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Missions/event082/389000111_translations_jpn.json
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@ -0,0 +1,35 @@
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{
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"389000111_0": "完全聖遺物『メフィストフェレスの薬』",
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"389000111_1": "「今回の任務……ただの密輸組織ではないと思ってはいたが、\\n やはりパヴァリアの残党と手を組んでいたかッ!」",
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"389000111_2": "「もう少しで月読と暁が戻ってくるはず……。",
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"389000111_3": " それまで、退路を護るが防人たる務めッ!」",
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"389000111_4": "「更に増えるかッ!\\n くッ、こうも数ばかり多くては……ッ!」",
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"389000111_5": "「お待たせしたデスよッ!」",
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"389000111_6": "「想定より手こずった……ッ。\\n 遅くなってすみません、翼さんッ!」",
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"389000111_7": "「月読、暁……ッ!」",
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"389000111_8": "「何かあったのではないかと思いもしたが、杞憂だったな。\\n 首尾は?」",
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"389000111_9": "「か、回収目標のほうはしっかりばっちりデスッ!",
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||||
"389000111_10": " でも……」",
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||||
"389000111_11": "「密輸組織リーダーの捕縛は、\\n どの人物が該当者なのか、まるで判断ができなくて……」",
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||||
"389000111_12": "「なるほど……。次点の目的とはいえ、\\n このまま任務を続行するにはいささか分が悪い。」",
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||||
"389000111_13": "「回収物は――それか」",
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||||
"389000111_14": "「はい、このアタッシュケースの中に」",
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||||
"389000111_15": "「本当にこれであってるんデスよね?\\n ダブルで目的失敗だなんて目も当てられないデスよッ!?」",
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"389000111_16": "「もし奪取したアタッシュケースが偽物だったら、\\n ここまでしつこく追ってこないと思う」",
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||||
"389000111_17": "「ああ。\\n 入念な囮という考えもできなくはないが――」",
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||||
"389000111_18": "「大丈夫です。こちらでも、切歌さんの持っている\\n ケースの中に目標物の反応を検知しましたッ!」",
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||||
"389000111_19": "「回収物の確保が優先です。\\n 以降、作戦目的を退却へと移行してくださいッ!」",
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||||
"389000111_20": "「了解ッ!」",
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||||
"389000111_21": "「……ッ!!\\n アルカ・ノイズの反応を検知。さらに増大ッ!」",
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||||
"389000111_22": "「デデデ……ッ!?\\n ちょっと増えすぎじゃないデスかッ!?」",
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||||
"389000111_23": "「……たかが知れた美術品の密輸組織が、\\n これほどのアルカ・ノイズを使役できるものなのか?」",
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||||
"389000111_24": "「いくら錬金術師と手を組んでいるらしいとは言え……」",
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||||
"389000111_25": "「これだけのアルカ・ノイズはおかしいデスッ!」",
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||||
"389000111_26": "「あるいは、このケースの中身に\\n 相応の価値を奴らが見出しているのか……?」",
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||||
"389000111_27": "「ひぃッ! その確認は後回しにしてくださいデスッ!\\n まずは、このワチャワチャをなんとかするデスよッ!」",
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||||
"389000111_28": "「く……ッ!\\n このままじゃ囲まれるッ!」",
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"389000111_29": "「回収のヘリを現地に向かわせていますッ!\\n それまで、なんとかしのいでくださいッ!」",
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||||
"389000111_30": "「無論ですッ!」",
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||||
"389000111_31": "「うん、必ずこの聖遺物は持って帰る……ッ!」",
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||||
"389000111_32": "「やってやるデスッ!」"
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||||
}
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23
Missions/event082/389000112_translations_jpn.json
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@ -0,0 +1,23 @@
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{
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"389000112_0": "「でぇぇぇぇいッ!\\n そこを退くデスッ!」",
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"389000112_1": "「ハァ……ハァ……」",
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"389000112_2": "「よしッ!\\n これで――」",
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"389000112_3": "「ま、まだおかわりが来るデスかッ!?」",
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||||
"389000112_4": "「間もなくポイントE13に回収のヘリが到着しますッ!」",
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"389000112_5": "「ならば――」",
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"389000112_6": "「月読ッ! 暁ッ!\\n 回収ポイントに向け一点突破、この包囲網を抜けるッ!」",
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"389000112_7": "「このまま尻尾ぐるぐるで逃げるってことデスかッ!?」",
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||||
"389000112_8": "「そうだ。こうも執拗だと、相手をするにも限度がある。\\n 敵の戦力が予想を超えている」",
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||||
"389000112_9": "「で、デスが……」",
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||||
"389000112_10": "「目的の聖遺物は回収した。\\n わたしたちの任務はそれを無事、本部に持ち帰ることだ」",
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||||
"389000112_11": "「切ちゃん、翼さんはわたしたちの消耗も考えてくれて……」",
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||||
"389000112_12": "「わ、わかってるデスッ!\\n だからなおさら悔しいのデスッ!」",
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||||
"389000112_13": "「切ちゃん……」",
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||||
"389000112_14": "「でも、無茶が通る状況じゃないのもわかってるデス。\\n こうなったら、アタシが一番にヘリに乗り込んでやるデースッ!」",
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||||
"389000112_15": "「アタシたちの道を、塞ぐんじゃないデスッ!」",
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||||
"389000112_16": "「フッ……。",
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||||
"389000112_17": " 行くぞ、<ruby=しんがり>殿</ruby>はわたしが務めるッ!」",
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||||
"389000112_18": "「<size=25>ここしばらくの細かい任務、\\n どれもこれも妙な失敗ばっかりするデス……ッ</size>」",
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||||
"389000112_19": "「<size=25>もっと強くならないといけないデス……ッ!\\n 世界の危機に何度立ち会ったって、こんなんじゃだめデス</size>」",
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||||
"389000112_20": "「……」"
|
||||
}
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Missions/event082/389000121_translations_jpn.json
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42
Missions/event082/389000121_translations_jpn.json
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@ -0,0 +1,42 @@
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{
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"389000121_0": "「お疲れ様、みんな。\\n 無事に帰ってきてくれて、何よりだわ」",
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||||
"389000121_1": "「シャワーも浴びてスッキリッ!",
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"389000121_2": " ……なーんて、すぐ切り替えられない自分が恨めしいのデス」",
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||||
"389000121_3": "「あまり気に病むな、暁。\\n 密輸組織を捕らえられぬまま撤退した悔しさはわたしも同じだ」",
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||||
"389000121_4": "「あの、それで回収したものは……?」",
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||||
"389000121_5": "「今、エルフナインちゃんが解析を進めているところよ。\\n 司令もそれに立ち会ってるわ」",
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||||
"389000121_6": "「くぅ……それでもやっぱり歯がゆいデスッ!\\n 一網打尽にするつもりだったのにッ!」",
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"389000121_7": "「こだわるなあ。今回の任務の主目的は、\\n あくまでも完全聖遺物『メフィストフェレスの薬』の回収だよ」",
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||||
"389000121_8": "「確かに、その聖遺物を所持していた組織まで押さえられれば\\n 大金星だったけど――」",
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"389000121_9": "「あいたッ!」",
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"389000121_10": "「こら、もうちょっと言葉を選ぶッ」",
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"389000121_11": "「……そもそもわたしたち、\\n 密輸組織のリーダーらしい人を見つけられなかった」",
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"389000121_12": "「言い訳かもしれないけど、\\n みんな同じようなローブ姿で……」",
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||||
"389000121_13": "「ちーっとも見分けがつかなかったデスよ。",
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||||
"389000121_14": " まったく、ボスならボスらしくしてろってんデスッ!」",
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||||
"389000121_15": "「小規模な組織であればあるほど、居るべき場所に居るはず。\\n だが、それが見当たらなかったとなると……」",
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||||
"389000121_16": "「あのときもっと戦ってたら、\\n リーダーを引きずり出せてたかもしれなかったデスよ」",
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||||
"389000121_17": "「気持ちを汲んでやれず、すまないな。\\n 撤退のタイミングを判断したのはわたしだ」",
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||||
"389000121_18": "「――あッ……ご、ごめんなさいデス。\\n 責めるつもりじゃなくてデスね……ッ!」",
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||||
"389000121_19": "「気にしなくていい。\\n 2人の気持ちはわかっているつもりだ」",
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||||
"389000121_20": "「翼さん……」",
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||||
"389000121_21": "「わたしが大立ち回りをして囮となり、\\n 息の合った2人で内部に潜入、聖遺物の奪還を図る……」",
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||||
"389000121_22": "「しかしもっと別の、最良な方法があったかもしれない。\\n まだまだだな、わたしも……」",
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||||
"389000121_23": "「や、やめてほしいデスよッ!\\n 翼さんは悪くないデスッ!」",
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||||
"389000121_24": "「その……ちょっとだけ焦っていたデスよ。\\n 近頃、小さな失敗ばっかりしてたデスから……」",
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||||
"389000121_25": "「切ちゃんのせいじゃないよ。\\n わたしがもっと内部調査をがんばってたら……」",
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||||
"389000121_26": "「いや、わたしの責任だ。\\n すまなかった」",
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||||
"389000121_27": "「違うデスッ!\\n 至らないのはアタシで……」",
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"389000121_28": "「ううん、わたしが……」",
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||||
"389000121_29": "「しかしだな……」",
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"389000121_30": "「みんな、そこまでにしましょう?",
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"389000121_31": " 大人顔負けの謝罪合戦は見ていて忍びないわ」",
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"389000121_32": "「さっきも言ったけど、任務は達成しているわけだしね。\\n 改めて組織を追うときに、最善策を考えればいい」",
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||||
"389000121_33": "「そう、ですね……その通りです。",
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||||
"389000121_34": " 先に立たない後悔を嘆くより、善後策を講じなければ」",
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||||
"389000121_35": "「切り替えるのも……必要デスね。\\n 次に引きずってなるものかデスッ」",
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||||
"389000121_36": "「うん、それはそうだね。",
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||||
"389000121_37": " ……あ、それなら気になってたことがあるんですけど」",
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||||
"389000121_38": "「うん? 司令もまだ戻ってこないし、\\n 俺たちで答えられることならなんでも答えるよ」",
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||||
"389000121_39": "「ありがとうございます。\\n えっと、それじゃあ――」"
|
||||
}
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43
Missions/event082/389000131_translations_jpn.json
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@ -0,0 +1,43 @@
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{
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||||
"389000131_0": "「えっと……今回の回収目標だった完全聖遺物、\\n 『メフィストフェレスの薬』って、どんなものなんですか?」",
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"389000131_1": "「言われてみれば、いつも以上に急な任務だったから、\\n 説明らしい説明がなかったデスね」",
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||||
"389000131_2": "「そうね。今回の対象はみんなにとって\\n 直接的な害になる危険性はないと、司令も判断していたから」",
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||||
"389000131_3": "「と、言うと?」",
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"389000131_4": "「『メフィストフェレスの薬』は、\\n 励起させるときに一種の契約を行うとされているの」",
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||||
"389000131_5": "「そして、契約した者はその力を行使できる……」",
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||||
"389000131_6": "「そう表現すると、超常以上に不思議にも感じるね。\\n 力自体も、対象物の『時を戻す』ことができる、とかなんとか」",
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||||
