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@ -0,0 +1,71 @@
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{
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||||
"314000111_0": "平穏からの別離",
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"314000111_1": "「……少し前までは、こんなこと、想像もできなかった」",
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"314000111_2": "「あいつが、再びあたしの前に現れるなんてこと」",
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"314000111_3": "「――失ったはずの、あたしの片翼」",
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"314000111_4": "「ギャラルホルン――。\\n 並行世界を繋ぐ完全聖遺物が、その不可能を叶えた」",
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"314000111_5": "「あたしが死んだ並行世界からやってきた、もう1人の翼」",
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"314000111_6": "「片翼(あたし)を失った、あたしと鏡あわせの翼――」",
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"314000111_7": "「けれど、あいつは――。\\n あいつの心は、あたしとはぜんぜん違っていた」",
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||||
"314000111_8": "「歌を捨て、絆を捨て、荒み、凍てついていたあたしの心を、\\n あいつは癒やし、溶かしてくれた」",
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"314000111_9": "「暗がりの中に膝を抱えてうずくまるばかりのあたしに、\\n 光の下で天翔るための翼を――歌を、取り戻させてくれた」",
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||||
"314000111_10": "「あの日、あたしは翼に誓ったんだ――」",
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||||
"314000111_11": "「――取り戻したこの翼で、誰よりも高く飛んでみせる」",
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||||
"314000111_12": "「――2度と、この歌を絶やすことはしない」",
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||||
"314000111_13": "「――あたしの歌声で世界をいっぱいにしてみせるって」",
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"314000111_14": "「……欲を言えば、もう1度、大勢のファンの前で\\n 翼と一緒に思いっきり唄いたい」",
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||||
"314000111_15": "「戦いのための歌ではない、人々の心をふるわせるための歌を――」",
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||||
"314000111_16": "「ツヴァイウィングとしての歌を――」",
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||||
"314000111_17": "「けれど、それは贅沢な――。\\n あたしには贅沢すぎる願いってやつかもしれない」",
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||||
"314000111_18": "「どうしたの? さっきから上の空で」",
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||||
"314000111_19": "「ああ……別に。大したことじゃないさ。\\n ちょっとばかし、昔のことを思い出してたんだ」",
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||||
"314000111_20": "「もう。人が来るなり考えごとって……」",
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||||
"314000111_21": "「ハハ、ゴメンって」",
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||||
"314000111_22": "「それにしても、\\n S.O.N.G.のダンナ、よく許可を出してくれたな」",
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||||
"314000111_23": "「う、うん、折角の休みだから、特別にって許可をくれたの」",
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||||
"314000111_24": "(久しぶりの休暇、奏に会いに行きたくて、\\n ギャラルホルンの前でうろうろしていたら……)",
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||||
"314000111_25": "(それを見かねて司令が許可をくれた。\\n とは、流石に奏には言えないな)",
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||||
"314000111_26": "「何はともあれ、あたしは嬉しいよ」",
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||||
"314000111_27": "「わたしだって、\\n たまにでも、こうして奏に会えるのは、やっぱり嬉しい」",
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||||
"314000111_28": "「ハハッ。ダンナたちには感謝だな」",
|
||||
"314000111_29": "「うん。そうだね……」",
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||||
"314000111_30": "(大方、あっちのダンナたちが気を遣ってくれたんだろうな)",
|
||||
"314000111_31": "「どうかした?」",
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||||
"314000111_32": "「あ、いや。なんでもない」",
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||||
"314000111_33": "「ねえ奏、ちょっと部屋を見てもいいかな」",
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||||
"314000111_34": "「いちいち確認しなくても、好きなようにしたらいいさ」",
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||||
"314000111_35": "「だけど、面白いもんなんてないと思うぞ」",
|
||||
"314000111_36": "「そんなことないよ」",
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||||
"314000111_37": "(でも、奏の曲や歌詞が沢山。\\n 奏、しっかりとアーティストしてるみたいだね)",
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||||
"314000111_38": "「ん? これは、ツヴァイウィングの曲の歌詞?\\n 逆光のフリューゲル……」",
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||||
"314000111_39": "「ツヴァイウィングの曲か……」",
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||||
"314000111_40": "「なんだか不思議だよね」",
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||||
"314000111_41": "「不思議?」",
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||||
"314000111_42": "「うん、最初はびっくりしたけど、\\n わたしの世界のツヴァイウィングの曲と全く一緒で……」",
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||||
"314000111_43": "「とても、別の世界の曲だなんて思えない」",
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||||
"314000111_44": "「あたしたちは、世界が変わっても同じってことだろう?」",
|
||||
"314000111_45": "「だから、あたしは嬉しいけどね」",
|
||||
"314000111_46": "「それは、わたしだって……」",
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||||
"314000111_47": "「それにしても、2人でこうして歌詞を眺めていると、\\n 曲の打ち合わせをしてるみたいだな」",
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||||
"314000111_48": "「フフ、そうだね」",
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||||
"314000111_49": "「フリューゲルの打ち合わせや曲合わせは、\\n 初めての経験で特に楽しかったよ」",
|
||||
"314000111_50": "「翼は、相変わらず真面目で、最初は特に堅苦しかったなー」",
|
||||
"314000111_51": "「そんなことないよ」",
|
||||
"314000111_52": "「いーや、絶対に同じだね。あたしにはわかる」",
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||||
"314000111_53": "「わたしの世界の奏は、70億人のお客さんの前で唄うんだって、\\n めちゃくちゃなこと言ってたよ」",
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||||
"314000111_54": "「そ、それは……、あたしも言ったような記憶がある」",
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||||
"314000111_55": "「フフ……」",
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||||
"314000111_56": "「ハハッ!」",
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||||
"314000111_57": "「ほら、やっぱり変わらないじゃないか」",
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||||
"314000111_58": "「うん、そうだね」",
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||||
"314000111_59": "(そうだ、あの頃は本当に楽しかった。\\n もちろん、今も充分満足しているけど……)",
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||||
"314000111_60": "(ずっと言い出せなかった、無理だとわかっているから、\\n でも……)",
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||||
"314000111_61": "(もし、できるならもう一度、2人で一緒に――)",
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||||
"314000111_62": "「二課から?」",
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||||
"314000111_63": "「だな……」",
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||||
"314000111_64": "「どうした、ダンナ? 出動か?」",
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||||
"314000111_65": "「ああ、多数のノイズの反応を検知した。\\n 来客中すまんが、指定のポイントへ急行してくれ」",
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||||
"314000111_66": "「了解。すぐ出る」",
|
||||
"314000111_67": "「奏、気をつけてね」",
|
||||
"314000111_68": "「ああ、わかってるって」"
|
||||
}
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32
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32
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@ -0,0 +1,32 @@
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|||
{
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||||
"314000121_0": "「指定ポイントに到着した。敵は?」",
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||||
"314000121_1": "「すぐ近くに反応がある。油断するな」",
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||||
"314000121_2": "「了解。警戒しながら索敵する」",
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||||
"314000121_3": "「お……いやがったな」",
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||||
"314000121_4": "(ん? 何かおかしい……? なんだ……)",
|
||||
"314000121_5": "「待ってくださいッ!\\n ノイズのパターンが通常とわずかに異なりますッ!」",
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||||
"314000121_6": "「――そうかッ!\\n あれはアルカ・ノイズだッ!」",
|
||||
"314000121_7": "「アルカ・ノイズだとッ!?\\n これが――」",
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||||
"314000121_8": "「翼や響くんたちのいる並行世界に存在するという」",
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||||
"314000121_9": "「まさか、並行世界を越えてこちらに――」",
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||||
"314000121_10": "「……いいえ、あれは、おそらく\\n 私たちの世界のアルカ・ノイズね」",
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||||
"314000121_11": "「了子くん? どういうことだ」",
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||||
"314000121_12": "「実は最近、私たちの世界でも、錬金術によって\\n 新しいノイズが作られているという噂を耳に挟んでいたの」",
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||||
"314000121_13": "「なんだと? そんな報告、受けてないが」",
|
||||
"314000121_14": "「ごめんなさい」",
|
||||
"314000121_15": "「確度の低い情報だったから、もう少し確証を得てから\\n 報告しようと思ったんだけど……裏目にでちゃったわね」",
|
||||
"314000121_16": "「奏ッ! 気を付けろッ!」",
|
||||
"314000121_17": "「気を付けろって――。\\n 口で言うのは、簡単だけどなッ!」",
|
||||
"314000121_18": "「はあああ――ッ!」",
|
||||
"314000121_19": "「状況はどうですか?」",
|
||||
"314000121_20": "「翼か。正直、あまり良くはない」",
|
||||
"314000121_21": "「出現したノイズは、どうやらアルカ・ノイズのようだ」",
|
||||
"314000121_22": "「なッ……奏はッ!」",
|
||||
"314000121_23": "「なんとか注意しつつ、戦えてはいますが……」",
|
||||
"314000121_24": "「ああ……。だが、不利な状況だ」",
|
||||
"314000121_25": "「アルカ・ノイズには、\\n あらゆるものを分解する解剖器官が備わっています」",
|
||||
"314000121_26": "「その対策がなされていない奏のギアでは危険です」",
|
||||
"314000121_27": "「司令、わたしに出撃許可をッ! 援護に向かいますッ!」",
|
||||
"314000121_28": "「本当にすまない、今回は手を貸してもらえるだろうか?」",
|
||||
"314000121_29": "「無論です」"
|
||||
}
|
1
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@ -0,0 +1 @@
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|
@ -0,0 +1,71 @@
|
|||
{
|
||||
"314000131_0": "「おおおおお――ッ!」",
|
||||
"314000131_1": "「こっちの攻撃が効くからまだいいけど――」",
|
||||
"314000131_2": "「この数に触れられずに倒せってのは、\\n 流石に無理がすぎやしないかいッ!」",
|
||||
"314000131_3": "「この音は――?」",
|
||||
"314000131_4": "「はあ――ッ!」",
|
||||
"314000131_5": "「何しに来た、翼ッ!?」",
|
||||
"314000131_6": "「もちろん、奏の助太刀にねッ!」",
|
||||
"314000131_7": "「ったく、待っててくれりゃいいのに……」",
|
||||
"314000131_8": "「強がりが言えるなら大丈夫みたいね」",
|
||||
"314000131_9": "「おかげさんでな」",
|
||||
"314000131_10": "(まあ、正直助かったけどな……)",
|
||||
"314000131_11": "「背中はわたしに任せて、思いっきり行って」",
|
||||
"314000131_12": "「お言葉に甘えて……一気に片付けるとするかッ!」",
|
||||
"314000131_13": "「ふう……これで一通り片付いたか?」",
|
||||
"314000131_14": "「そうね……」",
|
||||
"314000131_15": "「いや……油断しないで奏ッ!\\n 新しい客人みたいよ」",
|
||||
"314000131_16": "「なんだと……ッ!?」",
|
||||
"314000131_17": "「これは想定外、まさか風鳴翼に出会えるなんて」",
|
||||
"314000131_18": "「何者だッ!?」",
|
||||
"314000131_19": "「見た感じ人間のようだが。\\n 少なくとも、味方って雰囲気じゃなさそうだな」",
|
||||
"314000131_20": "「そのローブ姿、錬金術師――?」",
|
||||
"314000131_21": "「このアルカ・ノイズは、お前たちの仕業かッ!」",
|
||||
"314000131_22": "「そこまでわかっているなんて、流石シンフォギア装者ね」",
|
||||
"314000131_23": "「お互い、色々とお話したいとは思うけど、今は――」",
|
||||
"314000131_24": "(なんだ? 掌を、こちらに――)",
|
||||
"314000131_25": "「があッ!? なんだ? へ、変な音が……?」",
|
||||
"314000131_26": "「頭の中に、鳴り、響く――だとッ!?」",
|
||||
"314000131_27": "「音だと? 通信越しでは何も聞こえんが……」",
|
||||
"314000131_28": "「可聴域ならびに超音波域には\\n 異常な音波の検出はありません」",
|
||||
"314000131_29": "「ですが、装者の脳波に原因不明の干渉が確認されています。\\n このままではギアの適合係数にも悪影響が出る恐れが――」",
|
||||
"314000131_30": "「これが、錬金術の力なの?」",
|
||||
"314000131_31": "「むう……なんとか対抗策を打たねば……」",
|
||||
"314000131_32": "「なん、の……これしきッ!」",
|
||||
"314000131_33": "「イグナイトモジュール――抜剣ッ!」",
|
||||
"314000131_34": "「覚悟しろ、錬金術師ッ!」",
|
||||
"314000131_35": "「つ、翼――ッ!?」",
|
||||
"314000131_36": "「予想外ね。自力で跳ね返すだけの力があるとは」",
|
||||
"314000131_37": "「適合者としての力――いえ、そのギアのおかげかしら?」",
|
||||
"314000131_38": "「はああ――ッ!」",
|
||||
"314000131_39": "(錬金術師とは言え人間、斬るわけにもいかない)",
|
||||
"314000131_40": "(捕らえて情報を吐き出させる――)",
|
||||
"314000131_41": "「そのギアの変化、とても興味深いわ」",
|
||||
"314000131_42": "「余裕のつもりかッ!?」",
|
||||
"314000131_43": "「フフ」",
|
||||
"314000131_44": "「いずれにせよ、不完全な状態では、これが限界みたいね」",
|
||||
"314000131_45": "「不完全……?」",
|
||||
"314000131_46": "「急に動けるようになった? 耳鳴りも消えて……」",
|
||||
"314000131_47": "「聖遺物の活性化を確認。もう間もなく」",
|
||||
"314000131_48": "「こんなに早く?\\n 正直、この場では無理と思っていたけど、嬉しい誤算ね」",
|
||||
"314000131_49": "「流石、風鳴翼ね」",
|
||||
"314000131_50": "「……聖遺物、起動します」",
|
||||
"314000131_51": "「何を言っている?」",
|
||||
"314000131_52": "「フォニックゲインを、ありがとう。\\n お礼に面白いものをお見せするわ」",
|
||||
"314000131_53": "「装者2人の周囲の気温が急激に低下していますッ!」",
|
||||
"314000131_54": "「同時に、震度3の地震も確認ッ!」",
|
||||
"314000131_55": "「次から次へと、一体、何が起きているんだッ!」",
|
||||
"314000131_56": "「なんだ、この震動はッ!?」",
|
||||
"314000131_57": "「気をつけろ、翼ッ! 嫌な空気が流れてるッ!」",
|
||||
"314000131_58": "「わかってるッ!」",
|
||||
"314000131_59": "「――ッ!!」",
|
||||
"314000131_60": "「なんだ、この化け物は――ッ!?」",
|
||||
"314000131_61": "「まさか……あれはッ!?」",
|
||||
"314000131_62": "「知っているのか了子くんッ!?」",
|
||||
"314000131_63": "「いけないッ! 2人とも、すぐに撤退しなさいッ!」",
|
||||
"314000131_64": "「いえ……敵に背を向けることなどできませんッ!」",
|
||||
"314000131_65": "「――いざ、参るッ!」",
|
||||
"314000131_66": "「おい、待てって、翼ッ!」",
|
||||
"314000131_67": "「冷静なようで結構無鉄砲なんだよな、昔から……」",
|
||||
"314000131_68": "「仕方ないッ!」"
|
||||
}
|
55
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55
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|
@ -0,0 +1,55 @@
|
|||
{
|
||||
"314000132_0": "「グアアアアア――ッ!!」",
|
||||
"314000132_1": "「なんなんだよ、この化け物はッ! タフ過ぎだろッ!」",
|
||||
"314000132_2": "「イグナイトでもほぼダメージが通っていないだと……?」",
|
||||
"314000132_3": "「――じゃじゃ馬め、対象が違うわよッ!」",
|
||||
"314000132_4": "「――同士討ちッ!?」",
|
||||
"314000132_5": "「暴走でもしてるってのか?」",
|
||||
"314000132_6": "「――準備はできた?」",
|
||||
"314000132_7": "「はい。たった今完了しました」",
|
||||
"314000132_8": "「いいわ、それじゃ計画通り、アルモニカによる制御を」",
|
||||
"314000132_9": "「了解しました」",
|
||||
"314000132_10": "「さあ、ベルゲルミル……私に従いなさいッ!」",
|
||||
"314000132_11": "「チッ、こいつらも次から次へとッ!」",
|
||||
"314000132_12": "「アルカ・ノイズの相手はわたしがッ!」",
|
||||
"314000132_13": "「ああ、頼んだッ!」",
|
||||
"314000132_14": "「はあ――――――ッ!」",
|
||||
"314000132_15": "(まだ出てくるかッ!?)",
|
||||
"314000132_16": "(このままでは体力が……)",
|
||||
"314000132_17": "(だが……諦めるわけにはッ!)",
|
||||
"314000132_18": "「はあ――ッ!」",
|
||||
"314000132_19": "「はぁはぁはぁ……」",
|
||||
"314000132_20": "「ガアアアアア――ッ!!」",
|
||||
"314000132_21": "「そんな大振りの攻撃――」",
|
||||
"314000132_22": "「なッ!? これは、あたしを狙った攻撃じゃない?」",
|
||||
"314000132_23": "「まずいッ! 翼よけろッ!」",
|
||||
"314000132_24": "「ああ―――ッ!」",
|
||||
"314000132_25": "「翼ッ!?」",
|
||||
"314000132_26": "「ぐ……ここまで、なの……」",
|
||||
"314000132_27": "「翼ッ! 今助けるッ!!」",
|
||||
"314000132_28": "(ぐッ……あ、あたしも限界が……)",
|
||||
"314000132_29": "(この化け物にアルカ・ノイズ……今のあたしの力じゃ……)",
|
||||
"314000132_30": "「急ぎ装者を回収だッ!」",
|
||||
"314000132_31": "「はいッ!」",
|
||||
"314000132_32": "「しかし間に合うかどうか――」",
|
||||
"314000132_33": "「それでも急げッ!\\n くッ――どうして俺には力が無いんだ……」",
|
||||
"314000132_34": "「安心しなさい、殺しはしないわ」",
|
||||
"314000132_35": "「私は戦いが嫌いなの」",
|
||||
"314000132_36": "「喧嘩吹っ掛けておきながら、今更何言ってやがるッ!」",
|
||||
"314000132_37": "「仕方ないのよ」",
|
||||
"314000132_38": "「これは争いの無い世界を作るために必要なことだから」",
|
||||
"314000132_39": "「うッ……」",
|
||||
"314000132_40": "「風鳴翼の回収、完了いたしました」",
|
||||
"314000132_41": "「よろしい。では、撤収しましょう」",
|
||||
"314000132_42": "「なッ!? 翼をどうする気だッ!?」",
|
||||
"314000132_43": "「この子は貰っていくわ」",
|
||||
"314000132_44": "「そんなことはさせないッ!」",
|
||||
"314000132_45": "「出来損ないのあなたは、もはや必要ないわ」",
|
||||
"314000132_46": "「なんだとッ!?」",
|
||||
"314000132_47": "「邪魔を……するなぁ――ッ!!」",
|
||||
"314000132_48": "「ぐああああ――ッ!!」",
|
||||
"314000132_49": "「か……返せ……ッ!」",
|
||||
"314000132_50": "「翼を……、返せッ!」",
|
||||
"314000132_51": "「フフ……では、ごきげんよう」",
|
||||
"314000132_52": "「翼……、<size=40>翼ァァ――――ッ!!</size>」"
|
||||
}
|
85
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|
@ -0,0 +1,85 @@
|
|||
{
|
||||
"314000211_0": "引き裂かれた羽",
|
||||
"314000211_1": "「う……ん……」",
|
||||
"314000211_2": "「意識が戻ったみたいね」",
|
||||
"314000211_3": "「ここ、は……?」",
|
||||
"314000211_4": "「安心なさい。二課のメディカルルームよ」",
|
||||
"314000211_5": "「気分はどう? 眩暈とか、吐き気はしない?」",
|
||||
"314000211_6": "「ああ……大丈夫……」",
|
||||
"314000211_7": "「良かった。脳波やCTに異常はなかったけど、\\n 万が一ということもあるものね」",
|
||||
"314000211_8": "「翼……そうだ、翼は、どうなったんだッ!?」",
|
||||
"314000211_9": "「駄目よ、そんな急に動いちゃッ!」",
|
||||
"314000211_10": "「状況は俺から説明しよう」",
|
||||
"314000211_11": "「弦十郎のダンナ……」",
|
||||
"314000211_12": "「……」",
|
||||
"314000211_13": "「翼は、敵に連れ去られ、行方不明だ」",
|
||||
"314000211_14": "「やっぱり、夢なんかじゃなかったんだな……」",
|
||||
"314000211_15": "「残念ながら、な」",
|
||||
"314000211_16": "「目下総力を挙げて捜索中だが、\\n 現段階では、何も手がかりは掴めていない」",
|
||||
"314000211_17": "「途中で翼ちゃんの反応も途絶えちゃったしね……」",
|
||||
"314000211_18": "「あたしのせいで翼が……」",
|
||||
"314000211_19": "「奏ちゃんのせいじゃないわ。自分を責めないで」",
|
||||
"314000211_20": "「了子くんの言う通りだ。\\n この状況をもたらした責任は、我々全員にある」",
|
||||
"314000211_21": "「悔やむより、大事なのはこれからどうするかだろう」",
|
||||
"314000211_22": "「ダンナ……」",
|
||||
"314000211_23": "「怪我がまだ治りきってないところ悪いが、\\n 急ぎやってもらわないといけないことがある」",
|
||||
"314000211_24": "「……ああ、わかってる」",
|
||||
"314000211_25": "「…………」",
|
||||
"314000211_26": "「あ、奏さん」",
|
||||
"314000211_27": "「本当だわ。いらっしゃい」",
|
||||
"314000211_28": "「やあ、よく来たね。\\n あれ、でも翼さんがそっちに行ってなかったっけ?」",
|
||||
"314000211_29": "「それが……」",
|
||||
"314000211_30": "「……何かあったんだな」",
|
||||
"314000211_31": "「大事な話があるんだ。みんなを集めてくれないか」",
|
||||
"314000211_32": "「……わかった。\\n 装者全員に緊急招集をかけてくれ」",
|
||||
"314000211_33": "「りょ、了解しましたッ!」",
|
||||
"314000211_34": "「すみません、遅くなりましたッ!」",
|
||||
"314000211_35": "「ご苦労。これで全員集まったな」",
|
||||
"314000211_36": "「あれ、奏さん?」",
|
||||
"314000211_37": "「で、一体何があったんだ?」",
|
||||
"314000211_38": "「奏の世界に向かった翼が、何者かに攫われた」",
|
||||
"314000211_39": "「な……翼さんがッ!?」",
|
||||
"314000211_40": "「あの翼が攫われるなんて……一体誰に?」",
|
||||
"314000211_41": "「敵は錬金術師らしい。\\n それ以外はまだなにも……」",
|
||||
"314000211_42": "「安否の確認は? その後、相手からは要求や接触はあったの?」",
|
||||
"314000211_43": "「何もない……。あたしがこっちに来る前までは、だけど」",
|
||||
"314000211_44": "「それって……。\\n 無事かどうかもわからないってことデスかッ!?」",
|
||||
"314000211_45": "「切ちゃん、そういうこと言っちゃ駄目」",
|
||||
"314000211_46": "「大丈夫だよ。翼さんなら、絶対に」",
|
||||
"314000211_47": "「あったりまえだッ! 先輩なら大丈夫に決まってるッ!」",
|
||||
"314000211_48": "「わたしも無事だと思うわ」",
|
||||
"314000211_49": "「わざわざあの子を攫ったということは、\\n 敵には何か、目的があるってこと」",
|
||||
"314000211_50": "「その目的が果たされるまでは、\\n 危害を加える可能性は低いと思うわ」",
|
||||
"314000211_51": "「そ……そうですよね、マリアさんッ!\\n わたしもそう思いますッ!」",
|
||||
"314000211_52": "「奏さんッ! 翼さんはきっと無事ですよッ!」",
|
||||
"314000211_53": "「ああ、ありがとな……」",
|
||||
"314000211_54": "「危害を加える目的ならその場でするだろうしな」",
|
||||
"314000211_55": "「はあ……良かったデス……」",
|
||||
"314000211_56": "「でも、逆に言えば、目的が果たされたら……」",
|
||||
"314000211_57": "「ああ。今後の状況は時間との戦いになるだろう」",
|
||||
"314000211_58": "「早速、響くんとマリアくんは、\\n 向こうの世界に行って翼救出のサポートをしてくれ」",
|
||||
"314000211_59": "「はい、師匠ッ!」",
|
||||
"314000211_60": "「了解よ」",
|
||||
"314000211_61": "「先輩の危機だ、あたしも行くぞッ!」",
|
||||
"314000211_62": "「モチのロンデスッ! ね、調?」",
|
||||
"314000211_63": "「うん。黙って待ってられないもの」",
