。えっと、調ちゃんからどうぞ」",
|
||||
"201003022_17": "「……いえ<speed=0.5>、</speed>その……」",
|
||||
"201003022_18": "「……そうなんだ」",
|
||||
"201003022_19": "「……はい。それで未来さんに――」",
|
||||
"201003022_20": "「ううん、言わなくても大丈夫。\\n ……わたしも知りたいと思ってたから」",
|
||||
"201003022_21": "「……そうでしたか」",
|
||||
"201003022_22": "「それじゃするべき事は一つだよね」",
|
||||
"201003022_23": "「はい、そうですね。そうなると――」",
|
||||
"201003022_24": "「……これをどうぞ」",
|
||||
"201003022_25": "「……こ<speed=0.5>、</speed>これはッ!?」",
|
||||
"201003022_26": "「あはは~ッ、そんなことがあったんだねー」",
|
||||
"201003022_27": "「笑い事じゃないデスよ~」",
|
||||
"201003022_28": "「……2人とも、なんだか楽しそうだね」",
|
||||
"201003022_29": "「だけど2人で下校するなんて、やっぱりおかしい」",
|
||||
"201003022_30": "「そうだね……でも尾行だなんて少し気が引けちゃうかも」",
|
||||
"201003022_31": "「……ッ」",
|
||||
"201003022_32": "「もちろん、褒められることじゃないってわかっています。\\n だけど……」",
|
||||
"201003022_33": "「あ、調ちゃんを責めているわけじゃないよ。\\n わたしだって気になったからやるって決めたわけだし……」",
|
||||
"201003022_34": "「…………」",
|
||||
"201003022_35": "「……それに、この潜入美人捜査官メガネ、ちょっと格好いい」",
|
||||
"201003022_36": "「ほ、本当ですか?」",
|
||||
"201003022_37": "「うん、何か少し知的になった気がするって言うか……。\\n あ、調ちゃんも似合ってるよ?」",
|
||||
"201003022_38": "「あ、ありがとうございます……」",
|
||||
"201003022_39": "「今度わたしもメガネ屋さんで見てみようかなぁ……」",
|
||||
"201003022_40": "「その時はお供しますね」",
|
||||
"201003022_41": "「ありがとう」",
|
||||
"201003022_42": "「はい」",
|
||||
"201003022_43": "「あ、いけないッ<speed=0.5>!</speed> 2人は――」",
|
||||
"201003022_44": "「――ッ!<speed=0.5>?</speed> あ、向こうの角ッ!」",
|
||||
"201003022_45": "「調ちゃん、行こうッ!」",
|
||||
"201003022_46": "「はいッ!」",
|
||||
"201003022_47": "「結構歩いたけど……どこまでいくんだろう?」",
|
||||
"201003022_48": "「たぶん、もうすぐです」",
|
||||
"201003022_49": "「あれ? 2人の行く先、知ってるの?」",
|
||||
"201003022_50": "「いえ、でも切ちゃんがあんまりキョロキョロしなく\\n なったので。そろそろ到着が近いんじゃないかと」",
|
||||
"201003022_51": "「良く見てるんだね、切歌ちゃんのこと」",
|
||||
"201003022_52": "「……はい。でもどんな場所に行こうとしてるのかまでは\\n わかりませんけど」",
|
||||
"201003022_53": "「それなら多分、食べ物屋さんだと思う」",
|
||||
"201003022_54": "「……え、どうしてですか?」",
|
||||
"201003022_55": "「響、お昼の後から間食控えてたみたいだから。今日は体育も\\n あったから、いつもなら何か買って食べたりするのにって……」",
|
||||
"201003022_56": "「よく知ってるんですね、響さんのこと……」",
|
||||
"201003022_57": "「えへへ……あ、見て……ッ<speed=0.5>!</speed>\\n 響たちが足を止めた……あそこって――」",
|
||||
"201003022_58": "「……雑誌で見た、最近商店街に出来た、持ち帰りの\\n スイーツのお店」",
|
||||
"201003022_59": "「だよね……」",
|
||||
"201003022_60": "(……。 どうして響が、切歌ちゃんと?\\n あのスイーツ、一緒に食べたいねって言ってたのにッ!)",
|
||||
"201003022_61": "(切ちゃん……どうして……一緒に食べたかったのに)",
|
||||
"201003022_62": "「むむむむむー……」",
|
||||
"201003022_63": "「はー、数日頑張った甲斐があったね~ッ!」",
|
||||
"201003022_64": "「このいい匂いだけ嗅いで終わる日々とさよならデスよッ!」",
|
||||
"201003022_65": "「切歌ちゃん、どれにするか決めた?\\n わたし、すっごい悩んじゃってさー」",
|
||||
"201003022_66": "「本当なら全種類制覇したいところデスが、\\n 悲しいことにお小遣いは有限デスからね……」",
|
||||
"201003022_67": "「でもさ、今度また別のを食べるっていうのも、\\n それはそれで楽しみになるよね?」",
|
||||
"201003022_68": "「わかるデスよーッ!」",
|
||||
"201003022_69": "「だよね~ッ<speed=0.5>!</speed> ……ん、あれ?」",
|
||||
"201003022_70": "「ねえ、あそこにいるのって……」",
|
||||
"201003022_71": "「え<speed=0.5>?</speed> ……あッ!?」",
|
||||
"201003022_72": "「未来に……調ちゃんまでッ!」",
|
||||
"201003022_73": "「はぁ~、バレちゃったなら、もうしょうがないデスかね?」",
|
||||
"201003022_74": "「バレてって……2人でスイーツを買おうとしてたこと?」",
|
||||
"201003022_75": "「うん、まあ買おうとしてたのはそうなんだけど――」",
|
||||
"201003022_76": "「実はデスね、あのお店のスイーツを買って、\\n 調と未来さんを驚かせようと思ってたんデス」",
|
||||
"201003022_77": "「わたしは未来が、切歌ちゃんは調ちゃんが、\\n 食べたそうにしていたのを知っていたから……」",
|
||||
"201003022_78": "「だったら一緒に買いに行かないかって話をしたんだ」",
|
||||
"201003022_79": "「響……そうだったんだ……<speed=0.5>。</speed>\\n でもそれなら最初からそう言ってくれれば一緒に……」",
|
||||
"201003022_80": "「いやぁ、でも人気だから毎日売切れててさ~。\\n どうせならゲットして喜ばせたくって、ね?」",
|
||||
"201003022_81": "「数日間のアタックの甲斐あって、今日は買えそうデスよッ!」",
|
||||
"201003022_82": "「……わたし、全然気づかなかった<speed=0.5>。</speed>\\n 切ちゃんが何か隠し事をしているってことだけで……」",
|
||||
"201003022_83": "「わたしもだよ……響たちがわたしたちのために\\n 動いてくれてたのに」",
|
||||
"201003022_84": "「え~? そこ凹んじゃうとこ?\\n わたしも切歌ちゃんも隠れてやってたわけだし」",
|
||||
"201003022_85": "「とにかく、せっかくの機会だしスイーツをばっちり\\n ゲットして一緒に食べようッ!」",
|
||||
"201003022_86": "「そうデスよッ<speed=0.5>!</speed> ほら、並びましょうッ!」",
|
||||
"201003022_87": "「……響、ありがとう。じゃあ帰ったら、\\n とびっきりのお茶を淹れてあげるね」",
|
||||
"201003022_88": "「やったーッ!」",
|
||||
"201003022_89": "「ありがとう、切ちゃん」",
|
||||
"201003022_90": "「えへへー<speed=0.5>、</speed>\\n あ、どうせなら先輩たちの分も買うデスよッ!」",
|
||||
"201003022_91": "「いいねーッ! きっとクリスちゃんとか\\n 後輩からのプレゼントに泣いて喜ぶかもッ!」",
|
||||
"201003022_92": "「もう、響ったら、\\n いくらなんでも、おおげさよ」"
|
||||
}
|
|
@ -1,26 +1,26 @@
|
|||
{
|
||||
"201003111_0": "疲労困憊",
|
||||
"201003111_1": "「師匠、お待たせしました」",
|
||||
"201003111_2": "「遅いぞッ! 通達した集合時刻より2分遅れだ」",
|
||||
"201003111_3": "「す、すみませんッ!」",
|
||||
"201003111_4": "「……まあいい。これで皆、揃ったようだな」",
|
||||
"201003111_5": "(急に呼び出されたけど、なんデスかね……)",
|
||||
"201003111_6": "(なんだろう? 出撃じゃないみたいだけど)",
|
||||
"201003111_7": "「では早速、本題に入るとしよう」",
|
||||
"201003111_8": "「ここしばらくの間、幸いにして大規模な事件も発生せず、\\n 比較的平穏な日々が続いている。これは素晴らしいことだ」",
|
||||
"201003111_9": "「だが……それだけにお前たちも力を持てあましていると見える」",
|
||||
"201003111_10": "(なんだか早速、嫌な予感がするんだが……)",
|
||||
"201003111_11": "「確かに今は平穏が続いているが、\\n いつまた巨大な災禍が襲ってくるかもしれん」",
|
||||
"201003111_12": "「だが我々は、その時になってから『まだ準備が出来ていません』\\n などと言い訳するわけにもいかない立場だ」",
|
||||
"201003111_13": "(この流れって、あれだよね……)",
|
||||
"201003111_14": "「……そう。我々は常在戦場の心構えを抱いて、\\n 一定以上の練度を常時維持する必要があるだろう」",
|
||||
"201003111_15": "(あれ、デスねぇ……)",
|
||||
"201003111_16": "「そこで、だ。諸君らの心身を引き締め直すため、\\n 本日は特訓メニューを用意しておいたッ!」",
|
||||
"201003111_17": "「やっぱりぃ~ッ!?」",
|
||||
"201003111_18": "「ほう? この状況を想定していたとはな。\\n お前たちも訓練の必要を自覚していたと見える。結構結構」",
|
||||
"201003111_19": "「あ、いえ、そういう意味じゃなくてですね……」",
|
||||
"201003111_20": "「では、まずシミュレータ訓練から始めよう。\\n 皆、トレーニングルームへ移ってくれ」",
|
||||
"201003111_21": "(こっちの話聞いてないデスよ……)",
|
||||
"201003111_22": "「ああいうモードに入っちまったら何言ったって無駄だ。\\n 覚悟を決めてさっさと行くぞ」",
|
||||
"201003111_23": "「はぁぁ……憂鬱デス……」"
|
||||
{
|
||||
"201003111_0": "疲労困憊",
|
||||
"201003111_1": "「師匠、お待たせしました」",
|
||||
"201003111_2": "「遅いぞッ! 通達した集合時刻より2分遅れだ」",
|
||||
"201003111_3": "「す、すみませんッ!」",
|
||||
"201003111_4": "「……まあいい。これで皆、揃ったようだな」",
|
||||
"201003111_5": "(急に呼び出されたけど、なんデスかね……)",
|
||||
"201003111_6": "(なんだろう? 出撃じゃないみたいだけど)",
|
||||
"201003111_7": "「では早速、本題に入るとしよう」",
|
||||
"201003111_8": "「ここしばらくの間、幸いにして大規模な事件も発生せず、\\n 比較的平穏な日々が続いている。これは素晴らしいことだ」",
|
||||
"201003111_9": "「だが……それだけにお前たちも力を持てあましていると見える」",
|
||||
"201003111_10": "(なんだか早速、嫌な予感がするんだが……)",
|
||||
"201003111_11": "「確かに今は平穏が続いているが、\\n いつまた巨大な災禍が襲ってくるかもしれん」",
|
||||
"201003111_12": "「だが我々は、その時になってから『まだ準備が出来ていません』\\n などと言い訳するわけにもいかない立場だ」",
|
||||
"201003111_13": "(この流れって、あれだよね……)",
|
||||
"201003111_14": "「……そう。我々は常在戦場の心構えを抱いて、\\n 一定以上の練度を常時維持する必要があるだろう」",
|
||||
"201003111_15": "(あれ、デスねぇ……)",
|
||||
"201003111_16": "「そこで、だ。諸君らの心身を引き締め直すため、\\n 本日は特訓メニューを用意しておいたッ!」",
|
||||
"201003111_17": "「やっぱりぃ~ッ!?」",
|
||||
"201003111_18": "「ほう? この状況を想定していたとはな。\\n お前たちも訓練の必要を自覚していたと見える。結構結構」",
|
||||
"201003111_19": "「あ、いえ、そういう意味じゃなくてですね……」",
|
||||
"201003111_20": "「では、まずシミュレータ訓練から始めよう。\\n 皆、トレーニングルームへ移ってくれ」",
|
||||
"201003111_21": "(こっちの話聞いてないデスよ……)",
|
||||
"201003111_22": "「ああいうモードに入っちまったら何言ったって無駄だ。\\n 覚悟を決めてさっさと行くぞ」",
|
||||
"201003111_23": "「はぁぁ……憂鬱デス……」"
|
||||
}
|
|
@ -1,16 +1,16 @@
|
|||
{
|
||||
"201003121_0": "「ふむ。今のお前たちには、\\n この程度では設定がぬるすぎたようだな」",
|
||||
"201003121_1": "「そ、そんなことないデスよ?」",
|
||||
"201003121_2": "「こんな設定で戦ったところで、\\n かえって勘が鈍るというものだろう」",
|
||||
"201003121_3": "「いやいや、充分腹いっぱいだっつーの」",
|
||||
"201003121_4": "「そ、そうですよ、師匠。あんまりおかまいなく……」",
|
||||
"201003121_5": "「なにを言ってる。若い者が遠慮してはいかんな。\\n そんなことでは大きくなれんぞ?」",
|
||||
"201003121_6": "「全然聞こえてない……」",
|
||||
"201003121_7": "「なんか変なスイッチが入っちゃってるみたいデスね……」",
|
||||
"201003121_8": "「人類全体の存亡を左右する局面が来てからでは遅いからな。\\n 今のうちに出来ることは何でもやっておく」",
|
||||
"201003121_9": "「なあに、これまでの戦いを経験してきたお前たちに\\n 出来ないことなんてないさッ!」",
|
||||
"201003121_10": "「し、師匠……ッ!」",
|
||||
"201003121_11": "「わたしたちの肩に人類が……」",
|
||||
"201003121_12": "「という訳で。限界ギリギリまで難易度を上げておいた。\\n 是非楽しんでくれッ!」",
|
||||
"201003121_13": "「やっぱ、ただのサドだろッ!!」"
|
||||
{
|
||||
"201003121_0": "「ふむ。今のお前たちには、\\n この程度では設定がぬるすぎたようだな」",
|
||||
"201003121_1": "「そ、そんなことないデスよ?」",
|
||||
"201003121_2": "「こんな設定で戦ったところで、\\n かえって勘が鈍るというものだろう」",
|
||||
"201003121_3": "「いやいや、充分腹いっぱいだっつーの」",
|
||||
"201003121_4": "「そ、そうですよ、師匠。あんまりおかまいなく……」",
|
||||
"201003121_5": "「なにを言ってる。若い者が遠慮してはいかんな。\\n そんなことでは大きくなれんぞ?」",
|
||||
"201003121_6": "「全然聞こえてない……」",
|
||||
"201003121_7": "「なんか変なスイッチが入っちゃってるみたいデスね……」",
|
||||
"201003121_8": "「人類全体の存亡を左右する局面が来てからでは遅いからな。\\n 今のうちに出来ることは何でもやっておく」",
|
||||
"201003121_9": "「なあに、これまでの戦いを経験してきたお前たちに\\n 出来ないことなんてないさッ!」",
|
||||
"201003121_10": "「し、師匠……ッ!」",
|
||||
"201003121_11": "「わたしたちの肩に人類が……」",
|
||||
"201003121_12": "「という訳で。限界ギリギリまで難易度を上げておいた。\\n 是非楽しんでくれッ!」",
|
||||
"201003121_13": "「やっぱ、ただのサドだろッ!!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,38 +1,38 @@
|
|||
{
|
||||
"201003122_0": "「はぁはぁはぁ……なんとか、勝った……」",
|
||||
"201003122_1": "「けど、もう、くたくたデス……」",
|
||||
"201003122_2": "「なんだ、もうへばったのか?」",
|
||||
"201003122_3": "「あんだけ難易度上げといてさらっと言ってくれる……」",
|
||||
"201003122_4": "「ふむ……どうもお前たちは基礎体力が不十分と見えるな」",
|
||||
"201003122_5": "「ということで。続いてランニングを行うとしよう」",
|
||||
"201003122_6": "「シ、シミュレーションやったばかりなのにデスかッ?」",
|
||||
"201003122_7": "「なあに。クールダウンを兼ねて、\\n 軽く基地外輪通路30周で勘弁してやろう」",
|
||||
"201003122_8": "「ちょッ!? 師匠、さすがにそれは厳しすぎですってッ!!」",
|
||||
"201003122_9": "「全然クールダウンになってないデスよ……」",
|
||||
"201003122_10": "「つべこべ言わずトレーニングウェアに着替えて来いッ!」",
|
||||
"201003122_11": "「うええええ~~~っ」",
|
||||
"201003122_12": "「なに。お前たちだけに苦しい思いはさせん。\\n 次はこの俺も参加しようじゃないかッ!」",
|
||||
"201003122_13": "(よけいに悪い予感しかしないッ!!)",
|
||||
"201003122_14": "「や、やっと解放されたデス……」",
|
||||
"201003122_15": "「もう、動けないよ~」",
|
||||
"201003122_16": "「…………」",
|
||||
"201003122_17": "「限界……」",
|
||||
"201003122_18": "「もう……むり……デス……」",
|
||||
"201003122_19": "「……クリスちゃんは……大丈夫?」",
|
||||
"201003122_20": "「…………今……あたしに……話しかけんじゃねー……」",
|
||||
"201003122_21": "「デスよね……」",
|
||||
"201003122_22": "「後ろからガンガン煽ってくるなんて……。\\n 師匠の鬼、悪魔……」",
|
||||
"201003122_23": "「悪魔は悪魔でも魔王レベル……」",
|
||||
"201003122_24": "「本当デス……」",
|
||||
"201003122_25": "「あ、あたしらの倍以上走っても平然としてるとか……。\\n やっぱバケモンだろ……?」",
|
||||
"201003122_26": "「ほんと……どんだけデスか、あの人……」",
|
||||
"201003122_27": "「でも……わたしたち、もっと、強くならないと……」",
|
||||
"201003122_28": "「調……うん、そう……デスね……」",
|
||||
"201003122_29": "「もう、力不足を……言い訳には、したくない、から……」",
|
||||
"201003122_30": "「お前ら……」",
|
||||
"201003122_31": "「うん……がんばろう、みんな……」",
|
||||
"201003122_32": "「でも、今日だけは……」",
|
||||
"201003122_33": "「このまま休んでも、いいデスよ<speed=0.5>、</speed>ね……?」",
|
||||
"201003122_34": "「すー、すー……」",
|
||||
"201003122_35": "「ぐ~~っ……<speed=0.5>。</speed>\\n このくらい…<speed=0.5>…</speed>へいき……へっちゃら……だ<speed=1>、</speed>よ……」"
|
||||
{
|
||||
"201003122_0": "「はぁはぁはぁ……なんとか、勝った……」",
|
||||
"201003122_1": "「けど、もう、くたくたデス……」",
|
||||
"201003122_2": "「なんだ、もうへばったのか?」",
|
||||
"201003122_3": "「あんだけ難易度上げといてさらっと言ってくれる……」",
|
||||
"201003122_4": "「ふむ……どうもお前たちは基礎体力が不十分と見えるな」",
|
||||
"201003122_5": "「ということで。続いてランニングを行うとしよう」",
|
||||
"201003122_6": "「シ、シミュレーションやったばかりなのにデスかッ?」",
|
||||
"201003122_7": "「なあに。クールダウンを兼ねて、\\n 軽く基地外輪通路30周で勘弁してやろう」",
|
||||
"201003122_8": "「ちょッ!? 師匠、さすがにそれは厳しすぎですってッ!!」",
|
||||
"201003122_9": "「全然クールダウンになってないデスよ……」",
|
||||
"201003122_10": "「つべこべ言わずトレーニングウェアに着替えて来いッ!」",
|
||||
"201003122_11": "「うええええ~~~っ」",
|
||||
"201003122_12": "「なに。お前たちだけに苦しい思いはさせん。\\n 次はこの俺も参加しようじゃないかッ!」",
|
||||
"201003122_13": "(よけいに悪い予感しかしないッ!!)",
|
||||
"201003122_14": "「や、やっと解放されたデス……」",
|
||||
"201003122_15": "「もう、動けないよ~」",
|
||||
"201003122_16": "「…………」",
|
||||
"201003122_17": "「限界……」",
|
||||
"201003122_18": "「もう……むり……デス……」",
|
||||
"201003122_19": "「……クリスちゃんは……大丈夫?」",
|
||||
"201003122_20": "「…………今……あたしに……話しかけんじゃねー……」",
|
||||
"201003122_21": "「デスよね……」",
|
||||
"201003122_22": "「後ろからガンガン煽ってくるなんて……。\\n 師匠の鬼、悪魔……」",
|
||||
"201003122_23": "「悪魔は悪魔でも魔王レベル……」",
|
||||
"201003122_24": "「本当デス……」",
|
||||
"201003122_25": "「あ、あたしらの倍以上走っても平然としてるとか……。\\n やっぱバケモンだろ……?」",
|
||||
"201003122_26": "「ほんと……どんだけデスか、あの人……」",
|
||||
"201003122_27": "「でも……わたしたち、もっと、強くならないと……」",
|
||||
"201003122_28": "「調……うん、そう……デスね……」",
|
||||
"201003122_29": "「もう、力不足を……言い訳には、したくない、から……」",
|
||||
"201003122_30": "「お前ら……」",
|
||||
"201003122_31": "「うん……がんばろう、みんな……」",
|
||||
"201003122_32": "「でも、今日だけは……」",
|
||||
"201003122_33": "「このまま休んでも、いいデスよ<speed=0.5>、</speed>ね……?」",
|
||||
"201003122_34": "「すー、すー……」",
|
||||
"201003122_35": "「ぐ~~っ……<speed=0.5>。</speed>\\n このくらい…<speed=0.5>…</speed>へいき……へっちゃら……だ<speed=1>、</speed>よ……」"
|
||||
}
|
|
@ -1,102 +1,102 @@
|
|||
{
|
||||
"201003211_0": "縁側で一休み",
|
||||
"201003211_1": "「いやあ。海ってのはどうしてこう\\n テンション上がるのかねぇ?」",
|
||||
"201003211_2": "「同感デスッ!」",
|
||||
"201003211_3": "「マリアも来られれば良かったのに」",
|
||||
"201003211_4": "「急なお仕事じゃ仕方ないデスよ。\\n マリアの分まで楽しむデスよッ!」",
|
||||
"201003211_5": "「お前たち、あまりはしゃぎすぎるんじゃないぞ」",
|
||||
"201003211_6": "「今回の旅行はただのレジャーではなく、集団行動を\\n 通じてチームワークを養う訓練の一環なんだからな」",
|
||||
"201003211_7": "「っとに。相っ変わらず堅いなぁ、翼は」",
|
||||
"201003211_8": "「そんなの弦十郎のダンナが上から予算をぶん取るために\\n ぶち上げたタテマエに決まってるだろ?」",
|
||||
"201003211_9": "「そうそう。こんな時まで肩肘張られっと\\n こっちまで肩がこってくるっての」",
|
||||
"201003211_10": "「そもそも、翼にしたって昨晩は、\\n 旅行が楽しみで、なかなか寝つけなかったんだろ?」",
|
||||
"201003211_11": "「えっ。な、なんでそれを……」",
|
||||
"201003211_12": "「そりゃ普段より全然テンション高かったしさ。\\n 準備も念入りにしてたろ?」",
|
||||
"201003211_13": "「ちょっ、奏ッ!\\n み、みんなの前で言うことないでしょッ!?」",
|
||||
"201003211_14": "「へー、そうなんデスかぁ」",
|
||||
"201003211_15": "「いやぁ、翼さんも可愛いところあるんですねぇ」",
|
||||
"201003211_16": "「ちゃッ、茶化すんじゃないッ!」",
|
||||
"201003211_17": "「まあまあ、照れんなって」",
|
||||
"201003211_18": "「おほん。まあ……なんだ。\\n 節度を守って楽しんでくれれば、それでいいんだ」",
|
||||
"201003211_19": "「はーいッ!」",
|
||||
"201003211_20": "「わかったデスよッ!」",
|
||||
"201003211_21": "「いやはや、本当に引率の先生だね。\\n ま、翼らしいけど」",
|
||||
"201003211_22": "「それじゃあ海にとっつげーきッ!!」",
|
||||
"201003211_23": "「おおーデスッ!!」",
|
||||
"201003211_24": "「だから節度を守れとッ!\\n ああ、もう……言ったそばからこれだ……」",
|
||||
"201003211_25": "「ははは。相変わらず苦労が絶えないな」",
|
||||
"201003211_26": "「もう。ひとごとみたいに言わないでよ……」",
|
||||
"201003211_27": "「おっ。あそこになんか怪しげな洞窟があるデスよ?」",
|
||||
"201003211_28": "「なかなかいい雰囲気だねぇ。奥まで探検してみよっか?」",
|
||||
"201003211_29": "「ほう、面白そうじゃねぇか」",
|
||||
"201003211_30": "「わたしは……遠慮します……」",
|
||||
"201003211_31": "「え。どうしたんデスか、調?」",
|
||||
"201003211_32": "「ちょっと頭、クラクラして……」",
|
||||
"201003211_33": "「お、おい大丈夫か?」",
|
||||
"201003211_34": "「もしかしたら、熱中症かもしれん」",
|
||||
"201003211_35": "「だったらなおさら、洞窟に入って涼んだほうがいいだろ」",
|
||||
"201003211_36": "「確かに、洞窟の中なら、涼しそうだね……」",
|
||||
"201003211_37": "「いや、熱中症を甘く見てはいけない。\\n 充分に水分補給をした上、宿で横になって休むべきだろう」",
|
||||
"201003211_38": "「そんな……調が戻るなら、アタシも戻るデスよ……」",
|
||||
"201003211_39": "「大丈夫だよ、切ちゃん。\\n 少し休めば治ると思うから……」",
|
||||
"201003211_40": "「みんなと洞窟、行ってきて」",
|
||||
"201003211_41": "「調……」",
|
||||
"201003211_42": "「あとで話、聞かせてね」",
|
||||
"201003211_43": "「わかったデス。写真もとって後でお話しするデスよ」",
|
||||
"201003211_44": "「それにしても、具合の悪い調ちゃんを\\n ひとりで帰すのも心配だよね……」",
|
||||
"201003211_45": "「しょうがねぇなぁ~」",
|
||||
"201003211_46": "「あたしが宿まで送っていくからさ。\\n 翼はこいつらの引率、頼むよ」",
|
||||
"201003211_47": "「奏? それならわたしが――」",
|
||||
"201003211_48": "「あたしは引率って柄じゃないからな。\\n むしろ率先してやらかすタイプだろ?」",
|
||||
"201003211_49": "「うっ……そ、それは……確かに、そうだけど……」",
|
||||
"201003211_50": "「こいつのことはあたしに任せて。行った行った」",
|
||||
"201003211_51": "「奏さん。調のこと、お願いするデス……」",
|
||||
"201003211_52": "「おう。任せておきな」",
|
||||
"201003211_53": "「マ、ム……?」",
|
||||
"201003211_54": "「ああ。気が付きましたか」",
|
||||
"201003211_55": "(そんなはずは。だって、マムは、もう……)",
|
||||
"201003211_56": "「何があったか覚えていますか?」",
|
||||