"389000131_7": "「時を……ッ!?」",
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||||
"389000131_8": "「じゃあもし、その力が使われたら、\\n 世界中が大変なことに……」",
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||||
"389000131_9": "「勝手に昨日になったり、先週になったり、\\n 一昨年になったりするデスかッ!?」",
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||||
"389000131_10": "「ううん。確かに調査段階ではあるけれど、\\n 『対象物の時間を戻す』以外の事象はないだろうとのことよ」",
|
||||
"389000131_11": "「なるほど。",
|
||||
"389000131_12": " ええっと……つまりはどういうことデス?」",
|
||||
"389000131_13": "「つまりは、対象の物に対して働く力ということだね。\\n 割れたお椀の時間を戻して、元通りに……とか」",
|
||||
"389000131_14": "「あるいは、果物を成熟前にしたり……。\\n 詳しいことは、更に調査をすればわかると思うけど」",
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||||
"389000131_15": "「でも、そうなのよね……人を対象に使えるのなら、\\n 危険なことに変わりはない……」",
|
||||
"389000131_16": "「や、やっぱりろくでもないデスッ!」",
|
||||
"389000131_17": "「そんなトンデモを使って、\\n あの組織は何をするつもりだったデスかね……」",
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||||
"389000131_18": "「それについては調べがついているの。\\n 古い美術品に傾倒している連中でね……」",
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||||
"389000131_19": "「『古美術品が完全であった頃を世に知らしめる』\\n なんて、仰々しい活動をしているらしいんだ」",
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||||
"389000131_20": "「色あせた絵画や、破損した美術品など、\\n そういったものに力を行使して……」",
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||||
"389000131_21": "「なるほど。\\n そうして『完全』なものを世の中に伝えよう、と」",
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||||
"389000131_22": "「えっと……? でも、そうなると……\\n 壊れたものを直したい、ってことデスか?」",
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||||
"389000131_23": "「もちろん聖遺物を勝手に保持しているのはダメだけど。\\n そう考えると、危険な考えというほどでもないような……?」",
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||||
"389000131_24": "「…………。\\n 不全であるが故の完全、という視点がある」",
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||||
"389000131_25": "「フゼンデアルガユエノカン……",
|
||||
"389000131_26": " えーと……なんデスか?」",
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||||
"389000131_27": "「古美術品の中には、壊れていて不完全であるが故に、\\n 美しいと評されているものがあるのだ」",
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||||
"389000131_28": "「『ミロのヴィーナス』や、\\n 『サモトラケのニケ』みたいにね」",
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||||
"389000131_29": "「そういったものが『完全』になってしまった場合、\\n これまでの『美しさ』がひっくり返ってしまうかもしれない……」",
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||||
"389000131_30": "「これまで連綿と続いてきた人の価値観、また美術史。\\n そういったものが崩れてしまう……のかもしれない」",
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||||
"389000131_31": "「そういうもの、なのかな?」",
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||||
"389000131_32": "「今までずっと大事にしてきたものが変わってしまう……\\n ってことデスよね。それなら、難しいことなんだってわかるデス」",
|
||||
"389000131_33": "「そうなったときに、個人的に困りそうなのは、\\n 美術の授業の覚え直しくらいデスが……それはそれで大問題デス」",
|
||||
"389000131_34": "「そういえば、『サモトラケのニケ』は、\\n 今度、日本に展示品として持ち込まれるんじゃなかった?」",
|
||||
"389000131_35": "「ああ、そうなんだよね。この作戦も終わって、\\n 丁度休みもとれそうだから俺も見に行ってみようかと――」",
|
||||
"389000131_36": "「お話し中にすみません。\\n 皆さんにご報告が……」",
|
||||
"389000131_37": "「すまないな、藤尭。\\n 休みをとってもらうのはもう少し先になりそうだ」",
|
||||
"389000131_38": "「えッ!?」",
|
||||
"389000131_39": "「作戦を続行する。\\n 現時点での状況を共有させてもらおう」",
|
||||
"389000131_40": "「……お聞かせください」"
|
||||
}
|
32
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32
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|
@ -0,0 +1,32 @@
|
|||
{
|
||||
"389000141_0": "「まず第一に、聖遺物そのものの回収はできたが、\\n 今回の任務は達成と言えない状況にあることがわかった」",
|
||||
"389000141_1": "「――ッ!?」",
|
||||
"389000141_2": "「結論から言おう。聖遺物『メフィストフェレスの薬』は、\\n 現在も励起状態であり、『契約者』と共にある」",
|
||||
"389000141_3": "「『契約者』?\\n どういうことですか……ッ!?」",
|
||||
"389000141_4": "「皆さんは、\\n 戯曲『ファウスト』をご存じでしょうか?」",
|
||||
"389000141_5": "「ある程度……であれば」",
|
||||
"389000141_6": "「名前くらいは聞いたことあるけど……」",
|
||||
"389000141_7": "「アタシは端的に言うと、なんのこっちゃデス……」",
|
||||
"389000141_8": "「詩人ゲーテ作、『ファウスト』……\\n それは悪魔と契約したファウスト博士の物語です」",
|
||||
"389000141_9": "「その悪魔の名前が、メフィストフェレス……。\\n 全ての望みを満たそうと博士をそそのかした奴さ」",
|
||||
"389000141_10": "「メフィストフェレスッ! 聞いたことあるデスッ!\\n しかもごくごくごくごくごく最近にッ!」",
|
||||
"389000141_11": "「さっき回収した聖遺物の名前だよ、切ちゃん」",
|
||||
"389000141_12": "「メフィストフェレス……悪魔は、\\n 年老いたファウスト博士に、若返りの薬を与えたの」",
|
||||
"389000141_13": "「飽くなき探求心のため、若さを取り戻した博士は、\\n 恋をしたり、権力を得たりと、己の意のままに振る舞った」",
|
||||
"389000141_14": "「戯曲ラストの解釈はさておき……博士の振る舞いに\\n 対しての結果は、推して知るべしといったところよ」",
|
||||
"389000141_15": "「友里さん、お詳しいですね……ッ!",
|
||||
"389000141_16": " であれば、この意味もおわかりになるかもしれません」",
|
||||
"389000141_17": "「今回の聖遺物、『メフィストフェレスの薬』は、\\n 黒い雄鶏の羽の形状をしていました」",
|
||||
"389000141_18": "「幾つかの伝承が語る悪魔は、ときにヒトにも化ける。\\n けれど、必ず身体のどこかに黒い雄鶏の羽を有している……」",
|
||||
"389000141_19": "「はい。羽のような形状をしているのに、\\n どうして『薬』と呼称されているのか不思議でしたが……」",
|
||||
"389000141_20": "「……なるほど、\\n なんとなく話が見えてきた」",
|
||||
"389000141_21": "「つまり、悪魔の力は『薬』として\\n 誰かに譲渡されてから発現する……」",
|
||||
"389000141_22": "「ああ。聖遺物が励起状態に移行するとき、聖遺物の能力は、\\n 契約者、つまり励起させた本人に譲渡されるようなんだ」",
|
||||
"389000141_23": "「その特徴から、悪魔メフィストフェレスが博士に『薬』を渡した\\n 様に<ruby=なぞら>準</ruby>えて、そう呼ばれるようになった……そんなところだろう」",
|
||||
"389000141_24": "「せ、説明された説明の意味がわからないデス……」",
|
||||
"389000141_25": "「聖遺物の力を一部借り受けた者が、どこかに潜んでいる……\\n ということです」",
|
||||
"389000141_26": "「幸か不幸か、『メフィストフェレスの薬』そのものは、\\n 現状、励起状態を示しているだけの代物だ」",
|
||||
"389000141_27": "「じゃあ、やっぱり密輸組織のリーダーが、契約者で……」",
|
||||
"389000141_28": "「聖遺物の……『メフィストフェレスの薬』の能力、\\n 対象物の時間を戻す力を、使える状態になっているということ」",
|
||||
"389000141_29": "「なんという……ことだ……」"
|
||||
}
|
11
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11
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|
@ -0,0 +1,11 @@
|
|||
{
|
||||
"389000211_0": "サモトラケのニケ",
|
||||
"389000211_1": "(…………。\\n 月読も暁も、沈んだ顔をしていたな)",
|
||||
"389000211_2": "(当然か。気を抜いていたわけでもなく、\\n その上での『任務は失敗』なのだから)",
|
||||
"389000211_3": "(撤退のタイミングを判断したのはわたしだ。\\n 2人に責任はない……)",
|
||||
"389000211_4": "(アルカ・ノイズの量は想定よりも多く、\\n 更なる追手が掛かる可能性も危惧すべき状況下だった)",
|
||||
"389000211_5": "(月読と暁を危険に晒すまいとした判断は、\\n 完全な誤りであったとは言うまい。だが……)",
|
||||
"389000211_6": "「わたしがあのとき、もうほんの<ruby=いくばく>幾許</ruby>かだけでも、\\n 冷静な判断ができていれば……ッ」",
|
||||
"389000211_7": "「……この不甲斐なさを抱えたまま任務に臨んでも、\\n 良い結果は得られまい」",
|
||||
"389000211_8": "「せめて、この鬱屈とした心を――\\n 出立前に、斬り捨ててくれるッ!」"
|
||||
}
|
27
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27
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|
@ -0,0 +1,27 @@
|
|||
{
|
||||
"389000212_0": "「ふぅ……」",
|
||||
"389000212_1": "「いくらシミュレータで暴れたところで、\\n この憂さを完全に晴らせるではない、か……」",
|
||||
"389000212_2": "「いかんな……司令からも、\\n 切り替えろと言われたばかりだというのに」",
|
||||
"389000212_3": "「幸か不幸か、『メフィストフェレスの薬』そのものは、\\n 現状、励起状態を示しているだけの代物だ」",
|
||||
"389000212_4": "「じゃあ、やっぱり密輸組織のリーダーが、契約者で……」",
|
||||
"389000212_5": "「聖遺物の……『メフィストフェレスの薬』の能力、\\n 対象物の時間を戻す力を、使える状態になっているということ」",
|
||||
"389000212_6": "「なんという……ことだ……」",
|
||||
"389000212_7": "「だが幸い、敵の狙いにも目処が立った」",
|
||||
"389000212_8": "「本当デスかッ!?」",
|
||||
"389000212_9": "「数日後、都内の美術館にて、\\n 『サモトラケのニケ』が展示されることは知っているか?」",
|
||||
"389000212_10": "「あッ、それってまさか、\\n さっき話題にしていた――」",
|
||||
"389000212_11": "「その展示に向け、現在、ニケ像は海路で輸送中なのだが……\\n 彫像が『光っている』という報告がこちらに回ってきた」",
|
||||
"389000212_12": "「当初、輸送会社内で報告を受けた人間は\\n 冗談として流したようだがな」",
|
||||
"389000212_13": "「度重なる報告に只事ではないと気付いた、\\n といったところですかね。ま、普通だとそうなるか」",
|
||||
"389000212_14": "「ですが司令。通常、美術品は長時間輸送の影響があるため、\\n 空輸が基本のはずですが……」",
|
||||
"389000212_15": "「ああ。その時点から、密輸組織が裏で暗躍していた、\\n と考えるべきだろうな」",
|
||||
"389000212_16": "「密輸組織が潜伏していたのが日本であることからしても、\\n 無関係とは思えません。つまり――」",
|
||||
"389000212_17": "「『サモトラケのニケ』が、\\n 『メフィストフェレスの薬』の対象物……」",
|
||||
"389000212_18": "「その可能性は極めて高いと思われます。\\n 密輸組織は恐らく、次に輸送船を狙うでしょう」",
|
||||
"389000212_19": "「念のため、現状他の任務に就いている装者たちに、\\n 戻り次第、美術館の警護にあたらせる」",
|
||||
"389000212_20": "「そしてお前たち3人には改めて、\\n 密輸組織の追撃に就いてもらう」",
|
||||
"389000212_21": "「情報の精査、手筈を整えるまではこちらがやる。\\n 以後、切り替えていけッ!」",
|
||||
"389000212_22": "「了解(デス)ッ!」",
|
||||
"389000212_23": "「……」",
|
||||
"389000212_24": "「次こそは、\\n 不覚を取るわけにはいかない……」"
|
||||
}
|
69
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69
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|
@ -0,0 +1,69 @@
|
|||
{
|
||||
"389000221_0": "「翼さんッ!\\n 一緒にお勉強会するデスよーッ!」",
|
||||
"389000221_1": "「暁? それに月読も……。\\n 勉強会とはどういうことだ?」",
|
||||
"389000221_2": "「わたしたちも、ただ待機しているだけなのは落ち着かなくて……。\\n そうしたら、エルフナインが資料をまとめてくれたんです」",
|
||||
"389000221_3": "「さも……なんちゃらのニケの資料デス。\\n できたてほやほやデスよッ!」",
|
||||
"389000221_4": "「『サモトラケのニケ』がどういうものなのか、\\n 一緒に見ておいたほうがいいかなと思ったので」",
|
||||
"389000221_5": "「ああ、そうだな。\\n わたしも大して詳しいわけではないので助かる」",
|
||||
"389000221_6": "「えっと、じゃあ、\\n このファイルなんですけど――」",
|
||||
"389000221_7": "「おおう……ッ!?\\n なんデスか、この首ナシ天使はッ!?」",
|
||||
"389000221_8": "「ふむ。\\n わたしも細部まで写真を見るのははじめてだな」",
|
||||
"389000221_9": "「よく見たら、腕もない……。\\n 腕と翼、一緒になってるのかと思った」",
|
||||
"389000221_10": "「……」",
|
||||
"389000221_11": "「す、すみませんッ!\\n 今のは翼さんを呼び捨てにしたんじゃなくて……」",
|
||||
"389000221_12": "「フフッ、案ずるな。\\n わかっている」",
|
||||
"389000221_13": "「……これが『サモトラケのニケ』、か」",
|
||||
"389000221_14": "「不思議デス……。\\n 壊れて、なくなってるところばかりデスのに……」",
|
||||
"389000221_15": "「うん……。\\n なんだかきれいで、とっても力強い」",
|
||||
"389000221_16": "「それは恐らく、2人の感受性が豊かである証左であろうな。\\n 欠けた部分を、心で補完して見ているのだろう」",
|
||||
"389000221_17": "「足りないからこそ、それを想像する。\\n 無限に広がるイメージを心が捉えている、とでも言えば良いか」",
|
||||
"389000221_18": "「そういうものデスか?」",
|
||||
"389000221_19": "「でも……こんなにきれいな像なら、想像するだけじゃなくて、\\n 完全な状態で見てみたいっていう気持ち、少しわかるかも」",
|
||||
"389000221_20": "「翼さんは、このニケが壊れてなかったら、\\n どんな感じだったと思うデス?」",
|
||||
"389000221_21": "「む……?",
|
||||
"389000221_22": " 考えたこともなかったが、そうだな……」",
|
||||
"389000221_23": "「勝利へ導く女神像であった、という<ruby=いわ>謂</ruby>れもある……\\n と、書いてあるな」",
|
||||
"389000221_24": "「然らば、それに値するかんばせは\\n 雄々しくあったのではないだろうか」",
|
||||
"389000221_25": "「おお……ッ!\\n これまた説得力があるデスよッ!」",
|
||||
"389000221_26": "「うん。\\n 雄々しい女神様、か……」",
|
||||
"389000221_27": "(いても立ってもいられなかったのは同じでも、\\n 月読も暁も、切り替えるべく努力をしているのだな……)",
|
||||
"389000221_28": "「……2人はどうだ?\\n 欠けている部分が残っていたとするなら……」",
|
||||
"389000221_29": "「えッ、うーん、そうですね……。",
|
||||
"389000221_30": " やっぱりこの羽を見ると天使っぽいし……」",
|
||||
"389000221_31": "「デスデスッ!\\n きっとほんわかした優しい天使だったデスよッ!」",
|
||||
"389000221_32": "「うんッ!\\n 両腕も抱きかかえてくれる仕草、とか」",
|
||||
"389000221_33": "「でも、カッコいい戦いの女神様も捨て難いデスッ!\\n 武器とか持ってたりッ!」",
|
||||
"389000221_34": "「そうだね。\\n 槍とか盾とか構えてたり……」",
|
||||
"389000221_35": "「フフ……\\n 月読も暁も、想像の翼がたくましいな」",
|
||||
"389000221_36": "「ハッ!\\n これが無限に広がるイメージ、デスねッ!」",
|
||||
"389000221_37": "「とはいえ、本当はどうだったか、\\n 正解を知りたい気持ちもわかってしまうデス……」",
|
||||
"389000221_38": "「そうだね、ちょっとだけ」",
|
||||
"389000221_39": "「同じものを見て、考えようとする……。\\n 月読と暁は、2人で1組の両翼のようだな」",
|
||||
"389000221_40": "(少しだけ、わたしと奏の関係性を思い出す、\\n なんてことまでは、この2人には言えないな……)",
|
||||
"389000221_41": "「デデデッ!?\\n と、唐突に褒めないでほしいデスよ。照れちゃうデス」",
|
||||
"389000221_42": "「ふむ……? それならそのうちまた、\\n ツヴァイウィングの曲でも歌ってもらうとしようか」",
|
||||
"389000221_43": "「わーッ! そ、それは、なんというか、\\n 黒歴史デーースッ!」",
|
||||
"389000221_44": "「その節は……本当に……\\n 本当に大変、失礼なことを……」",
|
||||
"389000221_45": "「フフ、冗談だ。",
|
||||
"389000221_46": " ……少々脱線してしまったな、資料の把握を急ごう」",
|
||||
"389000221_47": "「はい。……あ。このニケの両翼って、\\n 片方は石膏で復元されたものなんだ」",
|
||||
"389000221_48": "「はへぇ……きれいに造れるものなんデスねえ。\\n 人類の技術、大いなる進歩デスッ」",
|
||||
"389000221_49": "「ニケは片翼を失っていた、と?\\n それは知らなかったな……」",
|
||||
"389000221_50": "「……欠けた羽と、復元された羽か。",
|
||||
"389000221_51": " まるで――」",
|
||||
"389000221_52": "「翼さん?\\n どうしたデスか?」",
|
||||
"389000221_53": "「……いや、なんでもない」",
|
||||
"389000221_54": "「もしかしたらわたしは、\\n 完全なるニケには剣を携えていてほしいのかもしれないな」",
|
||||
"389000221_55": "(幾度砕かれようとも、\\n この身と心を、剣と成せるように……)",
|
||||
"389000221_56": "「……?」",
|
||||
"389000221_57": "「さて、と。\\n 一通り資料にも目を通したところで、2人に提案だ」",
|
||||
"389000221_58": "「恥ずかしながら、\\n わたしは今の今まで切り替えすらできていなかった」",
|
||||
"389000221_59": "「だが、2人のおかげで目が覚めた心地だ。\\n 良ければこのまま、肩慣らしといきたいのだが……どうだ?」",
|
||||
"389000221_60": "「わたしたちだって、あのとき何もできなかったんです。\\n だからこそ、次の最善策のために何かしたかった」",
|
||||
"389000221_61": "「デスデースッ!\\n 任務前のビルドアップは望むところデースッ!」",
|
||||
"389000221_62": "「そうか。であれば、2人まとめてかかってきてほしい。",
|
||||
"389000221_63": " 2人の連携を活かせる道筋、この間に見つけてみせる――ッ!」",
|
||||
"389000221_64": "「おお、翼さんとガチンコするのは久々デスッ!」",
|
||||
"389000221_65": "「うん……ッ!\\n 気合いいれてこう、切ちゃん」",
|
||||
"389000221_66": "「よしッ!\\n では――いくぞッ!」"
|
||||
}
|
33
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33
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|
@ -0,0 +1,33 @@
|
|||
{
|
||||
"389000222_0": "「ひぃ、はぁ……ッ!\\n やっぱり、強いデス……ッ!」",
|
||||
"389000222_1": "「翼さんッ!\\n あと一本お願いしますッ!」",
|
||||
"389000222_2": "「うむ、意気や良しッ!\\n 然らばこのまま次の一本を――」",
|