|
||||
"314000211_64": "「いや、それは許可できない」",
|
||||
"314000211_65": "「な、なんでだよッ!?\\n 今、時間との勝負って言ったばかりだろッ!?」 ",
|
||||
"314000211_66": "「今回の件は敵が何者でどのくらいの規模なのかも、\\n どこにいるのかも全く把握できていない異常事態だ」",
|
||||
"314000211_67": "「この状況下で装者全員が並行世界に渡り、なんらかの理由で\\n 戦闘不能に陥った場合、誰も支援することができなくなる」",
|
||||
"314000211_68": "「ある程度事態を把握するまでは、\\n 並行世界へと向かう者は絞らせてもらわざるを得ん」",
|
||||
"314000211_69": "「ボクも、それに賛成です」",
|
||||
"314000211_70": "「並行世界を行き来できるのは、装者であるみなさんだけです」",
|
||||
"314000211_71": "「万一、装者が全員不在となってしまった場合、ボクたちでは\\n 救助はおろか、状況の確認すらできなくなってしまいます」",
|
||||
"314000211_72": "「あ、そっか……そうデスよね……」",
|
||||
"314000211_73": "「すまない、みんな……。\\n あたしのせいで……」",
|
||||
"314000211_74": "「いえ、奏さんのせいではないです」",
|
||||
"314000211_75": "「……仕方ないか」",
|
||||
"314000211_76": "「わかってくれたか」",
|
||||
"314000211_77": "「ああ。でも、もし何かあったら、おっさんが止めたとしても\\n あたしは先輩を助けに行くからなッ!」",
|
||||
"314000211_78": "「……その時は、やむを得まい」",
|
||||
"314000211_79": "「先輩のこと、頼んだからなッ!」",
|
||||
"314000211_80": "「ああ、必ず助けるッ!」",
|
||||
"314000211_81": "「うんッ! どーんと任せてッ!」",
|
||||
"314000211_82": "「すぐに連れて帰ってくるわ」"
|
||||
}
|
141
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141
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|
@ -0,0 +1,141 @@
|
|||
{
|
||||
"314000221_0": "「失礼しますッ!」",
|
||||
"314000221_1": "「よく来てくれた、2人とも。\\n 奏もご苦労だった」",
|
||||
"314000221_2": "「それより翼の行方についての手掛かりはッ!?」",
|
||||
"314000221_3": "「残念だが、それらしい情報は、まだ何も掴めていない」",
|
||||
"314000221_4": "「翼のこと、本当にすまない」",
|
||||
"314000221_5": "「いえ、そんな……」",
|
||||
"314000221_6": "「本来なら我々で対応すべき状況に巻き込んだ上、\\n 敵の手に落とすなど……詫びのしようもない」",
|
||||
"314000221_7": "「翼さんなら絶対大丈夫ですよッ!」",
|
||||
"314000221_8": "「ええ、わたしの知っている翼は、\\n そう簡単にやられる子じゃないわ」",
|
||||
"314000221_9": "「うむ……そうだな」",
|
||||
"314000221_10": "「それより、何か次の一手は打っているのかしら?」",
|
||||
"314000221_11": "「アルカ・ノイズを使役していた以上、\\n 敵は錬金術師であると推測される」",
|
||||
"314000221_12": "「ええ。それは聞いたわ」",
|
||||
"314000221_13": "「以前、私が掴んだ錬金術師の情報……。\\n そこを起点に活動地点を探ってるところよ」",
|
||||
"314000221_14": "「これである程度、地域が絞り込めると思うわ。問題は……」",
|
||||
"314000221_15": "「時間、というわけね」",
|
||||
"314000221_16": "「ええ……」",
|
||||
"314000221_17": "「今は待つしかないのか……」",
|
||||
"314000221_18": "「君たち装者の出番はまだ少し先になるだろう」",
|
||||
"314000221_19": "「だが、いつ有力な情報が入ってくるかわからん」",
|
||||
"314000221_20": "「それまで鋭気を養い、\\n 常に心身共に万全な状態を維持しておいてくれ」",
|
||||
"314000221_21": "「奏も今のうちにゆっくり休み、傷を癒しておくんだ」",
|
||||
"314000221_22": "「……わかったよ」",
|
||||
"314000221_23": "「2人にも、こちらで待機場所を手配しよう」",
|
||||
"314000221_24": "「すまないがしばらくの間、\\n そちらで待機していてもらえるだろうか」",
|
||||
"314000221_25": "「わかりましたッ!」",
|
||||
"314000221_26": "「それじゃ、ひとまず休憩室を借りて休んでましょうか」",
|
||||
"314000221_27": "「そうですね。\\n ここにいてもみなさんの邪魔になっちゃいますし」",
|
||||
"314000221_28": "「すまんな」",
|
||||
"314000221_29": "「あのさ。お前ら、部屋の手配ができるまで、\\n ひとまずあたしの部屋に来るか?」",
|
||||
"314000221_30": "「えッ!? いいんですか?」",
|
||||
"314000221_31": "「確かに、何かあったとき、3人一緒にいる方が合理的ね」",
|
||||
"314000221_32": "「決まりだな。じゃあ、行くとするか」",
|
||||
"314000221_33": "「とにかく、何か掴めたらすぐに知らせてちょうだい」",
|
||||
"314000221_34": "「ああ、無論だ」",
|
||||
"314000221_35": "「あ、奏ちゃん。その前にちょ~っとだけ、いいかしら?」",
|
||||
"314000221_36": "「ああ」",
|
||||
"314000221_37": "「悪いな、少しだけ先に行っててくれ」",
|
||||
"314000221_38": "「じゃあ、廊下で待ってますね」",
|
||||
"314000221_39": "「用って?」",
|
||||
"314000221_40": "「奏ちゃんのギアのペンダント、貸してもらえるかしら?」",
|
||||
"314000221_41": "「ギアの……どうして?」",
|
||||
"314000221_42": "「この間の戦闘の損耗も気になるし、\\n 今のうちに整備しておきたいの」",
|
||||
"314000221_43": "「わかった……じゃあ、頼むよ」",
|
||||
"314000221_44": "「お邪魔しますッ!」",
|
||||
"314000221_45": "「えーと、随分と散らかってますねー……」",
|
||||
"314000221_46": "「あえて人を部屋に招く状態とは思えないわね……」",
|
||||
"314000221_47": "「あれ……こんな散らかしてたっけ?\\n 泥棒でも入ったんじゃ――あ」",
|
||||
"314000221_48": "「……あなた、翼と一緒にいたんでしょ?\\n だったら犯人は明確じゃない」",
|
||||
"314000221_49": "「ですよね……」",
|
||||
"314000221_50": "「いやー、懐かしいなー」",
|
||||
"314000221_51": "「わたし、前に翼さんが怪我で入院していた時、\\n 病室のお片付け手伝ったりしてたんですよね」",
|
||||
"314000221_52": "「わたしもロンドンでは何度、\\n 部屋を片付けに行ったことか……」",
|
||||
"314000221_53": "「ハハ……。翼は相変わらず、整理整頓ができないのか……」",
|
||||
"314000221_54": "「そりゃもう。\\n それに、実家の部屋も凄かったですよ?」",
|
||||
"314000221_55": "「翼の実家なんて行ったのか?\\n あたしだって行ったことないのに」",
|
||||
"314000221_56": "「翼……家と折り合いが悪かっただろ?」",
|
||||
"314000221_57": "「そうですね……色々あったみたいですけど。\\n でも、最近じゃお父さんとの会話が増えたみたいですよッ!」",
|
||||
"314000221_58": "「本当か?」",
|
||||
"314000221_59": "「はい。翼さんの夢、応援してくれてるんです」",
|
||||
"314000221_60": "「あの親子、自己表現に難がありすぎるのよ。\\n 本当によく似てるわ」",
|
||||
"314000221_61": "「それに聞いてくださいよ。翼さんのお父さん、翼さんが\\n 散らかした部屋、そのままにしてるんですよ?」",
|
||||
"314000221_62": "「そ、それは流石に……」",
|
||||
"314000221_63": "「そう思いますよね?」",
|
||||
"314000221_64": "「ハハ……」",
|
||||
"314000221_65": "(こいつらのおかげなんだろうな……。\\n 翼があの時のあたしみたいにならずに済んだのは……)",
|
||||
"314000221_66": "(その翼が、あたしを助けてくれた……)",
|
||||
"314000221_67": "(つまり、あたしは、こいつらに助けられたんだな……)",
|
||||
"314000221_68": "「ん? わたしの顔に何かついてます?」",
|
||||
"314000221_69": "「いや、なんでもない。\\n まあ汚いけど、とりあえず休んでくれ」",
|
||||
"314000221_70": "「うーん、その前にお掃除しちゃいません?」",
|
||||
"314000221_71": "「この状態でくつろいでくれと言われてもね……」",
|
||||
"314000221_72": "「あ……そうだな。\\n じゃあ、ちゃっちゃと片付けちまうか」",
|
||||
"314000221_73": "「ですね。さあ、張り切って行きましょうッ!」",
|
||||
"314000221_74": "「あなたは無駄にテンション高すぎよ」",
|
||||
"314000221_75": "「えへへ。それほどでも」",
|
||||
"314000221_76": "「誉めてないってば……」",
|
||||
"314000221_77": "「あー、さっぱりした」",
|
||||
"314000221_78": "「……どう? 少しは落ち着いたかしら?」",
|
||||
"314000221_79": "「……ああ、ありがとうな」",
|
||||
"314000221_80": "「いやだなあ、奏さん。\\n お掃除くらいでそんな大げさな」",
|
||||
"314000221_81": "「そうじゃなくてさ」",
|
||||
"314000221_82": "「? なら、なんです?」",
|
||||
"314000221_83": "「その……なんだか、気を遣わせちまったみたいだからさ」",
|
||||
"314000221_84": "「あんたらだって翼のことが心配なはずなのに」",
|
||||
"314000221_85": "「奏さん……」",
|
||||
"314000221_86": "「それに、すげー大好きなんだって気持ちも伝わってくる」",
|
||||
"314000221_87": "「わ、わたしは別に……。\\n ただ仲間として翼を尊敬しているだけよッ!」",
|
||||
"314000221_88": "「はいはいッ! わたしも翼さん大好きですよッ!」",
|
||||
"314000221_89": "「ああ、わかってるよ」",
|
||||
"314000221_90": "「やっぱり奏さんは、翼さんと出会った時から\\n お互いに仲良かったんですか?」",
|
||||
"314000221_91": "「そうだなー……」",
|
||||
"314000221_92": "(いや、あたしは――)",
|
||||
"314000221_93": "「気に入らないんだよッ! その憐れむような目がッ!\\n そんなにあたしが怖いかよッ!」",
|
||||
"314000221_94": "(むしろ、その逆だ――)",
|
||||
"314000221_95": "(あたしは、憎んでたんだ。あいつのこと――)",
|
||||
"314000221_96": "「…………」",
|
||||
"314000221_97": "「どうしたの?」",
|
||||
"314000221_98": "「大丈夫ですか、奏さん?」",
|
||||
"314000221_99": "「あ……ああ、大丈夫だ」",
|
||||
"314000221_100": "「ならいいんですけど……」",
|
||||
"314000221_101": "「ん? あれ……これ、なんですか?」",
|
||||
"314000221_102": "「これは、逆光のフリューゲルの歌詞?」",
|
||||
"314000221_103": "「そういえば、翼と眺めててそのままだったな……」",
|
||||
"314000221_104": "「…………」",
|
||||
"314000221_105": "「あの、奏さん」",
|
||||
"314000221_106": "「ん、どうかしたか?」",
|
||||
"314000221_107": "「やっぱり、\\n ツヴァイウィングとしてはもう唄わないんですか?」",
|
||||
"314000221_108": "「それは……」",
|
||||
"314000221_109": "「無茶なことを言わないの」",
|
||||
"314000221_110": "「難しいことなのはわかってます」",
|
||||
"314000221_111": "「お客さんの前で唄ったら、\\n それは、お客さんを騙すことになるのも」",
|
||||
"314000221_112": "「でも、奏さんと翼さんは2人で――、\\n やっぱり、ツヴァイウィングとして唄いたいんじゃないかって」",
|
||||
"314000221_113": "「…………」",
|
||||
"314000221_114": "「……唄いたくないって言ったら、嘘になるな」",
|
||||
"314000221_115": "「でも、それは叶わないことだってのもわかってる。\\n 多分、翼も」",
|
||||
"314000221_116": "「唄いたいけど唄えない……、\\n その気持ち、辛さ、わたしにもわかるわ」",
|
||||
"314000221_117": "「わたしも、翼と一緒にステージで唄った、\\n あの気持ちを知っているから」",
|
||||
"314000221_118": "「だとしても、ファンを騙すことはできない」",
|
||||
"314000221_119": "「ああ」",
|
||||
"314000221_120": "「やっぱり、そうですよね……」",
|
||||
"314000221_121": "「だけど、もし――」",
|
||||
"314000221_122": "「え?」",
|
||||
"314000221_123": "「もし、それでも我慢できずに唄いたいっていうのなら\\n わたしたちで良ければ、大歓迎よッ!」",
|
||||
"314000221_124": "「はいッ! たくさんのお客さんは無理ですけど、\\n いつでも大歓迎ですッ!」",
|
||||
"314000221_125": "「調や切歌も、\\n まあ、もちろんわたしもファンの1人ってことになるかしら」",
|
||||
"314000221_126": "「それに、未来やクリスちゃんもッ!\\n みーんな、ツヴァイウィングのファンなんですよッ!」",
|
||||
"314000221_127": "「ハハ、ありがとな」",
|
||||
"314000221_128": "「でも。そのためには一刻も早く、あの子を助け出さないとね」",
|
||||
"314000221_129": "「ああ……そうだな」",
|
||||
"314000221_130": "「あら。二課から連絡ね」",
|
||||
"314000221_131": "「ええ……。了解よ」",
|
||||
"314000221_132": "「何かありましたか?」",
|
||||
"314000221_133": "「わたしたちの部屋の手配ができたって。\\n そろそろお暇しましょう」",
|
||||
"314000221_134": "「えー。このままお泊まりしたかったのにー」",
|
||||
"314000221_135": "「もう。女子会じゃないんだから……、\\n 人様の迷惑を考えなさい。ほら、行くわよ」",
|
||||
"314000221_136": "「はーい……。\\n お邪魔様でした」",
|
||||
"314000221_137": "「ああ。暗いから、気をつけてな」",
|
||||
"314000221_138": "「はい。それじゃまた明日ッ!」"
|
||||
}
|
39
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39
Missions/event013/314000231_translations_jpn.json
Normal file
|
@ -0,0 +1,39 @@
|
|||
{
|
||||
"314000231_0": "「……」",
|
||||
"314000231_1": "「あ、おはようございます」",
|
||||
"314000231_2": "「昨日はお邪魔したわね」",
|
||||
"314000231_3": "「別にいいって。\\n それより、何か進展はあったかい?」",
|
||||
"314000231_4": "「だいぶ地域は絞り込めてきている。\\n もう少しだけ辛抱してくれ」",
|
||||
"314000231_5": "「……わかった」",
|
||||
"314000231_6": "「あ、奏ちゃん。良いところに」",
|
||||
"314000231_7": "「はい、預かってたペンダント」",
|
||||
"314000231_8": "「ああ、そうだった。預けてたんだったな」",
|
||||
"314000231_9": "「あれ、了子さん。なんか顔色悪いですね?」",
|
||||
"314000231_10": "「久々に徹夜で頑張っちゃったからね~。\\n お肌に悪いから、本当はやりたくないんだけど」",
|
||||
"314000231_11": "「そんなに状態が悪かったのか?」",
|
||||
"314000231_12": "「損傷はそれほどでも。\\n ついでと言ってはなんだけど、ちょ~っと改造しておいたの」",
|
||||
"314000231_13": "「改造?」",
|
||||
"314000231_14": "「わあ、パワーアップですねッ!?」",
|
||||
"314000231_15": "「一体何を……?」",
|
||||
"314000231_16": "「この前たーっぷりデータを集められたからね。\\n 奏ちゃんのギアにアルカ・ノイズ対策を施したの」",
|
||||
"314000231_17": "「本当かッ!?」",
|
||||
"314000231_18": "「ええ。これで、相手がアルカ・ノイズでも\\n 後れを取ることはないわ」",
|
||||
"314000231_19": "「まさかッ!?\\n こんな短時間に、そんなことが?」",
|
||||
"314000231_20": "「フフ。そりゃあ、櫻井理論提唱者ですから」",
|
||||
"314000231_21": "(マムやドクター・ウェルとは、明らかに次元が違う……)",
|
||||
"314000231_22": "(櫻井了子――フィーネの器。\\n やはり、この人は天才……いえ、異能だわ)",
|
||||
"314000231_23": "「まあ大丈夫だと思うけど。\\n 念のため、動作テストをしておいてね」",
|
||||
"314000231_24": "「本当は実戦でといきたいけれど。\\n 今は、シミュレータで我慢してね」",
|
||||
"314000231_25": "「行きましょう、奏さんッ!」",
|
||||
"314000231_26": "「じっとしてるのも腕が鈍るし。\\n わたしたちも付き合うわ」",
|
||||
"314000231_27": "「あ、ああ……」",
|
||||
"314000231_28": "「Croitzal ronzell gungnir zizzl……」",
|
||||
"314000231_29": "(あの時これがあったら\\n 翼の足を引っ張らずに済んだかもしれない――)",
|
||||
"314000231_30": "(なんて、言ったところで始まらないか)",
|
||||
"314000231_31": "(後悔するより、これからどうするかが大事、か……。\\n ダンナの言う通りなんだろうな)",
|
||||
"314000231_32": "「不具合があったらシミュレータを緊急停止するから、\\n 違和感を覚えたら、すぐ言ってね」",
|
||||
"314000231_33": "「ああ……わかってる」",
|
||||
"314000231_34": "「それじゃあ、行きますよ、奏さんッ!」",
|
||||
"314000231_35": "「ああ……どこからでもかかってこいッ!」",
|
||||
"314000231_36": "(アルカ・ノイズなんかに2度と負けるもんかッ!)"
|
||||
}
|
26
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26
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Normal file
|
@ -0,0 +1,26 @@
|
|||
{
|
||||
"314000232_0": "「バッチリですよ、奏さんッ!」",
|
||||
"314000232_1": "「どう? 動きに違和感はあるかしら?」",
|
||||
"314000232_2": "「いや、全く。これならアルカ・ノイズに触れられても\\n 大丈夫なんだよな?」",
|
||||
"314000232_3": "「ええ。アルカ・ノイズの解剖器官からの干渉に対し、それを\\n 無効化するための機構を埋め込んで、聖遺物への干渉を――」",
|
||||
"314000232_4": "「……」",
|
||||
"314000232_5": "「……まあとにかく、\\n 普通のノイズと同じように戦ってもらって大丈夫ってこと」",
|
||||
"314000232_6": "「そっか。ありがとう」",
|
||||
"314000232_7": "「いいのよ。必要なことなんだし」",
|
||||
"314000232_8": "「あとは翼の居場所さえわかれば……」",
|
||||
"314000232_9": "「場所の分析、早く終わるといいですね」",
|
||||
"314000232_10": "「…………」",
|
||||
"314000232_11": "(正直、これだけでは不充分なんだけど……)",
|
||||
"314000232_12": "(翼ちゃんが攫われた際に出現したあの巨大な怪獣……)",
|
||||
"314000232_13": "(そして、戦いの最中、奏ちゃんと翼ちゃん、\\n 2人の動きを止めた、謎の干渉波……)",
|
||||
"314000232_14": "(錬金術の力はあなどれないわ……)",
|
||||
"314000232_15": "(特に、あの怪獣は――)",
|
||||
"314000232_16": "「了子さん?どうしたんですか?」",
|
||||
"314000232_17": "「え? なに?」",
|
||||
"314000232_18": "「もしかして立ったまま寝てました?」",
|
||||
"314000232_19": "「もう、あなたじゃないんだから」",
|
||||
"314000232_20": "「え、ええ。流石に寝不足でちょっとね」",
|
||||
"314000232_21": "「今のうちに少し、休憩させてもらうわ」",
|
||||
"314000232_22": "「はい、お疲れ様でしたッ!」",
|
||||
"314000232_23": "「私の杞憂なら、いいんだけどね……」"
|
||||
}
|
54
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54
Missions/event013/314000241_translations_jpn.json
Normal file
|
@ -0,0 +1,54 @@
|
|||
{
|
||||
"314000241_0": "「……ここは……?」",
|
||||
"314000241_1": "「…………」",
|
||||
"314000241_2": "(まさか、敵の手に落ちたのか……?)",
|
||||
"314000241_3": "(一体、どれくらい眠っていたんだ、わたしは……)",
|
||||
"314000241_4": "(奏と一緒に正体不明の敵と戦って、破れ、敵の手中に落ちた……)",
|
||||
"314000241_5": "(奏は、無事なの……?)",
|
||||
"314000241_6": "「……だいぶ頭がはっきりしてきた」",
|
||||
"314000241_7": "(まずは自分が置かれている状況を把握しなければ……)",
|
||||
"314000241_8": "「幸い、身体に目立った負傷は無さそうだ」",
|
||||
"314000241_9": "「が……やはりギアのペンダントや通信機は\\n 取りあげられているか」",
|
||||
"314000241_10": "「まさか。鍵が掛かっていない……だと?」",
|
||||
"314000241_11": "(掛け忘れたなどという粗忽は流石にあるまい。\\n 端から意図的に掛けていないということだろう)",
|
||||
"314000241_12": "「なんだ……ここはッ!?」",
|
||||
"314000241_13": "(建物の外は、見渡す限り一面の雪……)",
|
||||
"314000241_14": "(一体、どこまで連れてこられたんだ?)",
|
||||
"314000241_15": "(ううッ……景色を見たら急に寒くなってきた)",
|
||||
"314000241_16": "「それにしても、\\n 虜囚という割には、警備が杜撰すぎる」",
|
||||
"314000241_17": "「この調べは……?」",
|
||||
"314000241_18": "(聞いたこともない、なんとも不思議な音色だが……)",
|
||||
"314000241_19": "「向こうから聞こえてくる……?」",
|
||||
"314000241_20": "(こんな大きなホールが……?)",
|
||||
"314000241_21": "(音はあの奇妙なオブジェから響いてきている様な……。\\n あれは楽器なのか?)",
|
||||
"314000241_22": "(下に人影が……演奏者か……?\\n いや、あいつはッ!)",
|
||||
"314000241_23": "「お目覚めの様ね」",
|
||||
"314000241_24": "「やはり――あの時のッ!?」",
|
||||
"314000241_25": "「あまりそう構えないで頂戴」",
|
||||
"314000241_26": "「あなたに危害を加えるつもりはないのだから。\\n 今のところはね」",
|
||||
"314000241_27": "「人をこんな所まで攫っておいて、ぬけぬけとッ!」",
|
||||
"314000241_28": "「奏はどうしたッ!?」",
|
||||
"314000241_29": "「ここに連れてきたのは、あなただけだよ」",
|
||||
"314000241_30": "「トドメは差してないから、多分生きてるでしょう」",
|
||||
"314000241_31": "(ならば、ひとまずは安心か……、いや、だが……)",
|
||||
"314000241_32": "「……お前は何者だ?」",
|
||||
"314000241_33": "「……」",
|
||||
"314000241_34": "「ここは何処だ?」",
|
||||
"314000241_35": "「……」",
|
||||
"314000241_36": "「わたしを連れてきて、一体何が目的なんだ?」",
|
||||
"314000241_37": "「あなたに教える必要はないわ……」",
|
||||
"314000241_38": "「くッ……」",
|
||||
"314000241_39": "「けど、しばらく仲良くするんだし、名前くらいはいいわね」",
|
||||
"314000241_40": "「私は、アリシア、錬金術師アリシア・バーンスタイン」",
|
||||
"314000241_41": "「よろしくね。ツヴァイウィングの風鳴翼さん」",
|
||||
"314000241_42": "「アリシア・バーンスタイン……?」",
|
||||
"314000241_43": "(やはり、錬金術師だったか……)",
|
||||
"314000241_44": "「死んだと聞いていたのに、まさか生きているなんてね」",
|
||||
"314000241_45": "「それは――」",
|
||||
"314000241_46": "(この女、どこまで知っている?)",
|
||||
"314000241_47": "(だが、いずれにしても、\\n こちらから情報を与えてやる必要はあるまい)",
|
||||
"314000241_48": "「アリシア……と言ったな。\\n 一体何が目的なんだ?」",
|
||||
"314000241_49": "「そうね……、あえて言うなら――」",
|
||||
"314000241_50": "「『世界を平和にすること』かしらね」",
|
||||
"314000241_51": "「世界を…<speed=0.5>…</speed>平和に…<speed=1>…</speed>だと?」"
|
||||
}
|
113
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113
Missions/event013/314000311_translations_jpn.json
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|
@ -0,0 +1,113 @@
|
|||
{
|
||||
"314000311_0": "希望の炎",
|
||||
"314000311_1": "「了子くんの尽力により、\\n 奏のギアへのアルカ・ノイズ対策は完了した」",
|
||||
"314000311_2": "「しかし翼を救出する上での障害は、\\n アルカ・ノイズばかりではない」",
|
||||
"314000311_3": "「錬金術師と、あのでかい化け物か……」",
|
||||
"314000311_4": "「その通りだ」",
|
||||
"314000311_5": "「君たちに集まってもらったのは、\\n 敵情報の確認と、対策を検討するためだ」",
|
||||
"314000311_6": "「ということは――。\\n 敵について手がかりを何か掴んだということね?」",
|
||||
"314000311_7": "「ええ、ほんの少しだけどね」",
|
||||
"314000311_8": "「そもそも、あの錬金術師の力はなんだったんだ?」",
|
||||
"314000311_9": "「変な音が聞こえたと思ったら、\\n 急に身体が動かなくなった……。あの妙な力の正体は?」",
|
||||
"314000311_10": "「音を使う錬金術師なんて、\\n わたしたちも出会ったことないですよッ!?」",
|
||||
"314000311_11": "「やっかいそうね……。\\n 翼の使う影縫いとも、全く違う原理みたいだけど」",
|
||||
"314000311_12": "「残念ながら、そちらの正体はまだ不明よ」",
|
||||
"314000311_13": "「私たちの手元にある僅かしかない錬金術の資料では、\\n 類似する術式の情報は見当たらなかったわ」",
|
||||
"314000311_14": "「でも音と言うからには、発生源がどこかにあるんでしょう?」",
|
||||
"314000311_15": "「それも、わからないんだ」",
|
||||
"314000311_16": "「どうして?」",
|
||||
"314000311_17": "「ギアから本部へとデータリンクしている\\n モニタリングセンサーでは一切検出できなかったの」",
|
||||
"314000311_18": "「センサーは可聴域も超音波帯も拾えるはずなんだけど」",
|
||||
"314000311_19": "「検出できない音の音源を推定するのは、流石に不可能だ」",
|
||||
"314000311_20": "「あたしたちには、あんなにはっきり聞こえたのに……?」",
|
||||
"314000311_21": "(確かに不自然だわ。なぜギアのセンサー類に反応せず、\\n 装者2人にだけ聞こえるの?)",
|
||||
"314000311_22": "(何か引っ掛かるわ……重要な何かを見落としている様な……)",
|
||||
"314000311_23": "「翼はイグナイトモジュールの力で跳ね返し、\\n 一応は行動可能になっていた様だ」",
|
||||
"314000311_24": "「響くん、マリアくんが同様の事態に陥ったら、\\n 迷わず使ってくれ」",
|
||||
"314000311_25": "「了解しましたッ!」",
|
||||
"314000311_26": "「わたしたちは良いとして……」",
|
||||
"314000311_27": "「今回の対アルカ・ノイズ対策で改良したフィールドが\\n 同様の効果を発揮してくれると良いのだけど……」",
|
||||
"314000311_28": "「攻撃の原理がわからない以上、どこまで期待できるか不明ね」",
|
||||
"314000311_29": "「その時になったらわたしたちが\\n 全力で奏さんをサポートしますッ!」",
|
||||
"314000311_30": "「あ……ああ……もしもの時は頼むよ」",
|
||||
"314000311_31": "(また足手まといになるのだけは、避けないとな……)",
|
||||
"314000311_32": "「他に情報は?」",
|
||||
"314000311_33": "「錬金術の素性や力についてはまだ不明な部分が多いけど、\\n 怪獣の方の正体は、調査で判明したわ」",
|
||||
"314000311_34": "「さっすが、了子さんッ!」",
|
||||
"314000311_35": "「怪獣って言うのは、錬金術師たちが使役していたという?」",
|
||||
"314000311_36": "「そう、調べたらかなりやっかいな奴ってことがわかった」",
|
||||
"314000311_37": "「それは……、\\n 今以上に大変な事態になるってことですか?」",
|
||||
"314000311_38": "「早速、聞かせてもらえるかしら」",
|
||||
"314000311_39": "「怪獣の正体は、ベルゲルミル。\\n 完全聖遺物よ」",
|
||||
"314000311_40": "「ベル…<speed=0.5>…</speed>ゲルミル?」",
|
||||
"314000311_41": "「どこかで聞いたことのある名前ね。\\n 北欧神話だったかしら?」",
|
||||
"314000311_42": "「ええ、その通りよ」",
|
||||
"314000311_43": "「無理やりこじつければ、ちょっとガングニールに似た響きかもなあ」",
|
||||
"314000311_44": "「え? いくらなんでも……」",
|
||||
"314000311_45": "「それもそのはず。どちらも古ノルド語由来の名詞だもの」",
|
||||
"314000311_46": "「ええッ!?」",
|
||||
"314000311_47": "「それで、その聖遺物っては、どんなものなんだ?」",
|
||||
"314000311_48": "「ベルゲルミルは、大戦中ドイツ軍が保有し、\\n その後行方不明となっていた完全聖遺物よ」",
|
||||
"314000311_49": "「私も、ドイツ軍の遺した研究資料で基底状態のモノしか\\n 見たことがなかったけれど……」",
|
||||
"314000311_50": "「やはり聖遺物だったか……」",
|
||||
"314000311_51": "「どんな力を持ってるんですか?」",
|
||||
"314000311_52": "「伝承では霜の巨人と呼ばれていて、凍てつく冷気を纏い、\\n 全ての生命を極寒地獄の檻へと閉じ込めると云われているわ」",
|
||||
"314000311_53": "「そういや、こないだの戦いの時、\\n あいつが現れた途端気温が下がってたな……」",
|
||||
"314000311_54": "「最恐最悪の聖遺物と目され、当時のドイツ軍は躍起になって\\n それを起動させようとしたけど――成功はしなかったらしいわ」",
|
||||
"314000311_55": "「もし起動していたなら――、\\n そうね、大戦の結果も逆になったかもしれないわね」",
|
||||
"314000311_56": "「それ程のものだというの……」",
|
||||
"314000311_57": "「それがどういった経緯かはわからないが、\\n あの錬金術師の手に渡っていたようだ」",
|
||||
"314000311_58": "「ええ。そして、この前の戦いにより発生したフォニックゲインを\\n 利用され、起動してしまった――」",
|
||||
"314000311_59": "「2人のフォニックゲインが\\n 仇となってしまうなんてね……」",
|
||||
"314000311_60": "「厄介な話ね……」",
|
||||
"314000311_61": "「やっぱり、強いんですか?」",
|
||||
"314000311_62": "「あたしと翼の攻撃をものともしなかった」",
|
||||
"314000311_63": "「ええッ!?」",
|
||||
"314000311_64": "「2人が戦った際に収拾できたデータを解析したところ、\\n その戦闘能力はカルマノイズをも凌駕しているわ」",