"201003211_57": "「いえ……」",
|
||||
"201003211_58": "「試験で投与した新型LiNKERが調整不足だったんです」",
|
||||
"201003211_59": "(これって……。\\n そっか……わたし、昔の夢、見てるんだ……)",
|
||||
"201003211_60": "「その影響で中規模のバックファイアが発生し、\\n あなたは3日も昏睡状態にあった」",
|
||||
"201003211_61": "「LiNKERは今、ドクターが再調整しています。\\n 次はもっとあなたの身体に適合するはずです」",
|
||||
"201003211_62": "(マムの顔、やつれてる……寝てない?)",
|
||||
"201003211_63": "「マム……ずっと、看病を……?」",
|
||||
"201003211_64": "「これも仕事の内です。\\n それにこの事態を招いた管理責任は私にあります」",
|
||||
"201003211_65": "(ううん……違う)",
|
||||
"201003211_66": "(看病だけなら、他の人にだって任せられたはずなのに)",
|
||||
"201003211_67": "「熱は下がったみたいですね。よかった」",
|
||||
"201003211_68": "(マムの手、気持ちいい……)",
|
||||
"201003211_69": "(厳しかったけど、マムはいつもわたしたちの事、\\n こうやって護ってくれていたんだ……)",
|
||||
"201003211_70": "「……マ……ム……?」",
|
||||
"201003211_71": "「お、目、覚めたか?」",
|
||||
"201003211_72": "「あ……奏、さん……?」",
|
||||
"201003211_73": "(マムと間違えちゃった。恥ずかしい……)",
|
||||
"201003211_74": "「熱は下がったみたいだな。よかった」",
|
||||
"201003211_75": "(えッ……マムと、同じ台詞……)",
|
||||
"201003211_76": "「気分はどうだ? 吐き気とかしないか?」",
|
||||
"201003211_77": "(ただの偶然。でも……)",
|
||||
"201003211_78": "「はい。もう、大丈夫です……」",
|
||||
"201003211_79": "「そりゃよかった」",
|
||||
"201003211_80": "「あの、それ……?」",
|
||||
"201003211_81": "「これか? 団扇だよ、ウチワ。\\n こうやって扇いで、涼むのに使う日本の伝統的な道具さ」",
|
||||
"201003211_82": "「涼しくて、気持ちいいです……」",
|
||||
"201003211_83": "「クーラーとか扇風機の風じゃ、身体に強すぎるからな」",
|
||||
"201003211_84": "「もしかして……ずっとあおいでくれてたんですか?」",
|
||||
"201003211_85": "「別に、大したことじゃねぇって」",
|
||||
"201003211_86": "(奏さん……なんだか、マムみたい……)",
|
||||
"201003211_87": "「それよりこれ、喉通りそうか?」",
|
||||
"201003211_88": "「なんですか……?」",
|
||||
"201003211_89": "「スイカだよ。\\n 外国じゃウォーターメロンっていうんだっけ?」",
|
||||
"201003211_90": "「宿のおばちゃんが、あたしらにってさ。\\n 水分補給と糖分補給にもなるだろうって」",
|
||||
"201003211_91": "「あたしら2人分しかないらしいから、他の連中には秘密な?」",
|
||||
"201003211_92": "「フフ……はい、秘密です」",
|
||||
"201003211_93": "「ただいまデスッ!」",
|
||||
"201003211_94": "「大丈夫デスか、調?」",
|
||||
"201003211_95": "「うん。心配かけてごめんね」",
|
||||
"201003211_96": "「……なんだか調、嬉しそうデスね。何かあったんですか?」",
|
||||
"201003211_97": "「ん……何もないよ?」",
|
||||
"201003211_98": "(奏さんが、マムみたいに見えた、なんて……。\\n 言ってもきっと、わかんないよね)",
|
||||
"201003211_99": "(だから……ごめんね。\\n これは、切ちゃんにも……ないしょ)"
|
||||
{
|
||||
"201003211_0": "縁側で一休み",
|
||||
"201003211_1": "「いやあ。海ってのはどうしてこう\\n テンション上がるのかねぇ?」",
|
||||
"201003211_2": "「同感デスッ!」",
|
||||
"201003211_3": "「マリアも来られれば良かったのに」",
|
||||
"201003211_4": "「急なお仕事じゃ仕方ないデスよ。\\n マリアの分まで楽しむデスよッ!」",
|
||||
"201003211_5": "「お前たち、あまりはしゃぎすぎるんじゃないぞ」",
|
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"201003211_6": "「今回の旅行はただのレジャーではなく、集団行動を\\n 通じてチームワークを養う訓練の一環なんだからな」",
|
||||
"201003211_7": "「っとに。相っ変わらず堅いなぁ、翼は」",
|
||||
"201003211_8": "「そんなの弦十郎のダンナが上から予算をぶん取るために\\n ぶち上げたタテマエに決まってるだろ?」",
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||||
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|
||||
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|
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|
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"201003211_34": "「もしかしたら、熱中症かもしれん」",
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"201003211_35": "「だったらなおさら、洞窟に入って涼んだほうがいいだろ」",
|
||||
"201003211_36": "「確かに、洞窟の中なら、涼しそうだね……」",
|
||||
"201003211_37": "「いや、熱中症を甘く見てはいけない。\\n 充分に水分補給をした上、宿で横になって休むべきだろう」",
|
||||
"201003211_38": "「そんな……調が戻るなら、アタシも戻るデスよ……」",
|
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"201003211_39": "「大丈夫だよ、切ちゃん。\\n 少し休めば治ると思うから……」",
|
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"201003211_40": "「みんなと洞窟、行ってきて」",
|
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"201003211_41": "「調……」",
|
||||
"201003211_42": "「あとで話、聞かせてね」",
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"201003211_43": "「わかったデス。写真もとって後でお話しするデスよ」",
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"201003211_44": "「それにしても、具合の悪い調ちゃんを\\n ひとりで帰すのも心配だよね……」",
|
||||
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|
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"201003211_46": "「あたしが宿まで送っていくからさ。\\n 翼はこいつらの引率、頼むよ」",
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|
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"201003211_53": "「マ、ム……?」",
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"201003211_54": "「ああ。気が付きましたか」",
|
||||
"201003211_55": "(そんなはずは。だって、マムは、もう……)",
|
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"201003211_56": "「何があったか覚えていますか?」",
|
||||
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|
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"201003211_58": "「試験で投与した新型LiNKERが調整不足だったんです」",
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|
||||
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|
||||
"201003211_76": "「気分はどうだ? 吐き気とかしないか?」",
|
||||
"201003211_77": "(ただの偶然。でも……)",
|
||||
"201003211_78": "「はい。もう、大丈夫です……」",
|
||||
"201003211_79": "「そりゃよかった」",
|
||||
"201003211_80": "「あの、それ……?」",
|
||||
"201003211_81": "「これか? 団扇だよ、ウチワ。\\n こうやって扇いで、涼むのに使う日本の伝統的な道具さ」",
|
||||
"201003211_82": "「涼しくて、気持ちいいです……」",
|
||||
"201003211_83": "「クーラーとか扇風機の風じゃ、身体に強すぎるからな」",
|
||||
"201003211_84": "「もしかして……ずっとあおいでくれてたんですか?」",
|
||||
"201003211_85": "「別に、大したことじゃねぇって」",
|
||||
"201003211_86": "(奏さん……なんだか、マムみたい……)",
|
||||
"201003211_87": "「それよりこれ、喉通りそうか?」",
|
||||
"201003211_88": "「なんですか……?」",
|
||||
"201003211_89": "「スイカだよ。\\n 外国じゃウォーターメロンっていうんだっけ?」",
|
||||
"201003211_90": "「宿のおばちゃんが、あたしらにってさ。\\n 水分補給と糖分補給にもなるだろうって」",
|
||||
"201003211_91": "「あたしら2人分しかないらしいから、他の連中には秘密な?」",
|
||||
"201003211_92": "「フフ……はい、秘密です」",
|
||||
"201003211_93": "「ただいまデスッ!」",
|
||||
"201003211_94": "「大丈夫デスか、調?」",
|
||||
"201003211_95": "「うん。心配かけてごめんね」",
|
||||
"201003211_96": "「……なんだか調、嬉しそうデスね。何かあったんですか?」",
|
||||
"201003211_97": "「ん……何もないよ?」",
|
||||
"201003211_98": "(奏さんが、マムみたいに見えた、なんて……。\\n 言ってもきっと、わかんないよね)",
|
||||
"201003211_99": "(だから……ごめんね。\\n これは、切ちゃんにも……ないしょ)"
|
||||
}
|
|
@ -1,60 +1,60 @@
|
|||
{
|
||||
"201003311_0": "おさかな集合大作戦",
|
||||
"201003311_1": "「いやぁ、絶好の海水浴日和だねぇッ!」",
|
||||
"201003311_2": "「テルテル坊主いっぱい作った甲斐があったデスよッ!」",
|
||||
"201003311_3": "「うん。晴れて良かった」",
|
||||
"201003311_4": "「どうりで本部のあちこちにテルテル坊主が\\n 下がってると思ったら……立花たちの仕業か」",
|
||||
"201003311_5": "「ったく。ガキかっての」",
|
||||
"201003311_6": "「あ、沖のほうにブイが見えるよッ!\\n あそこまで競争しようッ!」",
|
||||
"201003311_7": "「望むところデスッ! 負けないデスよッ!!」",
|
||||
"201003311_8": "「あっ、調と先輩たちはどうするデスか?」",
|
||||
"201003311_9": "「浅瀬で泳いでる」",
|
||||
"201003311_10": "「かったるいから、あたしもパス」",
|
||||
"201003311_11": "「わたしも遠慮しておこう」",
|
||||
"201003311_12": "「なら、ちょっと行ってくるデスよッ!」",
|
||||
"201003311_13": "「それじゃ……よーい、ドンッ!!」",
|
||||
"201003311_14": "「あまり遠くまで行くんじゃないぞ。\\n ……って、全然聞いてないな」",
|
||||
"201003311_15": "「よおっし、勝った~ッ!」",
|
||||
"201003311_16": "「ぷはぁ! くぅ……タッチの差で負けたデス……」",
|
||||
"201003311_17": "「わぁ、見て見て。\\n この辺、お魚がいっぱいいるよ?」",
|
||||
"201003311_18": "「わぁ、ホントデスねぇ……」",
|
||||
"201003311_19": "「あッ! そうだ、いいこと思いついたッ!」",
|
||||
"201003311_20": "「いいこと……デスか?」",
|
||||
"201003311_21": "「いったん浜辺に戻ろう」",
|
||||
"201003311_22": "「……?」",
|
||||
"201003311_23": "「荷物からスナック菓子なんか出して来て、\\n いったいどうするデスか?」",
|
||||
"201003311_24": "「切歌ちゃんはテレビとかで見たこと無い?\\n ダイビングしながら、海の魚に餌をあげてるやつ」",
|
||||
"201003311_25": "「あー。確かにあるデスね」",
|
||||
"201003311_26": "「身体のまわりにわーって魚が集まってくるの。\\n アレ、いっぺん、やってみたかったんだよね~」",
|
||||
"201003311_27": "「確かに、ちょっと面白そうデスね」",
|
||||
"201003311_28": "「でしょでしょ? 切歌ちゃんもお菓子持って。\\n さあ行くよ?」",
|
||||
"201003311_29": "「はいデスッ!」",
|
||||
"201003311_30": "「あはは。寄ってくる、寄ってくる」",
|
||||
"201003311_31": "「日本にも結構キレイな魚、いっぱいいるデスね」",
|
||||
"201003311_32": "「本当だね。わたしも知らない魚がいっぱいだよ」",
|
||||
"201003311_33": "「口でつんつんされて、少しこそばゆいデスね」",
|
||||
"201003311_34": "「フィッシュテラピーっていうんだっけ?\\n 古い皮を魚に食べてもらうヤツみたいだね」",
|
||||
"201003311_35": "「ああ、ドクター・フィッシュとも言うやつデスね?\\n もしかして、これでお肌つるつるになるデスか?」",
|
||||
"201003311_36": "「かもね。一挙両得だねッ!」",
|
||||
"201003311_37": "「それが本当なら結構な話なんデスけど……。\\n なんか、どんどん魚が増えてないデスか?」",
|
||||
"201003311_38": "「ほ、ほんとだね……。\\n みんなお腹、空いてるのかな?」",
|
||||
"201003311_39": "「くっ、くすぐったいッ!」",
|
||||
"201003311_40": "「あッ!? お菓子の袋、放しちゃったデスッ!」",
|
||||
"201003311_41": "「うひゃぁッ! た、たくさん寄ってきたッ!?」",
|
||||
"201003311_42": "「へ、へんなところつつかないで欲しいデスッ!」",
|
||||
"201003311_43": "「ちょっ、駄目ッ、水着取れちゃうってばッ!?」",
|
||||
"201003311_44": "「こりゃダメデスッ! 響さん逃げるデスよッ!!」",
|
||||
"201003311_45": "「そ、そうだねッ!!」",
|
||||
"201003311_46": "「はあ……酷い目にあったデスよ……」",
|
||||
"201003311_47": "「ゴメンね……。\\n まさかあんなに寄ってくるなんて思わなかったよ」",
|
||||
"201003311_48": "「いや、さすがにアレは予想できなかったデス――」",
|
||||
"201003311_49": "「ん? なんか鳥っぽいのがこっちに……」",
|
||||
"201003311_50": "「ちょッ? 海鳥まで餌を狙って来るデスかッ!?\\n お菓子はもうないデスよッ!?」",
|
||||
"201003311_51": "「違う……あれは、アルカ・ノイズだよッ!」",
|
||||
"201003311_52": "「ゲゲゲゲッ!? 余計なものまで釣れたデスッ!!」",
|
||||
"201003311_53": "「そもそも、なんでこんなところに\\n アルカ・ノイズが出てくるんデスかッ!?」",
|
||||
"201003311_54": "「わかんないけど……やるしかないよッ!」",
|
||||
"201003311_55": "「Balwisyall Nescell gungnir tron――」",
|
||||
"201003311_56": "「えーい、やけくそデスッ!」",
|
||||
"201003311_57": "「Zeios igalima raizen tron――」"
|
||||
{
|
||||
"201003311_0": "おさかな集合大作戦",
|
||||
"201003311_1": "「いやぁ、絶好の海水浴日和だねぇッ!」",
|
||||
"201003311_2": "「テルテル坊主いっぱい作った甲斐があったデスよッ!」",
|
||||
"201003311_3": "「うん。晴れて良かった」",
|
||||
"201003311_4": "「どうりで本部のあちこちにテルテル坊主が\\n 下がってると思ったら……立花たちの仕業か」",
|
||||
"201003311_5": "「ったく。ガキかっての」",
|
||||
"201003311_6": "「あ、沖のほうにブイが見えるよッ!\\n あそこまで競争しようッ!」",
|
||||
"201003311_7": "「望むところデスッ! 負けないデスよッ!!」",
|
||||
"201003311_8": "「あっ、調と先輩たちはどうするデスか?」",
|
||||
"201003311_9": "「浅瀬で泳いでる」",
|
||||
"201003311_10": "「かったるいから、あたしもパス」",
|
||||
"201003311_11": "「わたしも遠慮しておこう」",
|
||||
"201003311_12": "「なら、ちょっと行ってくるデスよッ!」",
|
||||
"201003311_13": "「それじゃ……よーい、ドンッ!!」",
|
||||
"201003311_14": "「あまり遠くまで行くんじゃないぞ。\\n ……って、全然聞いてないな」",
|
||||
"201003311_15": "「よおっし、勝った~ッ!」",
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||||
"201003311_16": "「ぷはぁ! くぅ……タッチの差で負けたデス……」",
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"201003311_17": "「わぁ、見て見て。\\n この辺、お魚がいっぱいいるよ?」",
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"201003311_18": "「わぁ、ホントデスねぇ……」",
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"201003311_19": "「あッ! そうだ、いいこと思いついたッ!」",
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||||
"201003311_20": "「いいこと……デスか?」",
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||||
"201003311_21": "「いったん浜辺に戻ろう」",
|
||||
"201003311_22": "「……?」",
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||||
"201003311_23": "「荷物からスナック菓子なんか出して来て、\\n いったいどうするデスか?」",
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||||
"201003311_24": "「切歌ちゃんはテレビとかで見たこと無い?\\n ダイビングしながら、海の魚に餌をあげてるやつ」",
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||||
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||||
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||||
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||||
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|
||||
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|
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|
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"201003311_33": "「口でつんつんされて、少しこそばゆいデスね」",
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||||
"201003311_34": "「フィッシュテラピーっていうんだっけ?\\n 古い皮を魚に食べてもらうヤツみたいだね」",
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||||
"201003311_35": "「ああ、ドクター・フィッシュとも言うやつデスね?\\n もしかして、これでお肌つるつるになるデスか?」",
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||||
"201003311_36": "「かもね。一挙両得だねッ!」",
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||||
"201003311_37": "「それが本当なら結構な話なんデスけど……。\\n なんか、どんどん魚が増えてないデスか?」",
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||||
"201003311_38": "「ほ、ほんとだね……。\\n みんなお腹、空いてるのかな?」",
|
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"201003311_39": "「くっ、くすぐったいッ!」",
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||||
"201003311_40": "「あッ!? お菓子の袋、放しちゃったデスッ!」",
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"201003311_41": "「うひゃぁッ! た、たくさん寄ってきたッ!?」",
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|
||||
"201003311_47": "「ゴメンね……。\\n まさかあんなに寄ってくるなんて思わなかったよ」",
|
||||
"201003311_48": "「いや、さすがにアレは予想できなかったデス――」",
|
||||
"201003311_49": "「ん? なんか鳥っぽいのがこっちに……」",
|
||||
"201003311_50": "「ちょッ? 海鳥まで餌を狙って来るデスかッ!?\\n お菓子はもうないデスよッ!?」",
|
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"201003311_51": "「違う……あれは、アルカ・ノイズだよッ!」",
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||||
"201003311_52": "「ゲゲゲゲッ!? 余計なものまで釣れたデスッ!!」",
|
||||
"201003311_53": "「そもそも、なんでこんなところに\\n アルカ・ノイズが出てくるんデスかッ!?」",
|
||||
"201003311_54": "「わかんないけど……やるしかないよッ!」",
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||||
"201003311_55": "「Balwisyall Nescell gungnir tron――」",
|
||||
"201003311_56": "「えーい、やけくそデスッ!」",
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"201003311_57": "「Zeios igalima raizen tron――」"
|
||||
}
|
|
@ -1,15 +1,15 @@
|
|||
{
|
||||
"201003312_0": "「ひととおり倒したと思ったのに――」",
|
||||
"201003312_1": "「海の中からもアルカ・ノイズが\\n 次々上陸してくるデスッ!!」",
|
||||
"201003312_2": "「空からだけじゃなかったの?」",
|
||||
"201003312_3": "「も、もう餌はないデスよ?」",
|
||||
"201003312_4": "「あははは……ひょっとして、わたしたちが餌だったり……」",
|
||||
"201003312_5": "「あははは……なるほど~~ってッ!\\n 全然シャレになってないデスよ、それッ!」",
|
||||
"201003312_6": "「立花ッ! 暁ッ!」",
|
||||
"201003312_7": "「全然戻って来ねぇと思ったら、\\n ずいぶんタチの悪い連中にナンパされてんじゃねぇか」",
|
||||
"201003312_8": "「みんなッ!」",
|
||||
"201003312_9": "「切ちゃん、大丈夫?」",
|
||||
"201003312_10": "「た、助かったデスよ……」",
|
||||
"201003312_11": "「他の海水浴客に被害を出してはまずい。\\n 速攻で片付けるぞ」",
|
||||
"201003312_12": "「了解ッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201003312_0": "「ひととおり倒したと思ったのに――」",
|
||||
"201003312_1": "「海の中からもアルカ・ノイズが\\n 次々上陸してくるデスッ!!」",
|
||||
"201003312_2": "「空からだけじゃなかったの?」",
|
||||
"201003312_3": "「も、もう餌はないデスよ?」",
|
||||
"201003312_4": "「あははは……ひょっとして、わたしたちが餌だったり……」",
|
||||
"201003312_5": "「あははは……なるほど~~ってッ!\\n 全然シャレになってないデスよ、それッ!」",
|
||||
"201003312_6": "「立花ッ! 暁ッ!」",
|
||||
"201003312_7": "「全然戻って来ねぇと思ったら、\\n ずいぶんタチの悪い連中にナンパされてんじゃねぇか」",
|
||||
"201003312_8": "「みんなッ!」",
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||||
"201003312_9": "「切ちゃん、大丈夫?」",
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||||
"201003312_10": "「た、助かったデスよ……」",
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||||
"201003312_11": "「他の海水浴客に被害を出してはまずい。\\n 速攻で片付けるぞ」",
|
||||
"201003312_12": "「了解ッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,10 +1,10 @@
|
|||
{
|
||||
"201003322_0": "「やれやれ。今度こそ終わったデスか……」",
|
||||
"201003322_1": "「でも、なんでこんなところにアルカ・ノイズが……」",
|
||||
"201003322_2": "「あたしらへの嫌がらせみたいなもんか?\\n ともかく、誰かに監視されてたことは間違いねぇな」",
|
||||
"201003322_3": "「こういうこともあるかも知れないから\\n 勝手に遠くへは行くなと言っただろう」",
|
||||
"201003322_4": "「す、すみません……」",
|
||||
"201003322_5": "「今回は合流が間に合ったからいいものの、完全に分断\\n されていたら今頃どうなっていたかわからないぞ?」",
|
||||
"201003322_6": "「そもそも集団行動というものはだな――」",
|
||||
"201003322_7": "(とほほ……アルカ・ノイズに襲われた上に翼さんの\\n お小言もらうだなんて、踏んだり蹴ったりだよ……)"
|
||||
{
|
||||
"201003322_0": "「やれやれ。今度こそ終わったデスか……」",
|
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"201003322_1": "「でも、なんでこんなところにアルカ・ノイズが……」",
|
||||
"201003322_2": "「あたしらへの嫌がらせみたいなもんか?\\n ともかく、誰かに監視されてたことは間違いねぇな」",
|
||||
"201003322_3": "「こういうこともあるかも知れないから\\n 勝手に遠くへは行くなと言っただろう」",
|
||||
"201003322_4": "「す、すみません……」",
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"201003322_5": "「今回は合流が間に合ったからいいものの、完全に分断\\n されていたら今頃どうなっていたかわからないぞ?」",