||||
"389000222_3": "「そこまでッ!」",
|
||||
"389000222_4": "「司令ッ!?」",
|
||||
"389000222_5": "「3人ともトレーニングは一旦終了だ。\\n 密輸組織に新たな動きがあった」",
|
||||
"389000222_6": "「わざわざここまで来なくても、\\n 司令室から呼んでくだされば……」",
|
||||
"389000222_7": "「フッ……歯がゆい思いを抱えたままより、\\n 少しは発散させたほうが良いだろうと思ってな」",
|
||||
"389000222_8": "「お気付きでしたか……\\n 痛み入ります」",
|
||||
"389000222_9": "「さて……半日近く待たせてしまったが、\\n エルフナインくんたちの奮起により1つ判明したことがある」",
|
||||
"389000222_10": "「はい。昨夜推測していた通り、\\n やはり『メフィストフェレスの薬』は励起状態にあり――」",
|
||||
"389000222_11": "「その能力の一端が、契約者に備わっていることは、\\n ほぼ確定であることが判明しました」",
|
||||
"389000222_12": "「そのため、この契約を解除させることこそが、\\n 聖遺物の力の発動を抑える唯一の方法になります」",
|
||||
"389000222_13": "「契約の解除……\\n それこそどうやって……?」",
|
||||
"389000222_14": "「すみません、そこまではまだ……。",
|
||||
"389000222_15": " ですが、引き続きボクのほうで解析を続けます」",
|
||||
"389000222_16": "「聖遺物との契約なんて、どうやってなかったことにするデス?\\n よくない契約をチャラにする、く、くりーにんぐ……とか?」",
|
||||
"389000222_17": "「それこそ聖遺物との契約に、\\n クーリングオフはないと思うよ、切ちゃん……」",
|
||||
"389000222_18": "「契約者を捕らえ、契約を破棄しろ……と、\\n 強要するほかないのかもしれんな」",
|
||||
"389000222_19": "「そこは現場で探りを入れつつ、対処するしかない。\\n 最悪、敵首領を確保・拘束できれば打つ手も講じられるだろう」",
|
||||
"389000222_20": "「そもそも便宜上『契約』とは呼んでいるが、聖遺物の力の一端だ。\\n 人間に理解できるルールに則った契約だとは限らない」",
|
||||
"389000222_21": "「まったく、まさしく悪魔との契約のようだよ。\\n そして……」",
|
||||
"389000222_22": "「悪魔との契約を解除するなど、\\n 果たして健常のまま成し遂げられるものなのか……」",
|
||||
"389000222_23": "「……」",
|
||||
"389000222_24": "「いや、すまない。\\n 今これを想定しても仕方のないことだ」",
|
||||
"389000222_25": "「『サモトラケのニケ』を乗せた輸送船は依然、\\n 海上を航行中です。密輸組織もそこを狙ってくるでしょう」",
|
||||
"389000222_26": "「これを迎え撃つべく、お前たちには輸送船に向かってもらい、\\n まずは『サモトラケのニケ』の安全を保持」",
|
||||
"389000222_27": "「次いで密輸組織リーダーを確保し、契約を解除させ、\\n 聖遺物の励起状態を解除することが任務の目的となる」",
|
||||
"389000222_28": "「相手の正体がまだ完全にわかったわけではありません。\\n 皆さん、くれぐれも気を付けてください」",
|
||||
"389000222_29": "「はい(デス)ッ!」",
|
||||
"389000222_30": "「承知ッ!\\n 今度こそ、任務を完遂してみせますッ!」"
|
||||
}
|
33
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33
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|
@ -0,0 +1,33 @@
|
|||
{
|
||||
"389000231_0": "「お待ちしていました、S.O.N.G.の方より伺っています。\\n 貨物室はこちらになります」",
|
||||
"389000231_1": "「薄暗くて、歩きにくいデス」",
|
||||
"389000231_2": "「切ちゃん、転ばないでね」",
|
||||
"389000231_3": "「気を付けてくださいね。\\n 美術品にもしものことがあったら、大変ですから」",
|
||||
"389000231_4": "「が、ガッテン承知デスッ!」",
|
||||
"389000231_5": "「ずいぶんと数が多いのだな」",
|
||||
"389000231_6": "「ええ、今回の『サモトラケのニケ』にちなんで、\\n 翼をモチーフとした美術品が数多く展示される予定なんです」",
|
||||
"389000231_7": "「翼を……?」",
|
||||
"389000231_8": "「僕、翼が大好きでッ!\\n あっちを見ても翼、こっちを見ても翼……ああ、楽しみだなぁ」",
|
||||
"389000231_9": "「……」",
|
||||
"389000231_10": "「す、すみませんッ!\\n 僕、翼のことになると急にスイッチが入っちゃって……」",
|
||||
"389000231_11": "「コホン……。\\n それでは、あとの警護はお任せいたします」",
|
||||
"389000231_12": "「はい。\\n 皆さんも『ニケ』も、必ずや護ってみせましょう」",
|
||||
"389000231_13": "「よろしくお願いしますッ!\\n 何卒、僕の翼たちをッ!」",
|
||||
"389000231_14": "「ずいぶんこだわりが強いというか、なんというか……」",
|
||||
"389000231_15": "「思わず吹き出しかけたデスよ」",
|
||||
"389000231_16": "「『翼違い』とはわかっていても、妙な心地だ」",
|
||||
"389000231_17": "「さて……」",
|
||||
"389000231_18": "――",
|
||||
"389000231_19": "「これが……」",
|
||||
"389000231_20": "「『サモトラケのニケ』……デスか……」",
|
||||
"389000231_21": "「報告にあった通り、確かに微かな光を放っている……。\\n だが、それだけではない、何か言い知れぬ力を感じる……」",
|
||||
"389000231_22": "――",
|
||||
"389000231_23": "「見ていてゾワゾワするのデスよ……」",
|
||||
"389000231_24": "「うん……写真で見たときみたいに、\\n わくわくしたり、どきどきしたりじゃなくて……」",
|
||||
"389000231_25": "「ああ。こうも心を掻き立てる焦燥感……\\n 聖遺物の影響であるのやもしれんが――」",
|
||||
"389000231_26": "「本当に『メフィストフェレスの薬』は、\\n 対象物の時を戻すだけの力なのだろうか……?」",
|
||||
"389000231_27": "――",
|
||||
"389000231_28": "「このニケさん。\\n 勝利の……戦いの女神様、って言ってたデスよね?」",
|
||||
"389000231_29": "「うん。\\n 今は、剣も盾も持ってないけど……」",
|
||||
"389000231_30": "「……これが、ただの杞憂で終わってくれればよいのだが……」"
|
||||
}
|
67
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67
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|
@ -0,0 +1,67 @@
|
|||
{
|
||||
"389000311_0": "一翼を分かつ",
|
||||
"389000311_1": "「……切ちゃん、そっちは」",
|
||||
"389000311_2": "「現状問題ナッシング、デス」",
|
||||
"389000311_3": "「ダクトに通路、\\n 侵入可能な経路は頭に入ってるけど……」",
|
||||
"389000311_4": "「『我が目、我が身で確かめておかねば』……\\n といったところデスねッ!」",
|
||||
"389000311_5": "「フフ……翼さんの真似?\\n あとでよく似てたよ、って報告しなきゃ」",
|
||||
"389000311_6": "「し、調~ッ!\\n それは勘弁なのデス……」",
|
||||
"389000311_7": "「アタシは翼さんの良いところを真似っこすることで、\\n 翼さんから任務遂行の技を学ぼうとデスね……ッ!」",
|
||||
"389000311_8": "「うん。気持ちはわかるよ。いつだって、\\n S.O.N.G.のみんなから学ぶことはとても多いから……」",
|
||||
"389000311_9": "「あとね。思ったんだけど、船内を確認するのなら、\\n もしかすると別々で行動してたほうが効率良かったのかも……」",
|
||||
"389000311_10": "「デデッ!? た、たしかに、",
|
||||
"389000311_11": " 当たり前のように2人で行動してしまってたデスね……」",
|
||||
"389000311_12": "「うん。それこそ当たり前のように1人でがんばる翼さんを\\n 見習って強くならないとね、わたしたち」",
|
||||
"389000311_13": "「その通りデスよ、調ッ! 誰かを頼りにするんじゃなくて、\\n 頼られるくらいモリモリに強くなるデスッ!」",
|
||||
"389000311_14": "「うん。\\n でもそれは1人でがんばりすぎることじゃなくて……」",
|
||||
"389000311_15": "「2人でがんばれるとき、シャカリキがんばったり……\\n 1人のときは、お互いを信じてできることをすることデスッ!」",
|
||||
"389000311_16": "「うんッ!」",
|
||||
"389000311_17": "「実際、まだお尻に殻のついていたひよっこのときに比べれば、\\n アタシたちもそこそこやるようになってるデスよッ!」",
|
||||
"389000311_18": "「フフ、油断と慢心は禁物だよ、切ちゃん。",
|
||||
"389000311_19": " ただ、その……ちょっとだけ、ね」",
|
||||
"389000311_20": "「どうしたデス?」",
|
||||
"389000311_21": "「強く、強くなっていった先、\\n 本当に安心できるのかなって考えちゃったんだ」",
|
||||
"389000311_22": "「……もしかして、そう思ったのは、\\n あの『サーモンシャケ』を見たからデスか?」",
|
||||
"389000311_23": "「『サモトラケのニケ』、だよ。",
|
||||
"389000311_24": " でも、切ちゃんもそう言うってことは……」",
|
||||
"389000311_25": "「デス……」",
|
||||
"389000311_26": "「……そっか。やっぱりちょっと思ったよね。\\n 戦いの女神の失われた頭と、復元された片翼……」",
|
||||
"389000311_27": "「それが長い年月の間に砕けてただけなのか、\\n 誰かの力によって砕かれたのかは、わからないけれど……」",
|
||||
"389000311_28": "「……」",
|
||||
"389000311_29": "「…………。\\n 砕かれていても、ニケはきれいだった」",
|
||||
"389000311_30": "「でも、もし完全な姿だったなら、\\n もっときれいな姿だったかもしれなくて」",
|
||||
"389000311_31": "「だからね、もしニケを砕いたのが強すぎる『力』なら、\\n その力は、敵を砕くだけじゃなくて……」",
|
||||
"389000311_32": "「護りたかったものや、ただきれいなだけのものにまで\\n 及んでしまうかもしれない。壊してしまうかもしれない……って」",
|
||||
"389000311_33": "「……だ、」",
|
||||
"389000311_34": "「大丈夫デスよッ、調ッ!\\n どんなときだってアタシがいるデスッ!」",
|
||||
"389000311_35": "「切ちゃん……?」",
|
||||
"389000311_36": "「それは支えるだけじゃなくって、\\n たとえば……そう、これはたとえば、デスが」",
|
||||
"389000311_37": "「調が暴走しちゃうようなことがあれば、\\n アタシが止められるってことデス。何度だってッ!」",
|
||||
"389000311_38": "「そいでもって、それは逆も然りデス。\\n 調はアタシが暴走してたら止めてくれるデスよね?」",
|
||||
"389000311_39": "「も、もちろんッ!」",
|
||||
"389000311_40": "「だったら、アタシたちの力は\\n 『壊す力』になんかならないのデスッ!」",
|
||||
"389000311_41": "「……ッ!」",
|
||||
"389000311_42": "「もちろん、今みたいに調に元気がないときはアタシが。\\n アタシに元気がないときは調が支えていくデスよ」",
|
||||
"389000311_43": "「あのシャケを見て、アタシも思ったことがあるデス。\\n 対のツバサがあれば、どこまでも飛べるのかもって」",
|
||||
"389000311_44": "「対のツバサ、それは……」",
|
||||
"389000311_45": "「そのつまり、えっと……",
|
||||
"389000311_46": " アタシたちも2人で1つの両翼、なのデスッ!」",
|
||||
"389000311_47": "「つ、翼さんたちみたいな両翼とは、またちょっと違ってッ!\\n アタシたちは、1つのツバサを2人で分けっこしてるデスよ……」",
|
||||
"389000311_48": "「だから……1人で飛べないわけじゃないデス。\\n でも、2人ならもっともっと飛べると思うんデス」",
|
||||
"389000311_49": "「一緒に強くなるデスよッ!\\n 楽しいときも、辛いときもずっとずっと一緒に戦ってくデス」",
|
||||
"389000311_50": "「あとお腹が空いたときも病めるときも健やかなるときも……",
|
||||
"389000311_51": " ううッ! 自分で何言ってるかわからなくなってきたデスよッ!」",
|
||||
"389000311_52": "「フフ……。\\n それじゃあ、教会とかで聞く『契約』になっちゃうよ」",
|
||||
"389000311_53": "「だけど……うん。\\n わたしも、切ちゃんと分けっこして、一緒に飛びたい」",
|
||||
"389000311_54": "「……ッ!」",
|
||||
"389000311_55": "「これは――\\n 警報ッ!?」",
|
||||
"389000311_56": "「聞こえるか、月読ッ! 暁ッ!\\n 甲板にアルカ・ノイズが現れたッ! 迎撃に入るッ!」",
|
||||
"389000311_57": "「わ、わかりましたッ!\\n わたしたちも向かいますッ!」",
|
||||
"389000311_58": "「この船に乗せられた全て、護ってみせるッ!」",
|
||||
"389000311_59": "「翼さんッ!」",
|
||||
"389000311_60": "「押っ取り刀で駆け付けたデスッ!」",
|
||||
"389000311_61": "「2人ともッ!\\n 数が多い、手を貸してくれッ!」",
|
||||
"389000311_62": "「はい(デス)ッ!!」",
|
||||
"389000311_63": "「行こう、切ちゃんッ!\\n わたしたちの力で……ッ!」",
|
||||
"389000311_64": "「目にモノ見せてやるデスッ!」"
|
||||
}
|
15
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15
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@ -0,0 +1,15 @@
|
|||
{
|
||||
"389000312_0": "「大口を叩いた手前、\\n 弱音を吐きたくはないのデスが……」",
|
||||
"389000312_1": "「なんだか、\\n このアルカ・ノイズ、強い……ッ!」",
|
||||
"389000312_2": "「なんと面妖な……。\\n 見てくれは普段のそれと変わらぬというのに……ッ!」",
|
||||
"389000312_3": "「数は多くないけど、1体1体が頑丈……」",
|
||||
"389000312_4": "「けど、やってやれない程でもないのデスッ!」",
|
||||
"389000312_5": "「なんとかこれで、\\n ここにいたのは最後みたいです」",
|
||||
"389000312_6": "「密輸組織とやらの背後にいる者が、\\n アルカ・ノイズを強化させる術を持つのやもしれんな」",
|
||||
"389000312_7": "「ムムムムゥ……最初に戦ったときの物量作戦を\\n アタシたちに合わせて変えてこられたみたいで、なんだか――」",
|
||||
"389000312_8": "「きゃッ!?\\n 何、この揺れ……ッ!?」",
|
||||
"389000312_9": "「どどどど、ドカンッときたデスよッ!?\\n 爆発デスかッ!?」",
|
||||
"389000312_10": "「よもや、こちらの騒ぎは陽動かッ!?」",
|
||||
"389000312_11": "「調、翼さんッ!\\n 現場に急行デスッ!」",
|
||||
"389000312_12": "「うんッ!」"
|
||||
}
|
33
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33
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@ -0,0 +1,33 @@
|
|||
{
|
||||
"389000321_0": "甲板での戦闘発生より、少し前――",
|
||||
"389000321_1": "「……」",
|
||||
"389000321_2": "――",
|
||||
"389000321_3": "(この光、この輝き……。\\n 本物の美術品は光輝いて見えることもある、とは言うが……)",
|
||||
"389000321_4": "――",
|
||||
"389000321_5": "(やはり、なんらかの力の顕現ではあるのだろう。\\n だがそれを差し引いても、こうも目を奪われるが真実の美、か)",
|
||||
"389000321_6": "「……っと、いかんいかん。\\n 警戒中でありながら、見惚れてしまうとは」",
|
||||
"389000321_7": "――",
|
||||
"389000321_8": "「……あなたのような美しさや雄々しさもまた、\\n 相互理解などなくとも人を繋ぐ力なのだろう」",
|
||||
"389000321_9": "「……故にこそ、護ってみせよう。\\n 歌に匹敵する、その具現化した美そのものを……」",
|
||||
"389000321_10": "「……ッ!?」",
|
||||
"389000321_11": "「今のは、なんだ?",
|
||||
"389000321_12": " とてつもなく嫌な気配が、上から……まさか――ッ!」",
|
||||
"389000321_13": "――――",
|
||||
"389000321_14": "「きゃッ!?\\n 何、この揺れ……ッ!?」",
|
||||
"389000321_15": "「どどどど、ドカンッときたデスよッ!?\\n 爆発デスかッ!?」",
|
||||
"389000321_16": "「よもや、こちらの騒ぎは陽動かッ!?」",
|
||||
"389000321_17": "「調、翼さんッ!\\n 現場に急行デスッ!」",
|
||||
"389000321_18": "「うんッ!」",
|
||||
"389000321_19": "「か、貨物室は大丈夫かッ!? ニケだけじゃない、\\n 大事な美術品たちなんだ、何かあったら――ッ!」",
|
||||
"389000321_20": "「大丈夫デスよッ!\\n アタシたちが必ずみんなを護るデスッ!」",
|
||||
"389000321_21": "「美術品も、皆さんの無事を確保するのも\\n わたしたちの任務ですッ! 落ち着いてくださいッ!」",
|
||||
"389000321_22": "「だ、だが……ッ」",
|
||||
"389000321_23": "「この近辺で起こった爆発もまた、\\n 陽動の爆破と思われます」",
|
||||
"389000321_24": "「敵が使役しているであろうアルカ・ノイズの出現……\\n いずれも想定内の事態です」",
|
||||
"389000321_25": "「どうか落ち着いてください。\\n 皆さんがパニックで将棋倒しにでもなれば、それこそ……」",
|
||||
"389000321_26": "「あ、ああ……そうだな。\\n すまない、取り乱した……」",
|
||||
"389000321_27": "「――いえ。",
|
||||
"389000321_28": " わたしは一旦、貨物室の確認へ。月読と暁は……」",
|
||||
"389000321_29": "「任せてください。\\n 一旦、皆さんに1ヶ所に集まってもらって……」",
|
||||
"389000321_30": "「安否確認としゃれこむデースッ!」"
|
||||
}
|
60
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60
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|
@ -0,0 +1,60 @@
|
|||
{
|
||||
"389000331_0": "「助かりました、ありがとうございます」",
|
||||
"389000331_1": "「当然のことをしたまでです。\\n それで……怪我をした方々の様子は?」",
|
||||
"389000331_2": "「幸い、重傷者は出ませんでした。\\n これも皆さんのおかげです。ただ……」",
|
||||
"389000331_3": "「何かあったのデスか?」",
|
||||
"389000331_4": "「人的被害は、皆さんのおかげでほぼありません。\\n ただ、先程の爆発でエンジンルームに被害が及んでしまい……」",
|
||||
"389000331_5": "「エンジンにッ!?\\n それじゃあ……」",
|
||||
"389000331_6": "「はい。\\n そのため、航行に支障が出ているとのことです」",
|
||||
"389000331_7": "「……申し訳ない、<ruby=ひとえ>偏</ruby>にわたしたちの責任です」",
|
||||
"389000331_8": "「この船を港まで\\n 安全に護衛しなきゃいけなかったのに……」",
|
||||
"389000331_9": "「自分の未熟さを痛感するばかりなのデスよ……」",
|
||||
"389000331_10": "「そ、そんなこと言わないでくださいッ!\\n 乗員も、美術品も無事だったんですよッ!?」",
|
||||
"389000331_11": "「失礼覚悟でお伝えしますッ!\\n 全部がパーペキでなくても僕は平気なスタンスですッ!」",
|
||||
"389000331_12": "「……」",
|
||||
"389000331_13": "「……あ、さっきの」",
|
||||
"389000331_14": "「翼にこだわりのある乗組員さんデス」",
|
||||
"389000331_15": "「や、やっぱり失言でした?」",
|
||||
"389000331_16": "「フ……いいや、お前のそのお気楽さのおかげで、私たちは\\n いつも『完璧な仕事』の重圧から少しだけ救われているんだ」",
|
||||
"389000331_17": "「そうだな……美術品たちを目的地へと無事届けることだけは、\\n 確かに完遂しなければ、してもらわなければならない。けれど……」",
|
||||
"389000331_18": "「多少の危険も私たちの責務のうちです。\\n 皆さんに余計な心配をかけるのは本望ではありません」",
|
||||
"389000331_19": "「実際、皆さんが奔走してくださっていたおかげで、\\n 私たちに欠員は誰1人としていないんですから」",
|
||||
"389000331_20": "「そうですよッ! エンジンも直接に攻撃されたというわけではなく、\\n 別の場所の爆発が影響したってだけですから。事故みたいなもんです」",
|
||||
"389000331_21": "「最終的に、ニケたちが無事に\\n 美術展の壇上へ並べるよう、港に着けばそれでよし、ですよッ!」",
|
||||
"389000331_22": "「逆にセンセーショナルなニュースにでもなれば、\\n 僕が愛する翼たちもより多くの人目に触れられる……ッ!」",
|
||||
"389000331_23": "「フ、フフ……いや、失礼。\\n ありがとう、ございます」",
|
||||
"389000331_24": "「……重傷者はいなかった。\\n そっか、良かった……本当に」",
|
||||
"389000331_25": "「わたしたち、気負いすぎていたのかな」",
|
||||
"389000331_26": "「……そうかもしれないな。\\n 護るべき人々に、逆に心を護られるとは」",
|
||||
"389000331_27": "「でも、おかげで心が軽くなったデス。\\n とりあえずS.O.N.G.にホウ・レン・ソウをして――」",
|
||||
