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"104000111_3": "「まったく……今日が期限の課題が終わってないんだから、\\n 当たり前でしょ?」",
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"104000111_4": "「なんとか提出日を始業式まで延ばしてもらったけど……」",
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"104000111_5": "「お願い未来、手伝ってッ!\\n でないと終わらないッ! 間に合わないッ!」",
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"104000111_6": "「確かにこのままだと、始業式も通り越して、響の誕生日まで\\n もつれ込みそうだもんね……仕方ない。いいよ、手伝うよ」",
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||||
"104000111_7": "「ホントッ!? やっぱ、未来ってば心のアミーゴだよッ!」",
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"104000111_8": "「――ッ!?」",
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||||
"104000111_9": "「続きは家でやれッ!」",
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||||
"104000111_10": "「本部から緊急招集ッ!」",
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"104000111_11": "「ええッ!? なんて言ってるの?」",
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||||
"104000111_12": "「デスデスデースッ!」",
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"104000111_13": "「言ってること、全然分からないよッ!」",
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"104000111_14": "「――ぐわッ!?」",
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"104000111_15": "「く、クリスの靴ッ!?\\n ――響、大丈夫ッ!?」",
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"104000111_16": "「未来、ちょっと行ってくるけど、心配しないで。\\n 課題も任務も、どっちも頑張るッ!」",
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"104000111_17": "「うん、分かってる」",
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"104000111_18": "「高速で接近する車両を確認ッ!」",
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||||
"104000111_19": "「対空砲を避けるために陸路を強行してきた?\\n だが浅薄だ。通常兵装で我々に太刀打ちできるものかッ!」",
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||||
"104000111_20": "「接近車両をモニターで捕捉ッ!」",
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"104000111_21": "「――こいつは……ッ!?」",
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"104000111_22": "「敵はシンフォギアですッ!」",
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"104000111_23": "「対空砲には近づけるなッ!」",
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||||
"104000111_24": "「――緒川さんッ!」",
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||||
"104000111_25": "「アルカ・ノイズを軍事利用するだなんて――」",
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"104000111_26": "「ああ、こんなの許しちゃおけないだろッ!」",
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||||
"104000111_27": "「おふたりとも、行きますよッ!」",
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||||
"104000111_28": "「はいッ!」",
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"104000111_29": "「ああッ!」",
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"104000111_30": "「はああああああッ!」",
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"104000111_31": "「てええええええいッ!」",
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"104000111_32": "「ほ、砲撃を拳で弾くなんて――ッ!?」",
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||||
"104000111_33": "「に、逃げろッ! うわ……わああああ――ッ!」",
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"104000111_34": "「せい――ッ!」",
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||||
"104000111_35": "「一斉射撃――ッ!」",
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"104000111_36": "「ち……ッ!」",
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"104000111_37": "「……ようしッ!」",
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"104000111_38": "「ふん。……ぺッ! マズい弾撃ちやがって」",
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||||
"104000111_39": "「じゅ、銃弾を口で止めただとッ!?」",
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||||
"104000111_40": "「お返しだ――ッ!」",
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||||
"104000111_41": "「わああああああ――ッ!?」",
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||||
"104000111_42": "「はああああああ――ッ!\\n 戦車なんてええええええええッ!」",
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"104000111_43": "「あ、あんまりだッ! ひいい――ッ!」",
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||||
"104000111_44": "「立花ッ、雪音ッ!\\n ――このまま一気に制圧するぞッ!」"
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"104000111_6": "「確かにこのままだと、始業式も通り越して、響の誕生日まで\\n もつれ込みそうだもんね……」",
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||||
"104000111_7": "「仕方ない。いいよ、手伝うよ」",
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||||
"104000111_8": "「ホントッ!? やっぱ、未来ってば心のアミーゴだよッ!」",
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||||
"104000111_9": "「――ッ!?」",
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||||
"104000111_10": "「続きは家でやれッ!」",
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||||
"104000111_11": "「本部から緊急招集ッ!」",
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||||
"104000111_12": "「ええッ!? なんて言ってるの?」",
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"104000111_13": "「デスデスデースッ!」",
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"104000111_14": "「言ってること、全然分からないよッ!」",
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"104000111_15": "「――ぐわッ!?」",
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"104000111_16": "「く、クリスの靴ッ!?\\n ――響、大丈夫ッ!?」",
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"104000111_17": "「未来、ちょっと行ってくるけど、心配しないで。\\n 課題も任務も、どっちも頑張るッ!」",
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"104000111_18": "「うん、分かってる」",
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"104000111_19": "「高速で接近する車両を確認ッ!」",
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"104000111_20": "「対空砲を避けるために陸路を強行してきた?\\n だが浅薄だ。通常兵装で我々に太刀打ちできるものかッ!」",
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||||
"104000111_21": "「接近車両をモニターで捕捉ッ!」",
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||||
"104000111_22": "「――こいつは……ッ!?」",
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||||
"104000111_23": "「敵はシンフォギアですッ!」",
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"104000111_24": "「対空砲には近づけるなッ!」",
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||||
"104000111_25": "「――緒川さんッ!」",
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"104000111_26": "「アルカ・ノイズを軍事利用するだなんて――」",
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||||
"104000111_27": "「ああ、こんなの許しちゃおけないだろッ!」",
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||||
"104000111_28": "「おふたりとも、行きますよッ!」",
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||||
"104000111_29": "「はいッ!」",
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"104000111_30": "「ああッ!」",
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"104000111_31": "「はああああああッ!」",
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"104000111_32": "「てええええええいッ!」",
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"104000111_33": "「ほ、砲撃を拳で弾くなんて――ッ!?」",
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"104000111_34": "「に、逃げろッ! うわ……わああああ――ッ!」",
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"104000111_35": "「せい――ッ!」",
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"104000111_36": "「一斉射撃――ッ!」",
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"104000111_37": "「ち……ッ!」",
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"104000111_38": "「……ようしッ!」",
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"104000111_39": "「ふん。……ぺッ! マズい弾撃ちやがって」",
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||||
"104000111_40": "「じゅ、銃弾を口で止めただとッ!?」",
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||||
"104000111_41": "「お返しだ――ッ!」",
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||||
"104000111_42": "「わああああああ――ッ!?」",
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||||
"104000111_43": "「はああああああ――ッ!\\n 戦車なんてええええええええッ!」",
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||||
"104000111_44": "「あ、あんまりだッ! ひいい――ッ!」",
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||||
"104000111_45": "「立花ッ、雪音ッ!\\n ――このまま一気に制圧するぞッ!」"
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}
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{}
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{
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"104001411_0": "碧いうさぎ・前編",
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"104001411_1": "「ごめんなさい……、対消滅の際に生じる反動のせいで、\\n ギアのメンテナンスになってしまって……」",
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"104001411_2": "「気にしないの。むしろ急ごしらえでよくやってくれたわ。\\n ありがとう」",
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||||
"104001411_3": "「おかげで、抱え込まなくていいわだかまりも\\n スッキリできたしな」",
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||||
"104001411_4": "「反動汚染の除去を急ぎます」",
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||||
"104001411_5": "「頼もしいちびっ子だ」",
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||||
"104001411_6": "「クリスさんだって……」",
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||||
"104001411_7": "「ん? あたしは大きいぞ?」"