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"201003322_6": "「そもそも集団行動というものはだな――」",
|
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"201003322_7": "(とほほ……アルカ・ノイズに襲われた上に翼さんの\\n お小言もらうだなんて、踏んだり蹴ったりだよ……)"
|
||||
}
|
|
@ -1,18 +1,18 @@
|
|||
{
|
||||
"201003411_0": "暑さを凌ぐ良い方法",
|
||||
"201003411_1": "「郊外の工場地帯でアルカ・ノイズの反応を検知。\\n 装者各位は至急現場へ向かってください」",
|
||||
"201003411_2": "「わかりました。直ちに急行します」",
|
||||
"201003411_3": "「Imyuteus amenohabakiri tron――」",
|
||||
"201003411_4": "「間もなく現場に到着します」",
|
||||
"201003411_5": "「約3分後に響ちゃんたちも到着見込みです。\\n 合流まで極力交戦は控えてください」",
|
||||
"201003411_6": "「承知した、と言いたいところだが――\\n あまり悠長なことは言ってられなさそうな状況だ」",
|
||||
"201003411_7": "「たッ、助けてくれ~ッ!」",
|
||||
"201003411_8": "「民間人がアルカ・ノイズに襲われているッ!\\n このままバイクで切り込みますッ!!」",
|
||||
"201003411_9": "「翼さんッ!? 何を――ッ!!」",
|
||||
"201003411_10": "「はぁぁぁぁぁ――ッ!!」",
|
||||
"201003411_11": "「あ、あんたはいったい!?」",
|
||||
"201003411_12": "「ここは危険ですッ!\\n 早く安全な所へ退避してくださいッ!」",
|
||||
"201003411_13": "「あ、ああ……すまないッ!!」",
|
||||
"201003411_14": "「誰がなんのためにこんな場所に\\n 召喚したか知らないが――」",
|
||||
"201003411_15": "「これ以上、好きにはさせんぞッ!!」"
|
||||
{
|
||||
"201003411_0": "暑さを凌ぐ良い方法",
|
||||
"201003411_1": "「郊外の工場地帯でアルカ・ノイズの反応を検知。\\n 装者各位は至急現場へ向かってください」",
|
||||
"201003411_2": "「わかりました。直ちに急行します」",
|
||||
"201003411_3": "「Imyuteus amenohabakiri tron――」",
|
||||
"201003411_4": "「間もなく現場に到着します」",
|
||||
"201003411_5": "「約3分後に響ちゃんたちも到着見込みです。\\n 合流まで極力交戦は控えてください」",
|
||||
"201003411_6": "「承知した、と言いたいところだが――\\n あまり悠長なことは言ってられなさそうな状況だ」",
|
||||
"201003411_7": "「たッ、助けてくれ~ッ!」",
|
||||
"201003411_8": "「民間人がアルカ・ノイズに襲われているッ!\\n このままバイクで切り込みますッ!!」",
|
||||
"201003411_9": "「翼さんッ!? 何を――ッ!!」",
|
||||
"201003411_10": "「はぁぁぁぁぁ――ッ!!」",
|
||||
"201003411_11": "「あ、あんたはいったい!?」",
|
||||
"201003411_12": "「ここは危険ですッ!\\n 早く安全な所へ退避してくださいッ!」",
|
||||
"201003411_13": "「あ、ああ……すまないッ!!」",
|
||||
"201003411_14": "「誰がなんのためにこんな場所に\\n 召喚したか知らないが――」",
|
||||
"201003411_15": "「これ以上、好きにはさせんぞッ!!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,17 +1,17 @@
|
|||
{
|
||||
"201003412_0": "「翼さん、大丈夫ですかッ!?」",
|
||||
"201003412_1": "「ああ。心配無用だ」",
|
||||
"201003412_2": "「別に心配なんかしてないっての」",
|
||||
"201003412_3": "「翼さんのお陰で工場の人たち、\\n 無事避難完了したみたいデスよ」",
|
||||
"201003412_4": "「それはなによりだ」",
|
||||
"201003412_5": "「ってことは、後はこいつらを倒すだけね」",
|
||||
"201003412_6": "「さて、さっさと片付けて帰るデスよッ!」",
|
||||
"201003412_7": "「一気に殲滅してやらぁッ!」",
|
||||
"201003412_8": "「意気込むのはいいが、\\n やり過ぎて工場の設備を破壊しないようにな」",
|
||||
"201003412_9": "「ギクッ!?」",
|
||||
"201003412_10": "「い、言われなくてもわかってるッ!」",
|
||||
"201003412_11": "「本当かな……」",
|
||||
"201003412_12": "「い、いくらアタシたちでもそんなヘマしないデスよ。\\n あははは……」",
|
||||
"201003412_13": "「わかっているなら、それでいい」",
|
||||
"201003412_14": "「それでは――行くぞッ!!」"
|
||||
{
|
||||
"201003412_0": "「翼さん、大丈夫ですかッ!?」",
|
||||
"201003412_1": "「ああ。心配無用だ」",
|
||||
"201003412_2": "「別に心配なんかしてないっての」",
|
||||
"201003412_3": "「翼さんのお陰で工場の人たち、\\n 無事避難完了したみたいデスよ」",
|
||||
"201003412_4": "「それはなによりだ」",
|
||||
"201003412_5": "「ってことは、後はこいつらを倒すだけね」",
|
||||
"201003412_6": "「さて、さっさと片付けて帰るデスよッ!」",
|
||||
"201003412_7": "「一気に殲滅してやらぁッ!」",
|
||||
"201003412_8": "「意気込むのはいいが、\\n やり過ぎて工場の設備を破壊しないようにな」",
|
||||
"201003412_9": "「ギクッ!?」",
|
||||
"201003412_10": "「い、言われなくてもわかってるッ!」",
|
||||
"201003412_11": "「本当かな……」",
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||||
"201003412_12": "「い、いくらアタシたちでもそんなヘマしないデスよ。\\n あははは……」",
|
||||
"201003412_13": "「わかっているなら、それでいい」",
|
||||
"201003412_14": "「それでは――行くぞッ!!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,29 +1,29 @@
|
|||
{
|
||||
"201003422_0": "「ふむ……幸い、目立った損傷はなさそうだな」",
|
||||
"201003422_1": "「だが、転倒させたせいでだいぶ汚れてしまった。\\n 今日はしっかり洗ってやるとしよう」",
|
||||
"201003422_2": "「あ、翼さん。バイクの洗車ですか?」",
|
||||
"201003422_3": "「ああ、小日向か。ご覧の通りだ。\\n 夕べ、少々汚してしまったのでな」",
|
||||
"201003422_4": "「夕べも、また出撃だったみたいですね」",
|
||||
"201003422_5": "「ああ、知っていたのか」",
|
||||
"201003422_6": "「響も夜遅くに帰ってきましたから」",
|
||||
"201003422_7": "「心配か?」",
|
||||
"201003422_8": "「前はとっても。でも……今は、心配してないです。\\n 響は絶対帰ってくるって、わかってますから」",
|
||||
"201003422_9": "「そうか……信頼しているのだな」",
|
||||
"201003422_10": "「長年連れ添った夫婦でも、\\n なかなかそうはいかないだろうな」",
|
||||
"201003422_11": "「ふ、夫婦って……」",
|
||||
"201003422_12": "「ただの例え話だが……。\\n どうした、顔が赤いぞ?」",
|
||||
"201003422_13": "「おほん。い、いえ、何でもないです。\\n 今日は本当に暑いですから、そのせいですかね」",
|
||||
"201003422_14": "「わたしもそのバイクみたいに、\\n いっそ冷たい水を浴びたい気分です」",
|
||||
"201003422_15": "「ほう……そうか。ならば、望み通りにしてやろう」",
|
||||
"201003422_16": "「えっ……翼さん、何を――キャッ!?」",
|
||||
"201003422_17": "「つ、冷たいですッ!!」",
|
||||
"201003422_18": "「水だから、冷たいのは当然だな」",
|
||||
"201003422_19": "「そういうことじゃなくてッ!」",
|
||||
"201003422_20": "「わたしも昔、暑い日は奏にこうしてよく水をかけられたものだ」",
|
||||
"201003422_21": "「小日向も、ずいぶん顔が熱を持っていたようだし。\\n 熱中症で倒れたら、一大事だからな」",
|
||||
"201003422_22": "「もう……からかわないでくださいッ!」",
|
||||
"201003422_23": "「フフ、こんな暑い日は、こういう水浴びも悪くないだろう?」",
|
||||
"201003422_24": "「だからって……こんな格好じゃ道を歩けませんよッ!」",
|
||||
"201003422_25": "「なあに、この暑さだ、すぐ乾くだろう」",
|
||||
"201003422_26": "「だからってッ!\\n きゃッ、もう、翼さんってばッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201003422_0": "「ふむ……幸い、目立った損傷はなさそうだな」",
|
||||
"201003422_1": "「だが、転倒させたせいでだいぶ汚れてしまった。\\n 今日はしっかり洗ってやるとしよう」",
|
||||
"201003422_2": "「あ、翼さん。バイクの洗車ですか?」",
|
||||
"201003422_3": "「ああ、小日向か。ご覧の通りだ。\\n 夕べ、少々汚してしまったのでな」",
|
||||
"201003422_4": "「夕べも、また出撃だったみたいですね」",
|
||||
"201003422_5": "「ああ、知っていたのか」",
|
||||
"201003422_6": "「響も夜遅くに帰ってきましたから」",
|
||||
"201003422_7": "「心配か?」",
|
||||
"201003422_8": "「前はとっても。でも……今は、心配してないです。\\n 響は絶対帰ってくるって、わかってますから」",
|
||||
"201003422_9": "「そうか……信頼しているのだな」",
|
||||
"201003422_10": "「長年連れ添った夫婦でも、\\n なかなかそうはいかないだろうな」",
|
||||
"201003422_11": "「ふ、夫婦って……」",
|
||||
"201003422_12": "「ただの例え話だが……。\\n どうした、顔が赤いぞ?」",
|
||||
"201003422_13": "「おほん。い、いえ、何でもないです。\\n 今日は本当に暑いですから、そのせいですかね」",
|
||||
"201003422_14": "「わたしもそのバイクみたいに、\\n いっそ冷たい水を浴びたい気分です」",
|
||||
"201003422_15": "「ほう……そうか。ならば、望み通りにしてやろう」",
|
||||
"201003422_16": "「えっ……翼さん、何を――キャッ!?」",
|
||||
"201003422_17": "「つ、冷たいですッ!!」",
|
||||
"201003422_18": "「水だから、冷たいのは当然だな」",
|
||||
"201003422_19": "「そういうことじゃなくてッ!」",
|
||||
"201003422_20": "「わたしも昔、暑い日は奏にこうしてよく水をかけられたものだ」",
|
||||
"201003422_21": "「小日向も、ずいぶん顔が熱を持っていたようだし。\\n 熱中症で倒れたら、一大事だからな」",
|
||||
"201003422_22": "「もう……からかわないでくださいッ!」",
|
||||
"201003422_23": "「フフ、こんな暑い日は、こういう水浴びも悪くないだろう?」",
|
||||
"201003422_24": "「だからって……こんな格好じゃ道を歩けませんよッ!」",
|
||||
"201003422_25": "「なあに、この暑さだ、すぐ乾くだろう」",
|
||||
"201003422_26": "「だからってッ!\\n きゃッ、もう、翼さんってばッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,19 +1,19 @@
|
|||
{
|
||||
"201003511_0": "サマーウエイトレス",
|
||||
"201003511_1": "「ねえ、日焼け止めを塗ってくれないかしら?」",
|
||||
"201003511_2": "「は? 自分で塗れよ」",
|
||||
"201003511_3": "「前はいいけど、背中は自分じゃ上手く塗れないでしょ?」",
|
||||
"201003511_4": "「そんなん、適当に塗りゃいいだろ」",
|
||||
"201003511_5": "「日焼けがムラになったらどうするの?」",
|
||||
"201003511_6": "「めんど―だな―」",
|
||||
"201003511_7": "「おかえしに、あたしも塗ってあげるから。\\n なんなら、先に塗ってあげるわよ?」",
|
||||
"201003511_8": "「ちょッ!? きゅッ、急に触るなッ!\\n くッ、くすぐったいってぇのッ!」",
|
||||
"201003511_9": "「あら……敏感なのね。顔に似合わず」",
|
||||
"201003511_10": "「あ? そりゃどういう意味――」",
|
||||
"201003511_11": "「ノッ、ノイズだぁ――ッ!」",
|
||||
"201003511_12": "「なんですってッ!?」",
|
||||
"201003511_13": "「ちッ。今の話は後回しだ。とにかく急ぐぞッ!」",
|
||||
"201003511_14": "「まさか、こんなところにまで\\n アルカ・ノイズが出るなんてな……」",
|
||||
"201003511_15": "「偶然かどうかは、さておき。\\n わたしたちがいたのが運の尽きね」",
|
||||
"201003511_16": "「ああ、とっとと片付けちまおう」"
|
||||
{
|
||||
"201003511_0": "サマーウエイトレス",
|
||||
"201003511_1": "「ねえ、日焼け止めを塗ってくれないかしら?」",
|
||||
"201003511_2": "「は? 自分で塗れよ」",
|
||||
"201003511_3": "「前はいいけど、背中は自分じゃ上手く塗れないでしょ?」",
|
||||
"201003511_4": "「そんなん、適当に塗りゃいいだろ」",
|
||||
"201003511_5": "「日焼けがムラになったらどうするの?」",
|
||||
"201003511_6": "「めんど―だな―」",
|
||||
"201003511_7": "「おかえしに、あたしも塗ってあげるから。\\n なんなら、先に塗ってあげるわよ?」",
|
||||
"201003511_8": "「ちょッ!? きゅッ、急に触るなッ!\\n くッ、くすぐったいってぇのッ!」",
|
||||
"201003511_9": "「あら……敏感なのね。顔に似合わず」",
|
||||
"201003511_10": "「あ? そりゃどういう意味――」",
|
||||
"201003511_11": "「ノッ、ノイズだぁ――ッ!」",
|
||||
"201003511_12": "「なんですってッ!?」",
|
||||
"201003511_13": "「ちッ。今の話は後回しだ。とにかく急ぐぞッ!」",
|
||||
"201003511_14": "「まさか、こんなところにまで\\n アルカ・ノイズが出るなんてな……」",
|
||||
"201003511_15": "「偶然かどうかは、さておき。\\n わたしたちがいたのが運の尽きね」",
|
||||
"201003511_16": "「ああ、とっとと片付けちまおう」"
|
||||
}
|
|
@ -1,5 +1,5 @@
|
|||
{
|
||||
"201003512_0": "「こいつでとどめだぁ――ッ!!」",
|
||||
"201003512_1": "「ちょっとッ! そっちに向けて放ったらッ!」",
|
||||
"201003512_2": "「なッ! やべ―、建物の方に――。\\n くそッ! 止まらね――ッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201003512_0": "「こいつでとどめだぁ――ッ!!」",
|
||||
"201003512_1": "「ちょっとッ! そっちに向けて放ったらッ!」",
|
||||
"201003512_2": "「なッ! やべ―、建物の方に――。\\n くそッ! 止まらね――ッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,62 +1,62 @@
|
|||
{
|
||||
"201003521_0": "「……で。\\n なんでこんなことになってんだ?」",
|
||||
"201003521_1": "「なんでって、仕方ないでしょう」",
|
||||
"201003521_2": "「建物に直撃しなかったからよかったとは言え、店の前に\\n あった売り物を吹き飛ばしちゃったんだから……」",
|
||||
"201003521_3": "「だからって、弁償代わりに手伝うとか言い出すかよ……。\\n 店の人は気にすんなって言ってたのによ」",
|
||||
"201003521_4": "「そうじゃないと、わたしの気がおさまらないもの。\\n 別に、あなたは帰っても良かったのよ?」",
|
||||
"201003521_5": "「あたしが壊しといて、しれっと帰れるかよ……」",
|
||||
"201003521_6": "「つ―か、それはいいんだよッ!\\n あたしが言いたいのは、この格好のことだッ!」",
|
||||
"201003521_7": "「水着にエプロンとか、マニアックすぎんだろ?」",
|
||||
"201003521_8": "「なによ。このくらい大したことないでしょ?」",
|
||||
"201003521_9": "「いやいや、大したことあるだろッ!?」",
|
||||
"201003521_10": "「グラビア撮影とかなら普通よ、これくらい。\\n おどおどしてるからよけいに恥ずかしく感じるのよ」",
|
||||
"201003521_11": "「ぜって―、お前の感覚が麻痺してるだけだって」",
|
||||
"201003521_12": "「いつまでもぶつぶつ言わないの。\\n 騒動で離れちゃったお客さん、呼び戻してあげないとね」",
|
||||
"201003521_13": "「おい、すげぇ美人いるぜ?」",
|
||||
"201003521_14": "「小腹も空いたし、ちょっと寄ってくか?」",
|
||||
"201003521_15": "「いらっしゃいませー。空いているお席にどうぞ☆」",
|
||||
"201003521_16": "「プ、プロだ……」",
|
||||
"201003521_17": "「3番テーブル、ご新規さん4名様入りまーす。\\n オーダーお受けしてくださいー」",
|
||||
"201003521_18": "「へいへい、ただいま――」",
|
||||
"201003521_19": "「特盛り焼きそば4つッ!\\n じゃない、やっぱり5つお願いしま~すッ!」",
|
||||
"201003521_20": "「それとイカの丸焼き1つ」",
|
||||
"201003521_21": "「ぶほッ!? お、お前らッ、どうしてここにッ!?」",
|
||||
"201003521_22": "「元の場所に戻ったらお前たちがいなくなってるし、\\n 見張ってもらってたはずの荷物も消えていたのでな」",
|
||||
"201003521_23": "「連絡入れて欲しかったです」",
|
||||
"201003521_24": "「あ、ヤベ。すっかり忘れてた」",
|
||||
"201003521_25": "「しかし、なかなか似合ってるな」",
|
||||
"201003521_26": "「大胆な格好だねぇ」",
|
||||
"201003521_27": "「こ、こんなん、水着と変わらねぇだろッ!」",
|
||||
"201003521_28": "「お待たせしました。焼きそば5つとイカ焼き1つで\\n ございます。……って。あら、あなたたち。来てたの」",
|
||||
"201003521_29": "「なんでも、アルカ・ノイズが出たようだな。\\n 駆けつけられなくてすまなかった」",
|
||||
"201003521_30": "「まあ、なんとかなったから良いわ。\\n それより売り上げに貢献していってもらえるかしら?」",
|
||||
"201003521_31": "「どうしてこんなことに?」",
|
||||
"201003521_32": "「戦闘中に、お店にちょっと迷惑をかけちゃってね」",
|
||||
"201003521_33": "「なるほど。そういうことなら、協力もやぶさかでないな」",
|
||||
"201003521_34": "「りょーかいッ! 立花響、一心不乱に食べますッ!」",
|
||||
"201003521_35": "「もしかしてクリス先輩の奢りデスかッ!?」",
|
||||
"201003521_36": "「だっ、誰が奢るかッ!」",
|
||||
"201003521_37": "「もぐもぐもぐもぐ……イカ焼き、おかわり」",
|
||||
"201003521_38": "「わたしも大盛り焼きそば、おかわり2人前\\n お願いしますッ!」",
|
||||
"201003521_39": "「も、もう食ったのかよ、お前らッ!」",
|
||||
"201003521_40": "「やれやれ。こき使ってくれるよ……」",
|
||||
"201003521_41": "「お疲れさま。ひと息つきましょう。\\n はい、これ」",
|
||||
"201003521_42": "「なんだ、ラムネか。どうしたんだ?」",
|
||||
"201003521_43": "「お店のおばさまから、差し入れよ」",
|
||||
"201003521_44": "「ありがてぇ。ちょうど喉、渇いてたんだ」",
|
||||
"201003521_45": "「売り上げ、いつもの倍以上だって喜んでたわよ」",
|
||||
"201003521_46": "「そりゃ、あたしらが接客してんだ。当然だろ」",
|
||||
"201003521_47": "「最初あれだけおどおどしてたクセに」",
|
||||
"201003521_48": "「う、うっせぇな」",
|
||||
"201003521_49": "「キャ――――ッ!!」",
|
||||
"201003521_50": "「ノ、ノイズが現れたぞッ!!」",
|
||||
"201003521_51": "「またなの? なんだっていうのよ、本当に」",
|
||||
"201003521_52": "「クリスちゃん、マリアさんッ!!」",
|
||||
"201003521_53": "「あなたたち。さっき帰ったんじゃなかったの?」",
|
||||
"201003521_54": "「万が一のことを考えて近くに待機していて正解だった」",
|
||||
"201003521_55": "「助かるわ」",
|
||||
"201003521_56": "「そもそもアルカ・ノイズが現れなかったら、\\n あたしがこんな恥ずかしい目にあわずにすんだんだ……」",
|
||||
"201003521_57": "「この恨み、今こそ晴らさせてもらうからなッ!!」",
|
||||
"201003521_58": "「クリスちゃん、目がマジだよッ!?」",
|
||||
"201003521_59": "「さ、殺気はらんでるデス……」"
|
||||
{
|
||||
"201003521_0": "「……で。\\n なんでこんなことになってんだ?」",
|
||||
"201003521_1": "「なんでって、仕方ないでしょう」",
|
||||
"201003521_2": "「建物に直撃しなかったからよかったとは言え、店の前に\\n あった売り物を吹き飛ばしちゃったんだから……」",
|
||||
"201003521_3": "「だからって、弁償代わりに手伝うとか言い出すかよ……。\\n 店の人は気にすんなって言ってたのによ」",
|
||||
"201003521_4": "「そうじゃないと、わたしの気がおさまらないもの。\\n 別に、あなたは帰っても良かったのよ?」",
|
||||
"201003521_5": "「あたしが壊しといて、しれっと帰れるかよ……」",
|
||||
"201003521_6": "「つ―か、それはいいんだよッ!\\n あたしが言いたいのは、この格好のことだッ!」",
|
||||
"201003521_7": "「水着にエプロンとか、マニアックすぎんだろ?」",
|
||||
"201003521_8": "「なによ。このくらい大したことないでしょ?」",
|
||||
"201003521_9": "「いやいや、大したことあるだろッ!?」",
|
||||
"201003521_10": "「グラビア撮影とかなら普通よ、これくらい。\\n おどおどしてるからよけいに恥ずかしく感じるのよ」",
|
||||
"201003521_11": "「ぜって―、お前の感覚が麻痺してるだけだって」",
|
||||
"201003521_12": "「いつまでもぶつぶつ言わないの。\\n 騒動で離れちゃったお客さん、呼び戻してあげないとね」",
|
||||
"201003521_13": "「おい、すげぇ美人いるぜ?」",
|
||||
"201003521_14": "「小腹も空いたし、ちょっと寄ってくか?」",
|
||||
"201003521_15": "「いらっしゃいませー。空いているお席にどうぞ☆」",
|
||||
"201003521_16": "「プ、プロだ……」",
|
||||
"201003521_17": "「3番テーブル、ご新規さん4名様入りまーす。\\n オーダーお受けしてくださいー」",
|
||||
"201003521_18": "「へいへい、ただいま――」",
|
||||
"201003521_19": "「特盛り焼きそば4つッ!\\n じゃない、やっぱり5つお願いしま~すッ!」",
|
||||
"201003521_20": "「それとイカの丸焼き1つ」",
|
||||
"201003521_21": "「ぶほッ!? お、お前らッ、どうしてここにッ!?」",
|
||||
"201003521_22": "「元の場所に戻ったらお前たちがいなくなってるし、\\n 見張ってもらってたはずの荷物も消えていたのでな」",
|
||||
"201003521_23": "「連絡入れて欲しかったです」",
|
||||
"201003521_24": "「あ、ヤベ。すっかり忘れてた」",
|
||||
"201003521_25": "「しかし、なかなか似合ってるな」",
|
||||
"201003521_26": "「大胆な格好だねぇ」",
|
||||
"201003521_27": "「こ、こんなん、水着と変わらねぇだろッ!」",
|
||||
"201003521_28": "「お待たせしました。焼きそば5つとイカ焼き1つで\\n ございます。……って。あら、あなたたち。来てたの」",
|
||||
"201003521_29": "「なんでも、アルカ・ノイズが出たようだな。\\n 駆けつけられなくてすまなかった」",
|
||||
"201003521_30": "「まあ、なんとかなったから良いわ。\\n それより売り上げに貢献していってもらえるかしら?」",
|
||||
"201003521_31": "「どうしてこんなことに?」",
|
||||
"201003521_32": "「戦闘中に、お店にちょっと迷惑をかけちゃってね」",
|
||||
"201003521_33": "「なるほど。そういうことなら、協力もやぶさかでないな」",
|
||||
"201003521_34": "「りょーかいッ! 立花響、一心不乱に食べますッ!」",
|
||||
"201003521_35": "「もしかしてクリス先輩の奢りデスかッ!?」",
|
||||
"201003521_36": "「だっ、誰が奢るかッ!」",
|
||||
"201003521_37": "「もぐもぐもぐもぐ……イカ焼き、おかわり」",
|
||||
"201003521_38": "「わたしも大盛り焼きそば、おかわり2人前\\n お願いしますッ!」",
|
||||
"201003521_39": "「も、もう食ったのかよ、お前らッ!」",
|
||||
"201003521_40": "「やれやれ。こき使ってくれるよ……」",
|
||||
"201003521_41": "「お疲れさま。ひと息つきましょう。\\n はい、これ」",
|
||||
"201003521_42": "「なんだ、ラムネか。どうしたんだ?」",
|
||||
"201003521_43": "「お店のおばさまから、差し入れよ」",
|
||||
"201003521_44": "「ありがてぇ。ちょうど喉、渇いてたんだ」",
|
||||
"201003521_45": "「売り上げ、いつもの倍以上だって喜んでたわよ」",
|
||||
"201003521_46": "「そりゃ、あたしらが接客してんだ。当然だろ」",
|
||||
"201003521_47": "「最初あれだけおどおどしてたクセに」",
|
||||
"201003521_48": "「う、うっせぇな」",
|
||||
"201003521_49": "「キャ――――ッ!!」",
|
||||
"201003521_50": "「ノ、ノイズが現れたぞッ!!」",
|
||||
"201003521_51": "「またなの? なんだっていうのよ、本当に」",
|
||||
"201003521_52": "「クリスちゃん、マリアさんッ!!」",
|
||||
"201003521_53": "「あなたたち。さっき帰ったんじゃなかったの?」",
|
||||
"201003521_54": "「万が一のことを考えて近くに待機していて正解だった」",
|
||||
"201003521_55": "「助かるわ」",
|
||||
"201003521_56": "「そもそもアルカ・ノイズが現れなかったら、\\n あたしがこんな恥ずかしい目にあわずにすんだんだ……」",
|
||||
"201003521_57": "「この恨み、今こそ晴らさせてもらうからなッ!!」",
|
||||
"201003521_58": "「クリスちゃん、目がマジだよッ!?」",
|
||||
"201003521_59": "「さ、殺気はらんでるデス……」"
|
||||
}
|
|
@ -1,16 +1,16 @@
|
|||
{
|
||||
"201003522_0": "「ふう……すっきりした」",
|
||||
"201003522_1": "「雪音のは、完全に八つ当たりだったな」",
|
||||
"201003522_2": "「あいつらが原因なんだから八つ当たりじゃねぇっての」",
|
||||
"201003522_3": "「とにかく、お客さんたちとお店も無事だったし。\\n よかった」",