"389000331_28": "「あ、あれ?」",
|
||||
"389000331_29": "「どうしたの、切ちゃん?\\n 変な顔して……」",
|
||||
"389000331_30": "「ちょっと、調の通信機を鳴らすデスよ」",
|
||||
"389000331_31": "「え? う、うん。",
|
||||
"389000331_32": " ……ええと、こちら、わたしです」",
|
||||
"389000331_33": "「うんうん。アタシの通信機からもちゃんと聞こえるデスね……\\n それじゃあ、もう1回S.O.N.G.へ通信を……」",
|
||||
"389000331_34": "「…………」",
|
||||
"389000331_35": "「S.O.N.G.への通信ができなくなってるデスよーッ!?」",
|
||||
"389000331_36": "「な……ッ!?\\n どうして……」",
|
||||
"389000331_37": "「……ッ!? なんだ、この心をざらつかせる、\\n 妙な感覚は……ッ!」",
|
||||
"389000331_38": "「外部への通信の遮断、いつもより強く感じるアルカ・ノイズ……\\n ここにきて更に、得体の知れぬ力ときたか……ッ」",
|
||||
"389000331_39": "「モヤモヤなんだか気持ちが悪いのデスッ!」",
|
||||
"389000331_40": "「この感覚、\\n 下の階……貨物室のほうからだよッ!」",
|
||||
"389000331_41": "「まさか、ニケに異変が……ッ!?」",
|
||||
"389000331_42": "「アタシと調で見てくるデスッ!\\n 翼さん、ここをお願いしてよいデスかッ!?」",
|
||||
"389000331_43": "「暁……ッ!?」",
|
||||
"389000331_44": "「これすらもまた陽動の可能性があります。\\n 貨物室の様子はわたしたちがッ!」",
|
||||
"389000331_45": "「なるほど、承知した。\\n くれぐれも気を付けるのだぞ?」",
|
||||
"389000331_46": "「了解デスッ!」",
|
||||
"389000331_47": "「行こう、切ちゃんッ!」",
|
||||
"389000331_48": "「貨物室に近付く程、ざわざわする感覚が、\\n どんどん強くなっていく……ッ!」",
|
||||
"389000331_49": "「……ッ!?\\n 調、あれを見るデスッ!!」",
|
||||
"389000331_50": "「――」",
|
||||
"389000331_51": "「まるで空中に穴が開いてるみたいデスッ!」",
|
||||
"389000331_52": "「どこまでも真っ黒な……丸い球……?」",
|
||||
"389000331_53": "「壁や床が分解された……ッ!?",
|
||||
"389000331_54": " じゃあ、これもアルカ・ノイズ――」",
|
||||
"389000331_55": "「おおおうッ!? あ、危なかったデス、\\n 見た目から攻撃が想像しづらいデスよ……ッ」",
|
||||
"389000331_56": "「切ちゃんッ!?",
|
||||
"389000331_57": " ……ッ!! こっちにも来るッ!!」"
|
||||
}
|
42
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42
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|
@ -0,0 +1,42 @@
|
|||
{
|
||||
"389000332_0": "「い、一撃一撃が重くて仕方ないのデスッ!\\n なんなんデスか、今の穴はッ!」",
|
||||
"389000332_1": "「なんとか倒せた……。\\n 穴みたいに見えたけど、真っ黒黒の……『球』なのかな?」",
|
||||
"389000332_2": "「つまりはブラックホール・アルカ・ノイズ……デス?」",
|
||||
"389000332_3": "「ブラックホールって、\\n 穴でも球でもなかったような……」",
|
||||
"389000332_4": "「でも、これで貨物室まで進める。\\n 翼さんにも報告しつつ走ろう、切ちゃんッ!」",
|
||||
"389000332_5": "「こちら翼。どうした、2人とも。\\n 何か問題がッ!?」",
|
||||
"389000332_6": "「――あッ、翼さんッ! 聞こえてますかッ!?\\n こちらは無事です。ただ、おかしなアルカ・ノイズと遭遇しましたッ!」",
|
||||
"389000332_7": "「穴っていうか球っていうか……\\n 真っ黒黒でヘンテコなアルカ・ノイズデス」",
|
||||
"389000332_8": "「通常のアルカ・ノイズよりも一段と強いように感じました。\\n 翼さんも、どうか警戒を……」",
|
||||
"389000332_9": "「ああ、承知した。こちらにはまだ現れていないが……\\n 2人とも、くれぐれも気を付けるのだぞ」",
|
||||
"389000332_10": "「はいデスッ!\\n このまま調と貨物室に向かうデスよッ! 以上、通信終わりデスッ!」",
|
||||
"389000332_11": "(……真っ黒穴っころノイズ、2人で1体に苦戦したデス。\\n 調も……)",
|
||||
"389000332_12": "「はぁ、はぁ……」",
|
||||
"389000332_13": "(やっぱり、消耗してるデス。\\n アタシはまだ余力があるデスが、このまま次がきたら――)",
|
||||
"389000332_14": "「……ッ!?」",
|
||||
"389000332_15": "「き、きり、ちゃん……\\n このプレッシャー……ッ!」",
|
||||
"389000332_16": "「アタシもビンビンに感じてるデスよ……ッ!\\n 貨物室の、中からデス……ッ!」",
|
||||
"389000332_17": "「これ、やっぱりさっきニケから感じた……」",
|
||||
"389000332_18": "「それでも……\\n 相手がなんだろうと、怯むわけにはいかないデスよッ!」",
|
||||
"389000332_19": "「いちにのさんで開けるデス。\\n 準備はいいデスか、調ッ!」",
|
||||
"389000332_20": "「うん……ッ!\\n 切ちゃんと2人でなら、いつだってッ!」",
|
||||
"389000332_21": "「2人とも、聞こえるかッ!?」",
|
||||
"389000332_22": "「わッ!?\\n は、はい、こちら月読ッ!」",
|
||||
"389000332_23": "「今しがた報告をくれた穴アルカ・ノイズが、こちらにも出現したッ!\\n 場所はメインホール、数は――ぐああッ!」",
|
||||
"389000332_24": "「……ッ!」",
|
||||
"389000332_25": "「ッく、2人が戻るまでは持ち堪えてみせる。\\n だが、なるべく早い援軍を頼むッ!」",
|
||||
"389000332_26": "「き、切れちゃった……」",
|
||||
"389000332_27": "「調は、翼さんと合流するデスよ」",
|
||||
"389000332_28": "「切ちゃんッ!?」",
|
||||
"389000332_29": "「翼さんの声、そうとう切羽詰まってたデス。\\n 調も、さっきの穴アルカ・ノイズのせいでだいぶ消耗してる……」",
|
||||
"389000332_30": "「でも、あの穴アルカ・ノイズ複数を1人で相手取る翼さんが、\\n 今一番危ないデス。調なら、まだやれるデスよねッ!」",
|
||||
"389000332_31": "「ニケの確認はアタシ1人で十分デスッ!",
|
||||
"389000332_32": " すぐに翼さんの援護に行ってあげてほしいデスッ!」",
|
||||
"389000332_33": "「でも、何が起こっているのかわからないのに、\\n 切ちゃん1人を置いていくなんて……ッ」",
|
||||
"389000332_34": "「調」",
|
||||
"389000332_35": "「ぜったいぜったい、大丈夫デスッ!\\n だってアタシは、調と分けっこしたツバサを持ってるデスからッ!」",
|
||||
"389000332_36": "「――……ッ!」",
|
||||
"389000332_37": "「……わかった。\\n 翼さんの助太刀はわたしに任せてッ!」",
|
||||
"389000332_38": "「……ッ、1人になった途端、\\n ニケのプレッシャーが重くなった気がするデスね……」",
|
||||
"389000332_39": "「それでも、アタシは……」"
|
||||
}
|
16
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16
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|
@ -0,0 +1,16 @@
|
|||
{
|
||||
"389000341_0": "「今のわたしに出せる最高速度で、\\n 翼さんのもとに――ッ!」",
|
||||
"389000341_1": "(切ちゃん、わたしが消耗してるのにきっと気付いてた)",
|
||||
"389000341_2": "(不甲斐ない……のに、それでも",
|
||||
"389000341_3": " 翼さんの助太刀に足る力だと信じてくれたこと、すごく嬉しい)",
|
||||
"389000341_4": "(切ちゃんだって消耗してなかったわけじゃない……\\n わたしがそれに気付いてることも、きっと気付いてたよね)",
|
||||
"389000341_5": "(それでも、『お互いに』大丈夫だって、言外に言ってくれた。\\n 力いっぱいわたしの背中を押してくれた……)",
|
||||
"389000341_6": "「だったらわたしは、\\n それに報いてみせるだけ……ッ!」",
|
||||
"389000341_7": "「『球』……ううん、アルカ・ノイズッ!?」",
|
||||
"389000341_8": "「――」",
|
||||
"389000341_9": "(これの相手を、1人で……ッ!?\\n この状況で……ッ!)",
|
||||
"389000341_10": "「…………違う」",
|
||||
"389000341_11": "「やれるか、じゃない、やるんだ……ッ!\\n わたしはおまえを倒して、翼さんのところへ行くッ!」",
|
||||
"389000341_12": "「切ちゃんだって、自分にやれることを最大限やろうとしてるッ。\\n わたしだって、やってやる……ッ!!」",
|
||||
"389000341_13": "「ザババの双刃、\\n ここにいるのが片刃だからとなめないでッ!!」"
|
||||
}
|
20
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20
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|
@ -0,0 +1,20 @@
|
|||
{
|
||||
"389000342_0": "「……これは……\\n 本当になんなんデスか……」",
|
||||
"389000342_1": "「フワフワ? ピカピカ?\\n どうしてそんなに光ってるデスか、ニケさん……」",
|
||||
"389000342_2": "――",
|
||||
"389000342_3": "「…………ハッ!\\n 思わず話しかけてしまったデスッ!?」",
|
||||
"389000342_4": "「ぬいぐるみに話しかけるのとはわけが違うデスのにッ!\\n ニケさんがなんだか親しみやすいから――ッ!」",
|
||||
"389000342_5": "――",
|
||||
"389000342_6": "(……そうデス。親しみやすいのデス。\\n たしかに、このすごい力はニケさんから感じるデスよ)",
|
||||
"389000342_7": "(でも、アタシたちも、今までそれなりに肌で感じてきたデス。\\n 怖いものや、悪意のあるものから……)",
|
||||
"389000342_8": "(こんなに純粋な力を感じることはなかった。\\n どうしてデスかね……)",
|
||||
"389000342_9": "――",
|
||||
"389000342_10": "「どうして、こんなに懐かしい気持ちになるデスか……?」",
|
||||
"389000342_11": "「わからないデス。\\n でも、ニケさんを見てると想い出が溢れてくるデスよ……ッ」",
|
||||
"389000342_12": "「アタシたちにとっての、理想の、完璧な世界を目指したこと……\\n アタシが嫌な子だったせいで、調と大喧嘩したこと……」",
|
||||
"389000342_13": "「一歩どころじゃない、アタシたちに足りなかったものを\\n まざまざ見せつけられて……たくさん負けたデスね」",
|
||||
"389000342_14": "「どうして……急にこんなことを思い出させるデスか。\\n ニケさんの、力デスよね……?」",
|
||||
"389000342_15": "「ニケさんがどんな表情をしているのか、わからないデス……\\n 頭も、手足もなくって、情報量が足りなさすぎデスよ……」",
|
||||
"389000342_16": "――",
|
||||
"389000342_17": "「それでも、あなたに触れたら……\\n 少しは、あのときよりも……わかることができるデスか……?」"
|
||||
}
|
42
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42
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|
@ -0,0 +1,42 @@
|
|||
{
|
||||
"389000411_0": "完全なるアルカ・ノイズ",
|
||||
"389000411_1": "「――」",
|
||||
"389000411_2": "「この球アルカ・ノイズ、反応がなさすぎて\\n 攻撃しても効いてるのか、わからないッ!」",
|
||||
"389000411_3": "「しかも、影のように見えて硬いッ!\\n シュルシャガナが刃こぼれでもしそう……ッ」",
|
||||
"389000411_4": "「でもやるしかない、翼さんを待たせてるんだ……。",
|
||||
"389000411_5": " 切ちゃんだってがんばってるッ!」",
|
||||
"389000411_6": "「そこを、どけぇぇぇーッ!」",
|
||||
"389000411_7": "「はぁ、はぁ……ッ!\\n これで……」",
|
||||
"389000411_8": "「――ッ!?」",
|
||||
"389000411_9": "「増えたッ!?」",
|
||||
"389000411_10": "「……ううん、怯んでる場合じゃないッ!\\n 切ちゃんは言ってくれたッ!!」",
|
||||
"389000411_11": "「わたしたちは『ツバサ』を分けっこした『<ruby=ふたり>一翼</ruby>』だってッ!」",
|
||||
"389000411_12": "「2人でいれば、もっと飛べる。\\n でも、わたしは、だからこそ今だって1人じゃないッ」",
|
||||
"389000411_13": "「これを<ruby=欠けてる>片翼</ruby>だなんて、思わないでッ!」",
|
||||
"389000411_14": "「――ッ!?\\n さっきも感じたものすごいプレッシャー……ッ!?」",
|
||||
"389000411_15": "「でも、なんだか――」",
|
||||
"389000411_16": "「え……ッ!?\\n こ、これって……」",
|
||||
"389000411_17": "「……くッ!?」",
|
||||
"389000411_18": "「す、すごい……。\\n 咄嗟の迎撃だったのに、出力が全然違う……ッ!?」",
|
||||
"389000411_19": "「それにこの攻撃、わたしだけの力じゃない……\\n まるで切ちゃんのイガリマみたいな……」",
|
||||
"389000411_20": "「これなら――この、切ちゃんみたいな優しくて強い力ならッ!\\n わたしは、おまえらなんかに負けはしないッ!」",
|
||||
"389000411_21": "「切ちゃんだって、\\n ニケの無事を確認したら、きっとすぐにでも……ッ!」",
|
||||
"389000411_22": "「その通りデースッ!!」",
|
||||
"389000411_23": "「切ちゃんッ!?」",
|
||||
"389000411_24": "「間一髪セーフ……なんてこともなかったデスね。\\n さすが調デスッ!」",
|
||||
"389000411_25": "「でも、遅くなってごめんデスッ!」",
|
||||
"389000411_26": "「切ちゃんも新しいギアをッ!?\\n 今の攻撃、まるでわたしの……ッ」",
|
||||
"389000411_27": "「デスデスッ!\\n アタシも、調から力をもらったデスからッ!」",
|
||||
"389000411_28": "「じゃあ、わたしのこのギアも、やっぱり……」",
|
||||
"389000411_29": "「はいデスッ! うまくは言えないデスが、感じるデスよ。\\n ニケさんを通じてアタシたちの力が、想いが1つになったデスッ!」",
|
||||
"389000411_30": "「ん……およ……もしかすると逆デスかね?\\n 別々だからこそ1つ……うう、わからなくなってきたデス」",
|
||||
"389000411_31": "「そうだね……詳しいことはわからないけど、\\n これならあのアルカ・ノイズ相手でも――」",
|
||||
"389000411_32": "「十二分に戦えるのデスッ!!」",
|
||||
"389000411_33": "「やろう、切ちゃんッ!」",
|
||||
"389000411_34": "「だって、わたしのところに来てくれたんだもの。\\n ニケも無事だったんでしょう?」",
|
||||
"389000411_35": "「無論デスッ!\\n この力、ニケはきっとこう言ってるデスよッ」",
|
||||
"389000411_36": "「1つのツバサ、2人揃って穴アルカ・ノイズを\\n ケチョンケチョンにしてやれってッ!」",
|
||||
"389000411_37": "「フフ。\\n うん、わたしもそう思う」",
|
||||
"389000411_38": "「だから――」",
|
||||
"389000411_39": "「わたし(アタシ)たちのザババの『双翼』、\\n とくと味わってもらう(デス)ッ!」"
|
||||
}
|
13
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13
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|
@ -0,0 +1,13 @@
|
|||
{
|
||||
"389000412_0": "「やってやったデスッ!\\n 穴っころが調子に乗りすぎデースッ!」",
|
||||
"389000412_1": "「フフ……\\n 切ちゃんにとってはあれは球じゃなくて穴なんだね」",
|
||||
"389000412_2": "「穴でも球でも、もうどっちでもいいデスよッ!\\n 何言ってるかは伝わるデスからッ」",
|
||||
"389000412_3": "「うん。今はそれより、このギア、だよね。\\n わたしの技はまるで切ちゃんみたいになって……」",
|
||||
"389000412_4": "「アタシの技も、いつもの調みたくなったデスよ」",
|
||||
"389000412_5": "「うん。\\n やっぱりこれ、わたしたちの力だけじゃなくて……」",
|
||||
"389000412_6": "「デスデス。アタシたちの、別々の力を……\\n たぐって、あつめて、1つのツバサにしてくれてるような」",
|
||||
"389000412_7": "「うん、でも――」",
|
||||
"389000412_8": "「デスね、とりあえず……」",
|
||||
"389000412_9": "「細かいことは後回し(デス)ッ!」",
|
||||
"389000412_10": "「難しい考えは、考えてくれる人にお任せで、\\n 翼さんのところに急いで戻るデスッ!」"
|
||||
}
|
55
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55
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|
@ -0,0 +1,55 @@
|
|||
{
|
||||
"389000421_0": "「わたしを置いて、彼らにその魔手伸ばせると思うなッ!」",
|
||||
"389000421_1": "「皆さんは後方の扉から脱出をッ!\\n わたしが食い止めている間に、早くッ!」",
|
||||
"389000421_2": "「た、助かりますッ!\\n 貴方もどうか、いえ、絶対に無事でッ!」",
|
||||
"389000421_3": "「ええ、必ずや果たしてみせましょうッ!」",
|
||||
"389000421_4": "「……ッ!?」",
|
||||
"389000421_5": "「な、なんだアイツらッ!\\n 何もないところから急に現れた……ッ!?」",
|
||||
"389000421_6": "「行ってください、早くッ!!」",
|
||||
"389000421_7": "「――ッ!\\n すみませんッ!」",
|
||||
"389000421_8": "「その出立ち……。\\n やはり錬金術師かッ!」",
|
||||
"389000421_9": "「……」",
|
||||
"389000421_10": "「……」",
|
||||
"389000421_11": "「応えよッ!」",
|
||||
"389000421_12": "「否……。\\n 我らは『完全』を求め、真実を探究する者……」",
|
||||
"389000421_13": "「この船にある『サモトラケのニケ』を貰い受けに来た」",
|
||||
"389000421_14": "「さぁ、差し出せ。\\n 然らばその命、見逃してやろう」",
|
||||
"389000421_15": "「このわたしを、防人の剣を前に、道理の通らぬ御託を並ぶるとは。\\n 後悔は先に立たぬものと知れッ!」",
|
||||
"389000421_16": "「愚かな。ヒトという不完全な個々に、\\n 道理……『完全』など通せるはずもない」",
|
||||
"389000421_17": "「その羽……ッ。",
|
||||
"389000421_18": " 同じローブを纏っているが……貴様が党首か?」",
|
||||
"389000421_19": "「……如何にも。\\n だが、それになんら益体はない」",
|
||||
"389000421_20": "「行け、同志よ。\\n 私たちの目指す、完全なる存在が為に」",
|
||||
"389000421_21": "「……」",
|
||||
"389000421_22": "「……」",
|
||||
"389000421_23": "「待てッ!\\n 行かせてなるものかッ!!」",
|
||||
"389000421_24": "「いいや、ここでお前は死ぬのだよ」",
|
||||
"389000421_25": "「このアルカ・ノイズは、やはり貴様らの……ッ」",
|
||||
"389000421_26": "「如何にも。\\n 我らが使役するは、<ruby=リプリート>完全なる</ruby>アルカ・ノイズ」",
|
||||
"389000421_27": "「不全なヒトの身で、\\n 我らが『完全』の一端に触れ、滅されることを幸福に思うがいい」",
|
||||
"389000421_28": "「く……ッ!」",
|
||||
"389000421_29": "「美しくもなく、くだらない凡人の命……護るべくもないものを\\n 選んだがために、お前はここで無駄に苦しむことになる」",
|
||||
"389000421_30": "「美しくもない、くだらないもの……?\\n 貴様はいったいこの世界の何を見ているというのか」",
|
||||
"389000421_31": "「果敢に生きる人々を護る、それこそがわたしの、\\n 防人の務めッ!」",
|
||||
"389000421_32": "「護るべくを護り、挫くべくを挫く……。\\n 如何にそれが難くとも、この剣で斬り払ってみせようッ!」",
|
||||
"389000421_33": "「それでこそ翼さんデスッ!」",
|
||||
"389000421_34": "「わたしたちも力になりますッ!」",
|
||||
"389000421_35": "「な……ッ!?」",
|
||||
"389000421_36": "「月読ッ、暁ッ!?\\n その姿はいったい……」",
|
||||
"389000421_37": "「ごめんなさいデスが、\\n アタシたちにもうまく説明できる気がしないデスよ」",
|
||||
"389000421_38": "「だから、今はまずなすべきことをッ!」",
|
||||
"389000421_39": "「……ああ、その通りだ。",
|
||||
"389000421_40": " ゆくぞッ!!」",
|
||||
"389000421_41": "「なん……だと……?\\n その力は、まさか……ッ!!」",
|
||||
"389000421_42": "「信じられん……。\\n 何故不全なヒトごときに……」",
|
||||
"389000421_43": "「……許せるものかッ!\\n 叩き潰せ、我らの完美よッ!!」",
|
||||
"389000421_44": "「何故だッ!? このような装束、美の欠片もない!\\n 何故このような輩に力を貸したのだ――ッ!?」",
|
||||
"389000421_45": "「げ、ゲオルク様……。\\n 落ち着いてくださいッ!」",
|
||||
"389000421_46": "「そうですぞ、我らの本懐を遂げなければ」",
|