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||||
}
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@ -1 +1,22 @@
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|||
{}
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||||
{
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||||
"104001431_0": "「呼吸を合わせろッ!\\n 月読――ッ!」",
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||||
"104001431_1": "「――ッ!? 速い――」",
|
||||
"104001431_2": "「きゃッ!」",
|
||||
"104001431_3": "「はぁ……はぁ……」",
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||||
"104001431_4": "「大丈夫かッ!?」",
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||||
"104001431_5": "「切ちゃんとなら、合わせられるのに……」",
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||||
"104001431_6": "(そう、切ちゃんとなら――)",
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||||
"104001431_7": "「これ……なんて読むのデスか?」",
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||||
"104001431_8": "「つくよみ、しらべ……だって」",
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||||
"104001431_9": "「しらべ……、\\n ヤジロベーみたいで、イカすデスッ!」",
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||||
"104001431_10": "「本当の名前は思い出せなくて……。\\n ここの人たちが持ってた物から付けてくれた」",
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||||
"104001431_11": "「アタシの誕生日も、ここに来た日にされたデスッ!\\n 似た者同士、仲良くするデスッ!」",
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||||
"104001431_12": "「はああああああッ!」",
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||||
"104001431_13": "「こんな課題……続けていても……」",
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||||
"104001431_14": "「――緒川……さんッ!?」",
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||||
"104001431_15": "「微力ながら、お手伝い致しますよ」",
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||||
"104001431_16": "「その技前は、飛騨忍軍の流れを汲んでいるッ!\\n 力を合わせねば、影さえ捉えられないぞッ!」",
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||||
"104001431_17": "「調ッ! 無限軌道で市中引き回しデスよッ!」",
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||||
"104001431_18": "「うんッ!」",
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||||
"104001431_19": "「できれば。お手柔らかに……」"
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||||
}
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@ -1 +1,73 @@
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|||
{}
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||||
{
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"104001442_0": "「隙だらけッ!」",
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||||
"104001442_1": "「嘘ッ!?」",
|
||||
"104001442_2": "「残像です。僕はここに」",
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||||
"104001442_3": "「追いかけてばかりでは追いつけませんよ」",
|
||||
"104001442_4": "「逸るなッ! 月読ッ!」",
|
||||
"104001442_5": "(切ちゃんは、やれてる……誰と組んでも……。\\n でもわたしは、切ちゃんでなきゃ……ッ!)",
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||||
"104001442_6": "(1人でも、戦えなきゃッ!)",
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||||
"104001442_7": "「連携だ、月読ッ! 動きを封じるために――」",
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||||
"104001442_8": "「だったら面で制圧ッ! 逃がさないッ!」",
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||||
"104001442_9": "「ダメデス調ッ! むしろ逃がさないとッ!」",
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||||
"104001442_10": "「――ッ!?」",
|
||||
"104001442_11": "「どえらい事故デスッ!」",
|
||||
"104001442_12": "「……あッ!?」",
|
||||
"104001442_13": "「思わず空蝉を使ってしまいました」",
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||||
"104001442_14": "「力はあります。あとはその使い方です」",
|
||||
"104001442_15": "「調ちゃんッ!」",
|
||||
"104001442_16": "「調ッ! 大丈夫デスかッ!」",
|
||||
"104001442_17": "(あれは……、いつかのわたしだ)",
|
||||
"104001442_18": "「これで、各装者のユニゾンパターンを\\n 全て試した事になりますが……」",
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||||
"104001442_19": "「調さんだけが、連携によるフォニックゲインの\\n 引き上げに失敗しています」",
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||||
"104001442_20": "「思わぬ落とし穴だったな」",
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||||
"104001442_21": "「司令、内閣府からの入電です」",
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||||
"104001442_22": "「繋いでくれ」",
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||||
"104001442_23": "「八紘兄貴――何かあったのか?」",
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||||
"104001442_24": "「ああ……。神社本庁を通じて情報の提供だ」",
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||||
"104001442_25": "「神社本庁と言えば――」",
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||||
"104001442_26": "「各地のレイライン観測の件かもしれない」",
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||||
"104001442_27": "「曰く、神いずる門の伝承」",
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||||
"104001442_28": "「――神……、パヴァリア光明結社の求める力……」",
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||||
"104001442_29": "「詳細については直接聞いてほしい。\\n 必要な資料は送付しておく」",
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||||
"104001442_30": "「……ふう」",
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||||
"104001442_31": "「どうしますか、司令?」",
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||||
"104001442_32": "「気分転換も、必要かもしれんな」",
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||||
"104001442_33": "「埼玉県の……つき神社? そこに何かあるの?」",
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||||
"104001442_34": "「多くの神社はレイライン上にあり、その神社も例外では\\n ありません。さらに神いずる門の伝承があるとすれば……」",
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||||
"104001442_35": "「つまり、指し手の筋を探る事で、\\n 逆転の一手を打とうとしているわけね」",
|
||||
"104001442_36": "「あーむ……」",
|
||||
"104001442_37": "「つーか、特訓直後だってのに元気だな」",
|
||||
"104001442_38": "「いやデスよ、ホメ殺すつもりデスかッ!」",
|
||||
"104001442_39": "「どういう理屈でそうなるッ!」",
|
||||
"104001442_40": "「……」",
|
||||
"104001442_41": "「調ッ!」",
|
||||
"104001442_42": "「どうしたデスか、調?」",
|
||||
"104001442_43": "「ノコギリじゃないから車酔いデスか?」",
|
||||
"104001442_44": "「……ううん……何でもない……」",
|
||||
"104001442_45": "「およー?\\n ここ、狛犬じゃなくてうさぎがいるのデスッ!」",
|
||||
"104001442_46": "「……」",
|
||||
"104001442_47": "「うさぎさんがあちこちに……可愛い」",
|
||||
"104001442_48": "「話には伺ってましたが――」",
|
||||
"104001442_49": "「いやあ、みなさん、お若くていらっしゃる」",
|
||||
"104001442_50": "「もしかして、ここの宮司さん?」",
|
||||
"104001442_51": "「はい。みなさんを見ていると、事故で亡くした娘夫婦の孫を\\n 思い出しますよ」",
|
||||
"104001442_52": "「――生きていれば、ちょうどみなさんくらいの年頃でしてな……」",
|
||||
"104001442_53": "「……ん? おいおい、あたしら上から下まで割とバラけた\\n 年齢差だぞ? いい加減なことぬかしやがってッ!」",
|
||||
"104001442_54": "「冗談ですとも。単なる小粋な神社ジョーク。\\n 円滑な人付き合いに不可欠な作法です」",
|
||||
"104001442_55": "「初対面ではありますが、\\n これですっかり打ち解けたのではないかと」",
|
||||
"104001442_56": "「むしろ不信感が万里の長城を築くってのはどういうこった……」",
|
||||
"104001442_57": "「では早速、本題に参りましょうか」",
|
||||
"104001442_58": "「ところでみなさんは、氷川神社群というのをご存知ですかな?」",
|
||||
"104001442_59": "「これは……オリオン座ッ!?」",
|
||||
"104001442_60": "「正しくは、ここつき神社を含む、周辺7つの氷川神社により\\n 描かれた、鏡写しのオリオン座とでも言いましょうか……」",
|
||||
"104001442_61": "「受け継がれる伝承において、鼓星(ツヅミボシ)の\\n 神門(カムド)――この門より神の力がいずるとされています」",
|
||||
"104001442_62": "「憶測と推論にすぎないが……、それでも、パヴァリア光明結社の\\n 狙いと合致する部分は多く、無視はできない……」",
|
||||
"104001442_63": "「……神いずる門……」",
|
||||
"104001442_64": "「――うあッ!?」",
|
||||
"104001442_65": "「けたたましいのデス……」",
|
||||
"104001442_66": "「わ、わたしはいたって真面目なのですが、わたしの中に\\n 獣がいましてですね……」",
|
||||
"104001442_67": "「では、晩ご飯の支度をしましょうか。\\n 私の焼いたキッシュは絶品ですぞ」",
|
||||
"104001442_68": "「そこは和食だろッ! 神社らしくッ!」",
|
||||
"104001442_69": "「ご厚意はありがたいのですが――」",
|
||||
"104001442_70": "「ここにある古文書……、\\n すべて目を通すには、お腹いっぱいにして元気でないと」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,68 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001511_0": "碧いうさぎ・後編",
|
||||
"104001511_1": "「門よりいずる神の力か……」",
|
||||
"104001511_2": "「皆の協力もあって、神社所蔵の古文書より、\\n いくつかの情報が得られました」",
|
||||
"104001511_3": "「敵がレイラインを利用した計画を進めているとすれば、\\n 対抗手段となるのは、やはり要石かと」",
|
||||
"104001511_4": "「要石――\\n キャロルとの戦いで幾つかが失われてしまいましたが……」",
|
||||
"104001511_5": "「それでもレイラインの安全弁として機能するはずです」",
|
||||
"104001511_6": "「……神の力をパヴァリア光明結社に渡すわけにはいかないッ!\\n なんとしてでも阻止するぞッ!」",
|
||||
"104001511_7": "「無論、そのつもりです」",
|
||||
"104001511_8": "「……」",
|
||||
"104001511_9": "「おやおや、こんな夜更けに散歩とは……」",
|
||||
"104001511_10": "「……」",
|
||||
"104001511_11": "「何か、悩み事ですかな?」",
|
||||
"104001511_12": "「1人でなんとかできます」",
|
||||
"104001511_13": "「それでも口に出すと楽になりますぞ?\\n 誰も1人では生きられませんからな」",
|
||||
"104001511_14": "「そんなのわかってるッ!」",
|
||||
"104001511_15": "「でも、わたしは――」",
|
||||
"104001511_16": "「何を隠そうここは神社。\\n 困った時のなんとやらには事欠かないとは思いませんか?」",
|
||||
"104001511_17": "「二礼二拍手一礼……。若い方には、馴染みのない作法ですかな?」",
|
||||
"104001511_18": "「うん……。なんか、めんどくさい」",
|
||||
"104001511_19": "「これはこれは」",
|
||||
"104001511_20": "「しきたりや決まり事……、\\n 誰かや何かに合わせなきゃいけないって、よくわからない」",
|
||||
"104001511_21": "「うん……?」",
|
||||
"104001511_22": "「……合ってる?」",
|
||||
"104001511_23": "「ええ、おおよそは」",
|
||||
"104001511_24": "「合わせたくっても上手くいかない。\\n 狭い世界での関係性しかわたしにはわからない」",
|
||||
"104001511_25": "「引け目が築いた心の壁が、大切な人たちを遠ざけている……。\\n いつかきっと親友までも……」",
|
||||
"104001511_26": "「……あなたはいい人だ」",
|
||||