|
||||
"314000311_65": "「カルマノイズよりも……強い?」",
|
||||
"314000311_66": "「ええ……これまで私たち二課が戦った敵の中では、\\n 間違いなく最悪な相手ね」",
|
||||
"314000311_67": "「そして更に恐ろしいのは、\\n あれはまだ起動したばかりで、完全体ではないということ」",
|
||||
"314000311_68": "「あの強さでッ!?」",
|
||||
"314000311_69": "「そんな相手に、どう対抗すりゃいいんだッ!?」",
|
||||
"314000311_70": "「対策を話し合うとか言っても、\\n さっきから絶望的な情報ばかり……」",
|
||||
"314000311_71": "「まあまあ、みんな。そんなに落ち込まないで」",
|
||||
"314000311_72": "「そうですよッ! きっと方法はあります。\\n 希望は捨てちゃダメですッ!」",
|
||||
"314000311_73": "「わかってるよ。翼を助けるまで、諦めてたまるかッ!」",
|
||||
"314000311_74": "「ええ、でも、何か少しでも良い情報は無いの?」",
|
||||
"314000311_75": "「フフ、もちろんあるに決まってるじゃない」",
|
||||
"314000311_76": "「今日は絶望だけを伝えるためにここに呼んだんじゃないのよ。\\n 希望はちゃーんと用意してあるわ」",
|
||||
"314000311_77": "「おおッ! さっすが、了子さんッ!」",
|
||||
"314000311_78": "「その希望とは?」",
|
||||
"314000311_79": "「ええッ? 師匠も知らないんですかッ!?」",
|
||||
"314000311_80": "「ああ……聞いたが、答えてもらえなくてな……」",
|
||||
"314000311_81": "(秘密主義なのか、楽しんでやってるのか、どっちなの)",
|
||||
"314000311_82": "「希望って、一体なんなんですか?\\n もったいぶらないで教えてくださいッ!」",
|
||||
"314000311_83": "「そうねー、そろそろ到着する頃かしら。\\n 着いてからのお楽しみ、ってことで」",
|
||||
"314000311_84": "「ええーッ!」",
|
||||
"314000311_85": "(……両方という可能性が高いわね)",
|
||||
"314000311_86": "「ノイズの反応を検知ッ!」",
|
||||
"314000311_87": "「この反応は、\\n アルカ・ノイズと推定されますッ!」",
|
||||
"314000311_88": "「場所と被害状況はッ!?」",
|
||||
"314000311_89": "「近郊の市街地ッ!\\n 飛行中のヘリが爆破され、墜落した模様ですッ!」",
|
||||
"314000311_90": "「ヘリだと? 民間機か、自衛隊かッ!?」",
|
||||
"314000311_91": "「目下、確認中ですッ!」",
|
||||
"314000311_92": "「あら? 相手の方が1枚上手だったかしら」",
|
||||
"314000311_93": "「どういうことだ?」",
|
||||
"314000311_94": "「墜とされちゃったみたい、あたしたちの希望」",
|
||||
"314000311_95": "「えええ――ッ!?」",
|
||||
"314000311_96": "「それじゃまさか、そのヘリが、その?」",
|
||||
"314000311_97": "「ええ、たぶん……。中身が無事だといいんだけど」",
|
||||
"314000311_98": "「ええいッ! ともかく出動だッ!」",
|
||||
"314000311_99": "「負傷者の救出と積み荷の回収が最優先ッ!\\n その次にアルカ・ノイズの撃退とするッ!」",
|
||||
"314000311_100": "「了解。行くわよ、2人とも」",
|
||||
"314000311_101": "「はいッ!!」",
|
||||
"314000311_102": "「ああッ!」",
|
||||
"314000311_103": "「チッ……派手に燃えてるね」",
|
||||
"314000311_104": "「あの様子だと、生存者は絶望的ね……」",
|
||||
"314000311_105": "「ヘリの墜落地点にアルカ・ノイズが集結中よッ!」",
|
||||
"314000311_106": "「ヘリの積み荷をなんとしても見つけ出してッ!」",
|
||||
"314000311_107": "「なんだかわからないけど、わかりましたッ!」",
|
||||
"314000311_108": "「せめて、積み荷がなんだか教えてもらえれば探しやすいのに」",
|
||||
"314000311_109": "「近づくアルカ・ノイズは任せろッ!」",
|
||||
"314000311_110": "「このギアの力――どれだけ通用するか……試させてもらうッ!」"
|
||||
}
|
40
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Normal file
40
Missions/event013/314000321_translations_jpn.json
Normal file
|
@ -0,0 +1,40 @@
|
|||
{
|
||||
"314000321_0": "「コンテナを発見ッ!」",
|
||||
"314000321_1": "「目的の物を探せッ! 装者どもが来てるぞッ!」",
|
||||
"314000321_2": "「くッ! ヘリの残骸がのしかかって――」",
|
||||
"314000321_3": "「ええい、早くどけろッ!」",
|
||||
"314000321_4": "「マリアさん、奏さん、あれッ!」",
|
||||
"314000321_5": "「あのローブ姿は――錬金術師ッ!」",
|
||||
"314000321_6": "「積み荷を持って行こうとしてるみたいですッ!」",
|
||||
"314000321_7": "「させるか――ッ!!」",
|
||||
"314000321_8": "「あれ……なんでだろう。\\n 急に息が白く……気温が下がってる?」",
|
||||
"314000321_9": "「道路やビルに霜が降りて――。\\n まさか、こんな近くでヘリが炎上してるのに?」",
|
||||
"314000321_10": "「司令、現場周辺の気温が急激に低下していますッ!」",
|
||||
"314000321_11": "「零下20……いえ、30℃ッ! 尚も下降中ッ!」",
|
||||
"314000321_12": "「まさか、これはッ!?」",
|
||||
"314000321_13": "「みんな気をつけてッ! ベルゲルミルが来るわッ!」",
|
||||
"314000321_14": "「対抗策が無い状況での接触は危険だ。\\n 一旦、装者たちを撤退させる。いいなッ!」",
|
||||
"314000321_15": "「そうなると積み荷を諦めることになるけど……。\\n 仕方ないわね」",
|
||||
"314000321_16": "「装者3人と天秤にかけるわけには、いかないもの」",
|
||||
"314000321_17": "「これが……ベルゲルミル?」",
|
||||
"314000321_18": "「いかにも氷の怪獣って感じですね……」",
|
||||
"314000321_19": "「聞こえるか、3人ともッ!\\n 積み荷は放棄ッ! ただちに撤退だッ!」",
|
||||
"314000321_20": "「そいつは聞けない相談だな」",
|
||||
"314000321_21": "「あそこにあるのは希望なんだろッ!\\n その希望を置いて帰れるかッ!」",
|
||||
"314000321_22": "「奏ッ!? 危険すぎるッ!」",
|
||||
"314000321_23": "「わたしも残るわ」",
|
||||
"314000321_24": "「なんだかはわからないけど、あれをここで失ったら\\n 方策を立て直すにも時間が要るのでしょう?」",
|
||||
"314000321_25": "「その間にも、あの子の身の安全は\\n 刻一刻と損なわれていくわッ!」",
|
||||
"314000321_26": "「そうですッ!\\n 翼さんを助けるには、後ずさりしている暇はありませんッ!」",
|
||||
"314000321_27": "「師匠、やらせてくださいッ!!」",
|
||||
"314000321_28": "「君たち……。\\n わかった、やれるだけやってみろ」",
|
||||
"314000321_29": "「……ありがとうございますッ!」",
|
||||
"314000321_30": "「だが、次の撤退命令は絶対だッ! 引き際を間違えるなッ!」",
|
||||
"314000321_31": "「やるとなった以上、出し惜しみなし、\\n 初めから全力で行くわよッ!」",
|
||||
"314000321_32": "「わかってますッ!」",
|
||||
"314000321_33": "「イグナイトモジュール――抜剣ッ!」",
|
||||
"314000321_34": "「1番槍はあたしが頂くッ! ついて来い、2人ともッ!」",
|
||||
"314000321_35": "「わかったわッ!」",
|
||||
"314000321_36": "(待っててください、翼さん。\\n わたしたちが絶対に助けますから……)",
|
||||
"314000321_37": "「はああああ――ッ!!」"
|
||||
}
|
101
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Normal file
101
Missions/event013/314000322_translations_jpn.json
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|
@ -0,0 +1,101 @@
|
|||
{
|
||||
"314000322_0": "「わたしたち3人の力が合わされば――ッ!」",
|
||||
"314000322_1": "「ええ……やってやれないことはないわッ!」",
|
||||
"314000322_2": "「回復する暇を与えずに叩き込めッ!」",
|
||||
"314000322_3": "「くッ! またこの音か……」",
|
||||
"314000322_4": "「な、なに、これッ!?」",
|
||||
"314000322_5": "「身体の自由が――ッ!」",
|
||||
"314000322_6": "「また、あの攻撃? ……あれは本当に錬金術の力なの?」",
|
||||
"314000322_7": "「イグナイトの上からでも効力を及ぼすかッ!」",
|
||||
"314000322_8": "「前回よりもパワーアップしているということ……?」",
|
||||
"314000322_9": "「――駄目ですッ!\\n やはり音波の検出も発生源の特定もできませんッ!」",
|
||||
"314000322_10": "「ん? いかんッ! 避けろ、3人ともッ!!」",
|
||||
"314000322_11": "「――ッ!」",
|
||||
"314000322_12": "「うあッ!?」",
|
||||
"314000322_13": "「ああああ――ッ!」",
|
||||
"314000322_14": "「――ぐッ!?」",
|
||||
"314000322_15": "「くッ……。これは、どうなってるんだ……」",
|
||||
"314000322_16": "「頭の中に、変な音が鳴り響いて……」",
|
||||
"314000322_17": "「まったく動けないわけじゃないけど……」",
|
||||
"314000322_18": "「ええ……まるで身体中に錘をつけられたようね」",
|
||||
"314000322_19": "「あたしも、この間よりはマシだけど……。\\n これじゃ、まともな戦いなんて――」",
|
||||
"314000322_20": "「現場の気温、尚も低下中ッ!\\n 零下50℃……60℃を切りましたッ!」",
|
||||
"314000322_21": "「ベルゲルミルの物理干渉力が上昇ッ!」",
|
||||
"314000322_22": "「この間よりも明らかに力が増している……」",
|
||||
"314000322_23": "「普通の人間なら、近づいただけで凍死するぞ」",
|
||||
"314000322_24": "「考えたくもないけど、あの状態でギアが解除されたら……」",
|
||||
"314000322_25": "「ここが潮時だろう。\\n 3人ともッ! 今度こそ、撤退するんだッ!!」",
|
||||
"314000322_26": "「そうしたいのは山々だけど……くうッ!」",
|
||||
"314000322_27": "「くそッ……身体さえまともに動けば……」",
|
||||
"314000322_28": "「マ、マリアさん。\\n 錬金術師たちが積み荷の周りで倒れてます……」",
|
||||
"314000322_29": "「この温度よ。普通の人間が活動できる環境じゃないわ」",
|
||||
"314000322_30": "「そんな……」",
|
||||
"314000322_31": "「人の心配している場合じゃないわ。奴が来るわよ」",
|
||||
"314000322_32": "「この音さえ跳ね返せれば――ッ!」",
|
||||
"314000322_33": "「おおおおッ……動け、わたしの身体ッ!!」",
|
||||
"314000322_34": "「こんな所で……やられるわけにはいかない……」",
|
||||
"314000322_35": "「翼を助けるためには――ッ!!」",
|
||||
"314000322_36": "「なに……?」",
|
||||
"314000322_37": "「貨物コンテナから……炎が……?」",
|
||||
"314000322_38": "「まさか、ヘリの火が燃え移ったんですかッ!?」",
|
||||
"314000322_39": "「いえ、あれは自然の炎の動きじゃないわ」",
|
||||
"314000322_40": "「天まで吹き上がる……竜巻みたいな、炎……?」",
|
||||
"314000322_41": "「装者のフォニックゲインに呼応して、\\n ブリーシンガメンが起動したッ!?」",
|
||||
"314000322_42": "「ブリーシンガメンだとッ!?」",
|
||||
"314000322_43": "「グルルルル――ッ!?」",
|
||||
"314000322_44": "「あの炎を怖がってる……?」",
|
||||
"314000322_45": "「そうみたいね。でも、炎の勢いが衰えていく……?」",
|
||||
"314000322_46": "「あれが希望……」",
|
||||
"314000322_47": "「あいつをぶっ倒すための、そして翼を救うための、希望……」",
|
||||
"314000322_48": "「――消させはしないッ!!」",
|
||||
"314000322_49": "「だあああああ――――ッ!!」",
|
||||
"314000322_50": "「奏さんッ!!」",
|
||||
"314000322_51": "「もう、後先考えないでッ!」",
|
||||
"314000322_52": "「これだからガングニール使いってのはッ!\\n 真っ直ぐ突き進むことしか知らないんだからッ!」",
|
||||
"314000322_53": "「えっ? それ、わたしのこと含んでます?\\n っていうか、マリアさんだって前はッ!」",
|
||||
"314000322_54": "「わかってて言ってるのよッ!!」",
|
||||
"314000322_55": "「えええッ!?」",
|
||||
"314000322_56": "「あの子がコンテナまで辿り着ける様に援護するわ。\\n わたしが左翼、あなたは右翼。いいわね?」",
|
||||
"314000322_57": "「は、はいッ!」",
|
||||
"314000322_58": "「わたしたち、3本の槍に貫けないものなんてないッ!」",
|
||||
"314000322_59": "「はあ、はあ……辿り……<speed=0.5>、</speed>着い……<speed=0.5>、</speed>たッ!」",
|
||||
"314000322_60": "「こいつが……あたしたちの、希望?」",
|
||||
"314000322_61": "「炎の竜巻が吹き上がって、周りの雪や霜が溶けていくッ!?」",
|
||||
"314000322_62": "「やったッ!」",
|
||||
"314000322_63": "「いいえ……まだよ」",
|
||||
"314000322_64": "「えッ!?」",
|
||||
"314000322_65": "「がはッ? こ、れは――ッ!?」",
|
||||
"314000322_66": "「グアアアアアアァァァァァ――ッ!?」",
|
||||
"314000322_67": "「奏さんッ!? 一体何がッ!?」",
|
||||
"314000322_68": "「まさか暴走……」",
|
||||
"314000322_69": "(これってもしかして、\\n わたしが前にデュランダルを手にしたときの……)",
|
||||
"314000322_70": "「グッ……ガアアアア――――――――――ッ!!!!」",
|
||||
"314000322_71": "「あの姿は……」",
|
||||
"314000322_72": "「暴走の浸食が始まったようね……」",
|
||||
"314000322_73": "「奏の状態はッ!?」",
|
||||
"314000322_74": "「ガングニール、適合率が乱高下していますッ!」",
|
||||
"314000322_75": "「駄目ですッ!\\n ブリーシンガメンの精神浸食、止まりませんッ!」",
|
||||
"314000322_76": "「すぐに手を……ブリーシンガメンから手を放してッ!」",
|
||||
"314000322_77": "(だ……駄目<speed=0.5>、</speed>だ……)",
|
||||
"314000322_78": "(放す……ものか<speed=0.5>、</speed>よ……)",
|
||||
"314000322_79": "(せっかく掴んだ<speed=0.5>、</speed>希望を……)",
|
||||
"314000322_80": "「手放すものかァァァ――――ッ!!」",
|
||||
"314000322_81": "「奏さんッ!!」",
|
||||
"314000322_82": "「炎の勢いが更に強くッ!?」",
|
||||
"314000322_83": "「グウゥゥ…………」",
|
||||
"314000322_84": "「ベルゲルミルが、苦しんでる?」",
|
||||
"314000322_85": "「愚図どもが手こずっている間に、\\n あれを奪還されるとはな……」",
|
||||
"314000322_86": "「流石のベルゲルミルも、あの炎の前では意気消沈か」",
|
||||
"314000322_87": "「仕方あるまい。\\n 少なくとも、まだこの段階では、な……」",
|
||||
"314000322_88": "「ここはひとたび、退くとしよう」",
|
||||
"314000322_89": "「倒れている同志の回収も忘れるな」",
|
||||
"314000322_90": "「わかっている」",
|
||||
"314000322_91": "「ベルゲルミルが、消えた……。\\n 残りの錬金術師たちも立ち去ったみたいね……」",
|
||||
"314000322_92": "「奏さんッ!」",
|
||||
"314000322_93": "「もう大丈夫ですよ、奏さんッ!」",
|
||||
"314000322_94": "「う……うううッ……」",
|
||||
"314000322_95": "(あたしは……護れたのか……?)",
|
||||
"314000322_96": "(翼を助け出すための、希望を……)",
|
||||
"314000322_97": "「か、奏さん?」",
|
||||
"314000322_98": "「いかんッ! 急ぎ奏を回収するんだッ!」"
|
||||
}
|
158
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Normal file
158
Missions/event013/314000411_translations_jpn.json
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|
@ -0,0 +1,158 @@
|
|||
{
|
||||
"314000411_0": "力の制御、暴走の衝動",
|
||||
"314000411_1": "「昨日の戦い、本当にご苦労だった」",
|
||||
"314000411_2": "「奏さん、身体は大丈夫ですか?」",
|
||||
"314000411_3": "「ああ、もう大丈夫さ」",
|
||||
"314000411_4": "「ちょっと力を入れすぎて疲れただけだからさ。\\n 一晩ぐっすり寝たらいつも通りだって」",
|
||||
"314000411_5": "「良かったぁ……。\\n あの後、倒れちゃったから心配したんですよ?」",
|
||||
"314000411_6": "「……悪い、心配かけたな」",
|
||||
"314000411_7": "「それでは、これからの話をする」",
|
||||
"314000411_8": "「知っての通り、君たちの尽力のおかげで、\\n 完全聖遺物『ブリーシンガメン』の奪還に成功した」",
|
||||
"314000411_9": "「これにより、ベルゲルミルへの対抗策を\\n 進捗させることができそうだ」",
|
||||
"314000411_10": "「そもそも、そのブリーシンガメンとは一体?」",
|
||||
"314000411_11": "「そうそう。\\n 火炎放射器みたいな、もの凄い炎が出てましたけど……」",
|
||||
"314000411_12": "「ブリーシンガメン――。\\n 北欧神話の女神フレイヤが持つ、炎を宿した装飾品よ」",
|
||||
"314000411_13": "「もともとは、EUの某機関の研究チームが管理していた\\n 完全聖遺物なんだけど――」",
|
||||
"314000411_14": "「敵がベルゲルミルだと判明してすぐに、\\n 彼らに貸与をお願いしておいたの」",
|
||||
"314000411_15": "「ずいぶんと気前がいいのね?」",
|
||||
"314000411_16": "「彼らも初めは渋ってたけどね。\\n 相手がベルゲルミルと言ったら進んで提供してくれたわ」",
|
||||
"314000411_17": "「彼らも、あのドイツ軍の資料で恐ろしさを知っている身だから。\\n それに、ベルゲルミルが起動した、と聞いた以上――」",
|
||||
"314000411_18": "「ブリーシンガメンも起動させられるかもしれない、\\n そういうことね」",
|
||||
"314000411_19": "「大当たり~。いつまでも基底状態の聖遺物を後生大事に取って\\n おくより、貸与することでの起動の可能性に賭けたってこと」",
|
||||
"314000411_20": "「……全く、研究者って人種は」",
|
||||
"314000411_21": "「でも、向こうは、まだあれで全力じゃないんですよね……?」",
|
||||
"314000411_22": "「完全進化したらと思うと、本当に恐ろしいわ」",
|
||||
"314000411_23": "「でも、そのブリーなんとかを使えば、\\n 対抗できるんですよね?」",
|
||||
"314000411_24": "「ええ、だけどそう単純な代物ではないの。\\n 起動したばかりで、私自身もまだ把握ができていないしね」",
|
||||
"314000411_25": "「そうなんですか……」",
|
||||
"314000411_26": "「それでも……一刻も早くお願いするわ。\\n わたしたちには時間が無いの」",
|
||||
"314000411_27": "「ええ、わかってるわ」",
|
||||
"314000411_28": "「あのさ……。そいつをあたしに使わせてくれないか」",
|
||||
"314000411_29": "「奏さんッ!?」",
|
||||
"314000411_30": "「完全聖遺物は起動条件さえ整えば一般人でも扱えるらしいけど……。\\n 今回は敵に――あのベルゲルミルに近付く必要があるだろ?」",
|
||||
"314000411_31": "「それを考えたら、装者が使うのが一番なんじゃないか?」",
|
||||
"314000411_32": "「確かにそうだけど……許可できないわ」",
|
||||
"314000411_33": "「ギアともう1つの聖遺物を同時制御するのがどれだけ困難で、\\n どれだけ危険かは、昨日骨身に染みたでしょう?」",
|
||||
"314000411_34": "「そ、それは……」",
|
||||
"314000411_35": "「2つの聖遺物を同時に使用すると、\\n 聖遺物同士の反発により暴走してしまう可能性が高い」",
|
||||
"314000411_36": "「実際、昨日、既に暴走の兆候が現れたでしょ?」",
|
||||
"314000411_37": "「わかってるさ、そんなことは……」",
|
||||
"314000411_38": "「それでもッ!」",
|
||||
"314000411_39": "「それでも……そいつが翼を救う最後の希望なら……。\\n あたしに任せてほしいんだ」",
|
||||
"314000411_40": "(奏さん……)",
|
||||
"314000411_41": "「あなたが焦る気持ちはわかるわ」",
|
||||
"314000411_42": "(この子たちと違って、奏ちゃんにはイグナイトモジュールが無い。\\n その分、どうしたって戦力が劣ってしまう……)",
|
||||
"314000411_43": "(適合係数においても、これまで見た装者の中では一番低い。\\n 焦る気持ちは、痛いほどわかる……)",
|
||||
"314000411_44": "「だからと言って成算のない作戦には、\\n 研究者としては反対せざるを得ないわ」",
|
||||
"314000411_45": "「くッ……」",
|
||||
"314000411_46": "「待ってください、了子さん」",
|
||||
"314000411_47": "「響ちゃん?」",
|
||||
"314000411_48": "「暴走しそうになったら、わたしたちが止めます」",
|
||||
"314000411_49": "「実はわたしも前に……ギアの状態である聖遺物を掴んだ時、\\n 浸食に耐えきれず、暴走しかけたことがあるんです」",
|
||||
"314000411_50": "「でもッ! その時は、翼さんとクリスちゃんが――。\\n 仲間たちが、助けてくれました」",
|
||||
"314000411_51": "「ええ、暴走したら、今度は、わたしたちが止めるわ」",
|
||||
"314000411_52": "「お前ら……」",
|
||||
"314000411_53": "「成算はあるの?」",
|
||||
"314000411_54": "「そんなのありませんッ!\\n でも……絶対止めてみせますッ!」",
|
||||
"314000411_55": "「止めると言ったら絶対ッ! 命に代えても止めてみせますッ!」",
|
||||
"314000411_56": "「まったく……。\\n 人がこれだけ悪者になってるのに、聞かないんだから」",
|
||||
"314000411_57": "「ほんと、ガングニールの装者って嫌ねぇ……。\\n 無茶で頑固で一本気で」",
|
||||
"314000411_58": "「フフ、しかしそれこそが人の力というものだろう。\\n ……確かに作戦立案には成算が――確実性の担保が必要だ」",
|
||||
"314000411_59": "「だが、その一方で。\\n 君たちが纏うギアの力の根源は、人の心の力だ」",
|
||||
"314000411_60": "「無限の可能性を具現化することが許された、奇跡の力だ」",
|
||||
"314000411_61": "「君たちの想いが1本に束ねた槍であるならば……。\\n 全ての苦難を貫き通す覚悟があるというならばッ!」",
|
||||
"314000411_62": "「大人としては、若者の想いを止める言葉は、最早あるまいよ」",
|
||||
"314000411_63": "「まったくもう、弦十郎くんは昔から暑っ苦しいんだから……」",
|
||||
"314000411_64": "「もう……。わかったわ。ただし条件がある」",
|
||||
"314000411_65": "「まずはシミュレーションのテスト使用で実証。\\n 暴走の危険があると感じたらすぐ使用を中止――いいわね?」",
|
||||
"314000411_66": "「ありがとう、了子さん」",
|
||||
"314000411_67": "「ありがとうございますッ!」",
|
||||
"314000411_68": "「見事折れずに貫いてみろ、君たちの想いを」",
|
||||
"314000411_69": "「そして……頼む。翼を救ってくれ」",
|
||||
"314000411_70": "「はいッ! ガングニール3人衆は絶対に、折れませんッ!」",
|
||||
"314000411_71": "「わたしは元、だけどね」",
|
||||
"314000411_72": "「あッ、そんなーッ!\\n 自分で言い出したんじゃないですかッ!」",
|
||||
"314000411_73": "「ここまで危険を冒すんだから、絶対に助けないとね」",
|
||||
"314000411_74": "「ああ……今度こそ助ける。この命にかけても、な」",
|
||||
"314000411_75": "(奏さん……。やっぱり、この世界の翼さんを\\n 助けられなかったことを、まだ……)",
|
||||
"314000411_76": "(そんな悲しみは繰り返させない。\\n 絶対にわたしたちの手で、翼さんを助けるんだッ!)",
|
||||
"314000411_77": "「それでは天羽奏による、ガングニール並びにブリーシンガメンの\\n 同時制御訓練を開始する」",
|
||||
"314000411_78": "「ああ。頼むよ、ダンナ」",
|
||||
"314000411_79": "「わたしたちも、万が一の時のために制御室に控えてるわ」",
|
||||
"314000411_80": "「奏さんなら、へいき、へっちゃら、ですッ!ね?」",
|
||||
"314000411_81": "「ああ、ありがとな。なんとかやってみるよ」",
|
||||
"314000411_82": "「頑張ってくださいッ!」",
|
||||
"314000411_83": "「では、ブリーシンガメンを腕に装着して」",
|
||||
"314000411_84": "「なあ、これって普通に持って大丈夫なのか?\\n この前みたいに、いきなり炎が出たりとかは……」",
|
||||
"314000411_85": "「大丈夫よ。ある程度は制御できるようにしたから」",
|
||||
"314000411_86": "「腕輪をよーく見てみて、スイッチのようなものがあるでしょ?」",
|
||||
"314000411_87": "「ああ、これか?」",
|
||||
"314000411_88": "「まだスイッチを入れちゃダメよ。\\n それで起動と解除ができるようになってるんだから」",
|
||||
"314000411_89": "「一応、こちらからでも解除が出来るようになっているわ。\\n もし危険と判断した場合は、中止させるからそのつもりで」",
|
||||
"314000411_90": "「わかったよ」",
|
||||
"314000411_91": "「まだ始まってないようね」",
|
||||
"314000411_92": "「あれ……? あんな形してましたっけ?」",
|
||||
"314000411_93": "「ブリーシンガメンは、本来は首飾りなのだけどね。\\n ギアのペンダントと競合するから腕輪に加工しておいたのよ」",
|
||||
"314000411_94": "「か、借り物なのに、そんなことしていいんですか?」",
|
||||
"314000411_95": "「腕輪にしたのと制御装置を取り付けたぐらいだから大丈夫よ」",
|
||||
"314000411_96": "「聖遺物のコアとなっている部分は何もいじっていないし、\\n すぐに元の状態にも戻せるから、問題は無いわ」",
|
||||
"314000411_97": "「なるほどー」",
|
||||
"314000411_98": "「しッ! そろそろ、始まるみたい」",
|
||||
"314000411_99": "「おっと、いけない。モニタリングしないとね」",
|
||||
"314000411_100": "「Croitzal ronzell gungnir zizzl――」",
|
||||
"314000411_101": "「ガングニール起動。適合係数は良好よ」",
|
||||
"314000411_102": "「次に、ブリーシンガメンの起動を試みて頂戴」",
|
||||
"314000411_103": "「ああ、わかってる……」",
|
||||
"314000411_104": "(ブリーシンガメン――あたしに、お前の力を貸してくれッ!)",
|
||||
"314000411_105": "「はあああ――ッ!!」",
|
||||
"314000411_106": "「ぐッ――ッ!?」",
|
||||
"314000411_107": "「あう……あぁぁぁッ!?」",
|
||||
"314000411_108": "「奏さんッ、しっかりッ!」",
|
||||
"314000411_109": "(か、身体が、心が……バラバラに……なり、そうだ……)",
|
||||
"314000411_110": "(けど、負けるわけには、いかないッ……)",
|
||||
"314000411_111": "「この力で……翼を助けるん、だ……」",
|
||||
"314000411_112": "『バカなやつだな、お前は……』",
|
||||
"314000411_113": "(なんの、声だ……?)",
|
||||
"314000411_114": "『お前は本当に翼を助けたいと思っているのか?』",
|
||||
"314000411_115": "(当たり前だ)",
|
||||
"314000411_116": "『だが救えない。救えなかった。お前の無力さ故に』",
|
||||
"314000411_117": "(だからこそ、今度こそは力が必要なんだ……)",
|
||||
"314000411_118": "『過ぎた力は己を滅ぼすのみだと知っても?』",
|
||||
"314000411_119": "(そんなことはわかってるさ、嫌って程なッ!)",
|
||||
"314000411_120": "『そもそも本当に翼は助けるべき存在なのか?』",
|
||||
"314000411_121": "(どういう意味だ?)",
|
||||
"314000411_122": "『あれはお前の片翼じゃないだろ? 同じ姿をした別のモノだ』",
|
||||
"314000411_123": "(それは……)",
|
||||
"314000411_124": "『再び共に羽ばたこうなんて、期待しても無駄だ』",
|
||||
"314000411_125": "(うるさいッ!)",
|
||||
"314000411_126": "『反発心は図星だからだ。知っているんだよお前は』",
|
||||
"314000411_127": "(黙れ……)",
|
||||
"314000411_128": "『ただの代償行為、自己満足に過ぎないって』",
|
||||
"314000411_129": "(やめてくれッ!!)",
|
||||
"314000411_130": "『お前の罪は贖えない。失われた命は決して還らない』",
|
||||
"314000411_131": "(わかってるさ、そんなことッ!! けど――)",
|
||||
"314000411_132": "『そもそも、お前は、お前自身を偽ってる』",
|
||||
"314000411_133": "(お前に何がわかるッ!)",
|
||||
"314000411_134": "『わかるさ――』",
|
||||
"314000411_135": "『――あたしは、お前自身なんだから』",
|
||||
"314000411_136": "(な――ッ!?)",
|
||||
"314000411_137": "『あたしには、翼なんて必要ない』",
|
||||
"314000411_138": "(そんな、こと……ない……はず、だ……)",
|
||||
"314000411_139": "『思い出せ、あいつを憎んですらいたことを――』",
|
||||
"314000411_140": "「大人の後ろでビクビク震えやがってッ!」",
|
||||
"314000411_141": "「気に入らないんだよッ! その憐れむような目がッ!\\n そんなにあたしが怖いかよッ!」",
|
||||
"314000411_142": "(<size=40>アアアアアアアアアアアアア――――――――ッ!!</size>)",
|
||||
"314000411_143": "「アアアアアアアアアアアアア――――――――ッ!!」",
|
||||
"314000411_144": "「脳波、適合係数、ともに危険域を突破したまま1分が経過」",
|
||||
"314000411_145": "「自力復帰の見込みはないと判断せざるを得ないわ。\\n これ以上の継続は危険よ」",
|
||||
"314000411_146": "「……ここまでだ。実験を中止する」",
|
||||
"314000411_147": "「了解。ブリーシンガメン、強制解除」",
|
||||
"314000411_148": "「奏さん……」",
|
||||
"314000411_149": "「そんな心配そうな顔しないの。\\n まだ1回目よ、このくらいで諦めたりしないわ」",
|
||||
"314000411_150": "「そう……ですよね」",
|
||||
"314000411_151": "「ブリーシンガメン、強制解除」",
|
||||
"314000411_152": "「適合係数急低下によりガングニールも機能停止――」",
|
||||
"314000411_153": "「はあ、はあ、はあ……」",
|
||||
"314000411_154": "「くっ……」",
|
||||
"314000411_155": "(あたしは……失敗、した……のか……?)"