|
||||
"201003522_4": "「しっかし。店員役、ノリノリでやってたよな。\\n もしかして、ああいうの好きなのか?」",
|
||||
"201003522_5": "「別に、そんなことないわ」",
|
||||
"201003522_6": "「わたしはやると決めたことには全力を尽くす。\\n ただ、それだけよ」",
|
||||
"201003522_7": "「へいへい。ご立派なことで」",
|
||||
"201003522_8": "「でもよかったね。\\n お礼に焼きそばとかイカ焼きとか、お土産にたくさんもらえて」",
|
||||
"201003522_9": "「帰ったらみんなで打ち上げパーティーデスッ!」",
|
||||
"201003522_10": "「うん、楽しみ」",
|
||||
"201003522_11": "「まだ食うのかよッ!? 腹壊すだろッ!?」",
|
||||
"201003522_12": "「へいき、へっちゃらだよッ!」",
|
||||
"201003522_13": "「ふざけんなぁぁーッ!!」"
|
||||
{
|
||||
"201003522_0": "「ふう……すっきりした」",
|
||||
"201003522_1": "「雪音のは、完全に八つ当たりだったな」",
|
||||
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|
||||
"201003522_3": "「とにかく、お客さんたちとお店も無事だったし。\\n よかった」",
|
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|
||||
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||||
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||||
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||||
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"201003522_9": "「帰ったらみんなで打ち上げパーティーデスッ!」",
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"201003522_10": "「うん、楽しみ」",
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"201003522_12": "「へいき、へっちゃらだよッ!」",
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"201003522_13": "「ふざけんなぁぁーッ!!」"
|
||||
}
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|
@ -1,70 +1,70 @@
|
|||
{
|
||||
"201003611_0": "奏のバースデー2017",
|
||||
"201003611_1": "「ふう、疲れたぁ……」",
|
||||
"201003611_2": "「お疲れ様、響。はい、タオル。\\n 翼さんもどうぞ」",
|
||||
"201003611_3": "「ああ、ありがとう。\\n 立花、今日の動きはなかなかだったぞ」",
|
||||
"201003611_4": "「えへへ。誉められちゃった」",
|
||||
"201003611_5": "「もう、すぐに調子に乗るんだから……」",
|
||||
"201003611_6": "「あ、いっけないッ! 忘れるところだった」",
|
||||
"201003611_7": "「ん?」",
|
||||
"201003611_8": "「あの、翼さん。\\n 来週って、奏さんの誕生日なんですよね?」",
|
||||
"201003611_9": "「えっ……あ、ああ。\\n そうだな……」",
|
||||
"201003611_10": "「やっぱり」",
|
||||
"201003611_11": "「せっかくですから、\\n みんなで奏さんの誕生日パーティー、開きませんか?」",
|
||||
"201003611_12": "「あ、ああ……いいんじゃないか」",
|
||||
"201003611_13": "「あれ。翼さん……あまり乗り気じゃないですか?」",
|
||||
"201003611_14": "「もしかして、もうお2人で何かご予定、決めてました?」",
|
||||
"201003611_15": "「い、いや。そんなことはないぞ?」",
|
||||
"201003611_16": "「このところ、色々と多忙でな……」",
|
||||
"201003611_17": "「なるほど……そういうことなら、\\n わたしたちにお任せくださいッ!」",
|
||||
"201003611_18": "「フフ。素敵なパーティーを準備しますねッ!」",
|
||||
"201003611_19": "「……ああ、ありがとう」",
|
||||
"201003611_20": "(まさか、また奏の誕生日を祝える日が来るなんて、\\n 思っていなかった……)",
|
||||
"201003611_21": "(なにか贈りたいけど……。\\n でも、何がいいのかな……)",
|
||||
"201003611_22": "「ハッピー・バースデー、奏さんッ!!」",
|
||||
"201003611_23": "「おっ、なんだなんだッ!? 不意打ちかッ!?\\n なかなか味な真似してくれるじゃないか」",
|
||||
"201003611_24": "「へへ。サプライズ成功だな」",
|
||||
"201003611_25": "「これは、わたしと響からです」",
|
||||
"201003611_26": "「どうぞどうぞ」",
|
||||
"201003611_27": "「お、ガングニール型のクッキーか。サンキュー」",
|
||||
"201003611_28": "「えへへ。ほとんど未来が1人で作ったようなものなんですけど」",
|
||||
"201003611_29": "「ううん、響も頑張ったよ」",
|
||||
"201003611_30": "「はいはい。相変わらず仲がよろしいことで」",
|
||||
"201003611_31": "「んで、あたしからは、これ」",
|
||||
"201003611_32": "「おっ、なんだ? ずいぶんと重いな……」",
|
||||
"201003611_33": "「これは……パワーリスト?」",
|
||||
"201003611_34": "「なんか、こういうの好きそうだなって」",
|
||||
"201003611_35": "「あたし、そういうイメージなのか?」",
|
||||
"201003611_36": "「見た目は可愛いリストバンドですし、きっと似合いますよ」",
|
||||
"201003611_37": "「そ、そうかあ? ありがとさん」",
|
||||
"201003611_38": "「その……誕生日おめでとう、奏」",
|
||||
"201003611_39": "「おう、サンキュー。それで?」",
|
||||
"201003611_40": "「そ、それでって……それだけなんだけど……」",
|
||||
"201003611_41": "「ん~、翼?\\n あたしに何か渡すものがあるんじゃないか~?」",
|
||||
"201003611_42": "「な、何もない……」",
|
||||
"201003611_43": "「へー。その割には、さっきから後ろ手にもってるのが、\\n チラチラ見えてるんだけどな」",
|
||||
"201003611_44": "「も、もう……奏はわたしに意地悪だ」",
|
||||
"201003611_45": "「ほらほら~観念して出しなって。\\n せっかく用意してくれたんだろ?」",
|
||||
"201003611_46": "「……実は、これ……」",
|
||||
"201003611_47": "(わかってる。これが奏なりの優しさだって。こうでも\\n 言わなければ、わたしが渡し損ねると知ってるから)",
|
||||
"201003611_48": "(分かっていながら――わたしはいつもこうして、\\n 奏の好意に甘えてしまう……)",
|
||||
"201003611_49": "「ん? これは……翼が梱包したのか?」",
|
||||
"201003611_50": "「そ、そうだけど……どうかした?」",
|
||||
"201003611_51": "「いや、随分と厳重に包まれてるなーと」",
|
||||
"201003611_52": "「い、いまいち勝手がわからなくて、\\n しっかり包もうと、いろいろ試していたらそんな大きさに……」",
|
||||
"201003611_53": "「にしても、梱包材入れすぎじゃないか?」",
|
||||
"201003611_54": "「傷が付いたら大変だし、\\n その……ごめんなさい……」",
|
||||
"201003611_55": "「なーに謝ってんだよ。\\n あたしのことを想って包んでくれたんだろう?」",
|
||||
"201003611_56": "「むしろ開けるのも勿体ないくらいだな」",
|
||||
"201003611_57": "「んー、どれどれ――」",
|
||||
"201003611_58": "「これは……ペンダントか?」",
|
||||
"201003611_59": "「うん……こういうのも、似合うんじゃないかと思って……」",
|
||||
"201003611_60": "「すげー嬉しい。ありがとな、翼」",
|
||||
"201003611_61": "「そっ、そんな、感謝されるほど高いものじゃないよ。\\n だから……」",
|
||||
"201003611_62": "「ばーか。\\n こういうのは値段の高い安いじゃないだろ?」",
|
||||
"201003611_63": "「大事にするよ。一生、さ」",
|
||||
"201003611_64": "「う、うん……良かった」",
|
||||
"201003611_65": "(奏の前では、わたしは、子供みたいになってしまう)",
|
||||
"201003611_66": "(成長しなければ……と思う。けど……)",
|
||||
"201003611_67": "(もう少しだけ、このままの関係でいさせて欲しい……)"
|
||||
{
|
||||
"201003611_0": "奏のバースデー2017",
|
||||
"201003611_1": "「ふう、疲れたぁ……」",
|
||||
"201003611_2": "「お疲れ様、響。はい、タオル。\\n 翼さんもどうぞ」",
|
||||
"201003611_3": "「ああ、ありがとう。\\n 立花、今日の動きはなかなかだったぞ」",
|
||||
"201003611_4": "「えへへ。誉められちゃった」",
|
||||
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|
||||
"201003611_6": "「あ、いっけないッ! 忘れるところだった」",
|
||||
"201003611_7": "「ん?」",
|
||||
"201003611_8": "「あの、翼さん。\\n 来週って、奏さんの誕生日なんですよね?」",
|
||||
"201003611_9": "「えっ……あ、ああ。\\n そうだな……」",
|
||||
"201003611_10": "「やっぱり」",
|
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"201003611_11": "「せっかくですから、\\n みんなで奏さんの誕生日パーティー、開きませんか?」",
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"201003611_17": "「なるほど……そういうことなら、\\n わたしたちにお任せくださいッ!」",
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"201003611_18": "「フフ。素敵なパーティーを準備しますねッ!」",
|
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"201003611_19": "「……ああ、ありがとう」",
|
||||
"201003611_20": "(まさか、また奏の誕生日を祝える日が来るなんて、\\n 思っていなかった……)",
|
||||
"201003611_21": "(なにか贈りたいけど……。\\n でも、何がいいのかな……)",
|
||||
"201003611_22": "「ハッピー・バースデー、奏さんッ!!」",
|
||||
"201003611_23": "「おっ、なんだなんだッ!? 不意打ちかッ!?\\n なかなか味な真似してくれるじゃないか」",
|
||||
"201003611_24": "「へへ。サプライズ成功だな」",
|
||||
"201003611_25": "「これは、わたしと響からです」",
|
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"201003611_26": "「どうぞどうぞ」",
|
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"201003611_27": "「お、ガングニール型のクッキーか。サンキュー」",
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|
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|
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|
||||
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|
||||
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|
||||
"201003611_51": "「いや、随分と厳重に包まれてるなーと」",
|
||||
"201003611_52": "「い、いまいち勝手がわからなくて、\\n しっかり包もうと、いろいろ試していたらそんな大きさに……」",
|
||||
"201003611_53": "「にしても、梱包材入れすぎじゃないか?」",
|
||||
"201003611_54": "「傷が付いたら大変だし、\\n その……ごめんなさい……」",
|
||||
"201003611_55": "「なーに謝ってんだよ。\\n あたしのことを想って包んでくれたんだろう?」",
|
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"201003611_56": "「むしろ開けるのも勿体ないくらいだな」",
|
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"201003611_57": "「んー、どれどれ――」",
|
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|
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|
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|
||||
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|
||||
"201003611_66": "(成長しなければ……と思う。けど……)",
|
||||
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|
||||
}
|
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@ -1,56 +1,56 @@
|
|||
{
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||||
"201003711_0": "マリアのバースデー2017",
|
||||
"201003711_1": "「ねえ、2人とも、ちょっといいかしら?」",
|
||||
"201003711_2": "「あ、マリアさんッ!」",
|
||||
"201003711_3": "「こんにちは」",
|
||||
"201003711_4": "「聞きたいんだけど、調と切歌を見なかった?」",
|
||||
"201003711_5": "「えッ!?\\n さ、さあ、見てませんけど……」",
|
||||
"201003711_6": "「そういえば、今日は用事があるから先に帰るって\\n 言ってました」",
|
||||
"201003711_7": "「……そうなの」",
|
||||
"201003711_8": "「あの……どうかしましたか?」",
|
||||
"201003711_9": "「最近よそよそしい感じがするのよね。あの子たち。\\n どうしてだか、わたしを避けているようにも感じて……」",
|
||||
"201003711_10": "「……わたし、あの子たちに嫌われちゃったのかしら」",
|
||||
"201003711_11": "「だ、大丈夫ですよッ!」",
|
||||
"201003711_12": "「そうですよッ! あの2人が\\n マリアさんを嫌いになるなんてありえませんッ!」",
|
||||
"201003711_13": "「そ、そう?」",
|
||||
"201003711_14": "「はい、だから元気出してくださいッ!」",
|
||||
"201003711_15": "「フフ。ありがとう。\\n それじゃあ、このあと一緒にご飯でもどうかしら?」",
|
||||
"201003711_16": "「あ……すみません……。\\n ちょっと響と用事がありまして……。ね、響」",
|
||||
"201003711_17": "「うえッ!? あ、そうなんですよ。\\n マリアさんからのお誘いは大変ありがたいのですが……」",
|
||||
"201003711_18": "「そう、ちょっと残念だけど。\\n それじゃあ、わたしはご飯でも食べて帰るとするわ」",
|
||||
"201003711_19": "「いやいや、今日はまっすぐ帰った方が良いですよ」",
|
||||
"201003711_20": "「え?」",
|
||||
"201003711_21": "「もう、響ったら、\\n あまり適当なことを言ったらマリアさん困っちゃうでしょ」",
|
||||
"201003711_22": "「でも、わたしも今日は早く帰った方が良いと思います」",
|
||||
"201003711_23": "「……なんだかよくわからないけれど、\\n しょうがない。ご忠告に従って帰るとするわ」",
|
||||
"201003711_24": "「ねえねえ、結構自然だったよね?」",
|
||||
"201003711_25": "「そ、そうかな……?」",
|
||||
"201003711_26": "「言われるまま、そのまま帰ってきちゃったけど……」",
|
||||
"201003711_27": "「えッ!? な、なにッ!」",
|
||||
"201003711_28": "「ハッピーバースデーッ! マリアッ!!」",
|
||||
"201003711_29": "「調、切歌ッ!?」",
|
||||
"201003711_30": "「誕生日おめでとう、マリア」",
|
||||
"201003711_31": "「おめでとうデスッ!」",
|
||||
"201003711_32": "「え……あ、ああ……そうか、今日はわたしの誕生日?」",
|
||||
"201003711_33": "「やっぱりマリア、自分の誕生日忘れてたみたいだね」",
|
||||
"201003711_34": "「それでこそ、サプライズしたかいがあるってもんデスよッ!」",
|
||||
"201003711_35": "「はい、これ」",
|
||||
"201003711_36": "「もらって欲しいデス……」",
|
||||
"201003711_37": "「なにかしら……? これは――ッ!?」",
|
||||
"201003711_38": "「これは……あなたたちの……ぬいぐるみ?」",
|
||||
"201003711_39": "「アタシたちはずっとマリアと一緒にいるっていう証デス」",
|
||||
"201003711_40": "「うん……マリア、お仕事で海外とかいろんなところに行くから、\\n どこに行っても寂しくないように」",
|
||||
"201003711_41": "「苦労したんデスよ。調なんて、何度針で指を刺したことか」",
|
||||
"201003711_42": "「嘘。切ちゃんの方がぜんぜん多いよ」",
|
||||
"201003711_43": "「そうデスか? 作るの苦戦してたら、\\n みんなが手伝ってくれたんデスよ」",
|
||||
"201003711_44": "「少し、不格好になっちゃったけど……一生懸命作ったの」",
|
||||
"201003711_45": "(……避けられてると思っていたのは、\\n わたしの誕生日の準備をするため……)",
|
||||
"201003711_46": "「もちろん、誕生日ケーキや料理も沢山用意したデスよッ!」",
|
||||
"201003711_47": "「うん、もうすぐみんなも来ると思う」",
|
||||
"201003711_48": "(もう……本当に、お節介で、お人好しな連中ばっかり……)",
|
||||
"201003711_49": "(でも、今日ほど感謝したことはないわ)",
|
||||
"201003711_50": "「どうしたの、マリア?」",
|
||||
"201003711_51": "「泣いてる……デスか……?」",
|
||||
"201003711_52": "「馬鹿ね……泣いてなんか、いないわよ」",
|
||||
"201003711_53": "「ありがとうね、2人とも……。\\n これは、人生で最高のプレゼントだわッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201003711_0": "マリアのバースデー2017",
|
||||
"201003711_1": "「ねえ、2人とも、ちょっといいかしら?」",
|
||||
"201003711_2": "「あ、マリアさんッ!」",
|
||||
"201003711_3": "「こんにちは」",
|
||||
"201003711_4": "「聞きたいんだけど、調と切歌を見なかった?」",
|
||||
"201003711_5": "「えッ!?\\n さ、さあ、見てませんけど……」",
|
||||
"201003711_6": "「そういえば、今日は用事があるから先に帰るって\\n 言ってました」",
|
||||
"201003711_7": "「……そうなの」",
|
||||
"201003711_8": "「あの……どうかしましたか?」",
|
||||
"201003711_9": "「最近よそよそしい感じがするのよね。あの子たち。\\n どうしてだか、わたしを避けているようにも感じて……」",
|
||||
"201003711_10": "「……わたし、あの子たちに嫌われちゃったのかしら」",
|
||||
"201003711_11": "「だ、大丈夫ですよッ!」",
|
||||
"201003711_12": "「そうですよッ! あの2人が\\n マリアさんを嫌いになるなんてありえませんッ!」",
|
||||
"201003711_13": "「そ、そう?」",
|
||||
"201003711_14": "「はい、だから元気出してくださいッ!」",
|
||||
"201003711_15": "「フフ。ありがとう。\\n それじゃあ、このあと一緒にご飯でもどうかしら?」",
|
||||
"201003711_16": "「あ……すみません……。\\n ちょっと響と用事がありまして……。ね、響」",
|
||||
"201003711_17": "「うえッ!? あ、そうなんですよ。\\n マリアさんからのお誘いは大変ありがたいのですが……」",
|
||||
"201003711_18": "「そう、ちょっと残念だけど。\\n それじゃあ、わたしはご飯でも食べて帰るとするわ」",
|
||||
"201003711_19": "「いやいや、今日はまっすぐ帰った方が良いですよ」",
|
||||
"201003711_20": "「え?」",
|
||||
"201003711_21": "「もう、響ったら、\\n あまり適当なことを言ったらマリアさん困っちゃうでしょ」",
|
||||
"201003711_22": "「でも、わたしも今日は早く帰った方が良いと思います」",
|
||||
"201003711_23": "「……なんだかよくわからないけれど、\\n しょうがない。ご忠告に従って帰るとするわ」",
|
||||
"201003711_24": "「ねえねえ、結構自然だったよね?」",
|
||||
"201003711_25": "「そ、そうかな……?」",
|
||||
"201003711_26": "「言われるまま、そのまま帰ってきちゃったけど……」",
|
||||
"201003711_27": "「えッ!? な、なにッ!」",
|
||||
"201003711_28": "「ハッピーバースデーッ! マリアッ!!」",
|
||||
"201003711_29": "「調、切歌ッ!?」",
|
||||
"201003711_30": "「誕生日おめでとう、マリア」",
|
||||
"201003711_31": "「おめでとうデスッ!」",
|
||||
"201003711_32": "「え……あ、ああ……そうか、今日はわたしの誕生日?」",
|
||||
"201003711_33": "「やっぱりマリア、自分の誕生日忘れてたみたいだね」",
|
||||
"201003711_34": "「それでこそ、サプライズしたかいがあるってもんデスよッ!」",
|
||||
"201003711_35": "「はい、これ」",
|
||||
"201003711_36": "「もらって欲しいデス……」",
|
||||
"201003711_37": "「なにかしら……? これは――ッ!?」",
|
||||
"201003711_38": "「これは……あなたたちの……ぬいぐるみ?」",
|
||||
"201003711_39": "「アタシたちはずっとマリアと一緒にいるっていう証デス」",
|
||||
"201003711_40": "「うん……マリア、お仕事で海外とかいろんなところに行くから、\\n どこに行っても寂しくないように」",
|
||||
"201003711_41": "「苦労したんデスよ。調なんて、何度針で指を刺したことか」",
|
||||
"201003711_42": "「嘘。切ちゃんの方がぜんぜん多いよ」",
|
||||
"201003711_43": "「そうデスか? 作るの苦戦してたら、\\n みんなが手伝ってくれたんデスよ」",
|
||||
"201003711_44": "「少し、不格好になっちゃったけど……一生懸命作ったの」",
|
||||
"201003711_45": "(……避けられてると思っていたのは、\\n わたしの誕生日の準備をするため……)",
|
||||
"201003711_46": "「もちろん、誕生日ケーキや料理も沢山用意したデスよッ!」",
|
||||
"201003711_47": "「うん、もうすぐみんなも来ると思う」",
|
||||
"201003711_48": "(もう……本当に、お節介で、お人好しな連中ばっかり……)",
|
||||
"201003711_49": "(でも、今日ほど感謝したことはないわ)",
|
||||
"201003711_50": "「どうしたの、マリア?」",
|
||||
"201003711_51": "「泣いてる……デスか……?」",
|
||||
"201003711_52": "「馬鹿ね……泣いてなんか、いないわよ」",
|
||||
"201003711_53": "「ありがとうね、2人とも……。\\n これは、人生で最高のプレゼントだわッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,17 +1,17 @@
|
|||
{
|
||||
"201003811_0": "雨に濡れて",
|
||||
"201003811_1": "「むにゃ……すぅ、すぅ……」",
|
||||
"201003811_2": "「んー……すぅ」",
|
||||
"201003811_3": "「んー……んんん<speed=0.5>、</speed>……はッ!」",
|
||||
"201003811_4": "「クリスくん、聞こえるか?\\n 市街地でアルカ・ノイズが出現した。場所は――」",
|
||||
"201003811_5": "「ふぁ、ぁ……、くそ~、ねっみぃーッ!\\n こんな朝っぱらから……ったくッ!」",
|
||||
"201003811_6": "「あたしの睡眠を邪魔しやがって……叩き潰してやらぁッ!」",
|
||||
"201003811_7": "「……ん?」",
|
||||
"201003811_8": "「あ~、クリスちゃんだ~。<speed=1>……</speed>くぅ」",
|
||||
"201003811_9": "「おぅ<speed=0.5>……</speed>って寝るなッ!\\n あたしだって眠いの我慢してんだからなッ!」",
|
||||
"201003811_10": "「がまん……がまんは体に毒だから<speed=1>……</speed>ぐぅ……」",
|
||||
"201003811_11": "「ったく、しゃきっとしろッ!」",
|
||||
"201003811_12": "「はうッ!? ク、クリスちゃんッ!?\\n あれ? ここは? それに背中がヒリヒリする……」",
|
||||
"201003811_13": "「目が覚めたか? さっさとアルカ・ノイズをぶっ倒すぞッ!」",
|
||||
"201003811_14": "「う、うんッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201003811_0": "雨に濡れて",
|
||||
"201003811_1": "「むにゃ……すぅ、すぅ……」",
|
||||
"201003811_2": "「んー……すぅ」",
|
||||
"201003811_3": "「んー……んんん<speed=0.5>、</speed>……はッ!」",
|
||||
"201003811_4": "「クリスくん、聞こえるか?\\n 市街地でアルカ・ノイズが出現した。場所は――」",
|
||||
"201003811_5": "「ふぁ、ぁ……、くそ~、ねっみぃーッ!\\n こんな朝っぱらから……ったくッ!」",
|
||||
"201003811_6": "「あたしの睡眠を邪魔しやがって……叩き潰してやらぁッ!」",
|
||||
"201003811_7": "「……ん?」",
|
||||
"201003811_8": "「あ~、クリスちゃんだ~。<speed=1>……</speed>くぅ」",
|
||||
"201003811_9": "「おぅ<speed=0.5>……</speed>って寝るなッ!\\n あたしだって眠いの我慢してんだからなッ!」",
|
||||
"201003811_10": "「がまん……がまんは体に毒だから<speed=1>……</speed>ぐぅ……」",
|
||||
"201003811_11": "「ったく、しゃきっとしろッ!」",
|
||||
"201003811_12": "「はうッ!? ク、クリスちゃんッ!?\\n あれ? ここは? それに背中がヒリヒリする……」",
|
||||
"201003811_13": "「目が覚めたか? さっさとアルカ・ノイズをぶっ倒すぞッ!」",
|
||||
"201003811_14": "「う、うんッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,25 +1,25 @@
|
|||
{
|
||||
"201003812_0": "「はぁ~、ようやく昼か……」",
|
||||
"201003812_1": "(朝っぱらから戦ったせいで腹は減ったし、眠てーし……)",
|
||||
"201003812_2": "「昼食ったら少し中庭で寝るか……って、雨降りそうだな……」",
|
||||
"201003812_3": "「はぁ……ったく、すっきりしねーなぁ……」",
|
||||