"104001511_27": "「いい人? だったらどうして、わたしの中に壁があるの?」",
|
||||
"104001511_28": "「壁を崩して打ち解けることは大切なことかもしれません」",
|
||||
"104001511_29": "「ですが壁とは、拒絶のためだけにあるものではない。\\n 私はそう思いますよ」",
|
||||
"104001511_30": "「あのおたんちん……。元詐欺師が1人で格好つけるから\\n こうなったワケダ……」",
|
||||
"104001511_31": "「大祭壇の設置に足りない生体エネルギーは、\\n あーしたちから錬成する……」",
|
||||
"104001511_32": "「仲間に犠牲を強いるアダムのやり方は受け入れられない……」",
|
||||
"104001511_33": "「きっとあいつは他にも何か隠している……。\\n まあ、女の勘だけどネ……」",
|
||||
"104001511_34": "「女の勘ね。フッ、生物学的に完全な肉体を得るため、\\n 後から女と成ったくせに一丁前なことを吠えるワケダ」",
|
||||
"104001511_35": "「だけど……、確かめる価値はあるワケダ」",
|
||||
"104001511_36": "「ねぇ、あたし人間になりたいッ!」",
|
||||
"104001511_37": "「藪から棒だね……いつにも増して」",
|
||||
"104001511_38": "「神の力が手に入ったら、アダムと同じ人間になりたいって\\n 言ってるのッ!」",
|
||||
"104001511_39": "「……」",
|
||||
"104001511_40": "「人形のままだとアダムのお嫁さんになれないでしょ? 子供を\\n 産んで、ポコポコ産んで、野球チームを作りたいのよッ!」",
|
||||
"104001511_41": "「だーかーらー、さっさと三級錬金術師を生命エネルギーに\\n 替えちゃってさ――」",
|
||||
"104001511_42": "「その話、詳しく聞きたいワケダ」",
|
||||
"104001511_43": "「繰り返してきたはずだよ、君たちだって。\\n 言わせないよ、知らないなんて」",
|
||||
"104001511_44": "「計画遂行の勘定に入っていたのさッ! 最初からッ!\\n 君の命もッ! サンジェルマンの命もッ!」",
|
||||
"104001511_45": "「そんなの聞いていないワケダッ!」",
|
||||
"104001511_46": "「他に何を隠しているッ! 何を目的としているワケダッ!」",
|
||||
"104001511_47": "「人形の見た夢にこそ……神の力は」",
|
||||
"104001511_48": "「人形……?」",
|
||||
"104001511_49": "「逃げたッ! きっとサンジェルマンにチクるつもりだよッ!\\n どうしようッ!?」",
|
||||
"104001511_50": "「狩りたてるのは、任せるとしよう……シンフォギアに」",
|
||||
"104001511_51": "「サンジェルマンッ! サンジェルマンッ!\\n ……くッ、妨害されているワケダ……」",
|
||||
"104001511_52": "「錬金術師がッ!?」",
|
||||
"104001511_53": "「新川越バイパスを猛スピードで北上中ッ!」",
|
||||
"104001511_54": "「付近への被害甚大ッ!\\n このまま、住宅地に差し掛かることがあれば……」",
|
||||
"104001511_55": "「了解ですッ! 対応しますッ!」",
|
||||
"104001511_56": "「皆さんッ! どちらへッ!?」",
|
||||
"104001511_57": "「……え、調ッ!?」",
|
||||
"104001511_58": "「師匠ッ! いま、調ちゃんが……」",
|
||||
"104001511_59": "「……ッ! そちらにヘリを向かわせているッ!\\n 先走らず、ヘリの到着を待てッ!」",
|
||||
"104001511_60": "(――シュルシャガナでなら追いつけるッ!)",
|
||||
"104001511_61": "「高機動を誇るのはお前1人ではないぞ?」",
|
||||
"104001511_62": "「……」",
|
||||
"104001511_63": "「ッ!?」",
|
||||
"104001511_64": "「何を企み、どこに向かうッ!」",
|
||||
"104001511_65": "「お呼びでないワケダッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,20 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001522_0": "「ちッ!」",
|
||||
"104001522_1": "「お構いなしときたかッ!」",
|
||||
"104001522_2": "「ユニゾンだ、月読ッ! イグナイトとの\\n ダブルブーストマニューバでまくり上げるぞッ!」",
|
||||
"104001522_3": "「……ッ!」",
|
||||
"104001522_4": "「ユニゾンは……できません……」",
|
||||
"104001522_5": "「月読……」",
|
||||
"104001522_6": "「切ちゃんは、やれてる……誰と組んでも……。\\n でもわたしは、切ちゃんとでなきゃ……ッ!」",
|
||||
"104001522_7": "「人との接し方を知らないわたしは、\\n 1人で強くなるしかないんですッ! 1人でッ!」",
|
||||
"104001522_8": "「心に壁を持っているのだな、月読は」",
|
||||
"104001522_9": "「――壁……」",
|
||||
"104001522_10": "「わたしもかつて、亡き友を想い、これ以上、失うものかと\\n 誓った心が壁となり、目を塞いだこともある……」",
|
||||
"104001522_11": "「……天羽……奏さんとの……?」",
|
||||
"104001522_12": "「月読の壁も、ただ相手を隔てる壁ではない。\\n 相手を想ってこその距離感だ」",
|
||||
"104001522_13": "「……想ってこその距離感……?」",
|
||||
"104001522_14": "「それはきっと、月読の優しさなのだろうな」",
|
||||
"104001522_15": "「優しさ……」",
|
||||
"104001522_16": "「優しいのは、わたしじゃなく、周りのみんなです。\\n だからこうして気遣ってくれて……」",
|
||||
"104001522_17": "「わたしは、みんなの優しさに応えたいッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,16 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001531_0": "「ごちゃつくなッ!\\n いい加減付け回すのをやめるワケダァァァァッ!」",
|
||||
"104001531_1": "「ッ!?」",
|
||||
"104001531_2": "「ぐぅの音も――」",
|
||||
"104001531_3": "「ワ……ケダッ!?」",
|
||||
"104001531_4": "「このままいくと――住宅地にッ!」",
|
||||
"104001531_5": "「いざ、尋常にッ!」",
|
||||
"104001531_6": "「邪魔立てをッ!」",
|
||||
"104001531_7": "「動きに合わせてきたワケダッ!」",
|
||||
"104001531_8": "「神の力ッ! そんなものは作らせないッ!」",
|
||||
"104001531_9": "「それはこちらも同じなワケダッ!」",
|
||||
"104001531_10": "「歌女どもには、激流がお似合いなワケダッ!」",
|
||||
"104001531_11": "「行く道を閉ざすかッ!?」",
|
||||
"104001531_12": "「そんなのは、切り拓けばいいッ!」",
|
||||
"104001531_13": "「――ッ!? なんとぉぉぉぉぉッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,35 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001542_0": "「駆け抜けるぞッ!」",
|
||||
"104001542_1": "「サンジェルマンに……告げなくてはいけないワケダッ!」",
|
||||
"104001542_2": "「こんなところでえぇぇッ!」",
|
||||
"104001542_3": "「アダムは危険だとッ!\\n サンジェルマンに伝えなくてはいけないワケダッ!」",
|
||||
"104001542_4": "「おおおおおお――ッ!」",
|
||||
"104001542_5": "「サンジェルマン――サンジェルマァァァァンッ!」",
|
||||
"104001542_6": "「勝てたの……?」",
|
||||
"104001542_7": "「ああ、2人で掴んだ勝利だ」",
|
||||
"104001542_8": "「……ッ!」",
|
||||
"104001542_9": "「……はい」",
|
||||
"104001542_10": "「プレラーティは、蛙のように轢き殺されたよ?\\n お似合いだよッ!」",
|
||||
"104001542_11": "「……え?」",
|
||||
"104001542_12": "「生贄にもならないなんて無駄死にだよね?\\n ざまあないよね?」",
|
||||
"104001542_13": "「報告に間違いはない。残念ながら」",
|
||||
"104001542_14": "「1人で飛び出したの……?」",
|
||||
"104001542_15": "「急ぎ帰投したまえ。シンフォギアに儀式を気取られる前に」",
|
||||
"104001542_16": "「カリオストロに続き、プレラーティまでもが……くッ……」",
|
||||
"104001542_17": "「お世話になりましたッ!」",
|
||||
"104001542_18": "「いやいや、お役に立ちましたかな?」",
|
||||
"104001542_19": "「とても参考になったのデースッ!」",
|
||||
"104001542_20": "「お前は読み始めてすぐ寝ちまっただろうが……」",
|
||||
"104001542_21": "「では、あの錬金術師の向かった先には……」",
|
||||
"104001542_22": "「鏡写しのオリオン座を形成する神社……。\\n レイポイントの一角が存在している」",
|
||||
"104001542_23": "「ますます絵空事とは言えないわけね」",
|
||||
"104001542_24": "「対策の打ち所かもしれないな」",
|
||||
"104001542_25": "「良かったら、つき神社にまたいらっしゃい。\\n この老いぼれが生きている間に」",
|
||||
"104001542_26": "「神社ジョーク……笑えない」",
|
||||
"104001542_27": "「……これを」",
|
||||
"104001542_28": "「……?」",
|
||||
"104001542_29": "「ありがとうございました」",
|
||||
"104001542_30": "「ん――、やっぱり不思議デス。\\n こんなの『ツキ』なんて絶対読めないデスよ」",
|
||||
"104001542_31": "「切ちゃん、置いてっちゃうよッ!」",
|
||||
"104001542_32": "「わ、わかってるデスよッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,81 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001611_0": "アン・ティキ・ティラ",
|
||||
"104001611_1": "「73800、73801」",
|
||||
"104001611_2": "「母を亡くしたあの日から、置いて逝かれるのは慣れている」",
|
||||
"104001611_3": "「それでもすぐにまた会える。\\n 私の命も、そのためにあるのだから」",
|
||||
"104001611_4": "「ありゃま。死ぬのが怖くないのかな?」",
|
||||
"104001611_5": "「理想に殉じる覚悟など済ませてある。\\n それに――、誰かを犠牲にするよりずっと……」",
|
||||
"104001611_6": "「キャハハハッ! 何? それが本心?」",
|
||||
"104001611_7": "「だから君は数えてきたのかッ! 自分が背負うべき罪の数をッ!\\n おためごかしだな……」",
|
||||
"104001611_8": "「人でなしにはわかるまい……」",
|
||||
"104001611_9": "「終わったーッ!」",
|
||||
"104001611_10": "「……終わるとは思ってなかった……」",
|
||||
"104001611_11": "「お疲れ様。……ありがとう、響」",
|
||||
"104001611_12": "「んあ? ありがとうは、課題を手伝ってくれたこっちだよッ!\\n なんで?」",
|
||||
"104001611_13": "「課題も任務も頑張るって約束……守ってくれた」",
|
||||
"104001611_14": "「わたしはきっと……、楽チンな方に流されてるだけ」",
|
||||
"104001611_15": "「賢くどちらかを選択するなんてできないから……。\\n 結局、わがままなんだよね」",
|
||||
"104001611_16": "「うん、響らしいかも」",
|
||||
"104001611_17": "「らしい?」",
|
||||
"104001611_18": "「そうなんデスッ!」",
|
||||
"104001611_19": "「どうやら近いらしいのデスッ!」",
|
||||
"104001611_20": "「そう、あと2日ッ!」",
|
||||
"104001611_21": "「あと2日で、響さんの誕生日――」",
|
||||
"104001611_22": "「――あいたッ!」",
|
||||
"104001611_23": "「どうしたのみんな?」",
|
||||
"104001611_24": "「クリスさんから聞いたのデースッ!」",
|
||||
"104001611_25": "「響の誕生日を?」",
|
||||
"104001611_26": "「クリスちゃんが、わたしの誕生日を?」",
|
||||
"104001611_27": "「覚えていてくれたんだッ!」",
|
||||
"104001611_28": "「たまたまだッ! たまたまッ!」",
|
||||
"104001611_29": "「それにしても、そわそわしてた」",
|
||||
"104001611_30": "「そうそう。わかりやすさが爆発してたデスッ!」",
|
||||
"104001611_31": "「くッ……はしゃぐな2人ともッ!\\n もうすぐ本部にいかないといけない時間だぞッ!」",
|
||||
"104001611_32": "「来たな。では、放課後ブリーフィングをはじめる。\\n 映像を頼む」",
|
||||
"104001611_33": "「はい」",
|
||||
"104001611_34": "「調神社所蔵の古文書と伝承、錬金術師との交戦から、\\n 敵の次なる作戦は――」",
|
||||
"104001611_35": "「大地に描かれた、鏡写しのオリオン座……」",
|
||||
"104001611_36": "「神いずる門より、神の力を創造する事と推測して\\n 間違いないだろうッ!」",
|
||||
"104001611_37": "「現在、神社本庁と連携し、拠点の警備を強化すると共に、\\n 周辺地域の疎開を急がせています」",
|
||||
"104001611_38": "「うむ」",
|
||||
"104001611_39": "「レイラインを使った、さらに大規模な儀式……」",
|
||||
"104001611_40": "(バルベルデで戦ったあの怪物でさえ、まともに対抗するのは困難\\n だったのに、更にレイラインのエネルギーまで使うなんて……)",
|
||||
"104001611_41": "「……いったいどれだけの怪物を作り上げるつもりなのッ!?」",
|
||||
"104001611_42": "「門からいずるは、怪物を超えた神……」",
|
||||
"104001611_43": "「どうにかなる相手なのか?」",
|
||||
"104001611_44": "「でも、どうにかしないと……」",
|
||||
"104001611_45": "「……どうにかできるとすれば、それは神殺しの力だな……」",
|
||||
"104001611_46": "「神殺し……」",
|
||||
"104001611_47": "「……デスか?」",
|
||||
"104001611_48": "「神と謳われた存在の死にまつわる伝承は、\\n 世界の各地に残されている」",
|
||||
"104001611_49": "「前大戦期のドイツでは、優生学の最果てに、神の死に\\n まつわる力を蒐集したと記録にあります」",
|
||||
"104001611_50": "「だったら――」",
|
||||
"104001611_51": "「残念ながら、それは――」",
|
||||
"104001611_52": "「手がかりとなるかもしれないバルベルデドキュメント、\\n および戦時中の資料を保管した旧風鳴機関本部は――」",
|
||||
"104001611_53": "「統制局長アダム・ヴァイスハウプトによって消失しました……」",
|
||||
"104001611_54": "「……だが、あまりに周到な一連の動きは――」",
|
||||
"104001611_55": "「考えようによっては誰にも悟られぬよう、\\n 神殺しの力を隠蔽してきたとも言い換えられないだろうか?」",
|
||||
"104001611_56": "「つまり、切り札の実在を証明しているのかもしれないッ!?」",
|
||||
"104001611_57": "「うむ」",
|
||||
"104001611_58": "「神殺しが……」",
|
||||
"104001611_59": "「存在する……」",
|
||||
"104001611_60": "「緒川ッ!」",
|
||||
"104001611_61": "「了解です。調査部のみならず、各国機関とも連携し、\\n 情報収集に務めます」",
|
||||
"104001611_62": "「頼んだぞッ!」",
|
||||
"104001611_63": "「神の力に対抗する、神殺しの力……」",
|
||||