||||
"389000421_47": "「……本懐?\\n この作戦を共にしている、貴様らがそれを言うのか……」",
|
||||
"389000421_48": "「だが…………だが、確かにその通りだ。",
|
||||
"389000421_49": " 急ぐぞ、完全なる美を私たちのもとに」",
|
||||
"389000421_50": "「逃げ散らかすとは卑怯デスッ!」",
|
||||
"389000421_51": "「追いかけたいのは山々だけど、今は……」",
|
||||
"389000421_52": "「ああ、この場を諫めねば、乗組員たちの命すらも危うい。\\n 急ぎ決着し、追うぞッ!」"
|
||||
}
|
27
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Normal file
27
Missions/event082/389000422_translations_jpn.json
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|
@ -0,0 +1,27 @@
|
|||
{
|
||||
"389000422_0": "「これで『穴』は全部消えたデスね」",
|
||||
"389000422_1": "「うん、『黒い球』だね」",
|
||||
"389000422_2": "「あの者……ゲオルクとやらは、\\n 『リプリート・アルカ・ノイズ』と呼んでいたな」",
|
||||
"389000422_3": "「リプリート……完全なる、か」",
|
||||
"389000422_4": "「……」",
|
||||
"389000422_5": "「ところで2人とも、そのギアなのだが――」",
|
||||
"389000422_6": "「……多分デスが、\\n これはニケさんが力を貸してくれたのデス」",
|
||||
"389000422_7": "「ニケ……さん?\\n 『サモトラケのニケ』のことか?」",
|
||||
"389000422_8": "「はい。わたしもそう感じていて……\\n さっきの人の反応で、確信できました」",
|
||||
"389000422_9": "「……詳しく聞こう。\\n 奴らを追いながらな」",
|
||||
"389000422_10": "「なるほど……。\\n 先程、月読たちが窮地に陥ったときに――」",
|
||||
"389000422_11": "「切ちゃんとわたしは2人で一翼。\\n そう考えたら、急に貨物室のほうから力が届いて……」",
|
||||
"389000422_12": "「ぶわわわわーッ!",
|
||||
"389000422_13": " ……と、こんな感じになってたのデスよ」",
|
||||
"389000422_14": "「ニケの力なのかどうか、\\n 本当に感覚でしかないんですけど……」",
|
||||
"389000422_15": "「多分なのデスが、ニケさんの力は悪いものじゃないデス。\\n とても強くて、それでも『足りない』何かの力デス」",
|
||||
"389000422_16": "「わたしも上手く言えないんですけど、\\n このギアを纏っていると、そう感じるんです」",
|
||||
"389000422_17": "「あの、ゲオルクという人の持つ聖遺物の力とは、\\n 相反する何か……なんじゃないかって」",
|
||||
"389000422_18": "「うむ……。\\n 詳らかなところはエルフナインの意見を乞うとしよう」",
|
||||
"389000422_19": "「元よりそのつもりデスが、\\n あんな奴らに絶対にニケさんは渡してなるものか、デスッ!」",
|
||||
"389000422_20": "「ゲオルクの言動からして、\\n 恐らく真っ直ぐにニケのもとへ向かったに違いない、急ぐぞッ!」",
|
||||
"389000422_21": "「大事なものを護るための力を貸してくれて……」",
|
||||
"389000422_22": "「きっと、さっきはアタシに『行け』って\\n 言ってくれていたデスよね、ニケさん……ッ!」",
|
||||
"389000422_23": "「うん。",
|
||||
"389000422_24": " だから――今度はわたしたちが、護る番ッ!」"
|
||||
}
|
61
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61
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|
@ -0,0 +1,61 @@
|
|||
{
|
||||
"389000511_0": "不全より解き放つ者",
|
||||
"389000511_1": "「あッ!",
|
||||
"389000511_2": " いました、ニケの目の前に……ッ!」",
|
||||
"389000511_3": "「くッ、近すぎるッ!\\n 下手に仕掛けてはニケを巻き込んでしまう……」",
|
||||
"389000511_4": "「<size=25>……ッ、機会を伺いましょう。\\n 息を潜めて……ッ</size>」",
|
||||
"389000511_5": "「……ニケよ、どうしてだ。\\n そなたを完美としてやろうというのに、何故拒むのだ……?」",
|
||||
"389000511_6": "――――",
|
||||
"389000511_7": "「多くのヒトが今のそなたの姿を美しいと称えるが、\\n それは不全であるが故の感情から来るものだ」",
|
||||
"389000511_8": "「欠けているが故に、欠けたものを尊ぶ?",
|
||||
"389000511_9": " ……馬鹿馬鹿しい」",
|
||||
"389000511_10": "「尊ぶふりをして、不幸な不全を己の勝手な妄執で\\n 埋めているだけだッ!」",
|
||||
"389000511_11": "「そんな賛美に意味はない。私には『解る』。\\n そなたは本来、もっとッ! 眩むほどに美しいッ!」",
|
||||
"389000511_12": "「誰もが等しくそなたを讃え、<ruby=たが>違</ruby>う視点に悲しむこともない。\\n それこそが、そなたの持つべき完美であろう……ッ!?」",
|
||||
"389000511_13": "「私だけが、この力を以て、そなたを完美へと回帰させられる。\\n 不完全な美しさなど棄ててしまえッ!」",
|
||||
"389000511_14": "「<size=25>あの人、まさかニケに話しかけているの……?</size>」",
|
||||
"389000511_15": "「<size=25>……気持ちはわかるデスが、\\n 同じ気持ちだとは微塵も思わないデスね</size>」",
|
||||
"389000511_16": "「<size=25>魔の鏡に映った、\\n 究極の美の面影を追い求めるが如しか……</size>」",
|
||||
"389000511_17": "――",
|
||||
"389000511_18": "「……? どうしたのだ、ニケよ。",
|
||||
"389000511_19": " この力の流れは――……ッ!?」",
|
||||
"389000511_20": "「まさかッ!」",
|
||||
"389000511_21": "「く……気取られたッ!」",
|
||||
"389000511_22": "「それなら、\\n ドドンと出るトコ出るまでデスッ!」",
|
||||
"389000511_23": "「ゲオルクッ!\\n 貴様の狼藉もここまでだッ!」",
|
||||
"389000511_24": "「もう逃げられないデスよッ!」",
|
||||
"389000511_25": "「貴様ら……」",
|
||||
"389000511_26": "「<size=40>貴様ら、正気かッ!?</size>」",
|
||||
"389000511_27": "「……ッ!?」",
|
||||
"389000511_28": "「な、なんだってそんなに悲しそうに叫ぶデスかッ!?",
|
||||
"389000511_29": " その言葉、そっくりそのままブーメランでお返しするデスよッ!」",
|
||||
"389000511_30": "「ニケの気紛れであろうが……その力の片鱗を身に受けながら、\\n この不全の世の歪さに目を瞑るのか……」",
|
||||
"389000511_31": "「何を言って……」",
|
||||
"389000511_32": "「…………」",
|
||||
"389000511_33": "「ヒトの世は不全だ……唯一美しき完全であるはずの世界すら、\\n 誰ぞには煉獄、誰ぞには地獄と化す……ッ!」",
|
||||
"389000511_34": "「故にこそ、必要なのだッ!\\n 不全のヒトを導く、唯一絶対の完全なる戦女神が……ッ!!」",
|
||||
"389000511_35": "「『完全』『完美』ッ! それは、遍く不全の導となろうッ!!\\n それ故の……ッ」",
|
||||
"389000511_36": "「それ故の、ニケを不全から解放せしめんとする場だぞッ!?\\n この神聖な儀式を解さぬ不全の愚者どもが……ッ!」",
|
||||
"389000511_37": "「邪魔を、するなッ!!」",
|
||||
"389000511_38": "「アルカ・ノイズ……ッ!\\n いや、奴の言葉を借りれば、リプリート・アルカ・ノイズかッ!」",
|
||||
"389000511_39": "「まだこれほどまでに手駒を残していたとは……ッ」",
|
||||
"389000511_40": "「錬金術もまた、『完全』へと至るべくための学問」",
|
||||
"389000511_41": "「その落とし仔であるアルカ・ノイズと、\\n 『完全』の概念は相性が良い……」",
|
||||
"389000511_42": "「せめて、喜ぶがいい。貴様たちとの戦闘データも、\\n アルカ・ノイズを完全へと至らせる糧の1つとなった」",
|
||||
"389000511_43": "「どういうこと……?」",
|
||||
"389000511_44": "「聖遺物の力の一端を纏うシンフォギア装者……」",
|
||||
"389000511_45": "「その力を解析し、同じく聖遺物の力の一端を組み込み\\n 強化したものがリプリート・アルカ・ノイズだ」",
|
||||
"389000511_46": "「まさか……\\n この前の大量のアルカ・ノイズとの戦闘が……ッ!?」",
|
||||
"389000511_47": "「完全に至りしモノを前にしては、\\n 不完全な概念など、何もかもが無意味ッ!」",
|
||||
"389000511_48": "「な、何言ってるかさっぱりデスよッ!?\\n まずは説明能力を完全にしてきてほしいデスッ!!」",
|
||||
"389000511_49": "「……案ずるな、わかっているとも。\\n 貴様たちに……『解る』べくもないことは」",
|
||||
"389000511_50": "「一度は……いいや、幾度も期待をした。\\n 唯一絶対の『完全』こそが美しいと、いつかは誰もが<ruby=し>識</ruby>るだろうと」",
|
||||
"389000511_51": "「だが、それこそが私の愚かさだった。――道理だ。\\n 不全のヒトごときである私は、『完全』に至れない……」",
|
||||
"389000511_52": "「――故に、ここで終わらせるのだ」",
|
||||
"389000511_53": "「不完全な者として、『完全』を<ruby=こいねが>希</ruby>うッ!!\\n ニケを不全より解放し、完美なる戦女神をここに降臨させる……ッ!」",
|
||||
"389000511_54": "「それこそが……ああ、わかったのだ。",
|
||||
"389000511_55": " 理解しているともッ! それこそが、私の使命ッ!!」",
|
||||
"389000511_56": "「来るぞッ!」",
|
||||
"389000511_57": "「あの『黒い球』がどんな手強い相手だろうと…!」",
|
||||
"389000511_58": "「アタシたちに……ううん、アタシたちだけじゃないッ!\\n 力を貸してくれる想いにも、勝てるなんて思わないことデスッ!」"
|
||||
}
|
35
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35
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|
@ -0,0 +1,35 @@
|
|||
{
|
||||
"389000512_0": "「わ、私のリプリート・アルカ・ノイズが……ッ!」",
|
||||
"389000512_1": "「今ので最後」",
|
||||
"389000512_2": "「これぐらいで、よく『完全』だなんて言えたものデスッ!」",
|
||||
"389000512_3": "(これはあのギアの力か……? 先程も感じたが、\\n 月読と暁の戦闘方法が、これまでのそれとは異なっている……)",
|
||||
"389000512_4": "「……あ、気になるデスか? 翼さん。\\n それならカンタンな話デスよ」",
|
||||
"389000512_5": "「わたしたちは、<ruby=ザババ>1つのツバサ</ruby>を2人で分けっこしているので。\\n 今なら……なんて言うか、わかるんです。いつもより、すごく」",
|
||||
"389000512_6": "「わたしが何を言いたいのか、どうして……\\n それに、1つのツバサを、2人で……?」",
|
||||
"389000512_7": "(それは……まるでわたしと奏のような……)",
|
||||
"389000512_8": "(わたしと奏が――否。\\n わたしが片翼であることと、2人のそれは、違うのか……?)",
|
||||
"389000512_9": "「ぐ……リプリート・アルカ・ノイズは、\\n 未だ『完全』にはなり得ぬというのか……ッ」",
|
||||
"389000512_10": "「だが――ニケよッ!\\n 『完全』に至りし、そなたならば……ッ!!」",
|
||||
"389000512_11": "「ッ!?\\n あの輝きは……ッ!」",
|
||||
"389000512_12": "「聖遺物の……ッ!\\n まさかあれが、『メフィストフェレスの薬』の力……ッ!?」",
|
||||
"389000512_13": "――――",
|
||||
"389000512_14": "「ニケよッ! 不全に囚われた哀れな戦女神よッ!\\n たとえ、そなたが不全を望もうが無駄なことッ!」",
|
||||
"389000512_15": "「契約により手に入れたこの力で……私がッ!\\n そなたを在るべき姿へと、還してやるッ!」",
|
||||
"389000512_16": "「いかんッ!\\n 奴を止めなければ……ッ!」",
|
||||
"389000512_17": "「アイツ、もうアタシたちのことが\\n 眼中にないデスッ!」",
|
||||
"389000512_18": "「く……ッ! なんて禍々しい気配……ッ!\\n なんとか、無力化を……ッ」",
|
||||
"389000512_19": "「ぐ……ッ!\\n これは……ッ!?」",
|
||||
"389000512_20": "「か、身体が動かないデス……ッ!」",
|
||||
"389000512_21": "「何が起きているの?\\n これも、聖遺物の力、なの……ッ!?」",
|
||||
"389000512_22": "「ハハ……ハハハッ! この現状こそが、\\n この場の力全てが、私の行いを肯定している証……ッ!」",
|
||||
"389000512_23": "「貴様らもそこで完全なる美の復活を――\\n 戦女神の降臨を、その瞳に焼き付けよッ!」",
|
||||
"389000512_24": "――――ッ!",
|
||||
"389000512_25": "「おお、おおおおッ!\\n 感じるぞ、力強い胎動を……ッ!」",
|
||||
"389000512_26": "「ぐっ……なんという力か……ッ! だが、それでも……ッ!",
|
||||
"389000512_27": " 月読、暁ッ、わたしの、後ろへ……ッ!」",
|
||||
"389000512_28": "「そ、そんな……ッ!\\n 翼さんッ!」",
|
||||
"389000512_29": "「ここまできて……\\n 何もできないなんてッ!」",
|
||||
"389000512_30": "「さあ、今こそその雄々しき表情を、その腕に携える鋭き剣を\\n 見せておくれ……完全なる私の女神、ニケよッ!」",
|
||||
"389000512_31": "「わたしが護ると、そう誓った……ッ!\\n させるものか……ッ」",
|
||||
"389000512_32": "「<size=40>させるものかァアアァッ!!</size>」"
|
||||
}
|
74
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74
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|
@ -0,0 +1,74 @@
|
|||
{
|
||||
"389000611_0": "『完全』に至る力",
|
||||
"389000611_1": "(…………暗い)",
|
||||
"389000611_2": "(……寒いのか、暑いのかも、わからない)",
|
||||
"389000611_3": "(ここは……どこだ……?\\n わたしは……何をしている……?)",
|
||||
"389000611_4": "(――ッ!\\n そうだ、わたしは……ッ!)",
|
||||
"389000611_5": "(月読は、暁は……\\n ニケは無事なのか?)",
|
||||
"389000611_6": "(身体が、動かない……よもや、わたしは負けたのか。\\n 誰も、何も護れずに?)",
|
||||
"389000611_7": "(今度こそ遅れは取らぬと、そう決意したのに……ッ!\\n わたしは、まだこれほどにも弱いのか……)",
|
||||
"389000611_8": "(…………)",
|
||||
"389000611_9": "(あの力……『メフィストフェレスの薬』だったか。\\n あの聖遺物には、時を戻す力があるといっていた)",
|
||||
"389000611_10": "(だとすれば、わたしの時間もまた、\\n 巻き戻されたということだろうか……?)",
|
||||
"389000611_11": "(ならば、今のわたしは何者だ……?\\n 赤子か? 胎児か……? それとも……)",
|
||||
"389000611_12": "「――」",
|
||||
"389000611_13": "(わたしを呼ぶ、声……?)",
|
||||
"389000611_14": "「――、――――」",
|
||||
"389000611_15": "(誰だ……わたしは、呼ばれているのか……?\\n 優しくて、あたたかい……この声は……)",
|
||||
"389000611_16": "(奏……ッ!?)",
|
||||
"389000611_17": "(そんなに優しい瞳でわたしを見ないで、奏。\\n 強くなると何度奏に誓っても、わたしはこんなにも無力なまま)",
|
||||
"389000611_18": "(数多の修羅場を潜り抜けて尚、\\n あのときから、何も変わっていない……)",
|
||||
"389000611_19": "(奏という片翼を失ったあのときから、\\n わたしの中の時間は、今もまだ……)",
|
||||
"389000611_20": "(どれだけの新たな絆を紡いでも、\\n 欠けた翼は、もう還らない。それなら、わたしは――)",
|
||||
"389000611_21": "「――」",
|
||||
"389000611_22": "(奏……?",
|
||||
"389000611_23": " 待って、行かないでッ)",
|
||||
"389000611_24": "(……違う。奏が行ってしまうわけじゃない、\\n わたしが、引っ張られているんだ――どこに?)",
|
||||
"389000611_25": "「――さん、翼さんッ!」",
|
||||
"389000611_26": "(ああ……そうか、この呼び声は……。\\n わたしが『今』帰るべき、奏のいない、不全の世界からの……)",
|
||||
"389000611_27": "(優しくて、残酷な――)",
|
||||
"389000611_28": "「翼さん……ッ!」",
|
||||
"389000611_29": "(ああ、わかってる。本当はわかっているんだ……\\n 奏がいない世界でも戦わなくちゃ――生きなくちゃ、って)",
|
||||
"389000611_30": "(何度心が泣き叫んでも、どれだけの喪失に<ruby=くずお>頽</ruby>れそうになっても。\\n それは、わたしを呼んでくれる誰かがいるからだけじゃない……)",
|
||||
"389000611_31": "「翼さん……ッ!\\n お願いデス、目を覚ましてくださいデスよ……ッ!」",
|
||||
"389000611_32": "(わたし自身が、<ruby=不完全な>奏がいなくなった</ruby>世界でも、そこに生ける人々を\\n 美しいと、護りたいと、何度だってそう思ったから……ッ!)",
|
||||
"389000611_33": "(ああ、そうだった。わたしはいつだって無力に等しい。",
|
||||
"389000611_34": " だが、それでも、この力こそがわたしを支えてくれていた……ッ)",
|
||||
"389000611_35": "(決して止まることなき時の流れの中で、\\n 紡ぎ、培い、重ねあわせてきたこの絆たちが……ッ!)",
|
||||
"389000611_36": "(あたたかな、光……。\\n この温もりと輝きは……)",
|
||||
"389000611_37": "(奏、あなたも、わたしの背を押してくれているの?",
|
||||
"389000611_38": " それとも……)",
|
||||
"389000611_39": "(いや、よそう。\\n 振り返らなくていい、今は……ッ!)",
|
||||
"389000611_40": "「くっ……ぅぅ……」",
|
||||
"389000611_41": "「翼さん……ッ!」",
|
||||
"389000611_42": "「2人とも……\\n 良かった、無事だったんだな」",
|
||||
"389000611_43": "「良かったはこっちの台詞デスッ!\\n 心臓がきゅきゅきゅーッとなったデスよ……」",
|
||||
"389000611_44": "「すまないな……わたしが気を失っている間、\\n ずっと呼びかけていてくれたのか?」",
|
||||
"389000611_45": "「デスデスッ! 多少寝起きが悪くたって、\\n 絶対起きてくれるって信じてたデスからッ!」",
|
||||
"389000611_46": "「どんなに傷付いても……防人の剣は、\\n 決して折れないことをわたしたちは知ってますから」",
|
||||
"389000611_47": "「それに、わたしたちを護って、そのまま――なんて。\\n わたしたちだって、諦められるわけがないです」",
|
||||
"389000611_48": "「そうか……そうだな。\\n 重ね重ねすまない、ありがとう」",
|
||||
"389000611_49": "「だが、おかげで再認識することができた」",
|
||||
"389000611_50": "「再認識……?」",
|
||||
"389000611_51": "「デス……?」",
|
||||
"389000611_52": "「2人の強さと、あたたかさだ。\\n 暗闇の中に在るものも、その光に手を伸ばさずにいられない――」",
|
||||
"389000611_53": "「え……ッ?」",
|
||||
"389000611_54": "「それはむしろ、きっと……\\n アタシたちが最初に翼さんたちにもらったものデスよ……」",
|
||||
"389000611_55": "「翼さん、状況は良くないです。わたしたちが目覚めたときには、\\n ゲオルクはもう、ここにいませんでした」",
|
||||
"389000611_56": "「アタシたちだけで追っても、悔しいデスが力足らずデス」",
|
||||
"389000611_57": "「だから、翼さんがちゃっちゃと起きてくれることを信じて\\n 呼びまくることにしたデスよッ!」",
|
||||
"389000611_58": "「行きましょう。ニケも、乗組員の人たちも護るために――\\n 翼さんの力が必要ですッ!」",
|
||||
"389000611_59": "「その判断に、感謝しよう。\\n ……わたしなどより、よほど的確な判断をしてくれたと思う」",
|
||||
"389000611_60": "「そんな……」",
|
||||
"389000611_61": "「……卑下しているわけではない。\\n だが、わかるのだ。わたしの力だけでは、到底足らぬとな」",
|
||||
"389000611_62": "「故に――月読、暁。",
|
||||
"389000611_63": " この事態を収めるべく、2人の力を貸してくれッ!」",
|
||||
"389000611_64": "「いくらだってッ!\\n 翼さんが嫌だって言っても押し掛けナントカデスよッ!」",
|
||||
"389000611_65": "「フ……さあ、行こうッ。",
|
||||
"389000611_66": " ここはまだ、敵の只中だッ!」",
|
||||
"389000611_67": "「はい(デス)ッ!!」",
|
||||
"389000611_68": "(そうだ、わたしはもう迷わないと決めたはず。\\n 時は戻らない……いや、戻してはいけないのだッ!)",
|
||||
"389000611_69": "(たとえわたし自身が容易く変われなくとも、\\n 不全のわたしを支えてくれる、こんなにも心強い友がいる)",
|
||||
"389000611_70": "(片翼のままだとて、支えがあればいくらだって飛べる。\\n その可能性をわたしは持っているのだ)",
|
||||
"389000611_71": "(今までも、そしてこれからもッ!\\n そうだよね、奏……ッ!)"