|
||||
}
|
35
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|
|||
{
|
||||
"314000421_0": "「…………」",
|
||||
"314000421_1": "「今度は何をするつもりだッ!?」",
|
||||
"314000421_2": "「いよいよ、わたしをその怪物に食らわせるつもりか?」",
|
||||
"314000421_3": "「いずれ、そうしてあげてもいいのだけど」",
|
||||
"314000421_4": "「今は、あなたの歌を聴かせてちょうだい」",
|
||||
"314000421_5": "「それは――」",
|
||||
"314000421_6": "(ギアの、ペンダント?)",
|
||||
"314000421_7": "「そちらから返してくるとは、牙を剥かれないとでも?」",
|
||||
"314000421_8": "「あなたの力ではこの子を倒せない。\\n もう証明済みだと思ったけど」",
|
||||
"314000421_9": "「ギアを纏っても無意味だというならば、\\n 歌を聴かせることもあるまい?」",
|
||||
"314000421_10": "「いいえ……。\\n こうすれば、纏わないわけにもいかないでしょう?」",
|
||||
"314000421_11": "(アルカ・ノイズッ!?)",
|
||||
"314000421_12": "「なるほど、選択肢は無いということか」",
|
||||
"314000421_13": "「おわかり頂けたかしら?」",
|
||||
"314000421_14": "(やむを得ないか――)",
|
||||
"314000421_15": "「何が目的かは知らないが、ひとまず乗ってやろう。\\n その掌の上にな」",
|
||||
"314000421_16": "「Imyuteus amenohabakiri tron――」",
|
||||
"314000421_17": "「は――ッ!」",
|
||||
"314000421_18": "(後ろに跳躍して距離を?)",
|
||||
"314000421_19": "「こちら風鳴翼ッ!\\n 二課、応答せよッ!」",
|
||||
"314000421_20": "「……やはり駄目かッ!」",
|
||||
"314000421_21": "「助けを求めようと考えているなら、\\n それは期待しないほうがいいわ」",
|
||||
"314000421_22": "「ここでは通信はおろか、\\n アウフヴァッヘン波形も検知されることはない」",
|
||||
"314000421_23": "「くッ……」",
|
||||
"314000421_24": "(硝子を突きやぶって脱出を強行するか?)",
|
||||
"314000421_25": "(だが、あの怪物を撒くことができるか?)",
|
||||
"314000421_26": "(窓からどの方角を見ても無限の雪原だった。\\n こんな景色、今の日本の季節ではあり得ない)",
|
||||
"314000421_27": "(土地勘の無い雪原を走破する――?)",
|
||||
"314000421_28": "(それとも、こいつらを全て倒し、\\n 電波妨害の元を除いて外部と連絡を取るか?)",
|
||||
"314000421_29": "(いずれにせよ難しい選択だ――)",
|
||||
"314000421_30": "「考えている暇はないわよ?」",
|
||||
"314000421_31": "「く――ッ! 降りかかる火の粉は払うまでッ!」",
|
||||
"314000421_32": "「ならば望み通り聴かせてやろう、このわたしの歌をッ!」"
|
||||
}
|
50
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|
@ -0,0 +1,50 @@
|
|||
{
|
||||
"314000431_0": "「はあ――ッ!!」",
|
||||
"314000431_1": "「この程度では、何体来ようと、わたしは倒せないぞッ!」",
|
||||
"314000431_2": "「なるほど。流石だわ」",
|
||||
"314000431_3": "「けれど。その勢いも、いつまで続くかしら?」",
|
||||
"314000431_4": "(奴はなぜ戦力を逐次投入する?)",
|
||||
"314000431_5": "(これだけの数を召喚できるなら、\\n 最初からまとめて召喚して包囲した方が効果的なのでは?)",
|
||||
"314000431_6": "「せい――ッ!!」",
|
||||
"314000431_7": "(同時に召喚する数に制限があるのか、それとも――?)",
|
||||
"314000431_8": "(生かさず殺さず、戦わせるのが目的――なのか?)",
|
||||
"314000431_9": "(だとしたら、一体なぜ……?)",
|
||||
"314000431_10": "「お見事。流石は風鳴翼ね」",
|
||||
"314000431_11": "「噂に違わぬ戦い振りだわ」",
|
||||
"314000431_12": "「まるで闘技場の剣闘士にでもなった気分だ」",
|
||||
"314000431_13": "「剣ならば、本望でしょう?」",
|
||||
"314000431_14": "「己の意志の無き剣は剣に非ず。\\n 大義のない戦いは戦士の戦いに非ず」",
|
||||
"314000431_15": "「果たして大義のある戦いなんてものが、あるのかしらね……」",
|
||||
"314000431_16": "「自ら争いを求めておきながら、どの口でッ!?」",
|
||||
"314000431_17": "「そう。矛盾よ、これは」",
|
||||
"314000431_18": "「でも、世界を変えるには、\\n 矛盾を突破した先へと進まなければならないの」",
|
||||
"314000431_19": "「何を言っている?」",
|
||||
"314000431_20": "「きっと、あなたには永遠に理解できないわ」",
|
||||
"314000431_21": "「お前は先日、世界を平和にすることが目的だと、そう言ったな」",
|
||||
"314000431_22": "「これが――」",
|
||||
"314000431_23": "「こんな茶番がッ!\\n 世界を平和にするために必要なことだというのかッ!?」",
|
||||
"314000431_24": "「戦いながらおしゃべりなんて、器用な人」",
|
||||
"314000431_25": "「いいわ。少しだけつきあってあげる」",
|
||||
"314000431_26": "「争いの無い平和な世界を作るために、\\n あなたの、敵を倒すために唄うその歌の力が、必要なの」",
|
||||
"314000431_27": "「わたしは、敵を倒すために歌を唄っているわけじゃないッ!」",
|
||||
"314000431_28": "「ノイズを殺すために歌を唄う。\\n それがシンフォギア装者でしょう?」",
|
||||
"314000431_29": "「天羽奏が、そうであるように」",
|
||||
"314000431_30": "「敵を倒すためでないとしたら、\\n あなたはなんのために歌を唄っているの?」",
|
||||
"314000431_31": "「…………」",
|
||||
"314000431_32": "(わたしは、この世界の者ではない、が――)",
|
||||
"314000431_33": "(しかし。この想いは、どの世界にいても変わるものではない)",
|
||||
"314000431_34": "「わたしの歌を好きと言ってくれる人たちのためだ」",
|
||||
"314000431_35": "「その人たちが少しでも笑顔になってくれればと――。\\n そのために剣を振るっている」",
|
||||
"314000431_36": "「笑顔……。世界を護るべき存在である\\n シンフォギア装者としては、随分甘い答えね」",
|
||||
"314000431_37": "「少しの人間を笑顔にしたところで、世界は変わらない」",
|
||||
"314000431_38": "「わたしの歌だけではそうかもしれない。\\n だけど、歌には確かに、世界を変える力がある」",
|
||||
"314000431_39": "「そんな歌があるなら、是非とも聴かせてもらいたいわね」",
|
||||
"314000431_40": "「あなたの世界が閉ざされる前に――。\\n その世界を変える力とやらを、証明してみせなさい」",
|
||||
"314000431_41": "「ガアアアア――ッ!!」",
|
||||
"314000431_42": "「次はこの子、ベルゲルミルが相手よ」",
|
||||
"314000431_43": "(この怪物を相手にしろだと――ッ?)",
|
||||
"314000431_44": "「ベルゲルミル……それがその怪物の名かッ!」",
|
||||
"314000431_45": "「ええ。この子を――圧倒的な現実を前にしても、\\n その儚い夢想を続けることができるかしら?」",
|
||||
"314000431_46": "「相手にとって不足なし」",
|
||||
"314000431_47": "「いざ――参るッ!!」"
|
||||
}
|
20
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20
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|
@ -0,0 +1,20 @@
|
|||
{
|
||||
"314000432_0": "「はあああ――ッ!!」",
|
||||
"314000432_1": "「グオオオオオ――ッ!」",
|
||||
"314000432_2": "(切っても切っても倒れないとは……なんという耐久力だ)",
|
||||
"314000432_3": "(こいつと戦っても埒があかない……だが、どうする?)",
|
||||
"314000432_4": "(やはりここはッ!)",
|
||||
"314000432_5": "「影縫いで動きを封じるッ!\\n はあ――ッ!」",
|
||||
"314000432_6": "「ガアアアア――ッ!?」",
|
||||
"314000432_7": "「ベルゲルミルの動きを?」",
|
||||
"314000432_8": "(奴の動きが止まっている、僅かな隙に――ッ!)",
|
||||
"314000432_9": "「はあああああ――ッ!!」",
|
||||
"314000432_10": "「お前に付き合うのはここまでだッ!\\n アリシア・バーンスタインッ!」",
|
||||
"314000432_11": "「逃亡とは、無謀なことを……」",
|
||||
"314000432_12": "(見渡す限り一面の雪原――。\\n やはり、自力で人里まで辿り着くのは難しそうだ)",
|
||||
"314000432_13": "(だが、建物から充分離れれば通信が回復するはず……)",
|
||||
"314000432_14": "(そうすれば、この状況を二課へ伝えられる)",
|
||||
"314000432_15": "(それにしても、もの凄い地吹雪だ……。\\n ギアがなければ瞬く間に凍死するだろう)",
|
||||
"314000432_16": "(通信可能な所まで辿り着くのが先か、\\n それともわたしの力が尽きるのが先か――)",
|
||||
"314000432_17": "(今は、運を天に任せて進むのみ……)"
|
||||
}
|
59
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59
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|
@ -0,0 +1,59 @@
|
|||
{
|
||||
"314000511_0": "新たなる力",
|
||||
"314000511_1": "「失礼します」",
|
||||
"314000511_2": "「こんにちはデス……」",
|
||||
"314000511_3": "「いらっしゃい」",
|
||||
"314000511_4": "「翼さんたちの――。\\n 向こうの世界の状況、何か入ってきたデスか?」",
|
||||
"314000511_5": "「まだ何も入ってない」",
|
||||
"314000511_6": "「そうですか……」",
|
||||
"314000511_7": "「そんな心配すんな、先輩なら大丈夫だって」",
|
||||
"314000511_8": "「もちろん、そう思いたいデスけど……」",
|
||||
"314000511_9": "「うん……」",
|
||||
"314000511_10": "「……んじゃ、ちょっとトレーニングルーム行ってくる」",
|
||||
"314000511_11": "「先輩は、普段とあまり変わらないデスね……」",
|
||||
"314000511_12": "「翼さんのこと、心配じゃないのかな……?」",
|
||||
"314000511_13": "「そう見せているだけだ」",
|
||||
"314000511_14": "「えッ……?」",
|
||||
"314000511_15": "「クリスくんは、あれから1度も家へ帰ってない」",
|
||||
"314000511_16": "「それどころか、ほとんど眠ってもいないだろう」",
|
||||
"314000511_17": "「な、なんデスとッ!?」",
|
||||
"314000511_18": "「そんなことをしたら、倒れちゃう……」",
|
||||
"314000511_19": "「俺たちも、そう言い聞かせてはいるのだがな……」",
|
||||
"314000511_20": "「翼とは響くんと並んで付き合いの長いクリスくんだ。\\n いてもたってもいられないのだろうな……」",
|
||||
"314000511_21": "「アタシたちなんかよりも、\\n ずっと心配してるんデスね……」",
|
||||
"314000511_22": "「クリスくんばかりではない。翼のマネージャーの緒川も含めて、\\n S.O.N.G.のスタッフたちも皆、翼のことを心配している」",
|
||||
"314000511_23": "「だが必死に想いを抑えて、\\n 今、自分たちができることに集中している」",
|
||||
"314000511_24": "「クリスくんも、情報連絡のために向こうへ\\n 行かせてくれと言うかと思ったが――」",
|
||||
"314000511_25": "「己に課せられた役割を理解して、必死に抑えているんだ」",
|
||||
"314000511_26": "「クリス先輩……翼さんに何かあったら飛んでいくって、\\n そう言ってたんデスよね……それなのに……必死に我慢を?」",
|
||||
"314000511_27": "「上に立つようになるとな、\\n やせ我慢の仕方ばかり、上手くなるものさ」",
|
||||
"314000511_28": "「クリス先輩、わたしたちのために――」",
|
||||
"314000511_29": "「調……。アタシたちも、やれることをやるデスよ」",
|
||||
"314000511_30": "「うん……。クリス先輩と一緒に特訓して、\\n 今のうちに少しでも力をつけておかないとね」",
|
||||
"314000511_31": "「留守を預かる身として、しっかりと頼んだぞ2人とも」",
|
||||
"314000511_32": "「はい」",
|
||||
"314000511_33": "「わかったデスッ!」",
|
||||
"314000511_34": "「うう……ッ。つば、さ……」",
|
||||
"314000511_35": "『お前は本当に翼を助けたいと思っているのか?』",
|
||||
"314000511_36": "『そもそも本当に翼は助けるべき存在なのか?』",
|
||||
"314000511_37": "『あたしには、翼なんて必要ない』",
|
||||
"314000511_38": "『思い出せ、あいつを憎んですらいたことを――』",
|
||||
"314000511_39": "「気に入らないんだよッ! その憐れむような目がッ!\\n そんなにあたしが怖いかよッ!」",
|
||||
"314000511_40": "「は――ッ!?」",
|
||||
"314000511_41": "「ゆ……夢……、か……」",
|
||||
"314000511_42": "(いや……あれは……)",
|
||||
"314000511_43": "(聖遺物の暴走状態に表れる、心の闇、ってやつなのか……)",
|
||||
"314000511_44": "(あれが、あたしの中の本音だって、いうのか……?)",
|
||||
"314000511_45": "「そんな馬鹿なことが、あるかよ」",
|
||||
"314000511_46": "(確かに、翼を疎ましく思ったことはあったさ)",
|
||||
"314000511_47": "(でも……それはずっと昔のことだ)",
|
||||
"314000511_48": "(あいつと出会って、あいつを知って、\\n あいつと一緒に戦って、そして、一緒に唄って――)",
|
||||
"314000511_49": "(あたしは変わったんだ。変わったはずなんだ)",
|
||||
"314000511_50": "『そもそも本当に翼は助けるべき存在なのか?』",
|
||||
"314000511_51": "『あれはお前の片翼じゃないだろ? 同じ姿をした別のモノだ』",
|
||||
"314000511_52": "「あいつは、あたしの知ってる翼じゃない……」",
|
||||
"314000511_53": "「そんなこと、わかってるさ」",
|
||||
"314000511_54": "「それでも、助けたいと、思ってる」",
|
||||
"314000511_55": "「そう、思ってる……はずなんだ、あたしは……」",
|
||||
"314000511_56": "「あの日、あいつが……あたしを助けてくれたように……」"
|
||||
}
|
130
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130
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|
@ -0,0 +1,130 @@
|
|||
{
|
||||
"314000521_0": "「ガングニール並びにブリーシンガメンの\\n 同時制御訓練を再開する」",
|
||||
"314000521_1": "「ああ……今度こそやってみせる」",
|
||||
"314000521_2": "「今回はわたしたちが近くでサポートするわ」",
|
||||
"314000521_3": "「任せてくださいッ!」",
|
||||
"314000521_4": "「……頼りにしてる」",
|
||||
"314000521_5": "「なんか堅いですよ、奏さん。\\n もっと気楽に、リラックスしてください」",
|
||||
"314000521_6": "「ああ……ありがとうな」",
|
||||
"314000521_7": "「ブリーシンガメンの準備もいいかしら?」",
|
||||
"314000521_8": "「……ああ。いつでもいける」",
|
||||
"314000521_9": "「では、まずはガングニールから起動して頂戴」",
|
||||
"314000521_10": "「Croitzal ronzell gungnir zizzl――」",
|
||||
"314000521_11": "「適合係数良好。LiNKERのバックファイアの兆候もなし」",
|
||||
"314000521_12": "「今更こんなところで躓いちゃいられないからな」",
|
||||
"314000521_13": "「それでは、ブリーシンガメンの起動を開始して」",
|
||||
"314000521_14": "「ああ……」",
|
||||
"314000521_15": "「ブリーシンガメン……今度こそ、お前に勝ってみせるッ!」",
|
||||
"314000521_16": "「アァァァァァ――ッ!!」",
|
||||
"314000521_17": "「奏さん……頑張ってくださいッ!」",
|
||||
"314000521_18": "『ほんと……懲りないねえ』",
|
||||
"314000521_19": "「ここで、退くわけには、いかないから、な……」",
|
||||
"314000521_20": "『どうしてそこまで、身を削れるのさ?』",
|
||||
"314000521_21": "『ノイズに殺された家族の復讐だけを目的に\\n 手に入れた力で、今までどれだけ痛みを味わった?』",
|
||||
"314000521_22": "『不釣り合いな力に振り回されて、\\n どれだけ血反吐を吐いてきた?』",
|
||||
"314000521_23": "「そ、それは……」",
|
||||
"314000521_24": "『思い出してみなよ。\\n 周りには、お前を苦しめる存在しかいないってことを』",
|
||||
"314000521_25": "『お前にLiNKERを投与して玩具扱いした大人たち』",
|
||||
"314000521_26": "「違う、ダンナは……了子さんは……。\\n LiNKERだってあたしが望んだこと……」",
|
||||
"314000521_27": "『護られ、尽くされ、お前への勝手な期待に\\n それ以上で応えるのが当然と思ってる一般人』",
|
||||
"314000521_28": "「あたしは……みんなを、護って……、\\n ファンに……歌、を……」",
|
||||
"314000521_29": "『そして……お前と違ってなんの苦労も無くギアに適合して、\\n 正義の味方ですと堂々振る舞う、輝ける天才――』",
|
||||
"314000521_30": "「つば、さ……」",
|
||||
"314000521_31": "『どいつもこいつも、体よくお前を利用しているだけだろう?』",
|
||||
"314000521_32": "『お前が命をすり減らす価値が、あいつらにあると思うか?』",
|
||||
"314000521_33": "「やめろ」",
|
||||
"314000521_34": "『血の最後の1滴まで搾り尽くされて、\\n 抜け殻になったら捨てられる――』",
|
||||
"314000521_35": "「ちがう」",
|
||||
"314000521_36": "『それがお前の末路――逃れられない運命なのさッ!』",
|
||||
"314000521_37": "「もう、やめてくれ――ッ!!」",
|
||||
"314000521_38": "『苦しいんだろう?』",
|
||||
"314000521_39": "「ああ……苦しいよ……」",
|
||||
"314000521_40": "『なら、もう全部、あたしに任せてしまえ。\\n 全て明け渡して、眠ってしまうといい』",
|
||||
"314000521_41": "「全部……忘れ、て……?」",
|
||||
"314000521_42": "『苦痛も苦悩も、何もかも――。\\n 一切合切、あたしが全部呑み込んでやるからさ』",
|
||||
"314000521_43": "「グアアアア――ッ!!!」",
|
||||
"314000521_44": "「アアアアアアアア――ッ!!!」",
|
||||
"314000521_45": "「奏さんッ!?」",
|
||||
"314000521_46": "「凄い炎――ッ!?」",
|
||||
"314000521_47": "「でも、なんだか嫌な炎……」",
|
||||
"314000521_48": "「ギアの耐熱限界を越える熱量よッ! 下がってッ!」",
|
||||
"314000521_49": "「くッ……こんなの、どうやって止めればいいの」",
|
||||
"314000521_50": "「これは、奏さんの苦しみの、炎なんだ……」",
|
||||
"314000521_51": "「奏さんの中の負の感情が、\\n 奏さん自身を押しつぶそうとしている」",
|
||||
"314000521_52": "「……あなた、何を……?」",
|
||||
"314000521_53": "「わかります。1人でいると……。\\n 世の中の全部が、敵に見えるんです」",
|
||||
"314000521_54": "「わたしも、そうだったから」",
|
||||
"314000521_55": "「近くで手を差し伸べてくれる人にも気づかない――。\\n わたしにも、そんな時がありました」",
|
||||
"314000521_56": "「でも……それでも。\\n その人たちが、ずっとわたしに手を延ばしてくれたから」",
|
||||
"314000521_57": "「だから、わたしは、あの闇の中から、\\n ひだまりへ、帰って来られたんだ」",
|
||||
"314000521_58": "「だから……今度は、わたしの番」",
|
||||
"314000521_59": "「待ってッ!\\n 不用意に近付いたら、あなたも危ないわッ!」",
|
||||
"314000521_60": "「危険よッ! すぐに奏ちゃんから離れてッ!」",
|
||||
"314000521_61": "「こんなの……へいき、へっちゃら、です」",
|
||||
"314000521_62": "「思い出して、奏さん」",
|
||||
"314000521_63": "「仲間の手って、こんなにもあったかいんだってこと」",
|
||||
"314000521_64": "(奏ちゃんの手を――握った?)",
|
||||
"314000521_65": "「グゥゥゥゥ――」",
|
||||
"314000521_66": "「世界には心の闇になんか負けない、\\n 眩しくて温かい、ひだまりでいっぱいなんだってこと」",
|
||||
"314000521_67": "「これは……、\\n あの子がブリーシンガメンの負荷を吸収しているのか?」",
|
||||
"314000521_68": "「ガアアアアア――ッ!!」",
|
||||
"314000521_69": "「でも駄目ッ! 暴走状態が抑えられない――強制停止をッ!」",
|
||||
"314000521_70": "「待って――ッ!!」",
|
||||
"314000521_71": "「……あなた、何を――ッ!?」",
|
||||
"314000521_72": "「くうッ! お、女は度胸、ってね……」",
|
||||
"314000521_73": "「マリアさんッ、危ないッ!」",
|
||||
"314000521_74": "「――ッ。なんて、熱なの……。\\n なかなか、キツイわね、これは……」",
|
||||
"314000521_75": "「でも……あなた1人にばかり、格好つけさせられないじゃない」",
|
||||
"314000521_76": "「マリアさん……」",
|
||||
"314000521_77": "「天羽奏……あなたのことは、まだほんの少ししか知らないわ」",
|
||||
"314000521_78": "「けれど、あなたのパートナーであるあの子は……。\\n 翼のことは、だいぶわかってるつもりよ」",
|
||||
"314000521_79": "「あなたがそこまで苦しむ原因は、きっとあの子なんでしょう?」",
|
||||
"314000521_80": "「でも、あの子だってあなたを失い、苦しんで、苦しみぬいて。\\n その果てに、今の翼に辿り着いたのよ」",
|
||||
"314000521_81": "「あの子が認めたパートナーのあなたに、\\n あの子と同じことができないはずないでしょう?」",
|
||||
"314000521_82": "「信じなさい、翼を。\\n そして翼が信じてるあなた自身をッ!」",
|
||||
"314000521_83": "「つば、さ……あたし……を……」",
|
||||
"314000521_84": "「わたしも前に、\\n デュランダルを起動したとき、呑み込まれそうになったんです」",
|
||||
"314000521_85": "「とてつもない負の感情、恐ろしい破壊衝動に」",
|
||||
"314000521_86": "「その力を人に向けて使いそうになって、\\n その力が、何より自分の心が、怖かった――」",
|
||||
"314000521_87": "「けれど……。\\n あの時も、翼さんが、クリスちゃんが、支えてくれたからッ!」",
|
||||
"314000521_88": "「ああああああ…………」",
|
||||
"314000521_89": "「自分の意志で、大きな力を使うことができるようになったんです」",
|
||||
"314000521_90": "「……思い出してくださいッ! 翼さんのことを」",
|
||||
"314000521_91": "「翼さんだけじゃない。\\n 奏さんを待ってる人が、沢山いるんだってこと」",
|
||||
"314000521_92": "「二課の人たちが、あたしたちみんなが、ファンの人たちが、\\n 奏さんにはついてるってことをッ!」",
|
||||
"314000521_93": "「あた、し、は……」",
|
||||
"314000521_94": "「奏さん、意識がッ!」",
|
||||
"314000521_95": "「あたし、は……もう……あたしに……負け……ない……」",
|
||||
"314000521_96": "「そうよ、あなたはこんなことで負けたりしないッ!」",
|
||||
"314000521_97": "「翼を助ける……ため、なら……、\\n 何度だって、立ち上がってみせる」",
|
||||
"314000521_98": "「あたし1人じゃなくても……、\\n こうして、支えてくれる仲間がいる限り――何度でもッ!!」",
|
||||
"314000521_99": "「ええッ! わたしたちがいるわッ!!」",
|
||||
"314000521_100": "「奏さんッ! 翼さんを助けに行きましょうッ!」",
|
||||
"314000521_101": "「ブリーシンガメンの負荷が3体のギアへと分散して――、\\n 安定するッ!?」",
|
||||
"314000521_102": "「そして、あたしは――この意志でッ!\\n 想いを貫いてみせるッ! 最後までッ!」",
|
||||
"314000521_103": "「これなら、いけるわッ!」",
|
||||
"314000521_104": "「おおおおおおお――ッ!!」",
|
||||
"314000521_105": "「なに、この光はッ!?」",
|
||||
"314000521_106": "「見てください、光の中ッ! 奏さんのギアが、変化して――」",
|
||||
"314000521_107": "「あああああああああああああ――――――ッ!!」",
|
||||
"314000521_108": "「はあ、はあ、はあ……」",
|
||||
"314000521_109": "「ブリーシンガメンが、ガングニールにオーバーライトを?\\n まるでイグナイトモジュールみたいに――」",
|
||||
"314000521_110": "「これが……あたしの……新しい、力……」",
|
||||
"314000521_111": "「遂にやったのね……?」",
|
||||
"314000521_112": "「奏さんッ! やりましたねッ!」",
|
||||
"314000521_113": "「ああ……2人には、ずいぶん面倒かけたみたいだな」",
|
||||
"314000521_114": "「えへへ……そんな、水くさいですよ」",
|
||||
"314000521_115": "「まあ、わたしたちがついてたから成功したってのは確かよね」",
|
||||
"314000521_116": "「フッ……全部、2人のおかげさ」",
|
||||
"314000521_117": "「からかったつもりだったんだけど、素直すぎて気味が悪いわ」",
|
||||
"314000521_118": "「アハハハ」",
|
||||
"314000521_119": "(そうだ……あたしは変わったんだ……)",
|
||||
"314000521_120": "(翼と出会う前のあたしでもない)",
|
||||
"314000521_121": "(翼を失った後の抜け殻のあたしでもない)",
|
||||
"314000521_122": "(もう1人の翼があたしを助け――。\\n あの子の仲間が、あたしの新しい仲間になってくれてる)",
|
||||
"314000521_123": "(あたしのことをこんなに信じてくれる仲間がいるのに、\\n あたしが自分を信じないでどうするんだ?)",
|
||||
"314000521_124": "「奏、よくブリーシンガメンを制した」",
|
||||
"314000521_125": "「できれば休息を与えてやりたいが、事態は急を要する」",
|
||||
"314000521_126": "「早速、新たなギアの性能テストを実施したいが……いけるか?」",
|
||||
"314000521_127": "「ああ……当たり前だッ!」"
|
||||
}
|
32
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32
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|
@ -0,0 +1,32 @@
|
|||
{
|
||||
"314000531_0": "「熱ッ!? くうううう……ッ!」",
|
||||
"314000531_1": "「熱量だけじゃない……威力もケタ違いねッ!」",
|
||||
"314000531_2": "「まだだッ! はああああ――ッ!」",
|
||||
"314000531_3": "「ええッ!? そんな――ッ!?」",
|
||||
"314000531_4": "「くッ!? 抑えきれない――ッ!?」",
|
||||
"314000531_5": "「こいつで……終わりだッ!\\n はあああ――ッ!!」",
|
||||
"314000531_6": "「うわあああああ――ッ!?」",
|
||||
"314000531_7": "「ハハッ。どんなもんだい?」",
|
||||
"314000531_8": "「ま、参りましたーッ!」",
|
||||
"314000531_9": "「まさかここまで戦闘能力がアップするなんて……」",
|
||||
"314000531_10": "(……いえ、違うわね。\\n 元々この子の戦いにおけるセンスが凄いんだわ)",
|
||||
"314000531_11": "(これまで、装者として未熟な部分を、そのセンスで補ってきた)",
|
||||
"314000531_12": "(そこに来て、新たに出力を増したギアを手に入れた。\\n まさに鬼に金棒ね……)",
|
||||
"314000531_13": "「……なかなかやるじゃない。\\n 初めてのギアを、そこまで使いこなすなんてね」",
|
||||
"314000531_14": "「アルカ・ノイズとの戦闘でも、解剖器官の強力な分解能力に\\n 対して、充分な耐性を持っていることがわかったわ」",
|
||||
"314000531_15": "「ああ。これでだいぶ戦いが楽になるな」",
|
||||
"314000531_16": "「しかし、ベルゲルミルはイグナイトギアを装備した\\n 翼の攻撃すら耐えた怪物だ」",
|
||||
"314000531_17": "「そのギアに、果たしてイグナイトギアと\\n 同等の力があるのかどうかを検証する必要がある」",
|
||||
"314000531_18": "「2人とも。\\n 疲れているところすまんが、もうひと勝負頼む」",
|
||||
"314000531_19": "「勿論ですッ!」",
|
||||
"314000531_20": "「普通のギアのあたしたちに勝ったからって\\n 甘く見ない方がいいわよ?」",
|
||||
"314000531_21": "(ありがたい。\\n わたしも案外――負けず嫌いなのよねッ!)",
|
||||
"314000531_22": "「イグナイトモジュール――抜剣ッ!」",
|
||||
"314000531_23": "(イグナイト――そうだ。翼たちの持つ、大きな力……。\\n それにあたしは、追いつけたのか――)",
|
||||
"314000531_24": "「第2ラウンド、行きますよッ!」",
|
||||
"314000531_25": "「手加減はできないわよ。\\n イグナイトの力――見せてあげるッ!」",
|
||||
"314000531_26": "「お前たちこそ、火傷しない様に気をつけるんだなッ!」",
|
||||
"314000531_27": "(――知りたいッ! あたしは、翼に並べたのかをッ!)",
|
||||
"314000531_28": "「奏さん、よろしくお願いしますッ!」",
|
||||
"314000531_29": "「さあ、どっからでも来いッ!」"
|
||||
}
|
33
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33
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|
@ -0,0 +1,33 @@
|
|||
{
|
||||
"314000532_0": "「ブリーシンガメンの起動実験に加えて\\n 連続の性能テスト、本当にご苦労だったな」",
|
||||
"314000532_1": "「もうヘトヘトですよー。\\n もう1本、もう1本って、キリないんですから」",
|
||||
"314000532_2": "「ほんと、相手する身になってほしいわね」",
|
||||
"314000532_3": "「ハハッ。悪かったな」",
|
||||
"314000532_4": "「で、了子さん。このギアのデータは実際、どうだった?」",
|
||||
"314000532_5": "「それはあなたが一番、手応えを感じているんじゃない?」",
|
||||
"314000532_6": "「計測したデータを分析したけれど、新しいギアの出力は、\\n イグナイトと比較しても決して劣らないものがあるわ」",
|
||||
"314000532_7": "「いえ、ある特性においては、勝っている面すらある」",
|
||||
"314000532_8": "「やりましたね、奏さんッ!」",
|
||||
"314000532_9": "「ああ……これなら、あいつらと戦える」",
|
||||
"314000532_10": "「でも……まだ懸念がないわけじゃないわ」",
|
||||
"314000532_11": "「懸念……? なんだよ、それ」",
|
||||
"314000532_12": "「今回安定起動できたのは、あくまでブリーシンガメンの負荷を\\n 3体のギアに分散したおかげに過ぎないということ」",
|
||||
"314000532_13": "「まだ独力で安定起動までもっていけてない」",
|
||||
"314000532_14": "「起動の度に、お手伝いすればいいんじゃないですか?」",
|
||||
"314000532_15": "「そういうわけにもいかんだろう。\\n 奏が常に君らと行動を共にできるとも限らない」",
|
||||