"104001611_64": "「……まさか、ガングニールに……?」",
|
||||
"104001611_65": "「その可能性は、わたしも考えた……が、ドイツ由来とはいえ、\\n ガングニールに神殺しの逸話は聞いたことがない」",
|
||||
"104001611_66": "「今のとこ、あたしらに出来るのは待つことだけ……」",
|
||||
"104001611_67": "「ギアの反動汚染が除去されるまでは――」",
|
||||
"104001611_68": "「――デースッ!」",
|
||||
"104001611_69": "「おわッ!?」",
|
||||
"104001611_70": "「みなさんに提案デスッ!\\n 2日後の13日、響さんのお誕生日会を開きませんかッ!?」",
|
||||
"104001611_71": "「うわああ、今言う? 今言うのッ!?」",
|
||||
"104001611_72": "「もしかして迷惑だった?」",
|
||||
"104001611_73": "「せっかくの誕生日デスよ?」",
|
||||
"104001611_74": "「そうだけど……」",
|
||||
"104001611_75": "「ちゃんとした誕生日だから、お祝いしないとデスね……」",
|
||||
"104001611_76": "「ふえ……」",
|
||||
"104001611_77": "「困らせるな。お気楽が過ぎるぞ」",
|
||||
"104001611_78": "「……お気楽……」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,37 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001612_0": "「ふう……訓練終了――。今戦えるのはわたしたちだけだし、\\n 一緒に頑張ろうねッ、切歌ちゃんッ!」",
|
||||
"104001612_1": "「……お気楽……」",
|
||||
"104001612_2": "「切歌ちゃん?」",
|
||||
"104001612_3": "「大丈夫デスッ! 落ち着いて避難を――」",
|
||||
"104001612_4": "「大丈夫なんて簡単に言ってくれるじゃないッ!\\n このお気楽系女子ッ!」",
|
||||
"104001612_5": "「誰がお気楽デスとッ!?」",
|
||||
"104001612_6": "「決まってるでしょぉッ!」",
|
||||
"104001612_7": "「――ッ!? あ……」",
|
||||
"104001612_8": "「ぎゃああああああッ!」",
|
||||
"104001612_9": "「あらら、誰のせいかしら?」",
|
||||
"104001612_10": "「アタシのお気楽で困らせちゃったデスか?\\n 誕生日のこと……」",
|
||||
"104001612_11": "「え? いや、そんな事ないよ。ありがとう」",
|
||||
"104001612_12": "「――ぐあッ!」",
|
||||
"104001612_13": "「うッ!? ぐあッ!」",
|
||||
"104001612_14": "「ブルー1、ブルー1ッ! どうしたッ!?\\n ブルー2、応答せよッ!」",
|
||||
"104001612_15": "「――ぐあッ!?」",
|
||||
"104001612_16": "「73808」",
|
||||
"104001612_17": "「ぐッ!?」",
|
||||
"104001612_18": "「73809」",
|
||||
"104001612_19": "「なッ!? うわッ!?」",
|
||||
"104001612_20": "「73810」",
|
||||
"104001612_21": "「ぎゃあああッ!?」",
|
||||
"104001612_22": "「73811……」",
|
||||
"104001612_23": "「有象無象が芋洗いって事は、こっちの計画がモロバレって\\n ことじゃないッ! どうするのよッ! サンジェルマンッ!」",
|
||||
"104001612_24": "「どうもこうもない」",
|
||||
"104001612_25": "「今日までに収集した生体エネルギーで\\n 中枢制御の大祭壇を設置する」",
|
||||
"104001612_26": "「それでも門の<ruby=かいびゃく>開闢</ruby>に足りないエネルギーは……。\\n 第七光の達人たる私の命を燃やして……」",
|
||||
"104001612_27": "「し、司令……これはッ!?」",
|
||||
"104001612_28": "「――ッ、各員に通達ッ! 急げッ!」",
|
||||
"104001612_29": "「……はい、はい。わかりました」",
|
||||
"104001612_30": "「ん……響?」",
|
||||
"104001612_31": "「行かなきゃ」",
|
||||
"104001612_32": "「あ、待っ――。\\n ……ごめん」",
|
||||
"104001612_33": "「大丈夫。誕生日だって近いから、すぐに帰ってくる」",
|
||||
"104001612_34": "「……うん」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,40 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001621_0": "「――くッ、ううう……」",
|
||||
"104001621_1": "「アダム?」",
|
||||
"104001621_2": "「順調のようだね……全てが」",
|
||||
"104001621_3": "「ホント、サンジェルマンのおかげだよねッ!」",
|
||||
"104001621_4": "「天地のオリオン座が、儀式に定められたアスペクトで向かい合う時、\\n ホロスコープに門が描かれる……」",
|
||||
"104001621_5": "「その時と位置を割り出すのが、あたしの役目……そして――」",
|
||||
"104001621_6": "「これは――ッ!?」",
|
||||
"104001621_7": "「お父様ッ!?」",
|
||||
"104001621_8": "「こちらの準備はできている。いつでもいけるぞ」",
|
||||
"104001621_9": "「急がないと……、パヴァリア光明結社の作戦に、\\n ボクの手が追い付いていない」",
|
||||
"104001621_10": "「カリオストロ……プレラーティ……。\\n 2人の犠牲は無駄にしない……」",
|
||||
"104001621_11": "「……そしてお母さん……。全ての支配を革命するために、\\n 私は……私はああああああッ!」",
|
||||
"104001621_12": "「開いた――神いずる門ッ!」",
|
||||
"104001621_13": "「レイラインより抽出された星の命に……、従順にして盲目なる\\n 恋乙女の概念を付与させるッ!」",
|
||||
"104001621_14": "「ア、アアアアーッ!\\n バイッデグルゥウウーッ!!」",
|
||||
"104001621_15": "「ウウウゥゥ――アアアァァッ!」",
|
||||
"104001621_16": "「見るデスよ。凄いことになってるデスッ!」",
|
||||
"104001621_17": "「あ、あれが――」",
|
||||
"104001621_18": "「鏡写しの、オリオン座デス――ッ!」",
|
||||
"104001621_19": "「レイラインを通じて、観測地点にエネルギーが集束中ッ!」",
|
||||
"104001621_20": "「このままでは、門を越えて神の力が顕現しますッ!」",
|
||||
"104001621_21": "「合わせろゲンッ!」",
|
||||
"104001621_22": "「応とも兄貴ッ!」",
|
||||
"104001621_23": "「決議――」",
|
||||
"104001621_24": "「――執行ッ!」",
|
||||
"104001621_25": "「各地のレイポイント上に配置された要石の一斉起動を確認ッ!」",
|
||||
"104001621_26": "「レイライン遮断作戦……成功ですッ!」",
|
||||
"104001621_27": "「手の内を見せすぎたな、錬金術師……。\\n お役所仕事も馬鹿にできまいッ!」",
|
||||
"104001621_28": "「ア、アウ、ナイ、ナイ」",
|
||||
"104001621_29": "「ティキッ!? ――はッ!?」",
|
||||
"104001621_30": "「Balwisyall Nescell gungnir tron――」",
|
||||
"104001621_31": "「そこまでデスッ!」",
|
||||
"104001621_32": "「シンフォギア……どこまでもおおおおおッ!」",
|
||||
"104001621_33": "「はあああああああッ!」",
|
||||
"104001621_34": "「てやああああああッ!」",
|
||||
"104001621_35": "「やっぱり……戦うしかないんですか?」",
|
||||
"104001621_36": "「私とお前……。互いが信じた正義を握り締めている以上、\\n 他に道などありはしないッ!」",
|
||||
"104001621_37": "「はあああああッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,28 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001632_0": "「ガングニールとイガリマ、交戦ッ!」",
|
||||
"104001632_1": "「ユニゾン数値、安定していますッ!」",
|
||||
"104001632_2": "「切歌ちゃんッ! 合わせてッ!」",
|
||||
"104001632_3": "「デスッ! 切り刻むデ-スッ!」",
|
||||
"104001632_4": "「はあああああッ!」",
|
||||
"104001632_5": "「――ふッ!」",
|
||||
"104001632_6": "「――きゃあああッ!?」",
|
||||
"104001632_7": "「信念の重さ無き者に――ッ!」",
|
||||
"104001632_8": "「神の力をもってして、月遺跡の管理者権限を掌握するッ!」",
|
||||
"104001632_9": "「これによりバラルの呪詛より人類を解放し、支配の歴史に\\n 終止符を打つッ!」",
|
||||
"104001632_10": "「うわあああああッ!?」",
|
||||
"104001632_11": "「だとしても――ッ!」",
|
||||
"104001632_12": "「誰かを犠牲にするやり方は――ッ!」",
|
||||
"104001632_13": "「そうッ! 32831の生贄と、40977の犠牲――」",
|
||||
"104001632_14": "「背負った罪と、その重さッ!\\n 心変わりなどもはや許されないわッ!」",
|
||||
"104001632_15": "「はあああああッ!」",
|
||||
"104001632_16": "「――響さんッ!」",
|
||||
"104001632_17": "「――ッ!?」",
|
||||
"104001632_18": "「――なッ!?」",
|
||||
"104001632_19": "「嘘だろッ!?」",
|
||||
"104001632_20": "「――くッ! なッ!?」",
|
||||
"104001632_21": "「はあああああッ!」",
|
||||
"104001632_22": "「いくデスッ!」",
|
||||
"104001632_23": "「はああああああああッ!」",
|
||||
"104001632_24": "「あああああああ――ッ!?」",
|
||||
"104001632_25": "「はあ、はあ、はあ……」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,16 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001641_0": "「この星の明日のためにッ!\\n 誰の胸にももう二度と――」",
|
||||
"104001641_1": "「――あのような辱めを刻まないためにッ!\\n 私は支配を、革命するッ!」",
|
||||
"104001641_2": "「――くッ……ううう……」",
|
||||
"104001641_3": "「わたしもずっと……正義を信じて、握り締めてきた……。\\n だけど、拳ばかりでは変えられないことがあることも知っている」",
|
||||
"104001641_4": "「――だから……」",
|
||||
"104001641_5": "「握った拳を開くのを恐れない」",
|
||||
"104001641_6": "「神様が仕掛けた呪いを解くのに、\\n 神様みたいな力を使うのは間違ってます」",
|
||||
"104001641_7": "「人は人のまま変わっていかなきゃいけないんです」",
|
||||
"104001641_8": "「……だとしても……」",
|
||||
"104001641_9": "「…………?」",
|
||||
"104001641_10": "「いつだって、何かを変えていく力は『だとしても』という、\\n 不撓不屈の想いなのかもしれない……」",
|
||||
"104001641_11": "「そこまでにしてもらうよ、茶番は」",
|
||||
"104001641_12": "「あいつはッ!?」",
|
||||
"104001641_13": "「始まるよ、すぐに。見るといい、特等席で。\\n ――神の力の再臨をッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,46 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001652_0": "「何が起きているデスかッ!?」",
|
||||
"104001652_1": "「これは……天を巡るレイラインッ!?」",
|
||||
"104001652_2": "「アダムはこの星からではなく、天の星々から命を集めるため、\\n オリオン座そのものを神いずる門に見立てて――ッ!?」",
|
||||
"104001652_3": "「マクロコスモスとミクロコスモスの照応は、\\n 錬金思想の基礎中の基礎だというのに、ボクは……」",
|
||||
"104001652_4": "「アダム、アダムガギデグレダァ」",
|
||||
"104001652_5": "「星の海にて開かれる……」",
|
||||
"104001652_6": "「もうひとつの、神いずる門……」",
|
||||
"104001652_7": "「超高レベルのエネルギー、来ますッ!」",
|
||||
"104001652_8": "「遮断できまいよ、彼方にあってはッ!」",
|
||||
"104001652_9": "「止めてみせるッ!」",
|
||||
"104001652_10": "「フンッ!」",
|
||||
"104001652_11": "「――ぐあッ!」",
|
||||
"104001652_12": "「教えてください、統制局長……。この力で本当に、人類は\\n 支配の<ruby=くびき>軛</ruby>より解き放たれるのですかッ!?」",
|
||||
"104001652_13": "「できる……んじゃないかな?\\n ただ、僕にはそうするつもりがないのさ。最初からね」",
|
||||
"104001652_14": "「――ッ、たばかったのか? カリオストロを、プレラーティを、\\n 革命の礎となった全ての命をッ!」",
|
||||
"104001652_15": "「用済みだな、君はッ!」",
|
||||
"104001652_16": "「……ああ、この威力ッ!」",
|
||||
"104001652_17": "「…………――Emustolronzen fine el zizzl」",
|
||||
"104001652_18": "「確かにアタシはお気楽デス……。だけど、誰か1人くらい\\n 何も背負っていないお気楽者がいないと――」",
|
||||
"104001652_19": "「もしもの時に重荷を肩代わりができないじゃないデスかッ!」",
|
||||
"104001652_20": "「……絶唱……?」",
|
||||
"104001652_21": "「<size=40>ダメェェェェッ!</size>」",
|
||||
"104001652_22": "「<size=40>くッ……く……ぐあああああッ!</size>」",
|
||||
"104001652_23": "「切歌ちゃんッ!\\n 絶唱で受け止めるなんて無茶を……」",
|
||||
"104001652_24": "「響さんはもうすぐお誕生日デス……。\\n 誕生日は、重ねていくことが大事なのデス……」",
|
||||
"104001652_25": "「こんな時にそんなことはッ!」",
|
||||
"104001652_26": "「アタシは本当の誕生日を知らないから――」",
|
||||
"104001652_27": "「ッ!?」",
|
||||
"104001652_28": "「誰かの誕生日だけは大切にしたいのデス……」",
|
||||
"104001652_29": "「LiNKERッ!?」",
|
||||
"104001652_30": "「過剰投与で絶唱の負荷を最小限に……。\\n だけど身体への薬害がッ!」",
|
||||
"104001652_31": "「切ちゃんッ! 切ちゃんッ!\\n 切ちゃん聞こえるッ!? 切ちゃんッ!」",
|
||||
"104001652_32": "「ただちに切歌くんを回収するんだッ!\\n 救護班の手配を急げッ! 体内洗浄の準備もだッ!」",
|
||||
"104001652_33": "「はいッ!」",
|
||||
"104001652_34": "「2人には手を出させない」",
|
||||
"104001652_35": "「ほう……それが答えかな? 君が選択した」",
|
||||
"104001652_36": "「神の力……その占有を求めるのであれば、貴様こそが\\n 私の前に立ちはだかる支配者だ」",
|
||||
"104001652_37": "「実に頑なだね、君は……忌々しいのはだからこそッ!」",
|
||||
"104001652_38": "「しかし間もなく完成する、神の力はッ!\\n そうなると叶わないよ、君に止めることなど」",
|
||||
"104001652_39": "「私たちは、互いに正義を握り合い、終生わかり合えぬ仇同士だ」",
|
||||
"104001652_40": "「だけど今は――、\\n 同じ方向を見て、同じ相手を見ていますッ!」",
|
||||