|
||||
}
|
33
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33
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|
@ -0,0 +1,33 @@
|
|||
{
|
||||
"389000621_0": "「2人とも、わたしが意識を失っている間に何があったのか……\\n もう少しばかり、詳しく教えてもらえるか?」",
|
||||
"389000621_1": "「はい。\\n まず、本部との通信は今も途絶えたままです」",
|
||||
"389000621_2": "「こちらからの定時連絡がない以上、\\n 向こうも異変には気付いていると思いますが……」",
|
||||
"389000621_3": "「船内での通信は問題なく、外部との連絡が遮断、か。\\n 恐らく、応援も見込めないと考えたほうがいいだろうな」",
|
||||
"389000621_4": "「はい。わたしたちだけで、\\n この事態をなんとかしなければならないと思います」",
|
||||
"389000621_5": "「ふぐぐ……元より覚悟の上デスが、\\n いざとなるとみんなのサポートが恋しいデス」",
|
||||
"389000621_6": "「違いない。",
|
||||
"389000621_7": " それで、ゲオルクとニケはどうなった?」",
|
||||
"389000621_8": "「言った通りデスね……実はアタシたちも気絶していて、\\n 気が付いたときには、ゲオルクの姿も、ニケも……」",
|
||||
"389000621_9": "「どういうことだ?\\n 3人ともみな倒れていたというのに……」",
|
||||
"389000621_10": "「ゲオルクは我々にトドメも刺さずに、\\n ニケを連れて姿を消したというのか……?」",
|
||||
"389000621_11": "「それは……わたしたちにもわかりません。\\n でも、状況証拠と、わたしの中の想いがそう告げている……」",
|
||||
"389000621_12": "「デスデス。ニケさんはまだ大丈夫な気がするデス。",
|
||||
"389000621_13": " 安心安全とは言えないデスが……」",
|
||||
"389000621_14": "「どうしてそう思う?」",
|
||||
"389000621_15": "「ンン、うまく説明できる自信はないデスけど……」",
|
||||
"389000621_16": "「この上――船の甲板のほうから、\\n 何か……大きな力のようなものを感じるデスよ」",
|
||||
"389000621_17": "「その力、わたしも感じています」",
|
||||
"389000621_18": "「このギアと同じような力……もしかしたら、ニケの……\\n 戦女神の力なのかもしれません」",
|
||||
"389000621_19": "「戦女神の力、か。\\n ではやはり、2人のそのギアは……」",
|
||||
"389000621_20": "「はいデスッ!\\n ニケさんがアタシたちに力を貸してくれたデスよッ!」",
|
||||
"389000621_21": "「わたしたちに、護るための力を預けてくれた。\\n だからこそ、わたしたちはニケを救けたい……ッ!」",
|
||||
"389000621_22": "「そうか……。\\n 彼女はわたしたちを、護ってくれていたのだな」",
|
||||
"389000621_23": "「だからこそ我々は、聖遺物の力の発現を前にしても、\\n 無事でいられることができた」",
|
||||
"389000621_24": "「はい。そして……もしかしたら、そのせいで消耗して、\\n ゲオルクに抵抗しきれなかったのかもしれない」",
|
||||
"389000621_25": "(先程の光……。\\n あのぬくもりと、輝きもまた、きっと――)",
|
||||
"389000621_26": "「『黒い球』ッ!?",
|
||||
"389000621_27": " ――じゃなくて、リプリート・アルカ・ノイズ……ッ!」",
|
||||
"389000621_28": "「まだ、こちらの動きを抑えるつもりは\\n あるということか……ッ!」",
|
||||
"389000621_29": "「そこを退くデスよッ!\\n アタシたちにトドメなんて刺せると思うなデスッ!」",
|
||||
"389000621_30": "「降りかかる火の粉は払うまでッ!\\n 2人とも、準備はいいな!」"
|
||||
}
|
27
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27
Missions/event082/389000622_translations_jpn.json
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|
@ -0,0 +1,27 @@
|
|||
{
|
||||
"389000622_0": "「どんなもんデースッ! 」",
|
||||
"389000622_1": "「リプリート・アルカ・ノイズを相手に、\\n これほどの力を発揮するとは……凄まじいな」",
|
||||
"389000622_2": "「このギアのおかげです。\\n 翼さんこそ、お怪我のほうは……」",
|
||||
"389000622_3": "「なんの、これしきの傷。\\n そんなことよりも……」",
|
||||
"389000622_4": "「ぐッ!」",
|
||||
"389000622_5": "「ッ!?\\n つ、翼さん……ッ!」",
|
||||
"389000622_6": "「だ、大丈夫デスかッ!?",
|
||||
"389000622_7": " やっぱり、さっきの怪我がまだ……ッ!」",
|
||||
"389000622_8": "「案ずるには及ばない。それよりも、やはりこの戦いは、\\n 2人の力こそが鍵になる。頼むぞ」",
|
||||
"389000622_9": "「が、合点デスッ!\\n 翼さんの分まで、アタシたちががんばるデスよッ!」",
|
||||
"389000622_10": "「このまま一気に甲板まで駆け上がってぇ、\\n 敵のラスボスをチョチョイのチョイ~っと……」",
|
||||
"389000622_11": "「切ちゃん、調子に乗りすぎ」",
|
||||
"389000622_12": "「『メフィストフェレスの薬』の正体もまだ明らかには\\n なってない。慎重になるところは、ならないと」",
|
||||
"389000622_13": "「もちろんそれはわかってるのデスッ。\\n さては調も、気張ってるデスね?」",
|
||||
"389000622_14": "「う……」",
|
||||
"389000622_15": "「慎重かつ、大胆に行けばいい。\\n 最速で、最短で、真っ直ぐに、一直線に……な」",
|
||||
"389000622_16": "「あ、それ……」",
|
||||
"389000622_17": "「立花がここにいれば、きっとそう言うだろう」",
|
||||
"389000622_18": "「フフ……そうですね」",
|
||||
"389000622_19": "「ここにいないみんなも、いつだって支えてくれてるデスね。",
|
||||
"389000622_20": " だったらアタシたちは――それを力に変えてやるデスッ!」",
|
||||
"389000622_21": "「…………」",
|
||||
"389000622_22": "「……思ったよりも、先程負った傷が深い。\\n あのときの、聖遺物の力の発現……」",
|
||||
"389000622_23": "「戦女神の加護を受けた2人とわたしとでは、\\n ダメージに差があるということか……?」",
|
||||
"389000622_24": "「いや、考えるのは後だ。\\n この身が剣を振るえる限り、今は前へと進むのみッ!」"
|
||||
}
|
48
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48
Missions/event082/389000631_translations_jpn.json
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|
@ -0,0 +1,48 @@
|
|||
{
|
||||
"389000631_0": "「こ、この惨状は……ッ!?」",
|
||||
"389000631_1": "「みんな倒れてるのデスッ!」",
|
||||
"389000631_2": "「これって、密輸組織の人たち……?」",
|
||||
"389000631_3": "「あ……うぅ……」",
|
||||
"389000631_4": "「息はあるッ!\\n しっかりしろ、いったい何が――」",
|
||||
"389000631_5": "「……ッ!?」",
|
||||
"389000631_6": "「そ、その人……\\n 顔が……まるで……ッ!」",
|
||||
"389000631_7": "「な、なんデスか、これ……ッ!\\n まるでヒトとは思えないデスよ……ッ!?」",
|
||||
"389000631_8": "「顔だけではない……腕も、脚もッ!",
|
||||
"389000631_9": " 異形と化した者たち……この力はいったいッ!?」",
|
||||
"389000631_10": "「だ……誰か……そこにいるのか……」",
|
||||
"389000631_11": "「くッ……",
|
||||
"389000631_12": " 無理に喋るな、酷い有様だ……ッ!」",
|
||||
"389000631_13": "「ゲ、ゲオルク様が……俺たちのリーダーが……\\n 聖遺物の……力で……止めてくれ、どうか……」",
|
||||
"389000631_14": "「やはり……『メフィストフェレスの薬』かッ!」",
|
||||
"389000631_15": "「アレは、時間を戻す力のはずじゃ……」",
|
||||
"389000631_16": "「でも、だったらどうして\\n みんなこんな……化け物みたいにされてるデスかッ!?」",
|
||||
"389000631_17": "「それとも人間は、昔はみんな\\n 化け物モドキだったとでもいうデスかッ!?」",
|
||||
"389000631_18": "「そんなことがあってたまるものかッ!\\n これは……ッ!」",
|
||||
"389000631_19": "「ど、どうして……こんなことに……」",
|
||||
"389000631_20": "「お、俺たちはただ……\\n 『完全』を……見たかっただけ……なの……に……」",
|
||||
"389000631_21": "「かん……ぜん……?」",
|
||||
"389000631_22": "「…………」",
|
||||
"389000631_23": "「――ッ!」",
|
||||
"389000631_24": "「翼さん……」",
|
||||
"389000631_25": "「…………」",
|
||||
"389000631_26": "「先程、わたしたちが気を失う直前。\\n 凄まじいプレッシャーを感じただろう?」",
|
||||
"389000631_27": "「え……? は、はい。",
|
||||
"389000631_28": " ものすごい、純粋な力の塊みたいな……」",
|
||||
"389000631_29": "「すっごく重くて、あの場では、アレが良いものか悪いものかなんて\\n 考える余裕もなかったデスけど……」",
|
||||
"389000631_30": "「ああ。\\n 恐らく、あの場には2つの力が在った」",
|
||||
"389000631_31": "「1つは、ゲオルクの『メフィストフェレスの薬』の力。",
|
||||
"389000631_32": " もう1つは……この状況から察するに、ニケのものだ」",
|
||||
"389000631_33": "「ニケさんの、デス?」",
|
||||
"389000631_34": "「あのとき、ゲオルクの持つ聖遺物の力は確かに及んでいたのだろう。\\n この者たちが……こうなっているのは、その証左だ」",
|
||||
"389000631_35": "「だが、あれほどまでに間近でその力の発露を受けながらも、\\n わたしたちは影響を受けていない……」",
|
||||
"389000631_36": "「じゃあ、わたしたち……」",
|
||||
"389000631_37": "「ああ。ニケに護られていなければ、\\n 我々も……こうなっていたのかもしれんな」",
|
||||
"389000631_38": "「しかし……これではっきりした」",
|
||||
"389000631_39": "「そうですね。『メフィストフェレスの薬』の有する力は、\\n 時間を戻す力なんかじゃない……」",
|
||||
"389000631_40": "「この人……『完全』が見たかったって……\\n 止めてくれって、どういう意味なんだろう?」",
|
||||
"389000631_41": "「こんな恐ろしい力で、いったい何をしようと……」",
|
||||
"389000631_42": "「ゲオルクの目的は、未だ理解が及ばぬ……。\\n ただ、1つ言えることは……」",
|
||||
"389000631_43": "「これ以上、この力に侵される人々を、\\n 決して増やしてはならないということだ……ッ!」",
|
||||
"389000631_44": "「はい。\\n ゲオルクを倒し、ニケを奪還する……ッ!」",
|
||||
"389000631_45": "「やることはシンプルデスッ!\\n アタシたちは、アタシたちが今できることをッ!!」"
|
||||
}
|
40
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40
Missions/event082/389000711_translations_jpn.json
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|
@ -0,0 +1,40 @@
|
|||
{
|
||||
"389000711_0": "チカラを纏う者たち",
|
||||
"389000711_1": "「――――」",
|
||||
"389000711_2": "「こんなところにも、聖遺物の被害者が……」",
|
||||
"389000711_3": "「それに、ここに来るまでに転がっていた美術品も\\n なんだかヘンテコな感じがしたデスよ」",
|
||||
"389000711_4": "「アレも聖遺物の影響なんデスか……?」",
|
||||
"389000711_5": "「ここに至っても、我々では『メフィストフェレスの薬』の力を\\n 断定することができないのが痛いが……」",
|
||||
"389000711_6": "「あれらが、美術品たちの本来の姿だった……\\n 『完全』なる姿だったとも言えるかもしれないな」",
|
||||
"389000711_7": "「そう、なのかもしれません……資料で見ていたものよりも、\\n きれいになってたり、直っていたものもあったり……」",
|
||||
"389000711_8": "「え、そうデスか? どれもブッ飛んでたように思うデスが。",
|
||||
"389000711_9": " むぅ……芸術は難しいデス」",
|
||||
"389000711_10": "「い、いいなって思うモノは、\\n きっと人それぞれだからッ」",
|
||||
"389000711_11": "「――船の乗組員たちは、無事だろうか。\\n どこかに隠れてくれていればいいのだが……」",
|
||||
"389000711_12": "「デスデス。こんな地獄みたいな景色、\\n もうたくさんデスよッ!」",
|
||||
"389000711_13": "「これが聖遺物の力、なんだよね。\\n わたしたちも、その一端をギアとして身に纏っているけど……」",
|
||||
"389000711_14": "「こういう惨状を目の当たりにすると思うことがあるの。\\n 聖遺物は、本来ヒトの手に余る脅威でしかないのかもって」",
|
||||
"389000711_15": "「わたしたちも過去にその力に<ruby=すが>縋</ruby>ったことがあった。\\n 人類を救うなんて、独善的な考えのもとに……」",
|
||||
"389000711_16": "「……だからこそ、気付いてしまったんです」",
|
||||
"389000711_17": "「ゲオルクも、もしかしたら、って。\\n 何かに絶望して、そのせいで、何かが見えなくなって……」",
|
||||
"389000711_18": "「……」",
|
||||
"389000711_19": "「調……。",
|
||||
"389000711_20": " 気持ちは、わかるつもりデスよ」",
|
||||
"389000711_21": "「なんせ隣にいたデスからねッ! あの頃はアタシも、\\n 世界の脅威になることも必要なんだって思っていたデス」",
|
||||
"389000711_22": "「こんなふうに、強く感じるのは……今回の聖遺物が、\\n 『<ruby=悪魔>メフィストフェレス</ruby>の薬』なんて名前だからなのかな」",
|
||||
"389000711_23": "「――力は力であると、わたしは思う」",
|
||||
"389000711_24": "「先刻、ニケの強大な力が、\\n あまりに強く、わたしたちを護ったとき……」",
|
||||
"389000711_25": "「その雄々しさ故に、我々は、あの力がどちらのものなのか、\\n あの場では判断すらつかなかった」",
|
||||
"389000711_26": "「あれこそが、純然たる力であるとわたしは思う。",
|
||||
"389000711_27": " ……だからこそ、『力』の使い方を間違ってはいけないのだ」",
|
||||
"389000711_28": "「事実、この力でも護れぬもの、\\n 手の届かなかった命など数えきれぬほどにある」",
|
||||
"389000711_29": "「だが、それでも我々は……託された想いを、\\n 護りたいという願いを、<ruby=シンフォギア>この力</ruby>で繋いできた」",
|
||||
"389000711_30": "「わたしは……\\n なればこそ、それだけは信じたいのだ」",
|
||||
"389000711_31": "「翼さん……」",
|
||||
"389000711_32": "「そう、デスね。翼さんの言う通りデス。\\n アタシたちは確かに一度は間違えたデス」",
|
||||
"389000711_33": "「けど、間違ったからこそ、わかることもある。\\n だからもう、間違わない……ッ!」",
|
||||
"389000711_34": "「ことわざにもあるデス。\\n 『失敗は成功のマム』デースッ!」",
|
||||
"389000711_35": "「フフフッ……\\n そうだね。成功のマム、うんッ!」",
|
||||
"389000711_36": "「だが、世界にはまだ聖遺物を、\\n 歪んだ考えのもとに行使しようとする輩がいる」",
|
||||
"389000711_37": "「我々はそれを断じて阻止しなければならぬ。\\n 防人として……<ruby=チカラ>聖遺物</ruby>を纏う体現者としてッ!」"
|
||||
}
|
47
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47
Missions/event082/389000721_translations_jpn.json
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|
@ -0,0 +1,47 @@
|
|||
{
|
||||
"389000721_0": "「フフフフ、ハハハハハッ!\\n そうだ……この力を受け入れるのだ、私の戦女神よッ!」",
|
||||
"389000721_1": "「そなたには『完全』こそが相応しいッ!\\n 不完全な者どもの想いなど、棄ててしまえッ!」",
|
||||
"389000721_2": "「そこまでだ、ゲオルクッ!」",
|
||||
"389000721_3": "「……やはり追ってきたか。\\n 不全なる者どもよ」",
|
||||
"389000721_4": "「考える時間は与えたつもりだが……その表情。\\n やはり、無駄だったようだな……」",
|
||||
"389000721_5": "「まったくもって理解できない。\\n 何故、完全に至ろうとしない。不全を手放すことの何が怖い?」",
|
||||
"389000721_6": "「また、『完全』……」",
|
||||
"389000721_7": "「全てが調和した、<ruby=あまね>遍</ruby>く真円――\\n どこをとっても、この歪で不全な世界より美しかろう」",
|
||||
"389000721_8": "「貴様たちにも覚えがあるのではないか?\\n 足りぬ身、欠けた想い、……取り戻したいと願う心に」",
|
||||
"389000721_9": "「……」",
|
||||
"389000721_10": "「見くびるなッ! その想いごと、願いごと、\\n 抱えて進むと決めたが故に、わたしはここに立っているッ!」",
|
||||
"389000721_11": "「フハハハハ、哀れなッ! 私にはわかるぞッ!\\n 必死に抗っても無駄なことッ!」",
|
||||
"389000721_12": "「貴様たちもここに来るまでに見ただろうッ!\\n 不全であった者たちが、『完全』へと至った姿をッ!」",
|
||||
"389000721_13": "「まさか、あの美術品や\\n 化け物にされた人たちのことを言ってるの……ッ!?」",
|
||||
"389000721_14": "「あんなものが、完全なわけないのデスッ!\\n おまえのセンスにはちっとも共感できないデスよッ!」",
|
||||
"389000721_15": "「クッ……フフ、何をもって『完全』と成すかは、\\n その者の魂の拠りどころ次第」",
|
||||
"389000721_16": "「あの者たちが異形に見えたのであれば、\\n それが奴らの魂の姿――」",
|
||||
"389000721_17": "「故に、この世は哀しい……。\\n 故に、この世に女神を降ろす」",
|
||||
"389000721_18": "「唯一の『完全』が在りさえすれば、\\n 誰も惑わずに済むのだから……」",
|
||||
"389000721_19": "「ならば、貴様こそ理解しているはずだろうッ!\\n 不全な器に『完全』を注いだとて、溢れるだけだとッ!」",
|
||||
"389000721_20": "「……ほう。\\n 己が身の不全を解する故に、その考えにも至ったか」",
|
||||
"389000721_21": "「え……えッ!?\\n なんデスか、どういうことデスかッ!?」",
|
||||
"389000721_22": "「……やれ、ここまで足りぬとなると、\\n 哀れなものだな」",
|
||||
"389000721_23": "「その哀れさに免じて教えてやろう。",
|
||||
"389000721_24": " この『メフィストフェレスの薬』の真なる力をッ!」",
|
||||
"389000721_25": "「これは、時を戻すなどというチャチな聖遺物ではないッ!\\n 世界を『完全』へと至らせる、大いなる力なのだッ!」",
|
||||
"389000721_26": "「それが悪魔の甘言と何故気付けぬッ!\\n ヒトの世界の『完全』など、ヒト以外に創れるものかッ!」",
|
||||
"389000721_27": "「それこそが否ッ!\\n ヒトの世に『完全』を<ruby=もたら>齎</ruby>せるものはヒトに非ずッ!」",
|
||||
"389000721_28": "「故に、私は彼女に乞うのだッ!!\\n 『完全』なる戦女神に、不全なる者どもの想いなど届かぬと――ッ」",
|
||||
"389000721_29": "「それを、この世の不全に知らしめよとッ!!」",
|
||||
"389000721_30": "「<ruby=おそ>畏</ruby>れよ、そして歓喜せよッ!\\n 貴様らは、それを識る先達となるのだから……ッ!」",
|
||||
"389000721_31": "「あああッ!\\n ニケさんが……ッ!」",
|
||||
"389000721_32": "「聖遺物の力に……\\n 飲み込まれてゆく……ッ!」",
|
||||
"389000721_33": "「『メフィストフェレスの薬』よ、\\n 今こそ、不全なる私の声を、聞き届けたまえ――ッ」",
|
||||
"389000721_34": "「<size=40>時よ止まれッ!\\n ニケよ、そなたはいかにも美しい……ッ!</size>」",
|
||||
"389000721_35": "――――",
|
||||
"389000721_36": "「あ、あの姿は……ッ!\\n あれが……戦女神の本来の姿なのか……ッ!?」",
|
||||
"389000721_37": "「なんと美しい……ッ!\\n 艶やかな髪……慈愛に満ちた瞳ッ!」",
|
||||
"389000721_38": "「よもや、これほどとはッ!\\n 雄々しき両翼と剣の輝き、あの姿は、まるで……ッ!」",
|
||||
"389000721_39": "「……え?」",
|
||||
"389000721_40": "「ま、待ってくださいッ!\\n 翼さん、いったい何を言ってるんですか……ッ!?」",
|
||||
"389000721_41": "「ア、アタシには、厳しくても、優しくてあったかい……\\n マムみたいな女神様しか見えないデス……」",