"314000532_16": "「世界も違うし、そうですよね……」",
|
||||
"314000532_17": "「それじゃ……どうすればいいんだ?」",
|
||||
"314000532_18": "「お前はもう掴んだはずだ。\\n 起動の勘所――いや、己の心の置き所を」",
|
||||
"314000532_19": "「心さえ定まれば、あとはひたすら特訓あるのみだ」",
|
||||
"314000532_20": "「わかった。すぐに1人で制御できるようになってやる」",
|
||||
"314000532_21": "「それともう1つ。例え安定起動に成功したとしても、\\n 長時間の維持はできないから気を付けて」",
|
||||
"314000532_22": "「そう……なのか」",
|
||||
"314000532_23": "「2つの聖遺物を同時に扱ってるんですもの。\\n その負荷に長時間耐えることは命を削るってことよ」",
|
||||
"314000532_24": "「短期決戦あるのみってことね」",
|
||||
"314000532_25": "「そうと決まれば、連携した戦い方の特訓ですねッ!」",
|
||||
"314000532_26": "「お前……もうヘトヘトだったんじゃ……?」",
|
||||
"314000532_27": "「そうですけど……翼さんが待ってるんですから。\\n こんな疲れくらい、へいき、へっちゃらです」",
|
||||
"314000532_28": "「はあ……仕方ないわね。\\n つきあってあげてもいいわよ?」",
|
||||
"314000532_29": "(……ほんとに、こいつらときたら。\\n お人好しばかりで泣けてくるよ)",
|
||||
"314000532_30": "「それじゃあ、お言葉に甘えて。\\n ぶっ倒れるまでつきあってもらうッ!」"
|
||||
}
|
93
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93
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|
@ -0,0 +1,93 @@
|
|||
{
|
||||
"314000541_0": "「はあ、はあ……」",
|
||||
"314000541_1": "「奴らの基地からだいぶ離れたと思うが……」",
|
||||
"314000541_2": "「こちら風鳴翼。二課本部、応答せよ」",
|
||||
"314000541_3": "「まだ駄目か……」",
|
||||
"314000541_4": "「――ん? 翼さん、聞こえますかッ!?」",
|
||||
"314000541_5": "「繋がったッ! こちら風鳴翼、なんとか拾えているッ!」",
|
||||
"314000541_6": "「良かった、翼さん、無事だったんですねッ!」",
|
||||
"314000541_7": "「翼ッ! 怪我は無いかッ!?」",
|
||||
"314000541_8": "「万全の状態、とは言えませんが、問題ありません」",
|
||||
"314000541_9": "「そうか……。\\n 翼、状況を報告してくれ」",
|
||||
"314000541_10": "「自分を拉致した錬金術師の基地から脱出。\\n 現在雪原を徒歩で逃走中。現在地は不明です」",
|
||||
"314000541_11": "「天羽々斬の反応を検出しました――こ、ここはッ!」",
|
||||
"314000541_12": "「――北極ですッ!」",
|
||||
"314000541_13": "「北極だとッ!?」",
|
||||
"314000541_14": "「北極……?」",
|
||||
"314000541_15": "(独力での脱出は絶望的だ。\\n なんとか二課に回収してもらわねば)",
|
||||
"314000541_16": "(だが、それまで体力が保つか……?)",
|
||||
"314000541_17": "「翼、直ちに救援を出動させる。\\n できるだけ詳しい情報をくれ」",
|
||||
"314000541_18": "「はい。敵基地周辺では通信やエネルギー反応が\\n 遮断されるため、距離を離しているところです」",
|
||||
"314000541_19": "「救援まで時間がかかる。保ちそうか?」",
|
||||
"314000541_20": "「正直言って難しいかもしれません。体力の限界も近い上、\\n 追っ手にも間もなく追いつかれることでしょう」",
|
||||
"314000541_21": "「くッ……」",
|
||||
"314000541_22": "(生き物ひとついない雪原に残った足跡を追うなど、\\n 吹雪の中とは言え、奴らにとって造作あるまい)",
|
||||
"314000541_23": "「その前に、こちらの情報をお伝えします」",
|
||||
"314000541_24": "「……頼む」",
|
||||
"314000541_25": "「敵錬金術師のリーダーは、\\n アリシア・バーンスタインという名の女です」",
|
||||
"314000541_26": "「外見は20代後半から30代前半。\\n 青みがかった白髪に琥珀色の瞳」",
|
||||
"314000541_27": "「それと、基地の中で奇妙な楽器を演奏していました」",
|
||||
"314000541_28": "「奇妙な楽器……だと?」",
|
||||
"314000541_29": "「はい。ドーム型の基地には大きなホールがあり、\\n 中央には巻き貝状の奇妙な楽器が据えられていました」",
|
||||
"314000541_30": "「錬金術師が酔狂であんな物を設置しているとは思えません」",
|
||||
"314000541_31": "「むう……しかし、敵は一体、なんのために?」",
|
||||
"314000541_32": "「目的は、争いの無い世界を作る、\\n とそう言っていました。どこまで本心か諮りかねますが……」",
|
||||
"314000541_33": "「争いの無い世界……だと……?」",
|
||||
"314000541_34": "「そのためには、わたしの歌が必要だとも……」",
|
||||
"314000541_35": "「歌が? どういうことだ……」",
|
||||
"314000541_36": "「アリシア・バーンスタイン――。\\n 翼さんからの情報を元に検索にかけたところ」",
|
||||
"314000541_37": "「該当する人物がヒットしました」",
|
||||
"314000541_38": "「何者だ?」",
|
||||
"314000541_39": "「紛争関係の行方不明者リストからです」",
|
||||
"314000541_40": "「アリシア・バーンスタインは本名。\\n 『シリウス交響楽団』に所属」",
|
||||
"314000541_41": "「シリウス交響楽団だと? あの事件の犠牲者か?」",
|
||||
"314000541_42": "「シリウス交響楽団……? 何者なんですか?」",
|
||||
"314000541_43": "「そちらの世界には存在していないか、\\n 事件が起きていないのかもしれんな」",
|
||||
"314000541_44": "「主に紛争地帯などで苦しむ人たちを音楽で\\n 『笑顔』にするためにと、慈善活動していた楽団だった」",
|
||||
"314000541_45": "「だが紛争に巻き込まれて、そのメンバーの多くが命を落とした。\\n 一昔前は随分と大きなニュースになった」",
|
||||
"314000541_46": "「その楽団の生き残りが、なぜ……?」",
|
||||
"314000541_47": "(いや……だからこそ、\\n 争いを憎み、争いの無い世界を求めているのか?)",
|
||||
"314000541_48": "(だとしても、どうやって?)",
|
||||
"314000541_49": "「この震動は――ッ!? 奴かッ!!」",
|
||||
"314000541_50": "「グアアアア――ッ!!」",
|
||||
"314000541_51": "「く――ッ!」",
|
||||
"314000541_52": "「どうしたッ!?」",
|
||||
"314000541_53": "「敵に捕捉されました」",
|
||||
"314000541_54": "「先日交戦した巨大な怪獣――、\\n ベルゲルミルと、そうアリシアは呼んでました」",
|
||||
"314000541_55": "「ベルゲルミルの情報はこちらでも掴んでいる」",
|
||||
"314000541_56": "「完全聖遺物から生まれた危険な怪物よッ! 交戦は避けてッ!」",
|
||||
"314000541_57": "「そうしたいのはやまやまですが……」",
|
||||
"314000541_58": "「グアアアア――ッ!!」",
|
||||
"314000541_59": "「ああ――ッ!!」",
|
||||
"314000541_60": "「がはッ!!」",
|
||||
"314000541_61": "(こ、ここまで、か……)",
|
||||
"314000541_62": "「翼ッ! ダンナッ!? 翼はッ!?」",
|
||||
"314000541_63": "「師匠、翼さんと通信が繋がったって――ッ!」",
|
||||
"314000541_64": "「ベルゲルミルと交戦中らしいッ!」",
|
||||
"314000541_65": "「自分で逃げ出したの?」",
|
||||
"314000541_66": "「ぐあああ――ッ!」",
|
||||
"314000541_67": "「翼ッ!? しっかりしろッ! すぐ助けに行ってやるッ!」",
|
||||
"314000541_68": "「おい、なんとかならないのかッ!?」",
|
||||
"314000541_69": "「……ここからではどうにもならんッ!」",
|
||||
"314000541_70": "「了子さんッ! 方法はなんだっていいッ!\\n あたしを翼の下へ連れてってくれッ!」",
|
||||
"314000541_71": "「翼ちゃんがいるのは北極……。\\n ここからだと6000キロ以上離れてるわ」",
|
||||
"314000541_72": "「北極ッ!?」",
|
||||
"314000541_73": "「いくら私でも、すぐにそこへ連れていく術はないわ。\\n ごめんなさい……」",
|
||||
"314000541_74": "「か、奏……」",
|
||||
"314000541_75": "「翼、聞こえるか、翼ッ! お前は、あたしが必ず助けるッ!」",
|
||||
"314000541_76": "「翼さんッ! わたしも必ず助けに行きますからッ!」",
|
||||
"314000541_77": "「気をしっかりッ!\\n あなたは、こんなところで折れる剣じゃないッ!」",
|
||||
"314000541_78": "「立花……、マリアッ!?」",
|
||||
"314000541_79": "「だから、待ってろッ! 絶対に……絶対に、諦めるなよッ!!」",
|
||||
"314000541_80": "「うん……待ってる……待ってるよ、奏」",
|
||||
"314000541_81": "「翼さんとの通信が……、途絶えました……」",
|
||||
"314000541_82": "「――くそッ!」",
|
||||
"314000541_83": "「翼さん……」",
|
||||
"314000541_84": "「藤尭ッ!」",
|
||||
"314000541_85": "「はい、救出の準備、急ピッチで進めていますッ!」",
|
||||
"314000541_86": "(翼……無事でいてくれ……)",
|
||||
"314000541_87": "「お仲間と最後のお話は済んだかしら?」",
|
||||
"314000541_88": "「アリシア……バーンスタイン……」",
|
||||
"314000541_89": "(わたしはまだ、お前の掌の上か……)",
|
||||
"314000541_90": "「ううッ……」"
|
||||
}
|
137
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137
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|
@ -0,0 +1,137 @@
|
|||
{
|
||||
"314000611_0": "絶望へのリハーサル",
|
||||
"314000611_1": "「あの星が見えるか? アリシア。あれがシリウスだ」",
|
||||
"314000611_2": "「シリウス……。わたしたちの楽団と同じ名前だー」",
|
||||
"314000611_3": "「そう。夜の闇の中、最も強く光を放つ星」",
|
||||
"314000611_4": "「今、世界中では、争いによって悲しみ、苦しみ、\\n 絶望している人たちが大勢いる」",
|
||||
"314000611_5": "「その人たちは、先の見えない闇の中で、\\n 不安に押しつぶされそうになっているんだ」",
|
||||
"314000611_6": "「我々、シリウス交響楽団は、その人たちの足元を照らし、\\n 道の先に必ず希望があると指し示すことが目的なのだよ」",
|
||||
"314000611_7": "「……うーん、よくわからない」",
|
||||
"314000611_8": "「ハハッ、ちょっと難しかったか」",
|
||||
"314000611_9": "「それじゃ、アリシアはどうしたい?」",
|
||||
"314000611_10": "「わたしは、みんなの音楽が大好きッ!」",
|
||||
"314000611_11": "「みんなの音楽を聴いてると、\\n なんだか胸が温かくなってくるから」",
|
||||
"314000611_12": "「だから、わたしは、みんなの音楽を聴いた人が、\\n 笑って、楽しくなって、そんな気持ちになってほしい」",
|
||||
"314000611_13": "「なるほど、それは良いなッ!」",
|
||||
"314000611_14": "「よし、今日から、それも我々の目的に加えよう」",
|
||||
"314000611_15": "「うんッ! わたしも、がんばるからね」",
|
||||
"314000611_16": "(夢……)",
|
||||
"314000611_17": "(いつぶりかしら、あの夢を見るのは……)",
|
||||
"314000611_18": "(悲願成就を間近に控えているからかしらね……)",
|
||||
"314000611_19": "「失礼します、アリシア様」",
|
||||
"314000611_20": "「なにか?」",
|
||||
"314000611_21": "「その様に悠然と構えていてもよろしいのですか?」",
|
||||
"314000611_22": "「と、言うと?」",
|
||||
"314000611_23": "「聞けば、脱走した装者が二課に連絡を入れたそうですね」",
|
||||
"314000611_24": "「ええ、そのようね」",
|
||||
"314000611_25": "「どの程度の情報が漏洩したか不明ですが、\\n この基地の所在は間もなく突き止められることでしょう」",
|
||||
"314000611_26": "「なれば、装者奪還のために彼の者たちが強襲してくるは明白」",
|
||||
"314000611_27": "「基地を中心とした広範囲に、\\n 迎撃用のアルカ・ノイズを配備しているとはいえ、相手は装者」",
|
||||
"314000611_28": "「趣旨は理解したわ。\\n それで、あなたたちはどうしろというのかしら?」",
|
||||
"314000611_29": "「先手を打ち、今度こそ二課そのものを根絶すべきかと」",
|
||||
"314000611_30": "「無論、天羽奏など恐るるに足りませんが――」",
|
||||
"314000611_31": "「然り。ブリーシンガメンこそ起動しましたが、所詮は偶然。\\n あの様子では制御すら、ままならないでしょう」",
|
||||
"314000611_32": "「その程度の者ならば、迎撃は容易でしょう?」",
|
||||
"314000611_33": "「はい。ですが先日の戦闘に加わった、\\n 情報に無い装者が2名――この戦力が未知数です」",
|
||||
"314000611_34": "「計画実行の前に、不確定要素は排除しておくべきかと」",
|
||||
"314000611_35": "「万が一にも計画の礎であるアルモニカに被害が及べば、\\n 計画の全ては水泡に帰しましょう」",
|
||||
"314000611_36": "「不安の芽は小さくても、先に潰しておくに、如くはないかと」",
|
||||
"314000611_37": "「あなたたちの言いたいことはわかりました」",
|
||||
"314000611_38": "「ならば、子守歌の準備を早めましょう」",
|
||||
"314000611_39": "「はっ? しかし、計画遂行に足りるだけのエネルギーが\\n まだ、アルモニカには――」",
|
||||
"314000611_40": "「わかっているわ。これはただのリハーサルに過ぎない」",
|
||||
"314000611_41": "「子守歌の試運転も兼ねて、二課と協力する装者を黙らせる。\\n 一石二鳥でしょう?」",
|
||||
"314000611_42": "「仰せの通りに」",
|
||||
"314000611_43": "「直ちに準備に取りかかります」",
|
||||
"314000611_44": "(そう……最早、何者にも止めることはできない)",
|
||||
"314000611_45": "(私たちの目指した理想世界の実現は、\\n もうすぐそこまで来てるのだから)",
|
||||
"314000611_46": "「なんだって、こんな時にギアの調整をしないといけないんだ?」",
|
||||
"314000611_47": "「仕方ないわ。ブリーシンガメンとの共振によるギア変貌なんて、\\n 想定外の事態だもの」",
|
||||
"314000611_48": "「シミュレーションデータを元に適切な調整を施しておかないと、\\n 実戦で何が起こるかわかったものじゃないわ」",
|
||||
"314000611_49": "「それは聞いたさ。\\n けど……早く助けに行かないと翼の身が――」",
|
||||
"314000611_50": "「今更、少しばかり焦っても仕方ないわ。\\n あの状況では二択しかないもの」",
|
||||
"314000611_51": "「再び拘束されたか――もう、手遅れかのね」",
|
||||
"314000611_52": "「手遅れって……それ、本気で言ってるのかッ!?」",
|
||||
"314000611_53": "「落ち着きなさい。理論上では、の話よ」",
|
||||
"314000611_54": "「みんな前者だと信じているからこそ、\\n こうして救出作戦の準備を進めてるんでしょう?」",
|
||||
"314000611_55": "「……悪い。ついかっとなって」",
|
||||
"314000611_56": "「あなたが焦る気持ちも、よくわかるわ」",
|
||||
"314000611_57": "「でも、だからこそ失敗は許されない。\\n そのためには万全の準備を整えないとね」",
|
||||
"314000611_58": "「……駄目だな。\\n 焦ってるのは、あたしだけじゃないのにな」",
|
||||
"314000611_59": "「あの2人だって焦れてるだろうに、何も文句言わないのに」",
|
||||
"314000611_60": "「あら、随分と素直ね。\\n 暴走の衝動との戦いで少しは精神的に成長したのかしら?」",
|
||||
"314000611_61": "「はあ……なんとでも言ってくれ」",
|
||||
"314000611_62": "「フフ……ごめんなさい。珍しく奏ちゃんがしおらしくて\\n 可愛いから、つい意地悪したくなっちゃった」",
|
||||
"314000611_63": "「こんな時に何言ってんだか……」",
|
||||
"314000611_64": "「あ……来たわね」",
|
||||
"314000611_65": "「ん?」",
|
||||
"314000611_66": "「まあ冗談はともかく。\\n こうして待っている時間も、一概に無駄ばかりじゃないのよ」",
|
||||
"314000611_67": "「どういうことだい?」",
|
||||
"314000611_68": "「ギアの調整と並行して、\\n 翼ちゃんの情報を元に敵の計画の調査を進めていたの」",
|
||||
"314000611_69": "(そんなことして、よく頭がこんがらがらないな)",
|
||||
"314000611_70": "「おかげで翼ちゃんの居場所の目星がついたわ。\\n それと、敵の計画も判明しそうよ」",
|
||||
"314000611_71": "「ほ、本当なのか?」",
|
||||
"314000611_72": "「そもそも北極なんて極地に大規模な施設を作るなんて、\\n よほどの組織でもないと不可能よ」",
|
||||
"314000611_73": "「だから、昔からある施設を流用している可能性が高いと\\n 思ったんだけど。予想通りだったわ」",
|
||||
"314000611_74": "「北極に、前からそんなものが?」",
|
||||
"314000611_75": "「ええ。北極には大戦中にドイツ軍が作った秘密基地があるの」",
|
||||
"314000611_76": "「その名もロイバルト北極基地」",
|
||||
"314000611_77": "「ロイバルト北極基地……?」",
|
||||
"314000611_78": "「大戦中、ドイツ軍が集めていた聖遺物の保管所としても\\n 使用されていたらしいの」",
|
||||
"314000611_79": "「その所在地は天羽々斬の反応途絶地点から30キロ圏内。\\n 恐らく間違いないわね」",
|
||||
"314000611_80": "「なら、早くダンナに知らせないとッ!」",
|
||||
"314000611_81": "「安心なさい。これはもう弦十郎くんに報告済みよ」",
|
||||
"314000611_82": "「いつの間に……」",
|
||||
"314000611_83": "「あなたがうんうん唸ってる間にね」",
|
||||
"314000611_84": "「それじゃ、もう1つの、敵の計画ってのは?」",
|
||||
"314000611_85": "「敵の拠点がドイツ軍由来であったことから、\\n 1つの推測が導き出されたの」",
|
||||
"314000611_86": "「ベルゲルミルもドイツ軍が保管していた完全聖遺物だってことは\\n 前に話したわよね?」",
|
||||
"314000611_87": "「ああ……そんなこと言ってたな」",
|
||||
"314000611_88": "「今回の事件の2大ファクターが、いずれもドイツ軍の\\n 聖遺物研究に行き着くなんて、ただの偶然とは考えにくい」",
|
||||
"314000611_89": "「恐らく錬金術師たちの計画は、\\n ドイツ軍の研究を基にしているに違いない――」",
|
||||
"314000611_90": "「そう考えて、例のEUにある研究チームに情報共有したの」",
|
||||
"314000611_91": "「ああ。ブリーシンガメンを借りたっていう、知り合いの……」",
|
||||
"314000611_92": "「そう。そして、翼ちゃんが\\n ロイバルト北極基地で目撃したという謎の楽器――」",
|
||||
"314000611_93": "「それもまた、ドイツ軍が集めた聖遺物の可能性が高い――。\\n という推測と共にね」",
|
||||
"314000611_94": "「確か、巻き貝みたいな楽器――とか言ってたんだっけ?」",
|
||||
"314000611_95": "「ええ、そう。それだけ特徴的な外観ならすぐに割り出して\\n くれると思ったけど、ついさっき届いたわ」",
|
||||
"314000611_96": "「内容は?」",
|
||||
"314000611_97": "「恐らくそれは、数年前に盗まれた『アルモニカ』と言う名の\\n 哲学兵装だろう――という情報よ」",
|
||||
"314000611_98": "(そんな点と点の情報から芋づる式に?\\n 研究者のネットワークってのは、恐ろしいな……)",
|
||||
"314000611_99": "「最初の戦闘であなたと翼ちゃんの動きを縛った『謎の音』も、\\n この哲学兵装の性質と、かなり高い確率で符合するわ」",
|
||||
"314000611_100": "「つまり、人の動きを止める哲学兵装ってことか?\\n 確かに戦闘じゃ厄介だけど……」",
|
||||
"314000611_101": "「争いの無い世の中を作るだなんてのは、\\n 流石に大風呂敷広げすぎじゃないか?」",
|
||||
"314000611_102": "「その程度だったら、良かったんだけどね……」",
|
||||
"314000611_103": "「どうやら、アルモニカの真の力は、そんな次元ではなさそうよ」",
|
||||
"314000611_104": "「なんだって?」",
|
||||
"314000611_105": "「私が保管していた資料の中にも、大戦中のドイツ軍の計画書が\\n 幾つかあってね。今、データベースを検索してみたんだけど」",
|
||||
"314000611_106": "「その中の1つに、アルモニカの設計理論と、\\n それを使用した計画の詳細が、記されていたわ」",
|
||||
"314000611_107": "「大戦の劣勢を――いえ。\\n 世界を制覇し得る恐るべき大規模計画『永久の子守歌』のね」",
|
||||
"314000611_108": "「永久の……子守歌?」",
|
||||
"314000611_109": "「灯台下暗しとはこのことね。\\n 私の手元にその計画書があるなんて」",
|
||||
"314000611_110": "「世界を制覇するなんて……一体、どんな計画なんだ?」",
|
||||
"314000611_111": "「この資料によると、哲学兵装アルモニカによって\\n 人々を目覚めることのない眠りに誘う――という計画のようね」",
|
||||
"314000611_112": "「音を聴いただけで人間を眠らせるなんて……。\\n そんなことが本当にできるのか?」",
|
||||
"314000611_113": "「α波のような特定周波数が睡眠導入を促進することは有名ね。\\n それをもっと高次元域で干渉・誘導する力があるみたい」",
|
||||
"314000611_114": "「なにしろ哲学兵装だから、\\n 通常の物理現象を超越する力を発揮するのは容易に想像できる」",
|
||||
"314000611_115": "「実際、その効果を断片的に受けたあなたたちは、\\n 運動中枢を麻痺させられて動作が鈍ったでしょう?」",
|
||||
"314000611_116": "「あれって、そういうことだったのか……?」",
|
||||
"314000611_117": "「半端な効果だったから良かったものの、完全な状態なら\\n 中枢神経を強制停止させられてしまっていたでしょうね」",
|
||||
"314000611_118": "「目覚めることがないって……つまり、死ぬまで寝続けるのか?」",
|
||||
"314000611_119": "「恐らくは、ね」",
|
||||
"314000611_120": "「なんて物騒な兵器なんだ……」",
|
||||
"314000611_121": "「……なるほどね。この原理だと効果の深度と影響範囲は、\\n 投入されたエネルギー量に比例するらしいわ」",
|
||||
"314000611_122": "「もっとも、当時は起動するだけのエネルギーにすら足りず、\\n 計画は実行できなかったようだけど……」",
|
||||
"314000611_123": "「……やれやれ、そういうオチか。\\n 本当にそんなのが起動してたら今頃、歴史が変わってたな」",
|
||||
"314000611_124": "「ええ。そうね……本当に恐ろしい計画だわ」",
|
||||
"314000611_125": "「でも……もし錬金術師たちが、\\n 今また、この恐るべき計画を実行に移そうとしていたら?」",
|
||||
"314000611_126": "「――ッ!?」",
|
||||
"314000611_127": "「そう……全てのパズルのピースが合致するわ」",
|
||||
"314000611_128": "「錬金術師アリシア・バーンスタインの目指す争いの無い世界――\\n それはアルモニカを全世界に対して発動することで実現される」",
|
||||
"314000611_129": "「そんな……全世界の人間が眠っちまったら――」",
|
||||
"314000611_130": "「ええ……間違いなく、人類文明は、滅びるでしょうね」",
|
||||
"314000611_131": "「馬鹿な……なんてイカれたこと考えるんだ……」",
|
||||
"314000611_132": "(そして恐らくは……。\\n 計画実行までの猶予は、さほど残されていないわね……)",
|
||||
"314000611_133": "「急に慌てだして、一体どうしたんだ?」",
|
||||
"314000611_134": "「悪い予感がするの。間に合うといいんだけど――」"
|
||||
}
|
36
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@ -0,0 +1,36 @@
|
|||
{
|
||||
"314000621_0": "「あったかいもの、どうぞ」",
|
||||
"314000621_1": "「うむ……すまんな」",
|
||||
"314000621_2": "「ところで救出部隊の編成は、あとどのくらいかかりそうだ?」",
|
||||
"314000621_3": "「はい、あと1時間から1時間半かと」",
|
||||
"314000621_4": "「……わかった。\\n 可能な範囲で早く、しかし、手抜かりなく進めてくれ」",
|
||||
"314000621_5": "「了解」",
|
||||
"314000621_6": "「アルカ・ノイズの反応を検知ッ!」",
|
||||
"314000621_7": "「このタイミングでだと? 現場はどこだ」",
|
||||
"314000621_8": "「それが――この二課本部周辺全域、包囲されつつありますッ!」",
|
||||
"314000621_9": "「奴らめ、こちらが乗り込む前に先手を打ってきたか」",
|
||||
"314000621_10": "「友里、現在出撃可能な装者は?」",
|
||||
"314000621_11": "「二課施設内に響ちゃんが待機中、\\n マリアさんは郊外を偵察中ですッ!」",
|
||||
"314000621_12": "「奏のギア調整はどうなってる?」",
|
||||
"314000621_13": "「駄目です、まだ完了していませんッ!」",
|
||||
"314000621_14": "「やむを得ん……」",
|
||||
"314000621_15": "「聞こえるか、響くん、マリアくんッ!」",
|
||||
"314000621_16": "「本部周辺に多数のアルカ・ノイズが襲来した。\\n 直ちに迎撃に向かってくれ」",
|
||||
"314000621_17": "「了解ですッ!」",
|
||||
"314000621_18": "「わたしも急いで戻るわ」",
|
||||
"314000621_19": "「わたしが外側から、あなたが内側から削っていきましょう。\\n いいわね?」",
|
||||
"314000621_20": "「わかりましたッ!」",
|
||||
"314000621_21": "「襲撃だってッ!?」",
|
||||
"314000621_22": "「あたしも行かないとッ! ギアを返してくれッ!」",
|
||||
"314000621_23": "「駄目よ。まだギアの最終調整は終わってないわ」",
|
||||
"314000621_24": "「調整の終わってないギアでは、足手まといになるだけよ」",
|
||||
"314000621_25": "「だけどッ!」",
|
||||
"314000621_26": "「信じなさい、あの子たちを」",
|
||||
"314000621_27": "「あなたをブリーシンガメンの暴走の衝動から\\n 引き戻してくれたのは、他ならぬあの子たちでしょう?」",
|
||||
"314000621_28": "「あ、ああ……」",
|
||||
"314000621_29": "「頭でわかってるつもりでも……。\\n 他人を信じるってのは、難しいことなんだな……」",
|
||||
"314000621_30": "「それがわかっただけでも上出来よ」",
|
||||
"314000621_31": "「心配しなくても、もう少しで終わるわ。\\n もう少しだけ待ってなさい」",
|
||||
"314000621_32": "「ああ……」",
|
||||
"314000621_33": "(2人とも頼む……あたしが行くまで、持ち堪えてくれ)"
|
||||
}
|
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@ -0,0 +1,51 @@
|
|||
{
|
||||
"314000631_0": "「はあ――ッ!!」",
|
||||
"314000631_1": "「やっと合流できたわね。怪我はない?」",
|
||||
"314000631_2": "「大丈夫ですッ! このくらいッ!」",
|
||||
"314000631_3": "「ええ……。でも、油断はしないようにしましょう」",
|
||||
"314000631_4": "「そうですね……。それにしても敵はどうして今、\\n 二課の本部を襲ってきたんでしょうか」",
|
||||
"314000631_5": "「恐らく翼との交信から\\n 我々が本拠地を割り出したと確信したからだろう」",
|
||||
"314000631_6": "「師匠ッ! 敵の基地の場所がわかったんですか?」",
|
||||
"314000631_7": "「ああ。了子くんが分析してくれてな」",
|
||||
"314000631_8": "「だが、この奇襲を撃退しなければ、その情報も無意味だ」",
|
||||
"314000631_9": "「ベルゲルミルの出現も充分に考えられる。\\n 警戒しつつ残りのアルカ・ノイズも迎撃してくれ」",
|
||||
"314000631_10": "「了解よ。\\n 次にアルカ・ノイズの反応が多いポイントへ誘導して頂戴」",
|
||||
"314000631_11": "「……順調だな」",
|
||||
"314000631_12": "「アルカ・ノイズの数は当初の半数以下にまで減少。\\n 確かに順調ですね」",
|
||||
"314000631_13": "「このまま、諦めて引き上げてくれるといいんだけど」",
|
||||
"314000631_14": "「そうだな……だが、何かがおかしい。\\n あまりにも順調すぎる……」",
|
||||
"314000631_15": "「どういうことですか?」",
|
||||
"314000631_16": "「相手の意図が見えん。\\n 二課に奇襲をかけてきたにも関わらず、規模が小さすぎる」",
|
||||
"314000631_17": "「しかもただのアルカ・ノイズばかりで、\\n ベルゲルミルも姿を現さない」",
|
||||
"314000631_18": "「敵もベルゲルミルを使えない理由があるのでは?」",
|
||||
"314000631_19": "「だが、本気で二課を墜とそう考えているなら、\\n ベルゲルミルが投入可能になったタイミングを選ぶはずだ」",
|
||||
"314000631_20": "「先の戦いで、敵もこちらの戦力をある程度把握したはず。\\n まさかアルカ・ノイズだけで墜とせるとは思わないだろう」",
|
||||
"314000631_21": "「先程司令が仰ったように、\\n 本拠地がばれたから、焦って仕掛けてきたのでは?」",
|
||||
"314000631_22": "「確かにそれはあるだろうが……。\\n だが、それを勘案しても拙速に過ぎる」",
|
||||
"314000631_23": "(しかもこんな半端な戦力の分散投入……。\\n やたら損耗するだけで意味はあるまい)",
|
||||
"314000631_24": "(こちらの即応力と戦力に探りを入れている?\\n 特に響くんとマリアくんのデータは乏しかろう)",
|
||||
"314000631_25": "(いや、それとも別の作戦の陽動か……?)",
|
||||
"314000631_26": "「研究室の了子さんからです」",
|
||||
"314000631_27": "「繋いでくれ」",
|
||||
"314000631_28": "「弦十郎くん。敵の計画が判明したわ」",
|
||||
"314000631_29": "「本当かッ!」",
|
||||
"314000631_30": "「詳しくはそっちに転送したレポートを参照して」",
|
||||
"314000631_31": "「ああ、早速目を通すとしよう」",
|
||||
"314000631_32": "「急いでね。\\n わたしの予感じゃ、時間はあまり残されていないわ」",
|
||||
"314000631_33": "「ダンナ、外の様子はどうなんだ?\\n あいつら、苦戦してないか?」",
|
||||
"314000631_34": "「今のところは問題ない。掃討は順調に推移している」",
|
||||
"314000631_35": "「そうか。なら、良かった……」",
|
||||
"314000631_36": "「ところで了子くん。奏のギアの調整はいつ終わる?」",
|
||||
"314000631_37": "「最終調整完了まで10分から15分といったところかしら。\\n どうかしたの?」",
|
||||
"314000631_38": "「ああ……俺もなにか、胸騒ぎがしてな」",
|
||||
"314000631_39": "「ひょっとすると奏にも出撃してもらうかもしれん。\\n 準備を進めておいてくれ」",
|
||||
"314000631_40": "「わかったわ」",
|
||||
"314000631_41": "「よろしく頼む」",
|
||||
"314000631_42": "(ただの杞憂であってくれれば良いのだが……)",
|
||||
"314000631_43": "「司令ッ! アルカ・ノイズの動向に変化が」",
|
||||
"314000631_44": "「装者2人を押し包むように集結しつつあります」",
|
||||
"314000631_45": "「なんだとッ!?」",
|
||||
"314000631_46": "「周辺に新たなアルカ・ノイズの反応を検知ッ!\\n やはり装者2人へ向かっています」",
|
||||
"314000631_47": "「至急、2人に知らせてくれッ!」",
|
||||
"314000631_48": "(網を張っていた……? だが、一体なんのために――?)"