"104001652_41": "「敵は強大、圧倒的。\\n ならばどうする? 立花響ッ!」",
|
||||
"104001652_42": "「いつだって、貫き抗う言葉はひとつッ!」",
|
||||
"104001652_43": "「<size=40>だとしてもッ!</size>」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,30 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001711_0": "神威赫奕の極みに達し",
|
||||
"104001711_1": "「――ッ! 救護班、切歌ちゃんの回収を完了」",
|
||||
"104001711_2": "「良かった……」",
|
||||
"104001711_3": "「付近住民の避難は?」",
|
||||
"104001711_4": "「まもなくです、急がせていますッ!」",
|
||||
"104001711_5": "「あんなものが、神を冠する力だというのか……」",
|
||||
"104001711_6": "「間に合わないの……」",
|
||||
"104001711_7": "「そうだッ! 神殺しッ!\\n こっちにだって対抗策があったはずだろッ!」",
|
||||
"104001711_8": "「緒川の指示で調査部が動いているッ!\\n だが、新たな情報については……」",
|
||||
"104001711_9": "「神の力は、人類の未来のためにあるべきだッ!\\n ただの1人が占有していいものではないッ!」",
|
||||
"104001711_10": "「未来? 人類の? ……くだらないッ!」",
|
||||
"104001711_11": "「なぜ私を……?」",
|
||||
"104001711_12": "「わがままだと、親友は言ってくれました」",
|
||||
"104001711_13": "「……わがまま?」",
|
||||
"104001711_14": "「群れるなよ、弱い者同士が」",
|
||||
"104001711_15": "「く……ッ!」",
|
||||
"104001711_16": "「誰かの力に、潰されそうになってたあの頃……。\\n 支配に抗う人に助けられたら、何かが変わったのかもしれない」",
|
||||
"104001711_17": "「……そう考えたら、サンジェルマンさんとは戦うのではなく\\n 話し合いたいと、体が勝手に動いてました」",
|
||||
"104001711_18": "「ッ!?」",
|
||||
"104001711_19": "「……立花響。お前が狙うはティキ。\\n 神の力へと至ろうとしている、人形だッ!」",
|
||||
"104001711_20": "「ティキ……ティキ、ティキ……ア、ティキ……テラ…………」",
|
||||
"104001711_21": "「器を砕けば、神の力は完成しない……。\\n この共闘は馴れ合いではない……私のわがままだッ!」",
|
||||
"104001711_22": "「わがままだったら仕方ありませんねッ!」",
|
||||
"104001711_23": "「誰かのために……、\\n サンジェルマンさんの力を貸してくださいッ!」",
|
||||
"104001711_24": "「思い上がったか……どうにかできると。\\n 2人でならッ!」",
|
||||
"104001711_25": "「……なッ!?」",
|
||||
"104001711_26": "「ぐあッ!?」",
|
||||
"104001711_27": "「フ……」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,35 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001712_0": "「鉄火場のど真ん中で、やりあってた相手の手を取るなんて……。\\n どんな戦い方だッ!」",
|
||||
"104001712_1": "「それが存外ガツンと来ることを、知らぬ雪音ではあるまい」",
|
||||
"104001712_2": "「う……、だ、だからって、簡単に倒せる相手じゃないぞ……」",
|
||||
"104001712_3": "「そうね。盤面は刻一刻と不利になっているもの……」",
|
||||
"104001712_4": "(銃弾が足場に――これならッ!)",
|
||||
"104001712_5": "「させはしない……好きにッ!」",
|
||||
"104001712_6": "「――うわッ!?」",
|
||||
"104001712_7": "「僕だけなんだよ、触れていいのは……。\\n ティキのあちこちにッ!」",
|
||||
"104001712_8": "「<size=40>メガミンズッキューンッ!</size>」",
|
||||
"104001712_9": "(光が強く……、神の力の集まりが速くなってるッ!?)",
|
||||
"104001712_10": "「このままじゃ……」",
|
||||
"104001712_11": "「フ……」",
|
||||
"104001712_12": "「ですが局長……、ご自慢の黄金錬成はいかがいたしましたか?」",
|
||||
"104001712_13": "「私たちに手心を加える必要もないのに、\\n なぜあのバカ火力を開帳しないのかしら?」",
|
||||
"104001712_14": "「……チッ」",
|
||||
"104001712_15": "「天のレイラインからのエネルギーチャージは、\\n 局長にとっても予定外だったはず」",
|
||||
"104001712_16": "「門の解放に消耗し、黄金錬成させるだけの力が無いのが\\n 見て取れるわッ!」",
|
||||
"104001712_17": "「……聞いていたな?」",
|
||||
"104001712_18": "「はいッ!」",
|
||||
"104001712_19": "「嫌われるぞ……賢しすぎると」",
|
||||
"104001712_20": "「おおおおおッ!」",
|
||||
"104001712_21": "「だとしてもッ!\\n 貫けええええええッ!」",
|
||||
"104001712_22": "「つえええええぃ――ッ!」",
|
||||
"104001712_23": "「あああああああああッ!!」",
|
||||
"104001712_24": "「今だッ! 立花響ッ!\\n ティキが神の力へと至る前にッ!」",
|
||||
"104001712_25": "「……ッ!?」",
|
||||
"104001712_26": "「錬金術師を統べるパヴァリア光明結社の局長が、まさか……」",
|
||||
"104001712_27": "「人形……?」",
|
||||
"104001712_28": "「人形だと?」",
|
||||
"104001712_29": "「<size=40>人形だとぉぉぉォォォッッ!</size>」",
|
||||
"104001712_30": "「ユルザナイ……アダムヲヨグモ……。\\n <size=40>イタクサセルナンテェェェ――ッ!</size>」",
|
||||
"104001712_31": "「なっ、何がッ!?」",
|
||||
"104001712_32": "「光が……生まれるッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,13 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001721_0": "「あっちはどうなっていやがるッ!」",
|
||||
"104001721_1": "「――モニター、回復ッ!」",
|
||||
"104001721_2": "「映像を回します――はッ!?」",
|
||||
"104001721_3": "「ッ!?」",
|
||||
"104001721_4": "「なん……だと……ッ!?」",
|
||||
"104001721_5": "「な……」",
|
||||
"104001721_6": "「ッ……」",
|
||||
"104001721_7": "「神力顕現……、持ち帰るだけのつもりだったんだけどね。\\n 今日のところは」",
|
||||
"104001721_8": "「ゴメンナサイ……アダシ、アダムガヒドイコトサレテタカラ、\\n ツイ……」",
|
||||
"104001721_9": "「仕方ないよ、済んだことは。\\n ……だけどせっかくだから――」",
|
||||
"104001721_10": "「知らしめようか、完成した神の力をッ!\\n ディバインウェポンの恐怖をッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,24 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001731_0": "「ッ!」",
|
||||
"104001731_1": "「うあああッ!」",
|
||||
"104001731_2": "「う……うう……? ああ……」",
|
||||
"104001731_3": "「あれだけの破壊力……。\\n シンフォギアで受け止められるのッ!?」",
|
||||
"104001731_4": "「人でなし……サンジェルマンはそう呼び続けていたね。\\n 何度も、僕を……」",
|
||||
"104001731_5": "「……」",
|
||||
"104001731_6": "「そうとも……人でなしさ、僕は。\\n なにしろ人ですらないのだから」",
|
||||
"104001731_7": "「アダム・ヴァイスハウプト……貴様は一体……?」",
|
||||
"104001731_8": "「僕は作られた……彼らの代行者として」",
|
||||
"104001731_9": "「……彼ら?」",
|
||||
"104001731_10": "「だけど、廃棄されたのさ。試作体のまま。\\n 完全すぎるという理不尽極まる理由をつけられてッ!」",
|
||||
"104001731_11": "「ありえない……完全が不完全に劣るなど……」",
|
||||
"104001731_12": "「そんな歪みは正してやる……。\\n 完全が不完全を統べることでねえええええッ!」",
|
||||
"104001731_13": "「――ッ!?」",
|
||||
"104001731_14": "「何をッ!?」",
|
||||
"104001731_15": "「さっきみたいのを、撃たせるわけにはッ!」",
|
||||
"104001731_16": "「はあッ!」",
|
||||
"104001731_17": "「ティキッ!」",
|
||||
"104001731_18": "「アゴァアァア……」",
|
||||
"104001731_19": "「う……ああッ!」",
|
||||
"104001731_20": "「……ッ、ああッ!\\n こんな力のために、カリオストロは……プレラーティはッ!」",
|
||||
"104001731_21": "「周辺防犯カメラからの映像……途絶」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,23 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001732_0": "(響……)",
|
||||
"104001732_1": "「……シエルジェ自治領から通達。放たれた指向性エネルギー\\n 弾は、米国保有の軍事衛星に命中。蒸発させたと……」",
|
||||
"104001732_2": "「……響くんたちの状況は?」",
|
||||
"104001732_3": "「周辺のカメラはダウンしたままです。\\n 急ぎ、別視点からの映像を――」",
|
||||
"104001732_4": "「司令ッ! 各省庁からの問い合わせが殺到しています」",
|
||||
"104001732_5": "「すべて後回しだッ! 放って――」",
|
||||
"104001732_6": "「……どうなっている?」",
|
||||
"104001732_7": "「……ッ!」",
|
||||
"104001732_8": "「どうなっていると聞いておる」",
|
||||
"104001732_9": "「は……はい。目下、確認中であり……」",
|
||||
"104001732_10": "「儚き者が……此度の騒乱は既に各国政府の知るところ。\\n ならば、次の動きは自明であろう」",
|
||||
"104001732_11": "「共同作戦や治安維持などと題目を掲げ、国連の旗を振りながら\\n 武力介入が行われることが何故分からんッ!」",
|
||||
"104001732_12": "「ですがッ! きっと打つ手はまだありますッ!\\n そのための我々であり――」",
|
||||
"104001732_13": "「聞くに堪えん……」",
|
||||
"104001732_14": "「……やはり、この国を守護せしめるは、\\n 真の防人たる我を置いて他に無し……」",
|
||||
"104001732_15": "「今の、通信って……」",
|
||||
"104001732_16": "「……この戦いに、風鳴宗家が動くということだ……」",
|
||||
"104001732_17": "「……」",
|
||||
"104001732_18": "「モニター、出ます……ッ!」",
|
||||
"104001732_19": "「――ッ! 響さんッ!」",
|
||||
"104001732_20": "「あのバカ……地面が好きすぎるだろッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,55 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001741_0": "「アアアダムゥゥ……ティギ……ガンバッダ……。\\n ホホホメテテデ……」",
|
||||
"104001741_1": "「いい子だね……ティキはやっぱり」",
|
||||
"104001741_2": "「ダッタラ……ハグジデヨ……ダキジメデグレナイト……。\\n ツタワラナイヨ……」",
|
||||
"104001741_3": "「やまやまだよ、そうしたいのは。\\n だけど出来ないんだ。手に余るそのサイズではね……」",
|
||||
"104001741_4": "「イゲズ……ソゴモマタ……スギナンダケドネ……」",
|
||||
"104001741_5": "「全力の銃弾で――ッ!」",
|
||||
"104001741_6": "「それでもか……」",
|
||||
"104001741_7": "「――ぐあッ!?」",
|
||||
"104001741_8": "「さっきのは、ヨナルデパズトーリと同じ……」",
|
||||
"104001741_9": "「無かったことにされるダメージッ!」",
|
||||
"104001741_10": "「圧倒的な攻撃と、絶対的な防御……」",
|
||||
"104001741_11": "「ああ、反動汚染の除去が間に合ったとして……\\n どう立ち回ればいいんだよ……ッ!」",
|
||||
"104001741_12": "「不完全な人類は……支配されてこそ、完全な群体へと完成する。\\n 人を超越した僕によってッ!」",
|
||||
"104001741_13": "「世迷うなよ人形……」",
|
||||
"104001741_14": "「錬金術師失格だな、君は。支配を受け入れたまえ。\\n 完全を希求するならばッ!」",
|
||||
"104001741_15": "「支配からの解放……。\\n その全てが利用され、無駄に消えてしまった……」",
|
||||
"104001741_16": "「思想も理想も、生贄と捧げた数多の命までも……ッ!」",
|
||||
"104001741_17": "「もはやディバインウェポンを振るうまでもないね、\\n この幕引きには」",
|
||||
"104001741_18": "「手づから僕が始末しよう。君だけは、入念に……」",
|
||||
"104001741_19": "「――有為に天命を待つばかりかッ!」",
|
||||
"104001741_20": "「諦めるなッ!\\n ……あの子なら、きっとそう言うのではありませんか?」",
|
||||
"104001741_21": "「発信源……不明。暗号化され、身元も特定できません。\\n ですが……これは……ッ!?」",
|
||||
"104001741_22": "「……解析されたバルベルデドキュメントッ!?」",
|
||||
"104001741_23": "「我々が持ちうる限りの資料です。\\n ここにある神殺しの記述こそが、切り札となり得ます」",
|
||||
"104001741_24": "「神殺しッ!? なんでまたッ!?」",
|
||||
"104001741_25": "「調査部で神殺しに関する情報を追いかけていたところ、\\n 彼らと接触、協力を取り付ける事ができました」",
|
||||
"104001741_26": "「これは――ッ!?」",
|
||||
"104001741_27": "「かつて、神の子の死を確かめるために、\\n 振るわれたとされる槍……」",
|
||||
"104001741_28": "「遥か昔より伝わるこの槍には、\\n 凄まじき力こそ秘められていたものの――」",
|
||||
"104001741_29": "「――本来、神殺しの力は備わっていなかったと、\\n 資料には記されています」",
|
||||
"104001741_30": "「それなのに……どうしてッ!?」",
|
||||
"104001741_31": "「二千年以上に渡り、神の死に関わる逸話が本質を歪め、\\n 変質させた結果であると」",
|
||||
"104001741_32": "「まさか、哲学兵装……先のアレキサンドリア号事件でも\\n 中心にあったという……」",
|
||||
"104001741_33": "「前大戦時にドイツが探し求めたこの槍こそ――」",
|
||||
"104001741_34": "「『ガングニール』だとぉッ!?」",
|
||||
"104001741_35": "「……そう、なんですね」",
|
||||
"104001741_36": "「立花ッ!」",
|
||||
"104001741_37": "「まだ、なんとかできる手立てがあって……。それが、わたしの纏う\\n ガングニールだとしたら――」",
|
||||
"104001741_38": "「……気取られたのか……」",
|
||||
"104001741_39": "「もうひと踏ん張り……、やってやれないことはないッ!」",
|
||||
"104001741_40": "「――ティキッ!」",
|
||||
"104001741_41": "「うおおおおお――ッ!」",
|
||||
"104001741_42": "「行かせるものか、神殺しッ!」",
|
||||
"104001741_43": "「――ッ!?」",