|
||||
"389000721_42": "「……ッ!?」",
|
||||
"389000721_43": "「わたしも切ちゃんと同じですッ。\\n マム……ううん、よく見たらマリアにも似てる……」",
|
||||
"389000721_44": "「どういうことだ……?\\n わたしと2人では……見えている世界が、違う……?」"
|
||||
}
|
47
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47
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|
@ -0,0 +1,47 @@
|
|||
{
|
||||
"389000731_0": "「ど、どうなってるデスかッ!?」",
|
||||
"389000731_1": "「『完全』となったニケの姿が……\\n 人によって、別のものに見えている……?」",
|
||||
"389000731_2": "「だとすれば、これは幻なのか……?」",
|
||||
"389000731_3": "「……この雄々しさが、ぬくもりが\\n ――幻?」",
|
||||
"389000731_4": "「いや、違う……」",
|
||||
"389000731_5": "「翼さん……ッ?」",
|
||||
"389000731_6": "「そうだ……\\n ゲオルク自身が言っていたではないか」",
|
||||
"389000731_7": "「何をもって『完全』と成すかは、\\n その者の魂の拠りどころ次第だと……ッ!」",
|
||||
"389000731_8": "「あ……ッ!」",
|
||||
"389000731_9": "「そうか……だからわたしや切ちゃんにとっての女神様は、\\n マムやマリアのような厳しさと優しさが……」",
|
||||
"389000731_10": "「わたしにとっては……\\n 奏のような雄々しき輝きがッ!」",
|
||||
"389000731_11": "「でも、人によってイメージが違うなら、\\n それはきっと、『完全』なんかじゃない……」",
|
||||
"389000731_12": "「そうだ……人間が不完全である限り、\\n 完全なる世界など存在しうるはずがないッ!」",
|
||||
"389000731_13": "「どれだけ追い求めようと……『完全』の概念そのものが、\\n 『不完全なヒト』が持つ願望に過ぎないのだから……ッ!」",
|
||||
"389000731_14": "「じゃあ、あのニケさんの姿は……ッ!」",
|
||||
"389000731_15": "「不完全なヒトであるが故に持つ、\\n 完全への哀しき羨望を具現化する力……」",
|
||||
"389000731_16": "「メフィストフェレスの名に相応しき、\\n 心の隙間に取り憑く悪魔の所業だッ!」",
|
||||
"389000731_17": "「悪魔……悪魔だと?\\n このカンビなチカラを悪魔の所業と<ruby=のたま>宣</ruby>ったか……ッ?」",
|
||||
"389000731_18": "「愚かな……ッ! このチカラこそがこの世に完全を<ruby=もたら>齎</ruby>すッ!\\n 貴様らには、美しく成ろうとするこの世界が何故視えぬッッ!」",
|
||||
"389000731_19": "「内包するのだッ! 完全が、全てをッ!\\n 調和もッ! 理解もッ!」",
|
||||
"389000731_20": "「私が不全故に苦悶した全ても……今、このときのため……ッ!\\n 何も解さぬ貴様らに邪魔立てされる筋合いはないッ!!」",
|
||||
"389000731_21": "「ゲオルクの、身体が……ッ!\\n 聖遺物の力に呑まれはじめている……ッ!?」",
|
||||
"389000731_22": "「わからないデス……ちっともわからないデスよッ!\\n でも――ッ!」",
|
||||
"389000731_23": "「おまえが……ッ! アナタがッ!\\n アタシたちと同じ間違いをしてるってことだけはわかるデスッ!」",
|
||||
"389000731_24": "「あなたの苦しみなんて知らないッ、わからないッ!」",
|
||||
"389000731_25": "「けど、その力に呑まれても――<ruby=すが>縋</ruby>ってもッ!\\n あなたも世界も、救われたりしないッ!」",
|
||||
"389000731_26": "「その通りだ、ゲオルクッ!\\n その力は、ヒトが扱いきれるものではないッ!」",
|
||||
"389000731_27": "「扱いきれぬ力は、ヒトを<ruby=たぶら>誑</ruby>かすだけのものだッ!!\\n その力を……契約を解除しろッ! それ以上は戻れなくなるッ!」",
|
||||
"389000731_28": "「ハァ……ハ、はぁ……ッ!!\\n 貴様らの救いなぞ、不全の手など要るものかァッ!!」",
|
||||
"389000731_29": "「『成ろう』としているニケを前にすれば、\\n 貴様らも……理解に至るかと、最後の期待をした……」",
|
||||
"389000731_30": "「だが、今、この様が全てだッ!! 貴様らには至れない。\\n 貴様らには――私の<ruby=こいねが>希</ruby>う完全なる世界は、解らないッ!!」",
|
||||
"389000731_31": "「ゲオルク……ッ!!」",
|
||||
"389000731_32": "「私は成すッ! 完全なる世界を。\\n 美しき戦女神の手に因って――ッ!」",
|
||||
"389000731_33": "「その為にッ!\\n 今一度、私に応えよ、『メフィストフェレスの薬』ィッ!!」",
|
||||
"389000731_34": "「はあアあぁァァァ……ッ」",
|
||||
"389000731_35": "「……ッ!\\n ヒトじゃ、なくなってるデス……ッ!」",
|
||||
"389000731_36": "「これが……\\n 力に呑まれた人の、末路……」",
|
||||
"389000731_37": "「クク……フフフ……フハハハハッ! 得た……至ったッ!\\n ヒトの身で『完全』を受肉した私が、ついに解き放たれたッ!」",
|
||||
"389000731_38": "「不全からの解放……。\\n 完全なる、神の領域へとッ!」",
|
||||
"389000731_39": "「ふざけるな……ッ!\\n そのように醜悪な姿のどこに、神が宿るというのだッ!」",
|
||||
"389000731_40": "「不全なるそなたたちには解せまい。\\n 哀れにも、未だに抗う戦女神にも、然りか……」",
|
||||
"389000731_41": "「え……?」",
|
||||
"389000731_42": "「だが、喜ぶが良いッ! この<ruby=完全なる>リプリート</ruby>・ゲオルクこそが、\\n そなたたちもまた、至上なる完全へと導いてやろうぞッ!」",
|
||||
"389000731_43": "「ゲオルク……哀れなり」",
|
||||
"389000731_44": "「悪魔に魂を売り渡した者の行きつく先は――\\n いつの世も、地獄の底と知るがいいッ!!」"
|
||||
}
|
28
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28
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|
@ -0,0 +1,28 @@
|
|||
{
|
||||
"389000732_0": "「まだだ、まだ……ッ!\\n わたしは、まだ立っているぞ……ッ!」",
|
||||
"389000732_1": "「無駄なことを」",
|
||||
"389000732_2": "「がは……ッ!」",
|
||||
"389000732_3": "「調ッ!\\n 助けるデスよッ!」",
|
||||
"389000732_4": "「わかってるッ!」",
|
||||
"389000732_5": "「邪魔だ、弁えよ」",
|
||||
"389000732_6": "「うああぁぁぁッ!」\\n「きゃああぁぁぁッ!」",
|
||||
"389000732_7": "「月読ッ!? 暁……ッ!",
|
||||
"389000732_8": " ……ッく、身体が、動かぬ……ッ!」",
|
||||
"389000732_9": "「哀れよな……先程までの勢いはどこに失せたのだ?\\n 所詮、そなたたちのチカラは不全なるもの」",
|
||||
"389000732_10": "「完全なる美……真実の完美へと達した私を前にしては、\\n そなたたちのチカラなど、児戯に等しい……」",
|
||||
"389000732_11": "「く……ッ! このギアにだって、ニケの……\\n 戦女神の加護が宿っているはずなのにッ!」",
|
||||
"389000732_12": "「その戦女神のチカラこそが不全だったのだ。\\n 不全をいくら束ねようと、完全に及ぶ道理はない」",
|
||||
"389000732_13": "「不全のモノには、何もできぬ。何も救えぬ。\\n 何も――護れぬのだ」",
|
||||
"389000732_14": "「……それは、かつての己自身に語る言葉か?」",
|
||||
"389000732_15": "「何……?」",
|
||||
"389000732_16": "「どれだけ力を得たとして、<ruby=のぞ>希</ruby>んだ『完全』には届かない。\\n どれだけ力を尽くそうとも、手をすり抜けてゆく想いがある……」",
|
||||
"389000732_17": "「どれだけ取り戻したいと願っても、\\n 還らぬ『完全』がある……」",
|
||||
"389000732_18": "「……そうだ。\\n なればこそ――」",
|
||||
"389000732_19": "「然り……」",
|
||||
"389000732_20": "「――だからこそ、",
|
||||
"389000732_21": " 断じて否ッ!」",
|
||||
"389000732_22": "「不全だからこそ、寄り添いあえる。\\n 不全だったからこそ、そのたびに、我らは重ねてきたッ!」",
|
||||
"389000732_23": "「1人では、『それ』に至れぬと解しながらも、\\n 故にこそ信ずる者へと託し――託されてきたのだッ!」",
|
||||
"389000732_24": "「ッ!?\\n なんだ……その光は……ッ!」",
|
||||
"389000732_25": "「見せてやろう、ゲオルク。\\n 貴様が不全と嘲り嗤う……我らの魂の輝きをッ!」"
|
||||
}
|
49
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49
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|
@ -0,0 +1,49 @@
|
|||
{
|
||||
"389000811_0": "un Perfect World",
|
||||
"389000811_1": "「何を吠えるか、不全の者よ。……そなたごとき不全が、\\n 『完全』となった私に、今更何を見せようというのだ?」",
|
||||
"389000811_2": "「まして、戦女神の加護すら受けていない、\\n 今にも<ruby=くずお>頽</ruby>れそうなその儚き身体で」",
|
||||
"389000811_3": "「如何にもわたしは、不全の者だ」",
|
||||
"389000811_4": "「この場にいる誰よりも不全であり……\\n 己自身の弱さを識っているとまで、くだらぬ自負がある」",
|
||||
"389000811_5": "「……」",
|
||||
"389000811_6": "「しかし、だからこそわたしは、\\n 内なる己の弱さと向き合い、抗い……戦ってきた」",
|
||||
"389000811_7": "「失った片翼を誇りと刻み、\\n 不全なる己の魂で翔んできたのだ」",
|
||||
"389000811_8": "「フ……だから、なんだというのだ?\\n 己が不全を吐露したところでなんの意味がある?」",
|
||||
"389000811_9": "「まだわからないのか、ゲオルクッ!\\n 抗い続けてきたのはわたしだけではないッ!」",
|
||||
"389000811_10": "「貴様の<ruby=のぞ>希</ruby>んだ『完全』を排するでもなく、\\n ただ、己がそう在ることを肯定してきた……」",
|
||||
"389000811_11": "「忘れるなッ!! ここにはもう1人……ッ!\\n 己が不全に誇りを持つ、片翼の女神がいることをッ!」",
|
||||
"389000811_12": "「……ッ!?」",
|
||||
"389000811_13": "「ば、馬鹿なッ……どうしたというのだ、私の戦女神よッ!\\n ニケから溢れる、この輝きは……ッ!?」",
|
||||
"389000811_14": "「ああ……ッ、ああ、厭だッ!!\\n 私は――私は知っているッ、この、不全な、光を……ッ!」",
|
||||
"389000811_15": "「強くて、あたたかな光……ッ!",
|
||||
"389000811_16": " ギアが共鳴して……力が、湧いてくる……ッ!」",
|
||||
"389000811_17": "「ああ、やっぱりマムみたいデス……厳しくて、痛くて……",
|
||||
"389000811_18": " それでもアタシの居場所を照らしてくれる、優しい光デスッ!」",
|
||||
"389000811_19": "「ようやく、わかった気がするデスよ。\\n どうしてニケさんが、アタシたちに力を貸してくれたのか……」",
|
||||
"389000811_20": "「うん。今なら、わかる。……わたしたちは弱いからこそ、\\n いつも2人で力を合わせてきた……」",
|
||||
"389000811_21": "「不完全だからこそ、2人で1つになろうと……ッ!\\n お互いのツバサを補い合ってきたッ!」",
|
||||
"389000811_22": "「それはきっと……ずっとずっと、長い歴史の中で\\n ニケが『不全のヒト』たちから受け取ってきた想いと同じッ!」",
|
||||
"389000811_23": "「『完全』じゃなくてもいいって……ッ!\\n 足りない<ruby=おもい>欠片</ruby>は、補うからって」",
|
||||
"389000811_24": "「ニケはずっと、そう教えてくれてたデスよッ!\\n だから――アタシたちはいち早く共鳴したッ!!」",
|
||||
"389000811_25": "「馬鹿な……ッ!\\n そんなことが認められるものかッ!」",
|
||||
"389000811_26": "「何故だ……ニケよッ!\\n 何故そうまでして、そなたは『完全』を否定するッ!?」",
|
||||
"389000811_27": "「それがニケの……\\n 片翼の誇りだからだッ!」",
|
||||
"389000811_28": "「誇りだと……?」",
|
||||
"389000811_29": "「ゲオルクよ……今こそ悪魔に曇らされたその眼――\\n この光にて、払ってみせようッ!!」",
|
||||
"389000811_30": "「目を開き、見るがいいッ! これが不全なる人間の……\\n それ故に完全に等しき、誇り高き魂の姿だッ!!」",
|
||||
"389000811_31": "「こ、こんなッ……\\n こんな馬鹿なことがああぁぁ……ッ」",
|
||||
"389000811_32": "「翼さん、その姿は……ッ!?」",
|
||||
"389000811_33": "「――ああ。どうやらわたしにも、\\n ようやくニケの想いを受け取る土台が整ったようだ」",
|
||||
"389000811_34": "「ニケさんの想い、デスか……?」",
|
||||
"389000811_35": "「そうだ……ニケも、ニケを讃える人々も、\\n 完全なる姿など求めてはいなかった」",
|
||||
"389000811_36": "「不全ゆえの美……\\n 不完全だからこそ、ニケは女神たりえたのだ」",
|
||||
"389000811_37": "――――",
|
||||
"389000811_38": "「不全なる人々の想いを、可能性を。\\n その身に宿し、託されたからこそ」",
|
||||
"389000811_39": "「重ねられてきた、片翼として在る誇りが、\\n 『完全』に抗うチカラへと昇華したッ!」",
|
||||
"389000811_40": "「不全ゆえの美だとッ!?\\n そんな……そんなものが許されるはずがないッ!」",
|
||||
"389000811_41": "「『完全』こそが……\\n この世に必要なものなのだぁッ!」",
|
||||
"389000811_42": "「リプリート・アルカ・ノイズ……ッ!",
|
||||
"389000811_43": " でも、今なら……ッ」",
|
||||
"389000811_44": "「どれだけきたって、\\n ケチョンケチョンデス……ッ!」",
|
||||
"389000811_45": "「時よ戻れぇッ! ニケよ……私の戦女神よッ!\\n どうか、どうかもう一度、在るべき姿にぃぃッ!」",
|
||||
"389000811_46": "「時は戻らず……ッ!\\n ゲオルクよ、そなたはいかにも愚かしいッ!」"
|
||||
}
|
28
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28
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|
@ -0,0 +1,28 @@
|
|||
{
|
||||
"389000812_0": "「おおお……おおおおッ!\\n 私の……私の、完全なるチカラたちが……ッ!」",
|
||||
"389000812_1": "「ゲオルク……貴様が真に『完全』であったなら、\\n わたしたちは、<ruby=と>疾</ruby>うに敗北していただろう」",
|
||||
"389000812_2": "「……ッ!?」",
|
||||
"389000812_3": "「あなただって、本当はもうわかってるはず……\\n 完全なものなんて、この世にはないって」",
|
||||
"389000812_4": "「だからこそ……そんなに、なってまで……\\n 違う?」",
|
||||
"389000812_5": "「もう、やめるデスよ。\\n これ以上戦っても、哀しくなるだけデス」",
|
||||
"389000812_6": "「…………」",
|
||||
"389000812_7": "「私はただ、識りたかったのだ……」",
|
||||
"389000812_8": "「そして、知らしめたかった……唯一の『完全』……\\n 指針すらあれば、ヒトは迷わず<ruby=ゆ>征</ruby>けるのだと……」",
|
||||
"389000812_9": "「その心の渇望に、悪魔が囁きかけたのだ。\\n 『メフィストフェレスの薬』という、力そのものが……」",
|
||||
"389000812_10": "「だが、悪魔が――過ぎた力が人間に与えるものは、\\n いつの世も破滅だけだ」",
|
||||
"389000812_11": "「……どうか、投降を。\\n そして、聖遺物との契約を解除していただきたい」",
|
||||
"389000812_12": "「ならば……ならば私の人生とはなんだったのだ?\\n 不全の絶望に溺れただけの……虚しく、哀しい……」",
|
||||
"389000812_13": "「ゲオルク……さん……」",
|
||||
"389000812_14": "「…………厭だ」",
|
||||
"389000812_15": "「そんなことは許されないッ!!」",
|
||||
"389000812_16": "「ゲオルクッ!?」",
|
||||
"389000812_17": "「わた、私は、美しき完全を追い求めたッ! 今もッ!!\\n 幾度も、全てを失いながら、それでもだッ!」",
|
||||
"389000812_18": "「これが、悪魔の甘言に惑わされただけの結末……ッ!?\\n そんなはずはないッ! そんなことが、あってなるものかッ!」",
|
||||
"389000812_19": "「め……『メフィストフェレスの薬』よ……ッ!\\n 今一度、私にッ! 完全なるチカラを寄越せェエッ!」",
|
||||
"389000812_20": "「……ッ!?",
|
||||
"389000812_21": " よ、よせ……ッ!」",
|
||||
"389000812_22": "「もはや聖遺物でも、悪魔でも構うものかッ!\\n この私に……『完全』を与えよッ! この絶望を覆い尽くせッ!」",
|
||||
"389000812_23": "「それが叶うならば……ッ!\\n この不全なる魂など、いくらでも喰らわせてやるッ!」",
|
||||
"389000812_24": "「凄まじい圧となって吹き付けてくるこれは、\\n 聖遺物の力なのかッ!? 伏せろ、月読ッ、暁ッ!!」",
|
||||
"389000812_25": "「ふヒ……ヒヒヒヒヒヒッ!\\n あーっひゃっひゃっヒャっひゃッ!」"
|
||||
}
|
30
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30
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|
@ -0,0 +1,30 @@
|
|||
{
|
||||
"389000821_0": "「う……ッ!",
|
||||
"389000821_1": " こ、これは……ッ!?」",
|
||||
"389000821_2": "「な、なんデスかこれは……ッ!?",
|
||||
"389000821_3": " まるで世界が色を失ってるみたいデス……ッ!?」",
|
||||
"389000821_4": "「ぐぐグ……\\n グゲげェゲゲッ!」",
|
||||
"389000821_5": "「あの人は、もう……\\n ヒトの心は……」",
|
||||
"389000821_6": "「さながらココは地獄の入り口ってところデスか……ッ」",
|
||||
"389000821_7": "「いや……確かに感じる。悪魔に歪められようとしている世界を、\\n 今も女神が護ってくれている……」",
|
||||
"389000821_8": "「そうだろう?\\n 不全の女神よ……」",
|
||||
"389000821_9": "「これは……さっきよりはっきりと感じるデスッ!\\n ニケさんと、アタシたちのギアから、あったかい力を……ッ!」",
|
||||
"389000821_10": "「ああ……だが、恐らく今だけではないのだろう。\\n ニケは最初から、我々を……この世界を護ろうとしてくれていた」",
|
||||
"389000821_11": "「ずっと前から……デスか?」",
|
||||
"389000821_12": "「あッ、もしかして……ッ!?」",
|
||||
"389000821_13": "「そうだ。恐らく外部との通信が断絶したのは、ニケの力だ。\\n 強まる聖遺物の力を船の外へ漏らさないために……」",
|
||||
"389000821_14": "「でも、わたしたちという力に共鳴しやすい器が現れたことで、\\n その力がコントロール不全に陥った……?」",
|
||||
"389000821_15": "「はじめからずーっと、\\n ニケさんは悪魔と戦い続けていてくれたんデスね……」",
|
||||
"389000821_16": "「ぐ、ゥ……ッ! ニケよ、それがそなたの……ッ!\\n 不全の誇りだとでも言うつもりか……ッ!」",
|
||||
"389000821_17": "「認めぬ……認めぬぞ、ニケ……ッ!\\n そなたは……私の世界の、私だけの、『完全』な……ッ!」",
|
||||
"389000821_18": "「哀れな……\\n あれが悪魔に魂の全てを喰らわれた者の末路か……」",
|
||||
"389000821_19": "「翼さん、あの人は……」",
|
||||
"389000821_20": "「…………」",
|
||||
"389000821_21": "「2人とも、まだ戦えるな……?」",
|
||||
"389000821_22": "「……はい」",
|
||||
"389000821_23": "「ニケさんも、そろそろ休憩させてあげるデスよッ!\\n アタシたちと同じ、『不全の』想い、託されたデスッ!」",
|
||||
"389000821_24": "――――",
|
||||
"389000821_25": "「ァ……アア……ッ! どうして――ド、して……\\n わた、わタ、しの……完全なる、戦メがみ、よ……ッ」",
|
||||
"389000821_26": "「せめて、介錯は我らの手で……ッ!」",
|
||||
"389000821_27": "「奴が生涯をかけて渇望した、ニケの……ッ!\\n 戦女神の誇りを宿す、このギアで……ッ!」"
|
||||
}
|
26
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26
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|
@ -0,0 +1,26 @@
|
|||
{
|
||||
"389000911_0": "泡沫の世界",
|
||||
"389000911_1": "「せめて、介錯は我らの手で……ッ!」",
|
||||
"389000911_2": "「奴が生涯をかけて渇望した、ニケの……ッ!\\n 戦女神の誇りを宿す、このギアで……ッ!」",
|
||||
"389000911_3": "「ウ……ア、アアアアァアアッ!\\n もハヤ……要るものか、何もかモッ!!」",