"201003812_4": "「ふぁ、ぁ<speed=0.5>、</speed>……<speed=0.5>ん</speed>……」",
|
||||
"201003812_5": "「……さん<speed=0.5>、</speed>雪音さん?」",
|
||||
"201003812_6": "「はッ!?」",
|
||||
"201003812_7": "「え、あ、な、なんだ?」",
|
||||
"201003812_8": "「大丈夫? ボーっとしていたみたいだけど、\\n ひょっとして具合が悪いの?」",
|
||||
"201003812_9": "「い、いや、その……」",
|
||||
"201003812_10": "「保健室に行こうか?」",
|
||||
"201003812_11": "「だ、大丈夫だッ! 体調は悪くないから……」",
|
||||
"201003812_12": "(やばい、今少し寝てたぞ、あたしッ!)",
|
||||
"201003812_13": "(出撃で睡眠が足りてねーから……くッ!\\n 恥ずかしいとこ見られた……)",
|
||||
"201003812_14": "「調子が悪くないならいいんだけど……何かあったら言ってね?」",
|
||||
"201003812_15": "「え?」",
|
||||
"201003812_16": "「そうそう。\\n 遠慮なく言ってくれたほうがわたしたちも嬉しいし」",
|
||||
"201003812_17": "「……あ、えと、……うん」",
|
||||
"201003812_18": "(何かあったら、か……こういうのって、\\n まだちょっと慣れないっつーか、こそばゆいっつーか……)",
|
||||
"201003812_19": "「あ、ありがとな……」",
|
||||
"201003812_20": "「うんッ!」",
|
||||
"201003812_21": "(あいつらに心配かけさせるわけにいかねーし)",
|
||||
"201003812_22": "「……気を引き締めてやるか」"
|
||||
{
|
||||
"201003812_0": "「はぁ~、ようやく昼か……」",
|
||||
"201003812_1": "(朝っぱらから戦ったせいで腹は減ったし、眠てーし……)",
|
||||
"201003812_2": "「昼食ったら少し中庭で寝るか……って、雨降りそうだな……」",
|
||||
"201003812_3": "「はぁ……ったく、すっきりしねーなぁ……」",
|
||||
"201003812_4": "「ふぁ、ぁ<speed=0.5>、</speed>……<speed=0.5>ん</speed>……」",
|
||||
"201003812_5": "「……さん<speed=0.5>、</speed>雪音さん?」",
|
||||
"201003812_6": "「はッ!?」",
|
||||
"201003812_7": "「え、あ、な、なんだ?」",
|
||||
"201003812_8": "「大丈夫? ボーっとしていたみたいだけど、\\n ひょっとして具合が悪いの?」",
|
||||
"201003812_9": "「い、いや、その……」",
|
||||
"201003812_10": "「保健室に行こうか?」",
|
||||
"201003812_11": "「だ、大丈夫だッ! 体調は悪くないから……」",
|
||||
"201003812_12": "(やばい、今少し寝てたぞ、あたしッ!)",
|
||||
"201003812_13": "(出撃で睡眠が足りてねーから……くッ!\\n 恥ずかしいとこ見られた……)",
|
||||
"201003812_14": "「調子が悪くないならいいんだけど……何かあったら言ってね?」",
|
||||
"201003812_15": "「え?」",
|
||||
"201003812_16": "「そうそう。\\n 遠慮なく言ってくれたほうがわたしたちも嬉しいし」",
|
||||
"201003812_17": "「……あ、えと、……うん」",
|
||||
"201003812_18": "(何かあったら、か……こういうのって、\\n まだちょっと慣れないっつーか、こそばゆいっつーか……)",
|
||||
"201003812_19": "「あ、ありがとな……」",
|
||||
"201003812_20": "「うんッ!」",
|
||||
"201003812_21": "(あいつらに心配かけさせるわけにいかねーし)",
|
||||
"201003812_22": "「……気を引き締めてやるか」"
|
||||
}
|
|
@ -1,28 +1,28 @@
|
|||
{
|
||||
"201003821_0": "「授業は授業で寝るわけにもいかねーし……」",
|
||||
"201003821_1": "「けど、こうして放課後になりゃこっちのもんだッ!\\n 今日はS.O.N.G.の訓練もねーしなッ!」",
|
||||
"201003821_2": "「……にしても、空が灰色だな……。\\n こりゃ急いで家に帰ったほうが良さそうだな」",
|
||||
"201003821_3": "「途中で雨にでもなったらめんどー……ん?」",
|
||||
"201003821_4": "「……あ」",
|
||||
"201003821_5": "「よお。なんだ、1人なのか? 珍しいな」",
|
||||
"201003821_6": "「切ちゃんは先生の用事に駆り出されてたから……」",
|
||||
"201003821_7": "「あー、そういや昼間の召集の時に聞いたような……」",
|
||||
"201003821_8": "「――ッ!?」",
|
||||
"201003821_9": "「雷か……こりゃ急がないと降ってきそうだな……」",
|
||||
"201003821_10": "「……で、どうした? なんであたしにくっついてんだ?」",
|
||||
"201003821_11": "「……何でもないです。それより早く帰りましょう」",
|
||||
"201003821_12": "「いや、帰りましょうってな……あたしの家はこっちだ」",
|
||||
"201003821_13": "「お茶をご馳走するので、こっちに」",
|
||||
"201003821_14": "「いやいや、今日は疲れてるから真っ直ぐ帰りたい――」",
|
||||
"201003821_15": "「……あたしだ」",
|
||||
"201003821_16": "「クリスくん、アルカ・ノイズだ。そこに調くんもいるな。\\n 現場の場所を転送するから、すぐに向かってくれ」",
|
||||
"201003821_17": "「……ま、マジかよ……」",
|
||||
"201003821_18": "「……了解」",
|
||||
"201003821_19": "「響くんと切歌くんもすぐに向かわせる。周辺の避難が終わる\\n まで、上手くアルカ・ノイズを惹きつけてくれ。頼んだぞ」",
|
||||
"201003821_20": "「……今日はいくらなんでも多すぎだろッ!\\n アルカ・ノイズがパーティでもしてやがんのかッ!?」",
|
||||
"201003821_21": "「でも、行かなくっちゃ。\\n アルカ・ノイズと戦うのはわたしたち装者の役割だから……」",
|
||||
"201003821_22": "「そりゃわかってるけどよ……ったくッ!」",
|
||||
"201003821_23": "「それに……二度ある事は三度あるって言います」",
|
||||
"201003821_24": "「ぐ……、それ全然フォローになってねぇっての……。\\n ったくめんどくせえッ! さっさと片付けに行くぞッ!」",
|
||||
"201003821_25": "「はい」"
|
||||
{
|
||||
"201003821_0": "「授業は授業で寝るわけにもいかねーし……」",
|
||||
"201003821_1": "「けど、こうして放課後になりゃこっちのもんだッ!\\n 今日はS.O.N.G.の訓練もねーしなッ!」",
|
||||
"201003821_2": "「……にしても、空が灰色だな……。\\n こりゃ急いで家に帰ったほうが良さそうだな」",
|
||||
"201003821_3": "「途中で雨にでもなったらめんどー……ん?」",
|
||||
"201003821_4": "「……あ」",
|
||||
"201003821_5": "「よお。なんだ、1人なのか? 珍しいな」",
|
||||
"201003821_6": "「切ちゃんは先生の用事に駆り出されてたから……」",
|
||||
"201003821_7": "「あー、そういや昼間の召集の時に聞いたような……」",
|
||||
"201003821_8": "「――ッ!?」",
|
||||
"201003821_9": "「雷か……こりゃ急がないと降ってきそうだな……」",
|
||||
"201003821_10": "「……で、どうした? なんであたしにくっついてんだ?」",
|
||||
"201003821_11": "「……何でもないです。それより早く帰りましょう」",
|
||||
"201003821_12": "「いや、帰りましょうってな……あたしの家はこっちだ」",
|
||||
"201003821_13": "「お茶をご馳走するので、こっちに」",
|
||||
"201003821_14": "「いやいや、今日は疲れてるから真っ直ぐ帰りたい――」",
|
||||
"201003821_15": "「……あたしだ」",
|
||||
"201003821_16": "「クリスくん、アルカ・ノイズだ。そこに調くんもいるな。\\n 現場の場所を転送するから、すぐに向かってくれ」",
|
||||
"201003821_17": "「……ま、マジかよ……」",
|
||||
"201003821_18": "「……了解」",
|
||||
"201003821_19": "「響くんと切歌くんもすぐに向かわせる。周辺の避難が終わる\\n まで、上手くアルカ・ノイズを惹きつけてくれ。頼んだぞ」",
|
||||
"201003821_20": "「……今日はいくらなんでも多すぎだろッ!\\n アルカ・ノイズがパーティでもしてやがんのかッ!?」",
|
||||
"201003821_21": "「でも、行かなくっちゃ。\\n アルカ・ノイズと戦うのはわたしたち装者の役割だから……」",
|
||||
"201003821_22": "「そりゃわかってるけどよ……ったくッ!」",
|
||||
"201003821_23": "「それに……二度ある事は三度あるって言います」",
|
||||
"201003821_24": "「ぐ……、それ全然フォローになってねぇっての……。\\n ったくめんどくせえッ! さっさと片付けに行くぞッ!」",
|
||||
"201003821_25": "「はい」"
|
||||
}
|
|
@ -1,39 +1,39 @@
|
|||
{
|
||||
"201003822_0": "「……ふぅ。なんとか片付けられたな」",
|
||||
"201003822_1": "「任務完了……だけど」",
|
||||
"201003822_2": "「ん?」",
|
||||
"201003822_3": "「……こっちは間に合わなかったですね」",
|
||||
"201003822_4": "「げッ!? おいッ、急ぐぞッ!」",
|
||||
"201003822_5": "「え?」",
|
||||
"201003822_6": "「え、じゃねぇって。濡れたままでいたくねーだろッ!\\n ほら、ついてこいッ! 走るぞッ!」",
|
||||
"201003822_7": "「ひー。結構濡れたなー……ちょっと待ってろよ。\\n ……えーと、ほらタオル。髪拭いとけ」",
|
||||
"201003822_8": "「ッ! ありがとうございます……」",
|
||||
"201003822_9": "「夜みたいに外が真っ暗だな。\\n 今日はずっとこのままなのか? はぁ……、ん?」",
|
||||
"201003822_10": "「……ごし、ごし」",
|
||||
"201003822_11": "「……おい、なにしてんだ?」",
|
||||
"201003822_12": "「髪の毛を拭いてるところ……です」",
|
||||
"201003822_13": "「そりゃわかるけど、あたしの髪じゃなくて自分の髪を\\n 拭けってのッ!」",
|
||||
"201003822_14": "「お互い、髪が長いから乾かすの大変ですね……」",
|
||||
"201003822_15": "「いや、だからッ! 話を聞いてんのかッ!?」",
|
||||
"201003822_16": "「だぁぁッ! ほら見てみろ。\\n 髪の先から雫が垂れてんじゃねぇかッ!」",
|
||||
"201003822_17": "「……あ」",
|
||||
"201003822_18": "「ったく、仕方ね―な。ほら、座れ。\\n あたしが拭いてやる」",
|
||||
"201003822_19": "「拭きあいっこ……ちょっと不思議な感じです」",
|
||||
"201003822_20": "「ば……なに言ってんだよ」",
|
||||
"201003822_21": "「あ、あたしはただ、これでお前が風邪でも引いたら、\\n 先輩として見過ごせねぇだけで……ッ!」",
|
||||
"201003822_22": "(……でも、いつぶりだろ)",
|
||||
"201003822_23": "(こんな風に誰かに髪の毛を拭いてもらう……なんて)",
|
||||
"201003822_24": "「じー……」",
|
||||
"201003822_25": "「なんだよ……」",
|
||||
"201003822_26": "「先輩の髪の毛、濡れると色が少し濃くなる」",
|
||||
"201003822_27": "「は、はぁ」",
|
||||
"201003822_28": "「普段の色もキレイですけど、これもキレイですね」",
|
||||
"201003822_29": "「キ、キレイって……別にそんな……」",
|
||||
"201003822_30": "「……へくちッ!」",
|
||||
"201003822_31": "「おい、もしかして寒いんじゃねぇか?」",
|
||||
"201003822_32": "「平気……です」",
|
||||
"201003822_33": "「くしゃみしてる時点で駄目だろ……」",
|
||||
"201003822_34": "「はぁ……拭き終わったら、ホットミルク淹れてやるよ」",
|
||||
"201003822_35": "「ホットミルク……はちみつ多めでお願いします」",
|
||||
"201003822_36": "「調子に乗んなッ!\\n ……ったく、はちみつ多めな、残すんじゃねーぞッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201003822_0": "「……ふぅ。なんとか片付けられたな」",
|
||||
"201003822_1": "「任務完了……だけど」",
|
||||
"201003822_2": "「ん?」",
|
||||
"201003822_3": "「……こっちは間に合わなかったですね」",
|
||||
"201003822_4": "「げッ!? おいッ、急ぐぞッ!」",
|
||||
"201003822_5": "「え?」",
|
||||
"201003822_6": "「え、じゃねぇって。濡れたままでいたくねーだろッ!\\n ほら、ついてこいッ! 走るぞッ!」",
|
||||
"201003822_7": "「ひー。結構濡れたなー……ちょっと待ってろよ。\\n ……えーと、ほらタオル。髪拭いとけ」",
|
||||
"201003822_8": "「ッ! ありがとうございます……」",
|
||||
"201003822_9": "「夜みたいに外が真っ暗だな。\\n 今日はずっとこのままなのか? はぁ……、ん?」",
|
||||
"201003822_10": "「……ごし、ごし」",
|
||||
"201003822_11": "「……おい、なにしてんだ?」",
|
||||
"201003822_12": "「髪の毛を拭いてるところ……です」",
|
||||
"201003822_13": "「そりゃわかるけど、あたしの髪じゃなくて自分の髪を\\n 拭けってのッ!」",
|
||||
"201003822_14": "「お互い、髪が長いから乾かすの大変ですね……」",
|
||||
"201003822_15": "「いや、だからッ! 話を聞いてんのかッ!?」",
|
||||
"201003822_16": "「だぁぁッ! ほら見てみろ。\\n 髪の先から雫が垂れてんじゃねぇかッ!」",
|
||||
"201003822_17": "「……あ」",
|
||||
"201003822_18": "「ったく、仕方ね―な。ほら、座れ。\\n あたしが拭いてやる」",
|
||||
"201003822_19": "「拭きあいっこ……ちょっと不思議な感じです」",
|
||||
"201003822_20": "「ば……なに言ってんだよ」",
|
||||
"201003822_21": "「あ、あたしはただ、これでお前が風邪でも引いたら、\\n 先輩として見過ごせねぇだけで……ッ!」",
|
||||
"201003822_22": "(……でも、いつぶりだろ)",
|
||||
"201003822_23": "(こんな風に誰かに髪の毛を拭いてもらう……なんて)",
|
||||
"201003822_24": "「じー……」",
|
||||
"201003822_25": "「なんだよ……」",
|
||||
"201003822_26": "「先輩の髪の毛、濡れると色が少し濃くなる」",
|
||||
"201003822_27": "「は、はぁ」",
|
||||
"201003822_28": "「普段の色もキレイですけど、これもキレイですね」",
|
||||
"201003822_29": "「キ、キレイって……別にそんな……」",
|
||||
"201003822_30": "「……へくちッ!」",
|
||||
"201003822_31": "「おい、もしかして寒いんじゃねぇか?」",
|
||||
"201003822_32": "「平気……です」",
|
||||
"201003822_33": "「くしゃみしてる時点で駄目だろ……」",
|
||||
"201003822_34": "「はぁ……拭き終わったら、ホットミルク淹れてやるよ」",
|
||||
"201003822_35": "「ホットミルク……はちみつ多めでお願いします」",
|
||||
"201003822_36": "「調子に乗んなッ!\\n ……ったく、はちみつ多めな、残すんじゃねーぞッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,42 +1,42 @@
|
|||
{
|
||||
"201003911_0": "切歌の寝ぼけ癖",
|
||||
"201003911_1": "「あら、もうこんな時間?」",
|
||||
"201003911_2": "「そろそろ支度をしないと切歌も遅刻すると思うのだけど……。\\n まだ寝ているのかしら、あの子」",
|
||||
"201003911_3": "「ねえ、調……」",
|
||||
"201003911_4": "「国語の教科書とノート……あとは……」",
|
||||
"201003911_5": "(調は支度をしているようだし、\\n 起こしに行かせるのは悪いわね)",
|
||||
"201003911_6": "「……仕方ない。ここは久々にわたしがやるしかなさそうね」",
|
||||
"201003911_7": "「今日はちゃんと素直に起きてくれればいいけど……」",
|
||||
"201003911_8": "「マリア……ファイト」",
|
||||
"201003911_9": "「応援ありがとう……はぁ」",
|
||||
"201003911_10": "「すぴー、すぴー……むにゃ」",
|
||||
"201003911_11": "「…………」",
|
||||
"201003911_12": "「……ぐふふ……デース」",
|
||||
"201003911_13": "「まったく……」",
|
||||
"201003911_14": "「起きなさいッ!」",
|
||||
"201003911_15": "「はぁ~、はぁぁぁ……おわー、息が真っ白デス。\\n というか寒くて死にそうデースッ!」",
|
||||
"201003911_16": "「いつもなら調で暖を取れるのにぃ~。\\n あぁ、どこに行っちゃったデスかー、調~ッ!」",
|
||||
"201003911_17": "「ん? んんんッ!?」",
|
||||
"201003911_18": "「な、なんデスかねッ!? 急激に寒気が……ッ!」",
|
||||
"201003911_19": "「あ、ばばばば、ば……さ、寒すぎデスよッ!?」",
|
||||
"201003911_20": "「う、う~……さ、寒すぎデース」",
|
||||
"201003911_21": "「布団を剥いでも起きないなんて……」",
|
||||
"201003911_22": "「切歌、いい加減に起きなさいッ! こらッ!」",
|
||||
"201003911_23": "「あーうー、このままでは凍死しちゃうデスよーッ!」",
|
||||
"201003911_24": "「うん? なんデスか、あの物体……」",
|
||||
"201003911_25": "「まさかアルカ・ノイズッ!? ……ではなさそうデス」",
|
||||
"201003911_26": "「うーむむむ。白くてー、まんまるでー……。\\n どー見てもおっきな肉まんッ! あったかそうデスッ!」",
|
||||
"201003911_27": "「そこを動くなぁ、肉まぁぁんッ! 覚悟デーースッ!」",
|
||||
"201003911_28": "「逃がさないデーーースッ!」",
|
||||
"201003911_29": "「……え?」",
|
||||
"201003911_30": "「な、なに急に、ちょ……きゃぁぁッ!?」",
|
||||
"201003911_31": "「ちょっと……切歌ッ!」",
|
||||
"201003911_32": "「……はぁぁ、あったかいデス~」",
|
||||
"201003911_33": "「は、離れなさいッ! あなた、何を寝ぼけて……」",
|
||||
"201003911_34": "「肉まん~……ほかほか~。\\n もう離さないデスよ……ぐふふ……」",
|
||||
"201003911_35": "「あ……あなた今、なんて……」",
|
||||
"201003911_36": "「……わ、わたしを肉まんって言ったのッ!?」",
|
||||
"201003911_37": "「ぐぅぐぅ……」",
|
||||
"201003911_38": "「き、聞き捨てならないわ……ッ!\\n わたしはあんなに、ぷよぷよなんかしてないわよッ!」",
|
||||
"201003911_39": "「ああ、もう……起きなさいったら、起きなさーいッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201003911_0": "切歌の寝ぼけ癖",
|
||||
"201003911_1": "「あら、もうこんな時間?」",
|
||||
"201003911_2": "「そろそろ支度をしないと切歌も遅刻すると思うのだけど……。\\n まだ寝ているのかしら、あの子」",
|
||||
"201003911_3": "「ねえ、調……」",
|
||||
"201003911_4": "「国語の教科書とノート……あとは……」",
|
||||
"201003911_5": "(調は支度をしているようだし、\\n 起こしに行かせるのは悪いわね)",
|
||||
"201003911_6": "「……仕方ない。ここは久々にわたしがやるしかなさそうね」",
|
||||
"201003911_7": "「今日はちゃんと素直に起きてくれればいいけど……」",
|
||||
"201003911_8": "「マリア……ファイト」",
|
||||
"201003911_9": "「応援ありがとう……はぁ」",
|
||||
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|
||||
"201003911_11": "「…………」",
|
||||
"201003911_12": "「……ぐふふ……デース」",
|
||||
"201003911_13": "「まったく……」",
|
||||
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|
||||
"201003911_15": "「はぁ~、はぁぁぁ……おわー、息が真っ白デス。\\n というか寒くて死にそうデースッ!」",
|
||||
"201003911_16": "「いつもなら調で暖を取れるのにぃ~。\\n あぁ、どこに行っちゃったデスかー、調~ッ!」",
|
||||
"201003911_17": "「ん? んんんッ!?」",
|
||||
"201003911_18": "「な、なんデスかねッ!? 急激に寒気が……ッ!」",
|
||||
"201003911_19": "「あ、ばばばば、ば……さ、寒すぎデスよッ!?」",
|
||||
"201003911_20": "「う、う~……さ、寒すぎデース」",
|
||||
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|
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"201003911_22": "「切歌、いい加減に起きなさいッ! こらッ!」",
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|
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"201003911_26": "「うーむむむ。白くてー、まんまるでー……。\\n どー見てもおっきな肉まんッ! あったかそうデスッ!」",
|
||||
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|
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|
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|
||||
"201003911_33": "「は、離れなさいッ! あなた、何を寝ぼけて……」",
|
||||
"201003911_34": "「肉まん~……ほかほか~。\\n もう離さないデスよ……ぐふふ……」",
|
||||
"201003911_35": "「あ……あなた今、なんて……」",
|
||||
"201003911_36": "「……わ、わたしを肉まんって言ったのッ!?」",
|
||||
"201003911_37": "「ぐぅぐぅ……」",
|
||||
"201003911_38": "「き、聞き捨てならないわ……ッ!\\n わたしはあんなに、ぷよぷよなんかしてないわよッ!」",
|
||||
"201003911_39": "「ああ、もう……起きなさいったら、起きなさーいッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,61 +1,61 @@
|
|||
{
|
||||
"201004011_0": "悪戯な暇つぶし",
|
||||
"201004011_1": "「……ん? これはなんだ?」",
|
||||
"201004011_2": "「レイアへって書いてあるゾ」",
|
||||
"201004011_3": "「わたし宛て?」",
|
||||
"201004011_4": "「うぉぉぉぉぉッ!? な、なんだぁッ!?」",
|
||||
"201004011_5": "「…………」",
|
||||
"201004011_6": "「あー、びっくりしたゾーッ!」",
|
||||
"201004011_7": "「……ふん、地味でつまらない」",
|
||||
"201004011_8": "「……チッ、失敗か」",
|
||||
"201004011_9": "「……ん?」",
|
||||
"201004011_10": "(なんだこれは……『押してみて』?)",
|
||||
"201004011_11": "「…………」",
|
||||
"201004011_12": "「お? 『押してみて』って書いてあるゾッ」",
|
||||
"201004011_13": "「えいッ!」",
|
||||
"201004011_14": "「うひゃぁぁぁぁ~~ッ!?」",
|
||||
"201004011_15": "「……地味にくだらない」",
|
||||
"201004011_16": "「……また駄目か」",
|
||||
"201004011_17": "「で?」",
|
||||
"201004011_18": "「え?」",
|
||||
"201004011_19": "「え? じゃない。最近、お前は何をしているんだ。\\n オレが何も知らないと思っているのか」",
|
||||
"201004011_20": "「えへ☆ さっすがマスター、地獄耳ですね〜」",
|
||||
"201004011_21": "「実はレイアちゃんを驚かせたくって~、\\n でも~、レイアちゃんはぜーんぜん驚いてくれないんですよぅ」",
|
||||
"201004011_22": "「全く、お前は何をして――ん……?」",
|
||||
"201004011_23": "「マスター?」",
|
||||
"201004011_24": "「レイアの驚いた姿か……。\\n そう言われてみればオレも見た覚えが無いな」",
|
||||
"201004011_25": "「マスターもですか?\\n な~んか面白くないですよね~」",
|
||||
"201004011_26": "「別に面白くなくても構わないが……」",
|
||||
"201004011_27": "「そんなこと言わずにぃ~。\\n 何かいい方法ありませんか、マスター」",
|
||||
"201004011_28": "「はぁ……そうだな、お前が今までしてきたことは、\\n わりとどれも古典的な驚かせ方だろう?」",
|
||||
"201004011_29": "「だったら、そうではなく……、\\n 予想外のアプローチをしてみたらどうだ」",
|
||||
"201004011_30": "「予想外? うーん、なんだかピンとこないですぅ。\\n 例えで言ってくださいよぉ」",
|
||||
"201004011_31": "「それくらいは自分で考えろ……」",
|
||||
"201004011_32": "「思いつかないから聞いてるんじゃないですか~」",
|
||||
"201004011_33": "「…………色仕掛け、とか」",
|
||||
"201004011_34": "「え?」",
|
||||
"201004011_35": "「……ッ、二度は言わない」",
|
||||
"201004011_36": "「……ぷっ、ぷぷぷぷ……ぎゃ~っはっはっはッ!」",
|
||||
"201004011_37": "「笑わせないで下さいよ、マスター。色仕掛けだなんて……ッ!\\n し、しかもその見た目で……くくくく……」",
|
||||
"201004011_38": "「な……見た目は関係ないだろッ!\\n これは単なる例示であってだな……ッ!」",
|
||||
"201004011_39": "「はぁ~、もう、マスターったら笑い殺す気ですか~?」",
|
||||
"201004011_40": "「はッ、もしかして口説かれたい願望があったりして?\\n ぎゃははははッ、ひーっ、もう苦しい……ッ!」",
|
||||
"201004011_41": "「くッ……もう知らんッ! 勝手にやってろッ!」",
|
||||
"201004011_42": "「あー、マスター怒って行っちゃった~。ぷ、くくくッ!」",
|
||||
"201004011_43": "「っと、噂をすれば……」",
|
||||
"201004011_44": "(予想外のアプローチか……)",
|
||||
"201004011_45": "「でもまあよくよく考えてみたら、あたしたちはマスターの心を\\n 映してるわけだし? 試してみる価値はあるかも」",
|
||||
"201004011_46": "「……ガリィ?」",
|
||||
"201004011_47": "「ねぇ~、レイア?\\n 今からガリィといいことしましょうよ~」",
|
||||
"201004011_48": "「…………」",
|
||||
"201004011_49": "(ん? これはひょっとして驚いてるのか?)",
|
||||
"201004011_50": "「レ……」",
|
||||
"201004011_51": "「――重い」",