|
||||
"104001741_44": "「なるほど、得心がいったわ。あの無理筋な黄金錬成は\\n シンフォギアに向けた一撃ではなく……」",
|
||||
"104001741_45": "「局長にとって不都合な真実を葬り去るためだったのね」",
|
||||
"104001741_46": "「言ったはずなんだけどな……賢しすぎるとッ!」",
|
||||
"104001741_47": "「バカなッ!」",
|
||||
"104001741_48": "「潰えて消えろッ! 理想を夢想したままでッ!」",
|
||||
"104001741_49": "「行け……行け……。\\n ――そのまま行けッ! 立花響ッ!」",
|
||||
"104001741_50": "「――ッ!」",
|
||||
"104001741_51": "「乗りすぎだ……調子にッ!\\n ――ッ!?」",
|
||||
"104001741_52": "「私は進む、前に前にッ! ここで怯めば、取り戻せない程に\\n 痕となるッ! 屈するわけには――ッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,18 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001751_0": "「ッ! 寄せ付けるなッ!\\n 蚊トンボを――ッ!」",
|
||||
"104001751_1": "「おおおおおお……はあああああッッ!」",
|
||||
"104001751_2": "「アダムヲコマラセルナアアアアァァァ――ッ!」",
|
||||
"104001751_3": "「アアアアァァァッ!」",
|
||||
"104001751_4": "「ギャアアアアアアァァァ――ッ!」",
|
||||
"104001751_5": "「ディバインウェポン、復元されずッ!」",
|
||||
"104001751_6": "「効いてるわ……まさか本当に……」",
|
||||
"104001751_7": "「神殺しの、哲学兵装……」",
|
||||
"104001751_8": "「切ちゃんッ!」",
|
||||
"104001751_9": "「バルベルデから最後に飛び立った輸送機……。\\n その積み荷の中に、大戦時の記録が隠されていたのです……」",
|
||||
"104001751_10": "「あのときの無茶は、無駄ではなかったのデスね……」",
|
||||
"104001751_11": "「教えてほしい……、君の国が手に入れた機密情報を、\\n なぜ我々に……?」",
|
||||
"104001751_12": "「歌が……聞こえたって」",
|
||||
"104001751_13": "「歌……?」",
|
||||
"104001751_14": "「先輩が教えてくれたんです」",
|
||||
"104001751_15": "「あの瞬間、燃え尽きそうな空に、歌が聞こえたって。\\n そんなの、私も聞いてみたくなるじゃないですか」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,29 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001752_0": "「ぐあッ……」",
|
||||
"104001752_1": "「終わりだ、これで……ッ!」",
|
||||
"104001752_2": "「<size=40>立花響――ッ!</size>」",
|
||||
"104001752_3": "「――ッ!?」",
|
||||
"104001752_4": "「<size=40>神殺しッ! 止まれええッ!</size>」",
|
||||
"104001752_5": "「八方極遠に達するはこの拳ッ!\\n ――如何なる門も、打壊はたやすいッ!」",
|
||||
"104001752_6": "「ッ! ハグだよ、ティキッ!\\n さあ、飛び込んでおいでッ! 神の力を手放してッ!」",
|
||||
"104001752_7": "「アダムゥゥゥ、ダイスキィィィ――ッ!」",
|
||||
"104001752_8": "「おおおおおああああああああッ!」",
|
||||
"104001752_9": "「<size=40>キャアアアアアァァァ――ッ!?</size>」",
|
||||
"104001752_10": "「ここ一番でやっぱりッ!」",
|
||||
"104001752_11": "「バッチリ決めてくれるのデスッ!」",
|
||||
"104001752_12": "「アダムスキ、ダイスキ……。\\n ダカラダキシメテ、ハナサナイデ。ドキドキシタイノ……」",
|
||||
"104001752_13": "「恋愛脳め。いちいちが癇に障る……。\\n だが間に合ったよ、間一髪」",
|
||||
"104001752_14": "「人形を……神の力を付与させるための――」",
|
||||
"104001752_15": "「――ナンデマタッ!?」",
|
||||
"104001752_16": "「断然役に立つ……こっちの方がッ!」",
|
||||
"104001752_17": "「付与させるッ! この腕にッ!」",
|
||||
"104001752_18": "「その時こそ僕は至るッ! アダム・ヴァイスハウプトを経た、\\n アダム・カダモンッ! 新世界の雛型へとッ!」",
|
||||
"104001752_19": "「どういうことだ……ッ!?」",
|
||||
"104001752_20": "「な、に……これ」",
|
||||
"104001752_21": "「……ッ!」",
|
||||
"104001752_22": "「どうしたの、えッ……?」",
|
||||
"104001752_23": "「あ……あ……。\\n ――ウアアアアアアアァァァッ!」",
|
||||
"104001752_24": "「お、おい……何やってんだよ……」",
|
||||
"104001752_25": "「宿せないはず……。穢れなき魂でなければ、神の力を……ッ!」",
|
||||
"104001752_26": "「生まれながらに、原罪を背負った人類に宿る事など――」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,96 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001811_0": "AXZ・前編",
|
||||
"104001811_1": "「台無しだ……僕の千年計画が……。\\n ――それでも、神の力をこの手にッ!」",
|
||||
"104001811_2": "「立花響……お前は一体……?」",
|
||||
"104001811_3": "「立花響が、神の力と称されるエネルギーに取り込まれてから、\\n 48時間が超過……」",
|
||||
"104001811_4": "「国連での協議は最終段階……間もなく、日本への武力介入が\\n 決議される見込みだ」",
|
||||
"104001811_5": "「そうなるとお前たちS.O.N.G.は、国連指示の下、\\n 先陣を切らねばならないだろう……」",
|
||||
"104001811_6": "「やはりそうなってしまうか……」",
|
||||
"104001811_7": "「さらに状況が状況であるため、事態の収拾に反応兵器の使用も\\n 考えられる」",
|
||||
"104001811_8": "「反応兵器ッ!? だが、あの中には響くんが――ッ!」",
|
||||
"104001811_9": "「無論、そんな暴挙を許すつもりはない。だが、世界規模の\\n 災害に発展しかねない異常事態に、米国政府の鼻息は荒い……」",
|
||||
"104001811_10": "「――ッ、消し飛ばされた軍事衛星が、\\n 口実を与えてしまったのか……ッ!」",
|
||||
"104001811_11": "「引き続き、局面打開に尽力してほしい。\\n それがこちらの交渉カードになりうるのだ」",
|
||||
"104001811_12": "「わかった。すまない兄貴」",
|
||||
"104001811_13": "「国連決議による武力介入……ほんの数週間前のバルベルデと\\n 同じ状況に、今度は我々がなってしまうなんて……」",
|
||||
"104001811_14": "「あのサナギ状の物体内部に、響さんの生体反応を\\n 確認しています」",
|
||||
"104001811_15": "「恐らくは、神殺しの力が融合を食い止めていると\\n 思われますが……それもいつまで持つか」",
|
||||
"104001811_16": "「時間が稼げているうちに対策をッ!」",
|
||||
"104001811_17": "「ああ、そのための彼女たちだ……」",
|
||||
"104001811_18": "「彼女……たち?」",
|
||||
"104001811_19": "「響があの中にいるんですね?\\n 響は無事なんですか……?」",
|
||||
"104001811_20": "「もちろんだ。そのために君を呼んでいる……。\\n マリアくんたちに繋いでくれ」",
|
||||
"104001811_21": "「はい」",
|
||||
"104001811_22": "「こちらの準備はできているわ」",
|
||||
"104001811_23": "「どうやったら、響を助けられるんですか……」",
|
||||
"104001811_24": "「これを使います」",
|
||||
"104001811_25": "「LiNKER……違う、あれは……」",
|
||||
"104001811_26": "「Anti_LiNKERデス」",
|
||||
"104001811_27": "「LiNKERとAnti_LiNKERは表裏一体。\\n LiNKERを完成させた今、Anti_LiNKERもまた生成可能です」",
|
||||
"104001811_28": "「でも……、適合係数を引き下げるAnti_LiNKERを使って\\n どうやって……?」",
|
||||
"104001811_29": "「ヨナルデパズトーリとディバインウェポン――。\\n どちらも依り代にエネルギーを纏って固着させたもの……」",
|
||||
"104001811_30": "「まるで、シンフォギアと同じメカニズムだと思いませんか?」",
|
||||
"104001811_31": "「ッ!?」",
|
||||
"104001811_32": "「響くんを取り込んだエネルギーと、ギアを形成する聖遺物の\\n エネルギーの性質が近いものだとするならば――」",
|
||||
"104001811_33": "「Anti_LiNKERで、ぽんぽんすーにひん剥けるかも\\n しれないんだなッ!」",
|
||||
"104001811_34": "「はい、そのために――」",
|
||||
"104001811_35": "「コンバータユニット……それではッ!」",
|
||||
"104001811_36": "「反動汚染の除去は完了。\\n いつでも作戦に導入可能です」",
|
||||
"104001811_37": "「あの……わたしにもできることがあれば――」",
|
||||
"104001811_38": "「君はこの作戦のエースインザホール……切り札だッ!」",
|
||||
"104001811_39": "「わたしが……?」",
|
||||
"104001811_40": "「危険を承知でお願いします……」",
|
||||
"104001811_41": "「……わかりました」",
|
||||
"104001811_42": "「そして、もう1人……」",
|
||||
"104001811_43": "「…………」",
|
||||
"104001811_44": "(随分警戒されているようね……)",
|
||||
"104001811_45": "「協力者に失礼だッ! 銃を下げろッ!」",
|
||||
"104001811_46": "「ですが、しかし……」",
|
||||
"104001811_47": "「何かあったとしても、俺が動きづらくなるだけだ」",
|
||||
"104001811_48": "「情報は、役に立ったのかしら?」",
|
||||
"104001811_49": "「賢者の石に関する技術無くして、この短期間に汚染の除去は\\n できませんでした。ありがとうございます」",
|
||||
"104001811_50": "「……何よりだな」",
|
||||
"104001811_51": "「それで、我々への協力についてだが――」",
|
||||
"104001811_52": "「それでも、手は取り合えない……」",
|
||||
"104001811_53": "「……」",
|
||||
"104001811_54": "「どうしたッ!」",
|
||||
"104001811_55": "「司令ッ! 鎌倉から直接――」",
|
||||
"104001811_56": "「護国災害派遣法を適用した」",
|
||||
"104001811_57": "「……ッ!」",
|
||||
"104001811_58": "「ごこく……?」",
|
||||
"104001811_59": "「まさか立花を……、\\n 『第二種特異災害』と認定したのですかッ!?」",
|
||||
"104001811_60": "「聖遺物起因の災害に対し、無制限に火器を投入可能だ。\\n 対象を速やかに――殺処分せよッ!」",
|
||||
"104001811_61": "「ですが現在、救助手段を講じており――」",
|
||||
"104001811_62": "「儚きかな。国連介入を許すつもりかッ!\\n その行使は反応兵器……国が燃えるぞッ!」",
|
||||
"104001811_63": "「待ってくださいッ! 響は特異災害なんかじゃありませんッ!\\n わたしの……友達ですッ!」",
|
||||
"104001811_64": "「国を護るのが風鳴ならば、鬼子のわたしは友を……、\\n 人を防人ますッ!」",
|
||||
"104001811_65": "「翼ッ! その身に流れる血を知らぬかッ!」",
|
||||
"104001811_66": "「知るものかッ! わたしに流れているのは天羽奏という、\\n 1人の少女の生き様だけだッ!」",
|
||||
"104001811_67": "「司令ッ! 響ちゃんの周辺に、攻撃部隊の展開を確認ッ!」",
|
||||
"104001811_68": "「作戦開始は2時間後……我が選択した正義は覆さぬ」",
|
||||
"104001811_69": "「あれもまた、支配を強いるもの……」",
|
||||
"104001811_70": "「次いで第二波、攻撃開始」",
|
||||
"104001811_71": "「第二波、攻撃開始」",
|
||||
"104001811_72": "「全弾命中ッ!\\n ……対象の外殻部に亀裂確認ッ! 効果ありッ!」",
|
||||
"104001811_73": "「彼らは知らされていないのか……。\\n あの中に人が取り込まれているんだぞッ!」",
|
||||
"104001811_74": "「このままでは……響ちゃんが……」",
|
||||
"104001811_75": "「次いで第三波、攻撃――」",
|
||||
"104001811_76": "「待ってください……あれは……ッ!」",
|
||||
"104001811_77": "「ァァァァァアアアアア」",
|
||||
"104001811_78": "「アアアアアアアアアア」",
|
||||
"104001811_79": "「まさか……さっきの砲撃が、\\n 目覚めを早めてしまったのかッ!?」",
|
||||
"104001811_80": "「ふッ! ぐうう……うう……ッ!」",
|
||||
"104001811_81": "「ああ――ッ!」",
|
||||
"104001811_82": "「大丈夫? マリアッ!」",
|
||||
"104001811_83": "「あのデタラメな強さは……。\\n なんだかとっても響さんデスよッ!」",
|
||||
"104001811_84": "「この戦場はこちらで預かる。撤退されよッ!」",
|
||||
"104001811_85": "「国連直轄の先遣隊か。我らは日本政府の指揮下にある。\\n 撤退命令は受けていないッ!」",
|
||||
"104001811_86": "「そ、そんなッ!? 砲塔が切られるなんて――ッ!?」",
|
||||
"104001811_87": "「理由が必要ならば、くれてあげる」",
|
||||
"104001811_88": "「力を貸してくれるのか……」",
|
||||
"104001811_89": "「これは共闘ではない……私の戦いだ」",
|
||||
"104001811_90": "「特殊車両隊、現着。\\n 司令、いつでも行けますッ!」",
|
||||
"104001811_91": "「ようしッ!\\n 響くんのバースデーパーティを始めるぞッ!」",
|
||||
"104001811_92": "「まずは動きを封じるッ!」",
|
||||
"104001811_93": "「じゃじゃ馬ならしだッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,28 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001831_0": "「はッ!」",
|
||||
"104001831_1": "「やはり対人戦技では……効果が望めぬか」",
|
||||
"104001831_2": "「だけどこの隙を無駄にはしないッ!\\n ――はッ!」",
|
||||
"104001831_3": "「はあああああ――ッ!」",
|
||||
"104001831_4": "「神殺しを当てにできない以上、このやり方でしかッ!」",
|
||||
"104001831_5": "「――フッ。止まれえええええええッ!」",
|
||||
"104001831_6": "「アアアアォォォァァアア」",
|
||||
"104001831_7": "「くっ……ッ!」",
|
||||
"104001831_8": "「ォァア……アアア……アアアアア……」",
|
||||
"104001831_9": "「マリア、わたしたちの力を――」",
|
||||
"104001831_10": "「――束ねるデスッ!」",
|
||||
"104001831_11": "「1人ではないッ!」",
|
||||
"104001831_12": "「みんなであいつを助けるんだッ!」",
|
||||
"104001831_13": "「アアア……アアアアア――ッ!」",
|
||||
"104001831_14": "「今ですッ! 緒川さんッ!」",
|
||||
"104001831_15": "「心得ていますッ!」",
|
||||
"104001831_16": "「アアア……アアアアア……」",
|
||||
"104001831_17": "「Anti_LiNKER命中。注入を開始ッ!」",
|