|
||||
"389000911_4": "「私の……ッ、わタシの完全なる世界にッ、\\n そナ、そなたの不全の誇りなど、不要ォオッ!」",
|
||||
"389000911_5": "「ニケも……この世界そのものですらもぉッ!\\n 完全なる美のためならば……何もかもがあぁぁ……ッ!」",
|
||||
"389000911_6": "「完全のために世界も棄てる……?\\n 何もかも失くして……それのどこが完全と言えるの?」",
|
||||
"389000911_7": "「もう言ってることがめちゃくちゃデスッ!",
|
||||
"389000911_8": " アナタが……最初に掴もうとしたものはなんだったんデスかッ!」",
|
||||
"389000911_9": "「ゲオルク……ッ! それは完全ではなく『無』だッ!\\n お前が求めた美とは、それ程虚しい世界に在るものなのかッ!」",
|
||||
"389000911_10": "「ァア……虚しい……足りぬ程に……欠ける程に……\\n この胸の虚無は……完美を求めて彷徨うばかり……」",
|
||||
"389000911_11": "「足りないことは、悲しいことデス……\\n そんなの、イヤというほど味わってきたデスよ……」",
|
||||
"389000911_12": "「でも、だからって捨てたり、奪ったり……ッ\\n 失くしてしまったら、もっともっと後悔するデスッ!」",
|
||||
"389000911_13": "「足りないから……たくさん泣いてきたからッ!\\n だから人は、強くも優しくもなれる……ッ!」",
|
||||
"389000911_14": "「それが人間の『可能性』なのだッ!\\n 不完全な我々が持つ、最後の剣なのだッ!」",
|
||||
"389000911_15": "「ニン……ゲン……」",
|
||||
"389000911_16": "「不完全なんて、怖くないッ!\\n だってわたしには、切ちゃんが……みんながいてくれるからッ!」",
|
||||
"389000911_17": "「どれだけポンコツでも、最低最悪だったとしてもッ!\\n それでも……ッ!」",
|
||||
"389000911_18": "「みんながいてくれるこの世界が、\\n アタシは大好きなんデスッ!」",
|
||||
"389000911_19": "「ち、違ウ……ッ! 私の思い描いた理想は、世界……ッ!\\n 夢にマデ見た……完全なる美はァァ……ッ!」",
|
||||
"389000911_20": "「人間は不全であるからこそ、\\n 人が思い描いた『完全』もまた不全……」",
|
||||
"389000911_21": "「だが、それでも……ッ!\\n この胸に想いが……可能性がある限りッ!」",
|
||||
"389000911_22": "「片翼なれども、人は翔ぶッ!!\\n どこまでも……どこまでも高く、果てしなくッ!」",
|
||||
"389000911_23": "「哀れな男に取り憑いた、過ぎたる力……\\n その獣心、今こそ、不全の力で断ってみせようッ!」"
|
||||
}
|
15
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15
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|
@ -0,0 +1,15 @@
|
|||
{
|
||||
"389000912_0": "「お、おおォオオ……ッ!\\n 何もかもガ……全テが失わレテゆく……ッ!」",
|
||||
"389000912_1": "「ワ、私ノ、完美が……ッ、『完全』が……ッ!\\n この手ニ掴んだ、夢ノ世界、ガ……ッ!」",
|
||||
"389000912_2": "「お前が手にした『完全』は所詮、\\n 悪魔が見せた、<ruby=うたかた>泡沫</ruby>に浮かぶまやかしの世界……」",
|
||||
"389000912_3": "「真実の『完全』など、人の身のわたしは最早語るまい。\\n それは、きっと終わりなき夢の中でしか出会えぬものなのだ……」",
|
||||
"389000912_4": "「終わりナき……ゆメ……?」",
|
||||
"389000912_5": "「だからこそ人は、夢を追うッ!\\n 紡ぎ、繋ぎ、託しながら――ッ!」",
|
||||
"389000912_6": "「故にこそ、重ねてきた夢がッ! 想いこそがッ!\\n 『完全』をも凌駕する――可能性の翼となるのだぁぁッ!」",
|
||||
"389000912_7": "「お、おおお……美しいッ! なんという、苛烈な……ッ\\n あの頃の……はじめて目にした時の、ニケのように……ッ!」",
|
||||
"389000912_8": "「欠けたそなたを、美しいと思った。夢想した……ッ!\\n その腕は、そのかんばせは、如何に世界を見つめていたのか――」",
|
||||
"389000912_9": "「そう、か……あのときの、想いが……\\n 完美が……見果てぬ夢だからこそ……ッ!」",
|
||||
"389000912_10": "「ああ、そうか……\\n そうなのだな……」",
|
||||
"389000912_11": "「私は……託したかったのか……\\n 私だけの、不全なる完全を……それでも、誰かに……」",
|
||||
"389000912_12": "「ただ、それだけの――……」"
|
||||
}
|
34
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34
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|
@ -0,0 +1,34 @@
|
|||
{
|
||||
"389000921_0": "「見てくださいッ!\\n 景色が、元に戻って……ッ!」",
|
||||
"389000921_1": "「あ……ッ!?\\n なんだか急に、重苦しい力が薄れていくデス……」",
|
||||
"389000921_2": "「ああ。恐らくは説明を受けていた通り、\\n 『契約者』の死により聖遺物の力も……」",
|
||||
"389000921_3": "「契約者……ゲオルク、の……」",
|
||||
"389000921_4": "「……」",
|
||||
"389000921_5": "「……そう思い詰めるな。\\n わたしとて、思うところがないわけではないが――」",
|
||||
"389000921_6": "「それでも、奴は最期に、\\n 本心から微笑んでいたように思えた」",
|
||||
"389000921_7": "「狂気や『メフィストフェレスの薬』に誑かされたそれではなく。\\n 1人の、不全の人として……」",
|
||||
"389000921_8": "「思えば、『ファウスト』の物語の終わりにも――」",
|
||||
"389000921_9": "「おーい、皆さーんッ!」",
|
||||
"389000921_10": "「外の様子が変わったと思いきや、\\n 爆発で破損していた箇所が直っていったんですッ!",
|
||||
"389000921_11": "「これはもう、貴方がたがきっと、何か成してくれたに\\n 違いないとッ! 僕ら、居ても立ってもいられなくてですねッ!」",
|
||||
"389000921_12": "「あ……乗組員の皆さんッ!",
|
||||
"389000921_13": " 良かった、みんな無事だったんですね」",
|
||||
"389000921_14": "「いやぁ、ヒドい目に遭いました。\\n 変な連中には襲われるし……美術品はどれもこれもパアッ!」",
|
||||
"389000921_15": "「……と、思って、明日からの職の心配すらしてたんですけどね。\\n いったい、何があったんです? 全て元通りですよッ!」",
|
||||
"389000921_16": "「それって、もしかして、\\n もしかするデス……」",
|
||||
"389000921_17": "「無事で何よりだ。きっと、ニケと――\\n 彼女を愛した男が、最期に、託してくれたのだろう」",
|
||||
"389000921_18": "「不全の戦女神を美しいと思うこと、\\n その可能性のツバサを……」",
|
||||
"389000921_19": "「へ……?」",
|
||||
"389000921_20": "「おわぁッ!? どうしてこんな甲板にニケがッ!?\\n ああ、それでも無事で良かった……ッ」",
|
||||
"389000921_21": "「ニケさんは……もう光ってないデスね」",
|
||||
"389000921_22": "「お疲れさま。",
|
||||
"389000921_23": " そして、ありがとう……」",
|
||||
"389000921_24": "「不全の誇り……\\n 片翼の戦女神、か……」",
|
||||
"389000921_25": "「あの、翼さん。さっきの話……\\n 『ファウスト』の結末は、どうなったんですか?」",
|
||||
"389000921_26": "「ああ。主人公の『ファウスト博士』は、\\n 悪魔メフィストとの契約により1度は魂を奪われるが……」",
|
||||
"389000921_27": "「失った最愛の人の祈りによって、\\n その魂は地獄に墜ちることなく救われたのだ」",
|
||||
"389000921_28": "「最愛の人の、祈りで……」",
|
||||
"389000921_29": "「救われてるといいデスね。\\n あの人の魂も、ニケさんの祈りで……」",
|
||||
"389000921_30": "「ああ、そうだな……」",
|
||||
"389000921_31": "「さあ、帰ろうッ!\\n 友たちが待つ、愛すべき不全の世界へ……ッ!」"
|
||||
}
|
74
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74
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|
@ -0,0 +1,74 @@
|
|||
{
|
||||
"389001011_0": "a Perfect World",
|
||||
"389001011_1": "数日後――",
|
||||
"389001011_2": "「といったことで、都内、アイオニアン美術館に展示された、\\n 『サモトラケのニケ』は大変好評を博しており――」",
|
||||
"389001011_3": "「状況検証のために、開催は数日遅れちゃったけど……\\n 無事に展示会がはじまって良かった」",
|
||||
"389001011_4": "「それに……やっぱりわたし、\\n この欠けている状態でも十分きれいだと思うな」",
|
||||
"389001011_5": "「デスデスッ!\\n このほうが想像の翼がバサバサはばたくデスよッ!」",
|
||||
"389001011_6": "「……でもね、不思議なことがあるの」",
|
||||
"389001011_7": "「ニケの力を纏った瞬間、『完全』の意味だとか、\\n 不全であることだとか、理解できたような気がしたんだ」",
|
||||
"389001011_8": "「でも、今はもう……」",
|
||||
"389001011_9": "「アタシもデス。\\n ギアを脱いだらすっかり忘れてしまったのデスよ」",
|
||||
"389001011_10": "「ゲオルクから与えられようとする『完全』の力、\\n それに抗っていたニケさん……」",
|
||||
"389001011_11": "「もしかしたら、『完全』の力も、\\n ほんの一欠片だけは本物だったのかもしれないね」",
|
||||
"389001011_12": "「だから、わたしたちもそれに強く影響を受けた瞬間だけは、\\n 全てが『解った』気がした……」",
|
||||
"389001011_13": "「けど、結局一瞬しかわからなかったなら、\\n それはきっと、アタシたち自身のモノにできてないってことデス」",
|
||||
"389001011_14": "「戦闘訓練の動きをモノにして、\\n 自分に馴染ませていくのと同じなのデースッ!」",
|
||||
"389001011_15": "「それに……これからも必死で駆けずり回って、\\n 自分の<ruby=こたえ>完全</ruby>を探し続けたほうが……」",
|
||||
"389001011_16": "「ずっとずっと、調と一緒にいられる気がするデスよ」",
|
||||
"389001011_17": "「うん、そうだね。\\n わたしも、そう思う」",
|
||||
"389001011_18": "「ね、切ちゃん?」",
|
||||
"389001011_19": "「なんデスか?」",
|
||||
"389001011_20": "「そのうち、また会いに行こう。\\n あの不全で、きれいな戦女神の像に、2人で……」",
|
||||
"389001011_21": "「もちろんデスッ!\\n いつでもお供するデスよ、調ッ!」",
|
||||
"389001011_22": "「どうだろうか。\\n 『メフィストフェレスの薬』の様子は?」",
|
||||
"389001011_23": "「はい。ゲオルクとの戦闘終了報告以降、\\n その反応は基底状態を示しています」",
|
||||
"389001011_24": "「これは<ruby=いわ>謂</ruby>れにあったように『契約者の死』をもって、\\n 聖遺物が活動を停止したこと意味すると思われます……」",
|
||||
"389001011_25": "「……。\\n 異形と化していた輸送船の乗組員たちは?」",
|
||||
"389001011_26": "「聖遺物の力の影響を外れ、今は快復傾向にあり、\\n 命に別状はないとのことですよ」",
|
||||
"389001011_27": "「また、船に乗り合わせていた密輸組織の構成員たちですが、\\n こちらも幾人かは生存……」",
|
||||
"389001011_28": "「無事捕らえられた彼らは、その罪を償うことになるでしょう」",
|
||||
"389001011_29": "「そして、もう1つ……\\n 辛うじて口を開ける者が話してくれました」",
|
||||
"389001011_30": "「ゲオルクをリーダーに冠していた組織……\\n その名は、『オプターレ』といったそうです」",
|
||||
"389001011_31": "「密輸に手を出しはじめた頃には、もう、\\n 名乗らなくなっていた組織名なのだそうですが……」",
|
||||
"389001011_32": "「オプターレ……\\n ラテン語で『望み』ですね……」",
|
||||
"389001011_33": "「そう、でしたか……」",
|
||||
"389001011_34": "「しっかし、契約が切れたとはいえ不思議だな。聖遺物の力が\\n 『完全?』である以上、正直、元には戻らないと思ってた」",
|
||||
"389001011_35": "「契約者の死――それを経たとしても、\\n 今まで見せていた『完全』がなくなるなんて」",
|
||||
"389001011_36": "「それについては……ゲオルク自身が、\\n 最期に彼自身の願いを思い出したから、なのかもしれません」",
|
||||
"389001011_37": "「願い……\\n いえ、それこそ『<ruby=のぞ>希</ruby>み』でしょうか」",
|
||||
"389001011_38": "「けれど、ゲオルクがそれを<ruby=こいねが>希</ruby>った先の力は……」",
|
||||
"389001011_39": "「モニタ上では、翼さんからの報告より少し前に\\n 聖遺物がなんらかの力を取り込んだような反応がありました」",
|
||||
"389001011_40": "「もしそれがゲオルクの魂や想い、生命力といった類のものなら……\\n 聖遺物の力に、何かしらの影響があってもおかしくありません」",
|
||||
"389001011_41": "「私は……そう思いたいです。いつも、歌と、想いの力を携えて、\\n 戦ってくれている翼さんたちを見ているから」",
|
||||
"389001011_42": "「友里さん……」",
|
||||
"389001011_43": "「……」",
|
||||
"389001011_44": "「……どうした、翼?\\n そんな顔をして」",
|
||||
"389001011_45": "「……考えていました」",
|
||||
"389001011_46": "「何故、彼は『完全』を付与されても尚、不全であったのか……」",
|
||||
"389001011_47": "「うむ……」",
|
||||
"389001011_48": "「甘美な言葉で<ruby=いざな>誘</ruby>い、完全を追い求める者に救いを見せ、\\n 虚構の夢を人に与える……」",
|
||||
"389001011_49": "「『メフィストフェレスの薬』は本当に、\\n 『悪魔』のような聖遺物でした」",
|
||||
"389001011_50": "「0にいくら数字を掛けても0であるように、\\n 足りない力を人から回収し、具現させたとて――」",
|
||||
"389001011_51": "「それはきっと、\\n 未来永劫『完全』には至らないのではなかろうか……」",
|
||||
"389001011_52": "「……わたしは、そう思ってしまいます」",
|
||||
"389001011_53": "「翼さん……」",
|
||||
"389001011_54": "「しかし、だからこそ、\\n 人は不完全であればこそなのだろう、とも」",
|
||||
"389001011_55": "「満ち足りないからこそ完全を求め、\\n 欠けているから不全を排する、それが人間……」",
|
||||
"389001011_56": "「そして、欠けているからこそ想像の翼を広げ、\\n それを埋め合わせる夢を持つ……人が不全であるが故の完全」",
|
||||
"389001011_57": "「だが完璧な人間など居らず、完全なものなどない」",
|
||||
"389001011_58": "「人はどこかを欠いてればこそ、それを埋め合わせるため、\\n わたしたちは誰かとその手を繋ぐ……」",
|
||||
"389001011_59": "「……わたしはその不全を、愛しく、美しく思うのです」",
|
||||
"389001011_60": "「ああ、そうだな……」",
|
||||
"389001011_61": "「――さて、要経過観察ではあるが、\\n ひとまずは一件落着と見ていいだろう、ご苦労だった」",
|
||||
"389001011_62": "「恐縮ながらわたしは少々、休息をいただきます」",
|
||||
"389001011_63": "「ああ、ゆっくり休め」",
|
||||
"389001011_64": "「ボクたちは『メフィストフェレスの薬』の解析を続けます」",
|
||||
"389001011_65": "「ちょっとは休みたいんだけどなぁ。\\n ニケの展示会に行く時間くらいもらえないかな」",
|
||||
"389001011_66": "「ボヤかないの。",
|
||||
"389001011_67": " もうひとがんばりよ」",
|
||||
"389001011_68": "「まだわからないことばかりですし、\\n 解析結果が出たらまた報告しますね」",
|
||||
"389001011_69": "「ああ、よろしく頼む」",
|
||||
"389001011_70": "「……」",
|
||||
"389001011_71": "「フッ……本当に、この不全の世界には……\\n わからないこと、ままならないことばかりだな……」"
|
||||
}
|
46
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46
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|
@ -0,0 +1,46 @@
|
|||
{
|
||||
"389001111_0": "大惑不解、故に、友に問い",
|
||||
"389001111_1": "「もう……何日目のもうひとがんばりなのか……\\n わからない……」",
|
||||
"389001111_2": "「そうねぇ……。\\n とりあえずこれでも飲んで元気出しなさい」",
|
||||
"389001111_3": "「あったかいもの、どうも……」",
|
||||
"389001111_4": "「お2人とも、ご苦労様です」",
|
||||
"389001111_5": "「ひ、酷い顔……だいぶ疲れているみたいね?",
|
||||
"389001111_6": " 司令からここ数日、ずっと詰めっぱなしと聞いたのだけど」",
|
||||
"389001111_7": "「そうなんだよ……基底状態の『メフィストフェレスの薬』や、\\n リプリートウィングギアの解析に時間がかかってかかって……」",
|
||||
"389001111_8": "「残存したリプリート・アルカ・ノイズの情報をまとめたり、\\n 通常業務も重なって、バタバタしちゃって」",
|
||||
"389001111_9": "「目の下のクマもとれないし、肌も荒れるし、散々だよ」",
|
||||
"389001111_10": "「それは……その、なんというか……。\\n 責任の一因はわたしにもありましょう。申し訳ない」",
|
||||
"389001111_11": "「何言ってるの。みんなは自分の仕事をしてくれただけ。",
|
||||
"389001111_12": " ここから先は私たちががんばる番だから。……ね、そうでしょ?」",
|
||||
"389001111_13": "「も、もちろん……」",
|
||||
"389001111_14": "「ただ、これは本当に残念で……『サモトラケのニケ』を見に、\\n 美術館まで足を運べなさそうでさ」",
|
||||
"389001111_15": "「ああ、例の彫像品ね。\\n この間、調と切歌が見に行くと言っていたわ」",
|
||||
"389001111_16": "「いいなぁ……。\\n こっちもモニタでずーっと見てはいるんだけどね」",
|
||||
"389001111_17": "「ああ、そうだ。\\n このチケットなんだけど、2人でどうかな?」",
|
||||
"389001111_18": "「わたしと、マリアに?」",
|
||||
"389001111_19": "「うん、せめて無駄にしないように……」",
|
||||
"389001111_20": "「……どうする?」",
|
||||
"389001111_21": "「せっかくの好意だもの、無駄にしてはいけないわよね。\\n ありがたくいただきましょう」",
|
||||
"389001111_22": "「うん。そうしてくれると俺の労働時間も浮かばれるよ。\\n 楽しんできて。――じゃあこれ、チケットね」",
|
||||
"389001111_23": "「あッ、できればお土産お願いしたいなぁ。\\n ニケのストラップとかあれば、是非とも……」",
|
||||
"389001111_24": "「ええ、心得ました」",
|
||||
"389001111_25": "「はぁ、まったく。ニケから力を受け取った人に\\n 何を頼んでいるんだか……」",
|
||||
"389001111_26": "「そうか、月読と暁は美術館に……」",
|
||||
"389001111_27": "「ええ、だいぶ興奮していたわ。\\n 任務で見たときとは気持ちも違って見られて新鮮だったって」",
|
||||
"389001111_28": "「それで、できればわたしもあなたから色々と話を聞きつつ、\\n 『サモトラケのニケ』を鑑賞したいのだけれど?」",
|
||||
"389001111_29": "「うん。\\n わたしはいつでもいい、マリアの予定に合わせよう」",
|
||||
"389001111_30": "「そうね、こっちも搬送されるのを今か今かと待ってたのに、\\n 結局ニケは拝めずじまいだったから気になっていたの」",
|
||||
"389001111_31": "「……とすると、美術館の警護にあたっていたのは、\\n マリアたちだったのか」",
|
||||
"389001111_32": "「襲撃どころかネズミ1匹現れないのだもの、\\n 連絡がとれないというあなたたちのほうが心配でならなかったわ」",
|
||||
"389001111_33": "「そうか……。",
|
||||
"389001111_34": " では尚の事、埋め合わせをしなければなるまいな」",
|
||||
"389001111_35": "「フフッ……楽しみね」",
|
||||
"389001111_36": "「……」",
|
||||
"389001111_37": "「なぁ、マリア。\\n マリアにとっての『完全な世界』とはなんだ?」",
|
||||
"389001111_38": "「いきなり何を言いだすの?\\n ずいぶんと哲学的な問いかけに思えるけど……」",
|
||||
"389001111_39": "「なに、たわいもない質問と思ってくれていい」",
|
||||
"389001111_40": "「質問を質問で返すのはいかがなものかと思うけど、\\n あなたはどうなのよ?」",
|
||||
"389001111_41": "「ん? そうだな……。",
|
||||
"389001111_42": " わたしは……今のこの世界が好きだ」",
|
||||
"389001111_43": "「それはわたしだって同じだけれど、答えになっていないわ。\\n まったく。本当に、なんだって言うのかしら……」"
|
||||
}
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