|
||||
}
|
71
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@ -0,0 +1,71 @@
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|||
{
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||||
"314000632_0": "「はあああ――ッ!!」",
|
||||
"314000632_1": "「マリアさん、さっきと比べて随分と勢いが違いませんか?」",
|
||||
"314000632_2": "「ええ……次から次へと、キリがないわね」",
|
||||
"314000632_3": "「開けた場所では不利ね。\\n もっと本部に近づいて防衛ラインを固めましょう」",
|
||||
"314000632_4": "「了解ですッ!」",
|
||||
"314000632_5": "「装者2名、本部入り口前に展開。\\n 掃討戦から防衛戦へと移行します」",
|
||||
"314000632_6": "「うむ……」",
|
||||
"314000632_7": "(だが、それでも手ぬるい攻め方だ)",
|
||||
"314000632_8": "(我々と装者の分断を企図したにしては布陣がおかしい。\\n 内に薄く、外に固めの包囲網だ)",
|
||||
"314000632_9": "(俺なら、装者を遠くに足止めしている内に二課を潰す)",
|
||||
"314000632_10": "(装者や俺たちを殺すのが目的ではない……?)",
|
||||
"314000632_11": "(ならば、一体?)",
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||||
"314000632_12": "「まさか……二課の戦力を1箇所に集めるため?」",
|
||||
"314000632_13": "「敵の狙いは、装者を二課に集めること……?」",
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||||
"314000632_14": "「まさか、既にッ!?」",
|
||||
"314000632_15": "「ここじゃ状況がわからない。\\n 了子さん、あたしは発令所へ行く。調整が終わったら――」",
|
||||
"314000632_16": "「駄目よッ! この研究室から出ないでッ!」",
|
||||
"314000632_17": "「弦十郎くんッ! アリシアは二課を――」",
|
||||
"314000632_18": "「それでは、リハーサルを開始しましょう」",
|
||||
"314000632_19": "「なに? この音楽……」",
|
||||
"314000632_20": "「……これは、脳に直接」",
|
||||
"314000632_21": "「なんだか、眠くなって……」",
|
||||
"314000632_22": "「ちょっとッ! どうした……<speed=1>の</speed>……?」",
|
||||
"314000632_23": "「ガングニール、アガートラーム、機能停止ッ!」",
|
||||
"314000632_24": "「脳波パターンは平常値――。\\n これは睡眠時の脳波に極めて酷似しています」",
|
||||
"314000632_25": "「弦十郎くんッ!\\n アリシアはアルモニカで二課の機能を停止させる気よッ!」",
|
||||
"314000632_26": "「なッ! だから二課に装者をッ!?」",
|
||||
"314000632_27": "「なに、この音楽は……」",
|
||||
"314000632_28": "「なにか、不思議な……」",
|
||||
"314000632_29": "「くッ……この奇襲は……。\\n 北極基地への攻勢を防ぐためだけでは、なかった、のか……」",
|
||||
"314000632_30": "「万が一、アルモニカの存在が、露見した場合……。\\n 対策を、講じる暇を、我々に、与えぬために……」",
|
||||
"314000632_31": "「すまない……了子くん、俺も……」",
|
||||
"314000632_32": "「…………」",
|
||||
"314000632_33": "「本部、応答してッ!\\n 弦十郎くん、応答して、弦十郎くんッ!」",
|
||||
"314000632_34": "「…………」",
|
||||
"314000632_35": "「……了子さん、一体何が?」",
|
||||
"314000632_36": "「やられたわね。まさかこんなに早く……」",
|
||||
"314000632_37": "「……ライフラインへの影響は特にみられない。\\n やっぱり、ピンポイントで、二課が狙われたみたいね」",
|
||||
"314000632_38": "「アルモニカによる永遠の子守歌。\\n それが二課に放たれた」",
|
||||
"314000632_39": "「それじゃ、みんなは、永遠の眠りに……?」",
|
||||
"314000632_40": "「ええ……今、この本部周辺で意識があるのは、\\n 私たちだけでしょうね」",
|
||||
"314000632_41": "「なんで、あたしらだけ眠らずにすんでるんだ?」",
|
||||
"314000632_42": "「先程の計画資料に書いてあった設計概論を読んで、\\n 急いで対抗策を組んでおいたの」",
|
||||
"314000632_43": "「アルモニカの音を相殺するための中和装置をね」",
|
||||
"314000632_44": "「たったあれだけの時間でかッ!?」",
|
||||
"314000632_45": "「本当は、二課全体をカバーできるようにしようとしたんだけど、\\n 流石に時間が無かったわ……」",
|
||||
"314000632_46": "「……もっとも、相殺音の特定が間に合わなかったら、\\n 私たちもバッタリ、だったけどね」",
|
||||
"314000632_47": "(とは言っても、あの急ごしらえで防げたのは奇跡かしら)",
|
||||
"314000632_48": "「なあ、みんな目覚めるんだよなッ!?」",
|
||||
"314000632_49": "「…………」",
|
||||
"314000632_50": "「まさか、こんなの……、\\n あっけなさすぎるだろッ!」",
|
||||
"314000632_51": "「――なんだッ!?」",
|
||||
"314000632_52": "「主力のお出ましね。\\n なんて抜け目のない」",
|
||||
"314000632_53": "「了子さん、アルモニカの音は?」",
|
||||
"314000632_54": "「幸い、アルモニカの音は止んでいるわ。\\n 流石に、あれだけ強力な力、連続使用は無理でしょう」",
|
||||
"314000632_55": "「ギアの調整は?」",
|
||||
"314000632_56": "「そっちも済んでるわ、だけど……」",
|
||||
"314000632_57": "「今、二課は壊滅的状況よ。\\n あの2人の装者も戦えない」",
|
||||
"314000632_58": "「わかってる。あたしがなんとかする……」",
|
||||
"314000632_59": "「……ごめんなさい。こんな状況なのに、\\n なにもいい案が浮かばないわ」",
|
||||
"314000632_60": "「まさか、こんな事態になるなんて……」",
|
||||
"314000632_61": "「いいえ、もっと早く気づけていれば、\\n 対策もできたはず……天才櫻井了子が聞いてあきれるわね」",
|
||||
"314000632_62": "「了子さんはいつだって天才だよ。\\n ――みんなのこと、頼む」",
|
||||
"314000632_63": "「奏ちゃん……」",
|
||||
"314000632_64": "「アルカ・ノイズを引き連れて、錬金術師のお出ましか」",
|
||||
"314000632_65": "「あの程度なら、あたしが蹴散らしてやるさ」",
|
||||
"314000632_66": "「それだけじゃないわ。その後ろをご覧なさい」",
|
||||
"314000632_67": "「……やっぱり来たか」",
|
||||
"314000632_68": "「――ベルゲルミルッ!」"
|
||||
}
|
23
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23
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|
@ -0,0 +1,23 @@
|
|||
{
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||||
"314000711_0": "たったひとりの戦い",
|
||||
"314000711_1": "「やっぱり来たか――」",
|
||||
"314000711_2": "「――ベルゲルミルッ!」",
|
||||
"314000711_3": "「……ん? なんだか格好がこの前と少し違わないか?」",
|
||||
"314000711_4": "「最悪ね……まさか、このタイミングで進化しているだなんて」",
|
||||
"314000711_5": "「進化だって?」",
|
||||
"314000711_6": "「ええ、ベルゲルミルは霜の巨人――、\\n 極寒の北極で力を溜めて、成長したみたいね」",
|
||||
"314000711_7": "「流石は、氷に包まれし巨人の国、\\n ヨトゥンヘイムの住人といったところね」",
|
||||
"314000711_8": "「そんな単純な……」",
|
||||
"314000711_9": "「聖遺物や哲学兵装というものは、複雑な存在に見えて、\\n 存外そういった概念に忠実なものよ」",
|
||||
"314000711_10": "「なんにしても、絶体絶命ってことか……」",
|
||||
"314000711_11": "「あんなのが相手じゃ、ブリーシンガメンを使うしかないだろう」",
|
||||
"314000711_12": "「それは駄目よ。とても許可できないわ」",
|
||||
"314000711_13": "「どうしてだよッ!?」",
|
||||
"314000711_14": "「当然でしょう? シミュレーション上ですら、\\n 正常な起動率はまだ50%未満なのよ?」",
|
||||
"314000711_15": "「その上、響ちゃんたちが倒れた今、暴走してしまったら、\\n 誰もあなたを止められる者がいないわ」",
|
||||
"314000711_16": "「なら、どうすればいいんだ?」",
|
||||
"314000711_17": "「――まずは、2人の装者の回収を急いで」",
|
||||
"314000711_18": "「そのままにしておいたら戦いに巻き込まれるわ」",
|
||||
"314000711_19": "「わかった、行ってくるッ!」",
|
||||
"314000711_20": "「頼んだわよ」"
|
||||
}
|
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12
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@ -0,0 +1,12 @@
|
|||
{
|
||||
"314000722_0": "「2人はどこだッ!?」",
|
||||
"314000722_1": "「邪魔するなッ!!」",
|
||||
"314000722_2": "「はあああ――ッ!!」",
|
||||
"314000722_3": "「あそこかッ!」",
|
||||
"314000722_4": "「待ってろ、今行く――ッ!」",
|
||||
"314000722_5": "「この足音は――奴かッ!?」",
|
||||
"314000722_6": "「グガアアアアア――ッ!」",
|
||||
"314000722_7": "「……駄目だ。2人を抱えて逃げようにも\\n ここからじゃ奴の方が早く辿り着く」",
|
||||
"314000722_8": "「このままじゃ、2人がやられちまう――」",
|
||||
"314000722_9": "「奴をこっちに引きつけるしかないッ!」"
|
||||
}
|
51
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51
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|
@ -0,0 +1,51 @@
|
|||
{
|
||||
"314000732_0": "「こっちに来いって言ってるだろッ!」",
|
||||
"314000732_1": "「クソッ。普通のギアじゃ、穂がまともに通りやしない」",
|
||||
"314000732_2": "「グガアアアアア――ッ!」",
|
||||
"314000732_3": "「く――ッ!」",
|
||||
"314000732_4": "「くッ!\\n あんなのまともに食らったら、ひとたまりもないっての」",
|
||||
"314000732_5": "(しかもこいつ、どんなに誘導しようとしても、\\n 2人と本部の方へ直進し続ける)",
|
||||
"314000732_6": "(錬金術師から、そういう命令を受けてるのか?)",
|
||||
"314000732_7": "(なんにしても……あいつらの所まで、もう距離がほとんどない)",
|
||||
"314000732_8": "(ここで倒すしかないってことかよッ!)",
|
||||
"314000732_9": "「グウウウウウ――」",
|
||||
"314000732_10": "「それ以上進ませるかッ、このデカブツがッ!」",
|
||||
"314000732_11": "「ここであいつらになにかあったら、\\n 翼に合わせる顔がないんだよッ!」",
|
||||
"314000732_12": "「だから止める……、\\n たとえ……あたしの命に代えてでもッ!」",
|
||||
"314000732_13": "「奏ちゃん。聞こえる?」",
|
||||
"314000732_14": "「了子さんッ!?」",
|
||||
"314000732_15": "「仕方ないわ、ブリーシンガメンの使用を許可するわ」",
|
||||
"314000732_16": "「いいのか?」",
|
||||
"314000732_17": "「このままでは、どちらにしても全滅よ。\\n それなら、少しでも可能性が高い選択に賭けましょう」",
|
||||
"314000732_18": "「……待ってましたッ!」",
|
||||
"314000732_19": "「私たち全員の命を、あなたに預けるわ」",
|
||||
"314000732_20": "「必ず、負の感情、暴走の衝動に打ち勝って。いいわね?」",
|
||||
"314000732_21": "「ああ――わかってるさ」",
|
||||
"314000732_22": "「ブリーシンガメンッ……あたしに力を貸せッ!!」",
|
||||
"314000732_23": "「うおおおおおお――――――ッ!!」",
|
||||
"314000732_24": "「グルルルル……?」",
|
||||
"314000732_25": "「ぐあああああ………………ッ!」",
|
||||
"314000732_26": "「奏ちゃんッ!? やはりまだ――」",
|
||||
"314000732_27": "<size=40>「うあああああ――――――ッ!」</size>",
|
||||
"314000732_28": "『……本当に、懲りないやつだよ』",
|
||||
"314000732_29": "「うる、さい……お前は、あたしじゃ、ない……」",
|
||||
"314000732_30": "「昔の、あたしの、心を、真似してる、だけ、だろうが……」",
|
||||
"314000732_31": "『どうかな? だが、嘘を言ってないのはわかってるだろう?』",
|
||||
"314000732_32": "「うるさいッ! 早く、力を、貸せ……ブリーシンガメン……」",
|
||||
"314000732_33": "『あんな化け物相手に、なんで身を晒さないといけないのさ?』",
|
||||
"314000732_34": "「当たり前だろう……仲間の……ためだ」",
|
||||
"314000732_35": "『知り合ったばかりの奴らの仲良しごっこにほだされたか?』",
|
||||
"314000732_36": "「あいつらは……翼の、大事な仲間だ……。\\n なら、あたしの仲間でもあるんだよッ!」",
|
||||
"314000732_37": "『翼、翼、翼ッ! まったく、お前はそればっかりだ』",
|
||||
"314000732_38": "『あいつこそが、お前の苦しみの、元凶だろう?』",
|
||||
"314000732_39": "「違うッ!」",
|
||||
"314000732_40": "『違うものかよ』",
|
||||
"314000732_41": "『思い出せ、お前があいつをどれだけ憎んでいたかを。\\n 羨んでいたかを』",
|
||||
"314000732_42": "「そんなのは……昔の話だ。今は、違う……」",
|
||||
"314000732_43": "『人間が、お前が、そんな簡単に変われると思っているのか?』",
|
||||
"314000732_44": "『ずっと抱え込んだ苦しみが、憎しみが、捨て去れるとでも?』",
|
||||
"314000732_45": "『どれもこれも、あいつの――翼のせいだというのに?』",
|
||||
"314000732_46": "「うるさい、黙れッ!」",
|
||||
"314000732_47": "『覚えているんだろう?\\n あの時、あいつが、どんな顔をしたかを――』",
|
||||
"314000732_48": "「やめろぉぉぉ――ッ!」"
|
||||
}
|
55
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Normal file
55
Missions/event013/314000741_translations_jpn.json
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|
@ -0,0 +1,55 @@
|
|||
{
|
||||
"314000741_0": "「あれは――」",
|
||||
"314000741_1": "「厳しい訓練と薬物の投与で、\\n ガングニールとの適合を試みていた頃」",
|
||||
"314000741_2": "「あいつは、\\n 大人の後ろであたしを見ながらずっと震えてた」",
|
||||
"314000741_3": "「そして、あたしが復讐のため、\\n 死に物狂いで手に入れようとしている力を」",
|
||||
"314000741_4": "「あいつは、なんの苦労もなく手に入れやがった」",
|
||||
"314000741_5": "「あたしが、血反吐を吐きながら、苦しんでいる時、\\n あいつは、あたしを憐れむような目でずっと見てたッ!」",
|
||||
"314000741_6": "「気に入らないんだよッ! その憐れむような目がッ!\\n そんなにあたしが怖いかよッ!」",
|
||||
"314000741_7": "「風鳴翼――、お前を見てるとむしゃくしゃするッ!」",
|
||||
"314000741_8": "「あたしの方が、ずっとノイズを殺したいと思ってるのにッ!」",
|
||||
"314000741_9": "「どうしてあたしよりも、あいつの方がッ!」",
|
||||
"314000741_10": "「だからあたしは諦めなかった、\\n あたしは、あたし自身の力でガングニールをもぎ取ったッ!」",
|
||||
"314000741_11": "『思い出したか?』",
|
||||
"314000741_12": "「ああ……思い出したよ」",
|
||||
"314000741_13": "「あの時のあたしが――。\\n どれだけ翼を、憎んでいたか。羨んでいたか」",
|
||||
"314000741_14": "『そうだ。お前はお前自身の力で装者となった。\\n そこに、風鳴翼は必要ない』",
|
||||
"314000741_15": "『むしろ、その存在こそが、お前の憎悪を掻き立て、\\n 足をひっぱっている』",
|
||||
"314000741_16": "『思い出しただろう? 風鳴翼はお前の敵だということを。\\n 助ける価値などない、焼き尽くすべきモノだということを』",
|
||||
"314000741_17": "「ああ……確かに、憎かった。羨んでいた」",
|
||||
"314000741_18": "「――でも、それだけじゃなかった」",
|
||||
"314000741_19": "『なに?』",
|
||||
"314000741_20": "「あたしの感情に言うのもおかしな話だけど、つめが甘かったな」",
|
||||
"314000741_21": "『何を言ってる?』",
|
||||
"314000741_22": "「あんたが、見せてくれたのが具体的だったおかげで、\\n 懐かしい記憶を思い出せた」",
|
||||
"314000741_23": "「邪悪な感情を上書きして、\\n うまく誤魔化そうとしたみたいだけど」",
|
||||
"314000741_24": "『――ッ!?』",
|
||||
"314000741_25": "「装者になれたのはあたしだけの力じゃないッ!」",
|
||||
"314000741_26": "「ガングニールとの適合を試みた時――」",
|
||||
"314000741_27": "「あたしが、血反吐を吐き、意識が朦朧とする中、\\n 確かにあたしは感じた――」",
|
||||
"314000741_28": "「あたしの手を握る、あの優しい温もりを――」",
|
||||
"314000741_29": "「忘れてたまるかッ! ノイズに家族を殺され、\\n その憎悪だけで生きていたあたしを――」",
|
||||
"314000741_30": "「救ってくれたのが、翼だったんだッ!」",
|
||||
"314000741_31": "「それだけじゃないッ!\\n あたしが装者になれたのも、翼がいたからなんだッ!」",
|
||||
"314000741_32": "「忘れるもんかッ!\\n あの手の温もりを、翼の温もりをッ!」",
|
||||
"314000741_33": "「翼は、あたしを憐れんでなんていないッ!\\n ずっと、あたしのことを心配してくれてたんだ」",
|
||||
"314000741_34": "「そうだ、あの時、翼に触れた瞬間から――」",
|
||||
"314000741_35": "「あたしの世界が始まったんだッ!」",
|
||||
"314000741_36": "『そうだとしても、\\n お前がこれから救おうとしているのは、別人だッ!』",
|
||||
"314000741_37": "『お前の言うその翼は既に死んでいるッ!』",
|
||||
"314000741_38": "「知ってるさ、そんなことは」",
|
||||
"314000741_39": "「でも、同じなんだよ。あの時――」",
|
||||
"314000741_40": "「翼の手を握った時の温もりは、\\n 間違いなく、あたしの知ってる翼だった」",
|
||||
"314000741_41": "「――翼は、やっぱり翼なんだってッ!」",
|
||||
"314000741_42": "『なッ!?』",
|
||||
"314000741_43": "「どの世界に生まれようとッ! 誰と一緒に歩んでいようとッ!\\n 翼は――どこまでも翼だッ!!」",
|
||||
"314000741_44": "「だから……あたしは、もう迷わないッ!」",
|
||||
"314000741_45": "「相手がなんであろうと、どんなに強かろうと、\\n 何度だろうと――やってやるさ」",
|
||||
"314000741_46": "「たとえそれが、あたしの中の醜い心でも、\\n どんな手強い怪物が相手であろうとなッ!!」",
|
||||
"314000741_47": "「あたしと翼の邪魔をする奴は、全部ぶっ潰してやるッ!」",
|
||||
"314000741_48": "「グルルルル――ッ!?」",
|
||||
"314000741_49": "<size=40>「おおおおおおお――ッ!!」</size>",
|
||||
"314000741_50": "「奏ちゃんッ!?」",
|
||||
"314000741_51": "「――待たせたな、ベルゲルミル。\\n 今度こそ、決着をつけるとしようかッ!」",
|
||||
"314000741_52": "「ガアアアアアッ!」"
|
||||
}
|
74
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74
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|
@ -0,0 +1,74 @@
|
|||
{
|
||||
"314000742_0": "「はああああ――ッ!」",
|
||||
"314000742_1": "「ガアアアアアッ!」",
|
||||
"314000742_2": "「馬鹿なッ!?\\n 天羽奏が――ブリーシンガメンを起動しただとッ!?」",
|
||||
"314000742_3": "「偶然ではなかったのかッ!?」",
|
||||
"314000742_4": "「凄い……完全に2つの聖遺物を使いこなしているなんて」",
|
||||
"314000742_5": "「それどころか、進化したベルゲルミルを圧倒してすらいる。\\n なんて力なの?」",
|
||||
"314000742_6": "「他の装者たちの助けもなしに、たった1人で……」",
|
||||
"314000742_7": "「――いいえ。\\n あの子は、1人きりなんかじゃなかったわね……」",
|
||||
"314000742_8": "「そうでしょう? 翼ちゃん……」",
|
||||
"314000742_9": "「グアアアアアッ!」",
|
||||
"314000742_10": "「形勢逆転、ってヤツだな……」",
|
||||
"314000742_11": "「こいつで、とどめだあ――――――ッ!」",
|
||||
"314000742_12": "「そういうわけにはいかない」",
|
||||
"314000742_13": "「なんだとッ!?\\n くそッ! 現れたと思ったら邪魔しやがってッ!」",
|
||||
"314000742_14": "「天羽奏……。\\n 貴様がここまでやれるとは、誤算だった」",
|
||||
"314000742_15": "「翼を返せッ!」",
|
||||
"314000742_16": "「そういうわけにはいかない。\\n 彼女には、まだ果たしてもらわないといけない役目がある」",
|
||||
"314000742_17": "「返さないって言うなら……。\\n 力尽くで取り戻すまでだ――ッ!」",
|
||||
"314000742_18": "「ちいッ!」",
|
||||
"314000742_19": "「今日のところは引き上げさせてもらう」",
|
||||
"314000742_20": "(ベルゲルミルを逃がした?\\n クソッ……せっかく追い詰めたのに)",
|
||||
"314000742_21": "「二課は壊滅した。\\n もはや我々を止めることは不可能だ」",
|
||||
"314000742_22": "「それでもまだ抗うと言うのなら、来るがいい」",
|
||||
"314000742_23": "「当たり前だッ!」",
|
||||
"314000742_24": "「くそったれ……」",
|
||||
"314000742_25": "「お疲れ様、奏ちゃん。\\n よく暴走の衝動に打ち勝ってくれたわ」",
|
||||
"314000742_26": "「ああ……どうにかこうにかだったけどな……。\\n ベルゲルミルにもトドメを刺せなかったし……」",
|
||||
"314000742_27": "「仕方ないわ。\\n 状況を考えれば、撃退できただけで御の字よ」",
|
||||
"314000742_28": "「ああ……」",
|
||||
"314000742_29": "「疲れてるところ悪いけど、\\n 響ちゃんたちをメディカルルームへ連れてきてもらえないかしら」",
|
||||
"314000742_30": "「そうだったッ!」",
|
||||
"314000742_31": "「それで、どうなんだ。みんなの様子は?」",
|
||||
"314000742_32": "「どうやら『永久の子守歌』は、まだ未完成のようね。\\n これならまだ目覚めさせることが可能だと思うわ」",
|
||||
"314000742_33": "「ふう……、なら一安心だな」",
|
||||
"314000742_34": "「いえ、そう楽観視もできないけどね」",
|
||||
"314000742_35": "「なんでさ?」",
|
||||
"314000742_36": "「脳に浸透したアルモニカの干渉波を中和するには、\\n かなりの時間がかかりそうなの」",
|
||||
"314000742_37": "「例の中和装置か何かを強めに浴びせるとかじゃ駄目なのか?」",
|
||||
"314000742_38": "「乱暴に中和した場合、通常の脳波にも影響がでかねないわ。\\n そこは、慎重にやらないとね……」",
|
||||
"314000742_39": "「そうなのか……でも、時間をかければなんとかなるんだろ?」",
|
||||
"314000742_40": "「ええ――けれど、私たちにはその時間が残されていない」",
|
||||
"314000742_41": "「どういうことだ?」",
|
||||
"314000742_42": "「今の段階でもこれだけの効力を発揮しているということは、\\n 子守歌の完成は、目前だと考えられるわ」",
|
||||
"314000742_43": "「それこそ、了子さんが作った中和装置で対抗できないのか?」",
|
||||
"314000742_44": "「それは難しいわね……」",
|
||||
"314000742_45": "「確かに急造だったとはいえ、今の完成度の子守歌を、\\n 限られた範囲内で中和するのがやっとだったのよ」",
|
||||
"314000742_46": "「完成した子守歌が世界に流された場合、\\n おそらく、今の中和装置では防げないわ」",
|
||||
"314000742_47": "「そんな……どうにかならないのか?」",
|
||||
"314000742_48": "「こちらも、時間さえあれば対応できると思うけど――。\\n 子守歌の完成の方が早いでしょうね」",
|
||||
"314000742_49": "「アルモニカがあるのは、北極基地。\\n おそらく衛星を利用して全世界へ流すつもりね」",
|
||||
"314000742_50": "「それじゃあ、衛星を破壊するってのは?」",
|
||||
"314000742_51": "「どの衛星が使用されているかわからないし、\\n これから調べて破壊するにはかなりの時間が必要だと思うわ」",
|
||||
"314000742_52": "「アルモニカで二課の機能を停止させて、\\n ベルゲルミルで襲ってくるほど慎重な連中よ」",
|
||||
"314000742_53": "「おそらく、そちらも対策を打っているでしょうね」",
|
||||
"314000742_54": "「やっぱり……子守歌が完成する前に、\\n 北極に行って、止めるしかないってことか?」",
|
||||
"314000742_55": "「ええ、そういうことね」",
|
||||
"314000742_56": "「そして現状、それをなし得るのは――あなた1人よ」",
|
||||
"314000742_57": "「あたし<speed=1>、</speed>だけ……」",
|
||||
"314000742_58": "「翼ちゃんの世界……、並行世界の装者に頼ることも考えたわ。\\n でもそれは――」",
|
||||
"314000742_59": "「わかってる。この状況で呼んで、子守歌が発動でもしたら\\n 翼の世界も滅ぼしかねない」",
|
||||
"314000742_60": "「そう。私たちの世界の都合で、\\n そこまでのリスクは流石に負わせられないわ」",
|
||||
"314000742_61": "「……翼ちゃんの仲間たちは、お人よし揃いみたいだからね。\\n これ以上巻き込めないじゃない?」",
|
||||
"314000742_62": "「……ああ。確かに」",
|
||||
"314000742_63": "「――あたし1人で決着をつけてくるさ」",
|
||||
"314000742_64": "「……お願い。北極に渡る手段と、\\n あなた1人用のアルモニカ対抗装置は、なんとか用意するわ」",
|
||||
"314000742_65": "「ああ……よろしく頼む」",
|
||||
"314000742_66": "「出発には間に合わないと思うけど、響ちゃんたちが覚醒したら、\\n 元の世界に避難してもらうように伝えるわ。いいわね?」",
|
||||
"314000742_67": "「それで、構わない」",
|
||||
"314000742_68": "「あ、起きたら、2人に伝えておいてくれよ」",
|
||||
"314000742_69": "「なにかしら?」",
|
||||
"314000742_70": "「翼は必ずあたしが助けて、無事返すってさ」",
|
||||
"314000742_71": "「わかったわ」"
|
||||
}
|
39
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39
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|
@ -0,0 +1,39 @@
|
|||
{
|
||||
"314000811_0": "『争い』の犠牲者たち",
|
||||
"314000811_1": "「北極行きの足は、なんとかなりそうかい?」",
|
||||
"314000811_2": "「ええ。日本をはじめ、各国政府に事情を説明して、\\n なんとか手配できたわ」",
|
||||
"314000811_3": "「二課が準備していた輸送機を操縦するパイロットと、\\n 北極上空までエスコートしてくれる護衛機を一個小隊」",
|
||||
"314000811_4": "「それから、洋上で空中給油機が一度合流する予定よ」",
|
||||
"314000811_5": "「そいつはありがたい」",
|
||||
"314000811_6": "「輸送機のパイロットは既に到着して、\\n 格納庫で準備を進めてくれてるわ」",
|
||||
"314000811_7": "「じゃあボチボチ、格納庫で待機しておくか」",
|
||||
"314000811_8": "「ええ、お願いね」",
|
||||
"314000811_9": "「本当なら、私もついて行きたいところだけど……」",
|
||||
"314000811_10": "「了子さんには、\\n あの2人と眠った二課を起こしてもらわないと」",
|
||||
"314000811_11": "「それができるのは了子さんだけなんだ。\\n お互い、やれることをやるしかないだろう?」",
|
||||
"314000811_12": "「……そうね」",
|
||||
"314000811_13": "「本当に、頼もしくなったわね。\\n まるで別人みたい」",
|
||||
"314000811_14": "「な、なんだよ、気味悪いな。\\n いつもはあまったるいしゃべりでちゃかすのにさ」",
|
||||
"314000811_15": "「あら。私の素直な感想よ」",
|
||||
"314000811_16": "「あっと。いけない、これを忘れちゃ駄目ね」",
|
||||
"314000811_17": "「はい、ブリーシンガメン」",
|
||||
"314000811_18": "「腕輪のアタッチメント側に、\\n 小型化したアルモニカの中和装置を組み込んだわ」",
|
||||
"314000811_19": "「前回の子守歌の出力程度なら、\\n 中和してくれるはずだわ」",
|
||||
"314000811_20": "「でも、もし、永久の子守歌が完成してしまったら、\\n 防ぐことはできないから注意して」",
|
||||
"314000811_21": "「ありがとう。助かるよ」",
|
||||
"314000811_22": "「それともう1つ。翼ちゃん用のものも、ね」",
|
||||
"314000811_23": "「ああ……必ず渡してみせる」",
|
||||
"314000811_24": "「あなたにしてあげられるのは、ここまでね」",
|
||||
"314000811_25": "「私はここでみんなの覚醒を促しながら、\\n 子守歌への対応装置の強化設計も進めるわ」",
|
||||
"314000811_26": "「あいつらのこと、頼む」",
|
||||
"314000811_27": "「ええ……」",
|
||||
"314000811_28": "「それに関して、少しだけ良い知らせだけど。\\n 例のEUチームで中和装置の製造を進めてくれることになったわ」",
|
||||
"314000811_29": "「私が設計する端から、ユニット単位で組んでくれるそうよ」",
|
||||
"314000811_30": "「本当か?」",
|
||||
"314000811_31": "「正直、子守歌の完成に間に合うかは微妙なところだけど。\\n 何もしないよりはいいでしょう?」",
|
||||
"314000811_32": "「あたしが失敗したら、そいつが最後の希望になるわけか……」",
|
||||
"314000811_33": "「縁起でもないこと言わないの。\\n 本当に、保険の保険程度の代物なんだからね?」",
|
||||
"314000811_34": "「あなたに……この世界の未来を託したわ」",
|
||||
"314000811_35": "「……ああ。必ず止めてみせるッ!」",
|
||||
"314000811_36": "「翼が命をかけて護ったこの世界を、\\n むざむざ終わらせるわけにいかないッ!」"
|
||||
}
|
87
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87
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|
@ -0,0 +1,87 @@
|
|||
{
|
||||
"314000821_0": "「間もなく、天羽奏が乗り込んでくるはず。\\n 警戒を最大になさい」",
|
||||
"314000821_1": "「承知いたしました」",
|
||||
"314000821_2": "「しかし、よもや天羽奏がブリーシンガメンを制御するとは、\\n 手痛い誤算でしたね」",
|
||||
"314000821_3": "「いいえ。天羽奏のことは、2次的な問題に過ぎないわ」",
|
||||
"314000821_4": "「我々の真の誤算は、櫻井了子という存在……」",
|
||||
"314000821_5": "「あの櫻井理論の提唱者の」",
|
||||
"314000821_6": "「そして、シンフォギアの産みの親」",
|
||||
"314000821_7": "「まさかあの短時間でアルモニカの情報にまで辿り着き、\\n 断片的とは言え対抗措置をとってくるとは……」",
|
||||
"314000821_8": "「まさに鬼才というべきでしょうな」",
|
||||
"314000821_9": "「ええ。彼女さえいなければ、\\n 今頃は天羽奏も永久の眠りに就いていたでしょう」",
|
||||
"314000821_10": "「では今一度、二課を襲撃し、櫻井了子を抹殺しますか?」",
|
||||
"314000821_11": "「いえ。もはや、それには及ばない」",
|
||||
"314000821_12": "「それよりも先に、永久の子守歌を完成させれば済む話」",
|
||||
"314000821_13": "「では――」",
|
||||
"314000821_14": "「あまり手荒な真似はしたくなかったけど、仕方ないわ」",
|
||||
"314000821_15": "「風鳴翼をここへ――」",
|
||||
"314000821_16": "「くッ……放せ」",
|
||||
"314000821_17": "「意外と元気そうで安心したわ」",
|
||||
"314000821_18": "「いまさら、わたしになんの用だ」",
|
||||
"314000821_19": "「二課の攻撃に備えて人の盾にでもしようというのか?」",
|
||||
"314000821_20": "「残念ながら、二課からの助けは来ないわ」",
|
||||
"314000821_21": "「なんだと?」",
|
||||
"314000821_22": "「いえ……正確に言えば来るでしょうね。\\n 天羽奏が、1人でね」",
|
||||
"314000821_23": "「奏が……なぜ1人でッ!?」",
|
||||
"314000821_24": "「教えてあげる義理は無いけど……まあいいわ」",
|
||||
"314000821_25": "「他の装者は、私たちの襲撃で既に行動不能に陥ったの」",
|
||||
"314000821_26": "「だから、仮に救出に来られるとしても、天羽奏たった1人」",
|
||||
"314000821_27": "「無論、あなたが見捨てられていなければ――の話だけど」",
|
||||
"314000821_28": "「馬鹿にしているつもりかッ!」",
|
||||
"314000821_29": "「別に。事実を教えてあげたまでよ」",
|
||||
"314000821_30": "(まさか、立花とマリアがやられた……、\\n いや、そんなはずはない)",
|
||||
"314000821_31": "「ならば、ついでにもう1つ教えてもらおうか」",
|
||||
"314000821_32": "「平和な世界を作ると、お前は言った。\\n なのになぜ、こんな無道な真似をする?」",
|
||||
"314000821_33": "「真に平和を願うなら、別の力の使い方もあっただろう」",
|
||||
"314000821_34": "「あなたたちのように、国連や各国政府に協調しろと?」",
|
||||
"314000821_35": "「それには限らないが、それもまた1つの手段だろう」",
|
||||
"314000821_36": "「無理ね。あなたと私では、平和の定義が根本的に異なるわ」",
|
||||
"314000821_37": "「平和に定義の違いなどあるものか。\\n 人々が遍く幸福に満たされる世界――それこそが平和だろう?」",
|
||||
"314000821_38": "「幸福……ね」",
|
||||
"314000821_39": "「ねえ……あなたは、かつて存在した、\\n シリウス交響楽団のことを知っているかしら?」",
|
||||
"314000821_40": "「……ああ」",
|
||||
"314000821_41": "(とは言え、二課との通信で聞いたぐらいだが……)",
|
||||
"314000821_42": "「どの程度知っている?」",
|
||||
"314000821_43": "「紛争地域で人々を笑顔にするために活動していた楽団であり、\\n そして紛争に巻き込まれ大半が命を落とした、と――」",
|
||||
"314000821_44": "「ええ……そう知られているわね」",
|
||||
"314000821_45": "「実際は違ったというのか?」",
|
||||
"314000821_46": "「いいえ。概ねは、合っているわ」",
|
||||
"314000821_47": "「紛争が人々の心を覆う闇ならば、闇の中でも強く輝く\\n シリウスのように、少しでも闇の中を照らしたい――」",
|
||||
"314000821_48": "「人々の悲しみと苦しみを音楽で癒やし、笑顔にしようと考え、\\n それを実践していたのが、かつてのシリウス交響楽団だった」",
|
||||
"314000821_49": "「紛争に巻き込まれ、仲間を失ったことは同情に値する。\\n いつの世も、戦争が生み出す、悲しい犠牲者だ」",
|
||||
"314000821_50": "「だが――なればこそ。\\n お前は仲間の遺志を受け継ぐべきではないのか?」",
|
||||
"314000821_51": "「そうね……楽団が、ただ紛争に巻き込まれたのであったら、\\n 私もきっと、そうしていたでしょう」",
|
||||
"314000821_52": "「なに?」",
|
||||
"314000821_53": "「危険な紛争地帯を渡り歩いての興行だもの。\\n いつ戦闘に巻き込まれて命を落とすか知れない――」",
|
||||
"314000821_54": "「その程度の覚悟は、当然、皆できていたわ」",
|
||||
"314000821_55": "「では、なぜ――?」",
|
||||
"314000821_56": "「戦争の犠牲者?\\n あの悲劇は、そんな簡単な言葉では片付けられない」",
|
||||
"314000821_57": "「あなたは、人間の醜さを何もわかっていない」",
|
||||
"314000821_58": "「何を言っている……?」",
|
||||
"314000821_59": "「事件当時は、コラテラルダメージなどと、\\n 事故、やむを得ない犠牲だと言われ、片付けられた……」",
|
||||
"314000821_60": "「だけど――。\\n 真相は違った、私たち楽団のメンバーは、囮にさせられたのよ」",
|
||||
"314000821_61": "「囮……だと?」",
|
||||
"314000821_62": "「あれは、政治的に仕組まれたものだった。\\n 人々を救いたいという私たちの想いを、戦争の道具にした」",
|
||||
"314000821_63": "「そして、私たちの犠牲を利用して、\\n さらに多くの人の命を奪った……」",
|
||||
"314000821_64": "「まさか……」",