||||
"104001831_18": "「対象より計測される適合係数、急速低下ッ!」",
|
||||
"104001831_19": "「弦、間もなく国連の協議が終了する。\\n 結果は日本の……立花響の状況次第だ」",
|
||||
"104001831_20": "「人事は尽くす、尽くしているッ!」",
|
||||
"104001831_21": "「<ruby=すうせい>趨勢</ruby>は圧倒的に不利。個人を標的に……反応兵器の投下が\\n 承認されてしまいかねない」",
|
||||
"104001831_22": "「響くん……」",
|
||||
"104001831_23": "「アアア……アアアアアァァァッ!」",
|
||||
"104001831_24": "「――ああッ!」",
|
||||
"104001831_25": "「繋いだ手を振り払うのが、お前のやりたかったことかッ!\\n ――立花響ッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,39 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001842_0": "「ここにきて、低下していた適合係数の上昇を確認ッ!」",
|
||||
"104001842_1": "「神の力に備わる防御機構……。\\n Anti_LiNKERの理を、リアルタイムに書き換えて――」",
|
||||
"104001842_2": "「適合係数、数値反転ッ! 急上昇しますッ!」",
|
||||
"104001842_3": "「ああ、そこまでの予測はついている……だからッ!」",
|
||||
"104001842_4": "「<size=40>響―――ッ!</size>」",
|
||||
"104001842_5": "「響ちゃんの活動、止まりましたッ!」",
|
||||
"104001842_6": "「適合係数の上昇によって、融合深度が増している今ならば――」",
|
||||
"104001842_7": "「電気信号化された未来さんの声は、\\n 依り代となっている響さんにねじ込まれるはずですッ!」",
|
||||
"104001842_8": "「今日は響の誕生日なんだよ、なのに……」",
|
||||
"104001842_9": "「なのに、響がいないなんて――おかしいよッ!」",
|
||||
"104001842_10": "「呼んでいる……この声……」",
|
||||
"104001842_11": "「響……お誕生日おめでとう。\\n ううん、きっとこの気持ちは――ありがとう、かな?」",
|
||||
"104001842_12": "「響が同じ世界に生まれて来てくれたから……、\\n わたしは、誰かと並んで走れるようになったんだよ?」",
|
||||
"104001842_13": "「未来……」",
|
||||
"104001842_14": "「誰かとなら、1人では越えられないゴールにだって\\n 届くかもって気づかせてくれた……」",
|
||||
"104001842_15": "「――ッ!?\\n 未来ッ! わたしの陽だまりッ!」",
|
||||
"104001842_16": "「響ッ! わたしのお日様ッ!」",
|
||||
"104001842_17": "「響……信じてたッ!」",
|
||||
"104001842_18": "「響ちゃんは無事です、生きてますッ!」",
|
||||
"104001842_19": "「ああ……」",
|
||||
"104001842_20": "「こちらでも状況は確認している。\\n 国連による武力介入は、先ほど否決された」",
|
||||
"104001842_21": "「八紘兄貴……」",
|
||||
"104001842_22": "「これまでお前たちが築いてきた、\\n S.O.N.G.の功績の大きさに加え――」",
|
||||
"104001842_23": "「斯波田事務次官が蕎麦にならったコシの強さで、\\n 交渉を続けてくれたおかげだ……」",
|
||||
"104001842_24": "「人は繋がる、ひとつになれる……」",
|
||||
"104001842_25": "「そうだ。反応兵器は使われない……」",
|
||||
"104001842_26": "「太平洋沖より発射された、高速の飛翔体を確認ッ!\\n ――これはッ!」",
|
||||
"104001842_27": "「――撃ったのかッ!?\\n まさか……米国政府が独断でッ!!」",
|
||||
"104001842_28": "「――迎撃準備ッ!」",
|
||||
"104001842_29": "「この距離では間に合いませんッ!\\n 着弾まで、推定330秒ッ!」",
|
||||
"104001842_30": "「ぬうううう……ッ!」",
|
||||
"104001842_31": "「だったらこっちで斬り飛ばすデスッ!」",
|
||||
"104001842_32": "「ダメッ! 下手に爆発させたら、辺り一面が焦土にッ!\\n 向こう永遠に穢されてしまうッ!」",
|
||||
"104001842_33": "「……くッ!」",
|
||||
"104001842_34": "「私はこの瞬間の為に、生き長らえてきたのかもしれないな……」",
|
||||
"104001842_35": "「何を言って……」",
|
||||
"104001842_36": "「独りでやれるか……。\\n いや――『だとしても』……だったわねッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,42 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001911_0": "AXZ・後編",
|
||||
"104001911_1": "(だとしても……。そう、例え、私1人だとしても――。\\n この解放の歌で――明日を描いてみせるッ!!)",
|
||||
"104001911_2": "「カリオストロッ!?」",
|
||||
"104001911_3": "「プレラーティ……ッ!」",
|
||||
"104001911_4": "「1人だなんて」",
|
||||
"104001911_5": "「さみしい事を言ってくれるワケダ」",
|
||||
"104001911_6": "「2人とも……」",
|
||||
"104001911_7": "「……この歌声は……?」",
|
||||
"104001911_8": "「響ッ!」",
|
||||
"104001911_9": "「……未来……? 翼さんに、みんな……?\\n それに――」",
|
||||
"104001911_10": "「女の勘で局長を疑ったあーしは、死んだフリなんて搦め手で、\\n 姿を隠していたの」",
|
||||
"104001911_11": "「そんなカリオストロに救われたわたしは、一矢報いるための錬成を\\n こっそり進めてきたワケダ」",
|
||||
"104001911_12": "「反応兵器、起爆ッ!」",
|
||||
"104001911_13": "「衝撃の到達予測――って、これはッ!?」",
|
||||
"104001911_14": "「どうしたッ!?」",
|
||||
"104001911_15": "「しょ、衝撃がありませんッ!?\\n 現時点では全てあの中に抑え込まれていますッ!?」",
|
||||
"104001911_16": "「これも、ラピス・フィロソフィカス……」",
|
||||
"104001911_17": "「現時点で最高純度の輝き――、\\n つまりはわたしの最高傑作なワケダッ!」",
|
||||
"104001911_18": "「呪詛の解除に始まったラピスの研究開発が――、\\n やっと誰かのために……」",
|
||||
"104001911_19": "「本音言うと、局長にブチ込みたい未練はあるけどね。\\n ……でも驚いた。いつの間にあの子たちと手を取り合ったの?」",
|
||||
"104001911_20": "「取り合ってなどいないわ」",
|
||||
"104001911_21": "「エネルギー内圧、更に増大ッ!」",
|
||||
"104001911_22": "「このままでは持ちこたえられませんッ!」",
|
||||
"104001911_23": "「ぬうう――ッ!」",
|
||||
"104001911_24": "「完全なる、命の焼却は――ッ!」",
|
||||
"104001911_25": "「ラピスに通じる輝きなワケダッ!」",
|
||||
"104001911_26": "「あの子たちと手を取り合ってなどいない……。\\n 取り合えるものか……」",
|
||||
"104001911_27": "「死を灯すことでしか、明日を描けなかった……。\\n 私には――ッ!」",
|
||||
"104001911_28": "「……」",
|
||||
"104001911_29": "「付き合わせてしまったわね……」",
|
||||
"104001911_30": "「いいものが見られたから、気にしていないワケダ」",
|
||||
"104001911_31": "「……いいもの?」",
|
||||
"104001911_32": "「サンジェルマン、笑ってる♪」",
|
||||
"104001911_33": "「ああ……死にたくないと思ったのは、いつ以来だろう……」",
|
||||
"104001911_34": "「……ねえ、お母さん……」",
|
||||
"104001911_35": "「錬金術師……理想を追い求める者……」",
|
||||
"104001911_36": "「あとは、分離した神の力を――ッ!?」",
|
||||
"104001911_37": "「しなければね。君たちに感謝を……」",
|
||||
"104001911_38": "「アダム・ヴァイスハウプトッ!?\\n ――またしても神の力をッ!?」",
|
||||
"104001911_39": "「僕の手に……今度こそッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,12 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001922_0": "「止めるぞッ!」",
|
||||
"104001922_1": "「もうさせないよ……邪魔立てはッ!」",
|
||||
"104001922_2": "「く――ッ!?」",
|
||||
"104001922_3": "「だとしても――ッ!」",
|
||||
"104001922_4": "「近づけないよ……君だけはッ!」",
|
||||
"104001922_5": "「アダムノイケズ……ダイテクレナイカラ、\\n アタシガダイチャウ……」",
|
||||
"104001922_6": "「おおおおおおお――ッ!」",
|
||||
"104001922_7": "「やめろッ!\\n 都合のいい神殺しなものか、その力はッ!」",
|
||||
"104001922_8": "「二千年の想いが呪いと積層した哲学兵装――使えば背負うッ!\\n 呪いをその身に――ッ!」",
|
||||
"104001922_9": "「わたしは歌で――ぶん殴るッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,29 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001931_0": "「ああ……あああああ――ッ!」",
|
||||
"104001931_1": "「サンジェルマンさんの歌は、胸に届いていた。\\n ……だけど、何もできなかったッ!」",
|
||||
"104001931_2": "「わたしはまた……ぶん殴る事しかできなかったッ!\\n ああああああ――ッ!」",
|
||||
"104001931_3": "「フォールアウト、EMP共に確認できません……」",
|
||||
"104001931_4": "「あらゆる不浄を払う、ラピス・フィロソフィカスの力……」",
|
||||
"104001931_5": "「ファウストローブだけでなく、命までも賢者の石に見立てて、\\n 反応兵器の被害を……ですが、その代償として……」",
|
||||
"104001931_6": "「ああ、この国を護ったのは……理想に殉じた錬金術師だ」",
|
||||
"104001931_7": "「ありがとう、サンジェルマンさん……」",
|
||||
"104001931_8": "「だけど、望んだのはこんな結末じゃない。\\n もっと話したかった……わかり合いたかったッ!」",
|
||||
"104001931_9": "「わかり合いたかったッ!?」",
|
||||
"104001931_10": "「あた、しは、抱き、むしろ抱き合いたいの、よ……。\\n アダ、ムルムル……、大好きル――ッ!?」",
|
||||
"104001931_11": "「わかり合えるものかッ! バラルの呪詛がある限りッ! 呪詛を\\n 施したカストディアン――アヌンナキを超えられぬ限りッ!」",
|
||||
"104001931_12": "「……だとしても……」",
|
||||
"104001931_13": "「だが、ひとつになれば話は別だッ! 統率者を得る事で、\\n 無秩序な群体は完全体へとッ!」",
|
||||
"104001931_14": "「だとしてもッ!」",
|
||||
"104001931_15": "「わかり合うために手を伸ばし続けた事、\\n 無意味ではなかったッ!」",
|
||||
"104001931_16": "「ああ、このバカの言う通りだ」",
|
||||
"104001931_17": "「お前が語ったように、わたしたちの出来は良くない」",
|
||||
"104001931_18": "「だから、ナンチャラのひとつ覚えで、\\n 何度だって立ち上がってきたのデス」",
|
||||
"104001931_19": "「諦めずに……何度でもッ!\\n そう繰り返す事で、一歩ずつ踏み出してきたのだからッ!」",
|
||||
"104001931_20": "「たかだか完全を気取る程度で、わたしたち不完全を、\\n 上から支配できるなどと思うてくれるなッ!」",
|
||||
"104001931_21": "「どうしてそこまで言えるッ!?\\n 大きな事をッ! 大きな顔でッ!」",
|
||||
"104001931_22": "「人でなしにはわからないッ!」",
|
||||
"104001931_23": "「どうしてこんなにも、争いが続くのデスか?」",
|
||||
"104001931_24": "「いつだって争いは、信念と信念のぶつかり合い……」",
|
||||
"104001931_25": "「正義の選択が争いの原因とでも言うのかよッ!」",
|
||||
"104001931_26": "「安易な答えに、歩みを止めたくはない……だがッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,15 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104001952_0": "「装者6人によるユニゾンで、フォニックゲイン上昇ッ!」",
|
||||
"104001952_1": "「だけど……、エクスドライブを起動させるには、まだ程遠く――」",
|
||||
"104001952_2": "「――くッ……」",
|
||||
"104001952_3": "「それもこれも、相互理解を阻むバラルの呪詛……」",
|
||||
"104001952_4": "「――だとしてもですッ!」",
|
||||
"104001952_5": "「はあ――ッ!」",
|
||||
"104001952_6": "「使わないのかい? エクスドライブをッ!」",
|
||||
"104001952_7": "「せい――ッ!」",
|
||||
"104001952_8": "「いいや使えまい。ここにはないからね。\\n 奇跡を纏えるだけのフォニックゲインがッ!」",
|
||||
"104001952_9": "「乗るなよ、調子にッ!」",
|
||||
"104001952_10": "「力を失っている今ならばッ!」",
|
||||
"104001952_11": "「――くッ!」",
|
||||
"104001952_12": "「おおおおおおおおお――ッ!\\n 歌は死なないんだぁぁぁ――ッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,19 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104002011_0": "涙を重ねる度、証明される現実は",
|
||||
"104002011_1": "「――届いたッ! でも……」",
|
||||
"104002011_2": "「ああ、敵は統制局長――アダム・ヴァイスハウプトだッ!」",
|
||||
"104002011_3": "「――左腕ッ!?」",
|
||||
"104002011_4": "「うわあああああ――ッ!」",
|
||||
"104002011_5": "「そうさ――、力を失っているのさ、僕は……」",
|
||||
"104002011_6": "「だから、保っていられないのさ……」",
|
||||
"104002011_7": "「僕は――僕の完成された美形をおおおおッ!」",
|
||||
"104002011_8": "「質量、内部より増大ッ!」",
|
||||
"104002011_9": "「この姿……まるで……」",
|
||||
"104002011_10": "「あれが真のアダムというわけか……」",
|
||||
"104002011_11": "「知られたくなかった……人形だとッ!\\n 見せたくなかった……こんな姿をッ!」",
|
||||
"104002011_12": "「だけどもう、頭に角を戴くしかないじゃないかッ!\\n 僕も同じさッ! 負けられないのはッ!」",
|
||||
"104002011_13": "「人の姿を捨て去ってまで――」",
|
||||
"104002011_14": "「何をしでかすつもりデスか……」",
|
||||
"104002011_15": "「伝わるものか、端末と作られたサル風情に」",
|
||||
"104002011_16": "「わからせてやる。より完全な僕こそ支配者だと。\\n そのために必要だったのさ、彼らと並び立てる神の力は……」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,40 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104002021_0": "「――うあッ!」",
|
||||
"104002021_1": "「う、ああ――ッ!?」",
|
||||
"104002021_2": "「巨体に似合わないスピードでッ!?」",
|
||||
"104002021_3": "「何でこんなところに電話が――」",
|
||||
"104002021_4": "「――ッ!?」",