|
||||
"201004011_52": "「え……」",
|
||||
"201004011_53": "「動けないんだが」",
|
||||
"201004011_54": "「…………」",
|
||||
"201004011_55": "「聞こえているのか、ガリィ。地味に邪魔だ」",
|
||||
"201004011_56": "「……レイア、あんたって」",
|
||||
"201004011_57": "「?」",
|
||||
"201004011_58": "「本当につまらない」"
|
||||
{
|
||||
"201004011_0": "悪戯な暇つぶし",
|
||||
"201004011_1": "「……ん? これはなんだ?」",
|
||||
"201004011_2": "「レイアへって書いてあるゾ」",
|
||||
"201004011_3": "「わたし宛て?」",
|
||||
"201004011_4": "「うぉぉぉぉぉッ!? な、なんだぁッ!?」",
|
||||
"201004011_5": "「…………」",
|
||||
"201004011_6": "「あー、びっくりしたゾーッ!」",
|
||||
"201004011_7": "「……ふん、地味でつまらない」",
|
||||
"201004011_8": "「……チッ、失敗か」",
|
||||
"201004011_9": "「……ん?」",
|
||||
"201004011_10": "(なんだこれは……『押してみて』?)",
|
||||
"201004011_11": "「…………」",
|
||||
"201004011_12": "「お? 『押してみて』って書いてあるゾッ」",
|
||||
"201004011_13": "「えいッ!」",
|
||||
"201004011_14": "「うひゃぁぁぁぁ~~ッ!?」",
|
||||
"201004011_15": "「……地味にくだらない」",
|
||||
"201004011_16": "「……また駄目か」",
|
||||
"201004011_17": "「で?」",
|
||||
"201004011_18": "「え?」",
|
||||
"201004011_19": "「え? じゃない。最近、お前は何をしているんだ。\\n オレが何も知らないと思っているのか」",
|
||||
"201004011_20": "「えへ☆ さっすがマスター、地獄耳ですね〜」",
|
||||
"201004011_21": "「実はレイアちゃんを驚かせたくって~、\\n でも~、レイアちゃんはぜーんぜん驚いてくれないんですよぅ」",
|
||||
"201004011_22": "「全く、お前は何をして――ん……?」",
|
||||
"201004011_23": "「マスター?」",
|
||||
"201004011_24": "「レイアの驚いた姿か……。\\n そう言われてみればオレも見た覚えが無いな」",
|
||||
"201004011_25": "「マスターもですか?\\n な~んか面白くないですよね~」",
|
||||
"201004011_26": "「別に面白くなくても構わないが……」",
|
||||
"201004011_27": "「そんなこと言わずにぃ~。\\n 何かいい方法ありませんか、マスター」",
|
||||
"201004011_28": "「はぁ……そうだな、お前が今までしてきたことは、\\n わりとどれも古典的な驚かせ方だろう?」",
|
||||
"201004011_29": "「だったら、そうではなく……、\\n 予想外のアプローチをしてみたらどうだ」",
|
||||
"201004011_30": "「予想外? うーん、なんだかピンとこないですぅ。\\n 例えで言ってくださいよぉ」",
|
||||
"201004011_31": "「それくらいは自分で考えろ……」",
|
||||
"201004011_32": "「思いつかないから聞いてるんじゃないですか~」",
|
||||
"201004011_33": "「…………色仕掛け、とか」",
|
||||
"201004011_34": "「え?」",
|
||||
"201004011_35": "「……ッ、二度は言わない」",
|
||||
"201004011_36": "「……ぷっ、ぷぷぷぷ……ぎゃ~っはっはっはッ!」",
|
||||
"201004011_37": "「笑わせないで下さいよ、マスター。色仕掛けだなんて……ッ!\\n し、しかもその見た目で……くくくく……」",
|
||||
"201004011_38": "「な……見た目は関係ないだろッ!\\n これは単なる例示であってだな……ッ!」",
|
||||
"201004011_39": "「はぁ~、もう、マスターったら笑い殺す気ですか~?」",
|
||||
"201004011_40": "「はッ、もしかして口説かれたい願望があったりして?\\n ぎゃははははッ、ひーっ、もう苦しい……ッ!」",
|
||||
"201004011_41": "「くッ……もう知らんッ! 勝手にやってろッ!」",
|
||||
"201004011_42": "「あー、マスター怒って行っちゃった~。ぷ、くくくッ!」",
|
||||
"201004011_43": "「っと、噂をすれば……」",
|
||||
"201004011_44": "(予想外のアプローチか……)",
|
||||
"201004011_45": "「でもまあよくよく考えてみたら、あたしたちはマスターの心を\\n 映してるわけだし? 試してみる価値はあるかも」",
|
||||
"201004011_46": "「……ガリィ?」",
|
||||
"201004011_47": "「ねぇ~、レイア?\\n 今からガリィといいことしましょうよ~」",
|
||||
"201004011_48": "「…………」",
|
||||
"201004011_49": "(ん? これはひょっとして驚いてるのか?)",
|
||||
"201004011_50": "「レ……」",
|
||||
"201004011_51": "「――重い」",
|
||||
"201004011_52": "「え……」",
|
||||
"201004011_53": "「動けないんだが」",
|
||||
"201004011_54": "「…………」",
|
||||
"201004011_55": "「聞こえているのか、ガリィ。地味に邪魔だ」",
|
||||
"201004011_56": "「……レイア、あんたって」",
|
||||
"201004011_57": "「?」",
|
||||
"201004011_58": "「本当につまらない」"
|
||||
}
|
|
@ -1,69 +1,69 @@
|
|||
{
|
||||
"201004111_0": "夏服の歌姫たち",
|
||||
"201004111_1": "「おーいッ! お前ら~ッ!」",
|
||||
"201004111_2": "「……え、奏さんッ!?」",
|
||||
"201004111_3": "「よぉ、久しぶり。元気にしてたか?」",
|
||||
"201004111_4": "「なんで――」",
|
||||
"201004111_5": "「わぁ、お久しぶりですーッ!\\n この通り、元気にしてましたよッ! 奏さんは元気でしたか?」",
|
||||
"201004111_6": "「あっははッ! お前は相変わらずだなぁ。\\n あたしは見ての通りさ」",
|
||||
"201004111_7": "「こんにちは……」",
|
||||
"201004111_8": "「ああ、こんにちは。……にしても」",
|
||||
"201004111_9": "「はい?」",
|
||||
"201004111_10": "「その格好……見てるこっちがちょっと暑くなってくるな」",
|
||||
"201004111_11": "「あー……ですよねぇ。着ているわたしたちも暑いですー」",
|
||||
"201004111_12": "「暑い日が続いてるし、週明けには衣替えつってたっけ」",
|
||||
"201004111_13": "「制服ってのは半袖長袖の自由もねぇから窮屈だ」",
|
||||
"201004111_14": "「フフ……でもその分、半袖に腕を通す時は、\\n ああ夏が来るんだなぁって思うよね」",
|
||||
"201004111_15": "「だよねだよねッ!\\n 夏休みが待ってるって感じッ!」",
|
||||
"201004111_16": "「その前に期末があんだろ。忘れてねぇか?」",
|
||||
"201004111_17": "「う……ッ!?」",
|
||||
"201004111_18": "「あっはっはッ! 学生は色々と大変だよなー。\\n そっか……衣替えかぁ……なんだか懐かしいな」",
|
||||
"201004111_19": "(あたしもリディアン通ってた時は、そんなだったんだな)",
|
||||
"201004111_20": "(学生時代……か)",
|
||||
"201004111_21": "「え? 翼は……いないのか?」",
|
||||
"201004111_22": "「ええ、テレビ収録の関係で今日は1日いないの」",
|
||||
"201004111_23": "「せっかく来たのに残念だったわね」",
|
||||
"201004111_24": "「……そう、だな」",
|
||||
"201004111_25": "「でもあなたさえ良ければゆっくりしていって。\\n はい、冷たいお茶。外は今日暑かったでしょう?」",
|
||||
"201004111_26": "「サンキュ。……ごくごく、ん~、冷たくて気持ちい~」",
|
||||
"201004111_27": "「んー……」",
|
||||
"201004111_28": "「な、なに? どうかした?」",
|
||||
"201004111_29": "「あたし1人でやるのもなんだしな……へへッ」",
|
||||
"201004111_30": "「なんなのよ、一体」",
|
||||
"201004111_31": "「なあ、あたしたちも夏服着てみないか?」",
|
||||
"201004111_32": "「…………急に何を言ってるの?\\n それにすでにわたしは半袖を……」",
|
||||
"201004111_33": "「いやいや、そうじゃねぇって。\\n 制服のッ! 夏服ッ!」",
|
||||
"201004111_34": "「は……? え? せ、制服を……?」",
|
||||
"201004111_35": "(リディアンの……制服……。\\n あの、調や切歌が着ていた……)",
|
||||
"201004111_36": "(…………少し、着てみたい、かも)",
|
||||
"201004111_37": "「なぁ、久しぶりに着てみたいと思わないか?」",
|
||||
"201004111_38": "「――ッ!? 着てみたいなんて思ってないわッ!\\n 第一わたしは制服なんて着たことない――」",
|
||||
"201004111_39": "「そうなのか? ならなおさら一度着てみろって。\\n ほらほら、行くぞッ!」",
|
||||
"201004111_40": "「え……あ、ちょっとあなたそんな強引に……ッ!?」",
|
||||
"201004111_41": "「そうそう、これこれッ!」",
|
||||
"201004111_42": "「……ちょ、ちょっとッ! 本当にこれを着るの?」",
|
||||
"201004111_43": "「ああ、サイズは合ってると思うけど、どうだ?」",
|
||||
"201004111_44": "「ピッタリだけど……いえ、そういうことではなくて……」",
|
||||
"201004111_45": "「お~、なっつかしぃ~ッ!」",
|
||||
"201004111_46": "「人の話を聞いてるの?」",
|
||||
"201004111_47": "「あ、あそこに……おーいッ!」",
|
||||
"201004111_48": "「うん? その声は……」",
|
||||
"201004111_49": "「どうだ、これッ!」",
|
||||
"201004111_50": "「…………ッ」",
|
||||
"201004111_51": "「……お前たち、何をして……」",
|
||||
"201004111_52": "「あ、それってリディアンの夏の制服じゃ……?」",
|
||||
"201004111_53": "「ピンポーン、大正解ッ!」",
|
||||
"201004111_54": "「ここに来る途中であいつらと話してさー、\\n もうすぐ衣替えだーって聞いてたら着たくなっちまって」",
|
||||
"201004111_55": "「……そこから本当に着るっていうアクションを起こすとは」",
|
||||
"201004111_56": "「どうだ? 似合ってるか?」",
|
||||
"201004111_57": "「似合っているぞ、それになんだか懐かしい気がするな」",
|
||||
"201004111_58": "「へへへッ」",
|
||||
"201004111_59": "(なんで……なんでわたしまで着ることにッ!?)",
|
||||
"201004111_60": "(彼女が懐かしんで着るのは百歩譲っていいとして……、\\n わたしはまるきり関係ないんじゃ……)",
|
||||
"201004111_61": "「お前も似合ってるじゃないか。\\n まあ、翼ほどじゃないかもしれないけどな」",
|
||||
"201004111_62": "「……聞き捨てならないわね?」",
|
||||
"201004111_63": "「あっはっはッ!」",
|
||||
"201004111_64": "(……でもまあ、彼女が楽しそうにしているなら……、\\n これも有りかもしれない……)",
|
||||
"201004111_65": "「あ、そうだ、これでちょっと唄ってみるかッ!」",
|
||||
"201004111_66": "(……許容範囲はあるけどね)"
|
||||
{
|
||||
"201004111_0": "夏服の歌姫たち",
|
||||
"201004111_1": "「おーいッ! お前ら~ッ!」",
|
||||
"201004111_2": "「……え、奏さんッ!?」",
|
||||
"201004111_3": "「よぉ、久しぶり。元気にしてたか?」",
|
||||
"201004111_4": "「なんで――」",
|
||||
"201004111_5": "「わぁ、お久しぶりですーッ!\\n この通り、元気にしてましたよッ! 奏さんは元気でしたか?」",
|
||||
"201004111_6": "「あっははッ! お前は相変わらずだなぁ。\\n あたしは見ての通りさ」",
|
||||
"201004111_7": "「こんにちは……」",
|
||||
"201004111_8": "「ああ、こんにちは。……にしても」",
|
||||
"201004111_9": "「はい?」",
|
||||
"201004111_10": "「その格好……見てるこっちがちょっと暑くなってくるな」",
|
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"201004111_11": "「あー……ですよねぇ。着ているわたしたちも暑いですー」",
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"201004111_12": "「暑い日が続いてるし、週明けには衣替えつってたっけ」",
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"201004111_17": "「う……ッ!?」",
|
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"201004111_19": "(あたしもリディアン通ってた時は、そんなだったんだな)",
|
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"201004111_20": "(学生時代……か)",
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"201004111_21": "「え? 翼は……いないのか?」",
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"201004111_22": "「ええ、テレビ収録の関係で今日は1日いないの」",
|
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"201004111_23": "「せっかく来たのに残念だったわね」",
|
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"201004111_24": "「……そう、だな」",
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"201004111_25": "「でもあなたさえ良ければゆっくりしていって。\\n はい、冷たいお茶。外は今日暑かったでしょう?」",
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|
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||||
"201004111_63": "「あっはっはッ!」",
|
||||
"201004111_64": "(……でもまあ、彼女が楽しそうにしているなら……、\\n これも有りかもしれない……)",
|
||||
"201004111_65": "「あ、そうだ、これでちょっと唄ってみるかッ!」",
|
||||
"201004111_66": "(……許容範囲はあるけどね)"
|
||||
}
|
|
@ -1,3 +1,3 @@
|
|||
{
|
||||
"201004211_0": "奏の極楽マッサージ"
|
||||
{
|
||||
"201004211_0": "奏の極楽マッサージ"
|
||||
}
|
|
@ -1,30 +1,30 @@
|
|||
{
|
||||
"201004212_0": "「さてと……シャワーを浴びて体がほぐれたところで」",
|
||||
"201004212_1": "「ストレッチ開始」",
|
||||
"201004212_2": "「ふふーんふーん♪\\n ……ん? 2人とも何をしてるデスか?」",
|
||||
"201004212_3": "「見ての通り、ストレッチだよ」",
|
||||
"201004212_4": "「アルカ・ノイズと戦闘したあとで、体が疲弊してるからな。\\n しっかり筋肉伸ばしてやらねぇと……」",
|
||||
"201004212_5": "「わりぃ、背中を押してくれるか?」",
|
||||
"201004212_6": "「はい……」",
|
||||
"201004212_7": "「イタタ……<speed=1>。</speed>\\n よし、んじゃ次はあたしが押してやる」",
|
||||
"201004212_8": "「お願いします」",
|
||||
"201004212_9": "「そういえば前に教わった脇のストレッチ、\\n 結構効いたんだよな……」",
|
||||
"201004212_10": "「それ、教えて欲しいです……」",
|
||||
"201004212_11": "「おう、じゃあ背中終わったらやるか」",
|
||||
"201004212_12": "「……うひゃぁ~、2人とも真面目デスねぇ」",
|
||||
"201004212_13": "「ていうか、そこ感心するところじゃねぇだろ。\\n お前もしっかりやっておかねぇとあとで筋肉痛になるぞ」",
|
||||
"201004212_14": "「そうだよ、切ちゃん」",
|
||||
"201004212_15": "「チッチッチッ<speed=1>!</speed>\\n アタシはノーストレッチで平気デスッ!」",
|
||||
"201004212_16": "「はぁ? どっからその自信が出てくるんだ」",
|
||||
"201004212_17": "「ずばり…<speed=1>…</speed><size=40>アタシが若いからデースッ!</size>」",
|
||||
"201004212_18": "「…………」",
|
||||
"201004212_19": "「…………」",
|
||||
"201004212_20": "「切ちゃん……わたしたち、同い年……」",
|
||||
"201004212_21": "「んまぁ、調は同い年デスけどぉ~」",
|
||||
"201004212_22": "「……おいなんだ、その物言い。\\n あたしとお前だって、そんな年離れてねぇだろッ!」",
|
||||
"201004212_23": "「そうかもデスけど~。\\n とりあえずアタシには不要デースッ!」",
|
||||
"201004212_24": "「あ、切ちゃん……ッ!」",
|
||||
"201004212_25": "「あ、あんにゃろぅ……」",
|
||||
"201004212_26": "「ストレッチしないなんて……よくない傾向」",
|
||||
"201004212_27": "「……だな」"
|
||||
{
|
||||
"201004212_0": "「さてと……シャワーを浴びて体がほぐれたところで」",
|
||||
"201004212_1": "「ストレッチ開始」",
|
||||
"201004212_2": "「ふふーんふーん♪\\n ……ん? 2人とも何をしてるデスか?」",
|
||||
"201004212_3": "「見ての通り、ストレッチだよ」",
|
||||
"201004212_4": "「アルカ・ノイズと戦闘したあとで、体が疲弊してるからな。\\n しっかり筋肉伸ばしてやらねぇと……」",
|
||||
"201004212_5": "「わりぃ、背中を押してくれるか?」",
|
||||
"201004212_6": "「はい……」",
|
||||
"201004212_7": "「イタタ……<speed=1>。</speed>\\n よし、んじゃ次はあたしが押してやる」",
|
||||
"201004212_8": "「お願いします」",
|
||||
"201004212_9": "「そういえば前に教わった脇のストレッチ、\\n 結構効いたんだよな……」",
|
||||
"201004212_10": "「それ、教えて欲しいです……」",
|
||||
"201004212_11": "「おう、じゃあ背中終わったらやるか」",
|
||||
"201004212_12": "「……うひゃぁ~、2人とも真面目デスねぇ」",
|
||||
"201004212_13": "「ていうか、そこ感心するところじゃねぇだろ。\\n お前もしっかりやっておかねぇとあとで筋肉痛になるぞ」",
|
||||
"201004212_14": "「そうだよ、切ちゃん」",
|
||||
"201004212_15": "「チッチッチッ<speed=1>!</speed>\\n アタシはノーストレッチで平気デスッ!」",
|
||||
"201004212_16": "「はぁ? どっからその自信が出てくるんだ」",
|
||||
"201004212_17": "「ずばり…<speed=1>…</speed><size=40>アタシが若いからデースッ!</size>」",
|
||||
"201004212_18": "「…………」",
|
||||
"201004212_19": "「…………」",
|
||||
"201004212_20": "「切ちゃん……わたしたち、同い年……」",
|
||||
"201004212_21": "「んまぁ、調は同い年デスけどぉ~」",
|
||||
"201004212_22": "「……おいなんだ、その物言い。\\n あたしとお前だって、そんな年離れてねぇだろッ!」",
|
||||
"201004212_23": "「そうかもデスけど~。\\n とりあえずアタシには不要デースッ!」",
|
||||
"201004212_24": "「あ、切ちゃん……ッ!」",
|
||||
"201004212_25": "「あ、あんにゃろぅ……」",
|
||||
"201004212_26": "「ストレッチしないなんて……よくない傾向」",
|
||||
"201004212_27": "「……だな」"
|
||||
}
|
|
@ -1,20 +1,20 @@
|
|||
{
|
||||
"201004221_0": "「よし、今日はお前たちにシミュレータを用いて、\\n 戦闘訓練をしてもらう」",
|
||||
"201004221_1": "「敵は仮想アルカ・ノイズ。今までの対戦のデータを基にして、\\n 実際のものに極めて近づけている」",
|
||||
"201004221_2": "「シミュレーターだ、などと侮っていると敗北するぞ。\\n 気を緩めるなッ!」",
|
||||
"201004221_3": "「おうッ」",
|
||||
"201004221_4": "「はい」",
|
||||
"201004221_5": "「デスッ!」",
|
||||
"201004221_6": "「では早速だが――」",
|
||||
"201004221_7": "「おっさん、質問してもいいか」",
|
||||
"201004221_8": "「ああ、なんだ?」",
|
||||
"201004221_9": "「仮想アルカ・ノイズにもレベルは設定されてるんだよな?」",
|
||||
"201004221_10": "「当然だ。10段階まで用意はしてあるぞ。\\n とりあえず、今日は1から順にやっていくぞ」",
|
||||
"201004221_11": "「だったら切ちゃんは5から開始で」",
|
||||
"201004221_12": "「デスッ!?」",
|
||||
"201004221_13": "「ああ、あたしらよりも若いって数日前に豪語してたからな。\\n その若さの差ってのを是非とも拝見したいよなぁ?」",
|
||||
"201004221_14": "「ほお、切歌くんは気合が入っているようだな……」",
|
||||
"201004221_15": "「……よし、それなら切歌くんは5から開始とするか。\\n 相当キツイだろうが、若さで乗り切れッ!」",
|
||||
"201004221_16": "「デ……デェェェスッ!?」",
|
||||
"201004221_17": "「……ニヤ」"
|
||||
{
|
||||
"201004221_0": "「よし、今日はお前たちにシミュレータを用いて、\\n 戦闘訓練をしてもらう」",
|
||||
"201004221_1": "「敵は仮想アルカ・ノイズ。今までの対戦のデータを基にして、\\n 実際のものに極めて近づけている」",
|
||||
"201004221_2": "「シミュレーターだ、などと侮っていると敗北するぞ。\\n 気を緩めるなッ!」",
|
||||
"201004221_3": "「おうッ」",
|
||||
"201004221_4": "「はい」",
|
||||
"201004221_5": "「デスッ!」",
|
||||
"201004221_6": "「では早速だが――」",
|
||||
"201004221_7": "「おっさん、質問してもいいか」",
|
||||
"201004221_8": "「ああ、なんだ?」",
|
||||
"201004221_9": "「仮想アルカ・ノイズにもレベルは設定されてるんだよな?」",
|
||||
"201004221_10": "「当然だ。10段階まで用意はしてあるぞ。\\n とりあえず、今日は1から順にやっていくぞ」",
|
||||
"201004221_11": "「だったら切ちゃんは5から開始で」",
|
||||
"201004221_12": "「デスッ!?」",
|
||||
"201004221_13": "「ああ、あたしらよりも若いって数日前に豪語してたからな。\\n その若さの差ってのを是非とも拝見したいよなぁ?」",
|
||||
"201004221_14": "「ほお、切歌くんは気合が入っているようだな……」",
|
||||
"201004221_15": "「……よし、それなら切歌くんは5から開始とするか。\\n 相当キツイだろうが、若さで乗り切れッ!」",
|
||||
"201004221_16": "「デ……デェェェスッ!?」",
|
||||
"201004221_17": "「……ニヤ」"
|
||||
}
|
|
@ -1,45 +1,45 @@
|
|||
{
|
||||
"201004222_0": "「ぐおああああッ!」",
|
||||
"201004222_1": "「こ、これは……ヤバイデス……。\\n 一歩進むごとに、身体に稲妻が走るみたいデス……」",
|
||||
"201004222_2": "「原因は昨日の……無茶なトレーニング……。\\n 完全になめてたデス……」",
|
||||
"201004222_3": "「こんな姿、調やクリス先輩に見せるわけには……」",
|
||||
"201004222_4": "「はぐおぅッ!? デストローイッ!!」",
|
||||
"201004222_5": "「そ、そうです……こんな時は、シャワーを浴びて……、\\n 体を温めるデスッ!」",
|
||||
"201004222_6": "「ううう……温めるだけじゃ駄目デース……」",
|
||||
"201004222_7": "「おっとッ!」",
|
||||
"201004222_8": "「あ……ッ!? す、すみま――」",
|
||||
"201004222_9": "「んぎゃッ!?」",
|
||||
"201004222_10": "「なんだ、そんな変な声あげて……っつーか、\\n 何でそんなに体をこわばらせてんだ?」",
|
||||
"201004222_11": "「奏さん、来てたんデスか」",
|
||||
"201004222_12": "「あうー、これはデスね……昨日の訓練でちょっと無理をして」",
|
||||
"201004222_13": "「おかげでこの酷い有様で……」",
|
||||
"201004222_14": "「はっはぁー、なるほど。筋肉痛ってやつか」",
|
||||
"201004222_15": "「だったら、あたしがマッサージしてやるよ」",
|
||||
"201004222_16": "「え……いや、それは申し訳な――」",
|
||||
"201004222_17": "「こう見えて、マッサージは得意なんだ。\\n ほら、アーティストも体力勝負だしな」",
|
||||
"201004222_18": "「凝りは徹底的にゴリゴリっとほぐしておかないとなッ!」",
|
||||
"201004222_19": "「ゴ、ゴリゴリ……すでに死亡フラグが立ち掛けてるデスッ!?」",
|
||||
"201004222_20": "「そうと決まれば、よーし、ここで……」",
|
||||
"201004222_21": "「いや、アタシはだいじょ……あ、あああぁぁ~ッ!?」",
|
||||
"201004222_22": "「んじゃ、手始めに……腿を……」",
|
||||
"201004222_23": "「ッ……、ん、ぎゃぁーッ!?」",
|
||||
"201004222_24": "「こりゃあ良くないなぁ、パンパンに張ってるじゃねぇか。\\n 内側もしっかりほぐしていかないとな……」",
|
||||
"201004222_25": "「ほら、ちょっと折り曲げて伸ばすぞー」",
|
||||
"201004222_26": "「ぬおぉぉぉッ!?」",
|
||||
"201004222_27": "「あ、駄目だぞ。ストレッチしている時はしっかり深呼吸しろ」",
|
||||
"201004222_28": "「というか、お前は体が固いなー」",
|
||||
"201004222_29": "「これじゃあキツいはずだ。よしッ!\\n 今日はとことんほぐすのを手伝ってやるからなッ!」",
|
||||
"201004222_30": "「ほら、前に倒すぞー」",
|
||||
"201004222_31": "「あ、いや、それは駄目デ……デェェェェスッ!?」",
|
||||
"201004222_32": "「さ、裂けるデェェェスッ!」",
|
||||
"201004222_33": "「あっはっはッ! 大丈夫だって、ちゃんと加減してるから」",
|
||||
"201004222_34": "「それでッ!? それで加減してるんデスかッ!?」",
|
||||
"201004222_35": "「ぎゃぁぁッ!?」",
|
||||
"201004222_36": "「ほら、いちに、いちに……ゆっくり倒すぞ~」",
|
||||
"201004222_37": "<size=40>「無理無理無理無理デースッ!」</size>",
|
||||
"201004222_38": "「……これでストレッチの大事さを身をもって知っただろ」",
|
||||