|
||||
"314000821_65": "「国際世論を味方につけ、相手陣営への報復の大義名分を得て、\\n 紛争を拡大させた――そういう筋書きか?」",
|
||||
"314000821_66": "「ええ、そうよ。平和を願う私たちの想いは、戦争を求める\\n 権力者の野心という炎にくべられる、絶好の薪だったのよ」",
|
||||
"314000821_67": "「列強政府も、国際世論も、その道化芝居を薄々察しながら、\\n あえてそれに乗り、支援したわ」",
|
||||
"314000821_68": "「当時幼かった私は、激化する紛争から危険だと言われ、\\n 最後の演奏には参加しなかった」",
|
||||
"314000821_69": "「その結果、私以外の楽団メンバーは――、\\n 家族は、戦争の道具となり、全員死んだ」",
|
||||
"314000821_70": "「ッ……」",
|
||||
"314000821_71": "「気づいたのよ。この世界に人間がいる以上、\\n 決して争いはなくならない。平和な世界など訪れない」",
|
||||
"314000821_72": "「だったら――全ての人間を消せば、世界は平和になる」",
|
||||
"314000821_73": "「楽団の……みんなの遺志は、唯一の生き残りの私が継ぐ」",
|
||||
"314000821_74": "「そんなことができるわけ――」",
|
||||
"314000821_75": "「できるわ。そのために今まで準備をしてきたのだから」",
|
||||
"314000821_76": "「あなたを攫ったのも、その計画の一端」",
|
||||
"314000821_77": "「まさか、背後の楽器が? 聖遺物……あるいは哲学兵装なのか?」",
|
||||
"314000821_78": "「だとしたら、どうするというの?」",
|
||||
"314000821_79": "「そんなこと――させはしないッ!」",
|
||||
"314000821_80": "「Imyuteus amenohabakiri tron――」",
|
||||
"314000821_81": "「フフ……そう、それでいい」",
|
||||
"314000821_82": "「さあ、聴かせてごらんなさい。あなたの歌声を」",
|
||||
"314000821_83": "「そして、光栄に思いなさい。\\n 世界平和の礎となることをッ!」",
|
||||
"314000821_84": "「戯言をッ!!」"
|
||||
}
|
27
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27
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|
@ -0,0 +1,27 @@
|
|||
{
|
||||
"314000822_0": "(恐らくは、あの楽器になんらかの――)",
|
||||
"314000822_1": "(あれさえ破壊すれば、\\n 奴らの計画を未然に防ぐことができるはず――)",
|
||||
"314000822_2": "「邪魔をするなぁ――ッ!!」",
|
||||
"314000822_3": "「見事なものだわ。\\n それだけの負傷を抱えても、そこまで動けるとは」",
|
||||
"314000822_4": "「でも、流石にこれ以上、無闇に暴れられるのは困るわね」",
|
||||
"314000822_5": "「ぐッ!?」",
|
||||
"314000822_6": "「こッ――この音楽は、あの時、の――?」",
|
||||
"314000822_7": "(ならば――イグナイトで振り払うッ!)",
|
||||
"314000822_8": "「これで――うッ!?」",
|
||||
"314000822_9": "「か、身体が……動かない……」",
|
||||
"314000822_10": "「もうすぐ、計画は最終段階へ移行する」",
|
||||
"314000822_11": "「あなたの発する、そのフォニックゲインによってね」",
|
||||
"314000822_12": "「なに? それはどういう――」",
|
||||
"314000822_13": "「――ッ!<speed=1>?</speed> まさかッ!」",
|
||||
"314000822_14": "「やっと気付いたようね」",
|
||||
"314000822_15": "(こいつ……わたしの歌を――。\\n フォニックゲインを、利用していたのかッ!?)",
|
||||
"314000822_16": "「唄うのをやめようとしても、もう遅い」",
|
||||
"314000822_17": "「このアルモニカは、\\n 対象の中枢神経を麻痺させるだけが能力ではない」",
|
||||
"314000822_18": "「さあ……あなたには最後の力を振りしぼってもらうわ」",
|
||||
"314000822_19": "(なんだ……?)",
|
||||
"314000822_20": "(いつの間に、またアルカ・ノイズに囲まれている?)",
|
||||
"314000822_21": "(おのれ――ッ!!)",
|
||||
"314000822_22": "「――――ッ!!」",
|
||||
"314000822_23": "「フフ……踊り続けなさい、在りもせぬ敵を相手に、夢の中で」",
|
||||
"314000822_24": "「唄い続けなさい、籠の中の金糸雀よ。\\n その喉が張り裂けるまで」"
|
||||
}
|
35
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35
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|
@ -0,0 +1,35 @@
|
|||
{
|
||||
"314000831_0": "「デルタよりアルファ。アルカ・ノイズ視認。\\n 方位3-3-2、距離30000、高度12000。数多数。接敵する」",
|
||||
"314000831_1": "「copy(了解)」",
|
||||
"314000831_2": "「来たか?」",
|
||||
"314000831_3": "「ああ。前方からアルカ・ノイズ多数接近。\\n 護衛機が攻撃を開始した」",
|
||||
"314000831_4": "「こっちには、あとどのくらいで来る?」",
|
||||
"314000831_5": "「およそ40秒」",
|
||||
"314000831_6": "「わかった。\\n 護衛機は牽制攻撃だけで下がってもらってくれ」",
|
||||
"314000831_7": "「だが、護衛の意味が――」",
|
||||
"314000831_8": "「連中に生半可な攻撃は通用しない。\\n 少しの間、敵の一部を引きつけておいてくれれば充分さ」",
|
||||
"314000831_9": "「しかし当機が墜とされてしまうぞ?」",
|
||||
"314000831_10": "「心配無用。あたしが打って出る。ハッチを開けてくれ」",
|
||||
"314000831_11": "「……了解」",
|
||||
"314000831_12": "「Croitzal ronzell gungnir zizzl――」",
|
||||
"314000831_13": "「こりゃまた、随分な団体さんでおいでなすったな」",
|
||||
"314000831_14": "「だが悪いが、こんな所で道草食ってる訳にはいかなくてね」",
|
||||
"314000831_15": "「このまま突っ切らせてもらう――ッ!!」",
|
||||
"314000831_16": "「――すっかり片づいたな」",
|
||||
"314000831_17": "「なあ、敵基地までの距離はあとどれくらいだ?」",
|
||||
"314000831_18": "「およそ40Kmだ」",
|
||||
"314000831_19": "「じゃあ、あたしはここで降りる。\\n もう大丈夫だから、引き返してくれ」",
|
||||
"314000831_20": "「わかった。幸運を祈るッ!」",
|
||||
"314000831_21": "「ありがとな」",
|
||||
"314000831_22": "「さあて――あらよっとッ!!」",
|
||||
"314000831_23": "「――ぺっぺっ」",
|
||||
"314000831_24": "「雪がクッションになるとは思ったけど、\\n まさかあんな深く埋まるとは思わなかった」",
|
||||
"314000831_25": "「ここまで来といて雪に埋もれて窒息死じゃ、\\n 笑い話にもなりゃしない」",
|
||||
"314000831_26": "「しっかし……。ギア越しでもこんなに寒いとはね」",
|
||||
"314000831_27": "「こりゃあ、ギアが解除されたら凍死待ったなしだな……」",
|
||||
"314000831_28": "「とはいえ。\\n まさかブリーシンガメンで焚き火ってわけにもいかないしな」",
|
||||
"314000831_29": "「……さて、無駄口はこれくらいにして、\\n 基地に向かわないと――」",
|
||||
"314000831_30": "「――ッ!?」",
|
||||
"314000831_31": "「……やれやれ。人気者はつらいね」",
|
||||
"314000831_32": "「降りて早々、こんな大勢で歓迎会を開いてくれるとはねッ!」"
|
||||
}
|
33
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33
Missions/event013/314000832_translations_jpn.json
Normal file
|
@ -0,0 +1,33 @@
|
|||
{
|
||||
"314000832_0": "「ふう……やっと片付いた」",
|
||||
"314000832_1": "「さて――」",
|
||||
"314000832_2": "「こちら奏。了子さん、聞こえてるかい?」",
|
||||
"314000832_3": "「こちら櫻井了子よ。まだなんとか聞こえてるわ」",
|
||||
"314000832_4": "「無事、北極に着地した。これから敵基地を目指す」",
|
||||
"314000832_5": "「了解よ。基地の方角にマーカーが表示されるよう端末に\\n 設定しておいたから、迷うことはないと思うわ」",
|
||||
"314000832_6": "「助かる〜ッ!」",
|
||||
"314000832_7": "「けど、基地に近づくと通信は使えなくなるから気をつけて」",
|
||||
"314000832_8": "「ああ、わかってる」",
|
||||
"314000832_9": "「心細いと思うけど……頑張ってね」",
|
||||
"314000832_10": "「ああ。次に入れる連絡が良い知らせになるように祈っててくれ」",
|
||||
"314000832_11": "「頼んだわよ、奏ちゃん」",
|
||||
"314000832_12": "「言ってるそばから妨害電波の範囲に入ったか。\\n 意外と広いな」",
|
||||
"314000832_13": "「これで、本当にあたし1人きりか……」",
|
||||
"314000832_14": "「……なんて、浸ってる場合じゃないね」",
|
||||
"314000832_15": "「永久の子守歌ってのが完成する前に\\n アルモニカを叩き潰さないといけないんだからな」",
|
||||
"314000832_16": "「このまま一気に基地まで殴り込みを掛けてやるッ!」",
|
||||
"314000832_17": "(待ってろ、翼。必ずあたしが助けてやるからな)",
|
||||
"314000832_18": "「アリシア様」",
|
||||
"314000832_19": "「……ええ、来たようね」",
|
||||
"314000832_20": "「はッ。装者1名が基地近傍に上陸した模様です」",
|
||||
"314000832_21": "「周辺警戒用のアルカ・ノイズ1隊を撃破後、\\n こちらに向かっています」",
|
||||
"314000832_22": "「ガングニール、天羽奏と推測されますが――」",
|
||||
"314000832_23": "「でしょうね」",
|
||||
"314000832_24": "「いかがいたしましょう。\\n ベルゲルミルを向かわせますか?」",
|
||||
"314000832_25": "「いえ。その必要はない」",
|
||||
"314000832_26": "「うう…………ッ!」",
|
||||
"314000832_27": "「彼女が、その力を、余すところなく絞りだしてくれた」",
|
||||
"314000832_28": "「それでは……」",
|
||||
"314000832_29": "「ええ――」",
|
||||
"314000832_30": "「永久の子守歌はたった今、完成した」"
|
||||
}
|
85
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85
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|
@ -0,0 +1,85 @@
|
|||
{
|
||||
"314000911_0": "双翼のシリウス",
|
||||
"314000911_1": "「マーカーに従って真っ直ぐ進むだけで基地に着く、だって?」",
|
||||
"314000911_2": "「途中にあんなでかい谷があるなら言っといてくれよ」",
|
||||
"314000911_3": "(……って。あたしが飛び降りた位置が悪かったんだけどさ)",
|
||||
"314000911_4": "「なんにしても。\\n 迂回したおかげで余計な時間くっちまったな……」",
|
||||
"314000911_5": "「やっと着いたか……」",
|
||||
"314000911_6": "「あれが昔のドイツ軍が作った、ロイバルト北極基地」",
|
||||
"314000911_7": "(にしても……変だな。あれから1度も襲撃を受けてない)",
|
||||
"314000911_8": "(あたしの接近にまだ気づいてないとか?)",
|
||||
"314000911_9": "(いや……上空と地上で2度も交戦したんだ。\\n そんなわけない)",
|
||||
"314000911_10": "(罠か……?)",
|
||||
"314000911_11": "「やめだ……考えても埒が明かない」",
|
||||
"314000911_12": "「どうせ、こっちの動きはお見通しなんだろ?\\n コソコソしたって、それこそ時間の無駄だ」",
|
||||
"314000911_13": "「正面から堂々と行ってやる」",
|
||||
"314000911_14": "「基地の中も、全然ひとけがない……」",
|
||||
"314000911_15": "「不気味な位、静かだな……」",
|
||||
"314000911_16": "「……こっちの部屋の中も、もぬけの空か」",
|
||||
"314000911_17": "「翼……一体どこにいるんだ?」",
|
||||
"314000911_18": "「巨大なホールに、巻き貝みたいな楽器――。\\n ここが、翼の言っていた部屋か」",
|
||||
"314000911_19": "「随分とゆっくりのご到着ね、天羽奏。\\n 待ちくたびれてしまったわ」",
|
||||
"314000911_20": "「アリシア・バーンスタインッ! 翼はどこだッ!?」",
|
||||
"314000911_21": "「そこに転がっているのが見えないのかしら?」",
|
||||
"314000911_22": "「――翼ッ!?\\n お前ッ! 翼に何をしたッ!?」",
|
||||
"314000911_23": "「安心なさい、気を失っているだけよ」",
|
||||
"314000911_24": "「翼を返してもらうッ!」",
|
||||
"314000911_25": "「ええ、結構よ。もうその子に用はないのだから」",
|
||||
"314000911_26": "「翼ッ!」",
|
||||
"314000911_27": "「………う……」",
|
||||
"314000911_28": "(良かった、なんとか無事みたいだ)",
|
||||
"314000911_29": "「翼……、遅くなっちまってごめんな」",
|
||||
"314000911_30": "「もう少しだけ、待っててくれ」",
|
||||
"314000911_31": "「なぜ翼を攫ったッ!?\\n どうして翼にこんなことをッ!」",
|
||||
"314000911_32": "「櫻井了子なら、既に気づいていると思ったけど。\\n あなたには伝えてないのかしら」",
|
||||
"314000911_33": "「なにッ!?」",
|
||||
"314000911_34": "「知っているのでしょう?\\n このアルモニカと、永久の子守歌のことは?」",
|
||||
"314000911_35": "「ああ……。\\n 人類世界全てを眠らそうなんて、馬鹿げた計画のことだろう」",
|
||||
"314000911_36": "「そう。かつてドイツ軍が計画したものの、\\n 起動すらできずに放棄されることになった、秘密計画――」",
|
||||
"314000911_37": "「……けれど。\\n 今の科学力ならば、その問題は充分に克服できる」",
|
||||
"314000911_38": "「それと翼に、どう関係が――」",
|
||||
"314000911_39": "「まさかッ!?」",
|
||||
"314000911_40": "「そう……。\\n シンフォギアによって増幅されたフォニックゲイン――」",
|
||||
"314000911_41": "「奇跡を生み出す、無限の力を秘めた波動――」",
|
||||
"314000911_42": "「それは、アルモニカを完全起動させるに足る程の出力を\\n 生み出す理想的なエネルギー源となる」",
|
||||
"314000911_43": "「そのために翼を――」",
|
||||
"314000911_44": "「初期計画では、あなたを捕らえる予定だったのだけどね」",
|
||||
"314000911_45": "「死んだはずの風鳴翼――、\\n 適合者がいたのは僥倖だった」",
|
||||
"314000911_46": "「出来損ないのあなたでは、計画実行は遅れたでしょうからね」",
|
||||
"314000911_47": "「ぐッ……」",
|
||||
"314000911_48": "「でも、光栄に思いなさい」",
|
||||
"314000911_49": "「もうじき世界平和への序曲を\\n 特等席で聞くことができるのだから」",
|
||||
"314000911_50": "「そんな悠長なこと、させると思うのかッ!」",
|
||||
"314000911_51": "「――思うさ。そのために我々がいるのだから」",
|
||||
"314000911_52": "「な――ッ!? 後ろッ!?」",
|
||||
"314000911_53": "「グウウウウ――ッ!!」",
|
||||
"314000911_54": "「ぐッ――ベルゲルミルかッ!」",
|
||||
"314000911_55": "「上等だッ!」",
|
||||
"314000911_56": "「ブリーシンガメンッ!\\n お前の力を、あたしに寄越せ――ッ!!」",
|
||||
"314000911_57": "「おおおおおお――ッ!!」",
|
||||
"314000911_58": "「ガアアアアア――ッ!!」",
|
||||
"314000911_59": "「食らいやがれぇぇぇぇ――ッ!!」",
|
||||
"314000911_60": "「グオオアアアア――ッ!!」",
|
||||
"314000911_61": "「なッ!? 前よりもパワーが上がってるッ!?」",
|
||||
"314000911_62": "「しかもブリーシンガメンの炎に怯まない?\\n どうしてだッ!?」",
|
||||
"314000911_63": "「当然だろう。氷の国は霜の巨人たるベルゲルミルの領域」",
|
||||
"314000911_64": "「いかにブリーシンガメンといえど、万全の力は発揮できぬ」",
|
||||
"314000911_65": "「流石は氷に包まれし巨人の国、\\n ヨトゥンヘイムの住人といったところね」",
|
||||
"314000911_66": "「そんな単純な……」",
|
||||
"314000911_67": "「聖遺物や哲学兵装というものは、複雑な存在に見えて、\\n 存外そういった概念に忠実なものよ」",
|
||||
"314000911_68": "「なるほどな……。そういうことかよ」",
|
||||
"314000911_69": "「わかったでしょう?\\n 最早、あなたに計画を止める手立ては無いということが」",
|
||||
"314000911_70": "「――アリシア様。\\n 衛星ネットワークとのリンク、準備整いました」",
|
||||
"314000911_71": "「……フフ」",
|
||||
"314000911_72": "「さあ、遂に全ての準備は完了したわ」",
|
||||
"314000911_73": "「天羽奏、あなたはそこで見届けなさい」",
|
||||
"314000911_74": "「愚劣で醜い人類の終焉の時をねッ!」",
|
||||
"314000911_75": "「させるか――ッ!!」",
|
||||
"314000911_76": "「ガアアアアア――ッ!!」",
|
||||
"314000911_77": "「くッ……邪魔を、するなぁぁぁ――――ッ!!」",
|
||||
"314000911_78": "「……遂に始まったわ」",
|
||||
"314000911_79": "「やはり、衛星回線ネットワークを使って\\n アルモニカの波動を全世界に照射する計画だったのね……」",
|
||||
"314000911_80": "「こちらの対抗装置の準備は、万全とはいえない」",
|
||||
"314000911_81": "「世界の運命は、あの子たちに託すしかないようね……」",
|
||||
"314000911_82": "「間に合って頂戴、みんな……」"
|
||||
}
|
76
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76
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|
@ -0,0 +1,76 @@
|
|||
{
|
||||
"314000921_0": "「……なに? この音……」",
|
||||
"314000921_1": "「なんだ……急に睡魔が……」",
|
||||
"314000921_2": "「……どこで鳴ってるんだ? この音は……。\\n それに、なんだか……」",
|
||||
"314000921_3": "「街の人たちが次々と……<speed=0.5>、</speed>\\n 一体何が……お<speed=0.5>、</speed>きて……」",
|
||||
"314000921_4": "「グオオアアアア――ッ!!」",
|
||||
"314000921_5": "(くッ……間に合わねぇッ!)",
|
||||
"314000921_6": "「がは――ッ!?」",
|
||||
"314000921_7": "(な……なんて力なんだよ……)",
|
||||
"314000921_8": "「アリシア様、子守歌の照射は順調。\\n 既に世界の7割を越える地域が影響下に堕ちました」",
|
||||
"314000921_9": "「あと少し……あと少しで、私たちの理想が実現する」",
|
||||
"314000921_10": "「さあ、私の演奏で、\\n 永久の眠りにつきなさい、愚かなる人間たちよッ!」",
|
||||
"314000921_11": "「醒めることのない夢の中で緩やかに朽ち果てていくが良いッ!\\n お前たちの腐り果てた、その魂と共にッ!」",
|
||||
"314000921_12": "「グオオアアアア――ッ!!」",
|
||||
"314000921_13": "「あああああ――ッ!!」",
|
||||
"314000921_14": "「グルルルル……」",
|
||||
"314000921_15": "「うううッ……ク、クソォ……」",
|
||||
"314000921_16": "(やっぱり、あたしなんかの力じゃ、無理だったのか……)",
|
||||
"314000921_17": "(すまない、翼……了子さん……みんな……)",
|
||||
"314000921_18": "「ガアアアア――ッ!!」",
|
||||
"314000921_19": "<size=40>「やらせるものかぁぁぁ――――ッ!!」",
|
||||
"314000921_20": "「グガアアアア――ッ!?」",
|
||||
"314000921_21": "「な……ッ!?」",
|
||||
"314000921_22": "「奏さんッ! 大丈夫ですかッ!?」",
|
||||
"314000921_23": "「まったく、1人で無茶するんだから」",
|
||||
"314000921_24": "「間一髪、間に合ったようだな」",
|
||||
"314000921_25": "「だ……ダンナまで? なんでこんなところにッ!?」",
|
||||
"314000921_26": "「了子くんが、我々3人を優先して目覚めさせてくれてな」",
|
||||
"314000921_27": "「米軍に残されていた高高度音速偵察機を借りて、\\n 最短時間で駆けつけたというわけだ」",
|
||||
"314000921_28": "「詳しい話はあとだ、今はそれよりも――」",
|
||||
"314000921_29": "「あそこにあるのがアルモニカ……ですか?\\n 不思議な音が……」",
|
||||
"314000921_30": "「まって、まさか、起動しているッ!?」",
|
||||
"314000921_31": "「…………」",
|
||||
"314000921_32": "「すまない、止められなかった……」",
|
||||
"314000921_33": "「永久の子守歌が完成したのかッ!?」",
|
||||
"314000921_34": "「でも、わたしたちは全然眠くないですね……」",
|
||||
"314000921_35": "「この基地のみ、\\n アルモニカに対する精神防壁を張っているのだ」",
|
||||
"314000921_36": "「世界が平和になる瞬間を見届けるために」",
|
||||
"314000921_37": "「お前たちは運がいい。アリシア様の演奏を――。\\n この奇跡の瞬間に立ち会えたのだから」",
|
||||
"314000921_38": "「だから、何も心配せず、\\n 今は、完成した永久の子守歌の音色を楽しむことだ」",
|
||||
"314000921_39": "「そんな、それじゃ……」",
|
||||
"314000921_40": "「眠った人たちを起こす術は、無いのッ!?」",
|
||||
"314000921_41": "「くッ………」",
|
||||
"314000921_42": "「そうだ、了子さんが師匠に持たせた、\\n 中和装置があれば、みんなを起こすことができるんじゃ――」",
|
||||
"314000921_43": "「永久の子守歌が完成してしまった以上、\\n 了子くんの装置は、なんの意味も持たない……」",
|
||||
"314000921_44": "「…………」",
|
||||
"314000921_45": "「わたしたちは、負けたの……」",
|
||||
"314000921_46": "「フフ、人類は、永久の眠りについたわ」",
|
||||
"314000921_47": "「人が争う世界は、もうなくなった」",
|
||||
"314000921_48": "「やっと、『みんな』が願った、平和な世界が訪れた」",
|
||||
"314000921_49": "<size=40>「まだだッ!」</size>",
|
||||
"314000921_50": "「翼ッ! 目が覚めたのかッ!?」",
|
||||
"314000921_51": "「奏……、みんな、来てくれてありがとう」",
|
||||
"314000921_52": "「翼さんッ!」",
|
||||
"314000921_53": "「翼……」",
|
||||
"314000921_54": "「もう終わりよ。\\n 世界は平和になり、争いで悲しむ人もいなくなった」",
|
||||
"314000921_55": "「いいや、まだ、悲しんでいる人がいる。\\n 救わないといけない人がッ!」",
|
||||
"314000921_56": "「……なに?」",
|
||||
"314000921_57": "「お前自身だ<speed=1>、</speed>アリシアッ!」",
|
||||
"314000921_58": "「わたしは、お前と――、\\n シリウス交響楽団のために戦うッ!」",
|
||||
"314000921_59": "「何を言っている……<speed=1>?</speed>\\n 私の、楽団のため?」",
|
||||
"314000921_60": "「奏、みんな、わたしに力を貸してほしい」",
|
||||
"314000921_61": "「アリシアを、シリウス交響楽団を救うためにッ!」",
|
||||
"314000921_62": "「翼……」",
|
||||
"314000921_63": "「ああ、わかったッ!\\n やるぞッ! 翼ッ!」",
|
||||
"314000921_64": "「はいッ! 翼さんが救いたい人は、\\n わたしの救いたい人でもありますからッ!」",
|
||||
"314000921_65": "「この最大級の絶望的な状況下で、敵を救いたいなんて、\\n ――なんだか、とっても翼だわッ!」",
|
||||
"314000921_66": "「ありがとう、みんな」",
|
||||
"314000921_67": "「アリシアッ! 残念ながらまだ争いは残っている」",
|
||||
"314000921_68": "「お前を救うための争いがなッ!」",
|
||||
"314000921_69": "「この状況で、何をわけのわからないことをッ!」",
|
||||
"314000921_70": "「人類は、完全に永久の眠りについたというのにッ!」",
|
||||
"314000921_71": "「どうして、お前は、お前たちは諦めないッ!?\\n なぜ、絶望しないッ!?」",
|
||||
"314000921_72": "「ベルゲルミルッ! もう手加減は無用だッ!\\n あいつらを殺せッ!」",
|
||||
"314000921_73": "「あいつらを屠り、完全平和を手にするッ!」"
|
||||
}
|
80
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80
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|
@ -0,0 +1,80 @@
|
|||
{
|
||||
"314000922_0": "「あああ――ッ!?」",
|
||||
"314000922_1": "「くう――ッ!!」",
|
||||
"314000922_2": "「響くん、マリアくんッ!」",
|
||||
"314000922_3": "「翼ッ! 大丈夫かッ!?」",
|
||||
"314000922_4": "「……うん、奏がカバーしてくれるから」",
|
||||
"314000922_5": "「しかし、なるほど……」",
|
||||
"314000922_6": "「あたしの家族がノイズに殺されたように――」",
|
||||
"314000922_7": "「あいつの家族は、人に――、\\n いや、『争い』に殺されたってのか」",
|
||||
"314000922_8": "「……アリシアの気持ち、あたしにもわかる。\\n 大切な物を奪われたら、奪ったモノに復讐したくなる」",
|
||||
"314000922_9": "「……あたしと同じだ」",
|
||||
"314000922_10": "「奏……」",
|
||||
"314000922_11": "「だけどあたしは、\\n 翼がいてくれたおかげで、道を誤らずに済んだ」",
|
||||
"314000922_12": "「だから、あたしも、あいつを救いたいッ!」",
|
||||
"314000922_13": "「わたしたちなら、救えるよ。きっと」",
|
||||
"314000922_14": "「ああッ! 行くぞ翼ッ!」",
|
||||
"314000922_15": "「うんッ!」",
|
||||
"314000922_16": "「はああああ――ッ!」",
|
||||
"314000922_17": "「グガアアアア――ッ!」",
|
||||
"314000922_18": "「なぜだ……?」",
|
||||
"314000922_19": "「なぜ倒れない? なぜ折れない? なぜ諦めない?」",
|
||||
"314000922_20": "「あたしたちは、絶対に、諦めたりしない」",
|
||||
"314000922_21": "「ああ、人類の持つ可能性を。平和の時代を希求する想いを――」",
|
||||
"314000922_22": "「私が諦めたというのッ!?」",
|
||||
"314000922_23": "「そうさ……あんたは全部、諦めちまったんだ」",
|
||||
"314000922_24": "「仲間を理不尽に奪われた故に、抱いていた崇高な理想は、\\n 何よりも深い絶望へと変わった」",
|
||||
"314000922_25": "「人類がいなくなれば、確かに争いは無くなるだろうさ……」",
|
||||
"314000922_26": "「けれど、そこには何も無い。ただの無限の暗闇だ」",
|
||||
"314000922_27": "「お前の仲間たちや、お前が望んでいた人々の希望も、\\n 笑顔も無い」",
|
||||
"314000922_28": "「見上げる者のない、夜空に耀くシリウスの光に、\\n 一体なんの意味がある?」",
|
||||
"314000922_29": "「黙れッ! 黙れ黙れッ! お前たちに何がわかるッ!?」",
|
||||
"314000922_30": "「お前たちがシリウスの……楽団の名を口にするなッ!」",
|
||||
"314000922_31": "「お前たちにもわかっているはずだ。\\n ……歌の力など、なんの役にも立たないということを」",
|
||||
"314000922_32": "「世界に平和をもたらすためには、\\n 人類を消すしかないということをッ!」",
|
||||
"314000922_33": "「そんなことは無いッ!」",
|
||||
"314000922_34": "「信じて唄い続ければ、きっと届くッ!」",
|
||||
"314000922_35": "「世界の人々の心を、ひとつにできるッ!」",
|
||||
"314000922_36": "「翼――行くぞッ!」",
|
||||
"314000922_37": "「うんッ! 一緒に飛ぼう、奏ッ!」",
|
||||
"314000922_38": "「フッ! 今更、そんな歌になんの意味があるッ!?」",
|
||||
"314000922_39": "「歌などッ! 愛などッ! 希望などッ!\\n 人類には値しないッ!」",
|
||||
"314000922_40": "「さあ、ベルゲルミル、極寒地獄へと閉じ込めろッ!」",
|
||||
"314000922_41": "「ガアアアアア――――ッ!!」",
|
||||
"314000922_42": "「ぐあああああ――ッ!」",
|
||||
"314000922_43": "「翼ッ!? ぐううッ――」",
|
||||
"314000922_44": "「言わぬことではない。\\n ブリーシンガメンもイグナイトとやらの力も、尽きたようね」",
|
||||
"314000922_45": "「翼……大丈夫か……?」",
|
||||
"314000922_46": "「大丈夫……まだまだ、戦える」",
|
||||
"314000922_47": "「歌の力は……人々の心はッ!\\n 絶望の闇なんかに決して屈したりはしないッ!」",
|
||||
"314000922_48": "「ああ……唄うのをやめるな、翼ッ!\\n 歌さえあれば、人の心から希望はなくならない」",
|
||||
"314000922_49": "「ええ、奏ッ! あなたと一緒なら――。\\n 何度でも立ち上がる。何度でも、羽ばたいてみせるッ!!」",
|
||||
"314000922_50": "「やめろ、その囀りをッ! いい加減耳障りだッ!!」",
|
||||
"314000922_51": "「うう……この、歌声は……」",
|
||||
"314000922_52": "「翼と……奏の、歌……?」",
|
||||
"314000922_53": "「2人とも、気がついたかッ!?」",
|
||||
"314000922_54": "「はい、師匠。\\n それに、なんだろう……力が……漲ってくる……?」",
|
||||
"314000922_55": "「本当だわ。これは、一体……?」",
|
||||
"314000922_56": "「2人の歌が……フォニックゲインを高めているのか?」",
|
||||
"314000922_57": "「なッ!\\n ……これはッ!?」",
|
||||
"314000922_58": "「世界中からフォニックゲインが溢れているッ!?」",
|
||||
"314000922_59": "「そんな馬鹿なッ!?\\n 人類は完全に眠りについたはずだというのに……」",
|
||||
"314000922_60": "「そうか、アルモニカの音が衛星回線を介して世界へ\\n 流れたのと同じように、2人の歌もまた世界中に流れた……」",
|
||||
"314000922_61": "「人々は眠りについていながらも、2人の歌に反応したッ!?\\n 世界が、2人の歌に応えたッ!」",
|
||||
"314000922_62": "「これならいけますッ!」",
|
||||
"314000922_63": "「ああ、人々の心に歌が届いたということは――」",
|
||||
"314000922_64": "「アリシアの演奏は、\\n 永久の子守歌は、まだ完成していないッ!」",
|
||||
"314000922_65": "「これなら了子くんの装置で眠った者たちを\\n 起こすことができるはずだッ!」",
|
||||
"314000922_66": "「ありえないッ! 私の演奏は完璧だったッ!」",
|
||||
"314000922_67": "「くッ! その歌を、やめろ――――ッ!」",
|
||||
"314000922_68": "「この中和装置を制御装置に繋いで世界に発信すれば――。\\n 眠りについた人類を全て目覚めさせることができるッ!」",
|
||||
"314000922_69": "「今すぐ、衛星とのリンクを解除しろッ!\\n 歌を、外へ流すなッ!」",
|
||||
"314000922_70": "「我らの計画の邪魔はさせぬッ!」",
|
||||
"314000922_71": "「むッ!?」",
|
||||
"314000922_72": "「行ってください、師匠ッ!」",
|
||||
"314000922_73": "「この場はわたしたちが抑えるわ」",
|
||||
"314000922_74": "「頼むッ!」",
|
||||
"314000922_75": "「おのれ装者たちめ――ッ!!」",
|
||||
"314000922_76": "「ベルゲルミルよ、まとめて片付けてしまえッ!」",
|
||||
"314000922_77": "「ガアアアアア――――ッ!!」"
|
||||
}
|
41
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41
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|
@ -0,0 +1,41 @@
|
|||
{
|
||||
"314000931_0": "「ガアアアアア――――ッ!!」",
|
||||
"314000931_1": "「くそッ、やっぱりこの程度じゃ通じないか……」",
|
||||
"314000931_2": "「こちらの決定力が欠けているということなの……」",
|
||||
"314000931_3": "「みなさん、手を繋いでくださいッ!」",
|
||||
"314000931_4": "「世界中が、\\n 奏さんと翼さんの歌に応えて、力をくれている」",
|
||||
"314000931_5": "「そのフォニックゲインを使って――、\\n マリアさんッ!」",
|
||||
"314000931_6": "「ええッ!」",
|
||||
"314000931_7": "「調律したフォニックゲインの再構築は、\\n わたしに任せておきなさいッ!」",
|
||||
"314000931_8": "「お願いしますッ!」",
|
||||
"314000931_9": "「さあ……奏も。手を」",
|
||||
"314000931_10": "「……ああッ!」",
|
||||
"314000931_11": "「おおおおおおお――ッ!!」",
|
||||
"314000931_12": "「はああああ――ッ!!」",
|
||||
"314000931_13": "「響き合う心と心は――みんなで紡ぐ1つの歌はッ!」",
|
||||
"314000931_14": "「無限の力を引き出すことができるんだぁぁ――ッ!!」",
|
||||
"314000931_15": "「ガアアアアア――――ッ!!」",
|
||||
"314000931_16": "「ベルゲルミルが、圧倒されているだと?」",
|
||||
"314000931_17": "「馬鹿な……なんだこの異常なフォニックゲインはッ!?」",
|
||||
"314000931_18": "「これがシンフォギアの――奇跡の力だというのかッ!?」",
|
||||
"314000931_19": "「認めない……奇跡など」",
|
||||
"314000931_20": "「私たちを……楽団のみんなを見捨てたこの世界に、\\n そんなものが存在するわけないッ!」",
|
||||
"314000931_21": "「アルモニカの束縛から解放するッ! ベルゲルミルッ!\\n 貴様の力を解き放てッ!」",
|
||||
"314000931_22": "「もうやめろッ! 今ならまだ引き返せる」",
|
||||
"314000931_23": "「引き返すッ!? そんなこと、もうできないッ!」",
|
||||
"314000931_24": "「この身、この命はッ!\\n 全て、楽団の遺志を継ぐために捧げてきたのだからッ!」",
|
||||
"314000931_25": "「嘘だッ! 楽団の人々はお前にそんなことは求めていないッ!」",
|
||||
"314000931_26": "「楽団の人たちは、お前に幸せに生きてほしかったはずだッ!」",
|
||||
"314000931_27": "「なぜなら……お前が生き続ければ、\\n お前の心の中に、楽団の皆が生き続けるからだッ!」",
|
||||
"314000931_28": "「お前たちなんかに、何がわかるッ!」",
|
||||
"314000931_29": "「全てを奪われた私の気持ちがッ!\\n 夢半ばで潰された楽団の皆の無念がッ!」",
|
||||
"314000931_30": "「わかるさッ! 大切な人を失った悲しみならなッ!」",
|
||||
"314000931_31": "「そうね……それでも人は、前を向いて生きていかねばならない」",
|
||||
"314000931_32": "「お前の信じたシリウスは、その道しるべだったはずだッ!!」",
|
||||
"314000931_33": "「黙れ…<speed=1>…</speed>黙れ黙れ黙れッ!!」",
|
||||
"314000931_34": "「なんですか……、あの耀きはッ!?」",
|
||||
"314000931_35": "「ベルゲルミルの姿が変わっていく――ッ!?」",
|
||||
"314000931_36": "「まさか……命を燃やして、ベルゲルミルに注いでいるの?」",
|
||||
"314000931_37": "「もうやめろッ! そんなことをしてなんになるッ!?」",
|
||||
"314000931_38": "「争いの無い世界を構築するためならば――\\n 今更この命など、惜しくないッ!」"
|
||||
}
|
31
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31
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|
@ -0,0 +1,31 @@
|
|||
{
|
||||
"314000941_0": "「ガアアアアアッ!!」",
|
||||
"314000941_1": "「そんなッ! エクスドライブの力が――」",
|
||||
"314000941_2": "「跳ね返されるだなんてッ!」",
|
||||
"314000941_3": "「ハハハハハ――ッ!!」",
|
||||
"314000941_4": "「今や完全体と化したベルゲルミルにッ!\\n そんなまやかしの力など通用するものかッ!!」",
|
||||
"314000941_5": "「さあ、見せてみろベルゲルミルッ!\\n かつて終末の戦いで世界を氷に包んだ、その力をッ!!」",
|
||||
"314000941_6": "「そして思い知れ、シンフォギア装者どもッ!\\n 歌の力なぞでは、何1つ変えることはできぬということをッ!」",
|
||||
"314000941_7": "「無明の闇を永遠に彷徨う人類には、穏やかな眠りこそがッ!\\n 平等な死こそがッ! 唯一無二の救済と知るが良いッ!」",
|
||||
"314000941_8": "「そんなことはないッ! 歌は、世界を変えられるッ!」",
|
||||
"314000941_9": "「歌には無限の力があるッ! 人々を導く光となれるッ!」",
|
||||