|
||||
"104002021_5": "「……おまけに、悪辣さはそのままデス……」",
|
||||
"104002021_6": "「くそったれッ!」",
|
||||
"104002021_7": "「よくもッ!」",
|
||||
"104002021_8": "「――ぐッ! きゃあああッ!」",
|
||||
"104002021_9": "「……くッ! ぐあああああ――ッ!?」",
|
||||
"104002021_10": "「力負けている……」",
|
||||
"104002021_11": "「――まだだ、立花響ッ!」",
|
||||
"104002021_12": "(サンジェルマンさんの声……。\\n 一体どこから――あれだッ!?)",
|
||||
"104002021_13": "「何をするつもりだったのかな?\\n サンジェルマンのスペルキャスターでええッ!」",
|
||||
"104002021_14": "「ぐうううぅぅぅッ!」",
|
||||
"104002021_15": "「ファウストローブを形成するエネルギーを使ってッ!?」",
|
||||
"104002021_16": "「やはり、エクスドライブでないと……」",
|
||||
"104002021_17": "「Gatrandis babel ziggurat edenal\\n Emustolronzen fine el baral zizzl」",
|
||||
"104002021_18": "「――この歌はッ!?」",
|
||||
"104002021_19": "「S2CA――ヘキサコンバージョンを」",
|
||||
"104002021_20": "「応用するってんならッ!」",
|
||||
"104002021_21": "「その賭けに――」",
|
||||
"104002021_22": "「乗ってみる価値はあるのデスッ!」",
|
||||
"104002021_23": "「無茶だッ!\\n フォニックゲイン由来のエネルギーじゃないんだぞッ!?」",
|
||||
"104002021_24": "「このままではギアが耐えられず、爆発しかねませんッ!」",
|
||||
"104002021_25": "「その負荷は、バイパスを繋いでダインスレイフに肩代わり\\n ――触媒として焼却させますッ!」",
|
||||
"104002021_26": "「でも、可能なのか?」",
|
||||
"104002021_27": "「可能にするッ! それが銃後の守りよッ!」",
|
||||
"104002021_28": "「四の五の言う余裕もなさそうだッ!」",
|
||||
"104002021_29": "「本部バックアップによるコンバートシステムを確立ッ!\\n 響さんッ!」",
|
||||
"104002021_30": "「バリアコーティング……リリースッ!」",
|
||||
"104002021_31": "「うううう、ああああッ!」",
|
||||
"104002021_32": "「何をしようと……?」",
|
||||
"104002021_33": "「<size=40>抜剣――ラストイグニションッ!</size>」",
|
||||
"104002021_34": "「程があるッ! 悪あがきにもッ!」",
|
||||
"104002021_35": "「受け入れろッ! 完全を――ッ!」",
|
||||
"104002021_36": "「補ってきた、錬金術で……。\\n いつか完全に届くために――超える為にッ!」",
|
||||
"104002021_37": "「だとしてもおおおッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,17 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104002032_0": "「生意気に……、人類ごときがあああああッ!」",
|
||||
"104002032_1": "「ギアが軋む……悲鳴をあげている……」",
|
||||
"104002032_2": "「この無理筋は、長くはもたないッ!」",
|
||||
"104002032_3": "「引き上げたのか? 出力を……」",
|
||||
"104002032_4": "「つまるところは――」",
|
||||
"104002032_5": "「シンフォギアのリビルドを、この土壇場でッ!?」",
|
||||
"104002032_6": "「一気に決めれば問題ないデスッ!」",
|
||||
"104002032_7": "「エクスドライブじゃなくてもッ!」",
|
||||
"104002032_8": "「――ッ!?」",
|
||||
"104002032_9": "「おおおおおおおおおおッ!」",
|
||||
"104002032_10": "「――あッ……」",
|
||||
"104002032_11": "「まさかッ! 反動汚染ッ!?」",
|
||||
"104002032_12": "「このタイミングでッ!?」",
|
||||
"104002032_13": "「そうだッ、響さんのギアだけ……汚染の除去がまだ――」",
|
||||
"104002032_14": "「<size=40>響ッ!</size>」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,21 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104002041_0": "「フフ……動けないようだな、神殺し。\\n ここまでだよ、いい気になれるのは……」",
|
||||
"104002041_1": "「うぐ……ぐ……うあああああ……」",
|
||||
"104002041_2": "「フフ……」",
|
||||
"104002041_3": "「手を伸ばせッ!」",
|
||||
"104002041_4": "「はああああ――ッ!」",
|
||||
"104002041_5": "「終わりだ――これでッ!」",
|
||||
"104002041_6": "「<size=40>――響ィィィ――ッ!</size>」",
|
||||
"104002041_7": "「<size=40>ああああああッ!</size>」",
|
||||
"104002041_8": "「フフ……ハハハハハッ!\\n ……ん?」",
|
||||
"104002041_9": "「まさか――わたしのッ!?」",
|
||||
"104002041_10": "「この力……みんなの……?」",
|
||||
"104002041_11": "「いいってもんじゃないぞッ!\\n ハチャメチャすればッ!」",
|
||||
"104002041_12": "「だったら――ッ!」",
|
||||
"104002041_13": "「アタシのジュリエットデスッ!」",
|
||||
"104002041_14": "「借りますッ!」",
|
||||
"104002041_15": "「蒼ノ一閃ッ!?」",
|
||||
"104002041_16": "「否定させない……この僕を誰にもッ!」",
|
||||
"104002041_17": "「みんなのアームドギアをッ!」",
|
||||
"104002041_18": "「禁月輪……わたしたちの技を――\\n ううん、あれもまた繋ぐ力……響さんのアームドギアッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,13 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104002051_0": "「している場合じゃないんだ……こんなことをッ!\\n こんなところでッ!」",
|
||||
"104002051_1": "「ううう……うああああ……」",
|
||||
"104002051_2": "「降臨はまもなくだッ! カストディアンのッ!\\n それまでに手にしなければならないッ!」",
|
||||
"104002051_3": "「アヌンナキに対抗し、超えるだけの力をッ!\\n ――なのにお前たちはあああああぁぁぁッ!」",
|
||||
"104002051_4": "「<size=40>ぶっ飛ばせッ! アーマーパージだッ!</size>」",
|
||||
"104002051_5": "「うあああああああああああ……ッ!」",
|
||||
"104002051_6": "「無理させてごめん、ガングニール……。\\n 一撃でいい……みんなの想いを束ねてあいつにッ!」",
|
||||
"104002051_7": "「借りを返せるワケダッ!」",
|
||||
"104002051_8": "「利子つけてッ! <ruby=のし>熨斗</ruby>つけてッ!」",
|
||||
"104002051_9": "「支配に叛逆する、革命の咆哮をここにッ!」",
|
||||
"104002051_10": "「バルッ! ウィシャルッ! ネスケルガングニール――\\n トロオオオォォォーーーンッ!」"
|
||||
}
|
|
@ -1 +1,90 @@
|
|||
{}
|
||||
{
|
||||
"104002052_0": "「黄金錬成だとッ!?\\n 錬金術師でもない者がああああッ!」",
|
||||
"104002052_1": "「おおおおおおおッ!」",
|
||||
"104002052_2": "「でえぃッ! だッ! てやッ! せいッ!」",
|
||||
"104002052_3": "「おおおおッ! おらおらおらおらおらおら――ッ!」",
|
||||
"104002052_4": "「おおおおおおぉぉぉおッ!\\n ――はあああああ、だあああッ!」",
|
||||
"104002052_5": "「砕かれたのさ……、希望は今日に……」",
|
||||
"104002052_6": "「――絶望しろッ! 明日に……未来にッ!\\n フフ、ハハハ……アーーハッハッハ……ッ!」",
|
||||
"104002052_7": "「これで、アダムは……、パヴァリア光明結社の思惑は……」",
|
||||
"104002052_8": "「ああ……、俺たちの勝利だ」",
|
||||
"104002052_9": "「はい、飲み物」",
|
||||
"104002052_10": "「あ……」",
|
||||
"104002052_11": "「事件収束からもう3日……。\\n 相変わらず頑張りすぎじゃないかな?」",
|
||||
"104002052_12": "「響ちゃんのギアの反動汚染も除去できたんだし、\\n 少しは休まないと……」",
|
||||
"104002052_13": "「ありがとうございます。ですが、一連の経緯を\\n おさらいしないと。気になっているので……」",
|
||||
"104002052_14": "「――ッ……」",
|
||||
"104002052_15": "「宿せないはず……。穢れなき魂でなければ、神の力を……ッ!」",
|
||||
"104002052_16": "「生まれながらに、原罪を背負った人類に宿る事など――」",
|
||||
"104002052_17": "(だとしたら響さんは……、そもそも原罪とは一体――?)",
|
||||
"104002052_18": "「司令、ロンドンの緒川さんからです」",
|
||||
"104002052_19": "「繋いでくれ」",
|
||||
"104002052_20": "「そっちはどうなっている?」",
|
||||
"104002052_21": "「各国の情報機関と連携し、パヴァリア光明結社の末端――」",
|
||||
"104002052_22": "「その残党の摘発は順調に行われています」",
|
||||
"104002052_23": "「だが、結社という枷が無くなった分、地下に潜伏し、\\n これまで以上に実態が掴めなくなる怖れがある」",
|
||||
"104002052_24": "「引き続き、捜査を進めます」",
|
||||
"104002052_25": "「……加えて、カストディアン。\\n アヌンナキの脅威……か」",
|
||||
"104002052_26": "「米国は、安全保障の観点からミサイル発射の正当性を\\n 主張してきたか……」",
|
||||
"104002052_27": "「国連決議をないがしろにする独断に対し、各国は非難を\\n 表明しつつ、それでも、強く対応できないのは――」",
|
||||
"104002052_28": "「……神を冠する、あまりにも強大すぎる力を目の当たりに\\n してしまったが故……」",
|
||||
"104002052_29": "「――八紘……あの力が我らにあれば、夷狄による国土の蹂躙も、\\n 特異災害による被害も、防げるとは思わぬか……」",
|
||||
"104002052_30": "「――ッ!?」",
|
||||
"104002052_31": "「それではあらためて――」",
|
||||
"104002052_32": "「ハッピーバースデイ(デス)ッ!」",
|
||||
"104002052_33": "「あはははッ!」",
|
||||
"104002052_34": "「17歳おめでとう、響」",
|
||||
"104002052_35": "「ありがとう……とんだ誕生日だったよ」",
|
||||
"104002052_36": "「でも、みんなのおかげで、こうしてお祝いできたことが、\\n 本当にうれしい」",
|
||||
"104002052_37": "「まあまあ、堅苦しいのは無しデスよ。\\n 主役はこちらにデース」",
|
||||
"104002052_38": "「おおおお、すっごーいッ!\\n これ、どうしたのッ!?」",
|
||||
"104002052_39": "「はい、調が頑張ってくれました」",
|
||||
"104002052_40": "「これ、調ちゃんがッ!?」",
|
||||
"104002052_41": "「違う違う、みんなで一緒に……ッ!?」",
|
||||
"104002052_42": "「……調」",
|
||||
"104002052_43": "「だって……松代で出会ったおばあちゃんから、\\n 夏野菜をたくさんいただいたから……」",
|
||||
"104002052_44": "「月読が作り、立花が平らげるのなら、\\n 後片付けはわたしが受け持つとしよう」",
|
||||
"104002052_45": "「いや、先輩……。できもしないことを胸張って言うと\\n あとで泣きを見ますって……」",
|
||||
"104002052_46": "「わ、わたしを見くびってもらっては――」",
|
||||
"104002052_47": "「ケンカしないの。ほらッ!」",
|
||||
"104002052_48": "「むッ!? んぐ……」",
|
||||
"104002052_49": "「何これッ!? まさかトマトなのッ!? \\n こんなに甘いの初めて食べたわッ!?」",
|
||||
"104002052_50": "「驚きに、我を失う、美味しさです」",
|
||||
"104002052_51": "「…………」",
|
||||
"104002052_52": "「はい」",
|
||||
"104002052_53": "「さっすが未来ッ!\\n 気が利くったらありゃしないッ!」",
|
||||
"104002052_54": "「エルフナインちゃんも来られたらよかったのにね」",
|
||||
"104002052_55": "「そうだね。まだ調べ物があるからって」",
|
||||
"104002052_56": "「残念」",
|
||||
"104002052_57": "「うん……」",
|
||||
"104002052_58": "「たとえば……さ」",
|
||||
"104002052_59": "「うん?」",
|
||||
"104002052_60": "「どこかの悪い奴が、誰かを困らせているのなら、\\n きっとこの拳でなんとかできる」",
|
||||
"104002052_61": "「…………」",
|
||||
"104002052_62": "「だけど――、お互いがお互いの正義を信じて、拳を握り締めて\\n いる戦いは……、簡単に解決なんてできない……」",
|
||||
"104002052_63": "「……響……」",
|
||||
"104002052_64": "「昨日まではできた。でも、明日にわたしは、正義を信じて、\\n 握り締められるのかな……」",
|
||||
"104002052_65": "「そんなの、わからないよ」",
|
||||
"104002052_66": "「未来……?」",
|
||||
"104002052_67": "「だけどね……」",
|
||||
"104002052_68": "「響が自分を信じられなくても、\\n わたしは響と繋いだ手は離さない」",
|
||||
"104002052_69": "「ッ!?」",
|
||||
"104002052_70": "「何があっても、握り締めているから……」",
|
||||
"104002052_71": "「未来がそう言ってくれるなら……」",
|
||||
"104002052_72": "「おかえりなさい、響」",
|
||||
"104002052_73": "「ただいま、未来」",
|
||||
"104002052_74": "「トランプ始めるデスよー」",
|
||||
"104002052_75": "「うんッ!」",
|
||||
"104002052_76": "「――これは……」",
|
||||
"104002052_77": "「そうかッ! だから響さんは――」",
|
||||
"104002052_78": "「何かわかったのか?」",
|
||||
"104002052_79": "「あくまでも仮説ですが……、響さんがなぜ神の力の憑代と\\n なりえたのか、その理由がわかりました……」",
|
||||
"104002052_80": "「――ッ!?」",
|
||||
"104002052_81": "「曰く、原罪を背負う人類には、神の力を手にすることは\\n できない、とのことですが――」",
|
||||
"104002052_82": "「この原罪とは、魂に施されたバラルの呪詛……」",
|
||||
"104002052_83": "「おそらくはあの日、魔を祓う<ruby=シェンショウジン>神獣鏡</ruby>の輝きに飲み込まれる\\n ことで響さんの呪いは解かれた……」",
|
||||
"104002052_84": "「つまり浄罪されたというわけか……」",
|
||||
"104002052_85": "「もしかすると、響さんが融合者から適合者へ急速に至った謎も\\n 説明できるかもしれません」",
|
||||
"104002052_86": "「――ッ!? ちょっと待てッ!」",
|
||||
"104002052_87": "「<ruby=シェンショウジン>神獣鏡</ruby>の輝きに飲まれたのは――、\\n ……響くん1人ではない、ぞ……」"
|
||||
}
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