"201004222_39": "「切ちゃん、これも全て切ちゃんのためだよ」",
|
||||
"201004222_40": "<size=40>「デェェェェ……スッ!!」</size>",
|
||||
"201004222_41": "「……プッ、くっくっく」",
|
||||
"201004222_42": "「……フフ」"
|
||||
{
|
||||
"201004222_0": "「ぐおああああッ!」",
|
||||
"201004222_1": "「こ、これは……ヤバイデス……。\\n 一歩進むごとに、身体に稲妻が走るみたいデス……」",
|
||||
"201004222_2": "「原因は昨日の……無茶なトレーニング……。\\n 完全になめてたデス……」",
|
||||
"201004222_3": "「こんな姿、調やクリス先輩に見せるわけには……」",
|
||||
"201004222_4": "「はぐおぅッ!? デストローイッ!!」",
|
||||
"201004222_5": "「そ、そうです……こんな時は、シャワーを浴びて……、\\n 体を温めるデスッ!」",
|
||||
"201004222_6": "「ううう……温めるだけじゃ駄目デース……」",
|
||||
"201004222_7": "「おっとッ!」",
|
||||
"201004222_8": "「あ……ッ!? す、すみま――」",
|
||||
"201004222_9": "「んぎゃッ!?」",
|
||||
"201004222_10": "「なんだ、そんな変な声あげて……っつーか、\\n 何でそんなに体をこわばらせてんだ?」",
|
||||
"201004222_11": "「奏さん、来てたんデスか」",
|
||||
"201004222_12": "「あうー、これはデスね……昨日の訓練でちょっと無理をして」",
|
||||
"201004222_13": "「おかげでこの酷い有様で……」",
|
||||
"201004222_14": "「はっはぁー、なるほど。筋肉痛ってやつか」",
|
||||
"201004222_15": "「だったら、あたしがマッサージしてやるよ」",
|
||||
"201004222_16": "「え……いや、それは申し訳な――」",
|
||||
"201004222_17": "「こう見えて、マッサージは得意なんだ。\\n ほら、アーティストも体力勝負だしな」",
|
||||
"201004222_18": "「凝りは徹底的にゴリゴリっとほぐしておかないとなッ!」",
|
||||
"201004222_19": "「ゴ、ゴリゴリ……すでに死亡フラグが立ち掛けてるデスッ!?」",
|
||||
"201004222_20": "「そうと決まれば、よーし、ここで……」",
|
||||
"201004222_21": "「いや、アタシはだいじょ……あ、あああぁぁ~ッ!?」",
|
||||
"201004222_22": "「んじゃ、手始めに……腿を……」",
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"201004222_23": "「ッ……、ん、ぎゃぁーッ!?」",
|
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"201004222_24": "「こりゃあ良くないなぁ、パンパンに張ってるじゃねぇか。\\n 内側もしっかりほぐしていかないとな……」",
|
||||
"201004222_25": "「ほら、ちょっと折り曲げて伸ばすぞー」",
|
||||
"201004222_26": "「ぬおぉぉぉッ!?」",
|
||||
"201004222_27": "「あ、駄目だぞ。ストレッチしている時はしっかり深呼吸しろ」",
|
||||
"201004222_28": "「というか、お前は体が固いなー」",
|
||||
"201004222_29": "「これじゃあキツいはずだ。よしッ!\\n 今日はとことんほぐすのを手伝ってやるからなッ!」",
|
||||
"201004222_30": "「ほら、前に倒すぞー」",
|
||||
"201004222_31": "「あ、いや、それは駄目デ……デェェェェスッ!?」",
|
||||
"201004222_32": "「さ、裂けるデェェェスッ!」",
|
||||
"201004222_33": "「あっはっはッ! 大丈夫だって、ちゃんと加減してるから」",
|
||||
"201004222_34": "「それでッ!? それで加減してるんデスかッ!?」",
|
||||
"201004222_35": "「ぎゃぁぁッ!?」",
|
||||
"201004222_36": "「ほら、いちに、いちに……ゆっくり倒すぞ~」",
|
||||
"201004222_37": "<size=40>「無理無理無理無理デースッ!」</size>",
|
||||
"201004222_38": "「……これでストレッチの大事さを身をもって知っただろ」",
|
||||
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|
||||
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|
||||
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|
||||
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|
||||
}
|
|
@ -1,95 +1,95 @@
|
|||
{
|
||||
"201004311_0": "響のバースデー2017",
|
||||
"201004311_1": "「ふう……どうしようかな……」",
|
||||
"201004311_2": "「おう、久しぶりだな」",
|
||||
"201004311_3": "「あ、奏さん」",
|
||||
"201004311_4": "「今日は相方のつきそいかい?」",
|
||||
"201004311_5": "「はい、今、響がシミュレーション訓練をやっていて、\\n 終わるのを待ってるんです」",
|
||||
"201004311_6": "「なるほどね……。\\n ところで、溜息なんかついてどうした? 悩み事か?」",
|
||||
"201004311_7": "「その、実は……。\\n そろそろ、響の誕生日なんですけど……」",
|
||||
"201004311_8": "「へぇ、そいつはめでたいじゃないか。\\n だったら、なにも溜息つくようなことじゃないだろ?」",
|
||||
"201004311_9": "「そうなんですけど……プレゼントが……」",
|
||||
"201004311_10": "「もしかして、予算が足りないとかか?」",
|
||||
"201004311_11": "「いいえ、そうじゃなくて……。\\n その……何をあげたらいいのか、思いつかないんです」",
|
||||
"201004311_12": "「そうなのか? お前たちはずっと一緒にいるんだろ?\\n あいつの好きなものなら一番よく分かってるんじゃないのか?」",
|
||||
"201004311_13": "「逆に、これまでずっと一緒にいすぎて。\\n 響の好きそうなもの、だいたいあげちゃった気がして……」",
|
||||
"201004311_14": "「なるほどなぁ……そういう悩みもあるもんか。難儀なもんだ」",
|
||||
"201004311_15": "「まあ、以前に贈ったものでも、本人が好きな物なら\\n 問題ないんじゃないか? 例えば、消え物とかさ」",
|
||||
"201004311_16": "「消え物って……つまり食べ物とか、ですか?」",
|
||||
"201004311_17": "「石鹸みたいなものもあるから、別に食べ物に限らないけどさ。\\n 食欲旺盛なあいつのことだし、食べ物はいい線じゃないか?」",
|
||||
"201004311_18": "「でも……普通のご飯だったら、何度か作ってますし。\\n よっぽどじゃないと誕生日プレゼントっぽくならなさそうな……」",
|
||||
"201004311_19": "「うーん、そっか……。\\n 今までにないような感動を与えたいとなると――」",
|
||||
"201004311_20": "「なると?」",
|
||||
"201004311_21": "「ここはやっぱ、インパクト勝負だなッ!!」",
|
||||
"201004311_22": "「インパクト……ですか?」",
|
||||
"201004311_23": "「未来、お待たせ……やっと終わったよ……」",
|
||||
"201004311_24": "「あれ? 奏さんも。2人で何話してたの?」",
|
||||
"201004311_25": "「ちょっとした世話話さ」",
|
||||
"201004311_26": "「う、うん。そうなの」",
|
||||
"201004311_27": "(後で連絡を入れるからさ。続きはその時にな)",
|
||||
"201004311_28": "(は、はい。お願いします)",
|
||||
"201004311_29": "「……?」",
|
||||
"201004311_30": "「それで、選んだ題材はお好み焼きというわけか」",
|
||||
"201004311_31": "「響、ふらわーのお好み焼きが好きだから……」",
|
||||
"201004311_32": "「うれしいねぇ。\\n ご指名ってことなら、腕によりをかけないとねぇ」",
|
||||
"201004311_33": "「ありがとうございます、おばちゃん。\\n お店の厨房まで貸していただいて」",
|
||||
"201004311_34": "「いいんだよ。\\n みんなには、いつも来て沢山食べてもらってるからねぇ」",
|
||||
"201004311_35": "「じゃあおばちゃん。こないだ相談した通りに頼むよ」",
|
||||
"201004311_36": "「それじゃあ、まずはキャベツの千切りから始めようかね」",
|
||||
"201004311_37": "「はいッ!」",
|
||||
"201004311_38": "「大きさが大きさだから、量が要るよ?」",
|
||||
"201004311_39": "「はい、頑張りますッ!」",
|
||||
"201004311_40": "「さて、乗りかかった船だ。ひとつあたしも手伝うとするか。\\n 力仕事なら任せてくれ」",
|
||||
"201004311_41": "「助かります」",
|
||||
"201004311_42": "「なかなか手際がいいねぇ。\\n 未来ちゃん、将来良いお嫁さんになるよ」",
|
||||
"201004311_43": "「え、えッ!? お、お嫁さんって、えっと……」",
|
||||
"201004311_44": "「今、誰のこと考えたんだ?」",
|
||||
"201004311_45": "「いえ、その……」",
|
||||
"201004311_46": "「しっかし、そんな一生懸命作ってさ。\\n 本当に好きなんだなぁ、あいつのことが」",
|
||||
"201004311_47": "「当然です。だって……響は……。\\n わたしにとって一番、大事な人なんですから」",
|
||||
"201004311_48": "「……そうか。あいつは幸せ者だな」",
|
||||
"201004311_49": "「あー、お腹すいたー」",
|
||||
"201004311_50": "「フフ。すごい音」",
|
||||
"201004311_51": "「だって、未来がお腹空かせておいてっていうからさ。\\n 全力で空腹にしといたんだよ?」",
|
||||
"201004311_52": "「ありがと、響」",
|
||||
"201004311_53": "「それにしても未来と2人だけでふらわーってのも久しぶりだね」",
|
||||
"201004311_54": "「そう?」",
|
||||
"201004311_55": "「みんなも誘えば良かったかな……」",
|
||||
"201004311_56": "「忙しかったみたいだし。仕方ないんじゃないかな」",
|
||||
"201004311_57": "「そっか……じゃあ、また今度誘おうね」",
|
||||
"201004311_58": "「うん、そうだね」",
|
||||
"201004311_59": "「ところで未来、さ……。\\n なんとなく機嫌よさそうだけど……なにかあった?」",
|
||||
"201004311_60": "「フフ。まだナイショ」",
|
||||
"201004311_61": "「なんだろ……?」",
|
||||
"201004311_62": "「わッ!? なになにッ!?」",
|
||||
"201004311_63": "「ハッピーバースデーッ!」",
|
||||
"201004311_64": "「あ……そか、今日はわたしの誕生日だっけ」",
|
||||
"201004311_65": "「忘れてたんですか……」",
|
||||
"201004311_66": "「あはは……つい、うっかり」",
|
||||
"201004311_67": "「うっかりしてない時があんのかよ?」",
|
||||
"201004311_68": "「ひどいなぁ、クリスちゃんは……」",
|
||||
"201004311_69": "「それにしても、こ、これって――ッ!?」",
|
||||
"201004311_70": "「わたし特製・ふらわーのおばちゃん監修、\\n 特大お好み焼き誕生日ケーキだよ」",
|
||||
"201004311_71": "「こ、こ、こ、これは最高のプレゼントだよッ!!」",
|
||||
"201004311_72": "「よかった、喜んでくれて」",
|
||||
"201004311_73": "「崩さずに積み上げるの、苦労したみたいデスよ?」",
|
||||
"201004311_74": "「だよねぇ……未来、本当に大変だったでしょ?」",
|
||||
"201004311_75": "「うん。でも、これ作るの、奏さんにも手伝ってもらったの。\\n すごく助かっちゃった」",
|
||||
"201004311_76": "「奏さんが? 本当ですか?」",
|
||||
"201004311_77": "「まあ、生地をかき混ぜたり、\\n 巨大お好み焼きを積み上げたりとか、力の要る仕事だけな」",
|
||||
"201004311_78": "「うわあ、感激ですよ」",
|
||||
"201004311_79": "「わたしの時はそんなこと、してくれないくせに」",
|
||||
"201004311_80": "「悪い悪い。今度やってやるって」",
|
||||
"201004311_81": "「むう……」",
|
||||
"201004311_82": "「その時は、わたしがお手伝いしますね」",
|
||||
"201004311_83": "「ああ、是非たのむ。\\n あたし1人じゃ食べ物になるか不安だ」",
|
||||
"201004311_84": "「そこまで酷いデスか……」",
|
||||
"201004311_85": "「ねぇねぇ未来。\\n ところでこれ、本当に食べていいの?」",
|
||||
"201004311_86": "「もちろん。どうぞ、召し上がれ」",
|
||||
"201004311_87": "「やった~~ッ!!」",
|
||||
"201004311_88": "「おいおい、いくら何でもそのまんま食いつくんじゃねぇぞ?」",
|
||||
"201004311_89": "「でも、切り分けるの大変そう……」",
|
||||
"201004311_90": "「なら翼に斬ってもらうか?\\n ズバッ! とケーキ入刀みたいにさ」",
|
||||
"201004311_91": "「な、なにをッ!?\\n わたしの刀はケーキナイフじゃないぞッ!!」",
|
||||
"201004311_92": "「あははははッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201004311_0": "響のバースデー2017",
|
||||
"201004311_1": "「ふう……どうしようかな……」",
|
||||
"201004311_2": "「おう、久しぶりだな」",
|
||||
"201004311_3": "「あ、奏さん」",
|
||||
"201004311_4": "「今日は相方のつきそいかい?」",
|
||||
"201004311_5": "「はい、今、響がシミュレーション訓練をやっていて、\\n 終わるのを待ってるんです」",
|
||||
"201004311_6": "「なるほどね……。\\n ところで、溜息なんかついてどうした? 悩み事か?」",
|
||||
"201004311_7": "「その、実は……。\\n そろそろ、響の誕生日なんですけど……」",
|
||||
"201004311_8": "「へぇ、そいつはめでたいじゃないか。\\n だったら、なにも溜息つくようなことじゃないだろ?」",
|
||||
"201004311_9": "「そうなんですけど……プレゼントが……」",
|
||||
"201004311_10": "「もしかして、予算が足りないとかか?」",
|
||||
"201004311_11": "「いいえ、そうじゃなくて……。\\n その……何をあげたらいいのか、思いつかないんです」",
|
||||
"201004311_12": "「そうなのか? お前たちはずっと一緒にいるんだろ?\\n あいつの好きなものなら一番よく分かってるんじゃないのか?」",
|
||||
"201004311_13": "「逆に、これまでずっと一緒にいすぎて。\\n 響の好きそうなもの、だいたいあげちゃった気がして……」",
|
||||
"201004311_14": "「なるほどなぁ……そういう悩みもあるもんか。難儀なもんだ」",
|
||||
"201004311_15": "「まあ、以前に贈ったものでも、本人が好きな物なら\\n 問題ないんじゃないか? 例えば、消え物とかさ」",
|
||||
"201004311_16": "「消え物って……つまり食べ物とか、ですか?」",
|
||||
"201004311_17": "「石鹸みたいなものもあるから、別に食べ物に限らないけどさ。\\n 食欲旺盛なあいつのことだし、食べ物はいい線じゃないか?」",
|
||||
"201004311_18": "「でも……普通のご飯だったら、何度か作ってますし。\\n よっぽどじゃないと誕生日プレゼントっぽくならなさそうな……」",
|
||||
"201004311_19": "「うーん、そっか……。\\n 今までにないような感動を与えたいとなると――」",
|
||||
"201004311_20": "「なると?」",
|
||||
"201004311_21": "「ここはやっぱ、インパクト勝負だなッ!!」",
|
||||
"201004311_22": "「インパクト……ですか?」",
|
||||
"201004311_23": "「未来、お待たせ……やっと終わったよ……」",
|
||||
"201004311_24": "「あれ? 奏さんも。2人で何話してたの?」",
|
||||
"201004311_25": "「ちょっとした世話話さ」",
|
||||
"201004311_26": "「う、うん。そうなの」",
|
||||
"201004311_27": "(後で連絡を入れるからさ。続きはその時にな)",
|
||||
"201004311_28": "(は、はい。お願いします)",
|
||||
"201004311_29": "「……?」",
|
||||
"201004311_30": "「それで、選んだ題材はお好み焼きというわけか」",
|
||||
"201004311_31": "「響、ふらわーのお好み焼きが好きだから……」",
|
||||
"201004311_32": "「うれしいねぇ。\\n ご指名ってことなら、腕によりをかけないとねぇ」",
|
||||
"201004311_33": "「ありがとうございます、おばちゃん。\\n お店の厨房まで貸していただいて」",
|
||||
"201004311_34": "「いいんだよ。\\n みんなには、いつも来て沢山食べてもらってるからねぇ」",
|
||||
"201004311_35": "「じゃあおばちゃん。こないだ相談した通りに頼むよ」",
|
||||
"201004311_36": "「それじゃあ、まずはキャベツの千切りから始めようかね」",
|
||||
"201004311_37": "「はいッ!」",
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"201004311_38": "「大きさが大きさだから、量が要るよ?」",
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||||
"201004311_39": "「はい、頑張りますッ!」",
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"201004311_40": "「さて、乗りかかった船だ。ひとつあたしも手伝うとするか。\\n 力仕事なら任せてくれ」",
|
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"201004311_41": "「助かります」",
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||||
"201004311_42": "「なかなか手際がいいねぇ。\\n 未来ちゃん、将来良いお嫁さんになるよ」",
|
||||
"201004311_43": "「え、えッ!? お、お嫁さんって、えっと……」",
|
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"201004311_44": "「今、誰のこと考えたんだ?」",
|
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"201004311_45": "「いえ、その……」",
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||||
"201004311_46": "「しっかし、そんな一生懸命作ってさ。\\n 本当に好きなんだなぁ、あいつのことが」",
|
||||
"201004311_47": "「当然です。だって……響は……。\\n わたしにとって一番、大事な人なんですから」",
|
||||
"201004311_48": "「……そうか。あいつは幸せ者だな」",
|
||||
"201004311_49": "「あー、お腹すいたー」",
|
||||
"201004311_50": "「フフ。すごい音」",
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"201004311_51": "「だって、未来がお腹空かせておいてっていうからさ。\\n 全力で空腹にしといたんだよ?」",
|
||||
"201004311_52": "「ありがと、響」",
|
||||
"201004311_53": "「それにしても未来と2人だけでふらわーってのも久しぶりだね」",
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"201004311_54": "「そう?」",
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||||
"201004311_55": "「みんなも誘えば良かったかな……」",
|
||||
"201004311_56": "「忙しかったみたいだし。仕方ないんじゃないかな」",
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||||
"201004311_58": "「うん、そうだね」",
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"201004311_59": "「ところで未来、さ……。\\n なんとなく機嫌よさそうだけど……なにかあった?」",
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"201004311_60": "「フフ。まだナイショ」",
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"201004311_62": "「わッ!? なになにッ!?」",
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"201004311_63": "「ハッピーバースデーッ!」",
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"201004311_69": "「それにしても、こ、これって――ッ!?」",
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"201004311_70": "「わたし特製・ふらわーのおばちゃん監修、\\n 特大お好み焼き誕生日ケーキだよ」",
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"201004311_71": "「こ、こ、こ、これは最高のプレゼントだよッ!!」",
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"201004311_76": "「奏さんが? 本当ですか?」",
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"201004311_77": "「まあ、生地をかき混ぜたり、\\n 巨大お好み焼きを積み上げたりとか、力の要る仕事だけな」",
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"201004311_78": "「うわあ、感激ですよ」",
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"201004311_85": "「ねぇねぇ未来。\\n ところでこれ、本当に食べていいの?」",
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||||
"201004311_86": "「もちろん。どうぞ、召し上がれ」",
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"201004311_90": "「なら翼に斬ってもらうか?\\n ズバッ! とケーキ入刀みたいにさ」",
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"201004311_92": "「あははははッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,48 +1,48 @@
|
|||
{
|
||||
"201004411_0": "セレナのバースデー2017",
|
||||
"201004411_1": "「マリア? 私に何か用ですか?」",
|
||||
"201004411_2": "「あのね、マム……」",
|
||||
"201004411_3": "「どうしました?」",
|
||||
"201004411_4": "「ええと、あの……」",
|
||||
"201004411_5": "「言いたいことがあるならはっきり言いなさい」",
|
||||
"201004411_6": "「お願いが、あるの」",
|
||||
"201004411_7": "「お願い? なんです?」",
|
||||
"201004411_8": "「今度、セレナのお誕生日なの。\\n それでね……プレゼントをあげたいんだけど……」",
|
||||
"201004411_9": "「プレゼント……ですか」",
|
||||
"201004411_10": "「うん……セレナ、プリンが好きだから、\\n プレゼントしたいなって……」",
|
||||
"201004411_11": "「ひとつでいいの。\\n セレナにプリン、食べさせてあげたくて……」",
|
||||
"201004411_12": "「駄目……かな……?」",
|
||||
"201004411_13": "「プリンですか……\\n そのくらいでしたら、いいでしょう」",
|
||||
"201004411_14": "「本当にッ!?」",
|
||||
"201004411_15": "「ただし、このことは他の子たちには絶対に秘密ですよ?\\n キリがありませんからね」",
|
||||
"201004411_16": "「うん、ありがとうマムッ!」",
|
||||
"201004411_17": "「ハッピーバースデー、セレナ。\\n はい、これプレゼント」",
|
||||
"201004411_18": "「わあ……ッ!\\n プリンッ! どうしたの、これ?」",
|
||||
"201004411_19": "「うん。今日だけ特別にって。\\n マムが用意してくれたの」",
|
||||
"201004411_20": "「マムが……?」",
|
||||
"201004411_21": "「どうしたの?」",
|
||||
"201004411_22": "「だって……あの怖いマムが、\\n わたしに誕生日プレゼントをくれるなんて……」",
|
||||
"201004411_23": "「それはきっと、セレナが良い子にしてたからだよ」",
|
||||
"201004411_24": "「それより、ほら、冷たいうちに」",
|
||||
"201004411_25": "「本当に食べていいの?」",
|
||||
"201004411_26": "「決まってるじゃない」",
|
||||
"201004411_27": "「わあ、ありがとう、マリア姉さんッ! いただきますッ!」",
|
||||
"201004411_28": "「あむあむあむ……美味しいッ!\\n ほっぺが落ちちゃいそうッ!」",
|
||||
"201004411_29": "(ごくッ……)",
|
||||
"201004411_30": "「2つあるんだから、\\n ひとつはマリア姉さんが食べてッ!」",
|
||||
"201004411_31": "「……いいの? セレナの誕生日なのに……」",
|
||||
"201004411_32": "「もちろんッ! こんなに美味しい物、\\n わたし1人で食べちゃったら、もったいないよ」",
|
||||
"201004411_33": "「それに、マリア姉さんと一緒に食べたほうが\\n 絶対に美味しいもんッ!」",
|
||||
"201004411_34": "「……それじゃ、わたしも――」",
|
||||
"201004411_35": "「ッ!? 本当、とっても美味しいッ!!」",
|
||||
"201004411_36": "「でしょ? よかったぁ、姉さんも喜んでくれて」",
|
||||
"201004411_37": "「フフ……ありがとう、セレナ」",
|
||||
"201004411_38": "「やっぱり思った通り」",
|
||||
"201004411_39": "「えっ?」",
|
||||
"201004411_40": "「だって、わたし1人で食べてたら\\n そんなに幸せそうな姉さんの顔、見られなかったもの」",
|
||||
"201004411_41": "「姉さんの笑った顔見られて、わたし、もっと幸せだよ」",
|
||||
"201004411_42": "「……うん、わたしも幸せだよ」",
|
||||
"201004411_43": "「えへへ、マリア姉さんだ~い好きッ!」",
|
||||
"201004411_44": "「来年も、その次もずっと一緒にいようね」",
|
||||
"201004411_45": "「フフ、もちろんッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201004411_0": "セレナのバースデー2017",
|
||||
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|
||||
"201004411_2": "「あのね、マム……」",
|
||||
"201004411_3": "「どうしました?」",
|
||||
"201004411_4": "「ええと、あの……」",
|
||||
"201004411_5": "「言いたいことがあるならはっきり言いなさい」",
|
||||
"201004411_6": "「お願いが、あるの」",
|
||||
"201004411_7": "「お願い? なんです?」",
|
||||
"201004411_8": "「今度、セレナのお誕生日なの。\\n それでね……プレゼントをあげたいんだけど……」",
|
||||
"201004411_9": "「プレゼント……ですか」",