"314000941_10": "「フンッ! 口先ではなんとでも言えるものよッ!」",
|
||||
"314000941_11": "「口先だけじゃないッ!\\n わたしたちが、それを証明してみせるッ!」",
|
||||
"314000941_12": "「アリシア、お前はあの時、\\n 『そんな歌があるなら聴かせてほしい』と言ったな?」",
|
||||
"314000941_13": "「それがどうした」",
|
||||
"314000941_14": "「今からそれを聴かせてやるッ!」",
|
||||
"314000941_15": "「行くぞ、翼ッ!」",
|
||||
"314000941_16": "「ええ、奏ッ!」",
|
||||
"314000941_17": "「決して折れることのない、両翼の歌を……」",
|
||||
"314000941_18": "「何度絶望にくじけても、再び羽ばたくための、この歌を……」",
|
||||
"314000941_19": "「今こそ、わたしたちの歌を――」",
|
||||
"314000941_20": "「届けてみせるッ!\\n 世界の果て、人類みんなの心の底まで――ッ!」",
|
||||
"314000941_21": "「な……ッ!?\\n なんだ、この異常なフォニックゲインはッ!?」",
|
||||
"314000941_22": "「ガアアアアア――ッ!」",
|
||||
"314000941_23": "「バカなッ! ベルゲルミルが――」",
|
||||
"314000941_24": "「まさか、この歌はッ!」",
|
||||
"314000941_25": "「すごく温かい……、そして力がどんどん漲ってくる」",
|
||||
"314000941_26": "「これはッ!?\\n 世界が、2人の歌にさらなる反応を――」",
|
||||
"314000941_27": "「全世界70億人へ向けたスーパーライブ……」",
|
||||
"314000941_28": "「これが、翼さんと奏さん、2人の双翼――ッ!」"
|
||||
}
|
60
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|
@ -0,0 +1,60 @@
|
|||
{
|
||||
"314000942_0": "「グアアアア………」",
|
||||
"314000942_1": "「ベルゲルミルが、消えてゆく……」",
|
||||
"314000942_2": "「終わったんでしょうか……?」",
|
||||
"314000942_3": "「ええ、恐らく、ね……」",
|
||||
"314000942_4": "「私が……負けた……? なぜ……?」",
|
||||
"314000942_5": "「アリシアさんの身体が……」",
|
||||
"314000942_6": "「命を燃やし尽くした代償というわけね……」",
|
||||
"314000942_7": "「アリシア・バーンスタイン……」",
|
||||
"314000942_8": "「風鳴翼……天羽奏……」",
|
||||
"314000942_9": "「フ……あなたたちの勝ちね。笑うがいいわ……」",
|
||||
"314000942_10": "「……笑ったり、するものかよ」",
|
||||
"314000942_11": "「なあ、アリシア……」",
|
||||
"314000942_12": "「シリウス交響楽団は、争いに苦しむ者たちを救い、\\n 悲しむ者たちを笑顔にする――それが目的だったのだろう?」",
|
||||
"314000942_13": "「そうよ……でも、この世界が、それを拒んだの……」",
|
||||
"314000942_14": "「だからこそ……私は……こうするしかなかった……」",
|
||||
"314000942_15": "「けど、それでもアンタは……ずっと、迷っていたんだな」",
|
||||
"314000942_16": "「自分のやろうとしていることが、\\n 本当に楽団のメンバーが望んでたことなのかって」",
|
||||
"314000942_17": "「…………」",
|
||||
"314000942_18": "「ええ。そして、その躊躇いが……。\\n 永久の子守歌の完成を、最後まで、無意識に拒んでいた」",
|
||||
"314000942_19": "「でなければ今頃、\\n 人類は、歌も届かぬ真の眠りへとついていたはずだ」",
|
||||
"314000942_20": "「そう……ね。\\n ええ、そう。気づいていたわ」",
|
||||
"314000942_21": "「わかっていても、止めることは、できなかったのか?」",
|
||||
"314000942_22": "「私は……楽団の音楽が大好きだった」",
|
||||
"314000942_23": "「楽団の音楽で一番笑顔になれたのは、きっと、私自身……」",
|
||||
"314000942_24": "「だけど……思い出せないの」",
|
||||
"314000942_25": "「みんながどんな演奏をしていたか。\\n 一番好きだったはずの、私がッ!」",
|
||||
"314000942_26": "「初めからわかっていた。\\n 自分のやっていることが間違いだって」",
|
||||
"314000942_27": "「だけど、どうしても許せなかった……」",
|
||||
"314000942_28": "「憎しみを、苦しみを、乗り越える強さが……私には無かった」",
|
||||
"314000942_29": "「闇の中で耀き続けるなんて、私1人では、できなかった……」",
|
||||
"314000942_30": "「そして、その私の弱さのせいで……」",
|
||||
"314000942_31": "「シリウス交響楽団のみんなが、私に託してくれたものを、\\n 私自身のこの手で、潰してしまった……」",
|
||||
"314000942_32": "「いや……潰れてなどいないさ」",
|
||||
"314000942_33": "「ああ……あんたやその仲間の意思は、あたしたちが引き継ぐ」",
|
||||
"314000942_34": "「あなたたち……」",
|
||||
"314000942_35": "「争いの無い世界を作るってのは、\\n ちょっとばかし難しいけど――」",
|
||||
"314000942_36": "「でも、悲しんでいる者たちを笑顔にすることならできる」",
|
||||
"314000942_37": "「……世界を変える、歌か……」",
|
||||
"314000942_38": "「あの時は鼻で笑ったけど……」",
|
||||
"314000942_39": "「……そうね。\\n 確かにあなたたちなら、できるかもしれないわね……」",
|
||||
"314000942_40": "「ああ……聞こえる……」",
|
||||
"314000942_41": "「今なら、思い出せる……」",
|
||||
"314000942_42": "「楽団の……みんなの演奏が……」",
|
||||
"314000942_43": "「アリシア……」",
|
||||
"314000942_44": "「わたしは、アリシアを救うと言ったのに……、\\n 結局……」",
|
||||
"314000942_45": "「救ったさ、あいつ、最後笑ってただろ?」",
|
||||
"314000942_46": "「奏……、うん」",
|
||||
"314000942_47": "「アリシアさん……」",
|
||||
"314000942_48": "「こんな出会い方をしなかったら、\\n 仲間になれたかもしれないのに……」",
|
||||
"314000942_49": "「ああ……そうだな」",
|
||||
"314000942_50": "(……あたしも、翼に会ってなかったら、\\n こいつらに出会えてなかったら……)",
|
||||
"314000942_51": "「……どうかした?」",
|
||||
"314000942_52": "「いや、なんでもない」",
|
||||
"314000942_53": "「そんじゃ、帰りますか?\\n みんなが待っている場所に」",
|
||||
"314000942_54": "「うん、帰ろう」",
|
||||
"314000942_55": "「――衛星を経由して発信された中和波により、\\n 人類は深い眠りから目覚めた」",
|
||||
"314000942_56": "「――目覚めた人々は、皆、口々にこう言ったという」",
|
||||
"314000942_57": "「『夢の中で歌が聞こえた』――と」"
|
||||
}
|
173
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173
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|
@ -0,0 +1,173 @@
|
|||
{
|
||||
"314001011_0": "引き継がれる意思",
|
||||
"314001011_1": "「ただいま戻りました――ッ!」",
|
||||
"314001011_2": "「おかえり。みんなが無事でなによりだよ」",
|
||||
"314001011_3": "「ええ。それに翼さんも無事で、本当に良かった……」",
|
||||
"314001011_4": "「この度は、ご心配とご迷惑をお掛けしました」",
|
||||
"314001011_5": "「藤尭、友里。お前たちも無事目覚めたようで何よりだ」",
|
||||
"314001011_6": "「いえ、肝心な時にお役に立てず申し訳ないです……」",
|
||||
"314001011_7": "「仕方あるまい。俺も了子くんに起こしてもらった口だしな」",
|
||||
"314001011_8": "「だが、なんとかこの窮地を脱することができたのは、\\n 了子くんと奏、2人のおかげだな」",
|
||||
"314001011_9": "「ですね。あの時、2人まで眠ってしまっていたらと思うと、\\n 背筋に冷たいものが走ります」",
|
||||
"314001011_10": "「そんな……あたしは、別に……」",
|
||||
"314001011_11": "「……すみませんでした」",
|
||||
"314001011_12": "「わたしが攫われ、敵にフォニックゲインの供給を許した\\n ことで、永久の子守歌の発動を許してしまった……」",
|
||||
"314001011_13": "「この失態は、決して償えるものではありません」",
|
||||
"314001011_14": "「まったく……真面目なのはいいけど、\\n なんでも背負いすぎるのは考え物よ」",
|
||||
"314001011_15": "「あなたはあの状況下でできることをやり遂げた。\\n それも否定できないわ」",
|
||||
"314001011_16": "「そうですよ。翼さんが頑張って基地を脱出して\\n 情報を送ってくれたから、解決できたんじゃないですか」",
|
||||
"314001011_17": "「ですよね、了子さん?」",
|
||||
"314001011_18": "「ええ。翼ちゃんが情報を送ってくれるのが\\n あと少しでも遅かったら、間に合わなかったわ」",
|
||||
"314001011_19": "「その情報を元にEUの研究チームがアルモニカを示唆してくれたの。\\n そして、偶然手元に関連資料が無かったら、手遅れだったもの」",
|
||||
"314001011_20": "「こんな肝が冷える事件は、これ限りにしてもらいたいものだ」",
|
||||
"314001011_21": "「そ、それにしても。今回は了子さんと司令も大活躍でしたね」",
|
||||
"314001011_22": "「なに。俺は使い走りをしただけにすぎない」",
|
||||
"314001011_23": "「それを言ったら僕らなんて、寝ている間に\\n 全部終わってたんですから。立つ瀬ありませんよ」",
|
||||
"314001011_24": "「さて……反省会はまた改めてやるとしよう」",
|
||||
"314001011_25": "「君たちの仲間が心配して待っている。\\n 早く帰って顔を見せてやってくれ」",
|
||||
"314001011_26": "「あ……そうですね」",
|
||||
"314001011_27": "「きっとクリスちゃんたち、ハラハラしてますよ」",
|
||||
"314001011_28": "「調と切歌も心配だわ。早く戻りましょう」",
|
||||
"314001011_29": "「ああ……そうだな」",
|
||||
"314001011_30": "「奏も見送り代わりに付き添って行ってくれるか?\\n 頼みたいこともあるしな」",
|
||||
"314001011_31": "「頼みたいこと?」",
|
||||
"314001011_32": "「俺に代わって、この親書を、先方の俺に渡してほしい」",
|
||||
"314001011_33": "「本来ならば、責任者の俺が謝罪すべきなのだがな」",
|
||||
"314001011_34": "「わかった、引き受けるよ」",
|
||||
"314001011_35": "「それではみなさん、失礼しますッ!」",
|
||||
"314001011_36": "「また会いましょう」",
|
||||
"314001011_37": "「それでは、また」",
|
||||
"314001011_38": "「じゃあ、行ってくる」",
|
||||
"314001011_39": "「……翼さんもだけど、奏さんも、だいぶ元気なかったね」",
|
||||
"314001011_40": "「今回の被害のこと、相当悔やんでるみたいだ……」",
|
||||
"314001011_41": "「だろうな……。\\n ところで、本件の被害状況はどうなっている?」",
|
||||
"314001011_42": "「はい。まだ、概算値に過ぎませんが……」",
|
||||
"314001011_43": "「現状判明している範囲だけでも教えてくれ」",
|
||||
"314001011_44": "「直截的な被害者が多かったのは、『永久の子守歌』発動時に\\n 飛行していたために墜落した、航空機関係事故ですね」",
|
||||
"314001011_45": "「それでも、司令と了子さんが各国に事前通達して飛行停止措置を\\n 要請したおかげで、本来よりは大幅に被害が減ったはずです」",
|
||||
"314001011_46": "「飛行停止措置前に飛び立ち、緊急着陸できなかった旅客機や、\\n 任務を離れられなかった軍事機等、数千人の被害と思われます」",
|
||||
"314001011_47": "「オートパイロットによって無事だった航空機もありますが、\\n それでも……」",
|
||||
"314001011_48": "「減ったと言っても、そのレベルか……」",
|
||||
"314001011_49": "「ええ。ですが、地上はある意味、もっと深刻です」",
|
||||
"314001011_50": "「発動時に走行していた車両類の事故による直接被害の上に、\\n ライフラインの損傷・火災などで2次被害が広がっています」",
|
||||
"314001011_51": "「特に人口過密で高度なライフラインに依存した都市部ほど、\\n その被害が大きい傾向にあります」",
|
||||
"314001011_52": "「これらはあまりに広域で、今なお被害が進行している地域も\\n あることから、未だ全容は不明ですが――」",
|
||||
"314001011_53": "「全世界の犠牲者は、推定で数万規模に達するものと目されます」",
|
||||
"314001011_54": "「それほどまでか……」",
|
||||
"314001011_55": "「永久の子守歌の発動を未然に防ぐことのできなかった、\\n 我々の敗北と言えるだろうな」",
|
||||
"314001011_56": "「人類滅亡こそ防げはしたものの、\\n 喪われた命の多さは、あまりに重いわね……」",
|
||||
"314001011_57": "「報道や政府の対応状況は?」",
|
||||
"314001011_58": "「はい。既に本件は『ブラックアウト事件』と呼ばれ、\\n 民間でもしきりに報道されています」",
|
||||
"314001011_59": "「同時多発化学テロ説なども流れ始めていますが、\\n 各国政府からは未だ公式な原因発表はなされていません」",
|
||||
"314001011_60": "「そうか。民間の反応は?」",
|
||||
"314001011_61": "「被害規模と原因不明の怪現象に襲われた割りには、\\n 不思議と世論の混乱や暴動などは少ないようです」",
|
||||
"314001011_62": "「なぜだ?」",
|
||||
"314001011_63": "「SNSなどの反応を見るに、目覚める前に聴いた歌が\\n 人々の不安や恐怖心を和らげているように思われます」",
|
||||
"314001011_64": "「それは……奏と翼の、あの歌か」",
|
||||
"314001011_65": "「はい。私たちも、夢の中で聴いたような気がします」",
|
||||
"314001011_66": "「もう、どんな歌だったのか、どんな夢だったのか、\\n ほとんど覚えてないですけどね……」",
|
||||
"314001011_67": "「私は、少しだけ……覚えてるような気がします」",
|
||||
"314001011_68": "「沢山の人たちと、広い広い空の下で、\\n 一緒にあの歌を聴いているような……」",
|
||||
"314001011_69": "「そんな……温かい夢でした」",
|
||||
"314001011_70": "「あの歌によって世界の人々の意識が一瞬、\\n 1つに繋がった――ということか」",
|
||||
"314001011_71": "「その奇跡の余韻を、夢を覚えていないひとたちも、\\n 深層意識下で感じ続けているのかもしれないわね」",
|
||||
"314001011_72": "「奇しくも、アリシアが――シリウス交響楽団が望んだ理想が、\\n 一瞬とは言え、実現したのかもしれんな……」",
|
||||
"314001011_73": "「こんな形でさえなければ、\\n それはどんなに素晴らしいことだったかしらね……」",
|
||||
"314001011_74": "「アリシアのしたことは正しいとは言えませんけど、\\n 争いを無くしたいという想いは、わかる気がします……」",
|
||||
"314001011_75": "「でも、残念ながら――。\\n 人間がいる以上、争いは無くならないという事実も……」",
|
||||
"314001011_76": "「皮肉な話ではあるが、人類の夢の1つの到達点が示唆されたのは、\\n 彼女のおかげかもしれんな……。」",
|
||||
"314001011_77": "「少しでもかつての彼女が見た夢を、現実に近付けなければならない。\\n それが、どれだけ困難な道だろうとも」",
|
||||
"314001011_78": "「弦十郎くん……」",
|
||||
"314001011_79": "「世界中の争いを無くし、全てを救うことなんて、\\n 現実には絶対にできやしないだろう」",
|
||||
"314001011_80": "「だが……全ては無理でも。\\n 我々の手の届く範囲であれば救うことはできる」",
|
||||
"314001011_81": "「その手を広げることもな」",
|
||||
"314001011_82": "「でも……きっと、あの子たちなら、広げたその手で\\n 全部を助けようとするんじゃないかしらね?」",
|
||||
"314001011_83": "「そうだな……だが、それでいい」",
|
||||
"314001011_84": "「さて――これから忙しくなるぞッ!」",
|
||||
"314001011_85": "「事件の後片付けに、復興に――。\\n 我々にできること、やるべきことは幾らでもあるからなッ!」",
|
||||
"314001011_86": "「はいッ!」",
|
||||
"314001011_87": "「みなさん、ただいま戻りました――ッ!」",
|
||||
"314001011_88": "「おかえり。みんなが無事でなによりだよ」",
|
||||
"314001011_89": "「ええ。それに翼さんも無事で、本当に良かった……」",
|
||||
"314001011_90": "「わあッ! おふたりとも、\\n それ、向こうのおふたりと全くおんなじ台詞ですよッ!?」",
|
||||
"314001011_91": "「え、本当に?」",
|
||||
"314001011_92": "「ええ……びっくりするくらい一言一句、違わずにね」",
|
||||
"314001011_93": "「本人なので、そういうこともあるのではないでしょうか」",
|
||||
"314001011_94": "「ともあれ、よく戻ったな」",
|
||||
"314001011_95": "「あれ? クリスちゃんたちは……?」",
|
||||
"314001011_96": "「トレーニングルームだ。\\n さっき連絡を入れたから、そろそろ来るはずだが」",
|
||||
"314001011_97": "「噂をすれば――だな」",
|
||||
"314001011_98": "「お帰りなさいデスッ!」",
|
||||
"314001011_99": "「お怪我とか、してませんか?」",
|
||||
"314001011_100": "「ああ、大丈夫だ。心配かけたみたいだな」",
|
||||
"314001011_101": "「そりゃ、たっくさん、心配したデスよッ!」",
|
||||
"314001011_102": "「でも、良かった、無事で……」",
|
||||
"314001011_103": "「な。だから心配ないって言っただろう?」",
|
||||
"314001011_104": "「あれれ? そう言う割りに、随分と目が赤いような……」",
|
||||
"314001011_105": "「もしかして、クリスちゃん、嬉しくて泣いちゃった?」",
|
||||
"314001011_106": "「バ、バカッ! そんなわけあるかッ!」",
|
||||
"314001011_107": "「こ、これは、その……ただの寝不足だっての」",
|
||||
"314001011_108": "「そ、そうデスよ。心配で心配で眠れなかっただけデスよね?」",
|
||||
"314001011_109": "「切ちゃん。それもナイショって、さっき言われたのに……」",
|
||||
"314001011_110": "「で、でも、調だってッ!」",
|
||||
"314001011_111": "「それ『も』なんて言っちゃったら、クリス先輩が\\n 眠れなかった上にさっき泣いてたこと、バレバレデスよッ!」",
|
||||
"314001011_112": "「ハッ!? 切ちゃん、それ以上はいけない……」",
|
||||
"314001011_113": "「し、しししまったデースッ!」",
|
||||
"314001011_114": "「……お<speed=0.5>、</speed>お前、ら……」",
|
||||
"314001011_115": "「ひいッ! お助けデスッ!」",
|
||||
"314001011_116": "「翼さんッ!」",
|
||||
"314001011_117": "「2人とも、後でおぼえとけッ!」",
|
||||
"314001011_118": "「フフ、わたしに免じて許してやってくれ」",
|
||||
"314001011_119": "「チッ……先輩が言うんなら、しょうがない」",
|
||||
"314001011_120": "「やっぱりこのノリほっとしますね」",
|
||||
"314001011_121": "「そうね。家に帰ってきた、って感じするわ」",
|
||||
"314001011_122": "「雪音にも、相当心配をかけたみたいだな」",
|
||||
"314001011_123": "「そして……ありがとう。わたしたちの留守を護ってくれて」",
|
||||
"314001011_124": "「な、なんだよ。\\n そんな風にしおらしくされたら毒も吐けやしないっての……」",
|
||||
"314001011_125": "「みんなに謝らなきゃいけないのは、あたしさ」",
|
||||
"314001011_126": "「あたしらの世界のために、\\n 大事な仲間を、危険に晒しちまってさ……」",
|
||||
"314001011_127": "「そんな水くさいこと、今更言いっこなしデス」",
|
||||
"314001011_128": "「はい……わたしたちも、何度も奏さんに助けられました」",
|
||||
"314001011_129": "「とにかくまあ、そういうことだ」",
|
||||
"314001011_130": "「……ありがとう」",
|
||||
"314001011_131": "「……あ、そうだ、ダンナ。\\n こっちの世界のダンナから渡してくれって、これを」",
|
||||
"314001011_132": "「む。なんだ?」",
|
||||
"314001011_133": "「今回の件の、詫びの親書だって」",
|
||||
"314001011_134": "「ハハッ! 自分にお詫びを入れられるというのも奇妙な気分だな」",
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"314001011_135": "「それに、俺の予想が正しければ、こいつは――」",
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"314001011_136": "「なんだ?」",
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"314001011_137": "「――いや、なんでもない。\\n ともあれ、謝罪も礼も、いらないさ」",
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"314001011_138": "「お前たち全員が、無事こうして戻ってこられたことが\\n 何よりの礼なのだからな」",
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"314001011_139": "「で、マリア。\\n 向こうで一体どんなことがあったんデスか?」",
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"314001011_140": "「うん。気になる」",
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"314001011_141": "「ええ。話すと、長くなるんだけどね――」",
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"314001011_142": "「…………」",
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"314001011_143": "「……奏、大丈夫?」",
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"314001011_144": "「ん? ……ああ」",
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"314001011_145": "「……ずっと考えてたんだ」",
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"314001011_146": "「翼が攫われた時、あたしにもっと力があれば、\\n こんな被害を出さずに済んだんじゃないかって」",
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"314001011_147": "「……そうかもしれないね」",
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"314001011_148": "「残酷かもしれないけど、起きたことを悔やんでも、\\n 無かったことにはできない」",
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"314001011_149": "「……いつになく厳しいな」",
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"314001011_150": "「だって。\\n わたしも、ずっと、同じ事を考えてたから……」",
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||||
"314001011_151": "「翼のフォニックゲインが利用されたことだったら、\\n あれは翼のせいじゃないッ!」",
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"314001011_152": "「うん、ありがとう」",
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"314001011_153": "「だけどあたしの場合は――」",
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"314001011_154": "「奏、忘れないで。奏が諦めずに戦ってくれたことで、\\n 救われた命が沢山あるってことを」",
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"314001011_155": "「アルモニカによって、二課や立花たちまで眠って、\\n 絶体絶命の中、奏は1人立ち上がり、戦った」",
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"314001011_156": "「今、わたしがここにいることができるのも、奏のおかげだよ」",
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||||
"314001011_157": "「それだけは絶対に、忘れないで」",
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"314001011_158": "「翼……」",
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"314001011_159": "「ありがとう。そうだね。\\n 今は、悔やんでる場合じゃないな」",
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||||
"314001011_160": "「……アリシアたちの遺志を継がないといけないんだから」",
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"314001011_161": "「みんなが笑っていられる世界を目指して――さ」",
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"314001011_162": "「みんなが笑っていられる世界か……。\\n 彼女たちの遺志を継ぐのは大変そうだね」",
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||||
"314001011_163": "「ああ……だけど、やってやるさッ!」",
|
||||
"314001011_164": "「あたし1人でどこまでできるか、わからないけど――」",
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||||
"314001011_165": "「奏1人じゃない、わたしも一緒だよ」",
|
||||
"314001011_166": "「翼……」",
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||||
"314001011_167": "「ハハッ、それは心強いな。\\n 翼と一緒ならなんだってできるッ!」",
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||||
"314001011_168": "「うん、やろう奏。だって、わたしたち――」",
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||||
"314001011_169": "「両翼揃った、ツヴァイウィングなら――」",
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||||
"314001011_170": "「どこまでだって飛んでいけるッ!」"
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||||
}
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{
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||||
"314001111_0": "戦いの爪痕",
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||||
"314001111_1": "「奏さん、そろそろ休憩に入ってください」",
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"314001111_2": "「あ、ああ……。\\n けど、その前にひと区切り、つけときたくてさ」",
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"314001111_3": "「いいえ、駄目です」",
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"314001111_4": "「有名アーティストの奏さんが設営でも働きっぱなしじゃ、\\n 他のスタッフさんたちも立場上、休めなくなっちゃいますよ」",
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"314001111_5": "「あ……そっか」",
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"314001111_6": "「それに昨日だって避難所の慰問で駆けずり回ってたんですから、\\n 少しは休んでください。休養も仕事の内ですよ?」",
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"314001111_7": "「悪い悪い、わかったって」",
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"314001111_8": "「今日は暑いから、冷たい飲み物どうぞ」",
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||||
"314001111_9": "「冷たい飲み物、どうも」",
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"314001111_10": "「今回のチャリティーライブも、成功するといいですね」",
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"314001111_11": "「ああ、させるさ。絶対に」",
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"314001111_12": "「各地ではだいぶ復興が進んだって思ってましたけど、\\n 実際にこうして廻ると、まだまだな地域も結構残ってますね」",
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"314001111_13": "「ああ。しかも僻地より、都市部の方が被害が深刻とはね」",
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||||
"314001111_14": "「人口が密集してる上に、\\n 常時維持が必要なライフラインも無数に走ってましたからね」",
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||||
"314001111_15": "「その分、こういった機能不全トラブルが起きた時には、\\n どうしても被害が大きくなってしまうみたいです」",
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||||
"314001111_16": "「文明にべったり依存してきた反動ってやつかな」",
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||||
"314001111_17": "「そうかもしれませんね」",
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"314001111_18": "「あ、そうだ、復興って言えば。\\n 見ましたか、最近のニュース」",
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"314001111_19": "「なんの話だ?」",
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||||
"314001111_20": "「なんでも、中東やらアフリカやらで今まで対立してた組織が、\\n 和解や一時停戦をして、復興活動にあたってるんですって」",
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"314001111_21": "「本当か?」",
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||||
"314001111_22": "「はい。おかげで、予想よりも急ピッチで\\n 復興が進んでる地域も結構あるみたいですよ」",
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||||
"314001111_23": "「そうか……そいつは、良かった」",
|
||||
"314001111_24": "「禍転じて……って感じですね」",
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"314001111_25": "「ああ……。\\n きっと少しだけ、あいつの想いが伝わったのさ」",
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||||
"314001111_26": "「ええ……そうだと良いですね」",
|
||||
"314001111_27": "「さて……と。\\n そんじゃ、もうひと頑張りするか」",
|
||||
"314001111_28": "「え、もうですか?\\n 休憩時間、あと30分はありますよ」",
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||||
"314001111_29": "「わかってる。でも……なんだか勿体なくてさ」",
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||||
"314001111_30": "「勿体ない?」",
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||||
"314001111_31": "「何もしないで、立ち止まっていることが、さ」",
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||||
"314001111_32": "「奏さん……」",
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||||
"314001111_33": "「散歩してるとかトイレ行ってるとか、\\n 他のスタッフには適当に誤魔化しといてくれよ」",
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||||
"314001111_34": "「もう……。無理だけは絶対にしないでくださいねッ!」",
|
||||
"314001111_35": "「ふう……ここはこれでよしっと。\\n お次は――」",
|
||||
"314001111_36": "「う――ッ!?」",
|
||||
"314001111_37": "(眩暈、が……)",
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||||
"314001111_38": "「危ないッ!」",
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||||
"314001111_39": "「あ……」",
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||||
"314001111_40": "「大丈夫?」",
|
||||
"314001111_41": "「ああ、すまない。ちょっと眩暈が……」",
|
||||
"314001111_42": "「って、お前――」",
|
||||
"314001111_43": "「つ……翼ッ!?」",
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||||
"314001111_44": "「まったく奏は。\\n ノイズが出てなくても、無茶ばかりするんだから」",
|
||||
"314001111_45": "「な、なんだってこんなところに?」",
|
||||
"314001111_46": "「心配になって見に来たの」",
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||||
"314001111_47": "「そしたら、案の定なんだから」",
|
||||
"314001111_48": "「こ、これは……たまたまだって」",
|
||||
"314001111_49": "「わたしには取り繕う必要、ないよ?」",
|
||||
"314001111_50": "「……そうだな。悪い」",
|
||||
"314001111_51": "「じっとしてると、なんだか、怖いんだ」",
|
||||
"314001111_52": "「できることがあるのにやらないでいると、悔いが残りそうで」",
|
||||
"314001111_53": "「アリシアとの約束だって果たせなくなりそうで、さ……」",
|
||||
"314001111_54": "「ありがとう、話してくれて」",
|
||||
"314001111_55": "「さて、と。わたしも手伝うよ」",
|
||||
"314001111_56": "「いいって。これは、あたしたちの世界の問題だ。\\n 別世界のお前にやらせるわけにはいかないさ」",
|
||||
"314001111_57": "「わたしだって当事者の1人なんだから。\\n アルモニカの発動を許したのはわたしの責任でもあるんだし」",
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||||
"314001111_58": "「まだそんなこと言ってるのか? あれは――」",
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||||
"314001111_59": "「わかってる。あれは、避けられなかった事態だったってことは」",
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||||
"314001111_60": "「でも、それを呑み込むには、あまりに重すぎるから」",
|
||||
"314001111_61": "「翼……」",
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||||
"314001111_62": "「それにね……あのとき、\\n 奏だってアリシアにこう約束してたじゃない?」",
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||||
"314001111_63": "「彼女の想い、シリウス交響楽団の遺志は、\\n あたし『たち』が引き継ぐって」",
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||||
"314001111_64": "「ああ……」",
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||||
"314001111_65": "「奏は1人じゃない。\\n 今はわたしも、わたしの仲間たちだってついてる」",
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||||
"314001111_66": "「……そうだったな」",
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"314001111_67": "「わかった。それじゃあ、頼もうかな」",
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"314001111_68": "「ええ。なんでも言って」",
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||||
"314001111_69": "「まずは何から手をつけたらいい?」",
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||||
"314001111_70": "「そうだな……それじゃ、そこのアンプの配線を――」"
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