|
||||
"201004411_10": "「うん……セレナ、プリンが好きだから、\\n プレゼントしたいなって……」",
|
||||
"201004411_11": "「ひとつでいいの。\\n セレナにプリン、食べさせてあげたくて……」",
|
||||
"201004411_12": "「駄目……かな……?」",
|
||||
"201004411_13": "「プリンですか……\\n そのくらいでしたら、いいでしょう」",
|
||||
"201004411_14": "「本当にッ!?」",
|
||||
"201004411_15": "「ただし、このことは他の子たちには絶対に秘密ですよ?\\n キリがありませんからね」",
|
||||
"201004411_16": "「うん、ありがとうマムッ!」",
|
||||
"201004411_17": "「ハッピーバースデー、セレナ。\\n はい、これプレゼント」",
|
||||
"201004411_18": "「わあ……ッ!\\n プリンッ! どうしたの、これ?」",
|
||||
"201004411_19": "「うん。今日だけ特別にって。\\n マムが用意してくれたの」",
|
||||
"201004411_20": "「マムが……?」",
|
||||
"201004411_21": "「どうしたの?」",
|
||||
"201004411_22": "「だって……あの怖いマムが、\\n わたしに誕生日プレゼントをくれるなんて……」",
|
||||
"201004411_23": "「それはきっと、セレナが良い子にしてたからだよ」",
|
||||
"201004411_24": "「それより、ほら、冷たいうちに」",
|
||||
"201004411_25": "「本当に食べていいの?」",
|
||||
"201004411_26": "「決まってるじゃない」",
|
||||
"201004411_27": "「わあ、ありがとう、マリア姉さんッ! いただきますッ!」",
|
||||
"201004411_28": "「あむあむあむ……美味しいッ!\\n ほっぺが落ちちゃいそうッ!」",
|
||||
"201004411_29": "(ごくッ……)",
|
||||
"201004411_30": "「2つあるんだから、\\n ひとつはマリア姉さんが食べてッ!」",
|
||||
"201004411_31": "「……いいの? セレナの誕生日なのに……」",
|
||||
"201004411_32": "「もちろんッ! こんなに美味しい物、\\n わたし1人で食べちゃったら、もったいないよ」",
|
||||
"201004411_33": "「それに、マリア姉さんと一緒に食べたほうが\\n 絶対に美味しいもんッ!」",
|
||||
"201004411_34": "「……それじゃ、わたしも――」",
|
||||
"201004411_35": "「ッ!? 本当、とっても美味しいッ!!」",
|
||||
"201004411_36": "「でしょ? よかったぁ、姉さんも喜んでくれて」",
|
||||
"201004411_37": "「フフ……ありがとう、セレナ」",
|
||||
"201004411_38": "「やっぱり思った通り」",
|
||||
"201004411_39": "「えっ?」",
|
||||
"201004411_40": "「だって、わたし1人で食べてたら\\n そんなに幸せそうな姉さんの顔、見られなかったもの」",
|
||||
"201004411_41": "「姉さんの笑った顔見られて、わたし、もっと幸せだよ」",
|
||||
"201004411_42": "「……うん、わたしも幸せだよ」",
|
||||
"201004411_43": "「えへへ、マリア姉さんだ~い好きッ!」",
|
||||
"201004411_44": "「来年も、その次もずっと一緒にいようね」",
|
||||
"201004411_45": "「フフ、もちろんッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1,79 +1,79 @@
|
|||
{
|
||||
"201004511_0": "未来のバースデー2017",
|
||||
"201004511_1": "「お誕生日おめでとう、未来ッ!」",
|
||||
"201004511_2": "「ありがとう、響」",
|
||||
"201004511_3": "「なんかここ1年、沢山のことがあったね……」",
|
||||
"201004511_4": "「本当だね」",
|
||||
"201004511_5": "「でも、わたしがこうしていられるのも\\n みんな未来のおかげだよ」",
|
||||
"201004511_6": "「それはお互い様」",
|
||||
"201004511_7": "「これからもよろしくお願いします」",
|
||||
"201004511_8": "「フフ……こちらこそ」",
|
||||
"201004511_9": "「それじゃ、ケーキのロウソクに火をつけるからね」",
|
||||
"201004511_10": "「うん」",
|
||||
"201004511_11": "「ええッ!? こんな日に呼び出しッ!?」",
|
||||
"201004511_12": "「ううっ……嫌な予感がする……」",
|
||||
"201004511_13": "「気持ちはわかるけど、早く出ないと」",
|
||||
"201004511_14": "「う、うん……<speed=1>。</speed>\\n はい、響です<speed=1.5>。</speed>……了解です。現場に急行します」",
|
||||
"201004511_15": "「…………」",
|
||||
"201004511_16": "「……ごめん、未来。やっぱり出撃だって」",
|
||||
"201004511_17": "「ううん、仕方ないよ。お仕事だもの」",
|
||||
"201004511_18": "「それよりも気をつけてね、響。\\n 余計なこと考えて怪我なんてしないようにね?」",
|
||||
"201004511_19": "「うん、わかった。じゃあ……いってくるねッ!」",
|
||||
"201004511_20": "「いってらっしゃい、響」",
|
||||
"201004511_21": "「絶対すぐ帰るからッ!」",
|
||||
"201004511_22": "「……」",
|
||||
"201004511_23": "「うん……しょうがな<speed=1>い</speed>……よね」",
|
||||
"201004511_24": "「だって、わたしは。\\n 一生懸命に人助けする響のことが好きなんだもの……」",
|
||||
"201004511_25": "「しょうがない<speed=1>、</speed>けど……やっぱり寂しいかな……」",
|
||||
"201004511_26": "「はあ……」",
|
||||
"201004511_27": "「……いけない。寝ちゃってた」",
|
||||
"201004511_28": "「えっ。もうこんな時間?」",
|
||||
"201004511_29": "「遅いな……まだ帰ってこないのかな」",
|
||||
"201004511_30": "「響……怪我とかしてないといいけど……」",
|
||||
"201004511_31": "(大丈夫だよ。響のことだもん。\\n いつもの笑顔で帰ってきてくれるに決まってるよ……)",
|
||||
"201004511_32": "「ふう……」",
|
||||
"201004511_33": "(お、いたいた……)",
|
||||
"201004511_34": "(そーっとだよ、クリスちゃん……)",
|
||||
"201004511_35": "(大丈夫だ。まだ気づいてないって)",
|
||||
"201004511_36": "(準備できた? せーのでいくよ?)",
|
||||
"201004511_37": "(わかってるって……)",
|
||||
"201004511_38": "(それじゃ……せーのッ!)",
|
||||
"201004511_39": "<size=40>「ハッピーバースデーッ!!」</size>",
|
||||
"201004511_40": "<size=40>「きゃあッ!?」</size>",
|
||||
"201004511_41": "「びっ……びっくりしたぁッ!」",
|
||||
"201004511_42": "「響……いつの間に帰って来たのッ!?」",
|
||||
"201004511_43": "「ついさっきね。\\n サプライズ大成功だね、クリスちゃん」",
|
||||
"201004511_44": "「もう、クリスまで……?\\n 心臓が止まるかと思ったよ」",
|
||||
"201004511_45": "「ごめんごめん。\\n クリスちゃんにそそのかされて、つい悪ノリしちゃってさ」",
|
||||
"201004511_46": "「人聞きの悪いこと言うな。\\n お前がビックリさせたいとか言ったんだろ?」",
|
||||
"201004511_47": "「え、そうだっけ?」",
|
||||
"201004511_48": "「もう、響ったら……」",
|
||||
"201004511_49": "「あははは……ごめんね」",
|
||||
"201004511_50": "「それより……はい、これ、誕生日プレゼント。\\n さっきは渡す時間がなくてゴメンね」",
|
||||
"201004511_51": "「わあ……ありがとう。開けていい?」",
|
||||
"201004511_52": "「気に入ってくれるといいんだけど……」",
|
||||
"201004511_53": "「わあっ。ネイルカラーのセット?」",
|
||||
"201004511_54": "「ありがとう。でも、わたしには少し大人っぽすぎない?」",
|
||||
"201004511_55": "「そんなことないよッ!\\n 未来、どんどん大人っぽくなってるもん」",
|
||||
"201004511_56": "「そ、そうかな……ありがとう。\\n 今度一緒にお出かけする時、塗ってみるね?」",
|
||||
"201004511_57": "「やったーッ!デートだねッ!」",
|
||||
"201004511_58": "「あー、\\n ひょっとして、あたしはお邪魔虫だったか?」",
|
||||
"201004511_59": "「そ、そんなことないよ?」",
|
||||
"201004511_60": "「そか。それじゃ、これはあたしから。\\n 急だったから、大したものじゃないけどな」",
|
||||
"201004511_61": "「わあ……可愛いオルゴール。\\n 本当にいいの?」",
|
||||
"201004511_62": "「ああ。少し前に自分用に買っといたやつだけどよ」",
|
||||
"201004511_63": "「またまた。どうせ今日のために用意してたんでしょ?」",
|
||||
"201004511_64": "「んなわけねーだろッ!?」",
|
||||
"201004511_65": "「だってちゃんとお店の包装が――」",
|
||||
"201004511_66": "「よ、余計な事いうなッ!」",
|
||||
"201004511_67": "「あ痛ッ!?」",
|
||||
"201004511_68": "「クリス、ありがとう。とっても嬉しいッ!」",
|
||||
"201004511_69": "「べ、別に礼言われるほどのものじゃないっての……」",
|
||||
"201004511_70": "「それよか早く始めるぞ。\\n こいつじゃねーけど、あたしも腹が減ってきた」",
|
||||
"201004511_71": "「あ、ケーキ冷蔵庫にしまっておいたの。\\n ちょっと待ってね、今持ってくるから」",
|
||||
"201004511_72": "「主役は座ってて、準備はわたしたちがやるからッ!」",
|
||||
"201004511_73": "「そうそう、あたしたちに任せておけッ!」",
|
||||
"201004511_74": "「ありがとう、2人とも」",
|
||||
"201004511_75": "(1人っきりで誕生日終わっちゃうかと思ったけど。\\n よかった)",
|
||||
"201004511_76": "(響、クリス。わたし、本当に幸せだよ)"
|
||||
{
|
||||
"201004511_0": "未来のバースデー2017",
|
||||
"201004511_1": "「お誕生日おめでとう、未来ッ!」",
|
||||
"201004511_2": "「ありがとう、響」",
|
||||
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|
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|
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|
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|
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"201004511_10": "「うん」",
|
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|
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|
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"201004511_62": "「ああ。少し前に自分用に買っといたやつだけどよ」",
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"201004511_70": "「それよか早く始めるぞ。\\n こいつじゃねーけど、あたしも腹が減ってきた」",
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"201004511_72": "「主役は座ってて、準備はわたしたちがやるからッ!」",
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||||
"201004511_74": "「ありがとう、2人とも」",
|
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||||
}
|
|
@ -1,3 +1,3 @@
|
|||
{
|
||||
"201004611_0": "興味本位な身体検査"
|
||||
{
|
||||
"201004611_0": "興味本位な身体検査"
|
||||
}
|
|
@ -1,10 +1,10 @@
|
|||
{
|
||||
"201004612_0": "「炎天下での戦いはさすがにキッツイな」",
|
||||
"201004612_1": "「汗でびっしょりだよねぇ。\\n うー、制服貼り付いて気持ち悪い~ッ!」",
|
||||
"201004612_2": "「真冬時もアルカ・ノイズとの戦いはいつも汗ばんでいたから、\\n この季節ならなおさらだろうな」",
|
||||
"201004612_3": "「仕方がない、さっさとシャワーを浴びてすっきり……」",
|
||||
"201004612_4": "「……誰だッ!!」",
|
||||
"201004612_5": "「うぉッ」",
|
||||
"201004612_6": "「うひゃぁッ!?」",
|
||||
"201004612_7": "「――ッ!? あ、あの……」"
|
||||
{
|
||||
"201004612_0": "「炎天下での戦いはさすがにキッツイな」",
|
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|
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|
||||
"201004612_3": "「仕方がない、さっさとシャワーを浴びてすっきり……」",
|
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|
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|
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|
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|
|
@ -1,37 +1,37 @@
|
|||
{
|
||||
"201004621_0": "「ああ、なんだエルフナインか。\\n すまない、視線を感じたものでつい……」",
|
||||
"201004621_1": "「……ついにも程ってもんがあるだろッ!」",
|
||||
"201004621_2": "「び、びっくりしたぁ」",
|
||||
"201004621_3": "「皆さんを驚かせるつもりは……ごめんなさい……」",
|
||||
"201004621_4": "「あ、いやお前じゃなくて……」",
|
||||
"201004621_5": "「それで、わたしたちに何か用なのか?」",
|
||||
"201004621_6": "「は、はいッ! 実はお願いがあって」",
|
||||
"201004621_7": "「装者の身体データを取りたくて……。\\n できれば戦闘を終えた直後の状態を……」",
|
||||
"201004621_8": "「ッ!?」",
|
||||
"201004621_9": "「うッ!」",
|
||||
"201004621_10": "「データか……うん? なんだ、2人とも後じさりなんてして」",
|
||||
"201004621_11": "「えッ! い、いやぁ、そんなことないですよ?\\n ねえ、クリスちゃんッ!」",
|
||||
"201004621_12": "「あ、ああ……気のせいじゃねぇか?」",
|
||||
"201004621_13": "「そうか? それで、\\n 今のわたしたちからデータを取りたいということなのか?」",
|
||||
"201004621_14": "「はい、もし可能であればですが」",
|
||||
"201004621_15": "「あー……あたしはちょっと、その、汗が酷いからパスだな」",
|
||||
"201004621_16": "「ならばシャワーを浴びるまで、ひとまずタオルで拭い――」",
|
||||
"201004621_17": "「い、いやそれが背中にあせもが出来ててよッ!\\n はッ、思い出したら痒くなってきたなッ!」",
|
||||
"201004621_18": "「わ、わたしはこれから未来と用事があって、\\n 急いで戻らなくちゃなぁ、なんてッ!」",
|
||||
"201004621_19": "「……そうですか」",
|
||||
"201004621_20": "「そうがっかりするな」",
|
||||
"201004621_21": "「2人は駄目らしいがわたしは構わない。\\n 大事なデータ採取の役に立つならお安い御用だ」",
|
||||
"201004621_22": "「あー……」",
|
||||
"201004621_23": "「どうしたんだ、立花?」",
|
||||
"201004621_24": "「本当ですか? 嬉しいですッ!」",
|
||||
"201004621_25": "「あーあー、顔が輝いちまってんぞ。\\n あたしは知らねぇからなー」",
|
||||
"201004621_26": "「わ、わたしも知らない……」",
|
||||
"201004621_27": "「何をひそひそ言い合ってるんだ、お前たちは」",
|
||||
"201004621_28": "「ありがとうございます、翼さん。\\n それじゃあ早速ではありますが、こちらに……」",
|
||||
"201004621_29": "「アルカ・ノイズ……またかッ!」",
|
||||
"201004621_30": "「翼さん、クリスちゃん、急ごうッ!」",
|
||||
"201004621_31": "「おうッ!」",
|
||||
"201004621_32": "「あ……皆さん……」",
|
||||
"201004621_33": "「行ってくる、エルフナイン。\\n 今の約束はひとまずこの戦いを終えてからだッ!」",
|
||||
"201004621_34": "「わ、わかりました。どうかお気をつけてッ!」"
|
||||
{
|
||||
"201004621_0": "「ああ、なんだエルフナインか。\\n すまない、視線を感じたものでつい……」",
|
||||
"201004621_1": "「……ついにも程ってもんがあるだろッ!」",
|
||||
"201004621_2": "「び、びっくりしたぁ」",
|
||||
"201004621_3": "「皆さんを驚かせるつもりは……ごめんなさい……」",
|
||||
"201004621_4": "「あ、いやお前じゃなくて……」",
|
||||
"201004621_5": "「それで、わたしたちに何か用なのか?」",
|
||||
"201004621_6": "「は、はいッ! 実はお願いがあって」",
|
||||
"201004621_7": "「装者の身体データを取りたくて……。\\n できれば戦闘を終えた直後の状態を……」",
|
||||
"201004621_8": "「ッ!?」",
|
||||
"201004621_9": "「うッ!」",
|
||||
"201004621_10": "「データか……うん? なんだ、2人とも後じさりなんてして」",
|
||||
"201004621_11": "「えッ! い、いやぁ、そんなことないですよ?\\n ねえ、クリスちゃんッ!」",
|
||||
"201004621_12": "「あ、ああ……気のせいじゃねぇか?」",
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||||
"201004621_13": "「そうか? それで、\\n 今のわたしたちからデータを取りたいということなのか?」",
|
||||
"201004621_14": "「はい、もし可能であればですが」",
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||||
"201004621_15": "「あー……あたしはちょっと、その、汗が酷いからパスだな」",
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||||
"201004621_16": "「ならばシャワーを浴びるまで、ひとまずタオルで拭い――」",
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||||
"201004621_17": "「い、いやそれが背中にあせもが出来ててよッ!\\n はッ、思い出したら痒くなってきたなッ!」",
|
||||
"201004621_18": "「わ、わたしはこれから未来と用事があって、\\n 急いで戻らなくちゃなぁ、なんてッ!」",
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||||
"201004621_19": "「……そうですか」",
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"201004621_20": "「そうがっかりするな」",
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"201004621_21": "「2人は駄目らしいがわたしは構わない。\\n 大事なデータ採取の役に立つならお安い御用だ」",
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"201004621_22": "「あー……」",
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"201004621_23": "「どうしたんだ、立花?」",
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"201004621_24": "「本当ですか? 嬉しいですッ!」",
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"201004621_25": "「あーあー、顔が輝いちまってんぞ。\\n あたしは知らねぇからなー」",
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"201004621_26": "「わ、わたしも知らない……」",
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"201004621_27": "「何をひそひそ言い合ってるんだ、お前たちは」",
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"201004621_28": "「ありがとうございます、翼さん。\\n それじゃあ早速ではありますが、こちらに……」",
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"201004621_29": "「アルカ・ノイズ……またかッ!」",
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"201004621_30": "「翼さん、クリスちゃん、急ごうッ!」",
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"201004621_31": "「おうッ!」",
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"201004621_32": "「あ……皆さん……」",
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"201004621_33": "「行ってくる、エルフナイン。\\n 今の約束はひとまずこの戦いを終えてからだッ!」",
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"201004621_34": "「わ、わかりました。どうかお気をつけてッ!」"
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||||
}
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|||
{
|
||||
"201004622_0": "「はぁ~、街の人に被害が無くて良かったぁ」",
|
||||
"201004622_1": "「あの炎天下じゃ人は出歩かなくなるしな」",
|
||||
"201004622_2": "「それが逆に良かったということなんだが……」",
|
||||
"201004622_3": "「……わたしたちは暑くてヘトヘトですね」",
|
||||
"201004622_4": "「さっさとシャワーに行くとするか」",
|
||||
"201004622_5": "「あ、というか、翼さん、\\n S.O.N.G.じゃなくて家に戻ったほうが良かったんじゃ……?」",
|
||||
"201004622_6": "「まあ報告は現場でしたから問題はないが……」",
|
||||
"201004622_7": "「なんでだ?」",
|
||||
"201004622_8": "「いやだって……ねえ?」",
|
||||
"201004622_9": "「なあ?」",
|
||||
"201004622_10": "「うん? さっきから2人とも様子がおかしくないか」",
|
||||
"201004622_11": "「……まあいいさ。\\n あたしがとやかく口出すことじゃねーし……」",
|
||||
"201004622_12": "「一応……忠告は、したからな」",
|
||||
"201004622_13": "「は?」",
|
||||
"201004622_14": "「右に同じです」",
|
||||
"201004622_15": "「は、ぁ?」",
|
||||
"201004622_16": "「おかえりなさい……ッ!」",
|
||||
"201004622_17": "「ああ。ただいま」",
|
||||
"201004622_18": "「そうだ、お前と約束をしていたな」",
|
||||
"201004622_19": "「……ありがとうございます、翼さん」",
|
||||
"201004622_20": "「……あー、捕まっちゃった」",
|
||||
"201004622_21": "「あたしは知らねぇ」",
|
||||
"201004622_22": "「ではッ!」",
|
||||
"201004622_23": "「ああ……、えッ!」",
|
||||
"201004622_24": "「ふむふむ……シンフォギアを纏っていたとしても、\\n あの跳躍と落下に耐えうるだけの筋肉は……」",
|
||||
"201004622_25": "「ひゃわッ!?」",
|
||||
"201004622_26": "「うーん、なるほど。素晴らしいです。\\n あ、翼さんは天羽々斬で戦っているから……そうすると……」",
|
||||
"201004622_27": "「腕と腰が……」",
|
||||
"201004622_28": "「お、おいッ! ど、どこを触って……くッ!?」",
|
||||
"201004622_29": "「くすぐっ、た……」",
|
||||
"201004622_30": "「あれれー? 翼さーん、離れちゃ駄目ですよ~。\\n お安い御用だって言ってたじゃないですか」",
|
||||
"201004622_31": "「た、立花?」",
|
||||
"201004622_32": "「内腿の筋肉疲労度はどうでしょうか?」",
|
||||
"201004622_33": "「んんんんッ!?」",
|
||||
"201004622_34": "「おっと。……防人に二言はねぇよな?」",
|
||||
"201004622_35": "「お、お前たち……まさか、\\n こうなることを知っていたのかッ!?」",
|
||||
"201004622_36": "「そりゃあ経験者ですからー」",
|
||||
"201004622_37": "「は、はやくそれを言……ふは、あはははッ!」",
|
||||
"201004622_38": "「忠告はしたって言っただろ」",
|
||||
"201004622_39": "「あれではなんのことかさっぱりわからないぞッ!」",
|
||||
"201004622_40": "「では次は脇……」",
|
||||
"201004622_41": "「わ、脇ッ!? 脇はよせ、脇は駄目だ、脇は……脇はーッ!」",
|
||||
"201004622_42": "「……翼さん、覚悟の時です」",
|
||||
"201004622_43": "「んッ!? ……ッ、く、う、やめ…ひゃぁぁぁぁッ!?」"
|
||||
{
|
||||
"201004622_0": "「はぁ~、街の人に被害が無くて良かったぁ」",
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||||
"201004622_1": "「あの炎天下じゃ人は出歩かなくなるしな」",
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||||
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||||
"201004622_3": "「……わたしたちは暑くてヘトヘトですね」",
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||||
"201004622_4": "「さっさとシャワーに行くとするか」",
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||||
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"201004622_24": "「ふむふむ……シンフォギアを纏っていたとしても、\\n あの跳躍と落下に耐えうるだけの筋肉は……」",
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"201004622_26": "「うーん、なるほど。素晴らしいです。\\n あ、翼さんは天羽々斬で戦っているから……そうすると……」",
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